公害防止管理者(大気関係第1種)「大気概論」の一問一答
📖 公害防止管理者(大気関係第1種)「大気概論」の全75問と解説(一覧)
公害防止管理者(大気関係第1種)の大気概論に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.大気汚染防止法の目的には、大気の汚染に関し国民の健康を保護するとともに生活環境を保全することが含まれている。
正解:○(正しい)
解説:大気汚染防止法第1条は、国民の健康保護と生活環境の保全、被害者の保護を目的として掲げている。
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問2.二酸化炭素は、地球温暖化の原因物質であるため大気汚染防止法のばい煙に係る有害物質として規制されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。二酸化炭素は大気汚染防止法のばい煙の有害物質には指定されておらず、規制対象ではない。
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問3.大気汚染防止法における「ばい煙」には、燃料その他の物の燃焼に伴い発生するいおう酸化物が含まれる。
正解:○(正しい)
解説:ばい煙はいおう酸化物、ばいじん、有害物質の3区分からなり、いおう酸化物はその代表である。
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問4.いおう酸化物のK値規制では、K値が小さい地域ほど排出が緩やかに許容される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。K値が小さいほど許容排出量が少なくなり、規制はより厳しくなる。
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問5.大気汚染防止法上、ばいじんとは物の燃焼や電気の使用等に伴い発生するすすやその他の固体粒子状物質をいう。
正解:○(正しい)
解説:ばいじんは燃焼や熱源としての電気の使用に伴い発生する固体粒子状物質であり、いわゆるすす等を指す。
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問6.窒素酸化物の総量規制制度は導入が法律上一切認められておらず、対象とすることができない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。総量規制はいおう酸化物と窒素酸化物が対象となりうるが、現在主に実施されているのはいおう酸化物である。
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問7.大気汚染防止法のばい煙に係る有害物質には、カドミウム、塩素、ふっ素、鉛、窒素酸化物などが定められている。
正解:○(正しい)
解説:有害物質として5物質群(カドミウム及び化合物、塩素・塩化水素、ふっ素化合物、鉛及び化合物、窒素酸化物)が定められている。
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問8.上乗せ排出基準は、都道府県が条例により国の排出基準より緩い基準を定める制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。上乗せ排出基準は国の基準では不十分な地域で、より厳しい基準を条例で定める制度である。
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問9.いおう酸化物の排出基準は、地域の区分ごとに定めるK値を用いた式により煙突高さに応じて許容排出量が算出される。
正解:○(正しい)
解説:いおう酸化物はK値規制が採用され、地域ごとのK値と補正された有効煙突高から許容排出量を算定する。
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問10.揮発性有機化合物(VOC)排出施設は、すべての排出規模が一律に法規制の対象とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VOC規制は一定規模以上の施設のみが法規制の対象で、それ以外は自主的取組に委ねられる。
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問11.いおう酸化物の許容排出量は、有効煙突高の2乗に比例して大きくなる関係にある。
正解:○(正しい)
解説:許容排出量q=K×10⁻³×He²で表され、有効煙突高Heの2乗に比例する。
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問12.燃料使用基準は、いおう酸化物による大気汚染が著しい地域で燃料中の窒素分の上限を定めるものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。燃料使用基準は燃料中の硫黄分の上限を定めるもので、窒素分ではない。
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問13.総量規制は、工場・事業場が集合し排出基準のみでは環境基準の確保が困難な指定地域に対して導入される。
正解:○(正しい)
解説:総量規制は工場が集合する指定地域で、施設ごとの基準では大気環境基準の達成が困難な場合に適用される。
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問14.ばい煙発生施設を設置しようとする者は、設置工事の着手後に都道府県知事に届け出ればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ばい煙発生施設の設置届は工事着手前に行う必要があり、所定の期間は工事に着手できない。
