メンタルヘルス・マネジメント検定III種「社内外資源の活用」の一問一答
📖 メンタルヘルス・マネジメント検定III種「社内外資源の活用」の全51問と解説(一覧)
メンタルヘルス・マネジメント検定III種の社内外資源の活用に関する一問一答(全51問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.心の不調を感じたときの対応として、最も望ましいものはどれか。
- ア.症状が重くなるまで様子を見る
- イ.早めに信頼できる人や専門家に相談する
- ウ.誰にも知られないよう一人で解決する
- エ.気合いで乗り切ろうとする
正解:イ.早めに信頼できる人や専門家に相談する
解説:心の不調は一人で抱え込むと悪化しやすく、回復にも時間がかかる。早めに信頼できる人や専門家に相談することが、早期発見・早期対応につながり最も望ましい。
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問2.職場でメンタルヘルス不調に気づいたとき、最も身近な相談相手として最初に挙げられるのは誰か。
- ア.裁判所の調停委員
- イ.地域の保健所長
- ウ.いのちの電話の相談員
- エ.上司や同僚
正解:エ.上司や同僚
解説:日常的に部下の様子を把握できる上司は、ラインによるケアの中心的存在であり、最も身近で重要な社内資源の一つである。
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問3.事業場の労働者数に応じて選任が義務づけられ、職場巡視や作業環境の管理など労働衛生全般を担当するのは誰か。
- ア.産業カウンセラー
- イ.民生委員
- ウ.衛生管理者
- エ.社会保険労務士
正解:ウ.衛生管理者
解説:衛生管理者は一定規模以上の事業場で選任が義務づけられ、職場巡視や衛生状態の管理など労働衛生全般を担当する社内資源である。
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問4.労働者の健康管理について専門的立場から助言・指導を行い、一定規模以上の事業場で選任が義務づけられている医師は誰か。
- ア.主治医
- イ.検案医
- ウ.学校医
- エ.産業医
正解:エ.産業医
解説:産業医は事業場で労働者の健康管理を担う医師であり、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が義務づけられている重要な社内資源である。
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問5.産業医の選任が義務づけられるのは、常時何人以上の労働者を使用する事業場か。
- ア.50人以上
- イ.30人以上
- ウ.10人以上
- エ.100人以上
正解:ア.50人以上
解説:労働安全衛生法により、常時50人以上の労働者を使用する事業場では産業医を選任しなければならない。
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問6.産業保健スタッフとして、保健指導や健康相談などを担当する職種に含まれないものはどれか。
- ア.産業医
- イ.保健師
- ウ.経理担当者
- エ.看護師
正解:ウ.経理担当者
解説:産業保健スタッフには産業医、保健師、看護師などが含まれる。経理担当者は産業保健スタッフではない。
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問7.心の健康づくり専門スタッフに含まれる職種として、最も適切なものはどれか。
- ア.行政書士
- イ.税理士
- ウ.弁理士
- エ.産業カウンセラーや臨床心理士
正解:エ.産業カウンセラーや臨床心理士
解説:産業カウンセラーや臨床心理士などは心の健康づくり専門スタッフとして、メンタルヘルスに関する専門的な相談や支援を行う。
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問8.社内資源として人事労務管理スタッフが果たす役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.職場配置や労働時間管理などの労務面の対応
- イ.抗うつ薬の処方
- ウ.手術の実施
- エ.診断書の作成
正解:ア.職場配置や労働時間管理などの労務面の対応
解説:人事労務管理スタッフは、職場配置・人事異動・労働時間管理など、労働条件に関わる対応を通じてメンタルヘルス対策に関与する。個別の薬の処方は医師の役割である。
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問9.うつ病など主に心理的・精神的な要因による不調を専門に診療する診療科はどれか。
- ア.皮膚科
