工事担任者 総合通信 全分野の一問一答
📖 工事担任者 総合通信「全分野」の全375問と解説(一覧)
工事担任者 総合通信の全分野に関する一問一答(全375問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
-
問1.PBX(構内交換機)は事業所内の内線電話間を交換接続し、外線とも接続する装置である。
正解:○(正しい)
解説:Private Branch eXchange。社内内線同士の無料通話・外線への発信制御を担う。
-
問2.IP-PBXはIPネットワーク(LAN)を介してVoIPで内線通話を実現する交換機である。
正解:○(正しい)
解説:従来のアナログ・デジタル回線でなく、SIP等のVoIPプロトコルで音声をパケット化して伝送。
-
問3.VoIP(Voice over IP)は音声をIPパケットに変換してネットワーク上で伝送する技術である。
正解:○(正しい)
解説:RTPで音声、SIPで呼制御。専用回線不要でブロードバンド回線上で電話可能。
-
問4.SIP(Session Initiation Protocol)はVoIPの呼制御に用いる代表的なシグナリングプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:RFC3261。INVITE/ACK/BYE等のメソッドで呼の確立・切断を制御。多くのIP電話で標準採用。
-
問5.RTP(Real-time Transport Protocol)はVoIP等の音声・映像のメディアデータをリアルタイム伝送するプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:RFC3550。UDP上で動作、シーケンス番号・タイムスタンプで時系列再生を保証。
-
問6.LANはOSI参照モデルの第1層(物理層)と第2層(データリンク層)に主として関係する。
正解:○(正しい)
解説:L1: ケーブル・電気信号、L2: MACアドレス・フレーム制御。L3以上はTCP/IPで規定。
-
問7.イーサネットはCSMA/CD方式(半二重)または全二重スイッチ方式で動作する。
正解:○(正しい)
解説:CSMA/CD: 衝突検出付きキャリア検出多重アクセス。現代のスイッチLANは全二重で衝突なし。
-
問8.1000BASE-Tは銅線(CAT5e以上のUTP)を用いた1Gbps全二重イーサネット規格である。
正解:○(正しい)
解説:Gigabit Ethernet。最大100m。CAT5eまたはCAT6推奨。RJ45コネクタ使用。
-
問9.10GBASE-Tは銅線(CAT6A以上)を用いた10Gbpsイーサネット規格である。
正解:○(正しい)
解説:10ギガビット銅線版。CAT6Aで最大100m、CAT6で短距離(55m目安)。
-
問10.UTPケーブルのカテゴリ(CAT)が高いほど対応周波数帯域・伝送速度が向上する。
正解:○(正しい)
解説:CAT5e(100MHz)→CAT6(250MHz)→CAT6A(500MHz)→CAT7(600MHz)等。高速伝送に必須。
-
問11.RJ-45は4対8芯の銅線UTPケーブルに用いられる8極8芯のモジュラージャックである。
正解:○(正しい)
解説:8P8C(8 Position 8 Contact)。EIA/TIA-568A/Bの結線規格で配線。
-
問12.EIA/TIA-568A・568BはUTPケーブルの結線順序を規定する2種類の規格である。
正解:○(正しい)
解説:568AはGreen-Orange逆、568Bが現行主流。両端同規格で『ストレート』、片端だけ異規格で『クロス』。
-
問13.PoE(Power over Ethernet)はLANケーブル経由で機器に給電する技術である。
正解:○(正しい)
解説:IEEE 802.3af(最大15.4W)/at(30W)/bt(90W)。VoIP電話・無線AP・監視カメラ等に給電。
-
問14.VLAN(仮想LAN)はスイッチで論理的にネットワークを分離する技術で、物理配線を変えずにブロードキャスト分割できる。
正解:○(正しい)
解説:IEEE 802.1Q。タグVLAN/ポートVLANで実現。セキュリティ・トラフィック分離に有効。
-
問15.スイッチングハブはMACアドレスを学習し、宛先ポートのみにフレームを転送する装置である。
正解:○(正しい)
解説:L2スイッチ。コリジョンドメインを各ポートに分離、フルワイヤースピード転送が可能。
-
問16.ルータはL3(ネットワーク層)で動作し、IPアドレスを基にネットワーク間を中継する。
正解:○(正しい)
解説:ルーティングテーブルに基づき次ホップを決定。サブネット境界での通信に必要。
-
問17.IPアドレスはネットワーク部とホスト部で構成され、サブネットマスクで分離する。
正解:○(正しい)
解説:IPv4: 32ビット、IPv6: 128ビット。CIDR表記(例: 192.168.1.0/24)でマスク長を表現。
-
問18.プライベートIPアドレスは10.0.0.0/8・172.16.0.0/12・192.168.0.0/16の3範囲が定められている。
正解:○(正しい)
解説:RFC1918。社内LAN等で自由に利用可能。インターネット直接接続にはNATが必要。
-
問19.NAT(ネットワークアドレス変換)はプライベートIPとグローバルIPを変換する技術である。
正解:○(正しい)
解説:ブロードバンドルータの基本機能。NAPT(PAT)でポート番号併用しIP共有可能。
-
問20.DHCPはネットワーク機器にIPアドレス等を自動配布するプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:Dynamic Host Configuration Protocol。サーバから動的割当、固定IP管理を不要化。
-
問21.DNSはホスト名(FQDN)とIPアドレスの相互変換を行うシステムである。
正解:○(正しい)
解説:Domain Name System。階層的分散DB。Aレコード(FQDN→IPv4)等。
-
問22.TCPは信頼性のあるコネクション型通信、UDPはコネクションレス型通信である。
正解:○(正しい)
解説:TCP: 3wayハンドシェイク・再送・順序制御。UDP: 高速・軽量、再送なし。
-
問23.VoIPはリアルタイム性が重要なため、TCPでなくUDP(RTP)で音声を伝送する。
正解:○(正しい)
解説:TCP再送遅延は音声に致命的。UDPで遅延少なく、欠落しても次パケット優先で品質維持。
-
問24.QoS(Quality of Service)はネットワーク帯域・優先度を制御し品質を保証する仕組みである。
正解:○(正しい)
解説:DSCP/CoS等で音声・映像を高優先度化。VoIP遅延・ジッタ抑制に必須。
-
問25.ITU-T勧告は国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門が発行する国際標準である。
正解:○(正しい)
解説:G.711(PCM音声)・H.323・E.164(電話番号体系)等。世界共通の通信標準。
-
問26.PBXは外線同士のみを接続し、内線間の通話は仲介できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PBX本来の機能は内線間の交換接続。外線接続は付加機能。
-
問27.IP-PBXはアナログ電話回線専用で、IPネットワーク上では動作しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IP-PBXはIPネットワーク(LAN)上で動作するVoIP用交換機。アナログ専用は誤り。
-
問28.VoIPは専用回線(ISDN等)でしか実現できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VoIPはIPネットワーク(LAN・WAN・インターネット)上で動作。専用回線不要。
-
問29.SIPは映像のみを扱う規格で、音声には使えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SIPは音声・映像・テキストの呼制御に汎用利用。VoIPの代表的シグナリング。
-
問30.RTPはコネクション指向のTCPベースで動作する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RTPはUDP上で動作するコネクションレス型。TCP再送遅延は音声に不適切。
-
問31.1000BASE-Tは光ファイバ専用規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。1000BASE-Tは銅線UTP(CAT5e以上)規格。光ファイバ版は1000BASE-LX/SX。
-
問32.イーサネットは常に半二重で動作し、全二重通信は不可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スイッチング環境では全二重が標準。ハブ環境のみ半二重CSMA/CD。
-
問33.UTPケーブルのカテゴリは数字が小さいほど性能が高い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。逆。CAT5e<CAT6<CAT6A<CAT7と数字が大きいほど高性能。
-
問34.RJ-45は4極4芯のモジュラージャックである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RJ-45は8極8芯(8P8C)。4極4芯はRJ-11(電話用)。
-
問35.EIA/TIA-568AとBは結線が完全に同一である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。橙ペアと緑ペアの順序が逆転。両端同規格でストレート、片端異規格でクロスケーブル。
-
問36.PoEはLANケーブルでなく専用電源ケーブルでの給電技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PoE=Power over Ethernet。LANケーブル(UTP)経由での給電が定義。
-
問37.VLANは物理配線を変更しないと分離できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VLANは論理的分離(IEEE 802.1Q)。物理配線変更不要でブロードキャスト分割可能。
-
問38.スイッチングハブはブロードキャストフレームをMACアドレス学習で抑制できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。L2スイッチはブロードキャストを全ポートに転送(同一VLAN内)。抑制にはVLAN分離が必要。
-
問39.ルータはL2(データリンク層)で動作する装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ルータはL3(ネットワーク層)。L2はスイッチ・ブリッジが動作する層。
-
問40.IPv4アドレスは128ビットである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPv4=32ビット、IPv6=128ビット。長さを取り違えやすい。
-
問41.プライベートIPアドレスは10.0.0.0/8の1範囲のみである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。3範囲: 10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16(RFC1918)。
-
問42.NATを使えばグローバルIPを大量取得しなくてもインターネット接続ができる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。NAPT(PAT)を併用すれば1つのグローバルIPアドレスで複数の私設IP端末をインターネットに接続でき、IPv4アドレス枯渇の緩和に用いられます。
-
問43.DHCPは固定IPアドレスを配布するためだけに用いる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DHCPは動的割当が主目的。固定割当もできるが、本来は動的管理。
-
問44.DNSはIPアドレスをそのまま利用するためのシステムで、ホスト名は使わない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DNSはホスト名⇔IPの変換システム。ホスト名利用が前提。
-
問45.TCPはコネクションレス型・UDPはコネクション型である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。逆。TCP=コネクション型(3wayハンドシェイク)、UDP=コネクションレス型。
-
問46.VoIPでは音声をTCPで伝送するのが標準である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VoIPはRTP(UDPベース)で音声伝送。TCP再送遅延は音声品質に致命的。
-
問47.QoSはトラフィック量にかかわらず常に同一の品質となる仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。QoSは『優先度・帯域制御』で重要トラフィック保護。常時同一は誤り。
-
問48.ITU-Tは民間企業の任意団体で、国際標準を発行する権限はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ITUは国連の専門機関。ITU-Tは電気通信標準化部門で公式国際標準(勧告)を発行。
-
問49.10GBASE-Tは光ファイバ専用で銅線では実装できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。10GBASE-Tは銅線(CAT6A)規格。光版は10GBASE-SR/LR等。
