ITパスポート「テクノロジ系(基礎)」の一問一答
📖 ITパスポート「テクノロジ系(基礎)」の全245問と解説(一覧)
ITパスポートのテクノロジ系(基礎)に関する一問一答(全245問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.2進数の「1010」を10進数に変換するといくつになるか。
- ア.8
- イ.12
- ウ.10
- エ.14
正解:ウ.10
解説:1010(2) = 1×8 + 0×4 + 1×2 + 0×1 = 10(10) です。
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問2.CPUの主な役割として正しいものはどれか。
- ア.電力を供給する
- イ.データを長期保存する
- ウ.ネットワーク通信を制御する
- エ.プログラムの命令を解釈し実行する
正解:エ.プログラムの命令を解釈し実行する
解説:CPU(中央処理装置)はプログラムの命令を読み込み、解釈し、演算・制御を行うコンピュータの中核部品です。
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問3.RAMは電源を切っても記憶内容が保持される不揮発性メモリである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RAMは電源を切ると記憶内容が消える揮発性メモリである。電源を切っても保持されるのはROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ。
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問4.SSDはHDDに比べて一般的にデータの読み書き速度が遅い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SSDは半導体メモリで物理的な可動部がないため、HDDより読み書き速度が速い。
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問5.OSの役割として正しいものはどれか。
- ア.ハードウェアとアプリケーションの仲介
- イ.文書の作成と編集
- ウ.表計算処理
- エ.プレゼンテーション作成
正解:ア.ハードウェアとアプリケーションの仲介
解説:OS(Operating System)はハードウェアを管理し、アプリケーションソフトウェアが動作するための基盤を提供します。
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問6.データベースにおけるSQLのSELECT文は、データの検索に使用される。
正解:○(正しい)
解説:SELECT文はデータベースからデータを検索・取得するためのSQL文です。
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問7.リレーショナルデータベースで、主キーの説明として正しいものはどれか。
- ア.テーブル間の関連を示す項目
- イ.レコードを一意に識別するための項目
- ウ.暗号化のための鍵
- エ.バックアップの基準となる項目
正解:イ.レコードを一意に識別するための項目
解説:主キー(プライマリキー)は各レコード(行)を一意に識別するための項目で、重複やNULLは許されません。
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問8.LANはLong Area Networkの略で、広域なネットワークのことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。LANはLocal Area Networkの略で、企業内・建物内など限定された範囲のネットワーク。広域はWAN(Wide Area Network)。
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問9.IPアドレスの説明として正しいものはどれか。
- ア.メールの件名
- イ.Webページの名前
- ウ.ネットワーク上の機器を識別するための番号
- エ.ファイルの保存場所
正解:ウ.ネットワーク上の機器を識別するための番号
解説:IPアドレスはネットワーク上の各機器を一意に識別するための論理アドレスです。
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問10.DNSはIPアドレスを暗号化するための仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DNS(Domain Name System)はドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決の仕組みであり、暗号化機能ではない。
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問11.HTTPSの「S」は何を表すか。
- ア.System
- イ.Speed
- ウ.Standard
- エ.Secure
正解:エ.Secure
解説:HTTPSのSはSecureの略で、SSL/TLSによる暗号化通信を行うHTTPプロトコルです。
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問12.クラウドコンピューティングでは、インターネット経由でITリソースを利用できる。
正解:○(正しい)
解説:クラウドコンピューティングはサーバ・ストレージ・ソフトウェア等のITリソースをインターネット経由で利用する形態です。
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問13.IoT(Internet of Things)の説明として正しいものはどれか。
- ア.さまざまなモノがインターネットに接続されること
- イ.高速なインターネット回線
- ウ.インターネットの利用料金
- エ.インターネットの通信規格
正解:ア.さまざまなモノがインターネットに接続されること
解説:IoTは家電・自動車・センサーなどの「モノ」がインターネットに接続され、相互に通信する概念です。
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問14.AIにおける機械学習とは、データからパターンを自動的に学習する技術である。
正解:○(正しい)
解説:機械学習は大量のデータからパターンやルールをコンピュータが自動的に学習し、予測や判断を行う技術です。
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問15.API(Application Programming Interface)の説明として正しいものはどれか。
- ア.アプリケーションの画面デザイン
- イ.ソフトウェアの機能を外部から利用するための仕組み
- ウ.プログラミング言語の一種
- エ.ハードウェアの接続端子
正解:イ.ソフトウェアの機能を外部から利用するための仕組み
解説:APIはソフトウェアの機能や情報を外部のプログラムから利用するためのインターフェース仕様です。
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問16.RPA(Robotic Process Automation)は、定型業務をソフトウェアロボットで自動化する技術である。
正解:○(正しい)
解説:RPAはPC上の定型的なデスクワーク(データ入力、転記等)をソフトウェアロボットで自動化する技術です。
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問17.USBメモリは電源を切るとデータが消える揮発性の記憶装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。USBメモリはフラッシュメモリを用いた不揮発性の記憶装置であり、電源を切ってもデータは保持される。
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問18.プログラミング言語の分類で、コンパイラ型言語の特徴として正しいものはどれか。
- ア.翻訳せずにそのまま実行する
- イ.1行ずつ翻訳しながら実行する
- ウ.ソースコード全体を機械語に翻訳してから実行する
- エ.ハードウェアが直接理解できる言語
正解:ウ.ソースコード全体を機械語に翻訳してから実行する
解説:コンパイラ型言語はソースコード全体をまとめて機械語に翻訳(コンパイル)してから実行します。
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問19.E-R図は、エンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)を表現する図である。
正解:○(正しい)
解説:E-R図(Entity-Relationship Diagram)はデータベース設計でエンティティ(実体)とその間の関連を視覚的に表現します。
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問20.ストレージの容量の大小関係として正しいものはどれか。
- ア.1KB > 1MB > 1GB > 1TB
- イ.1GB > 1TB > 1MB > 1KB
- ウ.1MB > 1GB > 1TB > 1KB
- エ.1TB > 1GB > 1MB > 1KB
正解:エ.1TB > 1GB > 1MB > 1KB
解説:1TB = 1024GB、1GB = 1024MB、1MB = 1024KBの関係があり、TB > GB > MB > KB の順に大きくなります。
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問21.エッジコンピューティングの説明として正しいものはどれか。
- ア.メインフレームで集中処理を行う手法
- イ.すべてのデータをクラウドに集約して一括処理する手法
- ウ.データの発生源に近い場所でデータ処理を行う分散コンピューティング手法
- エ.データを物理メディアで郵送して処理する手法
正解:ウ.データの発生源に近い場所でデータ処理を行う分散コンピューティング手法
解説:エッジコンピューティングはIoT機器や拠点等のデータ発生源(エッジ)に近い場所で処理を行い、低遅延・帯域節約・プライバシー保護を実現する手法です。
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問22.5Gの主な特徴は、低速・小容量・高遅延・少数同時接続である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。5Gの特徴は高速大容量・超低遅延・多数同時接続。低速・小容量等は4G以前と比較して劣る性能であり5Gの説明として誤り。
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問23.コンテナ技術の説明として正しいものはどれか。
- ア.ネットワーク機器を一つのラックに集約する技術
- イ.データを物理的な箱に入れて保管する技術
- ウ.サーバの筐体を小型化する技術
- エ.アプリケーションとその実行環境を軽量にパッケージ化して移植性を高める技術
正解:エ.アプリケーションとその実行環境を軽量にパッケージ化して移植性を高める技術
解説:コンテナ技術(Docker等)はアプリケーションとその依存関係をコンテナにパッケージ化し、環境に依存せずに動作させる仮想化技術です。VMより軽量で起動が高速です。
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問24.ディープラーニング(深層学習)は、ニューラルネットワークの層を深くして複雑なパターンを学習する機械学習手法である。
正解:○(正しい)
解説:ディープラーニングは多層のニューラルネットワーク(CNN、RNN等)を用いて、画像認識・自然言語処理等の複雑なタスクで高い精度を発揮する手法です。
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問25.ブロックチェーンの特徴として正しいものはどれか。
- ア.分散型の台帳技術で、データの改ざんが極めて困難
- イ.中央管理者が全データを一元管理する技術
- ウ.データの読み書き速度がリレーショナルDBより常に速い
- エ.暗号化されたデータは復元できない技術
正解:ア.分散型の台帳技術で、データの改ざんが極めて困難
解説:ブロックチェーンはP2Pネットワークの参加者がデータを共有・検証する分散型台帳技術で、暗号技術によりデータの改ざん耐性が高い特徴があります。
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問26.NATの役割は、ドメイン名とIPアドレスを相互変換することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NAT(Network Address Translation)はプライベートIPとグローバルIPを変換する技術。ドメイン名とIPの変換はDNSの役割。
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問27.仮想化技術のハイパーバイザーの説明として正しいものはどれか。
- ア.仮想通貨のマイニングを行うハードウェア
- イ.物理サーバ上で複数の仮想マシンを動作させるためのソフトウェア
- ウ.ネットワーク上の通信を監視するソフトウェア
- エ.データベースの性能を最適化するツール
正解:イ.物理サーバ上で複数の仮想マシンを動作させるためのソフトウェア
解説:ハイパーバイザーは物理ハードウェア上に仮想的なコンピュータ環境(VM)を複数作成・管理するソフトウェアです。VMware、Hyper-V、KVM等が代表例です。
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問28.NoSQLデータベースはリレーショナルモデルに依存せず、大量データの高速処理に適している。
正解:○(正しい)
解説:NoSQL(Not Only SQL)はキーバリュー型、ドキュメント型、カラム型、グラフ型等の非リレーショナルなデータモデルで、ビッグデータの高速処理やスケーラビリティに優れています。
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問29.OSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)で動作する機器はどれか。
- ア.リピーター
- イ.スイッチングハブ(L2スイッチ)
- ウ.ルーター
- エ.アクセスポイント
正解:ウ.ルーター
解説:ルーターはOSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)で動作し、IPアドレスに基づいてパケットの経路制御(ルーティング)を行います。L2スイッチは第2層で動作します。
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問30.IaaS(Infrastructure as a Service)では、完成したアプリケーションソフトウェアをサービスとして提供する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IaaSは仮想サーバ・ストレージ等のインフラを提供する形態。完成したアプリ提供はSaaS(Software as a Service)。
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問31.GPUの主な用途として近年注目されているものはどれか。
- ア.メールサーバの管理
- イ.文書ファイルの圧縮・解凍
- ウ.プリンターの印刷制御
- エ.AI・機械学習の大規模並列演算処理
正解:エ.AI・機械学習の大規模並列演算処理
解説:GPU(Graphics Processing Unit)は元々グラフィックス処理用ですが、大量の並列演算が得意な特性を活かし、AIのディープラーニングや科学技術計算に広く活用されています。
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問32.LPWA(Low Power Wide Area)は、低消費電力で広範囲の通信が可能なIoT向け無線通信技術である。
正解:○(正しい)
解説:LPWAは低消費電力で数km〜数十kmの長距離通信が可能な無線通信技術の総称で、IoTセンサー等のデータ送信に適しています。LoRaWAN、Sigfox等が代表例です。
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問33.サーバレスアーキテクチャの説明として正しいものはどれか。
- ア.サーバの管理をクラウド事業者に委ね、開発者はコードの実行に集中できるアーキテクチャ
- イ.物理サーバを一切使用しないアーキテクチャ
- ウ.サーバを自社で保有・運用するアーキテクチャ
- エ.サーバOSにLinuxのみを使用するアーキテクチャ
正解:ア.サーバの管理をクラウド事業者に委ね、開発者はコードの実行に集中できるアーキテクチャ
解説:サーバレスはサーバ管理をクラウド事業者が担い、開発者はビジネスロジックの実装に集中できるアーキテクチャです。AWS Lambda等のFaaS(Function as a Service)が代表例です。
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問34.RAID 1(ミラーリング)は、データを複数のディスクに分散して書き込むことで高速化を図る方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RAID 1は同じデータを2つのディスクに書き込み冗長性を確保する方式(ミラーリング)。データを分散して高速化するのはRAID 0(ストライピング)。
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問35.整列済みのデータ列から目的のデータを探すとき、探索範囲を半分ずつ絞り込んでいく方法はどれか。
- ア.線形探索法
- イ.2分探索法
- ウ.ハッシュ法
- エ.総当たり法
正解:イ.2分探索法
解説:2分探索法は、真ん中の値と探したい値を比べ、大小に応じて探索範囲を半分に絞る操作を繰り返します。あらかじめ整列されている必要がありますが、データが増えても探索回数はゆるやかにしか増えません。先頭から順に調べるのが線形探索法です。
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問36.デジタルツインとは、現実世界のモノやプロセスをデジタル空間上に再現する技術である。
正解:○(正しい)
解説:デジタルツインはIoTセンサー等から収集したデータを基に、物理的な製品や設備をデジタル空間上にリアルタイムで再現し、シミュレーションや予測に活用する技術です。
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問37.IPv6アドレスの長さとして正しいものはどれか。
- ア.64ビット
- イ.32ビット
- ウ.128ビット
- エ.256ビット
正解:ウ.128ビット
解説:IPv6アドレスは128ビット長で、約3.4×10の38乗個のアドレスを提供します。IPv4の32ビット(約43億個)と比べ、実質無限に近いアドレス空間を持ちます。
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問38.アルゴリズムの計算量を表すO記法において、O(n log n)は一般的にO(n²)よりも効率が悪い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。nが大きくなるほどn²はn log nより急速に増大するため、O(n log n)の方が効率が良い。クイックソート等がO(n log n)、バブルソート等がO(n²)。
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問39.SDN(Software Defined Networking)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ネットワーク上のソフトウェアライセンスを管理する技術
- イ.ネットワーク機器をすべてソフトウェアでシミュレーションする技術
- ウ.ソフトウェアのバグをネットワーク経由で修正する技術
- エ.ネットワークの制御をソフトウェアで一元管理し、柔軟に構成変更できる技術
正解:エ.ネットワークの制御をソフトウェアで一元管理し、柔軟に構成変更できる技術
解説:SDNはネットワーク機器のデータ転送機能と制御機能を分離し、制御をソフトウェア(SDNコントローラー)で集中管理することで、柔軟かつ動的なネットワーク構成を可能にする技術です。
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問40.PaaS(Platform as a Service)では、物理サーバや物理ストレージといったハードウェアそのものをサービスとして提供する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PaaSはOS・ミドルウェア等のアプリ実行環境(プラットフォーム)を提供する形態。物理ハードウェア提供はIaaSに該当する。
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問41.情報量を表す接頭語を10のべき乗で数えるとき、1Tバイトは何kバイトか。
- ア.10の3乗kバイト
- イ.10の6乗kバイト
- ウ.10の9乗kバイト
- エ.10の12乗kバイト
正解:ウ.10の9乗kバイト
解説:接頭語は、k(キロ)が10の3乗、M(メガ)が10の6乗、G(ギガ)が10の9乗、T(テラ)が10の12乗、P(ペタ)が10の15乗を表す。1Tバイトは10の12乗バイト、1kバイトは10の3乗バイトなので、1Tバイト=10の12乗÷10の3乗=10の9乗kバイトとなる。10の3乗は1TバイトをGバイトで、10の6乗はMバイトで表した値、10の12乗はバイトで表した値で、kバイトで表した値ではない。なお、小さい方の接頭語はm(ミリ)が10のマイナス3乗、μ(マイクロ)が10のマイナス6乗を表す。
根拠: IPA「ITパスポート試験 シラバス Ver.6.5」 35. 情報に関する理論 (1) 情報量の単位(ビット,バイトなどの情報量や,接頭語(k,M,G,T,P,m,μ,n,p など)を使った表し方)(PDF 40枚目) / 計量単位令 第4条 (出典: e-Gov法令検索)
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問42.CDN(Content Delivery Network)は、世界中のユーザのアクセスを単一のオリジンサーバに集約して処理する仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CDNはコンテンツを地理的に分散したエッジサーバに配置し、ユーザに近いサーバから配信することで高速化と負荷分散を図る仕組み。
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問43.WebSocketの特徴として正しいものはどれか。
- ア.サーバからクライアントへの一方向通信のみ可能
- イ.クライアントとサーバ間で双方向のリアルタイム通信が可能
- ウ.ファイル転送専用のプロトコル
- エ.メール送受信専用のプロトコル
正解:イ.クライアントとサーバ間で双方向のリアルタイム通信が可能
解説:WebSocketはHTTP接続を通じて確立される全二重通信プロトコルで、サーバとクライアント間でリアルタイムに双方向のデータ通信が可能です。チャットアプリ等で利用されます。
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問44.オブジェクト指向プログラミングの3大特性は、カプセル化・継承・正規化である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OOPの3大特性はカプセル化・継承・ポリモーフィズム(多態性)。正規化はデータベース設計の概念であり関係ない。
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問45.マルチクラウド戦略の利点として正しいものはどれか。
- ア.運用管理が単一クラウドより必ず簡単になる
- イ.クラウドの利用料金が必ず安くなる
- ウ.特定のクラウド事業者へのベンダーロックインを回避できる
- エ.セキュリティの設定が自動的に統一される
正解:ウ.特定のクラウド事業者へのベンダーロックインを回避できる
解説:マルチクラウドは複数のクラウド事業者を併用する戦略で、ベンダーロックイン回避・各社の強みを活用・障害時のリスク分散等の利点があります。ただし管理の複雑さは増します。
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問46.Git(バージョン管理システム)はソースコードの変更履歴を管理し、複数人での共同開発を支援するツールである。
正解:○(正しい)
解説:Gitは分散型バージョン管理システムで、ソースコードの変更履歴を記録・管理し、ブランチ機能やマージ機能により複数の開発者が並行して開発する環境を支援します。
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問47.データレイクの説明として正しいものはどれか。
- ア.少量の重要データのみを厳選して保管する仕組み
- イ.データを高度に正規化して格納するリレーショナルDB
- ウ.データを定期的に自動削除するストレージ
- エ.構造化・非構造化データを問わず生のまま大量に蓄積するストレージ
正解:エ.構造化・非構造化データを問わず生のまま大量に蓄積するストレージ
解説:データレイクはCSV、JSON、画像、ログ等の構造化・半構造化・非構造化データを加工せず生の形式で大量に蓄積し、後から分析に活用するストレージ基盤です。
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問48.TCP/IP通信において、TCPはコネクションレス型のプロトコルで信頼性は保証されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TCPはコネクション型でハンドシェイク・再送制御等により信頼性の高いデータ転送を保証する。コネクションレスで信頼性を保証しないのはUDP。
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問49.SoC(System on a Chip)の説明として正しいものはどれか。
- ア.CPU、メモリ、通信機能等を1つのチップに統合した集積回路
- イ.サーバを1つのラックに集約したシステム
- ウ.複数のOSを1台のPCで動作させるシステム
- エ.ソフトウェアのソースコードを管理するシステム
正解:ア.CPU、メモリ、通信機能等を1つのチップに統合した集積回路
解説:SoCはCPU・GPU・メモリコントローラ・通信チップ等を1つの半導体チップに統合した集積回路で、スマートフォンやIoT機器等に広く使われています。
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問50.クラウドネイティブとは、クラウド環境の利点を最大限に活かすようにアプリケーションを設計・構築するアプローチである。
正解:○(正しい)
解説:クラウドネイティブはコンテナ、マイクロサービス、CI/CD、宣言型API等を活用し、クラウド環境でスケーラブルかつ回復力のあるアプリケーションを構築するアプローチです。CNCFが推進しています。
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問51.OSI参照モデルの第1層(物理層)は、電気信号やビット列の伝送に関する規定を定めている。
正解:○(正しい)
解説:物理層はケーブルの種類、コネクタの形状、電圧レベル、ビットレートなど、物理的な接続と信号伝送に関する仕様を規定します。
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問52.OSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)は、TCPやUDPを用いてエンドツーエンドの通信制御を行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3層(ネットワーク層)はIPアドレスによるルーティングを担当する。TCP/UDPによるエンドツーエンド制御は第4層(トランスポート層)。
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問53.OSI参照モデルの第4層(トランスポート層)は、セッションの確立・維持・終了を担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第4層(トランスポート層)はTCP/UDP等によるエンドツーエンドの通信制御を担う。セッションの確立・維持・終了は第5層(セッション層)。
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問54.MIMEは、電子メールで画像や音声などを扱えるようにする規格であり、受信サーバからメールを取り出す役割も担う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MIMEは、電子メールで文字コードの異なる文章や画像・音声などを送れるようにするための規格です。受信サーバからメールを取り出すのは、POPやIMAPというプロトコルの役割です。
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問55.クラスCのIPアドレス(/24)で使用できるホストアドレスの最大数は256個である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。/24のネットワークではホスト部が8ビット(256通り)ですが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除くため、実際に使えるのは254個です。
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問56.ハイパーバイザ型の仮想化技術は、物理サーバ上に仮想化ソフトウェアを直接動作させ、複数の仮想マシンを稼働させる方式である。
正解:○(正しい)
解説:ハイパーバイザ型(Type1)は物理ハードウェア上で直接ハイパーバイザが動作し、複数のゲストOSを効率的に管理・実行する仮想化方式です。
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問57.コンテナ型仮想化は、各コンテナが独自のOSカーネルを持つことで強力な分離を実現する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コンテナ型仮想化はホストOSのカーネルを共有することで軽量化を実現している。各仮想マシンが独自OSを持つのはハイパーバイザ型仮想化。
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問58.データベースの第1正規形とは、すべての非キー属性が主キーに完全関数従属し、部分関数従属が排除された状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1正規形は繰り返し項目を含まず各セルに単一値のみを持つ状態。部分関数従属の排除は第2正規形の条件。
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問59.データベースの第3正規形とは、すべての属性が繰り返し項目を含まず、各セルに単一値のみを持つ状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。単一値であることは第1正規形の条件。第3正規形は第2正規形を満たした上で推移的関数従属が排除された状態。
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問60.SQLのINSERT文は、既存レコードの値を更新するために使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。INSERTは新しいレコードを追加するための文。既存レコードの値を更新するのはUPDATE文。
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問61.SQLのDELETE文はテーブルそのものを削除するコマンドである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DELETE文はテーブル内の行(レコード)を削除するコマンドです。テーブルそのものを削除するにはDROP TABLE文を使用します。
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問62.プログラミングにおける変数とは、データを格納するための名前付きの記憶領域のことである。
正解:○(正しい)
解説:変数はプログラム中でデータを一時的に格納・参照するための名前付きの記憶領域で、実行中に値を変更することができます。
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問63.プログラミングの「関数(メソッド)」とは、特定の処理をまとめて名前を付けたもので、繰り返し呼び出して利用できる。
正解:○(正しい)
解説:関数はまとまった処理に名前を付けて定義し、必要な場面で何度でも呼び出して再利用できるプログラムの構成要素です。コードの重複を防ぎ保守性を高めます。
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問64.OSI参照モデルの第2層(データリンク層)は、電気信号やビット列の物理的な伝送に関する規定を定めている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。電気信号やビット伝送の規定は第1層(物理層)。第2層(データリンク層)はMACアドレスによる同一ネットワーク内の通信制御を担う。
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問65.NATは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する技術である。
正解:○(正しい)
解説:NAT(Network Address Translation)は組織内のプライベートIPアドレスをインターネット接続時にグローバルIPアドレスに変換する技術です。
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問66.SQLのUPDATE文は、テーブルから既存レコードを削除するために使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。UPDATEは既存レコードの値を更新する文。レコードの削除はDELETE文。
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問67.データベースの第2正規形とは、第1正規形を満たした上で、推移的関数従属が排除された状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。推移的関数従属の排除は第3正規形の条件。第2正規形は第1正規形を満たした上で部分関数従属が排除された状態。
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問68.プログラミングにおけるループ(繰り返し)処理は、条件を満たす間、同じ処理を繰り返し実行する制御構造である。
正解:○(正しい)
解説:ループ処理(for文、while文等)は指定された条件が真の間、処理ブロックを繰り返し実行する基本的な制御構造です。
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問69.OSI参照モデルの第7層(アプリケーション層)は、データの暗号化や文字コード変換などの形式変換を担う層である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第7層(アプリケーション層)はHTTP・SMTP等のアプリ向けプロトコルが動作する層。暗号化や文字コード変換は第6層(プレゼンテーション層)の役割。
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問70.ホスト型の仮想化は、物理ハードウェア上に直接仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザ)を動作させる方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ホスト型は既存OSの上に仮想化ソフトをインストールして仮想マシンを動かす方式。ハードウェア上で直接動作するのはハイパーバイザ型(ベアメタル型)。
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問71.プログラミングにおける条件分岐(if文)は、条件式の真偽に基づいて実行する処理を切り替える制御構造である。
正解:○(正しい)
解説:条件分岐は条件式を評価し、真(true)の場合と偽(false)の場合で異なる処理を実行する、順次・反復と並ぶ基本的な制御構造です。
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問72.OSI参照モデルの第5層(セッション層)の役割として正しいものはどれか。
- ア.IPアドレスに基づくルーティングを行う
- イ.データの暗号化と復号を行う
- ウ.通信の開始・維持・終了の管理を行う
- エ.ビット列を電気信号に変換する
正解:ウ.通信の開始・維持・終了の管理を行う
解説:セッション層は通信セッションの確立・維持・終了を管理し、全二重・半二重の通信制御やチェックポイントの設定を行います。
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問73.電子メールを受信するときに使われるプロトコルはどれか。
- ア.SMTP
- イ.FTP
- ウ.HTTP
- エ.IMAP
正解:エ.IMAP
解説:IMAPは、メールをサーバに置いたまま読むことができる受信用のプロトコルです。サーバから取り出して端末に保存するPOPも受信用です。SMTPはメールを送信するとき、FTPはファイルを転送するとき、HTTPはWebページをやり取りするときに使います。
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問74.仮想化技術の種類のうち、Docker等で利用される方式はどれか。
- ア.コンテナ型仮想化
- イ.ハイパーバイザ型仮想化
- ウ.ホスト型仮想化
- エ.パラバーチャライゼーション
正解:ア.コンテナ型仮想化
解説:DockerはコンテナエンジンとしてホストOSのカーネルを共有するコンテナ型仮想化を採用しており、軽量で高速なアプリケーション実行環境を提供します。
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問75.SQLで特定の条件を満たすレコードのみを取得する場合に使用する句はどれか。
- ア.ORDER BY句
- イ.WHERE句
- ウ.GROUP BY句
- エ.HAVING句
正解:イ.WHERE句
解説:WHERE句はSELECT文やUPDATE文で条件を指定し、条件を満たすレコードのみを抽出・操作するために使用します。
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問76.データベースの正規化を行う主な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.テーブル数を最小限に抑える
- イ.データの検索速度を最大限に高速化する
- ウ.データの冗長性を排除し、更新時の矛盾を防止する
- エ.データベースの容量を最大限に節約する
正解:ウ.データの冗長性を排除し、更新時の矛盾を防止する
解説:正規化の主目的はデータの重複(冗長性)を排除し、挿入異常・更新異常・削除異常などのデータ矛盾を防ぐことです。
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問77.OSI参照モデルの第6層(プレゼンテーション層)の役割として正しいものはどれか。
- ア.アプリケーションにネットワーク機能を提供する
- イ.通信セッションの確立と終了を管理する
- ウ.エンドツーエンドの通信信頼性を確保する
- エ.データの表現形式の変換(文字コード変換、圧縮、暗号化)を行う
正解:エ.データの表現形式の変換(文字コード変換、圧縮、暗号化)を行う
解説:プレゼンテーション層はデータの表現形式を統一する役割を持ち、文字コード変換、データ圧縮、暗号化・復号などを担当します。
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問78.SQLのGROUP BY句と併用してグループ化されたデータに対して条件を指定する場合に使用する句はどれか。
- ア.HAVING句
- イ.WHERE句
- ウ.ORDER BY句
- エ.DISTINCT句
正解:ア.HAVING句
解説:HAVING句はGROUP BYでグループ化した後の集計結果に対して条件を指定します。WHERE句はグループ化前の行に対する条件指定に使用します。
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問79.プログラミングにおける「配列」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.データを先入れ先出しで管理するデータ構造
- イ.同じデータ型の複数のデータを連続した領域に格納するデータ構造
- ウ.キーと値のペアでデータを管理するデータ構造
- エ.データを階層的に管理するデータ構造
正解:イ.同じデータ型の複数のデータを連続した領域に格納するデータ構造
解説:配列は同一データ型の複数の要素を添字(インデックス)で管理するデータ構造で、メモリ上に連続して配置されます。
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問80.IPアドレスの枯渇問題を根本的に解決するために策定されたプロトコルはどれか。
- ア.DHCP
- イ.NAT
- ウ.IPv6
- エ.ARP
正解:ウ.IPv6
解説:IPv6は128ビットのアドレス空間を持ち、IPv4(32ビット)の約43億個に対して事実上無限のアドレスを提供し、枯渇問題を根本的に解決します。
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問81.特性要因図(フィッシュボーン)は、財務指標の推移を表す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特性要因図は「結果に影響する要因を魚骨状に整理」する原因分析図(財務指標ではない)。
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問82.2進数の「1111」を16進数に変換すると「F」になる。
正解:○(正しい)
解説:1111(2) = 8+4+2+1 = 15(10) = F(16)です。2進数4桁が16進数1桁に対応します。
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問83.8ビットで表現できる符号なし整数の最大値は127である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。8ビット符号なし整数の最大値は2^8-1=255。127は符号付き8ビット整数の最大値。
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問84.散布図は、時系列データの推移を表す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。散布図は「2変量の相関関係」を視覚化(時系列は折れ線・棒グラフ等)。
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問85.論理積(AND)は、入力のいずれかが1であれば出力が1となる論理演算である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AND(論理積)は入力がすべて1のときだけ出力が1。いずれかが1で1になるのはOR(論理和)。
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問86.論理和(OR)は、入力がすべて1のときだけ出力が1となる論理演算である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OR(論理和)は入力のいずれか1つでも1なら出力が1。すべて1のときだけ1になるのはAND(論理積)。
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問87.パレート図は、データの分布のばらつきを示す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。パレート図は「項目別発生件数の降順棒+累積比率折れ線」(ばらつきはヒストグラム)。
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問88.トランザクションのACID特性のうち「A」はAvailability(可用性)を意味し、システムが常に利用可能であることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「A」はAtomicity(原子性)。トランザクション内の処理がすべて実行されるか全く実行されないかを保証する性質。Availabilityは別概念。
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問89.ACID特性の「C」はConcurrency(並行性)を意味し、複数トランザクションが同時に実行できることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「C」はConsistency(一貫性)であり、トランザクション実行前後でデータ整合性が保たれることを保証する性質。並行性はACIDとは別の概念。
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問90.システム監査における監査の3要素は、独立性・正確性・誠実性のみで構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。監査の主要原則は独立性・客観性・専門性等多様(3要素のみは不十分な定義)。
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問91.ACID特性の「D」はDistribution(分散性)を意味し、データが複数のノードに分散配置されることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「D」はDurability(耐久性・永続性)。コミットされた結果がシステム障害でも失われないことを保証する性質。
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問92.データベースのトランザクションにおけるCOMMITは、処理途中の変更をすべて取り消し開始時点の状態に戻す操作である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。COMMITは処理結果を確定し永続化する操作。変更を取り消し開始時点に戻す操作はROLLBACK。
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問93.ROLLBACKは、トランザクション開始時点の状態にデータを戻す操作である。
正解:○(正しい)
解説:ROLLBACKはCOMMIT前の変更を取り消し、トランザクション開始時点のデータベース状態に戻す操作です。
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問94.デッドロックとは、複数のトランザクションが互いに相手のロック解放を待ち続けて処理が進まなくなる状態である。
正解:○(正しい)
解説:デッドロックは複数トランザクションが循環的にロック待ちとなる状態で、DBMSは検出すると片方をROLLBACKして解消します。
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問95.排他制御の「共有ロック」は、複数のトランザクションから同時に読み取りを許可するロックである。
正解:○(正しい)
解説:共有ロック(Sロック)は読み取り時に取得するロックで、同時に複数取得可能ですが、他のトランザクションの書き込みは阻止します。
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問96.OSS(オープンソースソフトウェア)は、ソースコードが公開されており、ライセンスの条件に従えば利用者が改変や再配布を行えるソフトウェアである。
正解:○(正しい)
解説:OSSはソースコードが公開され、改変や再配布が認められるソフトウェアである。ただし無条件ではなく、ライセンスに定められた条件(著作権表示の維持など)を守る必要がある(シラバス 48)。
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問97.MACアドレスは48ビットで構成され、ネットワーク機器の製造段階で一意に割り当てられる物理アドレスである。
正解:○(正しい)
解説:MACアドレスは48ビット(6バイト)で表され、前半24ビットが製造ベンダID、後半24ビットがベンダ内一意番号として割り当てられます。
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問98.DHCPは、ネットワーク内のホストに対してIPアドレス等のネットワーク設定を自動的に配布するプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:DHCPはIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ等の設定情報をクライアントに自動配布します。
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問99.ルータはネットワーク層(L3)で動作し、異なるネットワーク間でパケットを中継する機器である。
正解:○(正しい)
解説:ルータはIPアドレスに基づいてルーティングを行い、異なるネットワーク(LAN間、LAN−WAN間等)を接続する役割を担います。
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問100.スイッチングハブ(L2スイッチ)は、MACアドレスに基づきフレームを該当ポートにのみ転送する機器である。
正解:○(正しい)
解説:L2スイッチはMACアドレステーブルを持ち、宛先MACが接続されたポートにのみフレームを転送するため、ネットワーク効率が向上します。
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問101.Wi-Fi規格の「Wi-Fi 6」は、IEEE 802.11axに対応する無線LAN規格である。
正解:○(正しい)
解説:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)は高速・高効率な無線LAN規格で、多数同時接続環境での性能向上を実現しています。
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問102.Bluetoothは数メートルから数十メートル程度の範囲で利用される近距離無線通信規格である。
正解:○(正しい)
解説:Bluetoothは2.4GHz帯を使用する近距離無線規格で、スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、IoT機器等に広く利用されます。
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問103.GPUは元々グラフィックス処理向けのプロセッサだが、並列計算能力が高いためAI・機械学習の学習処理にも活用される。
正解:○(正しい)
解説:GPUは数千コアによる並列処理が得意で、ディープラーニングの行列演算等と親和性が高く、AI学習の主要ハードウェアとなっています。
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問104.機械学習における教師あり学習では、入力データと正解ラベルのペアから学習を行う。
正解:○(正しい)
解説:教師あり学習は入力と正解のペア(ラベル付きデータ)から回帰や分類のモデルを学習します。画像認識や売上予測等に用いられます。
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問105.教師なし学習は正解ラベルを与えず、データの構造やパターンをアルゴリズムが自ら発見する学習方式である。
正解:○(正しい)
解説:教師なし学習はクラスタリングや次元削減等のタスクに用いられ、ラベル付けコストを抑えられる反面、結果の評価が難しい特徴があります。
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問106.強化学習は、エージェントが環境との相互作用を通じて、報酬を最大化する行動方針を学習する手法である。
正解:○(正しい)
解説:強化学習は試行錯誤によって得られる報酬を最大化するように方策を学習します。ゲームAIや自動運転、ロボット制御等に応用されます。
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問107.キャッシュメモリは、CPUと主記憶の処理速度の差を埋めるために、両者の間に置かれる高速なメモリである。
正解:○(正しい)
解説:CPUは主記憶より非常に高速なので、よく使うデータを高速なキャッシュメモリに置いて主記憶へのアクセスを減らし、処理を速くする(シラバス 41)。
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問108.生成AIにおける「ハルシネーション」とは、AIが事実に基づかない内容をもっともらしく生成してしまう現象である。
正解:○(正しい)
解説:ハルシネーションは生成AIの主要課題の一つで、学習データ不足や統計的推論の誤りにより、実在しない情報を生成するリスクがあります。
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問109.RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、外部知識を検索して取得した情報を基に生成AIが回答を行う手法である。
正解:○(正しい)
解説:RAGは関連文書を検索して生成プロンプトに含めることで、ハルシネーション低減と最新情報の反映を実現する生成AI活用手法です。
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問110.プロンプトエンジニアリングは、生成AIから望ましい出力を得るためのプロンプト(指示文)の設計・最適化技術である。
正解:○(正しい)
解説:プロンプトエンジニアリングは役割設定、文脈提示、出力形式指定、例示(Few-shot)等の手法でAIの回答品質を向上させる実践技術です。
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問111.ブロックチェーンは、取引データを暗号化してブロックに格納し、それらを鎖状に連結して分散管理する技術である。
正解:○(正しい)
解説:ブロックチェーンは各ブロックが前ブロックのハッシュ値を含むことで改ざん困難性を実現し、多数ノードで分散管理される台帳技術です。
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問112.フールプルーフとは、利用者が誤った操作をしても危険な状態にならないように、あるいは誤った操作そのものができないようにする設計の考え方である。
正解:○(正しい)
解説:フールプルーフは人為的な誤操作に備える信頼性設計である。故障時に安全側へ動作させるのはフェールセーフ、故障しても機能を継続させるのはフォールトトレラントである(シラバス 44)。
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問113.10進数の「100」を2進数に変換したものはどれか。
- ア.1111111
- イ.1100010
- ウ.1010101
- エ.1100100
正解:エ.1100100
解説:100 = 64 + 32 + 4 = 2^6 + 2^5 + 2^2 で、2進数では1100100になります。
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問114.16進数「1A」を10進数に変換したものはどれか。
- ア.26
- イ.22
- ウ.32
- エ.36
正解:ア.26
解説:1A(16) = 1×16 + 10×1 = 16 + 10 = 26(10)です。
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問115.2進数の加算「1011 + 1101」の結果を2進数で表すとどれか。
- ア.10100
- イ.11000
- ウ.11100
- エ.10000
正解:イ.11000
解説:1011(2) = 11、1101(2) = 13、11+13 = 24。24(10) = 11000(2)となります。
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問116.8ビットで表現できる符号付き整数(2の補数表現)の範囲として正しいものはどれか。
- ア.0〜255
- イ.−127〜127
- ウ.−128〜127
- エ.−255〜255
正解:ウ.−128〜127
解説:8ビット2の補数では最上位ビットが符号を示し、表現範囲は−2^7〜2^7−1(−128〜127)となります。
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問117.論理演算で「A AND (NOT A)」の結果は常にどの値になるか。
- ア.未定義
- イ.1(真)
- ウ.Aの値に依存
- エ.0(偽)
正解:エ.0(偽)
解説:AとNOT Aは常に真偽が反対なので、両者のANDは常に偽(0)となります。これを矛盾律と呼びます。
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問118.2組のシステムで同じ処理を同時に行い、その結果を照合することで信頼性を高めるシステム構成はどれか。
- ア.デュプレックスシステム
- イ.デュアルシステム
- ウ.クライアントサーバシステム
- エ.シンクライアント
正解:イ.デュアルシステム
解説:デュアルシステムは2系統で同じ処理を並行して行い結果を照合する構成で、一方が故障しても処理を続けられる。デュプレックスシステムは主系で処理し、待機系は障害時に切り替えて使う構成である(シラバス 43)。
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問119.リレーショナルデータベースにおける外部キーの役割として正しいものはどれか。
- ア.表の各行を一意に識別するキーで、重複やNULLを許さない
- イ.主キーの値と対応づけて、表と表を関連づける
- ウ.検索を速くするため、特定の列に作成する索引を表す
- エ.列の値が満たすべき条件式(例:価格は0以上)を指定する
正解:イ.主キーの値と対応づけて、表と表を関連づける
解説:外部キーは、ある表の列の値が、他の表の主キー(または一意性の制約がある列)のいずれかの行の値と一致しなければならないとする制約で、表と表を関連づけて参照整合性を保つ。たとえば注文表の商品番号を商品表の主キーに対応させると、存在しない商品番号の注文は登録できない。各行を一意に識別し、重複やNULLを許さないのは主キーの役割。検索を速くするために列に作る仕組みはインデックス(索引)。列の値が満たすべき条件式を指定するのは検査制約(CHECK制約)で、いずれも外部キーとは別のものである。
根拠: PostgreSQL 18 Documentation「5.5. Constraints」 5.5.1 Check Constraints(列の値が論理式を満たすことを指定)/5.5.4 Primary Keys(行の一意の識別子・unique かつ not null)/5.5.5 Foreign Keys(列の値が他の表のいずれかの行の値と一致しなければならない=参照整合性。参照先は主キーか一意制約の列) / PostgreSQL 18 Documentation「Chapter 11. Indexes」 冒頭:Indexes are a common way to enhance database performance(行をより速く見つけて取り出す)
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問120.SQLの結合(JOIN)で、両方のテーブルで一致する行のみを返す結合はどれか。
- ア.RIGHT OUTER JOIN
- イ.LEFT OUTER JOIN
- ウ.INNER JOIN
- エ.FULL OUTER JOIN
正解:ウ.INNER JOIN
解説:INNER JOINは結合条件を満たす行のみを返します。OUTER JOINは一致しない行もNULLを含めて返します。
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問121.OSI参照モデルとTCP/IPモデルの対応で、TCP/IPのインターネット層に対応するOSIの層はどれか。
- ア.物理層(第1層)
- イ.データリンク層(第2層)
- ウ.トランスポート層(第4層)
- エ.ネットワーク層(第3層)
正解:エ.ネットワーク層(第3層)
解説:TCP/IPのインターネット層(IPが動作する層)はOSI参照モデルのネットワーク層(第3層)に対応します。
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問122.機械学習の手法のうち、教師なし学習に該当するものはどれか。
- ア.クラスタリング
- イ.回帰分析
- ウ.分類(classification)
- エ.強化学習
正解:ア.クラスタリング
解説:クラスタリングはラベルなしデータをグループ分けする教師なし学習の代表手法です。回帰・分類は教師あり学習に該当します。
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問123.生成AI利用時のハルシネーション対策として最も有効なものはどれか。
- ア.プロンプトを極限まで短くする
- イ.RAGにより外部の信頼できる情報源を検索参照させる
- ウ.同じ質問を一度だけ問う
- エ.出力を検証せずそのまま採用する
正解:イ.RAGにより外部の信頼できる情報源を検索参照させる
解説:RAGはAIに外部知識ベースを検索させて根拠ある回答を生成させる手法で、ハルシネーション低減に有効です。
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問124.IaaS・PaaS・SaaSの違いとして正しいものはどれか。
- ア.3者とも管理責任範囲は同じである
- イ.管理責任範囲が利用者側に少ないのがIaaS、多いのがSaaSである
- ウ.管理責任範囲が利用者側に多いのがIaaS、少ないのがSaaSである
- エ.SaaSはインフラのみを提供する
正解:ウ.管理責任範囲が利用者側に多いのがIaaS、少ないのがSaaSである
解説:IaaSではOS以上を利用者が管理、PaaSではアプリ・データのみ、SaaSではデータのみ管理と、SaaSほど利用者側の管理範囲が小さくなります。
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問125.5個のデータ「3,8,5,10,4」の中央値(メジアン)はどれか。
- ア.5
- イ.6
- ウ.7
- エ.8
正解:ア.5
解説:データを小さい順に並べると3,4,5,8,10となり、真ん中(3番目)の5が中央値である。平均値は30÷5=6、最大値と最小値の差(範囲)は7である(シラバス 34)。
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問126.DBMSにおけるチェックポイントの説明として,適切なものはどれか。
- ア.トランザクションが正常に処理されたときに,トランザクションの一連の処理を確定させること
- イ.トランザクションが何らかの理由で正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクションの処理開始前の状態に戻すこと
- ウ.複数のトランザクションを並列に処理しているときに,ロックの影響によってトランザクション同士が互いに相手のロックの解放を待つ状態になること
- エ.複数のトランザクションによるメモリ上のデータ更新の結果を,一度にまとめてHDDなどの外部記憶装置に書き込む操作や,操作が行われた時点のこと
正解:エ.複数のトランザクションによるメモリ上のデータ更新の結果を,一度にまとめてHDDなどの外部記憶装置に書き込む操作や,操作が行われた時点のこと
解説:正解はエ。チェックポイントは複数トランザクションによるメモリ上(バッファ)の更新結果を一度にまとめてHDDなど外部記憶へ書き込む操作、またはその時点を指す。アはコミット、イはロールバック、ウはデッドロックの説明で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問127.関係データベースで管理している“学生”表,“科目”表,“成績”表がある。1人の学生は複数の科目を履修するものとし,“学生”表に登録されていない学生や,“科目”表に登録されていない科目は“成績”表に登録できないものとするとき,外部キーとして設定するのが適切なものはどれか。ここで,表中の下線は主キーを表す。

