工事担任者 総合通信「端末設備接続のための技術・理論②」の一問一答
📖 工事担任者 総合通信「端末設備接続のための技術・理論②」の全75問と解説(一覧)
工事担任者 総合通信の端末設備接続のための技術・理論②に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.光ファイバ通信は光信号で情報を伝送し、銅線より低損失・広帯域・電磁ノイズ耐性が高い。
正解:○(正しい)
解説:光は電気信号と違い外部の電磁界の影響を受けないため誘導雑音に強く、減衰も小さいので中継間隔を長く取れる。加えて搬送波の周波数が高いぶん広い帯域を確保でき、大容量伝送に向く。細く軽いため管路への収容効率も高い。
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問2.シングルモード光ファイバ(SMF)はコア径約9μmで長距離伝送に適する。
正解:○(正しい)
解説:1310nm/1550nmで低損失。WAN・キャリア基幹網に多用。マルチモードより長距離高速。
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問3.マルチモード光ファイバ(MMF)はコア径50μm/62.5μmで短中距離・LAN内に多用される。
正解:○(正しい)
解説:マルチモードはコア径が50μmまたは62.5μmと太く、光が複数の経路(モード)で進む。接続や調心が容易で光源も安価だが、経路差によるモード分散で波形が広がるため伝送距離と帯域は限られ、建物内やデータセンタ内の短中距離に使われる。
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問4.SCコネクタ・LCコネクタ・MPOコネクタなどが光通信で用いられる接続規格である。
正解:○(正しい)
解説:SC=プッシュプル大型、LC=小型、MPO=多芯一括。設備規模・密度で使い分け。
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問5.OTDR(光パルス試験器)は光ファイバの損失・断線位置を測定する装置である。
正解:○(正しい)
解説:Optical Time Domain Reflectometer。後方散乱光からファイバ各点の損失プロファイルを取得。
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問6.光ファイバの損失要因には接続損失・曲げ損失・吸収損失・散乱損失がある。
正解:○(正しい)
解説:接続損失=コネクタ・融着、曲げ=最小曲げ半径違反、吸収=不純物、散乱=レイリー散乱等。
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問7.FTTH(Fiber To The Home)は加入者宅まで光ファイバを引き込む方式である。
正解:○(正しい)
解説:GE-PON・10G-EPON等。フレッツ光等の光アクセス。1Gbps〜10Gbpsの広帯域を実現。
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問8.GE-PONは1Gbpsの光ファイバ加入者線アクセス方式で、1芯で複数加入者を多重化する。
正解:○(正しい)
解説:Gigabit Ethernet Passive Optical Network。OLT〜ONU間で1:32等に分岐、TDMで多重。
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問9.OLT(光回線終端装置・局側)とONU(光回線終端装置・宅内側)でPON網を構成する。
正解:○(正しい)
解説:OLT=局舎側、ONU=利用者側。OLT配下に複数ONUがTDM多重で同時接続。
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問10.TLS(Transport Layer Security)はインターネット通信を暗号化するプロトコルで、HTTPSの基盤である。
正解:○(正しい)
解説:SSLの後継。RSA/ECDHE鍵交換とAES等で暗号化。証明書ベースの認証も担う。
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問11.IPsecはIPパケットレベルで暗号化・認証を行うプロトコルで、VPN構築に多用される。
正解:○(正しい)
解説:IPsecはIP層で動作し、ESPによる暗号化とAHによる認証・完全性保証を提供する。IPより上位のプロトコルを選ばず保護できるため、拠点間を丸ごとつなぐトンネルモードのVPNに広く使われる。ホスト間を保護するトランスポートモードもある。
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問12.ファイアウォールはトラフィックの許可・拒否を制御するセキュリティ装置である。
正解:○(正しい)
解説:ファイアウォールは、あらかじめ定めたポリシーに従って通過させるトラフィックと拒否するトラフィックを振り分ける。送信元・宛先アドレスやポート番号で判断するパケットフィルタ型のほか、通信の状態を追跡するステートフル型、アプリケーションを識別する型がある。
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問13.VPN(仮想専用線)は公衆網を専用線のように使うための暗号化トンネル技術である。
正解:○(正しい)
解説:インターネットのような公衆網の上に暗号化されたトンネルを作り、あたかも専用線のように安全に通信する技術。専用線より大幅に安価に拠点間接続やリモートアクセスを実現できる。方式としてはL3で動作するIPsec-VPNと、ブラウザで使えるSSL-VPNが主流。