- イ.整形外科
- ウ.眼科
- エ.精神科
正解:エ.精神科
解説:精神科は、うつ病・統合失調症など精神疾患全般を専門に診療する診療科である。
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問10.心療内科について述べた次の記述のうち、一般的に最も適切なものはどれか。
- ア.歯の治療を専門とする
- イ.骨折や捻挫を専門に治療する
- ウ.主に外科手術を行う
- エ.心理的要因が関与する身体症状(心身症)を主に診療する
正解:エ.心理的要因が関与する身体症状(心身症)を主に診療する
解説:心療内科は、ストレスなど心理的要因が関与して身体症状が現れる心身症などを主に診療する。精神症状が中心の場合は精神科が適している。
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問11.地域住民の精神保健の向上を図り、精神保健福祉に関する相談や知識の普及などを行う都道府県・指定都市の機関はどれか。
- ア.労働基準監督署
- イ.精神保健福祉センター
- ウ.公共職業安定所
- エ.年金事務所
正解:イ.精神保健福祉センター
解説:精神保健福祉センターは、都道府県および指定都市に設置され、精神保健福祉に関する専門的な相談・指導や普及啓発を行う公的機関である。
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問12.地域における公衆衛生の中心的機関で、精神保健に関する相談にも対応する公的機関はどれか。
- ア.税務署
- イ.消防署
- ウ.保健所
- エ.郵便局
正解:ウ.保健所
解説:保健所は地域保健法に基づく公衆衛生の拠点で、精神保健福祉相談を含む幅広い保健サービスを提供する。
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問13.従業員のメンタルヘルス問題に対して企業と契約し、相談・カウンセリングなどの支援サービスを提供する外部機関を何というか。
- ア.EAP(従業員支援プログラム)機関
- イ.ハローワーク
- ウ.商工会議所
- エ.信用金庫
正解:ア.EAP(従業員支援プログラム)機関
解説:EAP(従業員支援プログラム)機関は、企業と契約して従業員やその家族にカウンセリングや相談などの支援を提供する外部資源である。
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問14.EAP(従業員支援プログラム)の特徴として、最も適切なものはどれか。
- ア.医療行為として薬を処方する
- イ.相談内容は必ず上司に報告される
- ウ.社外の専門機関でプライバシーが守られやすい
- エ.利用には裁判所の許可が必要
正解:ウ.社外の専門機関でプライバシーが守られやすい
解説:EAPは従業員が職場とは独立した外部の専門家に相談でき、プライバシーが守られやすいことが特徴である。社内に知られにくいため利用しやすい利点がある。
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問15.自殺予防を目的に、電話で悩みを抱える人の相談に応じている民間のボランティア団体はどれか。
- ア.国民生活センター
- イ.消費者センター
- ウ.法テラス
- エ.いのちの電話
正解:エ.いのちの電話
解説:いのちの電話は、自殺予防などを目的に電話で相談を受け付けている民間のボランティア団体であり、匿名で相談できる。
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問16.早期に相談・治療を始めることの意義として、最も適切なものはどれか。
- ア.費用が必ず無料になる
- イ.重症化を防ぎ回復が早まりやすい
- ウ.治療を一切受けなくてよくなる
- エ.周囲に必ず知られてしまう
正解:イ.重症化を防ぎ回復が早まりやすい
解説:心の不調は早期に対応するほど回復が早く、重症化を防ぎやすい。早期相談・早期治療は回復期間の短縮や悪化防止につながる。
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問17.同僚の様子がいつもと違い、心の不調が疑われるとき、まず勧めるとよい対応はどれか。
- ア.話を聴いたうえで専門家への相談を勧める
- イ.厳しく叱って奮起させる
- ウ.何も気づかないふりをする
- エ.無理に仕事量を増やす
正解:ア.話を聴いたうえで専門家への相談を勧める
解説:気になる様子があるときは、本人の話をよく聴いたうえで、上司や産業保健スタッフ、専門機関への相談を勧めることが適切である。叱責や放置は不適切。
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問18.メンタルヘルス不調者の治療における「休養」の意義として、最も適切なものはどれか。
