色彩検定3級「色彩調和と配色技法」の出題ポイント解説
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実際の色味の見分けは図版を伴うため、本ページでは用語・理論を中心に解説します。色の識別は公式テキスト併用を推奨します。色彩検定3級の山場が「配色技法」です。色相を手がかりにした配色、トーンを手がかりにした配色、そしてセパレーション・アクセント・グラデーションなどの技法名と定義を正確に結びつけられるかが問われます。PCCSのトーン理解が前提になるので、前章と合わせて整理しましょう。
※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず色彩検定協会(AFT) 公式情報でご確認ください。
色相を手がかりにした配色
色相環上での色の位置関係(色相差)をもとにした配色です。色相差が小さいほど穏やか、大きいほど対照的になります。
| 配色 | PCCSの色相差 | 印象 |
|---|---|---|
| 同一色相配色 | 0(同じ色相) | 統一感・落ち着き |
| 隣接色相配色 | 1 | 統一感が強く穏やか |
| 類似色相配色 | 2〜3 | なじみやすく穏やか |
| 中差色相配色 | 4〜7 | 類似と対照の中間 |
| 対照色相配色 | 8〜10 | はっきりした対比 |
| 補色色相配色 | 11〜12(正反対) | もっとも強い対比 |
トーンを手がかりにした配色
PCCSのトーンを基準にまとめる配色です。トーンの共通・変化のどちらを使うかで印象が変わります。
| 配色 | 内容 |
|---|---|
| 同一トーン配色 | 同じトーンで色相だけ変える(例:v2とv8)。統一感が出る |
| 類似トーン配色 | トーン図で隣り合う近いトーンどうし。まとまりを感じさせる |
| 対照トーン配色 | 明度や彩度に大きな差のあるトーンどうし(例:明度の対照=pとdk、彩度の対照=vとg)。メリハリが出る |
色相とトーンは組み合わせて考えます。色相もトーンも共通性があればまとまりが、どちらも対照にすれば変化が強くなります。色相をそろえてトーンを対照にすると、色みの統一感を保ったままメリハリが出ます。
まとまりと変化をつける技法
| 技法 | 内容 |
|---|---|
| グラデーション配色 | 色相・明度・彩度を段階的に変化させ、連続的なリズムを作る |
| セパレーション配色 | 配色の境界に無彩色などを挟み、なじみすぎ・対立しすぎを調整する |
| アクセント配色 | 全体と対照的な色を少量加え、変化と引き締めを与える |
※トーンオントーン・トーンイントーン・トーナル・カマイユ・ドミナント・ナチュラルハーモニーなどの配色技法の名前は、2020年改訂の公式テキストでは2級の項目です(色彩検定協会「新旧公式テキスト項目比較表(3級)」)。3級では「色相を手がかりにした配色」「トーンを手がかりにした配色」と、アクセント・セパレーション・グラデーションを確実にしましょう。
この章を覚えるコツ
- 色相差は数字で:同一0→隣接1→類似2〜3→中差4〜7→対照8〜10→補色11〜12。色相番号の差から配色名を言えるようにしましょう。
- トーンは「同一・類似・対照」の3つ:トーン図の中で同じ位置か、近いか、離れているかで判断します。
- 技法名は役割で:セパレーション=挟む、アクセント=少量で引き締め、グラデーション=段階変化、とはたらきで覚えるとPCCSの章とつながります。
用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。次はファッション・インテリアの配色の章に進みましょう。
→ この章の一問一答に挑戦