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問14.RADIUSは認証・認可・アカウンティング(AAA)を集中管理するプロトコルで、無線LAN認証等に多用される。
正解:○(正しい)
解説:正しい。RADIUS は Remote Authentication Dial In User Service の略で、AAA すなわち Authentication(認証)・Authorization(認可)・Accounting(アカウンティング)を1台のサーバーで集中管理します。Accounting は接続の開始・終了の時刻や通信量といった利用状況を記録する機能で、課金はその記録の使い道の一つにすぎません。IEEE 802.1X と組み合わせ、EAP による認証を通った端末だけにネットワークの利用を許可する構成が、無線LAN・有線LANの双方で広く使われています。
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問15.IEEE 802.1XはLANポート単位の認証規格で、無線LAN(WPA2-Enterprise等)でも使用される。
正解:○(正しい)
解説:EAP(PEAP/EAP-TLS等)で認証情報を運搬。認証成功までL3パケット通過させない。
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問16.WPA2/WPA3は無線LANの暗号化規格で、AES(CCMP/GCMP)を使用する。
正解:○(正しい)
解説:WPA2-Personal=PSK、Enterprise=802.1X+RADIUS。WPA3はSAE鍵交換でPSK攻撃耐性向上。
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問17.SSL/TLSの公開鍵基盤(PKI)では認証局(CA)が証明書を発行・署名する。
正解:○(正しい)
解説:ルートCA→中間CA→サーバ証明書のチェーン。ブラウザはルート証明書ストアで信頼判定。
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問18.DDoS攻撃は分散した多数の発信源から標的にトラフィックを集中させ可用性を奪う攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:Distributed Denial of Service。ボットネット利用が典型。CDN・スクラビングで防御。
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問19.不正侵入検知システム(IDS)はネットワーク・ホストの異常を検知する仕組みで、IPSは検知+遮断する。
正解:○(正しい)
解説:IDS=検知のみ、IPS=検知+自動遮断。シグネチャ型・アノマリ型等の検出方式。
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問20.LANケーブル敷設時は最小曲げ半径(UTPで概ねケーブル外径の4倍以上)を守る必要がある。
正解:○(正しい)
解説:UTPを強く曲げると対のより合わせ(ペアバランス)が崩れ、漏話や減衰が増えて伝送性能が落ちる。目安としてケーブル外径の4倍以上の曲げ半径を確保する。結束バンドの締めすぎや踏みつけも同様に性能劣化の原因になる。
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問21.10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T等のイーサネット規格でリンクパルスにより自動接続検知が行われる。
正解:○(正しい)
解説:リンクパルス(10BASE-TのNLP、100BASE-TX以降のFLP)を送り合うことで互いの対応能力を知らせ、双方が使える最も高い速度と全二重/半二重の組合せを自動的に選ぶ(オートネゴシエーション)。片側だけ固定設定にすると不一致が起きて性能が大きく落ちる。
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問22.LANケーブル試験(配線テスト)ではワイヤマップ・長さ・減衰・近端漏話(NEXT)等を測定する。
正解:○(正しい)
解説:TIA-568規格に基づく『パーマネントリンク』『チャネル』試験。性能保証に必須。
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問23.近端漏話(NEXT)は同一ケーブル内の隣接ペアからの信号漏れで、UTPケーブル品質の重要指標である。
正解:○(正しい)
解説:Near End Crosstalk。CATが高いほどNEXT減衰量(漏れ抑制)が大きい。
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問24.インターネット接続のPPPoEはイーサネット上でPPPセッションを確立し認証・IP割当を行う方式である。
正解:○(正しい)
解説:PPP over Ethernet(RFC2516)。フレッツ光等のIPv4接続で多用。NTT東西の標準。
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問25.IPv6 IPoEはPPPoE不要で直接IPv6でインターネット接続する方式(v6プラス・transix等)である。
正解:○(正しい)
解説:PPPoE混雑回避・高速化のためIPv4 over IPv6で実現(DS-Lite・MAP-E等)。
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問26.光ファイバ通信は銅線より高損失で電磁ノイズに弱い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光ファイバは銅線より損失が小さく、光信号なので外部の電磁界による誘導雑音の影響も受けない。これらの利点があるため、長距離・大容量の伝送路で銅線に代わって使われている。