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問15.揮発性有機化合物(VOC)は、浮遊粒子状物質および光化学オキシダントの生成原因物質の一つである。
正解:○(正しい)
解説:VOCは大気中で光化学反応によりSPMやオキシダントを生成する原因物質とされ規制対象となった。
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問16.光化学オキシダントの環境基準達成率は、近年ほぼ100%で安定して推移している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光化学オキシダントは環境基準達成率が極めて低い状態が続いており、ほとんど達成されていない。
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問17.揮発性有機化合物(VOC)の排出規制は、法規制と事業者の自主的取組とを組み合わせたベストミックスの考え方で行われている。
正解:○(正しい)
解説:VOC対策は法規制と事業者の自主的取組を組み合わせるベストミックスの方式で進められている。
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問18.浮遊粒子状物質(SPM)とは、粒径100μmを超える大きな降下ばいじんのことをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SPMは粒径10μm以下の浮遊粒子であり、粗大な降下ばいじんとは区別される。
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問19.一般粉じんとは、特定粉じん(石綿)以外の粉じんで、堆積場・破砕機・コンベア等から発生するものをいう。
正解:○(正しい)
解説:一般粉じんは石綿以外の粉じんで、鉱物の堆積場やベルトコンベア、破砕機などの発生施設が定められている。
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問20.PM2.5は粒径が大きいため、鼻腔や気管で捕捉され肺の奥まで到達することはほとんどない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PM2.5は微小であるため肺胞など呼吸器の深部にまで到達しやすく、健康影響が大きい。
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問21.特定粉じんとは石綿(アスベスト)を指し、人の健康に被害を生ずるおそれのある粉じんとして規制されている。
正解:○(正しい)
解説:特定粉じんは石綿のことであり、健康被害のおそれがあるため特定粉じん発生施設等が規制される。
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問22.窒素酸化物の生成のうち、燃料中の窒素分の酸化により生じるものをサーマルNOxという。
正解:×(誤り)
解説:誤り。燃料中窒素由来はフューエルNOxで、高温下の空気中窒素の酸化によるものがサーマルNOxである。
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問23.水銀等の排出規制は、水俣条約を踏まえて大気汚染防止法に導入され、水銀排出施設が規制対象とされている。
正解:○(正しい)
解説:水銀に関する水俣条約を受けて、石炭火力ボイラーやセメント焼成炉等の水銀排出施設が規制対象に加えられた。
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問24.沈降逆転層は、低気圧圏内で空気塊が上昇し断熱冷却することにより形成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。沈降逆転は高気圧圏内で空気が下降し断熱昇温することにより上空に形成される。
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問25.緊急時の措置とは、大気汚染が著しくなり人の健康等に被害が生ずるおそれがある場合に、知事がばい煙排出量の減少等を協力要請・命令できる制度である。
正解:○(正しい)
解説:気象条件等で汚染が著しくなった緊急時には、都道府県知事が排出量削減の協力要請や命令を行える。
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問26.乾燥断熱減率より実際の気温減率が大きい状態は、大気が安定で対流が起こりにくいことを意味する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。気温減率が乾燥断熱減率より大きい過断熱状態は不安定で、対流が起こりやすい。
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問27.事故時の措置として、ばい煙発生施設等で事故が発生した場合、設置者は応急措置を講じ、速やかに知事に通報しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:事故により大気汚染物質が多量に排出された場合、設置者は応急措置と都道府県知事への通報義務を負う。
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問28.フュミゲーションとは、降雨により大気中の汚染物質が地表へ洗い流される浄化現象のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フュミゲーションは逆転層が下から崩れ、上層の汚染物質が地表へ降下し高濃度をもたらす現象である。
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問29.我が国の二酸化硫黄(SO2)の大気中濃度は、排煙脱硫装置の普及等により長期的に大幅に低下した。
