昆虫検定の難易度【合格率は未公表・合格基準は正答率70%】
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昆虫検定は第1回が2026年11月29日でこれから実施される新しい検定のため、合格率はまだ公表されていません。分かっているのは合格基準で、初級・中級とも4者択一100問のうちおおむね70問以上の正解(正答率70%)です。この記事では、公表されている条件から難易度をどう見積もれるか、そして初級と中級で何が変わるかを整理します。数字がない部分は「無い」とはっきり書きます。
※合格率は第1回の実施後に公表される可能性があります。最新情報は昆虫検定 公式サイトをご確認ください。
合格率は未公表(第1回が未実施のため)
合格率は「実施して、採点して、集計した」あとにしか出ません。昆虫検定の第1回は2026年11月29日なので、現時点で合格率という数字は存在しません。ネット上に合格率らしき数字があっても、それは推測か別の検定の数字です。
同じ主催者による姉妹検定の恐竜学検定も、合格率は公表されていません。参考になるのは受験者の規模で、恐竜学検定は第1回に約7,000名が受験しています(2025年4月の主催者発表)。昆虫検定も級の構成・受験料・受験方法がほぼ同じ座組みです。
分かっている条件から見積もる
| 条件 | 内容 | 難易度への影響 |
|---|---|---|
| 出題形式 | 4者択一・100問 | 記述が無く、選択肢から選ぶ形式。書けなくても解ける |
| 試験時間 | 60分 | 1問36秒。考え込む余裕は少ない |
| 合格基準 | 100問中おおむね70問以上 | 7割。取りこぼしをある程度許容できる |
| 出題範囲 | 初級=公式ガイドブック1冊 | 範囲がはっきり限定されている |
| 受験資格 | 制限なし | 前提知識も実務経験も要らない |
この検定でいちばん効いているのは「範囲が144ページの本1冊に定まっている」ことです。どこまでやれば十分かが最初から見えるので、やみくもに手を広げずに済みます。当サイトでは入門レベル(★1)と位置づけています。
初級と中級の違い
初級と中級は、出題される分野が同じです。公式ガイドブックの構成も、どちらも「昆虫の基本」「個別昆虫の知識」「いちばん〇〇」「そのほかの問題」の4分類でそろっています。違うのは問われる深さと、範囲に加わる本です。
| 初級 | 中級 | |
|---|---|---|
| 出題範囲 | 『昆虫検定公式ガイドブック 初級・中級』から出題 | 同書を中心に『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』『角川の集める図鑑GET! 昆虫』からも一部出題 |
| ガイドブックの対策問題 | 102問 | 118問 |
| 受験料(税込) | 4,800円 | 5,900円 |
公式ガイドブックが例に挙げているのは、初級が「昆虫のあしは何本?」「昆虫の触角の数は?」といった基本、中級が「昆虫が光に向かう性質のことをなんという?」といった一歩踏み込んだ内容です。中級は図鑑2冊が範囲に加わるぶん、覚える量が増えます。
つまずきやすいところ
当サイトで227問を作る過程で、間違えやすいと感じた箇所を挙げます。
- 「昆虫かどうか」の線引き… クモ(あし8本)、ダンゴムシ(甲殻類)、ムカデ・ヤスデ(多足類)はいずれも昆虫ではありません。あしの数と体の分かれ方で見分けます。
- さなぎになるかどうか… 完全変態(チョウ・カブトムシ・ハチ・ハエ・アリ)と不完全変態(バッタ・セミ・カマキリ・トンボ・カメムシ・ゴキブリ)の振り分けは頻出の軸です。
- 名前が紛らわしいもの… シロアリはアリ(ハチ目)ではなくゴキブリに近いなかま。アリジゴクはアリではなくウスバカゲロウの幼虫。アメンボはクモではなくカメムシ目。
- 「いちばん〇〇」の比べ方… 「最大」は、はねを広げた幅・体長・体重のどれで測るかで順位が変わります。問題文がどの物差しを指しているかを読むのが要点です。
どれくらいの学習時間が必要か
公式が学習時間の目安を示しているわけではありません。ただ、出題範囲が144ページの本1冊で、対策問題が計220問という規模から考えると、まったくの初学者でも10〜20時間あれば一巡できる分量です。申込締切(10月29日)から本番(11月29日)まで1か月あるので、1日30分でも間に合う計算になります。
昆虫が好きで図鑑を読んできた方なら、すでに知っている内容がかなり含まれているはずです。その場合は知らないところを拾う作業が中心になります。
まとめ
- 合格率は未公表。第1回が2026年11月29日でこれから実施されるため、数字自体が存在しない
- 合格基準は4者択一100問中おおむね70問以上(正答率70%)
- 範囲が公式ガイドブック1冊に定まっているのが最大の特徴。当サイトの位置づけは入門レベル(★1)
- 初級と中級は分野が同じで、違いは深さと、中級に図鑑2冊が加わること
- つまずきやすいのは「昆虫かどうかの線引き」「さなぎの有無」「紛らわしい名前」「最大の比べ方」