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問27.シングルモード光ファイバはコア径50μmで短距離専用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SMF=コア径約9μm・長距離向け。50μmはマルチモード(MMF)のコア径。
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問28.マルチモード光ファイバは長距離大容量基幹網の標準規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マルチモードはモード分散のため伝送距離が数百m〜数km程度に限られ、建物内やデータセンタ内で使われる。長距離大容量の基幹網に用いられるのはコア径約9μmのシングルモード(SMF)である。
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問29.OTDRは電気通信の同軸ケーブル測定専用で光ファイバには使えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OTDR=Optical Time Domain Reflectometer、光ファイバ専用測定器。同軸用は別装置。
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問30.光ファイバの曲げ損失は最小曲げ半径を超えても性能に影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最小曲げ半径を下回って曲げると、光がコアから漏れ出す曲げ損失が急増し、伝送品質の低下や断線につながる。施工時の曲げ半径管理は光配線の基本的な品質要件である。
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問31.FTTHは加入者宅まで銅線を引き込む方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。FTTH=Fiber To The Home。光ファイバを宅内まで引込み。銅線はDSL等。
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問32.GE-PONは衛星通信用の方式で地上の有線網には使えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。GE-PON=Gigabit Ethernet Passive Optical Network、地上光アクセス標準。フレッツ光等で利用。
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問33.TLSは平文通信を行うプロトコルで暗号化機能はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TLS(Transport Layer Security)は暗号化・認証・改ざん検知のプロトコル。HTTPSの基盤。
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問34.IPsecはアプリケーション層で動作するプロトコルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPsecはL3(IP層)で動作し、上位のプロトコルを選ばずに保護できる点が特徴。アプリケーションに近い層で暗号化するのはTLSで、HTTPSのようにアプリケーションごとに適用される。
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問35.VPNは公衆網を物理的に専有して使う仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VPN=仮想専用線、公衆網上に暗号化トンネルを構築する論理的専用線。物理専有でない。
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問36.RADIUSは課金専用で認証・認可機能はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RADIUS は Authentication(認証)・Authorization(認可)・Accounting(アカウンティング)の3つをまとめて扱う AAA プロトコルで、課金専用ではありません。実際には IEEE 802.1X と組み合わせた認証での利用が中心です。なお Accounting は接続時刻や通信量などの利用状況を記録する機能で、課金はその使い道の一つです。
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問37.IEEE 802.1Xは物理層の規格でセキュリティとは無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IEEE 802.1Xはポートベースのネットワークアクセス制御を定めた認証の規格で、セキュリティの中核にあたる。認証が成功するまでそのポートでの通信を許可しない仕組みで、RADIUSサーバと組み合わせて運用されることが多い。
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問38.WPA2はWEPと同じRC4ストリーム暗号を使用する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WEP=RC4で脆弱、WPA2=AES/CCMPで強固。AES採用が大きな違い。
