第一種電気工事士「配電・配線・電気機器・施工方法」の一問一答
📖 第一種電気工事士「配電・配線・電気機器・施工方法」の全75問と解説(一覧)
第一種電気工事士の配電・配線・電気機器・施工方法に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
-
問1.低圧三相3線式200V配電は工場や大型ビルの動力用に広く使われる。
正解:○(正しい)
解説:三相動力(電動機・空調機)の標準電圧。単相100V/200Vは照明・コンセント用。
-
問2.高圧受電方式には『三相3線式6.6kV』が広く採用されている。
正解:○(正しい)
解説:日本の自家用電気工作物の代表的受電方式。10kV以上は特別高圧。
-
問3.特別高圧とは交流7,000V超または直流7,000V超の電圧を指す。
正解:○(正しい)
解説:電圧区分: 低圧≦750V直流 or ≦600V交流 / 高圧 ≦7,000V / 特別高圧 7,000V超。
-
問4.絶縁電線(IV線)は屋内配線で広く使用され、許容電流が定められている。
正解:○(正しい)
解説:電線の太さ(2.0mm² , 5.5mm²等)と種類で許容電流が決まる。発熱対策として重要。
-
問5.VVFケーブルは平形ビニル外装ケーブルで一般住宅の屋内配線に多用される。
正解:○(正しい)
解説:Vinyl insulated, Vinyl sheathed, Flat の頭文字。施工性が良く広く使われる。
-
問6.VVRケーブルは丸形ビニル外装ケーブルで、平形より曲げやすく地中・露出配線で使われる。
正解:○(正しい)
解説:VVF が平形、VVR が丸形。施工環境で使い分ける。
-
問7.CVケーブルは架橋ポリエチレン絶縁ビニル外装ケーブルで、許容温度・電気特性が良く高圧配線にも使われる。
正解:○(正しい)
解説:Cross-linked polyethylene-insulated Vinyl-sheathed の頭文字。高圧用ではCVTもよく使われる。
-
問8.接地工事には A・B・C・D の4種類があり、対象設備と接地抵抗値の上限が定められている。
正解:○(正しい)
解説:A種:10Ω以下/高圧機器外箱、B種:変圧器低圧側中性点、C種:300V超低圧機器、D種:300V以下機器。
-
問9.A種接地工事の接地抵抗値は原則として10Ω以下である。
正解:○(正しい)
解説:高圧の機器の鉄台・金属箱に施す接地。最も厳しい基準。
-
問10.D種接地工事の接地抵抗値は原則として100Ω以下である(地絡時0.5秒以内に切断する場合は500Ω以下まで緩和)。
正解:○(正しい)
解説:300V以下の低圧機器に施す接地。住宅の家電も対象となる場合がある。
-
問11.金属管工事ではボックス内で電線を接続し、電線管自体に電線をつなぎ込まないことが原則である。
正解:○(正しい)
解説:電線接続箇所は点検可能なボックス内に集約することで安全性と保守性を確保する。
-
問12.合成樹脂管工事(PF管・CD管)は耐食性に優れ屋内・屋外の隠ぺい配線で使われる。
正解:○(正しい)
解説:PF管:自己消火性、CD管:自己消火性なし(コンクリート埋設専用)。色で識別する。
-
問13.金属可とう電線管(プリカチューブ等)は屈曲が必要な箇所で使用され、振動の多いモータ配線等に有用。
正解:○(正しい)
解説:電動機・コンプレッサ等の振動部分への接続に最適。
-
問14.バスダクト工事は大電流の配電に用いられ、工場の幹線などに使われる。
正解:○(正しい)
解説:アルミや銅のバスバーを絶縁支持した配電方式。大容量受電設備で活躍。
-
問15.過電流遮断器(配線用遮断器・MCCB)は短絡や過負荷から配線・機器を保護する。
正解:○(正しい)
解説:Molded Case Circuit Breaker。漏電遮断器(ELCB)と組み合わせて使われることも多い。
-
問16.漏電遮断器(ELCB/RCD)は地絡電流を検出して回路を遮断する保護機器である。
正解:○(正しい)
解説:感電・漏電火災対策の中核。住宅の分電盤に必ず設置される。
-
問17.コンセントには接地端子付きのものがあり、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ等に使用が推奨される。
正解:○(正しい)