- ア.症状を悪化させるため避けるべきだ
- イ.回復にはまったく関係がない
- ウ.心身を休め回復を図るうえで重要である
- エ.薬を飲めば休養は不要になる
正解:ウ.心身を休め回復を図るうえで重要である
解説:心の不調の治療では、十分な休養をとり心身を休めることが回復の基本となる。特にうつ状態では休養が重要である。
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問19.うつ病などの薬物療法に用いられる薬として、適切なものはどれか。
- ア.抗うつ薬
- イ.解熱鎮痛薬のみ
- ウ.抗生物質のみ
- エ.胃腸薬のみ
正解:ア.抗うつ薬
解説:うつ病の薬物療法には抗うつ薬が用いられる。医師の指示に従って服用することが大切である。
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問20.カウンセリングや精神療法について、最も適切な説明はどれか。
- ア.運動だけで治療する
- イ.注射で症状を治療する
- ウ.手術で行う治療である
- エ.対話を通じて気持ちや考え方を整理し回復を支援する
正解:エ.対話を通じて気持ちや考え方を整理し回復を支援する
解説:精神療法・カウンセリングは、対話を通じて気持ちの整理や考え方の調整を図り、回復を支援する治療法である。薬物療法と並ぶ治療の柱の一つ。
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問21.労働者やその家族、事業者からの産業保健に関する相談に応じ、研修や情報提供を行う都道府県単位の公的機関はどれか。
- ア.少年鑑別所
- イ.産業保健総合支援センター
- ウ.公証役場
- エ.検察庁
正解:イ.産業保健総合支援センター
解説:産業保健総合支援センターは、各都道府県に設置され、産業医や産業保健スタッフ、事業者などへの支援・研修・相談を行う公的機関である。
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問22.おおむね50人未満の小規模事業場の労働者や事業者に対して、無料で産業保健サービスを提供する機関はどれか。
- ア.家庭裁判所
- イ.地域産業保健センター
- ウ.信用保証協会
- エ.入国管理局
正解:イ.地域産業保健センター
解説:地域産業保健センターは、産業医の選任義務がない小規模事業場(おおむね50人未満)を対象に、健康相談や保健指導などを無料で提供する。
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問23.業務上の負傷や疾病の治療を担い、勤労者の医療やリハビリテーションを行う医療機関はどれか。
- ア.労災病院
- イ.動物病院
- ウ.美容外科クリニックのみ
- エ.救護施設のみ
正解:ア.労災病院
解説:労災病院は、勤労者の業務上の傷病の治療やリハビリテーション、勤労者医療の充実を目的とした医療機関である。
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問24.相談を受ける専門家には守秘義務があり、相談者の情報は本人の同意なく外部に漏らされない。この説明として最も適切なものはどれか。
- ア.守秘義務により安心して相談できる
- イ.相談内容は必ず社内全体に共有される
- ウ.守秘義務は存在しない
- エ.相談者の同意なく誰にでも公開される
正解:ア.守秘義務により安心して相談できる
解説:医師・カウンセラーなど専門家には守秘義務があり、相談内容は原則として本人の同意なく第三者に漏らされない。これが安心して相談できる前提となる。
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問25.心の不調で受診をためらう人に対し、受診を勧める「サイン」として注意すべきものはどれか。
- ア.不眠や気分の落ち込みが長く続く
- イ.一時的に少し疲れただけの状態
- ウ.休日に十分回復している状態
- エ.健康診断で問題がない状態
正解:ア.不眠や気分の落ち込みが長く続く
解説:不眠の持続、食欲不振、気分の落ち込みが長く続く、仕事に集中できないなどの状態が続く場合は、専門医への受診を勧めるサインとなる。
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問26.社内資源と社外資源の使い分けについて、最も適切な考え方はどれか。
- ア.社外資源は一切利用してはならない
- イ.状況に応じて社内外の資源を適切に使い分ける
- ウ.社内資源だけで必ず解決する
- エ.資源は一つだけしか使ってはいけない
正解:イ.状況に応じて社内外の資源を適切に使い分ける
