ITパスポート「マネジメント系」の一問一答
📖 ITパスポート「マネジメント系」の全185問と解説(一覧)
ITパスポートのマネジメント系に関する一問一答(全185問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.プロジェクトマネジメントにおけるWBSの説明として正しいものはどれか。
- ア.作業を階層的に分解した構成図
- イ.プロジェクトの予算書
- ウ.品質管理の手順書
- エ.リスク一覧表
正解:ア.作業を階層的に分解した構成図
解説:WBS(Work Breakdown Structure)はプロジェクトの作業を階層的に分解し、管理可能な単位にした構成図です。
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問2.ガントチャートは、作業の進捗状況を視覚的に管理するための図表である。
正解:○(正しい)
解説:ガントチャートは横軸に時間、縦軸に作業項目をとり、帯状のバーで各作業の予定と実績を示す図表です。
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問3.クリティカルパスの説明として正しいものはどれか。
- ア.コストが最も高い作業の経路
- イ.プロジェクト全体の所要時間を決定する最長経路
- ウ.最も人員が必要な作業の経路
- エ.品質リスクが最も高い経路
正解:イ.プロジェクト全体の所要時間を決定する最長経路
解説:クリティカルパスはプロジェクトにおいて所要時間が最長となる一連の作業経路で、遅延が全体に影響します。
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問4.アジャイル開発では、短い反復(イテレーション)で開発を進める。
正解:○(正しい)
解説:アジャイル開発は1〜4週間程度の短いイテレーションを繰り返し、段階的にソフトウェアを完成させます。
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問5.ウォーターフォールモデルの特徴として正しいものはどれか。
- ア.試作品を作りながら開発する
- イ.短い反復で開発する
- ウ.工程を順番に進め、原則として前の工程に戻らない
- エ.複数の工程を同時並行で進める
正解:ウ.工程を順番に進め、原則として前の工程に戻らない
解説:ウォーターフォールモデルは要件定義→設計→実装→テスト→運用と工程を順番に進める開発モデルです。
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問6.SLAとは、サービス提供者と利用者の間でサービスレベルを合意した文書である。
正解:○(正しい)
解説:SLA(Service Level Agreement)はサービスの品質水準(稼働率・応答時間等)を明文化した合意書です。
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問7.ITILの説明として正しいものはどれか。
- ア.データベースの設計手法
- イ.プログラミング言語の規格
- ウ.ネットワーク通信のプロトコル
- エ.ITサービスマネジメントのベストプラクティス集
正解:エ.ITサービスマネジメントのベストプラクティス集
解説:ITIL(Information Technology Infrastructure Library)はITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめたフレームワークです。
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問8.インシデント管理の目的は、サービスの中断を最小限に抑え迅速に復旧することである。
正解:○(正しい)
解説:インシデント管理はサービスへの悪影響を最小限に抑え、可能な限り迅速にサービスを正常状態に復旧することを目的とします。
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問9.問題管理とインシデント管理の違いとして正しいものはどれか。
- ア.問題管理は根本原因を究明し再発防止を図る
- イ.問題管理は迅速な復旧を目的とする
- ウ.問題管理はユーザからの問い合わせを管理する
- エ.問題管理は変更要求を管理する
正解:ア.問題管理は根本原因を究明し再発防止を図る
解説:問題管理はインシデントの根本原因を究明し再発防止策を講じます。迅速な復旧はインシデント管理の目的です。
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問10.変更管理は、システムの変更によるリスクを最小化するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:変更管理はシステムへの変更を適切に管理し、変更によるリスクや悪影響を最小限に抑えるプロセスです。
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問11.システム監査は、第三者の立場で情報システムの信頼性等を評価することである。
正解:○(正しい)
解説:システム監査は独立した立場の監査人が、情報システムの信頼性・安全性・効率性等を客観的に評価します。
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問12.ファンクションポイント法の説明として正しいものはどれか。
- ア.プログラムの行数で見積もる手法
- イ.ソフトウェアの機能量に基づいて開発規模を見積もる手法
- ウ.過去の類似案件から見積もる手法
- エ.専門家の直感で見積もる手法
正解:イ.ソフトウェアの機能量に基づいて開発規模を見積もる手法
解説:ファンクションポイント法は入出力画面数やファイル数など、ソフトウェアの機能量から開発規模を見積もります。
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問13.フルバックアップは、すべてのデータを毎回バックアップする方式である。
正解:○(正しい)
解説:フルバックアップは対象データのすべてを毎回コピーする方式です。復旧は容易ですがバックアップ時間が長くなります。
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問14.差分バックアップと増分バックアップの違いとして正しいものはどれか。
- ア.差分と増分は同じ意味である
- イ.差分は前回のバックアップ以降の変更分、増分は前回のフルバックアップ以降の変更分
- ウ.差分は前回のフルバックアップ以降の変更分、増分は前回のバックアップ以降の変更分
- エ.差分はデータの削除分、増分はデータの追加分
正解:ウ.差分は前回のフルバックアップ以降の変更分、増分は前回のバックアップ以降の変更分
解説:差分バックアップは最後のフルバックアップからの変更分、増分バックアップは前回のバックアップからの変更分をコピーします。
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問15.サービスデスクは、ユーザからの問い合わせの単一窓口(SPOC)である。
正解:○(正しい)
解説:サービスデスクはSPOC(Single Point of Contact)として、ユーザからのすべての問い合わせを一元的に受け付けます。
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問16.プロジェクトのスコープとは何を指すか。
- ア.プロジェクトの人員体制
- イ.プロジェクトの予算
- ウ.プロジェクトのスケジュール
- エ.プロジェクトで実施する作業の範囲
正解:エ.プロジェクトで実施する作業の範囲
解説:スコープとはプロジェクトで実施する作業の範囲や成果物の範囲を指します。
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問17.リスクの「回避」とは、リスク発生時に保険で補填する対策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。回避は「リスクが発生する活動自体を行わない」(保険は転嫁・移転)。
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問18.テスト工程で用いるブラックボックステストの説明として正しいものはどれか。
- ア.プログラムの内部構造を考慮せず入出力の仕様に基づいてテストする
- イ.プログラムの内部構造に基づいてテストする
- ウ.ユーザが実環境でテストする
- エ.テスト対象を選択しないランダムテスト
正解:ア.プログラムの内部構造を考慮せず入出力の仕様に基づいてテストする
解説:ブラックボックステストはプログラムの内部構造を見ずに、入出力の仕様に基づいてテストする手法です。
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問19.レビューとは、成果物を作成者本人のみが検証する活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。レビューは「第三者による検証」(本人のみは自己レビューで効果限定的)。
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問20.BCP(事業継続計画)の説明として正しいものはどれか。
- ア.新規事業の立ち上げ計画
- イ.災害時などに事業を継続・早期復旧するための計画
- ウ.年間の業務スケジュール
- エ.社員教育の年間計画
正解:イ.災害時などに事業を継続・早期復旧するための計画
解説:BCP(Business Continuity Plan)は災害や緊急事態の際に、事業の継続または早期復旧を図るための計画です。
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問21.スクラムにおけるスプリントレビューの目的として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクト全体のスケジュールを確定する
- イ.チーム内の人事評価を行う
- ウ.次のスプリントの予算を承認する
- エ.スプリントで完成したプロダクトインクリメントをステークホルダーに示しフィードバックを得る
正解:エ.スプリントで完成したプロダクトインクリメントをステークホルダーに示しフィードバックを得る
解説:スプリントレビューはスプリント終了時に実施し、完成した成果物をステークホルダーに提示してフィードバックを受け、プロダクトバックログを調整する場です。
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問22.DevOpsとは、開発と運用が完全に分離した手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DevOpsは「開発と運用が連携」して迅速安定リリース(分離は従来型)。
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問23.カンバン方式のプロジェクト管理で重要な概念はどれか。
- ア.WIP(仕掛かり作業)の制限による作業フローの最適化
- イ.すべての作業を同時に開始して並列処理する
- ウ.スプリント期間を厳密に2週間に固定する
- エ.毎日15分のデイリースタンドアップを義務化する
正解:ア.WIP(仕掛かり作業)の制限による作業フローの最適化
解説:カンバン方式ではWIP(Work In Progress)制限を設けて同時進行する作業数を制限し、ボトルネックを可視化してフローを最適化します。
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問24.プロジェクトのリスク対応策のうち、リスクの影響を第三者に移転する方法として保険への加入がある。
正解:○(正しい)
解説:リスクの転嫁(移転)は、保険加入やアウトソーシング等によりリスクの影響を第三者に移す対応策です。回避・軽減・受容と並ぶ基本的なリスク対応策の一つです。
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問25.プロジェクトにおけるステークホルダ(利害関係者)の説明として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクトに出資するスポンサーのみ
- イ.プロジェクトに影響を与える、または影響を受けるすべての個人や組織
- ウ.プロジェクトマネージャーとチームメンバーのみ
- エ.顧客と最終利用者のみ
正解:イ.プロジェクトに影響を与える、または影響を受けるすべての個人や組織
解説:ステークホルダ(利害関係者)は、プロジェクトに影響を与える人・組織と、プロジェクトから影響を受ける人・組織のすべてを指します。発注者や利用者だけでなく、関係する部門や地域住民などが含まれることもあります。
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問26.CI/CDは、コード変更を月1回程度の頻度でビルド・テストする仕組みである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CI/CDは「頻繁にビルド・テスト・デプロイ」(月1回ではなく日々・コミット毎)。
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問27.あるシステムのMTBF(平均故障間隔)が200時間、MTTR(平均修復時間)が5時間であるとき、稼働率はおよそいくらか。
- ア.0.995
- イ.0.960
- ウ.0.976
- エ.0.025
正解:ウ.0.976
解説:稼働率は、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求めます。200÷(200+5)=200÷205=0.9756…となり、およそ0.976です。MTBFが長いほど、またMTTRが短いほど稼働率は高くなります。
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問28.ITサービスマネジメントにおけるキャパシティ管理の目的は、現在と将来のビジネス要件を満たす十分なIT能力を確保することである。
正解:○(正しい)
解説:キャパシティ管理はシステムの処理能力・ストレージ容量等が現在および将来のビジネス需要を満たすよう、計画・監視・調整を行うプロセスです。
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問29.システム開発における受入テスト(UAT)の実施者として最も適切なのは誰か。
- ア.外部のセキュリティ監査人
- イ.開発チームのプログラマー
- ウ.プロジェクトマネージャー
- エ.発注者(ユーザー側)
正解:エ.発注者(ユーザー側)
解説:受入テスト(User Acceptance Test)は発注者やユーザーが実施し、開発されたシステムが業務要件を満たしているかを検証する最終テストです。
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問30.ITIL 4ではサービスバリューチェーンという概念が導入され、価値の共創が重視されている。
正解:○(正しい)
解説:ITIL 4ではサービスバリューチェーン(計画・改善・エンゲージ・設計と移行・取得/構築・提供とサポート)を中心に、サービス提供者と利用者による価値の共創を重視しています。
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問31.SRE(Site Reliability Engineering)の説明として正しいものはどれか。
- ア.ソフトウェアエンジニアリングの手法を用いてシステムの信頼性を維持・向上させるアプローチ
- イ.サーバルームの物理的セキュリティを管理する専門職
- ウ.ソフトウェアの機能テストのみを行う役割
- エ.データベースの設計と構築のみを担当する職種
正解:ア.ソフトウェアエンジニアリングの手法を用いてシステムの信頼性を維持・向上させるアプローチ
解説:SREはGoogleが提唱した概念で、ソフトウェアエンジニアリングの手法(自動化・モニタリング等)を運用に適用し、システムの可用性と信頼性を維持するアプローチです。
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問32.プロジェクト憲章(プロジェクトチャーター)は、プロジェクトの正式な開始を承認する文書である。