解説:水回り・大電流家電は接地が安全上重要。3P式・接地極付きコンセントが該当。
-
問18.スイッチには片切・両切・3路・4路があり、3路は2箇所、4路は3箇所以上での点滅切替に使う。
正解:○(正しい)
解説:階段の上下で点滅する回路は3路スイッチ2個、廊下中継するとさらに4路スイッチを追加。
-
問19.変圧器の容量[kVA]は皮相電力で表される。
正解:○(正しい)
解説:kVA表記が標準。実際の有効電力(kW)は力率を乗じた値となる。
-
問20.高圧受電設備の主遮断装置にはPF・S形(パワーヒューズ+負荷開閉器)またはCB形(遮断器)がある。
正解:○(正しい)
解説:PF・S形は小規模、CB形は大規模・継電器との組合せで保護機能が高い。
-
問21.VCB(真空遮断器)は真空中でアーク消弧する遮断器で、高圧受電設備の主遮断装置として広く使われる。
正解:○(正しい)
解説:Vacuum Circuit Breaker。OCB(油遮断器)に代わって主流となった。
-
問22.LBS(高圧負荷開閉器)は通常の負荷電流の開閉が可能な開閉器で、限流ヒューズと組合せて使用する。
正解:○(正しい)
解説:Load Break Switch。短絡時の遮断はヒューズが担う構成。
-
問23.DS(断路器)は無電圧状態での開閉専用で、負荷電流の開閉はできない。
正解:○(正しい)
解説:Disconnecting Switch。点検時の絶縁確保用。負荷電流開閉用はLBSやVCBを使う。
-
問24.ZCT(零相変流器)は地絡電流(零相電流)を検出するための変流器で、地絡継電器と組合せて使用する。
正解:○(正しい)
解説:Zero-phase-sequence Current Transformer。地絡保護の中核機器。
-
問25.MOF(計器用変成器)は高圧の電圧・電流を計器が扱える低い値に変換する機器で、電力量計の入力に使う。
正解:○(正しい)
解説:Metering Out-Fit。受電設備の計量用ユニット。
-
問26.低圧三相3線式100V配電は工場の動力用標準電圧である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。三相動力の標準電圧は200V(400V系統もあり)。100Vは単相照明用。
-
問27.特別高圧とは交流600V超または直流750V超の電圧を指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。それは低圧の上限。特別高圧は7,000V超(交流・直流とも)。
-
問28.VVFケーブルは丸形のビニル外装ケーブルで、地中配線で広く使われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VVFは『平形』ビニル外装。丸形はVVR。地中配線にはCVケーブル等が用いられる。
-
問29.A種接地工事の接地抵抗値は原則として100Ω以下である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。A種は10Ω以下が原則。100Ω以下はD種接地工事の値。
-
問30.D種接地工事の接地抵抗値は原則として10Ω以下である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。D種は100Ω以下(地絡時0.5秒以内遮断で500Ω以下に緩和可)。10Ω以下はA種。
-
問31.接地工事はA種・B種・C種の3種類しかない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。接地工事はA・B・C・Dの4種類。300V以下機器のD種を漏らしている。
-
問32.合成樹脂管 CD管は自己消火性があり屋内露出配線で使用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CD管は自己消火性『なし』でコンクリート埋設専用。屋内露出配線可能なのはPF管。
-
問33.過電流遮断器(MCCB)は地絡電流の保護を主目的とする機器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MCCBは過電流(短絡・過負荷)保護用。地絡保護はELCB/RCDが担う。
-