解説:社内資源(上司・産業医等)と社外資源(医療機関・EAP等)はそれぞれ役割が異なり、状況に応じて適切に活用・連携することが望ましい。
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問27.産業カウンセラーの役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.働く人の心理的な相談に応じカウンセリングを行う
- イ.従業員の給与計算を行う
- ウ.建物の設備点検を行う
- エ.商品の販売を行う
正解:ア.働く人の心理的な相談に応じカウンセリングを行う
解説:産業カウンセラーは、働く人の心理的な相談に応じ、ストレスや人間関係などの悩みについてカウンセリングを行う心の健康づくり専門スタッフである。
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問28.心の不調を一人で抱え込むことの問題点として、最も適切なものはどれか。
- ア.周囲に迷惑をかけずに済み問題はない
- イ.必ず自然に回復する
- ウ.不調が悪化し対応が遅れやすい
- エ.ストレスがすぐ解消する
正解:ウ.不調が悪化し対応が遅れやすい
解説:一人で抱え込むと不調が悪化しやすく、適切な支援や治療を受ける機会を逃しやすい。早めに周囲や専門家に相談することが大切である。
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問29.精神科と心療内科の違いについて、一般的に正しい説明はどれか。
- ア.精神科は内科疾患のみを扱う
- イ.両者はまったく同じで違いはない
- ウ.心療内科は外科手術を専門とする
- エ.精神科は精神症状、心療内科は心身症を主に扱う
正解:エ.精神科は精神症状、心療内科は心身症を主に扱う
解説:精神科は精神症状を主に扱い、心療内科は心理的要因による身体症状(心身症)を主に扱う。どちらも心の不調に対応するが対象がやや異なる。
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問30.保健師の役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.建築物の設計を行う
- イ.健康相談や保健指導を行う
- ウ.法律相談に応じる
- エ.会計監査を行う
正解:イ.健康相談や保健指導を行う
解説:保健師は、健康相談や保健指導を通じて労働者の健康管理を支援する産業保健スタッフであり、メンタルヘルスの相談窓口にもなる。
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問31.職場でメンタルヘルスの相談をする際、相談しやすい環境として望ましいのはどれか。
- ア.相談者が不利益を受ける環境
- イ.相談内容がすぐ全社に共有される環境
- ウ.プライバシーが守られ安心して話せる環境
- エ.本人の同意なく情報が漏れる環境
正解:ウ.プライバシーが守られ安心して話せる環境
解説:プライバシーが守られ、相談者が安心して話せる環境が望ましい。守秘義務が確保され、不利益な扱いを受けない配慮が重要である。
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問32.早めに相談することのメリットとして、最も適切なものはどれか。
- ア.問題が大きくなる前に対処でき選択肢が広がる
- イ.必ず費用が高額になる
- ウ.相談しても何も変わらない
- エ.かえって状態が悪化する
正解:ア.問題が大きくなる前に対処でき選択肢が広がる
解説:早めに相談することで問題が大きくなる前に対処でき、解決の選択肢も広がる。重症化を防ぎ回復を早める効果がある。
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問33.心の健康づくり専門スタッフが社内にいない場合の対応として、最も適切なものはどれか。
- ア.資格のない人が薬を処方する
- イ.対応を諦めて放置する
- ウ.EAPや医療機関など社外資源を活用する
- エ.相談を一切受け付けない
正解:ウ.EAPや医療機関など社外資源を活用する
解説:社内に専門スタッフがいない場合は、EAP機関や医療機関、地域の相談機関など社外資源を活用することが望ましい。
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問34.うつ状態の人に対して、周囲がとるべき対応として最も不適切なものはどれか。
- ア.休養を勧める
- イ.話をよく聴く
- ウ.『頑張れ』と強く励まし続ける
- エ.専門医への受診を勧める
正解:ウ.『頑張れ』と強く励まし続ける
解説:うつ状態の人を励ましすぎたり叱責したりすると、かえって負担となり症状を悪化させることがある。話を聴き、休養や受診を支える対応が望ましい。