正解:○(正しい)
解説:プロジェクト憲章はプロジェクトの目的・範囲・主要マイルストーン・予算概算・プロジェクトマネージャーの権限等を記載し、プロジェクトの正式な開始を宣言する文書です。
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問33.開発と保守のプロセスを評価・改善するために、システム開発組織のプロセス成熟度をモデル化し、成熟度を5段階のレベルで定義したものはどれか。
- ア.SLCP
- イ.CMMI
- ウ.ITIL
- エ.DevOps
正解:イ.CMMI
解説:CMMI(能力成熟度モデル統合)は、システム開発組織のプロセスの成熟度をモデル化し、5段階のレベルで定義したもので、開発と保守のプロセスを評価・改善するときに使う。SLCP(共通フレーム)は、ソフトウェア開発とその取引を適正にするため、作業項目を一つ一つ定義して標準化した枠組みである。ITILは、サービスマネジメントのフレームワークである。DevOpsは代表的なソフトウェア開発手法の一つで、組織の成熟度をレベルで定めたモデルではない。
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問34.システム監査人は、監査対象のシステム開発に直接関与する立場が望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。システム監査人は「監査対象に直接関与してはならない」(独立性が必須)。
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問35.構成管理の説明として正しいものはどれか。
- ア.プロジェクトメンバーの人員配置を管理すること
- イ.ネットワークの物理的な配線を管理すること
- ウ.ITサービスを構成するハードウェア・ソフトウェア等の情報を管理すること
- エ.予算の配分を管理すること
正解:ウ.ITサービスを構成するハードウェア・ソフトウェア等の情報を管理すること
解説:構成管理(Configuration Management)はCI(構成アイテム)と呼ばれるITサービスの構成要素の情報をCMDB(構成管理データベース)で正確に管理するプロセスです。
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問36.ペアプログラミングとは、2人のプログラマーが1台のPCで協力してコーディングする手法である。
正解:○(正しい)
解説:ペアプログラミングはXP(エクストリームプログラミング)のプラクティスの一つで、ドライバー(コードを書く人)とナビゲーター(レビューする人)の2人で協力して開発します。
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問37.リリース管理の目的として正しいものはどれか。
- ア.すべての変更を一括でリリースすること
- イ.リリース日をできるだけ遅らせること
- ウ.開発チームの人数を最小化すること
- エ.テスト済みの変更を本番環境に安全に展開すること
正解:エ.テスト済みの変更を本番環境に安全に展開すること
解説:リリース管理はテスト済みの変更(ソフトウェア、ハードウェア、文書等)を計画的かつ安全に本番環境へ展開し、サービスへの影響を最小化するプロセスです。
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問38.レトロスペクティブは、スクラム終了時に1度だけ実施するイベントである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。レトロは「スプリントごとに実施」(毎回振り返りでプロセス改善)。
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問39.コンティンジェンシープランの説明として正しいものはどれか。
- ア.リスクが現実化した場合に備えてあらかじめ策定する緊急時対応計画
- イ.リスクが発生しないように予防する計画
- ウ.プロジェクト完了後の評価を行う計画
- エ.日常業務のスケジュールを管理する計画
正解:ア.リスクが現実化した場合に備えてあらかじめ策定する緊急時対応計画
解説:コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)は、リスクが実際に発生した場合に迅速に対応するためにあらかじめ策定しておく計画です。
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問40.サービスレベル目標(SLO)は、SLAで合意したサービスレベルを満たすための具体的な目標値である。
正解:○(正しい)
解説:SLO(Service Level Objective)はSLAを達成するために設定する具体的な目標値(例:稼働率99.9%、応答時間200ms以内等)です。SLI(指標)で測定します。
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問41.ウォーターフォール開発とアジャイル開発を組み合わせたハイブリッド型開発手法が近年注目されている。
正解:○(正しい)
解説:ハイブリッド型開発は、要件が明確な部分にウォーターフォール、不確実性が高い部分にアジャイルを適用するなど、両手法の長所を組み合わせた実践的なアプローチです。
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問42.IPA(情報処理推進機構)が公開する「情報セキュリティ10大脅威」の目的として正しいものはどれか。
- ア.脅威の発生件数を正確に順位付けする
- イ.社会的に影響の大きい情報セキュリティの脅威を広く周知し、対策を促進する
- ウ.特定のセキュリティ製品の購入を推奨する
- エ.情報セキュリティに関する法律の制定を行う
正解:イ.社会的に影響の大きい情報セキュリティの脅威を広く周知し、対策を促進する
解説:IPAの「情報セキュリティ10大脅威」は前年に発生した事案から社会的影響が大きかった脅威を選出・公表し、組織や個人の対策意識向上を図るものです。
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問43.TDD(テスト駆動開発)では、実装コードを書いた後にテストコードを書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TDDは「テストコードを先に書く」(実装後はNon-TDD、記述が逆)。
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問44.可用性の指標として使われるMTBF(平均故障間隔)の説明として正しいものはどれか。
- ア.システムの停止が発生する頻度
- イ.システムの修理に要する平均時間
- ウ.システムが正常に稼働し続ける平均時間
- エ.システムの導入から廃棄までの期間
正解:ウ.システムが正常に稼働し続ける平均時間
解説:MTBF(Mean Time Between Failures)はシステムが故障から次の故障までに正常稼働する平均時間です。可用性 = MTBF ÷(MTBF+MTTR)で算出します。
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問45.ベロシティとは、スクラムチームが1スプリントで完了できる作業量の実績値である。
正解:○(正しい)
解説:ベロシティはスクラムチームがスプリント内に完了させたストーリーポイントの合計で、将来のスプリント計画やリリース計画の見積もりに使用されます。
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問46.ITガバナンスの説明として正しいものはどれか。
- ア.外部のコンサルタントにIT戦略をすべて委託すること
- イ.IT部門がすべてのIT予算を独立して決定する権限
- ウ.プログラマーが開発方針を自由に決定する体制
- エ.経営層がIT戦略の方向性を定め、IT投資の最適化とリスク管理を行う仕組み
正解:エ.経営層がIT戦略の方向性を定め、IT投資の最適化とリスク管理を行う仕組み
解説:ITガバナンスは経営陣の主導のもと、IT戦略がビジネス戦略と整合するよう方向付けし、IT投資・リスクを適切に管理する組織的な仕組みです。
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問47.ナレッジマネジメントは、組織内の知識や経験を共有・活用して組織力を向上させる手法である。
正解:○(正しい)
解説:ナレッジマネジメントは個人が持つ暗黙知を形式知に変換し、組織全体で共有・活用する仕組みを構築する経営手法です。野中郁次郎のSECIモデルが有名です。
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問48.コードレビューの主な目的として正しいものはどれか。
- ア.コードの品質向上とバグの早期発見
- イ.開発者の作業時間を記録すること
- ウ.プロジェクトの予算を管理すること
- エ.顧客への報告書を作成すること
正解:ア.コードの品質向上とバグの早期発見
解説:コードレビューは他の開発者がソースコードを確認し、バグ・設計上の問題・コーディング規約違反等を早期に発見して品質を向上させるプラクティスです。
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問49.フェイルセーフとは、システム障害時に危険な方向に動く設計である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フェイルセーフは「安全な方向に制御」(記述が逆、安全優先)。
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問50.アジャイル開発におけるプロダクトオーナーの役割として正しいものはどれか。
- ア.スクラムの理論と実践を皆に理解させ、チームの障害の除去を促して効果を高める
- イ.プロダクトバックログの項目を並べ替えて管理し、プロダクトの価値を最大化する
- ウ.プロダクトバックログから選んだ項目でスプリントの計画を作り、毎日調整する
- エ.完成の定義を守って品質を確保し、使えるプロダクトのインクリメントを作る
正解:イ.プロダクトバックログの項目を並べ替えて管理し、プロダクトの価値を最大化する
解説:プロダクトオーナーは、スクラムチームの成果であるプロダクトの価値を最大化する責任者で、プロダクトゴールの策定、プロダクトバックログ項目の作成と伝達、項目の並び順の決定など、プロダクトバックログの管理を担います。スクラムの理論と実践を皆に理解させ、チームの進行を妨げる障害の除去を促すのはスクラムマスターの役割です。選んだプロダクトバックログ項目でスプリントの計画(スプリントバックログ)を作って毎日調整すること、完成の定義を守った使えるインクリメントを作ることは開発者の責任です。
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問51.プロジェクトのスコープ管理では、そのプロジェクトで実施する作業と成果物の範囲を明確に定義し、管理する。
正解:○(正しい)
解説:スコープ管理では、何を作り何をしないかの線引きをはっきりさせます。範囲があいまいなまま作業が増えていくことをスコープクリープといい、納期の遅れやコスト超過の原因になります。
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問52.プロジェクトの品質管理では、コスト削減のみを優先する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。品質管理は、成果物が要求された品質を満たすようにする活動です。品質・コスト・納期は互いに影響し合うため、どれか一つだけを優先するのではなくバランスをとって進めます。
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問53.HRテック(HR Tech)は情報技術を人事業務に活用する取組みであり、その対象は給与計算に限られる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。HRテックは、採用、育成、評価、配置、勤怠、給与など人事業務全般に情報技術を活用する取組みです。応募者の情報をAIで整理して選考を支援したり、社員の能力や経験を可視化して配置に生かしたりする例があります。
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問54.コアコンピタンスとは、他社にすぐ模倣される汎用的な技術のことである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コアコンピタンスは、競合他社がまねしにくく、幅広い商品や市場に応用できる、その企業の中核となる強みのことです。まねされやすい技術は、競争上の優位を長く保つ源にはなりません。
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問55.SLA(サービスレベル合意書)には、サービスの稼働率やインシデント対応時間などの具体的な数値目標を記載する。
正解:○(正しい)
解説:SLAにはサービスの品質基準として稼働率(例:99.9%以上)、応答時間、復旧時間、インシデント対応時間などの定量的な目標を記載します。
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問56.ITIL v4では、サービスバリューシステム(SVS)を中心概念として、組織がサービスを通じて価値を共創する仕組みを定義している。
正解:○(正しい)
解説:ITIL v4はSVS(Service Value System)を導入し、需要と機会をインプットとして、サービスバリューチェーンを通じて顧客と共に価値を生み出す体系を定義しています。
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問57.ITIL v4の継続的改善は、特定タイミングだけ実施するイベントである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。継続的改善は「段階的・継続的」(特定タイミングのみではない)。
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問58.サービスレベル管理では、SLAで合意したサービスレベルの達成状況を監視し、未達の場合は改善措置を講じる。
正解:○(正しい)
解説:サービスレベル管理はSLAに基づいてサービスの提供状況を監視・測定し、目標未達の場合は原因分析と改善策の実施を行うプロセスです。
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問59.変更管理では、影響が小さく繰り返し行われる定型的な変更も含め、すべての変更を同じ手順で個別に審議しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。変更管理では、影響度やリスクの大きさに応じて手順を分けます。影響が小さく繰り返し行われる標準的な変更は、あらかじめ承認された手順で実施できるようにしておきます。すべてを同じ重さで審議すると変更が滞り、サービスの改善が進まなくなります。
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問60.ITガバナンスは、現場のIT機器メンテナンスのみを担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ITガバナンスは「経営陣がIT投資・リスクを統治しIT活用を経営目標達成に貢献させる仕組み」(メンテナンスのみではない)。
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問61.情報セキュリティポリシーは、基本方針のみの1階層構成が一般的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セキュリティポリシーは「基本方針・対策基準・実施手順」3階層が一般的(1階層ではない)。
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問62.プロジェクトのコスト管理では、予算の策定と実績コストの監視を行い、コスト超過を防ぐ。