問34.漏電遮断器(ELCB)は短絡電流のみを検出して遮断する機器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ELCBは地絡電流(漏電)を検出して遮断する。短絡保護は過電流遮断器の役割。
-
問35.3路スイッチは1箇所だけで点滅する単純なスイッチである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。3路スイッチは2箇所での点滅切替に使う。1箇所のみは片切・両切スイッチ。
-
問36.変圧器の容量は有効電力[kW]で表される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。変圧器容量は皮相電力[kVA]で表される。有効電力は負荷の力率次第で変動する。
-
問37.DS(断路器)は負荷電流の開閉に使用できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DSは無電圧時の開閉専用。負荷電流の開閉はできない(アークで損傷する)。負荷電流の開閉はLBSやVCB。
-
問38.VCB(真空遮断器)はOCB(油遮断器)の旧型で現在は使われていない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VCBは現在の主流の高圧遮断器。OCB(油遮断器)の方が旧型で淘汰された。
-
問39.LBS(高圧負荷開閉器)は短絡電流を直接遮断する能力を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。LBSは負荷電流の開閉のみ可能で短絡遮断能力は持たない。短絡時は限流ヒューズが遮断を担う。
-
問40.ZCT(零相変流器)は変圧器の電圧を測るための機器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ZCTは地絡電流(零相電流)を検出する変流器。電圧測定はVT(計器用変圧器)が行う。
-
問41.金属管工事では電線管の中で電線を接続することが推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。電線接続はボックス内に集約するのが原則。電線管内では接続しない(点検不能・接続不良の原因)。
-
問42.バスダクト工事は照明回路など小電流用の配電方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。バスダクトは工場・大型ビルの大電流幹線用。照明回路にはケーブル・電線管工事を使う。
-
問43.金属可とう電線管は固定設備の堅牢な配管で、振動部分には使用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。金属可とう管(プリカ等)は振動・屈曲部分用に作られた配管。電動機等の接続に最適。
-
問44.接地端子付きコンセントは見た目が同じなので普通のコンセントと交換可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。接地端子付きコンセントは安全上必要な接続のため設置位置・配線が異なる。交換は工事士の電気工事が必要。
-
問45.CVケーブルはビニル絶縁ビニル外装で、低圧配線専用である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CVは『架橋ポリエチレン絶縁』ビニル外装で、高圧配線にも使用可能。許容温度はビニル絶縁より高い。
-
問46.MOF(計器用変成器)は高圧電動機の起動制御を行う装置である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。MOFは計量用変成器(電力量計入力用)で電圧・電流を計器扱える値に変換するもの。電動機制御装置ではない。
-
問47.コンセントは漏電遮断器なしで全回路を1つの分岐に集約するのが望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コンセント回路は分岐ごとに過電流遮断器を設置し、水回り等は漏電遮断器を設けるのが基本。
-
問48.3相誘導電動機の電源側遮断器は単相用の遮断器を1個設置すれば良い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。三相回路には三相用(3極)の遮断器を使用する。単相用1個では他相の保護ができない。
