ITパスポート 全分野の一問一答
📖 ITパスポート「全分野」の全800問と解説(一覧)
ITパスポートの全分野に関する一問一答(全800問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.プロジェクトマネジメントにおけるWBSの説明として正しいものはどれか。
- ア.作業を階層的に分解した構成図
- イ.プロジェクトの予算書
- ウ.品質管理の手順書
- エ.リスク一覧表
正解:ア.作業を階層的に分解した構成図
解説:WBS(Work Breakdown Structure)はプロジェクトの作業を階層的に分解し、管理可能な単位にした構成図です。
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問2.ガントチャートは、作業の進捗状況を視覚的に管理するための図表である。
正解:○(正しい)
解説:ガントチャートは横軸に時間、縦軸に作業項目をとり、帯状のバーで各作業の予定と実績を示す図表です。
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問3.クリティカルパスの説明として正しいものはどれか。
- ア.コストが最も高い作業の経路
- イ.プロジェクト全体の所要時間を決定する最長経路
- ウ.最も人員が必要な作業の経路
- エ.品質リスクが最も高い経路
正解:イ.プロジェクト全体の所要時間を決定する最長経路
解説:クリティカルパスはプロジェクトにおいて所要時間が最長となる一連の作業経路で、遅延が全体に影響します。
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問4.アジャイル開発では、短い反復(イテレーション)で開発を進める。
正解:○(正しい)
解説:アジャイル開発は1〜4週間程度の短いイテレーションを繰り返し、段階的にソフトウェアを完成させます。
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問5.ウォーターフォールモデルの特徴として正しいものはどれか。
- ア.試作品を作りながら開発する
- イ.短い反復で開発する
- ウ.工程を順番に進め、原則として前の工程に戻らない
- エ.複数の工程を同時並行で進める
正解:ウ.工程を順番に進め、原則として前の工程に戻らない
解説:ウォーターフォールモデルは要件定義→設計→実装→テスト→運用と工程を順番に進める開発モデルです。
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問6.SLAとは、サービス提供者と利用者の間でサービスレベルを合意した文書である。
正解:○(正しい)
解説:SLA(Service Level Agreement)はサービスの品質水準(稼働率・応答時間等)を明文化した合意書です。
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問7.ITILの説明として正しいものはどれか。
- ア.データベースの設計手法
- イ.プログラミング言語の規格
- ウ.ネットワーク通信のプロトコル
- エ.ITサービスマネジメントのベストプラクティス集
正解:エ.ITサービスマネジメントのベストプラクティス集
解説:ITIL(Information Technology Infrastructure Library)はITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめたフレームワークです。
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問8.インシデント管理の目的は、サービスの中断を最小限に抑え迅速に復旧することである。
正解:○(正しい)
解説:インシデント管理はサービスへの悪影響を最小限に抑え、可能な限り迅速にサービスを正常状態に復旧することを目的とします。
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問9.問題管理とインシデント管理の違いとして正しいものはどれか。
- ア.問題管理は根本原因を究明し再発防止を図る
- イ.問題管理は迅速な復旧を目的とする
- ウ.問題管理はユーザからの問い合わせを管理する
- エ.問題管理は変更要求を管理する
正解:ア.問題管理は根本原因を究明し再発防止を図る
解説:問題管理はインシデントの根本原因を究明し再発防止策を講じます。迅速な復旧はインシデント管理の目的です。
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問10.変更管理は、システムの変更によるリスクを最小化するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:変更管理はシステムへの変更を適切に管理し、変更によるリスクや悪影響を最小限に抑えるプロセスです。
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問11.システム監査は、第三者の立場で情報システムの信頼性等を評価することである。
正解:○(正しい)
解説:システム監査は独立した立場の監査人が、情報システムの信頼性・安全性・効率性等を客観的に評価します。
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問12.ファンクションポイント法の説明として正しいものはどれか。
- ア.プログラムの行数で見積もる手法
- イ.ソフトウェアの機能量に基づいて開発規模を見積もる手法
- ウ.過去の類似案件から見積もる手法
- エ.専門家の直感で見積もる手法
正解:イ.ソフトウェアの機能量に基づいて開発規模を見積もる手法
解説:ファンクションポイント法は入出力画面数やファイル数など、ソフトウェアの機能量から開発規模を見積もります。
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問13.フルバックアップは、すべてのデータを毎回バックアップする方式である。
正解:○(正しい)
解説:フルバックアップは対象データのすべてを毎回コピーする方式です。復旧は容易ですがバックアップ時間が長くなります。
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問14.差分バックアップと増分バックアップの違いとして正しいものはどれか。
- ア.差分と増分は同じ意味である
- イ.差分は前回のバックアップ以降の変更分、増分は前回のフルバックアップ以降の変更分
- ウ.差分は前回のフルバックアップ以降の変更分、増分は前回のバックアップ以降の変更分
- エ.差分はデータの削除分、増分はデータの追加分
正解:ウ.差分は前回のフルバックアップ以降の変更分、増分は前回のバックアップ以降の変更分
解説:差分バックアップは最後のフルバックアップからの変更分、増分バックアップは前回のバックアップからの変更分をコピーします。
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問15.サービスデスクは、ユーザからの問い合わせの単一窓口(SPOC)である。
正解:○(正しい)
解説:サービスデスクはSPOC(Single Point of Contact)として、ユーザからのすべての問い合わせを一元的に受け付けます。
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問16.プロジェクトのスコープとは何を指すか。
- ア.プロジェクトの人員体制
- イ.プロジェクトの予算
- ウ.プロジェクトのスケジュール
- エ.プロジェクトで実施する作業の範囲
正解:エ.プロジェクトで実施する作業の範囲
解説:スコープとはプロジェクトで実施する作業の範囲や成果物の範囲を指します。
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問17.リスクの「回避」とは、リスク発生時に保険で補填する対策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。回避は「リスクが発生する活動自体を行わない」(保険は転嫁・移転)。
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問18.テスト工程で用いるブラックボックステストの説明として正しいものはどれか。
- ア.プログラムの内部構造を考慮せず入出力の仕様に基づいてテストする
- イ.プログラムの内部構造に基づいてテストする
- ウ.ユーザが実環境でテストする
- エ.テスト対象を選択しないランダムテスト
正解:ア.プログラムの内部構造を考慮せず入出力の仕様に基づいてテストする
解説:ブラックボックステストはプログラムの内部構造を見ずに、入出力の仕様に基づいてテストする手法です。
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問19.レビューとは、成果物を作成者本人のみが検証する活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。レビューは「第三者による検証」(本人のみは自己レビューで効果限定的)。
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問20.BCP(事業継続計画)の説明として正しいものはどれか。
- ア.新規事業の立ち上げ計画
- イ.災害時などに事業を継続・早期復旧するための計画
- ウ.年間の業務スケジュール
- エ.社員教育の年間計画
正解:イ.災害時などに事業を継続・早期復旧するための計画
解説:BCP(Business Continuity Plan)は災害や緊急事態の際に、事業の継続または早期復旧を図るための計画です。
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問21.スクラムにおけるスプリントレビューの目的として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクト全体のスケジュールを確定する
- イ.チーム内の人事評価を行う
- ウ.次のスプリントの予算を承認する
- エ.スプリントで完成したプロダクトインクリメントをステークホルダーに示しフィードバックを得る
正解:エ.スプリントで完成したプロダクトインクリメントをステークホルダーに示しフィードバックを得る
解説:スプリントレビューはスプリント終了時に実施し、完成した成果物をステークホルダーに提示してフィードバックを受け、プロダクトバックログを調整する場です。
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問22.DevOpsとは、開発と運用が完全に分離した手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DevOpsは「開発と運用が連携」して迅速安定リリース(分離は従来型)。
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問23.カンバン方式のプロジェクト管理で重要な概念はどれか。
- ア.WIP(仕掛かり作業)の制限による作業フローの最適化
- イ.すべての作業を同時に開始して並列処理する
- ウ.スプリント期間を厳密に2週間に固定する
- エ.毎日15分のデイリースタンドアップを義務化する
正解:ア.WIP(仕掛かり作業)の制限による作業フローの最適化
解説:カンバン方式ではWIP(Work In Progress)制限を設けて同時進行する作業数を制限し、ボトルネックを可視化してフローを最適化します。
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問24.プロジェクトのリスク対応策のうち、リスクの影響を第三者に移転する方法として保険への加入がある。
正解:○(正しい)
解説:リスクの転嫁(移転)は、保険加入やアウトソーシング等によりリスクの影響を第三者に移す対応策です。回避・軽減・受容と並ぶ基本的なリスク対応策の一つです。
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問25.プロジェクトにおけるステークホルダ(利害関係者)の説明として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクトに出資するスポンサーのみ
- イ.プロジェクトに影響を与える、または影響を受けるすべての個人や組織
- ウ.プロジェクトマネージャーとチームメンバーのみ
- エ.顧客と最終利用者のみ
正解:イ.プロジェクトに影響を与える、または影響を受けるすべての個人や組織
解説:ステークホルダ(利害関係者)は、プロジェクトに影響を与える人・組織と、プロジェクトから影響を受ける人・組織のすべてを指します。発注者や利用者だけでなく、関係する部門や地域住民などが含まれることもあります。
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問26.CI/CDは、コード変更を月1回程度の頻度でビルド・テストする仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CI/CDは「頻繁にビルド・テスト・デプロイ」(月1回ではなく日々・コミット毎)。
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問27.あるシステムのMTBF(平均故障間隔)が200時間、MTTR(平均修復時間)が5時間であるとき、稼働率はおよそいくらか。
- ア.0.995
- イ.0.960
- ウ.0.976
- エ.0.025
正解:ウ.0.976
解説:稼働率は、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求めます。200÷(200+5)=200÷205=0.9756…となり、およそ0.976です。MTBFが長いほど、またMTTRが短いほど稼働率は高くなります。
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問28.ITサービスマネジメントにおけるキャパシティ管理の目的は、現在と将来のビジネス要件を満たす十分なIT能力を確保することである。
正解:○(正しい)
解説:キャパシティ管理はシステムの処理能力・ストレージ容量等が現在および将来のビジネス需要を満たすよう、計画・監視・調整を行うプロセスです。
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問29.システム開発における受入テスト(UAT)の実施者として最も適切なのは誰か。
- ア.外部のセキュリティ監査人
- イ.開発チームのプログラマー
- ウ.プロジェクトマネージャー
- エ.発注者(ユーザー側)
正解:エ.発注者(ユーザー側)
解説:受入テスト(User Acceptance Test)は発注者やユーザーが実施し、開発されたシステムが業務要件を満たしているかを検証する最終テストです。
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問30.ITIL 4ではサービスバリューチェーンという概念が導入され、価値の共創が重視されている。
正解:○(正しい)
解説:ITIL 4ではサービスバリューチェーン(計画・改善・エンゲージ・設計と移行・取得/構築・提供とサポート)を中心に、サービス提供者と利用者による価値の共創を重視しています。
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問31.SRE(Site Reliability Engineering)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ソフトウェアエンジニアリングの手法を用いてシステムの信頼性を維持・向上させるアプローチ
- イ.サーバルームの物理的セキュリティを管理する専門職
- ウ.ソフトウェアの機能テストのみを行う役割
- エ.データベースの設計と構築のみを担当する職種
正解:ア.ソフトウェアエンジニアリングの手法を用いてシステムの信頼性を維持・向上させるアプローチ
解説:SREはGoogleが提唱した概念で、ソフトウェアエンジニアリングの手法(自動化・モニタリング等)を運用に適用し、システムの可用性と信頼性を維持するアプローチです。
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問32.プロジェクト憲章(プロジェクトチャーター)は、プロジェクトの正式な開始を承認する文書である。
正解:○(正しい)
解説:プロジェクト憲章はプロジェクトの目的・範囲・主要マイルストーン・予算概算・プロジェクトマネージャーの権限等を記載し、プロジェクトの正式な開始を宣言する文書です。
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問33.開発と保守のプロセスを評価・改善するために、システム開発組織のプロセス成熟度をモデル化し、成熟度を5段階のレベルで定義したものはどれか。
- ア.SLCP
- イ.CMMI
- ウ.ITIL
- エ.DevOps
正解:イ.CMMI
解説:CMMI(能力成熟度モデル統合)は、システム開発組織のプロセスの成熟度をモデル化し、5段階のレベルで定義したもので、開発と保守のプロセスを評価・改善するときに使う。SLCP(共通フレーム)は、ソフトウェア開発とその取引を適正にするため、作業項目を一つ一つ定義して標準化した枠組みである。ITILは、サービスマネジメントのフレームワークである。DevOpsは代表的なソフトウェア開発手法の一つで、組織の成熟度をレベルで定めたモデルではない。
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問34.システム監査人は、監査対象のシステム開発に直接関与する立場が望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。システム監査人は「監査対象に直接関与してはならない」(独立性が必須)。
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問35.構成管理の説明として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクトメンバーの人員配置を管理すること
- イ.ネットワークの物理的な配線を管理すること
- ウ.ITサービスを構成するハードウェア・ソフトウェア等の情報を管理すること
- エ.予算の配分を管理すること
正解:ウ.ITサービスを構成するハードウェア・ソフトウェア等の情報を管理すること
解説:構成管理(Configuration Management)はCI(構成アイテム)と呼ばれるITサービスの構成要素の情報をCMDB(構成管理データベース)で正確に管理するプロセスです。
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問36.ペアプログラミングとは、2人のプログラマーが1台のPCで協力してコーディングする手法である。
正解:○(正しい)
解説:ペアプログラミングはXP(エクストリームプログラミング)のプラクティスの一つで、ドライバー(コードを書く人)とナビゲーター(レビューする人)の2人で協力して開発します。
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問37.リリース管理の目的として正しいものはどれか。
- ア.すべての変更を一括でリリースすること
- イ.リリース日をできるだけ遅らせること
- ウ.開発チームの人数を最小化すること
- エ.テスト済みの変更を本番環境に安全に展開すること
正解:エ.テスト済みの変更を本番環境に安全に展開すること
解説:リリース管理はテスト済みの変更(ソフトウェア、ハードウェア、文書等)を計画的かつ安全に本番環境へ展開し、サービスへの影響を最小化するプロセスです。
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問38.レトロスペクティブは、スクラム終了時に1度だけ実施するイベントである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。レトロは「スプリントごとに実施」(毎回振り返りでプロセス改善)。
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問39.コンティンジェンシープランの説明として正しいものはどれか。
- ア.リスクが現実化した場合に備えてあらかじめ策定する緊急時対応計画
- イ.リスクが発生しないように予防する計画
- ウ.プロジェクト完了後の評価を行う計画
- エ.日常業務のスケジュールを管理する計画
正解:ア.リスクが現実化した場合に備えてあらかじめ策定する緊急時対応計画
解説:コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)は、リスクが実際に発生した場合に迅速に対応するためにあらかじめ策定しておく計画です。
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問40.サービスレベル目標(SLO)は、SLAで合意したサービスレベルを満たすための具体的な目標値である。
正解:○(正しい)
解説:SLO(Service Level Objective)はSLAを達成するために設定する具体的な目標値(例:稼働率99.9%、応答時間200ms以内等)です。SLI(指標)で測定します。
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問41.ウォーターフォール開発とアジャイル開発を組み合わせたハイブリッド型開発手法が近年注目されている。
正解:○(正しい)
解説:ハイブリッド型開発は、要件が明確な部分にウォーターフォール、不確実性が高い部分にアジャイルを適用するなど、両手法の長所を組み合わせた実践的なアプローチです。
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問42.IPA(情報処理推進機構)が公開する「情報セキュリティ10大脅威」の目的として正しいものはどれか。
- ア.脅威の発生件数を正確に順位付けする
- イ.社会的に影響の大きい情報セキュリティの脅威を広く周知し、対策を促進する
- ウ.特定のセキュリティ製品の購入を推奨する
- エ.情報セキュリティに関する法律の制定を行う
正解:イ.社会的に影響の大きい情報セキュリティの脅威を広く周知し、対策を促進する
解説:IPAの「情報セキュリティ10大脅威」は前年に発生した事案から社会的影響が大きかった脅威を選出・公表し、組織や個人の対策意識向上を図るものです。
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問43.TDD(テスト駆動開発)では、実装コードを書いた後にテストコードを書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TDDは「テストコードを先に書く」(実装後はNon-TDD、記述が逆)。
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問44.可用性の指標として使われるMTBF(平均故障間隔)の説明として正しいものはどれか。
- ア.システムの停止が発生する頻度
- イ.システムの修理に要する平均時間
- ウ.システムが正常に稼働し続ける平均時間
- エ.システムの導入から廃棄までの期間
正解:ウ.システムが正常に稼働し続ける平均時間
解説:MTBF(Mean Time Between Failures)はシステムが故障から次の故障までに正常稼働する平均時間です。可用性 = MTBF ÷(MTBF+MTTR)で算出します。
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問45.ベロシティとは、スクラムチームが1スプリントで完了できる作業量の実績値である。
正解:○(正しい)
解説:ベロシティはスクラムチームがスプリント内に完了させたストーリーポイントの合計で、将来のスプリント計画やリリース計画の見積もりに使用されます。
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問46.ITガバナンスの説明として正しいものはどれか。
- ア.外部のコンサルタントにIT戦略をすべて委託すること
- イ.IT部門がすべてのIT予算を独立して決定する権限
- ウ.プログラマーが開発方針を自由に決定する体制
- エ.経営層がIT戦略の方向性を定め、IT投資の最適化とリスク管理を行う仕組み
正解:エ.経営層がIT戦略の方向性を定め、IT投資の最適化とリスク管理を行う仕組み
解説:ITガバナンスは経営陣の主導のもと、IT戦略がビジネス戦略と整合するよう方向付けし、IT投資・リスクを適切に管理する組織的な仕組みです。
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問47.ナレッジマネジメントは、組織内の知識や経験を共有・活用して組織力を向上させる手法である。
正解:○(正しい)
解説:ナレッジマネジメントは個人が持つ暗黙知を形式知に変換し、組織全体で共有・活用する仕組みを構築する経営手法です。野中郁次郎のSECIモデルが有名です。
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問48.コードレビューの主な目的として正しいものはどれか。
- ア.コードの品質向上とバグの早期発見
- イ.開発者の作業時間を記録すること
- ウ.プロジェクトの予算を管理すること
- エ.顧客への報告書を作成すること
正解:ア.コードの品質向上とバグの早期発見
解説:コードレビューは他の開発者がソースコードを確認し、バグ・設計上の問題・コーディング規約違反等を早期に発見して品質を向上させるプラクティスです。
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問49.フェイルセーフとは、システム障害時に危険な方向に動く設計である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フェイルセーフは「安全な方向に制御」(記述が逆、安全優先)。
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問50.アジャイル開発におけるプロダクトオーナーの役割として正しいものはどれか。
- ア.スクラムの理論と実践を皆に理解させ、チームの障害の除去を促して効果を高める
- イ.プロダクトバックログの項目を並べ替えて管理し、プロダクトの価値を最大化する
- ウ.プロダクトバックログから選んだ項目でスプリントの計画を作り、毎日調整する
- エ.完成の定義を守って品質を確保し、使えるプロダクトのインクリメントを作る
正解:イ.プロダクトバックログの項目を並べ替えて管理し、プロダクトの価値を最大化する
解説:プロダクトオーナーは、スクラムチームの成果であるプロダクトの価値を最大化する責任者で、プロダクトゴールの策定、プロダクトバックログ項目の作成と伝達、項目の並び順の決定など、プロダクトバックログの管理を担います。スクラムの理論と実践を皆に理解させ、チームの進行を妨げる障害の除去を促すのはスクラムマスターの役割です。選んだプロダクトバックログ項目でスプリントの計画(スプリントバックログ)を作って毎日調整すること、完成の定義を守った使えるインクリメントを作ることは開発者の責任です。
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問51.プロジェクトのスコープ管理では、そのプロジェクトで実施する作業と成果物の範囲を明確に定義し、管理する。
正解:○(正しい)
解説:スコープ管理では、何を作り何をしないかの線引きをはっきりさせます。範囲があいまいなまま作業が増えていくことをスコープクリープといい、納期の遅れやコスト超過の原因になります。
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問52.プロジェクトの品質管理では、コスト削減のみを優先する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。品質管理は、成果物が要求された品質を満たすようにする活動です。品質・コスト・納期は互いに影響し合うため、どれか一つだけを優先するのではなくバランスをとって進めます。
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問53.HRテック(HR Tech)は情報技術を人事業務に活用する取組みであり、その対象は給与計算に限られる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。HRテックは、採用、育成、評価、配置、勤怠、給与など人事業務全般に情報技術を活用する取組みです。応募者の情報をAIで整理して選考を支援したり、社員の能力や経験を可視化して配置に生かしたりする例があります。
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問54.コアコンピタンスとは、他社にすぐ模倣される汎用的な技術のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コアコンピタンスは、競合他社がまねしにくく、幅広い商品や市場に応用できる、その企業の中核となる強みのことです。まねされやすい技術は、競争上の優位を長く保つ源にはなりません。
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問55.SLA(サービスレベル合意書)には、サービスの稼働率やインシデント対応時間などの具体的な数値目標を記載する。
正解:○(正しい)
解説:SLAにはサービスの品質基準として稼働率(例:99.9%以上)、応答時間、復旧時間、インシデント対応時間などの定量的な目標を記載します。
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問56.ITIL v4では、サービスバリューシステム(SVS)を中心概念として、組織がサービスを通じて価値を共創する仕組みを定義している。
正解:○(正しい)
解説:ITIL v4はSVS(Service Value System)を導入し、需要と機会をインプットとして、サービスバリューチェーンを通じて顧客と共に価値を生み出す体系を定義しています。
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問57.ITIL v4の継続的改善は、特定タイミングだけ実施するイベントである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。継続的改善は「段階的・継続的」(特定タイミングのみではない)。
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問58.サービスレベル管理では、SLAで合意したサービスレベルの達成状況を監視し、未達の場合は改善措置を講じる。
正解:○(正しい)
解説:サービスレベル管理はSLAに基づいてサービスの提供状況を監視・測定し、目標未達の場合は原因分析と改善策の実施を行うプロセスです。
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問59.変更管理では、影響が小さく繰り返し行われる定型的な変更も含め、すべての変更を同じ手順で個別に審議しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。変更管理では、影響度やリスクの大きさに応じて手順を分けます。影響が小さく繰り返し行われる標準的な変更は、あらかじめ承認された手順で実施できるようにしておきます。すべてを同じ重さで審議すると変更が滞り、サービスの改善が進まなくなります。
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問60.ITガバナンスは、現場のIT機器メンテナンスのみを担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ITガバナンスは「経営陣がIT投資・リスクを統治しIT活用を経営目標達成に貢献させる仕組み」(メンテナンスのみではない)。
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問61.情報セキュリティポリシーは、基本方針のみの1階層構成が一般的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セキュリティポリシーは「基本方針・対策基準・実施手順」3階層が一般的(1階層ではない)。
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問62.プロジェクトのコスト管理では、予算の策定と実績コストの監視を行い、コスト超過を防ぐ。
正解:○(正しい)
解説:コスト管理では、作業を分解して見積もった費用を積み上げて予算を作り、実際にかかった費用と比べながら進めます。差が広がりそうなときは、作業のやり方や範囲を見直します。
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問63.ニッチ戦略とは、市場全体に対して最も低い価格で製品を提供し、規模の経済によって優位に立つ戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。それはコストリーダーシップ戦略です。ニッチ戦略は、大手が参入しにくい特定の小さな市場に経営資源を集中し、その領域で強い地位を築く戦略です。
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問64.サービスバリューチェーンは、3つの活動で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SVCは「6つの活動」(計画・改善・エンゲージ・設計移行・取得構築・提供サポート)。
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問65.プロジェクトのリスク対応における「転嫁」は、リスクの発生確率を下げる方策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。転嫁は、保険をかけたり外部に委託したりして、リスクが起きたときの影響を第三者に移す方策です。発生確率そのものを下げるのは「軽減」にあたります。ほかに、リスクのある作業をやめる「回避」、影響が小さいので受け入れる「受容」があります。
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問66.プロジェクトのコミュニケーション管理は、関係者の間で必要な情報が適切に伝わるように、計画・実行・監視する活動である。
正解:○(正しい)
解説:誰に、何を、どのくらいの頻度で、どの手段で伝えるかをあらかじめ決めておきます。関係者が増えるほど伝達の経路は急に増えるため、会議体や報告書の形をそろえておくことが大切です。
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問67.MTTR(平均修復時間)が長いほど、システムの稼働率は高くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MTTRは故障してから修復が終わるまでの平均時間なので、長いほど停止している時間が増え、稼働率は下がります。稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求められ、MTBF(平均故障間隔)が長く、MTTRが短いほど高くなります。
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問68.SLAに違反した場合のペナルティ条項を定めておくことで、サービス品質の維持を促進する効果がある。
正解:○(正しい)
解説:ペナルティ条項(料金減額やサービスクレジット等)をSLAに盛り込むことで、サービス提供者にサービスレベル維持のインセンティブを与えます。
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問69.ファシリティマネジメントは、建物や電源・空調などの設備を、安全性と経済性の両面から最適な状態に保つ管理活動である。
正解:○(正しい)
解説:ファシリティマネジメントの対象は、事務所や工場などの建物のほか、サーバ室の電源・空調・入退室管理といった設備も含みます。情報システムを安定して動かすうえで、施設面の管理も欠かせません。
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問70.情報セキュリティポリシーの「基本方針」は一般社員が策定し、経営層が承認する文書である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。基本方針は経営層が主導して策定する最上位の文書で、組織としての情報セキュリティに対する姿勢や取り組みの方向性を示します。
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問71.プロジェクトの調達管理は、社員教育のみを行う活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。調達管理は、必要な資材やサービスを外部から購入・委託するために、調達の計画、供給者の選定、契約、契約どおりに履行されているかの管理までを行う活動です。社員教育は人的資源のマネジメントに含まれます。
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問72.サービスデスクの役割として最も適切なものはどれか。
- ア.建物や電源・空調などの設備を最適な状態に保つ
- イ.利用者からの問合せや障害の連絡を受け付ける単一の窓口となる
- ウ.システムの設計書を作成する
- エ.製品の在庫量を最小に保つ
正解:イ.利用者からの問合せや障害の連絡を受け付ける単一の窓口となる
解説:サービスデスクは、利用者にとっての単一の窓口です。障害の受付だけでなく、利用申請やパスワード初期化などのサービス要求の受付、利用者への情報提供、対応状況の記録と追跡も担います。
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問73.ITIL v4の指導原則に含まれないものはどれか。
- ア.価値に着目する
- イ.現状から始める
- ウ.すべてのプロセスを最初から再構築する
- エ.フィードバックをもとに反復して進化する
正解:ウ.すべてのプロセスを最初から再構築する
解説:ITIL v4の7つの指導原則には「価値に着目する」「現状から始める」「フィードバックをもとに反復して進化する」等がありますが、全面的な再構築は含まれません。
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問74.MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の説明として正しいものはどれか。
- ア.製品・価格・流通・販売促進の4つの要素
- イ.計画・実行・評価・改善の管理サイクル
- ウ.売上・利益・市場シェアの3つの経営指標
- エ.企業の使命、目指す姿、共有する価値観を示したもの
正解:エ.企業の使命、目指す姿、共有する価値観を示したもの
解説:ミッションは企業が果たすべき使命、ビジョンは目指す将来の姿、バリューは組織で共有する価値観や行動の基準です。経営の方向性を社内外に示し、判断のよりどころにするために掲げます。
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問75.ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて、構想から開発・運用・保守に至るまでの作業項目を一つ一つ定義し、標準化したものはどれか。
- ア.ITIL
- イ.CMMI
- ウ.システム監査基準
- エ.共通フレーム(SLCP)
正解:エ.共通フレーム(SLCP)
解説:共通フレーム(SLCP:Software Life Cycle Process)は、ソフトウェア開発と取引のベースとなる作業項目を定義・標準化したもので、発注者と受注者が共通の言葉で作業範囲を確認できる。CMMIは開発組織のプロセス成熟度のモデル、ITILはITサービスマネジメントの事例集である(シラバス 26)。
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問76.ITガバナンスにおいて、経営層が果たすべき役割として最も適切なものはどれか。
- ア.システムの開発作業を直接行う
- イ.IT戦略の方向性を決定し、IT投資の優先順位を定める
- ウ.ネットワーク機器の設定を管理する
- エ.ヘルプデスクの問い合わせに対応する
正解:イ.IT戦略の方向性を決定し、IT投資の優先順位を定める
解説:ITガバナンスでは経営層がIT戦略の方向性の決定、IT投資ポートフォリオの管理、リスク管理の監督などの役割を担います。
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問77.SLAで一般的に定義される指標として適切でないものはどれか。
- ア.サービス稼働率
- イ.インシデント対応時間
- ウ.従業員のモチベーション
- エ.障害復旧時間
正解:ウ.従業員のモチベーション
解説:SLAでは稼働率・応答時間・復旧時間など定量的に測定可能な指標を定義します。従業員のモチベーションはSLAの指標としては適切ではありません。
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問78.バランススコアカードで用いる4つの視点の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.品質・コスト・納期・安全
- イ.人・物・金・情報
- ウ.強み・弱み・機会・脅威
- エ.財務・顧客・業務プロセス・学習と成長
正解:エ.財務・顧客・業務プロセス・学習と成長
解説:バランススコアカードは、財務の視点だけに偏らず、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点を加えた4つの面から業績を評価し、戦略の達成度を管理する手法です。強み・弱み・機会・脅威はSWOT分析の4区分です。
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問79.プロジェクトにおけるステークホルダ(利害関係者)管理の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.プロジェクトの利害関係者を特定し、その期待や影響力を管理する
- イ.プロジェクトの予算を削減する
- ウ.プロジェクトチームの人数を最小化する
- エ.プロジェクトのスケジュールを短縮する
正解:ア.プロジェクトの利害関係者を特定し、その期待や影響力を管理する
解説:ステークホルダ管理では、まず誰が利害関係者かを洗い出し、それぞれの期待や影響力の大きさを把握したうえで、適切に関与してもらうための働きかけを計画・実行します。
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問80.情報セキュリティポリシーの3階層のうち、具体的な操作手順を記載する文書はどれか。
- ア.基本方針
- イ.実施手順
- ウ.対策基準
- エ.リスクアセスメント報告書
正解:イ.実施手順
解説:実施手順は情報セキュリティポリシーの最下層に位置し、対策基準で定めたルールを実現するための具体的な操作手順やマニュアルを記載します。
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問81.PERT図は、プロジェクトの作業間の依存関係と所要時間を矢印と節点で表現するネットワーク図である。
正解:○(正しい)
解説:PERT(Program Evaluation and Review Technique)図は作業の前後関係と所要時間をネットワーク状に図示し、クリティカルパス分析に用いられます。
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問82.アローダイアグラムでは、矢印が結合点を、丸印が作業を表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アローダイアグラムは「矢印=作業、丸印=結合点(開始・終了時点)」(記述が逆)。
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問83.クリティカルパス上の作業が遅れても、プロジェクト全体の完了に影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。クリティカルパスの作業遅延は「プロジェクト全体に影響」(その経路がボトルネック)。
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問84.スクラムでは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームの3つの役割が定義されている。
正解:○(正しい)
解説:スクラムのロールはプロダクトオーナー(何を作るか決定)、スクラムマスター(プロセス支援)、開発チーム(開発実行)の3つです。
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問85.スクラムのスプリントは、期間の途中で延長することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スプリントは「固定長期間」(途中延長不可、終了で次へ)。
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問86.デイリースクラムは、開発チームが毎日行う15分以内のタイムボックスの同期ミーティングである。
正解:○(正しい)
解説:デイリースクラムは毎日同じ時間に15分以内で実施し、スプリントゴールに向けた進捗確認と次の24時間の計画を行います。
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問87.スクラムのプロダクトバックログは、プロダクトに必要な機能や要求を優先順位付けしたリストである。
正解:○(正しい)
解説:プロダクトバックログはプロダクトオーナーが管理する優先順位付きの要求一覧で、常に更新・再順序付けされます。
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問88.カンバン方式では、作業中のタスク数(WIP:Work In Progress)に上限を設けてフローを可視化する。
正解:○(正しい)
解説:カンバンはWIP制限により仕掛かりを抑制し、ボトルネックを可視化してフローの最適化と継続的改善を図る手法です。
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問89.DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)が密に連携し、迅速かつ安定したソフトウェアデリバリーを実現する考え方である。
正解:○(正しい)
解説:DevOpsは開発と運用の組織的・文化的な連携を重視し、自動化ツール・CI/CDパイプライン等で継続的なサービス改善を実現します。
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問90.CI(継続的インテグレーション)は、開発者がコードを頻繁にリポジトリへ統合し、自動ビルド・自動テストを行う開発手法である。
正解:○(正しい)
解説:CIは複数開発者のコード変更を頻繁に統合し、ビルド・テストを自動実行することで、統合時のトラブルを早期発見する実践です。
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問91.CD(継続的デリバリー)は、ソフトウェアを常にリリース可能な状態に保ち、短いサイクルでデプロイできるようにする手法である。
正解:○(正しい)
解説:CDはCIの次段階として、テストを通過したコードをいつでも本番環境にデプロイ可能な状態に保つ実践です。
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問92.ファンクションポイント法とLOC法は、いずれも品質指標の測定方法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。FP法・LOC法は「ソフトウェア規模見積りの手法」(品質指標ではない)。
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問93.プロジェクトの立ち上げフェーズで作成される「プロジェクト憲章」は、プロジェクトの目的・概要・主要ステークホルダーを定義する文書である。
正解:○(正しい)
解説:プロジェクト憲章はプロジェクトを公式に承認し、プロジェクトマネージャの権限を付与する文書で、目的・目標・概要等を記載します。
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問94.WBS辞書は、WBSの各要素の詳細情報(作業内容、成果物、責任者等)を記述した補足文書である。
正解:○(正しい)
解説:WBS辞書はWBSの各ワークパッケージについて、作業内容・成果物・担当者・スケジュール・コスト等の詳細情報を記載する補完文書です。
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問95.リスク対応戦略の「受容」は、リスクが発生しないよう全力で防止する戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受容は「特別な対策を講じず発生時に対応」(防止は回避・軽減等)。
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問96.リスク対応戦略の「軽減」は、リスクの発生確率または影響度を許容可能な範囲まで下げる戦略である。
正解:○(正しい)
解説:リスク軽減はテスト強化、バックアップ体制強化、プロトタイプ作成等により、発生確率や影響を低減させる能動的な対応策です。
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問97.UPS(無停電電源装置)は、停電や瞬断が起きたときに一時的に電力を供給し、システムを安全に停止するための時間を確保する装置である。
正解:○(正しい)
解説:UPSは蓄電池などにより停電・瞬断時にも一定時間電力を供給し、その間にシステムを正常に終了させる。長時間の停電には自家発電装置を組み合わせる(シラバス 30)。
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問98.可用性管理は、ITサービスが利用者の要求通りに利用可能であり続けることを保証するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:可用性管理はMTBF・MTTR等の指標を用いてサービスの稼働状況を監視し、合意されたサービスレベルで利用可能状態を維持します。
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問99.リリース管理は、本番環境への新規・変更コンポーネントの展開(リリース)を計画し管理するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:リリース管理は複数の変更をまとめて計画的に本番環境にデプロイし、リリース成功を確実にするプロセスで、ロールバック計画も含みます。
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問100.ITサービス継続性管理(ITSCM)は、災害等発生時にITサービスを復旧させBCPを支える取り組みである。
正解:○(正しい)
解説:ITSCMは事業影響度分析(BIA)やリスク評価に基づき、災害時のIT復旧手順・バックアップ・代替サイト等を計画・整備します。
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問101.ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造を考慮せず、入力と出力の関係だけに着目してテストケースを設計する手法である。
正解:×(誤り)
解説:入力と出力の関係だけに着目するのはブラックボックステストである。ホワイトボックステストはプログラムの内部構造(命令や分岐)に着目してテストケースを設計し、主に単体テストで用いる(シラバス 25)。
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問102.システム監査報告書には、監査の目的・範囲・実施手続・監査意見・指摘事項及び改善提案などが記載される。
正解:○(正しい)
解説:監査報告書は監査結果を経営者等に報告するための公式文書で、監査の実施内容と監査意見、具体的な改善提案を明確に記載します。
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問103.システム監査では、監査報告を行ったあと、改善提案に対する被監査部門の改善状況を確認するフォローアップを行う。
正解:○(正しい)
解説:システム監査は、監査計画の策定、監査の実施(予備調査・本調査・評価・結論)、監査報告とフォローアップという流れで行われる。フォローアップでは改善提案が実施されているかを確かめる(シラバス 31)。
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問104.リファクタリングとは、ソフトウェアの外部から見た動作を変更して、新しい機能を追加することである。
正解:×(誤り)
解説:リファクタリングは、外部から見た動作(仕様)を変えずに、プログラムの内部構造を分かりやすく保守しやすいものに改善することである(シラバス 26)。
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問105.KJ法は、カードに書き出したアイデアをグルーピング・関連付けして、複雑な情報を体系化する発想法である。
正解:○(正しい)
解説:KJ法は川喜田二郎が考案した手法で、ブレーンストーミング等で得られた多数のアイデアを、親和性に基づきグループ化して構造化します。
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問106.特性要因図(フィッシュボーン図)は、結果(特性)に影響を与える要因を魚の骨状に整理して原因分析を行う手法である。
正解:○(正しい)
解説:特性要因図は石川馨が考案したQC7つ道具の一つで、4M(Man, Machine, Material, Method)等の観点から要因を体系的に整理します。
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問107.パレート図は、項目別の発生件数を降順で棒グラフに示し、累積比率を折れ線グラフで重ねた図で、重点管理対象の特定に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:パレート図はQC7つ道具の一つで、上位の少数要因が全体の大部分を占める「パレートの法則(80:20の法則)」を可視化します。
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問108.ヒストグラムは、データのばらつき分布を区間ごとの度数で示す棒グラフである。
正解:○(正しい)
解説:ヒストグラムはデータをいくつかの階級(区間)に分け、各階級の度数(データ数)を棒の高さで表現する統計グラフです。
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問109.散布図は、2つの変量の関係性(相関関係)を視覚的に把握するための図である。
正解:○(正しい)
解説:散布図は縦軸・横軸に異なる2つの量を取り、各データ点をプロットすることで2変量の相関の有無や傾向を視覚化します。
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問110.ファシリテーションは、会議の進行役が議論を活性化し、合意形成や意思決定を支援する技法である。
正解:○(正しい)
解説:ファシリテーションは中立的立場のファシリテーターが、参加者の主体的発言を促し、建設的な議論を通じて成果を引き出す技法です。
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問111.ITILのサービスカタログ管理は、提供中のサービスの一覧を最新の状態で維持し利用者に公開するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:サービスカタログ管理は現役の全サービスの情報(内容・SLA・担当等)を一元管理し、利用者と提供者双方に正確な情報を提供します。
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問112.コンフィギュレーション管理(構成管理)は、ITサービスを構成する構成品目(CI)の情報をCMDBに記録し管理するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:構成管理はハードウェア・ソフトウェア・ドキュメント等のCIとその関係をCMDBに記録し、サービス全体の構成情報を正確に維持します。
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問113.既存のソフトウェアのプログラムを解析して、その仕様や設計を明らかにすることを何というか。
- ア.リバースエンジニアリング
- イ.リファクタリング
- ウ.プロトタイピング
- エ.ペアプログラミング
正解:ア.リバースエンジニアリング
解説:リバースエンジニアリングは、既存のソフトウェアを解析して仕様や設計を導き出す手法である。リファクタリングは外部から見た動作を変えずに内部構造を改善すること(シラバス 26)。
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問114.問題管理は、インシデントの応急処置のみを担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。問題管理は根本原因の特定と再発防止を担当します。インシデントの応急処置を行うのはインシデント管理です。
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問115.スクラムのイベントに含まれないものはどれか。
- ア.ガントチャートレビュー
- イ.スプリントプランニング
- ウ.スプリントレビュー
- エ.スプリントレトロスペクティブ
正解:ア.ガントチャートレビュー
解説:スクラムの公式イベントはスプリント、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブの5つです。
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問116.カンバン方式とスクラムの主な違いとして正しいものはどれか。
- ア.カンバンは大規模、スクラムは小規模プロジェクト専用である
- イ.カンバンは継続的フロー、スクラムは固定期間のスプリントで進める
- ウ.カンバンは設計のみ、スクラムは開発のみを扱う
- エ.両者に違いはない
正解:イ.カンバンは継続的フロー、スクラムは固定期間のスプリントで進める
解説:カンバンはタイムボックスを設けず連続的にタスクを流し、スクラムは固定期間(スプリント)で計画・実行・振り返りを繰り返します。
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問117.ITILの変更管理は、変更を緊急に行うため計画書なしで実施する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。変更管理は計画・承認・実施・記録のプロセスに従って行います。計画書なしでは変更を管理できません。
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問118.CI/CDツールの代表例として最も適切なものはどれか。
- ア.AutoCAD、SolidWorks、CATIA
- イ.Photoshop、Illustrator、InDesign
- ウ.Word、Excel、PowerPoint
- エ.Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions
正解:エ.Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions
解説:Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions、CircleCI等はCI/CDパイプラインを自動実行する代表的なツールです。
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問119.問題管理データベース(PDB)は、解決策が判明した既知エラーを記録する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。解決策が判明した既知エラーを記録するのは既知エラーデータベース(KEDB)です。PDB(問題管理DB)は問題そのものを管理します。
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問120.システム監査における「予防統制」の例として適切なものはどれか。
- ア.ログの事後分析による不正検出
- イ.アクセス権限の事前設定と承認プロセス
- ウ.障害発生後の復旧手順
- エ.監査後の改善報告書作成
正解:イ.アクセス権限の事前設定と承認プロセス
解説:予防統制は不正やミスの発生前に防止する統制で、アクセス権限設定、職務分掌、入力チェック等が該当します。事後対応は発見統制です。
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問121.システム監査基準は、海外政府が制定するものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。システム監査基準は経済産業省が制定する日本のガイドラインです。海外政府が制定するものではありません。
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問122.QC7つ道具に含まれないものはどれか。
- ア.ヒストグラム
- イ.パレート図
- ウ.特性要因図
- エ.アローダイアグラム
正解:エ.アローダイアグラム
解説:QC7つ道具はパレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、管理図、チェックシート、グラフ(層別)です。アローダイアグラムは新QC7つ道具です。
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問123.内部統制報告書(J-SOX)は、自治体への公的報告書である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。内部統制報告書(J-SOX)は上場企業の財務報告に係る内部統制の評価・報告制度です。自治体への報告書ではありません。
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問124.プログラムを修正したときに、その修正によって、それまで正常に動作していた部分に不具合が生じていないかを確認するテストはどれか。
- ア.単体テスト
- イ.負荷テスト
- ウ.受入れテスト
- エ.回帰テスト
正解:エ.回帰テスト
解説:回帰テスト(リグレッションテスト)は、修正や機能追加が既存の部分に悪影響を与えていないかを確かめるテストである。負荷テストは高負荷時の動作、受入れテストは利用者側がシステムを受け入れる前の確認である(シラバス 25)。
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問125.開発の早い段階で試作品を作成して利用者に確認してもらい、要求を明確にしながら開発を進める開発モデルはどれか。
- ア.ウォーターフォールモデル
- イ.プロトタイピングモデル
- ウ.リバースエンジニアリング
- エ.DevOps
正解:イ.プロトタイピングモデル
解説:プロトタイピングモデルは、試作品(プロトタイプ)を利用者に評価してもらうことで、要求の食い違いを早期に解消する開発モデルである。ウォーターフォールモデルは工程を順に進め、原則として前工程に戻らない(シラバス 26)。
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問126.情報システムの企画,開発,運用,保守に関わるマネジメントとプロセスに対して,IT ガバナンスにおける経営陣の活動として,評価,指示,モニターを実施する必要がある。IT ガバナンスにおける経営陣の活動に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 外部のコンサルタントに責任と権限を委譲し,戦略立案からモニタリングまで全面的に任せる。 b 情報システム戦略で想定した効果が,どの程度達成されているか確認するための情報を収集する。 c 情報システム戦略を実現するために,必要な責任と要員を組織に割り当てる。 d 情報システムの複数の将来像を想定し,外部の情報システムの専門家に比較分析を依頼して評価する。
- ア.a, b, c
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.b, c, d
正解:エ.b, c, d
解説:正解エ。経営陣が行う評価・指示・モニターに当たるのは、b:戦略効果の達成度を確認する情報収集(モニター)、c:戦略実現に必要な責任と要員の割当て(指示)、d:複数の将来像を専門家に評価依頼(評価)。aは外部コンサルタントへの全面委譲で、経営陣が責任・権限を放棄することになり不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問35
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問127.クライアント PC へのソフトウェアの導入作業が契約に含まれるシステム開発プロジェクトがある。導入作業の行動に関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 導入作業中に契約外の PC が見つかった。その PC を導入対象外とした。 b 導入作業中に契約外の PC への導入を依頼された。依頼に基づいて,その対応を無償で行った。 c 導入作業の続行が困難な状態となった。発注者と合意し,導入前の状態に復旧した。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:ウ.a, c
解説:正解ウ。適切なのは、a:契約外のPCを導入対象外とする、c:続行困難となった際に発注者と合意して導入前の状態へ復旧する、の2つ。bは契約外のPCへの導入を無償で独断対応しており、契約範囲(スコープ)の管理上不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問128.A さんは新規プロジェクトの計画段階の作業をしており,開発コストの見積りに着手した。この段階で短期的に概算費用を見積もる方法として,最も適切なものはどれか。
- ア.FP 法を用いて見積もる。
- イ.作業単位のコストを見積もり,合算して全体を見積もる。
- ウ.予想されるソフトウェアのコード行数を基に見積もる。
- エ.類似プロジェクトを参考に見積もる。
正解:エ.類似プロジェクトを参考に見積もる。
解説:正解エ。計画段階で短期的に概算費用を見積もるには、過去の類似プロジェクトを参考にする類推見積りが適する。ア(FP法)、ウ(コード行数を基にするLOC法)、イ(作業単位を積み上げるボトムアップ見積り)は、いずれも詳細情報を要し初期段階の概算には不向き。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問37
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問129.要求事項が明確であり仕様変更が少ないことが見込まれるソフトウェアの開発に用いる開発モデル・手法として,最も適切なものはどれか。
- ア.アジャイル開発
- イ.ウォーターフォールモデル
- ウ.スパイラルモデル
- エ.プロトタイピングモデル
正解:イ.ウォーターフォールモデル
解説:正解イ。要求事項が明確で仕様変更が少ない開発には、要件定義から順に工程を進めるウォーターフォールモデルが適する。ア(アジャイル)、ウ(スパイラルモデル)、エ(プロトタイピングモデル)は、要求が不明確・変更が多い場合に適した反復型の手法。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問38
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問130.システム開発のプロジェクトマネジメントにおける WBS の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.クリティカルパス上の作業を記載したものである。
- イ.主要な成果物に関する予定開始日と予定終了日を記載したものである。
- ウ.全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。
- エ.プロジェクトで使用するツールを記載したものである。
正解:ウ.全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。
解説:正解ウ。WBS(Work Breakdown Structure)は、全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して洗い出したもの。アはクリティカルパス、イはマイルストーン一覧やスケジュール、エはツール一覧に関する記述で、いずれもWBSの説明ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問131.企業の活動に関する記述のうち,内部統制の活動内容として,最も適切なものはどれか。
- ア.決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
- イ.支払伝票を起票した際は,起票者が責任をもって確認し最終承認を行う。
- ウ.定期的にリスクを評価し,洗い出されたリスクの全てを“回避”で対応する。
- エ.内部通報は必ず直属の上司を通じて行うことを,ルールとして徹底する。
正解:ア.決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
解説:正解ア。決算発表の重大な誤りを速やかに外部へ公表するのは、財務報告の信頼性を確保する内部統制として適切。イは起票者が自ら最終承認しており職務分掌(相互牽制)に反し不適切、ウは全リスクを「回避」で対応するのは不適切(回避・低減・移転・受容を使い分ける)、エは直属上司限定の通報経路で内部通報制度が機能しなくなる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問132.IT ガバナンスの活動において,取締役会等のリーダーシップに関するリスクの記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.権限委譲して策定させた成果物である IT 戦略は,担当部門に最終的な責任をもたせないと,取締役会等の説明責任が果たせない。
- イ.組織体としてのパフォーマンスの期待値は,取締役会等が設定に関与すると,現状踏襲型となり組織体の目的を達成できない。
- ウ.取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。
- エ.取締役会等が組織体の IT ガバナンス方針を明示すると,情報システム部門主導の活動に偏重してしまう。
正解:ウ.取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。
解説:正解はウ。ITガバナンスでは取締役会等が自ら規範(行動原則)を策定し率先垂範して遵守すること(tone at the top)が、組織全体に倫理的行動を根付かせる前提となる。アは戦略の最終責任を担当部門に転嫁している点、イは期待値設定への関与が現状踏襲を招くとする点、エは方針明示が部門偏重を招くとする点がいずれも逆であり誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問133.サービスデスクに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.受入テストの段階で,利用者からの不具合の報告を受け付ける窓口
- イ.システム稼働後の段階で,利用者からの問合せを受け付ける窓口
- ウ.プログラム開発の段階で,利用者からの質問を受け付ける窓口
- エ.要件定義の段階で,利用者からの要求を受け付ける窓口
正解:イ.システム稼働後の段階で,利用者からの問合せを受け付ける窓口
解説:正解はイ。サービスデスクはシステム稼働後(運用段階)に利用者からの問合せ・障害連絡を受け付ける単一窓口(SPOC)である。ア・ウ・エはそれぞれ受入テスト、開発、要件定義の段階であり、稼働後の運用を担うサービスデスクの役割には当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問42
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問134.ある企業でスマートフォン向けのアプリケーションソフトウェアの開発を計画しており,2週間ごとに新機能や不具合の修正を含めた新しいバージョンを繰り返しリリースすることにした。新機能の候補や不具合は一覧表で管理し,優先順位をつけて開発し,逐次リリースする方針にした。この開発に採用するソフトウェア開発モデルとして,最も適切なものはどれか。
- ア.DevOps
- イ.アジャイル
- ウ.ウォーターフォール
- エ.リバースエンジニアリング
正解:イ.アジャイル
解説:正解はイ。2週間ごとに優先順位づけした機能・修正を繰り返しリリースする反復・漸進型の進め方はアジャイル開発の典型である。DevOpsは開発と運用の連携文化、ウォーターフォールは工程を後戻りしない一方向型、リバースエンジニアリングは既存製品から仕様を解析する手法で、いずれも開発モデルとしては不適。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問135.あるサービスデスクでは,電子メールによる問合せに対応しており,受付担当者がメールの内容を確認し,回答担当者の割当てをしていた。このたび,割当て業務の効率化を目的に,自動割当てツールを導入した。自動割当てツールは,メールの内容を基に自動で回答担当者の割当てを行うが,割当てができないことや割当てミスをすることがあり,それらについては,人手で対応している。導入前及び導入半年後の状況が次のとき,割当ての時間はサービスデスク全体で何%削減できたか。ここで,割当ての時間の削減率(%)は小数第1位を四捨五入するものとする。