正解:○(正しい)
解説:SO2は燃料の低硫黄化や排煙脱硫の普及により大きく改善し、環境基準もほぼ達成されている。
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問30.いおう酸化物による植物影響では、葉が緑色を保ったまま生育が促進されるのが特徴である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SO2など大気汚染物質は葉に斑点や白化、落葉等の障害をもたらし、生育を阻害する。
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問31.微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する粒径2.5μm以下の小さな粒子のことである。
正解:○(正しい)
解説:PM2.5は粒径2.5μm以下の微小粒子で、肺の深部に達しやすく健康影響が懸念される。
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問32.逆転層は大気を不安定にするため、汚染物質を上空へ素早く拡散させる働きをもつ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。逆転層は大気を安定させ鉛直拡散を妨げるため、汚染物質は滞留し高濃度になりやすい。
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問33.自動車・船舶・航空機などは大気汚染物質の移動発生源に分類される。
正解:○(正しい)
解説:移動発生源は自動車、船舶、航空機など移動しながら排出する発生源をいう。
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問34.ばいじんは気体状の物質であり、大気中に固体粒子として存在することはない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ばいじんは燃焼等に伴い発生する固体粒子状物質であり、いわゆるすす等を指す。
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問35.接地逆転層は、夜間の地表面の放射冷却により地表付近の気温が低下して形成される。
正解:○(正しい)
解説:接地逆転は晴れた風の弱い夜間に放射冷却で地表付近が冷え、地面付近に形成される逆転層である。
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問36.ダウンドラフトとは、煙突の排煙が高温のため真上へまっすぐ上昇する現象のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ダウンドラフトは建物の風下にできる下降渦に排煙が巻き込まれ地表へ降下する現象である。
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問37.ダウンウォッシュとは、煙突から出た排煙が煙突背後の渦に巻き込まれ地表付近に降下する現象である。
正解:○(正しい)
解説:ダウンウォッシュは煙突の風下にできる渦に排煙が引き込まれ、地表近くに降りる現象である。
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問38.混合層では大気が安定しているため、汚染物質はほとんど拡散せず地表に滞留し続ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。混合層は対流による乱流が発達し、汚染物質が比較的均一に混合・拡散される層である。
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問39.大気汚染防止法に基づき、ばい煙発生施設の設置者に課されるものはどれか。
- ア.排出基準に適合しないばい煙を排出してはならない義務
- イ.排出基準を緩和する権利
- ウ.基準超過排出を認められる権利
- エ.届出を省略できる特例
正解:ア.排出基準に適合しないばい煙を排出してはならない義務
解説:設置者には排出基準の遵守義務があり、適合しないばい煙の排出は禁止される。
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問40.いおう酸化物の排出基準(K値規制)において、許容排出量を表す式として正しいものはどれか。
- ア.q=K×10⁻³×He
- イ.q=K×10⁻³×He²
- ウ.q=K×He³
- エ.q=K÷He²
正解:イ.q=K×10⁻³×He²
解説:いおう酸化物の許容排出量はq=K×10⁻³×He²で表され、有効煙突高Heの2乗に比例する。
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問41.大気汚染防止法のばい煙に係る有害物質に該当しないものはどれか。
- ア.塩素及び塩化水素
- イ.カドミウム及びその化合物
- ウ.二酸化炭素
- エ.窒素酸化物
正解:ウ.二酸化炭素
解説:カドミウム、塩素、ふっ素、鉛、窒素酸化物が有害物質であり、二酸化炭素は含まれない。
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問42.大気汚染防止法上、ばい煙の3つの区分に含まれないものはどれか。
- ア.有害物質
- イ.いおう酸化物
- ウ.ばいじん
- エ.粉じん
正解:エ.粉じん
解説:ばい煙はいおう酸化物・ばいじん・有害物質の3区分で、粉じんは別の規制体系である。
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問43.いおう酸化物のK値規制について正しい記述はどれか。
- ア.K値が小さい地域ほど許容排出量が少なく規制が厳しい
