2級建築施工管理技士(第一次検定)「建築学」の一問一答
📖 2級建築施工管理技士(第一次検定)「建築学」の全75問と解説(一覧)
2級建築施工管理技士(第一次検定)の建築学に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.北半球における南面の鉛直壁の終日日射量は、夏至よりも冬至のほうが多い。
正解:○(正しい)
解説:夏至は太陽高度が高く南面壁への入射角が浅いため日射量は少なく、冬至は太陽高度が低く南面に直射しやすいため日射量が多くなります。
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問2.可照時間とは、ある地点で実際に直射日光が当たった時間のことをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、可照時間は日の出から日没までの理論上日照が可能な時間であり、実際に日が当たった時間は日照時間といいます。
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問3.昼光率とは、全天空照度に対する室内のある点の照度の比率をパーセントで表したものである。
正解:○(正しい)
解説:昼光率は屋外の全天空照度に対する室内のある点の昼光による照度の割合であり、直射日光は含めず天候による変動が少ない指標です。
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問4.色温度が高い光源ほど赤みを帯びた暖かい光色となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、色温度が高いほど青白い光色となり、色温度が低いほど赤みを帯びた暖かい光色になります。
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問5.事務室の照明では、机上面の作業に必要な照度として750ルクス程度が推奨される。
正解:○(正しい)
解説:JISの照度基準で事務室の机上作業面は750ルクス程度が推奨され、精密作業ではさらに高い照度が求められます。
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問6.照度の単位はカンデラであり、光源の光の強さを表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、照度の単位はルクスであり、カンデラは光度すなわち光源の光の強さの単位です。
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問7.室内の必要換気量は、一般に在室者から発生する二酸化炭素濃度を基準として算定する。
正解:○(正しい)
解説:居室の必要換気量は二酸化炭素濃度を許容値0.1%以下に保つことを基準に算定し、在室人数に応じて決定します。
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問8.室内外の温度差を利用した自然換気では、開口部の高低差が大きいほど換気量は減少する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、温度差換気では給気口と排気口の高低差が大きいほど換気量は増加します。
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問9.第1種機械換気は給気・排気ともに機械で行う方式で、室内圧を正圧にも負圧にも調整できる。
正解:○(正しい)
解説:第1種換気は給気・排気とも送風機を用いるため室内圧を自在に調整でき、機械室や厨房など確実な換気が必要な室に適します。
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問10.便所や浴室など臭気や湿気を他室に出したくない室は、給気のみを機械で行う第2種換気が適している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、便所や浴室は排気のみ機械で行う第3種換気とし室内を負圧に保ち臭気の拡散を防ぎます。
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問11.熱伝導率の小さい材料ほど断熱性能が高く、グラスウールは熱伝導率が小さい。
正解:○(正しい)
解説:熱伝導率が小さい材料ほど熱を伝えにくく断熱性が高くなり、グラスウールは内部に空気を多く含み熱伝導率が小さい代表的な断熱材です。
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問12.壁体の熱貫流率の値が大きいほど、その壁体の断熱性能は高い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、熱貫流率が大きいほど熱を通しやすく断熱性能は低くなり、断熱性が高い壁体は熱貫流率が小さくなります。
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問13.内部結露を防止するには、断熱材の室内側に防湿層を設けて壁体内への水蒸気の侵入を抑えることが有効である。
正解:○(正しい)
解説:内部結露は壁体内に侵入した水蒸気が低温部で凝結する現象で、断熱材の室内側に防湿層を設けると水蒸気の侵入を抑制できます。
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問14.断熱材の室内側に通気層を設けることは、外壁内部の結露防止に有効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、通気層は断熱材の屋外側に設け、壁体内に侵入した湿気を外部へ排出して結露を防止します。
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問15.残響時間とは、音源を止めてから室内の音圧レベルが60デシベル減衰するまでの時間をいう。
正解:○(正しい)
解説:残響時間は音源停止後に音のエネルギー密度が100万分の1すなわち音圧レベルで60デシベル減衰するまでの時間で、室容積が大きく吸音力が小さいほど長くなります。