-
問50.スイッチのMACアドレス学習は手動設定が必須で自動学習は不可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。L2スイッチはMACアドレス自動学習が基本機能。受信フレームの送信元MACから学習。
-
問51.PBXの主な機能はどれか。
- ア.事業所内の内線間交換と外線接続
- イ.電力供給
- ウ.暗号化
- エ.IPルーティング
正解:ア.事業所内の内線間交換と外線接続
解説:Private Branch eXchange=構内交換機。内線交換が本質機能。
-
問52.VoIPの呼制御に最もよく用いられるプロトコルはどれか。
- ア.FTP
- イ.SIP
- ウ.SNMP
- エ.HTTPS
正解:イ.SIP
解説:SIP(RFC3261)が標準。INVITE/ACK/BYE等で呼制御。
-
問53.VoIPで音声メディアを伝送するプロトコルはどれか。
- ア.ICMP
- イ.TCP
- ウ.RTP(UDP上)
- エ.ARP
正解:ウ.RTP(UDP上)
解説:RTP(Real-time Transport Protocol、UDPベース)。低遅延優先でTCP使用しない。
-
問54.1000BASE-Tの伝送媒体・速度として正しいものはどれか。
- ア.光ファイバ・100Mbps
- イ.無線・54Mbps
- ウ.同軸・10Mbps
- エ.銅線UTP CAT5e以上・1Gbps
正解:エ.銅線UTP CAT5e以上・1Gbps
解説:銅線UTP CAT5e以上で1Gbps全二重。最大100m。
-
問55.10GBASE-Tの推奨ケーブル規格はどれか。
- ア.CAT6A以上
- イ.CAT5
- ウ.CAT3
- エ.同軸ケーブル
正解:ア.CAT6A以上
解説:10Gbps銅線版はCAT6Aで最大100m。CAT6は短距離限定。
-
問56.UTPケーブルのカテゴリ性能順序として正しいものはどれか(昇順)。
- ア.CAT6→CAT5e→CAT3
- イ.CAT3→CAT5e→CAT6→CAT6A
- ウ.CAT7→CAT6A→CAT5e
- エ.CAT3→CAT6A→CAT5e
正解:イ.CAT3→CAT5e→CAT6→CAT6A
解説:数字が大きいほど高性能。CAT3<5e<6<6A<7。
-
問57.RJ-45コネクタの仕様はどれか。
- ア.4P4C
- イ.6P6C
- ウ.8P8C(8極8芯)
- エ.12P12C
正解:ウ.8P8C(8極8芯)
解説:8極8芯。RJ-11(電話)は6P2C等で別規格。
-
問58.EIA/TIA-568規格でストレートケーブル作成時の両端結線パターンはどれか。
- ア.A側+B側
- イ.両端異なる任意
- ウ.両端A
- エ.両端A または 両端B
正解:エ.両端A または 両端B
解説:両端同規格(両端A or 両端B)。両端異規格はクロスケーブル。
-
問59.PoEの定義として正しいものはどれか。
- ア.LANケーブル経由で機器に給電
- イ.光ファイバ給電
- ウ.電源コードでLAN通信
- エ.無線給電
正解:ア.LANケーブル経由で機器に給電
解説:Power over Ethernet。UTPケーブル経由でVoIP電話・AP等に給電。
-
問60.VLANの主な目的はどれか。
- ア.物理配線を増やす
- イ.論理的にネットワークを分離(ブロードキャスト分割)
- ウ.電力供給
- エ.暗号化
正解:イ.論理的にネットワークを分離(ブロードキャスト分割)
解説:IEEE 802.1Qで論理分離。物理配線変更不要・セキュリティ向上。
-
問61.スイッチングハブの動作層と特徴はどれか。
- ア.L3・IP転送
- イ.L1・全ポートにフラッディング
- ウ.L2・MAC学習で宛先ポートのみ転送
- エ.L7・アプリ識別
正解:ウ.L2・MAC学習で宛先ポートのみ転送
解説:L2スイッチ。MACアドレス学習で適切なポートのみに転送。
-
問62.ルータの動作層はどれか。
- ア.L1物理層
- イ.L7アプリ層
- ウ.L2データリンク層
- エ.L3ネットワーク層
正解:エ.L3ネットワーク層
解説:L3でIPアドレスベースのルーティング。
-
問63.IPv4アドレスのビット長はどれか。
- ア.32ビット
- イ.64ビット
- ウ.16ビット
- エ.128ビット
正解:ア.32ビット
解説:IPv4=32ビット、IPv6=128ビット。
-
問64.プライベートIPアドレスのclass A範囲はどれか。
- ア.169.254.0.0/16
- イ.10.0.0.0/8
- ウ.192.168.0.0/16
- エ.172.16.0.0/12
正解:イ.10.0.0.0/8
解説:RFC1918: 10/8(A)、172.16/12(B)、192.168/16(C)。
-
問65.NAPT(PAT)の主な機能はどれか。
- ア.ルーティング
- イ.パケット暗号化
- ウ.ポート番号併用で複数プライベートIPを単一グローバルIPで多重化
- エ.DNS解決
正解:ウ.ポート番号併用で複数プライベートIPを単一グローバルIPで多重化
解説:NAPTでポート番号変換し1つのグローバルIPに多数プライベートIPを集約。
-
問66.DHCPの主な機能はどれか。
- ア.ホスト名解決
- イ.ルーティング決定
- ウ.パケット暗号化
- エ.IPアドレスの自動割当
正解:エ.IPアドレスの自動割当
解説:Dynamic Host Configuration Protocol。IP・サブネットマスク・GW・DNS等を自動配布。
-
問67.DNSの主な機能はどれか。
- ア.ホスト名⇔IPアドレス変換
- イ.パケット暗号化
- ウ.ルーティング
- エ.電源管理
正解:ア.ホスト名⇔IPアドレス変換
解説:FQDN(例: www.example.com)とIPアドレスの相互変換システム。
-
問68.TCPとUDPの違いとして正しいものはどれか。
- ア.TCPコネクションレス・UDPコネクション型
- イ.TCPコネクション型・UDPコネクションレス
- ウ.両方コネクション型
- エ.両方コネクションレス
正解:イ.TCPコネクション型・UDPコネクションレス
解説:TCP=信頼性重視(再送・順序)、UDP=高速軽量(再送なし)。
-
問69.QoS制御で音声トラフィックの優先度を高くする際に用いるフィールドはどれか。
- ア.TCPシーケンス番号
- イ.MACアドレス
- ウ.DSCP(IPヘッダ)
- エ.ARPキャッシュ
正解:ウ.DSCP(IPヘッダ)
解説:IPヘッダのDSCP(DiffServ)またはL2のCoS(802.1p)で優先度マーキング。
-
問70.ITU-T G.711が規定する内容はどれか。
- ア.イーサネット規格
- イ.電力線通信
- ウ.Wi-Fi仕様
- エ.音声PCM符号化(64kbps)
正解:エ.音声PCM符号化(64kbps)
解説:電話音声PCM(A-law/μ-law、64kbps)の国際標準。
-
問71.IP-PBXの主な特徴はどれか。
- ア.IPネットワーク経由でVoIP内線交換
- イ.電力線通信
- ウ.アナログ専用
- エ.TV信号配信
正解:ア.IPネットワーク経由でVoIP内線交換
解説:LAN/IP経由のSIPベースVoIP内線交換機。従来PBXの後継。
-
問72.イーサネットフレームのMACアドレス長はどれか。
- ア.32ビット
- イ.48ビット
- ウ.64ビット
- エ.128ビット
正解:イ.48ビット
解説:48ビット(OUI 24+ベンダー24)。EthernetのL2宛先・送信元識別子。
-
問73.ルーティングテーブルに基づき判断する内容はどれか。
- ア.電源OnOff
- イ.フレーム送信元MAC
- ウ.次ホップのIP(ネクストホップ)
- エ.ユーザID
正解:ウ.次ホップのIP(ネクストホップ)
解説:宛先IPからルーティングテーブルでネクストホップを決定し転送。
-
問74.VoIPでQoS制御が特に重要な理由はどれか。
- ア.音声は大量帯域を必要とする
- イ.音声は1パケット数MBで重い
- ウ.音声は暗号化必須
- エ.音声は遅延・ジッタ・パケットロスに敏感
正解:エ.音声は遅延・ジッタ・パケットロスに敏感
解説:音声リアルタイム性: 遅延150ms超で品質劣化。優先制御で帯域確保が必須。
-
問75.DNSのレコードでホスト名→IPv4を引くレコードはどれか。
- ア.Aレコード
- イ.CNAMEレコード
- ウ.AAAAレコード
- エ.MXレコード
正解:ア.Aレコード
解説:Aレコード=IPv4。AAAA=IPv6。CNAME=別名。MX=メール。
-
問76.光ファイバ通信は光信号で情報を伝送し、銅線より低損失・広帯域・電磁ノイズ耐性が高い。
正解:○(正しい)
解説:シングルモード/マルチモードがあり、長距離大容量伝送のバックボーン基幹技術。
-
問77.シングルモード光ファイバ(SMF)はコア径約9μmで長距離伝送に適する。
正解:○(正しい)
解説:1310nm/1550nmで低損失。WAN・キャリア基幹網に多用。マルチモードより長距離高速。
-
問78.マルチモード光ファイバ(MMF)はコア径50μm/62.5μmで短中距離・LAN内に多用される。
正解:○(正しい)
解説:850nm多用。SMFより安価だが伝送距離・帯域は短中距離向け。
-
問79.SCコネクタ・LCコネクタ・MPOコネクタなどが光通信で用いられる接続規格である。
正解:○(正しい)
解説:SC=プッシュプル大型、LC=小型、MPO=多芯一括。設備規模・密度で使い分け。
-
問80.OTDR(光パルス試験器)は光ファイバの損失・断線位置を測定する装置である。
正解:○(正しい)
解説:Optical Time Domain Reflectometer。後方散乱光からファイバ各点の損失プロファイルを取得。
-
問81.光ファイバの損失要因には接続損失・曲げ損失・吸収損失・散乱損失がある。
正解:○(正しい)
解説:接続損失=コネクタ・融着、曲げ=最小曲げ半径違反、吸収=不純物、散乱=レイリー散乱等。
-
問82.FTTH(Fiber To The Home)は加入者宅まで光ファイバを引き込む方式である。
正解:○(正しい)
解説:GE-PON・10G-EPON等。フレッツ光等の光アクセス。1Gbps〜10Gbpsの広帯域を実現。
-
問83.GE-PONは1Gbpsの光ファイバ加入者線アクセス方式で、1芯で複数加入者を多重化する。
正解:○(正しい)
解説:Gigabit Ethernet Passive Optical Network。OLT〜ONU間で1:32等に分岐、TDMで多重。
-
問84.OLT(光回線終端装置・局側)とONU(光回線終端装置・宅内側)でPON網を構成する。
正解:○(正しい)
解説:OLT=局舎側、ONU=利用者側。OLT配下に複数ONUがTDM多重で同時接続。
-
問85.TLS(Transport Layer Security)はインターネット通信を暗号化するプロトコルで、HTTPSの基盤である。
正解:○(正しい)
解説:SSLの後継。RSA/ECDHE鍵交換とAES等で暗号化。証明書ベースの認証も担う。
-
問86.IPsecはIPパケットレベルで暗号化・認証を行うプロトコルで、VPN構築に多用される。
正解:○(正しい)
解説:ESP(暗号化)・AH(認証)等。トランスポートモード・トンネルモードで運用。
-
問87.ファイアウォールはトラフィックの許可・拒否を制御するセキュリティ装置である。
正解:○(正しい)
解説:パケットフィルタ型・ステートフル型・アプリ識別型等。境界防御の基本要素。
-
問88.VPN(仮想専用線)は公衆網を専用線のように使うための暗号化トンネル技術である。
正解:○(正しい)
解説:IPsec-VPN・SSL-VPNが主流。リモートアクセス・拠点間接続で活用。
-
問89.RADIUSは認証・認可・課金(AAA)を集中管理するプロトコルで、無線LAN認証等に多用される。
正解:○(正しい)
解説:Remote Authentication Dial In User Service。802.1X認証で多用。EAPと組合せ。
-
問90.IEEE 802.1XはLANポート単位の認証規格で、無線LAN(WPA2-Enterprise等)でも使用される。
正解:○(正しい)
解説:EAP(PEAP/EAP-TLS等)で認証情報を運搬。認証成功までL3パケット通過させない。
-
問91.WPA2/WPA3は無線LANの暗号化規格で、AES(CCMP/GCMP)を使用する。
正解:○(正しい)
解説:WPA2-Personal=PSK、Enterprise=802.1X+RADIUS。WPA3はSAE鍵交換でPSK攻撃耐性向上。
-
問92.SSL/TLSの公開鍵基盤(PKI)では認証局(CA)が証明書を発行・署名する。
正解:○(正しい)
解説:ルートCA→中間CA→サーバ証明書のチェーン。ブラウザはルート証明書ストアで信頼判定。
-
問93.DDoS攻撃は分散した多数の発信源から標的にトラフィックを集中させ可用性を奪う攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:Distributed Denial of Service。ボットネット利用が典型。CDN・スクラビングで防御。
-
問94.不正侵入検知システム(IDS)はネットワーク・ホストの異常を検知する仕組みで、IPSは検知+遮断する。
正解:○(正しい)
解説:IDS=検知のみ、IPS=検知+自動遮断。シグネチャ型・アノマリ型等の検出方式。
-
問95.LANケーブル敷設時は最小曲げ半径(UTPで概ねケーブル外径の4倍以上)を守る必要がある。
正解:○(正しい)
解説:曲げ過ぎでペアバランス劣化・性能低下。布設時の物理ストレスを管理する。
-
問96.10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T等のイーサネット規格でリンクパルスにより自動接続検知が行われる。
正解:○(正しい)
解説:NLP/FLPによりオートネゴシエーション。速度・全二重/半二重を自動選択。