- ア.“学生”表の学生番号,“成績”表の学生番号
- イ.“学生”表の学生名,“科目”表の科目名
- ウ.“成績”表の学生番号と科目コード
- エ.“成績”表の成績
正解:ウ.“成績”表の学生番号と科目コード
解説:正解はウ。成績表の学生番号は学生表(主キー)を、科目コードは科目表(主キー)を参照して整合性を保つ必要があるため、この二つが外部キーに設定される。アの学生表の学生番号は主キー、イの学生名・科目名は主キーでなく参照整合の対象外、エの成績は単なる属性で外部キーには当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問128.UXデザインで用いられることがある構造化シナリオ法における,三つのシナリオはどれか。
- ア.アクティビティ,インタラクション,バリュー
- イ.アクティビティ,インタラクション,ペルソナ
- ウ.アクティビティ,バリュー,ペルソナ
- エ.インタラクション,バリュー,ペルソナ
正解:ア.アクティビティ,インタラクション,バリュー
解説:正解はア。構造化シナリオ法は、利用者の価値を描くバリューシナリオ、実現する行動を描くアクティビティシナリオ、具体的な操作を描くインタラクションシナリオの三段階で構成される。ペルソナは想定利用者像であってシナリオではないため、ペルソナを含む他の選択肢は誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問129.レスポンシブWebデザインに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.PC,スマートフォンなど,多くの種類の端末で,見やすく,かつ操作しやすくなるように,表示する端末の画面サイズなどに応じてWebサイトの画面レイアウトが変化する。
- イ.Webブラウザで動画コンテンツをストリーミング再生するとき,サーバやネットワークの負荷が軽減されるように,複数のコンテンツ配信サーバのうち,利用者に適したサーバに接続させてデータを取得する。
- ウ.スマートフォンなどの端末向けのWebアプリケーションにおいて,歩数や移動速度などを計測できるように,端末に内蔵された加速度センサーやジャイロセンサーのデータを使用する。
- エ.操作説明書を読まなくてもWebサイトの使用方法を理解できるように,Webブラウザの利用者がマウスポインタをWebコンテンツに重ねたとき,ポップアップを用いて機能の説明,対象の状態などを表示する。
正解:ア.PC,スマートフォンなど,多くの種類の端末で,見やすく,かつ操作しやすくなるように,表示する端末の画面サイズなどに応じてWebサイトの画面レイアウトが変化する。
解説:正解はア。レスポンシブWebデザインは、表示する端末の画面サイズに応じてWebサイトのレイアウトを変化させ、PCでもスマートフォンでも見やすく操作しやすくする手法である。イはCDN、ウは加速度・ジャイロセンサーの活用、エはツールチップ(ポップアップ説明)の説明で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問130.PCの画面表示に必要なデータを保持するのに使われる,画面表示専用メモリはどれか。
- ア.EEPROM
- イ.VRAM
- ウ.キャッシュメモリ
- エ.フラッシュメモリ
正解:イ.VRAM
解説:正解はイのVRAM(Video RAM)で、ディスプレイに表示する画面イメージのデータを一時的に保持する画面表示専用メモリである。ア EEPROMは電気的に書き換え可能な不揮発性ROM、ウ キャッシュメモリはCPUと主記憶の速度差を埋める高速メモリ、エ フラッシュメモリはUSBメモリ等に使う不揮発性半導体メモリで、いずれも画面表示専用ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問131.システムの性能評価におけるベンチマークテストに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.評価対象のシステムで使われるものと同じデータ,同じプログラムを,ほかの疑似システム上で実行させて性能を評価する。
- イ.評価対象のシステムの動作特性を,取扱いの容易な形にモデル化したものを用いて,ほかの疑似システム上で実行させて性能を評価する。
- ウ.評価対象のシステムのプログラムステップ数,ハードウェア性能,I/O回数の机上計算値などを基に処理時間を積算して性能を評価する。
- エ.標準的な処理を設定し,それを実行する評価用プログラムを,評価対象のシステム上で実際に実行させて性能を評価する。
正解:エ.標準的な処理を設定し,それを実行する評価用プログラムを,評価対象のシステム上で実際に実行させて性能を評価する。
解説:正解はエ。ベンチマークテストは、標準的な処理を行う評価用プログラムを実際の評価対象システム上で走らせ、その実測値で性能を評価する手法である。ア(疑似システムで同じプログラム・データを実行)やイ(モデル化してシミュレーション)は別システム上での評価であり、ウは机上計算による見積り(モニタリング/積算法)で、実機による実測ではない点が誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問132.キャリアアグリゲーションの説明として,適切なものはどれか。
- ア.移動中に携帯電話が接続する基地局を切り替える技術
- イ.携帯電話の通信のセキュリティ機能を高める技術
- ウ.複数の異なる周波数の電波を束ねることによって,無線通信を高速化する技術
- エ.無線LANにおいて,アクセスポイントと呼ばれる基地局を経由して端末同士が通信を行う技術
正解:ウ.複数の異なる周波数の電波を束ねることによって,無線通信を高速化する技術
解説:正解はウ。キャリアアグリゲーションは、複数の異なる周波数帯(キャリア)の電波を束ねて同時に使い、通信を高速化・大容量化する技術である。ア は基地局を切り替えるハンドオーバー、イ はセキュリティ機能、エ は無線LANのインフラストラクチャモードの説明であり、いずれも別技術である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問133.DNSサーバの役割に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.LAN上のPCからインターネット上のWebサーバへのリクエストを中継するものであり,PCの代理としてインターネット上のWebサーバへアクセスして,その応答をPCに返す。
- イ.PCからサーバへのファイルの送受信の要求を受け付け,ファイルを転送する。
- ウ.PCに対してIPアドレスを自動で割り当て,サブネットマスクとデフォルトゲートウェイのIPアドレスの通知を行う。
- エ.ドメイン名をIPアドレスに変換する,又はIPアドレスをドメイン名に変換する。
正解:エ.ドメイン名をIPアドレスに変換する,又はIPアドレスをドメイン名に変換する。
解説:正解はエ。DNSサーバはドメイン名(www.example.jp等)とIPアドレスを相互に変換する名前解決を担う。ア はプロキシサーバ、イ はFTPサーバ、ウ はIPアドレスを自動割当てするDHCPサーバの説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問134.アプリケーションソフトウェアの操作を行うとき,質問に答えていく対話形式によって,煩雑な操作を簡単に行えるようにする機能はどれか。
- ア.アーカイブ
- イ.ウィザード
- ウ.オートコンプリート
- エ.ポップアップウィンドウ
正解:イ.ウィザード
解説:正解はイのウィザード。表示される質問に順に答えていく対話形式で、設定などの煩雑な操作を初心者でも簡単に行えるようにする機能である。ア アーカイブは複数ファイルの一括保存、ウ オートコンプリートは入力補完、エ ポップアップウィンドウは前面に開く小窓で、対話形式で操作を導くものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問135.手続 sort は,要素数が2以上の整数型の配列を引数 numberArray で受け取り,その要素を昇順に並べ替えた結果を出力する。手続 sort の動作確認のために,処理の途中で j の値と workArray の全ての要素を出力する。配列 numberArray を{3, 5, 1, 2, 4}とし,手続 sort を sort(numberArray)として呼び出したとき,j の値が3と出力された直後の workArray の全ての要素の出力はどれか。ここで,配列の要素番号は1から始まる。

