中小企業診断士 1次試験 全分野の一問一答
📖 中小企業診断士 1次試験「全分野」の全525問と解説(一覧)
中小企業診断士 1次試験の全分野に関する一問一答(全525問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.中小企業基本法は中小企業政策の基本理念と方針を定める法律である。
正解:○(正しい)
解説:1963年制定。当初は大企業との格差是正を掲げていたが、1999年の抜本改正で「多様で活力ある独立した中小企業の成長発展」へと理念を転換した。中小企業を保護すべき弱者ではなく経済のダイナミズムの源泉と位置づけ、経営革新・経営基盤の強化・経営環境の整備を基本方針に据えている。
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問2.小規模企業者の定義は製造業20人以下、商業・サービス業5人以下である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業基本法2条5項。製造業その他は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下と、中小企業の定義よりさらに小さい層を指す。従業員数だけで判定し資本金は用いない点が中小企業の定義と異なる。小規模企業振興基本法の制定など、この層に焦点を当てた施策が重点化されている。
根拠:中小企業基本法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問3.中小企業基本法の3つの基本方針は経営革新・経営基盤強化・経営環境整備である。
正解:○(正しい)
解説:1999年の抜本改正で示された方針で、新事業展開などの経営革新、人材・技術・資金といった経営基盤の強化、そして取引の適正化や資金供給の円滑化といった経営環境の整備の3本柱。格差是正から自助努力の支援へと政策の軸足を移したことを表している。
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問4.中小企業白書は中小企業庁が毎年発行する中小企業動向の公式分析資料である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業基本法に基づき中小企業庁が毎年国会に提出する年次報告。景況や開廃業の動向、その年の重点テーマ(事業承継・生産性向上・デジタル化など)を統計とともに分析しており、政策の背景を理解する一次資料として試験でも頻出する。
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問5.中小企業の事業承継問題は経営者の高齢化により喫緊の課題となっている。
正解:○(正しい)
解説:経営者の高齢化が進む一方で後継者が決まっていない企業が多く、放置すれば技術や雇用が失われる。そのため事業承継・引継ぎ支援センターによる相談とマッチング、後継者人材バンク、M&A支援機関の登録制度、経営承継円滑化法による税制・金融支援といった施策が重層的に用意されている。
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問6.後継者不在による黒字廃業の問題が中小企業政策で重視されている。
正解:○(正しい)
解説:業績が黒字であっても後継者が見つからず廃業に至るケースが相当数あり、雇用・技術・取引網が失われる社会的損失につながる。だからこそ親族外承継やM&Aを含めた引継ぎ支援が政策の重点に据えられている。
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問7.小規模企業共済は小規模事業者の退職金準備制度である。
正解:○(正しい)
解説:独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する、小規模事業者や会社役員のための退職金・廃業後の生活資金の積立制度。掛金は月1,000円から70,000円まで500円単位で選べ、全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除できるため、老後資金の準備と節税を同時に図れる。
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問8.経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)は取引先倒産時の資金繰り対策制度である。
正解:○(正しい)
解説:取引先が倒産して売掛金が回収できなくなったとき、掛金総額の10倍(上限8,000万円)まで無担保・無保証人で貸付を受けられる制度。掛金は月5,000円から200,000円まで選べて全額を損金(必要経費)に算入でき、連鎖倒産を防ぐ安全網として機能する。
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問9.ものづくり補助金は中小企業の革新的サービス・試作品開発を支援する補助金である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業・小規模事業者が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する補助金。単なる設備更新ではなく、付加価値額や給与支給総額の引上げといった成果目標を伴う事業計画の策定が求められる点が特徴。
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問10.小規模企業共済の掛金は全額所得控除の対象となる。
正解:○(正しい)
解説:掛金は全額が小規模企業共済等掛金控除として所得から差し引ける(年額最大84万円)。積立時に節税でき、受け取り時も退職所得または公的年金等の雑所得として扱われるため税負担が軽くなる。この税制優遇が制度の大きな利点になっている。
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問11.中小企業組合制度は中小企業の相互扶助・共同事業のための組合制度である。
正解:○(正しい)
解説:1社では難しい仕入・販売・研究開発などを共同で行い、規模の不利を補うための制度。中小企業等協同組合法に基づく事業協同組合や企業組合、中小企業団体の組織に関する法律に基づく商工組合などがあり、相互扶助を基本理念とする点で株式会社とは性格が異なる。
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問12.中小企業診断士は経営コンサルティングの国家資格である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業支援法に基づき経済産業大臣が登録する国家資格で、経営診断や助言を担う。名称独占資格であって業務独占ではないため、資格がなくても経営コンサルティング自体は行えるが、診断士を名乗ることはできない。公的支援機関の専門家派遣などで活用される。
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問13.商工会・商工会議所は地域の中小企業支援機関である。
正解:○(正しい)
解説:いずれも地域の商工業者を会員とする非営利の公益的団体で、経営指導員による窓口相談、記帳・税務・労務の指導、補助金申請の支援などを行う。小規模事業者持続化補助金のように、申請にあたって商工会・商工会議所の支援を受けることが前提となる制度もある。
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問14.『よろず支援拠点』は中小企業の経営課題に総合相談する公的機関である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業庁が委託し全国の都道府県に設置している無料の経営相談窓口。売上拡大・資金繰り・事業承継・デジタル化など分野を限定せず相談でき、必要に応じて専門家をつないだりチームで支援したりする。回数制限がなく何度でも利用できる点も特徴。
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問15.中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)は中小企業政策の実施機関である。
正解:○(正しい)
解説:独立行政法人中小企業基盤整備機構は、国の中小企業政策を現場で実行する中核機関。小規模企業共済・経営セーフティ共済の運営、インキュベーション施設の提供、専門家派遣、J-Net21による情報発信、ファンド出資などを幅広く担っている。
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問16.最低賃金制度は最低賃金法に基づき、地域別・産業別に決定される。
正解:○(正しい)
解説:最低賃金法に基づき、すべての労働者に適用される都道府県ごとの地域別最低賃金と、特定の産業について定める特定(産業別)最低賃金がある。中央最低賃金審議会の目安を踏まえ地方審議会が毎年改定し、これを下回る賃金の定めは無効となって最低賃金額まで引き上げられる。
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問17.中小企業の人手不足対応として外国人技能実習制度・特定技能制度等が活用される。
正解:○(正しい)
解説:技能実習制度は開発途上国への技能移転を目的とする建前だが、実際には人手不足の現場を支えてきた。これに対し2019年に創設された特定技能は、人手不足が深刻な分野で即戦力として就労することを正面から認める在留資格で、介護・建設・農業・外食などが対象となっている。
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問18.事業再構築補助金はコロナ禍後の事業再構築を支援する補助金である。
正解:○(正しい)
解説:新型コロナウイルスの影響で需要が大きく変化したことを受け、新分野展開・業態転換・事業再編など思い切った事業再構築に挑戦する中小企業・中堅企業を支援する制度。認定経営革新等支援機関と共同で事業計画を作成することが要件とされ、計画の実現性が重視される。
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問19.小規模事業者持続化補助金は販路開拓・生産性向上を支援する補助金である。
正解:○(正しい)
解説:小規模事業者が販路開拓や生産性向上に取り組む費用を補助する制度で、チラシ作成・ウェブサイト構築・展示会出展・店舗改装などが対象になる。申請にあたっては商工会・商工会議所の助言を受けて経営計画を作成し、その確認書を添えて提出する仕組みになっている。
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問20.中小企業の海外展開はジェトロ等の支援機関を通じて推進されている。
正解:○(正しい)
解説:日本貿易振興機構(ジェトロ)は経済産業省所管の独立行政法人で、海外市場の調査情報の提供、専門家による相談、商談会やオンライン展示会でのマッチング、現地事務所を通じた支援などを行う。中小企業単独では負担の大きい海外市場開拓を後押しする役割を担う。
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問21.中小企業基本法は全業種で同じ定義を使う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業の定義は『業種により異なる』。製造業300人/3億円、卸100人/1億円等。
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問22.小規模企業者の定義は製造業100人以下である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小規模企業者は製造業その他が従業員20人以下、商業・サービス業が5人以下(中小企業基本法2条5項)。100人以下という基準は卸売業・サービス業の中小企業の定義に出てくる数字であって、小規模企業者の基準ではない。
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問23.中小企業白書は経済産業省全体が発行する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業白書は中小企業庁が中小企業基本法に基づき毎年国会に提出する年次報告。経済産業省全体としては通商白書や製造基盤白書など別の白書を出しており、それぞれ所管が異なる。
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問24.中小企業の事業承継問題は解決済みの過去課題である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。経営者の高齢化が進む一方で後継者が決まらない企業は依然多く、事業承継は現在進行形の最重要課題の一つ。黒字であっても承継できずに廃業すれば、技術・雇用・取引網が失われてしまう。
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問25.経営承継円滑化法は2030年代に制定予定の法律である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。経営承継円滑化法は『既に制定済み』(2008年)。事業承継支援の法的枠組み。
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問26.小規模企業共済の掛金は所得控除の対象とならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小規模企業共済の掛金は全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象になる(年額最大84万円)。この税制優遇が制度の大きな利点であり、受取時も退職所得等として扱われ税負担が軽い。
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問27.経営セーフティ共済の掛金は損金算入できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の掛金は全額を損金(個人事業主は必要経費)に算入できる。取引先の倒産による連鎖倒産を防ぐ制度で、掛金総額の10倍まで無担保・無保証人で借入ができる。
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問28.ものづくり補助金は大企業向けの補助金である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ものづくり補助金は中小企業・小規模事業者を対象とする制度で、大企業は対象外。革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援し、付加価値額の引上げなどの成果目標を伴う計画が求められる。
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問29.IT導入補助金は中小企業のIT化を制限する制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IT導入補助金は中小企業・小規模事業者がITツールを導入する費用の一部を補助し、業務効率化や売上向上を促進する制度。IT活用を制限するものではなく、むしろデジタル化の遅れを取り戻すための支援策である。
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問30.中小企業組合制度は大企業のみが利用できる制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業組合制度は、1社では難しい共同事業を行って規模の不利を補うために中小企業が利用する制度で、大企業のための仕組みではない。事業協同組合・企業組合・商工組合などがあり、相互扶助を基本理念とする。
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問31.商工会・商工会議所は民間営利企業である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。商工会・商工会議所はそれぞれ商工会法・商工会議所法に基づく非営利の公益的団体で、営利企業ではない。地域の商工業者を会員とし、経営指導員による相談や補助金申請の支援などを担っている。
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問32.『よろず支援拠点』は有料相談機関である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。よろず支援拠点は中小企業庁の委託により全国の都道府県に設置された無料の経営相談窓口。相談回数の制限もなく、分野を限定せずに何度でも利用できる点が特徴である。