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問39.公開鍵基盤(PKI)では認証局(CA)の存在は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PKIはCAを信頼の根本とする階層構造。ルートCA→中間CA→サーバ証明書のチェーン。
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問40.DDoS攻撃は単一の発信源からの攻撃のみを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DDoS=Distributed DoS、分散発信源からの攻撃。単一発信源はDoS。
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問41.IDSはトラフィックを自動的に遮断する装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IDS=検知のみ。遮断機能を持つのはIPS(Intrusion Prevention System)。
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問42.LANケーブル敷設では曲げ半径を考慮する必要は全くない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最小曲げ半径(UTP外径の4倍以上)違反でNEXT・減衰悪化・断線リスク。
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問43.イーサネットのオートネゴシエーションは速度のみを自動判定する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。オートネゴシエーションでは速度(10/100/1000Mbpsなど)だけでなく全二重/半二重の別も交渉して決定する。片側を固定設定にすると二重モードの不一致が起き、通信はできるものの著しく性能が落ちるという厄介な症状になる。
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問44.LANケーブル試験ではワイヤマップ確認のみで他項目は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TIA規格でワイヤマップ・長さ・減衰・NEXT・PSNEXT・リターンロス等多項目測定が標準。
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問45.近端漏話(NEXT)はカテゴリの数字が大きいほど悪化する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NEXTは対どうしの信号の漏れを表し、減衰量(dB)が大きいほど漏れが小さく良好という指標。カテゴリの数字が大きいほどより合わせが精密でNEXT減衰量が大きくなり、性能は向上する。
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問46.PPPoEはイーサネット上でPPPセッションを確立する方式ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PPPoE=PPP over Ethernet(RFC2516)。イーサ上のPPPセッション確立で認証・IP割当。
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問47.IPv6 IPoEはPPPoE混雑問題と無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPv6 IPoEはPPPoE混雑回避・高速化が主目的。IPv4 over IPv6でIPv4も同時利用可。
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問48.MPOコネクタは1芯のみの光コネクタである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MPO=Multi-fiber Push On、12芯/24芯等の多芯一括コネクタ。データセンタで多用。
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問49.WPA2-EnterpriseはPSK(事前共有鍵)で認証する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WPA2-Enterpriseは802.1X+RADIUSでEAP認証。PSKはWPA2-Personal方式。
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問50.ファイアウォールは無線LANの暗号化を担当する装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ファイアウォールはトラフィック制御(許可・拒否)。無線暗号化はAP・WPAが担当。
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問51.シングルモード光ファイバ(SMF)の代表的なコア径はどれか。
- ア.約125μm
- イ.約9μm
- ウ.約62.5μm
- エ.約50μm
正解:イ.約9μm
解説:シングルモードのコア径は約9μmで、光が単一の経路しか通れないためモード分散が生じず長距離伝送に適する。50μm・62.5μmはマルチモードのコア径、125μmはコアを包むクラッドの外径で、どの寸法の話かを区別して覚える。
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問52.マルチモード光ファイバの代表的なコア径はどれか。