- ア.1, 2, 3, 4, 5
- イ.1, 2, 3, 5, 4
- ウ.4, 5, 3, 2, 1
- エ.5, 4, 3, 2, 1
正解:イ.1, 2, 3, 5, 4
解説:正解はイ。これは選択ソートで、各回jで「j番目から末尾までの最小値」を探して先頭側と交換する。{3,5,1,2,4}に対し、j=1では最小値1(4番目→要素番号3)と交換して{1,5,3,2,4}、j=2では最小値2(要素番号4)と交換して{1,2,3,5,4}、j=3では3〜5番目の最小は既に3番目の3のため交換なしで{1,2,3,5,4}。よってj=3出力直後はイの「1, 2, 3, 5, 4」となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問136.メールソフトが電子メールの送受信に用いるプロトコルの組合せとして,適切なものはどれか。
- ア.送信プロトコル:IMAP4,受信プロトコル:POP3
- イ.送信プロトコル:IMAP4,受信プロトコル:SMTP
- ウ.送信プロトコル:POP3,受信プロトコル:SMTP
- エ.送信プロトコル:SMTP,受信プロトコル:IMAP4
正解:エ.送信プロトコル:SMTP,受信プロトコル:IMAP4
解説:正解はエ。電子メールの送信にはSMTP、受信にはIMAP4(またはPOP3)を用いる。IMAP4はサーバ上でメールを管理する受信用プロトコル、POP3も受信用であり、これらを送信に使う組合せのア・イ・ウはいずれも誤りである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問137.関係データベースにおけるデータの正規化に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 正規化の主な目的として,データの重複を排除し, a ことが挙げられる。正規化には複数の段階があり,これを進めていくと, b 。
- ア.a:圧縮率を向上させる,b:一つの表が複数の表に分割される
- イ.a:圧縮率を向上させる,b:複数の表が一つの表に統合される
- ウ.a:一貫性を保つ,b:一つの表が複数の表に分割される
- エ.a:一貫性を保つ,b:複数の表が一つの表に統合される
正解:ウ.a:一貫性を保つ,b:一つの表が複数の表に分割される
解説:正解はウ。正規化はデータの重複を排除して更新時の矛盾を防ぎ、データの一貫性(整合性)を保つことを主目的とし、段階を進めると一つの表が複数の表に分割される。a「圧縮率向上」やb「複数の表を一つに統合」は正規化の目的・結果と逆であり誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問138.関係データベースで管理している“口座”表,“顧客”表及び“取引明細”表がある。新たな顧客が口座の開設と同時に1万円を入金するとき,表にデータを追加する順序として,適切なものはどれか。ここで,下線のうち実線は主キーを,破線は外部キーを表す。