- ア.80
- イ.81
- ウ.85
- エ.86
正解:イ.81
解説:正解はイ。導入前の割当て時間は1,000件×2分=2,000分/日。導入後は、自動割当て成功90%=900件のうち正常855件が0分、割当てミス5%=45件が4分で45×4=180分、自動割当て不可10%=100件が2分で200分、合計380分。削減率=(2,000−380)÷2,000×100=81%となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問136.プロジェクトにおいて,新規プロジェクトを正式に認可する文書として,適切なものはどれか。
- ア.ステークホルダ登録簿
- イ.プロジェクト憲章
- ウ.プロジェクトスコープ記述書
- エ.リスク登録簿
正解:イ.プロジェクト憲章
解説:正解はイ。プロジェクトを正式に認可し、プロジェクトマネージャに権限を与える文書はプロジェクト憲章である。ステークホルダ登録簿は利害関係者の一覧、プロジェクトスコープ記述書は作業範囲の定義、リスク登録簿はリスクの管理表であり、いずれも認可文書ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問137.IT サービスマネジメントのプロセスである問題管理の説明として,適切なものはどれか。
- ア.IT サービスを提供するためのハードウェア,ソフトウェア,ドキュメントなどの構成情報を維持管理する。
- イ.計画外の IT サービスの中断に対して,迅速にサービスを復旧する。
- ウ.障害の根本原因を調査し,問題の解決策を提示する。
- エ.プログラム修正を実施するための計画を立て,確実に修正されるように管理する。
正解:ウ.障害の根本原因を調査し,問題の解決策を提示する。
解説:正解はウ。問題管理はインシデントの根本原因を調査・分析し、恒久的な解決策や再発防止策を提示するプロセスである。アは構成管理、イはインシデント管理(迅速な復旧)、エは変更・リリース管理に対応する記述で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問138.監査を会計監査,業務監査,情報セキュリティ監査,システム監査に分けたとき,システム監査に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.業務で使用している情報の漏えいに関するリスクマネジメントが効果的に実施されていることの検証
- イ.財務諸表の作成に至る業務全般に関して,不正や誤りがなく処理されていることの検証
- ウ.情報システムに係るリスクに対して,組織において適切に対応していることの検証
- エ.情報システムの利用を含めた組織内の諸業務が組織の方針に従って,合理的かつ効率的に運用されていることの検証
正解:ウ.情報システムに係るリスクに対して,組織において適切に対応していることの検証
解説:正解はウ。システム監査は情報システムに係るリスクに対し組織が適切に対応しているかを独立の立場で検証する。アは情報セキュリティ監査、イは会計監査、エは業務監査に対応する記述であり、システム監査そのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問139.ある組織では,IT 資産を管理しているグループが,共有ディスクの使用量を月次でチェックし,容量が不足しそうなときは,不要なファイルを消すよう呼び掛けたり,すぐに使わないファイルを別のメディアに退避したりして,容量が不足することを回避する対応を行っている。共有ディスクの増設の対応は,年単位で計画して実施している。ある日,共有ディスクの使用量が上限に達し,組織の業務に支障が出る事象が発生した。この事象への対応を,インシデント管理,問題管理,サービスマネジメントシステムの改善に分けて考えるとき,サービスマネジメントシステムの改善として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 共有ディスクの使用量が大きいファイルを調べ,当面の業務に使用しないものを一時的に別のストレージに移動する。 b 共有ディスクの使用量が上限に達した原因を特定し,再発防止策を検討する。 c 共有ディスクの使用量をタイムリーに把握し,容量不足の兆候を早期に検知できるようにする。 d すぐに共有ディスクの増設の手続を進める。
- ア.a, d
- イ.b, d
- ウ.c
- エ.c, d
正解:ウ.c
解説:正解はウ。サービスマネジメントシステムの改善は再発を防ぐ仕組み自体の見直しであり、使用量をタイムリーに把握し容量不足の兆候を早期検知できるようにするcが該当する。aは応急のインシデント管理、bは原因究明の問題管理、dは当面の是正措置(増設手続)であり、システムの改善には当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問140.システム開発プロジェクトで開催するプロジェクト会議に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
- ア.会議で決まった内容を周知徹底するために,議事録を作成して必要な関係者と共有する。
- イ.議論が中途半端にならないように,会議の終了時刻は決めずに実施する。
- ウ.効率よくシステム開発プロジェクトを遂行するために,全ての会議にステークホルダ全員が常に参加する。
- エ.様々な内容を会議で議論できるように,会議の開始直後に会議の議題を参加メンバーから募って確定する。
正解:ア.会議で決まった内容を周知徹底するために,議事録を作成して必要な関係者と共有する。
解説:正解はア。会議で決定した内容は議事録を作成して必要な関係者と共有し周知徹底することが適切である。イ(終了時刻を決めない)、ウ(全会議に全ステークホルダが常時参加)、エ(開始直後に議題を募る)はいずれも会議運営として非効率・不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問141.次の表の作業を3名で実施するとき,全ての作業を終わらせるのに必要な最短の日数は何日か。ここで,複数要員が必要な作業は全員がそろわないと着手できず,指定された要員数以上の要員を充てても所要日数は短縮できない。また,着手した作業は作業が完了するまで中断できないものとする。

- ア.9日
- イ.12日
- ウ.15日
- エ.18日
正解:ウ.15日
解説:正解はウ。要員は3名で、B(2名)とC(2名)は同時着手すると4名必要なため並行できない。A(3日)→B(3日)→この間にC(2名)とD(1名)を並行(3日)→E(3日)→F(3日)の順で、合計3+3+3+3+3=15日が最短となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問142.システム監査において,各部署の外部媒体の管理状況について調査することにした。システム監査を,監査計画,予備調査,本調査,評価・結論のプロセスに分けて実施するとき,収集した結果に基づき,外部媒体の管理状況についての監査意見を検討するプロセスはどれか。
- ア.監査計画
- イ.予備調査
- ウ.本調査
- エ.評価・結論
正解:エ.評価・結論
解説:正解はエ。収集した調査結果に基づいて監査意見(結論)を検討・形成するのは評価・結論のプロセスである。監査計画は計画立案、予備調査は概要把握、本調査は監査証拠の収集を行う段階であり、意見の検討はその後の評価・結論で行う。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問143.業務システムの開発において,開発者がシステム要件定義を実施する場合,利用者の関わり方として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発者が行うシステム要件のレビューに参加し,妥当性を確認する。
- イ.開発者に全て任せ,その決定に従う。
- ウ.システムの保守が可能かどうかを見極める。
- エ.システム要件の技術的な実現性を検証する。
正解:ア.開発者が行うシステム要件のレビューに参加し,妥当性を確認する。
解説:正解はア。システム要件定義は開発者が行うが、利用者は要件のレビューに参加して業務上の妥当性を確認する役割を担う。イ(全て任せる)は関与放棄で不適、ウ(保守可否の見極め)やエ(技術的実現性の検証)は開発者側が担う事項で利用者の関わり方ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問144.SLA の計画立案,サービス内容の交渉,草案作成,合意,導入,測定などの活動を行うものはどれか。
- ア.アウトソーシング
- イ.サービスレベル管理
- ウ.サービスレベル契約
- エ.リエンジニアリング
正解:イ.サービスレベル管理
解説:正解はイ。SLAの計画立案・交渉・草案作成・合意・導入・測定などの一連の活動を継続的に行うのはサービスレベル管理(SLM)である。ウのサービスレベル契約(SLA)は合意文書そのもの、アはアウトソーシング、エは業務改革(リエンジニアリング)で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問145.ある組織では過去には全員出社して業務を遂行していたが,現在は出社とテレワークの両方を使い分けて業務を遂行している。この組織において,ファシリティマネジメントの観点で改善を図っている事例として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 従業員のPCにインストールされたWeb会議用のソフトウェアを常に最新にし,Web会議における利便性及びセキュリティを向上させる。 b 執務室のレイアウト変更や大画面のTV会議室の設置を行い,従業員間のコミュニケーションを取りやすくする。 c 出社率を踏まえてフリーアドレスエリアの割合を増加し,オフィスを縮小させる。 d 短時間勤務や自宅外での業務を可能とする制度を導入し,様々な従業員が業務に参画しやすくする。
- ア.a, d
- イ.b
- ウ.b, c
- エ.b, d
正解:ウ.b, c
解説:正解はウ。ファシリティマネジメントは施設・設備・オフィス環境を経営的に最適化する観点で、執務室レイアウト変更やTV会議室設置のb、フリーアドレス拡大とオフィス縮小のcが該当する。aはソフトウェアの更新(IT運用・セキュリティ)、dは勤務制度の導入(人事・労務)であり、施設管理の観点ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問146.実用新案に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.今までにない製造方法は,実用新案の対象となる。
- イ.自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なものだけが,実用新案の対象となる。
- ウ.新規性の審査に合格したものだけが実用新案として登録される。
- エ.複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。
正解:エ.複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。
解説:実用新案は物品の形状・構造・組合せに関する考案を保護し、エの複数物品を組み合わせて考案した新製品が対象となる。アの製造方法は方法の発明で特許の対象、イの「高度なもの」は特許(発明)の定義、ウは実用新案が無審査登録制のため新規性審査への合格は登録要件ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問35
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問147.プロジェクトに該当する事例として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 会社合併に伴う新組織への移行 b 社内システムの問合せや不具合を受け付けるサービスデスクの運用 c 新規の経理システム導入に向けたプログラム開発 d 毎年度末に実施する会計処理
- ア.a, c
- イ.b, c
- ウ.b, d
- エ.c
正解:ア.a, c
解説:プロジェクトは有期性と独自性をもつ活動で、a会社合併に伴う新組織への移行とc新規経理システム導入のプログラム開発が該当する。bサービスデスクの運用やd毎年度末の会計処理は反復的な定常業務でプロジェクトではない。よってa,c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問148.システム開発プロジェクトを終結する時に,プロジェクト統合マネジメントで実施する活動として,最も適切なものはどれか。
- ア.工程の進捗の予定と実績の差異を分析する。
- イ.作成した全ての成果物の一覧を確認する。
- ウ.総費用の予算と実績の差異を分析する。
- エ.知識や教訓を組織の資産として登録する。
正解:エ.知識や教訓を組織の資産として登録する。
解説:プロジェクト終結時にプロジェクト統合マネジメントで行うのは、得られた知識や教訓を組織の資産(教訓文書)として登録すること。ア進捗差異分析・ウ費用差異分析は監視コントロール、イ成果物一覧の確認は検収に近く、いずれも終結の中心活動ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問37
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問149.あるシステムの運用において,利用者との間で SLA を交わし,利用可能日を月曜日から金曜日,1日の利用可能時間を7時から22時まで,稼働率を98%以上で合意した。1週間の運用において,障害などでシステムの停止を許容できる時間は最大何時間か。
- ア.0.3
- イ.1.5
- ウ.1.8
- エ.2.1
正解:イ.1.5
解説:1週間の利用可能時間=5日×(22時-7時)=5×15=75時間。稼働率98%以上を満たすため、停止を許容できる時間は最大75×(1-0.98)=75×0.02=1.5時間。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問38
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問150.サービスデスクを評価するためには適切な KPI を定めて評価する必要がある。顧客満足度を高めるために値が小さい方が良い KPI として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a SLA で合意された目標時間内に対応が完了したインシデント件数の割合 b 1回の問合せで解決ができたインシデント件数の割合 c 二次担当へエスカレーションされたインシデント件数の割合 d 利用者がサービスデスクの担当者につながるまでに費やした時間
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:エ.c, d
解説:顧客満足度を高めるうえで値が小さいほど良いのは、cエスカレーション率(自己解決できず二次担当へ回す割合)とd利用者が担当者につながるまでの待ち時間。aSLA目標時間内の対応完了率とb一次解決率は大きいほど良い。よってc,d。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問151.アジャイル開発に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発する機能を小さい単位に分割して,優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す。
- イ.共通フレームを適用して要件定義,設計などの工程名及び作成する文書を定義する。
- ウ.システム開発を上流工程から下流工程まで順番に進めて,全ての開発工程が終了してからリリースする。
- エ.プロトタイプを作成して利用者に確認を求め,利用者の評価とフィードバックを行いながら開発を進めていく。
正解:ア.開発する機能を小さい単位に分割して,優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す。
解説:アジャイル開発は、開発する機能を小さい単位に分割し、優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す手法。ウはウォーターフォール、イは共通フレームの適用、エはプロトタイピングの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問152.あるプロジェクトの作業間の関係と所要時間がアローダイアグラムで示されている。このアローダイアグラムのBからEの四つの結合点のうち,工程全体の完了時間に影響を与えることなく,その結合点から始まる全ての作業の開始を最も遅らせることができるものはどれか。ここで,各結合点から始まる作業はその結合点に至る作業が全て完了するまで開始できず,作業から次の作業への段取り時間は考えないものとする。

- ア.B
- イ.C
- ウ.D
- エ.E
正解:イ.C
解説:正解はイ(C)。「完了時間に影響を与えず開始を最も遅らせられる結合点」とは、余裕(トータルフロート=最遅結合点時刻−最早結合点時刻)が最大の結合点を指す。判定手順は、始点から順路の所要時間を足し上げて各結合点の「最早開始時刻」を、終点から逆算して「最遅開始時刻」を求め、B〜Eそれぞれで両者の差(余裕)を比べる。クリティカルパス上の結合点は余裕ゼロで遅らせられず、本問ではCの余裕が最も大きいためCが答えとなる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問153.システム監査人の役割として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 監査手続の種類,実施時期,適用範囲などについて,監査計画を立案する。 b 監査の目的に応じた監査報告書を作成し,社内に公開する。 c 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施を監査対象部門に指示する。 d 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施状況をモニタリングする。
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:イ.a, d
解説:正解はイ(a, d)。システム監査人は独立・客観の立場で、監査計画の立案(a)と改善提案後のフォローアップとしての改善実施状況のモニタリング(d)を担う。bは「監査報告書を社内に公開する」が不適切で、報告書は監査依頼者(経営者等)へ提出するもので一般公開はしない。cは改善の「実施を指示する」点が誤りで、実施責任は被監査部門にあり、監査人は助言・提案までで指示権限をもたない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問42
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問154.情報システムに関する施設や設備を維持・保全するために行うリスク対策のうち,ファシリティマネジメントの観点から行う対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a コンピュータ室への入室を,認可した者だけに限定する。 b コンピュータの設置場所を示す標識を掲示しない。 c 利用者の PC にマルウェア対策ソフトを導入する。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:イ.a, b
解説:正解はイ(a, b)。ファシリティマネジメントは施設・設備という物理的環境の維持・保全を対象とする。aのコンピュータ室への入室制限(物理的な入退室管理)とbの設置場所を示す標識の非掲示(所在の秘匿)はいずれも施設・設備面の対策で該当する。cの利用者PCへのマルウェア対策ソフト導入はソフトウェア(論理面)の情報セキュリティ対策であり、ファシリティマネジメントの観点ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問155.提供している IT システムが事業のニーズを満たせるように,人材,プロセス,情報技術を適切に組み合わせ,継続的に改善して管理する活動として,最も適切なものはどれか。
- ア.IT サービスマネジメント
- イ.システム監査
- ウ.ヒューマンリソースマネジメント
- エ.ファシリティマネジメント
正解:ア.IT サービスマネジメント
解説:正解はア(ITサービスマネジメント)。ITサービスマネジメントは、事業ニーズを満たすように人材・プロセス・情報技術を組み合わせ、継続的に改善しながらITサービスを管理する活動である。イのシステム監査は独立の立場での評価活動、ウのヒューマンリソースマネジメントは人的資源の管理、エのファシリティマネジメントは施設・設備の管理であり、いずれも問いの定義とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問156.本番稼働後の業務遂行のために,業務別にサービス利用方法の手順を示した文書として,最も適切なものはどれか。
- ア.FAQ
- イ.サービスレベル合意書
- ウ.システム要件定義書
- エ.利用者マニュアル
正解:エ.利用者マニュアル
解説:正解はエ(利用者マニュアル)。利用者マニュアルは、本番稼働後に利用者が業務別にシステムをどう操作・利用するかの手順を示した文書である。アのFAQはよくある質問と回答集、イのサービスレベル合意書(SLA)はサービス品質水準の合意文書、ウのシステム要件定義書は開発前に要求事項を定義する文書であり、いずれも利用手順書ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問157.ITサービスマネジメントの管理プロセスに関する記述a〜cと用語の適切な組合せはどれか。 a ITサービスの変更を実装するためのプロセス b インシデントの根本原因を突き止めて解決策を提供するためのプロセス c 組織が所有しているIT資産を把握するためのプロセス

- ア.a:構成管理,b:問題管理,c:リリース及び展開管理
- イ.a:構成管理,b:リリース及び展開管理,c:問題管理
- ウ.a:問題管理,b:リリース及び展開管理,c:構成管理
- エ.a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理
正解:エ.a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理
解説:正解はエ(a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理)。aの「変更を実装する」プロセスはリリース及び展開管理、bの「根本原因を突き止めて解決策を提供する」プロセスは問題管理、cの「所有するIT資産を把握する」プロセスは構成管理に対応する。なお、根本原因ではなくサービスの早期復旧を図るのはインシデント管理で、問題管理と区別する点が要注意である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問158.ソフトウェアの開発における DevOps に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し,顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
- イ.開発側では,開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進み,総合テストで利用者が参加して操作性の確認を実施した後に運用側に引き渡す。
- ウ.開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
- エ.システム開発において,機能の拡張を図るために,固定された短期間のサイクルを繰り返しながらプログラムを順次追加する。
正解:ウ.開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
解説:正解はウ。DevOpsは開発側(Dev)と運用側(Ops)が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新を迅速に進める考え方・手法である。アはプロトタイピングによる妥当性評価、イは工程を順に進めるウォーターフォール型開発、エは固定した短期サイクルを繰り返すアジャイル(反復型)開発の説明であり、いずれもDevOpsそのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問159.システム監査で用いる判断尺度の選定方法に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.システム監査ではシステム管理基準の全項目をそのまま使用しなければならない。
- イ.システム監査のテーマに応じて,システム管理基準以外の基準を使用してもよい。
- ウ.システム監査のテーマによらず,システム管理基準以外の基準は使用すべきでない。
- エ.アジャイル開発では,システム管理基準は使用すべきでない。
正解:イ.システム監査のテーマに応じて,システム管理基準以外の基準を使用してもよい。
解説:正解はイ。システム監査の判断尺度(監査で良否を判断する基準)は、監査のテーマに応じてシステム管理基準以外の基準を用いてもよく、柔軟に選定できる。アの「全項目をそのまま使用しなければならない」、ウの「テーマによらず他基準は使用すべきでない」、エの「アジャイル開発では使用すべきでない」はいずれも過度に限定的で誤りである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問160.ソフトウェア開発プロジェクトにおける,コストの見積手法には,積み上げ法,ファンクションポイント法,類推見積法などがある。見積りで使用した手法とその特徴に関する記述a〜cの適切な組合せはどれか。 a プロジェクトに必要な個々の作業を洗い出し,その作業ごとの工数を見積もって集計する。 b プロジェクトの初期段階で使用する手法で,過去の事例を活用してコストを見積もる。 c データ入出力や機能に着目して,ソフトウェア規模を見積もり,係数を乗ずるなどしてコストを見積もる。

- ア.積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b
- イ.積み上げ法:b,ファンクションポイント法:a,類推見積法:c
- ウ.積み上げ法:c,ファンクションポイント法:a,類推見積法:b
- エ.積み上げ法:c,ファンクションポイント法:b,類推見積法:a
正解:ア.積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b
解説:正解はア(積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b)。積み上げ法は個々の作業を洗い出して作業ごとの工数を見積もり集計する手法(a)、ファンクションポイント法はデータの入出力や機能に着目して規模を測り係数を乗じる手法(c)、類推見積法はプロジェクト初期に過去の類似事例を活用して見積もる手法(b)である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問161.ソフトウェア製品の品質特性を,移植性,機能適合性,互換性,使用性,信頼性,性能効率性,セキュリティ,保守性に分類したとき,RPA ソフトウェアの使用性に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.RPA が稼働する PC の OS が変わっても動作する。
- イ.RPA で指定した時間及び条件に基づき,適切に自動処理が実行される。
- ウ.RPA で操作対象となるアプリケーションソフトウェアがバージョンアップされても,簡単な設定変更で対応できる。
- エ.RPA を利用したことがない人でも,簡単な教育だけで利用可能になる。
正解:エ.RPA を利用したことがない人でも,簡単な教育だけで利用可能になる。
解説:正解はエ。使用性(ユーザビリティ)は使いやすさ・習得のしやすさを表す品質特性で、「利用したことがない人でも簡単な教育だけで利用可能になる」が該当する。アのOSが変わっても動作するは移植性、イの指定条件で適切に処理が実行されるは機能適合性、ウのアプリのバージョンアップに簡単な設定変更で対応できるは互換性・保守性に関する記述である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問162.システム開発プロジェクトにおいて,テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び不具合の内容を表に記入し,不具合ごとに根本原因を突き止めた後に,根本原因ごとに集計を行い発生頻度の多い順に並べ,主要な根本原因の特定を行った。ここで利用した図表のうち,根本原因を集計し,発生頻度順に並べて棒グラフで示し,累積値を折れ線グラフで重ねて示したものはどれか。
- ア.散布図
- イ.チェックシート
- ウ.特性要因図
- エ.パレート図
正解:エ.パレート図
解説:正解はエ(パレート図)。パレート図は、項目(ここでは根本原因)を発生頻度の多い順に棒グラフで並べ、累積比率を折れ線グラフで重ねて示す図で、主要因の特定に用いる。アの散布図は2変数の相関、イのチェックシートはデータの記録・集計用紙、ウの特性要因図(フィッシュボーン図)は原因を魚の骨状に整理する図であり、頻度順+累積線という特徴に合致するのはパレート図である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問163.システム開発プロジェクトにおいて,新機能の追加要求が変更管理委員会で認可された後にプロジェクトスコープマネジメントで実施する活動として,適切なものはどれか。
- ア.新機能を追加で開発するために WBS を変更し,コストの詳細な見積りをするための情報として提供する。
- イ.新機能を追加で開発するための WBS のアクティビティの実行に必要なスキルを確認し,必要に応じてプロジェクトチームの能力向上を図る。
- ウ.変更された WBS に基づいてスケジュールを作成し,完了時期の見通しを提示する。
- エ.変更された WBS に基づいて要員の充足度を確認し,必要な場合は作業の外注を検討する。
正解:ア.新機能を追加で開発するために WBS を変更し,コストの詳細な見積りをするための情報として提供する。
解説:正解はア。プロジェクトスコープマネジメントは成果物と作業範囲(WBS)を管理する領域で、新機能追加が認可された後は、WBSを変更してコストの詳細見積りのための情報を提供する活動が該当する。イはプロジェクト資源(要員能力向上)、ウはスケジュール(タイム)マネジメント、エは資源・調達(要員充足・外注検討)に属する活動であり、スコープマネジメントではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問164.IT ガバナンスに関する次の記述中の a に入れる字句として,最も適切なものはどれか。 経営者は, a の事業の目的を支援する観点で,効果的,効率的かつ受容可能な a の IT の利用について評価する。
- ア.過去と現在
- イ.現在
- ウ.現在と将来
- エ.将来
正解:ウ.現在と将来
解説:正解はウ(現在と将来)。ITガバナンスの枠組み(JIS Q 38500)では、経営者は「現在と将来」の事業目的を支援する観点で、効果的・効率的かつ受容可能な「現在と将来」のIT利用を評価する、とされる。現時点だけでなく将来のITの利活用まで見据えて評価・指示・モニタリングする点が要点である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問165.事業活動に関わる法令の遵守などを目的の一つとして,統制環境,リスクの評価と対応,統制活動,情報と伝達,モニタリング,IT への対応から構成される取組はどれか。
- ア.CMMI
- イ.ITIL
- ウ.内部統制
- エ.リスク管理
正解:ウ.内部統制
解説:正解はウ(内部統制)。内部統制は、法令遵守(コンプライアンス)などを目的とし、統制環境・リスクの評価と対応・統制活動・情報と伝達・モニタリング・ITへの対応の六つの基本的要素から構成される取組である。アのCMMIは能力成熟度モデル、イのITILはITサービスマネジメントのベストプラクティス集、エのリスク管理はリスクへの対処活動であり、六要素で構成されるのは内部統制である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問166.マーケティング戦略の策定プロセスのうち,自社製品の差別化ポイントを明確化するものはどれか。
- ア.セグメンテーション
- イ.ターゲティング
- ウ.プロモーション
- エ.ポジショニング
正解:エ.ポジショニング
解説:マーケティングのSTP戦略のうち、自社製品の差別化ポイントを明確にして市場での位置づけを決めるのはポジショニングで、正解はエ。アのセグメンテーションは市場の細分化、イのターゲティングは狙う市場の選定、ウのプロモーションは販売促進活動を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問35
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問167.合意したサービス提供時間帯のうち,実際に顧客が IT サービスを利用できた時間の割合で表されるものはどれか。
- ア.可用性
- イ.機能性
- ウ.効率性
- エ.使用性
正解:ア.可用性
解説:合意したサービス提供時間帯のうち、実際に顧客が利用できた時間の割合で表されるのは可用性(Availability)で、正解はア。イの機能性、ウの効率性、エの使用性はいずれもサービス・製品の品質特性だが、稼働時間の割合を表す指標ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問168.IT サービスマネジメントに関して,次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 a はサービス提供者と顧客との間で合意されたサービス品質に関する合意書である。 a の遵守状況を確認し,IT サービスの品質を維持・改善させるための活動が b である。

- ア.a:NDA,b:SCM
- イ.a:NDA,b:SLM
- ウ.a:SLA,b:SCM
- エ.a:SLA,b:SLM
正解:エ.a:SLA,b:SLM
解説:SLA(Service Level Agreement)は提供者と顧客が合意したサービス品質の合意書、SLM(Service Level Management)はSLAの遵守状況を確認し品質を維持・改善する活動で、a=SLA、b=SLMの組合せが正しく正解はエ。NDAは秘密保持契約、SCMはサプライチェーン管理で無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問37
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問169.情報セキュリティ監査の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.一定の基準に基づいて IT システムの利活用に係る検証・評価を行い,ガバナンスの適切性などに対する保証や改善のための助言を行うもの
- イ.コンピュータの盗難や不正な持出しを物理的に防止し,情報セキュリティを確保するためのツール
- ウ.組織体の価値及び組織体への信頼を向上させるために,組織体における IT システムの利活用のあるべき姿を示す IT 戦略と方針の策定及びその実現のための活動
- エ.組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかどうかの検証又は評価
正解:エ.組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかどうかの検証又は評価
解説:情報セキュリティ監査は、組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかを検証・評価する活動で、正解はエ。アはより広義のシステム監査/ITガバナンス保証、ウはIT戦略・方針の策定(ITガバナンス)、イは物理的な盗難防止ツールの説明で、いずれも情報セキュリティ監査そのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問38
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問170.ソフトウェア開発モデルであるアジャイルモデルの特徴に関して,次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 アジャイルモデルとは,要件を確定してから開発を実施するウォーターフォールモデルの a する形で提唱された, b できるようにソフトウェアを開発するための手法の総称である。

- ア.a:課題を改善,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
- イ.a:課題を改善,b:開発工程を順に実施
- ウ.a:特徴を継承,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
- エ.a:特徴を継承,b:開発工程を順に実施
正解:ア.a:課題を改善,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
解説:アジャイルは、要件を確定してから順に開発するウォーターフォールの課題(変更に弱い点)を改善する形で提唱され、開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応できるようにする手法の総称。よってa=課題を改善、b=変更に迅速に対応の組合せが正しく、正解はア。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問171.変更管理委員会が設置されているプロジェクトで変更要求が発生した場合の記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.変更管理委員会では,プロジェクトに関わるステークホルダ以外の第三者によって変更要求が審議される。
- イ.変更管理委員会は,コストの増加や期日の延期を理由に変更要求を却下してよい。
- ウ.変更管理委員会は,スコープに変更が発生しない範囲で変更要求を受け付けなければならない。
- エ.変更要求は,全てプロジェクトマネージャが承認した後に変更管理委員会で審議される。
正解:イ.変更管理委員会は,コストの増加や期日の延期を理由に変更要求を却下してよい。
解説:変更管理委員会(CCB)は変更要求のコストやスケジュールへの影響を評価し、コスト増や期日延期を理由に却下してよいので、正解はイ。アは審議するのは第三者でなくステークホルダー、ウはスコープ変更を含む要求も審議対象、エは全てをPM承認後に回すという順序が不適切で、いずれも誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問172.システム開発プロジェクトで使用される技法のうち,スケジュール作成に用いる技法として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a DFD (Data Flow Diagram) b 回帰分析 c クリティカルパス法 d プレシデンスダイアグラム法
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:エ.c, d
解説:スケジュール作成に用いるのは、作業の最長経路(所要日数)を求めるc.クリティカルパス法と、作業の順序関係をノードと矢印で表しスケジュールを組むd.プレシデンスダイアグラム法。a.DFDはデータの流れを図示する構造化分析手法、b.回帰分析は変数間の関係を求める統計手法で、いずれもスケジュール作成用ではない。よって正解はエ(c, d)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問173.床下にネットワーク配線などのために一定の高さの空間をとり,容易に取り外しが可能なパネルを床板として並べたものはどれか。
- ア.フリーアクセスフロア
- イ.フリーアドレス
- ウ.フリースペース
- エ.フリースポット
正解:ア.フリーアクセスフロア
解説:フリーアクセスフロア(二重床、OAフロア)は、床板を一定の高さで浮かせて床下に配線用の空間を作り、取り外し可能なパネルを並べたもの。イのフリーアドレスは固定席を持たない座席運用、ウのフリースペースは共用空間、エのフリースポットは公衆無線LANのアクセスポイントを指し、いずれも床構造ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問42
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問174.営業部門の営業員が出張する際の出張旅費の手続に関して,組織間でけん制を日常的に実施している状況の記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.営業員が出張後に経理部門に提出した旅費精算の書類と証票類について,経理担当者が適切な内容であることを審査し,経理課長が承認する。
- イ.営業員が出張後に旅費の精算を行い,上長が承認を行う。経理部門では承認済みであるので支払を行う。
- ウ.営業員は出張の事前申請を行って上長の承認を得た後に,切符や宿泊施設の手配を旅行会社に依頼する。
- エ.会計年度における営業部門の旅費精算の書類と証票類から,監査人がサンプリングして,営業員の処理内容の適切性を確認する。
正解:ア.営業員が出張後に経理部門に提出した旅費精算の書類と証票類について,経理担当者が適切な内容であることを審査し,経理課長が承認する。
解説:組織間のけん制(相互牽制)とは、一つの取引を複数の異なる立場の者が分担・チェックし合う仕組み。アは、営業員が精算書類を提出→別部門の経理担当者が審査→経理課長が承認、と作成・審査・承認が分離されており、組織間けん制が日常的に機能している。イは経理が内容を確認せず支払うだけ、ウは事前手配の流れ、エは事後の監査であり、いずれも日常のけん制とは言えない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問175.システム開発の早い段階で,目に見える形で利用者の要求が確認できるように確認用のソフトウェアを作成するソフトウェア開発モデルとして,最も適切なものはどれか。
- ア.アジャイル
- イ.ウォーターフォール
- ウ.スパイラル
- エ.プロトタイピング
正解:エ.プロトタイピング
解説:プロトタイピングは、開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作り、利用者に目に見える形で要求を確認してもらう開発モデル。イのウォーターフォールは工程を後戻りせず順に進める方式、ウのスパイラルは試作と評価を繰り返して段階的に開発する方式、アのアジャイルは短い反復で変化に対応する総称で、試作による要求確認そのものを指す語はプロトタイピング。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問176.計画時の予算が2,000万円で,40日間で100本のプログラムを作成するプロジェクトがある。プロジェクトが20日経過した時点で全体の40%である40本のプログラムが完成し,1,000万円のコストが掛かった。プロジェクトの指標を次の評価式で算出する場合,プロジェクトの指標として適切な組合せはどれか。ここで,各プログラムの作成に必要な日数及びコストは全て同一で,プロジェクト期間中は常に同じ量の作業が実施されるものとする。〔評価式〕スケジュール(%):(完成したプログラム本数÷評価時点での完成見込みプログラム本数)×100 コスト(%):(完成したプログラムに掛かったコスト÷完成したプログラム分として計画したコスト)×100

- ア.スケジュール(%):80,コスト(%):125
- イ.スケジュール(%):80,コスト(%):100
- ウ.スケジュール(%):90,コスト(%):125
- エ.スケジュール(%):90,コスト(%):100
正解:ア.スケジュール(%):80,コスト(%):125
解説:評価時点(20日経過)での完成見込み本数は、40日で100本のペースから 20÷40×100=50本。スケジュール=実績40本÷見込み50本×100=80%。完成した40本分の計画コストは 40本×(2,000万円÷100本)=800万円で、コスト=実コスト1,000万円÷計画800万円×100=125%。よって正解はア(スケジュール80、コスト125)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問177.開発が完了したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を明確にし,それを実施する工程として,適切なものはどれか。
- ア.ソフトウェア統合
- イ.ソフトウェア導入
- ウ.妥当性確認
- エ.利用者教育
正解:イ.ソフトウェア導入
解説:完成したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を定め実施する工程は、ソフトウェア導入。アのソフトウェア統合(結合)はモジュールを組み合わせる工程、ウの妥当性確認は要求を満たすかの検証、エの利用者教育は操作習得の支援であり、本番環境への導入作業とは別の工程。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問178.利用者が銀行の ATM のパネルを操作して入金処理を行う。この操作の要件を定義するときに,ソフトウェア開発の品質特性である使用性を考慮すべきインタフェースとして,最も適切なものはどれか。
- ア.OS とパネルのインタフェース
- イ.ソフトウェア間のインタフェース
- ウ.ハードウェアと OS のインタフェース
- エ.利用者とパネルのインタフェース
正解:エ.利用者とパネルのインタフェース
解説:使用性(ユーザビリティ)は、利用者がシステムをどれだけ使いやすいかを表す品質特性。ATMを操作するのは人間なので、使用性を考慮すべきなのはエの利用者とパネル(画面)のインタフェース。ア・イ・ウはOSやハードウェア、ソフトウェア同士の内部インタフェースで、人が直接操作しないため使用性の主対象ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問179.顧客から委託されたシステム開発プロジェクトのスコープの対象として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a プロジェクトで作成する成果物 b プロジェクトで使用する市販のスケジュール管理ツール c プロジェクトの要求事項を顧客が記載した文書
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.b, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:プロジェクトのスコープの対象は、そのプロジェクトで生み出す成果物である a のみ。b の市販スケジュール管理ツールは作業に使う道具であって成果物ではなく、c の顧客が記載した要求事項文書はスコープを定義する入力であって作成する成果物ではない。よって正解はア(a)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問180.クラウドサービスを提供するA社では,操作に関する質問に対して,サービスデスクのオペレーターが電話で対応するだけでなく,ホームページ上にFAQを公開している。サービスデスクの受付時間は午前9時から午後6時までである。このたびサービスデスクのサービスレベルを向上させるために,顧客向けのチャットボットを導入することにした。チャットボット導入の効果として,最も適切なものはどれか。
- ア.オペレーターのチャットのスキルが向上する。
- イ.オペレーターの電話対応のスキルが向上する。
- ウ.問合せの受付時間を拡大することが可能になる。
- エ.ホームページ上に掲載しているFAQの内容が充実する。
正解:ウ.問合せの受付時間を拡大することが可能になる。
解説:チャットボットはソフトウェアが自動で応答するため、有人の受付時間(午前9時〜午後6時)に縛られず24時間対応が可能になる。よって正解はウ(問合せの受付時間を拡大できる)。ア・イはオペレーターのスキル、エはFAQの充実で、いずれもチャットボット導入の直接効果ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問181.チャットボットの説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.質問に対して,ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
- イ.センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり,お互いに情報をやり取りする仕組み
- ウ.人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み
- エ.ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み
正解:ア.質問に対して,ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
解説:チャットボットは、利用者の質問に対してソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み(ア)。イはIoT、ウは物理的なロボット、エはRPA(ルール化された定型操作の自動化)の説明であり、いずれもチャットボットではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問182.社内で開発及び運用を行っている経理システムの内部監査を実施するとき,システム監査人として,最も適切なものはどれか。
- ア.経理システムの運用担当者
- イ.経理システムの開発を担当した委託会社の従業員
- ウ.経理システムの利用者である経理担当者
- エ.経理とITの知識を有する経営者直轄組織の従業員
正解:エ.経理とITの知識を有する経営者直轄組織の従業員
解説:システム監査人には被監査部門からの独立性が求められる。エの経営者直轄組織に属し経理とITの知識をもつ従業員は、開発・運用・利用の当事者から独立しており適切。ア(運用担当者)、イ(開発を担った委託会社の従業員)、ウ(利用者である経理担当者)はいずれも監査対象の当事者で、独立性を欠くため不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問183.A社は会計システムの再構築のプロジェクトを立ち上げ,システム開発をB社に外部委託している。B社から納品される成果物の検収において,プロジェクトの品質管理に係る手続を遵守しているかどうかのシステム監査を行う監査人として,適切な者は誰か。
- ア.会計システムの再構築に関与しないA社の管理部門のリーダー
- イ.会計システムの再構築を担当するA社のプロジェクトマネージャ
- ウ.会計システムの再構築を担当するB社のシステム開発リーダー
- エ.会計システムの再構築を担当するB社の品質管理責任者
正解:ア.会計システムの再構築に関与しないA社の管理部門のリーダー
解説:検収における品質管理手続の遵守状況を監査するには、そのプロジェクトから独立した立場が必要。アの会計システム再構築に関与しないA社管理部門のリーダーは独立性を満たし適切。イ(A社のプロジェクトマネージャ)は当事者、ウ・エ(受託側B社の担当者)は被監査側であり、いずれも独立性を欠く。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問184.内部統制の基本的要素の一つである“ITへの対応”に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.ITを活用すると業務処理を迅速化でき,不注意によるミスを全て防止できる。
- イ.既存のITの利用者の拡大や,使い方の変更などで組織目標を達成できるのであれば,新たなITシステムの導入やITシステムの更新を強いるものではない。
- ウ.全ての業務プロセスをITで自動化することによって,業務プロセスを大幅に修正することが容易になる。
- エ.組織の業務がITに大きく依存すると,内部統制の目的を達成することが難しくなる。
正解:イ.既存のITの利用者の拡大や,使い方の変更などで組織目標を達成できるのであれば,新たなITシステムの導入やITシステムの更新を強いるものではない。
解説:内部統制の「ITへの対応」は、ITを目的化せず組織目標達成の観点から適切に活用することを求める。イのとおり、既存ITの利用拡大や使い方変更で目標を達成できるなら、新規導入や更新を必ずしも強いるものではない。アの「不注意ミスを全て防止」、ウの「全業務プロセスをITで自動化」、エの「IT依存で内部統制目的の達成が難しくなる」はいずれも言い過ぎで不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問185.あるコールセンターでは,顧客からの電話による問合せに対応するオペレーターを支援するシステムに,顧客とオペレーターの会話の音声を認識し,顧客の問合せに対する回答の候補をオペレーターの PC の画面に表示する AI を導入した。1日の対応件数は1,000件であり,問合せ内容によって二つのグループ A,B に分けた。AI 導入前後の各グループの対応件数,対応時間が表のとおりであるとき,AI 導入後に,1,000件の問合せに対応する時間は何%短縮できたか。