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問33.中小機構は完全な民間企業である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小機構(中小企業基盤整備機構)は独立行政法人であり、民間企業ではない。国の中小企業政策を現場で実行する中核機関として、共済制度の運営や専門家派遣、情報発信などを担っている。
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問34.最低賃金は全国一律で決定される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最低賃金には都道府県ごとに定める地域別最低賃金と、特定の産業について定める特定(産業別)最低賃金があり、全国一律ではない。地域の生計費や賃金水準、企業の支払能力を考慮して毎年改定される。
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問35.事業再構築補助金は大企業向けである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業再構築補助金は中小企業・中堅企業を対象とする制度。新分野展開や業態転換など思い切った事業再構築に挑戦する事業者を支援するもので、認定経営革新等支援機関と共同で事業計画を作成することが要件になっている。
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問36.小規模事業者持続化補助金は商工会・商工会議所と無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小規模事業者持続化補助金は、商工会・商工会議所の助言を受けて経営計画を作成し、その確認書を添えて申請する仕組み。伴走支援を前提とする点がこの補助金の特徴であり、両団体と密接に関係している。
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問37.中小企業の海外展開支援は主に厚労省が担う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業の海外展開支援を主に担うのは経済産業省所管の独立行政法人ジェトロ(日本貿易振興機構)。海外市場情報の提供、専門家相談、商談会でのマッチングなどを行う。厚生労働省は労働・雇用行政を所管する。
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問38.特定技能制度は2010年に新設された。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特定技能制度は『2019年』新設。介護・建設・農業・外食等の特定産業分野。
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問39.中小企業基本法は資本充実を主な政策目的とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。1999年改正で『多様で活力ある中小企業の発展』に転換。経営革新・基盤強化・環境整備の3方針。
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問40.小規模企業共済の掛金は月1万円固定である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。小規模企業共済の掛金は月1,000円から70,000円まで500円単位で自由に選べ、事業の状況に応じて増額・減額もできる。固定額ではないため、資金繰りに合わせて無理のない範囲で積み立てられる。
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問41.後継者不在による黒字廃業問題は中小企業政策の優先課題ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黒字でありながら後継者不在で廃業する企業が相当数あり、雇用・技術・取引網が失われる社会的損失につながるため、政策の最優先課題の一つに位置づけられている。親族外承継やM&Aを含む引継ぎ支援が強化されている。
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問42.商工会と商工会議所は同じ組織である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。商工会は商工会法、商工会議所は商工会議所法に基づく別々の団体で、商工会は主に町村部、商工会議所は主に市部を地区とする。いずれも非営利の公益的団体で地域の商工業者を支援する点は共通するが、根拠法も組織も異なる。
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問43.中小企業基本法の制定年として正しいのはどれか。
- ア.1963年
- イ.1949年
- ウ.1999年
- エ.2008年
正解:ア.1963年
解説:中小企業基本法は1963年に制定され、1999年に抜本改正された。制定当初は大企業との格差是正を掲げていたが、1999年改正で「多様で活力ある独立した中小企業の成長発展」へと理念を転換している。制定年と抜本改正年の両方を押さえておきたい。
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問44.中小企業の定義(製造業)として正しいのはどれか。
- ア.資本金1億円以下or従業員100人以下
- イ.資本金3億円以下or従業員300人以下
- ウ.資本金5億円以下or従業員500人以下
- エ.資本金10億円以下or従業員1000人以下
正解:イ.資本金3億円以下or従業員300人以下
解説:製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下で、いずれか一方を満たせば中小企業に該当する。卸売業は1億円以下または100人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下と業種で異なるので、セットで覚える。
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問45.小規模企業者(製造業)の定義として正しいのはどれか。
- ア.5人以下
- イ.100人以下
- ウ.20人以下
- エ.50人以下
正解:ウ.20人以下
解説:小規模企業者は製造業その他が従業員20人以下、商業・サービス業が5人以下(中小企業基本法2条5項)。中小企業の定義と違って資本金は用いず従業員数だけで判定する点も押さえる。この層に焦点を当てた小規模企業振興基本法も制定されている。
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問46.中小企業白書の発行元として正しいのはどれか。
- ア.経済産業省全体
- イ.厚生労働省
- ウ.総務省
- エ.中小企業庁
正解:エ.中小企業庁
解説:中小企業白書は中小企業庁が毎年発行する公式報告書。中小企業の動向・政策評価・分析データの公式情報源。
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問47.中小企業基本法の3つの基本方針として正しい組合せはどれか。
- ア.経営革新・基盤強化・環境整備
- イ.成長・安定・撤退
- ウ.攻撃・防御・撤退
- エ.資本・労働・技術
正解:ア.経営革新・基盤強化・環境整備
解説:1999年の抜本改正で示された3本柱で、新事業展開などの経営革新、人材・技術・資金といった経営基盤の強化、取引の適正化や資金供給の円滑化といった経営環境の整備。格差是正から自助努力の支援へと政策の軸足を移したことを表している。
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問48.事業承継支援の根拠法として正しいのはどれか。
- ア.中小企業基本法
- イ.経営承継円滑化法
- ウ.会社法
- エ.民法
正解:イ.経営承継円滑化法
解説:2008年制定の経営承継円滑化法。自社株式の評価額が高いと相続税・贈与税の負担が重く、遺留分をめぐって株式が分散する恐れもあるため、非上場株式等の納税猶予・免除制度、遺留分に関する民法の特例、金融支援という3つの柱で承継の障害を取り除いている。
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問49.小規模企業共済の掛金の税制優遇として正しいのはどれか。
- ア.所得控除なし
- イ.税優遇なし
- ウ.部分控除
- エ.全額所得控除
正解:エ.全額所得控除
解説:掛金は全額が小規模企業共済等掛金控除として所得から差し引ける(年額最大84万円)。積立時に節税でき、受取時も退職所得または公的年金等の雑所得として扱われるため税負担が軽い。この二重の優遇が制度の大きな利点になっている。
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問50.経営セーフティ共済の掛金の税制処理として正しいのはどれか。
- ア.全額損金算入可
- イ.部分損金
- ウ.所得税のみ
- エ.税優遇なし
正解:ア.全額損金算入可
解説:経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の掛金は全額を損金(個人事業主は必要経費)に算入できる。取引先が倒産した際に掛金総額の10倍まで無担保・無保証人で借入ができ、連鎖倒産を防ぐ安全網として機能する。
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問51.小規模企業共済の掛金範囲として正しいのはどれか。
- ア.月100〜1,000円
- イ.月1,000〜70,000円
- ウ.月10,000〜100,000円
- エ.月50,000〜200,000円
正解:イ.月1,000〜70,000円
解説:小規模企業共済掛金=月1,000円〜70,000円。年84万円まで全額所得控除。
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問52.ものづくり補助金の対象として正しいのはどれか。
- ア.大企業のみ
- イ.研究機関のみ
- ウ.中小企業の革新的サービス・試作品開発
- エ.個人事業主のみ
正解:ウ.中小企業の革新的サービス・試作品開発
解説:ものづくり補助金は中小企業・小規模事業者が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善に取り組むための設備投資等を支援する制度。大企業や研究機関のための制度ではなく、付加価値額の引上げなど成果目標を伴う事業計画の策定が求められる。
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問53.商工会・商工会議所の性格として正しいのはどれか。
- ア.非営利・公益的団体
- イ.民間営利企業
- ウ.政府部局
- エ.株式会社
正解:ア.非営利・公益的団体
解説:商工会は商工会法、商工会議所は商工会議所法に基づく非営利の公益的団体で、地域の商工業者を会員として経営指導や補助金申請の支援を行う。営利を目的とする企業でも、行政機関そのものでもない中間的な存在である。
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問54.『よろず支援拠点』の特徴として正しいのはどれか。
- ア.有料相談
- イ.無料相談(中小企業庁委託)
- ウ.会員制
- エ.営利目的
正解:イ.無料相談(中小企業庁委託)
解説:よろず支援拠点は中小企業庁の委託により全国の都道府県に設置された無料の経営相談窓口。会員制でも営利目的でもなく、売上拡大から資金繰り・事業承継まで分野を限定せず、回数の制限もなく何度でも相談できる点が特徴である。
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問55.中小機構の性格として正しいのはどれか。
- ア.完全民間企業
- イ.政府部局
- ウ.独立行政法人(政策実施機関)
- エ.株式会社
正解:ウ.独立行政法人(政策実施機関)
解説:中小機構(中小企業基盤整備機構)は独立行政法人であり、国の中小企業政策を現場で実行する中核機関。小規模企業共済・経営セーフティ共済の運営、専門家派遣、インキュベーション施設の提供、情報発信などを担う。民間企業でも国の内部部局でもない。
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問56.最低賃金の決定方法として正しいのはどれか。
- ア.全国一律
- イ.労働者判断
- ウ.個別企業判断
- エ.地域別・産業別
正解:エ.地域別・産業別
解説:最低賃金法に基づき、すべての労働者に適用される都道府県ごとの地域別最低賃金と、特定の産業について定める特定(産業別)最低賃金の2種類が定められる。労使と公益委員からなる審議会の議論を経て毎年改定され、企業や労働者が個別に決められるものではない。
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問57.特定技能制度の創設年として正しいのはどれか。
- ア.2019年
- イ.2015年
- ウ.2010年
- エ.2024年
正解:ア.2019年
解説:特定技能制度=2019年4月施行。介護・建設・農業・外食等の特定産業分野で外国人材受入れ。
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問58.事業再構築補助金の対象として正しいのはどれか。
- ア.大企業のみ
- イ.中小企業・中堅企業
- ウ.個人のみ
- エ.政府機関のみ
正解:イ.中小企業・中堅企業
解説:事業再構築補助金=中小企業・中堅企業向け。コロナ禍後の新分野展開・業態転換等を支援。
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問59.小規模事業者持続化補助金の申請ルートとして正しいのはどれか。
- ア.直接申請
- イ.税務署経由
- ウ.商工会・商工会議所経由
- エ.金融機関経由
正解:ウ.商工会・商工会議所経由
解説:小規模事業者持続化補助金=商工会・商工会議所経由で申請。販路開拓・生産性向上を支援。
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問60.中小企業の海外展開支援の主要機関として正しいのはどれか。
- ア.厚労省
- イ.国土交通省
- ウ.税務署
- エ.ジェトロ(経産省所管)
正解:エ.ジェトロ(経産省所管)
解説:経済産業省所管の独立行政法人ジェトロ(日本貿易振興機構)が中心となり、海外市場情報の提供、専門家による相談、商談会でのマッチング、海外事務所を通じた支援などを行う。厚生労働省は労働・雇用、国土交通省は交通・国土、税務署は徴税を所管しており、海外展開支援の主体ではない。
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問61.中小企業組合制度の対象として正しいのはどれか。
- ア.大企業のみ
- イ.中小企業(相互扶助・共同事業)
- ウ.個人事業主のみ
- エ.公的機関のみ
正解:イ.中小企業(相互扶助・共同事業)
解説:中小企業組合制度=中小企業の相互扶助・共同事業のための制度。事業協同組合・企業組合等。
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問62.公開会社は譲渡制限なしの株式会社で、取締役会設置が義務である。
正解:○(正しい)
解説:公開会社とは発行株式の全部または一部に譲渡制限がない会社をいい、株主が広く分散して個々の株主による監督が期待しにくいため、取締役会という合議体による意思決定と相互監督が義務づけられる(会社法327条1項1号)。全株式譲渡制限会社では取締役会は任意設置となる。
根拠:会社法 第327条 (出典: e-Gov法令検索)
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問63.株主総会の特別決議は議決権の3分の2以上の賛成で可決される。
正解:○(正しい)
解説:会社法309条2項。議決権の過半数を持つ株主が出席し、出席株主の議決権の3分の2以上の賛成が必要。定款変更・組織再編・解散など株主の利害に重大な影響を与える事項に要求され、過半数で決する普通決議より要件が加重されている。
根拠:会社法 第309条 (出典: e-Gov法令検索)
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問64.取締役の任期は原則2年で、非公開会社では定款で最長10年に延長可能。
正解:○(正しい)
解説:会社法332条。選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結時までが原則で、全株式譲渡制限会社に限り定款で最長10年まで伸長できる。株主が定期的に信任を問える仕組みと、地位の安定とのバランスを取っている。