- ア.口座 → 顧客 → 取引明細
- イ.顧客 → 口座 → 取引明細
- ウ.顧客 → 取引明細 → 口座
- エ.取引明細 → 口座 → 顧客
正解:イ.顧客 → 口座 → 取引明細
解説:正解はイ。外部キーは参照先(親)の行が存在しないと登録できないため、親テーブルから先に追加する。口座表は顧客番号を、取引明細表は口座番号を外部キーに持つので、顧客→口座→取引明細の順に追加する必要がある。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問139.OSS(Open Source Software)のライセンスにおけるコピーレフトに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.OSSの作成者が,ソフトウェアの著作権を放棄している。
- イ.OSSの著作権者は,利用者がソフトウェアを利用することに対して金銭的な対価を要求しなければならない。
- ウ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアは,改変部分のソースコードを非公開としたまま,配布することができる。
- エ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には,元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。
正解:エ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には,元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。
解説:正解はエ。コピーレフトは、OSSを改変・再配布する場合に元と同じライセンスの適用を義務づけ、ソースコード公開の自由を後続にも引き継がせる考え方である。ア(著作権は放棄しない)、イ(対価要求の義務はない)、ウ(改変部分を非公開にしたまま配布はできない)はいずれもコピーレフトに反する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問140.表計算ソフトを用いて,二つの2進数α,βの和を求める。α,βの桁数は2桁に限定し,2の位,1の位の順に各桁の値がセルB3,セルC3とセルB4,セルC4に入力されている。ワークシートは2進数α=10,β=11の例である。結果は,4の位,2の位,1の位の順にセルA5,セルB5,セルC5に表示したい。セルB2は1の位からの繰り上がりの情報を格納するために用いられ,式 IF(C3+C4=2,1,0) が入力されている。セルB5に入力する式はどれか。

- ア.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
- イ.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 1, 0))
- ウ.IF(合計(B2:B4)>2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
- エ.IF(合計(B2:B4)>2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 1, 0))
正解:ア.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
解説:正解はア。B列(2の位)の合計はB2(1の位からの繰上げ)=IF(C3+C4=2,1,0)より0、これにB3=1・B4=1を足して合計(B2:B4)=2となる。桁の値は合計が2未満ならその値、合計=2なら0(繰上げが4の位へ)、合計=3なら1とする必要があるため、IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))のアが正しい(結果は10+11=101でB5=0と一致)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問141.電子メールの宛先入力における Bcc 欄に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
- イ.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,自動的に暗号化された電子メールが送信される。
- ウ.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,添付ファイルが削除された電子メールが送信される。
- エ.To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスには,Bcc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
正解:エ.To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスには,Bcc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
解説:正解はエ。To欄やCc欄の受信者には、Bcc欄に入力したアドレスは通知されず、誰にBcc送信したかは分からない。ア はBcc受信者からTo・Cc欄は見えるため誤りで、イ(自動暗号化)・ウ(添付削除)もBccの機能ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問142.IoT デバイスで用いられる LPWA に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 LPWA に分類される無線通信方式の特徴は,通信可能な範囲が無線 LAN に比べて[ a ],消費する電力が第4世代移動通信規格(4G)に比べて[ b ]。
- ア.a:狭く,b:多い
- イ.a:狭く,b:少ない
- ウ.a:広く,b:多い
- エ.a:広く,b:少ない
正解:エ.a:広く,b:少ない
解説:正解はエ。LPWA(Low Power Wide Area)は、通信範囲が無線LANに比べて広く、消費電力は4Gに比べて少ないという特徴をもち、IoT機器の広域・省電力通信に用いられる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問143.IoT デバイスと IoT サーバで構成され,IoT デバイスが計測した外気温を IoT サーバへ送り,IoT サーバからの指示で IoT デバイスが窓を開閉するシステムがある。このシステムの IoT デバイスに搭載された,外気温を電気信号に変換する役割をもつものはどれか。
- ア.アクチュエーター
- イ.エッジコンピューティング
- ウ.キャリアアグリゲーション
- エ.センサー
正解:エ.センサー
解説:正解はエのセンサー。外気温という物理量を計測して電気信号に変換するのはセンサーの役割である。ア アクチュエーターは逆に電気信号を受けて窓開閉などの物理動作を行う装置、イ エッジコンピューティングは端末側での分散処理、ウ キャリアアグリゲーションは通信高速化技術である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問144.Bluetooth の規格に含まれ,デバイス間の省電力通信を実現させるものはどれか。
- ア.BLE
- イ.LPWA
- ウ.LTE
- エ.PLC
正解:ア.BLE
解説:正解はア。BLE(Bluetooth Low Energy)はBluetooth 4.0以降の規格に含まれる低消費電力の通信モードで、ボタン電池でも長期間動作させられるためIoT機器やウェアラブル端末に広く使われる。誤答肢のLPWAは省電力・広域の無線通信技術だがBluetoothの規格ではなく、LTEは携帯電話網の高速通信規格、PLCは電力線を通信路に使う技術で、いずれもBluetoothとは無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問145.ニューラルネットワークの学習に用いられるバックプロパゲーションで行われていることはどれか。
- ア.各ノードの重みを調整して,誤差を小さくする。
- イ.各ノードの重みを調整して,最適な活性化関数を選択する。
- ウ.ノードの数を変更して,誤差を小さくする。
- エ.ノードの数を変更して,処理速度を高める。
正解:ア.各ノードの重みを調整して,誤差を小さくする。
解説:正解はア。バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)は、ニューラルネットワークの出力と正解との誤差を出力層から入力層へ逆向きに伝えながら、各ノード間の結合の重みを少しずつ調整して誤差を小さくしていく学習手法である。イの活性化関数の選択や、ウ・エのノード数の変更は重み調整による誤差最小化とは別の話であり、バックプロパゲーションが行っているのはあくまで重みの更新である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問146.ある推論システムは,演繹推論,帰納推論,仮説形成などの推論が実行できる。この推論システムへの入力と得られた出力に関する記述のうち,演繹推論を実行した例として,適切なものはどれか。
- ア.“HDD と SSD は記憶装置である”と入力した後に,“HDD の台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は,“SSD の台数を増やすと記憶容量が増える”となった。
- イ.“HDD は台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した後に,“記憶装置は台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は,“HDD は記憶装置である”となった。
- ウ.“記憶装置である HDD は記憶容量をもつ”と入力し,同時に“記憶装置である SSD は記憶容量をもつ”と入力した。出力は,“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”となった。
- エ.“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に,“HDD は記憶装置である”と入力した。出力は,“HDD は記憶容量をもつ”となった。
正解:エ.“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に,“HDD は記憶装置である”と入力した。出力は,“HDD は記憶容量をもつ”となった。
解説:正解はエ。演繹推論は「全ての記憶装置は記憶容量をもつ(一般的規則)」+「HDDは記憶装置である(前提)」から「HDDは記憶容量をもつ」という個別の結論を必然的に導く推論で、一般から個別へ論理を進める点が特徴。ウは個別の事例(HDD・SSD)から一般則を導く帰納推論、ア・イは観察された事実から法則や原因を推し量る類推・仮説形成に相当し、演繹推論ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問147.関数isPrimeは,引数として与えられた正の整数が,素数であればtrueを,素数でなければfalseを戻り値とする。例えば,関数isPrimeをisPrime(2)として呼び出したときの戻り値はtrueである。プログラム中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:以下,b:と等しい
- イ.a:以下,b:より大きい
- ウ.a:より小さい,b:と等しい
- エ.a:より小さい,b:より大きい
正解:エ.a:より小さい,b:より大きい
解説:正解はエ。isPrime(2)がtrueとなる必要がある。aを「以下」にすると「2が2以下」が真となりfalseを返してしまい誤りなので、a=「より小さい」(2未満のみ素数でないと判定)が正しい。次にdivは2から始まり、bを「と等しい」にするとwhile(2=2)が真でloopに入り2÷2の余り0でfalseを返し誤りとなるため、b=「より大きい」(while num>div)が正しい。実際isPrime(2)は2>2が偽でループに入らずtrue、isPrime(3)はdiv=2で3÷2余り1、div=3で3>3偽となりtrue、isPrime(4)はdiv=2で4÷2余り0によりfalseとなり、すべて正しく判定できる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問148.データベースの障害に備えて,毎日業務終了後にバックアップファイルを取得している。毎週土曜日にはフルバックアップファイルを取得し,日曜日から金曜日は差分バックアップファイルを取得する。差分バックアップファイルとは,最後のフルバックアップファイルから,差分バックアップファイルを取得する当日までの,全ての差分データのバックアップファイルである。水曜日にデータベースが破損したので,前日の火曜日の業務終了時点のデータベースに復旧することにした。このとき,データベースを復旧させるために最低限必要なバックアップファイルはどれか。
- ア.日曜日,月曜日及び火曜日の差分バックアップファイル
- イ.火曜日の差分バックアップファイル
- ウ.土曜日のフルバックアップファイルと,日曜日,月曜日及び火曜日の差分バックアップファイル
- エ.土曜日のフルバックアップファイルと,火曜日の差分バックアップファイル
正解:エ.土曜日のフルバックアップファイルと,火曜日の差分バックアップファイル
解説:正解はエ。この方式の差分バックアップは「最後のフルバックアップから取得当日までの全差分」を含む累積型なので、火曜日の差分ファイル1本だけで日曜〜火曜のすべての変更が復元できる。したがって土曜日のフルバックアップに火曜日の差分を1回適用すれば火曜業務終了時点に復旧でき、日曜・月曜の差分は不要である(アやウはそれらまで含めており最低限ではない)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問149.NAS の説明として,適切なものはどれか。
- ア.PC やスマートフォンなどからネットワーク経由で利用できるように,ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置
- イ.記憶媒体上のデータの位置や書込み順序に関係なく,求めるデータに直接アクセスできるファイル形式
- ウ.複数の記憶装置を1台の装置として管理し,データを分散して格納することによってアクセスの高速化や耐障害性の向上を図る技術
- エ.無線 LAN のネットワークを識別するために用いられる文字列
正解:ア.PC やスマートフォンなどからネットワーク経由で利用できるように,ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置
解説:正解はア。NAS(Network Attached Storage)はLANなどのネットワークに直接接続して、複数のPCやスマートフォンから共有利用できる外部記憶装置である。イは順序に依存せず直接読み書きできるダイレクトアクセスの説明、ウは複数ディスクをまとめて高速化・耐障害性を高めるRAID、エは無線LANのネットワーク識別子SSIDの説明で、いずれもNASではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問150.プログラミングすることによって,ペンの上げ下げ,直進及び右回りの方向転換が可能なロボットがある。このロボットに1辺が1mの正六角形を描画させるプログラムを作成した。次の正六角形描画プログラムのa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:0,b:60
- イ.a:0,b:120
- ウ.a:1,b:60
- エ.a:1,b:120
正解:ア.a:0,b:60
解説:正解はア。正六角形を描くには6辺分の「直進+方向転換」を6回繰り返す必要がある。カウンタをa=0から始めると各回で1加算され、(4)で6未満なら戻るため、カウンタが0,1,2,3,4,5のとき処理を実行し合計6回繰り返せる(a=1では5回で終わり五角形になる)。方向転換の角度は外角に等しく、正六角形の外角は360÷6=60度なのでb=60。よってa=0、b=60が正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問151.OSS(Open Source Software)の取扱いに関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a OSS を集めた記録媒体を,顧客に有償で提供する。 b 改変した OSS を,特定の利用分野に制限して OSS として提供する。 c 不具合を発見して修正した OSS のソースコードを,自分の Web サイトで提供する。
- ア.a
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.c
正解:イ.a, c
解説:正解はイ。OSSは、aのように記録媒体(コピー)を有償で提供することも、cのように修正したソースコードを自分のWebサイトで再配布することも認められている。一方bの「特定の利用分野に制限して提供する」ことはOSSの定義(利用分野による差別の禁止)に反するため不可であり、適切なのはaとcである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問152.AI におけるプロンプトエンジニアリングの説明として,適切なものはどれか。
- ア.AI が,多数の事象やデータから普遍的なルールや知識を獲得すること
- イ.AI に対する質問や指示などが入力できる状態であることを,画面上に記号や文字列で示すこと
- ウ.意図した回答を得るために AI に対する質問や指示の内容,情報の提供,出力形式の指定などを工夫すること
- エ.神経細胞が作るネットワークをコンピュータで模した,AI で用いられる計算モデルのこと
正解:ウ.意図した回答を得るために AI に対する質問や指示の内容,情報の提供,出力形式の指定などを工夫すること
解説:正解はウ。プロンプトエンジニアリングとは、生成AIから意図した回答を得るために、AIへ与える質問・指示の文言、前提情報の提供、出力形式の指定などを工夫することをいう。アは機械学習(帰納的な知識獲得)、イは入力可能状態を示すプロンプト(記号)の説明、エはニューラルネットワークの説明であり、いずれもプロンプトエンジニアリングではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問153.入力装置に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 [ a ] は,紙などに光を当て,反射光を読み取り,文字や図形をデジタルデータに変換して PC に取り込む。[ a ] が文字や図形をどの程度細かく読み取れるかの性能を示す単位として [ b ] が使われる。 (選択肢は a,b の順に示す。)
- ア.a=イメージスキャナー,b=bps
- イ.a=イメージスキャナー,b=dpi
- ウ.a=スクリーンリーダー,b=bps
- エ.a=スクリーンリーダー,b=dpi
正解:イ.a=イメージスキャナー,b=dpi
解説:正解はイ。紙などに光を当てて反射光を読み取り、文字や図形をデジタルデータに変換して取り込む入力装置はa=イメージスキャナーで、その読み取りの細かさ(解像度)を示す単位がb=dpi(dots per inch、1インチあたりのドット数)である。bpsは通信速度の単位、スクリーンリーダーは画面の文字を音声で読み上げる支援ソフトウェアであり当てはまらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問154.システム監査の目的に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.開発すべきシステムの具体的な用途を分析し,システム要件を明らかにすること
- イ.情報システムが設置されている施設とその環境を総合的に企画,管理,活用すること
- ウ.情報システムに係るリスクに適切に対応しているかどうかを評価することによって,組織体の目標達成に寄与すること
- エ.知識,スキル,ツール及び技法をプロジェクト活動に適用することによって,プロジェクトの要求事項を満足させること
正解:ウ.情報システムに係るリスクに適切に対応しているかどうかを評価することによって,組織体の目標達成に寄与すること
解説:正解はウ。システム監査の目的は、情報システムに係るリスクに適切に対応しているかを独立の立場で評価し、組織体の目標達成に寄与することにある。アは要件定義、イはファシリティマネジメント(施設・環境の企画管理)、エはプロジェクトマネジメントの説明であり、リスク対応の評価を通じて組織目標に寄与するのがシステム監査である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問55
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問155.PC において,電力供給を断つと記憶内容が失われるメモリ又は記憶媒体はどれか。
- ア.DVD-RAM
- イ.DRAM
- ウ.ROM
- エ.フラッシュメモリ
正解:イ.DRAM
解説:正解はイ(DRAM)。電力供給を断つと記憶内容が失われるのは揮発性メモリで、主記憶に使われるDRAMがこれに該当する。アのDVD-RAM、ウのROM、エのフラッシュメモリはいずれも電源を切っても内容が保持される不揮発性の記憶媒体・メモリである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問156.暗号化方式の特徴について記した表において,表中の a〜d に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:共通鍵暗号方式,b:公開鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
- イ.a:共通鍵暗号方式,b:公開鍵暗号方式,c:速い,d:遅い
- ウ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
- エ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:速い,d:遅い
正解:ウ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
解説:正解はウ(a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い)。表の読み取り手順は次のとおり。aは「暗号化鍵と復号鍵が異なる」ため公開鍵暗号方式で、公開鍵を公開して配布できるので鍵配布は容易、処理速度は相対的に遅い(c=遅い)。bは「暗号化鍵と復号鍵が同一」ため共通鍵暗号方式で、同じ鍵を秘密に渡す必要があり配布は難しい、処理速度は相対的に速い(d=速い)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問157.文書作成ソフトや表計算ソフトなどにおいて,一連の操作手順をあらかじめ定義しておき,実行する機能はどれか。
- ア.オートコンプリート
- イ.ソースコード
- ウ.プラグアンドプレイ
- エ.マクロ
正解:エ.マクロ
解説:正解はエ(マクロ)。マクロは、文書作成ソフトや表計算ソフトで一連の操作手順をあらかじめ定義(記録)しておき、まとめて実行する機能である。アのオートコンプリートは入力補完、イのソースコードはプログラムの原文、ウのプラグアンドプレイは周辺機器を接続すると自動認識・設定する仕組みであり、操作手順の自動実行機能はマクロである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問158.OCR の役割として,適切なものはどれか。
- ア.10cm 程度の近距離にある機器間で無線通信する。
- イ.印刷文字や手書き文字を認識し,テキストデータに変換する。
- ウ.デジタル信号処理によって,人工的に音声を作り出す。
- エ.利用者の指先などが触れたパネル上の位置を検出する。
正解:イ.印刷文字や手書き文字を認識し,テキストデータに変換する。
解説:正解はイ(OCR)。OCR(光学文字認識)は、印刷文字や手書き文字を光学的に読み取って認識し、編集可能なテキストデータに変換する技術である。アは10cm程度の近距離無線通信(NFC)、ウはデジタル信号処理で音声を作り出す音声合成、エはタッチパネルの接触位置検出の説明であり、文字のテキスト化がOCRの役割である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問59
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問159.関係データベースを構成する要素の関係を表す図において,図中の a 〜 c に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:表,b:フィールド,c:レコード
- イ.a:表,b:レコード,c:フィールド
- ウ.a:フィールド,b:表,c:レコード
- エ.a:レコード,b:表,c:フィールド
正解:イ.a:表,b:レコード,c:フィールド
解説:正解はイ(a:表,b:レコード,c:フィールド)。関係データベースの構成要素は入れ子(包含)の階層関係で表され、図の外側から内側へ読み取る。最も大きな枠aが「表(テーブル)」、その中の1行が「レコード(b)」、レコードを構成する個々の項目(列の値)が「フィールド(c)」である。つまり表がレコードを含み、レコードがフィールドを含む関係を文章化するとイの組合せになる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問160.cookie を説明したものはどれか。
- ア.Web サイトが,Web ブラウザを通じて訪問者の PC にデータを書き込んで保存する仕組み又は保存されるデータのこと
- イ.Web ブラウザが,アクセスした Web ページをファイルとして PC のハードディスクに一時的に保存する仕組み又は保存されるファイルのこと
- ウ.Web ページ上で,Web サイトの紹介などを目的に掲載されている画像のこと
- エ.ブログの機能の一つで,リンクを張った相手に対してその旨を通知する仕組みのこと
正解:ア.Web サイトが,Web ブラウザを通じて訪問者の PC にデータを書き込んで保存する仕組み又は保存されるデータのこと
解説:cookieは、Webサイトがサーバからの指示でWebブラウザを通じて訪問者のPCに小さなデータを書き込み、次回以降のアクセス時に読み戻す仕組み(またはそのデータ)で、ログイン状態の保持などに使われる。したがって正解はア。イはブラウザキャッシュ、ウはバナーなどの画像、エはブログのトラックバックの説明で、いずれもcookieとは別物である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問161.関数 convert は,整数型の配列を一定のルールで文字列に変換するプログラムである。関数 convert を convert(arrayInput)として呼び出したときの戻り値が"AABAB"になる引数 arrayInput の値はどれか。ここで,arrayInput の要素数は1以上とし,配列の要素番号は1から始まる。