- イ.K値は全国一律に定められている
- ウ.K値が大きいほど規制が厳しい
- エ.K値は煙突直径によって決まる
正解:ア.K値が小さい地域ほど許容排出量が少なく規制が厳しい
解説:K値は地域ごとに定められ、値が小さいほど許容排出量が少なく規制が厳しい。
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問44.総量規制制度に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.全国すべての工場に一律適用される
- イ.工場が集合する指定地域で環境基準確保のために導入される
- ウ.排出基準より緩やかな規制である
- エ.個々の施設の濃度のみを規制する制度である
正解:イ.工場が集合する指定地域で環境基準確保のために導入される
解説:総量規制は工場が集合し排出基準のみでは環境基準確保が困難な指定地域に適用される。
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問45.上乗せ排出基準に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.国が全国一律に定める追加基準である
- イ.国の基準を緩和する制度である
- ウ.国の基準では不十分な地域で条例によりさらに厳しい基準を定める
- エ.事業者が任意に設定する基準である
正解:ウ.国の基準では不十分な地域で条例によりさらに厳しい基準を定める
解説:上乗せ排出基準は、国の基準では不十分な地域で都道府県が条例によりより厳しい基準を定めるものである。
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問46.揮発性有機化合物(VOC)の規制に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.届出が不要な排出規制である
- イ.すべての排出施設が一律に法規制対象となる
- ウ.規制対象外であり完全に自主管理に委ねられている
- エ.法規制と自主的取組を組み合わせたベストミックスで進められる
正解:エ.法規制と自主的取組を組み合わせたベストミックスで進められる
解説:VOC対策は法規制と事業者の自主的取組を組み合わせるベストミックス方式で進められている。
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問47.接地逆転層が形成されやすい気象条件として最も適切なものはどれか。
- ア.晴れて風の弱い夜間
- イ.曇りで風の強い昼間
- ウ.強風を伴う雨天時
- エ.日射の強い夏の正午
正解:ア.晴れて風の弱い夜間
解説:接地逆転は晴れて風が弱い夜間に放射冷却が進むことで地表付近に形成される。
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問48.高気圧圏内で空気が下降し断熱昇温して上空に形成される逆転層はどれか。
- ア.接地逆転層
- イ.沈降逆転層
- ウ.前線性逆転層
- エ.移流逆転層
正解:イ.沈降逆転層
解説:沈降逆転は高気圧下の下降気流が断熱昇温することで上層に形成される逆転層である。
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問49.いおう酸化物の許容排出量を算定する際、煙突高さに関して用いられる量はどれか。
- ア.地表からの実測距離
- イ.煙突直径
- ウ.有効煙突高(He)
- エ.煙突の建設年数
正解:ウ.有効煙突高(He)
解説:K値規制では実煙突高に排煙上昇分を加味した有効煙突高Heを用いて許容排出量を算定する。
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問50.次の大気汚染物質のうち、環境基準の達成率が特に低い状況が続いているものはどれか。
- ア.二酸化硫黄
- イ.二酸化窒素
- ウ.一酸化炭素
- エ.光化学オキシダント
正解:エ.光化学オキシダント
解説:光化学オキシダントは環境基準達成率が極めて低い状態が長期間続いている。
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問51.浮遊粒子状物質(SPM)の定義として正しいものはどれか。
- ア.粒径10μm以下の浮遊粒子
- イ.粒径2.5μm以下の粒子
- ウ.粒径20μm以上の降下ばいじん
- エ.気体状の有害物質
正解:ア.粒径10μm以下の浮遊粒子
解説:SPMは大気中に浮遊する粒径10μm以下の粒子状物質と定義されている。
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問52.VOC排出規制の対象となる施設に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.すべての規模の施設が法規制対象となる
- イ.一定規模以上の施設が法規制対象となる
- ウ.規制対象施設は存在しない
- エ.屋外の施設のみが対象となる
正解:イ.一定規模以上の施設が法規制対象となる
解説:VOC排出規制は一定規模以上の塗装施設や印刷施設等を法規制対象とし、それ以外は自主的取組に委ねる。
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問53.気温の鉛直分布と大気安定度に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.逆転層では汚染物質が活発に拡散する
- イ.逆転層は大気を常に不安定にする
- ウ.逆転層では大気が安定し汚染物質が滞留しやすい
- エ.逆転層では対流が促進される
正解:ウ.逆転層では大気が安定し汚染物質が滞留しやすい
解説:上空ほど気温が高い逆転層では大気が安定し、汚染物質が拡散しにくく滞留する。