- ア.30
- イ.40
- ウ.50
- エ.60
正解:ア.30
解説:導入前の全体対応時間を100とすると、グループAが60、グループBが40。導入後はAが50%短縮で60→30、Bは変わらず40のまま。合計は30+40=70。短縮率は (100−70)÷100×100=30%。よって正解はア(30)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問186.SWOT分析のSは何を表すか。
- ア.System(システム)
- イ.Strategy(戦略)
- ウ.Strength(強み)
- エ.Sales(売上)
正解:ウ.Strength(強み)
解説:SWOT分析のSはStrength(強み)です。S(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威)の4つの観点で分析します。
-
問187.PDCAサイクルのCは何を表すか。
- ア.Change(変更)
- イ.Control(制御)
- ウ.Cost(コスト)
- エ.Check(評価)
正解:エ.Check(評価)
解説:PDCAサイクルのCはCheck(評価)です。Plan→Do→Check→Actのサイクルで継続的改善を図ります。
-
問188.コアコンピタンスとは、企業の弱みのことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コアコンピタンスは「企業の中核となる独自の強み」(弱みではない)。
-
問189.BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)の説明として正しいものはどれか。
- ア.業務プロセスを根本的に見直し再設計すること
- イ.既存システムの保守作業
- ウ.社員の人事評価制度
- エ.製品の品質検査手順
正解:ア.業務プロセスを根本的に見直し再設計すること
解説:BPRは業務の流れを根本的に見直し、抜本的に再設計して劇的な改善を目指す経営手法です。
-
問190.ROEは、企業の安全性を示す指標である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ROEは「自己資本利益率=収益性指標」(安全性は流動比率等)。
-
問191.損益分岐点とは、売上高と費用が等しくなり利益がゼロになる点である。
正解:○(正しい)
解説:損益分岐点では売上高=変動費+固定費となり、利益も損失もゼロの状態です。
-
問192.SCM(サプライチェーンマネジメント)の説明として正しいものはどれか。
- ア.顧客との関係を管理する手法
- イ.調達から販売までの供給連鎖を最適化する管理手法
- ウ.社内の知識を共有する仕組み
- エ.製品の品質を管理する手法
正解:イ.調達から販売までの供給連鎖を最適化する管理手法
解説:SCMは原材料の調達から生産・物流・販売まで、供給連鎖全体を統合的に管理し最適化する手法です。
-
問193.CRMは、サプライヤーとの関係管理に特化した手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CRMは「顧客関係管理」(サプライヤー管理はSCM)。
-
問194.PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)で「金のなる木」に分類される事業の特徴はどれか。
- ア.市場成長率が高く、市場占有率が低い
- イ.市場成長率が高く、市場占有率が高い
- ウ.市場成長率が低く、市場占有率が高い
- エ.市場成長率が低く、市場占有率が低い
正解:ウ.市場成長率が低く、市場占有率が高い
解説:「金のなる木」は市場成長率が低く市場占有率が高い事業で、少ない投資で安定収益を得られます。
-
問195.OJTとは、職場外の研修施設で行う集合教育である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OJTは「職場内で実業務を通じた教育」(職場外集合教育はOff-JT)。
-
問196.不正競争防止法で保護されるものとして正しいものはどれか。
- ア.商標
- イ.発明
- ウ.著作物
- エ.営業秘密
正解:エ.営業秘密
解説:不正競争防止法は営業秘密の不正取得や利用を規制します。発明は特許法、著作物は著作権法で保護されます。
-
問197.個人情報保護法において、個人情報とは生存する個人に関する情報で特定の個人を識別できるものをいう。
正解:○(正しい)
解説:個人情報保護法では、生存する個人に関する情報で、氏名等により特定の個人を識別できるものと定義されています。
-
問198.SaaS(Software as a Service)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ソフトウェアをインターネット経由で提供するサービス
- イ.サーバのハードウェアを貸し出すサービス
- ウ.ネットワーク回線を提供するサービス
- エ.データセンターの設備を貸し出すサービス
正解:ア.ソフトウェアをインターネット経由で提供するサービス
解説:SaaSはソフトウェアの機能をインターネット経由でサービスとして提供する形態です。
-
問199.フィンテックは、ファッションと技術を組合せた造語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フィンテックは「Finance(金融)+Technology」の造語(ファッションではない)。
-
問200.ニッチ戦略は、大企業が参入する大規模市場を狙う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ニッチは「大企業が参入しない小さな市場」を狙う戦略(記述が逆)。
-
問201.KPI(重要業績評価指標)の説明として正しいものはどれか。
- ア.企業の総売上高
- イ.目標達成に向けた進捗を測定する指標
- ウ.株価の変動率
- エ.従業員の離職率
正解:イ.目標達成に向けた進捗を測定する指標
解説:KPIは目標達成に向けたプロセスの進捗状況を定量的に測定するための指標です。
-
問202.CSR(企業の社会的責任)とは、企業が社会に対して果たすべき責任のことである。
正解:○(正しい)
解説:CSRは企業が利益追求だけでなく、環境保護・人権尊重・地域貢献などの社会的責任を果たすことです。
-
問203.ABC分析で、累積売上高の上位70%程度を占める商品群はどのランクか。
- ア.Cランク
- イ.Bランク
- ウ.Aランク
- エ.Dランク
正解:ウ.Aランク
解説:ABC分析では売上高の上位約70%をAランク、約70〜90%をBランク、残りをCランクに分類します。
-
問204.著作権は、特許庁に登録することで発生する権利である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。著作権は「創作と同時に自動発生」(無方式主義、登録不要)。
-
問205.特許権の存続期間は出願日から何年か。
- ア.10年
- イ.15年
- ウ.50年
- エ.20年
正解:エ.20年
解説:特許権の存続期間は出願日から20年です。実用新案権は出願日から10年です。
-
問206.DXとは、紙書類を電子化することのみを意味する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DXは「デジタル技術活用の事業モデル・組織・文化等の根本変革」(電子化のみではない)。
-
問207.Society 5.0の説明として正しいものはどれか。
- ア.サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた社会
- イ.完全自動化された無人工場を中心とした社会
- ウ.すべての産業がAIに置き換わった社会
- エ.インターネット上のみで経済活動が行われる社会
正解:ア.サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた社会
解説:Society 5.0は第5期科学技術基本計画で提唱された概念で、IoT・AI・ビッグデータ等を活用してサイバー空間とフィジカル空間を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会です。
-
問208.ESG投資のEは「Economy(経済)」を指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ESGのEは「Environment(環境)」(経済ではない)。
-
問209.サブスクリプションモデルの説明として正しいものはどれか。
- ア.商品を一括で購入し、追加の料金なしで使い続けるモデル
- イ.定額料金を支払い、一定期間サービスを継続的に利用するビジネスモデル
- ウ.広告収入で運営し、利用者はサービスを無料で使えるモデル
- エ.利用した量に応じて、その都度料金を支払うモデル
正解:イ.定額料金を支払い、一定期間サービスを継続的に利用するビジネスモデル
解説:サブスクリプションモデルは、月額・年額などの定額料金を払い、契約している期間はサービスを続けて利用できる形態で、動画や音楽の配信では、作品を1つずつ買うダウンロード課金型に代わって、見放題・聴き放題の定額制として広がった。商品を一括で購入して使い続けるのは売り切り(買い切り)型、利用者は無料で広告収入で運営するのは広告収入型、使った量に応じて料金が変わるのは従量課金型で、いずれも定額で継続利用するサブスクリプションとは異なる。
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問210.リーンスタートアップとは、最小限の製品(MVP)を素早く市場に投入し、顧客からのフィードバックを基に改善を繰り返す手法である。
正解:○(正しい)
解説:リーンスタートアップはMVP(Minimum Viable Product)を迅速にリリースし、仮説検証のサイクルを高速に回すことで、無駄を省きながら事業を成長させる手法です。
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問211.プラットフォームビジネスの例として最も適切なものはどれか。
- ア.社内向けのグループウェア
- イ.自社製品のみを販売する直販サイト
- ウ.売り手と買い手をマッチングするECモール
- エ.特定企業向けの受託開発
正解:ウ.売り手と買い手をマッチングするECモール
解説:プラットフォームビジネスは複数の利用者グループを仲介し、取引や交流の場を提供するビジネスモデルです。ECモールやフリマアプリ等が代表例です。
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問212.GDPRは、米国の個人データ保護を規定する法令である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。GDPRは「EU一般データ保護規則」(米国法ではない、EU法)。
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問213.データドリブン経営の説明として正しいものはどれか。
- ア.データ入力業務を外部委託する経営手法
- イ.データセンターを自社で保有する経営方針
- ウ.すべての業務データを紙で保管する方針
- エ.データ分析に基づいて意思決定を行う経営手法
正解:エ.データ分析に基づいて意思決定を行う経営手法
解説:データドリブン経営は勘や経験だけに頼らず、収集・分析したデータに基づいて客観的に意思決定を行う経営手法です。
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問214.シェアリングエコノミーとは、個人が保有する遊休資産やスキルを他者と共有・交換するビジネスモデルである。
正解:○(正しい)
解説:シェアリングエコノミーは空き部屋、車、スキル等の遊休資産をインターネットを介して共有・活用する経済モデルです。民泊やカーシェア等が代表例です。
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問215.PoC(Proof of Concept)の説明として正しいものはどれか。
- ア.新しい概念や技術の実現可能性を検証すること
- イ.製品の量産体制を確立すること
- ウ.完成品の品質を検査すること
- エ.顧客に製品の操作方法を教育すること
正解:ア.新しい概念や技術の実現可能性を検証すること
解説:PoC(概念実証)は新しいアイデアや技術が実現可能かどうか、本格導入の前に小規模な試作やテストで検証することです。
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問216.OKR(Objectives and Key Results)は、組織の目標設定と成果測定のフレームワークである。
正解:○(正しい)
解説:OKRは達成すべき目標(Objective)と、その達成度を測る主要な成果指標(Key Results)を設定する目標管理フレームワークです。Google等が採用しています。
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問217.AI(人工知能)を業務に導入する際の留意点として最も適切なものはどれか。
- ア.AIの判断はすべて正しいため、人間の介入は不要である
- イ.AIの判断結果を人間が検証し、最終的な意思決定は人間が行う体制を整える
- ウ.AIの学習データは一度用意すれば更新不要である
- エ.AIの導入により全従業員を即座に削減すべきである
正解:イ.AIの判断結果を人間が検証し、最終的な意思決定は人間が行う体制を整える
解説:AIの判断にはバイアスや誤りが含まれる可能性があるため、人間による監視・検証(Human in the Loop)の体制が重要です。
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問218.アジャイル開発の考え方をビジネス全体に適用し、変化に素早く対応できる組織を目指すことをビジネスアジリティという。
正解:○(正しい)
解説:ビジネスアジリティは市場や顧客ニーズの変化に迅速かつ柔軟に対応し、価値を継続的に提供できる組織能力を指します。
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問219.フリーミアムモデルの説明として正しいものはどれか。
- ア.期間限定で無料体験を提供し、以降は全機能有料のモデル
- イ.すべての機能を無料で提供するモデル
- ウ.基本機能を無料で提供し、高度な機能は有料で提供するモデル
- エ.広告を表示する代わりにすべての機能を無料にするモデル
正解:ウ.基本機能を無料で提供し、高度な機能は有料で提供するモデル
解説:フリーミアムはFree+Premiumの造語で、基本機能は無料で多くのユーザーを集め、有料版への課金で収益を得るモデルです。
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問220.カーボンニュートラルとは、CO2の排出量と吸収量を差し引きゼロにすることである。
正解:○(正しい)
解説:カーボンニュートラルは温室効果ガスの排出量を削減し、残りの排出量を森林吸収やCO2回収技術等で相殺して実質ゼロにすることです。
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問221.マイケル・ポーターの5つの競争要因(5フォース分析)に含まれないものはどれか。
- ア.既存競合企業間の敵対関係
- イ.新規参入の脅威
- ウ.代替品の脅威
- エ.技術革新の速度
正解:エ.技術革新の速度
解説:5フォース分析は①既存競合間の敵対関係、②新規参入の脅威、③代替品の脅威、④買い手の交渉力、⑤売り手の交渉力の5つです。技術革新の速度は含まれません。
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問222.ベンチャーキャピタル(VC)は、成長が見込まれるスタートアップ企業に出資する投資会社である。
正解:○(正しい)
解説:VCは高い成長が期待されるスタートアップに資金を出資し、株式上場やM&Aによるキャピタルゲインを狙う投資ファンドです。
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問223.M&Aの形態のうち、当事会社の一方が存続し、消滅する他方の会社の権利義務の全部を引き継ぐものを何というか。
- ア.吸収合併
- イ.新設合併
- ウ.株式交換
- エ.株式移転
正解:ア.吸収合併
解説:吸収合併は、会社が他の会社と合併し、消滅する会社の権利義務の全部を、合併後に存続する会社が引き継ぐ形態である。新設合併は、合併する会社がすべて消滅し、新しく設立する会社が権利義務の全部を引き継ぐ。株式交換は、株式会社が発行済株式の全部を他の会社に取得させて完全子会社になる仕組み、株式移転は、発行済株式の全部を新しく設立する株式会社に取得させる仕組みで、どちらも元の会社は消滅せず子会社として残る。
根拠: 会社法 第2条 / IPA「ITパスポート試験シラバス Ver.6.5」 ストラテジ系 経営戦略に関する用語(用語例:M&A、MBO、TOB) (出典: e-Gov法令検索)
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問224.内部統制の目的には、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全が含まれる。
正解:○(正しい)
解説:内部統制の4つの目的は、①業務の有効性および効率性、②財務報告の信頼性、③事業活動に関わる法令等の遵守、④資産の保全です。
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問225.API(アプリケーションプログラミングインタフェース)エコノミーの説明として正しいものはどれか。
- ア.APIの使用料を徴収するだけの課金モデル
- イ.企業がAPIを公開して外部サービスと連携し、新たな価値を創出する経済圏
- ウ.API開発者のみが利益を得る閉鎖的な市場
- エ.社内システム間のAPI連携のみを指す概念
正解:イ.企業がAPIを公開して外部サービスと連携し、新たな価値を創出する経済圏
解説:APIエコノミーは企業がAPIを公開・連携させることで、異なるサービス同士が組み合わさり新たなビジネス価値や収益機会を創出する経済圏です。
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問226.デザイン思考において、ユーザーの行動を観察して潜在的なニーズを発見するプロセスを共感(Empathize)という。
正解:○(正しい)
解説:デザイン思考の最初のプロセスである共感(Empathize)では、ユーザーへのインタビューや行動観察を通じて、ユーザー自身も気づいていない潜在的ニーズを発見します。
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問227.バランススコアカード(BSC)の4つの視点に含まれないものはどれか。
- ア.財務の視点
- イ.顧客の視点
- ウ.競合分析の視点
- エ.業務プロセスの視点
正解:ウ.競合分析の視点
解説:BSCの4つの視点は①財務、②顧客、③業務プロセス(内部プロセス)、④学習と成長です。競合分析の視点は含まれません。
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問228.派遣先企業が派遣労働者に直接指揮命令することは禁止されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。派遣労働者の指揮命令は「派遣先が直接行う」(禁止ではない、これが派遣の特徴)。
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問229.アンゾフの成長マトリクスで、既存市場に新製品を投入する戦略を何というか。
- ア.市場浸透戦略
- イ.多角化戦略
- ウ.新市場開拓戦略
- エ.新製品開発戦略
正解:エ.新製品開発戦略
解説:アンゾフの成長マトリクスでは、既存市場×新製品が「新製品開発戦略」です。市場浸透は既存市場×既存製品、新市場開拓は新市場×既存製品です。
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問230.グリーンITとは、IT機器の省電力化やリサイクルなど環境に配慮したIT活用のことである。
正解:○(正しい)
解説:グリーンITは地球環境への負荷を軽減するために、IT機器の省エネ化、仮想化技術によるサーバ集約、電子化によるペーパーレス推進等を行う取り組みです。
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問231.コンプライアンスの説明として正しいものはどれか。
- ア.法令や社会規範を遵守すること
- イ.競合他社と協力すること
- ウ.顧客の要望にすべて応えること
- エ.最新技術を常に導入すること
正解:ア.法令や社会規範を遵守すること
解説:コンプライアンス(法令遵守)は法律・規則だけでなく、社会的倫理や企業規範も含めて遵守することを意味します。
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問232.テレワークは、必ずオフィスに出社して行う働き方である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。テレワークは「ICT活用で時間・場所にとらわれない柔軟な働き方」(出社必須ではない)。
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問233.ギグエコノミーの説明として正しいものはどれか。
- ア.大企業が市場を独占する経済形態
- イ.単発・短期の仕事をインターネット経由で請け負う働き方が広がった経済形態
- ウ.政府主導で雇用を創出する経済政策
- エ.終身雇用を前提とした日本型経済モデル
正解:イ.単発・短期の仕事をインターネット経由で請け負う働き方が広がった経済形態
解説:ギグエコノミーはフリーランスや個人が、プラットフォームを通じて単発・短期の仕事(ギグ)を請け負う新しい経済形態です。
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問234.SDGsは、2050年までの達成を目指す国際目標である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SDGsは「2030年まで」の17目標(2050年ではない、2050はカーボンニュートラル等)。
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問235.クラウドファンディングの説明として正しいものはどれか。
- ア.ベンチャーキャピタルから出資を受ける方法
- イ.銀行から大口融資を受ける仕組み
- ウ.インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組み
- エ.自己資金のみで起業する方法
正解:ウ.インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組み
解説:クラウドファンディングはCrowd(群衆)とFunding(資金調達)を組み合わせた造語で、インターネット上で多数の支援者から少額ずつ資金を集める仕組みです。
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問236.ポーターの5つの力で「買い手の交渉力」とは、サプライヤーが要求する力のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。買い手の交渉力は「顧客(買い手)が値下げ等を要求する力」(サプライヤーではない)。
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問237.ポーターの5つの力分析における「売り手の交渉力」とは、自社製品を販売する営業力のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。売り手の交渉力とは、原材料や部品を供給するサプライヤーが価格を引き上げたり供給条件を厳しくする力のことです。自社の営業力ではありません。
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問238.バリューチェーン分析は、企業の活動を主活動と支援活動に分類し、どの工程で付加価値が生まれているかを分析する手法である。
正解:○(正しい)
解説:バリューチェーン分析では、購買物流・製造・出荷物流・販売・サービスの主活動と、全般管理・人事・技術開発・調達の支援活動に分けて価値の源泉を特定します。
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問239.SWOT分析の「機会(O)」とは、自社内部の強みのことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。機会(Opportunity)は市場の成長や規制緩和など外部環境のプラス要因です。自社内部の強みはStrength(S)に分類されます。
-
問240.BSCの「学習と成長の視点」では、財務指標のみで評価する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。学習成長視点は「従業員スキル・イノベーション能力等」を評価(財務指標は別視点)。
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問241.BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)は、既存の業務プロセスを少しずつ改善する手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。BPRは既存プロセスの漸進的改善ではなく、業務プロセスをゼロベースで根本的に再設計し、劇的な改善を目指す手法です。漸進的改善はカイゼン(継続的改善)に該当します。
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問242.戦略的アライアンスとは、複数の企業が経営資源を相互に活用し合うために結ぶ提携関係のことである。
正解:○(正しい)
解説:戦略的アライアンスは、企業間で技術・販売網・ブランド等の経営資源を共有・補完し合うことで、単独では達成困難な目標を実現する提携関係です。
-
問243.TOB(株式公開買付)とは、証券取引所を通じて不特定多数から株式を買い付ける手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TOBは証券取引所を通さず、買付価格・期間・株数を公告して不特定多数の株主から直接株式を買い付ける手法です。市場外での取引である点が特徴です。
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問244.フランチャイズ方式では、フランチャイザー(本部)がフランチャイジー(加盟店)に対して経営ノウハウや商標の使用権を提供する。
正解:○(正しい)
解説:フランチャイズ方式では、本部が加盟店にブランド・商標の使用権、経営ノウハウ、商品供給などを提供し、加盟店はロイヤルティを支払います。
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問245.実用新案権は、文芸作品を保護する権利である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。実用新案は「物品の形状・構造・組合せに関する考案」(文芸は著作権)。
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問246.意匠権の存続期間は、出願日から10年である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。意匠権は「出願日から25年」(10年は実用新案権)。
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問247.MBO(マネジメントバイアウト)とは、経営陣が自社の株式を買い取って経営権を取得する手法である。
正解:○(正しい)
解説:MBOは現経営陣が投資ファンド等の支援を受けて自社株式を買い取り、オーナー経営者となる手法です。上場企業の非公開化などに利用されます。
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問248.SWOT分析のクロス分析において、「強み×脅威」の組み合わせでは、強みを活かして脅威を回避・軽減する戦略を検討する。
正解:○(正しい)
解説:クロスSWOT分析の「強み×脅威」では、自社の強みを活用して外部の脅威に対抗・回避する差別化戦略などを立案します。
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問249.バリューチェーン分析における「購買物流」は、完成品を顧客に届ける活動のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。購買物流(インバウンドロジスティクス)は原材料や部品の受入・保管・配分に関する活動です。完成品を顧客に届ける活動は出荷物流(アウトバウンドロジスティクス)です。
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問250.コストリーダーシップ戦略は、最高品質で差別化を狙う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コストリーダーシップは「業界最低コスト」で競争優位を得る戦略(高品質差別化は差別化戦略)。
-
問251.BSCの「財務の視点」では、従業員満足度などの非財務指標を用いる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。財務視点は「売上成長率・ROI等の財務指標」(非財務は学習・成長等)。
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問252.商標権は、一度登録すると更新できず存続期間後に消滅する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。商標権は「更新登録により半永久的に存続可能」(更新可能)。
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問253.垂直統合とは、同業他社との合併を指す用語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。垂直統合はサプライチェーンの川上(原材料供給)や川下(販売・流通)の企業を統合することです。同業他社との合併は水平統合に該当します。
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問254.代替品の脅威が高い業界では、既存製品の価格を引き上げやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。代替品脅威高では「価格引き上げにくい」(顧客が代替品に流れる)。記述が逆。
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問255.LBO(レバレッジドバイアウト)とは、買収対象企業の資産やキャッシュフローを担保に資金を借り入れて企業買収を行う手法である。
正解:○(正しい)
解説:LBOは買収先の資産や将来のキャッシュフローを担保にして金融機関から借入を行い、少ない自己資金で企業買収を実現する手法です。
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問256.バリューチェーン分析の支援活動には、人事・労務管理、技術開発、調達活動などが含まれる。
正解:○(正しい)
解説:支援活動は主活動を支える間接的な活動で、全般管理(経理・法務等)、人事・労務管理、技術開発、調達活動の4つに分類されます。
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問257.ポーターの5つの力分析において、業界の収益性を低下させる要因として最も適切なものはどれか。
- ア.新規参入障壁が低く、多くの企業が容易に参入できる
- イ.代替品が存在せず顧客に他の選択肢がない
- ウ.買い手の数が多く個々の交渉力が弱い
- エ.サプライヤーの数が多く競争が激しい
正解:ア.新規参入障壁が低く、多くの企業が容易に参入できる
解説:新規参入障壁が低いと多くの企業が参入し、競争が激化して業界全体の利益率が低下します。他の選択肢は収益性を維持・向上させる要因です。
-
問258.BSC(バランスト・スコアカード)の4つの視点の因果関係として適切な順序はどれか。
- ア.財務→顧客→業務プロセス→学習と成長
- イ.学習と成長→業務プロセス→顧客→財務
- ウ.顧客→財務→学習と成長→業務プロセス
- エ.業務プロセス→学習と成長→財務→顧客
正解:イ.学習と成長→業務プロセス→顧客→財務
解説:BSCでは「学習と成長」が「業務プロセス」を改善し、それが「顧客」満足度を高め、最終的に「財務」成果に結びつくという因果関係があります。
-
問259.SWOT分析のクロス分析で「弱み×機会」の戦略として適切なものはどれか。
- ア.強みを活かして脅威に対抗する戦略
- イ.強みを活かして機会を最大化する戦略
- ウ.弱みを克服して機会を活用する戦略
- エ.弱みと脅威の影響を最小化する戦略
正解:ウ.弱みを克服して機会を活用する戦略
解説:「弱み×機会」では、外部環境の好機を逃さないために自社の弱みを克服・補強する戦略を立案します。例えば提携やM&Aで弱みを補完することが考えられます。
-
問260.M&Aの手法のうち、対象企業の経営陣の同意を得ずに行う買収を何というか。
- ア.第三者割当増資
- イ.友好的買収
- ウ.株式交換
- エ.敵対的買収
正解:エ.敵対的買収
解説:敵対的買収は対象企業の経営陣の合意なしにTOB等を通じて株式を取得する買収手法です。経営陣の同意を得て行うものは友好的買収です。
-
問261.ポーターの3つの基本戦略に含まれないものはどれか。
- ア.多角化戦略
- イ.差別化戦略
- ウ.集中戦略
- エ.コストリーダーシップ戦略
正解:ア.多角化戦略
解説:ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ・差別化・集中の3つです。多角化戦略はアンゾフの成長マトリクスに含まれる戦略です。
-
問262.知的財産権のうち、産業財産権に分類されるものの組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.特許権・著作権・商標権・肖像権
- イ.特許権・実用新案権・意匠権・商標権
- ウ.実用新案権・著作権・意匠権・商標権
- エ.特許権・実用新案権・著作権・商標権
正解:イ.特許権・実用新案権・意匠権・商標権
解説:産業財産権は特許庁に出願・登録して保護される権利で、特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つです。著作権は産業財産権に含まれません。
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問263.フランチャイズ方式のメリットとして、加盟店側にとって最も適切なものはどれか。
- ア.ロイヤルティの支払いが不要である
- イ.自由な経営判断でオリジナルの商品を販売できる
- ウ.確立されたブランドと経営ノウハウを活用して開業リスクを軽減できる
- エ.本部の経営方針に従う義務がない
正解:ウ.確立されたブランドと経営ノウハウを活用して開業リスクを軽減できる
解説:加盟店は本部の確立されたブランド力・経営ノウハウ・仕入ルートなどを利用でき、ゼロからの起業に比べて開業リスクを大幅に低減できます。
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問264.バリューチェーン分析の主活動に含まれないものはどれか。
- ア.購買物流
- イ.製造
- ウ.サービス
- エ.人事・労務管理
正解:エ.人事・労務管理
解説:主活動は購買物流・製造・出荷物流・販売・マーケティング・サービスの5つです。人事・労務管理は支援活動に分類されます。
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問265.BSCの「顧客の視点」で設定する指標として最も適切なものはどれか。
- ア.顧客満足度やリピート率
- イ.売上高営業利益率
- ウ.従業員の離職率
- エ.設備の稼働率
正解:ア.顧客満足度やリピート率
解説:顧客の視点では顧客満足度、顧客維持率(リピート率)、新規顧客獲得率、市場シェアなど、顧客にどのような価値を提供できているかを測る指標を設定します。
-
問266.3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの観点から市場環境を分析するフレームワークである。
正解:○(正しい)
解説:3C分析は大前研一が提唱した経営戦略策定のフレームワークで、市場・顧客、競合、自社の3視点から事業成功要因を見出します。
-
問267.4P(マーケティングミックス)は、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)の4要素から構成される。
正解:○(正しい)
解説:4Pはマッカーシーが提唱した売り手視点のマーケティングミックスで、製品・価格・流通・販売促進の統合的な組合せを検討します。
-
問268.4C分析の「Customer Value」は、4Pの「Price(価格)」に対応する買い手視点の概念である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Customer Value(顧客価値)は4PのProduct(製品)に対応します。Priceに対応するのはCost(顧客の負担するコスト)です。
-
問269.STP分析とは、Segmentation(市場細分化)、Targeting(標的市場選定)、Positioning(位置付け)の3ステップで構成されるマーケティング戦略立案手法である。
正解:○(正しい)
解説:STP分析は市場を細分化し、狙う標的市場を選び、その市場での自社の位置付けを明確化するマーケティング戦略の基本プロセスです。
-
問270.アンゾフの成長マトリクスにおいて、既存市場に新製品を投入する戦略は「市場開拓戦略」と呼ばれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。既存市場×新製品は「新製品開発戦略」です。既存製品×新市場が「市場開拓戦略」、新市場×新製品が「多角化戦略」に分類されます。
-
問271.イノベーター理論で、初期購入の革新的層は全体の約25%である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。イノベーターは「約2.5%」(25%は10倍過大)。
-
問272.キャズム理論では、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に大きな溝(キャズム)が存在し、これを超えることが普及の鍵とされる。
正解:○(正しい)
解説:ジェフリー・ムーアのキャズム理論は、革新層と主流市場の間に深い溝があり、これを乗り越える戦略が製品の本格普及に不可欠と説きます。
-
問273.OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、自社ブランドのみで製品を製造する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OEMは「発注元のブランド名で製造」(自社ブランドのみは通常製造)。
-
問274.ODM(Original Design Manufacturer)は、設計から製造までを受託する方式で、発注元は製品企画のみを行う。
正解:○(正しい)
解説:ODMは設計・製造を一括で受託する方式で、OEMが製造のみを請け負うのに対し、ODMは設計開発まで担当します。
-
問275.EMS(Electronics Manufacturing Service)は、電子機器の受託生産を専門とする業態である。
正解:○(正しい)
解説:EMSは電子機器の受託製造サービスで、台湾の鴻海精密工業等が代表的です。スマートフォンやPCの生産で広く活用されています。
-
問276.PL法では、製造業者は過失がある場合のみ損害賠償責任を負う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PL法は「過失の有無に関わらず損害賠償責任」(無過失責任、過失要件不要)。
-
問277.労働基準法では、法定労働時間は原則として1日8時間、1週40時間と定められている。
正解:○(正しい)
解説:労働基準法第32条で、使用者は労働者に1週40時間、1日8時間を超えて労働させてはならないと規定されています。
-
問278.労働者派遣法では、派遣先企業は派遣労働者に対して直接の雇用責任を負う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。派遣労働者の雇用主は派遣元企業であり、雇用責任(賃金支払い等)は派遣元が負います。派遣先は指揮命令権を持つのみです。
-
問279.取適法(旧下請法。2026年1月改称)は、委託事業者による中小受託事業者への不当な取引行為を規制する法律である。
正解:○(正しい)
解説:取適法は、委託事業者による受領拒否・代金の支払遅延・減額・返品・買いたたきなどを禁止し(5条)、中小受託事業者の利益を保護する(1条)。2026年1月1日施行の改正で下請法は「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(略称:中小受託取引適正化法・取適法)に改称され、親事業者は「委託事業者」、下請事業者は「中小受託事業者」、下請代金は「製造委託等代金」になった。
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問280.資金決済法では、電子マネーの発行者に対して供託金等の利用者保護措置を義務付けている。
正解:○(正しい)
解説:資金決済法は前払式支払手段の発行者に、未使用残高の2分の1以上の供託等を義務付け、利用者資金の保全を図っています。
-
問281.個人情報保護法における「要配慮個人情報」には、人種、信条、病歴、犯罪歴などが含まれる。
正解:○(正しい)
解説:要配慮個人情報は本人に対する不当な差別等が生じないよう特に配慮を要する情報で、取得時には原則本人の同意が必要です。
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問282.マイナンバー(個人番号)は、番号法や条例で定められた事務に限って利用でき、本人の同意があってもそれ以外の目的では利用できない。
正解:○(正しい)
解説:令和5年の番号法改正(令和5年法律第48号)で、社会保障・税・災害対策の3分野以外の行政事務(理容師・美容師などの国家資格の免許、自動車の変更登録など)でも個人番号を利用できるようになった(番号法3条2項・別表)。利用できる事務は番号法の別表や条例で定められたものに限られ(9条)、本人の同意があっても目的外の収集・利用はできない。
-
問283.著作権法において、プログラムも著作物として保護対象に含まれる。
正解:○(正しい)
解説:著作権法第10条でプログラムの著作物が明示的に保護対象とされています。ただし、プログラム言語・規約・解法は保護対象外です。
-
問284.著作権法の私的使用のための複製は、家庭内等の限られた範囲で利用する目的であれば、他人の著作物を無許諾で複製できる例外規定である。
正解:○(正しい)
解説:著作権法第30条により、個人または家庭内等の限られた範囲での使用を目的とする複製は、著作権者の許諾なしで行えます。
-
問285.労働基準法において、週の法定労働時間は60時間と定められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。法定労働時間は「週40時間・1日8時間」(60時間ではない)。
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問286.労働基準法における時間外労働は、特別な手続きや協定なしに自由にできる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。時間外労働は「36協定(労使協定)と届出」が必要(自由ではない)。
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問287.有給休暇の付与は、雇い入れの日から3年経過後に発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。有給は「6か月継続勤務後」に10日付与(3年ではない)。
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問288.エンタープライズアーキテクチャ(EA)は、ビジネスとITを包括的に整理・体系化し、全体最適を図る手法である。
正解:○(正しい)
解説:EAはビジネスアーキテクチャ、データアーキテクチャ、アプリケーションアーキテクチャ、テクノロジアーキテクチャの4層で全社最適を設計します。
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問289.ロングテールとは、インターネット販売などで、個々には販売数量の少ない多数の商品の売上を合計すると、全体の売上の中で無視できない割合を占めるようになる現象をいう。
正解:○(正しい)
解説:実店舗では陳列しにくい売れ筋以外の商品も、在庫や陳列の制約が小さいネット販売では扱えるため、それらの売上の合計が大きくなる。これをロングテールという(シラバス 16)。
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問290.独占禁止法は、企業の自由な競争を促進するために、競合他社との合併を禁止する法律である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。独禁法は「不当な競争制限・私的独占等」を禁止(合併も大規模な場合は規制対象だが全面禁止ではない)。
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問291.取適法(旧下請法。2026年1月改称)では、委託事業者が中小受託事業者に支払う代金を支払期日より遅らせても問題はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。支払期日(受領から60日以内で定める。3条)を過ぎても代金を支払わないことは禁止行為で(5条1項2号)、遅延利息の支払義務も生じる(6条)。改正で手形による支払いも禁止された。2026年1月1日施行の改正で下請法は「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(略称:中小受託取引適正化法・取適法)に改称され、親事業者は「委託事業者」、下請事業者は「中小受託事業者」、下請代金は「製造委託等代金」になった。
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問292.労働者災害補償保険(労災)は、業務外の事故にも適用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。労災は「業務上または通勤途上の事故」が対象(業務外私的事故は対象外)。
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問293.雇用保険の被保険者は、企業が任意に決めることができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。雇用保険被保険者は「法定要件」(週20時間以上等の労働者)、企業任意ではない。
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問294.健康保険は、業務上の病気やケガにも適用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。健康保険は「業務外の傷病」が対象(業務上は労災保険)。
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問295.国民年金第3号被保険者は、20歳以上60歳未満の自営業者である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3号は「会社員等の被扶養配偶者(年収130万円未満等)」(自営業は第1号)。
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問296.HRTech(エイチアールテック)は、人事・採用・労務等の人的資源管理にデジタル技術を活用する分野である。
正解:○(正しい)
解説:HRTechはHuman ResourcesとTechnologyの造語で、AI採用ツール、タレントマネジメントシステム、勤怠管理クラウド等が該当します。
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問297.スマートファクトリーとは、IoT・AI・ロボット等を活用して生産プロセスを高度化・自動化した工場のことである。
正解:○(正しい)
解説:スマートファクトリーは設備・製品・人をデジタル連携させ、リアルタイムデータに基づく最適化・自律化を実現する次世代工場です。
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問298.システムの調達において、提案依頼書の作成に先立ち、考えうる手段や技術動向に関する情報の提供をベンダー企業に依頼するものはどれか。
- ア.RFP
- イ.SLA
- ウ.RFI
- エ.WBS
正解:ウ.RFI
解説:RFI(情報提供依頼)は、提案依頼書(RFP)を作成する前に、実現手段や技術動向などの情報をベンダー企業から集めるために行う。RFPは導入システムの概要や調達条件を示して提案書の提出を依頼する文書である(シラバス 24)。
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問299.4Pに対応する買い手視点の4Cフレームワークにおいて、Promotionに対応する要素はどれか。
- ア.Cost(顧客の負担)
- イ.Customer Value(顧客価値)
- ウ.Communication(コミュニケーション)
- エ.Convenience(利便性)
正解:ウ.Communication(コミュニケーション)
解説:4Cでは、Product→Customer Value、Price→Cost、Place→Convenience、Promotion→Communicationと対応します。
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問300.アンゾフの成長マトリクスで、新市場に新製品を投入する戦略はどれか。
- ア.新製品開発戦略
- イ.市場浸透戦略
- ウ.市場開拓戦略
- エ.多角化戦略
正解:エ.多角化戦略
解説:新市場×新製品は多角化戦略です。既存市場×既存製品は市場浸透、既存市場×新製品は新製品開発、新市場×既存製品は市場開拓戦略となります。
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問301.イノベーター理論における消費者区分を採用順に並べたとき、3番目に位置するのはどれか。
- ア.アーリーマジョリティ
- イ.イノベーター
- ウ.アーリーアダプター
- エ.レイトマジョリティ
正解:ア.アーリーマジョリティ
解説:採用順はイノベーター→アーリーアダプター→アーリーマジョリティ→レイトマジョリティ→ラガードで、3番目はアーリーマジョリティ(34%)です。
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問302.OEMとODMの違いとして正しいものはどれか。
- ア.OEMは設計と製造、ODMは製造のみを受託する
- イ.OEMは製造のみ、ODMは設計と製造の両方を受託する
- ウ.OEMは販売まで、ODMは製造のみを受託する
- エ.両者は同じ意味である
正解:イ.OEMは製造のみ、ODMは設計と製造の両方を受託する
解説:OEMは発注者の仕様に基づき製造のみを受託、ODMは製品の設計開発段階から受託する方式です。ODMのほうが受託範囲が広くなります。
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問303.個人情報保護法で定められた個人情報取扱事業者の義務に含まれないものはどれか。
- ア.安全管理措置の実施
- イ.利用目的の特定と通知・公表
- ウ.個人情報を最大限収集する義務
- エ.本人からの開示請求への対応
正解:ウ.個人情報を最大限収集する義務
解説:個人情報保護法は利用目的の特定、適正取得、安全管理、開示・訂正請求対応等を義務付けますが、収集を推奨する規定はありません。必要最小限が原則です。
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問304.労働基準法で定められた時間外労働の上限規制(36協定の特別条項)に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.時間外労働は年間1000時間まで認められる
- イ.時間外労働に上限は設けられていない
- ウ.時間外労働は月100時間を常に許容する
- エ.時間外労働は原則月45時間・年360時間を限度とする
正解:エ.時間外労働は原則月45時間・年360時間を限度とする
解説:2019年施行の改正労働基準法で、時間外労働は原則月45時間・年360時間、特別条項でも年720時間・月100時間未満等の上限が法定化されました。
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問305.著作権法における著作者人格権に含まれない権利はどれか。
- ア.複製権
- イ.公表権
- ウ.氏名表示権
- エ.同一性保持権
正解:ア.複製権
解説:著作者人格権は公表権・氏名表示権・同一性保持権の3つです。複製権は著作権(財産権)に含まれ、譲渡や相続の対象となります。
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問306.SDGsの17のゴールに含まれないものはどれか。
- ア.貧困をなくそう
- イ.軍事力の強化
- ウ.質の高い教育をみんなに
- エ.気候変動に具体的な対策を
正解:イ.軍事力の強化
解説:SDGsは持続可能な開発目標として貧困、飢餓、教育、気候変動、平和等の17目標で構成されます。軍事力強化は含まれません。
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問307.DX推進において経営層が最初に取り組むべき活動として最も適切なものはどれか。
- ア.PC機器の一斉更新
- イ.プログラミング研修の実施
- ウ.DXビジョンと全社戦略の策定・発信
- エ.社内SNSの導入
正解:ウ.DXビジョンと全社戦略の策定・発信
解説:DXは経営層が自ら変革のビジョンと戦略を示し、組織全体にコミットメントを発信することが起点となります。単なるツール導入はDXとは言えません。
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問308.シェアリングエコノミーに該当しないサービスはどれか。
- ア.カーシェアリング
- イ.民泊仲介サービス
- ウ.配車サービス(ライドシェア)
- エ.新聞の定期購読
正解:エ.新聞の定期購読
解説:シェアリングエコノミーは遊休資産の共有利用がコンセプトです。新聞の定期購読は個別の購入契約であり、共有モデルには該当しません。
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問309.エンタープライズアーキテクチャ(EA)の4つの体系に含まれないものはどれか。
- ア.マーケティングアーキテクチャ
- イ.ビジネスアーキテクチャ
- ウ.データアーキテクチャ
- エ.テクノロジアーキテクチャ
正解:ア.マーケティングアーキテクチャ
解説:EAはビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの4アーキテクチャで構成されます。マーケティングアーキテクチャはEAに含まれません。
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問310.オムニチャネル戦略の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.複数の販売チャネルを独立に運営する
- イ.実店舗・EC・アプリ等の在庫や顧客情報を統合し一貫した顧客体験を提供する
- ウ.実店舗のみに販売を集中する
- エ.EC専業で実店舗を持たない
正解:イ.実店舗・EC・アプリ等の在庫や顧客情報を統合し一貫した顧客体験を提供する
解説:オムニチャネルは複数チャネルを単に並立させるのではなく、バックエンドを統合してチャネル横断的にシームレスな顧客体験を提供する戦略です。
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問311.生成AIを用いた生成物の取扱いに関して,既存の著作物の著作権者から許諾を得ることが必要となる可能性のあるものだけを,全て挙げたものはどれか。 a 好みのアーティストの楽曲に似た音楽が得られるように生成AIを用いて楽曲を生成し,その楽曲をインターネット上にアップロードし,無料で公開した。 b 好みのアーティストの楽曲に似た音楽が得られるように生成AIを用いて楽曲を生成し,その楽曲を自分のPC上に保管し,個人で視聴した。 c 生成AIで音楽を生成したところ,偶然好みのアーティストの楽曲に似た音楽が生成できたので,自分のPC上に保管し,個人で視聴した。
- ア.a
- イ.a,b
- ウ.a,b,c
- エ.b,c
正解:ア.a
解説:正解はア(aのみ)。著作権侵害は「既存著作物への依拠」「類似」「公衆への利用行為(アップロード等)」がそろって初めて問題となる。aは好みの楽曲に似せる意図(依拠)で生成し無料公開=公衆送信するため許諾が必要になり得る。bは似せて生成したが自分のPCで個人視聴するだけなので私的使用の複製(著作権法30条)に当たり許諾不要、cは偶然似ただけで依拠性がなく個人視聴のみのため許諾不要。したがって許諾が必要となり得るのはaだけ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問1
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問312.BYODに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.企業の業務に,従業員が私物の携帯情報端末を許可を得た上で利用すること
- イ.企業の業務の定型的な作業をソフトウェアのロボットで効率化すること
- ウ.企業の業務の流れを分析し,継続的に改善,最適化していくこと
- エ.企業の業務の流れを見直し,抜本的にデザインし直すこと
正解:ア.企業の業務に,従業員が私物の携帯情報端末を許可を得た上で利用すること
解説:正解はア。BYOD(Bring Your Own Device)は、従業員が私物のスマートフォンやPCなどの端末を、会社の許可を得た上で業務に利用すること。イはRPA(ソフトウェアロボットによる定型作業の自動化)、ウはBPM(業務プロセスの継続的な改善・最適化)、エはBPR(業務プロセスの抜本的な再設計)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問2
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問313.投資会社であるA社が,それぞれの投資戦略を採る場合の利益は,表のように予想される。A社がマクシミン戦略を採り,かつ,市況が好転した場合の利益はどれか。マクシミン戦略とは,戦略ごとに予想される利益の最小値が最も大きくなるように戦略を採用する理論である。

- ア.−15
- イ.0
- ウ.5
- エ.20
正解:ウ.5
解説:正解はウ(5)。マクシミン戦略は各戦略の最悪ケース(最小利益)を比べ、その最小値が最も大きい戦略を選ぶ方法。戦略aの最小値は−15、戦略bの最小値は0なので、最小値が大きいbを採用する。その上で市況が好転した場合の利益は表よりb=5となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問3
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問314.特定の目的の達成や課題の解決をテーマとして,ソフトウェアの開発者や企画者などが短期集中的にアイディアを出し合い,ソフトウェアの開発などの共同作業を行い,成果を競い合うイベントはどれか。
- ア.トレードフェア
- イ.ハッカソン
- ウ.パネルディスカッション
- エ.レセプション
正解:イ.ハッカソン
解説:正解はイ。ハッカソンは「ハック」と「マラソン」を合わせた造語で、開発者や企画者が短期集中的にアイディアを出し合い、共同でソフトウェア開発などを行って成果を競うイベント。アのトレードフェアは見本市・展示会、ウのパネルディスカッションは討論形式の会議、エのレセプションは歓迎会・懇親会。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問4
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問315.インターネットを利用した企業広告に関する新たなビジネスモデルを知的財産として出願し,コンピュータシステムとして実現した。このビジネスモデルを知的財産として,保護する法律はどれか。
- ア.意匠法
- イ.実用新案法
- ウ.著作権法
- エ.特許法
正解:エ.特許法
解説:正解はエ。コンピュータシステムとして実現された新規のビジネスモデル(技術的思想の創作)は、特許法の「ビジネスモデル特許」として保護される。アの意匠法は物品のデザイン、イの実用新案法は物品の形状・構造の考案、ウの著作権法は思想・感情の表現を保護する法律で、ビジネスモデルの保護には適さない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問5
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問316.デジタルトランスフォーメーションに関する説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.PCやスマートフォンなどのデジタル製品を使いこなせる人と,使いこなせない人の間で様々な機会に差が生じて,社会的な格差につながること
- イ.生まれた時からインターネット,PCやスマートフォンなどのデジタル製品が身近にあり,それらを利用しながら育った世代のこと
- ウ.音声を収集するマイクロフォンなどからのアナログ信号を,電子ファイルとして保存するためにデジタル信号に変換すること
- エ.デジタル技術が,人間の生活やビジネスなどのあらゆる面に影響を与え,変革をもたらしていくこと
正解:エ.デジタル技術が,人間の生活やビジネスなどのあらゆる面に影響を与え,変革をもたらしていくこと
解説:正解はエ。DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタル技術が人間の生活やビジネスのあらゆる面に影響を与え、変革をもたらしていくこと。アはデジタルデバイド(情報格差)、イはデジタルネイティブ(生まれた時からデジタル機器に囲まれて育った世代)、ウはA/D変換(アナログ信号のデジタル化)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問6
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問317.製品やサービスの価値を機能とコストの関係で把握し,価値の向上をはかる“バリューエンジニアリング”という手法がある。バリューエンジニアリングにおける価値,機能,コストの関係性を示すものとして,適切なものはどれか。
- ア.価値=機能/(コスト+機能)
- イ.価値=機能/コスト
- ウ.価値=機能×コスト
- エ.価値=コスト/機能
正解:イ.価値=機能/コスト
解説:正解はイ。バリューエンジニアリング(VE)では、価値=機能/コストで表す。機能(性能・効用)を高めるかコストを下げれば価値が向上するという関係を示す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問7
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問318.IoTを利用したシステムの事例として,最も適切なものはどれか。
- ア.資金調達において,不特定多数の借り手と貸し手をインターネット上で仲介するサービスを行う。
- イ.ソーシャルメディアへの書込みや,コールセンターの通話内容などから,商品やサービスに対する利用者の感情を分析する。
- ウ.店舗や工場などの設備に設置したセンサーの情報をインターネット経由で集め,設備の状況について,従業員がスマートフォンを用いて監視する。
- エ.文書や画像などの電子ファイルを保存するためのインターネット上のストレージを,サービスとして提供する。
正解:ウ.店舗や工場などの設備に設置したセンサーの情報をインターネット経由で集め,設備の状況について,従業員がスマートフォンを用いて監視する。
解説:正解はウ。IoTは機器にセンサーやネットワーク機能を持たせ、モノの状態をインターネット経由で収集・活用する技術。設備のセンサー情報をインターネット経由で集めスマートフォンで監視する事例が該当する。アはソーシャルレンディング(クラウドファンディング)、イは感情分析(テキストマイニング)、エはオンラインストレージの事例。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問8
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問319.製品の製造に関連して発生する次の費用のうち,間接費だけを全て挙げたものはどれか。 a 完成した製品を検査する労務費 b 工場の電気供給設備を保守する労務費 c 製品の外注加工費
- ア.a,b
- イ.b
- ウ.b,c
- エ.c
正解:イ.b
解説:正解はイ(bのみ)。間接費は特定の製品に直接跡付けできない費用。bの工場の電気供給設備を保守する労務費は工場全体にかかるため間接費(間接労務費)。aの完成品を検査する労務費は特定製品に紐づく直接労務費、cの外注加工費は特定製品にかかる直接経費なので、いずれも直接費。よって間接費はbだけ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問9
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問320.会議に関する記述のうち,ブレーンストーミングの進め方として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 自由奔放なアイディアは控え,実現可能なアイディアの提出を求める。 b ほかのメンバーのアイディアに便乗した案であっても,とがめずに進める。 c メンバーから出されるアイディアの中で,テーマに適したものを選択しながら進める。
- ア.a
- イ.a,b
- ウ.a,b,c
- エ.b
正解:エ.b
解説:正解はエ(bのみ)。ブレーンストーミングの4原則は「批判厳禁・自由奔放・質より量・結合便乗」。aは自由奔放なアイディアを控える点が原則に反し不適切、cはテーマに適したものを選別しながら進める点が「批判厳禁」に反し不適切。bの他人の案への便乗は「結合便乗」に沿い適切。よってbだけが適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問10
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問321.プロサッカーチームのファンの集いで,人気のある選手が背広姿でサインをしている姿を撮影し,プリントしてフリーマーケットで販売した。この行為によって侵害されるおそれがある選手が有する権利として,最も適切なものはどれか。
- ア.意匠権
- イ.商標権
- ウ.著作権
- エ.パブリシティ権
正解:エ.パブリシティ権
解説:正解はエ。著名人が持つ、肖像・氏名などが顧客吸引力を生む経済的価値を排他的に利用できる権利をパブリシティ権という。選手の肖像を無断で商品化・販売する行為はこれを侵害するおそれがある。アの意匠権はデザイン、イの商標権は商品・役務の識別標識、ウの著作権は表現の創作物を保護する権利で、本人の肖像の商用利用そのものを守る権利ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問11
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問322.A社は,自社の業務プロセスの課題を抽出し,見直しをするために流れ図を用いて業務プロセスを可視化することにした。A社が流れ図の作成において利用する記述様式として,最も適切なものはどれか。
- ア.CRUD図
- イ.DMM (Diamond Mandala Matrix)
- ウ.E-R図
- エ.WFA (Work Flow Architecture)
正解:エ.WFA (Work Flow Architecture)
解説:正解はエ。WFA(Work Flow Architecture)は業務の流れ(ワークフロー)を可視化する記述様式で、業務プロセスの課題抽出・見直しに用いる。アのCRUD図はデータへの生成・参照・更新・削除の対応関係、イのDMM(マンダラート)は発想支援、ウのE-R図はデータ間の関連を表す図。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問12
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問323.個人情報保護法に規定された匿名加工情報の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.厚生労働省や総務省統計局などが公開している統計情報を自社向けに加工し,自社の保有する情報とひも付けて新たな価値をもたせた情報
- イ.個人情報のうち氏名を一定の規則に基づいて匿名化するが,元の個人情報への復元を担保した情報
- ウ.個人情報を法令に定める方法で匿名化し,復元できないようにしたもので,一定のルールの下で本人の同意なく利活用できる情報
- エ.利用者から個人情報を収集する際に,氏名を取得せず個人番号などほかの情報で個人を識別できるようにして収集した情報
正解:ウ.個人情報を法令に定める方法で匿名化し,復元できないようにしたもので,一定のルールの下で本人の同意なく利活用できる情報
解説:正解はウ。匿名加工情報は、個人情報を個人情報保護法に定める方法で加工し特定個人を識別できず復元もできないようにしたもので、一定のルールの下で本人の同意なく利活用できる。イは復元を担保する点が誤りで、復元できないのが匿名加工情報の要件(復元前提のものは別概念)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問13
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問324.ISO 26000とは,組織の社会的責任についての国際規格である。ISO 26000で定められている,企業が果たすべき社会的責任を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.CSR
- イ.SDGs
- ウ.コーポレートガバナンス
- エ.ソーシャルメディアポリシー
正解:ア.CSR
解説:正解はア。ISO 26000(社会的責任に関する国際規格)で扱う、企業が果たすべき社会的責任を表す用語はCSR(Corporate Social Responsibility)。イのSDGsは持続可能な開発目標、ウのコーポレートガバナンスは企業統治、エのソーシャルメディアポリシーはSNS利用方針。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問14
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問325.マーケティングにおけるイノベーター理論では,新しい製品やサービスが普及していく過程に沿って,消費者を,イノベーター,アーリーアダプター,アーリーマジョリティ,レイトマジョリティ,ラガードという五つのグループに分ける。このとき,アーリーアダプターからアーリーマジョリティへの普及において生じる,越えることが困難な隔たりを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.カニバリゼーション
- イ.キャズム
- ウ.死の谷
- エ.レッドオーシャン
正解:イ.キャズム
解説:正解はイ。イノベーター理論で、アーリーアダプター(初期採用者)とアーリーマジョリティ(前期多数派)の間にある、普及を阻む大きな溝をキャズムという。アのカニバリゼーションは自社製品同士の共食い、ウの死の谷は研究開発と事業化の間の困難、エのレッドオーシャンは競争の激しい既存市場。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問15
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問326.教師あり学習において,正解となる情報を付与する作業を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.アノテーション
- イ.エンコード
- ウ.データクレンジング
- エ.フィルタリング
正解:ア.アノテーション
解説:正解はア。教師あり学習で、学習データに正解となる情報(ラベル)を付与する作業をアノテーションという。イのエンコードは符号化、ウのデータクレンジングはデータの誤り・重複の除去、エのフィルタリングは条件による選別。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問16
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問327.AIを利活用する上で留意すべき事項として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a AIの意図しない動作によって,人間の生命や身体などに危害を及ぼす可能性 b AIの判断に差別的な内容が含まれる可能性 c AIの判断にプライバシーの侵害となる内容が含まれる可能性
- ア.a,b
- イ.a,b,c
- ウ.a,c
- エ.b,c
正解:イ.a,b,c
解説:正解はイ(a,b,c)。AIの利活用では、意図しない動作による生命・身体への危害(a)、判断に差別的内容が含まれる可能性(b)、プライバシー侵害となる内容が含まれる可能性(c)のいずれも留意すべき事項であり、a,b,cすべてが該当する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問17
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問328.コンカレントエンジニアリングを採用する目的として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発期間や納期の短縮
- イ.開発製品におけるセキュリティの確保
- ウ.開発製品の省エネルギー性能の確保
- エ.開発製品への最新技術の活用
正解:ア.開発期間や納期の短縮
解説:正解はア。コンカレントエンジニアリングは、設計・製造など複数の工程を並行して進めることで、開発期間や納期の短縮を図る手法。イのセキュリティ、ウの省エネ性能、エの最新技術活用は主目的ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問18
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問329.サーバ上にインストールされたアプリケーションソフトウェアを,インターネット経由で利用者に提供する事業者,又はそのサービス形態として,適切なものはどれか。
- ア.ASP
- イ.ISP
- ウ.アウトソーシング
- エ.データウェアハウス
正解:ア.ASP
解説:正解はア。ASP(Application Service Provider)は、サーバ上のアプリケーションソフトウェアをインターネット経由で利用者に提供する事業者やそのサービス形態。イのISPはインターネット接続サービス事業者、ウのアウトソーシングは業務外部委託、エのデータウェアハウスは分析用の大規模データ蓄積。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問19
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問330.システム開発におけるRFPの説明として,適切なものはどれか。
- ア.ITベンダーが,情報システム開発の必要性をユーザーに提案するために作成した提案文書
- イ.発注者側が,開発すべき情報システムの調達条件などをITベンダーに示すために作成した文書
- ウ.発注者と受注したITベンダーが,開発するシステムの仕様を明確にするために共同で作成した設計文書
- エ.ユーザー部門が,情報システム部門に情報システム開発の必要性と開発要件を明確にするように求めた文書
正解:イ.発注者側が,開発すべき情報システムの調達条件などをITベンダーに示すために作成した文書
解説:正解はイ。RFP(Request For Proposal=提案依頼書)は、発注者側が開発すべき情報システムの調達条件などをITベンダーに示し、提案を求めるために作成する文書。アはベンダー側の提案書、ウは共同で作る仕様・設計文書、エはユーザー部門から情報システム部門への社内向け要求(RFPは対ベンダー文書である点が異なる)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問20
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問331.サイバーセキュリティ基本法の立法趣旨を説明したものはどれか。
- ア.コンピュータへの不正アクセス行為を定義し,その行為を禁止するとともに罰則を定め,ネットワーク通信秩序の維持を図ること
- イ.情報セキュリティに関する適切なコントロールを整備,運用するための実践的な規範を定め,企業などで効果的な情報セキュリティ対策の推進を促すこと
- ウ.情報通信ネットワークを通じたコンピュータへの不正侵入などの行為に対する防御施策に関し,基本理念を定め,国及び地方公共団体の責務などを明らかにして,施策の総合的かつ効果的な推進を図ること
- エ.デジタルコンテンツの複製防止のための技術的制限手段を無効化する行為などを規制することによって,企業などの営業上の利益を確保すること
正解:ウ.情報通信ネットワークを通じたコンピュータへの不正侵入などの行為に対する防御施策に関し,基本理念を定め,国及び地方公共団体の責務などを明らかにして,施策の総合的かつ効果的な推進を図ること
解説:正解ウ。サイバーセキュリティ基本法は、サイバーセキュリティに関する施策の基本理念を定め、国及び地方公共団体の責務などを明らかにして、施策を総合的かつ効果的に推進することを目的とする法律である。アは不正アクセス禁止法、イはISMS/情報セキュリティ管理策の実践規範(ISO/IEC 27002等)、エは不正競争防止法(技術的制限手段の無効化規制)の趣旨。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問21
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問332.伝票入力処理などの定型的な事務作業を,ソフトウェアロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る手段として,最も適切なものはどれか。
- ア.BPO
- イ.EUC
- ウ.FA
- エ.RPA
正解:エ.RPA
解説:正解エ。RPA(Robotic Process Automation)は、伝票入力などの定型的な事務作業をソフトウェアロボットに代替させ、自動化・効率化を図る仕組み。アのBPOは業務プロセスの外部委託、イのEUCはエンドユーザー自身によるシステム活用、ウのFAは工場の生産自動化を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問22
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問333.インターネット広告の手法の一つである,リスティング広告に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.Webサイトの閲覧履歴やオンラインショッピングの購買履歴などの利用者の行動履歴を基にして,広告を表示する。
- イ.検索エンジンの利用者が検索ボックスに入力したキーワードに連動して,広告を表示する。
- ウ.事前に広告メールの受信を許諾した利用者に対して,広告メールを配信する。
- エ.定期的に発行するメールマガジンに,広告を掲載して配信する。
正解:イ.検索エンジンの利用者が検索ボックスに入力したキーワードに連動して,広告を表示する。
解説:正解イ。リスティング広告(検索連動型広告)は、検索エンジンの利用者が検索ボックスに入力したキーワードに連動して、関連する広告を表示する手法。アは行動ターゲティング広告、ウは事前許諾に基づくオプトイン(パーミッション)メール広告、エはメールマガジン広告の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問23
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問334.コーポレートガバナンスの説明として,適切なものはどれか。
- ア.株主を始めとした利害関係者による経営者への監視や監督を中心とした,企業活動を律する枠組みのこと
- イ.企業が活動を行う上で必要な資本の調達のこと
- ウ.企業の理念や特性を,統一されたイメージやデザインなどで発信し,企業のブランド価値の向上を図ること
- エ.競合他社では提供が不可能な価値をもたらす,企業が有する独自のスキルや技術のこと
正解:ア.株主を始めとした利害関係者による経営者への監視や監督を中心とした,企業活動を律する枠組みのこと
解説:正解ア。コーポレートガバナンス(企業統治)とは、株主をはじめとする利害関係者による経営者への監視・監督を中心に、企業活動を律する枠組みのこと。イはコーポレートファイナンス(資金調達)、ウはコーポレートアイデンティティ(CI)、エはコアコンピタンスの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問24
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問335.大容量,頻繁な更新,多種多様という三つの要素をもつ情報資産を“ビッグデータ”と定義する考え方がある。このビッグデータを特徴づける三つの要素を総称して何というか。
- ア.3C
- イ.3D
- ウ.3G
- エ.3V
正解:エ.3V
解説:正解エ。ビッグデータを特徴づける三要素は、Volume(量=大容量)、Velocity(速度=頻繁な更新)、Variety(多様性=多種多様)であり、頭文字をとって3Vと総称する。ア〜ウの3C・3D・3Gはいずれも無関係な用語。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問25
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問336.表はA社の貸借対照表である。A社の自己資本比率は何%か。