- ア.{0, 0, 1, 2, 1}
- イ.{0, 1, 2, 1, 1}
- ウ.{1, 0, 1, 2, 0}
- エ.{1, 1, 2, 1, 0}
正解:エ.{1, 1, 2, 1, 0}
解説:関数convertは配列を先頭から順にたどり、要素が1なら"A"、それ以外なら"B"を末尾に連結する。戻り値"AABAB"は各要素が順に「1,1,1以外,1,1以外」であればよい。各選択肢を変換するとア{0,0,1,2,1}→"BBABA"、イ{0,1,2,1,1}→"BABAA"、ウ{1,0,1,2,0}→"ABABB"、エ{1,1,2,1,0}→"AABAB"となり、条件を満たすのはエだけである。よって正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問162.SSD の全てのデータを消去し,復元できなくする方法として用いられているものはどれか。
- ア.Secure Erase
- イ.磁気消去
- ウ.セキュアブート
- エ.データクレンジング
正解:ア.Secure Erase
解説:Secure EraseはSSDやHDDの記憶領域全体を初期化し、データを復元不能にするATA規格のコマンドで、SSDの全消去に用いられる。よって正解はア。磁気消去はHDDなど磁気記録媒体向けでフラッシュメモリのSSDには効果がなく、セキュアブートは起動時の改ざん検知、データクレンジングはデータの重複・誤りを整える品質向上作業であり、いずれも消去手段ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問63
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問163.情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスクへの対応を,リスク共有,リスク回避,リスク保有及びリスク低減の四つに分類するとき,リスク共有の例として,適切なものはどれか。
- ア.災害によるシステムの停止時間を短くするために,遠隔地にバックアップセンターを設置する。
- イ.情報漏えいによって発生する損害賠償や事故処理の損失補填のために,サイバー保険に加入する。
- ウ.電子メールによる機密ファイルの流出を防ぐために,ファイルを添付した電子メールの送信には上司の許可を必要とする仕組みにする。
- エ.ノート PC の紛失や盗難による情報漏えいを防ぐために,HDD を暗号化する。
正解:イ.情報漏えいによって発生する損害賠償や事故処理の損失補填のために,サイバー保険に加入する。
解説:リスク共有(リスク移転)は、損失の一部または全部を保険や外部委託によって第三者に肩代わりさせる対応で、サイバー保険への加入がその典型例である。よって正解はイ。ア(遠隔地バックアップ)、ウ(送信の上司承認)、エ(HDD暗号化)はいずれも損害の発生確率や被害規模を下げるリスク低減の例である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問164.AI における機械学習の学習方法に関する次の記述中の a~c に入れる字句の適切な組合せはどれか。 教師あり学習は,正解を付けた学習データを入力することによって, a と呼ばれる手法で未知のデータを複数のクラスに分けたり, b と呼ばれる手法でデータの関係性を見つけたりすることができるようになる学習方法である。教師なし学習は,正解を付けない学習データを入力することによって, c と呼ばれる手法などで次第にデータを正しくグループ分けできるようになる学習方法である。
- ア.a:回帰,b:分類,c:クラスタリング
- イ.a:クラスタリング,b:分類,c:回帰
- ウ.a:分類,b:回帰,c:クラスタリング
- エ.a:分類,b:クラスタリング,c:回帰
正解:ウ.a:分類,b:回帰,c:クラスタリング
解説:教師あり学習は正解ラベル付きデータを学習し、データを既定のクラスに振り分ける「分類(a)」や、数値の関係性から連続値を予測する「回帰(b)」を行えるようになる。教師なし学習は正解のないデータから似たもの同士をまとめる「クラスタリング(c)」などを行う。したがってa:分類、b:回帰、c:クラスタリングの組合せが正しく、正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問165.PKI における CA (Certificate Authority) の役割に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.インターネットと内部ネットワークの間にあって,内部ネットワーク上のコンピュータに代わってインターネットにアクセスする。
- イ.インターネットと内部ネットワークの間にあって,パケットフィルタリング機能などを用いてインターネットから内部ネットワークへの不正アクセスを防ぐ。
- ウ.利用者に指定されたドメイン名を基に IP アドレスとドメイン名の対応付けを行い,利用者を目的のサーバにアクセスさせる。
- エ.利用者の公開鍵に対する公開鍵証明書の発行や失効を行い,鍵の正当性を保証する。
正解:エ.利用者の公開鍵に対する公開鍵証明書の発行や失効を行い,鍵の正当性を保証する。
解説:PKIにおけるCA(認証局)は、利用者の公開鍵に対して公開鍵証明書を発行・失効させ、その公開鍵が本人のものであるという正当性を保証する役割をもつ。よって正解はエ。アはプロキシサーバ、イはファイアウォール、ウはDNSサーバの説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問166.図に示す2台の Web サーバと1台のデータベースサーバから成る Web システムがある。Web サーバの稼働率はともに0.8とし,データベースサーバの稼働率は0.9とすると,このシステムの小数第3位を四捨五入した稼働率は幾らか。ここで,2台の Web サーバのうち少なくとも1台が稼働していて,かつ,データベースサーバが稼働していれば,システムとしては稼働しているとみなす。また,それぞれのサーバはランダムに故障が起こるものとする。

- ア.0.04
- イ.0.58
- ウ.0.86
- エ.0.96
正解:ウ.0.86
解説:Webサーバ2台は並列(少なくとも1台稼働でよい)なので、その稼働率は1−(1−0.8)×(1−0.8)=1−0.2×0.2=1−0.04=0.96。これにDBサーバ0.9が直列に接続されるので、システム全体は0.96×0.9=0.864となり、小数第3位を四捨五入して0.86。よって正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問167.情報デザインで用いられる概念であり,部屋のドアノブの形で開閉の仕方を示唆するというような,人間の適切な行動を誘発する知覚可能な手掛かりのことを何と呼ぶか。
- ア.NUI (Natural User Interface)
- イ.ウィザード
- ウ.シグニファイア
- エ.マルチタッチ
正解:ウ.シグニファイア
解説:シグニファイアは、ドアノブの形が押す・引く・回すといった操作方法を暗示するように、人間に適切な行動を促す知覚可能な手掛かりを指す情報デザインの概念である。よって正解はウ。NUIは自然な動作で操作するインタフェース、ウィザードは対話形式の操作手順案内、マルチタッチは複数点の同時タッチ操作で、いずれも異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問168.障害に備えるために,4台の HDD を使い,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用する RAID5を構成する。1台の HDD の容量が1T バイトのとき,実効データ容量はおよそ何バイトか。
- ア.2T
- イ.3T
- ウ.4T
- エ.5T
正解:イ.3T
解説:RAID5は全体からパリティ1台分の容量を差し引いた残りが実効データ容量となる。HDDは4台で各1Tバイトなので、実効データ容量=(4−1)×1T=3Tバイト。よって正解はイ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問169.ESSID をステルス化することによって得られる効果として,適切なものはどれか。
- ア.アクセスポイントと端末間の通信を暗号化できる。
- イ.アクセスポイントに接続してくる端末を認証できる。
- ウ.アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
- エ.アクセスポイントを介さず,端末同士で直接通信できる。
正解:ウ.アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
解説:ESSID(無線LANのネットワーク名)のステルス化は、アクセスポイントがビーコンでESSIDを発信しないようにする設定で、第三者にネットワークの存在を気付かれにくくし、不正接続のリスクを低減する効果がある。よって正解はウ。通信の暗号化(WPA等)、端末認証、端末同士の直接通信(アドホック)はいずれもESSIDステルス化とは別の機能である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問70
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問170.インターネットで使用されているドメイン名の説明として,適切なものはどれか。
- ア.Web 閲覧や電子メールを送受信するアプリケーションが使用する通信規約の名前
- イ.コンピュータやネットワークなどを識別するための名前
- ウ.通信を行うアプリケーションを識別するための名前
- エ.電子メールの宛先として指定する相手の名前
正解:イ.コンピュータやネットワークなどを識別するための名前
解説:ドメイン名は、インターネット上のコンピュータやネットワークを人間が扱いやすい文字列で識別するための名前で、DNSによってIPアドレスと対応付けられる。よって正解はイ。アはプロトコル、ウはポート番号、エはメールアドレスに関する説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問71
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問171.次の記述のうち,バイオメトリクス認証の例だけを全て挙げたものはどれか。 a Web ページに歪(ゆが)んだ文字の列から成る画像を表示し,読み取った文字列を利用者に入力させることによって,認証を行う。 b キーボードで特定文字列を入力させ,そのときの打鍵の速度やタイミングの変化によって,認証を行う。 c タッチパネルに手書きで氏名を入力させ,そのときの筆跡,筆圧,運筆速度などによって,認証を行う。 d タッチパネルに表示された複数の点をあらかじめ決められた順になぞらせることによって,認証を行う。
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:ウ.b, c
解説:バイオメトリクス認証は、身体的または行動的な特徴を用いる本人認証である。bのキーストローク(打鍵の速度・タイミング)とcの手書き署名(筆跡・筆圧・運筆速度)は行動的特徴を用いるバイオメトリクス認証に該当する。よって正解はウ。aはCAPTCHA(人間か否かの判定)、dはパターン認証(本人が覚えた知識による認証)で、生体的特徴を用いていない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問172.IoT 機器のセキュリティ対策のうち,ソーシャルエンジニアリング対策として,最も適切なものはどれか。
- ア.IoT 機器とサーバとの通信は,盗聴を防止するために常に暗号化通信で行う。
- イ.IoT 機器の脆(ぜい)弱性を突いた攻撃を防止するために,機器のメーカーから最新のファームウェアを入手してアップデートを行う。
- ウ.IoT 機器へのマルウェア感染を防止するためにマルウェア対策ソフトを導入する。
- エ.IoT 機器を廃棄するときは,内蔵されている記憶装置からの情報漏えいを防止するために物理的に破壊する。
正解:エ.IoT 機器を廃棄するときは,内蔵されている記憶装置からの情報漏えいを防止するために物理的に破壊する。
解説:ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく人の心理や物理的行動の隙を突いて情報を盗む手口で、廃棄機器のゴミ漁り(スキャベンジング)もこれに含まれる。廃棄時に記憶装置を物理的に破壊すれば残存情報の読み取りを防げるため、正解はエ。ア(暗号化通信)は盗聴対策、イ(ファーム更新)は脆弱性対策、ウ(マルウェア対策ソフト)はマルウェア感染対策である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問173.トランザクション処理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.コミットとは,トランザクションが正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。
- イ.排他制御とは,トランザクションが正常に処理されたときに,データベースの内容を確定させることである。
- ウ.ロールバックとは,複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに,データの矛盾が起きないようにすることである。
- エ.ログとは,データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
正解:エ.ログとは,データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
解説:ログは、データベースの更新前後の内容など更新履歴を記録したファイルで、障害時のロールバックやロールフォワードに用いられる。よって正解はエ。アはロールバック、イはコミット、ウは排他制御の説明であり、それぞれの用語(コミット・排他制御・ロールバック)の定義と入れ替わっているため誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問174.情報セキュリティの3要素である機密性,完全性及び可用性と,それらを確保するための対策の例a〜cの適切な組合せはどれか。 a アクセス制御 b デジタル署名 c ディスクの二重化

- ア.a:可用性,b:完全性,c:機密性
- イ.a:可用性,b:機密性,c:完全性
- ウ.a:完全性,b:機密性,c:可用性
- エ.a:機密性,b:完全性,c:可用性
正解:エ.a:機密性,b:完全性,c:可用性
解説:情報セキュリティの3要素のうち、aのアクセス制御は許可された者だけに情報を見せる「機密性」、bのデジタル署名は改ざんの有無を検証する「完全性」、cのディスクの二重化は障害時も利用を継続させる「可用性」の対策である。したがってa:機密性、b:完全性、c:可用性となり、正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問175.スマートフォンなどのタッチパネルで広く採用されている方式であり,指がタッチパネルの表面に近づいたときに,その位置を検出する方式はどれか。
- ア.感圧式
- イ.光学式
- ウ.静電容量方式
- エ.電磁誘導方式
正解:ウ.静電容量方式
解説:静電容量方式は、指が画面表面に近づくと生じる静電容量の変化を検出して位置を特定する方式で、スマートフォンなどのタッチパネルで広く採用されている。よって正解はウ。感圧式は押す圧力、光学式は光の遮断、電磁誘導方式は専用ペンの磁界を検出する方式で、指の近接検出には該当しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問176.出所が不明のプログラムファイルの使用を避けるために,その発行元を調べたい。このときに確認する情報として,適切なものはどれか。
- ア.そのプログラムファイルのアクセス権
- イ.そのプログラムファイルの所有者情報
- ウ.そのプログラムファイルのデジタル署名
- エ.そのプログラムファイルのハッシュ値
正解:ウ.そのプログラムファイルのデジタル署名
解説:プログラムファイルの発行元(作成者)を確かめるには、コード署名として付与されたデジタル署名を確認し、署名に含まれる証明書の発行者を検証すればよい。よって正解はウ。ハッシュ値はファイルの改ざん有無を確認できるが発行元は判別できず、アクセス権や所有者情報はOS上での権限・管理者を示すだけで発行元の証明にはならない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問77
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問177.利用者がスマートスピーカーに向けて話し掛けた内容に対して,スマートスピーカーから音声で応答するための処理手順が(1)〜(4)のとおりであるとき,音声認識に該当する処理はどれか。 (1)利用者の音声をテキストデータに変換する。 (2)テキストデータを解析して,その意味を理解する。 (3)応答する内容を決定して,テキストデータを生成する。 (4)生成したテキストデータを読み上げる。
- ア.(1)
- イ.(2)
- ウ.(3)
- エ.(4)
正解:ア.(1)
解説:音声認識は、入力された人間の音声を解析して文字列(テキストデータ)に変換する処理で、手順(1)がこれに該当する。よって正解はア。(2)は自然言語処理による意味理解、(3)は応答生成、(4)は音声合成であり、音声認識とは異なる工程である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問178.企業などの内部ネットワークとインターネットとの間にあって,セキュリティを確保するために内部ネットワークのPCに代わって,インターネット上のWebサーバにアクセスするものはどれか。
- ア.DNSサーバ
- イ.NTPサーバ
- ウ.ストリーミングサーバ
- エ.プロキシサーバ
正解:エ.プロキシサーバ
解説:プロキシサーバは、内部ネットワークのPCに代わってインターネット上のWebサーバへアクセスし、内部の情報隠蔽やアクセス制御・キャッシュなどでセキュリティと効率を確保するものである。よって正解はエ。DNSサーバは名前解決、NTPサーバは時刻同期、ストリーミングサーバは音声・映像の配信を担う。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問79
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問179.OSS(Open Source Software)に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a OSSを利用して作成したソフトウェアを販売することができる。 b ソースコードが公開されたソフトウェアは全てOSSである。 c 著作権が放棄されているソフトウェアである。
- ア.a
- イ.a,b
- ウ.b,c
- エ.c
正解:ア.a
解説:OSSはライセンス条件の範囲で自由に利用・改変・再頒布でき、有償で販売することも認められている(a:正しい)。よって正解はア。bはソースコードが公開されていてもOSSの定義を満たすライセンスでなければOSSとはいえないため誤り、cはOSSは著作権を保持したままライセンスで利用を許諾する形態であり著作権放棄ではないため誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問80
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問180.一つの表で管理されていた受注データを,受注に関する情報と商品に関する情報に分割して,正規化を行った上で関係データベースの表で管理する。正規化を行った結果の表の組合せとして,最も適切なものはどれか。ここで,同一商品で単価が異なるときは商品番号も異なるものとする。また,発注者名には同姓同名はいないものとする。