正解:○(正しい)
解説:コスト管理では、作業を分解して見積もった費用を積み上げて予算を作り、実際にかかった費用と比べながら進めます。差が広がりそうなときは、作業のやり方や範囲を見直します。
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問63.ニッチ戦略とは、市場全体に対して最も低い価格で製品を提供し、規模の経済によって優位に立つ戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。それはコストリーダーシップ戦略です。ニッチ戦略は、大手が参入しにくい特定の小さな市場に経営資源を集中し、その領域で強い地位を築く戦略です。
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問64.サービスバリューチェーンは、3つの活動で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SVCは「6つの活動」(計画・改善・エンゲージ・設計移行・取得構築・提供サポート)。
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問65.プロジェクトのリスク対応における「転嫁」は、リスクの発生確率を下げる方策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。転嫁は、保険をかけたり外部に委託したりして、リスクが起きたときの影響を第三者に移す方策です。発生確率そのものを下げるのは「軽減」にあたります。ほかに、リスクのある作業をやめる「回避」、影響が小さいので受け入れる「受容」があります。
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問66.プロジェクトのコミュニケーション管理は、関係者の間で必要な情報が適切に伝わるように、計画・実行・監視する活動である。
正解:○(正しい)
解説:誰に、何を、どのくらいの頻度で、どの手段で伝えるかをあらかじめ決めておきます。関係者が増えるほど伝達の経路は急に増えるため、会議体や報告書の形をそろえておくことが大切です。
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問67.MTTR(平均修復時間)が長いほど、システムの稼働率は高くなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MTTRは故障してから修復が終わるまでの平均時間なので、長いほど停止している時間が増え、稼働率は下がります。稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求められ、MTBF(平均故障間隔)が長く、MTTRが短いほど高くなります。
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問68.SLAに違反した場合のペナルティ条項を定めておくことで、サービス品質の維持を促進する効果がある。
正解:○(正しい)
解説:ペナルティ条項(料金減額やサービスクレジット等)をSLAに盛り込むことで、サービス提供者にサービスレベル維持のインセンティブを与えます。
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問69.ファシリティマネジメントは、建物や電源・空調などの設備を、安全性と経済性の両面から最適な状態に保つ管理活動である。
正解:○(正しい)
解説:ファシリティマネジメントの対象は、事務所や工場などの建物のほか、サーバ室の電源・空調・入退室管理といった設備も含みます。情報システムを安定して動かすうえで、施設面の管理も欠かせません。
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問70.情報セキュリティポリシーの「基本方針」は一般社員が策定し、経営層が承認する文書である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。基本方針は経営層が主導して策定する最上位の文書で、組織としての情報セキュリティに対する姿勢や取り組みの方向性を示します。
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問71.プロジェクトの調達管理は、社員教育のみを行う活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。調達管理は、必要な資材やサービスを外部から購入・委託するために、調達の計画、供給者の選定、契約、契約どおりに履行されているかの管理までを行う活動です。社員教育は人的資源のマネジメントに含まれます。
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問72.サービスデスクの役割として最も適切なものはどれか。
- ア.建物や電源・空調などの設備を最適な状態に保つ
- イ.利用者からの問合せや障害の連絡を受け付ける単一の窓口となる
- ウ.システムの設計書を作成する
- エ.製品の在庫量を最小に保つ
正解:イ.利用者からの問合せや障害の連絡を受け付ける単一の窓口となる
解説:サービスデスクは、利用者にとっての単一の窓口です。障害の受付だけでなく、利用申請やパスワード初期化などのサービス要求の受付、利用者への情報提供、対応状況の記録と追跡も担います。
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問73.ITIL v4の指導原則に含まれないものはどれか。
- ア.価値に着目する
- イ.現状から始める
- ウ.すべてのプロセスを最初から再構築する
- エ.フィードバックをもとに反復して進化する
正解:ウ.すべてのプロセスを最初から再構築する
解説:ITIL v4の7つの指導原則には「価値に着目する」「現状から始める」「フィードバックをもとに反復して進化する」等がありますが、全面的な再構築は含まれません。
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問74.MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の説明として正しいものはどれか。
- ア.製品・価格・流通・販売促進の4つの要素
- イ.計画・実行・評価・改善の管理サイクル
- ウ.売上・利益・市場シェアの3つの経営指標
- エ.企業の使命、目指す姿、共有する価値観を示したもの
正解:エ.企業の使命、目指す姿、共有する価値観を示したもの
解説:ミッションは企業が果たすべき使命、ビジョンは目指す将来の姿、バリューは組織で共有する価値観や行動の基準です。経営の方向性を社内外に示し、判断のよりどころにするために掲げます。
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問75.ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて、構想から開発・運用・保守に至るまでの作業項目を一つ一つ定義し、標準化したものはどれか。
- ア.ITIL
- イ.CMMI
- ウ.システム監査基準
- エ.共通フレーム(SLCP)
正解:エ.共通フレーム(SLCP)
解説:共通フレーム(SLCP:Software Life Cycle Process)は、ソフトウェア開発と取引のベースとなる作業項目を定義・標準化したもので、発注者と受注者が共通の言葉で作業範囲を確認できる。CMMIは開発組織のプロセス成熟度のモデル、ITILはITサービスマネジメントの事例集である(シラバス 26)。
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問76.ITガバナンスにおいて、経営層が果たすべき役割として最も適切なものはどれか。
- ア.システムの開発作業を直接行う
- イ.IT戦略の方向性を決定し、IT投資の優先順位を定める
- ウ.ネットワーク機器の設定を管理する
- エ.ヘルプデスクの問い合わせに対応する
正解:イ.IT戦略の方向性を決定し、IT投資の優先順位を定める
解説:ITガバナンスでは経営層がIT戦略の方向性の決定、IT投資ポートフォリオの管理、リスク管理の監督などの役割を担います。
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問77.SLAで一般的に定義される指標として適切でないものはどれか。
- ア.サービス稼働率
- イ.インシデント対応時間
- ウ.従業員のモチベーション
- エ.障害復旧時間
正解:ウ.従業員のモチベーション
解説:SLAでは稼働率・応答時間・復旧時間など定量的に測定可能な指標を定義します。従業員のモチベーションはSLAの指標としては適切ではありません。
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問78.バランススコアカードで用いる4つの視点の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.品質・コスト・納期・安全
- イ.人・物・金・情報
- ウ.強み・弱み・機会・脅威
- エ.財務・顧客・業務プロセス・学習と成長
正解:エ.財務・顧客・業務プロセス・学習と成長
解説:バランススコアカードは、財務の視点だけに偏らず、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点を加えた4つの面から業績を評価し、戦略の達成度を管理する手法です。強み・弱み・機会・脅威はSWOT分析の4区分です。
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問79.プロジェクトにおけるステークホルダ(利害関係者)管理の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.プロジェクトの利害関係者を特定し、その期待や影響力を管理する
- イ.プロジェクトの予算を削減する
- ウ.プロジェクトチームの人数を最小化する
- エ.プロジェクトのスケジュールを短縮する
正解:ア.プロジェクトの利害関係者を特定し、その期待や影響力を管理する
解説:ステークホルダ管理では、まず誰が利害関係者かを洗い出し、それぞれの期待や影響力の大きさを把握したうえで、適切に関与してもらうための働きかけを計画・実行します。
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問80.情報セキュリティポリシーの3階層のうち、具体的な操作手順を記載する文書はどれか。
- ア.基本方針
- イ.実施手順
- ウ.対策基準
- エ.リスクアセスメント報告書
正解:イ.実施手順
解説:実施手順は情報セキュリティポリシーの最下層に位置し、対策基準で定めたルールを実現するための具体的な操作手順やマニュアルを記載します。
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問81.PERT図は、プロジェクトの作業間の依存関係と所要時間を矢印と節点で表現するネットワーク図である。
正解:○(正しい)
解説:PERT(Program Evaluation and Review Technique)図は作業の前後関係と所要時間をネットワーク状に図示し、クリティカルパス分析に用いられます。
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問82.アローダイアグラムでは、矢印が結合点を、丸印が作業を表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アローダイアグラムは「矢印=作業、丸印=結合点(開始・終了時点)」(記述が逆)。
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問83.クリティカルパス上の作業が遅れても、プロジェクト全体の完了に影響しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。クリティカルパスの作業遅延は「プロジェクト全体に影響」(その経路がボトルネック)。
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問84.スクラムでは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームの3つの役割が定義されている。
正解:○(正しい)
解説:スクラムのロールはプロダクトオーナー(何を作るか決定)、スクラムマスター(プロセス支援)、開発チーム(開発実行)の3つです。
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問85.スクラムのスプリントは、期間の途中で延長することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。スプリントは「固定長期間」(途中延長不可、終了で次へ)。
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問86.デイリースクラムは、開発チームが毎日行う15分以内のタイムボックスの同期ミーティングである。
正解:○(正しい)
解説:デイリースクラムは毎日同じ時間に15分以内で実施し、スプリントゴールに向けた進捗確認と次の24時間の計画を行います。
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問87.スクラムのプロダクトバックログは、プロダクトに必要な機能や要求を優先順位付けしたリストである。
正解:○(正しい)
解説:プロダクトバックログはプロダクトオーナーが管理する優先順位付きの要求一覧で、常に更新・再順序付けされます。
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問88.カンバン方式では、作業中のタスク数(WIP:Work In Progress)に上限を設けてフローを可視化する。
正解:○(正しい)
解説:カンバンはWIP制限により仕掛かりを抑制し、ボトルネックを可視化してフローの最適化と継続的改善を図る手法です。
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問89.DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)が密に連携し、迅速かつ安定したソフトウェアデリバリーを実現する考え方である。
正解:○(正しい)
解説:DevOpsは開発と運用の組織的・文化的な連携を重視し、自動化ツール・CI/CDパイプライン等で継続的なサービス改善を実現します。
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問90.CI(継続的インテグレーション)は、開発者がコードを頻繁にリポジトリへ統合し、自動ビルド・自動テストを行う開発手法である。
正解:○(正しい)
解説:CIは複数開発者のコード変更を頻繁に統合し、ビルド・テストを自動実行することで、統合時のトラブルを早期発見する実践です。
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問91.CD(継続的デリバリー)は、ソフトウェアを常にリリース可能な状態に保ち、短いサイクルでデプロイできるようにする手法である。
正解:○(正しい)
解説:CDはCIの次段階として、テストを通過したコードをいつでも本番環境にデプロイ可能な状態に保つ実践です。
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問92.ファンクションポイント法とLOC法は、いずれも品質指標の測定方法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。FP法・LOC法は「ソフトウェア規模見積りの手法」(品質指標ではない)。
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問93.プロジェクトの立ち上げフェーズで作成される「プロジェクト憲章」は、プロジェクトの目的・概要・主要ステークホルダーを定義する文書である。
正解:○(正しい)
解説:プロジェクト憲章はプロジェクトを公式に承認し、プロジェクトマネージャの権限を付与する文書で、目的・目標・概要等を記載します。