根拠:会社法 第332条 (出典: e-Gov法令検索)
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問65.特許権の存続期間は出願日から原則20年である。
正解:○(正しい)
解説:特許法67条。起算点が登録日ではなく出願日である点が重要で、審査に時間がかかるほど実際に権利を行使できる期間は短くなる。医薬品・農薬のように行政上の承認を待つ間実施できないものは、最大5年の延長登録が認められる。
根拠:特許法 第67条 (出典: e-Gov法令検索)
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問66.著作権は無方式主義で創作と同時に発生し、保護期間は著作者の死後70年である。
正解:○(正しい)
解説:著作権は創作した時点で手続なしに発生し(無方式主義)、保護期間は著作者の死後70年(著作権法51条)。2018年のTPP11発効に伴う改正で50年から70年に延長された。登録を要する特許・意匠・商標との最大の違いが無方式主義にある。
根拠:著作権法 第51条 (出典: e-Gov法令検索)
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問67.商標権は登録から10年で更新可能(半永久的保護可)。
正解:○(正しい)
解説:商標法19条。設定登録から10年だが、更新登録の申請により何度でも10年ずつ延長でき、事実上半永久的に保護できる。商標が保護するのは創作ではなく蓄積された業務上の信用なので、期間を区切って消滅させる必要がないためである。
根拠:商標法 第19条 (出典: e-Gov法令検索)
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問68.不正競争防止法は事業者間の不正競争行為を禁止する法律である。
正解:○(正しい)
解説:登録された権利がなくても、周知・著名な表示の冒用、商品形態の模倣、営業秘密の侵害、原産地等の誤認表示、競争者の信用を害する虚偽事実の告知といった行為を不正競争として差止め・損害賠償の対象とする。登録を前提とする産業財産権を補完する役割を担う。
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問69.営業秘密の3要件は秘密管理性・有用性・非公知性である。
正解:○(正しい)
解説:営業秘密3要件(不競法2条6項):①秘密管理性②有用性③非公知性。3要件すべてを満たす情報が法的保護対象。
根拠:不正競争防止法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問70.民法上の契約は申込みと承諾の意思表示の合致により成立する。
正解:○(正しい)
解説:民法522条1項。契約は申込みに対して相手方が承諾したときに成立し、原則として書面などの方式は不要(同条2項=方式の自由)。ただし保証契約(446条2項)のように、慎重な判断を求めるため例外的に書面を要求する契約もある。
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問71.債権の消滅時効は知った時から5年または権利行使可能時から10年のいずれか早い方(2020年改正後)。
正解:○(正しい)
解説:民法改正(2020年4月施行)で消滅時効を「権利行使可能を知った時から5年または権利行使可能から10年」に統一。
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問72.会社法は1990年に施行された。
正解:×(誤り)
解説:誤り。会社法は2005年に成立し2006年5月に施行された。それまで商法第2編・有限会社法などに分かれていた規律を統合したもので、最低資本金制度の廃止や機関設計の柔軟化もこのとき実現した。
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問73.大会社の定義は資本金1億円以上である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。大会社は資本金5億円以上または負債総額200億円以上(会社法2条6号)。1億円は法人税法上の中小法人の区分などで使われる数字であって、会社法の大会社の基準ではない。
根拠:会社法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問74.株主総会の特別決議は議決権の過半数で可決される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特別決議は出席した株主の議決権の3分の2以上が必要(会社法309条2項)。過半数で足りるのは普通決議で、定款変更や組織再編のように重大な事項ほど要件が加重される。
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問75.特許権の存続期間は10年である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。特許権の存続期間は出願日から20年(特許法67条)。10年は実用新案権の期間で、無審査で早期に登録される代わりに保護期間が短く設定されている。
根拠:特許法 第67条 (出典: e-Gov法令検索)
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問76.著作権は登録手続きにより発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。著作権は無方式主義により創作した時点で自動的に発生し、登録は権利発生の要件ではない。文化庁の登録制度はあるが、これは譲渡の対抗要件や公表日の推定などのための制度である。
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問77.著作権の保護期間は死後30年である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。著作権の保護期間は著作者の死後70年(著作権法51条)。2018年のTPP11対応の改正で50年から70年に延長された。団体名義の著作物は公表後70年となる。
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問78.商標権は更新不可で10年で消滅する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。商標権は設定登録から10年だが、更新登録の申請により何度でも延長でき、事実上半永久的に保護できる。産業財産権のうち更新できるのは商標だけである。
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問79.不正競争防止法は事業者と消費者間の紛争を対象とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。不正競争防止法が規律するのは事業者間の競争秩序であり、目的も事業者間の公正な競争の確保にある。事業者と消費者の間の紛争は、消費者契約法や特定商取引法、景品表示法などが対応する。
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問80.営業秘密の3要件には公知性が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。営業秘密3要件は『秘密管理性・有用性・非公知性』。公知性は逆(公開されているもの)。
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問81.民法上の契約は書面がなければ成立しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。契約は申込みと承諾の意思表示が合致すれば成立し、書面は原則として不要(民法522条)。保証契約(446条2項)のように、慎重さを求めて例外的に書面を要求する契約があるにとどまる。
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問82.債権の消滅時効は2020年改正後も30年である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。2020年施行の改正民法166条1項により、債権は「権利を行使できることを知った時から5年」または「権利を行使できる時から10年」のいずれか早い方で時効消滅する。30年という期間は定められていない。
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問83.特許権の出願から審査請求の期限は1年以内である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。審査請求の期限は出願日から3年以内(特許法48条の3)。期限を過ぎると出願は取り下げたものとみなされ、以後その出願で権利を得ることはできない。出願公開の1年6月と混同しやすい。
根拠:特許法 第48条の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問84.公開会社では取締役会の設置は任意である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。公開会社では取締役会の設置が義務づけられる(会社法327条1項1号)。株式に譲渡制限がなく株主が広く分散するため、合議体による意思決定と相互監督が必要になるからである。任意設置なのは全株式譲渡制限会社のほう。
根拠:会社法 第327条 (出典: e-Gov法令検索)
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問85.会社法上の大会社の定義として正しいのはどれか。
- ア.資本金1億円以上
- イ.資本金3億円以上
- ウ.資本金5億円以上または負債200億円以上
- エ.資本金10億円以上
正解:ウ.資本金5億円以上または負債200億円以上
解説:会社法2条6号。最終事業年度の貸借対照表上、資本金5億円以上または負債総額200億円以上のいずれかに該当すれば大会社となる。どちらか一方を満たせば該当し、会計監査人の設置義務など重い規制が課される。
根拠:会社法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問86.株主総会の特別決議の要件として正しいのはどれか。
- ア.過半数
- イ.全員一致
- ウ.4分の3以上
- エ.3分の2以上
正解:エ.3分の2以上
解説:会社法309条2項の特別決議は、議決権の過半数を持つ株主が出席し、出席株主の議決権の3分の2以上の賛成が必要。過半数は普通決議、全員一致や頭数要件を伴う要件は特殊決議で、それぞれ対象となる事項の重大性に応じて使い分けられている。
根拠:会社法 第309条 (出典: e-Gov法令検索)
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問87.特許権の存続期間として正しいのはどれか。
- ア.20年
- イ.15年
- ウ.10年
- エ.25年
正解:ア.20年
解説:特許法67条により出願日から20年。登録日起算ではないため、審査が長引くほど実際に権利行使できる期間は短くなる。10年は実用新案権、25年は意匠権(2020年改正後)の存続期間なので、まとめて整理して覚える。
根拠:特許法 第67条 (出典: e-Gov法令検索)
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問88.著作権の保護期間として正しいのはどれか(2018年改正後)。
- ア.死後30年
- イ.死後70年
- ウ.死後50年
- エ.永久
正解:イ.死後70年
解説:著作権法51条により著作者の死後70年。2018年のTPP11発効に伴う改正で50年から70年に延長された。団体名義の著作物や映画の著作物は著作者の死亡を基準にできないため、公表後70年という別の規定が置かれている。
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問89.商標権の特徴として正しいのはどれか。
- ア.更新不可
- イ.永久権
- ウ.10年ごとに更新可能
- エ.20年で消滅
正解:ウ.10年ごとに更新可能
解説:商標法19条により設定登録から10年だが、更新登録の申請によって何度でも10年ずつ延長でき、事実上半永久的に保護できる。産業財産権のうち更新できるのは商標だけで、これは商標が創作ではなく業務上の信用を保護する権利だからである。
根拠:商標法 第19条 (出典: e-Gov法令検索)
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問90.営業秘密の3要件として正しい組合せはどれか。
- ア.公知性・有用性・新規性
- イ.新規性・進歩性・産業利用可能性
- ウ.識別力・登録性・有用性
- エ.秘密管理性・有用性・非公知性
正解:エ.秘密管理性・有用性・非公知性
解説:不競法2条6項。秘密として管理されていること(秘密管理性)、事業活動に有用な技術上・営業上の情報であること(有用性)、公然と知られていないこと(非公知性)の3つをすべて満たす必要がある。新規性・進歩性は特許、識別力は商標の要件であって営業秘密には求められない。
根拠:不正競争防止法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問91.民法上の契約成立要件として正しいのはどれか。
- ア.申込みと承諾の意思表示の合致
- イ.承諾のみ
- ウ.申込みのみ
- エ.書面契約
正解:ア.申込みと承諾の意思表示の合致
解説:民法522条1項により、申込みに対して相手方が承諾したときに成立する。同条2項は方式の自由を定めており、書面は原則として不要。申込みだけ、あるいは承諾だけでは意思表示が合致していないので成立しない。
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問92.債権の消滅時効(2020年改正後)として正しいのはどれか。
- ア.1年
- イ.5年または10年のいずれか早い方
- ウ.30年
- エ.永久に時効なし
正解:イ.5年または10年のいずれか早い方
解説:2020年改正:知った時から5年または権利行使可能時から10年のいずれか早い方。
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問93.信用保証協会は中小企業の借入を保証する公的機関である。
正解:○(正しい)
解説:信用力や担保が乏しい中小企業が民間金融機関から借り入れる際に、公的機関である信用保証協会が保証を付けて借入を可能にする仕組み(信用補完制度)。全国の都道府県と一部の市に設置されている。万一返済できなくなった場合は協会が代位弁済し、その後企業に求償する。
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問94.セーフティネット保証制度は経営困難な中小企業を信用補完で支援する制度である。
正解:○(正しい)
解説:取引先の倒産、災害、景気の悪化による特定業種の不振など、自らの努力だけでは避けられない事情で経営が悪化した中小企業に対し、通常の保証枠とは別枠で信用保証を付ける制度。市区町村長の認定を受けたうえで利用する。危機時の資金繰りを支える安全網として機能する。
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問95.信用保証協会は民間銀行である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。信用保証協会は信用保証協会法に基づく公的機関で、民間銀行ではない。中小企業の借入に保証を付けて信用を補完する役割を担い、融資そのものは民間金融機関が行う。
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問96.セーフティネット保証制度は健全企業向けの優遇制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セーフティネット保証は、取引先の倒産・災害・業況悪化など自らの責めによらない事情で経営が困難になった中小企業を支援する制度。健全企業を優遇するものではなく、危機時の資金繰りを支える安全網である。
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問97.信用保証協会の特徴として正しいのはどれか。
- ア.民間銀行
- イ.証券会社
- ウ.公的機関(信用補完)
- エ.政府部局
正解:ウ.公的機関(信用補完)
解説:信用保証協会は信用保証協会法に基づく公的機関で、全国の都道府県と一部の市に設置されている。中小企業の借入に保証を付けて信用を補完するのが役割であり、自ら融資する銀行でも、証券会社でも、行政組織そのものでもない。
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問98.セーフティネット保証制度の対象として正しいのはどれか。