- ア.表1{受注番号,発注者名}/表2{商品番号,商品名,個数,単価}
- イ.表1{受注番号,発注者名,商品番号}/表2{商品番号,商品名,個数,単価}
- ウ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数,単価}/表2{商品番号,商品名}
- エ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}
正解:エ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}
解説:正規化では、繰り返しや部分従属を排除し、各項目を「何に一意に決まるか(関数従属)」で振り分ける。「同一商品で単価が異なるときは商品番号も異なる」ため商品名と単価は商品番号に従属し商品表へ、個数は受注ごとに変わる値なので受注表に残す(発注者名は受注番号に従属し同姓同名もない)。よって表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}の組合せが正しく、正解はエ。他の肢は個数を商品表へ移す(ウ・イ)など従属関係を誤っており不適。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問181.ISMSクラウドセキュリティ認証に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.一度認証するだけで,複数のクラウドサービスやシステムなどを利用できるようにする認証の仕組み
- イ.クラウドサービスについて,クラウドサービス固有の管理策が実施されていることを認証する制度
- ウ.個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備しているクラウド事業者などを評価して,事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度
- エ.利用者がクラウドサービスへログインするときの環境,IPアドレスなどに基づいて状況を分析し,リスクが高いと判断された場合に追加の認証を行う仕組み
正解:イ.クラウドサービスについて,クラウドサービス固有の管理策が実施されていることを認証する制度
解説:ISMSクラウドセキュリティ認証は、通常のISMS(ISO/IEC 27001)に加え、クラウド固有の管理策(ISO/IEC 27017ベース)が実施されていることを認証する制度なので、正解はイ。アは一度の認証で複数サービスを使えるシングルサインオン、ウはプライバシーマーク(クラウド向け個人情報保護)、エはログイン状況からリスクを判断するリスクベース認証の説明で、いずれも別概念。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問182.1から6までの六つの目をもつサイコロを3回投げたとき,1回も1の目が出ない確率は幾らか。
- ア.1/216
- イ.5/72
- ウ.91/216
- エ.125/216
正解:エ.125/216
解説:サイコロ1回で1以外の目が出る確率は6分の5。3回とも1が出ない事象は各回独立なので確率を掛け合わせ、(5/6)×(5/6)×(5/6)=125/216となる。よって正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問83
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問183.IoTエリアネットワークでも利用され,IoTデバイスからの無線通信をほかのIoTデバイスが中継することを繰り返し,リレー方式で通信をすることによって,広範囲の通信を実現する技術はどれか。
- ア.GPS
- イ.MIMO
- ウ.キャリアアグリゲーション
- エ.マルチホップ
正解:エ.マルチホップ
解説:マルチホップは、電波の届く近隣のIoTデバイスが通信を次々に中継(リレー)することで、直接届かない遠方まで通信範囲を広げる技術であり、正解はエ。アのGPSは測位、イのMIMOは複数アンテナで通信を高速化する技術、ウのキャリアアグリゲーションは複数の周波数帯を束ねて高速化する技術で、いずれも中継とは無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問184.関数 binaryToInteger は,1桁以上の符号なし2進数を文字列で表した値を引数 binaryStr で受け取り,その値を整数に変換した結果を戻り値とする。例えば,引数として“100”を受け取ると,4を返す。プログラム中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:(2 の i 乗) − 1,b:integerNum × digitNum × exponent
- イ.a:(2 の i 乗) − 1,b:integerNum + digitNum × exponent
- ウ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum × digitNum × exponent
- エ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum + digitNum × exponent
正解:エ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum + digitNum × exponent
解説:2進数は各桁に「2の(桁位置)乗」の重みを掛けて足す。末尾からi番目の桁の重みは2の(i-1)乗なので a は「2の(i−1)乗」、変換した桁値digitNumに重みexponentを掛けて足し込むので b は「integerNum + digitNum × exponent」。実際に"100"で追うと、i=1で0×2⁰=0、i=2で0×2¹=0、i=3で1×2²=4、合計4となり例と一致するため、正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問185.PDCAモデルに基づいてISMSを運用している組織において,C(Check)で実施することの例として,適切なものはどれか。
- ア.業務内容の監査結果に基づいた是正処置として,サーバの監視方法を変更する。
- イ.具体的な対策と目標を決めるために,サーバ室内の情報資産を洗い出す。
- ウ.サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する。
- エ.定められた運用手順に従ってサーバの動作を監視する。
正解:ウ.サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する。
解説:PDCAのC(Check)は、計画(P)に沿って運用(D)した結果を点検・評価する段階である。「サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する」は評価・点検に当たるため正解はウ。アは評価後の是正処置なのでA(Act)、イは資産の洗い出しでP(Plan)、エは手順に従った監視でD(Do)に当たる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問186.通常の検索エンジンでは検索されず匿名性が高いので,サイバー攻撃や違法商品の取引などにも利用されることがあり,アクセスするには特殊なソフトウェアが必要になることもあるインターネット上のコンテンツの総称を何と呼ぶか。
- ア.RSS
- イ.SEO
- ウ.クロスサイトスクリプティング
- エ.ダークウェブ
正解:エ.ダークウェブ
解説:ダークウェブは、通常の検索エンジンにはヒットせず、Torなどの特殊なソフトウェアがないとアクセスできない匿名性の高いネット領域で、違法取引やサイバー攻撃の温床にもなるため、正解はエ。アのRSSは更新情報の配信規格、イのSEOは検索順位最適化、ウのクロスサイトスクリプティングはWebの攻撃手法で、いずれも別概念。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問187.JavaScriptに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.Webブラウザ上に,動的な振る舞いなどを組み込むことができる。
- イ.Webブラウザではなく,Webサーバ上だけで動作する。
- ウ.実行するためには,あらかじめコンパイルする必要がある。
- エ.名前のとおり,Javaのスクリプト版である。
正解:ア.Webブラウザ上に,動的な振る舞いなどを組み込むことができる。
解説:JavaScriptはWebブラウザ上で動作し、ページに動的な振る舞い(表示の変化や入力チェックなど)を組み込めるクライアントサイドのスクリプト言語なので、正解はア。イはサーバ上でも(Node.js等)動くので誤り、ウはコンパイル不要のインタプリタ型言語なので誤り、エは名称が似るだけでJavaとは別言語なので誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問188.システムの利用者認証に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.1回の認証で,複数のサーバやアプリケーションなどへのログインを実現する仕組みを,チャレンジレスポンス認証という。
- イ.指紋や声紋など,身体的な特徴を利用して本人認証を行う仕組みを,シングルサインオンという。
- ウ.情報システムが利用者の本人確認のために用いる,数字列から成る暗証番号のことを,PINという。
- エ.特定の数字や文字の並びではなく,位置についての情報を覚えておき,認証時には画面に表示された表の中で,自分が覚えている位置に並んでいる数字や文字をパスワードとして入力する方式を,多要素認証という。
正解:ウ.情報システムが利用者の本人確認のために用いる,数字列から成る暗証番号のことを,PINという。
解説:PIN(Personal Identification Number)は、本人確認に用いる数字列から成る暗証番号のことなので、正解はウ。アの「1回の認証で複数へログイン」はシングルサインオン、イの身体的特徴による認証はバイオメトリクス認証、エの表内の位置を覚える方式はマトリクス認証で、いずれも記述と用語が食い違っている。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問89
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問189.セキュリティ対策として使用されるWAFの説明として,適切なものはどれか。
- ア.ECなどのWebサイトにおいて,Webアプリケーションソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃からの防御や,不審なアクセスのパターンを検知する仕組み
- イ.インターネットなどの公共のネットワークを用いて,専用線のようなセキュアな通信環境を実現する仕組み
- ウ.情報システムにおいて,機密データを特定して監視することによって,機密データの紛失や外部への漏えいを防止する仕組み
- エ.ファイアウォールを用いて,インターネットと企業の内部ネットワークとの間に緩衝領域を作る仕組み
正解:ア.ECなどのWebサイトにおいて,Webアプリケーションソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃からの防御や,不審なアクセスのパターンを検知する仕組み
解説:WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃(SQLインジェクション等)を防御し、不審なアクセスパターンを検知する仕組みなので、正解はア。イはVPN、ウはDLP(データ漏えい防止)、エはDMZ(緩衝領域)の説明で別の対策。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問90
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問190.職場で不要になったPCを廃棄する場合の情報漏えい対策として,最も適切なものはどれか。
- ア.OSが用意しているファイル削除の機能を使って,PC内のデータファイルを全て削除する。
- イ.PCにインストールされているアプリケーションを,全てアンインストールする。
- ウ.PCに内蔵されている全ての記憶装置を論理フォーマットする。
- エ.専用ソフトなどを使って,PCに内蔵されている全ての記憶装置の内容を消去するために,ランダムなデータを規定回数だけ上書きする。
正解:エ.専用ソフトなどを使って,PCに内蔵されている全ての記憶装置の内容を消去するために,ランダムなデータを規定回数だけ上書きする。
解説:記憶装置は削除やフォーマットをしても実データが残り復元される恐れがあるため、専用ソフトでランダムデータを規定回数上書きして内容を消去する方法が最も適切で、正解はエ。アのファイル削除機能やウの論理フォーマットは管理情報を消すだけでデータは復元可能、イのアンインストールはデータファイルが残るため、いずれも不十分。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問91
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問191.インターネットに接続されているサーバが,1台でメール送受信機能とWebアクセス機能の両方を提供しているとき,端末のアプリケーションプログラムがそのどちらの機能を利用するかをサーバに指定するために用いるものはどれか。
- ア.IPアドレス
- イ.ドメイン
- ウ.ポート番号
- エ.ホスト名
正解:ウ.ポート番号
解説:1台のサーバが複数の機能を提供する場合、どのアプリケーション(サービス)宛かはポート番号で指定する(例:Web=80/443、メール=25/110/143など)ため、正解はウ。アのIPアドレスやエのホスト名、イのドメインはサーバ(機器)自体を識別するもので、サーバ内のサービスの区別には使わない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問92
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問192.関係データベースで管理している“従業員”表から,氏名が‘%葉_’に該当する従業員を抽出した。抽出された従業員は何名か。ここで,“_”は任意の1文字を表し,“%”は0文字以上の任意の文字列を表すものとする。