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問94.WBS辞書は、WBSの各要素の詳細情報(作業内容、成果物、責任者等)を記述した補足文書である。
正解:○(正しい)
解説:WBS辞書はWBSの各ワークパッケージについて、作業内容・成果物・担当者・スケジュール・コスト等の詳細情報を記載する補完文書です。
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問95.リスク対応戦略の「受容」は、リスクが発生しないよう全力で防止する戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受容は「特別な対策を講じず発生時に対応」(防止は回避・軽減等)。
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問96.リスク対応戦略の「軽減」は、リスクの発生確率または影響度を許容可能な範囲まで下げる戦略である。
正解:○(正しい)
解説:リスク軽減はテスト強化、バックアップ体制強化、プロトタイプ作成等により、発生確率や影響を低減させる能動的な対応策です。
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問97.UPS(無停電電源装置)は、停電や瞬断が起きたときに一時的に電力を供給し、システムを安全に停止するための時間を確保する装置である。
正解:○(正しい)
解説:UPSは蓄電池などにより停電・瞬断時にも一定時間電力を供給し、その間にシステムを正常に終了させる。長時間の停電には自家発電装置を組み合わせる(シラバス 30)。
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問98.可用性管理は、ITサービスが利用者の要求通りに利用可能であり続けることを保証するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:可用性管理はMTBF・MTTR等の指標を用いてサービスの稼働状況を監視し、合意されたサービスレベルで利用可能状態を維持します。
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問99.リリース管理は、本番環境への新規・変更コンポーネントの展開(リリース)を計画し管理するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:リリース管理は複数の変更をまとめて計画的に本番環境にデプロイし、リリース成功を確実にするプロセスで、ロールバック計画も含みます。
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問100.ITサービス継続性管理(ITSCM)は、災害等発生時にITサービスを復旧させBCPを支える取り組みである。
正解:○(正しい)
解説:ITSCMは事業影響度分析(BIA)やリスク評価に基づき、災害時のIT復旧手順・バックアップ・代替サイト等を計画・整備します。
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問101.ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造を考慮せず、入力と出力の関係だけに着目してテストケースを設計する手法である。
正解:×(誤り)
解説:入力と出力の関係だけに着目するのはブラックボックステストである。ホワイトボックステストはプログラムの内部構造(命令や分岐)に着目してテストケースを設計し、主に単体テストで用いる(シラバス 25)。
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問102.システム監査報告書には、監査の目的・範囲・実施手続・監査意見・指摘事項及び改善提案などが記載される。
正解:○(正しい)
解説:監査報告書は監査結果を経営者等に報告するための公式文書で、監査の実施内容と監査意見、具体的な改善提案を明確に記載します。
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問103.システム監査では、監査報告を行ったあと、改善提案に対する被監査部門の改善状況を確認するフォローアップを行う。
正解:○(正しい)
解説:システム監査は、監査計画の策定、監査の実施(予備調査・本調査・評価・結論)、監査報告とフォローアップという流れで行われる。フォローアップでは改善提案が実施されているかを確かめる(シラバス 31)。
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問104.リファクタリングとは、ソフトウェアの外部から見た動作を変更して、新しい機能を追加することである。
正解:×(誤り)
解説:リファクタリングは、外部から見た動作(仕様)を変えずに、プログラムの内部構造を分かりやすく保守しやすいものに改善することである(シラバス 26)。
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問105.KJ法は、カードに書き出したアイデアをグルーピング・関連付けして、複雑な情報を体系化する発想法である。
正解:○(正しい)
解説:KJ法は川喜田二郎が考案した手法で、ブレーンストーミング等で得られた多数のアイデアを、親和性に基づきグループ化して構造化します。
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問106.特性要因図(フィッシュボーン図)は、結果(特性)に影響を与える要因を魚の骨状に整理して原因分析を行う手法である。
正解:○(正しい)
解説:特性要因図は石川馨が考案したQC7つ道具の一つで、4M(Man, Machine, Material, Method)等の観点から要因を体系的に整理します。
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問107.パレート図は、項目別の発生件数を降順で棒グラフに示し、累積比率を折れ線グラフで重ねた図で、重点管理対象の特定に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:パレート図はQC7つ道具の一つで、上位の少数要因が全体の大部分を占める「パレートの法則(80:20の法則)」を可視化します。
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問108.ヒストグラムは、データのばらつき分布を区間ごとの度数で示す棒グラフである。
正解:○(正しい)
解説:ヒストグラムはデータをいくつかの階級(区間)に分け、各階級の度数(データ数)を棒の高さで表現する統計グラフです。
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問109.散布図は、2つの変量の関係性(相関関係)を視覚的に把握するための図である。
正解:○(正しい)
解説:散布図は縦軸・横軸に異なる2つの量を取り、各データ点をプロットすることで2変量の相関の有無や傾向を視覚化します。
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問110.ファシリテーションは、会議の進行役が議論を活性化し、合意形成や意思決定を支援する技法である。
正解:○(正しい)
解説:ファシリテーションは中立的立場のファシリテーターが、参加者の主体的発言を促し、建設的な議論を通じて成果を引き出す技法です。
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問111.ITILのサービスカタログ管理は、提供中のサービスの一覧を最新の状態で維持し利用者に公開するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:サービスカタログ管理は現役の全サービスの情報(内容・SLA・担当等)を一元管理し、利用者と提供者双方に正確な情報を提供します。
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問112.コンフィギュレーション管理(構成管理)は、ITサービスを構成する構成品目(CI)の情報をCMDBに記録し管理するプロセスである。
正解:○(正しい)
解説:構成管理はハードウェア・ソフトウェア・ドキュメント等のCIとその関係をCMDBに記録し、サービス全体の構成情報を正確に維持します。
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問113.既存のソフトウェアのプログラムを解析して、その仕様や設計を明らかにすることを何というか。
- ア.リバースエンジニアリング
- イ.リファクタリング
- ウ.プロトタイピング
- エ.ペアプログラミング
正解:ア.リバースエンジニアリング
解説:リバースエンジニアリングは、既存のソフトウェアを解析して仕様や設計を導き出す手法である。リファクタリングは外部から見た動作を変えずに内部構造を改善すること(シラバス 26)。
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問114.問題管理は、インシデントの応急処置のみを担当する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。問題管理は根本原因の特定と再発防止を担当します。インシデントの応急処置を行うのはインシデント管理です。
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問115.スクラムのイベントに含まれないものはどれか。
- ア.ガントチャートレビュー
- イ.スプリントプランニング
- ウ.スプリントレビュー
- エ.スプリントレトロスペクティブ
正解:ア.ガントチャートレビュー
解説:スクラムの公式イベントはスプリント、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブの5つです。
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問116.カンバン方式とスクラムの主な違いとして正しいものはどれか。
- ア.カンバンは大規模、スクラムは小規模プロジェクト専用である
- イ.カンバンは継続的フロー、スクラムは固定期間のスプリントで進める
- ウ.カンバンは設計のみ、スクラムは開発のみを扱う
- エ.両者に違いはない
正解:イ.カンバンは継続的フロー、スクラムは固定期間のスプリントで進める
解説:カンバンはタイムボックスを設けず連続的にタスクを流し、スクラムは固定期間(スプリント)で計画・実行・振り返りを繰り返します。
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問117.ITILの変更管理は、変更を緊急に行うため計画書なしで実施する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。変更管理は計画・承認・実施・記録のプロセスに従って行います。計画書なしでは変更を管理できません。
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問118.CI/CDツールの代表例として最も適切なものはどれか。
- ア.AutoCAD、SolidWorks、CATIA
- イ.Photoshop、Illustrator、InDesign
- ウ.Word、Excel、PowerPoint
- エ.Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions
正解:エ.Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions
解説:Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions、CircleCI等はCI/CDパイプラインを自動実行する代表的なツールです。
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問119.問題管理データベース(PDB)は、解決策が判明した既知エラーを記録する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。解決策が判明した既知エラーを記録するのは既知エラーデータベース(KEDB)です。PDB(問題管理DB)は問題そのものを管理します。
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問120.システム監査における「予防統制」の例として適切なものはどれか。
- ア.ログの事後分析による不正検出
- イ.アクセス権限の事前設定と承認プロセス
- ウ.障害発生後の復旧手順
- エ.監査後の改善報告書作成
正解:イ.アクセス権限の事前設定と承認プロセス
解説:予防統制は不正やミスの発生前に防止する統制で、アクセス権限設定、職務分掌、入力チェック等が該当します。事後対応は発見統制です。
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問121.システム監査基準は、海外政府が制定するものである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。システム監査基準は経済産業省が制定する日本のガイドラインです。海外政府が制定するものではありません。
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問122.QC7つ道具に含まれないものはどれか。
- ア.ヒストグラム
- イ.パレート図
- ウ.特性要因図
- エ.アローダイアグラム
正解:エ.アローダイアグラム
解説:QC7つ道具はパレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、管理図、チェックシート、グラフ(層別)です。アローダイアグラムは新QC7つ道具です。
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問123.内部統制報告書(J-SOX)は、自治体への公的報告書である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。内部統制報告書(J-SOX)は上場企業の財務報告に係る内部統制の評価・報告制度です。自治体への報告書ではありません。
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問124.プログラムを修正したときに、その修正によって、それまで正常に動作していた部分に不具合が生じていないかを確認するテストはどれか。
- ア.単体テスト
- イ.負荷テスト
- ウ.受入れテスト
- エ.回帰テスト
正解:エ.回帰テスト
解説:回帰テスト(リグレッションテスト)は、修正や機能追加が既存の部分に悪影響を与えていないかを確かめるテストである。負荷テストは高負荷時の動作、受入れテストは利用者側がシステムを受け入れる前の確認である(シラバス 25)。
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問125.開発の早い段階で試作品を作成して利用者に確認してもらい、要求を明確にしながら開発を進める開発モデルはどれか。
- ア.ウォーターフォールモデル
- イ.プロトタイピングモデル
- ウ.リバースエンジニアリング
- エ.DevOps
正解:イ.プロトタイピングモデル
解説:プロトタイピングモデルは、試作品(プロトタイプ)を利用者に評価してもらうことで、要求の食い違いを早期に解消する開発モデルである。ウォーターフォールモデルは工程を順に進め、原則として前工程に戻らない(シラバス 26)。
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問126.情報システムの企画,開発,運用,保守に関わるマネジメントとプロセスに対して,IT ガバナンスにおける経営陣の活動として,評価,指示,モニターを実施する必要がある。IT ガバナンスにおける経営陣の活動に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 外部のコンサルタントに責任と権限を委譲し,戦略立案からモニタリングまで全面的に任せる。 b 情報システム戦略で想定した効果が,どの程度達成されているか確認するための情報を収集する。 c 情報システム戦略を実現するために,必要な責任と要員を組織に割り当てる。 d 情報システムの複数の将来像を想定し,外部の情報システムの専門家に比較分析を依頼して評価する。