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問35.地域産業保健センターが主な対象とするのは、どのような事業場か。
- ア.おおむね50人未満の小規模事業場
- イ.従業員1万人以上の大企業のみ
- ウ.官公庁のみ
- エ.学校のみ
正解:ア.おおむね50人未満の小規模事業場
解説:地域産業保健センターは、産業医の選任義務がないおおむね50人未満の小規模事業場の労働者・事業者を主な対象としている。
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問36.医療機関を受診する際のかかり方として、最も適切なものはどれか。
- ア.治療方針に一切従わない
- イ.症状を一切話さず黙っている
- ウ.症状や経過を具体的に医師に伝える
- エ.受診せず市販薬だけで対応する
正解:ウ.症状や経過を具体的に医師に伝える
解説:受診時は、症状の経過や生活への影響、困っていることを具体的に医師に伝えると、適切な診断・治療につながりやすい。
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問37.臨床心理士の役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.税務申告を代行する
- イ.薬の調剤を行う
- ウ.建設工事を監督する
- エ.心理的問題に対し専門的な心理支援を行う
正解:エ.心理的問題に対し専門的な心理支援を行う
解説:臨床心理士は、心理的な問題に対してカウンセリングや心理検査などの専門的支援を行う心の健康づくり専門スタッフである。
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問38.社外の相談機関を利用する利点として、最も適切なものはどれか。
- ア.職場から独立し専門的な相談ができる
- イ.必ず費用がかからない
- ウ.相談内容が社内に公開される
- エ.誰でも勝手に診断書を発行できる
正解:ア.職場から独立し専門的な相談ができる
解説:社外の相談機関は、職場の人間関係から独立しており、プライバシーが守られた環境で専門的な相談ができる利点がある。
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問39.衛生管理者が行う業務として、最も適切なものはどれか。
- ア.製品の営業活動
- イ.従業員の採用面接のみ
- ウ.定期的な職場巡視と衛生状態の管理
- エ.建物の警備
正解:ウ.定期的な職場巡視と衛生状態の管理
解説:衛生管理者は職場巡視を行い、作業環境や衛生状態を点検・管理する。労働者の健康障害を防止する役割を担う。
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問40.メンタルヘルス不調が疑われる労働者に受診を勧める際、本人が拒否した場合の望ましい対応はどれか。
- ア.以後一切関わらない
- イ.強制的に病院へ連れて行く
- ウ.本人に配慮しつつ産業保健スタッフと連携する
- エ.本人を厳しく非難する
正解:ウ.本人に配慮しつつ産業保健スタッフと連携する
解説:本人が受診を拒む場合でも、無理強いせず、本人の気持ちに配慮しながら産業保健スタッフなどと連携して継続的に働きかけることが望ましい。
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問41.精神保健福祉センターで受けられる支援として、適切なものはどれか。
- ア.パスポートの発行
- イ.住宅ローンの審査
- ウ.運転免許の更新
- エ.精神保健福祉に関する相談・支援
正解:エ.精神保健福祉に関する相談・支援
解説:精神保健福祉センターでは、精神保健福祉に関する相談や、家族・本人への支援、知識の普及啓発などが行われる。
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問42.治療における薬物療法について、最も適切な説明はどれか。
- ア.自己判断で勝手に中止してよい
- イ.医師の指示に従って服用することが大切である
- ウ.症状が消えたら即座に全てやめてよい
- エ.量を自由に増減してよい
正解:イ.医師の指示に従って服用することが大切である
解説:薬物療法は医師の指示に従って適切に服用することが大切で、自己判断で中断すると症状が悪化することがある。
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問43.職場の同僚から心の悩みを打ち明けられたとき、まず大切な姿勢はどれか。
- ア.相手の話を否定せずよく聴く
- イ.すぐに解決策を押し付ける