-
問49.B種接地工事は機器の鉄台に施す接地で、抵抗値10Ω以下が原則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。B種は変圧器の低圧側中性点に施す接地で、抵抗値は150/Ig(Igは地絡電流)等で計算される変動値。10Ω以下はA種。
-
問50.VVF・VVRケーブルは絶縁体に架橋ポリエチレンを使用する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VVF・VVRはビニル絶縁ビニル外装。架橋ポリエチレン絶縁を使うのはCV・CVTケーブル。
-
問51.特別高圧の電圧範囲として正しいものはどれか。
- ア.600V以上
- イ.750V超
- ウ.100,000V以上
- エ.7,000V超
正解:エ.7,000V超
解説:電圧区分: 低圧・高圧・特別高圧。特別高圧は7,000V超(交流・直流とも)。
-
問52.A種接地工事の接地抵抗値の上限はいくらか。
- ア.10Ω
- イ.100Ω
- ウ.300Ω
- エ.500Ω
正解:ア.10Ω
解説:A種は10Ω以下が原則(高圧機器の鉄台等の接地)。
-
問53.D種接地工事の接地抵抗値の上限(原則)はいくらか。
- ア.10Ω
- イ.100Ω
- ウ.50Ω
- エ.500Ω
正解:イ.100Ω
解説:D種は100Ω以下が原則(地絡時0.5秒以内に切断するなら500Ωまで緩和可)。
-
問54.VVFケーブルの『F』が意味するものはどれか。
- ア.Foam
- イ.Flexible
- ウ.Flat(平形)
- エ.Fluoride
正解:ウ.Flat(平形)
解説:VVF = Vinyl insulated, Vinyl sheathed, Flat。平形ビニル外装ケーブル。
-
問55.CVケーブルの絶縁体に使用される材料はどれか。
- ア.ビニル
- イ.ゴム
- ウ.ポリプロピレン
- エ.架橋ポリエチレン
正解:エ.架橋ポリエチレン
解説:CV = Cross-linked polyethylene insulated Vinyl sheathed。
-
問56.合成樹脂管のうち、自己消火性がなくコンクリート埋設専用の管はどれか。
- ア.CD管
- イ.PF管
- ウ.HIVE管
- エ.FEP管
正解:ア.CD管
解説:CD管は自己消火性なし(オレンジ色)。PF管は自己消火性あり(クリーム色)で露出可能。
-
問57.過電流遮断器(MCCB)の主な保護対象はどれか。
- ア.地絡電流
- イ.短絡・過負荷電流
- ウ.電圧低下
- エ.周波数異常
正解:イ.短絡・過負荷電流
解説:MCCBは短絡・過負荷の保護。地絡保護はELCB/RCD。
-
問58.漏電遮断器(ELCB)の主な保護対象はどれか。
- ア.短絡電流
- イ.過負荷電流
- ウ.地絡(漏電)電流
- エ.電圧変動
正解:ウ.地絡(漏電)電流
解説:ELCBはZCT等で零相電流を検出し地絡を遮断する。
-
問59.3路スイッチが必要な場面はどれか。
- ア.1箇所での点滅
- イ.常時点灯
- ウ.3箇所での点滅切替
- エ.2箇所での点滅切替
正解:エ.2箇所での点滅切替
解説:3路スイッチ2個で2箇所点滅。3箇所以上は3路2個+4路スイッチを追加。
-
問60.三相3線式の高圧受電方式の標準電圧はどれか。
- ア.6,600V(6.6kV)
- イ.200V
- ウ.100V
- エ.20,000V
正解:ア.6,600V(6.6kV)
解説:国内自家用電気工作物の代表受電電圧は6.6kV(=6,600V)。
-
問61.VCBが使われる電圧階級はどれか。
- ア.低圧100V
- イ.高圧(6.6kV等)
- ウ.低圧200V
- エ.通信用
正解:イ.高圧(6.6kV等)
解説:VCB(真空遮断器)は高圧受電設備(6.6kV系統)の主遮断装置として広く使われる。
-
問62.LBSが負担できないのはどれか。
- ア.定格負荷電流の開閉
- イ.励磁電流の開閉
- ウ.短絡電流の遮断
- エ.遅相無効電流の開閉
正解:ウ.短絡電流の遮断
解説:LBSは負荷電流開閉のみ。短絡電流遮断は組み合わせる限流ヒューズが担う。
-