- ア.a, b, c
- イ.a, c
- ウ.b, c
- エ.b, c, d
正解:エ.b, c, d
解説:正解エ。経営陣が行う評価・指示・モニターに当たるのは、b:戦略効果の達成度を確認する情報収集(モニター)、c:戦略実現に必要な責任と要員の割当て(指示)、d:複数の将来像を専門家に評価依頼(評価)。aは外部コンサルタントへの全面委譲で、経営陣が責任・権限を放棄することになり不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問35
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問127.クライアント PC へのソフトウェアの導入作業が契約に含まれるシステム開発プロジェクトがある。導入作業の行動に関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 導入作業中に契約外の PC が見つかった。その PC を導入対象外とした。 b 導入作業中に契約外の PC への導入を依頼された。依頼に基づいて,その対応を無償で行った。 c 導入作業の続行が困難な状態となった。発注者と合意し,導入前の状態に復旧した。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:ウ.a, c
解説:正解ウ。適切なのは、a:契約外のPCを導入対象外とする、c:続行困難となった際に発注者と合意して導入前の状態へ復旧する、の2つ。bは契約外のPCへの導入を無償で独断対応しており、契約範囲(スコープ)の管理上不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問128.A さんは新規プロジェクトの計画段階の作業をしており,開発コストの見積りに着手した。この段階で短期的に概算費用を見積もる方法として,最も適切なものはどれか。
- ア.FP 法を用いて見積もる。
- イ.作業単位のコストを見積もり,合算して全体を見積もる。
- ウ.予想されるソフトウェアのコード行数を基に見積もる。
- エ.類似プロジェクトを参考に見積もる。
正解:エ.類似プロジェクトを参考に見積もる。
解説:正解エ。計画段階で短期的に概算費用を見積もるには、過去の類似プロジェクトを参考にする類推見積りが適する。ア(FP法)、ウ(コード行数を基にするLOC法)、イ(作業単位を積み上げるボトムアップ見積り)は、いずれも詳細情報を要し初期段階の概算には不向き。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問37
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問129.要求事項が明確であり仕様変更が少ないことが見込まれるソフトウェアの開発に用いる開発モデル・手法として,最も適切なものはどれか。
- ア.アジャイル開発
- イ.ウォーターフォールモデル
- ウ.スパイラルモデル
- エ.プロトタイピングモデル
正解:イ.ウォーターフォールモデル
解説:正解イ。要求事項が明確で仕様変更が少ない開発には、要件定義から順に工程を進めるウォーターフォールモデルが適する。ア(アジャイル)、ウ(スパイラルモデル)、エ(プロトタイピングモデル)は、要求が不明確・変更が多い場合に適した反復型の手法。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問38
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問130.システム開発のプロジェクトマネジメントにおける WBS の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.クリティカルパス上の作業を記載したものである。
- イ.主要な成果物に関する予定開始日と予定終了日を記載したものである。
- ウ.全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。
- エ.プロジェクトで使用するツールを記載したものである。
正解:ウ.全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して記載したものである。
解説:正解ウ。WBS(Work Breakdown Structure)は、全ての成果物を作成するための作業を階層的に分解して洗い出したもの。アはクリティカルパス、イはマイルストーン一覧やスケジュール、エはツール一覧に関する記述で、いずれもWBSの説明ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問131.企業の活動に関する記述のうち,内部統制の活動内容として,最も適切なものはどれか。
- ア.決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
- イ.支払伝票を起票した際は,起票者が責任をもって確認し最終承認を行う。
- ウ.定期的にリスクを評価し,洗い出されたリスクの全てを“回避”で対応する。
- エ.内部通報は必ず直属の上司を通じて行うことを,ルールとして徹底する。
正解:ア.決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
解説:正解ア。決算発表の重大な誤りを速やかに外部へ公表するのは、財務報告の信頼性を確保する内部統制として適切。イは起票者が自ら最終承認しており職務分掌(相互牽制)に反し不適切、ウは全リスクを「回避」で対応するのは不適切(回避・低減・移転・受容を使い分ける)、エは直属上司限定の通報経路で内部通報制度が機能しなくなる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問132.IT ガバナンスの活動において,取締役会等のリーダーシップに関するリスクの記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.権限委譲して策定させた成果物である IT 戦略は,担当部門に最終的な責任をもたせないと,取締役会等の説明責任が果たせない。
- イ.組織体としてのパフォーマンスの期待値は,取締役会等が設定に関与すると,現状踏襲型となり組織体の目的を達成できない。
- ウ.取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。
- エ.取締役会等が組織体の IT ガバナンス方針を明示すると,情報システム部門主導の活動に偏重してしまう。
正解:ウ.取締役会等が規範を策定し,率先して遵守しないと,組織体にその倫理的な行動が徹底されない。
解説:正解はウ。ITガバナンスでは取締役会等が自ら規範(行動原則)を策定し率先垂範して遵守すること(tone at the top)が、組織全体に倫理的行動を根付かせる前提となる。アは戦略の最終責任を担当部門に転嫁している点、イは期待値設定への関与が現状踏襲を招くとする点、エは方針明示が部門偏重を招くとする点がいずれも逆であり誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問133.サービスデスクに関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.受入テストの段階で,利用者からの不具合の報告を受け付ける窓口
- イ.システム稼働後の段階で,利用者からの問合せを受け付ける窓口
- ウ.プログラム開発の段階で,利用者からの質問を受け付ける窓口
- エ.要件定義の段階で,利用者からの要求を受け付ける窓口
正解:イ.システム稼働後の段階で,利用者からの問合せを受け付ける窓口
解説:正解はイ。サービスデスクはシステム稼働後(運用段階)に利用者からの問合せ・障害連絡を受け付ける単一窓口(SPOC)である。ア・ウ・エはそれぞれ受入テスト、開発、要件定義の段階であり、稼働後の運用を担うサービスデスクの役割には当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問42
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問134.ある企業でスマートフォン向けのアプリケーションソフトウェアの開発を計画しており,2週間ごとに新機能や不具合の修正を含めた新しいバージョンを繰り返しリリースすることにした。新機能の候補や不具合は一覧表で管理し,優先順位をつけて開発し,逐次リリースする方針にした。この開発に採用するソフトウェア開発モデルとして,最も適切なものはどれか。
- ア.DevOps
- イ.アジャイル
- ウ.ウォーターフォール
- エ.リバースエンジニアリング
正解:イ.アジャイル
解説:正解はイ。2週間ごとに優先順位づけした機能・修正を繰り返しリリースする反復・漸進型の進め方はアジャイル開発の典型である。DevOpsは開発と運用の連携文化、ウォーターフォールは工程を後戻りしない一方向型、リバースエンジニアリングは既存製品から仕様を解析する手法で、いずれも開発モデルとしては不適。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問135.あるサービスデスクでは,電子メールによる問合せに対応しており,受付担当者がメールの内容を確認し,回答担当者の割当てをしていた。このたび,割当て業務の効率化を目的に,自動割当てツールを導入した。自動割当てツールは,メールの内容を基に自動で回答担当者の割当てを行うが,割当てができないことや割当てミスをすることがあり,それらについては,人手で対応している。導入前及び導入半年後の状況が次のとき,割当ての時間はサービスデスク全体で何%削減できたか。ここで,割当ての時間の削減率(%)は小数第1位を四捨五入するものとする。

- ア.80
- イ.81
- ウ.85
- エ.86
正解:イ.81
解説:正解はイ。導入前の割当て時間は1,000件×2分=2,000分/日。導入後は、自動割当て成功90%=900件のうち正常855件が0分、割当てミス5%=45件が4分で45×4=180分、自動割当て不可10%=100件が2分で200分、合計380分。削減率=(2,000−380)÷2,000×100=81%となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問136.プロジェクトにおいて,新規プロジェクトを正式に認可する文書として,適切なものはどれか。
- ア.ステークホルダ登録簿
- イ.プロジェクト憲章
- ウ.プロジェクトスコープ記述書
- エ.リスク登録簿
正解:イ.プロジェクト憲章
解説:正解はイ。プロジェクトを正式に認可し、プロジェクトマネージャに権限を与える文書はプロジェクト憲章である。ステークホルダ登録簿は利害関係者の一覧、プロジェクトスコープ記述書は作業範囲の定義、リスク登録簿はリスクの管理表であり、いずれも認可文書ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問137.IT サービスマネジメントのプロセスである問題管理の説明として,適切なものはどれか。
- ア.IT サービスを提供するためのハードウェア,ソフトウェア,ドキュメントなどの構成情報を維持管理する。
- イ.計画外の IT サービスの中断に対して,迅速にサービスを復旧する。
- ウ.障害の根本原因を調査し,問題の解決策を提示する。
- エ.プログラム修正を実施するための計画を立て,確実に修正されるように管理する。
正解:ウ.障害の根本原因を調査し,問題の解決策を提示する。
解説:正解はウ。問題管理はインシデントの根本原因を調査・分析し、恒久的な解決策や再発防止策を提示するプロセスである。アは構成管理、イはインシデント管理(迅速な復旧)、エは変更・リリース管理に対応する記述で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問138.監査を会計監査,業務監査,情報セキュリティ監査,システム監査に分けたとき,システム監査に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.業務で使用している情報の漏えいに関するリスクマネジメントが効果的に実施されていることの検証
- イ.財務諸表の作成に至る業務全般に関して,不正や誤りがなく処理されていることの検証
- ウ.情報システムに係るリスクに対して,組織において適切に対応していることの検証
- エ.情報システムの利用を含めた組織内の諸業務が組織の方針に従って,合理的かつ効率的に運用されていることの検証
正解:ウ.情報システムに係るリスクに対して,組織において適切に対応していることの検証
解説:正解はウ。システム監査は情報システムに係るリスクに対し組織が適切に対応しているかを独立の立場で検証する。アは情報セキュリティ監査、イは会計監査、エは業務監査に対応する記述であり、システム監査そのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問139.ある組織では,IT 資産を管理しているグループが,共有ディスクの使用量を月次でチェックし,容量が不足しそうなときは,不要なファイルを消すよう呼び掛けたり,すぐに使わないファイルを別のメディアに退避したりして,容量が不足することを回避する対応を行っている。共有ディスクの増設の対応は,年単位で計画して実施している。ある日,共有ディスクの使用量が上限に達し,組織の業務に支障が出る事象が発生した。この事象への対応を,インシデント管理,問題管理,サービスマネジメントシステムの改善に分けて考えるとき,サービスマネジメントシステムの改善として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 共有ディスクの使用量が大きいファイルを調べ,当面の業務に使用しないものを一時的に別のストレージに移動する。 b 共有ディスクの使用量が上限に達した原因を特定し,再発防止策を検討する。 c 共有ディスクの使用量をタイムリーに把握し,容量不足の兆候を早期に検知できるようにする。 d すぐに共有ディスクの増設の手続を進める。
- ア.a, d
- イ.b, d
- ウ.c
- エ.c, d
正解:ウ.c
解説:正解はウ。サービスマネジメントシステムの改善は再発を防ぐ仕組み自体の見直しであり、使用量をタイムリーに把握し容量不足の兆候を早期検知できるようにするcが該当する。aは応急のインシデント管理、bは原因究明の問題管理、dは当面の是正措置(増設手続)であり、システムの改善には当たらない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問140.システム開発プロジェクトで開催するプロジェクト会議に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
- ア.会議で決まった内容を周知徹底するために,議事録を作成して必要な関係者と共有する。
- イ.議論が中途半端にならないように,会議の終了時刻は決めずに実施する。
- ウ.効率よくシステム開発プロジェクトを遂行するために,全ての会議にステークホルダ全員が常に参加する。
- エ.様々な内容を会議で議論できるように,会議の開始直後に会議の議題を参加メンバーから募って確定する。
正解:ア.会議で決まった内容を周知徹底するために,議事録を作成して必要な関係者と共有する。
解説:正解はア。会議で決定した内容は議事録を作成して必要な関係者と共有し周知徹底することが適切である。イ(終了時刻を決めない)、ウ(全会議に全ステークホルダが常時参加)、エ(開始直後に議題を募る)はいずれも会議運営として非効率・不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問141.次の表の作業を3名で実施するとき,全ての作業を終わらせるのに必要な最短の日数は何日か。ここで,複数要員が必要な作業は全員がそろわないと着手できず,指定された要員数以上の要員を充てても所要日数は短縮できない。また,着手した作業は作業が完了するまで中断できないものとする。

- ア.9日
- イ.12日
- ウ.15日
- エ.18日
正解:ウ.15日
解説:正解はウ。要員は3名で、B(2名)とC(2名)は同時着手すると4名必要なため並行できない。A(3日)→B(3日)→この間にC(2名)とD(1名)を並行(3日)→E(3日)→F(3日)の順で、合計3+3+3+3+3=15日が最短となる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問142.システム監査において,各部署の外部媒体の管理状況について調査することにした。システム監査を,監査計画,予備調査,本調査,評価・結論のプロセスに分けて実施するとき,収集した結果に基づき,外部媒体の管理状況についての監査意見を検討するプロセスはどれか。