- ア.30
- イ.54
- ウ.70
- エ.90
正解:ア.30
解説:正解ア。総資産(総資本)=流動資産730+固定資産270=1,000百万円、自己資本(純資産)=資本金300百万円。自己資本比率=自己資本÷総資本=300÷1,000=30%。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問26
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問337.AIを,様々な課題に対して判断できる“強いAI”と,特定の課題だけを判断できる“弱いAI”に分類した場合,“弱いAI”の記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.人間と同等の知能がコンピュータ上で再現され,人間のように判断することができるが,人間と同じような判断ミスをすることもある。
- イ.人間のように質問そのものの意味を理解したり,考えたりしているわけではないが,判断の結果を示すことはできる。
- ウ.人間よりも賢く,人間の手助けがなくても自らの判断力を高めることができる。
- エ.自らがもつ知識や能力を自律的に適用することによって,柔軟に判断できる能力がある。
正解:イ.人間のように質問そのものの意味を理解したり,考えたりしているわけではないが,判断の結果を示すことはできる。
解説:正解イ。弱いAIは、質問の意味を理解したり考えたりしているわけではないが、特定の課題については判断の結果を示すことができるAIを指す。ア・ウ・エは、人間同等以上の知能や自律的な判断力をもつ「強いAI」の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問27
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問338.インターネット上の商取引に関連したリスクのうち,エスクローサービスを利用することによって低減できるリスクとして,適切なものはどれか。
- ア.オークションサイトに誤った購入金額を入力したときに,取引を取り消せない。
- イ.商品の代金を支払ったにもかかわらず,商品が配送されない。
- ウ.ショッピングサイトで使用しているパスワードが漏えいする。
- エ.発注した商品を一旦受け取ると,自己都合では解約できない。
正解:イ.商品の代金を支払ったにもかかわらず,商品が配送されない。
解説:正解イ。エスクローサービスは、第三者が売買代金を一時預かり、買い手の商品受領確認後に売り手へ支払う仕組みで、「代金を支払ったのに商品が配送されない」リスクを低減できる。ア(入力ミス)、ウ(パスワード漏えい)、エ(自己都合の解約不可)は対象外。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問28
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問339.プログラム開発業務の委託に当たり,請負契約における注文者及び請負業者の権利や義務について特段の取決めがない場合の説明として,適切なものはどれか。
- ア.請負業者が,更に別の業者に仕事の一部を請け負わせる場合は,事前に注文者の承諾を得なければならない。
- イ.完成したプログラムに欠陥があるときは,注文者はいつでも欠陥の改修を請求することができる。
- ウ.注文者には,プログラムの引渡しを受けた時点で,報酬を支払う義務が生じる。
- エ.注文者は,プログラムの完成前であればいつでも請負業者に対して損害を賠償することなく請負契約を解除することができる。
正解:ウ.注文者には,プログラムの引渡しを受けた時点で,報酬を支払う義務が生じる。
解説:正解ウ。請負契約では報酬は仕事の目的物の引渡しと同時に支払う(民法633条)ため、注文者は引渡しを受けた時点で報酬支払義務が生じる。アは特約がなければ下請け(再委託)は原則自由、イは契約不適合責任に期間制限があり「いつでも」は誤り、エは注文者は完成前にいつでも解除できるが損害賠償が必要(民法641条)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問29
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問340.事業部制組織の事例はどれか。
- ア.AさんはX事業を実施している部門の購買組織に所属している。Y事業の購買はY事業を実施している部門の購買組織が担当している。
- イ.Bさんは複数の事業の人事機能を担当する組織に所属している。開発,生産,販売機能も同様に,それぞれ専門の組織が担当している。
- ウ.Cさんは地域Mで製品Xの販売を担当しており,地域Mの販売に責任をもつ上司と製品Xの販売に責任をもつ上司の,2人の上司の指示を受けている。
- エ.Dさんは新規事業の企画開発を目的として関係部署から横断的に人材を集めた組織に所属している。この組織は企画開発が終わり次第解散する。
正解:ア.AさんはX事業を実施している部門の購買組織に所属している。Y事業の購買はY事業を実施している部門の購買組織が担当している。
解説:正解ア。事業部制組織は、事業(製品・地域など)ごとに購買・生産・販売といった機能を各事業部が個別に持つ分権型組織である。イは機能別(職能別)組織、ウはマトリックス組織(2人の上司)、エは目的達成後に解散するプロジェクト組織の事例。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問30
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問341.リーン生産方式による業務改善の観点であるムリ,ムラ,ムダのうち,ムダに当たるものとして,最も適切なものはどれか。
- ア.属人化していて,担当者によって作成物の品質が異なる作業
- イ.組織の能力以上に負荷をかける無謀な計画や作業標準
- ウ.待機や必要以上の加工など,付加価値を生まない動作
- エ.長時間,身体の一部に負担がかかり,健康を害するおそれのある作業
正解:ウ.待機や必要以上の加工など,付加価値を生まない動作
解説:正解ウ。ムダは、待機や必要以上の加工など、付加価値を生まない動作を指す。アは担当者による品質のばらつきでムラ、イは能力以上の負荷をかける無謀な計画でムリ、エは身体に過度な負担がかかる作業でムリに該当する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問31
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問342.ニッチ戦略の事例として,最も適切なものはどれか。
- ア.アパレルメーカーA 社は,生産コストを下げるために,生産拠点を海外に移した。また,大量に販売が見込めるカジュアルウェアを中心に,安価な商品を全国で販売することにした。
- イ.業界2位の食品メーカーB 社は,トップシェアを獲得するために,業界3位の C 社と経営統合することにした。
- ウ.金属加工メーカーD 社は,自社固有の加工技術を生かして,密閉度の極めて高い高価な無水調理鍋を高級レストラン向けに販売することにした。
- エ.電機メーカーE 社は,販売量が減ってきた中型テレビ事業を売却し,完全撤退することにした。
正解:ウ.金属加工メーカーD 社は,自社固有の加工技術を生かして,密閉度の極めて高い高価な無水調理鍋を高級レストラン向けに販売することにした。
解説:正解ウ。ニッチ戦略は、大手が参入しにくい特定の狭い市場に特化する戦略で、自社固有の加工技術を生かした高価な無水調理鍋を高級レストラン向けに販売するウが該当する。アはコストリーダーシップ戦略、イは規模拡大(経営統合)、エは撤退戦略。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問32
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問343.購買,製造,販売という供給者から消費者までを結ぶ一連の業務のつながりを総合的に管理し,資材の調達から顧客への販売に至る在庫などの無駄をなくして,プロセス全体の最適化を図るものはどれか。
- ア.CRM
- イ.POS
- ウ.SCM
- エ.SFA
正解:ウ.SCM
解説:正解ウ。SCM(Supply Chain Management)は、調達・製造・販売という供給者から消費者までの一連の業務を総合的に管理し、在庫などの無駄をなくしてプロセス全体の最適化を図る手法。アはCRM(顧客関係管理)、イはPOS(販売時点情報管理)、エはSFA(営業支援)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問33
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問344.IT 基本計画の策定の際,明確にすべき事項だけを全て挙げたものはどれか。 a IT システムの利活用に関わるステークホルダ b 組織体の現在及び将来的なニーズへの対応 c 発生したインシデントに関する管理手順 d 利用者及び関係者との合意に基づいた業務要件とその優先順位
- ア.a, b
- イ.a, b, c
- ウ.a, b, d
- エ.b, c, d
正解:ア.a, b
解説:正解ア。IT基本計画の策定では、a:利活用に関わるステークホルダと、b:組織の現在及び将来的なニーズを明確にする。c:インシデントに関する管理手順は運用段階の事項、d:合意に基づく業務要件とその優先順位は個別のシステム化(要件定義)段階の事項であり、基本計画で確定すべき項目ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問34
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問345.マーケティングオートメーション(MA)に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.企業内に蓄積された大量のデータを分析して,事業戦略などに有効活用する。
- イ.小売業やサービス業において,販売した商品単位の情報の収集・蓄積及び分析を行う。
- ウ.これまで人間が手作業で行っていた定型業務を,AI や機械学習などを取り入れたソフトウェアのロボットが代行することによって自動化や効率化を図る。
- エ.見込み顧客の抽出,獲得,育成などの営業活動を効率化する。
正解:エ.見込み顧客の抽出,獲得,育成などの営業活動を効率化する。
解説:マーケティングオートメーション(MA)は、見込み顧客(リード)の抽出・獲得・育成といった営業・マーケティング活動を、ツールにより自動化・効率化する仕組みで、エが正しい。アはBI(データ分析による経営活用)、イはPOSシステム(販売時点の商品単位情報の収集分析)、ウはRPA(定型業務のソフトウェアロボット代行)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問1
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問346.情報システムに不正に侵入し,サービスを停止させて社会的混乱を生じさせるような行為に対して,国全体で体系的に防御施策を講じるための基本理念を定め,国の責務などを明らかにした法律はどれか。
- ア.公益通報者保護法
- イ.サイバーセキュリティ基本法
- ウ.不正アクセス禁止法
- エ.プロバイダ責任制限法
正解:イ.サイバーセキュリティ基本法
解説:サイバーセキュリティ基本法は、サイバー攻撃への防御施策を国全体で体系的に講じるための基本理念や国の責務を定めた法律で、イが正しい。ア公益通報者保護法は内部告発者の保護、ウ不正アクセス禁止法は不正ログイン等の行為の禁止、エプロバイダ責任制限法は権利侵害情報に関するプロバイダの責任範囲や発信者情報開示を定めるもので目的が異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問2
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問347.未来のある時点に目標を設定し,そこを起点に現在を振り返り,目標実現のために現在すべきことを考える方法を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.PoC(Proof of Concept)
- イ.PoV(Proof of Value)
- ウ.バックキャスティング
- エ.フォアキャスティング
正解:ウ.バックキャスティング
解説:バックキャスティングは、未来のありたい目標を先に設定し、そこを起点に現在を振り返って今すべきことを考える発想法で、ウが正しい。エのフォアキャスティングは逆に、現在の延長線上で将来を予測する手法。アPoCは概念実証、イPoVは価値実証を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問3
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問348.従来の金融情報システムは堅ろう性が高い一方,柔軟性に欠け,モバイル技術などの情報革新に追従したサービスの迅速な提供が難しかった。これを踏まえて,インターネット関連技術の取込みやそれらを活用するベンチャー企業と組むなどして,新たな価値や革新的なサービスを提供していく潮流を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.オムニチャネル
- イ.フィンテック
- ウ.ブロックチェーン
- エ.ワントゥワンマーケティング
正解:イ.フィンテック
解説:フィンテック(FinTech)は金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、IT・ベンチャー企業の技術を取り込み革新的な金融サービスを生む潮流を表し、イが正しい。アオムニチャネルは複数販売経路の統合、ウブロックチェーンは分散型台帳技術、エワントゥワンマーケティングは顧客個別対応の販促手法。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問4
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問349.ベンチャーキャピタルに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.新しい技術の獲得や,規模の経済性の追求などを目的に,他の企業と共同出資会社を設立する手法
- イ.株式売却による利益獲得などを目的に,新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業
- ウ.新サービスや技術革新などの創出を目的に,国や学術機関,他の企業など外部の組織と共創関係を結び,積極的に技術や資源を交換し,自社に取り込む手法
- エ.特定された課題の解決を目的に,一定の期間を定めて企業内に立ち上げられ,構成員を関連部門から招集し,目的が達成された時点で解散する組織
正解:イ.株式売却による利益獲得などを目的に,新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業
解説:ベンチャーキャピタル(VC)は、株式売却による利益(キャピタルゲイン)獲得などを目的に、新製品・サービスで市場参入する企業へ出資する投資会社で、イが正しい。アは合弁会社(ジョイントベンチャー)、ウはオープンイノベーション、エはタスクフォース(プロジェクトチーム)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問5
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問350.技術戦略の策定や技術開発の推進といった技術経営に直接の責任をもつ役職はどれか。
- ア.CEO
- イ.CFO
- ウ.COO
- エ.CTO
正解:エ.CTO
解説:CTO(Chief Technology Officer、最高技術責任者)は、技術戦略の策定や技術開発の推進など技術経営に直接責任をもつ役職で、エが正しい。アCEOは最高経営責任者、イCFOは最高財務責任者、ウCOOは最高執行責任者(業務執行の統括)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問6
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問351.システム開発の上流工程において,業務プロセスのモデリングを行う目的として,最も適切なものはどれか。
- ア.業務プロセスで取り扱う大量のデータを,統計的手法や AI 手法などを用いて分析し,データ間の相関関係や隠れたパターンなどを見いだすため
- イ.業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計のベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるようにするため
- ウ.個々の従業員がもっている業務に関する知識・経験やノウハウを社内全体で共有し,創造的なアイディアを生み出すため
- エ.プロジェクトに必要な要員を調達し,チームとして組織化して,プロジェクトの目的の達成に向けて一致団結させるため
正解:イ.業務プロセスを可視化することによって,適切なシステム設計のベースとなる情報を整備し,関係者間で解釈を共有できるようにするため
解説:上流工程で業務プロセスをモデリング(図式化)する目的は、業務を可視化してシステム設計のベースとなる情報を整備し、関係者間で解釈を共有できるようにすることで、イが正しい。アはデータマイニング、ウはナレッジマネジメント、エは体制・チーム編成に関する記述で目的が異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問7
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問352.表は A 社の期末の損益計算書から抜粋した資料である。当期純利益が800百万円であるとき,販売費及び一般管理費は何百万円か。

- ア.850
- イ.900
- ウ.1,000
- エ.1,200
正解:ウ.1,000
解説:損益計算書を上から順に計算する。売上総利益=売上高8,000-売上原価6,000=2,000。販管費をXとすると、税引前当期純利益=2,000-X+(営業外収益150-営業外費用50)+(特別利益60-特別損失10)=2,150-X。当期純利益=2,150-X-法人税等350=1,800-X=800より、X=1,000。ウが正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問8
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問353.企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
- イ.特定の集団と活動を共にしたり,人々の動きを観察したりすることによって,慣習や嗜好,地域や組織を取り巻く文化を類推する手法である。
- ウ.入力データと出力データから,その因果関係を統計的に推定する手法である。
- エ.有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果のフィードバックを行うことによって,ある分野の将来予測に関する総意を得る手法である。
正解:ア.正確に算出することが極めて難しい数量に対して,把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
解説:フェルミ推定は、正確な算出が困難な数量を、把握している情報と論理的な思考プロセスを積み上げて概数で求める手法で、アが正しい。イはエスノグラフィ(参与観察)、ウは回帰分析等の統計的推定、エはデルファイ法(専門家への反復アンケートによる予測)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問9
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問354.不正競争防止法で規定されている限定提供データに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.特定の第三者に対し,1回に限定して提供する前提で保管されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。
- イ.特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上又は営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。
- ウ.特定の第三者に提供するために,金庫などで物理的に管理されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。
- エ.不正競争防止法に定めのある営業秘密は限定提供データである。
正解:イ.特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上又は営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。
解説:不正競争防止法の限定提供データは、特定の第三者に提供する目的で電磁的方法により相当量蓄積・管理される技術上・営業上の情報(秘密管理される営業秘密は除く)で、イが正しい。アの「1回限定」やウの「金庫等の物理的管理」は電磁的蓄積の要件を満たさず、エの営業秘密は秘密管理性がある点で限定提供データとは区別される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問10
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問355.品質に関する組織やプロセスの運営管理を標準化し,マネジメントの質や効率の向上を目的とした方策として,適切なものはどれか。
- ア.ISMS の導入
- イ.ISO 9001の導入
- ウ.ITIL の導入
- エ.プライバシーマークの取得
正解:イ.ISO 9001の導入
解説:ISO 9001は品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格で、組織やプロセスの運営管理を標準化しマネジメントの質・効率向上を図る方策として適切で、イが正しい。アISMSは情報セキュリティ、ウITILはITサービス管理のベストプラクティス、エプライバシーマークは個人情報保護体制の認証で目的が異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問11
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問356.AI に関するガイドラインの一つである“人間中心の AI 社会原則”に定められている七つの“AI 社会原則”のうち,“イノベーションの原則”に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.AI の発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。
- イ.AI の利用がもたらす結果については,問題の特性に応じて,AI の開発,提供,利用に携わった関係者が分担して責任を負う。
- ウ.サービスの提供者は,AI を利用している事実やデータの取得方法や使用方法,結果の適切性について,利用者に対する適切な説明を行う。
- エ.情報弱者を生み出さないために,幼児教育や初等中等教育において,AI 活用や情報リテラシーに関する教育を行う。
正解:ア.AI の発展によって人も併せて進化するように,国際化や多様化を推進し,大学,研究機関,企業など,官民における連携と,柔軟な人材の移動を促進する。
解説:人間中心のAI社会原則の「イノベーションの原則」は、AIの発展とともに人も進化するよう、国際化・多様化の推進や産学官の連携、柔軟な人材移動を促すもので、アが正しい。イは公平性・説明責任・透明性の原則(責任分担)、ウは透明性・説明に関する原則、エは教育・リテラシーの原則の記述。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問12
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問357.金融機関では,同一の顧客で複数の口座をもつ個人や法人について,氏名又は法人名,生年月日又は設立年月日,電話番号,住所又は所在地などを手掛かりに集約し,顧客ごとの預金の総額を正確に把握する作業が行われる。このように顧客がもつ複数の口座を,顧客ごとに取りまとめて一元管理する手続を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.アカウントアグリゲーション
- イ.キーマッピング
- ウ.垂直統合
- エ.名寄せ
正解:エ.名寄せ
解説:名寄せは、氏名・生年月日・住所などを手掛かりに、同一顧客が複数もつ口座を顧客単位で取りまとめ一元管理する手続で、エが正しい。アアカウントアグリゲーションは複数の金融機関口座の残高情報等を一画面に集約表示するサービスを指し、口座を集約する作業そのものとは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問13
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問358.ある商品の販売量と気温の関係が一次式で近似できるとき,予測した気温から商品の販売量を推定する手法として,適切なものはどれか。
- ア.回帰分析
- イ.線形計画法
- ウ.デルファイ法
- エ.パレート分析
正解:ア.回帰分析
解説:回帰分析は、販売量と気温のように変数間の関係を一次式(回帰式)などで近似し、説明変数(気温)から目的変数(販売量)を推定する手法で、アが正しい。イ線形計画法は制約下での最適化、ウデルファイ法は専門家アンケートによる予測、エパレート分析は重点項目の抽出手法。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問14
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問359.必要な時期に必要な量の原材料や部品を調達することによって,工程間の在庫をできるだけもたないようにする生産方式はどれか。
- ア.BPO
- イ.CIM
- ウ.JIT
- エ.OEM
正解:ウ.JIT
解説:JIT(Just In Time、ジャストインタイム)は、必要な時期に必要な量だけ原材料・部品を調達し、工程間の在庫を極力もたない生産方式で、ウが正しい。アBPOは業務プロセスの外部委託、イCIMはコンピュータ統合生産、エOEMは相手先ブランドによる製造。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問15
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問360.RPA が適用できる業務として,最も適切なものはどれか。
- ア.ゲームソフトのベンダーが,ゲームソフトのプログラムを自動で改善する業務
- イ.従業員の交通費精算で,交通機関利用区間情報と領収書データから精算伝票を作成する業務
- ウ.食品加工工場で,産業用ロボットを用いて冷凍食品を自動で製造する業務
- エ.通信販売業で,膨大な顧客の購買データから顧客の購買行動に関する新たな法則を見つける業務
正解:イ.従業員の交通費精算で,交通機関利用区間情報と領収書データから精算伝票を作成する業務
解説:RPAは、定型的なPC操作を自動化するのに適し、交通機関の区間情報と領収書データから精算伝票を作成する事務業務が該当し、イが正しい。アはプログラムの自動改善(AI寄り)、ウは産業用ロボットによる物理的製造、エはデータマイニング(法則発見)で、いずれもRPAの適用対象とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問16
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問361.技術開発戦略において作成されるロードマップを説明しているものはどれか。
- ア.技術の競争力レベルと技術のライフサイクルを2軸としたマトリックス上に,自社の技術や新しい技術をプロットする。
- イ.研究開発への投資とその成果を2軸とした座標上に,技術の成長過程をグラフ化し,旧技術から新技術への転換状況を表す。
- ウ.市場面からの有望度と技術面からの有望度を2軸としたマトリックス上に,技術開発プロジェクトをプロットする。
- エ.横軸に時間,縦軸に市場,商品,技術などを示し,研究開発成果の商品化,事業化の方向性をそれらの要素間の関係で表す。
正解:エ.横軸に時間,縦軸に市場,商品,技術などを示し,研究開発成果の商品化,事業化の方向性をそれらの要素間の関係で表す。
解説:技術ロードマップは、横軸に時間、縦軸に市場・商品・技術などを示し、研究開発成果の商品化・事業化の方向性を要素間の関係で表す図で、エが正しい。アは技術ポートフォリオ的な分析、イは技術のS字カーブ的な表現、ウは開発テーマの評価マトリックスで、時間軸に沿った計画表であるロードマップとは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問17
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問362.コーポレートガバナンスを強化した事例として,最も適切なものはどれか。
- ア.女性が活躍しやすくするために労務制度を拡充した。
- イ.迅速な事業展開のために,他社の事業を買収した。
- ウ.独立性の高い社外取締役の人数を増やした。
- エ.利益が得られにくい事業から撤退した。
正解:ウ.独立性の高い社外取締役の人数を増やした。
解説:コーポレートガバナンス(企業統治)の強化とは、経営の監督・けん制機能を高めることで、独立性の高い社外取締役の人数を増やす施策が該当し、ウが正しい。アは働き方改革、イはM&Aによる事業拡大、エは事業ポートフォリオの見直しであり、経営監視体制の強化とは目的が異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問18
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問363.ある銀行では,システムの接続仕様を外部に公開し,あらかじめ契約を結んだ外部事業者のアクセスを認めることによって,利便性の高い,高度なサービスを展開しやすくしている。このような取組を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.BPO
- イ.RPA
- ウ.オープン API
- エ.技術経営
正解:ウ.オープン API
解説:オープンAPIは、システムの接続仕様(API)を外部に公開し、契約した外部事業者からのアクセスを認めることで、利便性の高い高度なサービス連携を実現する取組で、ウが正しい。アBPOは業務の外部委託、イRPAは定型作業の自動化、エ技術経営(MOT)は技術を軸とした経営手法。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問19
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問364.A 社では,1千万円を投資して営業支援システムを再構築することを検討している。現状の営業支援システムの運用費が5百万円/年,再構築後の営業支援システムの運用費が4百万円/年,再構築による新たな利益の増加が2百万円/年であるとき,この投資の回収期間は何年か。ここで,これら以外の効果,費用などは考慮しないものとし,計算結果は小数点以下第2位を四捨五入するものとする。
- ア.2.5
- イ.3.3
- ウ.5.0
- エ.10.0
正解:イ.3.3
解説:投資回収期間は、投資額を年間の効果額で割って求める。投資額は1千万円=10百万円。年間効果=運用費削減(5-4=1百万円)+利益増加2百万円=3百万円/年。回収期間=10÷3=3.33…→小数第2位四捨五入で3.3年となり、イが正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問20
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問365.あるソフトウェアは,定額の料金や一定の期間での利用ができる形態で提供されている。この利用形態を表す用語として,適切なものはどれか。
- ア.アクティベーション
- イ.アドウェア
- ウ.サブスクリプション
- エ.ボリュームライセンス
正解:ウ.サブスクリプション
解説:定額料金や一定期間での利用を前提に提供される利用形態はサブスクリプション。アのアクティベーションは使用権を有効化する認証手続、イのアドウェアは広告表示型ソフト、エのボリュームライセンスは複数ライセンスを一括購入する契約形態。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問21
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問366.インターネットを介して個人や企業が保有する住宅などの遊休資産の貸出しを仲介するサービスや仕組みを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.シェアードサービス
- イ.シェアウェア
- ウ.シェアリングエコノミー
- エ.ワークシェアリング
正解:ウ.シェアリングエコノミー
解説:個人や企業が保有する住宅などの遊休資産の貸出しをインターネットで仲介する仕組みはシェアリングエコノミー。アのシェアードサービスはグループ企業の間接業務を集約する経営手法、イのシェアウェアは試用後に代金を払う配布形態のソフト、エのワークシェアリングは仕事を分け合って雇用を維持する取組。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問22
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問367.A 社は RPA ソフトウェアを初めて導入するに当たり,計画策定フェーズ,先行導入フェーズ,本格導入フェーズの3段階で進めようと考えている。次のうち,計画策定フェーズで実施する作業として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a RPA ソフトウェアの適用可能性を見極めるための概念検証を実施する。 b RPA ソフトウェアを全社展開するための導入と運用の手順書を作成する。 c 部門,業務を絞り込んで RPA ソフトウェアを導入し,効果を実測する。
- ア.a
- イ.a, c
- ウ.b
- エ.b, c
正解:ア.a
解説:計画策定フェーズは全社的な導入方針や適用範囲を見極める段階で、a概念検証(PoC)による適用可能性の見極めが該当する。b全社展開用の手順書作成は本格導入フェーズ、c部門を絞った試行導入と効果実測は先行導入フェーズの作業なので該当しない。よってaのみ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問23
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問368.式は定期発注方式で原料の発注量を求める計算式である。a〜c に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:営業日数,b:安全在庫量,c:現在の発注残
- イ.a:営業日数,b:現在の発注残,c:安全在庫量
- ウ.a:発注間隔,b:安全在庫量,c:現在の発注残
- エ.a:発注間隔,b:現在の発注残,c:安全在庫量
正解:ウ.a:発注間隔,b:安全在庫量,c:現在の発注残
解説:定期発注方式の発注量=(発注間隔+調達期間)×毎日の使用予定量+安全在庫量-現在の在庫量-現在の発注残。a=発注間隔、b=安全在庫量、c=現在の発注残となる。現在の発注残(発注済み未入荷分)は既に手当済みのため差し引く。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問24
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問369.史跡などにスマートフォンを向けると,昔あった建物の画像や説明情報を現実の風景と重ねるように表示して,観光案内をできるようにした。ここで活用した仕組みを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.AR
- イ.GUI
- ウ.VR
- エ.メタバース
正解:ア.AR
解説:現実の風景に昔の建物画像や説明情報を重ねて表示する技術は拡張現実(AR)。ウのVRは仮想空間を体感させる技術、エのメタバースはネット上の仮想3D空間、イのGUIは画面上の操作インタフェース。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問25
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問370.データサイエンティストの役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって,ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。
- イ.企業が保有する膨大なデータを高速に検索できるように,パフォーマンスの高いデータベースを運用するためのシステム基盤を構築する。
- ウ.企業における情報システムに関するリスクを評価するために,現場でのデータの取扱いや管理についての実態を調査する。
- エ.企業や組織における安全な情報システムの企画,設計,開発,運用を,サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を活用して支援する。
正解:ア.機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって,ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。
解説:データサイエンティストは機械学習や統計などの手法でビッグデータを解析し、ビジネスに活用する新たな知見を獲得する職種。イはデータベース基盤の構築・運用者、ウは監査的にリスクを調査する役割、エはセキュリティ専門人材の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問26
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問371.個人情報保護法では,あらかじめ本人の同意を得ていなくても個人データの提供が許される行為を規定している。この行為に該当するものだけを,全て挙げたものはどれか。 a 事故で意識不明の人がもっていた本人の社員証を見て,搬送先の病院が本人の会社に電話してきたので,総務の担当者が本人の自宅電話番号を教えた。 b 新規加入者を勧誘したいと保険会社の従業員に頼まれたので,総務の担当者が新入社員の名前と所属部門のリストを渡した。 c 不正送金等の金融犯罪被害者に関する個人情報を,類似犯罪の防止対策を進める捜査機関からの法令に基づく要請に応じて,総務の担当者が提供した。
- ア.a
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.c
正解:イ.a, c
解説:本人同意なしでも提供が許されるのは、a人の生命・身体の保護に必要で本人同意の取得が困難な場合(意識不明者の緊急連絡)と、c法令に基づく捜査機関の要請に応じる場合。bの勧誘目的で名簿を渡す行為は本人同意が必要で該当しない。よってa,c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問27
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問372.次の事例のうち,AI を導入することによって業務の作業効率が向上したものだけを全て挙げたものはどれか。 a 食品専門商社の A 社が,取引先ごとに様式が異なる手書きの請求書に記載された文字を自動で読み取ってデータ化することによって,事務作業時間を削減した。 b 繊維製造会社の B 社が,原材料を取引先に発注する定型的な PC の操作を自動化するツールを導入し,事務部門の人員を削減した。 c 損害保険会社の C 社が,自社のコールセンターへの問合せに対して,オペレーターにつなげる前に音声チャットボットでヒアリングを行うことによって,オペレーターの対応時間を短縮した。 d 物流会社の D 社が,配送荷物に電子タグを装着して出荷時に配送先を電子タグに書き込み,配送時にそれを確認することによって,誤配送を削減した。
- ア.a, c
- イ.b, c
- ウ.b, d
- エ.c, d
正解:ア.a, c
解説:AI導入で作業効率が向上した例は、a手書き請求書をAI-OCRで自動読取り・データ化した例と、c音声チャットボット(AI)で事前ヒアリングして対応時間を短縮した例。bは定型PC操作を自動化するRPA、dは電子タグ(RFID)の活用でありAIではない。よってa,c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問28
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問373.ある企業が,顧客を引き付ける優れた UX(User Experience)やビジネスモデルをデジタル技術によって創出し,業界における従来のサービスを駆逐してしまうことによって,その業界の既存の構造が破壊されるような現象を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.デジタルサイネージ
- イ.デジタルディスラプション
- ウ.デジタルディバイド
- エ.デジタルトランスフォーメーション
正解:イ.デジタルディスラプション
解説:デジタル技術で優れたUXやビジネスモデルを創出し、既存業界の構造を破壊する現象はデジタルディスラプション。エのDX(デジタルトランスフォーメーション)は業務・組織の変革全般、アのデジタルサイネージは電子看板、ウのデジタルディバイドは情報格差。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問29
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問374.上司から自社の当期の損益計算書を渡され,“我が社の収益性分析をしなさい”と言われた。経営に関する指標のうち,この損益計算書だけから計算できるものだけを全て挙げたものはどれか。 a 売上高増加率 b 売上高利益率 c 自己資本利益率
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, b, c
- エ.b
正解:エ.b
解説:損益計算書だけで計算できるのはb売上高利益率(利益÷売上高)のみ。a売上高増加率は前期の売上高、c自己資本利益率(ROE)は貸借対照表上の自己資本が必要で、当期の損益計算書だけからは計算できない。よってb。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問30
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問375.顧客との個々のつながりを意識して情報を頻繁に更新する SNS などのシステムとは異なり,会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される社内情報を扱うシステムの概念を示す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.IoT(Internet of Things)
- イ.PoC(Proof of Concept)
- ウ.SoE(Systems of Engagement)
- エ.SoR(Systems of Record)
正解:エ.SoR(Systems of Record)
解説:会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される記録重視の社内システムの概念はSoR(Systems of Record)。ウのSoE(Systems of Engagement)はSNSなど顧客接点重視のシステム、イのPoCは概念実証、アのIoTはモノのインターネット。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問31
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問376.労働者派遣における派遣労働者の雇用関係に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.派遣先との間に雇用関係があり,派遣元との間には存在しない。
- イ.派遣元との間に雇用関係があり,派遣先との間には存在しない。
- ウ.派遣元と派遣先のいずれの間にも雇用関係が存在する。
- エ.派遣元と派遣先のいずれの間にも雇用関係は存在しない。
正解:イ.派遣元との間に雇用関係があり,派遣先との間には存在しない。
解説:労働者派遣では、雇用関係は派遣元との間にのみ成立し、派遣先との間には指揮命令関係だけで雇用関係はない。したがって「派遣元との間に雇用関係があり、派遣先との間には存在しない」が正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問32
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問377.次の記述のうち,業務要件定義が曖昧なことが原因で起こり得る問題だけを全て挙げたものはどれか。 a 企画プロセスでシステム化構想がまとまらず,システム化の承認を得られない。 b コーディングのミスによって,システムが意図したものと違う動作をする。 c システムの開発中に仕様変更による手戻りが頻発する。 d システムを受け入れるための適切な受入れテストを設計できない。
- ア.a, b
- イ.b, c
- ウ.b, d
- エ.c, d
正解:エ.c, d
解説:業務要件定義が曖昧だと、c開発中に仕様変更による手戻りが頻発し、d適切な受入れテストを設計できない問題が起こり得る。aはシステム化構想がまとまらない企画段階の問題、bはコーディングミスが原因で要件定義の曖昧さとは無関係。よってc,d。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問33
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問378.顧客の特徴に応じたきめ細かい対応を行うことによって,顧客と長期的に良好な関係を築き,顧客満足度の向上や取引関係の継続につなげる仕組みを構築したい。その仕組みの構成要素の一つとして,営業活動で入手した顧客に関する属性情報や顧客との交渉履歴などを蓄積し,社内で共有できるシステムを導入することにした。この目的を達成できるシステムとして,最も適切なものはどれか。
- ア.CAE システム
- イ.MRP システム
- ウ.SCM システム
- エ.SFA システム
正解:エ.SFA システム
解説:営業活動で入手した顧客の属性情報や交渉履歴を蓄積・社内共有して営業を支援するシステムはSFA(Sales Force Automation)。設問全体はCRM的な仕組みだが選択肢にCRMはなく、その構成要素として該当するのはSFA。アのCAEは設計解析、イのMRPは資材所要量計画、ウのSCMは供給連鎖管理。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問34
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問379.A社がB社に作業の一部を請負契約で委託している。作業形態a〜cのうち,いわゆる偽装請負とみなされる状態だけを全て挙げたものはどれか。 a B社の従業員が,A社内において,A社の責任者の指揮命令の下で,請負契約で取り決めた作業を行っている。 b B社の従業員が,A社内において,B社の責任者の指揮命令の下で,請負契約で取り決めた作業を行っている。 c B社の従業員が,B社内において,A社の責任者の指揮命令の下で,請負契約で取り決めた作業を行っている。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:ウ.a, c
解説:請負契約では、受託側B社の従業員を指揮命令できるのはB社のみで、発注側A社が直接指揮命令すると、作業場所を問わず「偽装請負(実態は労働者派遣)」とみなされる。a(A社内でA社の指揮)とc(B社内でA社の指揮)はいずれもA社が指揮命令しており偽装請負、b(A社内でもB社の指揮)は正常な請負。よってa,cのウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問1
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問380.従来の情報セキュリティマネジメントシステム規格を基礎に追加で制定されたもので,クラウドサービスに対応した情報セキュリティ管理体制を構築するためのガイドライン規格として,最も適切なものはどれか。
- ア.ISO 14001
- イ.JIS Q 15001
- ウ.ISO/IEC 27017
- エ.ISO 9001
正解:ウ.ISO/IEC 27017
解説:ISO/IEC 27017は、ISMS規格ISO/IEC 27001/27002を基礎に、クラウドサービス固有の情報セキュリティ管理策を追加したガイドライン規格で正解。ア ISO 14001は環境マネジメント、イ JIS Q 15001は個人情報保護マネジメント(Pマーク基準)、エ ISO 9001は品質マネジメントの規格。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問2
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問381.政府は,官民データ活用推進基本法に定められた“官民データ活用推進基本計画”を策定し,官民データの公開や活用の促進に取り組んでいる。次の組織体のうち,官民データを所有しているものだけを全て挙げたものはどれか。 a 県庁 b 大学 c 電力事業者 d 独立行政法人
- ア.a, b, c
- イ.a, b, c, d
- ウ.a, b, d
- エ.a, c, d
正解:イ.a, b, c, d
解説:官民データ活用推進基本法における「官民データ」は、国・地方公共団体・独立行政法人・事業者等が事務・事業で管理する電磁的記録を広く指す。a県庁(行政)、d独立行政法人はもちろん、b大学(研究・学務データ)、c電力事業者(民間事業者の利用者データ等)もすべて官民データを所有する。よってa,b,c,dのイが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問3
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問382.投資の優先度などの経営の戦略を策定するために,経済価値,希少性,模倣困難性及び組織の四つの要素で評価することによって,自社のもつ資源を分析する手法として,最も適切なものはどれか。
- ア.4P
- イ.PPM
- ウ.SWOT分析
- エ.VRIO分析
正解:エ.VRIO分析
解説:VRIO分析は、経済価値(Value)・希少性(Rarity)・模倣困難性(Imitability)・組織(Organization)の4要素で自社の経営資源を評価し、競争優位の源泉を分析する手法で正解。ア 4Pはマーケティングミックス、イ PPMは事業ポートフォリオ分析、ウ SWOT分析は強み・弱み・機会・脅威の分析。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問4
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問383.A社ではB商品の仕入れと販売を行っている。ある期のB商品の仕入単価は期首から上昇し続け,期末が最も高くなった。当該期の売上原価を“期首棚卸高+当期商品仕入高-期末棚卸高”で計算するとき,期末棚卸高の計算に期末の仕入単価を用いると,B商品の期末棚卸高及び売上原価は,期中の仕入単価の平均値を用いる場合に比べてどのようになるか。
- ア.期末棚卸高,売上原価ともに上がる。
- イ.期末棚卸高,売上原価ともに変わらない。
- ウ.期末棚卸高は上がり,売上原価は下がる。
- エ.期末棚卸高は下がり,売上原価は上がる。
正解:ウ.期末棚卸高は上がり,売上原価は下がる。
解説:仕入単価が期首から上昇し期末が最高なので、期末棚卸高を「期末の仕入単価」で評価すると、期中平均単価で評価する場合より単価が高く、期末棚卸高は上がる。売上原価=期首棚卸高+当期仕入高-期末棚卸高なので、控除する期末棚卸高が上がれば売上原価は下がる。よってウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問5
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問384.特定電子メール法は,電子メールによる一方的な広告宣伝メールの送信を規制する法律である。企業担当者が行った次の電子メールの送信事例のうち,特定電子メール法の規制対象となり得るものはどれか。
- ア.広告宣伝メールの受信を拒否する旨の意思表示がないことを確認したのち,公表されている企業のメールアドレス宛てに広告宣伝メールを送信した。
- イ.受信者から拒否通知があった場合には,それ以降の送信を禁止すればよいと考え,広告宣伝メールを送信した。
- ウ.内容は事務連絡と料金請求なので問題ないと考え,受信者本人の同意なく,メールを送信した。
- エ.長年の取引関係にある企業担当者に対して,これまで納入してきた製品の新バージョンが完成したので,その製品に関する広告宣伝メールを送信した。
正解:イ.受信者から拒否通知があった場合には,それ以降の送信を禁止すればよいと考え,広告宣伝メールを送信した。
解説:特定電子メール法は広告宣伝メールにオプトイン(事前同意)を原則とする。イは、事前同意を得ず「拒否通知が来たら以後止めればよい」というオプトアウト的発想で送信しており、原則に反するため規制対象となり得る。ア・エは公表された企業アドレスや既存取引先への送信でオプトインの例外に該当、ウは事務連絡・料金請求で広告宣伝目的でなく規制対象外。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問6
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問385.新しい概念やアイディアの実証を目的とした,開発の前段階における検証を表す用語はどれか。
- ア.CRM
- イ.PoC
- ウ.RAS
- エ.SLA
正解:イ.PoC
解説:PoC(Proof of Concept、概念実証)は、新しい概念やアイディアが実現可能かを開発の前段階で検証することで正解。ア CRMは顧客関係管理、ウ RASは信頼性・可用性・保守性、エ SLAはサービス品質に関する合意書。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問7
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問386.AIの機械学習で利用するデータの取扱いに関する記述のうち,バイアスの低減やデータの品質を確保するために考えられる対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 学習の目的に適したデータであることを確認する。 b データの入手元・作成来歴を確認する。 c データへのアノテーションの付与は学習目的に合わせて実施する。 d 人間の目でも同定が困難と考えられる画像認識用のデータは除外する。
- ア.a, b
- イ.a, b, c, d
- ウ.a, d
- エ.b, c, d
正解:イ.a, b, c, d
解説:a(学習目的への適合確認)、b(入手元・作成来歴の確認)、c(学習目的に合わせたアノテーション付与)、d(人間でも同定困難なデータの除外)は、いずれもデータのバイアス低減・品質確保に有効な対策である。よってa,b,c,dすべてのイが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問8
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問387.ハッカソンに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.定められたルールの下,ある主題について,肯定派と否定派といった異なる立場に分かれて議論する。
- イ.情報セキュリティ分野で活躍したいという意志をもった若者が,合宿形式で情報セキュリティに関する実践的な知識を学ぶ。
- ウ.プログラマーやデザイナーなどから成る複数の参加チームが,与えられたテーマに関するプロトタイプを短期間で作成し,その成果を発表して競い合う。
- エ.問題解決や利用者獲得などゲーム的な要素のない分野に,デジタル技術を活用したゲームの要素を取り入れることによって,利用者の参加を動機づける。
正解:ウ.プログラマーやデザイナーなどから成る複数の参加チームが,与えられたテーマに関するプロトタイプを短期間で作成し,その成果を発表して競い合う。
解説:ハッカソン(Hack+Marathon)は、プログラマーやデザイナー等のチームが与えられたテーマのプロトタイプを短期間で作成し成果を競い合うイベントで正解。ア はディベート、イ はセキュリティキャンプ等の合宿、エ はゲーミフィケーションの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問9
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問388.生成AIにおいて,もっともらしいが事実とは異なる内容が出力されることを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.エコーチェンバー
- イ.シンギュラリティ
- ウ.ディープフェイク
- エ.ハルシネーション
正解:エ.ハルシネーション
解説:ハルシネーション(幻覚)は、生成AIがもっともらしいが事実と異なる内容を出力する現象で正解。ア エコーチェンバーは同じ意見が増幅される現象、イ シンギュラリティは技術的特異点、ウ ディープフェイクはAIによる偽の合成映像・音声。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問10
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問389.スマートファクトリーにおいても使用されている,FMS (Flexible Manufacturing System) に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.技術革新を効果的に自社の経営に取り入れることによって,企業の成長を図る。
- イ.生産工程の各段階で,原材料から完成製品までの資材の流れを適時・適量に管理する。
- ウ.生産時に必要となる部品などを必要な分だけ供給することによって,生産リードタイムを短縮する。
- エ.複数の工作機械や産業用ロボットなどを有機的に結合し,生産プロセス全体を統括的に制御・管理する。
正解:エ.複数の工作機械や産業用ロボットなどを有機的に結合し,生産プロセス全体を統括的に制御・管理する。
解説:FMS(Flexible Manufacturing System、フレキシブル生産システム)は、複数の工作機械や産業用ロボットを有機的に結合し、生産プロセス全体を統括的に制御・管理して多品種少量生産に柔軟対応する仕組みで正解。ア はMOT、イ はSCM/ロジスティクス、ウ はJIT(ジャストインタイム)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問11
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問390.商標法におけるサービスマークを説明したものはどれか。
- ア.企業が,企業そのものを他社と区別するために表示する商標である。
- イ.製造業者,販売業者が提供する商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
- ウ.大規模小売業者が開発したプライベートブランドの商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
- エ.輸送業者,金融業者などが提供する役務を,他社の役務と区別するために表示する商標である。
正解:エ.輸送業者,金融業者などが提供する役務を,他社の役務と区別するために表示する商標である。
解説:サービスマークは、輸送・金融などの役務(サービス)を他社の役務と区別するために表示する商標で、エが正解。ア は企業自体を示すハウスマーク、イ は商品を区別する(狭義の)商品商標、ウ はプライベートブランドの説明。日本の商標法は商品商標に加え役務商標(サービスマーク)を保護対象とする。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問12
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問391.新しいITソリューションの活用の是非を判断するために,そのITソリューションの提供者に,活用事例や技術情報などの提供を依頼する文書として,最も適切なものはどれか。
- ア.EDI
- イ.KPI
- ウ.RFI
- エ.RFP
正解:ウ.RFI
解説:RFI(Request for Information、情報提供依頼書)は、ITソリューション導入の是非を判断するため、提供者に活用事例や技術情報の提供を依頼する文書で正解。ア EDIは電子データ交換、イ KPIは重要業績評価指標、エ RFP(提案依頼書)はベンダーに具体的な提案・見積りを依頼する文書。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問13
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問392.事業,経営情報に知財情報を組み込んで分析し,現状の俯瞰や将来展望などの分析結果を事業責任者,経営者と共有し,事業戦略又は経営戦略に反映させることを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.CVC (Corporate Venture Capital)
- イ.IPランドスケープ (Intellectual Property Landscape)
- ウ.MOT (Management of Technology)
- エ.SWOT分析
正解:イ.IPランドスケープ (Intellectual Property Landscape)
解説:IPランドスケープは、事業・経営情報に知財(特許等)情報を組み込んで分析し、現状俯瞰や将来展望を経営層と共有して事業・経営戦略に反映させる活動で正解。ア CVCは事業会社によるベンチャー投資、ウ MOTは技術経営、エ SWOT分析は強み・弱み・機会・脅威の分析。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問14
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問393.事業運営における意思決定の迅速化,組織の独立採算の推進を目的とし,一つの企業の中に事業領域ごとに独立した組織を設置する組織形態はどれか。
- ア.カンパニー制組織
- イ.機能別組織
- ウ.プロジェクト組織
- エ.マトリックス組織
正解:ア.カンパニー制組織
解説:カンパニー制組織は、一つの企業内に事業領域ごとの独立した組織(社内カンパニー)を設け、独立採算と権限委譲により意思決定の迅速化を図る組織形態で正解。イ 機能別組織は職能別、ウ プロジェクト組織は特定目的の一時的組織、エ マトリックス組織は機能軸と事業軸を組み合わせた組織。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問15
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問394.他人の電子メールの利用者IDとパスワードの取扱いに関する記述のうち,不正アクセス禁止法で規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。 a 正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。 b 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするマルウェアを作成する。 c 本人に無断で使用して,メールサーバ上の電子メールを閲覧する。
- ア.a, b, c
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.c
正解:イ.a, c
解説:不正アクセス禁止法は、a(正当な理由なく本人に無断で他人のID・パスワードを第三者に提供する=不正アクセス助長行為)と、c(本人に無断で使用してアクセスする=不正アクセス行為)を規制する。bのマルウェア作成は同法ではなく刑法の不正指令電磁的記録作成罪の対象。よってa,cのイが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問16
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問395.プロセスマイニングに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.一連の業務で実際に遂行したシステムの操作ログなどを収集し,現行の業務プロセスの可視化,分析,モニタリングによって業務の課題を特定して改善を図る手法やツールである。
- イ.業務プロセスをそれまでの習慣などにとらわれず,抜本的に再構築して業務効率の改善を図る手法である。
- ウ.コンタクトセンターへの問合せ内容やSNSの投稿内容の分析などの業務プロセスで用いられる,膨大な文章データから必要な情報を抽出して分析する手法である。
- エ.大量の計算処理で正しい値を算出する一連のプロセスを通じて,暗号資産を取得する手段である。
正解:ア.一連の業務で実際に遂行したシステムの操作ログなどを収集し,現行の業務プロセスの可視化,分析,モニタリングによって業務の課題を特定して改善を図る手法やツールである。
解説:プロセスマイニングは、実際の業務システムの操作ログ等を収集し、現行業務プロセスを可視化・分析・モニタリングして課題を特定・改善する手法やツールで正解。イ はBPR、ウ はテキストマイニング、エ は暗号資産のマイニングの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問17
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問396.ITにおけるアクセシビリティに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.高齢者や障害者などを含め,様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計
- イ.顧客データを基に顧客を識別し,コールセンターやインターネットなどの様々なチャネルを用いて顧客との関係を深める手法
- ウ.製品,システム,サービスなどにおいて,それらを使用する場面をイメージしたり実際に利用したりすることで得られる人の感じ方や反応
- エ.特定のファイルやデータベースなどの情報資産に対し,参照や更新などの権限の認可や制限を確実にする手段
正解:ア.高齢者や障害者などを含め,様々な能力や特性をもつ幅広い層の人が等しく利用できるように配慮したソフトウェア製品の設計
解説:アクセシビリティは、高齢者や障害者を含む多様な能力・特性をもつ幅広い人が等しく利用できるよう配慮した設計で、アが正解。イ はCRM、ウ はUX(ユーザーエクスペリエンス)、エ はアクセス制御(認可)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問18
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問397.仮想環境を用いた技術であるAR又はVRの活用事例のうち,VRの活用事例として,最も適切なものはどれか。
- ア.顔を覆うように頭部にゴーグルを装着し,そのゴーグル内に投影された仮想空間に広がる火災や地震の映像を見ながら避難方法をイメージすることによって,防災訓練が行える。
- イ.家具をオンラインで購入するときに,スマートフォンのカメラを通して画面に映っている現実の自分の部屋に,購入したい家具をリアルタイムに重ねて試し置きできる。
- ウ.史跡などにスマートフォンを向けることによって,昔あった建物の画像や説明情報が現実の風景と重なって画面に表示される。
- エ.図鑑にスマートフォンをかざすことによって,図鑑の絵や写真に重なって生物の動画が見られる。
正解:ア.顔を覆うように頭部にゴーグルを装着し,そのゴーグル内に投影された仮想空間に広がる火災や地震の映像を見ながら避難方法をイメージすることによって,防災訓練が行える。
解説:VR(仮想現実)はゴーグルで完全な仮想空間に没入する技術で、火災や地震の映像を見て避難を体験する防災訓練のアが該当する。イ(部屋に家具を試し置き)、ウ(史跡に昔の建物を重ねる)、エ(図鑑に動画を重ねる)は、いずれも現実の風景に情報を重ねるAR(拡張現実)の事例。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問19
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問398.ソフトウェアライフサイクルを企画プロセス,要件定義プロセス,開発プロセス,保守プロセスに分けたとき,企画プロセスのシステム化構想の立案時にベンダー企業から収集する情報として,最も適切なものはどれか。
- ア.システム化計画に基づいた開発コストの見積り
- イ.システム化する業務の分野に関する情報技術動向
- ウ.システム構築を進めるに当たっての発注元企業の役割
- エ.ベンダー企業の技術者が保有している技術資格
正解:イ.システム化する業務の分野に関する情報技術動向
解説:企画プロセスのシステム化構想立案時は、まず対象業務分野の情報技術動向をベンダー企業から収集して構想の方向性を検討するため、イが正解。ア の開発コスト見積りはシステム化計画確定後、ウ の発注元企業の役割は自社側で整理する事項、エ のベンダー技術者の保有資格は構想立案に不要な情報。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問20
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問399.基本的な機能やサービスは無償で提供し,追加の機能やサービスを有償で提供することで利益を上げるビジネスモデルを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.フリーウェア
- イ.フリーミアム
- ウ.フリーライド
- エ.フリーランス
正解:イ.フリーミアム
解説:「フリーミアム」はFree(無料)+Premium(割増)の造語で、基本機能を無償提供し、高度な追加機能を有償にして収益化するモデル。正解はイ。アのフリーウェアは無償配布ソフトそのもの、ウのフリーライドは「ただ乗り」、エのフリーランスは個人事業の働き方を指し、いずれもビジネスモデル名ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問21
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問400.営業部のAさんは,営業担当者10人の営業成績が一目で分かるように,各営業担当者が提出する営業見込みと実績を毎月集約してグラフ化したいと考えている。この問題を解決するために適用する技術やツールとして,最も適切なものはどれか。
- ア.データを学習し,分析するAI
- イ.データを自動収集し,データベースに蓄積するIoT
- ウ.入力したデータを,加工して見せるオフィスツール
- エ.ビッグデータを,様々な手法で分析するデータサイエンス
正解:ウ.入力したデータを,加工して見せるオフィスツール
解説:営業担当10人分の見込みと実績を毎月集約してグラフ化するだけなら、表計算ソフトなどのオフィスツールで入力データを加工・可視化すれば十分であり、最も適切なのはウ。ア(AI)、イ(IoT)、エ(データサイエンス)は少人数の定型的な集計・作図には過剰で、目的に見合わない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問22
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問401.コーポレートガバナンスの強化に有効な施策だけを全て挙げたものはどれか。 a 株式公開買付けによる企業の買収 b 執行役員制度の導入による経営と執行の分離 c 独立性の高い社外取締役の選任
- ア.a, b
- イ.a, b, c
- ウ.b, c
- エ.c
正解:ウ.b, c
解説:コーポレートガバナンス(企業統治)は経営を監督・けん制する仕組みの強化を指す。b(執行役員制度で経営と執行を分離)と c(独立性の高い社外取締役の選任)はいずれも監督機能を高めるので有効であり、正解はウ。a の株式公開買付け(TOB)による買収は自社統治の強化策ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問23
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問402.RPAに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.企業の一部の業務を外部の組織に委託することによって,自社のリソースを重要な領域に集中したり,コストの最適化や業務の高効率化などを実現したりする。
- イ.組立てや搬送などにハードウェアのロボットを用いることによって,工場の生産活動の自動化を実現する。
- ウ.システムの利用者が,主体的にシステム管理や運用を行うことによって,利用者のITリテラシーの向上や,システムベンダーへの依存の軽減などを実現する。
- エ.ホワイトカラーの定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る。
正解:エ.ホワイトカラーの定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る。
解説:RPA(Robotic Process Automation)は、ホワイトカラーの定型的な事務作業をソフトウェアのロボットに代替させて自動化・効率化する技術で、正解はエ。アはBPO(業務のアウトソーシング)、イは工場の産業用ロボットによるFA、ウはEUC(利用者主体のシステム運用)の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問24
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問403.ブロックチェーンを適用した事例として,最も適切なものはどれか。
- ア.証券会社が,取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として,従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
- イ.商品先物取引所を運営する認可法人が,取引量を拡大することを目的として,現在およそ1秒以上要している注文受付の応答時間を,1秒未満に改善した。
- ウ.ビジネス路線を中心に運航する航空会社が,顧客の利便性向上と競合他社に対する競争力強化を目的として,出発1時間前まで何回でも予約の変更を可能とする新しいサービスを開始した。
- エ.服飾雑貨製造会社が,自社の商品企画に活用することを目的として,過去の全ての自社商品に関する大量の画像及び社内会議の音声データをデータベースに保存し,従業員がいつでも検索できるようにした。
正解:ア.証券会社が,取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として,従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
解説:ブロックチェーンは分散台帳により取引記録の改ざんや不整合を防ぐ技術で、デジタル社債の発行(ア)が適例。イは応答時間の高速化(処理性能の話)、ウは予約変更サービス、エは画像・音声のデータベース検索であり、いずれもブロックチェーンの特性とは無関係。正解はア。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問25
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問404.4月1日から5月31日までに,取引①から取引⑤があった。各取引の受注,売上計上,現金回収の状況が表のとおりであるとき,この取引先に対する5月31日時点の売掛金は何万円か。ここで,4月1日時点で売掛金残高はないものとする。

- ア.1,000
- イ.1,400
- ウ.2,300
- エ.2,700
正解:ウ.2,300
解説:売掛金は「売上計上済みだが未回収」の金額で、受注だけでは計上されず、現金回収で消える。取引①(売上800・回収800)と②(売上500・回収500)は残高0。取引③(売上1,300・未回収)で+1,300、取引④(売上1,000・未回収)で+1,000、取引⑤は受注のみで売上計上なし=0。よって5月31日時点の売掛金=1,300+1,000=2,300万円で、正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問26
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問405.業務と情報システムを最適にすることを目的として,業務と情報システムの現状の把握と目標とする理想像の設定から現状と理想との乖離を明確にし,目標に向けた改善活動を移行計画として定義したい。このときに用いられる手法として,最も適切なものはどれか。
- ア.BI (Business Intelligence)
- イ.EA (Enterprise Architecture)
- ウ.MOT (Management of Technology)
- エ.SOA (Service Oriented Architecture)
正解:イ.EA (Enterprise Architecture)
解説:EA(Enterprise Architecture)は、業務と情報システムの現状(As-Is)と理想像(To-Be)を把握して両者の乖離を明確化し、目標に向けた移行計画を定義する手法で、正解はイ。アのBIは蓄積データの分析・意思決定支援、ウのMOTは技術経営、エのSOAはサービス部品を組み合わせるシステム設計思想で、いずれも移行計画策定の手法ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問27
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問406.生成 AI に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.一切の学習を必要とせずに,新しいコンテンツを生成する。
- イ.過去のデータから項目間の相関などを学習したモデルを用いて,現在のデータから将来の値を予測して出力する。
- ウ.作成したシナリオに基づいて動作するソフトウェアロボットによって,業務を自動化する。
- エ.自然言語で指示された内容に従って,事前に学習したデータを基に,新しいコンテンツを生成する。
正解:エ.自然言語で指示された内容に従って,事前に学習したデータを基に,新しいコンテンツを生成する。
解説:生成AIは、自然言語などの指示に従い、事前に学習した大量データを基に新しいコンテンツ(文章・画像等)を生成する技術で、正解はエ。アの「一切の学習を必要とせず」は誤りで大量学習が前提。イは回帰などの予測モデル、ウはRPAの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問28
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問407.企業経営の中核となる考え方を,ミッション,ビジョン,バリューの三つに分けて示す場合,ビジョンとして示すものとして,最も適切なものはどれか。
- ア.企業の存在意義や使命
- イ.企業の存在意義や使命をふまえた,ある時点でのありたい姿
- ウ.戦略を実現するために重要となる業績管理指標
- エ.戦略を実現するために重要となる成功要因
正解:イ.企業の存在意義や使命をふまえた,ある時点でのありたい姿
解説:ミッション・ビジョン・バリューのうち、ビジョンは「使命(ミッション)をふまえて到達したい、ある時点でのありたい姿」を示すもので、正解はイ。アの存在意義・使命はミッション、ウの業績管理指標はKPI、エの重要成功要因はCSF(KFS)に当たる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問29
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問408.著作権に関して,次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 a は著作権法による保護の対象になるが, b は対象にならない。