- ウ.話を途中で打ち切る
- エ.悩みを軽く扱い笑い飛ばす
正解:ア.相手の話を否定せずよく聴く
解説:まずは相手の話を否定せずによく聴き、気持ちを受け止める傾聴の姿勢が大切である。そのうえで必要なら専門家への相談を勧める。
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問44.産業医が事業場で行う活動として、最も適切なものはどれか。
- ア.従業員の人事評価の決定
- イ.健康相談や就業上の意見など健康管理
- ウ.会社の経営方針の策定
- エ.製品の品質検査
正解:イ.健康相談や就業上の意見など健康管理
解説:産業医は健康診断の結果に基づく就業上の措置に関する意見、長時間労働者の面接指導、健康相談などを通じて労働者の健康管理を行う。
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問45.心の不調に関する相談窓口を選ぶ際の考え方として、最も適切なものはどれか。
- ア.必ず最も遠い機関を選ぶ
- イ.どんな悩みも一つの窓口に限定する
- ウ.窓口は選ばず放置する
- エ.内容や状況に応じ適切な窓口を選ぶ
正解:エ.内容や状況に応じ適切な窓口を選ぶ
解説:悩みの内容や緊急度に応じて、社内の産業保健スタッフ、医療機関、公的相談機関、EAPなど適切な窓口を選ぶことが望ましい。
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問46.いのちの電話の特徴として、最も適切なものはどれか。
- ア.就職をあっせんする機関である
- イ.受診の予約専用窓口である
- ウ.薬を郵送する機関である
- エ.匿名で電話相談ができる
正解:エ.匿名で電話相談ができる
解説:いのちの電話は、匿名で電話相談ができる民間のボランティア団体で、悩みを抱える人の話に耳を傾け支える活動を行っている。
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問47.勤労者のメンタルヘルスに関する専門的な相談・診療・研究などを行う、労災病院に附置された機関はどれか。
- ア.職業訓練校
- イ.観光案内所
- ウ.勤労者メンタルヘルスセンター
- エ.図書館
正解:ウ.勤労者メンタルヘルスセンター
解説:勤労者メンタルヘルスセンターは、一部の労災病院に設置され、勤労者のストレス関連疾患の診療や相談、調査研究などを行う専門機関である。
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問48.治療を受けながら働く労働者への職場の対応として、最も適切なものはどれか。
- ア.治療中であることを理由に一律に退職させる
- イ.本人の状態に応じ業務の調整など配慮する
- ウ.一切配慮せず通常通り働かせる
- エ.本人の意向を全く確認しない
正解:イ.本人の状態に応じ業務の調整など配慮する
解説:治療と仕事を両立できるよう、本人の状態や主治医・産業医の意見を踏まえて業務の調整など必要な配慮を行うことが望ましい。
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問49.自分の心の不調に早く気づき相談するために、日頃から大切なことはどれか。
- ア.変化に一切目を向けない
- イ.自分の心身の変化に日頃から気づく
- ウ.不調を感じても我慢し続ける
- エ.相談先を全く知っておかない
正解:イ.自分の心身の変化に日頃から気づく
解説:自分のストレスの状態や心身の変化に日頃から気づき(セルフモニタリング)、不調のサインがあれば早めに相談することが大切である。
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問50.社内資源を活用する際の上司の役割として、最も適切なものはどれか。
- ア.部下の相談を一切受け付けない
- イ.部下の変化に気づき適切な資源につなぐ
- ウ.不調を本人の責任として放置する
- エ.勝手に診断して薬を渡す
正解:イ.部下の変化に気づき適切な資源につなぐ
解説:上司は部下の変化に気づき、話を聴いたうえで産業医や産業保健スタッフなど適切な社内外の資源につなぐ役割を担う。
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問51.メンタルヘルス不調で休職した労働者の職場復帰支援において、連携が望まれる資源の組み合わせとして適切なものはどれか。
- ア.本人一人だけで判断
- イ.主治医・産業医・人事労務・上司などの連携
- ウ.近隣住民の判断
- エ.取引先の指示のみ
正解:イ.主治医・産業医・人事労務・上司などの連携
解説:職場復帰支援では、主治医・産業医・産業保健スタッフ・人事労務管理スタッフ・上司などが連携し、本人を支えることが望ましい。