- ア.監査計画
- イ.予備調査
- ウ.本調査
- エ.評価・結論
正解:エ.評価・結論
解説:正解はエ。収集した調査結果に基づいて監査意見(結論)を検討・形成するのは評価・結論のプロセスである。監査計画は計画立案、予備調査は概要把握、本調査は監査証拠の収集を行う段階であり、意見の検討はその後の評価・結論で行う。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問143.業務システムの開発において,開発者がシステム要件定義を実施する場合,利用者の関わり方として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発者が行うシステム要件のレビューに参加し,妥当性を確認する。
- イ.開発者に全て任せ,その決定に従う。
- ウ.システムの保守が可能かどうかを見極める。
- エ.システム要件の技術的な実現性を検証する。
正解:ア.開発者が行うシステム要件のレビューに参加し,妥当性を確認する。
解説:正解はア。システム要件定義は開発者が行うが、利用者は要件のレビューに参加して業務上の妥当性を確認する役割を担う。イ(全て任せる)は関与放棄で不適、ウ(保守可否の見極め)やエ(技術的実現性の検証)は開発者側が担う事項で利用者の関わり方ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問144.SLA の計画立案,サービス内容の交渉,草案作成,合意,導入,測定などの活動を行うものはどれか。
- ア.アウトソーシング
- イ.サービスレベル管理
- ウ.サービスレベル契約
- エ.リエンジニアリング
正解:イ.サービスレベル管理
解説:正解はイ。SLAの計画立案・交渉・草案作成・合意・導入・測定などの一連の活動を継続的に行うのはサービスレベル管理(SLM)である。ウのサービスレベル契約(SLA)は合意文書そのもの、アはアウトソーシング、エは業務改革(リエンジニアリング)で誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問145.ある組織では過去には全員出社して業務を遂行していたが,現在は出社とテレワークの両方を使い分けて業務を遂行している。この組織において,ファシリティマネジメントの観点で改善を図っている事例として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 従業員のPCにインストールされたWeb会議用のソフトウェアを常に最新にし,Web会議における利便性及びセキュリティを向上させる。 b 執務室のレイアウト変更や大画面のTV会議室の設置を行い,従業員間のコミュニケーションを取りやすくする。 c 出社率を踏まえてフリーアドレスエリアの割合を増加し,オフィスを縮小させる。 d 短時間勤務や自宅外での業務を可能とする制度を導入し,様々な従業員が業務に参画しやすくする。
- ア.a, d
- イ.b
- ウ.b, c
- エ.b, d
正解:ウ.b, c
解説:正解はウ。ファシリティマネジメントは施設・設備・オフィス環境を経営的に最適化する観点で、執務室レイアウト変更やTV会議室設置のb、フリーアドレス拡大とオフィス縮小のcが該当する。aはソフトウェアの更新(IT運用・セキュリティ)、dは勤務制度の導入(人事・労務)であり、施設管理の観点ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和8年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問146.実用新案に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.今までにない製造方法は,実用新案の対象となる。
- イ.自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なものだけが,実用新案の対象となる。
- ウ.新規性の審査に合格したものだけが実用新案として登録される。
- エ.複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。
正解:エ.複数の物品を組み合わせて考案した新たな製品は,実用新案の対象となる。
解説:実用新案は物品の形状・構造・組合せに関する考案を保護し、エの複数物品を組み合わせて考案した新製品が対象となる。アの製造方法は方法の発明で特許の対象、イの「高度なもの」は特許(発明)の定義、ウは実用新案が無審査登録制のため新規性審査への合格は登録要件ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問35
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問147.プロジェクトに該当する事例として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 会社合併に伴う新組織への移行 b 社内システムの問合せや不具合を受け付けるサービスデスクの運用 c 新規の経理システム導入に向けたプログラム開発 d 毎年度末に実施する会計処理
- ア.a, c
- イ.b, c
- ウ.b, d
- エ.c
正解:ア.a, c
解説:プロジェクトは有期性と独自性をもつ活動で、a会社合併に伴う新組織への移行とc新規経理システム導入のプログラム開発が該当する。bサービスデスクの運用やd毎年度末の会計処理は反復的な定常業務でプロジェクトではない。よってa,c。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問148.システム開発プロジェクトを終結する時に,プロジェクト統合マネジメントで実施する活動として,最も適切なものはどれか。
- ア.工程の進捗の予定と実績の差異を分析する。
- イ.作成した全ての成果物の一覧を確認する。
- ウ.総費用の予算と実績の差異を分析する。
- エ.知識や教訓を組織の資産として登録する。
正解:エ.知識や教訓を組織の資産として登録する。
解説:プロジェクト終結時にプロジェクト統合マネジメントで行うのは、得られた知識や教訓を組織の資産(教訓文書)として登録すること。ア進捗差異分析・ウ費用差異分析は監視コントロール、イ成果物一覧の確認は検収に近く、いずれも終結の中心活動ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問37
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問149.あるシステムの運用において,利用者との間で SLA を交わし,利用可能日を月曜日から金曜日,1日の利用可能時間を7時から22時まで,稼働率を98%以上で合意した。1週間の運用において,障害などでシステムの停止を許容できる時間は最大何時間か。
- ア.0.3
- イ.1.5
- ウ.1.8
- エ.2.1
正解:イ.1.5
解説:1週間の利用可能時間=5日×(22時-7時)=5×15=75時間。稼働率98%以上を満たすため、停止を許容できる時間は最大75×(1-0.98)=75×0.02=1.5時間。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問38
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問150.サービスデスクを評価するためには適切な KPI を定めて評価する必要がある。顧客満足度を高めるために値が小さい方が良い KPI として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a SLA で合意された目標時間内に対応が完了したインシデント件数の割合 b 1回の問合せで解決ができたインシデント件数の割合 c 二次担当へエスカレーションされたインシデント件数の割合 d 利用者がサービスデスクの担当者につながるまでに費やした時間
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:エ.c, d
解説:顧客満足度を高めるうえで値が小さいほど良いのは、cエスカレーション率(自己解決できず二次担当へ回す割合)とd利用者が担当者につながるまでの待ち時間。aSLA目標時間内の対応完了率とb一次解決率は大きいほど良い。よってc,d。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問151.アジャイル開発に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発する機能を小さい単位に分割して,優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す。
- イ.共通フレームを適用して要件定義,設計などの工程名及び作成する文書を定義する。
- ウ.システム開発を上流工程から下流工程まで順番に進めて,全ての開発工程が終了してからリリースする。
- エ.プロトタイプを作成して利用者に確認を求め,利用者の評価とフィードバックを行いながら開発を進めていく。
正解:ア.開発する機能を小さい単位に分割して,優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す。
解説:アジャイル開発は、開発する機能を小さい単位に分割し、優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す手法。ウはウォーターフォール、イは共通フレームの適用、エはプロトタイピングの説明。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問152.あるプロジェクトの作業間の関係と所要時間がアローダイアグラムで示されている。このアローダイアグラムのBからEの四つの結合点のうち,工程全体の完了時間に影響を与えることなく,その結合点から始まる全ての作業の開始を最も遅らせることができるものはどれか。ここで,各結合点から始まる作業はその結合点に至る作業が全て完了するまで開始できず,作業から次の作業への段取り時間は考えないものとする。

- ア.B
- イ.C
- ウ.D
- エ.E
正解:イ.C
解説:正解はイ(C)。「完了時間に影響を与えず開始を最も遅らせられる結合点」とは、余裕(トータルフロート=最遅結合点時刻−最早結合点時刻)が最大の結合点を指す。判定手順は、始点から順路の所要時間を足し上げて各結合点の「最早開始時刻」を、終点から逆算して「最遅開始時刻」を求め、B〜Eそれぞれで両者の差(余裕)を比べる。クリティカルパス上の結合点は余裕ゼロで遅らせられず、本問ではCの余裕が最も大きいためCが答えとなる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問153.システム監査人の役割として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 監査手続の種類,実施時期,適用範囲などについて,監査計画を立案する。 b 監査の目的に応じた監査報告書を作成し,社内に公開する。 c 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施を監査対象部門に指示する。 d 監査報告書にある改善提案に基づく改善の実施状況をモニタリングする。
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:イ.a, d
解説:正解はイ(a, d)。システム監査人は独立・客観の立場で、監査計画の立案(a)と改善提案後のフォローアップとしての改善実施状況のモニタリング(d)を担う。bは「監査報告書を社内に公開する」が不適切で、報告書は監査依頼者(経営者等)へ提出するもので一般公開はしない。cは改善の「実施を指示する」点が誤りで、実施責任は被監査部門にあり、監査人は助言・提案までで指示権限をもたない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問42
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問154.情報システムに関する施設や設備を維持・保全するために行うリスク対策のうち,ファシリティマネジメントの観点から行う対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a コンピュータ室への入室を,認可した者だけに限定する。 b コンピュータの設置場所を示す標識を掲示しない。 c 利用者の PC にマルウェア対策ソフトを導入する。
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.a, c
- エ.b, c
正解:イ.a, b
解説:正解はイ(a, b)。ファシリティマネジメントは施設・設備という物理的環境の維持・保全を対象とする。aのコンピュータ室への入室制限(物理的な入退室管理)とbの設置場所を示す標識の非掲示(所在の秘匿)はいずれも施設・設備面の対策で該当する。cの利用者PCへのマルウェア対策ソフト導入はソフトウェア(論理面)の情報セキュリティ対策であり、ファシリティマネジメントの観点ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問155.提供している IT システムが事業のニーズを満たせるように,人材,プロセス,情報技術を適切に組み合わせ,継続的に改善して管理する活動として,最も適切なものはどれか。
- ア.IT サービスマネジメント
- イ.システム監査
- ウ.ヒューマンリソースマネジメント
- エ.ファシリティマネジメント
正解:ア.IT サービスマネジメント
解説:正解はア(ITサービスマネジメント)。ITサービスマネジメントは、事業ニーズを満たすように人材・プロセス・情報技術を組み合わせ、継続的に改善しながらITサービスを管理する活動である。イのシステム監査は独立の立場での評価活動、ウのヒューマンリソースマネジメントは人的資源の管理、エのファシリティマネジメントは施設・設備の管理であり、いずれも問いの定義とは異なる。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問156.本番稼働後の業務遂行のために,業務別にサービス利用方法の手順を示した文書として,最も適切なものはどれか。
- ア.FAQ
- イ.サービスレベル合意書
- ウ.システム要件定義書
- エ.利用者マニュアル
正解:エ.利用者マニュアル
解説:正解はエ(利用者マニュアル)。利用者マニュアルは、本番稼働後に利用者が業務別にシステムをどう操作・利用するかの手順を示した文書である。アのFAQはよくある質問と回答集、イのサービスレベル合意書(SLA)はサービス品質水準の合意文書、ウのシステム要件定義書は開発前に要求事項を定義する文書であり、いずれも利用手順書ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問157.ITサービスマネジメントの管理プロセスに関する記述a〜cと用語の適切な組合せはどれか。 a ITサービスの変更を実装するためのプロセス b インシデントの根本原因を突き止めて解決策を提供するためのプロセス c 組織が所有しているIT資産を把握するためのプロセス

- ア.a:構成管理,b:問題管理,c:リリース及び展開管理
- イ.a:構成管理,b:リリース及び展開管理,c:問題管理
- ウ.a:問題管理,b:リリース及び展開管理,c:構成管理
- エ.a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理
正解:エ.a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理
解説:正解はエ(a:リリース及び展開管理,b:問題管理,c:構成管理)。aの「変更を実装する」プロセスはリリース及び展開管理、bの「根本原因を突き止めて解決策を提供する」プロセスは問題管理、cの「所有するIT資産を把握する」プロセスは構成管理に対応する。なお、根本原因ではなくサービスの早期復旧を図るのはインシデント管理で、問題管理と区別する点が要注意である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問158.ソフトウェアの開発における DevOps に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し,顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