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問16.音の高さは音の振幅で決まり、振幅が大きいほど高い音となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、音の高さは周波数で決まり振幅は音の大きさを決め、周波数が高いほど高い音になります。
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問17.コンクリートのように単位面積当たりの質量が大きい壁ほど、透過損失が大きく遮音性能が高い。
正解:○(正しい)
解説:単一壁の透過損失は質量則に従い、面密度が大きく周波数が高いほど透過損失が大きくなり遮音性能が高くなります。
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問18.同じ波長の光であっても、明度の高い色は実際より遠くにあるように見える後退色である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、明度の高い色や暖色は近くに見える進出色で、明度の低い色や寒色が遠くに見える後退色です。
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問19.直接基礎は建物の荷重を支持地盤に直接伝える基礎で、フーチング基礎やべた基礎がこれに含まれる。
正解:○(正しい)
解説:直接基礎は良好な支持地盤が浅い場合に用いられ、独立フーチング基礎・布基礎・べた基礎などが該当します。
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問20.一つの建築物に直接基礎と杭基礎など異種の基礎を併用することは、不同沈下防止のため推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、異種基礎の併用は沈下量の差から不同沈下を生じやすく、原則として併用は避けるべきとされています。
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問21.圧密沈下は粘性土地盤において、荷重により間隙水が長時間かけて排出されることで生じる沈下である。
正解:○(正しい)
解説:圧密沈下は飽和した粘性土が荷重を受け間隙水を徐々に排出して体積が減少する現象で、長期間にわたり進行します。
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問22.液状化現象は、含水比の低い密な砂質地盤が地震時に強度を失う現象である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、液状化は地下水位が高くゆるい砂質地盤で地震時に間隙水圧が上昇して有効応力を失う現象です。
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問23.木造在来軸組構法において、筋かいは地震や風による水平力に抵抗する耐震要素である。
正解:○(正しい)
解説:筋かいは軸組内に斜めに入れ、水平力に対して引張りや圧縮で抵抗し建物の変形を抑える耐力壁の構成要素です。
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問24.木造の土台は、できるだけ広葉樹を用い、防腐・防蟻処理は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、土台はヒノキやヒバなど耐久性の高い樹種を用い、地面に近く湿気を受けやすいため防腐・防蟻処理が必要です。
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問25.鉄筋とコンクリートは線膨張係数がほぼ等しいため、温度変化による両者の付着を保つことができる。
正解:○(正しい)
解説:鉄筋とコンクリートの線膨張係数はともに約1×10のマイナス5乗で近いため、温度変化でも一体性を保てます。
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問26.鉄筋コンクリート構造は、自重が大きいため地震時の慣性力が小さくなる利点がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、RC造は自重が大きいため地震時の慣性力が大きくなり、これは耐震上の不利な点です。
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問27.RC造の梁のあばら筋は、主にせん断力に抵抗するために配置される。
正解:○(正しい)
解説:あばら筋すなわちスターラップは梁に生じるせん断力に抵抗し、せん断ひび割れを抑制する役割を持ちます。
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問28.鉄骨構造は不燃材料である鋼材を用いるため、火災に対して被覆などの耐火措置を講じる必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、鋼材は高温で著しく強度が低下するため、耐火被覆を施すなど耐火措置が必要です。
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問29.鉄骨構造の高力ボルト摩擦接合は、ボルトの締付け力により生じる接合材間の摩擦力で応力を伝達する。
正解:○(正しい)
解説:高力ボルト摩擦接合は高力ボルトの強い締付けで生じる接合面の摩擦力により応力を伝達する接合方法です。
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問30.トラス構造は部材を三角形に組み、各部材に主として曲げモーメントが生じる構造形式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、トラスは節点をピンとみなし各部材には軸方向力すなわち引張りまたは圧縮のみが生じます。
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問31.片持ちばりの自由端に集中荷重が作用するとき、最大曲げモーメントは固定端に生じる。
正解:○(正しい)
解説:片持ちばりは固定端で曲げモーメントが最大となり、自由端に集中荷重が作用する場合その値は荷重とスパンの積になります。