問63.DSの正しい使用方法はどれか。
- ア.定格負荷を直接開閉する
- イ.励磁電流を遮断する
- ウ.短絡電流を遮断する
- エ.上位開閉器でOFF後に開閉
正解:エ.上位開閉器でOFF後に開閉
解説:DSは無電圧時のみ開閉可能。負荷電流・短絡電流の遮断能力なし。
-
問64.ZCTの主な役割はどれか。
- ア.電流測定(地絡・零相)
- イ.電圧測定
- ウ.電力測定
- エ.周波数測定
正解:ア.電流測定(地絡・零相)
解説:ZCT(零相変流器)は地絡電流を検出する変流器。地絡継電器と組合せ。
-
問65.コンセントに接地端子(アース)を設けるべき主な家電はどれか。
- ア.LED照明
- イ.洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ
- ウ.卓上スタンド
- エ.乾電池機器
正解:イ.洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ
解説:水回り・大電流家電は感電リスクが高いため接地端子付きコンセントを使う。
-
問66.バスダクト工事の主な用途はどれか。
- ア.住宅の照明配線
- イ.通信線
- ウ.工場・大型ビルの大電流幹線
- エ.屋外街灯
正解:ウ.工場・大型ビルの大電流幹線
解説:大電流(数百〜数千A)の幹線配電に用いる金属ダクト方式。
-
問67.変圧器容量を表す単位として一般的なものはどれか。
- ア.kW
- イ.kvar
- ウ.kWh
- エ.kVA
正解:エ.kVA
解説:kVA(皮相電力)。負荷の力率に依らず変圧器の能力を一意に表現できる。
-
問68.金属管工事で電線接続を行うべき場所はどれか。
- ア.点検可能なボックス内
- イ.管の途中で被覆を剥いて接続
- ウ.管端を絶縁テープで巻く
- エ.継手の中
正解:ア.点検可能なボックス内
解説:ボックス内で接続するのが原則。電線管内・管端での接続は禁止。
-
問69.3路スイッチ・4路スイッチを組合せて4箇所で点滅させる場合の最低必要数はどれか。
- ア.3路2個・4路1個
- イ.3路2個・4路2個
- ウ.3路4個
- エ.3路1個・4路3個
正解:イ.3路2個・4路2個
解説:3路スイッチ2個(始点と終点)+中継地点ごとに4路スイッチを追加。4箇所なら3路2個+4路2個。
-
問70.MCCBとELCBの違いとして適切なものはどれか。
- ア.保護対象が同じ
- イ.逆の機能
- ウ.MCCB=過電流、ELCB=地絡
- エ.MCCBは交流専用
正解:ウ.MCCB=過電流、ELCB=地絡
解説:MCCB=過電流(短絡・過負荷)、ELCB=地絡(漏電)。両者は保護対象が異なる。
-
問71.高圧受電設備で受電点直近に設置する地絡保護機器はどれか。
- ア.過電流継電器
- イ.遮断器
- ウ.電圧調整器
- エ.地絡継電器(GR)+ZCT
正解:エ.地絡継電器(GR)+ZCT
解説:ZCTで零相電流を検出し、GR(地絡継電器)が動作してVCB等を遮断指令。
-
問72.合成樹脂可とう電線管(PF管)の主な特徴はどれか。
- ア.自己消火性あり
- イ.金属製で重い
- ウ.耐熱200℃
- エ.コンクリート埋設専用
正解:ア.自己消火性あり
解説:PF管は自己消火性ありで屋内・屋外露出も可能。CD管は自己消火性なしで埋設専用。
-
問73.金属可とう電線管(プリカチューブ等)の主な用途はどれか。
- ア.地中埋設
- イ.電動機接続部・振動箇所
- ウ.住宅露出配線
- エ.通信線専用
正解:イ.電動機接続部・振動箇所
解説:プリカチューブは振動・屈曲を許容する可とう管で、電動機接続部に最適。
-
問74.過電流遮断器の遮断容量[kA]が大きいほど何が良くなるか。
- ア.定格電流が大きい
- イ.電圧範囲が広い
- ウ.短絡電流の遮断能力が大きい
- エ.耐熱温度が高い
正解:ウ.短絡電流の遮断能力が大きい
解説:遮断容量[kA]は短絡電流を安全に遮断できる能力を表す。電源系統の予想短絡電流より大きい遮断容量を選定する。
-
問75.B種接地工事の主な目的はどれか。
- ア.高圧機器の感電防止
- イ.避雷針の接地
- ウ.通信機器の保護
- エ.変圧器低圧側の中性点接地
正解:エ.変圧器低圧側の中性点接地
解説:B種は変圧器の混触事故時に低圧側電位を抑える接地。中性点に施す。