- ア.経営困難な中小企業(信用補完)
- イ.健全な中小企業
- ウ.大企業
- エ.個人
正解:ア.経営困難な中小企業(信用補完)
解説:セーフティネット保証=経営困難な中小企業を信用補完で支援。景気悪化・災害時等に活用。
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問99.指名委員会等設置会社では取締役会の中に指名・監査・報酬の3委員会を置き、業務執行は執行役が担う。
正解:○(正しい)
解説:会社法2条12号・418条。社外取締役過半数の3委員会と執行役による業務執行分離が特徴。
根拠:会社法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問100.監査等委員会設置会社は監査等委員である取締役が監査を担い、3名以上・過半数は社外取締役でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:会社法331条6項。2015年改正導入。社外取締役活用と機関設計簡素化の両立を狙う。
根拠:会社法 第331条 (出典: e-Gov法令検索)
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問101.取締役は会社に対して善管注意義務(民法644条準用)と忠実義務(会社法355条)を負う。
正解:○(正しい)
解説:会社と取締役の関係は委任に関する規定に従うため(会社法330条)民法644条の善管注意義務を負い、あわせて355条が忠実義務を定める。両者は実質的に同じ内容とするのが通説。なお、十分な情報に基づき合理的な過程を経た判断であれば結果的に失敗しても責任を負わないとする経営判断原則がある。
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問102.取締役の競業避止義務違反による取引は、取締役会または株主総会の承認を得れば適法に行える。
正解:○(正しい)
解説:取締役が会社の事業の部類に属する取引を自己または第三者のために行うと、会社の顧客や事業機会を奪う危険があるため、重要な事実を開示して承認を得る必要がある(会社法356条1項1号、取締役会設置会社では365条1項により取締役会)。承認なく行えば任務懈怠として損害賠償責任を問われうる。
根拠:会社法 第356条 (出典: e-Gov法令検索)
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問103.株主代表訴訟は6か月以上保有株主が、まず会社に提訴請求し60日以内に提訴しない場合に提起できる。
正解:○(正しい)
解説:会社法847条。取締役の責任を会社が追及しないとき、株主が会社に代わって提訴できる制度。まず会社に対し提訴を請求し、60日以内に会社が訴えを提起しない場合に株主自身が提起できる。公開会社では6か月以上の継続保有が必要だが、非公開会社にはこの保有期間要件がない。
根拠:会社法 第847条 (出典: e-Gov法令検索)
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問104.吸収合併の対価は存続会社の株式に限らず、金銭・社債・親会社株式等を柔軟に交付できる(対価柔軟化)。
正解:○(正しい)
解説:2005年会社法で対価柔軟化。三角合併(親会社株式交付)も可能となり買収手法が多様化。
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問105.株式交付は2019年改正で導入された、他社を子会社化するために自社株式を対価とする組織再編行為である。
正解:○(正しい)
解説:会社法774条の2以下。株式交換と異なり完全子会社化までは不要で部分的子会社化が可能。
根拠:会社法 第774条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問106.拒否権付株式(黄金株)は株主総会等の特定決議事項について拒否権を行使できる種類株式である。
正解:○(正しい)
解説:会社法108条1項8号。事業承継や買収防衛に活用されるが公開会社では原則発行不可。
根拠:会社法 第108条 (出典: e-Gov法令検索)
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問107.剰余金の配当には分配可能額の規制があり、純資産額300万円未満の場合は配当できない。
正解:○(正しい)
解説:会社法458条。配当は分配可能額の範囲内でしか行えず、加えて純資産額が300万円を下回る場合は分配可能額があっても配当できない。最低資本金制度が廃止された代わりに、債権者保護のための最低限の歯止めとして置かれた規制である。
根拠:会社法 第458条 (出典: e-Gov法令検索)
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問108.職務発明について、契約・勤務規則等で予め使用者帰属を定めた場合、特許を受ける権利は発生時から使用者に帰属する。
正解:○(正しい)
解説:特許法35条3項。特許を受ける権利は原則として発明した従業者に帰属するが、契約・勤務規則等であらかじめ定めておけば発生した時から使用者に帰属させることができる(2015年改正)。この場合、従業者は相当の利益を受ける権利を持つ(同条4項)。定めがなければ従業者帰属のままである点に注意。
根拠:特許法 第35条 (出典: e-Gov法令検索)
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問109.地域団体商標は事業協同組合・農協等が地域名+商品名の商標を出願できる制度で、識別力要件が緩和される。
正解:○(正しい)
解説:商標法7条の2。「地域名+商品名」は本来は産地表示にすぎず識別力がないため登録できないが、地域ブランドを保護する必要から、事業協同組合・農協・商工会などの団体に限り、一定の周知性を条件に登録を認める。個人や一般の株式会社は出願できない。
根拠:商標法 第7条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問110.著作物の引用は公正な慣行に合致し、報道・批評・研究等の正当な範囲内なら著作権者の許諾なく可能である。
正解:○(正しい)
解説:著作権法32条1項。公表された著作物であること、引用部分が明瞭に区別されていること、自分の記述が主で引用が従であること、目的上正当な範囲内であること、公正な慣行に合致することが要件で、あわせて48条により出所の明示が必要になる。
根拠:著作権法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)
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問111.定型約款は2020年民法改正で導入された概念で、相手方が個別条項を認識していなくても合意したものとみなされる。
正解:○(正しい)
解説:民法548条の2。不特定多数を相手とする定型的な取引では個別条項を逐一確認させることが現実的でないため、定型約款を契約の内容とする旨の表示等があれば個別条項にも合意したとみなす。ただし相手方の権利を制限し利益を一方的に害する不当な条項は、合意しなかったものとみなされ組み入れられない。
根拠:民法 第548条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問112.監査等委員会設置会社の監査等委員は2名以上で全員が社内取締役でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。監査等委員である取締役は3名以上で、その過半数は社外取締役でなければならない(会社法331条6項)。取締役会の中に監査を担う委員を置くことで、監査役会設置会社より社外役員の人数負担を抑えつつ監督機能を確保する仕組みである。
根拠:会社法 第331条 (出典: e-Gov法令検索)
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問113.株主総会の普通決議は議決権の3分の2以上の賛成が必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。普通決議は、議決権の過半数を持つ株主が出席し、出席株主の議決権の過半数の賛成で成立する。3分の2以上を要するのは特別決議であり、定款変更や組織再編など重大な事項に限られる。
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問114.取締役の利益相反取引は取締役会または株主総会の事前承認なしに当然に行える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは事前承認が必要(会社法356条1項2号・3号)。違反時は任務懈怠責任。
根拠:会社法 第356条 (出典: e-Gov法令検索)
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問115.株主代表訴訟は提訴株主が会社の損害賠償金を直接受け取る制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。株主代表訴訟で勝訴しても賠償金は会社に支払われ、提訴株主が直接受け取ることはできない。株主は会社の損害を回復させるために会社に代わって訴えを提起する立場だからである。株主は勝訴した場合に必要な費用や弁護士報酬の相当額を会社に請求できるにとどまる。
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問116.株式交付制度は2005年会社法制定時に導入された制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは2019年改正で導入(2021年施行)。株式交換に比べ柔軟な子会社化手段。
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問117.剰余金の配当は純資産額に関係なく自由に行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは分配可能額の範囲内かつ純資産300万円以上が必要(会社法458条)。
根拠:会社法 第458条 (出典: e-Gov法令検索)
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問118.職務発明の特許を受ける権利は契約等で定めても発明者個人に帰属し続ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは契約・勤務規則等で予め使用者帰属とする定めがあれば、発生時から使用者帰属(特許法35条3項)。
根拠:特許法 第35条 (出典: e-Gov法令検索)
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問119.著作物の引用には著作権者の事前許諾が必ず必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは著作権法32条の要件(公正な慣行・正当な範囲・出所明示等)を満たせば許諾不要。
根拠:著作権法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)
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問120.民法上の定型約款はどんな条項であっても無条件に契約内容となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは相手方の権利を制限し義務を加重する不当条項は組入れが否定される(民法548条の2第2項)。
根拠:民法 第548条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問121.消費者契約法に基づき不当条項とされた条項は契約全体を無効にする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消費者契約法が定めるのは不当条項の効力を否定することであり、無効になるのはその条項だけで契約全体は有効に存続する(一部無効)。契約全体を無効にしてしまうと、かえって消費者が受け取るはずの給付まで失われかねないためである。
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問122.指名委員会等設置会社における各委員会の構成として正しいのはどれか。
- ア.委員3名以上、過半数が社外取締役
- イ.委員5名固定、社外不要
- ウ.委員2名、全員が社外取締役
- エ.委員3名以上、全員が社内取締役
正解:ア.委員3名以上、過半数が社外取締役
解説:会社法400条。指名委員会・監査委員会・報酬委員会はいずれも取締役3名以上で構成し、その過半数は社外取締役でなければならない。社外者が多数を占めることで、業務執行を担う執行役から独立した監督を実現する狙いがある。
根拠:会社法 第400条 (出典: e-Gov法令検索)
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問123.公開会社における取締役の任期として正しいのはどれか。
- ア.選任後1年以内の最終事業年度の定時総会終結時まで
- イ.選任後2年以内の最終事業年度の定時総会終結時まで
- ウ.選任後5年以内の定時総会終結時まで
- エ.選任後10年以内の定時総会終結時まで
正解:イ.選任後2年以内の最終事業年度の定時総会終結時まで
解説:会社法332条1項により、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までが原則。10年まで伸長できるのは全株式譲渡制限会社に限られるため、公開会社では原則どおり2年となる。
根拠:会社法 第332条 (出典: e-Gov法令検索)
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問124.種類株式のうち会社が一定事由発生時に取得する権利を持つものはどれか。
- ア.拒否権付株式
- イ.取得請求権付株式
- ウ.取得条項付株式
- エ.議決権制限株式
正解:ウ.取得条項付株式
解説:会社法108条1項6号・107条1項3号。会社が一定の事由の発生を条件として株式を取得できるのは『取得条項付株式』。なお『取得請求権付株式』は株主の側から会社へ取得を請求できる株式で、取得の主導権が逆になる。
根拠:会社法 第108条 (出典: e-Gov法令検索)
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問125.募集株式の発行で、特定の第三者に有利発行する場合に必要な株主総会決議はどれか。
- ア.決議不要
- イ.普通決議
- ウ.特殊決議
- エ.特別決議
正解:エ.特別決議
解説:払込金額が特に有利な第三者割当ては、既存株主の持分価値を希薄化させるため、公開会社であっても株主総会の特別決議が必要になる(会社法199条2項・201条1項、309条2項5号)。取締役はその総会で有利発行を必要とする理由を説明しなければならない。
根拠:会社法 第199条 (出典: e-Gov法令検索)
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問126.特許出願後、審査請求できる期間として正しいのはどれか。
- ア.出願日から3年以内
- イ.出願日から5年以内
- ウ.出願日から1年以内
- エ.いつでも可
正解:ア.出願日から3年以内
解説:特許法48条の3により出願日から3年以内。日本は審査請求主義を採るため、この期間内に請求しなければ出願は取り下げたものとみなされ権利化できない。全出願を審査する負担を避け、事業上必要なものだけを審査に乗せる仕組みである。
根拠:特許法 第48条の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問127.不正競争防止法の周知表示混同惹起行為の要件として誤っているのはどれか。
- ア.他人の周知な商品等表示と同一・類似
- イ.全国的に著名であること
- ウ.需要者間で混同を生じさせるおそれ
- エ.他人の商品・営業との誤認混同
正解:イ.全国的に著名であること
解説:周知性は地域限定でも可。全国著名が必要なのは著名表示冒用行為(不競法2条1項2号)。
根拠:不正競争防止法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
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問128.国際売買契約に関するインコタームズで売主の負担が最大となる条件はどれか。
- ア.EXW(工場渡し)
- イ.FOB(本船渡し)
- ウ.DDP(関税込み持込渡し)
- エ.CIF(運賃保険料込み)
正解:ウ.DDP(関税込み持込渡し)