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問32.等分布荷重を受ける単純ばりの曲げモーメントは、両支点で最大、中央で零となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、等分布荷重を受ける単純ばりの曲げモーメントは支点で零、スパン中央で最大となります。
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問33.細長い圧縮材は、軸力が座屈荷重に達すると急激に横方向へたわむ座屈を生じる。
正解:○(正しい)
解説:細長い圧縮材は座屈荷重に達すると横方向へ大きくたわみ、細長比が大きいほど座屈荷重は小さくなります。
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問34.片持ちばりの先端のたわみは、断面二次モーメントが大きいほど大きくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、たわみは断面二次モーメントに反比例し、断面二次モーメントが大きいほどたわみは小さくなります。
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問35.コンクリートの調合において、水セメント比が小さいほど一般に圧縮強度は高くなる。
正解:○(正しい)
解説:水セメント比が小さいほど硬化後の空隙が少なくなり、コンクリートの圧縮強度や耐久性は高くなります。
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問36.コンクリートのスランプ値が大きいほど、コンクリートは硬く流動性が低い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、スランプ値が大きいほどコンクリートは軟らかく流動性が高いことを表します。
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問37.鋼材の引張試験における降伏点とは、応力が増加しないのにひずみが急増し始める応力度をいう。
正解:○(正しい)
解説:降伏点は鋼材が弾性域を超え、応力をほとんど増さずにひずみが急増し始める点で、許容応力度の基準となります。
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問38.鋼材は炭素含有量が多いほど、一般に引張強さは低下し、伸びは増加する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、鋼材は炭素含有量が多いほど引張強さや硬さが増し、伸びや靱性は低下します。
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問39.次のうち、太陽位置を表す指標として正しい組合せはどれか。
- ア.太陽高度と方位角
- イ.色温度と演色性
- ウ.昼光率と均斉度
- エ.残響時間と透過損失
正解:ア.太陽高度と方位角
解説:太陽の位置は地平面からの角度である太陽高度と、真南からの水平角である方位角で表されます。
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問40.建築物の採光に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.全天空照度は時刻によらず一定である
- イ.天窓は同面積の側窓より採光効率が高い
- ウ.昼光率は直射日光を含めて算定する
- エ.側窓は天窓より採光上有利である
正解:イ.天窓は同面積の側窓より採光効率が高い
解説:天窓は同じ面積の側窓に比べ、光が上方から入り障害物の影響を受けにくいため採光効率が高くなります。
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問41.照明・採光に関する用語の説明として、適当でないものはどれか。
- ア.照度は受照面の明るさを表す
- イ.光束は光のエネルギー量を表す
- ウ.演色性は光源の明るさを表す
- エ.輝度は見かけの明るさを表す
正解:ウ.演色性は光源の明るさを表す
解説:演色性は光源が物体の色を自然光に近く見せる性質であり、光源の明るさを示すものではありません。
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問42.換気に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.換気回数は室容積に比例して大きくなる
- イ.第3種換気は給気のみを機械で行う
- ウ.室温が外気温より高いと温度差換気は生じない
- エ.風力換気は風圧力の差を利用する
正解:エ.風力換気は風圧力の差を利用する
解説:風力換気は建物の風上側と風下側に生じる圧力差を利用して室内に空気の流れを生じさせる自然換気です。
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問43.機械換気方式とその適用室の組合せとして、最も適当なものはどれか。
- ア.便所は第3種換気が適する
- イ.手術室は第3種換気が適する
- ウ.ボイラー室は給気のみの換気が適する
- エ.クリーンルームは負圧とするのが適する
正解:ア.便所は第3種換気が適する
解説:便所や浴室は臭気や湿気を他室に出さないよう排気のみを機械で行う第3種換気を用い室内を負圧に保ちます。
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問44.伝熱・結露に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.熱伝導率が小さい材料は断熱性が高い
- イ.表面結露は表面温度が露点を上回ると生じる
- ウ.熱貫流率は小さいほど断熱性が高い
- エ.防湿層は壁体内への水蒸気侵入を抑える
正解:イ.表面結露は表面温度が露点を上回ると生じる
解説:表面結露は壁の表面温度が室内空気の露点温度を下回ったときに生じるため、表面温度を露点以上に保つことが対策となります。
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問45.湿り空気に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.加熱すると相対湿度は上昇する