-
問97.LANケーブル試験(配線テスト)ではワイヤマップ・長さ・減衰・近端漏話(NEXT)等を測定する。
正解:○(正しい)
解説:TIA-568規格に基づく『パーマネントリンク』『チャネル』試験。性能保証に必須。
-
問98.近端漏話(NEXT)は同一ケーブル内の隣接ペアからの信号漏れで、UTPケーブル品質の重要指標である。
正解:○(正しい)
解説:Near End Crosstalk。CATが高いほどNEXT減衰量(漏れ抑制)が大きい。
-
問99.インターネット接続のPPPoEはイーサネット上でPPPセッションを確立し認証・IP割当を行う方式である。
正解:○(正しい)
解説:PPP over Ethernet(RFC2516)。フレッツ光等のIPv4接続で多用。NTT東西の標準。
-
問100.IPv6 IPoEはPPPoE不要で直接IPv6でインターネット接続する方式(v6プラス・transix等)である。
正解:○(正しい)
解説:PPPoE混雑回避・高速化のためIPv4 over IPv6で実現(DS-Lite・MAP-E等)。
-
問101.光ファイバ通信は銅線より高損失で電磁ノイズに弱い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光ファイバは低損失・広帯域・電磁ノイズ耐性高。銅線の弱点を克服する技術。
-
問102.シングルモード光ファイバはコア径50μmで短距離専用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SMF=コア径約9μm・長距離向け。50μmはマルチモード(MMF)のコア径。
-
問103.マルチモード光ファイバは長距離大容量基幹網の標準規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MMFは短中距離(数百m〜数km)。長距離基幹網はSMF。
-
問104.OTDRは電気通信の同軸ケーブル測定専用で光ファイバには使えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OTDR=Optical Time Domain Reflectometer、光ファイバ専用測定器。同軸用は別装置。
-
問105.光ファイバの曲げ損失は最小曲げ半径を超えても性能に影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最小曲げ半径違反で曲げ損失急増・断線リスク。施工時の物理基準が重要。
-
問106.FTTHは加入者宅まで銅線を引き込む方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。FTTH=Fiber To The Home。光ファイバを宅内まで引込み。銅線はDSL等。
-
問107.GE-PONは衛星通信用の方式で地上の有線網には使えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。GE-PON=Gigabit Ethernet Passive Optical Network、地上光アクセス標準。フレッツ光等で利用。
-
問108.TLSは平文通信を行うプロトコルで暗号化機能はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TLS(Transport Layer Security)は暗号化・認証・改ざん検知のプロトコル。HTTPSの基盤。
-
問109.IPsecはアプリケーション層で動作するプロトコルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPsecはL3(IP層)。アプリ層暗号化はTLS(L5-7)。
-
問110.VPNは公衆網を物理的に専有して使う仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VPN=仮想専用線、公衆網上に暗号化トンネルを構築する論理的専用線。物理専有でない。
-
問111.RADIUSは課金専用で認証・認可機能はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RADIUS=AAA(認証・認可・課金)統合プロトコル。802.1X等で認証に多用。
-
問112.IEEE 802.1Xは物理層の規格でセキュリティとは無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。802.1Xはポートベース認証規格、ネットワークセキュリティの中核。
-
問113.WPA2はWEPと同じRC4ストリーム暗号を使用する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WEP=RC4で脆弱、WPA2=AES/CCMPで強固。AES採用が大きな違い。
-
問114.公開鍵基盤(PKI)では認証局(CA)の存在は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PKIはCAを信頼の根本とする階層構造。ルートCA→中間CA→サーバ証明書のチェーン。
-
問115.DDoS攻撃は単一の発信源からの攻撃のみを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DDoS=Distributed DoS、分散発信源からの攻撃。単一発信源はDoS。
-
問116.IDSはトラフィックを自動的に遮断する装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IDS=検知のみ。遮断機能を持つのはIPS(Intrusion Prevention System)。
-
問117.LANケーブル敷設では曲げ半径を考慮する必要は全くない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最小曲げ半径(UTP外径の4倍以上)違反でNEXT・減衰悪化・断線リスク。
-
問118.イーサネットのオートネゴシエーションは速度のみを自動判定する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。速度+全/半二重をペアで自動選択。両端の能力を交渉して最適値決定。
-
問119.LANケーブル試験ではワイヤマップ確認のみで他項目は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TIA規格でワイヤマップ・長さ・減衰・NEXT・PSNEXT・リターンロス等多項目測定が標準。
-
問120.近端漏話(NEXT)はカテゴリの数字が大きいほど悪化する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。逆。CATが高いほどNEXT減衰量大(漏れ抑制良好)。性能向上。
-
問121.PPPoEはイーサネット上でPPPセッションを確立する方式ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PPPoE=PPP over Ethernet(RFC2516)。イーサ上のPPPセッション確立で認証・IP割当。
-
問122.IPv6 IPoEはPPPoE混雑問題と無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPv6 IPoEはPPPoE混雑回避・高速化が主目的。IPv4 over IPv6でIPv4も同時利用可。
-
問123.MPOコネクタは1芯のみの光コネクタである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MPO=Multi-fiber Push On、12芯/24芯等の多芯一括コネクタ。データセンタで多用。
-
問124.WPA2-EnterpriseはPSK(事前共有鍵)で認証する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WPA2-Enterpriseは802.1X+RADIUSでEAP認証。PSKはWPA2-Personal方式。
-
問125.ファイアウォールは無線LANの暗号化を担当する装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ファイアウォールはトラフィック制御(許可・拒否)。無線暗号化はAP・WPAが担当。
-
問126.シングルモード光ファイバ(SMF)の代表的なコア径はどれか。
- ア.約125μm
- イ.約9μm
- ウ.約62.5μm
- エ.約50μm
正解:イ.約9μm
解説:SMF=約9μm。MMFは50μm/62.5μm。125μmはクラッド径。
-
問127.マルチモード光ファイバの代表的なコア径はどれか。
- ア.約500μm
- イ.約9μm
- ウ.約50μm
- エ.約1mm
正解:ウ.約50μm
解説:MMF=50μm(OM2-OM5)または62.5μm(OM1)。SMFは約9μm。
-
問128.光ファイバの損失測定に用いる代表的装置はどれか。
- ア.LANテスタ
- イ.スペクトラムアナライザ
- ウ.オシロスコープ
- エ.OTDR
正解:エ.OTDR
解説:OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)が光ファイバ専用測定器。
-
問129.FTTHのアクセス方式として代表的なものはどれか。
- ア.GE-PON
- イ.ADSL
- ウ.ISDN
- エ.ダイヤルアップ
正解:ア.GE-PON
解説:GE-PON(1Gbps)/10G-EPON。光ファイバを宅内まで引込み。
-
問130.PONシステムの装置構成として正しいものはどれか。
- ア.ATM+SDH
- イ.OLT(局側)+ONU(宅内側)
- ウ.ハブ+スイッチ
- エ.モデム+ルータ
正解:イ.OLT(局側)+ONU(宅内側)
解説:OLT=局舎側、ONU=利用者側。1:32等で分岐多重化。
-
問131.TLSの主な機能はどれか。
- ア.電力供給
- イ.物理層通信
- ウ.暗号化・認証・改ざん検知
- エ.DNS解決
正解:ウ.暗号化・認証・改ざん検知
解説:TLS=Transport Layer Security。HTTPSの基盤。
-
問132.IPsecが動作する層はどれか。
- ア.L1物理層
- イ.L7アプリ層
- ウ.L2データリンク層
- エ.L3ネットワーク層
正解:エ.L3ネットワーク層
解説:IPsecはL3(IP層)で動作。VPN構築の主流技術。
-
問133.VPNの実現方式として代表的なものはどれか。
- ア.IPsec-VPN・SSL-VPN
- イ.DNS-VPN
- ウ.HTTP-VPN
- エ.TCP-VPN
正解:ア.IPsec-VPN・SSL-VPN
解説:IPsec(L3トンネル)・SSL/TLS-VPN(L4-7)が主流。
-
問134.RADIUSの主な目的はどれか。
- ア.IP割当
- イ.認証・認可・課金(AAA)
- ウ.DNS解決
- エ.電源管理
正解:イ.認証・認可・課金(AAA)
解説:AAA統合プロトコル。802.1X認証で標準的に組合せ。
-
問135.IEEE 802.1Xの認証方式として用いられる枠組みはどれか。
- ア.HTTP
- イ.PPP
- ウ.EAP(PEAP/EAP-TLS等)
- エ.FTP
正解:ウ.EAP(PEAP/EAP-TLS等)
解説:EAP(Extensible Authentication Protocol)でユーザ認証情報を運搬。
-
問136.WPA2の暗号方式はどれか。
- ア.WEP/RC4
- イ.DES
- ウ.TKIP
- エ.AES(CCMP)
正解:エ.AES(CCMP)
解説:WPA2はAES-CCMP。WEP/RC4は脆弱で廃止、TKIPはWPA1の暫定方式。
-
問137.公開鍵基盤(PKI)における信頼の根本はどれか。
- ア.認証局(CA)のルート証明書
- イ.DNSサーバ
- ウ.DHCPサーバ
- エ.NTPサーバ
正解:ア.認証局(CA)のルート証明書
解説:ルートCA証明書がトラストアンカー。チェーン検証で信頼判定。
-
問138.DDoS攻撃の特徴として正しいものはどれか。
- ア.単一発信源
- イ.分散した多数発信源からのトラフィック集中
- ウ.物理破壊
- エ.暗号鍵奪取
正解:イ.分散した多数発信源からのトラフィック集中
解説:Distributed DoS。ボットネット等で多発信源化、防御困難に。
-
問139.IDSとIPSの違いはどれか。
- ア.IDS=遮断・IPS=検知
- イ.両方検知のみ
- ウ.IDS=検知のみ・IPS=検知+自動遮断
- エ.違いはない
正解:ウ.IDS=検知のみ・IPS=検知+自動遮断
解説:IDS=検知のみ、IPS=検知+遮断。実運用ではIPS主流。
-
問140.UTPケーブル布設の最小曲げ半径の目安(推奨値)はどれか。
- ア.ケーブル外径の1倍
- イ.曲げ半径制約なし
- ウ.ケーブル外径の0.5倍
- エ.ケーブル外径の4倍以上
正解:エ.ケーブル外径の4倍以上
解説:UTPは外径の4倍以上推奨。違反でNEXT・減衰悪化、断線リスク。
-
問141.イーサネットのオートネゴシエーションで決定される項目はどれか。
- ア.速度・全/半二重
- イ.暗号鍵
- ウ.IPアドレス
- エ.DNSサーバ
正解:ア.速度・全/半二重
解説:速度(10/100/1000等)と全二重/半二重をリンクパルスで自動交渉。
-
問142.LANケーブル試験の主要項目に該当しないものはどれか。
- ア.ワイヤマップ
- イ.DNS応答時間
- ウ.NEXT(近端漏話)
- エ.減衰量
正解:イ.DNS応答時間
解説:DNS応答時間は試験項目外。ワイヤマップ・減衰・NEXT等が標準試験。
-
問143.近端漏話(NEXT)の特性として正しいものはどれか。
- ア.CAT数字無関係
- イ.CAT数字大ほど悪化
- ウ.CAT数字大ほど減衰量大(良好)
- エ.NEXT測定不可
正解:ウ.CAT数字大ほど減衰量大(良好)