解説:インコタームズは費用と危険の分岐点を定める国際的な取引条件。DDPは輸出入の通関手続と関税まで売主が負担して買主の指定場所に持ち込むため売主負担が最大となり、逆に自社の工場や倉庫で引き渡すEXWが最小になる。FOBは本船積込みまで、CIFはそれに運賃と保険料を加えた条件である。
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問129.STP戦略は『Sales・Targeting・Promotion』の3段階である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。STP=『Segmentation・Targeting・Positioning』。
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問130.個人情報保護法は個人情報の適正な取扱いを義務付ける法律である。
正解:○(正しい)
解説:2003年に成立し、個人情報の有用性に配慮しつつ個人の権利利益を保護することを目的とする。利用目的の特定、目的外利用の制限、安全管理措置、第三者提供時の同意取得などを事業者に義務づけ、2022年4月には官民の規律を一本化する改正法が全面施行された。個人情報保護委員会が監督にあたる。
-
問131.コンピュータの5大装置は入力・出力・記憶・演算・制御装置である。
正解:○(正しい)
解説:ノイマン型コンピュータの基本構成は5装置:制御装置・演算装置・記憶装置・入力装置・出力装置。プログラム内蔵方式が特徴。
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問132.RAMは揮発性メモリで電源を切るとデータが消える。
正解:○(正しい)
解説:RAMは電源を切ると記憶内容が失われる揮発性メモリで、CPUが直接読み書きする主記憶に使われる。常に電気的にリフレッシュが必要な安価大容量のDRAMと、高速だが高価なSRAM(キャッシュ用)がある。電源を切っても内容が残る不揮発性メモリはROMやフラッシュメモリ。
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問133.HDDは磁気ディスク、SSDは半導体メモリを使う補助記憶装置である。
正解:○(正しい)
解説:HDDは磁気を帯びた円盤を回転させ磁気ヘッドで読み書きするため、容量あたりの単価が安く大容量化しやすい一方、機械的な駆動部を持つので衝撃に弱く速度も遅い。SSDはフラッシュメモリを使い駆動部がないため高速・静音・耐衝撃だが、容量単価は高くなる。
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問134.TCP/IPはインターネット通信の標準プロトコルスイートである。
正解:○(正しい)
解説:Transmission Control Protocol/Internet Protocol。4層構造。
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問135.HTTPはWebページ通信、HTTPSは暗号化通信のプロトコルである。
正解:○(正しい)
解説:HyperText Transfer Protocol。HTTPSはSSL/TLS暗号化。
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問136.DNSはドメイン名をIPアドレスに変換するシステムである。
正解:○(正しい)
解説:人間が扱いやすいドメイン名と、通信に必要なIPアドレスとを対応づけて相互に変換する仕組み。世界中のDNSサーバが階層的に分担して名前を解決するため、電話帳にたとえられる。DNSが停止すると、サーバ自体が動いていてもドメイン名でアクセスできなくなる。
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問137.クラウドコンピューティングはインターネット経由でITリソースを利用するサービスである。
正解:○(正しい)
解説:自前で設備を持たず、インターネット経由で必要なときに必要な量のITリソースを利用する形態。提供範囲によりインフラのみのIaaS、OS・ミドルウェアまでのPaaS、アプリケーションまでのSaaSに分かれる。初期投資を抑え需要変動に応じて増減できる反面、事業者への依存や可用性の管理が課題になる。
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問138.SaaSはソフトウェアをインターネット経由で提供するサービスである。
正解:○(正しい)
解説:Software as a Service。Office 365・Salesforce等。
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問139.AI・機械学習はデータからパターンを学習しタスクを自動化する技術である。
正解:○(正しい)
解説:人が明示的に手順を書くのではなく、大量のデータから規則性を学習させて判断や予測を行わせる技術。正解ラベル付きデータから学ぶ教師あり学習、ラベルなしデータの構造を見つける教師なし学習、試行錯誤で報酬を最大化する強化学習に大別される。学習に使うデータの質と量が性能を大きく左右する。
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問140.DXはDigital Transformationの略で、デジタル技術による事業変革を指す。
正解:○(正しい)
解説:単なるIT化・デジタル化にとどまらず、デジタル技術とデータを活用して製品・サービス、ビジネスモデル、業務プロセス、組織や企業文化まで変革し、競争優位を確立することを指す。経済産業省のDXレポートは、老朽化した既存システムが変革の足かせになる問題を指摘している。
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問141.情報セキュリティの3要素はCIA(機密性・完全性・可用性)である。
正解:○(正しい)
解説:Confidentiality・Integrity・Availability。情報セキュリティマネジメントの基本。
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問142.フィッシング詐欺は偽サイト等で個人情報・パスワードを盗む詐欺である。
正解:○(正しい)
解説:実在する銀行やサービスを装ったメールやSMSで偽サイトへ誘導し、ID・パスワード・クレジットカード番号などを入力させて盗み取る手口。技術的な侵入ではなく人の心理をつく攻撃なので、送信元やURLを確認する習慣と、盗まれても悪用されにくくする多要素認証が有効な対策になる。
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問143.ランサムウェアはデータを暗号化し身代金を要求するマルウェアである。
正解:○(正しい)
解説:侵入先のファイルを暗号化して使えなくし、復号鍵と引き換えに金銭を要求するマルウェア。近年はデータを盗んだうえで公開すると脅す二重恐喝も増えている。身代金を払っても復旧の保証はないため、隔離した場所へのバックアップ、脆弱性の修正、侵入経路となるVPN機器等の管理が重要になる。
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問144.RAMは不揮発性メモリで電源を切ってもデータが残る。
正解:×(誤り)
解説:誤り。RAMは電源を切ると記憶内容が失われる揮発性メモリで、主記憶として使われる。電源を切っても内容が残る不揮発性メモリはROMやフラッシュメモリ(SSD・USBメモリなど)のほうである。
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問145.HTTPはセキュアな暗号化通信プロトコルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。HTTPは通信内容がそのまま流れる平文の通信で、盗聴・改ざんの危険がある。SSL/TLSによって暗号化とサーバの真正性確認を行うのがHTTPSで、現在は常時HTTPS化が標準になっている。
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問146.DNSはIPアドレスをドメイン名に変換するシステムである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DNSは『ドメイン名→IPアドレス』に変換。逆方向は逆引きDNSという別機能。
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問147.SaaSはハードウェアを提供するサービスである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SaaS=Software as a Serviceで『ソフトウェア』提供。ハードウェアはIaaS。
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問148.DXはDataXtensionの略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。DX=Digital Transformationの略。デジタル技術による事業変革。
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問149.情報セキュリティの3要素にスピードが含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。情報セキュリティの3要素は機密性(Confidentiality)・完全性(Integrity)・可用性(Availability)の頭文字をとったCIA。スピードは含まれない。近年はこれに真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性を加えて7要素とすることもある。
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問150.フィッシング詐欺はマルウェアの一種である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。フィッシングは偽のサイトやメールで利用者を欺き自ら情報を入力させる、人をだます手口(ソーシャルエンジニアリング)。不正なプログラムそのものであるマルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェアなど)とは別の類型である。
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問151.ランサムウェアはデータを暗号化せず単に削除するマルウェアである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ランサムウェアはファイルを暗号化して使えなくし、復号と引き換えに身代金(ransom)を要求するマルウェア。単に削除するのではなく「人質」を取る点が特徴で、近年は盗んだデータの公開をちらつかせる二重恐喝も増えている。
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問152.クラウドコンピューティングは内部サーバーのみで運用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。クラウドは『インターネット経由』でITリソース利用。内部サーバーはオンプレミス。
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問153.AI・機械学習は予めプログラムされたルールのみで動作する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AI/機械学習は『データからパターンを学習』して動作。ルールベースのみとは異なる。
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問154.コンピュータの5大装置に通信装置は含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コンピュータの5大装置は入力・出力・記憶・演算・制御。演算装置と制御装置がCPUにあたり、この5つで処理の流れが完結する。通信装置は外部とやりとりするための周辺機能であって、5大装置には含まれない。
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問155.TCP/IPは1つの単一プロトコルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TCP/IPは『プロトコル群(スイート)』。4層構造の複数プロトコルから構成。
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問156.個人情報保護法は事業者間取引のみを対象とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。個人情報保護法は、事業者による個人情報の取扱い全般を対象とする。2022年4月施行の改正で民間・行政機関・独立行政法人の規律が一本化され、個人情報保護委員会が一元的に監督する体制になった。事業者間の不正競争を扱うのは不正競争防止法である。
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問157.コンピュータの5大装置に該当しないものはどれか。
- ア.入力装置
- イ.出力装置
- ウ.通信装置
- エ.記憶装置
正解:ウ.通信装置
解説:5大装置は入力・出力・記憶・演算・制御で、演算装置と制御装置がCPUにあたる。通信装置は外部とやりとりするための周辺機能であり、コンピュータの基本構成としての5大装置には含まれない。
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問158.RAMの特徴として正しいのはどれか。
- ア.不揮発性
- イ.光ディスク
- ウ.読み込み専用
- エ.揮発性(電源を切ると消える)
正解:エ.揮発性(電源を切ると消える)
解説:RAM=Random Access Memoryは揮発性メモリ。電源を切るとデータ消失。
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問159.TCP/IPの説明として正しいのはどれか。
- ア.インターネット通信のプロトコル群(スイート)
- イ.クラウドサービス
- ウ.データベース
- エ.単一プロトコル
正解:ア.インターネット通信のプロトコル群(スイート)
解説:TCP/IPは単一の規約ではなく、IP・TCP・UDP・HTTP・DNSなど多数のプロトコルからなる集合体(プロトコルスイート)。ネットワークインタフェース層・インターネット層・トランスポート層・アプリケーション層の4層で構成され、インターネットの事実上の標準として使われている。
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問160.DNSの機能として正しいのはどれか。
- ア.IPアドレス→ドメイン名変換のみ
- イ.ドメイン名→IPアドレス変換
- ウ.データ圧縮
- エ.暗号化
正解:イ.ドメイン名→IPアドレス変換
解説:DNS=Domain Name Systemはドメイン名→IPアドレス変換(インターネットの電話帳)。
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問161.クラウドサービスの3層として該当しないものはどれか。
- ア.IaaS(インフラ)
- イ.PaaS(プラットフォーム)
- ウ.DaaS(データのみ)
- エ.SaaS(ソフトウェア)
正解:ウ.DaaS(データのみ)
解説:クラウドの3層=IaaS・PaaS・SaaS。DaaSは別概念(Desktop as a Service等)。
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問162.SaaSの例として正しいものはどれか。
- ア.Amazon EC2
- イ.Microsoft Azure
- ウ.内部サーバー
- エ.Office 365・Salesforce
正解:エ.Office 365・Salesforce
解説:SaaS=Software as a Service。Office 365・Salesforce・Slack等。IaaSはEC2等。
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問163.DXの正式名称として正しいのはどれか。
- ア.Digital Transformation
- イ.Data eXtension
- ウ.Database eXtension
- エ.Distribution X
正解:ア.Digital Transformation