- イ.開発側では,開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進み,総合テストで利用者が参加して操作性の確認を実施した後に運用側に引き渡す。
- ウ.開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
- エ.システム開発において,機能の拡張を図るために,固定された短期間のサイクルを繰り返しながらプログラムを順次追加する。
正解:ウ.開発側と運用側が密接に連携し,自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
解説:正解はウ。DevOpsは開発側(Dev)と運用側(Ops)が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新を迅速に進める考え方・手法である。アはプロトタイピングによる妥当性評価、イは工程を順に進めるウォーターフォール型開発、エは固定した短期サイクルを繰り返すアジャイル(反復型)開発の説明であり、いずれもDevOpsそのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問159.システム監査で用いる判断尺度の選定方法に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.システム監査ではシステム管理基準の全項目をそのまま使用しなければならない。
- イ.システム監査のテーマに応じて,システム管理基準以外の基準を使用してもよい。
- ウ.システム監査のテーマによらず,システム管理基準以外の基準は使用すべきでない。
- エ.アジャイル開発では,システム管理基準は使用すべきでない。
正解:イ.システム監査のテーマに応じて,システム管理基準以外の基準を使用してもよい。
解説:正解はイ。システム監査の判断尺度(監査で良否を判断する基準)は、監査のテーマに応じてシステム管理基準以外の基準を用いてもよく、柔軟に選定できる。アの「全項目をそのまま使用しなければならない」、ウの「テーマによらず他基準は使用すべきでない」、エの「アジャイル開発では使用すべきでない」はいずれも過度に限定的で誤りである。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問160.ソフトウェア開発プロジェクトにおける,コストの見積手法には,積み上げ法,ファンクションポイント法,類推見積法などがある。見積りで使用した手法とその特徴に関する記述a〜cの適切な組合せはどれか。 a プロジェクトに必要な個々の作業を洗い出し,その作業ごとの工数を見積もって集計する。 b プロジェクトの初期段階で使用する手法で,過去の事例を活用してコストを見積もる。 c データ入出力や機能に着目して,ソフトウェア規模を見積もり,係数を乗ずるなどしてコストを見積もる。

- ア.積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b
- イ.積み上げ法:b,ファンクションポイント法:a,類推見積法:c
- ウ.積み上げ法:c,ファンクションポイント法:a,類推見積法:b
- エ.積み上げ法:c,ファンクションポイント法:b,類推見積法:a
正解:ア.積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b
解説:正解はア(積み上げ法:a,ファンクションポイント法:c,類推見積法:b)。積み上げ法は個々の作業を洗い出して作業ごとの工数を見積もり集計する手法(a)、ファンクションポイント法はデータの入出力や機能に着目して規模を測り係数を乗じる手法(c)、類推見積法はプロジェクト初期に過去の類似事例を活用して見積もる手法(b)である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問161.ソフトウェア製品の品質特性を,移植性,機能適合性,互換性,使用性,信頼性,性能効率性,セキュリティ,保守性に分類したとき,RPA ソフトウェアの使用性に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.RPA が稼働する PC の OS が変わっても動作する。
- イ.RPA で指定した時間及び条件に基づき,適切に自動処理が実行される。
- ウ.RPA で操作対象となるアプリケーションソフトウェアがバージョンアップされても,簡単な設定変更で対応できる。
- エ.RPA を利用したことがない人でも,簡単な教育だけで利用可能になる。
正解:エ.RPA を利用したことがない人でも,簡単な教育だけで利用可能になる。
解説:正解はエ。使用性(ユーザビリティ)は使いやすさ・習得のしやすさを表す品質特性で、「利用したことがない人でも簡単な教育だけで利用可能になる」が該当する。アのOSが変わっても動作するは移植性、イの指定条件で適切に処理が実行されるは機能適合性、ウのアプリのバージョンアップに簡単な設定変更で対応できるは互換性・保守性に関する記述である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問162.システム開発プロジェクトにおいて,テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び不具合の内容を表に記入し,不具合ごとに根本原因を突き止めた後に,根本原因ごとに集計を行い発生頻度の多い順に並べ,主要な根本原因の特定を行った。ここで利用した図表のうち,根本原因を集計し,発生頻度順に並べて棒グラフで示し,累積値を折れ線グラフで重ねて示したものはどれか。
- ア.散布図
- イ.チェックシート
- ウ.特性要因図
- エ.パレート図
正解:エ.パレート図
解説:正解はエ(パレート図)。パレート図は、項目(ここでは根本原因)を発生頻度の多い順に棒グラフで並べ、累積比率を折れ線グラフで重ねて示す図で、主要因の特定に用いる。アの散布図は2変数の相関、イのチェックシートはデータの記録・集計用紙、ウの特性要因図(フィッシュボーン図)は原因を魚の骨状に整理する図であり、頻度順+累積線という特徴に合致するのはパレート図である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問163.システム開発プロジェクトにおいて,新機能の追加要求が変更管理委員会で認可された後にプロジェクトスコープマネジメントで実施する活動として,適切なものはどれか。
- ア.新機能を追加で開発するために WBS を変更し,コストの詳細な見積りをするための情報として提供する。
- イ.新機能を追加で開発するための WBS のアクティビティの実行に必要なスキルを確認し,必要に応じてプロジェクトチームの能力向上を図る。
- ウ.変更された WBS に基づいてスケジュールを作成し,完了時期の見通しを提示する。
- エ.変更された WBS に基づいて要員の充足度を確認し,必要な場合は作業の外注を検討する。
正解:ア.新機能を追加で開発するために WBS を変更し,コストの詳細な見積りをするための情報として提供する。
解説:正解はア。プロジェクトスコープマネジメントは成果物と作業範囲(WBS)を管理する領域で、新機能追加が認可された後は、WBSを変更してコストの詳細見積りのための情報を提供する活動が該当する。イはプロジェクト資源(要員能力向上)、ウはスケジュール(タイム)マネジメント、エは資源・調達(要員充足・外注検討)に属する活動であり、スコープマネジメントではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問164.IT ガバナンスに関する次の記述中の a に入れる字句として,最も適切なものはどれか。 経営者は, a の事業の目的を支援する観点で,効果的,効率的かつ受容可能な a の IT の利用について評価する。
- ア.過去と現在
- イ.現在
- ウ.現在と将来
- エ.将来
正解:ウ.現在と将来
解説:正解はウ(現在と将来)。ITガバナンスの枠組み(JIS Q 38500)では、経営者は「現在と将来」の事業目的を支援する観点で、効果的・効率的かつ受容可能な「現在と将来」のIT利用を評価する、とされる。現時点だけでなく将来のITの利活用まで見据えて評価・指示・モニタリングする点が要点である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問165.事業活動に関わる法令の遵守などを目的の一つとして,統制環境,リスクの評価と対応,統制活動,情報と伝達,モニタリング,IT への対応から構成される取組はどれか。
- ア.CMMI
- イ.ITIL
- ウ.内部統制
- エ.リスク管理
正解:ウ.内部統制
解説:正解はウ(内部統制)。内部統制は、法令遵守(コンプライアンス)などを目的とし、統制環境・リスクの評価と対応・統制活動・情報と伝達・モニタリング・ITへの対応の六つの基本的要素から構成される取組である。アのCMMIは能力成熟度モデル、イのITILはITサービスマネジメントのベストプラクティス集、エのリスク管理はリスクへの対処活動であり、六要素で構成されるのは内部統制である。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和6年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問166.マーケティング戦略の策定プロセスのうち,自社製品の差別化ポイントを明確化するものはどれか。
- ア.セグメンテーション
- イ.ターゲティング
- ウ.プロモーション
- エ.ポジショニング
正解:エ.ポジショニング
解説:マーケティングのSTP戦略のうち、自社製品の差別化ポイントを明確にして市場での位置づけを決めるのはポジショニングで、正解はエ。アのセグメンテーションは市場の細分化、イのターゲティングは狙う市場の選定、ウのプロモーションは販売促進活動を指す。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問35
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問167.合意したサービス提供時間帯のうち,実際に顧客が IT サービスを利用できた時間の割合で表されるものはどれか。
- ア.可用性
- イ.機能性
- ウ.効率性
- エ.使用性
正解:ア.可用性
解説:合意したサービス提供時間帯のうち、実際に顧客が利用できた時間の割合で表されるのは可用性(Availability)で、正解はア。イの機能性、ウの効率性、エの使用性はいずれもサービス・製品の品質特性だが、稼働時間の割合を表す指標ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問36
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問168.IT サービスマネジメントに関して,次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 a はサービス提供者と顧客との間で合意されたサービス品質に関する合意書である。 a の遵守状況を確認し,IT サービスの品質を維持・改善させるための活動が b である。

- ア.a:NDA,b:SCM
- イ.a:NDA,b:SLM
- ウ.a:SLA,b:SCM
- エ.a:SLA,b:SLM
正解:エ.a:SLA,b:SLM
解説:SLA(Service Level Agreement)は提供者と顧客が合意したサービス品質の合意書、SLM(Service Level Management)はSLAの遵守状況を確認し品質を維持・改善する活動で、a=SLA、b=SLMの組合せが正しく正解はエ。NDAは秘密保持契約、SCMはサプライチェーン管理で無関係。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問37
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問169.情報セキュリティ監査の説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.一定の基準に基づいて IT システムの利活用に係る検証・評価を行い,ガバナンスの適切性などに対する保証や改善のための助言を行うもの
- イ.コンピュータの盗難や不正な持出しを物理的に防止し,情報セキュリティを確保するためのツール
- ウ.組織体の価値及び組織体への信頼を向上させるために,組織体における IT システムの利活用のあるべき姿を示す IT 戦略と方針の策定及びその実現のための活動
- エ.組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかどうかの検証又は評価
正解:エ.組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかどうかの検証又は評価
解説:情報セキュリティ監査は、組織の情報資産に関わるリスクマネジメントが効果的に実施されているかを検証・評価する活動で、正解はエ。アはより広義のシステム監査/ITガバナンス保証、ウはIT戦略・方針の策定(ITガバナンス)、イは物理的な盗難防止ツールの説明で、いずれも情報セキュリティ監査そのものではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問38
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問170.ソフトウェア開発モデルであるアジャイルモデルの特徴に関して,次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 アジャイルモデルとは,要件を確定してから開発を実施するウォーターフォールモデルの a する形で提唱された, b できるようにソフトウェアを開発するための手法の総称である。

- ア.a:課題を改善,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
- イ.a:課題を改善,b:開発工程を順に実施
- ウ.a:特徴を継承,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
- エ.a:特徴を継承,b:開発工程を順に実施
正解:ア.a:課題を改善,b:開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応
解説:アジャイルは、要件を確定してから順に開発するウォーターフォールの課題(変更に弱い点)を改善する形で提唱され、開発工程で生じる種々の変更に迅速に対応できるようにする手法の総称。よってa=課題を改善、b=変更に迅速に対応の組合せが正しく、正解はア。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問39
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問171.変更管理委員会が設置されているプロジェクトで変更要求が発生した場合の記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.変更管理委員会では,プロジェクトに関わるステークホルダ以外の第三者によって変更要求が審議される。
- イ.変更管理委員会は,コストの増加や期日の延期を理由に変更要求を却下してよい。
- ウ.変更管理委員会は,スコープに変更が発生しない範囲で変更要求を受け付けなければならない。
- エ.変更要求は,全てプロジェクトマネージャが承認した後に変更管理委員会で審議される。
正解:イ.変更管理委員会は,コストの増加や期日の延期を理由に変更要求を却下してよい。
解説:変更管理委員会(CCB)は変更要求のコストやスケジュールへの影響を評価し、コスト増や期日延期を理由に却下してよいので、正解はイ。アは審議するのは第三者でなくステークホルダー、ウはスコープ変更を含む要求も審議対象、エは全てをPM承認後に回すという順序が不適切で、いずれも誤り。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問40
