電験二種一次の申込方法と受験の流れ【完全ガイド】
第二種電気主任技術者(電験二種)一次試験は、年1回・8月下旬に実施される国家試験です。本記事では申込から合格までの全フロー、申込方法(ネット/書面)、試験当日の流れ、合格基準、科目合格制度、二次試験との関係までを完全ガイドとして解説します。
※受験料・試験日程・合格基準等は改定される場合があります。最新情報は必ず電気技術者試験センターの公式情報でご確認ください。
- 申込から合格までの全フロー
- ネット申込と書面申込の違い・選び方
- 申込期間・試験日・合格発表のスケジュール
- 4科目の試験時間配分と当日の持ち物
- 合格基準・科目合格制度・二次試験との関係
申込から合格までのフロー
| 時期 | 手続き |
|---|---|
| 5月中旬〜6月上旬 | 受験申込(ネット申込/書面申込) |
| 7月下旬〜8月上旬 | 受験票発送 |
| 8月下旬 | 一次試験(4科目) |
| 10月上旬 | 一次試験合格発表 |
| 11月中旬 | 二次試験(記述式・電力管理+機械制御) |
| 翌年2月上旬 | 二次試験合格発表・最終合格 |
| 合格後 | 免状交付申請(実務経験等の要件を満たす場合) |
申込方法(ネット申込 vs 書面申込)
| 申込方式 | 受験料 | 特徴 |
|---|---|---|
| ネット申込 | 13,800円 | 公式サイトから24時間申込可能。クレジットカード・コンビニ・ペイジー対応。受験票はマイページ経由で確認できる。400円安く推奨 |
| 書面申込 | 14,200円 | 受験案内(書面)を取り寄せ郵送で申込。手数料がかかり、案内も郵送ベース |
申込先は一般財団法人 電気技術者試験センターの公式サイト(https://www.shiken.or.jp/chief/second/)。ネット申込ではマイページから受験票PDFを自分でダウンロードする形式が一般的です。
申込期間と試験日(2026年)
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年5月中旬〜6月上旬予定(正式日程は公式発表を確認) |
| 一次試験日 | 2026年8月30日(日)予定 |
| 受験票発送 | 2026年7月下旬〜8月上旬予定 |
| 合格発表 | 2026年10月上旬予定 |
試験は年1回のみのため、申込忘れは1年待ちになります。締切1週間前までに必ず申込を完了させましょう。
試験時間配分(一次4科目)
| 科目 | 試験時間 | 出題数の目安 |
|---|---|---|
| 理論 | 90分 | A問題4題+B問題3題程度 |
| 電力 | 90分 | A問題4題+B問題3題程度 |
| 機械 | 90分 | A問題4題+B問題3題程度 |
| 法規 | 65分 | A問題4題+B問題3題程度 |
1日で4科目を実施するため、午前・午後通しの長丁場になります。理論・電力・機械はB問題(計算中心)に時間がかかりやすいため、解ける問題から手をつける戦略が必須。法規は65分と短く、条文知識と施設管理の計算問題を素早く処理する必要があります。
前年度・前々年度に科目合格している場合、その科目は試験当日免除されます。免除科目の時間は休憩となり、未合格科目のみ受験する形になります。
当日の持ち物
- 受験票(ネット申込はマイページから印刷)
- 写真付き身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)
- HBの黒鉛筆またはシャープペンシル(マークシート用)
- 消しゴム(複数個推奨)
- 電卓(関数電卓ではなく一般電卓のみ可。プログラム機能付きは不可)
- 時計(通信機能・計算機能のないもの)
- 昼食・飲み物(試験会場周辺で確保しにくい場合あり)
電卓は一般電卓のみ使用可で、関数電卓・プログラム機能付き電卓は持込禁止です。試験前に必ず計算用紙にメモするスタイルに慣れておきましょう。
解答方式(マークシート多肢選択)
一次試験はすべてマークシートの多肢選択方式。A問題(小問)は5択、B問題(小問が連動する大問形式)は5択の組合せが多く出題されます。記述やマーク欄ズレに注意し、解答後は必ずマーク漏れ・マークズレチェックを行いましょう。
合格基準と科目合格
合格基準は各科目とも満点の60%以上。問題の難易度により合格点が調整される年もあります(過去は55点に下げられた例も)。各科目独立判定で、合格した科目は翌年度・翌々年度まで3年間免除されます。
科目合格制度を活用すれば1年目に2科目、2年目に残り2科目といった段階的合格が可能。3年以内に4科目すべて合格すれば一次試験合格となり、二次試験の受験権が得られます。
一次合格後の二次試験との関係
一次試験合格者は、合格年とその翌年の合計2回、二次試験を受験できます。二次試験は記述式で電力管理+機械制御の2科目構成。一次合格年に二次不合格でも、翌年もう一度二次から受験可能ですが、翌々年度以降は一次から再挑戦になります。
二次は計算量・論述量ともに膨大で、合格率10%台と難関。一次合格後はすぐに二次対策(記述演習・過去問10年分の手書き再現)を始めるのが鉄則です。
二次試験まで合格後、所定の実務経験を満たした上で免状交付申請を行います(学歴・実務経験により要件が異なる)。試験合格後ただちに主任技術者として選任できるとは限らない点に注意が必要です。
当日の戦略・コツ
- 解ける問題から手を付ける:B問題の難問は後回しに
- 計算用紙を整然と使う:見直しのために問題番号と式を明記
- マークシートチェック:解答終了後3分はマークズレ確認に充てる
- 昼食はあっさり目:午後の理論・機械で眠気が出ないよう注意
- 得意科目で確実に得点:科目合格制度を意識し1〜2科目を確実に
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まとめ
- 申込は5月中旬〜6月上旬、試験は8月下旬の年1回
- ネット申込13,800円/書面申込14,200円。ネット申込推奨
- 試験は理論90分・電力90分・機械90分・法規65分の4科目構成
- 合格基準は各科目60%以上、科目合格制度3年有効
- 一次合格後は合格年+翌年の2回、二次試験を受験可能
第二種電気主任技術者(一次) 一問一答 →