解説:DX=Digital Transformation(デジタル技術による事業変革)。
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問164.情報セキュリティの3要素(CIA)として正しい組合せはどれか。
- ア.コスト・効率・速度
- イ.機密性・完全性・可用性
- ウ.計画・実行・評価
- エ.制御・統合・分析
正解:イ.機密性・完全性・可用性
解説:CIA=Confidentiality(機密性)・Integrity(完全性)・Availability(可用性)。
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問165.フィッシング詐欺の特徴として正しいのはどれか。
- ア.物理的盗難
- イ.コンピュータウイルス
- ウ.偽サイト等で個人情報を盗む詐欺
- エ.DoS攻撃
正解:ウ.偽サイト等で個人情報を盗む詐欺
解説:フィッシング詐欺=偽サイト・偽メール等で個人情報・パスワードを盗む詐欺。なりすまし攻撃。
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問166.ランサムウェアの特徴として正しいのはどれか。
- ア.データを単に削除
- イ.データを増幅
- ウ.データを公開
- エ.データを暗号化して身代金要求
正解:エ.データを暗号化して身代金要求
解説:ランサムウェア=データを暗号化し復号と引き換えに身代金を要求するマルウェア。近年急増中。
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問167.HDDとSSDの違いとして正しいのはどれか。
- ア.HDD=磁気ディスク・SSD=半導体メモリ
- イ.両方とも光ディスク
- ウ.両方とも磁気ディスク
- エ.HDD=半導体・SSD=磁気
正解:ア.HDD=磁気ディスク・SSD=半導体メモリ
解説:HDD=磁気ディスク(大容量・低コスト)、SSD=半導体メモリ(高速・耐衝撃)。
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問168.AI・機械学習の特徴として正しいのはどれか。
- ア.ルールベースのみ
- イ.データからパターンを学習し自動化
- ウ.完全に人間並みの汎用知能
- エ.記号操作のみ
正解:イ.データからパターンを学習し自動化
解説:AI/機械学習=データからパターンを学習しタスクを自動化。教師あり/なし/強化学習。
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問169.HTTPとHTTPSの違いとして正しいのはどれか。
- ア.両方とも暗号化
- イ.両方とも平文
- ウ.HTTP=平文・HTTPS=暗号化(SSL/TLS)
- エ.HTTP=暗号化・HTTPS=平文
正解:ウ.HTTP=平文・HTTPS=暗号化(SSL/TLS)
解説:HTTPは通信内容がそのまま流れる平文通信で盗聴・改ざんの危険がある。HTTPSはSSL/TLSにより通信を暗号化し、あわせてサーバ証明書で接続先の真正性も確認できる。現在は個人情報を扱わないページも含め常時HTTPS化が標準になっている。
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問170.個人情報保護法の対象として正しいのはどれか。
- ア.事業者間取引のみ
- イ.海外取引のみ
- ウ.公的機関のみ
- エ.個人情報の取扱い全般
正解:エ.個人情報の取扱い全般
解説:個人情報保護法は事業者による個人情報の取扱い全般を対象とし、2022年4月施行の改正で民間・行政機関・独立行政法人の規律が一本化された。特定の取引形態や国内外の別によって適用範囲が限られるものではなく、個人情報保護委員会が一元的に監督する。
-
問171.IT導入補助金は中小企業のIT化を支援する補助金である。
正解:○(正しい)
解説:中小企業・小規模事業者が業務効率化や売上向上のためにITツールを導入する費用の一部を補助する制度。あらかじめ登録されたIT導入支援事業者とITツールの中から選んで申請する仕組みで、単なる機器購入ではなく生産性向上につながる導入を後押しすることが目的になっている。
-
問172.DX推進は中小企業政策の重点課題で、各種補助金・支援制度が整備されている。
正解:○(正しい)
解説:中小企業は人材・資金の制約からデジタル化が遅れやすく、放置すると取引や採用の面で不利になる。そこでIT導入補助金やものづくり補助金、専門家派遣、情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)の認定など、導入費用と知見の両面を支える施策が整えられている。
-
問173.中小企業政策にDX推進は含まれない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業のデジタル化の遅れは生産性の課題に直結するため、DX推進は中小企業政策の重点課題に位置づけられている。IT導入補助金やものづくり補助金、専門家派遣などの支援策が用意されている。
-
問174.IT導入補助金の目的として正しいのはどれか。
- ア.IT制限
- イ.個人IT利用
- ウ.大企業のIT化
- エ.中小企業のIT化・DX推進
正解:エ.中小企業のIT化・DX推進
解説:中小企業・小規模事業者がITツールを導入する費用の一部を補助し、業務効率化や売上向上につなげることを目的とする制度。大企業や個人の私的なIT利用は対象外で、IT活用を制限するものでもない。登録されたIT導入支援事業者とツールの中から選んで申請する。
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問175.SECIモデルの4プロセスとして該当しないものはどれか。
- ア.共同化(Socialization)
- イ.選別化(Selection)
- ウ.連結化(Combination)
- エ.表出化(Externalization)
正解:イ.選別化(Selection)
解説:正しい4要素はSocialization・Externalization・Combination・Internalization。
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問176.データベースの第3正規形は推移的関数従属を排除した状態であり、すべての非キー属性が主キーに直接従属する。
正解:○(正しい)
解説:第3正規形では、非キー属性が別の非キー属性を介して主キーに従属する状態(推移的関数従属)を排除し、すべての非キー属性が主キーに直接従属するようにする。これにより同じ情報が複数行に重複せず、更新・挿入・削除の際に矛盾が生じる更新時異常を防げる。
-
問177.トランザクションのACID特性とは原子性・一貫性・独立性(隔離性)・耐久性の4要素を指す。
正解:○(正しい)
解説:Atomicity・Consistency・Isolation・Durability。DBMS信頼性の基本概念。
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問178.OSI参照モデルは物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート・セッション・プレゼンテーション・アプリケーションの7層構造である。
正解:○(正しい)
解説:通信機能を役割ごとに7つの層に分け、各層が下の層のサービスを利用して上の層にサービスを提供する参照モデル。層を分けることで、ある層の実装を変えても他の層に影響しない。実際の通信では、これを整理した4層のTCP/IPモデルが広く使われている。
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問179.公開鍵暗号方式では送信者は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は自身の秘密鍵で復号する。
正解:○(正しい)
解説:RSA等。鍵配送問題を解決。電子署名では用途が逆(秘密鍵で署名・公開鍵で検証)。
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問180.電子署名は送信者の秘密鍵で署名し、受信者は送信者の公開鍵で検証することで真正性と非改ざんを確認する。
正解:○(正しい)
解説:送信者は自分だけが持つ秘密鍵で署名を作り、受信者は公開されている送信者の公開鍵で検証する。秘密鍵を持つ本人しか作れない署名なので本人性を確認でき、内容が1文字でも変わると検証に失敗するため改ざんも検知できる。公開鍵が本人のものだと保証する仕組みがPKI(公開鍵基盤)である。
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問181.アジャイル開発のスクラムでは、スプリントと呼ばれる短期間(通常2-4週間)の反復で機能を段階的に開発する。
正解:○(正しい)
解説:最初にすべてを決めきらず、2〜4週間程度のスプリントごとに動くソフトウェアを作って評価と軌道修正を繰り返す。プロダクトオーナーが優先順位を決め、スクラムマスターが進行の障害を取り除き、開発チームが自律的に作業する役割分担を取る。要求の変化が前提の開発に向く。
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問182.システムの稼働率はMTBF/(MTBF+MTTR)で計算され、MTBFが大きくMTTRが小さいほど高くなる。
正解:○(正しい)
解説:MTBF=平均故障間隔、MTTR=平均修復時間。直列接続では各装置の稼働率の積。
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問183.IaaSはサーバ・ストレージ・ネットワーク等のインフラを提供するクラウドサービスで、AWS EC2が代表例である。
正解:○(正しい)
解説:サーバ・ストレージ・ネットワークといった基盤だけを提供し、その上のOS・ミドルウェア・アプリケーションは利用者が導入・管理する形態。自由度が高い反面、OS以上の運用と脆弱性対応は利用者の責任になる(責任共有モデル)。AWSのEC2が代表例。
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問184.教師あり学習はラベル付きデータから入力と出力の関係を学習する手法で、回帰や分類に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:入力と正解(ラベル)の組を大量に与えて、その対応関係を学習させる手法。出力が連続値なら回帰、カテゴリなら分類と呼ぶ。正解データを用意するコストがかかる点が課題で、ラベルなしデータから構造を見つける教師なし学習や、試行錯誤で報酬を最大化する強化学習と対比される。
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問185.ISMSのISO/IEC 27001はPDCAサイクルに基づく情報セキュリティマネジメント体系の国際規格である。
正解:○(正しい)
解説:情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格で、技術的な対策だけでなく、方針の策定・リスクアセスメント・実施・監査・見直しというPDCAサイクルを組織として回すことを求める。認証を取得することで、取引先に対して管理体制を客観的に示せる点にも意味がある。
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問186.データレイクは構造化・半構造化・非構造化データを生データのまま大量蓄積する基盤で、活用時にスキーマを定義する(スキーマオンリード)。
正解:○(正しい)
解説:あらかじめ構造を決めずに、ログ・画像・音声などを含む多様なデータを生のまま蓄積しておき、利用するときに目的に応じて構造を与える(スキーマオンリード)。用途を先に決めて整形してから格納するデータウェアハウス(スキーマオンライト)と対照的で、柔軟な反面、整理を怠ると使えないデータの沼になりやすい。
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問187.データベースの第1正規形は推移的関数従属を排除した状態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは第1正規形は繰返し項目の排除(原子性)。推移的関数従属の排除は第3正規形。
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問188.トランザクションのACID特性のAは「Atomicity(原子性)」ではなくAvailability(可用性)である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはAtomicity(原子性)。Availability(可用性)は情報セキュリティCIAの要素。
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問189.OSI参照モデルは物理層からアプリケーション層までの5層構造で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。OSI参照モデルは物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート・セッション・プレゼンテーション・アプリケーションの7層。5層ではない。実際の通信で広く使われているTCP/IPモデルのほうが4層構造である。
-
問190.公開鍵暗号方式では送信者は自分の秘密鍵で暗号化し、受信者が送信者の公開鍵で復号する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは暗号化は受信者の公開鍵で行い、復号は受信者の秘密鍵で行う。設問は電子署名の手順。
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問191.IPv4アドレスは128ビットで構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IPv4アドレスは32ビットで、約43億個しか表現できずアドレス枯渇が問題になった。これを解決するために128ビットに拡張されたのがIPv6で、事実上枯渇しない数のアドレスを確保している。
-
問192.ウォーターフォール開発は要件確定後に並行して全工程を進める手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはウォーターフォールは上流から下流へ順次進める直列型開発。並行進行はアジャイル等。
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問193.システムの稼働率はMTTR/(MTBF+MTTR)で計算される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)。設問式は故障率に近い概念。
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問194.PaaSはアプリケーションそのものを提供するクラウドサービスである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはPaaSはアプリ開発・実行基盤(OS+ミドルウェア)を提供。アプリ提供はSaaS。
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問195.教師なし学習は正解ラベル付きデータから入力と出力の関係を学習する手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは教師なし学習はラベルなしデータからパターン抽出(クラスタリング等)。ラベル付き学習は教師あり学習。
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問196.ISMSのISO/IEC 27001はPDCAサイクルを採用していない一回限りの認証制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはPDCA(Plan-Do-Check-Act)に基づく継続的改善を要求する。
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問197.データウェアハウスは生データをそのまま蓄積しスキーマオンリードで活用する基盤である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはDWHはスキーマオンライト(事前定義)。生データ蓄積はデータレイク。