- イ.絶対湿度は気温で決まり水蒸気量に無関係
- ウ.相対湿度100%の空気は露点温度に達している
- エ.露点温度は気温より常に高い
正解:ウ.相対湿度100%の空気は露点温度に達している
解説:相対湿度100%の空気は飽和状態であり、そのときの温度が露点温度に一致します。なお選択肢「加熱すると相対湿度は上昇する」は誤りで、絶対湿度一定のまま加熱すると飽和水蒸気量が増えるため相対湿度は低下します。
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問46.音環境に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.残響時間は室容積が大きいほど長い
- イ.多孔質材料は高音域の吸音に有効
- ウ.質量の大きい壁ほど透過損失が大きい
- エ.残響時間は総吸音力が大きいほど長い
正解:エ.残響時間は総吸音力が大きいほど長い
解説:残響時間は室容積が大きいほど長くなり、室内の総吸音力が大きいほど短くなります。
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問47.壁体の遮音に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.透過損失は壁が重いほど大きい
- イ.透過損失は壁が軽いほど大きい
- ウ.透過損失は周波数が低いほど大きい
- エ.透過損失は壁厚に無関係である
正解:ア.透過損失は壁が重いほど大きい
解説:単一壁の透過損失は質量則に従い、壁の面密度が大きいほど、また入射音の周波数が高いほど大きくなります。
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問48.色彩に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.明度の低い色は進出して見える
- イ.マンセル表色系は色相・明度・彩度で表す
- ウ.彩度は色の明るさを表す
- エ.暖色は後退色である
正解:イ.マンセル表色系は色相・明度・彩度で表す
解説:マンセル表色系は色相・明度・彩度の三属性で色を表し、建築の色彩計画や仕上げ指定に用いられます。
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問49.地盤・基礎に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.直接基礎は浅い良質地盤に用いる
- イ.支持杭は先端を支持層に到達させる
- ウ.圧密沈下は砂質地盤で長期間生じる
- エ.液状化はゆるい砂質地盤で生じやすい
正解:ウ.圧密沈下は砂質地盤で長期間生じる
解説:圧密沈下は粘性土地盤で生じる現象であり、透水性の高い砂質土地盤では圧密沈下はほとんど問題となりません。
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問50.基礎構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.独立基礎は布基礎より沈下に強い
- イ.杭基礎は良質な浅い地盤に用いる
- ウ.異種基礎の併用は不同沈下に有利
- エ.べた基礎は底面全体で建物を支える
正解:エ.べた基礎は底面全体で建物を支える
解説:べた基礎は建築物の底面全体を一体の鉄筋コンクリート版で支える基礎で、荷重を地盤に広く分散できます。
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問51.木構造に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.筋かいは引張りにのみ抵抗させる
- イ.土台は耐久性の高い樹種を用いる
- ウ.火打ち材は床面の変形を防ぐ
- エ.通し柱は隅角部に用いられる
正解:ア.筋かいは引張りにのみ抵抗させる
解説:筋かいは引張りにも圧縮にも抵抗させるのが基本で、引張専用とせず軸組内に釣り合いよく配置します。
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問52.鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.コンクリートは引張りに強い
- イ.あばら筋はせん断力に抵抗する
- ウ.鉄筋は圧縮力のみを負担する
- エ.かぶり厚さは耐震性とは無関係である
正解:イ.あばら筋はせん断力に抵抗する
解説:あばら筋すなわちスターラップは梁のせん断力に抵抗し、せん断ひび割れの発生や進展を抑制します。
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問53.鉄筋コンクリート構造の特徴として、適当でないものはどれか。
- ア.耐火性に優れる
- イ.鉄筋が引張力を負担する
- ウ.鉄骨造より自重が小さい
- エ.一体性のある剛な構造となる
正解:ウ.鉄骨造より自重が小さい
解説:RC造は鋼材を用いる鉄骨造より一般に自重が大きく、自重が小さいことはRC造の特徴ではありません。
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問54.鉄骨構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.鋼材は高温でも強度が低下しない
- イ.鋼材は座屈を考慮しなくてよい
- ウ.鉄骨造に耐火被覆は不要である
- エ.高力ボルト摩擦接合は摩擦力で応力伝達
正解:エ.高力ボルト摩擦接合は摩擦力で応力伝達
解説:高力ボルト摩擦接合は高力ボルトの締付け力により生じる接合材間の摩擦力で応力を伝達する接合方法です。
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問55.構造形式に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.トラスの各部材には曲げが主に生じる
- イ.ラーメンは柱梁を剛接合した骨組である
- ウ.壁式構造は耐力壁で荷重を支える
- エ.ブレース構造は斜材で水平力に抵抗する
正解:ア.トラスの各部材には曲げが主に生じる