解説:高CATほどNEXT減衰量大(漏れ抑制)。CAT6A>CAT6>CAT5e。
-
問144.PPPoEの定義として正しいものはどれか。
- ア.PPP without Ethernet
- イ.Public Phone Protocol
- ウ.Pure Packet over Ethernet
- エ.PPP over Ethernet(イーサ上のPPPセッション)
正解:エ.PPP over Ethernet(イーサ上のPPPセッション)
解説:RFC2516。フレッツIPv4等で標準採用。認証・IP割当を担う。
-
問145.IPv6 IPoEの利点はどれか。
- ア.PPPoE混雑回避・高速化(IPv4 over IPv6併用可)
- イ.電力削減
- ウ.音声品質向上
- エ.暗号化標準搭載
正解:ア.PPPoE混雑回避・高速化(IPv4 over IPv6併用可)
解説:PPPoE混雑問題回避が主目的。MAP-E/DS-Lite等でIPv4も併用可能。
-
問146.MPOコネクタの主な特徴はどれか。
- ア.1芯専用
- イ.12芯/24芯等の多芯一括接続
- ウ.電源供給用
- エ.アナログ専用
正解:イ.12芯/24芯等の多芯一括接続
解説:Multi-fiber Push On。データセンタの高密度配線で多用。
-
問147.WPA2-Enterpriseの認証方式はどれか。
- ア.WEP
- イ.PSK(事前共有鍵)
- ウ.802.1X+RADIUS(EAP認証)
- エ.パスワード平文
正解:ウ.802.1X+RADIUS(EAP認証)
解説:802.1X認証+EAP+RADIUSでユーザ別認証。WPA2-PersonalはPSK。
-
問148.ファイアウォールの主機能はどれか。
- ア.電源管理
- イ.DNS解決
- ウ.音声符号化
- エ.トラフィック許可・拒否制御
正解:エ.トラフィック許可・拒否制御
解説:ポリシーに基づきパケット通過/拒否。境界防御の中核。
-
問149.光ファイバのコネクタとして高密度・小型タイプはどれか。
- ア.LCコネクタ
- イ.STコネクタ
- ウ.SCコネクタ
- エ.FCコネクタ
正解:ア.LCコネクタ
解説:LC=Lucent Connectorで小型高密度。SCより半分のスペース。
-
問150.LAN配線試験で『パーマネントリンク試験』の対象範囲はどれか。
- ア.パッチコード含む全配線
- イ.通信機器〜情報コンセント間(パッチコード除外)
- ウ.電源ケーブル
- エ.光ファイバのみ
正解:イ.通信機器〜情報コンセント間(パッチコード除外)
解説:パーマネントリンク=固定配線部分(パッチコード除外)。チャネル試験はパッチコード含む。
-
問151.電気通信事業法は電気通信役務の円滑な提供と利用者保護を目的とする法律である。
正解:○(正しい)
解説:電気通信事業法第1条。事業の公共性確保と利用者の利益保護を二大目的とする。
-
問152.電気通信事業者には『電気通信回線設備を設置する事業者(届出・登録)』と『設置しない事業者(届出のみ)』がある。
正解:○(正しい)
解説:登録事業者(一定規模以上で設備設置)と届出事業者(小規模・設備非設置)の2区分。
-
問153.端末設備とは、電気通信回線設備の一端に接続される電気通信設備のことである。
正解:○(正しい)
解説:電気通信事業法2条7号。電話機・モデム・PBX・LAN機器等の利用者側設備が該当。
-
問154.端末設備を電気通信回線設備に接続するときは、技術基準(端末設備等規則)に適合させる必要がある。
正解:○(正しい)
解説:事業法52条。接続による事業者設備への損傷・他の利用者への迷惑を防ぐため。
-
問155.『工事担任者』は端末設備を電気通信回線に接続する工事を行い、又は実地に監督する国家資格である。
正解:○(正しい)
解説:事業法71条。資格者でなければ接続工事はできない(一定の例外規定あり)。
-
問156.工事担任者には『総合通信』『第一級アナログ通信』『第一級デジタル通信』『第二級アナログ通信』『第二級デジタル通信』の5資格がある。
正解:○(正しい)
解説:総合通信が最上位(AI・DD両方扱える)。1級・2級でアナログ・デジタル別に区分。
-
問157.『総合通信』の工事担任者は、アナログ・デジタル全ての端末設備接続工事を行うことができる。
正解:○(正しい)
解説:AI第1級+DD第1級の権限を兼ねる最上位資格。AI・DD全工事範囲をカバー。
-
問158.端末機器の技術基準適合認定(技適)を受けた機器は、認定マーク(〒に〒)を表示する。
正解:○(正しい)
解説:電気通信事業法53条等。認定機器のみ自由に接続可能。技適マークなしの機器は接続できない。
-
問159.有線電気通信法は、有線電気通信設備の設置・使用に関する規律を定めた法律である。
正解:○(正しい)
解説:事業法と並ぶ通信3法の1つ。設備の保護・公共秩序の維持・他設備との調整等を規律。
-
問160.端末設備等規則は、事業法52条に基づき総務省令で定められた端末設備の技術基準である。
正解:○(正しい)
解説:電圧・絶縁抵抗・漏話減衰量・呼出信号等の具体的数値基準を規定。
-
問161.責任分界点は、事業者設備と利用者端末設備の責任の境界となる場所である。
正解:○(正しい)
解説:通常は屋内配線の引込口(保安器付近)。分界点を境に保守責任と費用負担が分かれる。
-
問162.緊急通報用電話機は『110・118・119』のダイヤル発信が確実にできる構造でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:端末設備等規則34条等。警察・海上保安・消防への緊急通報は最優先で接続される。
-
問163.端末設備の絶縁抵抗は、使用電圧300V以下の場合、直流100Vの電圧で測定して0.2MΩ以上であること。
正解:○(正しい)
解説:端末設備等規則6条。漏電・地絡を防ぐため。技術基準の具体数値の頻出論点。
-
問164.事業用電気通信設備規則は事業者設備の技術基準を定めるが、端末設備規則は利用者側端末の基準を定める。
正解:○(正しい)
解説:事業者側=『事業用』、利用者側=『端末』で基準体系が分離。両者の境界が責任分界点。
-
問165.工事担任者の資格者証は、合格後の交付申請により総務大臣(地方総合通信局長経由)から交付される。
正解:○(正しい)
解説:資格者証なしでは工事に従事できない。携帯義務はないが工事監督時の提示要請に応じる。
-
問166.端末設備の接続工事を工事担任者の資格を持たない者が行うことは、原則として禁止されている。
正解:○(正しい)
解説:事業法71条。違反時は罰則(事業者にも責任)。但し工事担任者の監督下なら無資格者も補助可能。
-
問167.利用者の端末設備が技術基準に適合しないときは、電気通信事業者は接続を拒むことができる。
正解:○(正しい)
解説:事業法52条2項。事業者設備保護・他利用者保護のための拒絶権。
-
問168.端末機器の認定(技術基準適合認定)は、登録認定機関が試験して総務省に届け出た上で表示する。
正解:○(正しい)
解説:登録認定機関制度。総務省指定の試験機関で認定試験を実施。
-
問169.有線電気通信設備令は、有線電気通信法に基づき設備の安全性等の基準を定めた政令である。
正解:○(正しい)
解説:架空電線・地中電線・電線路の構造・他設備との離隔距離等を規定。
-
問170.電気通信主任技術者は事業用電気通信設備の工事・維持・運用に関し監督業務を担う国家資格である。
正解:○(正しい)
解説:工事担任者と区別。主任技術者は事業者側設備全般、担任者は端末接続工事という役割分担。
-
問171.端末設備の接続工事については、工事担任者の資格者証種別ごとに従事できる工事範囲が定められている。
正解:○(正しい)
解説:工事担任者規則(総務省令)で範囲規定。総合通信は全種別の工事範囲を網羅。
-
問172.他人の通信を傍受したり通信の秘密を侵してはならない(憲法21条2項・電気通信事業法4条)。
正解:○(正しい)
解説:通信の秘密は基本的人権。事業者・工事従事者は守秘義務を負う。違反は罰則対象。
-
問173.事業法上の『電気通信役務』とは、他人の通信を媒介しその他電気通信設備を他人の通信のために用いることである。
正解:○(正しい)
解説:事業法2条3号。サービス提供・通信媒介を含む広い概念。
-
問174.端末設備等規則では、接続用配線が屋内配線で総延長制限・引込口装置の規定がある。
正解:○(正しい)
解説:屋内配線基準・保安器・避雷器等の設置義務等で、設備保全・利用者保護を担保。
-
問175.指定試験機関による工事担任者試験は、現在『一般財団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター』が実施している。
正解:○(正しい)
解説:総務大臣指定の試験機関。年2回(5月・11月)で全国一斉実施。
-
問176.電気通信事業法の目的は事業者の利益保護のみである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1条で『電気通信役務の円滑な提供』と『利用者の利益保護』の二大目的を規定。
-
問177.端末設備とは事業者設備本体(交換機・中継線等)のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。端末設備=利用者側設備(電話機・PBX・モデム等)。事業者設備とは別概念。
-
問178.工事担任者は無資格でも電気通信事業者に届け出れば接続工事に従事できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業法71条で資格者でなければ工事禁止(例外あり)。届出だけでは不可。
-
問179.工事担任者の資格は『総合通信』1種類のみである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。総合通信・第1級AI・第1級DD・第2級AI・第2級DDの5区分。総合通信が最上位。
-
問180.第二級アナログ通信の工事担任者は、デジタル端末設備の接続工事も行える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2級AIはアナログ専用。デジタル工事はDD系資格が必要。
-
問181.端末機器の技術基準適合認定(技適)はメーカーの自主基準で、法的義務ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。技適は事業法・電波法に基づく法定認定。技適なし機器の接続は違法。
-
問182.有線電気通信法は、無線通信のみを規律する法律である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。名前のとおり『有線』を対象。無線は『電波法』が規律。
-
問183.責任分界点とは事業者と利用者を区別するための呼称で、保守責任の境界とは関係ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。保守責任・費用負担の境界として明確に区分される。事業者側=事業者保守、利用者側=自己保守。
-
問184.緊急通報用電話機は110・118・119のうち1つだけ発信できればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。3つ全て確実に発信できる構造でなければならない(端末設備等規則)。
-
問185.端末設備の絶縁抵抗の基準は使用電圧によらず一律0.2MΩ以上である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。300V以下と300V超等で基準値が異なる。電圧帯別の数値把握が必要。
-
問186.端末設備規則は法律で、総務省令ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。端末設備等規則は事業法52条の委任を受けた『総務省令』。法律ではない。
-
問187.利用者側で技術基準に違反する端末を接続しても事業者は接続を拒めない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業法52条2項で接続拒絶権を規定。事業者設備保護のため。
-
問188.電気通信主任技術者と工事担任者は同一資格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。別資格。主任技術者=事業者側設備の監督、担任者=端末接続工事の従事・監督という役割分担。
-
問189.他人の通信内容を業務で知り得たとしても自由に第三者に話してよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。通信の秘密保護義務(事業法4条)。守秘義務違反は罰則対象(拘禁刑・罰金)。
-
問190.工事担任者試験は試験機関が独自に決めた科目で随時実施される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。総務大臣指定の指定試験機関(日本データ通信協会)が年2回(5月・11月)実施。
-
問191.端末設備接続工事は事業者の許可なくできる完全自由業務である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。資格者制度・技術基準適合・事業者の設備保全のため法的規律下にある。
-
問192.工事担任者の資格者証の交付申請は不要で、合格通知だけで工事に従事できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。合格後に総務大臣(総合通信局長経由)への交付申請が必要。資格者証なしでは従事不可。
-
問193.『総合通信』の工事担任者はアナログのみ扱え、デジタルは扱えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。総合通信はAI第1級+DD第1級の権限を兼ね、アナログ・デジタル全工事範囲をカバー。
-