- ア.a:アルゴリズム,b:操作マニュアル
- イ.a:アルゴリズム,b:通信プロトコル
- ウ.a:ソースプログラム,b:操作マニュアル
- エ.a:ソースプログラム,b:通信プロトコル
正解:エ.a:ソースプログラム,b:通信プロトコル
解説:著作権法はプログラム(表現)を保護対象とするが、アルゴリズムやプログラム言語・規約(プロトコル)は同法10条3項で保護対象外とされる。よってa=ソースプログラム(保護対象○)、b=通信プロトコル(対象外○)の組合せが正しく、正解はエ。アルゴリズムは保護されないためa不適、操作マニュアルは言語の著作物として保護されうるためb不適となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問30
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問409.ERP システムの説明として,適切なものはどれか。
- ア.企業内の個人がもつ営業に関する知識やノウハウを収集し,共有することによって,効率的,効果的な営業活動を支援するシステム
- イ.経理や人事,生産,販売などの基幹業務と関連する情報を一元管理し,経営資源を最適配分することによって,効率的な経営の実現を支援するシステム
- ウ.原材料の調達から生産,販売に関する情報を,企業間で共有・管理することによって,ビジネスプロセスの全体最適を目指すシステム
- エ.個々の顧客に関する情報や対応履歴などを管理することによって,きめ細かい顧客対応を実施し,顧客満足度の向上を支援するシステム
正解:イ.経理や人事,生産,販売などの基幹業務と関連する情報を一元管理し,経営資源を最適配分することによって,効率的な経営の実現を支援するシステム
解説:ERP(Enterprise Resource Planning)は、経理・人事・生産・販売などの基幹業務と関連情報を一元管理し、経営資源を最適に配分して効率的な経営を支援するシステムで、正解はイ。アはSFA/ナレッジ管理、ウはSCM、エはCRMの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問31
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問410.公共交通機関での移動履歴,Web サイトでの商品検索履歴,SNS やブログで発信したデータなど,個人の活動を記録する技術,又は記録そのものを表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア.アクティビティ
- イ.トランザクション
- ウ.ライフログ
- エ.レコードキーピング
正解:ウ.ライフログ
解説:ライフログは、移動履歴・検索履歴・SNS投稿など個人の活動を記録する技術やその記録そのものを指す用語で、正解はウ。アのアクティビティ、イのトランザクション、エのレコードキーピングは、この意味を表す一般的用語ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問32
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問411.自動運転の水準は,一般的に“レベル1”から“レベル5”に分けられている。“条件付運転自動化”と呼ばれる“レベル3”が示す自動運転の水準に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.運転の主体はシステムであり,人間が運転する必要はないが,システムによる自動運転の継続が難しい場合は,人間が運転しなければならない。
- イ.運転の主体はシステムであり,人間が運転する必要はないので,ハンドルやペダルなどの運転装置は不要だが,自動運転できる地域は限られる。
- ウ.運転の主体は人間であり,高速道路で車線を維持しながら前の自動車に付いて走る機能のように,ハンドルと加減速の操作をシステムが支援する。
- エ.運転の主体は人間であり,自動ブレーキや急発進防止システムのように,前方又は後方の状況によって,システムが運転の一部を支援する。
正解:ア.運転の主体はシステムであり,人間が運転する必要はないが,システムによる自動運転の継続が難しい場合は,人間が運転しなければならない。
解説:自動運転レベル3(条件付運転自動化)は、限定条件下で運転の主体がシステムに移るが、システムが継続困難となった場合はドライバーが運転を引き継がなければならない水準で、正解はア。イはレベル4/5(限定領域での完全自動化)、ウはレベル2(ハンドルと加減速の複合支援)、エはレベル1(自動ブレーキ等の一部支援)に相当する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問33
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問412.ある商品を5,000個販売したところ,売上げが6,000万円,利益が400万円となった。商品1個当たりの変動費が7,000円であるとき,利益を1,000万円以上にするためには,少なくともあと何個販売すればよいか。
- ア.500
- イ.1,200
- ウ.6,200
- エ.7,500
正解:イ.1,200
解説:1個当たり販売価格=6,000万円÷5,000個=12,000円。限界利益=12,000−7,000(変動費)=5,000円/個。固定費=売上6,000万−変動費3,500万(7,000×5,000)−利益400万=2,100万円。追加販売数をxとすると、5,000×(5,000+x)−2,100万≧1,000万 → 5,000x≧6,000,000 → x≧1,200。よって少なくともあと1,200個で、正解はイ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問34
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問413.2進数の「1010」を10進数に変換するといくつになるか。
- ア.8
- イ.12
- ウ.10
- エ.14
正解:ウ.10
解説:1010(2) = 1×8 + 0×4 + 1×2 + 0×1 = 10(10) です。
-
問414.CPUの主な役割として正しいものはどれか。
- ア.電力を供給する
- イ.データを長期保存する
- ウ.ネットワーク通信を制御する
- エ.プログラムの命令を解釈し実行する
正解:エ.プログラムの命令を解釈し実行する
解説:CPU(中央処理装置)はプログラムの命令を読み込み、解釈し、演算・制御を行うコンピュータの中核部品です。
-
問415.RAMは電源を切っても記憶内容が保持される不揮発性メモリである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RAMは電源を切ると記憶内容が消える揮発性メモリである。電源を切っても保持されるのはROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ。
-
問416.SSDはHDDに比べて一般的にデータの読み書き速度が遅い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SSDは半導体メモリで物理的な可動部がないため、HDDより読み書き速度が速い。
-
問417.OSの役割として正しいものはどれか。
- ア.ハードウェアとアプリケーションの仲介
- イ.文書の作成と編集
- ウ.表計算処理
- エ.プレゼンテーション作成
正解:ア.ハードウェアとアプリケーションの仲介
解説:OS(Operating System)はハードウェアを管理し、アプリケーションソフトウェアが動作するための基盤を提供します。
-
問418.データベースにおけるSQLのSELECT文は、データの検索に使用される。
正解:○(正しい)
解説:SELECT文はデータベースからデータを検索・取得するためのSQL文です。
-
問419.リレーショナルデータベースで、主キーの説明として正しいものはどれか。
- ア.テーブル間の関連を示す項目
- イ.レコードを一意に識別するための項目
- ウ.暗号化のための鍵
- エ.バックアップの基準となる項目
正解:イ.レコードを一意に識別するための項目
解説:主キー(プライマリキー)は各レコード(行)を一意に識別するための項目で、重複やNULLは許されません。
-
問420.LANはLong Area Networkの略で、広域なネットワークのことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。LANはLocal Area Networkの略で、企業内・建物内など限定された範囲のネットワーク。広域はWAN(Wide Area Network)。
-
問421.IPアドレスの説明として正しいものはどれか。
- ア.メールの件名
- イ.Webページの名前
- ウ.ネットワーク上の機器を識別するための番号
- エ.ファイルの保存場所
正解:ウ.ネットワーク上の機器を識別するための番号
解説:IPアドレスはネットワーク上の各機器を一意に識別するための論理アドレスです。
-
問422.DNSはIPアドレスを暗号化するための仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DNS(Domain Name System)はドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決の仕組みであり、暗号化機能ではない。
-
問423.HTTPSの「S」は何を表すか。
- ア.System
- イ.Speed
- ウ.Standard
- エ.Secure
正解:エ.Secure
解説:HTTPSのSはSecureの略で、SSL/TLSによる暗号化通信を行うHTTPプロトコルです。
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問424.クラウドコンピューティングでは、インターネット経由でITリソースを利用できる。
正解:○(正しい)
解説:クラウドコンピューティングはサーバ・ストレージ・ソフトウェア等のITリソースをインターネット経由で利用する形態です。
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問425.IoT(Internet of Things)の説明として正しいものはどれか。
- ア.さまざまなモノがインターネットに接続されること
- イ.高速なインターネット回線
- ウ.インターネットの利用料金
- エ.インターネットの通信規格
正解:ア.さまざまなモノがインターネットに接続されること
解説:IoTは家電・自動車・センサーなどの「モノ」がインターネットに接続され、相互に通信する概念です。
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問426.AIにおける機械学習とは、データからパターンを自動的に学習する技術である。
正解:○(正しい)
解説:機械学習は大量のデータからパターンやルールをコンピュータが自動的に学習し、予測や判断を行う技術です。
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問427.API(Application Programming Interface)の説明として正しいものはどれか。
- ア.アプリケーションの画面デザイン
- イ.ソフトウェアの機能を外部から利用するための仕組み
- ウ.プログラミング言語の一種
- エ.ハードウェアの接続端子
正解:イ.ソフトウェアの機能を外部から利用するための仕組み
解説:APIはソフトウェアの機能や情報を外部のプログラムから利用するためのインターフェース仕様です。
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問428.RPA(Robotic Process Automation)は、定型業務をソフトウェアロボットで自動化する技術である。
正解:○(正しい)
解説:RPAはPC上の定型的なデスクワーク(データ入力、転記等)をソフトウェアロボットで自動化する技術です。
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問429.USBメモリは電源を切るとデータが消える揮発性の記憶装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。USBメモリはフラッシュメモリを用いた不揮発性の記憶装置であり、電源を切ってもデータは保持される。
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問430.プログラミング言語の分類で、コンパイラ型言語の特徴として正しいものはどれか。
- ア.翻訳せずにそのまま実行する
- イ.1行ずつ翻訳しながら実行する
- ウ.ソースコード全体を機械語に翻訳してから実行する
- エ.ハードウェアが直接理解できる言語
正解:ウ.ソースコード全体を機械語に翻訳してから実行する
解説:コンパイラ型言語はソースコード全体をまとめて機械語に翻訳(コンパイル)してから実行します。
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問431.E-R図は、エンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)を表現する図である。
正解:○(正しい)
解説:E-R図(Entity-Relationship Diagram)はデータベース設計でエンティティ(実体)とその間の関連を視覚的に表現します。
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問432.ストレージの容量の大小関係として正しいものはどれか。
- ア.1KB > 1MB > 1GB > 1TB
- イ.1GB > 1TB > 1MB > 1KB
- ウ.1MB > 1GB > 1TB > 1KB
- エ.1TB > 1GB > 1MB > 1KB
正解:エ.1TB > 1GB > 1MB > 1KB
解説:1TB = 1024GB、1GB = 1024MB、1MB = 1024KBの関係があり、TB > GB > MB > KB の順に大きくなります。
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問433.エッジコンピューティングの説明として正しいものはどれか。
- ア.メインフレームで集中処理を行う手法
- イ.すべてのデータをクラウドに集約して一括処理する手法
- ウ.データの発生源に近い場所でデータ処理を行う分散コンピューティング手法
- エ.データを物理メディアで郵送して処理する手法
正解:ウ.データの発生源に近い場所でデータ処理を行う分散コンピューティング手法
解説:エッジコンピューティングはIoT機器や拠点等のデータ発生源(エッジ)に近い場所で処理を行い、低遅延・帯域節約・プライバシー保護を実現する手法です。
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問434.5Gの主な特徴は、低速・小容量・高遅延・少数同時接続である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。5Gの特徴は高速大容量・超低遅延・多数同時接続。低速・小容量等は4G以前と比較して劣る性能であり5Gの説明として誤り。
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問435.コンテナ技術の説明として正しいものはどれか。
- ア.ネットワーク機器を一つのラックに集約する技術
- イ.データを物理的な箱に入れて保管する技術
- ウ.サーバの筐体を小型化する技術
- エ.アプリケーションとその実行環境を軽量にパッケージ化して移植性を高める技術
正解:エ.アプリケーションとその実行環境を軽量にパッケージ化して移植性を高める技術
解説:コンテナ技術(Docker等)はアプリケーションとその依存関係をコンテナにパッケージ化し、環境に依存せずに動作させる仮想化技術です。VMより軽量で起動が高速です。
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問436.ディープラーニング(深層学習)は、ニューラルネットワークの層を深くして複雑なパターンを学習する機械学習手法である。
正解:○(正しい)
解説:ディープラーニングは多層のニューラルネットワーク(CNN、RNN等)を用いて、画像認識・自然言語処理等の複雑なタスクで高い精度を発揮する手法です。
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問437.ブロックチェーンの特徴として正しいものはどれか。
- ア.分散型の台帳技術で、データの改ざんが極めて困難
- イ.中央管理者が全データを一元管理する技術
- ウ.データの読み書き速度がリレーショナルDBより常に速い
- エ.暗号化されたデータは復元できない技術
正解:ア.分散型の台帳技術で、データの改ざんが極めて困難
解説:ブロックチェーンはP2Pネットワークの参加者がデータを共有・検証する分散型台帳技術で、暗号技術によりデータの改ざん耐性が高い特徴があります。
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問438.NATの役割は、ドメイン名とIPアドレスを相互変換することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NAT(Network Address Translation)はプライベートIPとグローバルIPを変換する技術。ドメイン名とIPの変換はDNSの役割。
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問439.仮想化技術のハイパーバイザーの説明として正しいものはどれか。
- ア.仮想通貨のマイニングを行うハードウェア
- イ.物理サーバ上で複数の仮想マシンを動作させるためのソフトウェア
- ウ.ネットワーク上の通信を監視するソフトウェア
- エ.データベースの性能を最適化するツール
正解:イ.物理サーバ上で複数の仮想マシンを動作させるためのソフトウェア
解説:ハイパーバイザーは物理ハードウェア上に仮想的なコンピュータ環境(VM)を複数作成・管理するソフトウェアです。VMware、Hyper-V、KVM等が代表例です。
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問440.NoSQLデータベースはリレーショナルモデルに依存せず、大量データの高速処理に適している。
正解:○(正しい)
解説:NoSQL(Not Only SQL)はキーバリュー型、ドキュメント型、カラム型、グラフ型等の非リレーショナルなデータモデルで、ビッグデータの高速処理やスケーラビリティに優れています。
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問441.OSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)で動作する機器はどれか。
- ア.リピーター
- イ.スイッチングハブ(L2スイッチ)
- ウ.ルーター
- エ.アクセスポイント
正解:ウ.ルーター
解説:ルーターはOSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)で動作し、IPアドレスに基づいてパケットの経路制御(ルーティング)を行います。L2スイッチは第2層で動作します。
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問442.IaaS(Infrastructure as a Service)では、完成したアプリケーションソフトウェアをサービスとして提供する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IaaSは仮想サーバ・ストレージ等のインフラを提供する形態。完成したアプリ提供はSaaS(Software as a Service)。
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問443.GPUの主な用途として近年注目されているものはどれか。
- ア.メールサーバの管理
- イ.文書ファイルの圧縮・解凍
- ウ.プリンターの印刷制御
- エ.AI・機械学習の大規模並列演算処理
正解:エ.AI・機械学習の大規模並列演算処理
解説:GPU(Graphics Processing Unit)は元々グラフィックス処理用ですが、大量の並列演算が得意な特性を活かし、AIのディープラーニングや科学技術計算に広く活用されています。
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問444.LPWA(Low Power Wide Area)は、低消費電力で広範囲の通信が可能なIoT向け無線通信技術である。
正解:○(正しい)
解説:LPWAは低消費電力で数km〜数十kmの長距離通信が可能な無線通信技術の総称で、IoTセンサー等のデータ送信に適しています。LoRaWAN、Sigfox等が代表例です。
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問445.サーバレスアーキテクチャの説明として正しいものはどれか。
- ア.サーバの管理をクラウド事業者に委ね、開発者はコードの実行に集中できるアーキテクチャ
- イ.物理サーバを一切使用しないアーキテクチャ
- ウ.サーバを自社で保有・運用するアーキテクチャ
- エ.サーバOSにLinuxのみを使用するアーキテクチャ
正解:ア.サーバの管理をクラウド事業者に委ね、開発者はコードの実行に集中できるアーキテクチャ
解説:サーバレスはサーバ管理をクラウド事業者が担い、開発者はビジネスロジックの実装に集中できるアーキテクチャです。AWS Lambda等のFaaS(Function as a Service)が代表例です。
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問446.RAID 1(ミラーリング)は、データを複数のディスクに分散して書き込むことで高速化を図る方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RAID 1は同じデータを2つのディスクに書き込み冗長性を確保する方式(ミラーリング)。データを分散して高速化するのはRAID 0(ストライピング)。
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問447.整列済みのデータ列から目的のデータを探すとき、探索範囲を半分ずつ絞り込んでいく方法はどれか。
- ア.線形探索法
- イ.2分探索法
- ウ.ハッシュ法
- エ.総当たり法
正解:イ.2分探索法
解説:2分探索法は、真ん中の値と探したい値を比べ、大小に応じて探索範囲を半分に絞る操作を繰り返します。あらかじめ整列されている必要がありますが、データが増えても探索回数はゆるやかにしか増えません。先頭から順に調べるのが線形探索法です。
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問448.デジタルツインとは、現実世界のモノやプロセスをデジタル空間上に再現する技術である。
正解:○(正しい)
解説:デジタルツインはIoTセンサー等から収集したデータを基に、物理的な製品や設備をデジタル空間上にリアルタイムで再現し、シミュレーションや予測に活用する技術です。
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問449.IPv6アドレスの長さとして正しいものはどれか。
- ア.64ビット
- イ.32ビット
- ウ.128ビット
- エ.256ビット
正解:ウ.128ビット
解説:IPv6アドレスは128ビット長で、約3.4×10の38乗個のアドレスを提供します。IPv4の32ビット(約43億個)と比べ、実質無限に近いアドレス空間を持ちます。
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問450.アルゴリズムの計算量を表すO記法において、O(n log n)は一般的にO(n²)よりも効率が悪い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。nが大きくなるほどn²はn log nより急速に増大するため、O(n log n)の方が効率が良い。クイックソート等がO(n log n)、バブルソート等がO(n²)。
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問451.SDN(Software Defined Networking)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ネットワーク上のソフトウェアライセンスを管理する技術
- イ.ネットワーク機器をすべてソフトウェアでシミュレーションする技術
- ウ.ソフトウェアのバグをネットワーク経由で修正する技術
- エ.ネットワークの制御をソフトウェアで一元管理し、柔軟に構成変更できる技術
正解:エ.ネットワークの制御をソフトウェアで一元管理し、柔軟に構成変更できる技術
解説:SDNはネットワーク機器のデータ転送機能と制御機能を分離し、制御をソフトウェア(SDNコントローラー)で集中管理することで、柔軟かつ動的なネットワーク構成を可能にする技術です。
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問452.PaaS(Platform as a Service)では、物理サーバや物理ストレージといったハードウェアそのものをサービスとして提供する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PaaSはOS・ミドルウェア等のアプリ実行環境(プラットフォーム)を提供する形態。物理ハードウェア提供はIaaSに該当する。
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問453.情報量を表す接頭語を10のべき乗で数えるとき、1Tバイトは何kバイトか。
- ア.10の3乗kバイト
- イ.10の6乗kバイト
- ウ.10の9乗kバイト
- エ.10の12乗kバイト
正解:ウ.10の9乗kバイト
解説:接頭語は、k(キロ)が10の3乗、M(メガ)が10の6乗、G(ギガ)が10の9乗、T(テラ)が10の12乗、P(ペタ)が10の15乗を表す。1Tバイトは10の12乗バイト、1kバイトは10の3乗バイトなので、1Tバイト=10の12乗÷10の3乗=10の9乗kバイトとなる。10の3乗は1TバイトをGバイトで、10の6乗はMバイトで表した値、10の12乗はバイトで表した値で、kバイトで表した値ではない。なお、小さい方の接頭語はm(ミリ)が10のマイナス3乗、μ(マイクロ)が10のマイナス6乗を表す。
根拠: IPA「ITパスポート試験 シラバス Ver.6.5」 35. 情報に関する理論 (1) 情報量の単位(ビット,バイトなどの情報量や,接頭語(k,M,G,T,P,m,μ,n,p など)を使った表し方)(PDF 40枚目) / 計量単位令 第4条 (出典: e-Gov法令検索)
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問454.CDN(Content Delivery Network)は、世界中のユーザのアクセスを単一のオリジンサーバに集約して処理する仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CDNはコンテンツを地理的に分散したエッジサーバに配置し、ユーザに近いサーバから配信することで高速化と負荷分散を図る仕組み。
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問455.WebSocketの特徴として正しいものはどれか。
- ア.サーバからクライアントへの一方向通信のみ可能
- イ.クライアントとサーバ間で双方向のリアルタイム通信が可能
- ウ.ファイル転送専用のプロトコル
- エ.メール送受信専用のプロトコル
正解:イ.クライアントとサーバ間で双方向のリアルタイム通信が可能
解説:WebSocketはHTTP接続を通じて確立される全二重通信プロトコルで、サーバとクライアント間でリアルタイムに双方向のデータ通信が可能です。チャットアプリ等で利用されます。
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問456.オブジェクト指向プログラミングの3大特性は、カプセル化・継承・正規化である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OOPの3大特性はカプセル化・継承・ポリモーフィズム(多態性)。正規化はデータベース設計の概念であり関係ない。
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問457.マルチクラウド戦略の利点として正しいものはどれか。
- ア.運用管理が単一クラウドより必ず簡単になる
- イ.クラウドの利用料金が必ず安くなる
- ウ.特定のクラウド事業者へのベンダーロックインを回避できる
- エ.セキュリティの設定が自動的に統一される
正解:ウ.特定のクラウド事業者へのベンダーロックインを回避できる
解説:マルチクラウドは複数のクラウド事業者を併用する戦略で、ベンダーロックイン回避・各社の強みを活用・障害時のリスク分散等の利点があります。ただし管理の複雑さは増します。
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問458.Git(バージョン管理システム)はソースコードの変更履歴を管理し、複数人での共同開発を支援するツールである。
正解:○(正しい)
解説:Gitは分散型バージョン管理システムで、ソースコードの変更履歴を記録・管理し、ブランチ機能やマージ機能により複数の開発者が並行して開発する環境を支援します。
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問459.データレイクの説明として正しいものはどれか。
- ア.少量の重要データのみを厳選して保管する仕組み
- イ.データを高度に正規化して格納するリレーショナルDB
- ウ.データを定期的に自動削除するストレージ
- エ.構造化・非構造化データを問わず生のまま大量に蓄積するストレージ
正解:エ.構造化・非構造化データを問わず生のまま大量に蓄積するストレージ
解説:データレイクはCSV、JSON、画像、ログ等の構造化・半構造化・非構造化データを加工せず生の形式で大量に蓄積し、後から分析に活用するストレージ基盤です。
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問460.TCP/IP通信において、TCPはコネクションレス型のプロトコルで信頼性は保証されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TCPはコネクション型でハンドシェイク・再送制御等により信頼性の高いデータ転送を保証する。コネクションレスで信頼性を保証しないのはUDP。
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問461.SoC(System on a Chip)の説明として正しいものはどれか。
- ア.CPU、メモリ、通信機能等を1つのチップに統合した集積回路
- イ.サーバを1つのラックに集約したシステム
- ウ.複数のOSを1台のPCで動作させるシステム
- エ.ソフトウェアのソースコードを管理するシステム
正解:ア.CPU、メモリ、通信機能等を1つのチップに統合した集積回路
解説:SoCはCPU・GPU・メモリコントローラ・通信チップ等を1つの半導体チップに統合した集積回路で、スマートフォンやIoT機器等に広く使われています。
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問462.クラウドネイティブとは、クラウド環境の利点を最大限に活かすようにアプリケーションを設計・構築するアプローチである。
正解:○(正しい)
解説:クラウドネイティブはコンテナ、マイクロサービス、CI/CD、宣言型API等を活用し、クラウド環境でスケーラブルかつ回復力のあるアプリケーションを構築するアプローチです。CNCFが推進しています。
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問463.OSI参照モデルの第1層(物理層)は、電気信号やビット列の伝送に関する規定を定めている。
正解:○(正しい)
解説:物理層はケーブルの種類、コネクタの形状、電圧レベル、ビットレートなど、物理的な接続と信号伝送に関する仕様を規定します。
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問464.OSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)は、TCPやUDPを用いてエンドツーエンドの通信制御を行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3層(ネットワーク層)はIPアドレスによるルーティングを担当する。TCP/UDPによるエンドツーエンド制御は第4層(トランスポート層)。
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問465.OSI参照モデルの第4層(トランスポート層)は、セッションの確立・維持・終了を担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第4層(トランスポート層)はTCP/UDP等によるエンドツーエンドの通信制御を担う。セッションの確立・維持・終了は第5層(セッション層)。
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問466.MIMEは、電子メールで画像や音声などを扱えるようにする規格であり、受信サーバからメールを取り出す役割も担う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MIMEは、電子メールで文字コードの異なる文章や画像・音声などを送れるようにするための規格です。受信サーバからメールを取り出すのは、POPやIMAPというプロトコルの役割です。
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問467.クラスCのIPアドレス(/24)で使用できるホストアドレスの最大数は256個である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。/24のネットワークではホスト部が8ビット(256通り)ですが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除くため、実際に使えるのは254個です。
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問468.ハイパーバイザ型の仮想化技術は、物理サーバ上に仮想化ソフトウェアを直接動作させ、複数の仮想マシンを稼働させる方式である。
正解:○(正しい)
解説:ハイパーバイザ型(Type1)は物理ハードウェア上で直接ハイパーバイザが動作し、複数のゲストOSを効率的に管理・実行する仮想化方式です。
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問469.コンテナ型仮想化は、各コンテナが独自のOSカーネルを持つことで強力な分離を実現する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コンテナ型仮想化はホストOSのカーネルを共有することで軽量化を実現している。各仮想マシンが独自OSを持つのはハイパーバイザ型仮想化。
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問470.データベースの第1正規形とは、すべての非キー属性が主キーに完全関数従属し、部分関数従属が排除された状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1正規形は繰り返し項目を含まず各セルに単一値のみを持つ状態。部分関数従属の排除は第2正規形の条件。
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問471.データベースの第3正規形とは、すべての属性が繰り返し項目を含まず、各セルに単一値のみを持つ状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。単一値であることは第1正規形の条件。第3正規形は第2正規形を満たした上で推移的関数従属が排除された状態。
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問472.SQLのINSERT文は、既存レコードの値を更新するために使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。INSERTは新しいレコードを追加するための文。既存レコードの値を更新するのはUPDATE文。
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問473.SQLのDELETE文はテーブルそのものを削除するコマンドである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DELETE文はテーブル内の行(レコード)を削除するコマンドです。テーブルそのものを削除するにはDROP TABLE文を使用します。
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問474.プログラミングにおける変数とは、データを格納するための名前付きの記憶領域のことである。
正解:○(正しい)
解説:変数はプログラム中でデータを一時的に格納・参照するための名前付きの記憶領域で、実行中に値を変更することができます。
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問475.プログラミングの「関数(メソッド)」とは、特定の処理をまとめて名前を付けたもので、繰り返し呼び出して利用できる。
正解:○(正しい)
解説:関数はまとまった処理に名前を付けて定義し、必要な場面で何度でも呼び出して再利用できるプログラムの構成要素です。コードの重複を防ぎ保守性を高めます。
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問476.OSI参照モデルの第2層(データリンク層)は、電気信号やビット列の物理的な伝送に関する規定を定めている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。電気信号やビット伝送の規定は第1層(物理層)。第2層(データリンク層)はMACアドレスによる同一ネットワーク内の通信制御を担う。
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問477.NATは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する技術である。
正解:○(正しい)
解説:NAT(Network Address Translation)は組織内のプライベートIPアドレスをインターネット接続時にグローバルIPアドレスに変換する技術です。
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問478.SQLのUPDATE文は、テーブルから既存レコードを削除するために使用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。UPDATEは既存レコードの値を更新する文。レコードの削除はDELETE文。
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問479.データベースの第2正規形とは、第1正規形を満たした上で、推移的関数従属が排除された状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。推移的関数従属の排除は第3正規形の条件。第2正規形は第1正規形を満たした上で部分関数従属が排除された状態。
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問480.プログラミングにおけるループ(繰り返し)処理は、条件を満たす間、同じ処理を繰り返し実行する制御構造である。
正解:○(正しい)
解説:ループ処理(for文、while文等)は指定された条件が真の間、処理ブロックを繰り返し実行する基本的な制御構造です。
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問481.OSI参照モデルの第7層(アプリケーション層)は、データの暗号化や文字コード変換などの形式変換を担う層である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第7層(アプリケーション層)はHTTP・SMTP等のアプリ向けプロトコルが動作する層。暗号化や文字コード変換は第6層(プレゼンテーション層)の役割。
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問482.ホスト型の仮想化は、物理ハードウェア上に直接仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザ)を動作させる方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ホスト型は既存OSの上に仮想化ソフトをインストールして仮想マシンを動かす方式。ハードウェア上で直接動作するのはハイパーバイザ型(ベアメタル型)。
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問483.プログラミングにおける条件分岐(if文)は、条件式の真偽に基づいて実行する処理を切り替える制御構造である。
正解:○(正しい)
解説:条件分岐は条件式を評価し、真(true)の場合と偽(false)の場合で異なる処理を実行する、順次・反復と並ぶ基本的な制御構造です。
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問484.OSI参照モデルの第5層(セッション層)の役割として正しいものはどれか。
- ア.IPアドレスに基づくルーティングを行う
- イ.データの暗号化と復号を行う
- ウ.通信の開始・維持・終了の管理を行う
- エ.ビット列を電気信号に変換する
正解:ウ.通信の開始・維持・終了の管理を行う
解説:セッション層は通信セッションの確立・維持・終了を管理し、全二重・半二重の通信制御やチェックポイントの設定を行います。
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問485.電子メールを受信するときに使われるプロトコルはどれか。
- ア.SMTP
- イ.FTP
- ウ.HTTP
- エ.IMAP
正解:エ.IMAP
解説:IMAPは、メールをサーバに置いたまま読むことができる受信用のプロトコルです。サーバから取り出して端末に保存するPOPも受信用です。SMTPはメールを送信するとき、FTPはファイルを転送するとき、HTTPはWebページをやり取りするときに使います。
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問486.仮想化技術の種類のうち、Docker等で利用される方式はどれか。
- ア.コンテナ型仮想化
- イ.ハイパーバイザ型仮想化
- ウ.ホスト型仮想化
- エ.パラバーチャライゼーション
正解:ア.コンテナ型仮想化
解説:DockerはコンテナエンジンとしてホストOSのカーネルを共有するコンテナ型仮想化を採用しており、軽量で高速なアプリケーション実行環境を提供します。
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問487.SQLで特定の条件を満たすレコードのみを取得する場合に使用する句はどれか。
- ア.ORDER BY句
- イ.WHERE句
- ウ.GROUP BY句
- エ.HAVING句
正解:イ.WHERE句
解説:WHERE句はSELECT文やUPDATE文で条件を指定し、条件を満たすレコードのみを抽出・操作するために使用します。
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問488.データベースの正規化を行う主な目的として最も適切なものはどれか。
- ア.テーブル数を最小限に抑える
- イ.データの検索速度を最大限に高速化する
- ウ.データの冗長性を排除し、更新時の矛盾を防止する
- エ.データベースの容量を最大限に節約する
正解:ウ.データの冗長性を排除し、更新時の矛盾を防止する
解説:正規化の主目的はデータの重複(冗長性)を排除し、挿入異常・更新異常・削除異常などのデータ矛盾を防ぐことです。
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問489.OSI参照モデルの第6層(プレゼンテーション層)の役割として正しいものはどれか。
- ア.アプリケーションにネットワーク機能を提供する
- イ.通信セッションの確立と終了を管理する
- ウ.エンドツーエンドの通信信頼性を確保する
- エ.データの表現形式の変換(文字コード変換、圧縮、暗号化)を行う
正解:エ.データの表現形式の変換(文字コード変換、圧縮、暗号化)を行う
解説:プレゼンテーション層はデータの表現形式を統一する役割を持ち、文字コード変換、データ圧縮、暗号化・復号などを担当します。
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問490.SQLのGROUP BY句と併用してグループ化されたデータに対して条件を指定する場合に使用する句はどれか。
- ア.HAVING句
- イ.WHERE句
- ウ.ORDER BY句
- エ.DISTINCT句
正解:ア.HAVING句
解説:HAVING句はGROUP BYでグループ化した後の集計結果に対して条件を指定します。WHERE句はグループ化前の行に対する条件指定に使用します。
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問491.プログラミングにおける「配列」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.データを先入れ先出しで管理するデータ構造
- イ.同じデータ型の複数のデータを連続した領域に格納するデータ構造
- ウ.キーと値のペアでデータを管理するデータ構造
- エ.データを階層的に管理するデータ構造
正解:イ.同じデータ型の複数のデータを連続した領域に格納するデータ構造
解説:配列は同一データ型の複数の要素を添字(インデックス)で管理するデータ構造で、メモリ上に連続して配置されます。
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問492.IPアドレスの枯渇問題を根本的に解決するために策定されたプロトコルはどれか。
- ア.DHCP
- イ.NAT
- ウ.IPv6
- エ.ARP
正解:ウ.IPv6
解説:IPv6は128ビットのアドレス空間を持ち、IPv4(32ビット)の約43億個に対して事実上無限のアドレスを提供し、枯渇問題を根本的に解決します。
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問493.特性要因図(フィッシュボーン)は、財務指標の推移を表す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特性要因図は「結果に影響する要因を魚骨状に整理」する原因分析図(財務指標ではない)。
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問494.2進数の「1111」を16進数に変換すると「F」になる。
正解:○(正しい)
解説:1111(2) = 8+4+2+1 = 15(10) = F(16)です。2進数4桁が16進数1桁に対応します。
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問495.8ビットで表現できる符号なし整数の最大値は127である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。8ビット符号なし整数の最大値は2^8-1=255。127は符号付き8ビット整数の最大値。
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問496.散布図は、時系列データの推移を表す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。散布図は「2変量の相関関係」を視覚化(時系列は折れ線・棒グラフ等)。
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問497.論理積(AND)は、入力のいずれかが1であれば出力が1となる論理演算である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AND(論理積)は入力がすべて1のときだけ出力が1。いずれかが1で1になるのはOR(論理和)。
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問498.論理和(OR)は、入力がすべて1のときだけ出力が1となる論理演算である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OR(論理和)は入力のいずれか1つでも1なら出力が1。すべて1のときだけ1になるのはAND(論理積)。
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問499.パレート図は、データの分布のばらつきを示す図である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。パレート図は「項目別発生件数の降順棒+累積比率折れ線」(ばらつきはヒストグラム)。
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問500.トランザクションのACID特性のうち「A」はAvailability(可用性)を意味し、システムが常に利用可能であることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「A」はAtomicity(原子性)。トランザクション内の処理がすべて実行されるか全く実行されないかを保証する性質。Availabilityは別概念。
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問501.ACID特性の「C」はConcurrency(並行性)を意味し、複数トランザクションが同時に実行できることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「C」はConsistency(一貫性)であり、トランザクション実行前後でデータ整合性が保たれることを保証する性質。並行性はACIDとは別の概念。
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問502.システム監査における監査の3要素は、独立性・正確性・誠実性のみで構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。監査の主要原則は独立性・客観性・専門性等多様(3要素のみは不十分な定義)。
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問503.ACID特性の「D」はDistribution(分散性)を意味し、データが複数のノードに分散配置されることを保証する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ACIDの「D」はDurability(耐久性・永続性)。コミットされた結果がシステム障害でも失われないことを保証する性質。
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問504.データベースのトランザクションにおけるCOMMITは、処理途中の変更をすべて取り消し開始時点の状態に戻す操作である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。COMMITは処理結果を確定し永続化する操作。変更を取り消し開始時点に戻す操作はROLLBACK。
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問505.ROLLBACKは、トランザクション開始時点の状態にデータを戻す操作である。
正解:○(正しい)
解説:ROLLBACKはCOMMIT前の変更を取り消し、トランザクション開始時点のデータベース状態に戻す操作です。
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問506.デッドロックとは、複数のトランザクションが互いに相手のロック解放を待ち続けて処理が進まなくなる状態である。
正解:○(正しい)
解説:デッドロックは複数トランザクションが循環的にロック待ちとなる状態で、DBMSは検出すると片方をROLLBACKして解消します。
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問507.排他制御の「共有ロック」は、複数のトランザクションから同時に読み取りを許可するロックである。
正解:○(正しい)
解説:共有ロック(Sロック)は読み取り時に取得するロックで、同時に複数取得可能ですが、他のトランザクションの書き込みは阻止します。
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問508.OSS(オープンソースソフトウェア)は、ソースコードが公開されており、ライセンスの条件に従えば利用者が改変や再配布を行えるソフトウェアである。
正解:○(正しい)
解説:OSSはソースコードが公開され、改変や再配布が認められるソフトウェアである。ただし無条件ではなく、ライセンスに定められた条件(著作権表示の維持など)を守る必要がある(シラバス 48)。
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問509.MACアドレスは48ビットで構成され、ネットワーク機器の製造段階で一意に割り当てられる物理アドレスである。
正解:○(正しい)
解説:MACアドレスは48ビット(6バイト)で表され、前半24ビットが製造ベンダID、後半24ビットがベンダ内一意番号として割り当てられます。
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問510.DHCPは、ネットワーク内のホストに対してIPアドレス等のネットワーク設定を自動的に配布するプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:DHCPはIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ等の設定情報をクライアントに自動配布します。
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問511.ルータはネットワーク層(L3)で動作し、異なるネットワーク間でパケットを中継する機器である。
正解:○(正しい)
解説:ルータはIPアドレスに基づいてルーティングを行い、異なるネットワーク(LAN間、LAN−WAN間等)を接続する役割を担います。
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問512.スイッチングハブ(L2スイッチ)は、MACアドレスに基づきフレームを該当ポートにのみ転送する機器である。
正解:○(正しい)
解説:L2スイッチはMACアドレステーブルを持ち、宛先MACが接続されたポートにのみフレームを転送するため、ネットワーク効率が向上します。
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問513.Wi-Fi規格の「Wi-Fi 6」は、IEEE 802.11axに対応する無線LAN規格である。
正解:○(正しい)
解説:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)は高速・高効率な無線LAN規格で、多数同時接続環境での性能向上を実現しています。
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問514.Bluetoothは数メートルから数十メートル程度の範囲で利用される近距離無線通信規格である。
正解:○(正しい)
解説:Bluetoothは2.4GHz帯を使用する近距離無線規格で、スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、IoT機器等に広く利用されます。
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問515.GPUは元々グラフィックス処理向けのプロセッサだが、並列計算能力が高いためAI・機械学習の学習処理にも活用される。
正解:○(正しい)
解説:GPUは数千コアによる並列処理が得意で、ディープラーニングの行列演算等と親和性が高く、AI学習の主要ハードウェアとなっています。
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問516.機械学習における教師あり学習では、入力データと正解ラベルのペアから学習を行う。
正解:○(正しい)
解説:教師あり学習は入力と正解のペア(ラベル付きデータ)から回帰や分類のモデルを学習します。画像認識や売上予測等に用いられます。
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問517.教師なし学習は正解ラベルを与えず、データの構造やパターンをアルゴリズムが自ら発見する学習方式である。
正解:○(正しい)
解説:教師なし学習はクラスタリングや次元削減等のタスクに用いられ、ラベル付けコストを抑えられる反面、結果の評価が難しい特徴があります。
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問518.強化学習は、エージェントが環境との相互作用を通じて、報酬を最大化する行動方針を学習する手法である。
正解:○(正しい)
解説:強化学習は試行錯誤によって得られる報酬を最大化するように方策を学習します。ゲームAIや自動運転、ロボット制御等に応用されます。
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問519.キャッシュメモリは、CPUと主記憶の処理速度の差を埋めるために、両者の間に置かれる高速なメモリである。
正解:○(正しい)
解説:CPUは主記憶より非常に高速なので、よく使うデータを高速なキャッシュメモリに置いて主記憶へのアクセスを減らし、処理を速くする(シラバス 41)。
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問520.生成AIにおける「ハルシネーション」とは、AIが事実に基づかない内容をもっともらしく生成してしまう現象である。
正解:○(正しい)
解説:ハルシネーションは生成AIの主要課題の一つで、学習データ不足や統計的推論の誤りにより、実在しない情報を生成するリスクがあります。
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問521.RAG(Retrieval-Augmented Generation)は、外部知識を検索して取得した情報を基に生成AIが回答を行う手法である。
正解:○(正しい)
解説:RAGは関連文書を検索して生成プロンプトに含めることで、ハルシネーション低減と最新情報の反映を実現する生成AI活用手法です。
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問522.プロンプトエンジニアリングは、生成AIから望ましい出力を得るためのプロンプト(指示文)の設計・最適化技術である。
正解:○(正しい)
解説:プロンプトエンジニアリングは役割設定、文脈提示、出力形式指定、例示(Few-shot)等の手法でAIの回答品質を向上させる実践技術です。
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問523.ブロックチェーンは、取引データを暗号化してブロックに格納し、それらを鎖状に連結して分散管理する技術である。
正解:○(正しい)
解説:ブロックチェーンは各ブロックが前ブロックのハッシュ値を含むことで改ざん困難性を実現し、多数ノードで分散管理される台帳技術です。
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問524.フールプルーフとは、利用者が誤った操作をしても危険な状態にならないように、あるいは誤った操作そのものができないようにする設計の考え方である。
正解:○(正しい)
解説:フールプルーフは人為的な誤操作に備える信頼性設計である。故障時に安全側へ動作させるのはフェールセーフ、故障しても機能を継続させるのはフォールトトレラントである(シラバス 44)。
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問525.10進数の「100」を2進数に変換したものはどれか。
- ア.1111111
- イ.1100010
- ウ.1010101
- エ.1100100
正解:エ.1100100
解説:100 = 64 + 32 + 4 = 2^6 + 2^5 + 2^2 で、2進数では1100100になります。
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問526.16進数「1A」を10進数に変換したものはどれか。
- ア.26
- イ.22
- ウ.32
- エ.36
正解:ア.26
解説:1A(16) = 1×16 + 10×1 = 16 + 10 = 26(10)です。
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問527.2進数の加算「1011 + 1101」の結果を2進数で表すとどれか。
- ア.10100
- イ.11000
- ウ.11100
- エ.10000
正解:イ.11000
解説:1011(2) = 11、1101(2) = 13、11+13 = 24。24(10) = 11000(2)となります。
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問528.8ビットで表現できる符号付き整数(2の補数表現)の範囲として正しいものはどれか。
- ア.0〜255
- イ.−127〜127
- ウ.−128〜127
- エ.−255〜255
正解:ウ.−128〜127
解説:8ビット2の補数では最上位ビットが符号を示し、表現範囲は−2^7〜2^7−1(−128〜127)となります。
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問529.論理演算で「A AND (NOT A)」の結果は常にどの値になるか。
- ア.未定義
- イ.1(真)
- ウ.Aの値に依存
- エ.0(偽)
正解:エ.0(偽)
解説:AとNOT Aは常に真偽が反対なので、両者のANDは常に偽(0)となります。これを矛盾律と呼びます。
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問530.2組のシステムで同じ処理を同時に行い、その結果を照合することで信頼性を高めるシステム構成はどれか。
- ア.デュプレックスシステム
- イ.デュアルシステム
- ウ.クライアントサーバシステム
- エ.シンクライアント
正解:イ.デュアルシステム
解説:デュアルシステムは2系統で同じ処理を並行して行い結果を照合する構成で、一方が故障しても処理を続けられる。デュプレックスシステムは主系で処理し、待機系は障害時に切り替えて使う構成である(シラバス 43)。
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問531.リレーショナルデータベースにおける外部キーの役割として正しいものはどれか。
- ア.表の各行を一意に識別するキーで、重複やNULLを許さない
- イ.主キーの値と対応づけて、表と表を関連づける
- ウ.検索を速くするため、特定の列に作成する索引を表す
- エ.列の値が満たすべき条件式(例:価格は0以上)を指定する
正解:イ.主キーの値と対応づけて、表と表を関連づける
解説:外部キーは、ある表の列の値が、他の表の主キー(または一意性の制約がある列)のいずれかの行の値と一致しなければならないとする制約で、表と表を関連づけて参照整合性を保つ。たとえば注文表の商品番号を商品表の主キーに対応させると、存在しない商品番号の注文は登録できない。各行を一意に識別し、重複やNULLを許さないのは主キーの役割。検索を速くするために列に作る仕組みはインデックス(索引)。列の値が満たすべき条件式を指定するのは検査制約(CHECK制約)で、いずれも外部キーとは別のものである。
根拠: PostgreSQL 18 Documentation「5.5. Constraints」 5.5.1 Check Constraints(列の値が論理式を満たすことを指定)/5.5.4 Primary Keys(行の一意の識別子・unique かつ not null)/5.5.5 Foreign Keys(列の値が他の表のいずれかの行の値と一致しなければならない=参照整合性。参照先は主キーか一意制約の列) / PostgreSQL 18 Documentation「Chapter 11. Indexes」 冒頭:Indexes are a common way to enhance database performance(行をより速く見つけて取り出す)
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問532.SQLの結合(JOIN)で、両方のテーブルで一致する行のみを返す結合はどれか。
- ア.RIGHT OUTER JOIN
- イ.LEFT OUTER JOIN
- ウ.INNER JOIN
- エ.FULL OUTER JOIN
正解:ウ.INNER JOIN
解説:INNER JOINは結合条件を満たす行のみを返します。OUTER JOINは一致しない行もNULLを含めて返します。
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問533.OSI参照モデルとTCP/IPモデルの対応で、TCP/IPのインターネット層に対応するOSIの層はどれか。
- ア.物理層(第1層)
- イ.データリンク層(第2層)
- ウ.トランスポート層(第4層)
- エ.ネットワーク層(第3層)
正解:エ.ネットワーク層(第3層)
解説:TCP/IPのインターネット層(IPが動作する層)はOSI参照モデルのネットワーク層(第3層)に対応します。
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問534.機械学習の手法のうち、教師なし学習に該当するものはどれか。
- ア.クラスタリング
- イ.回帰分析
- ウ.分類(classification)
- エ.強化学習
正解:ア.クラスタリング
解説:クラスタリングはラベルなしデータをグループ分けする教師なし学習の代表手法です。回帰・分類は教師あり学習に該当します。
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問535.生成AI利用時のハルシネーション対策として最も有効なものはどれか。
- ア.プロンプトを極限まで短くする
- イ.RAGにより外部の信頼できる情報源を検索参照させる
- ウ.同じ質問を一度だけ問う
- エ.出力を検証せずそのまま採用する
正解:イ.RAGにより外部の信頼できる情報源を検索参照させる
解説:RAGはAIに外部知識ベースを検索させて根拠ある回答を生成させる手法で、ハルシネーション低減に有効です。
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問536.IaaS・PaaS・SaaSの違いとして正しいものはどれか。
- ア.3者とも管理責任範囲は同じである
- イ.管理責任範囲が利用者側に少ないのがIaaS、多いのがSaaSである
- ウ.管理責任範囲が利用者側に多いのがIaaS、少ないのがSaaSである
- エ.SaaSはインフラのみを提供する
正解:ウ.管理責任範囲が利用者側に多いのがIaaS、少ないのがSaaSである
解説:IaaSではOS以上を利用者が管理、PaaSではアプリ・データのみ、SaaSではデータのみ管理と、SaaSほど利用者側の管理範囲が小さくなります。
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問537.5個のデータ「3,8,5,10,4」の中央値(メジアン)はどれか。
- ア.5
- イ.6
- ウ.7
- エ.8
正解:ア.5
解説:データを小さい順に並べると3,4,5,8,10となり、真ん中(3番目)の5が中央値である。平均値は30÷5=6、最大値と最小値の差(範囲)は7である(シラバス 34)。
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問538.DBMSにおけるチェックポイントの説明として,適切なものはどれか。
- ア.トランザクションが正常に処理されたときに,トランザクションの一連の処理を確定させること
- イ.トランザクションが何らかの理由で正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクションの処理開始前の状態に戻すこと
- ウ.複数のトランザクションを並列に処理しているときに,ロックの影響によってトランザクション同士が互いに相手のロックの解放を待つ状態になること
- エ.複数のトランザクションによるメモリ上のデータ更新の結果を,一度にまとめてHDDなどの外部記憶装置に書き込む操作や,操作が行われた時点のこと
正解:エ.複数のトランザクションによるメモリ上のデータ更新の結果を,一度にまとめてHDDなどの外部記憶装置に書き込む操作や,操作が行われた時点のこと
解説:正解はエ。チェックポイントは複数トランザクションによるメモリ上(バッファ)の更新結果を一度にまとめてHDDなど外部記憶へ書き込む操作、またはその時点を指す。アはコミット、イはロールバック、ウはデッドロックの説明で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問539.関係データベースで管理している“学生”表,“科目”表,“成績”表がある。1人の学生は複数の科目を履修するものとし,“学生”表に登録されていない学生や,“科目”表に登録されていない科目は“成績”表に登録できないものとするとき,外部キーとして設定するのが適切なものはどれか。ここで,表中の下線は主キーを表す。

- ア.“学生”表の学生番号,“成績”表の学生番号
- イ.“学生”表の学生名,“科目”表の科目名
- ウ.“成績”表の学生番号と科目コード
- エ.“成績”表の成績
正解:ウ.“成績”表の学生番号と科目コード
解説:正解はウ。成績表の学生番号は学生表(主キー)を、科目コードは科目表(主キー)を参照して整合性を保つ必要があるため、この二つが外部キーに設定される。アの学生表の学生番号は主キー、イの学生名・科目名は主キーでなく参照整合の対象外、エの成績は単なる属性で外部キーには当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問540.UXデザインで用いられることがある構造化シナリオ法における,三つのシナリオはどれか。
- ア.アクティビティ,インタラクション,バリュー
- イ.アクティビティ,インタラクション,ペルソナ
- ウ.アクティビティ,バリュー,ペルソナ
- エ.インタラクション,バリュー,ペルソナ
正解:ア.アクティビティ,インタラクション,バリュー
解説:正解はア。構造化シナリオ法は、利用者の価値を描くバリューシナリオ、実現する行動を描くアクティビティシナリオ、具体的な操作を描くインタラクションシナリオの三段階で構成される。ペルソナは想定利用者像であってシナリオではないため、ペルソナを含む他の選択肢は誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問541.レスポンシブWebデザインに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.PC,スマートフォンなど,多くの種類の端末で,見やすく,かつ操作しやすくなるように,表示する端末の画面サイズなどに応じてWebサイトの画面レイアウトが変化する。
- イ.Webブラウザで動画コンテンツをストリーミング再生するとき,サーバやネットワークの負荷が軽減されるように,複数のコンテンツ配信サーバのうち,利用者に適したサーバに接続させてデータを取得する。
- ウ.スマートフォンなどの端末向けのWebアプリケーションにおいて,歩数や移動速度などを計測できるように,端末に内蔵された加速度センサーやジャイロセンサーのデータを使用する。
- エ.操作説明書を読まなくてもWebサイトの使用方法を理解できるように,Webブラウザの利用者がマウスポインタをWebコンテンツに重ねたとき,ポップアップを用いて機能の説明,対象の状態などを表示する。
正解:ア.PC,スマートフォンなど,多くの種類の端末で,見やすく,かつ操作しやすくなるように,表示する端末の画面サイズなどに応じてWebサイトの画面レイアウトが変化する。
解説:正解はア。レスポンシブWebデザインは、表示する端末の画面サイズに応じてWebサイトのレイアウトを変化させ、PCでもスマートフォンでも見やすく操作しやすくする手法である。イはCDN、ウは加速度・ジャイロセンサーの活用、エはツールチップ(ポップアップ説明)の説明で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問542.PCの画面表示に必要なデータを保持するのに使われる,画面表示専用メモリはどれか。
- ア.EEPROM
- イ.VRAM
- ウ.キャッシュメモリ
- エ.フラッシュメモリ
正解:イ.VRAM
解説:正解はイのVRAM(Video RAM)で、ディスプレイに表示する画面イメージのデータを一時的に保持する画面表示専用メモリである。ア EEPROMは電気的に書き換え可能な不揮発性ROM、ウ キャッシュメモリはCPUと主記憶の速度差を埋める高速メモリ、エ フラッシュメモリはUSBメモリ等に使う不揮発性半導体メモリで、いずれも画面表示専用ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問543.システムの性能評価におけるベンチマークテストに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.評価対象のシステムで使われるものと同じデータ,同じプログラムを,ほかの疑似システム上で実行させて性能を評価する。
- イ.評価対象のシステムの動作特性を,取扱いの容易な形にモデル化したものを用いて,ほかの疑似システム上で実行させて性能を評価する。
- ウ.評価対象のシステムのプログラムステップ数,ハードウェア性能,I/O回数の机上計算値などを基に処理時間を積算して性能を評価する。
- エ.標準的な処理を設定し,それを実行する評価用プログラムを,評価対象のシステム上で実際に実行させて性能を評価する。
正解:エ.標準的な処理を設定し,それを実行する評価用プログラムを,評価対象のシステム上で実際に実行させて性能を評価する。
解説:正解はエ。ベンチマークテストは、標準的な処理を行う評価用プログラムを実際の評価対象システム上で走らせ、その実測値で性能を評価する手法である。ア(疑似システムで同じプログラム・データを実行)やイ(モデル化してシミュレーション)は別システム上での評価であり、ウは机上計算による見積り(モニタリング/積算法)で、実機による実測ではない点が誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問544.キャリアアグリゲーションの説明として,適切なものはどれか。
- ア.移動中に携帯電話が接続する基地局を切り替える技術
- イ.携帯電話の通信のセキュリティ機能を高める技術
- ウ.複数の異なる周波数の電波を束ねることによって,無線通信を高速化する技術
- エ.無線LANにおいて,アクセスポイントと呼ばれる基地局を経由して端末同士が通信を行う技術
正解:ウ.複数の異なる周波数の電波を束ねることによって,無線通信を高速化する技術
解説:正解はウ。キャリアアグリゲーションは、複数の異なる周波数帯(キャリア)の電波を束ねて同時に使い、通信を高速化・大容量化する技術である。ア は基地局を切り替えるハンドオーバー、イ はセキュリティ機能、エ は無線LANのインフラストラクチャモードの説明であり、いずれも別技術である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問545.DNSサーバの役割に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.LAN上のPCからインターネット上のWebサーバへのリクエストを中継するものであり,PCの代理としてインターネット上のWebサーバへアクセスして,その応答をPCに返す。
- イ.PCからサーバへのファイルの送受信の要求を受け付け,ファイルを転送する。
- ウ.PCに対してIPアドレスを自動で割り当て,サブネットマスクとデフォルトゲートウェイのIPアドレスの通知を行う。
- エ.ドメイン名をIPアドレスに変換する,又はIPアドレスをドメイン名に変換する。
正解:エ.ドメイン名をIPアドレスに変換する,又はIPアドレスをドメイン名に変換する。
解説:正解はエ。DNSサーバはドメイン名(www.example.jp等)とIPアドレスを相互に変換する名前解決を担う。ア はプロキシサーバ、イ はFTPサーバ、ウ はIPアドレスを自動割当てするDHCPサーバの説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問546.アプリケーションソフトウェアの操作を行うとき,質問に答えていく対話形式によって,煩雑な操作を簡単に行えるようにする機能はどれか。
- ア.アーカイブ
- イ.ウィザード
- ウ.オートコンプリート
- エ.ポップアップウィンドウ
正解:イ.ウィザード
解説:正解はイのウィザード。表示される質問に順に答えていく対話形式で、設定などの煩雑な操作を初心者でも簡単に行えるようにする機能である。ア アーカイブは複数ファイルの一括保存、ウ オートコンプリートは入力補完、エ ポップアップウィンドウは前面に開く小窓で、対話形式で操作を導くものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問547.手続 sort は,要素数が2以上の整数型の配列を引数 numberArray で受け取り,その要素を昇順に並べ替えた結果を出力する。手続 sort の動作確認のために,処理の途中で j の値と workArray の全ての要素を出力する。配列 numberArray を{3, 5, 1, 2, 4}とし,手続 sort を sort(numberArray)として呼び出したとき,j の値が3と出力された直後の workArray の全ての要素の出力はどれか。ここで,配列の要素番号は1から始まる。