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問172.システム開発プロジェクトで使用される技法のうち,スケジュール作成に用いる技法として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a DFD (Data Flow Diagram) b 回帰分析 c クリティカルパス法 d プレシデンスダイアグラム法
- ア.a, b
- イ.a, d
- ウ.b, c
- エ.c, d
正解:エ.c, d
解説:スケジュール作成に用いるのは、作業の最長経路(所要日数)を求めるc.クリティカルパス法と、作業の順序関係をノードと矢印で表しスケジュールを組むd.プレシデンスダイアグラム法。a.DFDはデータの流れを図示する構造化分析手法、b.回帰分析は変数間の関係を求める統計手法で、いずれもスケジュール作成用ではない。よって正解はエ(c, d)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問41
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問173.床下にネットワーク配線などのために一定の高さの空間をとり,容易に取り外しが可能なパネルを床板として並べたものはどれか。
- ア.フリーアクセスフロア
- イ.フリーアドレス
- ウ.フリースペース
- エ.フリースポット
正解:ア.フリーアクセスフロア
解説:フリーアクセスフロア(二重床、OAフロア)は、床板を一定の高さで浮かせて床下に配線用の空間を作り、取り外し可能なパネルを並べたもの。イのフリーアドレスは固定席を持たない座席運用、ウのフリースペースは共用空間、エのフリースポットは公衆無線LANのアクセスポイントを指し、いずれも床構造ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問42
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問174.営業部門の営業員が出張する際の出張旅費の手続に関して,組織間でけん制を日常的に実施している状況の記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.営業員が出張後に経理部門に提出した旅費精算の書類と証票類について,経理担当者が適切な内容であることを審査し,経理課長が承認する。
- イ.営業員が出張後に旅費の精算を行い,上長が承認を行う。経理部門では承認済みであるので支払を行う。
- ウ.営業員は出張の事前申請を行って上長の承認を得た後に,切符や宿泊施設の手配を旅行会社に依頼する。
- エ.会計年度における営業部門の旅費精算の書類と証票類から,監査人がサンプリングして,営業員の処理内容の適切性を確認する。
正解:ア.営業員が出張後に経理部門に提出した旅費精算の書類と証票類について,経理担当者が適切な内容であることを審査し,経理課長が承認する。
解説:組織間のけん制(相互牽制)とは、一つの取引を複数の異なる立場の者が分担・チェックし合う仕組み。アは、営業員が精算書類を提出→別部門の経理担当者が審査→経理課長が承認、と作成・審査・承認が分離されており、組織間けん制が日常的に機能している。イは経理が内容を確認せず支払うだけ、ウは事前手配の流れ、エは事後の監査であり、いずれも日常のけん制とは言えない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問43
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問175.システム開発の早い段階で,目に見える形で利用者の要求が確認できるように確認用のソフトウェアを作成するソフトウェア開発モデルとして,最も適切なものはどれか。
- ア.アジャイル
- イ.ウォーターフォール
- ウ.スパイラル
- エ.プロトタイピング
正解:エ.プロトタイピング
解説:プロトタイピングは、開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作り、利用者に目に見える形で要求を確認してもらう開発モデル。イのウォーターフォールは工程を後戻りせず順に進める方式、ウのスパイラルは試作と評価を繰り返して段階的に開発する方式、アのアジャイルは短い反復で変化に対応する総称で、試作による要求確認そのものを指す語はプロトタイピング。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問44
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問176.計画時の予算が2,000万円で,40日間で100本のプログラムを作成するプロジェクトがある。プロジェクトが20日経過した時点で全体の40%である40本のプログラムが完成し,1,000万円のコストが掛かった。プロジェクトの指標を次の評価式で算出する場合,プロジェクトの指標として適切な組合せはどれか。ここで,各プログラムの作成に必要な日数及びコストは全て同一で,プロジェクト期間中は常に同じ量の作業が実施されるものとする。〔評価式〕スケジュール(%):(完成したプログラム本数÷評価時点での完成見込みプログラム本数)×100 コスト(%):(完成したプログラムに掛かったコスト÷完成したプログラム分として計画したコスト)×100

- ア.スケジュール(%):80,コスト(%):125
- イ.スケジュール(%):80,コスト(%):100
- ウ.スケジュール(%):90,コスト(%):125
- エ.スケジュール(%):90,コスト(%):100
正解:ア.スケジュール(%):80,コスト(%):125
解説:評価時点(20日経過)での完成見込み本数は、40日で100本のペースから 20÷40×100=50本。スケジュール=実績40本÷見込み50本×100=80%。完成した40本分の計画コストは 40本×(2,000万円÷100本)=800万円で、コスト=実コスト1,000万円÷計画800万円×100=125%。よって正解はア(スケジュール80、コスト125)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問45
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問177.開発が完了したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を明確にし,それを実施する工程として,適切なものはどれか。
- ア.ソフトウェア統合
- イ.ソフトウェア導入
- ウ.妥当性確認
- エ.利用者教育
正解:イ.ソフトウェア導入
解説:完成したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を定め実施する工程は、ソフトウェア導入。アのソフトウェア統合(結合)はモジュールを組み合わせる工程、ウの妥当性確認は要求を満たすかの検証、エの利用者教育は操作習得の支援であり、本番環境への導入作業とは別の工程。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問46
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問178.利用者が銀行の ATM のパネルを操作して入金処理を行う。この操作の要件を定義するときに,ソフトウェア開発の品質特性である使用性を考慮すべきインタフェースとして,最も適切なものはどれか。
- ア.OS とパネルのインタフェース
- イ.ソフトウェア間のインタフェース
- ウ.ハードウェアと OS のインタフェース
- エ.利用者とパネルのインタフェース
正解:エ.利用者とパネルのインタフェース
解説:使用性(ユーザビリティ)は、利用者がシステムをどれだけ使いやすいかを表す品質特性。ATMを操作するのは人間なので、使用性を考慮すべきなのはエの利用者とパネル(画面)のインタフェース。ア・イ・ウはOSやハードウェア、ソフトウェア同士の内部インタフェースで、人が直接操作しないため使用性の主対象ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問47
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問179.顧客から委託されたシステム開発プロジェクトのスコープの対象として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a プロジェクトで作成する成果物 b プロジェクトで使用する市販のスケジュール管理ツール c プロジェクトの要求事項を顧客が記載した文書
- ア.a
- イ.a, b
- ウ.b, c
- エ.c
正解:ア.a
解説:プロジェクトのスコープの対象は、そのプロジェクトで生み出す成果物である a のみ。b の市販スケジュール管理ツールは作業に使う道具であって成果物ではなく、c の顧客が記載した要求事項文書はスコープを定義する入力であって作成する成果物ではない。よって正解はア(a)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問48
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問180.クラウドサービスを提供するA社では,操作に関する質問に対して,サービスデスクのオペレーターが電話で対応するだけでなく,ホームページ上にFAQを公開している。サービスデスクの受付時間は午前9時から午後6時までである。このたびサービスデスクのサービスレベルを向上させるために,顧客向けのチャットボットを導入することにした。チャットボット導入の効果として,最も適切なものはどれか。
- ア.オペレーターのチャットのスキルが向上する。
- イ.オペレーターの電話対応のスキルが向上する。
- ウ.問合せの受付時間を拡大することが可能になる。
- エ.ホームページ上に掲載しているFAQの内容が充実する。
正解:ウ.問合せの受付時間を拡大することが可能になる。
解説:チャットボットはソフトウェアが自動で応答するため、有人の受付時間(午前9時〜午後6時)に縛られず24時間対応が可能になる。よって正解はウ(問合せの受付時間を拡大できる)。ア・イはオペレーターのスキル、エはFAQの充実で、いずれもチャットボット導入の直接効果ではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問49
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問181.チャットボットの説明として,最も適切なものはどれか。
- ア.質問に対して,ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
- イ.センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり,お互いに情報をやり取りする仕組み
- ウ.人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み
- エ.ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み
正解:ア.質問に対して,ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
解説:チャットボットは、利用者の質問に対してソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み(ア)。イはIoT、ウは物理的なロボット、エはRPA(ルール化された定型操作の自動化)の説明であり、いずれもチャットボットではない。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問50
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問182.社内で開発及び運用を行っている経理システムの内部監査を実施するとき,システム監査人として,最も適切なものはどれか。
- ア.経理システムの運用担当者
- イ.経理システムの開発を担当した委託会社の従業員
- ウ.経理システムの利用者である経理担当者
- エ.経理とITの知識を有する経営者直轄組織の従業員
正解:エ.経理とITの知識を有する経営者直轄組織の従業員
解説:システム監査人には被監査部門からの独立性が求められる。エの経営者直轄組織に属し経理とITの知識をもつ従業員は、開発・運用・利用の当事者から独立しており適切。ア(運用担当者)、イ(開発を担った委託会社の従業員)、ウ(利用者である経理担当者)はいずれも監査対象の当事者で、独立性を欠くため不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問51
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問183.A社は会計システムの再構築のプロジェクトを立ち上げ,システム開発をB社に外部委託している。B社から納品される成果物の検収において,プロジェクトの品質管理に係る手続を遵守しているかどうかのシステム監査を行う監査人として,適切な者は誰か。
- ア.会計システムの再構築に関与しないA社の管理部門のリーダー
- イ.会計システムの再構築を担当するA社のプロジェクトマネージャ
- ウ.会計システムの再構築を担当するB社のシステム開発リーダー
- エ.会計システムの再構築を担当するB社の品質管理責任者
正解:ア.会計システムの再構築に関与しないA社の管理部門のリーダー
解説:検収における品質管理手続の遵守状況を監査するには、そのプロジェクトから独立した立場が必要。アの会計システム再構築に関与しないA社管理部門のリーダーは独立性を満たし適切。イ(A社のプロジェクトマネージャ)は当事者、ウ・エ(受託側B社の担当者)は被監査側であり、いずれも独立性を欠く。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問52
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問184.内部統制の基本的要素の一つである“ITへの対応”に関する記述として,最も適切なものはどれか。
- ア.ITを活用すると業務処理を迅速化でき,不注意によるミスを全て防止できる。
- イ.既存のITの利用者の拡大や,使い方の変更などで組織目標を達成できるのであれば,新たなITシステムの導入やITシステムの更新を強いるものではない。
- ウ.全ての業務プロセスをITで自動化することによって,業務プロセスを大幅に修正することが容易になる。
- エ.組織の業務がITに大きく依存すると,内部統制の目的を達成することが難しくなる。
正解:イ.既存のITの利用者の拡大や,使い方の変更などで組織目標を達成できるのであれば,新たなITシステムの導入やITシステムの更新を強いるものではない。
解説:内部統制の「ITへの対応」は、ITを目的化せず組織目標達成の観点から適切に活用することを求める。イのとおり、既存ITの利用拡大や使い方変更で目標を達成できるなら、新規導入や更新を必ずしも強いるものではない。アの「不注意ミスを全て防止」、ウの「全業務プロセスをITで自動化」、エの「IT依存で内部統制目的の達成が難しくなる」はいずれも言い過ぎで不適切。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問53
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。 -
問185.あるコールセンターでは,顧客からの電話による問合せに対応するオペレーターを支援するシステムに,顧客とオペレーターの会話の音声を認識し,顧客の問合せに対する回答の候補をオペレーターの PC の画面に表示する AI を導入した。1日の対応件数は1,000件であり,問合せ内容によって二つのグループ A,B に分けた。AI 導入前後の各グループの対応件数,対応時間が表のとおりであるとき,AI 導入後に,1,000件の問合せに対応する時間は何%短縮できたか。

- ア.30
- イ.40
- ウ.50
- エ.60
正解:ア.30
解説:導入前の全体対応時間を100とすると、グループAが60、グループBが40。導入後はAが50%短縮で60→30、Bは変わらず40のまま。合計は30+40=70。短縮率は (100−70)÷100×100=30%。よって正解はア(30)。
出典:IPA ITパスポート試験 公開問題 令和7年度 問54
本試験の問題です。出題当時の法令・制度にもとづいているため、その後の改正で現在の扱いと異なる場合があります。