- ア.約500μm
- イ.約9μm
- ウ.約50μm
- エ.約1mm
正解:ウ.約50μm
解説:MMF=50μm(OM2-OM5)または62.5μm(OM1)。SMFは約9μm。
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問53.光ファイバの損失測定に用いる代表的装置はどれか。
- ア.LANテスタ
- イ.スペクトラムアナライザ
- ウ.オシロスコープ
- エ.OTDR
正解:エ.OTDR
解説:OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)が光ファイバ専用測定器。
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問54.FTTHのアクセス方式として代表的なものはどれか。
- ア.GE-PON
- イ.ADSL
- ウ.ISDN
- エ.ダイヤルアップ
正解:ア.GE-PON
解説:GE-PONは光ファイバを利用者宅まで引き込むFTTHの代表的な方式で、1Gbps級(さらに10G-EPON)の伝送を行う。ADSLは電話用の銅線を使う方式、ISDNやダイヤルアップはさらに低速な旧来の方式で、いずれも光アクセスではない。
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問55.PONシステムの装置構成として正しいものはどれか。
- ア.ATM+SDH
- イ.OLT(局側)+ONU(宅内側)
- ウ.ハブ+スイッチ
- エ.モデム+ルータ
正解:イ.OLT(局側)+ONU(宅内側)
解説:PONは局側のOLTと利用者側のONUを、電源不要の光スプリッタで1対多(1:32など)に分岐して結ぶ方式。分岐部に能動素子がないため保守が容易で、1本の光ファイバを多数の加入者で共用できるため経済的になる。
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問56.TLSの主な機能はどれか。
- ア.電力供給
- イ.物理層通信
- ウ.暗号化・認証・改ざん検知
- エ.DNS解決
正解:ウ.暗号化・認証・改ざん検知
解説:TLSは通信の暗号化に加え、サーバ証明書による相手の認証と、メッセージ認証符号による改ざん検知を提供する。HTTPSはHTTPをTLSの上で通信させたもので、暗号化だけでなく接続先が本物であることの確認も同時に行っている点が重要。
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問57.IPsecが動作する層はどれか。
- ア.L1物理層
- イ.L7アプリ層
- ウ.L2データリンク層
- エ.L3ネットワーク層
正解:エ.L3ネットワーク層
解説:IPsecはL3(ネットワーク層)で動作するため、上位のTCP/UDPやアプリケーションを問わず一括して保護できる。この性質から拠点間を丸ごとつなぐVPNに適する。アプリケーションに近い層で保護するTLSとは適用範囲が異なる。
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問58.VPNの実現方式として代表的なものはどれか。
- ア.IPsec-VPN・SSL-VPN
- イ.DNS-VPN
- ウ.HTTP-VPN
- エ.TCP-VPN
正解:ア.IPsec-VPN・SSL-VPN
解説:IPsec-VPNはL3でトンネルを作り拠点間接続に、SSL/TLS-VPNはブラウザから利用でき端末側の設定が軽いためリモートアクセスに向く。この2つが代表的な方式で、DNSやHTTPそのものをVPNの方式とする呼称は存在しない。
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問59.RADIUSの主な目的はどれか。
- ア.ドメイン名とIPアドレスの対応付け
- イ.利用者の認証・認可とアカウンティング
- ウ.ネットワーク機器の状態の監視と管理
- エ.コンピュータの時計の時刻合わせ
正解:イ.利用者の認証・認可とアカウンティング
解説:RADIUSは、ネットワークへの接続を受け付ける装置(NAS)と認証サーバの間で、利用者の認証・認可の情報や、利用記録であるアカウンティングの情報をやり取りするプロトコルである。IEEE 802.1X の認証装置からも利用され、認証に成功した端末だけに接続を許す構成がとられる。ドメイン名とIPアドレスの対応付けはDNS、ネットワーク機器の状態の監視と管理はSNMP、コンピュータの時計の時刻合わせはNTPの役割である。
根拠: RFC 2865 Remote Authentication Dial In User Service (RADIUS) Abstract(authentication, authorization, and configuration information between a NAS and a shared Authentication Server) / RFC 2866 RADIUS Accounting Abstract(accounting information between a NAS and a shared Accounting Server) / RFC 3580 IEEE 802.1X RADIUS Usage Guidelines Abstract(RADIUS usage by IEEE 802.1X Authenticators) / RFC 1034 Domain Names - Concepts and Facilities 2.1 The history of domain names ほか(host name to address mappings) / RFC 3411 An Architecture for Describing SNMP Management Frameworks Abstract / RFC 5905 Network Time Protocol Version 4 Abstract(used to synchronize computer clocks in the Internet)