- ア.1, 2, 3, 4, 5
- イ.1, 2, 3, 5, 4
- ウ.4, 5, 3, 2, 1
- エ.5, 4, 3, 2, 1
正解:イ.1, 2, 3, 5, 4
解説:正解はイ。これは選択ソートで、各回jで「j番目から末尾までの最小値」を探して先頭側と交換する。{3,5,1,2,4}に対し、j=1では最小値1(4番目→要素番号3)と交換して{1,5,3,2,4}、j=2では最小値2(要素番号4)と交換して{1,2,3,5,4}、j=3では3〜5番目の最小は既に3番目の3のため交換なしで{1,2,3,5,4}。よってj=3出力直後はイの「1, 2, 3, 5, 4」となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問548.メールソフトが電子メールの送受信に用いるプロトコルの組合せとして,適切なものはどれか。
- ア.送信プロトコル:IMAP4,受信プロトコル:POP3
- イ.送信プロトコル:IMAP4,受信プロトコル:SMTP
- ウ.送信プロトコル:POP3,受信プロトコル:SMTP
- エ.送信プロトコル:SMTP,受信プロトコル:IMAP4
正解:エ.送信プロトコル:SMTP,受信プロトコル:IMAP4
解説:正解はエ。電子メールの送信にはSMTP、受信にはIMAP4(またはPOP3)を用いる。IMAP4はサーバ上でメールを管理する受信用プロトコル、POP3も受信用であり、これらを送信に使う組合せのア・イ・ウはいずれも誤りである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問549.関係データベースにおけるデータの正規化に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 正規化の主な目的として,データの重複を排除し, a ことが挙げられる。正規化には複数の段階があり,これを進めていくと, b 。
- ア.a:圧縮率を向上させる,b:一つの表が複数の表に分割される
- イ.a:圧縮率を向上させる,b:複数の表が一つの表に統合される
- ウ.a:一貫性を保つ,b:一つの表が複数の表に分割される
- エ.a:一貫性を保つ,b:複数の表が一つの表に統合される
正解:ウ.a:一貫性を保つ,b:一つの表が複数の表に分割される
解説:正解はウ。正規化はデータの重複を排除して更新時の矛盾を防ぎ、データの一貫性(整合性)を保つことを主目的とし、段階を進めると一つの表が複数の表に分割される。a「圧縮率向上」やb「複数の表を一つに統合」は正規化の目的・結果と逆であり誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問550.関係データベースで管理している“口座”表,“顧客”表及び“取引明細”表がある。新たな顧客が口座の開設と同時に1万円を入金するとき,表にデータを追加する順序として,適切なものはどれか。ここで,下線のうち実線は主キーを,破線は外部キーを表す。

- ア.口座 → 顧客 → 取引明細
- イ.顧客 → 口座 → 取引明細
- ウ.顧客 → 取引明細 → 口座
- エ.取引明細 → 口座 → 顧客
正解:イ.顧客 → 口座 → 取引明細
解説:正解はイ。外部キーは参照先(親)の行が存在しないと登録できないため、親テーブルから先に追加する。口座表は顧客番号を、取引明細表は口座番号を外部キーに持つので、顧客→口座→取引明細の順に追加する必要がある。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問551.OSS(Open Source Software)のライセンスにおけるコピーレフトに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.OSSの作成者が,ソフトウェアの著作権を放棄している。
- イ.OSSの著作権者は,利用者がソフトウェアを利用することに対して金銭的な対価を要求しなければならない。
- ウ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアは,改変部分のソースコードを非公開としたまま,配布することができる。
- エ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には,元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。
正解:エ.OSSの利用者が改変して作成した派生ソフトウェアを配布する場合には,元のOSSのライセンスと同じライセンスを適用しなければならない。
解説:正解はエ。コピーレフトは、OSSを改変・再配布する場合に元と同じライセンスの適用を義務づけ、ソースコード公開の自由を後続にも引き継がせる考え方である。ア(著作権は放棄しない)、イ(対価要求の義務はない)、ウ(改変部分を非公開にしたまま配布はできない)はいずれもコピーレフトに反する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問552.表計算ソフトを用いて,二つの2進数α,βの和を求める。α,βの桁数は2桁に限定し,2の位,1の位の順に各桁の値がセルB3,セルC3とセルB4,セルC4に入力されている。ワークシートは2進数α=10,β=11の例である。結果は,4の位,2の位,1の位の順にセルA5,セルB5,セルC5に表示したい。セルB2は1の位からの繰り上がりの情報を格納するために用いられ,式 IF(C3+C4=2,1,0) が入力されている。セルB5に入力する式はどれか。

- ア.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
- イ.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 1, 0))
- ウ.IF(合計(B2:B4)>2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
- エ.IF(合計(B2:B4)>2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 1, 0))
正解:ア.IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))
解説:正解はア。B列(2の位)の合計はB2(1の位からの繰上げ)=IF(C3+C4=2,1,0)より0、これにB3=1・B4=1を足して合計(B2:B4)=2となる。桁の値は合計が2未満ならその値、合計=2なら0(繰上げが4の位へ)、合計=3なら1とする必要があるため、IF(合計(B2:B4)<2, 合計(B2:B4), IF(合計(B2:B4)=2, 0, 1))のアが正しい(結果は10+11=101でB5=0と一致)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問553.電子メールの宛先入力における Bcc 欄に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
- イ.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,自動的に暗号化された電子メールが送信される。
- ウ.Bcc 欄に入力したメールアドレスには,添付ファイルが削除された電子メールが送信される。
- エ.To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスには,Bcc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
正解:エ.To 欄や Cc 欄に入力したメールアドレスには,Bcc 欄に入力したメールアドレスは通知されない。
解説:正解はエ。To欄やCc欄の受信者には、Bcc欄に入力したアドレスは通知されず、誰にBcc送信したかは分からない。ア はBcc受信者からTo・Cc欄は見えるため誤りで、イ(自動暗号化)・ウ(添付削除)もBccの機能ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問554.IoT デバイスで用いられる LPWA に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 LPWA に分類される無線通信方式の特徴は,通信可能な範囲が無線 LAN に比べて[ a ],消費する電力が第4世代移動通信規格(4G)に比べて[ b ]。
- ア.a:狭く,b:多い
- イ.a:狭く,b:少ない
- ウ.a:広く,b:多い
- エ.a:広く,b:少ない
正解:エ.a:広く,b:少ない
解説:正解はエ。LPWA(Low Power Wide Area)は、通信範囲が無線LANに比べて広く、消費電力は4Gに比べて少ないという特徴をもち、IoT機器の広域・省電力通信に用いられる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問555.IoT デバイスと IoT サーバで構成され,IoT デバイスが計測した外気温を IoT サーバへ送り,IoT サーバからの指示で IoT デバイスが窓を開閉するシステムがある。このシステムの IoT デバイスに搭載された,外気温を電気信号に変換する役割をもつものはどれか。
- ア.アクチュエーター
- イ.エッジコンピューティング
- ウ.キャリアアグリゲーション
- エ.センサー
正解:エ.センサー
解説:正解はエのセンサー。外気温という物理量を計測して電気信号に変換するのはセンサーの役割である。ア アクチュエーターは逆に電気信号を受けて窓開閉などの物理動作を行う装置、イ エッジコンピューティングは端末側での分散処理、ウ キャリアアグリゲーションは通信高速化技術である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問556.Bluetooth の規格に含まれ,デバイス間の省電力通信を実現させるものはどれか。
- ア.BLE
- イ.LPWA
- ウ.LTE
- エ.PLC
正解:ア.BLE
解説:正解はア。BLE(Bluetooth Low Energy)はBluetooth 4.0以降の規格に含まれる低消費電力の通信モードで、ボタン電池でも長期間動作させられるためIoT機器やウェアラブル端末に広く使われる。誤答肢のLPWAは省電力・広域の無線通信技術だがBluetoothの規格ではなく、LTEは携帯電話網の高速通信規格、PLCは電力線を通信路に使う技術で、いずれもBluetoothとは無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問557.ニューラルネットワークの学習に用いられるバックプロパゲーションで行われていることはどれか。
- ア.各ノードの重みを調整して,誤差を小さくする。
- イ.各ノードの重みを調整して,最適な活性化関数を選択する。
- ウ.ノードの数を変更して,誤差を小さくする。
- エ.ノードの数を変更して,処理速度を高める。
正解:ア.各ノードの重みを調整して,誤差を小さくする。
解説:正解はア。バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)は、ニューラルネットワークの出力と正解との誤差を出力層から入力層へ逆向きに伝えながら、各ノード間の結合の重みを少しずつ調整して誤差を小さくしていく学習手法である。イの活性化関数の選択や、ウ・エのノード数の変更は重み調整による誤差最小化とは別の話であり、バックプロパゲーションが行っているのはあくまで重みの更新である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問558.ある推論システムは,演繹推論,帰納推論,仮説形成などの推論が実行できる。この推論システムへの入力と得られた出力に関する記述のうち,演繹推論を実行した例として,適切なものはどれか。
- ア.“HDD と SSD は記憶装置である”と入力した後に,“HDD の台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は,“SSD の台数を増やすと記憶容量が増える”となった。
- イ.“HDD は台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した後に,“記憶装置は台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は,“HDD は記憶装置である”となった。
- ウ.“記憶装置である HDD は記憶容量をもつ”と入力し,同時に“記憶装置である SSD は記憶容量をもつ”と入力した。出力は,“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”となった。
- エ.“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に,“HDD は記憶装置である”と入力した。出力は,“HDD は記憶容量をもつ”となった。
正解:エ.“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に,“HDD は記憶装置である”と入力した。出力は,“HDD は記憶容量をもつ”となった。
解説:正解はエ。演繹推論は「全ての記憶装置は記憶容量をもつ(一般的規則)」+「HDDは記憶装置である(前提)」から「HDDは記憶容量をもつ」という個別の結論を必然的に導く推論で、一般から個別へ論理を進める点が特徴。ウは個別の事例(HDD・SSD)から一般則を導く帰納推論、ア・イは観察された事実から法則や原因を推し量る類推・仮説形成に相当し、演繹推論ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問559.関数isPrimeは,引数として与えられた正の整数が,素数であればtrueを,素数でなければfalseを戻り値とする。例えば,関数isPrimeをisPrime(2)として呼び出したときの戻り値はtrueである。プログラム中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:以下,b:と等しい
- イ.a:以下,b:より大きい
- ウ.a:より小さい,b:と等しい
- エ.a:より小さい,b:より大きい
正解:エ.a:より小さい,b:より大きい
解説:正解はエ。isPrime(2)がtrueとなる必要がある。aを「以下」にすると「2が2以下」が真となりfalseを返してしまい誤りなので、a=「より小さい」(2未満のみ素数でないと判定)が正しい。次にdivは2から始まり、bを「と等しい」にするとwhile(2=2)が真でloopに入り2÷2の余り0でfalseを返し誤りとなるため、b=「より大きい」(while num>div)が正しい。実際isPrime(2)は2>2が偽でループに入らずtrue、isPrime(3)はdiv=2で3÷2余り1、div=3で3>3偽となりtrue、isPrime(4)はdiv=2で4÷2余り0によりfalseとなり、すべて正しく判定できる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問560.データベースの障害に備えて,毎日業務終了後にバックアップファイルを取得している。毎週土曜日にはフルバックアップファイルを取得し,日曜日から金曜日は差分バックアップファイルを取得する。差分バックアップファイルとは,最後のフルバックアップファイルから,差分バックアップファイルを取得する当日までの,全ての差分データのバックアップファイルである。水曜日にデータベースが破損したので,前日の火曜日の業務終了時点のデータベースに復旧することにした。このとき,データベースを復旧させるために最低限必要なバックアップファイルはどれか。
- ア.日曜日,月曜日及び火曜日の差分バックアップファイル
- イ.火曜日の差分バックアップファイル
- ウ.土曜日のフルバックアップファイルと,日曜日,月曜日及び火曜日の差分バックアップファイル
- エ.土曜日のフルバックアップファイルと,火曜日の差分バックアップファイル
正解:エ.土曜日のフルバックアップファイルと,火曜日の差分バックアップファイル
解説:正解はエ。この方式の差分バックアップは「最後のフルバックアップから取得当日までの全差分」を含む累積型なので、火曜日の差分ファイル1本だけで日曜〜火曜のすべての変更が復元できる。したがって土曜日のフルバックアップに火曜日の差分を1回適用すれば火曜業務終了時点に復旧でき、日曜・月曜の差分は不要である(アやウはそれらまで含めており最低限ではない)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問561.NAS の説明として,適切なものはどれか。
- ア.PC やスマートフォンなどからネットワーク経由で利用できるように,ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置
- イ.記憶媒体上のデータの位置や書込み順序に関係なく,求めるデータに直接アクセスできるファイル形式
- ウ.複数の記憶装置を1台の装置として管理し,データを分散して格納することによってアクセスの高速化や耐障害性の向上を図る技術
- エ.無線 LAN のネットワークを識別するために用いられる文字列
正解:ア.PC やスマートフォンなどからネットワーク経由で利用できるように,ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置
解説:正解はア。NAS(Network Attached Storage)はLANなどのネットワークに直接接続して、複数のPCやスマートフォンから共有利用できる外部記憶装置である。イは順序に依存せず直接読み書きできるダイレクトアクセスの説明、ウは複数ディスクをまとめて高速化・耐障害性を高めるRAID、エは無線LANのネットワーク識別子SSIDの説明で、いずれもNASではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問562.プログラミングすることによって,ペンの上げ下げ,直進及び右回りの方向転換が可能なロボットがある。このロボットに1辺が1mの正六角形を描画させるプログラムを作成した。次の正六角形描画プログラムのa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:0,b:60
- イ.a:0,b:120
- ウ.a:1,b:60
- エ.a:1,b:120
正解:ア.a:0,b:60
解説:正解はア。正六角形を描くには6辺分の「直進+方向転換」を6回繰り返す必要がある。カウンタをa=0から始めると各回で1加算され、(4)で6未満なら戻るため、カウンタが0,1,2,3,4,5のとき処理を実行し合計6回繰り返せる(a=1では5回で終わり五角形になる)。方向転換の角度は外角に等しく、正六角形の外角は360÷6=60度なのでb=60。よってa=0、b=60が正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問563.OSS(Open Source Software)の取扱いに関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a OSS を集めた記録媒体を,顧客に有償で提供する。 b 改変した OSS を,特定の利用分野に制限して OSS として提供する。 c 不具合を発見して修正した OSS のソースコードを,自分の Web サイトで提供する。
- ア.a
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.c
正解:イ.a, c
解説:正解はイ。OSSは、aのように記録媒体(コピー)を有償で提供することも、cのように修正したソースコードを自分のWebサイトで再配布することも認められている。一方bの「特定の利用分野に制限して提供する」ことはOSSの定義(利用分野による差別の禁止)に反するため不可であり、適切なのはaとcである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問564.AI におけるプロンプトエンジニアリングの説明として,適切なものはどれか。
- ア.AI が,多数の事象やデータから普遍的なルールや知識を獲得すること
- イ.AI に対する質問や指示などが入力できる状態であることを,画面上に記号や文字列で示すこと
- ウ.意図した回答を得るために AI に対する質問や指示の内容,情報の提供,出力形式の指定などを工夫すること
- エ.神経細胞が作るネットワークをコンピュータで模した,AI で用いられる計算モデルのこと
正解:ウ.意図した回答を得るために AI に対する質問や指示の内容,情報の提供,出力形式の指定などを工夫すること
解説:正解はウ。プロンプトエンジニアリングとは、生成AIから意図した回答を得るために、AIへ与える質問・指示の文言、前提情報の提供、出力形式の指定などを工夫することをいう。アは機械学習(帰納的な知識獲得)、イは入力可能状態を示すプロンプト(記号)の説明、エはニューラルネットワークの説明であり、いずれもプロンプトエンジニアリングではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問565.入力装置に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 [ a ] は,紙などに光を当て,反射光を読み取り,文字や図形をデジタルデータに変換して PC に取り込む。[ a ] が文字や図形をどの程度細かく読み取れるかの性能を示す単位として [ b ] が使われる。 (選択肢は a,b の順に示す。)
- ア.a=イメージスキャナー,b=bps
- イ.a=イメージスキャナー,b=dpi
- ウ.a=スクリーンリーダー,b=bps
- エ.a=スクリーンリーダー,b=dpi
正解:イ.a=イメージスキャナー,b=dpi
解説:正解はイ。紙などに光を当てて反射光を読み取り、文字や図形をデジタルデータに変換して取り込む入力装置はa=イメージスキャナーで、その読み取りの細かさ(解像度)を示す単位がb=dpi(dots per inch、1インチあたりのドット数)である。bpsは通信速度の単位、スクリーンリーダーは画面の文字を音声で読み上げる支援ソフトウェアであり当てはまらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問566.システム監査の目的に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.開発すべきシステムの具体的な用途を分析し,システム要件を明らかにすること
- イ.情報システムが設置されている施設とその環境を総合的に企画,管理,活用すること
- ウ.情報システムに係るリスクに適切に対応しているかどうかを評価することによって,組織体の目標達成に寄与すること
- エ.知識,スキル,ツール及び技法をプロジェクト活動に適用することによって,プロジェクトの要求事項を満足させること
正解:ウ.情報システムに係るリスクに適切に対応しているかどうかを評価することによって,組織体の目標達成に寄与すること
解説:正解はウ。システム監査の目的は、情報システムに係るリスクに適切に対応しているかを独立の立場で評価し、組織体の目標達成に寄与することにある。アは要件定義、イはファシリティマネジメント(施設・環境の企画管理)、エはプロジェクトマネジメントの説明であり、リスク対応の評価を通じて組織目標に寄与するのがシステム監査である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問55
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問567.PC において,電力供給を断つと記憶内容が失われるメモリ又は記憶媒体はどれか。
- ア.DVD-RAM
- イ.DRAM
- ウ.ROM
- エ.フラッシュメモリ
正解:イ.DRAM
解説:正解はイ(DRAM)。電力供給を断つと記憶内容が失われるのは揮発性メモリで、主記憶に使われるDRAMがこれに該当する。アのDVD-RAM、ウのROM、エのフラッシュメモリはいずれも電源を切っても内容が保持される不揮発性の記憶媒体・メモリである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問568.暗号化方式の特徴について記した表において,表中の a〜d に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:共通鍵暗号方式,b:公開鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
- イ.a:共通鍵暗号方式,b:公開鍵暗号方式,c:速い,d:遅い
- ウ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
- エ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:速い,d:遅い
正解:ウ.a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い
解説:正解はウ(a:公開鍵暗号方式,b:共通鍵暗号方式,c:遅い,d:速い)。表の読み取り手順は次のとおり。aは「暗号化鍵と復号鍵が異なる」ため公開鍵暗号方式で、公開鍵を公開して配布できるので鍵配布は容易、処理速度は相対的に遅い(c=遅い)。bは「暗号化鍵と復号鍵が同一」ため共通鍵暗号方式で、同じ鍵を秘密に渡す必要があり配布は難しい、処理速度は相対的に速い(d=速い)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問569.文書作成ソフトや表計算ソフトなどにおいて,一連の操作手順をあらかじめ定義しておき,実行する機能はどれか。
- ア.オートコンプリート
- イ.ソースコード
- ウ.プラグアンドプレイ
- エ.マクロ
正解:エ.マクロ
解説:正解はエ(マクロ)。マクロは、文書作成ソフトや表計算ソフトで一連の操作手順をあらかじめ定義(記録)しておき、まとめて実行する機能である。アのオートコンプリートは入力補完、イのソースコードはプログラムの原文、ウのプラグアンドプレイは周辺機器を接続すると自動認識・設定する仕組みであり、操作手順の自動実行機能はマクロである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問570.OCR の役割として,適切なものはどれか。
- ア.10cm 程度の近距離にある機器間で無線通信する。
- イ.印刷文字や手書き文字を認識し,テキストデータに変換する。
- ウ.デジタル信号処理によって,人工的に音声を作り出す。
- エ.利用者の指先などが触れたパネル上の位置を検出する。
正解:イ.印刷文字や手書き文字を認識し,テキストデータに変換する。
解説:正解はイ(OCR)。OCR(光学文字認識)は、印刷文字や手書き文字を光学的に読み取って認識し、編集可能なテキストデータに変換する技術である。アは10cm程度の近距離無線通信(NFC)、ウはデジタル信号処理で音声を作り出す音声合成、エはタッチパネルの接触位置検出の説明であり、文字のテキスト化がOCRの役割である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問59
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問571.関係データベースを構成する要素の関係を表す図において,図中の a 〜 c に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:表,b:フィールド,c:レコード
- イ.a:表,b:レコード,c:フィールド
- ウ.a:フィールド,b:表,c:レコード
- エ.a:レコード,b:表,c:フィールド
正解:イ.a:表,b:レコード,c:フィールド
解説:正解はイ(a:表,b:レコード,c:フィールド)。関係データベースの構成要素は入れ子(包含)の階層関係で表され、図の外側から内側へ読み取る。最も大きな枠aが「表(テーブル)」、その中の1行が「レコード(b)」、レコードを構成する個々の項目(列の値)が「フィールド(c)」である。つまり表がレコードを含み、レコードがフィールドを含む関係を文章化するとイの組合せになる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問572.cookie を説明したものはどれか。
- ア.Web サイトが,Web ブラウザを通じて訪問者の PC にデータを書き込んで保存する仕組み又は保存されるデータのこと
- イ.Web ブラウザが,アクセスした Web ページをファイルとして PC のハードディスクに一時的に保存する仕組み又は保存されるファイルのこと
- ウ.Web ページ上で,Web サイトの紹介などを目的に掲載されている画像のこと
- エ.ブログの機能の一つで,リンクを張った相手に対してその旨を通知する仕組みのこと
正解:ア.Web サイトが,Web ブラウザを通じて訪問者の PC にデータを書き込んで保存する仕組み又は保存されるデータのこと
解説:cookieは、Webサイトがサーバからの指示でWebブラウザを通じて訪問者のPCに小さなデータを書き込み、次回以降のアクセス時に読み戻す仕組み(またはそのデータ)で、ログイン状態の保持などに使われる。したがって正解はア。イはブラウザキャッシュ、ウはバナーなどの画像、エはブログのトラックバックの説明で、いずれもcookieとは別物である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問573.関数 convert は,整数型の配列を一定のルールで文字列に変換するプログラムである。関数 convert を convert(arrayInput)として呼び出したときの戻り値が"AABAB"になる引数 arrayInput の値はどれか。ここで,arrayInput の要素数は1以上とし,配列の要素番号は1から始まる。

- ア.{0, 0, 1, 2, 1}
- イ.{0, 1, 2, 1, 1}
- ウ.{1, 0, 1, 2, 0}
- エ.{1, 1, 2, 1, 0}
正解:エ.{1, 1, 2, 1, 0}
解説:関数convertは配列を先頭から順にたどり、要素が1なら"A"、それ以外なら"B"を末尾に連結する。戻り値"AABAB"は各要素が順に「1,1,1以外,1,1以外」であればよい。各選択肢を変換するとア{0,0,1,2,1}→"BBABA"、イ{0,1,2,1,1}→"BABAA"、ウ{1,0,1,2,0}→"ABABB"、エ{1,1,2,1,0}→"AABAB"となり、条件を満たすのはエだけである。よって正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問574.SSD の全てのデータを消去し,復元できなくする方法として用いられているものはどれか。
- ア.Secure Erase
- イ.磁気消去
- ウ.セキュアブート
- エ.データクレンジング
正解:ア.Secure Erase
解説:Secure EraseはSSDやHDDの記憶領域全体を初期化し、データを復元不能にするATA規格のコマンドで、SSDの全消去に用いられる。よって正解はア。磁気消去はHDDなど磁気記録媒体向けでフラッシュメモリのSSDには効果がなく、セキュアブートは起動時の改ざん検知、データクレンジングはデータの重複・誤りを整える品質向上作業であり、いずれも消去手段ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問63
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問575.情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスクへの対応を,リスク共有,リスク回避,リスク保有及びリスク低減の四つに分類するとき,リスク共有の例として,適切なものはどれか。
- ア.災害によるシステムの停止時間を短くするために,遠隔地にバックアップセンターを設置する。
- イ.情報漏えいによって発生する損害賠償や事故処理の損失補填のために,サイバー保険に加入する。
- ウ.電子メールによる機密ファイルの流出を防ぐために,ファイルを添付した電子メールの送信には上司の許可を必要とする仕組みにする。
- エ.ノート PC の紛失や盗難による情報漏えいを防ぐために,HDD を暗号化する。
正解:イ.情報漏えいによって発生する損害賠償や事故処理の損失補填のために,サイバー保険に加入する。
解説:リスク共有(リスク移転)は、損失の一部または全部を保険や外部委託によって第三者に肩代わりさせる対応で、サイバー保険への加入がその典型例である。よって正解はイ。ア(遠隔地バックアップ)、ウ(送信の上司承認)、エ(HDD暗号化)はいずれも損害の発生確率や被害規模を下げるリスク低減の例である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問576.AI における機械学習の学習方法に関する次の記述中の a~c に入れる字句の適切な組合せはどれか。 教師あり学習は,正解を付けた学習データを入力することによって, a と呼ばれる手法で未知のデータを複数のクラスに分けたり, b と呼ばれる手法でデータの関係性を見つけたりすることができるようになる学習方法である。教師なし学習は,正解を付けない学習データを入力することによって, c と呼ばれる手法などで次第にデータを正しくグループ分けできるようになる学習方法である。
- ア.a:回帰,b:分類,c:クラスタリング
- イ.a:クラスタリング,b:分類,c:回帰
- ウ.a:分類,b:回帰,c:クラスタリング
- エ.a:分類,b:クラスタリング,c:回帰
正解:ウ.a:分類,b:回帰,c:クラスタリング
解説:教師あり学習は正解ラベル付きデータを学習し、データを既定のクラスに振り分ける「分類(a)」や、数値の関係性から連続値を予測する「回帰(b)」を行えるようになる。教師なし学習は正解のないデータから似たもの同士をまとめる「クラスタリング(c)」などを行う。したがってa:分類、b:回帰、c:クラスタリングの組合せが正しく、正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問577.PKI における CA (Certificate Authority) の役割に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.インターネットと内部ネットワークの間にあって,内部ネットワーク上のコンピュータに代わってインターネットにアクセスする。
- イ.インターネットと内部ネットワークの間にあって,パケットフィルタリング機能などを用いてインターネットから内部ネットワークへの不正アクセスを防ぐ。
- ウ.利用者に指定されたドメイン名を基に IP アドレスとドメイン名の対応付けを行い,利用者を目的のサーバにアクセスさせる。
- エ.利用者の公開鍵に対する公開鍵証明書の発行や失効を行い,鍵の正当性を保証する。
正解:エ.利用者の公開鍵に対する公開鍵証明書の発行や失効を行い,鍵の正当性を保証する。
解説:PKIにおけるCA(認証局)は、利用者の公開鍵に対して公開鍵証明書を発行・失効させ、その公開鍵が本人のものであるという正当性を保証する役割をもつ。よって正解はエ。アはプロキシサーバ、イはファイアウォール、ウはDNSサーバの説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問578.図に示す2台の Web サーバと1台のデータベースサーバから成る Web システムがある。Web サーバの稼働率はともに0.8とし,データベースサーバの稼働率は0.9とすると,このシステムの小数第3位を四捨五入した稼働率は幾らか。ここで,2台の Web サーバのうち少なくとも1台が稼働していて,かつ,データベースサーバが稼働していれば,システムとしては稼働しているとみなす。また,それぞれのサーバはランダムに故障が起こるものとする。

- ア.0.04
- イ.0.58
- ウ.0.86
- エ.0.96
正解:ウ.0.86
解説:Webサーバ2台は並列(少なくとも1台稼働でよい)なので、その稼働率は1−(1−0.8)×(1−0.8)=1−0.2×0.2=1−0.04=0.96。これにDBサーバ0.9が直列に接続されるので、システム全体は0.96×0.9=0.864となり、小数第3位を四捨五入して0.86。よって正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問579.情報デザインで用いられる概念であり,部屋のドアノブの形で開閉の仕方を示唆するというような,人間の適切な行動を誘発する知覚可能な手掛かりのことを何と呼ぶか。
- ア.NUI (Natural User Interface)
- イ.ウィザード
- ウ.シグニファイア
- エ.マルチタッチ
正解:ウ.シグニファイア
解説:シグニファイアは、ドアノブの形が押す・引く・回すといった操作方法を暗示するように、人間に適切な行動を促す知覚可能な手掛かりを指す情報デザインの概念である。よって正解はウ。NUIは自然な動作で操作するインタフェース、ウィザードは対話形式の操作手順案内、マルチタッチは複数点の同時タッチ操作で、いずれも異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問580.障害に備えるために,4台の HDD を使い,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用する RAID5を構成する。1台の HDD の容量が1T バイトのとき,実効データ容量はおよそ何バイトか。
- ア.2T
- イ.3T
- ウ.4T
- エ.5T
正解:イ.3T
解説:RAID5は全体からパリティ1台分の容量を差し引いた残りが実効データ容量となる。HDDは4台で各1Tバイトなので、実効データ容量=(4−1)×1T=3Tバイト。よって正解はイ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問581.ESSID をステルス化することによって得られる効果として,適切なものはどれか。
- ア.アクセスポイントと端末間の通信を暗号化できる。
- イ.アクセスポイントに接続してくる端末を認証できる。
- ウ.アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
- エ.アクセスポイントを介さず,端末同士で直接通信できる。
正解:ウ.アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
解説:ESSID(無線LANのネットワーク名)のステルス化は、アクセスポイントがビーコンでESSIDを発信しないようにする設定で、第三者にネットワークの存在を気付かれにくくし、不正接続のリスクを低減する効果がある。よって正解はウ。通信の暗号化(WPA等)、端末認証、端末同士の直接通信(アドホック)はいずれもESSIDステルス化とは別の機能である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問70
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問582.インターネットで使用されているドメイン名の説明として,適切なものはどれか。
- ア.Web 閲覧や電子メールを送受信するアプリケーションが使用する通信規約の名前
- イ.コンピュータやネットワークなどを識別するための名前
- ウ.通信を行うアプリケーションを識別するための名前
- エ.電子メールの宛先として指定する相手の名前
正解:イ.コンピュータやネットワークなどを識別するための名前
解説:ドメイン名は、インターネット上のコンピュータやネットワークを人間が扱いやすい文字列で識別するための名前で、DNSによってIPアドレスと対応付けられる。よって正解はイ。アはプロトコル、ウはポート番号、エはメールアドレスに関する説明である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問71
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問583.次の記述のうち,バイオメトリクス認証の例だけを全て挙げたものはどれか。 a Web ページに歪(ゆが)んだ文字の列から成る画像を表示し,読み取った文字列を利用者に入力させることによって,認証を行う。 b キーボードで特定文字列を入力させ,そのときの打鍵の速度やタイミングの変化によって,認証を行う。 c タッチパネルに手書きで氏名を入力させ,そのときの筆跡,筆圧,運筆速度などによって,認証を行う。 d タッチパネルに表示された複数の点をあらかじめ決められた順になぞらせることによって,認証を行う。
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:ウ.b, c
解説:バイオメトリクス認証は、身体的または行動的な特徴を用いる本人認証である。bのキーストローク(打鍵の速度・タイミング)とcの手書き署名(筆跡・筆圧・運筆速度)は行動的特徴を用いるバイオメトリクス認証に該当する。よって正解はウ。aはCAPTCHA(人間か否かの判定)、dはパターン認証(本人が覚えた知識による認証)で、生体的特徴を用いていない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問584.IoT 機器のセキュリティ対策のうち,ソーシャルエンジニアリング対策として,最も適切なものはどれか。
- ア.IoT 機器とサーバとの通信は,盗聴を防止するために常に暗号化通信で行う。
- イ.IoT 機器の脆(ぜい)弱性を突いた攻撃を防止するために,機器のメーカーから最新のファームウェアを入手してアップデートを行う。
- ウ.IoT 機器へのマルウェア感染を防止するためにマルウェア対策ソフトを導入する。
- エ.IoT 機器を廃棄するときは,内蔵されている記憶装置からの情報漏えいを防止するために物理的に破壊する。
正解:エ.IoT 機器を廃棄するときは,内蔵されている記憶装置からの情報漏えいを防止するために物理的に破壊する。
解説:ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく人の心理や物理的行動の隙を突いて情報を盗む手口で、廃棄機器のゴミ漁り(スキャベンジング)もこれに含まれる。廃棄時に記憶装置を物理的に破壊すれば残存情報の読み取りを防げるため、正解はエ。ア(暗号化通信)は盗聴対策、イ(ファーム更新)は脆弱性対策、ウ(マルウェア対策ソフト)はマルウェア感染対策である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問585.トランザクション処理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.コミットとは,トランザクションが正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。
- イ.排他制御とは,トランザクションが正常に処理されたときに,データベースの内容を確定させることである。
- ウ.ロールバックとは,複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに,データの矛盾が起きないようにすることである。
- エ.ログとは,データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
正解:エ.ログとは,データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
解説:ログは、データベースの更新前後の内容など更新履歴を記録したファイルで、障害時のロールバックやロールフォワードに用いられる。よって正解はエ。アはロールバック、イはコミット、ウは排他制御の説明であり、それぞれの用語(コミット・排他制御・ロールバック)の定義と入れ替わっているため誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問586.情報セキュリティの3要素である機密性,完全性及び可用性と,それらを確保するための対策の例a〜cの適切な組合せはどれか。 a アクセス制御 b デジタル署名 c ディスクの二重化

- ア.a:可用性,b:完全性,c:機密性
- イ.a:可用性,b:機密性,c:完全性
- ウ.a:完全性,b:機密性,c:可用性
- エ.a:機密性,b:完全性,c:可用性
正解:エ.a:機密性,b:完全性,c:可用性
解説:情報セキュリティの3要素のうち、aのアクセス制御は許可された者だけに情報を見せる「機密性」、bのデジタル署名は改ざんの有無を検証する「完全性」、cのディスクの二重化は障害時も利用を継続させる「可用性」の対策である。したがってa:機密性、b:完全性、c:可用性となり、正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問587.スマートフォンなどのタッチパネルで広く採用されている方式であり,指がタッチパネルの表面に近づいたときに,その位置を検出する方式はどれか。
- ア.感圧式
- イ.光学式
- ウ.静電容量方式
- エ.電磁誘導方式
正解:ウ.静電容量方式
解説:静電容量方式は、指が画面表面に近づくと生じる静電容量の変化を検出して位置を特定する方式で、スマートフォンなどのタッチパネルで広く採用されている。よって正解はウ。感圧式は押す圧力、光学式は光の遮断、電磁誘導方式は専用ペンの磁界を検出する方式で、指の近接検出には該当しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問588.出所が不明のプログラムファイルの使用を避けるために,その発行元を調べたい。このときに確認する情報として,適切なものはどれか。
- ア.そのプログラムファイルのアクセス権
- イ.そのプログラムファイルの所有者情報
- ウ.そのプログラムファイルのデジタル署名
- エ.そのプログラムファイルのハッシュ値
正解:ウ.そのプログラムファイルのデジタル署名
解説:プログラムファイルの発行元(作成者)を確かめるには、コード署名として付与されたデジタル署名を確認し、署名に含まれる証明書の発行者を検証すればよい。よって正解はウ。ハッシュ値はファイルの改ざん有無を確認できるが発行元は判別できず、アクセス権や所有者情報はOS上での権限・管理者を示すだけで発行元の証明にはならない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問77
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問589.利用者がスマートスピーカーに向けて話し掛けた内容に対して,スマートスピーカーから音声で応答するための処理手順が(1)〜(4)のとおりであるとき,音声認識に該当する処理はどれか。 (1)利用者の音声をテキストデータに変換する。 (2)テキストデータを解析して,その意味を理解する。 (3)応答する内容を決定して,テキストデータを生成する。 (4)生成したテキストデータを読み上げる。
- ア.(1)
- イ.(2)
- ウ.(3)
- エ.(4)
正解:ア.(1)
解説:音声認識は、入力された人間の音声を解析して文字列(テキストデータ)に変換する処理で、手順(1)がこれに該当する。よって正解はア。(2)は自然言語処理による意味理解、(3)は応答生成、(4)は音声合成であり、音声認識とは異なる工程である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問590.企業などの内部ネットワークとインターネットとの間にあって,セキュリティを確保するために内部ネットワークのPCに代わって,インターネット上のWebサーバにアクセスするものはどれか。
- ア.DNSサーバ
- イ.NTPサーバ
- ウ.ストリーミングサーバ
- エ.プロキシサーバ
正解:エ.プロキシサーバ
解説:プロキシサーバは、内部ネットワークのPCに代わってインターネット上のWebサーバへアクセスし、内部の情報隠蔽やアクセス制御・キャッシュなどでセキュリティと効率を確保するものである。よって正解はエ。DNSサーバは名前解決、NTPサーバは時刻同期、ストリーミングサーバは音声・映像の配信を担う。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問79
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問591.OSS(Open Source Software)に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a OSSを利用して作成したソフトウェアを販売することができる。 b ソースコードが公開されたソフトウェアは全てOSSである。 c 著作権が放棄されているソフトウェアである。
- ア.a
- イ.a,b
- ウ.b,c
- エ.c
正解:ア.a
解説:OSSはライセンス条件の範囲で自由に利用・改変・再頒布でき、有償で販売することも認められている(a:正しい)。よって正解はア。bはソースコードが公開されていてもOSSの定義を満たすライセンスでなければOSSとはいえないため誤り、cはOSSは著作権を保持したままライセンスで利用を許諾する形態であり著作権放棄ではないため誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問80
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問592.一つの表で管理されていた受注データを,受注に関する情報と商品に関する情報に分割して,正規化を行った上で関係データベースの表で管理する。正規化を行った結果の表の組合せとして,最も適切なものはどれか。ここで,同一商品で単価が異なるときは商品番号も異なるものとする。また,発注者名には同姓同名はいないものとする。

- ア.表1{受注番号,発注者名}/表2{商品番号,商品名,個数,単価}
- イ.表1{受注番号,発注者名,商品番号}/表2{商品番号,商品名,個数,単価}
- ウ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数,単価}/表2{商品番号,商品名}
- エ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}
正解:エ.表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}
解説:正規化では、繰り返しや部分従属を排除し、各項目を「何に一意に決まるか(関数従属)」で振り分ける。「同一商品で単価が異なるときは商品番号も異なる」ため商品名と単価は商品番号に従属し商品表へ、個数は受注ごとに変わる値なので受注表に残す(発注者名は受注番号に従属し同姓同名もない)。よって表1{受注番号,発注者名,商品番号,個数}/表2{商品番号,商品名,単価}の組合せが正しく、正解はエ。他の肢は個数を商品表へ移す(ウ・イ)など従属関係を誤っており不適。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問593.ISMSクラウドセキュリティ認証に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.一度認証するだけで,複数のクラウドサービスやシステムなどを利用できるようにする認証の仕組み
- イ.クラウドサービスについて,クラウドサービス固有の管理策が実施されていることを認証する制度
- ウ.個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備しているクラウド事業者などを評価して,事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度
- エ.利用者がクラウドサービスへログインするときの環境,IPアドレスなどに基づいて状況を分析し,リスクが高いと判断された場合に追加の認証を行う仕組み
正解:イ.クラウドサービスについて,クラウドサービス固有の管理策が実施されていることを認証する制度
解説:ISMSクラウドセキュリティ認証は、通常のISMS(ISO/IEC 27001)に加え、クラウド固有の管理策(ISO/IEC 27017ベース)が実施されていることを認証する制度なので、正解はイ。アは一度の認証で複数サービスを使えるシングルサインオン、ウはプライバシーマーク(クラウド向け個人情報保護)、エはログイン状況からリスクを判断するリスクベース認証の説明で、いずれも別概念。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問594.1から6までの六つの目をもつサイコロを3回投げたとき,1回も1の目が出ない確率は幾らか。
- ア.1/216
- イ.5/72
- ウ.91/216
- エ.125/216
正解:エ.125/216
解説:サイコロ1回で1以外の目が出る確率は6分の5。3回とも1が出ない事象は各回独立なので確率を掛け合わせ、(5/6)×(5/6)×(5/6)=125/216となる。よって正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問83
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問595.IoTエリアネットワークでも利用され,IoTデバイスからの無線通信をほかのIoTデバイスが中継することを繰り返し,リレー方式で通信をすることによって,広範囲の通信を実現する技術はどれか。
- ア.GPS
- イ.MIMO
- ウ.キャリアアグリゲーション
- エ.マルチホップ
正解:エ.マルチホップ
解説:マルチホップは、電波の届く近隣のIoTデバイスが通信を次々に中継(リレー)することで、直接届かない遠方まで通信範囲を広げる技術であり、正解はエ。アのGPSは測位、イのMIMOは複数アンテナで通信を高速化する技術、ウのキャリアアグリゲーションは複数の周波数帯を束ねて高速化する技術で、いずれも中継とは無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問596.関数 binaryToInteger は,1桁以上の符号なし2進数を文字列で表した値を引数 binaryStr で受け取り,その値を整数に変換した結果を戻り値とする。例えば,引数として“100”を受け取ると,4を返す。プログラム中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。

- ア.a:(2 の i 乗) − 1,b:integerNum × digitNum × exponent
- イ.a:(2 の i 乗) − 1,b:integerNum + digitNum × exponent
- ウ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum × digitNum × exponent
- エ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum + digitNum × exponent
正解:エ.a:2 の (i − 1) 乗,b:integerNum + digitNum × exponent
解説:2進数は各桁に「2の(桁位置)乗」の重みを掛けて足す。末尾からi番目の桁の重みは2の(i-1)乗なので a は「2の(i−1)乗」、変換した桁値digitNumに重みexponentを掛けて足し込むので b は「integerNum + digitNum × exponent」。実際に"100"で追うと、i=1で0×2⁰=0、i=2で0×2¹=0、i=3で1×2²=4、合計4となり例と一致するため、正解はエ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問597.PDCAモデルに基づいてISMSを運用している組織において,C(Check)で実施することの例として,適切なものはどれか。
- ア.業務内容の監査結果に基づいた是正処置として,サーバの監視方法を変更する。
- イ.具体的な対策と目標を決めるために,サーバ室内の情報資産を洗い出す。
- ウ.サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する。
- エ.定められた運用手順に従ってサーバの動作を監視する。
正解:ウ.サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する。
解説:PDCAのC(Check)は、計画(P)に沿って運用(D)した結果を点検・評価する段階である。「サーバ管理者の業務内容を第三者が客観的に評価する」は評価・点検に当たるため正解はウ。アは評価後の是正処置なのでA(Act)、イは資産の洗い出しでP(Plan)、エは手順に従った監視でD(Do)に当たる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問598.通常の検索エンジンでは検索されず匿名性が高いので,サイバー攻撃や違法商品の取引などにも利用されることがあり,アクセスするには特殊なソフトウェアが必要になることもあるインターネット上のコンテンツの総称を何と呼ぶか。
- ア.RSS
- イ.SEO
- ウ.クロスサイトスクリプティング
- エ.ダークウェブ
正解:エ.ダークウェブ
解説:ダークウェブは、通常の検索エンジンにはヒットせず、Torなどの特殊なソフトウェアがないとアクセスできない匿名性の高いネット領域で、違法取引やサイバー攻撃の温床にもなるため、正解はエ。アのRSSは更新情報の配信規格、イのSEOは検索順位最適化、ウのクロスサイトスクリプティングはWebの攻撃手法で、いずれも別概念。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問599.JavaScriptに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.Webブラウザ上に,動的な振る舞いなどを組み込むことができる。
- イ.Webブラウザではなく,Webサーバ上だけで動作する。
- ウ.実行するためには,あらかじめコンパイルする必要がある。
- エ.名前のとおり,Javaのスクリプト版である。
正解:ア.Webブラウザ上に,動的な振る舞いなどを組み込むことができる。
解説:JavaScriptはWebブラウザ上で動作し、ページに動的な振る舞い(表示の変化や入力チェックなど)を組み込めるクライアントサイドのスクリプト言語なので、正解はア。イはサーバ上でも(Node.js等)動くので誤り、ウはコンパイル不要のインタプリタ型言語なので誤り、エは名称が似るだけでJavaとは別言語なので誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問600.システムの利用者認証に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.1回の認証で,複数のサーバやアプリケーションなどへのログインを実現する仕組みを,チャレンジレスポンス認証という。
- イ.指紋や声紋など,身体的な特徴を利用して本人認証を行う仕組みを,シングルサインオンという。
- ウ.情報システムが利用者の本人確認のために用いる,数字列から成る暗証番号のことを,PINという。
- エ.特定の数字や文字の並びではなく,位置についての情報を覚えておき,認証時には画面に表示された表の中で,自分が覚えている位置に並んでいる数字や文字をパスワードとして入力する方式を,多要素認証という。
正解:ウ.情報システムが利用者の本人確認のために用いる,数字列から成る暗証番号のことを,PINという。
解説:PIN(Personal Identification Number)は、本人確認に用いる数字列から成る暗証番号のことなので、正解はウ。アの「1回の認証で複数へログイン」はシングルサインオン、イの身体的特徴による認証はバイオメトリクス認証、エの表内の位置を覚える方式はマトリクス認証で、いずれも記述と用語が食い違っている。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問89
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問601.セキュリティ対策として使用されるWAFの説明として,適切なものはどれか。
- ア.ECなどのWebサイトにおいて,Webアプリケーションソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃からの防御や,不審なアクセスのパターンを検知する仕組み
- イ.インターネットなどの公共のネットワークを用いて,専用線のようなセキュアな通信環境を実現する仕組み
- ウ.情報システムにおいて,機密データを特定して監視することによって,機密データの紛失や外部への漏えいを防止する仕組み
- エ.ファイアウォールを用いて,インターネットと企業の内部ネットワークとの間に緩衝領域を作る仕組み
正解:ア.ECなどのWebサイトにおいて,Webアプリケーションソフトウェアの脆弱性を突いた攻撃からの防御や,不審なアクセスのパターンを検知する仕組み
解説:WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃(SQLインジェクション等)を防御し、不審なアクセスパターンを検知する仕組みなので、正解はア。イはVPN、ウはDLP(データ漏えい防止)、エはDMZ(緩衝領域)の説明で別の対策。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問90
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問602.職場で不要になったPCを廃棄する場合の情報漏えい対策として,最も適切なものはどれか。
- ア.OSが用意しているファイル削除の機能を使って,PC内のデータファイルを全て削除する。
- イ.PCにインストールされているアプリケーションを,全てアンインストールする。
- ウ.PCに内蔵されている全ての記憶装置を論理フォーマットする。
- エ.専用ソフトなどを使って,PCに内蔵されている全ての記憶装置の内容を消去するために,ランダムなデータを規定回数だけ上書きする。
正解:エ.専用ソフトなどを使って,PCに内蔵されている全ての記憶装置の内容を消去するために,ランダムなデータを規定回数だけ上書きする。
解説:記憶装置は削除やフォーマットをしても実データが残り復元される恐れがあるため、専用ソフトでランダムデータを規定回数上書きして内容を消去する方法が最も適切で、正解はエ。アのファイル削除機能やウの論理フォーマットは管理情報を消すだけでデータは復元可能、イのアンインストールはデータファイルが残るため、いずれも不十分。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問91
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問603.インターネットに接続されているサーバが,1台でメール送受信機能とWebアクセス機能の両方を提供しているとき,端末のアプリケーションプログラムがそのどちらの機能を利用するかをサーバに指定するために用いるものはどれか。
- ア.IPアドレス
- イ.ドメイン
- ウ.ポート番号
- エ.ホスト名
正解:ウ.ポート番号
解説:1台のサーバが複数の機能を提供する場合、どのアプリケーション(サービス)宛かはポート番号で指定する(例:Web=80/443、メール=25/110/143など)ため、正解はウ。アのIPアドレスやエのホスト名、イのドメインはサーバ(機器)自体を識別するもので、サーバ内のサービスの区別には使わない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問92
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問604.関係データベースで管理している“従業員”表から,氏名が‘%葉_’に該当する従業員を抽出した。抽出された従業員は何名か。ここで,“_”は任意の1文字を表し,“%”は0文字以上の任意の文字列を表すものとする。