- ア.1
- イ.2
- ウ.3
- エ.4
正解:イ.2
解説:パターン'%葉_'は「(0文字以上の任意文字列)+葉+(任意の1文字)」なので、末尾から2文字目が「葉」で末尾に1文字続く氏名が該当する。千葉翔(葉+翔)と鈴木葉子(葉+子)が一致し、佐藤乙葉・秋葉彩葉は末尾が「葉」でその後に1文字がなく不一致、葉山花子・稲葉小春も末尾から2文字目が葉でないため不一致。よって該当は2名で正解はイ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問93
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問193.企業において情報セキュリティポリシー策定で行う作業のうち,次の作業の実施順序として,適切なものはどれか。 a 策定する責任者や担当者を決定する。 b 情報セキュリティ対策の基本方針を策定する。 c 保有する情報資産を洗い出し,分類する。 d リスクを分析する。
- ア.a → b → c → d
- イ.a → b → d → c
- ウ.b → a → c → d
- エ.b → a → d → c
正解:ア.a → b → c → d
解説:情報セキュリティポリシー策定は、まずa策定の責任者・担当者を決め、b組織としての基本方針を定めてから、c守るべき情報資産を洗い出して分類し、dそれらのリスクを分析する、という順で進める。よってa→b→c→dとなり正解はア。方針を定める前提として体制作りが先、リスク分析は対象(資産)を特定した後になる点がポイント。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問94
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問194.AI の関連技術であるディープラーニングに用いられる技術として,最も適切なものはどれか。
- ア.ソーシャルネットワーク
- イ.ニューラルネットワーク
- ウ.フィージビリティスタディ
- エ.フォールトトレラント
正解:イ.ニューラルネットワーク
解説:ディープラーニング(深層学習)は、人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークを多層に重ねて特徴を自動抽出する技術なので、正解はイ。アのソーシャルネットワークは人的つながり、ウのフィージビリティスタディは実現可能性調査、エのフォールトトレラントは耐障害設計で、いずれも別分野の用語。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問95
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問195.A さんは次のように宛先を指定して電子メールを送信した。この電子メールの受信者に関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 〔宛先〕 To:B さんのメールアドレス Cc:C さんのメールアドレス Bcc:D さんのメールアドレス,E さんのメールアドレス (1) C さんは D さんのメールアドレスを知ることができる。 (2) D さんは C さんのメールアドレスを知ることができる。 (3) E さんは D さんのメールアドレスを知ることができる。
- ア.(1)
- イ.(1),(3)
- ウ.(2)
- エ.(2),(3)
正解:ウ.(2)
解説:To・Ccのアドレスは全受信者に表示されるが、Bccのアドレスは他の受信者からは見えない。DとEはBcc宛なので、(1)Cから見たD(Bcc)は不可、(3)Eから見たD(互いにBcc)も不可、(2)DはCcのCを見られるので可。よって適切なのは(2)のみで正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問96
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問196.次の OS のうち,OSS(Open Source Software)として提供されるものだけを全て挙げたものはどれか。 a Android b FreeBSD c iOS d Linux
- ア.a,b
- イ.a,b,d
- ウ.b,d
- エ.c,d
正解:イ.a,b,d
解説:OSSはソースコードが公開され自由な利用・改変・再配布が認められるソフトで、a Android(AOSP)・b FreeBSD・d LinuxはいずれもOSSに該当する。c iOSはApple独自のプロプライエタリなOSでソースは非公開のため該当せず、正解はイ(a,b,d)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問197.ランサムウェアに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.PC に外部から不正にログインするための侵入路をひそかに設置する。
- イ.PC のファイルを勝手に暗号化し,復号のためのキーを提供することなどを条件に金銭を要求する。
- ウ.Web ブラウザを乗っ取り,オンラインバンキングなどの通信に割り込んで不正送金などを行う。
- エ.自らネットワークを経由して感染を広げる機能をもち,まん延していく。
正解:イ.PC のファイルを勝手に暗号化し,復号のためのキーを提供することなどを条件に金銭を要求する。
解説:ランサムウェアは、PC内のファイルを勝手に暗号化して使用不能にし、復号のためのキー提供などと引き換えに金銭(身代金)を要求するマルウェアなので、正解はイ。アはバックドア、ウはMITB(マンインザブラウザ)攻撃、エはワームの説明で、いずれも別のマルウェア・攻撃。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問198.GPS の電波を捕捉しにくいビルの谷間や狭い路地などでも位置を計測することができるように,特定の地域の上空に比較的長く留まる軌道をとり,GPS と併用することによって,より高い測位精度を実現するものはどれか。
- ア.アシスト GPS
- イ.ジャイロセンサー
- ウ.準天頂衛星
- エ.プローブカー
正解:ウ.準天頂衛星
解説:準天頂衛星(みちびき)は、特定地域の上空に長く留まる軌道をとり、ビルの谷間や路地でもGPSと併用して測位精度・可用性を高める衛星測位システムなので、正解はウ。アのアシストGPSは基地局情報で測位を補助する技術、イのジャイロセンサーは角速度検出、エのプローブカーは走行データを収集する車両で、いずれも別物。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問199.正しい URL を指定してインターネット上の Web サイトへアクセスしようとした利用者が,偽装された Web サイトに接続されてしまうようになった。原因を調べたところ,ドメイン名と IP アドレスの対応付けを管理するサーバに脆弱性があり,攻撃者によって,ドメイン名と IP アドレスを対応付ける情報が書き換えられていた。このサーバが受けた攻撃はどれか。
- ア.DDoS 攻撃
- イ.DNS キャッシュポイズニング
- ウ.ソーシャルエンジニアリング
- エ.ドライブバイダウンロード
正解:イ.DNS キャッシュポイズニング
解説:ドメイン名とIPアドレスの対応情報を管理するDNSサーバの脆弱性を突き、対応付けを偽の情報に書き換えて利用者を偽サイトへ誘導する攻撃はDNSキャッシュポイズニングなので、正解はイ。アのDDoSは大量通信によるサービス妨害、ウのソーシャルエンジニアリングは人をだます手口、エのドライブバイダウンロードはサイト閲覧だけで不正プログラムを送り込む攻撃で、いずれも本設問の書き換えとは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問100
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問200.システム開発プロジェクトの開始に当たり,人的資源に関する計画書を作成することにした。この計画において,要員を適切に配置し,より良いパフォーマンスを得るために考慮すべき事項として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。a プロジェクトに必要なスキルが要員に不足している場合は,トレーニングを計画する。b プロジェクトに必要なスキルよりも,要員の確保を常に優先するように計画する。c 要員をフレキシブルに配置するために,要員の役割と責任は,プロジェクトの計画段階では明確にせず,プロジェクトの開始後に定める。
- ア.a
- イ.a, b, c
- ウ.a, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:人的資源計画では、a のとおりスキル不足の要員にはトレーニングを計画するのが適切。b は必要なスキルを軽視して確保を常に優先するもので不適切、c は要員の役割と責任を計画段階で明確にせず開始後に定めるもので、責任の曖昧さを招くため不適切。よって正解はア(a)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問55
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問201.Bluetoothに追加された仕様の一つであり,省電力性に優れているので,IoTシステムを長期間運用でき,送受信デバイス間の距離を知ることにも使われているものはどれか。
- ア.BLE
- イ.IrDA
- ウ.NFC
- エ.PLC
正解:ア.BLE
解説:BLE(Bluetooth Low Energy)は、Bluetooth 4.0で追加された省電力仕様で、IoT機器を長期間運用でき、電波強度からデバイス間の距離推定にも利用される。イのIrDAは赤外線通信、ウのNFCは十数cmの近距離無線、エのPLCは電力線通信であり、いずれもBluetoothの省電力仕様ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問202.HTTPプロキシサーバの機能に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.IPアドレス割当て要求をPCから受け付けて,割り当てるグローバルIPアドレスを返す。
- イ.PCから,インターネット上のWebサーバへの接続要求を中継役として受けて,PCに代わって当該のWebサーバに接続し,送受信データを中継する。
- ウ.WebサーバのURLに対応するIPアドレスを求める要求をPCから受け付けて,そのIPアドレスを返す。
- エ.Webサーバのコンテンツが検索結果の上位に表示されるように,そのWebサーバが管理するコンテンツを書き換える。
正解:イ.PCから,インターネット上のWebサーバへの接続要求を中継役として受けて,PCに代わって当該のWebサーバに接続し,送受信データを中継する。
解説:HTTPプロキシサーバは、PCとWebサーバの間に立ち、PCからの接続要求を代理で受けてWebサーバに接続し、送受信データを中継する(イ)。アはDHCP(IPアドレス割当て)、ウはDNS(名前解決)、エはSEOを狙った不正なコンテンツ書換えの説明であり、いずれもHTTPプロキシの機能ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問203.DNSの説明として,適切なものはどれか。
- ア.IPネットワークに接続しようとするコンピュータに,IPアドレスなどを自動的に割り当てるプロトコルである。
- イ.ブラウザとWebサーバ間の通信を暗号化して,セキュリティを高めるために利用されるプロトコルである。
- ウ.ホスト名やドメイン名と,IPアドレスを対応付ける仕組みである。
- エ.ホスト名やドメイン名と,MACアドレスを対応付ける仕組みである。
正解:ウ.ホスト名やドメイン名と,IPアドレスを対応付ける仕組みである。
解説:DNS(Domain Name System)は、ホスト名やドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み(ウ)。アはDHCP、イはHTTPS(SSL/TLS)、エはARP(IPアドレスとMACアドレスの対応付け)の説明であり、いずれもDNSではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問204.ISMSにおける内部監査に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.JIS Q 27001の要求事項及び組織自体が規定した要求事項によって定める監査基準への適合性だけでなく,ISMS活動の組織に対する有効性も判定する。
- イ.JIS Q 27001の要求事項ではなく,組織自体が規定した要求事項を監査基準とする。
- ウ.内部監査の実施のためのプログラムを確立するときには,前回の内部監査の結果は考慮しない。
- エ.不定期かつ抜き打ちでの実施を原則とする。
正解:ア.JIS Q 27001の要求事項及び組織自体が規定した要求事項によって定める監査基準への適合性だけでなく,ISMS活動の組織に対する有効性も判定する。
解説:ISMSの内部監査では、JIS Q 27001の要求事項および組織自身が定めた要求事項への「適合性」だけでなく、ISMS活動が組織にとって「有効」に機能しているかも判定する(ア)。イは組織独自の要求事項だけを基準とする点、ウは前回結果を考慮しない点、エは不定期・抜き打ちを原則とする点でいずれも誤り(監査は計画に基づき実施する)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問59
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問205.TCP/IPネットワークで用いられるプロトコルであるFTPの役割として,適切なものはどれか。
- ア.正確な現在時刻を取得する。
- イ.電子メールを転送する。
- ウ.ネットワーク接続に必要なIPアドレスなどの情報を自動的に割り当てる。
- エ.ファイルをPC間で転送する。
正解:エ.ファイルをPC間で転送する。
解説:FTP(File Transfer Protocol)は、TCP/IPネットワークでファイルをコンピュータ間で転送するプロトコル(エ)。アはNTP(時刻同期)、イはSMTP(電子メール転送)、ウはDHCP(IPアドレス自動割当て)の役割であり、いずれもFTPではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問206.DBMSのトランザクションに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.あるデータベースの内容を他のデータベースに複製し,内容の同期をとる。
- イ.データベースに対して行った操作を,順次記録する。
- ウ.データベースに対する一連の処理が全て成功したら変更結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す。
- エ.データベースの表の索引を作成し,検索時には索引を使用する。
正解:ウ.データベースに対する一連の処理が全て成功したら変更結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す。
解説:トランザクションとは、データベースに対する一連の処理を「全て成功したら確定(コミット)し、途中で失敗したら処理前の状態に戻す(ロールバック)」ことで矛盾を防ぐ処理単位であり、ウが正解。アはレプリケーション、イはログ(ジャーナル)の記録、エはインデックスの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問207.OS の仮想記憶方式に関する次の記述中の a〜c に入れる字句の適切な組合せはどれか。 プログラムの実行時に,コンピュータの[ a ]装置の[ b ]な容量に制約されない,[ c ]なアドレス空間を提供する。

- ア.a=主記憶,b=物理的,c=論理的
- イ.a=主記憶,b=論理的,c=物理的
- ウ.a=補助記憶,b=物理的,c=論理的
- エ.a=補助記憶,b=論理的,c=物理的
正解:ア.a=主記憶,b=物理的,c=論理的
解説:仮想記憶は、実行時にコンピュータの主記憶(=a)装置の物理的(=b)な容量に制約されない、論理的(=c)なアドレス空間をプログラムに提供する方式。補助記憶を退避先に使うことで、実際の主記憶容量を超えた大きなアドレス空間を扱える。よってアが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問208.データの尺度を名義尺度,順序尺度,間隔尺度,比例尺度の四つに分類したとき,間隔尺度に該当するものはどれか。
- ア.学年
- イ.血液型
- ウ.時刻
- エ.睡眠時間
正解:ウ.時刻
解説:間隔尺度は目盛りの間隔が等しく意味を持つが、原点(0)が絶対的でなく比に意味がない尺度で、時刻がこれに該当(ウ)。学年は順序尺度、血液型は名義尺度、睡眠時間は0が絶対原点で比が意味を持つ比例尺度。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問63
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問209.WebサイトなどでRSSの表記を見かけることがある。このRSSの説明として,適切なものはどれか。
- ア.Webページの統一的なデザインやレイアウトを定義するための規格
- イ.Webページの見出しやリンク,要約などを記述するフォーマット
- ウ.ネットワーク上にブックマークを登録することによって,利用価値の高いWebサイト情報を他の利用者と共有するサービス
- エ.ブラウザとWebサーバ間で,データを暗号化して安全に送受信するためのプロトコル
正解:イ.Webページの見出しやリンク,要約などを記述するフォーマット
解説:RSSはWebページの見出し・リンク・要約などを定められた形式で記述し、更新情報の配信に用いるフォーマットで、イが正解。アはCSS、ウはソーシャルブックマーク、エはSSL/TLSの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問210.DBMSにおいて,データの検索を高速に行う目的で,必要に応じて設定して利用する情報はどれか。
- ア.インデックス
- イ.外部キー
- ウ.主キー
- エ.スキーマ
正解:ア.インデックス
解説:インデックス(索引)は、DBMSで検索を高速化するために列に対して必要に応じて設定する情報で、アが正解。外部キー・主キーは整合性を保つ制約、スキーマはデータベースの構造定義であり、検索高速化を目的とした情報ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問211.関係データベースで管理している次の“ログイン記録”表及び“部署”表において,ログイン結果が失敗となったことのある,又は,2022年4月10日09:00:00以前にログイン結果が成功となったことのある従業員が所属する部署名だけを全て挙げたものはどれか。

- ア.営業部, システム部
- イ.営業部, システム部, 人事部
- ウ.営業部, 人事部
- エ.システム部, 人事部
正解:イ.営業部, システム部, 人事部
解説:条件は「失敗経験あり」または「09:00:00以前に成功経験あり」。失敗経験者は10004(人事003)・10005(人事003)・10011(営業001)。09:00:00以前の成功は10004(08:53、人事003)と10002(08:55、システム002)。該当部署は営業部・システム部・人事部の全てとなり、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問212.3次元画像処理の高速化や,動画をなめらかにするなどの機能をもつ,描画処理のためのハードウェアはどれか。
- ア.CGI
- イ.GPU
- ウ.GUI
- エ.UPS
正解:イ.GPU
解説:GPUは3次元画像処理や動画描画を高速化する描画処理専用のハードウェアで、イが正解。CGIはWebサーバで外部プログラムを動かす仕組み、GUIは画面操作方式、UPSは無停電電源装置。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問213.CSIRTとして行う活動の例として,最も適切なものはどれか。
- ア.OSやアプリケーションソフトウェアのセキュリティパッチを定期的に適用する。
- イ.地震や洪水などの自然災害を想定し,情報資産を守るために全社的な事業継続計画を策定する。
- ウ.セキュリティ事故の発生時に影響範囲を調査して,被害拡大を防止するための対策実施を支援する。
- エ.保守業者がサーバ室で作業した日に,作業員の入退出が適切に記録されていたことを監査する。
正解:ウ.セキュリティ事故の発生時に影響範囲を調査して,被害拡大を防止するための対策実施を支援する。
解説:CSIRTはセキュリティインシデント対応の専門組織で、事故発生時に影響範囲を調査し被害拡大防止の対策実施を支援する(ウ)。アは通常のパッチ運用、イはBCP策定、エはセキュリティ監査で、いずれもCSIRTの中心活動ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問214.バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 バイオメトリクス認証の認証精度において,他人受入率を低く抑えようとすると[ a ]が高くなり,本人拒否率を低く抑えようとすると[ b ]が高くなる。

- ア.a=安全性,b=可用性
- イ.a=安全性,b=利便性
- ウ.a=利便性,b=安全性
- エ.a=利便性,b=可用性
正解:イ.a=安全性,b=利便性
解説:他人受入率(FAR)を低く抑えると他人を厳しく排除するため安全性(=a)が高まり、本人拒否率(FRR)を低く抑えると本人が拒否されにくくなり利便性(=b)が高まる。両者はトレードオフの関係にあり、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問215.情報セキュリティにおける脅威のうち,脆弱性を是正するセキュリティパッチをソフトウェアに適用することが最も有効な対策になるものはどれか。
- ア.総当たり攻撃
- イ.ソーシャルエンジニアリング
- ウ.パスワードリスト攻撃
- エ.バッファオーバーフロー
正解:エ.バッファオーバーフロー
解説:バッファオーバーフローはソフトウェアの脆弱性そのものを突く攻撃なので、脆弱性を修正するセキュリティパッチの適用が最も有効な対策となり、エが正解。総当たり・パスワードリストはパスワード管理の問題、ソーシャルエンジニアリングは人的対策で対応する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問70
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問216.携帯電話で用いられる電波に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 電波には,周波数が [a] ほど回り込みやすくなり障害物の裏にも届きやすいという性質がある。日本国内の携帯電話で使用される周波数のうち,700 [b] 帯〜900 [b] 帯の周波数帯域はこの性質をもちつながりやすいことなどから,プラチナバンドと呼ばれている。

- ア.a:高い,b:GHz
- イ.a:高い,b:MHz
- ウ.a:低い,b:GHz
- エ.a:低い,b:MHz
正解:エ.a:低い,b:MHz
解説:電波は周波数が低い(=a)ほど回り込みやすく障害物の裏に届きやすい。700MHz帯~900MHz帯(=b はMHz)はこの性質でつながりやすく、プラチナバンドと呼ばれる。よってエが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問71
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問217.見る人に意図が伝わりやすいデザインにするための四つの原則に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 〔四つの原則〕 近接:互いに関連する要素は近づけてグループにする。 [a]:要素を意図したルールに基づき配置する。 反復:要素ごとにデザインルールを繰り返す。 [b]:要素ごとの大小や強弱などの違いを明確にする。

- ア.a:整列,b:価値
- イ.a:整列,b:対比
- ウ.a:操作,b:価値
- エ.a:操作,b:対比
正解:イ.a:整列,b:対比
解説:デザインの四原則は「近接・整列(=a)・反復・対比(=b)」。整列は要素をルールに基づいて配置すること、対比は大小や強弱の違いを明確にすることを指し、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問218.Web サービスを狙った攻撃に関する記述と攻撃の名称の適切な組合せはどれか。 a Web サービスが利用しているソフトウェアに脆弱性の存在が判明したとき,その修正プログラムが提供される前に,この脆弱性を突いて攻撃する。 b 複数のコンピュータから大量のパケットを一斉に送り付けることによって,Web サービスを正常に提供できなくさせる。 c 理論的にあり得るパスワードのパターンを順次試すことによって,正しいパスワードを見つけ,攻撃対象の Web サービスに侵入する。

- ア.a:DDoS攻撃,b:ゼロデイ攻撃,c:ブルートフォース攻撃
- イ.a:DDoS攻撃,b:ブルートフォース攻撃,c:ゼロデイ攻撃
- ウ.a:ゼロデイ攻撃,b:DDoS攻撃,c:ブルートフォース攻撃
- エ.a:ゼロデイ攻撃,b:ブルートフォース攻撃,c:DDoS攻撃
正解:ウ.a:ゼロデイ攻撃,b:DDoS攻撃,c:ブルートフォース攻撃
解説:aは修正プログラム提供前に脆弱性を突くゼロデイ攻撃、bは複数コンピュータから大量パケットを送るDDoS攻撃、cはパスワードのパターンを順に試すブルートフォース攻撃。組合せはウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問219.デジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
- ア.コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること
- イ.システムを実際に攻撃して脆弱性の有無を調べること
- ウ.通信経路を暗号化するなどして,公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用すること
- エ.電子メールやファイルなどのハッシュデータを本人の秘密鍵で暗号化すること
正解:ア.コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること
解説:デジタルフォレンジックスは、犯罪や法的紛争の際にコンピュータから削除データ(電子メール等)を復元するなどして証拠を収集・保全する技術で、アが正解。イはペネトレーションテスト、ウはVPN、エはデジタル署名の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問220.次の記憶媒体のうち,記憶素子として半導体メモリを用いているものだけを全て挙げたものはどれか。 a CD-ROM b DVD-RAM c RAM d SSD e USB メモリ
- ア.a, b, c
- イ.a, b, e
- ウ.c, d, e
- エ.c, e
正解:ウ.c, d, e
解説:半導体メモリを記憶素子とするのはc(RAM)・d(SSD)・e(USBメモリ)で、ウが正解。CD-ROMとDVD-RAMはレーザーで読み書きする光ディスクであり、半導体メモリではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問221.商品の税込価格を計算する表計算のワークシートがある。セル B1には消費税率が入力されており,セル B4〜B6には税抜価格が入力されている。セル C4〜C6に税込価格を表示するために,セル C4に式を入力し,セル C5,C6に複写する。セル C4に入力する式はどれか。ここで,セル B1は,パーセント形式で表示している。

- ア.B$4*(1+B$1)
- イ.B$4*(1+B1)
- ウ.B4*(1+B$1)
- エ.B4*(1+B1)
正解:ウ.B4*(1+B$1)
解説:税込価格=税抜価格×(1+消費税率)。消費税率のB1は複写しても常に同じセルを指す必要があるため行を絶対参照(B$1)とし、税抜価格はC5・C6でB5・B6へずれるよう相対参照(B4)とする。よってB4*(1+B$1)のウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問222.ネットワークやホストを監視することによって,不正アクセスや不審な通信を発見し,報告する仕組みはどれか。
- ア.DMZ
- イ.IDS
- ウ.アンチパスバック
- エ.ボット
正解:イ.IDS
解説:IDS(Intrusion Detection System)はネットワークやホストを監視して不正アクセスや不審な通信を検知・報告する仕組みで、イが正解。DMZは緩衝ネットワーク領域、アンチパスバックは入退室の共連れ防止、ボットは遠隔操作されるマルウェア。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問77
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問223.手続 calcMod3を呼び出したときの出力はどれか。