問194.端末機器の認定マークは事業者が任意に表示するもので、法的根拠はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。技術基準適合認定マーク(〒に〒)は事業法等に基づく法定表示。
-
問195.事業用電気通信設備規則と端末設備等規則は同一の規則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業用=事業者側設備、端末=利用者側端末。基準体系・対象が分離。
-
問196.工事担任者の試験科目は基礎・法規の2科目のみで、技術理論は含まれない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。3科目(電気通信技術の基礎・法規・技術理論)構成。各40分×3=120分。
-
問197.有線電気通信設備令は法律であり、政令ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。有線電気通信設備令は『政令』(内閣が制定)。法律ではない。
-
問198.責任分界点は通常、屋外の電柱付近に設けられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。通常は屋内配線の引込口(保安器付近)。屋外電柱は事業者側設備の範疇。
-
問199.指定試験機関は受験者から徴収した受験料を全額自己の収入として処分できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。試験事業の運営費に充てる必要があり、収益事業ではない(公共性ある業務)。
-
問200.『端末機器の技術基準適合認定』は新規型式のみ対象で、改造機器は対象外として無認定で接続できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。改造機器は新たに認定が必要。無認定改造機器の接続は違法。
-
問201.電気通信事業法の目的として正しいものはどれか。
- ア.事業者の利益保護のみ
- イ.電波の有効利用
- ウ.通信の秘密のみ
- エ.電気通信役務の円滑な提供と利用者保護
正解:エ.電気通信役務の円滑な提供と利用者保護
解説:第1条で『役務の円滑な提供』と『利用者の利益保護』の二大目的。
-
問202.『端末設備』に該当するものはどれか。
- ア.電話機・PBX・モデム
- イ.中継線
- ウ.交換機
- エ.架空電線
正解:ア.電話機・PBX・モデム
解説:利用者側設備(電話機・PBX・モデム・LAN機器等)が端末設備。
-
問203.工事担任者の資格区分の最上位はどれか。
- ア.第一級アナログ通信
- イ.総合通信
- ウ.第二級デジタル通信
- エ.第一級デジタル通信
正解:イ.総合通信
解説:総合通信が最上位(AI第1級+DD第1級の権限)。
-
問204.端末機器の技術基準適合認定マークはどれか。
- ア.JISマーク
- イ.PSEマーク
- ウ.技適マーク(〒に〒)
- エ.BLマーク
正解:ウ.技適マーク(〒に〒)
解説:電気通信端末は『技適マーク』。家電のPSE・建材のBL等とは別。
-
問205.責任分界点が通常設置される位置はどれか。
- ア.局舎内交換機側
- イ.利用者居室の電話機
- ウ.屋外電柱
- エ.屋内配線引込口(保安器付近)
正解:エ.屋内配線引込口(保安器付近)
解説:通常は屋内引込口。事業者側と利用者側の保守・費用負担の境界。
-
問206.緊急通報番号として該当しないものはどれか。
- ア.104
- イ.119
- ウ.110
- エ.118
正解:ア.104
解説:104は番号案内。緊急通報は110(警察)・118(海上保安)・119(消防)。
-
問207.端末設備の絶縁抵抗の基準(使用電圧300V以下)はどれか。
- ア.0.02MΩ以上
- イ.0.2MΩ以上
- ウ.2MΩ以上
- エ.20MΩ以上
正解:イ.0.2MΩ以上
解説:端末設備等規則6条: 直流100V測定で0.2MΩ以上が基準。
-
問208.有線電気通信法が規律する対象はどれか。
- ア.電力設備
- イ.無線通信
- ウ.有線電気通信設備
- エ.ガス設備
正解:ウ.有線電気通信設備
解説:名のとおり『有線』が対象。無線は電波法。
-
問209.工事担任者試験の試験機関はどれか。
- ア.IPA
- イ.JEITA
- ウ.総務省直営
- エ.日本データ通信協会
正解:エ.日本データ通信協会
解説:総務大臣指定の指定試験機関=日本データ通信協会 電気通信国家試験センター。
-
問210.工事担任者試験の試験科目数はどれか。
- ア.3科目
- イ.2科目
- ウ.1科目
- エ.5科目
正解:ア.3科目
解説:3科目(基礎・法規・技術理論)。各40分・各25問・100点満点で60点以上合格。
-
問211.端末設備等規則の法的位置づけはどれか。
- ア.法律
- イ.総務省令
- ウ.告示
- エ.政令
正解:イ.総務省令
解説:電気通信事業法52条の委任を受けた総務省令(端末設備等規則)。端末設備の技術基準を定め、技術基準適合認定の根拠規範となる。
-
問212.事業法上の『電気通信役務』の定義として正しいものはどれか。
- ア.電力供給
- イ.有線通信のみ
- ウ.電気通信設備で他人の通信を媒介すること等
- エ.郵便配達
正解:ウ.電気通信設備で他人の通信を媒介すること等
解説:事業法2条3号: 他人の通信媒介・電気通信設備提供等を含む広概念。
-
問213.第1級デジタル通信の工事担任者の工事範囲として正しいものはどれか。
- ア.アナログ電話のみ
- イ.電力設備工事
- ウ.総合通信全範囲
- エ.デジタル端末設備接続工事(速度制限なし)
正解:エ.デジタル端末設備接続工事(速度制限なし)
解説:DD第1級はデジタル端末接続工事の全範囲(速度制限なし)。
-
問214.有線電気通信設備令の法的位置づけはどれか。
- ア.政令
- イ.省令
- ウ.法律
- エ.告示
正解:ア.政令
解説:有線電気通信設備令は政令(内閣制定)。有線電気通信法の委任を受け、設備の技術基準を具体的に規定する下位規範。
-
問215.『総合通信』の工事担任者の工事範囲はどれか。
- ア.AIのみ
- イ.AI・DD全範囲
- ウ.DC回線のみ
- エ.DDのみ
正解:イ.AI・DD全範囲
解説:AI第1級+DD第1級兼任。アナログ・デジタル全工事範囲。
-
問216.通信の秘密保護義務に違反した場合の責任主体はどれか。
- ア.総務省
- イ.利用者のみ
- ウ.事業者・従事者
- エ.誰も負わない
正解:ウ.事業者・従事者
解説:事業法4条等で事業者・従事者に守秘義務。違反は罰則対象。
-
問217.技術基準に適合しない端末を接続した場合、事業者がとれる措置はどれか。
- ア.何もできない
- イ.料金を3倍請求する
- ウ.利用者を逮捕する
- エ.接続を拒否できる
正解:エ.接続を拒否できる
解説:事業法52条2項で接続拒絶権を規定。設備保全・他利用者保護のため。
-
問218.工事担任者の資格者証を交付するのはどれか。
- ア.総務大臣(地方総合通信局長経由)
- イ.経済産業大臣
- ウ.内閣総理大臣
- エ.事業者社長
正解:ア.総務大臣(地方総合通信局長経由)
解説:総務大臣(実務は地方総合通信局長)が交付。合格後の申請が必要。
-
問219.事業用電気通信設備規則の対象はどれか。
- ア.利用者の電話機
- イ.事業者側設備(交換機・中継伝送路等)
- ウ.架空電線のみ
- エ.屋内配線のみ
正解:イ.事業者側設備(交換機・中継伝送路等)
解説:事業用=事業者側設備。端末(利用者側)とは別体系。
-
問220.指定試験機関制度(工事担任者)の指定主体はどれか。
- ア.経産大臣
- イ.内閣
- ウ.総務大臣
- エ.県知事
正解:ウ.総務大臣
解説:総務大臣が指定。日本データ通信協会が現指定機関。
-
問221.工事担任者規則の法的位置づけはどれか。
- ア.法律
- イ.条例
- ウ.政令
- エ.総務省令
正解:エ.総務省令
解説:電気通信事業法等の委任を受けた総務省令。
-
問222.第2級アナログ通信の工事担任者の主要工事範囲はどれか。
- ア.アナログ端末(一定回線数以下)
- イ.総合通信全般
- ウ.デジタル全般
- エ.電力工事
正解:ア.アナログ端末(一定回線数以下)
解説:AI第2級は小規模アナログ端末工事(端末数等の制限あり)。
-
問223.事業法上の『電気通信事業者』に当たるのはどれか。
- ア.ISPは含まれない
- イ.回線設備設置事業者(登録)または非設置事業者(届出)
- ウ.通信機メーカー
- エ.TVゲーム会社
正解:イ.回線設備設置事業者(登録)または非設置事業者(届出)
解説:登録(設備設置)と届出(非設置)の2区分。ISPも事業者。
-
問224.緊急通報用電話機の必須要件として正しいものはどれか。
- ア.非常時の自動電源切替
- イ.全公衆回線が利用可能
- ウ.110/118/119の確実な発信機能
- エ.通話料金完全無料
正解:ウ.110/118/119の確実な発信機能
解説:端末設備等規則34条: 110・118・119が確実に発信できる構造。
-
問225.『端末設備の接続の技術基準』を定める根拠条文はどれか。
- ア.事業法10条
- イ.電波法5条
- ウ.事業法71条
- エ.事業法52条
正解:エ.事業法52条
解説:事業法52条が技術基準(端末設備等規則)の委任根拠。
-
問226.オームの法則は『電圧V=抵抗R×電流I』で表される。
正解:○(正しい)
解説:V=IR。直流回路の最も基本的な関係式で、3つのうち2つが分かれば残る1つを算出できる。
-
問227.抵抗を直列に接続したとき、合成抵抗は各抵抗の和となる。
正解:○(正しい)
解説:R_total = R1+R2+...+Rn。直列では電流が共通で、各抵抗の電圧降下の和が全体電圧。
-
問228.抵抗を並列接続したときの合成抵抗は、各抵抗の逆数の和の逆数となる。
正解:○(正しい)
解説:1/R_total = 1/R1+1/R2+...。並列では電圧が共通で、合成抵抗は最小抵抗より小さくなる。
-
問229.キルヒホッフの第1法則(電流則)は『回路の任意の節点に流入する電流の和=流出する電流の和』である。
正解:○(正しい)
解説:節点での電荷保存則。複数経路の合流・分岐点で電流を解析する際の基本則。
-
問230.キルヒホッフの第2法則(電圧則)は『閉回路を一巡したときの電圧の代数和は0』である。
正解:○(正しい)
解説:閉路でのエネルギー保存則。ループ電流法・節点電圧法の基礎となる。
-
問231.コンデンサのリアクタンスXc=1/(2πfC)で、周波数が高くなるほど小さくなる。
正解:○(正しい)
解説:Xc=1/(ωC)、ω=2πf。高周波ではコンデンサは『短絡』に近づき、低周波では『開放』に近づく。
-
問232.コイル(インダクタ)のリアクタンスXL=2πfLで、周波数が高くなるほど大きくなる。
正解:○(正しい)
解説:XL=ωL。高周波ではコイルは『開放』に近づき、低周波では『短絡』に近づく。コンデンサと逆特性。
-
問233.RLC直列共振回路では、共振時にXL=Xcとなりインピーダンスは抵抗Rのみに等しくなる。
正解:○(正しい)
解説:共振周波数f0=1/(2π√LC)。共振時、リアクタンス成分が打ち消し合い回路電流が最大となる。
-
問234.交流の実効値は、最大値(振幅)の1/√2倍である。
正解:○(正しい)
解説:正弦波の実効値=最大値/√2≒0.707×最大値。電力計算で実効値が用いられる根拠。
-
問235.半導体のpn接合ダイオードは順方向電圧時に電流を流し、逆方向電圧時には流さない(整流作用)。
正解:○(正しい)
解説:順方向で電子・正孔が再結合し電流が流れる。逆方向では空乏層が広がり電流を阻止。AC→DC変換等に利用。
-
問236.バイポーラトランジスタには、npn型とpnp型の2種類がある。
正解:○(正しい)
解説:ベース・コレクタ・エミッタの3端子素子。電流増幅作用を持ち、増幅・スイッチング回路の基本素子。
-
問237.MOSFETはゲート電圧で電流を制御する電圧制御型素子で、入力インピーダンスが極めて高い。
正解:○(正しい)
解説:Metal-Oxide-Semiconductor FET。ゲート絶縁構造で入力電流ほぼゼロ。CPUやLSIの基本素子。
-
問238.演算増幅器(オペアンプ)の理想特性として、入力インピーダンス無限大・出力インピーダンス0・電圧利得無限大がある。
正解:○(正しい)
解説:理想オペアンプの3条件。実用上は『仮想短絡(バーチャルショート)』により負帰還回路を解析。
-
問239.論理積(AND)は全入力が1のとき出力が1、それ以外は0となる。
正解:○(正しい)
解説:Y=A・B。直列スイッチ等価。0と1の積算と同じ結果。
-
問240.論理和(OR)はいずれか1つの入力が1なら出力が1、全入力が0のときのみ0となる。
正解:○(正しい)
解説:Y=A+B。並列スイッチ等価。論理積と双対の関係。
-
問241.排他的論理和(XOR)は2入力が異なるとき出力1、同じとき出力0となる。
正解:○(正しい)
解説:Y=A⊕B=A・B'+A'・B。加算器・パリティ生成等で使用。
-
問242.NAND・NORゲートは、それぞれ単体で全ての論理関数を実装できる『万能ゲート』である。
正解:○(正しい)
解説:機能完全性(functional completeness)を持つ。実LSIではNAND/NOR基本セルから全回路を構成。
-
問243.デジタル信号は0と1の離散値で情報を表すため、ノイズに強く再生中継が容易である。
正解:○(正しい)
解説:アナログ信号と異なり、しきい値判定で0/1を再構成できるため、伝送路雑音による劣化を防げる。
-
問244.A-D変換(アナログ-デジタル変換)は『標本化(サンプリング)→量子化→符号化』の3段階で構成される。
正解:○(正しい)
解説:PCM(パルス符号変調)の基本3段階。サンプリング定理(標本化周波数≧2×信号最高周波数)が前提。
-
問245.標本化定理(ナイキストの定理)によれば、原信号の最高周波数の2倍以上で標本化すれば原信号を完全に復元できる。
正解:○(正しい)
解説:fs≧2fmax。例: 音声4kHz帯域→標本化8kHz以上必要。電話のPCM標本化は8kHz。