- ア.1
- イ.2
- ウ.3
- エ.4
正解:イ.2
解説:パターン'%葉_'は「(0文字以上の任意文字列)+葉+(任意の1文字)」なので、末尾から2文字目が「葉」で末尾に1文字続く氏名が該当する。千葉翔(葉+翔)と鈴木葉子(葉+子)が一致し、佐藤乙葉・秋葉彩葉は末尾が「葉」でその後に1文字がなく不一致、葉山花子・稲葉小春も末尾から2文字目が葉でないため不一致。よって該当は2名で正解はイ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問93
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問605.企業において情報セキュリティポリシー策定で行う作業のうち,次の作業の実施順序として,適切なものはどれか。 a 策定する責任者や担当者を決定する。 b 情報セキュリティ対策の基本方針を策定する。 c 保有する情報資産を洗い出し,分類する。 d リスクを分析する。
- ア.a → b → c → d
- イ.a → b → d → c
- ウ.b → a → c → d
- エ.b → a → d → c
正解:ア.a → b → c → d
解説:情報セキュリティポリシー策定は、まずa策定の責任者・担当者を決め、b組織としての基本方針を定めてから、c守るべき情報資産を洗い出して分類し、dそれらのリスクを分析する、という順で進める。よってa→b→c→dとなり正解はア。方針を定める前提として体制作りが先、リスク分析は対象(資産)を特定した後になる点がポイント。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問94
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問606.AI の関連技術であるディープラーニングに用いられる技術として,最も適切なものはどれか。
- ア.ソーシャルネットワーク
- イ.ニューラルネットワーク
- ウ.フィージビリティスタディ
- エ.フォールトトレラント
正解:イ.ニューラルネットワーク
解説:ディープラーニング(深層学習)は、人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークを多層に重ねて特徴を自動抽出する技術なので、正解はイ。アのソーシャルネットワークは人的つながり、ウのフィージビリティスタディは実現可能性調査、エのフォールトトレラントは耐障害設計で、いずれも別分野の用語。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問95
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問607.A さんは次のように宛先を指定して電子メールを送信した。この電子メールの受信者に関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 〔宛先〕 To:B さんのメールアドレス Cc:C さんのメールアドレス Bcc:D さんのメールアドレス,E さんのメールアドレス (1) C さんは D さんのメールアドレスを知ることができる。 (2) D さんは C さんのメールアドレスを知ることができる。 (3) E さんは D さんのメールアドレスを知ることができる。
- ア.(1)
- イ.(1),(3)
- ウ.(2)
- エ.(2),(3)
正解:ウ.(2)
解説:To・Ccのアドレスは全受信者に表示されるが、Bccのアドレスは他の受信者からは見えない。DとEはBcc宛なので、(1)Cから見たD(Bcc)は不可、(3)Eから見たD(互いにBcc)も不可、(2)DはCcのCを見られるので可。よって適切なのは(2)のみで正解はウ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問96
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問608.次の OS のうち,OSS(Open Source Software)として提供されるものだけを全て挙げたものはどれか。 a Android b FreeBSD c iOS d Linux
- ア.a,b
- イ.a,b,d
- ウ.b,d
- エ.c,d
正解:イ.a,b,d
解説:OSSはソースコードが公開され自由な利用・改変・再配布が認められるソフトで、a Android(AOSP)・b FreeBSD・d LinuxはいずれもOSSに該当する。c iOSはApple独自のプロプライエタリなOSでソースは非公開のため該当せず、正解はイ(a,b,d)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問609.ランサムウェアに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.PC に外部から不正にログインするための侵入路をひそかに設置する。
- イ.PC のファイルを勝手に暗号化し,復号のためのキーを提供することなどを条件に金銭を要求する。
- ウ.Web ブラウザを乗っ取り,オンラインバンキングなどの通信に割り込んで不正送金などを行う。
- エ.自らネットワークを経由して感染を広げる機能をもち,まん延していく。
正解:イ.PC のファイルを勝手に暗号化し,復号のためのキーを提供することなどを条件に金銭を要求する。
解説:ランサムウェアは、PC内のファイルを勝手に暗号化して使用不能にし、復号のためのキー提供などと引き換えに金銭(身代金)を要求するマルウェアなので、正解はイ。アはバックドア、ウはMITB(マンインザブラウザ)攻撃、エはワームの説明で、いずれも別のマルウェア・攻撃。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問610.GPS の電波を捕捉しにくいビルの谷間や狭い路地などでも位置を計測することができるように,特定の地域の上空に比較的長く留まる軌道をとり,GPS と併用することによって,より高い測位精度を実現するものはどれか。
- ア.アシスト GPS
- イ.ジャイロセンサー
- ウ.準天頂衛星
- エ.プローブカー
正解:ウ.準天頂衛星
解説:準天頂衛星(みちびき)は、特定地域の上空に長く留まる軌道をとり、ビルの谷間や路地でもGPSと併用して測位精度・可用性を高める衛星測位システムなので、正解はウ。アのアシストGPSは基地局情報で測位を補助する技術、イのジャイロセンサーは角速度検出、エのプローブカーは走行データを収集する車両で、いずれも別物。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問611.正しい URL を指定してインターネット上の Web サイトへアクセスしようとした利用者が,偽装された Web サイトに接続されてしまうようになった。原因を調べたところ,ドメイン名と IP アドレスの対応付けを管理するサーバに脆弱性があり,攻撃者によって,ドメイン名と IP アドレスを対応付ける情報が書き換えられていた。このサーバが受けた攻撃はどれか。
- ア.DDoS 攻撃
- イ.DNS キャッシュポイズニング
- ウ.ソーシャルエンジニアリング
- エ.ドライブバイダウンロード
正解:イ.DNS キャッシュポイズニング
解説:ドメイン名とIPアドレスの対応情報を管理するDNSサーバの脆弱性を突き、対応付けを偽の情報に書き換えて利用者を偽サイトへ誘導する攻撃はDNSキャッシュポイズニングなので、正解はイ。アのDDoSは大量通信によるサービス妨害、ウのソーシャルエンジニアリングは人をだます手口、エのドライブバイダウンロードはサイト閲覧だけで不正プログラムを送り込む攻撃で、いずれも本設問の書き換えとは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問100
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問612.システム開発プロジェクトの開始に当たり,人的資源に関する計画書を作成することにした。この計画において,要員を適切に配置し,より良いパフォーマンスを得るために考慮すべき事項として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。a プロジェクトに必要なスキルが要員に不足している場合は,トレーニングを計画する。b プロジェクトに必要なスキルよりも,要員の確保を常に優先するように計画する。c 要員をフレキシブルに配置するために,要員の役割と責任は,プロジェクトの計画段階では明確にせず,プロジェクトの開始後に定める。
- ア.a
- イ.a, b, c
- ウ.a, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:人的資源計画では、a のとおりスキル不足の要員にはトレーニングを計画するのが適切。b は必要なスキルを軽視して確保を常に優先するもので不適切、c は要員の役割と責任を計画段階で明確にせず開始後に定めるもので、責任の曖昧さを招くため不適切。よって正解はア(a)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問55
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問613.Bluetoothに追加された仕様の一つであり,省電力性に優れているので,IoTシステムを長期間運用でき,送受信デバイス間の距離を知ることにも使われているものはどれか。
- ア.BLE
- イ.IrDA
- ウ.NFC
- エ.PLC
正解:ア.BLE
解説:BLE(Bluetooth Low Energy)は、Bluetooth 4.0で追加された省電力仕様で、IoT機器を長期間運用でき、電波強度からデバイス間の距離推定にも利用される。イのIrDAは赤外線通信、ウのNFCは十数cmの近距離無線、エのPLCは電力線通信であり、いずれもBluetoothの省電力仕様ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問56
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問614.HTTPプロキシサーバの機能に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.IPアドレス割当て要求をPCから受け付けて,割り当てるグローバルIPアドレスを返す。
- イ.PCから,インターネット上のWebサーバへの接続要求を中継役として受けて,PCに代わって当該のWebサーバに接続し,送受信データを中継する。
- ウ.WebサーバのURLに対応するIPアドレスを求める要求をPCから受け付けて,そのIPアドレスを返す。
- エ.Webサーバのコンテンツが検索結果の上位に表示されるように,そのWebサーバが管理するコンテンツを書き換える。
正解:イ.PCから,インターネット上のWebサーバへの接続要求を中継役として受けて,PCに代わって当該のWebサーバに接続し,送受信データを中継する。
解説:HTTPプロキシサーバは、PCとWebサーバの間に立ち、PCからの接続要求を代理で受けてWebサーバに接続し、送受信データを中継する(イ)。アはDHCP(IPアドレス割当て)、ウはDNS(名前解決)、エはSEOを狙った不正なコンテンツ書換えの説明であり、いずれもHTTPプロキシの機能ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問57
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問615.DNSの説明として,適切なものはどれか。
- ア.IPネットワークに接続しようとするコンピュータに,IPアドレスなどを自動的に割り当てるプロトコルである。
- イ.ブラウザとWebサーバ間の通信を暗号化して,セキュリティを高めるために利用されるプロトコルである。
- ウ.ホスト名やドメイン名と,IPアドレスを対応付ける仕組みである。
- エ.ホスト名やドメイン名と,MACアドレスを対応付ける仕組みである。
正解:ウ.ホスト名やドメイン名と,IPアドレスを対応付ける仕組みである。
解説:DNS(Domain Name System)は、ホスト名やドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み(ウ)。アはDHCP、イはHTTPS(SSL/TLS)、エはARP(IPアドレスとMACアドレスの対応付け)の説明であり、いずれもDNSではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問58
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問616.ISMSにおける内部監査に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.JIS Q 27001の要求事項及び組織自体が規定した要求事項によって定める監査基準への適合性だけでなく,ISMS活動の組織に対する有効性も判定する。
- イ.JIS Q 27001の要求事項ではなく,組織自体が規定した要求事項を監査基準とする。
- ウ.内部監査の実施のためのプログラムを確立するときには,前回の内部監査の結果は考慮しない。
- エ.不定期かつ抜き打ちでの実施を原則とする。
正解:ア.JIS Q 27001の要求事項及び組織自体が規定した要求事項によって定める監査基準への適合性だけでなく,ISMS活動の組織に対する有効性も判定する。
解説:ISMSの内部監査では、JIS Q 27001の要求事項および組織自身が定めた要求事項への「適合性」だけでなく、ISMS活動が組織にとって「有効」に機能しているかも判定する(ア)。イは組織独自の要求事項だけを基準とする点、ウは前回結果を考慮しない点、エは不定期・抜き打ちを原則とする点でいずれも誤り(監査は計画に基づき実施する)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問59
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問617.TCP/IPネットワークで用いられるプロトコルであるFTPの役割として,適切なものはどれか。
- ア.正確な現在時刻を取得する。
- イ.電子メールを転送する。
- ウ.ネットワーク接続に必要なIPアドレスなどの情報を自動的に割り当てる。
- エ.ファイルをPC間で転送する。
正解:エ.ファイルをPC間で転送する。
解説:FTP(File Transfer Protocol)は、TCP/IPネットワークでファイルをコンピュータ間で転送するプロトコル(エ)。アはNTP(時刻同期)、イはSMTP(電子メール転送)、ウはDHCP(IPアドレス自動割当て)の役割であり、いずれもFTPではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問60
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問618.DBMSのトランザクションに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.あるデータベースの内容を他のデータベースに複製し,内容の同期をとる。
- イ.データベースに対して行った操作を,順次記録する。
- ウ.データベースに対する一連の処理が全て成功したら変更結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す。
- エ.データベースの表の索引を作成し,検索時には索引を使用する。
正解:ウ.データベースに対する一連の処理が全て成功したら変更結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す。
解説:トランザクションとは、データベースに対する一連の処理を「全て成功したら確定(コミット)し、途中で失敗したら処理前の状態に戻す(ロールバック)」ことで矛盾を防ぐ処理単位であり、ウが正解。アはレプリケーション、イはログ(ジャーナル)の記録、エはインデックスの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問61
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問619.OS の仮想記憶方式に関する次の記述中の a〜c に入れる字句の適切な組合せはどれか。 プログラムの実行時に,コンピュータの[ a ]装置の[ b ]な容量に制約されない,[ c ]なアドレス空間を提供する。

- ア.a=主記憶,b=物理的,c=論理的
- イ.a=主記憶,b=論理的,c=物理的
- ウ.a=補助記憶,b=物理的,c=論理的
- エ.a=補助記憶,b=論理的,c=物理的
正解:ア.a=主記憶,b=物理的,c=論理的
解説:仮想記憶は、実行時にコンピュータの主記憶(=a)装置の物理的(=b)な容量に制約されない、論理的(=c)なアドレス空間をプログラムに提供する方式。補助記憶を退避先に使うことで、実際の主記憶容量を超えた大きなアドレス空間を扱える。よってアが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問62
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問620.データの尺度を名義尺度,順序尺度,間隔尺度,比例尺度の四つに分類したとき,間隔尺度に該当するものはどれか。
- ア.学年
- イ.血液型
- ウ.時刻
- エ.睡眠時間
正解:ウ.時刻
解説:間隔尺度は目盛りの間隔が等しく意味を持つが、原点(0)が絶対的でなく比に意味がない尺度で、時刻がこれに該当(ウ)。学年は順序尺度、血液型は名義尺度、睡眠時間は0が絶対原点で比が意味を持つ比例尺度。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問63
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問621.WebサイトなどでRSSの表記を見かけることがある。このRSSの説明として,適切なものはどれか。
- ア.Webページの統一的なデザインやレイアウトを定義するための規格
- イ.Webページの見出しやリンク,要約などを記述するフォーマット
- ウ.ネットワーク上にブックマークを登録することによって,利用価値の高いWebサイト情報を他の利用者と共有するサービス
- エ.ブラウザとWebサーバ間で,データを暗号化して安全に送受信するためのプロトコル
正解:イ.Webページの見出しやリンク,要約などを記述するフォーマット
解説:RSSはWebページの見出し・リンク・要約などを定められた形式で記述し、更新情報の配信に用いるフォーマットで、イが正解。アはCSS、ウはソーシャルブックマーク、エはSSL/TLSの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問64
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問622.DBMSにおいて,データの検索を高速に行う目的で,必要に応じて設定して利用する情報はどれか。
- ア.インデックス
- イ.外部キー
- ウ.主キー
- エ.スキーマ
正解:ア.インデックス
解説:インデックス(索引)は、DBMSで検索を高速化するために列に対して必要に応じて設定する情報で、アが正解。外部キー・主キーは整合性を保つ制約、スキーマはデータベースの構造定義であり、検索高速化を目的とした情報ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問65
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問623.関係データベースで管理している次の“ログイン記録”表及び“部署”表において,ログイン結果が失敗となったことのある,又は,2022年4月10日09:00:00以前にログイン結果が成功となったことのある従業員が所属する部署名だけを全て挙げたものはどれか。

- ア.営業部, システム部
- イ.営業部, システム部, 人事部
- ウ.営業部, 人事部
- エ.システム部, 人事部
正解:イ.営業部, システム部, 人事部
解説:条件は「失敗経験あり」または「09:00:00以前に成功経験あり」。失敗経験者は10004(人事003)・10005(人事003)・10011(営業001)。09:00:00以前の成功は10004(08:53、人事003)と10002(08:55、システム002)。該当部署は営業部・システム部・人事部の全てとなり、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問66
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問624.3次元画像処理の高速化や,動画をなめらかにするなどの機能をもつ,描画処理のためのハードウェアはどれか。
- ア.CGI
- イ.GPU
- ウ.GUI
- エ.UPS
正解:イ.GPU
解説:GPUは3次元画像処理や動画描画を高速化する描画処理専用のハードウェアで、イが正解。CGIはWebサーバで外部プログラムを動かす仕組み、GUIは画面操作方式、UPSは無停電電源装置。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問67
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問625.CSIRTとして行う活動の例として,最も適切なものはどれか。
- ア.OSやアプリケーションソフトウェアのセキュリティパッチを定期的に適用する。
- イ.地震や洪水などの自然災害を想定し,情報資産を守るために全社的な事業継続計画を策定する。
- ウ.セキュリティ事故の発生時に影響範囲を調査して,被害拡大を防止するための対策実施を支援する。
- エ.保守業者がサーバ室で作業した日に,作業員の入退出が適切に記録されていたことを監査する。
正解:ウ.セキュリティ事故の発生時に影響範囲を調査して,被害拡大を防止するための対策実施を支援する。
解説:CSIRTはセキュリティインシデント対応の専門組織で、事故発生時に影響範囲を調査し被害拡大防止の対策実施を支援する(ウ)。アは通常のパッチ運用、イはBCP策定、エはセキュリティ監査で、いずれもCSIRTの中心活動ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問68
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問626.バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 バイオメトリクス認証の認証精度において,他人受入率を低く抑えようとすると[ a ]が高くなり,本人拒否率を低く抑えようとすると[ b ]が高くなる。

- ア.a=安全性,b=可用性
- イ.a=安全性,b=利便性
- ウ.a=利便性,b=安全性
- エ.a=利便性,b=可用性
正解:イ.a=安全性,b=利便性
解説:他人受入率(FAR)を低く抑えると他人を厳しく排除するため安全性(=a)が高まり、本人拒否率(FRR)を低く抑えると本人が拒否されにくくなり利便性(=b)が高まる。両者はトレードオフの関係にあり、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問69
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問627.情報セキュリティにおける脅威のうち,脆弱性を是正するセキュリティパッチをソフトウェアに適用することが最も有効な対策になるものはどれか。
- ア.総当たり攻撃
- イ.ソーシャルエンジニアリング
- ウ.パスワードリスト攻撃
- エ.バッファオーバーフロー
正解:エ.バッファオーバーフロー
解説:バッファオーバーフローはソフトウェアの脆弱性そのものを突く攻撃なので、脆弱性を修正するセキュリティパッチの適用が最も有効な対策となり、エが正解。総当たり・パスワードリストはパスワード管理の問題、ソーシャルエンジニアリングは人的対策で対応する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問70
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問628.携帯電話で用いられる電波に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 電波には,周波数が [a] ほど回り込みやすくなり障害物の裏にも届きやすいという性質がある。日本国内の携帯電話で使用される周波数のうち,700 [b] 帯〜900 [b] 帯の周波数帯域はこの性質をもちつながりやすいことなどから,プラチナバンドと呼ばれている。

- ア.a:高い,b:GHz
- イ.a:高い,b:MHz
- ウ.a:低い,b:GHz
- エ.a:低い,b:MHz
正解:エ.a:低い,b:MHz
解説:電波は周波数が低い(=a)ほど回り込みやすく障害物の裏に届きやすい。700MHz帯~900MHz帯(=b はMHz)はこの性質でつながりやすく、プラチナバンドと呼ばれる。よってエが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問71
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問629.見る人に意図が伝わりやすいデザインにするための四つの原則に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 〔四つの原則〕 近接:互いに関連する要素は近づけてグループにする。 [a]:要素を意図したルールに基づき配置する。 反復:要素ごとにデザインルールを繰り返す。 [b]:要素ごとの大小や強弱などの違いを明確にする。

- ア.a:整列,b:価値
- イ.a:整列,b:対比
- ウ.a:操作,b:価値
- エ.a:操作,b:対比
正解:イ.a:整列,b:対比
解説:デザインの四原則は「近接・整列(=a)・反復・対比(=b)」。整列は要素をルールに基づいて配置すること、対比は大小や強弱の違いを明確にすることを指し、イが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問72
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問630.Web サービスを狙った攻撃に関する記述と攻撃の名称の適切な組合せはどれか。 a Web サービスが利用しているソフトウェアに脆弱性の存在が判明したとき,その修正プログラムが提供される前に,この脆弱性を突いて攻撃する。 b 複数のコンピュータから大量のパケットを一斉に送り付けることによって,Web サービスを正常に提供できなくさせる。 c 理論的にあり得るパスワードのパターンを順次試すことによって,正しいパスワードを見つけ,攻撃対象の Web サービスに侵入する。

- ア.a:DDoS攻撃,b:ゼロデイ攻撃,c:ブルートフォース攻撃
- イ.a:DDoS攻撃,b:ブルートフォース攻撃,c:ゼロデイ攻撃
- ウ.a:ゼロデイ攻撃,b:DDoS攻撃,c:ブルートフォース攻撃
- エ.a:ゼロデイ攻撃,b:ブルートフォース攻撃,c:DDoS攻撃
正解:ウ.a:ゼロデイ攻撃,b:DDoS攻撃,c:ブルートフォース攻撃
解説:aは修正プログラム提供前に脆弱性を突くゼロデイ攻撃、bは複数コンピュータから大量パケットを送るDDoS攻撃、cはパスワードのパターンを順に試すブルートフォース攻撃。組合せはウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問73
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問631.デジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
- ア.コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること
- イ.システムを実際に攻撃して脆弱性の有無を調べること
- ウ.通信経路を暗号化するなどして,公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用すること
- エ.電子メールやファイルなどのハッシュデータを本人の秘密鍵で暗号化すること
正解:ア.コンピュータに関する犯罪や法的紛争が生じた際に,コンピュータから削除された電子メールを復元するなどして,証拠を収集し保全すること
解説:デジタルフォレンジックスは、犯罪や法的紛争の際にコンピュータから削除データ(電子メール等)を復元するなどして証拠を収集・保全する技術で、アが正解。イはペネトレーションテスト、ウはVPN、エはデジタル署名の説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問74
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問632.次の記憶媒体のうち,記憶素子として半導体メモリを用いているものだけを全て挙げたものはどれか。 a CD-ROM b DVD-RAM c RAM d SSD e USB メモリ
- ア.a, b, c
- イ.a, b, e
- ウ.c, d, e
- エ.c, e
正解:ウ.c, d, e
解説:半導体メモリを記憶素子とするのはc(RAM)・d(SSD)・e(USBメモリ)で、ウが正解。CD-ROMとDVD-RAMはレーザーで読み書きする光ディスクであり、半導体メモリではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問75
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問633.商品の税込価格を計算する表計算のワークシートがある。セル B1には消費税率が入力されており,セル B4〜B6には税抜価格が入力されている。セル C4〜C6に税込価格を表示するために,セル C4に式を入力し,セル C5,C6に複写する。セル C4に入力する式はどれか。ここで,セル B1は,パーセント形式で表示している。

- ア.B$4*(1+B$1)
- イ.B$4*(1+B1)
- ウ.B4*(1+B$1)
- エ.B4*(1+B1)
正解:ウ.B4*(1+B$1)
解説:税込価格=税抜価格×(1+消費税率)。消費税率のB1は複写しても常に同じセルを指す必要があるため行を絶対参照(B$1)とし、税抜価格はC5・C6でB5・B6へずれるよう相対参照(B4)とする。よってB4*(1+B$1)のウが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問76
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問634.ネットワークやホストを監視することによって,不正アクセスや不審な通信を発見し,報告する仕組みはどれか。
- ア.DMZ
- イ.IDS
- ウ.アンチパスバック
- エ.ボット
正解:イ.IDS
解説:IDS(Intrusion Detection System)はネットワークやホストを監視して不正アクセスや不審な通信を検知・報告する仕組みで、イが正解。DMZは緩衝ネットワーク領域、アンチパスバックは入退室の共連れ防止、ボットは遠隔操作されるマルウェア。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問77
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問635.手続 calcMod3を呼び出したときの出力はどれか。

- ア.2
- イ.3
- ウ.7
- エ.9
正解:エ.9
解説:i を1から7まで動かし、i÷3の余りが0(=3の倍数)のときだけ totalValue に加算する。該当するのは i=3 と i=6 で、3+6=9。よってエが正解。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問78
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問636.サムネイルの説明として,適切なものはどれか。
- ア.画像や文書ファイルの内容を縮小して表示したもの
- イ.処理の内容や対象が分かる小さな絵や記号のこと
- ウ.ネット上で利用者の分身として動作するキャラクターのこと
- エ.複数のファイルを一つのファイルにまとめたもの
正解:ア.画像や文書ファイルの内容を縮小して表示したもの
解説:サムネイルは、画像や文書ファイルの内容を縮小して一覧表示したもので、アが正解。イはアイコン、ウはアバター、エはアーカイブファイルの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問79
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問637.AI において,広範囲かつ大量のデータで訓練されたものであり,ファインチューニングなどによって文章生成 AI のような様々な用途に適応できる特徴をもつものを何というか。
- ア.アノテーション
- イ.エキスパートシステム
- ウ.基盤モデル
- エ.畳み込みニューラルネットワーク
正解:ウ.基盤モデル
解説:基盤モデル(Foundation Model)は広範囲かつ大量のデータで訓練され、ファインチューニングにより文章生成AIなど様々な用途へ適応できるモデルで、ウが正解。アノテーションはデータへのラベル付け、エキスパートシステムは知識ルール型AI、畳み込みニューラルネットワークは画像認識向けの構造。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問80
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問638.イメージスキャナーで読み取った紙の書類の画像から,印刷文字や手書きの文字を読み取り,テキストデータに変換する技術を何と呼ぶか。
- ア.CCD
- イ.DVI
- ウ.GPU
- エ.OCR
正解:エ.OCR
解説:正解はエ。OCR(Optical Character Recognition=光学文字認識)は、スキャナーで読み取った画像中の印刷文字や手書き文字を認識し、編集可能なテキストデータに変換する技術。CCDは光を電気信号に変える撮像素子、DVIは映像出力用のデジタルインタフェース、GPUは画像描画処理用の演算装置で、いずれも文字認識技術ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問81
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問639.あるコンピュータのデータベースの内容を他のコンピュータのデータベースに複製して,両者の内容が一致するように同期させる DBMS の機能はどれか。
- ア.アーカイブ
- イ.バックアップ
- ウ.レプリケーション
- エ.ロールバック
正解:ウ.レプリケーション
解説:正解はウ。レプリケーションは、あるデータベースの内容を別のコンピュータのデータベースに複製し、両者の内容を継続的に同期させて一致させるDBMSの機能。アーカイブはデータの長期保存、バックアップは復旧用の複製取得(自動同期はしない)、ロールバックは処理を失敗前の状態へ戻す機能を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問82
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問640.ISMS の運用に PDCA モデルを採用している組織において,サーバ監視に関する次の作業を実施する。各作業と PDCA モデルの各フェーズの組合せとして,適切なものはどれか。 〔作業〕 (1)サーバ監視の具体的な目的及び手順を定める。 (2)サーバ監視の作業内容を第三者が客観的に評価する。 (3)定められている手順に従ってサーバを監視する。 (4)発見された問題点の是正処置として,サーバの監視方法を変更する。

- ア.P:(1),D:(2),C:(3),A:(4)
- イ.P:(1),D:(2),C:(4),A:(3)
- ウ.P:(1),D:(3),C:(2),A:(4)
- エ.P:(1),D:(3),C:(4),A:(2)
正解:ウ.P:(1),D:(3),C:(2),A:(4)
解説:正解はウ。PDCAに当てはめると、(1)目的・手順を定めるは計画=P、(3)定めた手順に従い監視するは実行=D、(2)第三者が客観的に評価するは点検=C、(4)問題点の是正として監視方法を変更するは改善=A。よってP:(1)、D:(3)、C:(2)、A:(4)の組合せが正しい。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問83
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問641.ISMS における情報セキュリティ方針に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.機密事項が記載されているので,伝達する範囲を社内に限定する必要がある。
- イ.情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので,ISMS を継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。
- ウ.部門の特性に応じて最適化するので,ISMS を適用する組織全体ではなく,部門ごとに定める必要がある。
- エ.ボトムアップを前提としているので,各職場の管理者によって承認される必要がある。
正解:イ.情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので,ISMS を継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。
解説:正解はイ。情報セキュリティ方針は、対策を一度で終わらせず継続的に改善していくというトップの意思表明(コミットメント)を含める必要がある。方針は全従業員へ周知すべきもので伝達範囲を限定するのは不適切(ア)、組織全体で統一して定めるべき(ウ)、経営層が承認するトップダウンが原則(エ)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問84
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問642.問題を解いて解答群の中から正解を選ぶ,ある AI システムがある。このシステムは,1回の学習の過程を経るごとに,学習の過程の前後の比較において,誤り率が5%低下する(前回の誤り率の95%になる)。現在の正解率が30%であるとき,正解率が35%を超えるためには,少なくともあと何回の学習の過程が必要か。
- ア.1
- イ.2
- ウ.3
- エ.4
正解:イ.2
解説:正解はイ。現在の正解率30%は誤り率70%を意味し、正解率35%超は誤り率65%未満と同じ。1回で70×0.95=66.5%(正解率33.5%で未達)、2回で66.5×0.95=63.175%(正解率36.8%で35%超)となる。よって少なくとも2回の学習が必要。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問85
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問643.動物が写っている大量の画像から犬や猫などの特徴を自動的に抽出して,動物の種類を識別できるようにする AI の技術はどれか。
- ア.e-ラーニング
- イ.アクティブラーニング
- ウ.アダプティブラーニング
- エ.ディープラーニング
正解:エ.ディープラーニング
解説:正解はエ。ディープラーニング(深層学習)は多層ニューラルネットワークにより、画像などから識別に有効な特徴を人手を介さず自動的に抽出・学習する技術。e-ラーニングは電子教材による学習、アクティブラーニングは学習者が能動的に参加する学習法、アダプティブラーニングは個々に最適化した学習法で、いずれも人間の学習方法を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問86
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問644.PKI において,ある条件に当てはまるデジタル証明書の情報が公開されているリストとして CRL がある。このリストに掲載される条件として,適切なものはどれか。
- ア.有効期間が満了している。
- イ.有効期間が無期限である。
- ウ.有効期間内に失効している。
- エ.有効期間を延長している。
正解:ウ.有効期間内に失効している。
解説:正解はウ。CRL(Certificate Revocation List=証明書失効リスト)は、有効期間内であるにもかかわらず、秘密鍵の漏えいなどの理由で失効させられたデジタル証明書のリスト。有効期間の満了(ア)は失効とは別であり、期間満了の証明書はCRLに載せる必要がない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問87
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問645.情報セキュリティ対策を,“技術的セキュリティ対策”,“人的セキュリティ対策”及び“物理的セキュリティ対策”に分類したとき,“物理的セキュリティ対策”の例として,適切なものはどれか。
- ア.業務に関係のない掲示板やSNSなどへの従業員による書込み,閲覧を防止するために,Webサーバへのアクセスログを取得し,必要に応じて通信を遮断する。
- イ.サーバ室,執務室などの場所ごとにセキュリティレベルを設定し,従業員ごとのアクセス権が付与された IC カードで入退室管理を行う。
- ウ.従業員の採用時には,守秘義務に関する契約書を取り交わし,在籍中は機密情報の取扱いに関する教育,啓発を実施する。
- エ.退職者が,在籍中のアカウントを用いた不正アクセスを行わないように,従業員の退職時にアカウントを削除する。
正解:イ.サーバ室,執務室などの場所ごとにセキュリティレベルを設定し,従業員ごとのアクセス権が付与された IC カードで入退室管理を行う。
解説:正解はイ。ICカードによる入退室管理は、サーバ室などへの物理的な侵入を防ぐ物理的セキュリティ対策。アはアクセスログ取得・通信遮断で技術的対策、ウは守秘義務契約や教育で人的対策、エは退職時のアカウント削除で技術的対策に分類される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問88
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問646.A さんは,B さんから次の4種類のメッセージを受け取った。A さんが,受け取ったメッセージを復号して読むことができるものだけを全て挙げたものはどれか。 a A さんと B さんとの共通鍵で暗号化したメッセージ b A さんの公開鍵で暗号化したメッセージ c B さんの公開鍵で暗号化したメッセージ d B さんの秘密鍵で暗号化したメッセージ
- ア.a, b, d
- イ.a, c, d
- ウ.b, d
- エ.c, d
正解:ア.a, b, d
解説:正解はア。Aさんが復号できるのは、(a)自分も持つ共通鍵で暗号化されたもの、(b)自分の公開鍵で暗号化され自分の秘密鍵で開けるもの、(d)Bさんの秘密鍵で暗号化されBさんの公開鍵で開けるもの。(c)はBさんの公開鍵で暗号化されておりBさんの秘密鍵がないと開けないためAさんは復号できない。よってa, b, d。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問89
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問647.無線 LAN のセキュリティ対策に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.API は,複数のアクセスポイントをグループ化して管理する ID である。
- イ.SSH は,アクセスポイントをステルス化することで無線 LAN ネットワークを隠蔽する機能である。
- ウ.VPN は,アクセスポイントに登録した MAC アドレスをもつ機器以外からの接続を拒否する機能である。
- エ.WPA2は,WEP よりも高い信頼性をもつ,無線通信の暗号化技術である。
正解:エ.WPA2は,WEP よりも高い信頼性をもつ,無線通信の暗号化技術である。
解説:正解はエ。WPA2はWEPの脆弱性を克服した、より信頼性の高い無線通信の暗号化方式。アの複数APをグループ化するIDはESS-IDに関する説明でAPIは無関係、イのアクセスポイントのステルス化はSSIDステルスでSSHではない、ウの登録MACアドレス以外を拒否する機能はMACアドレスフィルタリングでVPNではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問90
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問648.情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスク対応を,リスク移転,リスク回避,リスク低減及びリスク保有の四つに分けて実施することにしたとき,これらに関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.リスク対応の実施手順であり,リスク回避,リスク移転,リスク低減,リスク保有の順番で進める。
- イ.リスク対応の実施手順であり,リスク保有,リスク低減,リスク移転,リスク回避の順番で進める。
- ウ.リスク対応の選択肢であり,管理対象としたリスクの顕在化に備えて保険を掛けておくことは,リスク回避に該当する。
- エ.リスク対応の選択肢であり,ノート PC の紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは,リスク低減に該当する。
正解:エ.リスク対応の選択肢であり,ノート PC の紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは,リスク低減に該当する。
解説:正解はエ。リスク移転・回避・低減・保有は実施順序ではなくリスク対応の選択肢であり(ア・イは誤り)、ノートPCの持出しを厳重に管理して紛失・盗難の発生可能性や影響を抑えるのはリスク低減に該当する。保険を掛けて損失を第三者に移すのはリスク移転であり、リスク回避ではない(ウは誤り)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問91
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問649.従業員が使用するPCがランサムウェアに感染した場合の損害を軽減する対策例として,適切なものはどれか。
- ア.PCが接続するファイルサーバのHDDのバックアップデータを定期的に取得し,ネットワークから切り離して保管する。
- イ.PCに多要素認証の仕組みを導入する。
- ウ.PCのHDDを暗号化する。
- エ.PCへのログイン時に,パスワードを複数回間違えたら,当該IDをロックする。
正解:ア.PCが接続するファイルサーバのHDDのバックアップデータを定期的に取得し,ネットワークから切り離して保管する。
解説:正解はア。ランサムウェアはファイルを暗号化して復旧を妨げるため、バックアップを定期取得し、感染が波及しないようネットワークから切り離して保管すれば、暗号化されても復元でき損害を軽減できる。多要素認証・HDD暗号化・ログインのアカウントロックは、感染後のデータ暗号化被害の軽減には直接寄与しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問92
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問650.情報セキュリティにおける脅威の説明として,適切なものはどれか。
- ア.攻撃者が付け込むことのできる情報システムの弱点
- イ.情報資産が被害に遭う確率と被害規模の組合せ
- ウ.情報資産に損害を与える原因となるもの
- エ.情報システムの弱点を利用した攻撃によって被害を受ける可能性
正解:ウ.情報資産に損害を与える原因となるもの
解説:正解はウ。脅威とは、情報資産に損害を与える原因となるもの(不正アクセス・マルウェア・災害など)。アの弱点は脆弱性、イの被害確率と規模の組合せはリスク、エの弱点を突かれ被害を受ける可能性もリスクの説明であり、脅威とは区別される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問93
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問651.稼働率0.9の装置で並列システムを構成したい。このシステムの稼働率を0.999とするためには,最低何台の装置で並列システムを構成する必要があるか。ここで,並列システムを構成したときに,少なくとも1台の装置が稼働していればシステムは正常に稼働しているものとする。
- ア.2
- イ.3
- ウ.4
- エ.5
正解:イ.3
解説:正解はイ。1台の稼働率0.9なので故障率は0.1。n台並列では全台が同時に故障する確率が0.1のn乗となり、システム稼働率は1−0.1のn乗。これを0.999以上にするには0.1のn乗≦0.001、すなわち10のマイナスn乗≦10のマイナス3乗よりn≧3。したがって最低3台。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問94
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問652.データベース設計におけるデータ分析で行うこととして,適切なものはどれか。
- ア.データウェアハウスから業務ごとに必要な情報を抽出する。
- イ.データ項目の内容が,指定された条件を満足する行だけを抽出する。
- ウ.必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
- エ.膨大な情報から統計的手法などを用いて,ビジネスに活用できる情報を探索する。
正解:ウ.必要なデータ項目を洗い出し,項目間の関連を整理する。
解説:正解はウ。データベース設計のデータ分析では、業務で扱う必要なデータ項目を洗い出し、項目間の関連(リレーションシップ)を整理してデータ構造を明らかにする。アはデータマートの抽出、イはSQLの選択(行の絞り込み)、エはデータマイニングの説明で、設計段階のデータ分析とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問95
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問653.OSS (Open Source Software) に関する次の記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 個人だけではなく,企業や団体が開発したソフトウェアもある。 b 著作権が放棄されている。 c 入手したソフトウェアは,自由に再配布してもよい。
- ア.a, b
- イ.a, b, c
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:ウ.a, c
解説:正解はウ。OSSは企業・団体が開発したものも多数存在し(a正)、ライセンスに従えば自由に再配布できる(c正)。一方、OSSは著作権を放棄しているわけではなく、著作者が権利を保持したままライセンスで利用・改変・再配布を許諾する形態であるため、bは誤り。よってa, c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問96
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問654.情報セキュリティにおいて,可用性が損なわれた事象だけを全て挙げたものはどれか。 a 関連取引先との電子決済システムがDoS攻撃を受け,処理ができなくなった。 b 顧客情報管理システムの顧客情報が誤った内容のまま運用されていた。 c 社内のサーバに不正侵入されて,社外秘の情報が漏えいした。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.b, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:正解はア。可用性は必要なときに情報資産を利用できる性質で、(a)DoS攻撃で決済システムが処理不能になるのは可用性の侵害。(b)顧客情報が誤った内容のまま運用されるのは完全性、(c)社外秘情報の漏えいは機密性の侵害であり可用性ではない。よってaのみ。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問97
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問655.4個の要素から成るデータの並びを,次の手順を繰り返して昇順に整列するとき,整列が終了するまでに(1)から(3)の一連の手順は,何回実行されるか。ここで,最初はデータの並び全体を整列対象とする。 データの並び:[27, 42, 33, 12] 〔手順〕 (1) 整列対象中の要素の最大の値を選び,最後の要素と入れ替える。 (2) 最後の要素を整列対象から外す。 (3) 整列対象に要素が1個以上残っていれば,(1)から(3)の一連の手順を実行する。残っていなければ,整列完了なので終了する。
- ア.2
- イ.3
- ウ.4
- エ.5
正解:ウ.4
解説:正解はウ。これは選択ソート。手順(3)は要素が1個以上残っていれば繰り返すため、対象要素数が4→3→2→1と減る各段階で(1)〜(3)を実行する。1回目で最大42を末尾へ、2回目で33を、3回目で27を、4回目で残り1個の12を処理して対象が0個になり終了。よって計4回実行される。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問98
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問656.関数 calculateAmountOfPrize は,業務改善の効果における改善額と短縮期間を,それぞれ improvement と period で受け取り,賞金額を戻り値とする。改善額が20万円で短縮期間が3日の業務改善と,改善額が5万円で短縮期間が14日の業務改善があった。この二つの賞金額の合計は何円か。ここで,改善額と短縮期間の値はそれぞれ0以上とする。