- ア.2
- イ.3
- ウ.7
- エ.9
正解:エ.9
解説:i を1から7まで動かし、i÷3の余りが0(=3の倍数)のときだけ totalValue に加算する。該当するのは i=3 と i=6 で、3+6=9。よってエが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問224.サムネイルの説明として,適切なものはどれか。
- ア.画像や文書ファイルの内容を縮小して表示したもの
- イ.処理の内容や対象が分かる小さな絵や記号のこと
- ウ.ネット上で利用者の分身として動作するキャラクターのこと
- エ.複数のファイルを一つのファイルにまとめたもの
正解:ア.画像や文書ファイルの内容を縮小して表示したもの
解説:サムネイルは、画像や文書ファイルの内容を縮小して一覧表示したもので、アが正解。イはアイコン、ウはアバター、エはアーカイブファイルの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問79
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問225.AI において,広範囲かつ大量のデータで訓練されたものであり,ファインチューニングなどによって文章生成 AI のような様々な用途に適応できる特徴をもつものを何というか。
- ア.アノテーション
- イ.エキスパートシステム
- ウ.基盤モデル
- エ.畳み込みニューラルネットワーク
正解:ウ.基盤モデル
解説:基盤モデル(Foundation Model)は広範囲かつ大量のデータで訓練され、ファインチューニングにより文章生成AIなど様々な用途へ適応できるモデルで、ウが正解。アノテーションはデータへのラベル付け、エキスパートシステムは知識ルール型AI、畳み込みニューラルネットワークは画像認識向けの構造。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問80
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問226.イメージスキャナーで読み取った紙の書類の画像から,印刷文字や手書きの文字を読み取り,テキストデータに変換する技術を何と呼ぶか。
- ア.CCD
- イ.DVI
- ウ.GPU
- エ.OCR
正解:エ.OCR
解説:正解はエ。OCR(Optical Character Recognition=光学文字認識)は、スキャナーで読み取った画像中の印刷文字や手書き文字を認識し、編集可能なテキストデータに変換する技術。CCDは光を電気信号に変える撮像素子、DVIは映像出力用のデジタルインタフェース、GPUは画像描画処理用の演算装置で、いずれも文字認識技術ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問227.あるコンピュータのデータベースの内容を他のコンピュータのデータベースに複製して,両者の内容が一致するように同期させる DBMS の機能はどれか。
- ア.アーカイブ
- イ.バックアップ
- ウ.レプリケーション
- エ.ロールバック
正解:ウ.レプリケーション
解説:正解はウ。レプリケーションは、あるデータベースの内容を別のコンピュータのデータベースに複製し、両者の内容を継続的に同期させて一致させるDBMSの機能。アーカイブはデータの長期保存、バックアップは復旧用の複製取得(自動同期はしない)、ロールバックは処理を失敗前の状態へ戻す機能を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問228.ISMS の運用に PDCA モデルを採用している組織において,サーバ監視に関する次の作業を実施する。各作業と PDCA モデルの各フェーズの組合せとして,適切なものはどれか。 〔作業〕 (1)サーバ監視の具体的な目的及び手順を定める。 (2)サーバ監視の作業内容を第三者が客観的に評価する。 (3)定められている手順に従ってサーバを監視する。 (4)発見された問題点の是正処置として,サーバの監視方法を変更する。

- ア.P:(1),D:(2),C:(3),A:(4)
- イ.P:(1),D:(2),C:(4),A:(3)
- ウ.P:(1),D:(3),C:(2),A:(4)
- エ.P:(1),D:(3),C:(4),A:(2)
正解:ウ.P:(1),D:(3),C:(2),A:(4)
解説:正解はウ。PDCAに当てはめると、(1)目的・手順を定めるは計画=P、(3)定めた手順に従い監視するは実行=D、(2)第三者が客観的に評価するは点検=C、(4)問題点の是正として監視方法を変更するは改善=A。よってP:(1)、D:(3)、C:(2)、A:(4)の組合せが正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問83
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問229.ISMS における情報セキュリティ方針に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.機密事項が記載されているので,伝達する範囲を社内に限定する必要がある。
- イ.情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので,ISMS を継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。
- ウ.部門の特性に応じて最適化するので,ISMS を適用する組織全体ではなく,部門ごとに定める必要がある。
- エ.ボトムアップを前提としているので,各職場の管理者によって承認される必要がある。
正解:イ.情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので,ISMS を継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。
解説:正解はイ。情報セキュリティ方針は、対策を一度で終わらせず継続的に改善していくというトップの意思表明(コミットメント)を含める必要がある。方針は全従業員へ周知すべきもので伝達範囲を限定するのは不適切(ア)、組織全体で統一して定めるべき(ウ)、経営層が承認するトップダウンが原則(エ)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問230.問題を解いて解答群の中から正解を選ぶ,ある AI システムがある。このシステムは,1回の学習の過程を経るごとに,学習の過程の前後の比較において,誤り率が5%低下する(前回の誤り率の95%になる)。現在の正解率が30%であるとき,正解率が35%を超えるためには,少なくともあと何回の学習の過程が必要か。
- ア.1
- イ.2
- ウ.3
- エ.4
正解:イ.2
解説:正解はイ。現在の正解率30%は誤り率70%を意味し、正解率35%超は誤り率65%未満と同じ。1回で70×0.95=66.5%(正解率33.5%で未達)、2回で66.5×0.95=63.175%(正解率36.8%で35%超)となる。よって少なくとも2回の学習が必要。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問231.動物が写っている大量の画像から犬や猫などの特徴を自動的に抽出して,動物の種類を識別できるようにする AI の技術はどれか。
- ア.e-ラーニング
- イ.アクティブラーニング
- ウ.アダプティブラーニング
- エ.ディープラーニング
正解:エ.ディープラーニング
解説:正解はエ。ディープラーニング(深層学習)は多層ニューラルネットワークにより、画像などから識別に有効な特徴を人手を介さず自動的に抽出・学習する技術。e-ラーニングは電子教材による学習、アクティブラーニングは学習者が能動的に参加する学習法、アダプティブラーニングは個々に最適化した学習法で、いずれも人間の学習方法を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問232.PKI において,ある条件に当てはまるデジタル証明書の情報が公開されているリストとして CRL がある。このリストに掲載される条件として,適切なものはどれか。
- ア.有効期間が満了している。
- イ.有効期間が無期限である。
- ウ.有効期間内に失効している。
- エ.有効期間を延長している。
正解:ウ.有効期間内に失効している。
解説:正解はウ。CRL(Certificate Revocation List=証明書失効リスト)は、有効期間内であるにもかかわらず、秘密鍵の漏えいなどの理由で失効させられたデジタル証明書のリスト。有効期間の満了(ア)は失効とは別であり、期間満了の証明書はCRLに載せる必要がない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問233.情報セキュリティ対策を,“技術的セキュリティ対策”,“人的セキュリティ対策”及び“物理的セキュリティ対策”に分類したとき,“物理的セキュリティ対策”の例として,適切なものはどれか。
- ア.業務に関係のない掲示板やSNSなどへの従業員による書込み,閲覧を防止するために,Webサーバへのアクセスログを取得し,必要に応じて通信を遮断する。
- イ.サーバ室,執務室などの場所ごとにセキュリティレベルを設定し,従業員ごとのアクセス権が付与された IC カードで入退室管理を行う。
- ウ.従業員の採用時には,守秘義務に関する契約書を取り交わし,在籍中は機密情報の取扱いに関する教育,啓発を実施する。
- エ.退職者が,在籍中のアカウントを用いた不正アクセスを行わないように,従業員の退職時にアカウントを削除する。
正解:イ.サーバ室,執務室などの場所ごとにセキュリティレベルを設定し,従業員ごとのアクセス権が付与された IC カードで入退室管理を行う。
解説:正解はイ。ICカードによる入退室管理は、サーバ室などへの物理的な侵入を防ぐ物理的セキュリティ対策。アはアクセスログ取得・通信遮断で技術的対策、ウは守秘義務契約や教育で人的対策、エは退職時のアカウント削除で技術的対策に分類される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問234.A さんは,B さんから次の4種類のメッセージを受け取った。A さんが,受け取ったメッセージを復号して読むことができるものだけを全て挙げたものはどれか。 a A さんと B さんとの共通鍵で暗号化したメッセージ b A さんの公開鍵で暗号化したメッセージ c B さんの公開鍵で暗号化したメッセージ d B さんの秘密鍵で暗号化したメッセージ
- ア.a, b, d
- イ.a, c, d
- ウ.b, d
- エ.c, d
正解:ア.a, b, d
解説:正解はア。Aさんが復号できるのは、(a)自分も持つ共通鍵で暗号化されたもの、(b)自分の公開鍵で暗号化され自分の秘密鍵で開けるもの、(d)Bさんの秘密鍵で暗号化されBさんの公開鍵で開けるもの。(c)はBさんの公開鍵で暗号化されておりBさんの秘密鍵がないと開けないためAさんは復号できない。よってa, b, d。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問89
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問235.無線 LAN のセキュリティ対策に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.API は,複数のアクセスポイントをグループ化して管理する ID である。
- イ.SSH は,アクセスポイントをステルス化することで無線 LAN ネットワークを隠蔽する機能である。
- ウ.VPN は,アクセスポイントに登録した MAC アドレスをもつ機器以外からの接続を拒否する機能である。
- エ.WPA2は,WEP よりも高い信頼性をもつ,無線通信の暗号化技術である。
正解:エ.WPA2は,WEP よりも高い信頼性をもつ,無線通信の暗号化技術である。
解説:正解はエ。WPA2はWEPの脆弱性を克服した、より信頼性の高い無線通信の暗号化方式。アの複数APをグループ化するIDはESS-IDに関する説明でAPIは無関係、イのアクセスポイントのステルス化はSSIDステルスでSSHではない、ウの登録MACアドレス以外を拒否する機能はMACアドレスフィルタリングでVPNではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問90
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問236.情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスク対応を,リスク移転,リスク回避,リスク低減及びリスク保有の四つに分けて実施することにしたとき,これらに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.リスク対応の実施手順であり,リスク回避,リスク移転,リスク低減,リスク保有の順番で進める。
- イ.リスク対応の実施手順であり,リスク保有,リスク低減,リスク移転,リスク回避の順番で進める。
- ウ.リスク対応の選択肢であり,管理対象としたリスクの顕在化に備えて保険を掛けておくことは,リスク回避に該当する。
- エ.リスク対応の選択肢であり,ノート PC の紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは,リスク低減に該当する。
正解:エ.リスク対応の選択肢であり,ノート PC の紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは,リスク低減に該当する。
解説:正解はエ。リスク移転・回避・低減・保有は実施順序ではなくリスク対応の選択肢であり(ア・イは誤り)、ノートPCの持出しを厳重に管理して紛失・盗難の発生可能性や影響を抑えるのはリスク低減に該当する。保険を掛けて損失を第三者に移すのはリスク移転であり、リスク回避ではない(ウは誤り)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問91
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問237.従業員が使用するPCがランサムウェアに感染した場合の損害を軽減する対策例として,適切なものはどれか。
- ア.PCが接続するファイルサーバのHDDのバックアップデータを定期的に取得し,ネットワークから切り離して保管する。
- イ.PCに多要素認証の仕組みを導入する。
- ウ.PCのHDDを暗号化する。
- エ.PCへのログイン時に,パスワードを複数回間違えたら,当該IDをロックする。
正解:ア.PCが接続するファイルサーバのHDDのバックアップデータを定期的に取得し,ネットワークから切り離して保管する。
解説:正解はア。ランサムウェアはファイルを暗号化して復旧を妨げるため、バックアップを定期取得し、感染が波及しないようネットワークから切り離して保管すれば、暗号化されても復元でき損害を軽減できる。多要素認証・HDD暗号化・ログインのアカウントロックは、感染後のデータ暗号化被害の軽減には直接寄与しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問92
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問238.情報セキュリティにおける脅威の説明として,適切なものはどれか。
- ア.攻撃者が付け込むことのできる情報システムの弱点
- イ.情報資産が被害に遭う確率と被害規模の組合せ
- ウ.情報資産に損害を与える原因となるもの
- エ.情報システムの弱点を利用した攻撃によって被害を受ける可能性
正解:ウ.情報資産に損害を与える原因となるもの
解説:正解はウ。脅威とは、情報資産に損害を与える原因となるもの(不正アクセス・マルウェア・災害など)。アの弱点は脆弱性、イの被害確率と規模の組合せはリスク、エの弱点を突かれ被害を受ける可能性もリスクの説明であり、脅威とは区別される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問93
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問239.稼働率0.9の装置で並列システムを構成したい。このシステムの稼働率を0.999とするためには,最低何台の装置で並列システムを構成する必要があるか。ここで,並列システムを構成したときに,少なくとも1台の装置が稼働していればシステムは正常に稼働しているものとする。
- ア.2
- イ.3
- ウ.4
- エ.5
正解:イ.3
解説:正解はイ。1台の稼働率0.9なので故障率は0.1。n台並列では全台が同時に故障する確率が0.1のn乗となり、システム稼働率は1−0.1のn乗。これを0.999以上にするには0.1のn乗≦0.001、すなわち10のマイナスn乗≦10のマイナス3乗よりn≧3。したがって最低3台。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問94
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問240.データベース設計におけるデータ分析で行うこととして,適切なものはどれか。
- ア.データウェアハウスから業務ごとに必要な情報を抽出する。
- イ.データ項目の内容が,指定された条件を満足する行だけを抽出する。
- ウ.必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
- エ.膨大な情報から統計的手法などを用いて,ビジネスに活用できる情報を探索する。
正解:ウ.必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
解説:正解はウ。データベース設計のデータ分析では、業務で扱う必要なデータ項目を洗い出し、項目間の関連(リレーションシップ)を整理してデータ構造を明らかにする。アはデータマートの抽出、イはSQLの選択(行の絞り込み)、エはデータマイニングの説明で、設計段階のデータ分析とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問95
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問241.OSS (Open Source Software) に関する次の記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 個人だけではなく,企業や団体が開発したソフトウェアもある。 b 著作権が放棄されている。 c 入手したソフトウェアは,自由に再配布してもよい。
- ア.a, b
- イ.a, b, c
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:ウ.a, c
解説:正解はウ。OSSは企業・団体が開発したものも多数存在し(a正)、ライセンスに従えば自由に再配布できる(c正)。一方、OSSは著作権を放棄しているわけではなく、著作者が権利を保持したままライセンスで利用・改変・再配布を許諾する形態であるため、bは誤り。よってa, c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問96
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問242.情報セキュリティにおいて,可用性が損なわれた事象だけを全て挙げたものはどれか。 a 関連取引先との電子決済システムがDoS攻撃を受け,処理ができなくなった。 b 顧客情報管理システムの顧客情報が誤った内容のまま運用されていた。 c 社内のサーバに不正侵入されて,社外秘の情報が漏えいした。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.b, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:正解はア。可用性は必要なときに情報資産を利用できる性質で、(a)DoS攻撃で決済システムが処理不能になるのは可用性の侵害。(b)顧客情報が誤った内容のまま運用されるのは完全性、(c)社外秘情報の漏えいは機密性の侵害であり可用性ではない。よってaのみ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問243.4個の要素から成るデータの並びを,次の手順を繰り返して昇順に整列するとき,整列が終了するまでに(1)から(3)の一連の手順は,何回実行されるか。ここで,最初はデータの並び全体を整列対象とする。 データの並び:[27, 42, 33, 12] 〔手順〕 (1) 整列対象中の要素の最大の値を選び,最後の要素と入れ替える。 (2) 最後の要素を整列対象から外す。 (3) 整列対象に要素が1個以上残っていれば,(1)から(3)の一連の手順を実行する。残っていなければ,整列完了なので終了する。
- ア.2
- イ.3
- ウ.4
- エ.5
正解:ウ.4
解説:正解はウ。これは選択ソート。手順(3)は要素が1個以上残っていれば繰り返すため、対象要素数が4→3→2→1と減る各段階で(1)〜(3)を実行する。1回目で最大42を末尾へ、2回目で33を、3回目で27を、4回目で残り1個の12を処理して対象が0個になり終了。よって計4回実行される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問244.関数 calculateAmountOfPrize は,業務改善の効果における改善額と短縮期間を,それぞれ improvement と period で受け取り,賞金額を戻り値とする。改善額が20万円で短縮期間が3日の業務改善と,改善額が5万円で短縮期間が14日の業務改善があった。この二つの賞金額の合計は何円か。ここで,改善額と短縮期間の値はそれぞれ0以上とする。

- ア.1,000
- イ.1,500
- ウ.3,000
- エ.5,500
正解:ウ.3,000
解説:正解はウ。1件目(改善額20万円、短縮3日)は improvement<100000 が偽で else へ進み、period<7 が真なので prize=2000。2件目(改善額5万円、短縮14日)は improvement<100000 が真、period<7 が偽なので else で prize=1000。合計は2000+1000=3,000円。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問245.個人の認証に用いる要素を,知識,所有物及びバイオメトリクスの三つに分類したとき,所有物を要素として用いた認証の例はどれか。
- ア.SMSを用いた認証
- イ.虹彩の特徴を用いた認証
- ウ.筆跡や筆圧,スピードなど,文字を書くときの特徴を用いた認証
- エ.本人が事前に設定した質問とそれに対する答えを用いた認証
正解:ア.SMSを用いた認証
解説:正解はア。所有物認証は本人が持つ物を使う方式で、SMSはスマートフォンという所有物に送られるワンタイムコードを用いるため所有物認証に該当する。虹彩(イ)や筆跡・筆圧(ウ)は身体・行動的特徴を使うバイオメトリクス認証、秘密の質問と答え(エ)は本人だけが知る知識による認証。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問100
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。