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問60.IEEE 802.1Xの認証方式として用いられる枠組みはどれか。
- ア.HTTP
- イ.PPP
- ウ.EAP
- エ.FTP
正解:ウ.EAP
解説:IEEE 802.1X では、LAN に接続しようとする端末(サプリカント)の認証に EAP(Extensible Authentication Protocol)を使う。EAP は複数の認証方式を載せられる認証の枠組みで、IEEE 802 の有線 LAN 上でのカプセル化が IEEE 802.1X に定められている。載せる認証方式には、証明書で相互認証する EAP-TLS などがある。PPP は EAP を運ぶことがあるデータリンク層のプロトコルで、認証の枠組みそのものではない。HTTP はハイパーテキストを扱うアプリケーション層のプロトコル、FTP はファイル転送のためのプロトコルである。
根拠: RFC 3748 Extensible Authentication Protocol (EAP) 1. Introduction(authentication framework、PPP or IEEE 802、encapsulation on IEEE 802 wired media is described in IEEE-802.1X)、1.2 Terminology(Supplicant) / RFC 5216 The EAP-TLS Authentication Protocol Abstract(certificate-based mutual authentication) / RFC 9110 HTTP Semantics Abstract(stateless application-level protocol) / RFC 959 File Transfer Protocol (FTP) 冒頭(official specification of the File Transfer Protocol)
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問61.WPA2の暗号方式はどれか。
- ア.WEP/RC4
- イ.DES
- ウ.TKIP
- エ.AES(CCMP)
正解:エ.AES(CCMP)
解説:WPA2はAES-CCMP。WEP/RC4は脆弱で廃止、TKIPはWPA1の暫定方式。
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問62.公開鍵基盤(PKI)における信頼の根本はどれか。
- ア.認証局(CA)のルート証明書
- イ.DNSサーバ
- ウ.DHCPサーバ
- エ.NTPサーバ
正解:ア.認証局(CA)のルート証明書
解説:PKIでは、上位の認証局が下位の証明書に署名するという連鎖で信頼をたどり、最終的にあらかじめ端末に組み込まれたルートCA証明書に行き着く。これがトラストアンカー(信頼の起点)で、ここが破られると連鎖全体の信頼が崩れる。
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問63.DDoS攻撃の特徴として正しいものはどれか。
- ア.単一発信源
- イ.分散した多数発信源からのトラフィック集中
- ウ.物理破壊
- エ.暗号鍵奪取
正解:イ.分散した多数発信源からのトラフィック集中
解説:DDoSはボットネットなどを使い、多数の発信元から同時に大量のトラフィックを送りつけてサービスを停止させる攻撃。発信元が分散しているため単純な送信元遮断では防げず、上流での対策や専用の緩和サービスが必要になる点が単一発信源のDoSとの違い。
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問64.IDSとIPSの違いはどれか。
- ア.IDS=遮断・IPS=検知
- イ.両方検知のみ
- ウ.IDS=検知のみ・IPS=検知+自動遮断
- エ.違いはない
正解:ウ.IDS=検知のみ・IPS=検知+自動遮断
解説:IDSは不正な通信を検知して管理者に知らせるところまでを担い、IPSは検知に加えてその通信を自動的に遮断する。IPSは通信経路上に配置されるため誤検知が業務停止に直結する点に注意が必要だが、即応性が高く現在の主流になっている。
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問65.UTPケーブル布設の最小曲げ半径の目安(推奨値)はどれか。
- ア.ケーブル外径の1倍
- イ.曲げ半径制約なし
- ウ.ケーブル外径の0.5倍
- エ.ケーブル外径の4倍以上
正解:エ.ケーブル外径の4倍以上
解説:UTPは外径の4倍以上の曲げ半径を確保するのが目安。これを下回るとより合わせのバランスが崩れて漏話(NEXT)や減衰が悪化し、性能が規格を満たさなくなるほか、無理な力で断線するおそれもある。
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問66.イーサネットのオートネゴシエーションで決定される項目はどれか。
- ア.速度・全/半二重
- イ.暗号鍵
- ウ.IPアドレス
- エ.DNSサーバ
正解:ア.速度・全/半二重
解説:オートネゴシエーションではリンクパルスで互いの対応能力を交換し、速度(10/100/1000Mbpsなど)と全二重/半二重の組合せを自動的に決定する。IPアドレスやDNSサーバはDHCPが配るもので、リンク層の交渉とは別の話。
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問67.LANケーブル試験の主要項目に該当しないものはどれか。