-
問246.音声PCMでは標本化周波数8kHz・量子化8ビットで64kbpsのデジタル信号となる。
正解:○(正しい)
解説:8kHz×8bit=64kbps。電話伝送の標準速度。G.711規格。
-
問247.フーリエ変換は、時間領域の信号を周波数領域のスペクトルに変換する数学的手法である。
正解:○(正しい)
解説:信号を正弦波の重ね合わせとして分解。周波数解析・フィルタ設計の基本。
-
問248.デシベル(dB)は対数表現で、電力比 G[dB]=10log10(P2/P1) で表される。
正解:○(正しい)
解説:電力比10倍=10dB、100倍=20dB。電圧・電流比は20log10、損失は負の値で表す。
-
問249.伝送路の特性インピーダンスは線路の構造(導体間隔・誘電体)で決まり、整合させると反射波が生じない。
正解:○(正しい)
解説:Z0=√(L/C)。整合(Z_load=Z0)で反射係数Γ=0、信号は損失なく伝達。VoIPの安定動作にも重要。
-
問250.シャノンの通信路容量定理によれば、通信路容量C=B・log2(1+S/N)で帯域幅Bと信号雑音比S/Nに依存する。
正解:○(正しい)
解説:C=B・log2(1+S/N) bit/s。帯域・SN比の対数和で容量上限が決まる。広帯域・低雑音化が高速化の鍵。
-
問251.オームの法則は交流回路でも直流回路でも常に同じ形(V=IR)で成立する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。交流ではV=IZ(インピーダンス)であり、抵抗・リアクタンス・位相を含む複素数表現が必要。
-
問252.抵抗を直列接続したときの合成抵抗は、各抵抗の積となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。直列は『和』、並列は『逆数の和の逆数』。積は誤り。
-
問253.キルヒホッフの第1法則は閉回路の電圧の和を扱う法則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1法則は節点の電流則、第2法則が閉回路の電圧則。順序を取り違えやすい。
-
問254.コンデンサのリアクタンスXcは周波数が高いほど大きくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Xc=1/(2πfC)で周波数fと反比例。高周波ほどXcは小さくなる(短絡に近づく)。
-
問255.コイル(インダクタ)のリアクタンスXLは周波数に依存しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。XL=2πfLで周波数fに比例。高周波ほど大きくなる(開放に近づく)。
-
問256.RLC直列共振回路では、共振時にインピーダンスは最大となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。直列共振では共振時にインピーダンス最小(=R)、電流最大。並列共振は共振時にインピーダンス最大。
-
問257.交流の実効値は最大値(振幅)の√2倍である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。実効値=最大値/√2≒0.707×最大値。√2倍ではない(向きが逆)。
-
問258.pn接合ダイオードは逆方向電圧でも自由に電流を流す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。逆方向時は空乏層が広がり電流を阻止する(整流作用)。順方向のみ電流を流す。
-
問259.バイポーラトランジスタは電圧制御型素子である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。バイポーラは『電流制御型』(ベース電流で制御)。電圧制御型はFET。
-
問260.MOSFETの入力インピーダンスは極めて低い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MOSFETはゲート絶縁構造で入力インピーダンスは極めて高い(ほぼ無限大)。バイポーラと逆の特性。
-
問261.演算増幅器(オペアンプ)の理想特性として入力インピーダンス0が挙げられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。理想オペアンプは入力インピーダンス『無限大』、出力インピーダンス0、電圧利得無限大。
-
問262.論理積(AND)はいずれか1つの入力が1のとき出力1となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。それは論理和(OR)の特性。ANDは全入力が1のときのみ出力1。
-
問263.排他的論理和(XOR)は両方の入力が1のとき出力1となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。XORは2入力が異なるとき1。両方1のときは0。それはANDの動作。
-
問264.NANDゲートは『万能ゲート』ではなく、限定的な論理関数しか実装できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NAND・NORは単体で全論理関数を実装可能な万能ゲート(機能完全)。実際のLSIで多用される。
-
問265.A-D変換は『符号化→量子化→標本化』の3段階順で行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しい順序は『標本化→量子化→符号化』。順序を取り違えやすい論点。
-
問266.標本化定理によれば、原信号の最高周波数と同じ周波数で標本化すれば完全復元できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最高周波数の『2倍以上』で標本化が必要。等倍ではエイリアシング(折り返し雑音)が発生。
-
問267.音声PCMの標本化周波数は1kHz・量子化4ビットで4kbpsが標準である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。電話音声PCMはfs=8kHz・8ビット=64kbpsが標準(G.711)。1kHz/4bitは音声品質を保てない。
-
問268.デシベル(dB)は線形表現で、電力比をそのまま倍数で表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。dBは対数表現。10log10(P2/P1)で表され、10倍=10dB、100倍=20dB。
-
問269.伝送路で整合させると反射波が大きくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。整合(Z_load=Z0)で反射係数0、反射波は発生しない。不整合時に反射波が生じる。
-
問270.シャノンの通信路容量は帯域幅のみに依存し、信号雑音比は無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。C=B・log2(1+S/N)で帯域幅BとS/N比の両方に依存する。広帯域・高SN比で容量増大。
-
問271.デジタル信号はアナログ信号より雑音に弱く、再生中継が困難である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。デジタルは0/1の離散値判定で再生が容易、雑音耐性が高い。これがデジタル化の最大利点。
-
問272.フーリエ変換は周波数領域の信号を時間領域に戻すためのみに使う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フーリエ変換は時間→周波数、逆フーリエ変換が周波数→時間。両者は対の関係。
-
問273.半導体のn型は正孔(ホール)が多数キャリア、p型は電子が多数キャリアである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。n型=電子(ネガティブ)、p型=正孔(ポジティブ)が多数キャリア。逆に覚えやすい論点。
-
問274.バイポーラトランジスタの3端子はベース・ソース・ドレインである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。バイポーラ=ベース・コレクタ・エミッタ。ソース・ドレインはFET(電界効果型)の端子名。
-
問275.共振周波数f0はインダクタンスLとキャパシタンスCの和で決まる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。f0=1/(2π√LC)。L・Cの『積』の平方根の逆数。和ではない。
-
問276.オームの法則の正しい式はどれか。
- ア.V=I/R
- イ.V=R/I
- ウ.V=IR
- エ.V=I+R
正解:ウ.V=IR
解説:V=IR。電圧=電流×抵抗の関係。直流回路の最基本則。
-
問277.抵抗R1=2Ω・R2=3Ωを直列接続したときの合成抵抗はどれか。
- ア.1.2Ω
- イ.6Ω
- ウ.2.5Ω
- エ.5Ω
正解:エ.5Ω
解説:直列は和: 2+3=5Ω。並列なら(2×3)/(2+3)=1.2Ω。
-
問278.キルヒホッフの第1法則(電流則)が示す内容はどれか。
- ア.節点の電流の和=0
- イ.電力の保存
- ウ.閉回路の電圧の和=0
- エ.抵抗の合成
正解:ア.節点の電流の和=0
解説:節点に流入と流出する電流の代数和=0(電荷保存則)。
-
問279.コンデンサのリアクタンスXcの正しい式はどれか。
- ア.Xc=2πfC
- イ.Xc=1/(2πfC)
- ウ.Xc=2πf/C
- エ.Xc=fC
正解:イ.Xc=1/(2πfC)
解説:Xc=1/(ωC)=1/(2πfC)。周波数に反比例。
-
問280.コイルのリアクタンスXLの正しい式はどれか。
- ア.XL=L/f
- イ.XL=1/(2πfL)
- ウ.XL=2πfL
- エ.XL=f/L
正解:ウ.XL=2πfL
解説:XL=ωL=2πfL。周波数に比例(コンデンサと逆)。
-
問281.交流の実効値と最大値(振幅)の関係はどれか。
- ア.実効値=最大値
- イ.実効値=最大値/2
- ウ.実効値=最大値×√2
- エ.実効値=最大値/√2
正解:エ.実効値=最大値/√2
解説:正弦波: 実効値=最大値/√2≒0.707×最大値。
-
問282.pn接合ダイオードの主な機能はどれか。
- ア.整流
- イ.発振
- ウ.増幅
- エ.変調
正解:ア.整流
解説:順方向で電流を流し、逆方向で阻止する整流作用。
-
問283.バイポーラトランジスタの3端子はどれか。
- ア.ゲート・ソース・ドレイン
- イ.ベース・コレクタ・エミッタ
- ウ.アノード・カソード・ゲート
- エ.プラス・マイナス・接地
正解:イ.ベース・コレクタ・エミッタ
解説:ベース・コレクタ・エミッタ。FETはゲート・ソース・ドレイン。
-
問284.MOSFETの特徴として正しいものはどれか。
- ア.電圧制御型・入力インピーダンス低
- イ.電流制御型・入力インピーダンス低
- ウ.電圧制御型・入力インピーダンス高
- エ.電流制御型・入力インピーダンス高
正解:ウ.電圧制御型・入力インピーダンス高
解説:ゲート絶縁構造で電圧制御・入力インピーダンス極めて高。
-
問285.論理積(AND)の動作として正しいものはどれか。
- ア.いずれか1つの入力が1なら出力1
- イ.入力に関係なく常に1
- ウ.全入力が0のときのみ出力1
- エ.全入力が1のときのみ出力1
正解:エ.全入力が1のときのみ出力1
解説:AND=全入力1で出力1(直列スイッチ)。OR=いずれか1で出力1(並列)。
-
問286.排他的論理和(XOR)の出力が1となる入力組合せはどれか。
- ア.A=0,B=1
- イ.A=1,B=1
- ウ.A=0,B=0
- エ.入力に関わらず常に1
正解:ア.A=0,B=1
解説:XOR=2入力が異なるとき1(A=0,B=1またはA=1,B=0)。
-
問287.『万能ゲート』として正しい組合せはどれか。
- ア.AND・OR
- イ.NAND・NOR
- ウ.XOR・NOT
- エ.XOR・XNOR
正解:イ.NAND・NOR
解説:NAND・NORは単体で全論理関数を実装可能(機能完全)。
-
問288.A-D変換の正しい段階順序はどれか。
- ア.量子化→標本化→符号化
- イ.符号化→量子化→標本化
- ウ.標本化→量子化→符号化
- エ.標本化→符号化→量子化
正解:ウ.標本化→量子化→符号化
解説:PCMの3段階: ①標本化(連続→離散時間)②量子化(連続→離散値)③符号化(2進数化)。
-
問289.標本化定理(ナイキスト)が要求する標本化周波数の最低条件はどれか(信号最高周波数fmax)。
- ア.fs≧fmax
- イ.fs≧4fmax
- ウ.fs≧fmax/2
- エ.fs≧2fmax
正解:エ.fs≧2fmax
解説:fs≧2fmax。これ以下でエイリアシング発生(折返し雑音)。
-
問290.電話音声PCMの標準ビットレートはどれか(G.711)。
- ア.64kbps
- イ.32kbps
- ウ.8kbps
- エ.128kbps
正解:ア.64kbps
解説:fs=8kHz×8bit=64kbps。デジタル電話の基本帯域。
-
問291.デシベル(dB)の電力比定義式はどれか。
- ア.G=P2/P1
- イ.G=10log10(P2/P1)
- ウ.G=20log10(P2/P1)
- エ.G=log2(P2/P1)
正解:イ.G=10log10(P2/P1)
解説:電力比は10log10、電圧・電流比は20log10で計算。
-
問292.RLC直列共振時のインピーダンス値として正しいものはどれか。
- ア.R+jωL
- イ.R-j/(ωC)
- ウ.Rのみ
- エ.無限大
正解:ウ.Rのみ
解説:共振時XL=Xcで虚部相殺、Z=Rのみ。電流最大。
-
問293.共振周波数f0の正しい式はどれか。
- ア.f0=2π√LC
- イ.f0=L/C
- ウ.f0=L+C
- エ.f0=1/(2π√LC)