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問198.個人情報保護法における要配慮個人情報は本人同意なく取得できるのが原則である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。要配慮個人情報(人種・病歴等)は、原則としてあらかじめ本人の同意を得ないで取得してはならない(個人情報保護法20条2項)。「本人同意なく取得できるのが原則」は誤り。なお2022年の3法統合で条番号が振り直され、旧17条2項は現行20条2項に、17条は「利用目的の特定」に変更された。
根拠:個人情報の保護に関する法律 第20条 (出典: e-Gov法令検索)
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問199.エッジコンピューティングはすべてのデータ処理をクラウドの中央サーバに集約する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはエッジコンピューティングは端末近くで分散処理する方式。中央集約はクラウド単独。
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問200.データベースの正規化に関する記述として正しいのはどれか。
- ア.第1正規形は推移的関数従属の排除
- イ.第4正規形は更新異常の発生
- ウ.第3正規形は繰返し項目の排除
- エ.第2正規形は完全関数従属(部分関数従属の排除)
正解:エ.第2正規形は完全関数従属(部分関数従属の排除)
解説:正規化は、第1正規形で繰返し項目を排除し、第2正規形で複合主キーの一部にだけ従属する部分関数従属を排除(完全関数従属にする)、第3正規形で非キー属性を介した推移的関数従属を排除する、という順に進む。目的は重複をなくして更新時異常を防ぎ、データの整合性を保つことにある。
-
問201.SQLでテーブルからデータを抽出する命令はどれか。
- ア.SELECT
- イ.UPDATE
- ウ.INSERT
- エ.DELETE
正解:ア.SELECT
解説:SELECTはデータ問合せ(DML)。UPDATEは更新、INSERTは挿入、DELETEは削除。
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問202.OSI参照モデルでルータが動作する層はどれか。
- ア.第1層(物理層)
- イ.第3層(ネットワーク層)
- ウ.第2層(データリンク層)
- エ.第4層(トランスポート層)
正解:イ.第3層(ネットワーク層)
解説:ルータはIPアドレスでルーティングするためネットワーク層。スイッチは第2層、ハブは第1層。
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問203.IPv6アドレスのビット長として正しいのはどれか。
- ア.32ビット
- イ.64ビット
- ウ.128ビット
- エ.256ビット
正解:ウ.128ビット
解説:IPv6アドレスは128ビットで、32ビットのIPv4に比べて桁違いに多いアドレスを表現できる。IPv4が約43億個で枯渇したことへの対策として策定されたもので、アドレス自動設定やIPsecへの対応なども併せて盛り込まれている。
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問204.公開鍵暗号方式(RSA等)の特徴として正しいのはどれか。
- ア.送受信者で同じ鍵を使用
- イ.鍵配送問題が生じる
- ウ.処理速度が共通鍵より高速
- エ.暗号化は受信者の公開鍵、復号は受信者の秘密鍵
正解:エ.暗号化は受信者の公開鍵、復号は受信者の秘密鍵
解説:公開鍵暗号では、受信者の公開鍵で暗号化し、対応する受信者の秘密鍵でしか復号できない。鍵を事前に安全に配る必要がないので共通鍵暗号の鍵配送問題を解決できる一方、演算が重く処理速度は共通鍵より遅い。そのため実務では鍵交換だけ公開鍵暗号で行い、本体の暗号化は共通鍵で行うハイブリッド方式が使われる。
-
問205.アジャイル開発のスクラムにおける役割でないものはどれか。
- ア.プロジェクトマネージャ
- イ.スクラムマスター
- ウ.開発チーム
- エ.プロダクトオーナー
正解:ア.プロジェクトマネージャ
解説:スクラムの3役割はPO・SM・開発チーム。PMはウォーターフォール等の伝統的役割。
-
問206.稼働率0.9と0.8の装置を直列に接続した場合のシステム稼働率はいくらか。
- ア.0.85
- イ.0.72
- ウ.0.98
- エ.1.70
正解:イ.0.72
解説:直列接続は各稼働率の積。0.9×0.8=0.72。並列なら1-(1-0.9)(1-0.8)=0.98。
-
問207.クラウドサービスのうちOS・ミドルウェア層までを提供するのはどれか。
- ア.SaaS
- イ.IaaS
- ウ.PaaS
- エ.DaaS
正解:ウ.PaaS
解説:IaaSはサーバ・ストレージなどのインフラのみ、PaaSはその上のOS・ミドルウェア・実行環境まで、SaaSはアプリケーションまでを提供する。したがってOS・ミドルウェア層まで提供するのはPaaSで、利用者はアプリケーション開発に専念できる。DaaSはデスクトップ環境を提供する別の形態。
-
問208.機械学習の手法のうち、報酬を最大化する行動を試行錯誤で学習するのはどれか。
- ア.教師あり学習
- イ.教師なし学習
- ウ.転移学習
- エ.強化学習
正解:エ.強化学習
解説:強化学習はエージェントが環境との相互作用で報酬最大化を学ぶ。AlphaGo等で活用。
-
問209.情報セキュリティCIAの「I(Integrity)」が指す要素はどれか。
- ア.完全性
- イ.可用性
- ウ.機密性
- エ.信頼性
正解:ア.完全性
解説:CIAのIはIntegrity=完全性で、情報が正確かつ完全で、権限のない改ざんや破壊がされていないことを指す。Cは機密性(許可された者だけがアクセスできる)、Aは可用性(必要なときに利用できる)。信頼性は3要素に加えて挙げられることのある別の要素である。
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問210.個人情報保護法における要配慮個人情報に該当しないものはどれか。
- ア.人種
- イ.勤務先名
- ウ.犯罪歴
- エ.病歴
正解:イ.勤務先名
解説:要配慮個人情報は、人種・信条・社会的身分・病歴・犯罪の経歴・犯罪により害を被った事実など、不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮を要する情報を指す。取得には原則として本人の同意が必要で、オプトアウトによる第三者提供もできない。勤務先名は通常の個人情報にとどまる。
-
問211.経済産業省「DX推進指標」で示されるDXの定義に該当するものはどれか。
- ア.単なるIT化・デジタル化
- イ.業務効率化のみを目的とする活動
- ウ.デジタル技術を活用したビジネスモデル・組織の変革
- エ.紙書類の電子化
正解:ウ.デジタル技術を活用したビジネスモデル・組織の変革
解説:経済産業省の定義では、DXはデータとデジタル技術を活用して製品・サービス・ビジネスモデルを変革し、さらに業務・組織・プロセス・企業文化まで変革して競争上の優位性を確立することを指す。紙の電子化や単なる業務効率化はデジタイゼーション・デジタライゼーションの段階であって、DXそのものではない。
-
問212.BCP(事業継続計画)と密接に関連する情報システム指標はどれか。
- ア.MIPS
- イ.FLOPS
- ウ.SLOC
- エ.RPO/RTO
正解:エ.RPO/RTO
解説:RPO=目標復旧時点、RTO=目標復旧時間。BCP/DR計画で重要。MIPS/FLOPSは性能指標。
-
問213.GDP(国内総生産)は一定期間に国内で生み出された付加価値の総額である。
正解:○(正しい)
解説:一定期間に国内で新たに生み出された付加価値の合計。各段階の売上をそのまま足すと原材料が二重計上されるため、売上から中間投入を差し引いた付加価値で測る。「国内で」生み出されたかが基準なので、国民が海外で得た所得は含まない(それを含むのがGNI)。
-
問214.名目GDPは物価変動を含み、実質GDPは物価変動を除いた値である。
正解:○(正しい)
解説:名目GDPはその年の価格で評価した値、実質GDPは基準年の価格で評価して物価変動の影響を除いた値。両者の比がGDPデフレーター(名目÷実質×100)で物価水準を表す。物価が上がっただけでも名目GDPは増えてしまうため、景気の実勢を見る経済成長率は実質GDPで判断する。
-
問215.需要曲線は右下がり、供給曲線は右上がりが原則である。
正解:○(正しい)
解説:価格が上がると消費者は買い控えるので需要量は減り、需要曲線は右下がりになる。逆に価格が上がると企業は利益を見込めるので供給量を増やし、供給曲線は右上がりになる。両者が交わる点で均衡価格と均衡数量が決まる。
-
問216.完全競争市場では多数の売り手・買い手・同質財・参入退出自由・情報完全の4条件が成立する。
正解:○(正しい)
解説:①売り手・買い手が多数で個々の行動が価格に影響しない②財が同質③参入・退出が自由④情報が完全、の4条件。このとき各主体は価格を与件として受け入れるプライステイカーとなり、価格=限界費用が成立して資源配分が効率的になる。現実にはほぼ成立しないが、比較の基準となる理論モデル。
-
問217.独占市場では1社が市場全体を支配し、独占企業は価格設定力を持つ。
正解:○(正しい)
解説:売り手が1社しかないため、企業は市場全体の需要曲線に直面し自ら価格を決められるプライスメーカーになる。限界収入=限界費用となる点まで生産を絞って利潤を最大化するので、完全競争より生産量が少なく価格が高くなり、社会的余剰が失われる(死荷重が生じる)。
-
問218.需要の価格弾力性は価格変化に対する需要量の変化率の比率である。
正解:○(正しい)
解説:需要量の変化率÷価格の変化率の絶対値。1を超えれば弾力的で、値下げすると需要がそれ以上に増えるため売上は増える。1未満なら非弾力的で、値下げしても需要はあまり増えず売上は減る。代替品が多い贅沢品は弾力的、生活必需品は非弾力的になりやすい。
-
問219.IS-LM分析は財市場(IS曲線)と貨幣市場(LM曲線)の同時均衡を分析する手法である。
正解:○(正しい)
解説:IS曲線は投資=貯蓄となる財市場の均衡を、LM曲線は貨幣需要=貨幣供給となる貨幣市場の均衡を、それぞれ利子率と国民所得の組合せで表す。両曲線の交点で利子率と所得が同時に決まるため、財政政策(IS曲線のシフト)と金融政策(LM曲線のシフト)の効果を統一的に比較できる。
-
問220.金融政策では中央銀行(日銀)が公開市場操作・金利調整等を通じて貨幣供給量を制御する。
正解:○(正しい)
解説:日本銀行が公開市場操作(買いオペ・売りオペ)や政策金利の誘導により資金量と金利を調節する。国債等を買い入れる買いオペは市中に資金を供給して金利を下げ、売りオペは逆に資金を吸収する。物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に資することが目的。
-
問221.財政政策では政府が公共投資・税制等を通じて景気を調整する。
正解:○(正しい)
解説:政府が公共投資などの歳出や減税・増税によって総需要を動かす政策。不況期には支出増や減税で需要を作り出し(拡張的)、過熱期には支出削減や増税で抑える(緊縮的)。乗数効果により当初の支出額を上回る所得の増加が生じうる一方、国債で賄えば将来の負担となる。
-
問222.クラウディング・アウトは政府の借入が民間投資を阻害する現象である。
正解:○(正しい)
解説:政府が国債を発行して資金を借り入れると資金需要が高まって金利が上昇し、金利に反応する民間の設備投資や住宅投資が押し出される(crowd out)現象。このため拡張的財政政策の効果は理論上の乗数より小さくなる。金利が動きにくい状況では起こりにくい。
-
問223.GDPは輸入総額を含む。
正解:×(誤り)
解説:誤り。GDPは国内で生み出された付加価値の合計。輸入は控除される(純輸出として計算)。
-
問224.名目GDPと実質GDPは常に同じ値である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。名目GDPは物価変動を含み、実質GDPは物価変動を除く。インフレ時は名目>実質。
-
問225.需要曲線は通常右上がりである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。需要曲線は右下がりが原則で、価格が上がれば消費者は購入を減らす。右上がりになるのは供給曲線のほう。ごく例外的にギッフェン財では需要曲線が右上がりになりうるが、通常は想定しない。
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問226.独占市場では多数の売り手が競争する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。独占は売り手が1社だけの市場。多数の売り手が存在するのは完全競争市場や独占的競争市場であり、売り手が少数の場合は寡占という。
-
問227.IS曲線は貨幣市場の均衡を示す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IS曲線は投資=貯蓄となる財市場の均衡を表す。貨幣市場の均衡を表すのはLM曲線(流動性選好=貨幣供給)。I(Investment)S(Saving)とL(Liquidity)M(Money)の頭文字で覚えると混同しにくい。
-
問228.クラウディング・アウトは民間投資を促進する現象である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。クラウディング・アウトは政府の資金調達によって金利が上昇し、民間投資が押し出されて減る現象。財政政策の効果を打ち消す方向に働くもので、投資を促進するものではない。
-
問229.完全競争市場では1社が価格設定力を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。完全競争市場では『プライステイカー』。1社が価格設定力を持つのは独占市場。
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問230.金融政策は政府が実施する政策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。金融政策を担うのは中央銀行である日本銀行で、政府から独立して物価の安定を目的に運営される。政府が担うのは公共投資や税制による財政政策である。
-
問231.財政政策は中央銀行が実施する政策である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。財政政策を担うのは政府(予算を通じた歳出と税制)。中央銀行が担うのは公開市場操作や金利誘導による金融政策であり、両者は主体も手段も異なる。
-
問232.需要の価格弾力性が1未満の財は弾力的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。弾力性が1未満なら価格が変わっても需要量はあまり動かないので非弾力的、1を超えるものが弾力的。生活必需品は非弾力的、代替品の多い贅沢品は弾力的になりやすい。
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問233.GDPの計算方法として正しいのはどれか。
- ア.名目GDP×物価指数
- イ.国民総生産
- ウ.国内で生み出された付加価値の総額
- エ.輸入総額
正解:ウ.国内で生み出された付加価値の総額
解説:GDPは国内で新たに生み出された付加価値の合計。各段階の売上をそのまま足すと原材料が二重計上されるため、売上から中間投入を差し引いて計算する。国民が海外で得た所得まで含むのはGNIであり、輸入は国内生産ではないので控除される。
-
問234.完全競争市場の条件として該当しないものはどれか。
- ア.多数の売り手・買い手
- イ.同質財
- ウ.参入退出自由
- エ.1社の価格設定力
正解:エ.1社の価格設定力
解説:完全競争市場では売り手・買い手が多数存在し、財が同質で、参入退出が自由、情報も完全であるため、各主体は価格を与件として受け入れるプライステイカーになる。1社が価格を設定できるのは独占市場の特徴であり、完全競争とは正反対の性質である。
-
問235.需要の価格弾力性が1超の財として正しい解釈はどれか。
- ア.弾力的(贅沢品等)
- イ.非弾力的(生活必需品)
- ウ.完全非弾力
- エ.完全弾力
正解:ア.弾力的(贅沢品等)
解説:弾力性が1を超えると、価格の変化率以上に需要量が変化する。代替品が多い財やなくても困らない贅沢品がこれにあたり、値下げすれば需要がそれ以上に伸びて売上が増える。生活必需品は価格が上がっても買わざるを得ないので非弾力的になる。
-
問236.IS-LM分析のIS曲線とLM曲線として正しい組合せはどれか。
- ア.IS=貨幣市場、LM=財市場
- イ.IS=財市場、LM=貨幣市場
- ウ.IS=財政、LM=金融
- エ.IS=投資、LM=消費
正解:イ.IS=財市場、LM=貨幣市場
解説:IS曲線は投資(Investment)=貯蓄(Saving)となる財市場の均衡、LM曲線は流動性選好(Liquidity preference)=貨幣供給(Money supply)となる貨幣市場の均衡を表す。両者の交点で国民所得と利子率が同時に決まり、財政政策と金融政策の効果を比較できる。