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問54.燃料使用基準に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.燃料中の窒素分の上限を定める
- イ.燃料の価格を規制する
- ウ.燃料の使用量を増やすことを義務付ける
- エ.燃料中の硫黄分の上限を定める
正解:エ.燃料中の硫黄分の上限を定める
解説:燃料使用基準は大気汚染が著しい地域で燃料中の硫黄分の上限を定め、SOx排出を抑制する。
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問55.建物の風下に生じる下降渦に排煙が巻き込まれ降下する現象はどれか。
- ア.ダウンドラフト
- イ.フュミゲーション
- ウ.ロフティング
- エ.ファニング
正解:ア.ダウンドラフト
解説:ダウンドラフトは建造物の風下にできる下降渦に排煙が巻き込まれ地表に降下する現象である。
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問56.対流により大気がよく混合され汚染物質が拡散しやすい層を何というか。
- ア.逆転層
- イ.混合層
- ウ.成層圏
- エ.境界面層
正解:イ.混合層
解説:混合層は対流による乱流が発達し、汚染物質が比較的均一に混合・拡散される層である。
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問57.ばい煙発生施設の設置の届出に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.工事着手後に届け出ればよい
- イ.届出は任意である
- ウ.工事着手前に届け出る必要がある
- エ.運転開始後に届け出る
正解:ウ.工事着手前に届け出る必要がある
解説:ばい煙発生施設の設置届は工事着手前に行い、所定期間は工事に着手できない。
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問58.光化学オキシダントの生成に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.燃焼から直接排出される一次汚染物質である
- イ.酸性雨を直接的に中和する物質である
- ウ.夜間に最も濃度が高くなる
- エ.NOxとVOCが日射下で反応して生成する二次汚染物質である
正解:エ.NOxとVOCが日射下で反応して生成する二次汚染物質である
解説:光化学オキシダントは窒素酸化物とVOCが日射のもとで光化学反応を起こして生成する二次汚染物質である。
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問59.特定粉じん(石綿)に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.健康被害のおそれがあり特定粉じんとして規制される
- イ.一般粉じんと同じ扱いである
- ウ.人体に無害であり規制対象外である
- エ.液体として規制されている
正解:ア.健康被害のおそれがあり特定粉じんとして規制される
解説:石綿は健康被害のおそれがあり、特定粉じん発生施設や解体作業等が規制対象となっている。
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問60.沈降逆転層の形成に最も関係する気象条件はどれか。
- ア.低気圧の接近
- イ.高気圧圏内の下降気流
- ウ.前線の通過
- エ.強い上昇気流
正解:イ.高気圧圏内の下降気流
解説:沈降逆転は高気圧圏内の下降気流が断熱昇温して上層に形成される逆転層である。
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問61.大気汚染物質の固定発生源に該当するものはどれか。
- ア.航空機
- イ.船舶
- ウ.工場の加熱炉
- エ.自動車
正解:ウ.工場の加熱炉
解説:工場の加熱炉は位置が固定された固定発生源であり、自動車等の移動発生源と区別される。
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問62.二酸化窒素(NO2)の環境基準達成状況に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.全測定局で全く達成されていない
- イ.年々悪化を続けている
- ウ.測定自体が行われていない
- エ.近年はおおむね良好な達成状況にある
正解:エ.近年はおおむね良好な達成状況にある
解説:NO2は対策の進展により近年は一般局・自排局ともおおむね良好な達成状況にある。
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問63.揮発性有機化合物(VOC)の性質に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.SPMや光化学オキシダントの生成原因物質である
- イ.オゾン層を直接破壊する物質である
- ウ.地球温暖化のみに関係する物質である
- エ.水質汚濁の指標物質である
正解:ア.SPMや光化学オキシダントの生成原因物質である
解説:VOCは大気中で光化学反応によりSPMやオキシダントを生成する原因物質である。
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問64.水銀排出施設に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.水銀排出施設は規制対象ではない
- イ.石炭火力ボイラー等が規制対象である
- ウ.家庭の暖房器具が主な対象である
- エ.自動車が主な対象である
正解:イ.石炭火力ボイラー等が規制対象である
解説:石炭火力ボイラーやセメント焼成炉等の水銀排出施設が大気汚染防止法の規制対象とされている。