正解:エ.f0=1/(2π√LC)
解説:f0=1/(2π√LC)。LCの積に依存。
-
問294.シャノンの通信路容量の式はどれか。
- ア.C=B・log2(1+S/N)
- イ.C=B・S/N
- ウ.C=B+S/N
- エ.C=log10(B・S/N)
正解:ア.C=B・log2(1+S/N)
解説:C=B・log2(1+S/N) bit/s。帯域幅BとSN比の積で容量決定。
-
問295.伝送路の整合条件として正しいものはどれか。
- ア.受信側で増幅する
- イ.線路インピーダンスと負荷インピーダンスを一致させる
- ウ.信号電力を最大にする
- エ.線路を可能な限り短くする
正解:イ.線路インピーダンスと負荷インピーダンスを一致させる
解説:Z_load=Z0で反射係数0、反射波なし。VoIP・LAN配線で重要。
-
問296.論理和(OR)の出力が0となるのはどの場合か。
- ア.いずれか1つが1のとき
- イ.全入力1のとき
- ウ.全入力0のとき
- エ.入力に関係なく常に0
正解:ウ.全入力0のとき
解説:OR=全入力0で初めて出力0。それ以外は1。
-
問297.半導体n型の多数キャリアはどれか。
- ア.正孔
- イ.イオン
- ウ.電子と正孔の両方
- エ.電子
正解:エ.電子
解説:n型=電子(ネガティブ)、p型=正孔(ポジティブ)が多数キャリア。
-
問298.演算増幅器(オペアンプ)の理想特性に該当するものはどれか。
- ア.電圧利得無限大
- イ.出力インピーダンス無限大
- ウ.入力インピーダンス0
- エ.入出力電圧反転固定
正解:ア.電圧利得無限大
解説:理想OPアンプ: 入力∞、出力0、利得∞。仮想短絡で解析。
-
問299.フーリエ変換の主目的はどれか。
- ア.電力測定
- イ.時間領域→周波数領域への変換
- ウ.DC成分の除去
- エ.信号の増幅
正解:イ.時間領域→周波数領域への変換
解説:信号を時間領域から周波数スペクトルに分解。フィルタ設計・周波数解析の基本。
-
問300.デジタル信号がアナログ信号より優れる主な理由はどれか。
- ア.高周波で送信できる
- イ.大電力で送信できる
- ウ.ノイズに強く再生中継が容易
- エ.アンテナが小さくて済む
正解:ウ.ノイズに強く再生中継が容易
解説:0/1判定で再生可能、雑音耐性が高い。デジタル化最大の利点。
-
問301.DWDM(高密度波長分割多重)はITU-Tグリッドで波長間隔0.8nm(100GHz)以下を用い、1心の光ファイバで数十波長以上を多重化できる。
正解:○(正しい)
解説:DWDMはC帯(1530-1565nm)中心に高密度多重。CWDMは20nm間隔で粗多重と区別される。
-
問302.OTN(光トランスポートネットワーク)はITU-T G.709で標準化され、FEC(前方誤り訂正)により伝送品質を向上させる。
正解:○(正しい)
解説:ODUk/OTUkフレーム構造とリードソロモン等のFECで長距離光伝送のBERを改善する。
-
問303.GE-PON(1000BASE-PON)はIEEE 802.3ahで規定され、1心ファイバを最大32分岐し上下1Gbpsで共有する受動光網である。
正解:○(正しい)
解説:OLT-ONU間を光スプリッタで分岐。上り方向はTDMAで衝突回避する。FTTHの主要方式。
-
問304.光ファイバのシングルモード(SMF)は、コア径が約9μmで長距離伝送に適し、多モード分散がない。
正解:○(正しい)
解説:コア径が小さくLP01モードのみ伝搬。波長分散・偏波モード分散はあるが多モード分散はない。
-
問305.5G NR(New Radio)のミリ波帯(FR2)は24GHz以上の周波数を用い、広帯域による超高速通信が可能だが伝搬損失が大きい。
正解:○(正しい)
解説:FR2は直進性が強く減衰が大きいためビームフォーミングとスモールセルが必須。
-
問306.5Gのネットワークスライシングは、1つの物理ネットワーク上に用途別の仮想ネットワークを構築し、eMBB/URLLC/mMTC等を分離提供する技術である。
正解:○(正しい)
解説:NFV/SDNを基盤にスライス単位でQoS・帯域・遅延を制御。産業用途・自動運転に活用。
-
問307.MIMO(Multiple Input Multiple Output)は複数アンテナの空間多重で伝送容量を増大させる技術で、Massive MIMOは5Gの中核技術である。
正解:○(正しい)
解説:送受信アンテナをN×N配置すれば理論上N倍の容量。Massive MIMOは数十-百本級のアンテナ素子を用いる。
-
問308.Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)はOFDMAとMU-MIMOの併用で複数端末の同時通信効率を向上させ、IoT端末の大量接続に対応する。
正解:○(正しい)
解説:従来のCSMA/CA衝突回避から、OFDMAでサブキャリア分割し多端末を効率収容。
-
問309.NB-IoT(Narrowband IoT)はLTE基盤の低消費電力・低速IoT通信規格で、ライセンスバンドを用いSIMによる認証を行う。
正解:○(正しい)
解説:帯域180kHz・最大数百kbps。省電力モード(PSM/eDRX)で電池寿命10年級を実現。
-
問310.LoRaWANはサブGHz帯のアンライセンス周波数を使うLPWA規格で、最大数十km級の長距離通信が可能である。
正解:○(正しい)
解説:拡散変調(チャープスペクトラム)で長距離化。日本では920MHz帯のARIB STD-T108に従う。
-
問311.IPv6アドレスは128ビットで構成され、ステートレスアドレス自動構成(SLAAC)によりDHCPなしでアドレス設定が可能である。
正解:○(正しい)
解説:ルータ広告(RA)とインタフェース識別子からアドレス自動生成。NDP(近隣探索)で重複検出。
-
問312.TCPのスロースタートは輻輳ウィンドウ(cwnd)を1MSSから指数的に増加させ、ssthresh到達後は輻輳回避フェーズで線形増加する。
正解:○(正しい)
解説:ACK受信ごとにcwnd倍増→ssthresh到達で線形(+1MSS/RTT)化。Renoでは3重複ACKで半減。
-
問313.OSPF(Open Shortest Path First)はリンクステート型ルーティングプロトコルで、ダイクストラ法により最短経路を計算する。
正解:○(正しい)
解説:AS内のIGPで階層的エリア構成可。各ルータがLSDB(リンク状態DB)を共有し収束が速い。
-
問314.BGP-4(Border Gateway Protocol)はAS(自律システム)間の経路制御に用いられるパスベクトル型プロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:TCP/179で接続しAS_PATH等の属性で経路選択。インターネットのバックボーン経路制御の標準。
-
問315.IPsecのトンネルモードはIPパケット全体をカプセル化して暗号化し、VPNゲートウェイ間通信に利用される。
正解:○(正しい)
解説:新IPヘッダ+ESP/AHヘッダ+元IPパケット暗号化。トランスポートモードはペイロードのみ暗号化。
-
問316.MPLS(Multi-Protocol Label Switching)はラベルによる転送でルーティング負荷を軽減し、VPN・トラヒックエンジニアリングに活用される。
正解:○(正しい)
解説:L2.5層で動作。LSP(ラベルスイッチパス)により高速転送とQoS制御を両立。
-
問317.DiffServ(Differentiated Services)はIPヘッダのDSCPフィールドで優先度を区別し、ルータ単位でクラスベース転送を行うQoS方式である。
正解:○(正しい)
解説:IntServ(フロー単位予約)と対比してスケーラブル。EF/AF/BEの3クラスが主要PHB。
-
問318.AES(Advanced Encryption Standard)は128/192/256ビット鍵長の共通鍵ブロック暗号で、SPN構造を持ち米国NIST標準である。
正解:○(正しい)
解説:Rijndael方式採用。10/12/14ラウンド処理。DESの後継として2001年標準化。
-
問319.楕円曲線暗号(ECC)はRSAより短い鍵長で同等の安全性を実現し、IoT機器等のリソース制約環境で有利である。
正解:○(正しい)
解説:256ビットECCは3072ビットRSA相当の強度。離散対数問題の楕円曲線版に基づく。
-
問320.耐量子計算機暗号(PQC)は量子コンピュータの計算能力に耐性を持つ暗号方式で、格子暗号・符号ベース暗号等が候補となっている。
正解:○(正しい)
解説:NISTがCRYSTALS-Kyber/Dilithium等を標準化。Shorアルゴリズムに対するRSA・ECC脆弱性対策。
-
問321.ゼロトラストセキュリティは『信頼せず常に検証』を原則とし、ネットワーク境界に依存せず全アクセスを認証・認可する考え方である。
正解:○(正しい)
解説:従来の境界防御モデルから脱却。NIST SP 800-207で枠組み定義。クラウド・リモートワーク前提。
-
問322.WAF(Web Application Firewall)はHTTP/HTTPS層でアプリケーション攻撃を検知・防御し、SQLインジェクションやXSS対策に有効である。
正解:○(正しい)
解説:シグネチャ型・振る舞い型の検知。L7動作でファイアウォール(L3/4)やIDS/IPSと役割が異なる。
-
問323.アーラン式B(呼損率公式)は、即時式完全線群における呼損率Bを与えるトラヒック理論の基本公式である。
正解:○(正しい)
解説:B=(a^n/n!)/Σ(a^k/k!)。aはアーラン値、nは回線数。電話交換設備設計の基礎。
-
問324.稼働率(アベイラビリティ)はMTBF/(MTBF+MTTR)で表され、故障率と修復時間の比で決まる。
正解:○(正しい)
解説:MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間。電気通信設備設計の信頼性指標。
-
問325.リードソロモン符号は記号単位の誤り訂正符号で、バースト誤りに強くCD・DVDやデジタル放送に広く採用される。
正解:○(正しい)
解説:ガロア体GF(2^m)上で構成。t記号誤りまで訂正。BCH符号の一種。
-
問326.LDPC符号(低密度パリティ検査符号)はシャノン限界に迫る性能を持ち、Wi-Fi 6や5G NRで採用されている。
正解:○(正しい)
解説:疎なパリティ検査行列と確率伝搬法(信念伝搬)で復号。Turbo符号と並ぶ高性能FEC。
-
問327.電気通信事業法における『指定電気通信設備』は、市場支配的事業者の設備に対し開放義務等の規制を課す制度である。
正解:○(正しい)
解説:NTT東西の加入者回線等が第一種指定。接続料原価算定や接続義務でNGN競争を促進。
-
問328.CWDM(粗波長分割多重)はDWDMと同じ波長間隔(0.8nm)を採用し、長距離大容量伝送に最適化されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CWDMは20nm間隔の粗多重で短距離・低コスト用途。0.8nm間隔の高密度多重はDWDMである。
-
問329.5Gのミリ波帯(FR2)はSub6帯(FR1)に比べて回り込みが強く、遮蔽物に強い特性を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはミリ波は直進性が強く遮蔽物に弱い。減衰も大きいためビームフォーミングで補う。
-
問330.IPv6アドレスは64ビットで構成され、IPv4の枯渇問題解決のために設計された。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはIPv6は128ビット。前半64ビットがネットワークプレフィクス、後半64ビットがインタフェースID。
-
問331.TCPの3ウェイハンドシェイクはSYN→ACK→FINの3パケットで接続確立を行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはSYN→SYN+ACK→ACKの3パケット。FINは接続終了時のフラグであり接続確立ではない。
-
問332.OSPFはディスタンスベクトル型プロトコルで、ホップ数のみで経路選択を行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはOSPFはリンクステート型でメトリック(コスト)に基づき計算。ホップ数のみはRIP。
-
問333.BGPはAS内部のルーティング(IGP)に用いられ、RIPやOSPFと同じ用途である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはBGPはAS間ルーティング(EGP)。AS内はOSPF・RIP・IS-IS等のIGPが担う。
-
問334.AESは公開鍵暗号方式の一つで、暗号化と復号で異なる鍵を用いる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはAESは共通鍵(対称鍵)暗号で同一鍵を用いる。公開鍵暗号はRSAや楕円曲線等。
-
問335.RSA暗号は楕円曲線上の離散対数問題の困難性に安全性の根拠を置いている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはRSAは大きな合成数の素因数分解の困難性に依拠。楕円曲線離散対数はECCの根拠。
-
問336.ゼロトラストモデルでは社内ネットワーク内のアクセスは信頼でき、認証不要としてよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはゼロトラストは『信頼せず常に検証』が原則。内部も含め全アクセスを認証・認可する。
-
問337.WAFはL3/L4のパケットフィルタリングが主機能で、SQLインジェクション等のアプリ層攻撃には対応しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはWAFはL7アプリ層動作でSQLi・XSS等を防御。L3/L4はファイアウォールの領域。