- ア.1,000
- イ.1,500
- ウ.3,000
- エ.5,500
正解:ウ.3,000
解説:正解はウ。1件目(改善額20万円、短縮3日)は improvement<100000 が偽で else へ進み、period<7 が真なので prize=2000。2件目(改善額5万円、短縮14日)は improvement<100000 が真、period<7 が偽なので else で prize=1000。合計は2000+1000=3,000円。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問99
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問657.個人の認証に用いる要素を,知識,所有物及びバイオメトリクスの三つに分類したとき,所有物を要素として用いた認証の例はどれか。
- ア.SMSを用いた認証
- イ.虹彩の特徴を用いた認証
- ウ.筆跡や筆圧,スピードなど,文字を書くときの特徴を用いた認証
- エ.本人が事前に設定した質問とそれに対する答えを用いた認証
正解:ア.SMSを用いた認証
解説:正解はア。所有物認証は本人が持つ物を使う方式で、SMSはスマートフォンという所有物に送られるワンタイムコードを用いるため所有物認証に該当する。虹彩(イ)や筆跡・筆圧(ウ)は身体・行動的特徴を使うバイオメトリクス認証、秘密の質問と答え(エ)は本人だけが知る知識による認証。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問100
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問658.情報セキュリティの3要素(CIA)に含まれないものはどれか。
- ア.迅速性(Agility)
- イ.完全性(Integrity)
- ウ.機密性(Confidentiality)
- エ.可用性(Availability)
正解:ア.迅速性(Agility)
解説:情報セキュリティの3要素(CIA)は機密性・完全性・可用性です。迅速性は含まれません。
-
問659.マルウェアとは、悪意のあるソフトウェアの総称である。
正解:○(正しい)
解説:マルウェア(Malware)はMalicious Softwareの略で、ウイルス・ワーム・トロイの木馬等の悪意あるソフトウェアの総称です。
-
問660.ランサムウェアの説明として正しいものはどれか。
- ア.パスワードを盗み取る
- イ.データを暗号化して身代金を要求する
- ウ.コンピュータを遠隔操作する
- エ.ネットワークを遮断する
正解:イ.データを暗号化して身代金を要求する
解説:ランサムウェアはファイルを暗号化して使用不能にし、復号のための金銭(身代金=ランサム)を要求するマルウェアです。
-
問661.フィッシングとは、偽のWebサイトやメールで個人情報を騙し取る手法である。
正解:○(正しい)
解説:フィッシングは実在する組織を装った偽メールやWebサイトでパスワードやクレジットカード情報を騙し取る詐欺手法です。
-
問662.ソーシャルエンジニアリングの説明として正しいものはどれか。
- ア.社会インフラのシステム開発
- イ.ソーシャルメディアの管理手法
- ウ.人間の心理的な隙を突いて情報を不正に入手する手法
- エ.ネットワークの脆弱性を突く攻撃
正解:ウ.人間の心理的な隙を突いて情報を不正に入手する手法
解説:ソーシャルエンジニアリングは技術的手段ではなく、人間の心理的弱点を利用して機密情報を入手する手法です。
-
問663.ファイアウォールは、外部ネットワークからの不正アクセスを防ぐ仕組みである。
正解:○(正しい)
解説:ファイアウォールは内部ネットワークと外部ネットワークの境界に設置し、不正な通信を遮断する仕組みです。
-
問664.多要素認証の説明として正しいものはどれか。
- ア.複数回ログインを試行して認証する
- イ.複数のパスワードを入力して認証する
- ウ.複数の管理者が承認して認証する
- エ.知識・所持・生体の異なる要素を組み合わせて認証する
正解:エ.知識・所持・生体の異なる要素を組み合わせて認証する
解説:多要素認証は知識(パスワード)、所持(ICカード)、生体(指紋)の中から2つ以上の異なる要素で本人確認します。
-
問665.公開鍵暗号方式では、暗号化と復号に同じ鍵を使用する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。公開鍵暗号方式は暗号化と復号に異なる鍵(公開鍵と秘密鍵)を使用する非対称鍵暗号方式。同じ鍵を使うのは共通鍵暗号方式。
-
問666.デジタル署名の目的として正しいものはどれか。
- ア.送信者の本人確認と改ざん検知
- イ.データの暗号化
- ウ.ウイルスの検出
- エ.アクセス制御
正解:ア.送信者の本人確認と改ざん検知
解説:デジタル署名は送信者が本人であること(認証)と、データが改ざんされていないこと(完全性)を確認する技術です。
-
問667.SSLサーバ証明書は、Webサイトのコンテンツが圧縮されデータ転送量が削減されていることを証明するものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SSLサーバ証明書は通信の暗号化およびWebサイト運営者の実在性を証明するもの。データ圧縮を証明する仕組みではない。
-
問668.DoS攻撃の説明として正しいものはどれか。
- ア.パスワードを総当たりで試す攻撃
- イ.大量のアクセスでサーバをダウンさせる攻撃
- ウ.データベースに不正なSQLを注入する攻撃
- エ.Webサイトを改ざんする攻撃
正解:イ.大量のアクセスでサーバをダウンさせる攻撃
解説:DoS(Denial of Service)攻撃は大量のアクセスを送りつけてサーバやネットワークを過負荷にし、サービスを妨害する攻撃です。
-
問669.SQLインジェクションは、Webアプリケーションの入力欄に不正なSQL文を挿入する攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:SQLインジェクションはWebフォーム等の入力欄に不正なSQL文を注入し、データベースを不正に操作する攻撃手法です。
-
問670.クロスサイトスクリプティング(XSS)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ドメイン名を偽装する攻撃
- イ.サーバ間で不正にデータを転送する攻撃
- ウ.Webサイトに悪意あるスクリプトを埋め込み、利用者のブラウザで実行させる攻撃
- エ.ファイルを暗号化して身代金を要求する攻撃
正解:ウ.Webサイトに悪意あるスクリプトを埋め込み、利用者のブラウザで実行させる攻撃
解説:XSSはWebサイトの脆弱性を利用して悪意あるスクリプトを挿入し、利用者のブラウザ上で実行させる攻撃です。
-
問671.ウイルス対策ソフトのパターンファイルは定期的に更新する必要がある。
正解:○(正しい)
解説:パターンファイル(ウイルス定義ファイル)を最新に更新しないと、新種のマルウェアを検出できません。
-
問672.バイオメトリクス認証の例として正しいものはどれか。
- ア.ワンタイムパスワード認証
- イ.パスワード認証
- ウ.ICカード認証
- エ.指紋認証
正解:エ.指紋認証
解説:バイオメトリクス認証は指紋・虹彩・顔・静脈パターンなど、身体的特徴を利用した生体認証方式です。
-
問673.VPN(Virtual Private Network)は、暗号化や認証を行わず公衆回線をそのまま利用する通信方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VPNは公衆回線上にトンネリング・暗号化等で仮想的な専用線を構築する技術であり、安全な通信路を提供する。
-
問674.ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格はどれか。
- ア.ISO/IEC 27001
- イ.ISO 9001
- ウ.ISO 14001
- エ.ISO 22000
正解:ア.ISO/IEC 27001
解説:ISO/IEC 27001はISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格です。9001は品質、14001は環境の規格です。
-
問675.ゼロデイ攻撃とは、脆弱性の修正プログラム(パッチ)が公開され広く適用された後に行われる攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ゼロデイ攻撃は脆弱性が発見されてから修正パッチが提供されるまでの期間(猶予日数=0日)に実行される攻撃を指す。
-
問676.パスワードの管理方法として適切なものはどれか。
- ア.覚えやすいように名前と生年月日を組み合わせる
- イ.推測されにくい長いパスワードを設定し、サービスごとに異なるものを使う
- ウ.すべてのサービスで同じパスワードを使う
- エ.パスワードをメモしてディスプレイに貼る
正解:イ.推測されにくい長いパスワードを設定し、サービスごとに異なるものを使う
解説:推測されにくい十分な長さのパスワードを設定し、サービスごとに異なるパスワードを使用することが重要です。
-
問677.不正アクセス禁止法は、権限のないコンピュータへのアクセスを禁止する法律である。
正解:○(正しい)
解説:不正アクセス禁止法は、アクセス権限のないコンピュータへの侵入や他人のID・パスワードの不正使用を禁止しています。
-
問678.ゼロトラストセキュリティの基本原則として正しいものはどれか。
- ア.社内ネットワークからのアクセスはすべて信頼する
- イ.社内外を問わずすべてのアクセスを信頼せず検証する
- ウ.ファイアウォールの内側は安全とみなす
- エ.一度認証されたユーザーは以後の検証を省略する
正解:イ.社内外を問わずすべてのアクセスを信頼せず検証する
解説:ゼロトラストは「何も信頼しない」を前提に、ネットワークの内外を問わずすべてのアクセスに対して認証・認可・暗号化を求めるセキュリティモデルです。
-
問679.サプライチェーン攻撃とは、攻撃者が標的組織のシステムに直接侵入を試みる手法であり、第三者を経由しない攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。サプライチェーン攻撃は取引先・委託先・ソフトウェアベンダ等のセキュリティ対策の弱い第三者を経由して最終標的を攻撃する手法。
-
問680.SIEM(Security Information and Event Management)の説明として正しいものはどれか。
- ア.マルウェアを自動駆除するアンチウイルスソフト
- イ.ファイアウォールのルールを自動設定するツール
- ウ.複数のシステムからセキュリティログを収集・分析し、脅威を検知する仕組み
- エ.データのバックアップを自動化するツール
正解:ウ.複数のシステムからセキュリティログを収集・分析し、脅威を検知する仕組み
解説:SIEMはファイアウォール、IDS/IPS、サーバ等の各種ログを一元的に収集・相関分析し、セキュリティインシデントを早期に検知・対応するための統合管理基盤です。
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問681.EDR(Endpoint Detection and Response)は、エンドポイント(PC・サーバ等)の不審な挙動を監視し、脅威を検知・対応する仕組みである。
正解:○(正しい)
解説:EDRはPCやサーバ等のエンドポイントの動作を常時監視し、マルウェアの侵入や不審な振る舞いを検知した際に、隔離や調査等の迅速な対応を支援するセキュリティ製品です。
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問682.ハッシュ関数の特徴として正しいものはどれか。
- ア.入力データより常にハッシュ値のほうがデータサイズが大きい
- イ.異なる入力からは必ず異なるハッシュ値が得られる
- ウ.ハッシュ値から元のデータを復元できる
- エ.同じ入力からは常に同じハッシュ値が得られるが、ハッシュ値から元データを復元できない
正解:エ.同じ入力からは常に同じハッシュ値が得られるが、ハッシュ値から元データを復元できない
解説:ハッシュ関数は一方向性(ハッシュ値から元データを復元不可)と決定性(同じ入力→同じ出力)を持ちます。異なる入力から同じハッシュ値が生じる衝突の可能性はゼロではありません。
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問683.WAF(Web Application Firewall)は、Webサーバのハードウェア故障やディスク異常を検知するための監視ツールである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WAFはWebアプリへの攻撃(SQLインジェクション・XSS等)を検知・遮断するセキュリティ機器。ハードウェア故障の検知はWAFの機能ではない。
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問684.APT(Advanced Persistent Threat)攻撃の特徴として正しいものはどれか。
- ア.特定の組織を標的に、長期間にわたり執拗に攻撃を続ける
- イ.不特定多数を対象にした大量のスパムメール
- ウ.短時間で大量のアクセスを集中させるDoS攻撃
- エ.USBメモリ経由でのみ感染するマルウェア
正解:ア.特定の組織を標的に、長期間にわたり執拗に攻撃を続ける
解説:APT攻撃は高度な技術を持つ攻撃者が、特定の組織を標的に数ヶ月〜数年にわたり継続的に攻撃を行い、機密情報の窃取等を目的とする持続的標的型攻撃です。
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問685.CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、セキュリティインシデントに対応する専門チームである。
正解:○(正しい)
解説:CSIRTはセキュリティインシデントの予防・検知・対応・復旧を行う組織内の専門チームで、インシデント発生時の窓口として他組織のCSIRTとも連携します。
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問686.パスワードリスト攻撃の説明として正しいものはどれか。
- ア.すべての文字の組み合わせを順に試すブルートフォース攻撃
- イ.他のサービスで漏洩したID・パスワードの組み合わせを使って不正ログインを試みる攻撃
- ウ.辞書に載っている単語を順に試す攻撃
- エ.管理者のパスワードを直接盗み見る攻撃
正解:イ.他のサービスで漏洩したID・パスワードの組み合わせを使って不正ログインを試みる攻撃
解説:パスワードリスト攻撃は、流出した他サービスのID・パスワードリストを流用して別のサービスへの不正ログインを試みる攻撃です。パスワードの使い回しが被害を拡大させます。
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問687.MFAにおけるTOTP(Time-based One-Time Password)は、利用者の現在地(位置情報)に基づいて生成される一時的なパスワードである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TOTPは時刻情報をベースに一定時間ごとに変化するワンタイムパスワード。位置情報をベースとはしない。
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問688.ランサムウェアの被害を軽減するための対策として最も適切なものはどれか。
- ア.すべてのデータをクラウドにのみ保存する
- イ.ランサムウェアの身代金を速やかに支払う
- ウ.定期的にオフラインバックアップを取得し、復旧手順を整備する
- エ.アンチウイルスソフトのみに頼る
正解:ウ.定期的にオフラインバックアップを取得し、復旧手順を整備する
解説:ランサムウェア対策にはオフライン(ネットワーク非接続)のバックアップが重要です。オンラインバックアップは暗号化される恐れがあり、身代金支払いは推奨されません。
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問689.DLP(Data Loss Prevention)は、外部からのDDoS攻撃を検知・遮断する仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DLPは機密情報の社外への持ち出し・流出を検知・防止する仕組み。DDoS攻撃の対策はDLPの目的ではない。
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問690.DNSSEC(DNS Security Extensions)の目的として正しいものはどれか。
- ア.ドメイン名の登録を自動化する
- イ.DNSの名前解決速度を向上させる
- ウ.DNSサーバの負荷を軽減する
- エ.DNS応答の改ざん(DNSキャッシュポイズニング等)を防止する
正解:エ.DNS応答の改ざん(DNSキャッシュポイズニング等)を防止する
解説:DNSSECはDNS応答にデジタル署名を付加し、応答の正当性を検証することで、DNSキャッシュポイズニング等のDNS応答改ざん攻撃を防ぐセキュリティ拡張です。
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問691.ペネトレーションテスト(侵入テスト)は、実際に攻撃手法を用いてシステムの脆弱性を検証するテストである。
正解:○(正しい)
解説:ペネトレーションテストは攻撃者の視点で実際にシステムへの侵入を試み、セキュリティ上の弱点を洗い出すテストです。脆弱性診断(スキャン)より実践的な検証手法です。
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問692.マルウェアの種類のうち、正規のソフトウェアに見せかけて悪意ある動作をするものはどれか。
- ア.トロイの木馬
- イ.ワーム
- ウ.ランサムウェア
- エ.アドウェア
正解:ア.トロイの木馬
解説:トロイの木馬は有用なプログラムに偽装してユーザーにインストールさせ、バックドア設置や情報窃取等の悪意ある動作を行うマルウェアです。自己増殖機能は持ちません。
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問693.電子透かしは、画像や音声に情報を埋め込む技術であり、埋め込んだ情報は人が見てすぐ分かるように表示される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。電子透かしは、著作権情報などを人が気づきにくい形でデータに埋め込む技術です。見た目や音をほとんど変えずに埋め込み、専用のソフトウェアで取り出します。不正なコピーが出回ったときに、出どころをたどる手がかりになります。
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問694.ビジネスメール詐欺(BEC)の手口として正しいものはどれか。
- ア.大量の広告メールを不特定多数に送信する
- イ.経営者や取引先になりすまして偽の送金指示メールを送る
- ウ.メールサーバに大量のアクセスを集中させて停止させる
- エ.メールの添付ファイルにウイルスを仕込む
正解:イ.経営者や取引先になりすまして偽の送金指示メールを送る
解説:BEC(Business Email Compromise)は経営者や取引先になりすまして、偽の請求書や送金先変更の指示メールを送り、金銭を詐取する詐欺です。標的型攻撃の一種です。
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問695.セキュリティバイデザインとは、システムの企画・設計段階からセキュリティを組み込む考え方である。
正解:○(正しい)
解説:セキュリティバイデザインは、開発の後工程でセキュリティ対策を追加するのではなく、企画・設計の初期段階からセキュリティ要件を組み込む開発方針です。
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問696.インターネットと内部ネットワークの間に置き、外部に公開するサーバを配置する区画を何というか。
- ア.VPN
- イ.LAN
- ウ.DMZ(非武装地帯)
- エ.VLAN
正解:ウ.DMZ(非武装地帯)
解説:DMZは、インターネットからも内部ネットワークからも切り離した中間の区画です。Webサーバやメールサーバなど外部に公開する必要があるものをここに置き、万一そのサーバが侵害されても、内部ネットワークまで被害が及びにくくします。
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問697.シャドーITとは、組織のIT部門が把握・管理していないITサービスやデバイスを従業員が業務に利用することである。
正解:○(正しい)
解説:シャドーITはIT部門の承認なく従業員が個人のクラウドサービス・アプリ・端末等を業務利用することで、情報漏洩やセキュリティリスクの原因となります。
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問698.MITM(Man-in-the-Middle)攻撃の説明として正しいものはどれか。
- ア.パスワードを総当たりで解析する攻撃
- イ.大量のパケットを送りつけてサーバを停止させる攻撃
- ウ.Webサイトを書き換えてマルウェアを配布する攻撃
- エ.通信経路に割り込み、通信内容を傍受・改ざんする攻撃
正解:エ.通信経路に割り込み、通信内容を傍受・改ざんする攻撃
解説:MITM攻撃は通信する2者の間に攻撃者が割り込み、通信内容の盗聴や改ざんを行う攻撃です。暗号化されていない通信や偽の証明書を使って実行されます。
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問699.FIDO2は、ユーザにパスワードの定期変更を強制するパスワードベースの認証規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。FIDO2はパスワードに依存しない(パスワードレス)認証標準規格で、生体認証やセキュリティキーを利用する。
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問700.インシデントレスポンスのプロセスで、最初に行うべきステップはどれか。
- ア.検知と分析(インシデントの特定と影響範囲の把握)
- イ.根本原因の除去
- ウ.システムの全面復旧
- エ.報告書の作成
正解:ア.検知と分析(インシデントの特定と影響範囲の把握)
解説:インシデントレスポンスは①準備→②検知と分析→③封じ込め・根絶・復旧→④教訓(事後活動)の順で行います。インシデント発生時はまず検知・分析で状況を把握します。
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問701.セキュリティポリシーとは、組織の情報セキュリティに関する基本方針を文書化したものである。
正解:○(正しい)
解説:セキュリティポリシーは組織がどのように情報資産を保護するかの基本方針・対策基準・実施手順を定めた文書で、情報セキュリティマネジメントの基盤となります。
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問702.サンドボックスの説明として正しいものはどれか。
- ア.ファイアウォールの別称
- イ.不審なプログラムを隔離された仮想環境で実行し、挙動を安全に分析する仕組み
- ウ.パスワードを安全に保管する金庫
- エ.バックアップデータの保管場所
正解:イ.不審なプログラムを隔離された仮想環境で実行し、挙動を安全に分析する仕組み
解説:サンドボックスは隔離された安全な環境で不審なファイルやプログラムを実行し、マルウェアかどうかを判定する分析手法・仕組みです。本番環境への影響を防ぎます。
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問703.TPM(Trusted Platform Module)は、暗号鍵の生成や保管などを行うセキュリティチップで、内部の情報を不正に読み出されにくい耐タンパ性を備えている。
正解:○(正しい)
解説:TPMはPCなどに搭載されるセキュリティチップで、暗号鍵をチップ内部で生成・保管し、外部から解析されにくい構造(耐タンパ性)をもつ(シラバス 63)。
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問704.CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)の説明として正しいものはどれか。
- ア.暗号アルゴリズムの強度を評価する基準
- イ.コンピュータウイルスの検体を収集するデータベース
- ウ.ソフトウェアの脆弱性を一意に識別するための共通番号体系
- エ.ファイアウォールのルールを標準化する規格
正解:ウ.ソフトウェアの脆弱性を一意に識別するための共通番号体系
解説:CVEは公開された脆弱性にCVE-YYYY-NNNNN形式の固有IDを割り当て、異なる組織・ツール間で同一の脆弱性を一意に特定・参照できるようにする識別番号体系です。
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問705.SOC(Security Operation Center)は、24時間365日体制でセキュリティの監視・分析を行う組織である。
正解:○(正しい)
解説:SOCはネットワークやシステムを常時監視し、セキュリティイベントの検知・分析・対応を行う専門組織です。SIEMやEDR等のツールを活用してインシデントの早期発見を図ります。
-
問706.SSID隠蔽(ステルスモード)だけで無線LANのセキュリティは十分に確保できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SSID隠蔽はネットワーク名を非表示にするだけで、専用ツールで容易に検出可能です。WPA3等の暗号化やMACアドレスフィルタリング等、複数の対策を組み合わせる必要があります。
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問707.不正アクセスなどが起きたとき、原因究明や法的な証拠とするために、機器に残る記録を保全し分析することを何というか。
- ア.ペネトレーションテスト
- イ.システム監査
- ウ.バックアップ
- エ.デジタルフォレンジックス
正解:エ.デジタルフォレンジックス
解説:デジタルフォレンジックスは、コンピュータやネットワーク機器に残るログ・通信記録・削除されたファイルなどを、改ざんされないように保全したうえで分析する手法です。原因の究明だけでなく、法的な手続きで証拠として使うことも想定しています。
-
問708.ゼロトラストセキュリティモデルでは、社内ネットワークからのアクセスは信頼できるものとして扱い、認証や検証は省略する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ゼロトラストは『何も信頼しない』を前提とし、社内ネットワークからのアクセスであっても常に認証と検証を行う考え方。
-
問709.SIEM(Security Information and Event Management)は、複数のシステムのログを収集・統合分析し、セキュリティ上の脅威を検出するシステムである。
正解:○(正しい)
解説:SIEMはファイアウォール、IDS、サーバ等の多様なログを一元収集し、相関分析によって単一のログでは発見困難な脅威やインシデントを検出します。
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問710.IDSは不正アクセスを検知した際に自動的に通信を遮断する機能を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IDS(侵入検知システム)は不正アクセスの検知と通知を行いますが、自動遮断は行いません。自動遮断機能を持つのはIPS(侵入防止システム)です。
-
問711.IPS(侵入防止システム)は、不正な通信を検知して管理者に通報するのみで、通信を自動遮断する機能は持たない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。検知のみで通報するのはIDS。IPSはIDSの検知機能に加えて不正通信を自動的にブロック(遮断)する機能を持つ。
-
問712.公開鍵基盤(PKI)は、認証局が発行するディジタル証明書によって、公開鍵の持ち主を保証する仕組みである。
正解:○(正しい)
解説:公開鍵暗号では、その公開鍵が本当に相手のものかを確かめる必要があります。PKIでは、信頼できる第三者である認証局が本人確認をしたうえでディジタル証明書を発行し、公開鍵と持ち主の結びつきを保証します。
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問713.ポートスキャンは、攻撃の準備として、標的のコンピュータでどのポートが通信を受け付けているかを調べ、侵入の手掛かりを探す行為である。
正解:○(正しい)
解説:ポートスキャンは、ポート番号ごとに応答を確かめて稼働中のサービスを調べる行為で、攻撃の準備段階に行われることが多い(シラバス 61)。
-
問714.共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を使用するため、鍵の配送が不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。共通鍵暗号は暗号化と復号に同じ鍵を使う方式。そのため鍵を安全に配送する必要があり鍵配送が課題となる。異なる鍵を使うのは公開鍵暗号方式。
-
問715.デジタルフォレンジックとは、不正アクセスや情報漏洩などの事案発生後に、電子的証拠を収集・保全・分析する技術である。
正解:○(正しい)
解説:デジタルフォレンジックはコンピュータやネットワーク上の電子的証拠を法的に有効な形で収集・保全・分析し、事実関係を解明する技術・手法です。
-
問716.不正のトライアングルを構成する3つの要素は、脅威・脆弱性・資産である。
正解:×(誤り)
解説:不正のトライアングルは、不正行為は「機会」「動機」「正当化」の3つがそろったときに起こりやすいとする考え方である。脅威・脆弱性・資産は情報セキュリティリスクを考えるときの要素である(シラバス 61)。
-
問717.AES(Advanced Encryption Standard)は公開鍵暗号方式のアルゴリズムであり、デジタル署名等に広く利用されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AESは共通鍵(対称鍵)暗号方式のブロック暗号アルゴリズム。公開鍵暗号方式の代表例はRSAや楕円曲線暗号。
-
問718.RSA暗号は共通鍵暗号方式の代表的なアルゴリズムであり、離散対数問題の難しさを安全性の根拠としている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RSAは公開鍵暗号方式のアルゴリズムで、安全性の根拠は大きな素数の積の素因数分解の困難性。離散対数問題はDH鍵交換等が根拠。
-
問719.WAFは通常のファイアウォールと同様にIPアドレスやポート番号のみに基づいて通信を制御する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WAFはIPアドレスやポート番号だけでなく、HTTPリクエストの内容(URL、パラメータ、Cookie等)を詳細に検査してWebアプリケーション層の攻撃を防御します。
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問720.SIEMの主要な機能の一つに、異なるログ間の相関分析(コリレーション)がある。
正解:○(正しい)
解説:相関分析はSIEMの中核機能で、複数の異なるソースのログイベントを関連付けて分析し、単独では検知できない複合的な攻撃パターンを発見します。
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問721.ペネトレーションテストは脆弱性スキャンと同じものであり、ツールによる自動検査のみで完了する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ペネトレーションテストは脆弱性スキャンとは異なり、発見した脆弱性を実際に悪用して侵入を試みるテストです。専門家の手動テストが重要な要素です。
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問722.デジタルフォレンジックにおいて、証拠の改ざんを防ぐためにハッシュ値による完全性の検証が行われる。
正解:○(正しい)
解説:フォレンジック調査では収集した証拠データのハッシュ値を記録し、分析前後でハッシュ値が一致することを確認して証拠の完全性(改ざんされていないこと)を保証します。
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問723.ハイブリッド暗号方式は、2つの異なる公開鍵暗号アルゴリズムを組み合わせて利用する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ハイブリッド暗号は共通鍵暗号と公開鍵暗号を組み合わせ、共通鍵で本文を暗号化し共通鍵自体は公開鍵で暗号化する方式。
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問724.IPスプーフィングとは、大量の通信をサーバに送りつけてサービスを停止させる攻撃のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。それはDoS攻撃です。IPスプーフィングは、送信元のIPアドレスを偽って別の機器になりすます手口で、なりすましのほか、攻撃元を隠すためにも使われます。
-
問725.ゼロトラストの実現にはマイクロセグメンテーション(ネットワークの細分化)が有効な手段の一つである。
正解:○(正しい)
解説:マイクロセグメンテーションはネットワークを細かいセグメントに分割し、セグメント間の通信を厳密に制御することで、ゼロトラストの最小権限アクセスを実現します。
-
問726.IDS/IPSのシグネチャ型検知は、既知の攻撃パターンのデータベースと照合して不正を検知する方式である。
正解:○(正しい)
解説:シグネチャ型検知は既知の攻撃パターン(シグネチャ)のデータベースとネットワーク通信を照合し、一致した場合に不正と判定する方式です。
-
問727.デジタルフォレンジックの調査対象には、ハードディスクだけでなくメモリダンプやネットワークパケットも含まれる。
正解:○(正しい)
解説:フォレンジック調査はディスクフォレンジック・メモリフォレンジック・ネットワークフォレンジック等、電子的に記録されたあらゆるデータが対象となります。
-
問728.社外から持ち込まれたPCを社内LANにつなぐ前に、隔離された区画で修正プログラムの適用状況やウイルス対策の状態を検査し、問題がなければ接続を許可する仕組みはどれか。
- ア.DMZ
- イ.VPN
- ウ.MDM
- エ.検疫ネットワーク
正解:エ.検疫ネットワーク
解説:検疫ネットワークは、接続しようとする端末のセキュリティ状態を隔離環境で検査し、基準を満たした端末だけを社内ネットワークに接続させる仕組みである。DMZは外部公開サーバを置く区画、MDMはモバイル端末を一元管理する仕組みである(シラバス 63)。
-
問729.WAFが防御できる攻撃として適切でないものはどれか。
- ア.DDoS攻撃(大量パケット型)
- イ.クロスサイトスクリプティング
- ウ.SQLインジェクション
- エ.ディレクトリトラバーサル
正解:ア.DDoS攻撃(大量パケット型)
解説:WAFはWebアプリケーション層の攻撃を防御しますが、ネットワーク層への大量パケット型DDoS攻撃の防御は専用のDDoS対策サービスが必要です。
-
問730.Webサイトを閲覧しただけで、利用者が気付かないうちにマルウェアをダウンロードさせ、実行させる攻撃はどれか。
- ア.クリックジャッキング
- イ.ドライブバイダウンロード
- ウ.SQLインジェクション
- エ.DNSキャッシュポイズニング
正解:イ.ドライブバイダウンロード
解説:ドライブバイダウンロードは、Webページの閲覧時にブラウザなどの脆弱性を悪用して、利用者の操作なしにマルウェアをダウンロード・実行させる攻撃である(シラバス 61)。
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問731.共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の比較として正しいものはどれか。
- ア.共通鍵暗号は鍵配送の問題がないが、処理速度が遅い
- イ.公開鍵暗号は処理速度が速く、鍵配送の問題もない
- ウ.共通鍵暗号は処理速度が速いが、鍵の安全な配送が課題である
- エ.両方式の処理速度と安全性に違いはない
正解:ウ.共通鍵暗号は処理速度が速いが、鍵の安全な配送が課題である
解説:共通鍵暗号は公開鍵暗号に比べて処理速度が速いですが、送信者と受信者で同じ秘密鍵を共有する必要があり、鍵の安全な配送が課題です。
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問732.IDS/IPSの検知方式のうち、通常の通信パターンからの逸脱を検知する方式はどれか。
- ア.プロキシ型
- イ.シグネチャ型
- ウ.ステートフル型
- エ.アノマリ型(異常検知型)
正解:エ.アノマリ型(異常検知型)
解説:アノマリ型は正常な通信パターンをベースラインとして学習し、そこから大きく逸脱する通信を異常として検知する方式です。未知の攻撃にも対応できます。
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問733.ペネトレーションテストの実施手順として適切な順序はどれか。
- ア.計画策定→情報収集→脆弱性分析→侵入試行→報告
- イ.侵入試行→情報収集→計画策定→報告→脆弱性分析
- ウ.報告→計画策定→情報収集→脆弱性分析→侵入試行
- エ.情報収集→侵入試行→報告→計画策定→脆弱性分析
正解:ア.計画策定→情報収集→脆弱性分析→侵入試行→報告
解説:ペネトレーションテストはまずテスト範囲や目標を計画し、対象の情報を収集、脆弱性を分析した上で侵入を試行し、最終的に結果を報告します。
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問734.デジタルフォレンジックにおいて、証拠となるデータの保全で最も重要なことはどれか。
- ア.証拠データを最新の状態に更新してから分析する
- イ.証拠データの原本を変更せず、複製を作成して分析する
- ウ.分析結果に合わせて証拠データを修正する
- エ.不要と判断したデータは削除してから分析する
正解:イ.証拠データの原本を変更せず、複製を作成して分析する
解説:フォレンジックでは証拠の完全性を保つため、原本には一切手を加えず、ビットレベルの完全なコピー(イメージ)を作成して分析を行います。
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問735.ICカードなどで、内部の情報を不正に読み取ろうとしても解析が困難になるようにしてある性質を何というか。
- ア.可用性
- イ.冗長性
- ウ.耐タンパ性
- エ.相互運用性
正解:ウ.耐タンパ性
解説:耐タンパ性は、機器を分解したり信号を観測したりして内部の情報を取り出そうとしても、解析が難しくなるようにしてある性質です。ICカードやセキュリティチップでは、不正な操作を検知すると内部の情報を消去するといった仕組みが備えられています。
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問736.ゼロトラスト実現のための技術要素として適切でないものはどれか。
- ア.多要素認証(MFA)
- イ.マイクロセグメンテーション
- ウ.エンドポイント検出と対応(EDR)
- エ.境界型ファイアウォールのみに依存した防御
正解:エ.境界型ファイアウォールのみに依存した防御
解説:ゼロトラストはMFA・マイクロセグメンテーション・EDR等を組み合わせて実現します。境界型ファイアウォールのみに頼る従来型防御はゼロトラストとは対極の考え方です。
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問737.シングルサインオン(SSO)は、利用するシステムやサービスごとにユーザが毎回個別に認証を行わなければならない仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SSOは1回の認証で連携した複数のシステム・サービスを利用できる仕組み。毎回個別認証する従来方式とは逆の概念。
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問738.スパイウェアは、自己複製してネットワークを通じて他のコンピュータへ自律的に感染を広げることを主な目的とするマルウェアである。
正解:×(誤り)
解説:自己複製して自律的に感染を広げるのはワームである。スパイウェアは利用者に気付かれないように個人情報や操作履歴などを収集し、外部へ送信するマルウェアである(シラバス 61)。
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問739.ハッシュ関数の特徴として、同じ入力からは異なるハッシュ値が得られ、ハッシュ値から元の入力を簡単に復元できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ハッシュ関数は同じ入力からは常に同じハッシュ値を生成し、出力から入力を復元することは事実上不可能(一方向性)という性質を持つ。
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問740.SHA-256は、128ビットのハッシュ値を生成する暗号学的ハッシュ関数である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SHA-256は名前の通り256ビット(32バイト)のハッシュ値を生成する。128ビット出力はMD5等。
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問741.ソルト(salt)とは、パスワードを保存する際にハッシュ化されたパスワードを短縮しデータ容量を削減する処理である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ソルトはパスワードをハッシュ化する際に付加するランダムな値で、レインボーテーブル攻撃対策として用いる。容量削減を目的とする処理ではない。
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問742.標的型攻撃とは、特定の組織や個人を狙って機密情報の窃取等を目的に実行されるサイバー攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:標的型攻撃は業務関連を装ったメール(標的型メール)等で特定標的に侵入し、長期潜伏して機密情報を窃取する高度な攻撃手法です。
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問743.APT攻撃は、特定標的に対して長期間にわたり潜伏しながら情報窃取を行う高度で執拗な攻撃のことである。
正解:○(正しい)
解説:APT(Advanced Persistent Threat)は高度な技術と持続的な活動を特徴とし、国家支援型組織等による長期的サイバー攻撃を指します。
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問744.CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)とは、Webページの入力欄に悪意のあるスクリプトを挿入し他ユーザのブラウザで実行させる攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スクリプト挿入はXSS(クロスサイトスクリプティング)。CSRFはログイン中ユーザのブラウザから意図しないリクエストを送信させる攻撃で別物。
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問745.DDoS攻撃は、攻撃者が単一の端末から標的に対し大量のトラフィックを送りサービス妨害を引き起こす攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。単一端末からの攻撃はDoS攻撃。DDoS(分散型)は多数のボット等から複数の端末を使って同時に大量トラフィックを送る攻撃。
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問746.ビジネスメール詐欺(BEC)は、取引先や経営者を装ったメールで担当者を騙し送金等を実行させる詐欺である。
正解:○(正しい)
解説:BEC(Business Email Compromise)は経営者・取引先等になりすまして偽の送金指示等を行う詐欺で、国際的に大きな被害が報告されています。
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問747.パスワードリスト攻撃は、他サービスから漏洩したID・パスワードの組み合わせを流用し、別サービスへの不正ログインを試みる攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:パスワードリスト攻撃はパスワード使い回しを悪用する攻撃で、多くのユーザが同一パスワードを複数サービスで利用している実態を突きます。
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問748.ブルートフォース攻撃は、よく使われる単語やパスワードのリスト(辞書)を順に試してパスワードを推測する攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。辞書を用いるのは辞書攻撃。ブルートフォース攻撃は可能なパスワードを片端から総当たりで試行する攻撃。
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問749.辞書攻撃は、考えられるパスワードの組合せを片端から総当たりで試行する攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。総当たりはブルートフォース攻撃。辞書攻撃はよく使われる単語やパスワードのリスト(辞書)を順番に試行する攻撃。
-
問750.MITM(中間者攻撃)とは、攻撃者が通信を傍受せず正規の通信路を経由して送受信を行う合法的な手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MITMは通信の当事者間に攻撃者が割り込み通信内容を盗聴・改ざんする攻撃で、不正な攻撃手法。
-
問751.DNSキャッシュポイズニングは、DNSサーバ自体を停止させ名前解決ができないようにする攻撃である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DNSキャッシュポイズニングはDNSサーバのキャッシュに偽のIPアドレス情報を注入し利用者を偽サイトに誘導する攻撃。サーバ停止はDoS等の別攻撃。
-
問752.サプライチェーン攻撃は、取引先や委託先・ソフトウェアベンダ等を経由して標的組織を攻撃する手法である。
正解:○(正しい)
解説:サプライチェーン攻撃は直接の標的ではなく、標的に接続する委託先やソフトウェア部品を経由して侵入する攻撃で、近年急増しています。
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問753.JIS Q 27001は、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の要求事項を定めたJIS規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。JIS Q 27001はISO/IEC 27001を基にした情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)規格。PMS規格はJIS Q 15001。
-
問754.JIS Q 15001は、ISO/IEC 27001を基にした情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の規格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。JIS Q 15001は個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の規格でプライバシーマーク制度の基準となる。ISMS規格はJIS Q 27001。
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問755.情報セキュリティの3要素に、真正性・責任追跡性・否認防止性・信頼性を加えた7要素で捉える考え方もある。
正解:○(正しい)
解説:拡張された情報セキュリティはCIA3要素に真正性・責任追跡性・否認防止性・信頼性の4要素を加えた7要素で議論されます。
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問756.リスクアセスメントは、リスクの特定・分析・評価から成る一連のプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:リスクアセスメントはISO/IEC 27005等で定義され、リスク特定→リスク分析→リスク評価の順でリスクを体系的に把握するプロセスです。
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問757.クリックジャッキングは、透明にした別のページを正規のページに重ねて表示し、利用者に意図しないクリック操作をさせる攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:クリックジャッキングは、見えない罠のページを重ねて、利用者が正規のボタンを押したつもりで別の操作(設定変更や送信など)をさせる攻撃である(シラバス 61)。
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問758.プライバシーバイデザインは、プライバシー保護をシステムの設計段階から組み込む考え方である。
正解:○(正しい)
解説:プライバシーバイデザインは7つの基本原則(事後対応でなく事前予防等)に基づき、開発初期からプライバシー保護を設計に組み込む思想です。
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問759.BYOD(Bring Your Own Device)とは、会社が支給した業務用端末を従業員が私的な用途で使用することである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。BYODは従業員が私物の端末(自分のスマホ・PC等)を業務で利用すること。会社支給端末の私的利用は別の概念。
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問760.MDM(Mobile Device Management)は、企業のメインフレームやデータベースサーバを集中管理する仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MDMはスマートフォンやタブレット等のモバイル端末を企業が一元的に管理・制御する仕組み。サーバ管理ではない。
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問761.エンドポイントセキュリティは、PC・スマートフォン等の末端機器を保護するセキュリティ対策である。
正解:○(正しい)
解説:エンドポイントセキュリティはウイルス対策、EDR、デバイス制御等で末端機器を守る対策で、ゼロトラスト時代にますます重要性を増しています。
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問762.バッファオーバーフロー攻撃は、プログラムが用意した入力領域の大きさを超えるデータを送り込み、不正な命令を実行させるなどの攻撃である。
正解:○(正しい)
解説:入力データの長さを確認しないプログラムに、確保した領域(バッファ)を超えるデータを与えて隣接するメモリを書き換え、不正なコードを実行させる攻撃である(シラバス 61)。
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問763.CRL(証明書失効リスト)は、有効期限内であるにもかかわらず失効したデジタル証明書を一覧にして公開するものである。
正解:○(正しい)
解説:秘密鍵の漏えいなどで有効期限前に失効させた証明書は、認証局がCRLに載せて公開する。証明書を受け取った側はCRLで失効していないかを確認する(シラバス 63)。
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問764.ISMAPは、個人情報保護法に基づき民間企業の個人情報取扱いを評価・認証する制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)は日本政府が利用するクラウドサービスの安全性を評価・登録する制度。個人情報保護の評価制度ではない。
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問765.ディープフェイクは、AI技術を用いて人物の顔や音声を巧妙に合成・改変したメディアで、偽情報の拡散リスクがある。
正解:○(正しい)
解説:ディープフェイクはディープラーニングによる映像・音声合成技術で、詐欺・なりすまし・フェイクニュース等への悪用リスクが懸念されます。
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問766.耐量子計算機暗号(PQC)とは、量子コンピュータ自体を構成するために必要となる暗号アルゴリズムの総称である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PQCは量子コンピュータによる解読攻撃に耐えることを目指した古典コンピュータ上で動作する次世代暗号技術。量子コンピュータを構成するための暗号ではない。
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問767.IoT機器のセキュリティ対策として、初期パスワードの変更と最新ファームウェアへの更新が基本である。
正解:○(正しい)
解説:IoT機器は初期設定のまま使用されマルウェア感染源となるケースが多いため、初期パスワード変更とファームウェア更新が必須の基本対策です。
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問768.普段と異なるIPアドレスや端末からのログインなど、いつもと違う状況を検知したときだけ、合言葉などの追加の本人確認を求める認証方式はどれか。
- ア.シングルサインオン
- イ.リスクベース認証
- ウ.ワンタイムパスワード
- エ.パスワードレス認証
正解:イ.リスクベース認証
解説:リスクベース認証は、ログイン時の環境や振る舞いを普段と比べ、不正の可能性が高いと判断したときに追加の認証を行う方式である(シラバス 63)。
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問769.公開鍵暗号方式を用いたデジタル署名において、署名生成と署名検証に用いる鍵の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.署名生成は受信者の公開鍵、検証は受信者の秘密鍵
- イ.署名生成は送信者の秘密鍵、検証は送信者の公開鍵
- ウ.署名生成は送信者の公開鍵、検証は送信者の秘密鍵
- エ.署名生成・検証ともに共通鍵
正解:イ.署名生成は送信者の秘密鍵、検証は送信者の公開鍵
解説:デジタル署名は送信者の秘密鍵で署名を生成し、誰でも送信者の公開鍵で検証できるため、なりすまし防止と改ざん検知を実現します。
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問770.ハッシュ関数の性質として適切でないものはどれか。
- ア.異なる入力から同じ出力(衝突)が得られることは極めて稀
- イ.同じ入力からは常に同じ出力が得られる
- ウ.出力から容易に入力を復元できる
- エ.任意長の入力から固定長の出力が得られる
正解:ウ.出力から容易に入力を復元できる
解説:ハッシュ関数は一方向性(出力から入力を求めることが困難)を持ちます。容易に復元できるのは暗号化関数です。
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問771.SQLインジェクション対策として最も有効なものはどれか。
- ア.ユーザ名の非公開化
- イ.入力フィールドの文字数制限のみ
- ウ.Webサーバの再起動
- エ.プレースホルダ(バインド機構)を用いたパラメータ化クエリの使用
正解:エ.プレースホルダ(バインド機構)を用いたパラメータ化クエリの使用
解説:プレースホルダ(パラメータ化クエリ)はSQL構文とデータを明確に分離し、SQL文として解釈されないため、最も根本的で有効な対策です。
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問772.XSS(クロスサイトスクリプティング)の対策として最も適切なものはどれか。
- ア.HTML特殊文字のエスケープ処理(サニタイズ)を行う
- イ.パスワードを複雑にする
- ウ.サーバのCPUを強化する
- エ.ネットワーク回線を高速化する
正解:ア.HTML特殊文字のエスケープ処理(サニタイズ)を行う
解説:XSS対策の基本はHTML出力時に < や & 等の特殊文字をエスケープ処理し、スクリプトとして解釈されないようにすることです。
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問773.CSRF対策として有効なものはどれか。
- ア.ウェブページに出力する要素にエスケープ処理を施す
- イ.ワンタイムトークンをフォームに埋め込み、リクエスト時に検証する
- ウ.SQL文の組立てをプレースホルダで実装する
- エ.ウェブサーバとの通信をHTTPSで暗号化する
正解:イ.ワンタイムトークンをフォームに埋め込み、リクエスト時に検証する
解説:CSRF(クロスサイト・リクエスト・フォージェリ)は、ログイン中の利用者に罠のページを踏ませ、利用者の意図しない処理の要求を正規のサイトへ送らせる攻撃。対策の基本は、フォームに第三者が予測できない秘密情報(ワンタイムトークン)を埋め込み、処理の実行時にその値が正しいときだけ処理することである。出力時のエスケープ処理はクロスサイト・スクリプティング、プレースホルダによるSQL文の組立てはSQLインジェクションの対策。HTTPSによる暗号化は通信路の保護で、正規の利用者のブラウザから送られる偽造リクエストは防げない。
根拠: IPA「安全なウェブサイトの作り方」1.6 CSRF(クロスサイト・リクエスト・フォージェリ) 根本的解決 6-(i)-a「hiddenパラメータ」に秘密情報(暗号論的擬似乱数で生成)を挿入し、実行ページではその値が正しい場合のみ処理を実行する/注意が必要なサイトに「SSLクライアント認証」を用いたセッション管理も含まれる / IPA「安全なウェブサイトの作り方」1.5 クロスサイト・スクリプティング 根本的解決 5-(i) ウェブページに出力する全ての要素に対して、エスケープ処理を施す / IPA「安全なウェブサイトの作り方」1.1 SQLインジェクション 根本的解決 1-(i)-a SQL文の組み立ては全てプレースホルダで実装する
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問774.ゼロデイ攻撃への有効な対策として最も適切なものはどれか。
- ア.ソフトウェアを更新しない
- イ.パターンファイルのみに依存する
- ウ.EDR等の挙動ベース検知と多層防御の実施
- エ.単一のウイルス対策ソフトだけを導入する
正解:ウ.EDR等の挙動ベース検知と多層防御の実施
解説:未知の脆弱性を突くゼロデイ攻撃にはシグネチャ型検知では不十分で、EDR等の挙動監視と複数層の防御の組み合わせが効果的です。
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問775.電子メールの送信者が、後になって「自分はそのメールを送っていない」と言い逃れできないようにする情報セキュリティの特性はどれか。
- ア.真正性
- イ.否認防止
- ウ.可用性
- エ.完全性
正解:イ.否認防止
解説:否認防止は、ある事象や行為が起きたことと、それを行った主体を後から証明できるようにする特性で、デジタル署名などで実現する。真正性は対象が主張どおりのものであること、完全性は情報が正確で改ざんされていないことである(シラバス 62)。
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問776.PCの起動時に、OSやブートローダなどのデジタル署名を検証し、改ざんされていない正規のソフトウェアだけを実行させる仕組みはどれか。
- ア.セキュアブート
- イ.検疫ネットワーク
- ウ.MDM
- エ.DLP
正解:ア.セキュアブート
解説:セキュアブートは、起動時に読み込むソフトウェアの署名を検証し、不正に改ざんされたものが実行されないようにする仕組みである。DLPは機密情報の持ち出しを監視・防止する仕組みである(シラバス 63)。
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問777.生体認証の性能指標「他人受入率(FAR)」の説明として正しいものはどれか。
- ア.本人を誤って他人と拒絶する割合
- イ.本人でない他人を誤って本人として受け入れる割合
- ウ.認証処理の速度
- エ.登録可能な人数
正解:イ.本人でない他人を誤って本人として受け入れる割合
解説:FAR(False Acceptance Rate)は他人受入率で、低いほど安全性が高くなります。対になる本人拒否率はFRR(False Rejection Rate)です。
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問778.ISMSにおけるPDCAサイクルで、セキュリティ対策の有効性を評価するフェーズはどれか。
- ア.Do(実施)
- イ.Plan(計画)
- ウ.Check(評価)
- エ.Act(改善)
正解:ウ.Check(評価)
解説:PDCAのCheckフェーズで監査・監視・測定を通じて対策の有効性を評価し、Actフェーズで改善につなげるサイクルを回します。
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問779.無線LAN(Wi-Fi)で推奨される暗号化方式として最も安全性が高いものはどれか。
- ア.WPA1
- イ.WEP
- ウ.オープン(暗号化なし)
- エ.WPA3
正解:エ.WPA3
解説:WPA3は2018年に策定された最新の無線LAN暗号化規格で、WEP・WPA・WPA2の脆弱性を改善した最も安全性の高い方式です。
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問780.EDRとSIEMの役割の違いとして最も適切なものはどれか。
- ア.EDRはエンドポイントの挙動監視、SIEMは複数ログの統合相関分析を行う
- イ.EDRはネットワーク監視、SIEMはエンドポイント対策を行う
- ウ.両者は同一のツールである
- エ.EDRはログ分析のみ、SIEMは物理対策を行う
正解:ア.EDRはエンドポイントの挙動監視、SIEMは複数ログの統合相関分析を行う
解説:EDRは各エンドポイントの挙動を詳細に監視して脅威を検知・対応し、SIEMは組織全体の多様なログを集約して相関分析を行います。
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問781.DLP(Data Loss Prevention)は、機密情報の不正な持ち出しや漏洩を監視・防止するセキュリティ対策である。
正解:○(正しい)
解説:DLPは社内の機密データを識別・分類し、メール送信・USB持出し・クラウドアップロード等の経路で情報漏洩が起きないよう監視・遮断する仕組みです。
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問782.CASB(Cloud Access Security Broker)は、利用者とクラウドサービスの間に位置し、利用状況の可視化やセキュリティポリシーの適用を行う仕組みである。
正解:○(正しい)
解説:CASBは企業の従業員が利用する各種クラウドサービス(SaaS等)への通信を仲介し、シャドーIT検出、アクセス制御、データ保護、脅威防御等の機能を提供します。
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問783.IoTのセキュリティに関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 ネットワークカメラの画像を盗み見される脅威のうち,ネットワークカメラへの a 対策として,第三者がカメラにアクセスして映像を閲覧できないようにするためには, b で利用しない。
- ア.a:DDoS攻撃,b:初期パスワード
- イ.a:DDoS攻撃,b:有線回線
- ウ.a:不正侵入,b:初期パスワード
- エ.a:不正侵入,b:有線回線
正解:ウ.a:不正侵入,b:初期パスワード
解説:正解はウ。ネットワークカメラへの脅威のうち第三者が不正に接続して映像を閲覧するのは不正侵入であり(a=不正侵入)、その対策として工場出荷時の初期パスワードのまま利用しないこと(b=初期パスワード)が有効。DDoS攻撃は可用性を狙うサービス妨害で盗み見の脅威には対応しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問55
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問784.無線LANで使用するWPA2の機能として,適切なものはどれか。
- ア.2本のアンテナを用いることによってデータの送受信を高速化する。
- イ.アクセスポイントをステルス化する。
- ウ.通信データを暗号化する。
- エ.登録されたMACアドレスをもつ機器以外からのアクセスを拒否する。
正解:ウ.通信データを暗号化する。
解説:正解はウ。WPA2は無線LANの通信データを暗号化するセキュリティ規格(AES/CCMPを採用)である。アは複数アンテナで高速化するMIMO、イはSSIDのステルス化、エはMACアドレスフィルタリングの説明で、いずれもWPA2の機能そのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問59
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問785.PCに保存されたファイルを使用できなくするランサムウェアによる被害を低減させるための対策として,適切なものはどれか。
- ア.UPSの導入
- イ.データの暗号化
- ウ.データのバックアップ
- エ.ログインパスワードの変更
正解:ウ.データのバックアップ
解説:正解はウ。ランサムウェアはファイルを暗号化して使用不能にするため、あらかじめ取得したバックアップから復旧できるようにしておくのが最も有効な被害低減策である。ア UPSは停電対策、イ データの暗号化は攻撃者にはむしろ好都合で防止にならず、エ ログインパスワード変更は不正ログイン対策で、いずれもランサムウェア被害の低減には直接結びつかない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問63
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問786.ISMSにおける情報セキュリティインシデントの管理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア.情報セキュリティインシデントには臨機応変な対応が求められるので,あらかじめ対応手順を文書化しておくのではなく,実際の対応内容を記録する。
- イ.情報セキュリティインシデントから得られた知識は,模倣を防ぐために情報セキュリティの管理策の強化には用いない。
- ウ.情報セキュリティ事象は,その評価を待つことなく,報告された時点で情報セキュリティインシデントに分類される。
- エ.情報セキュリティ事象は,適切な管理者へ速やかに報告するために,あらかじめその連絡経路と仕組みを用意しておく。
正解:エ.情報セキュリティ事象は,適切な管理者へ速やかに報告するために,あらかじめその連絡経路と仕組みを用意しておく。
解説:正解はエ。情報セキュリティ事象を適切な管理者へ速やかに報告できるよう、連絡経路と仕組みをあらかじめ用意しておくのが適切な管理である。ア(対応手順は事前に文書化すべき)、イ(得た知識は管理策の強化に活用すべき)、ウ(事象は評価を経てインシデントに分類する)はいずれもISMSの考え方に反する。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問70
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問787.インターネットバンキングなどのWebサイトで利用されているリスクベース認証の例として,適切なものはどれか。
- ア.利用者がいつもログインに使っているPCとは異なるPCからのログインであったので,本人しか知らない秘密の質問による追加の認証を行った。
- イ.利用者がログインした後,画面操作が一定時間なかったので,自動的にログアウトして,再度ログインを求めた。
- ウ.利用者がログインするときにパスワードを連続して複数回間違って入力したので,アカウントをロックした。
- エ.利用者がログインに使っているパスワードが長期間変更されていなかったので,パスワードの変更を促した。
正解:ア.利用者がいつもログインに使っているPCとは異なるPCからのログインであったので,本人しか知らない秘密の質問による追加の認証を行った。
解説:正解はア。リスクベース認証は、普段と異なる環境(いつもと違うPC等)からのアクセスなど、リスクが高いと判断した場合にのみ追加認証を求める方式である。イ は一定時間無操作での自動ログアウト、ウ はアカウントロック、エ はパスワードの定期変更促進で、リスクの度合いに応じて認証を変える仕組みではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問71
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問788.ある企業では,サーバ室への入室管理を暗証番号で行っていたが,虹彩認証装置による本人確認を加えることによって,無許可の者の入室をより確実に防止する対策とした。これは,サーバ室における情報セキュリティ要素のうち,どれを高める対策に該当するか。
- ア.可用性
- イ.完全性
- ウ.機密性
- エ.否認防止
正解:ウ.機密性
解説:正解はウの機密性。暗証番号に虹彩認証を加えて無許可者の入室をより確実に防ぐことは、許可された者だけが情報資産にアクセスできる状態を強化する対策であり、機密性を高めることに該当する。ア 可用性・イ 完全性・エ 否認防止は情報セキュリティの他の要素で、本人確認の強化とは対応しない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問77
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問789.企業のリスクマネジメントの一環として行われるサイバーセキュリティリスク対策の推進において,経営者に求められる役割として,最も適切なものはどれか。
- ア.IT 部門のセキュリティ担当者に,部門ごとのサイバーセキュリティリスク対応方針の策定と実行を全て任せる。
- イ.サイバーセキュリティ対策を実施する上での責任者となる CISO を任命し,実行や判断を全て任せる。
- ウ.実施方針の検討,予算や人材の割当て,実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。
- エ.専門家である外部の経営コンサルタントに,自社の組織や事業におけるリスクの分析と対策の推進に関する権限と責任を委譲する。
正解:ウ.実施方針の検討,予算や人材の割当て,実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮する。
解説:正解はウ。サイバーセキュリティ対策で経営者に求められるのは、実施方針の検討、予算・人材の割当て、実施状況の確認や問題の把握と対応を通じて自らリーダーシップを発揮することである。ア・イ・エはいずれも担当者やCISO、外部コンサルタントに「全て任せる/権限と責任を委譲する」形で経営者が主体的関与を放棄しており不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問79
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問790.バイオメトリクス認証に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 バイオメトリクス認証を利用したシステムの設計を始めるときには,システムの目的と認証の用途を明らかにし,認証精度の設定方針を策定することが必要である。他人受入率が[ a ]なるように設定した場合は,安全性を重視した認証になり,本人拒否率が[ b ]なるように設定した場合は,本人の利便性を重視した認証になるといえる。
- ア.a:高く,b:高く
- イ.a:高く,b:低く
- ウ.a:低く,b:高く
- エ.a:低く,b:低く
正解:エ.a:低く,b:低く
解説:正解はエ。他人受入率(他人を誤って本人と認めてしまう率)を低く設定すると安全性を重視した認証になり、本人拒否率(本人を誤って拒否する率)を低く設定すると本人の利便性を重視した認証になるため、a・bともに「低く」が入る。両者はトレードオフの関係にある。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問80
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問791.職場の PC に適用する情報セキュリティ対策a~cのうち,マルウェア対策ソフトの導入のほかに,マルウェア感染を防止するための対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a OS のセキュリティパッチ(修正モジュール)の適用 b 起動ドライブとなっているハードディスクに対するパスワード設定 c 複雑かつ十分な長さをもつログインパスワードの導入
- ア.a
- イ.a,b
- ウ.b
- エ.c
正解:ア.a
解説:正解はア。マルウェアはOSやソフトウェアの脆弱性を突いて侵入することが多いため、aのセキュリティパッチ適用は感染防止に直接有効である。bのハードディスクへのパスワード設定は盗難・不正持ち出し時の情報漏えい対策、cの強固なログインパスワードは不正ログイン対策であり、いずれもマルウェアの感染そのものを防ぐ対策ではない。よって適切なのはaだけである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問83
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問792.情報セキュリティに関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 守るべき情報資産に対して望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因のことを[ a ]といい,情報資産自身の価値を損なう可能性をもつ弱点のことを[ b ]という。
- ア.a:インシデント,b:リスク
- イ.a:脅威,b:脆弱性
- ウ.a:脆弱性,b:インシデント
- エ.a:リスク,b:脅威
正解:イ.a:脅威,b:脆弱性
解説:正解はイ。守るべき情報資産に望ましくない影響を及ぼす可能性のある原因(不正アクセス・災害・人為ミスなど)がa=「脅威」、その脅威につけ込まれる情報資産側の弱点がb=「脆弱性」である。リスクは脅威と脆弱性によって損害が生じる可能性そのもの、インシデントは実際に発生した事象を指し、a・bには当てはまらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問89
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問793.PKI(公開鍵基盤)の特徴として,適切なものはどれか。
- ア.共通鍵の所有者を確認する方法が提供されている。
- イ.知人が署名した鍵は信頼するという“信頼の輪”によって,公開鍵が正当であることを確認する。
- ウ.電子証明書の正当性を認証局が保証する。
- エ.秘密鍵を安全に公開する方法が提供されている。
正解:ウ.電子証明書の正当性を認証局が保証する。
解説:正解はウ。PKI(公開鍵基盤)では、認証局(CA)が利用者の公開鍵と本人を結び付けた電子証明書を発行し、その正当性を認証局が保証する仕組みで公開鍵の信頼性を担保する。アの共通鍵の確認はPKIの目的ではなく、イの「信頼の輪」はPGPの考え方、エは秘密鍵は本人だけが秘匿するものであり公開しないため、いずれも誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問90
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問794.デジタル署名やブロックチェーンで用いられるハッシュ関数には,SHA-256,SHA-512などがある。このようなハッシュ関数に関する記述として,適切なものはどれか。
- ア.あるハッシュ関数を用いて得たハッシュ値を,そのハッシュ関数に入力することによって,元のデータを復元することができる。
- イ.同じデータを異なるハッシュ関数にそれぞれ入力したとき,得られるハッシュ値は全て同じになる。
- ウ.同じハッシュ関数を用いる場合,入力したデータが同じであれば,得られるハッシュ値は常に同じになる。
- エ.どのハッシュ関数にもそれぞれの逆関数が存在し,ハッシュ値から元のデータを復元することができる。
正解:ウ.同じハッシュ関数を用いる場合,入力したデータが同じであれば,得られるハッシュ値は常に同じになる。
解説:正解はウ。ハッシュ関数は、同じ関数に同じデータを入力すれば必ず同じハッシュ値が得られるという再現性(決定性)をもち、この性質が改ざん検知やブロックチェーンで利用される。ア・エはハッシュ値から元データを復元できるとしているが一方向性により復元は不可能、イは異なるハッシュ関数なら同じデータでも得られる値は異なるため、いずれも誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問91
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問795.ゼロトラストセキュリティの考え方に基づいた情報セキュリティ対策の例として,適切なものはどれか。
- ア.インターネットと内部ネットワークの境界にファイアウォールを配置し,インターネットからの脅威を境界で遮断する。
- イ.内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても,ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。
- ウ.内部ネットワークに接続する PC にインストールされたソフトウェアに脆弱性が発見されたときに,そのセキュリティパッチは公開後直ちに適用する。
- エ.内部ネットワークに接続する PC のうち,インターネットにアクセスする PC だけにマルウェア対策ソフトをインストールする。
正解:イ.内部ネットワークからであっても外部ネットワークからであっても,ネットワーク上の情報資源へのアクセスには二要素認証を利用する。
解説:正解はイ。ゼロトラストは「内部ネットワークだからといって信頼しない」を前提とし、社内・社外を問わずアクセスのたびに認証・認可を行う考え方で、二要素認証による都度検証はその典型例である。アの境界にファイアウォールを置いて内部を信頼する方式は従来型の境界防御であり、ゼロトラストの考え方とは対極にある。ウの迅速なパッチ適用やエの一部PCのみへの対策はゼロトラスト固有の考え方を示す例ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問92
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問796.次の ISMS における実施項目のうち,最初に行うものはどれか。
- ア.ISMS の適用範囲の決定
- イ.情報セキュリティリスクアセスメント
- ウ.情報セキュリティリスク対応
- エ.内部監査
正解:ア.ISMS の適用範囲の決定
解説:正解はア。ISMSの構築は、まず「どの範囲に情報セキュリティマネジメントを適用するか」という適用範囲(スコープ)を決定することから始まる。範囲が定まって初めて、その範囲内でリスクアセスメント(イ)、リスク対応(ウ)を行い、運用後に内部監査(エ)で有効性を確認するというPDCAの流れになるため、最初に行うのは適用範囲の決定である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問93
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問797.情報セキュリティ対策を,“技術的セキュリティ対策”,“人的セキュリティ対策”及び“物理的セキュリティ対策”に分類したとき,“物理的セキュリティ対策”の例として,適切なものはどれか。
- ア.機密情報の取扱いに関して,罰則を含めた規則を制定し,これを遵守させるために,関係者に定期的な教育を実施する。
- イ.被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように,遠隔地にバックアップシステムを用意する。
- ウ.ますます方法が巧妙化されるサイバー攻撃による被害を防ぐために,サイバー攻撃の方法や対策に関する情報を従業員に周知する。
- エ.マルウェアによる被害を防ぐために,マルウェア対策ソフトを導入し,定義ファイルを常に最新に保つ。
正解:イ.被災によるシステム障害が発生してもサービスを継続できるように,遠隔地にバックアップシステムを用意する。
解説:正解はイ。遠隔地にバックアップシステムを用意して被災時もサービスを継続できるようにする対策は、設備・施設の配置に関わる物理的セキュリティ対策に該当する。アの罰則を含む規則制定と教育、ウのサイバー攻撃情報の周知は人的セキュリティ対策、エのマルウェア対策ソフト導入と定義ファイル更新は技術的セキュリティ対策である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問94
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問798.SQL インジェクションの対策などで用いられ,処理の誤動作を招かないように,利用者が Web サイトに入力した内容に含まれる有害な文字列を無害な文字列に置き換えることを何と呼ぶか。
- ア.MAC アドレスフィルタリング
- イ.サニタイジング
- ウ.ストライピング
- エ.ソーシャルエンジニアリング
正解:イ.サニタイジング
解説:正解はイ。サニタイジング(無害化)は、利用者が入力した文字列に含まれるSQL文やスクリプトとして解釈され得る有害な文字を、無害な文字列(エスケープ処理など)に置き換え、誤動作や攻撃を防ぐ手法である。アのMACアドレスフィルタリングは機器の接続制限、ウのストライピングはデータを分散配置する技術、エのソーシャルエンジニアリングは人の心理につけ込む攻撃手法で、いずれも別概念。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問95
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問799.機密情報の取得などを目的として,特定の組織や個人に対して,複数の攻撃手法を使うなどして長期間にわたり継続的に攻撃を行うという特徴をもつ,サイバー攻撃はどれか。
- ア.APT 攻撃
- イ.DDoS 攻撃
- ウ.ゼロデイ攻撃
- エ.パスワードリスト攻撃
正解:ア.APT 攻撃
解説:正解はア。APT攻撃(Advanced Persistent Threat)は、特定の組織や個人を標的に、複数の攻撃手法を組み合わせて長期間にわたり執拗かつ継続的に行う標的型の高度なサイバー攻撃である。イのDDoS攻撃は多数の端末から一斉に負荷をかけてサービスを妨害する攻撃、ウのゼロデイ攻撃は修正前の脆弱性を突く攻撃、エのパスワードリスト攻撃は流出した認証情報を使い回す攻撃で、いずれも長期継続的という特徴とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問96
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問800.ISMS の活動に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.企業のコスト削減や製品の品質,サービスの改善などのために,業務プロセスを改善する。
- イ.顧客の満足度を高めるために,IT サービスの品質を継続的に改善する。
- ウ.情報資産を洗い出し,リスクの特定と分析及び評価を行い,情報資産を管理する。
- エ.製品とサービスの開発プロセスの成熟度を評価し,改善する。
正解:ウ.情報資産を洗い出し,リスクの特定と分析及び評価を行い,情報資産を管理する。
解説:正解はウ。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の活動は、守るべき情報資産を洗い出し、それに対するリスクの特定・分析・評価(リスクアセスメント)を行ったうえで適切に管理・対応していくことである。アは業務プロセス改善(BPR)、イはITサービスマネジメント、エは開発プロセスの成熟度評価(CMMIなど)に関する記述で、いずれもISMSの活動ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問100
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