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問65.大気汚染による植物への影響に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.植物の生育を一律に促進する
- イ.植物には全く影響しない
- ウ.葉に斑点や白化などの障害を生じさせる
- エ.根の発達のみを促す
正解:ウ.葉に斑点や白化などの障害を生じさせる
解説:SO2やオキシダント等は葉に斑点や白化、落葉などの可視障害を生じさせ生育を阻害する。
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問66.緊急時の措置に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.平常時の汚染対策を定めた制度である
- イ.事業者は何の義務も負わない
- ウ.環境大臣のみが対応する制度である
- エ.知事がばい煙排出量の減少等を要請・命令できる
正解:エ.知事がばい煙排出量の減少等を要請・命令できる
解説:大気汚染が著しく健康被害のおそれがある緊急時に、知事は排出量削減の協力要請や命令を行える。
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問67.大気汚染の気象に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.風速が大きいほど汚染物質が希釈され地上濃度は低くなる
- イ.風は汚染物質の拡散に無関係である
- ウ.気温の鉛直分布は拡散に影響しない
- エ.風速が大きいほど地上濃度は高くなる
正解:ア.風速が大きいほど汚染物質が希釈され地上濃度は低くなる
解説:風速が大きいほど汚染物質は希釈・拡散され、地上濃度は一般に低くなる。
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問68.いおう酸化物の総量規制制度に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.全国一律に適用される
- イ.指定地域で排出総量を規制する制度である
- ウ.濃度のみを規制する制度である
- エ.移動発生源を主対象とする
正解:イ.指定地域で排出総量を規制する制度である
解説:総量規制は施設ごとの濃度規制では環境基準確保が困難な指定地域で、排出総量を規制する制度である。
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問69.大気安定度が「不安定」の状態に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.鉛直方向の運動が抑えられる
- イ.逆転層が必ず存在する
- ウ.対流が活発で煙が大きく波打つ
- エ.煙は水平に細長く伸びる
正解:ウ.対流が活発で煙が大きく波打つ
解説:不安定な大気では対流が活発で乱流が発達し、煙は大きく波打つループ型となりやすい。
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問70.揮発性有機化合物(VOC)規制の導入目的として正しいものはどれか。
- ア.地球温暖化対策のため
- イ.オゾン層保護のため
- ウ.酸性雨防止のため
- エ.SPMと光化学オキシダントの生成抑制のため
正解:エ.SPMと光化学オキシダントの生成抑制のため
解説:VOC規制はSPMおよび光化学オキシダントの生成抑制を目的に導入された。
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問71.ばい煙に係る有害物質に該当するものはどれか。
- ア.窒素酸化物
- イ.メタン
- ウ.水蒸気
- エ.二酸化炭素
正解:ア.窒素酸化物
解説:カドミウム、塩素、ふっ素、鉛、窒素酸化物が有害物質に該当し、窒素酸化物はその一つである。
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問72.逆転層の種類として正しい組み合わせはどれか。
- ア.対流逆転と上昇逆転
- イ.接地逆転と沈降逆転
- ウ.降雨逆転と乾燥逆転
- エ.蒸発逆転と凝結逆転
正解:イ.接地逆転と沈降逆転
解説:逆転層には放射冷却による接地逆転と、高気圧下の下降気流による沈降逆転などがある。
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問73.大気汚染物質の発生源の分類に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.発生源はすべて固定発生源である
- イ.発生源はすべて移動発生源である
- ウ.固定発生源と移動発生源に大別される
- エ.発生源は自然由来のみである
正解:ウ.固定発生源と移動発生源に大別される
解説:発生源は位置が固定された固定発生源と、自動車等の移動発生源に大別される。
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問74.PM2.5の健康影響に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.大きすぎて肺に届かない
- イ.健康影響は全くない
- ウ.皮膚障害のみを起こす
- エ.肺の深部に達しやすく呼吸器系等に影響する
正解:エ.肺の深部に達しやすく呼吸器系等に影響する
解説:PM2.5は微小で肺の深部に到達しやすく、呼吸器系・循環器系への影響が懸念される。
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問75.いおう酸化物(SO2)の大気中濃度の長期的推移として正しいものはどれか。
- ア.対策の進展で大幅に低下した
- イ.変化していない
- ウ.環境基準を超え続けている
- エ.近年急増している
正解:ア.対策の進展で大幅に低下した
解説:SO2は燃料の低硫黄化や排煙脱硫装置の普及により長期的に大幅に低下した。