-
問338.DDoS攻撃は単一の攻撃元から大量パケットを送出する攻撃で、IPアドレス遮断で容易に防御できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはDDoSは分散型(多数Bot)で送信元が分散するため単純IP遮断では防げない。
-
問339.稼働率はMTTR/(MTBF+MTTR)で求められ、修復時間が長いほど稼働率は高くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)。修復時間が長いほど分母が増え稼働率は下がる。
-
問340.アーランは1時間に2呼ある回線の使用密度の単位で、保留時間は無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはアーラン=単位時間内の総保留時間/単位時間。呼数と平均保留時間の積で算出する。
-
問341.光ファイバのマルチモード(MMF)はシングルモードより長距離伝送に適しており、海底ケーブル等で用いられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはMMFはモード分散があり中短距離向け。長距離・海底はシングルモードファイバ(SMF)。
-
問342.OTNのFECには単純パリティ符号が用いられ、誤り訂正能力は限定的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはOTN FECはリードソロモン符号(RS(255,239)等)が標準で、強力な訂正能力を持つ。
-
問343.LoRaWANは2.4GHz帯の高周波数を用い、室内のみで利用される短距離通信規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはLoRaWANはサブGHz帯(日本は920MHz)で長距離数km〜数十km級の屋外IoT向け。
-
問344.NB-IoTはアンライセンスバンドを使用し、SIM認証を必要としない通信規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはNB-IoTはLTEライセンスバンドを使用しSIM認証必須。LoRaWAN等とは制度が異なる。
-
問345.MIMOは送受信に1本ずつのアンテナを使う通信方式で、複数アンテナの空間多重ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはMIMOは複数アンテナの空間多重技術。1本ずつのSISO(Single Input Single Output)とは別。
-
問346.Wi-Fi 6はOFDMで単一端末向け通信のみを高速化し、多端末同時通信効率は変わらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはWi-Fi 6はOFDMAとMU-MIMOで多端末同時通信効率を大幅改善した規格である。
-
問347.MPLSはOSI参照モデルの物理層(L1)で動作し、光信号を直接スイッチングする技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはMPLSはL2とL3の中間(L2.5)でラベルスイッチングする技術。物理層動作ではない。
-
問348.IPsecのトランスポートモードはIPパケット全体をカプセル化し、VPNゲートウェイ間通信で利用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはトランスポートモードはペイロードのみ暗号化(ホスト間)。VPN GW間はトンネルモード。
-
問349.QoSのIntServはフロー単位の帯域予約を行うため、コアネットワークでも極めてスケーラブルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはIntServはフロー単位状態保持でスケーラビリティに劣る。DiffServの方がコア向き。
-
問350.電気通信事業法上の『基礎的電気通信役務』とはモバイル通信全般を指す概念である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは加入電話・公衆電話・緊急通報・ブロードバンド等の国民生活必須サービスを指す。
-
問351.電波法では無線局の開設に総務大臣の免許は不要であり、自由に開設できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは電波法第4条で原則免許制。無免許開設は罰則対象(微弱電波等の例外を除く)。
-
問352.不正アクセス禁止法で処罰対象となる行為として最も適切なものはどれか。
- ア.公開Webサイトの閲覧
- イ.自社サーバの脆弱性診断
- ウ.他人のID・パスワードを不正取得・保管する行為
- エ.オープンソースの利用
正解:ウ.他人のID・パスワードを不正取得・保管する行為
解説:平成24年(2012年)改正で識別符号の不正取得・保管・提供罪が追加。フィッシング等も処罰対象となった。
-
問353.UPS(無停電電源装置)は商用電源の力率改善のみが目的で、停電時に電力を供給する機能はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはUPSは停電時バッテリ等で電力を継続供給する装置。サーバ・通信機器保護が主目的。
-
問354.PUE(電力使用効率)はIT機器消費電力を総消費電力で除した値で、値が大きいほど効率が良い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはPUE=総電力/IT電力。値が1.0に近いほど効率が良く、最新DCでは1.2前後を目指す。
-
問355.OAuth 2.0はユーザの認証そのものを行うプロトコルで、認可の仕組みは含まれていない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはOAuth 2.0は認可フレームワーク。認証はOpenID Connect(OAuth拡張)が担当する。
-
問356.光ファイバ伝送において、長距離・大容量伝送に最も適した方式はどれか。
- ア.マルチモードファイバ+LED光源
- イ.マルチモードファイバ+CWDM
- ウ.プラスチック光ファイバ+VCSEL
- エ.シングルモードファイバ+DWDM
正解:エ.シングルモードファイバ+DWDM
解説:SMFはモード分散がなく長距離向き。DWDMで波長多重し大容量化。海底ケーブル等で標準採用。
-
問357.5G NRで超低遅延・高信頼通信を提供するユースケースカテゴリはどれか。
- ア.URLLC
- イ.mMTC
- ウ.eMBB
- エ.FWA
正解:ア.URLLC
解説:URLLC(Ultra-Reliable Low Latency Communications)は1ms級遅延・99.999%信頼。自動運転・遠隔医療向け。
-
問358.IPv6のステートレスアドレス自動構成(SLAAC)で用いられるプロトコルはどれか。
- ア.ARP
- イ.ICMPv6 近隣探索(NDP)
- ウ.RARP
- エ.DHCPv6
正解:イ.ICMPv6 近隣探索(NDP)
解説:ICMPv6のRA(ルータ広告)でプレフィクスを取得し自動アドレス生成。重複検出もNDPで行う。
-
問359.AS間のルーティングに使用される代表的なプロトコルはどれか。
- ア.OSPF
- イ.RIP
- ウ.BGP-4
- エ.EIGRP
正解:ウ.BGP-4
解説:BGP-4はインターネットのAS間(EGP)標準。RIP/OSPF/EIGRPはAS内ルーティング(IGP)。
-
問360.公開鍵暗号方式に該当しないものはどれか。
- ア.RSA
- イ.ElGamal
- ウ.楕円曲線暗号(ECC)
- エ.AES
正解:エ.AES
解説:AESは共通鍵(対称鍵)ブロック暗号。RSA・ECC・ElGamalはすべて公開鍵(非対称鍵)暗号。
-
問361.シャノン限界に最も近い性能を持つとされる誤り訂正符号はどれか。
- ア.LDPC符号
- イ.単純パリティ符号
- ウ.ハミング符号
- エ.CRC符号
正解:ア.LDPC符号
解説:LDPC符号は5G NR・Wi-Fi 6で採用。Turbo符号と並びシャノン限界に迫る性能。CRCは検出専用。
-
問362.DWDMで採用される標準波長間隔として最も一般的なものはどれか。
- ア.20nm(CWDMと同等)
- イ.0.8nm(100GHz間隔)
- ウ.10nm
- エ.50nm
正解:イ.0.8nm(100GHz間隔)
解説:ITU-T G.694.1でDWDMは100GHz(0.8nm)が標準。50GHz・25GHz等の高密度版もある。CWDMは20nm。
-
問363.TCP輻輳制御において、スロースタートから輻輳回避フェーズへ移行する閾値の名称はどれか。
- ア.cwnd
- イ.MSS
- ウ.ssthresh
- エ.rwnd
正解:ウ.ssthresh
解説:ssthresh(スロースタート閾値)超過後は線形増加(輻輳回避)。cwndは輻輳ウィンドウ自体。
-
問364.IPsecのプロトコルで暗号化と認証の両方を提供するものはどれか。
- ア.ISAKMP
- イ.AH(Authentication Header)
- ウ.IKE(Internet Key Exchange)
- エ.ESP(Encapsulating Security Payload)
正解:エ.ESP(Encapsulating Security Payload)
解説:ESPは暗号化+認証を提供。AHは認証のみ。IKE/ISAKMPは鍵交換プロトコル。
-
問365.アーラン値の計算式として正しいものはどれか。
- ア.呼数 × 平均保留時間
- イ.呼数 / 平均保留時間
- ウ.回線数 × 呼損率
- エ.回線数 / 単位時間
正解:ア.呼数 × 平均保留時間
解説:アーラン=単位時間内の呼数×平均保留時間で算出。1時間に100呼×平均180秒=5アーラン。
-
問366.稼働率99.99%(フォーナイン)の年間停止許容時間はおおよそ何分か。
- ア.約5分
- イ.約53分
- ウ.約9時間
- エ.約4時間
正解:イ.約53分
解説:1年=525600分、停止許容=525600×0.0001≒52.6分。99.999%(ファイブナイン)は約5分。
-
問367.Wi-Fi 6において複数端末の同時通信効率を改善する中核技術はどれか。
- ア.CSMA/CDの導入
- イ.シングルキャリア変調
- ウ.OFDMAとMU-MIMOの併用
- エ.FDMAのみの採用
正解:ウ.OFDMAとMU-MIMOの併用
解説:OFDMAでサブキャリア分割しMU-MIMOで空間多重。多端末同時通信の効率を大幅改善。
-
問368.5Gのネットワークスライシングを実現する基盤技術として最も適切なものはどれか。
- ア.TDM(時分割多重)のみ
- イ.アナログ変調
- ウ.FDD(周波数分割複信)のみ
- エ.NFV/SDN
正解:エ.NFV/SDN
解説:NFV(仮想化)とSDN(ソフトウェア制御)でスライス単位の論理ネットワークを構築・管理する。
-
問369.FTTH向けのGE-PONで上り通信に用いる多元接続方式はどれか。
- ア.TDMA
- イ.CDMA
- ウ.OFDMA
- エ.FDMA
正解:ア.TDMA
解説:GE-PONは上り方向で時分割多元接続(TDMA)を採用。ONUごとに時間スロットを割り当て衝突回避。
-
問370.DDoS攻撃の防御として最も効果が高い対策はどれか。
- ア.単一IPによるアクセス遮断のみ
- イ.CDN・スクラビングセンタ等の分散防御
- ウ.サーバの停止
- エ.ローカルファイアウォールの強化のみ
正解:イ.CDN・スクラビングセンタ等の分散防御
解説:分散攻撃には分散防御が必要。CDNでトラヒック分散、スクラビング業者で悪性パケット除去が定石。
-
問371.電気通信事業法における『基礎的電気通信役務』に該当しないものはどれか。
- ア.加入電話
- イ.公衆電話
- ウ.オンラインゲームサービス
- エ.緊急通報(110・119)
正解:ウ.オンラインゲームサービス
解説:基礎的役務は国民生活に不可欠な電話・緊急通報・基幹的BB等。オンラインゲームは民間商用役務。
-
問372.耐量子計算機暗号(PQC)の代表的な方式として、NISTが標準化したものはどれか。
- ア.RSA-4096
- イ.AES-256
- ウ.ECDSA-P256
- エ.CRYSTALS-Kyber
正解:エ.CRYSTALS-Kyber
解説:CRYSTALS-Kyberは格子暗号ベースのPQC鍵カプセル化方式。NISTが2024年に標準化(ML-KEM)。
-
問373.OTN(光トランスポートネットワーク)の標準を規定するITU-T勧告はどれか。
- ア.G.709
- イ.G.984
- ウ.G.652
- エ.G.711
正解:ア.G.709
解説:G.709がOTNフレーム構造(ODUk/OTUk)・FECを規定。G.984はGPON、G.711は音声PCM、G.652はSMF。
-
問374.ゼロトラストアーキテクチャの基本原則として最も適切なものはどれか。
- ア.社内ネットワークは無条件に信頼する
- イ.全アクセスを認証・認可し常に検証する
- ウ.VPN接続後は自由にアクセス可能とする
- エ.境界防御を強化すれば内部は安全
正解:イ.全アクセスを認証・認可し常に検証する
解説:ゼロトラストは『Never Trust, Always Verify』が原則。境界に依存せず全アクセスを継続検証する。
-
問375.QoS方式のうち、DSCPフィールドで優先度を区別しクラスベース転送を行うものはどれか。
- ア.IntServ(RSVP)
- イ.ベストエフォート
- ウ.DiffServ
- エ.FIFOキューイングのみ
正解:ウ.DiffServ
解説:DiffServはIPヘッダDSCPでEF/AF/BE等のPHBを区別。IntServはフロー単位のRSVP予約方式で別。