社内外資源の活用の出題ポイント解説
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メンタルヘルス・マネジメント検定III種の試験はマーク選択式・2時間で、100点満点中70点で合格です。記述や面接はありません。本サイトの一問一答は、選択問題で問われる知識の定着に特化しています。この最終章では、ストレスを一人で抱え込まず周囲の資源を活用する方法を扱います。早めの相談の大切さ、社内・社外の相談先、精神科と心療内科の違い、そして相談の仕方までを整理しましょう。「相談できること」もセルフケアの重要な力です。
※出題範囲・内容は改定される場合があります。最新情報は必ず大阪商工会議所(メンタルヘルス・マネジメント検定)公式情報でご確認ください。
早めの相談が大切
ストレスや不調は、早めに相談するほど対処しやすくなります。一人で抱え込まず、適切な相手や機関に相談することは、セルフケアの大切な一部です。
- 「これくらいで相談してよいのか」と迷っても、早めに声をかける。
- 相談は弱さではなく、適切な対処行動だと理解する。
- 相談先を事前に知っておくと、いざというときに動きやすい。
社内の資源
まず身近にあるのが社内の資源です。職場には、相談できる人や専門スタッフがいます。それぞれの役割を知っておきましょう。
| 社内の相談先 | 役割 |
|---|---|
| 上司(管理監督者) | 仕事の調整や、必要な支援への橋渡しを行う |
| 産業医 | 医学的な立場から、健康管理や面接指導を行う |
| 産業保健スタッフ | 保健師などが、健康相談や保健指導を行う |
| 衛生管理者 | 職場の衛生管理に関わり、相談の窓口にもなる |
社外の資源
社内で対応しきれない場合や、より専門的な支援が必要な場合には、社外の資源を活用します。代表的な機関を覚えておきましょう。
| 社外の相談先 | 内容 |
|---|---|
| 医療機関 | 精神科・心療内科など、診療や治療を行う |
| 精神保健福祉センター | 心の健康に関する相談に応じる公的機関 |
| 産業保健総合支援センター | 事業場の産業保健活動を支援する機関 |
| EAP(従業員支援プログラム) | 企業の従業員向けに相談などの支援を提供する |
| いのちの電話 | 電話で悩みの相談に応じる窓口 |
精神科と心療内科の違い
受診先を選ぶうえで、精神科と心療内科の違いを基礎的に理解しておくと役立ちます。どちらに相談すべきか迷ったときは、まず相談しやすい医療機関に問い合わせるとよいでしょう。
| 診療科 | 主に扱う範囲 |
|---|---|
| 精神科 | 心の症状を中心に診療する |
| 心療内科 | ストレスなど心の要因が関わる身体の不調を中心に診療する |
相談の仕方
相談を効果的にするには、伝え方を少し意識するとよいでしょう。完璧に整理する必要はありませんが、次の点を心がけると伝わりやすくなります。
- いつ頃から、どんな状態が続いているかを伝える。
- 困っていることや、どうしたいかを率直に話す。
- うまく話せなくても、まず相談につながることを優先する。
この章を覚えるコツ
- 社内か社外かを整理:上司・産業医・産業保健スタッフ・衛生管理者は社内、医療機関・各センター・EAPは社外、と分けて覚えましょう。
- 精神科と心療内科の違い:心の症状中心か、心が関わる身体の不調中心か、で押さえます。
- 相談はセルフケアの一部:早めに相談する姿勢が問われやすい、と意識しておきます。
用語があいまいなときは用語集で確認し、学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。これで全6章の解説は完了です。最初のメンタルヘルスケアの意義の章に戻って復習したり、よくある質問もあわせて確認しましょう。
→ この章の一問一答に挑戦