解説:トラス構造は節点をピンとみなすため、各部材には軸方向力のみが生じ曲げモーメントは生じません。
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問56.単純ばりのスパン中央に集中荷重Pが作用するとき、最大曲げモーメントの値として正しいものはどれか。スパンをLとする。
- ア.PL/8
- イ.PL/4
- ウ.PL/2
- エ.PL
正解:イ.PL/4
解説:単純ばりの中央集中荷重では中央で最大曲げモーメントが生じ、その値は荷重PとスパンLの積を4で除したPL/4です。
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問57.構造力学における支点の種類に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.回転端は曲げモーメントの反力を生じる
- イ.固定端は反力を生じない
- ウ.移動端は鉛直反力のみ生じる
- エ.移動端は水平反力を生じる
正解:ウ.移動端は鉛直反力のみ生じる
解説:移動端(ローラー支点)は移動方向に直交する鉛直反力のみを生じます。回転端(ピン支点)は鉛直・水平反力を生じますが曲げモーメント反力はなく、固定端は3つの反力すべてを生じます。
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問58.等分布荷重を受ける単純ばりに関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.曲げモーメントは支点で最大となる
- イ.せん断力は中央で最大となる
- ウ.両支点の反力は異なる値となる
- エ.曲げモーメントは中央で最大となる
正解:エ.曲げモーメントは中央で最大となる
解説:等分布荷重を受ける単純ばりでは、曲げモーメントはスパン中央で最大、せん断力は両支点で最大となります。
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問59.断面の性質に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.断面係数はせん断応力度の算定に用いる
- イ.断面二次モーメントは曲げ剛性に関係する
- ウ.長方形断面の断面二次モーメントはせいの3乗に比例
- エ.断面二次半径は座屈の評価に用いる
正解:ア.断面係数はせん断応力度の算定に用いる
解説:断面係数は曲げ応力度の算定に用いる量であり、せん断応力度の算定には断面一次モーメントなどを用います。
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問60.圧縮材の座屈に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.細長比が大きいほど座屈荷重は大きい
- イ.細長比が大きいほど座屈荷重は小さい
- ウ.座屈は引張材に生じる現象である
- エ.座屈長さは座屈に影響しない
正解:イ.細長比が大きいほど座屈荷重は小さい
解説:圧縮材の座屈荷重は細長比が大きいほど小さくなり、座屈長さが短く断面二次半径が大きいほど座屈しにくくなります。
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問61.建築物に作用する荷重・外力に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.固定荷重は建築物自体の重量である
- イ.風圧力は速度圧と風力係数で求める
- ウ.積雪荷重は屋根勾配が急なほど大きい
- エ.地震力は建物重量に比例する
正解:ウ.積雪荷重は屋根勾配が急なほど大きい
解説:積雪荷重は屋根勾配が急になるほど雪が滑落しやすく、勾配60度を超えると見込まなくてよいとされ、勾配が急なほど低減されます。
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問62.コンクリートに関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.水セメント比が大きいほど強度は高い
- イ.スランプが大きいほど流動性は低い
- ウ.空気量が多いほど強度は高い
- エ.水セメント比が小さいほど強度は高い
正解:エ.水セメント比が小さいほど強度は高い
解説:水セメント比が小さいほど硬化後の空隙が少なく、コンクリートの圧縮強度や耐久性が高くなります。
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問63.セメント・コンクリート材料に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.早強ポルトランドセメントは強度発現が遅い
- イ.普通ポルトランドセメントは最も一般的である
- ウ.高炉セメントは高炉スラグを混合したものである
- エ.中庸熱セメントは水和熱が低い
正解:ア.早強ポルトランドセメントは強度発現が遅い
解説:早強ポルトランドセメントは初期強度の発現が速いセメントであり、強度発現が遅いという記述は誤りです。
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問64.鋼材の性質に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.ヤング係数は鋼種により大きく異なる
- イ.ヤング係数は鋼種によらずほぼ一定である
- ウ.炭素量が多いほど伸びは大きい
- エ.鋼材は不燃なので耐火被覆は不要である
正解:イ.ヤング係数は鋼種によらずほぼ一定である
解説:鋼材のヤング係数は強度の異なる鋼種でもほぼ一定で、約205キロニュートン毎平方ミリメートルです。
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問65.木材の性質に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.含水率が繊維飽和点以下では乾燥で強度増
- イ.心材は辺材より腐りにくい
- ウ.繊維方向の強度は繊維直角方向より小さい
- エ.比重が大きい木材ほど一般に強度が高い
正解:ウ.繊維方向の強度は繊維直角方向より小さい
解説:木材の強度は繊維方向に大きく繊維直角方向に小さいため、繊維方向の強度が小さいとする記述は誤りです。