- ア.ワイヤマップ
- イ.DNS応答時間
- ウ.NEXT(近端漏話)
- エ.減衰量
正解:イ.DNS応答時間
解説:LANケーブルの試験では、結線の正しさを見るワイヤマップ、信号の減衰量、対どうしの漏れを見るNEXT、こう長などを測定する。DNS応答時間は上位のネットワークサービスの応答性能であって、ケーブル自体の物理性能とは無関係。
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問68.近端漏話(NEXT)の特性として正しいものはどれか。
- ア.CAT数字無関係
- イ.CAT数字大ほど悪化
- ウ.CAT数字大ほど減衰量大(良好)
- エ.NEXT測定不可
正解:ウ.CAT数字大ほど減衰量大(良好)
解説:NEXTは漏話の大きさを減衰量(dB)で表す指標で、値が大きいほど漏れが小さく良好。カテゴリが上がるほどより合わせが精密になりNEXT減衰量が増えるので、CAT6A>CAT6>CAT5eの順に性能がよい。
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問69.PPPoEの定義として正しいものはどれか。
- ア.PPP without Ethernet
- イ.Public Phone Protocol
- ウ.Pure Packet over Ethernet
- エ.PPP over Ethernet(イーサ上のPPPセッション)
正解:エ.PPP over Ethernet(イーサ上のPPPセッション)
解説:PPPoEはPPP over Ethernetの略で、イーサネット上でPPPのセッションを張り、ユーザ認証とIPアドレスの割当てを行う(RFC2516)。従来のダイヤルアップで使われていたPPPの認証の仕組みを、常時接続の光・ADSL回線でも使えるようにしたもの。
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問70.IPv6 IPoEの利点はどれか。
- ア.PPPoE混雑回避・高速化(IPv4 over IPv6併用可)
- イ.電力削減
- ウ.音声品質向上
- エ.暗号化標準搭載
正解:ア.PPPoE混雑回避・高速化(IPv4 over IPv6併用可)
解説:PPPoE混雑問題回避が主目的。MAP-E/DS-Lite等でIPv4も併用可能。
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問71.MPOコネクタの主な特徴はどれか。
- ア.1芯専用
- イ.12芯/24芯等の多芯一括接続
- ウ.電源供給用
- エ.アナログ専用
正解:イ.12芯/24芯等の多芯一括接続
解説:MPO(Multi-fiber Push On)は12芯・24芯といった多数の光ファイバを1つのコネクタで一括接続できる多芯コネクタ。データセンタのように高密度な配線が求められる場所で、作業時間の短縮と省スペース化に役立つ。
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問72.WPA2-Enterpriseの認証方式はどれか。
- ア.WEP
- イ.PSK(事前共有鍵)
- ウ.802.1X+RADIUS(EAP認証)
- エ.パスワード平文
正解:ウ.802.1X+RADIUS(EAP認証)
解説:802.1X認証+EAP+RADIUSでユーザ別認証。WPA2-PersonalはPSK。
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問73.ファイアウォールの主機能はどれか。
- ア.電源管理
- イ.DNS解決
- ウ.音声符号化
- エ.トラフィック許可・拒否制御
正解:エ.トラフィック許可・拒否制御
解説:ファイアウォールはポリシーに基づきトラフィックの通過と拒否を制御する装置で、ネットワークの境界を守る中核にあたる。電源管理・DNS解決・音声符号化はいずれも別の機器や機能が担うもので、ファイアウォールの役割ではない。
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問74.光ファイバのコネクタとして高密度・小型タイプはどれか。
- ア.LCコネクタ
- イ.STコネクタ
- ウ.SCコネクタ
- エ.FCコネクタ
正解:ア.LCコネクタ
解説:LC(Lucent Connector)はSCコネクタのおよそ半分の大きさで、同じスペースに倍の芯数を収容できるため高密度実装に向く。SC・ST・FCはいずれも従来からある比較的大型のコネクタで、近年の機器ではLCが主流になっている。
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問75.LAN配線(水平配線)の試験で、『パーマネントリンク』として試験する範囲として正しいものはどれか。
- ア.両端の機器コードとワークエリアコードを含め、機器と機器の間を試験する
- イ.フロア配線盤と通信アウトレットの間を、両端の接続を含めコードを除いて試験する
- ウ.フロア配線盤と分岐点の間だけを、分岐点から先のケーブルを除いて試験する
- エ.フロア配線盤と通信アウトレットの間を、パッチコードを含めて試験する
正解:イ.フロア配線盤と通信アウトレットの間を、両端の接続を含めコードを除いて試験する
解説:JIS X 5150 では、水平配線のパーマネントリンクを、通信アウトレット(情報コンセント)とフロア配線盤との間の伝送路と定義し、ワークエリアコード・機器コード・パッチコード・ジャンパは含まず、リンク両端の接続は含むとしている。パッチコードを含めて試験するのは誤り。分岐点(CP)を設けた場合、フロア配線盤と分岐点の間の「CPリンク」はパーマネントリンクの一部にすぎない。両端の機器コードやワークエリアコードを含めて2台の機器の間を結ぶ伝送路は「チャネル」である。