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問66.防水材料・左官材料に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.アスファルト防水は単層で施工する
- イ.せっこうプラスターは硬化が遅い
- ウ.しっくいは気硬性でなく水硬性である
- エ.アスファルト防水は複数層を積層する
正解:エ.アスファルト防水は複数層を積層する
解説:アスファルト防水は溶融アスファルトとルーフィングを複数層積層する工法で、信頼性の高い陸屋根用防水です。
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問67.ガラス・建具に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.強化ガラスは破損時に鋭利な大破片になる
- イ.合わせガラスは破片の飛散を防ぐ
- ウ.複層ガラスは断熱性に優れる
- エ.網入りガラスは破損時の脱落を抑える
正解:ア.強化ガラスは破損時に鋭利な大破片になる
解説:強化ガラスは破損時に粒状に砕けて安全性が高いガラスであり、鋭利な大きな破片になるとする記述は誤りです。
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問68.内装材料に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.せっこうボードは耐水性が極めて高い
- イ.せっこうボードは不燃性に優れる
- ウ.ロックウールは断熱性がない
- エ.合板は単板を平行に積層したものである
正解:イ.せっこうボードは不燃性に優れる
解説:せっこうボードは不燃性や遮音性に優れ加工も容易なため、壁や天井の下地・仕上げに広く用いられます。
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問69.給排水・衛生設備に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.排水トラップの封水は臭気の侵入を防ぐ
- イ.通気管は排水の流れを円滑にする
- ウ.高置水槽方式はポンプで直接各所へ給水する
- エ.クロスコネクションは禁止されている
正解:ウ.高置水槽方式はポンプで直接各所へ給水する
解説:高置水槽方式は受水槽から屋上の高置水槽へ揚水し重力で給水する方式であり、ポンプで直接給水するのは加圧給水方式です。
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問70.空調設備に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.ファンコイルユニット方式は個別制御に適する
- イ.全空気方式は外気冷房がしやすい
- ウ.二重ダクト方式は混合損失が生じやすい
- エ.単一ダクト方式は室別の細かな温度制御に適する
正解:エ.単一ダクト方式は室別の細かな温度制御に適する
解説:単一ダクト方式は1系統のダクトで同一状態の空気を送るため、室ごとに細かく温度を制御することは困難です。
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問71.電気設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.漏電遮断器は地絡電流を検知し回路を遮断する
- イ.配線用遮断器は地絡電流を検知して動作する
- ウ.接地は感電防止に無関係である
- エ.受変電設備は低圧を高圧に変える
正解:ア.漏電遮断器は地絡電流を検知し回路を遮断する
解説:漏電遮断器は地絡電流すなわち漏れ電流を検知して回路を遮断し、感電事故や漏電火災を防止します。
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問72.消防・防災設備に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.差動式感知器は温度上昇率で作動する
- イ.スプリンクラー設備は手動操作専用である
- ウ.屋内消火栓は初期消火に用いる
- エ.煙感知器は煙を感知して作動する
正解:イ.スプリンクラー設備は手動操作専用である
解説:スプリンクラー設備は火災時に自動で散水し初期消火を行う設備であり、手動操作専用とする記述は誤りです。
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問73.昇降機設備に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.エスカレーターの勾配に上限の制限はない
- イ.ロープ式は油圧式より低層建物に限られる
- ウ.非常用エレベーターは高さ31m超の建物に設ける
- エ.非常用エレベーターは平常時は使用できない
正解:ウ.非常用エレベーターは高さ31m超の建物に設ける
解説:非常用エレベーターは高さ31メートルを超える建築物に原則として設置が義務付けられ、消防活動に利用されます。
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問74.建築設備の用語に関する記述として、適当でないものはどれか。
- ア.通気管はトラップの破封を防ぐ
- イ.受水槽はオーバーフロー管を設ける
- ウ.給湯設備には逃し弁を設ける
- エ.クロスコネクションは推奨される接続方法である
正解:エ.クロスコネクションは推奨される接続方法である
解説:クロスコネクションは飲料水系統と他の系統が直接接続されることで、水質汚染の原因となるため禁止されています。
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問75.環境工学の用語に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- ア.グレアは視野内の高輝度によるまぶしさである
- イ.昼光率は天候により大きく変動する
- ウ.均斉度は照度の最大値を表す
- エ.演色性は照度の単位である
正解:ア.グレアは視野内の高輝度によるまぶしさである
解説:グレアは視野内に高輝度の光源があることで生じる不快感やまぶしさで、照明計画では抑制が求められます。