-
問237.金融政策の実施主体として正しいのはどれか。
- ア.財務省
- イ.政府
- ウ.中央銀行(日銀)
- エ.民間銀行
正解:ウ.中央銀行(日銀)
解説:金融政策は中央銀行である日本銀行が担い、公開市場操作や政策金利の誘導によって資金量と金利を調節する。財務省や政府が担うのは財政政策であり、民間銀行は政策の実施主体ではなく政策が波及していく経路にあたる。
-
問238.クラウディング・アウトの説明として正しいのはどれか。
- ア.民間投資を促進
- イ.インフレを抑制
- ウ.景気を刺激
- エ.政府借入が民間投資を阻害
正解:エ.政府借入が民間投資を阻害
解説:政府が国債発行で資金を借り入れると資金需要が高まって金利が上昇し、金利に反応する民間の設備投資などが押し出されて減少する。その結果、拡張的財政政策の効果は理論上の乗数より小さくなる。景気刺激やインフレ抑制そのものを指す用語ではない。
-
問239.独占市場の特徴として正しいのはどれか。
- ア.多数の競争者
- イ.プライステイカー
- ウ.プライスメーカー(価格設定力)
- エ.参入退出自由
正解:ウ.プライスメーカー(価格設定力)
解説:売り手が1社だけなので、企業は市場全体の需要曲線に直面し自ら価格を決められるプライスメーカーになる。多数の競争者・プライステイカー・参入退出の自由はいずれも完全競争市場の特徴であり、独占市場には当てはまらない。
-
問240.財政政策の主体として正しいのはどれか。
- ア.中央銀行
- イ.証券会社
- ウ.民間銀行
- エ.政府
正解:エ.政府
解説:財政政策は政府が予算を通じた公共投資や税制の変更によって総需要を動かす政策。中央銀行が担うのは金融政策であり、証券会社や民間銀行は政策の実施主体ではない。
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問241.PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)はBCGが提唱する事業ポートフォリオ分析手法である。
正解:○(正しい)
解説:ボストン・コンサルティング・グループが提唱した手法で、市場成長率と相対市場シェアの2軸により事業を花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限に分類する。金のなる木で得た資金を問題児や花形へ配分するというように、事業間の資金の流れを考えて全体最適を図る点に意義がある。
-
問242.中小企業金融政策では政府系金融機関(日本政策金融公庫等)が中小企業向け融資を実施する。
正解:○(正しい)
解説:日本政策金融公庫や商工組合中央金庫といった政府系金融機関が、民間金融機関では対応しにくい長期・低利の資金を供給する。あわせて信用保証協会が保証を付けることで、信用力の乏しい中小企業でも民間から借りやすくなる。資金調達力の弱さを補う重層的な支援体制になっている。
-
問243.中小企業診断士は弁護士の業務独占資格である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中小企業診断士は経営コンサルタントに関する国家資格だが、名称独占資格であって業務独占資格ではない。資格がなくても経営コンサルティング自体は行えるが、中小企業診断士を名乗ることはできない。特定の業務を独占する弁護士・税理士とは性質が異なる。
-
問244.AD-AS分析において、古典派モデルではAS曲線は垂直であり、総需要の変動は物価のみに影響を与え産出量は変化しない。
正解:○(正しい)
解説:古典派は価格伸縮的で完全雇用が常に成立するため、AS曲線は自然産出量水準で垂直。AD増は物価上昇のみ。
-
問245.ケインジアンの短期AS曲線は水平または右上がりであり、総需要の増加は産出量と雇用を増加させる。
正解:○(正しい)
解説:賃金・価格の硬直性により、短期では需要変動が産出に影響する。財政・金融政策の有効性根拠。
-
問246.スタグフレーションとは、物価上昇と景気後退が同時に発生する現象で、AS曲線の左方シフトで説明される。
正解:○(正しい)
解説:供給ショック(石油危機等)でAS左シフト→物価上昇+産出減少。1970年代に顕著。
-
問247.マンデル=フレミング・モデルにおいて、変動相場制・資本移動完全のもとでは財政政策は無効、金融政策は有効である。
正解:○(正しい)
解説:財政拡張→金利上昇→自国通貨高→純輸出減でクラウディングアウト。金融緩和は通貨安経由で有効。
-
問248.固定相場制・資本移動完全のもとでは、マンデル=フレミング・モデルでは金融政策は無効となる。
正解:○(正しい)
解説:金融緩和→金利低下→資本流出→為替維持のため通貨買い介入→マネー減で元に戻る。財政政策は有効。
-
問249.購買力平価説(PPP)は、長期的な為替レートは2国間の物価水準の比率で決定されるとする理論である。
正解:○(正しい)
解説:一物一価の法則の国際版。絶対的PPPと相対的PPPがある。短期予測には限界がある。
-
問250.ルーカス批判は、政策変更時に経済主体の期待形成も変化するため、過去データに基づく政策効果予測は信頼できないとする批判である。
正解:○(正しい)
解説:合理的期待形成のもと、構造パラメータは政策レジームに依存。マクロ計量モデル不信の根拠。
-
問251.ソロー成長モデルでは、資本の限界生産性逓減の仮定のもと、長期的には1人当たり所得は定常状態に収束する。
正解:○(正しい)
解説:貯蓄率・人口成長率・技術進歩率が成長を規定。技術進歩なしでは1人当たり成長は止まる。
-
問252.自然失業率仮説によれば、長期的にはフィリップス曲線は垂直であり、金融政策で失業率を自然失業率以下に下げ続けることはできない。
正解:○(正しい)
解説:短期は右下がりだが、期待インフレ調整後の長期では自然失業率で垂直。フリードマンの主張。
-
問253.効率賃金仮説では、企業は市場均衡賃金より高い賃金を支払うことで労働者の生産性向上や離職率低下を期待する。
正解:○(正しい)
解説:怠業防止・選別効果・忠誠心向上の3経路。非自発的失業の存在を説明する理論の一つ。
-
問254.囚人のジレンマでは、各プレイヤーが個別合理的に行動した結果、双方にとって最悪に近い結果(パレート劣位)に陥る。
正解:○(正しい)
解説:支配戦略均衡=裏切り×裏切り。協力すれば両者得だが、相手の裏切りを恐れて自分も裏切る。
-
問255.ナッシュ均衡とは、他のプレイヤーの戦略を所与として、自分の戦略を変更するインセンティブが誰にもない状態である。
正解:○(正しい)
解説:他のプレイヤーの戦略を所与としたとき、誰も自分だけ戦略を変えて得をできない状態。各自が相手の最適反応に対して最適反応を返している組合せであり、必ずしも全員にとって最善の結果(パレート最適)とは限らない。囚人のジレンマで双方が裏切る状態がその典型例。
-
問256.繰り返し囚人のジレンマでは、無限回繰り返しであれば協調的な解(しっぺ返し戦略等)が均衡として成立しうる。
正解:○(正しい)
解説:フォーク定理。将来割引が大きくなければ協調維持が可能。有限回確定だと最終回から逆向きに裏切り。
-
問257.逆選択(アドバース・セレクション)は、契約締結前の情報の非対称性により、質の悪い財・取引相手が選ばれてしまう現象である。
正解:○(正しい)
解説:アカロフのレモン市場が代表例。中古車・保険・労働市場で発生。シグナリング・スクリーニングで緩和。
-
問258.モラルハザードは、契約締結後に観察困難な行動が変化することで生じる情報の非対称性問題である。
正解:○(正しい)
解説:保険加入後の不注意・経営者の怠慢が典型例。インセンティブ設計・モニタリングで対処。
-
問259.シグナリングは情報優位者が自身のタイプを示すために行うコストのかかる行動で、スペンスの教育シグナリングが代表例である。
正解:○(正しい)
解説:高能力者ほど学歴取得コストが低いため、学歴が能力シグナルとなる。情報劣位側の選別手段はスクリーニング。
-
問260.外部不経済が存在する財は、私的限界費用より社会的限界費用が高くなり、市場均衡では過剰生産となる。
正解:○(正しい)
解説:公害が典型例。ピグー税で外部費用を内部化、または排出権取引・コースの定理で解決可能。
-
問261.公共財は非競合性と非排除性を持ち、フリーライダー問題のため市場では過少供給となりやすい。
正解:○(正しい)
解説:国防・灯台が代表例。政府供給または共同体管理が必要。準公共財・クラブ財との区別も重要。
-
問262.プロスペクト理論では、損失回避性により同額の利益の喜びより同額の損失の苦痛の方が大きく感じられる。
正解:○(正しい)
解説:カーネマン=トヴェルスキー。損失回避係数は約2.25倍。価値関数は参照点で屈折・S字型。
-
問263.アンカリング効果とは、最初に提示された数値や情報が、その後の判断・推定に過度に影響を与える認知バイアスである。
正解:○(正しい)
解説:最初に示された数値が「錨(アンカー)」となり、その後の判断がそこから十分に離れられなくなる認知バイアス。値引き前価格を併記する二重価格表示や、価格交渉で先に高い金額を提示する戦術はこの効果を利用したもの。合理的判断を前提とする伝統的経済学では説明できない現象として行動経済学が扱う。
-
問264.AD-AS分析の古典派モデルでは、需要拡大政策は産出量を増加させ物価を変えない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。古典派AS曲線は垂直なので、AD増加は物価を上昇させるだけで産出量は変化しない。
-
問265.マンデル=フレミング・モデルの変動相場制では財政政策が有効で金融政策が無効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。資本移動が自由な小国モデルでは、変動相場制のもとで財政拡大は金利上昇→自国通貨高→純輸出の減少を招いて効果が打ち消されるため無効となり、金融緩和は自国通貨安を通じて純輸出を増やすので有効になる。固定相場制ではこの関係が逆転する。
-
問266.購買力平価説では短期の為替変動を高精度で予測できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは長期の為替傾向を説明する理論で、短期予測には適さない。短期は金利平価等が支配的。
-
問267.合理的期待形成仮説の下では、予期された金融政策も実体経済に大きな効果を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは予期された政策は無効(政策無効命題)。予期されないサプライズのみ実体に影響。
-
問268.ソロー成長モデルでは、貯蓄率が高いほど長期的な経済成長率も高くなり続ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは貯蓄率上昇は定常状態の所得水準を上げるが、長期成長率は技術進歩率で決まる。
-
問269.NAIRU(インフレ非加速的失業率)を下回ると、インフレ率は安定的に推移する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NAIRUはインフレ率を加速も減速もさせない失業率の水準を指す。実際の失業率がこれを下回ると労働市場が逼迫して賃金と物価が上がり続け、インフレは加速していく。安定するのは失業率がNAIRUと一致しているときである。
-
問270.ナッシュ均衡は常にパレート効率的な結果をもたらす。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは囚人のジレンマのようにナッシュ均衡がパレート劣位となることがある。
-
問271.有限回の囚人のジレンマでは、後ろ向き帰納法により協調戦略が均衡となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。有限回で終わることが分かっていると、最終回は裏切りが最適になり、それを見越して1つ前の回も裏切りが最適…と後ろ向きに解いていくため、結局すべての回で裏切りが均衡になる。協調が成立しうるのは、終わりが確定していない繰り返しゲームの場合である。
-
問272.逆選択は契約締結後の隠れた行動により発生する問題である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは逆選択は契約前の隠れた情報による問題。契約後の隠れた行動はモラルハザード。
-
問273.外部不経済が存在する場合、市場均衡では財が過少に生産される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは外部不経済では過剰生産。外部経済(正の外部性)の場合に過少生産となる。
-
問274.公共財は競合性と排除性を持つため、市場で効率的に供給される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは公共財は非競合性・非排除性。フリーライダー問題で市場では過少供給となる。
-
問275.プロスペクト理論では、人は利益局面でリスク愛好的・損失局面でリスク回避的になる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは利益局面でリスク回避的・損失局面でリスク愛好的(損切りできない傾向)。
-
問276.AD曲線の右シフトをもたらす要因として最も適切なものはどれか。
- ア.労働生産性の低下
- イ.原油価格の急上昇
- ウ.政府支出の拡大
- エ.技術進歩の停滞
正解:ウ.政府支出の拡大
解説:政府支出拡大はAD(総需要)の構成要素G増加で右シフト。原油価格上昇等はAS曲線左シフト要因。
-
問277.マンデル=フレミング・モデルにおいて、変動相場制・資本移動完全のもとで最も有効な景気刺激策はどれか。
- ア.減税による財政拡張
- イ.公共投資の拡大
- ウ.保護関税の引き上げ
- エ.金融緩和政策
正解:エ.金融緩和政策
解説:金融緩和→金利低下→通貨安→純輸出増加で景気刺激。財政政策はクラウディングアウトで無効化。
-
問278.ソロー成長モデルにおいて、長期的に1人当たり所得の成長率を決定する要因はどれか。
- ア.技術進歩率
- イ.人口成長率
- ウ.貯蓄率
- エ.資本減耗率
正解:ア.技術進歩率
解説:資本蓄積は限界生産性逓減で収束。長期1人当たり成長を支えるのは外生的技術進歩のみ。
-
問279.情報の非対称性により契約締結前に質の悪い相手が選ばれる現象を何と呼ぶか。
- ア.モラルハザード
- イ.逆選択(アドバース・セレクション)
- ウ.プリンシパル・エージェント問題
- エ.コミットメント問題
正解:イ.逆選択(アドバース・セレクション)
解説:事前情報の非対称=逆選択(レモン市場)。事後の隠れた行動はモラルハザード。区別が頻出。
-
問280.囚人のジレンマにおける支配戦略均衡として最も適切な記述はどれか。
- ア.両者が協調する組合せ
- イ.一方が協調・一方が裏切る組合せ
- ウ.両者が裏切る組合せ
- エ.ランダム化された混合戦略
正解:ウ.両者が裏切る組合せ
解説:相手の選択に関わらず裏切りが最適応答(支配戦略)。結果はパレート劣位の(裏切り,裏切り)。
-
問281.外部不経済の内部化手段として最も適切なものはどれか。
- ア.補助金の支給
- イ.価格統制の導入
- ウ.数量割当の撤廃
- エ.ピグー税の課税
正解:エ.ピグー税の課税
解説:ピグー税で外部費用相当を価格に反映=社会的最適産出量を実現。外部経済には補助金が対応。
-
問282.プロスペクト理論で観察される人間の行動として最も適切なものはどれか。
- ア.損失の苦痛が利益の喜びを上回る損失回避性
- イ.確率を客観的にそのまま評価する
- ウ.利益と損失を同等に評価する
- エ.リスク中立的な意思決定を一貫して行う
正解:ア.損失の苦痛が利益の喜びを上回る損失回避性
解説:損失回避係数約2.25倍。価値関数は参照点で屈折・損失側で凸(リスク愛好)になる。
-
問283.ルーカス批判が示唆する政策評価上の問題点として最も適切なものはどれか。
- ア.政策効果は財政乗数で正確に測定できる
- イ.金融政策は常に名目変数に影響しない
- ウ.政策変更時には経済主体の期待形成も変化するため、過去データに基づく予測は信頼できない
- エ.合理的期待形成は短期では成立しない
正解:ウ.政策変更時には経済主体の期待形成も変化するため、過去データに基づく予測は信頼できない
解説:構造パラメータが政策レジーム依存。マクロ計量モデルの信頼性に重大な疑義を投げかけた批判。
-
問284.CAGEモデルは関税率・金利・株価・人口の4指標で国際化適性を判定するフレームである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはCAGEは文化・制度・地理・経済の4つの距離で国際化の困難度を評価するモデルである。
-
問285.価格弾力性は需要が価格変動にどの程度反応するかを示す指標で、弾力性が大きい商品は値下げによる売上増効果が大きい。
正解:○(正しい)
解説:弾力性が1を超える財は価格の変化率以上に需要量が動くため、値下げによる数量増が価格低下を上回って売上が増える。逆に非弾力的な財を値下げしても数量はあまり増えず売上は減る。嗜好品や代替品の多い財は弾力的、生活必需品は非弾力的になりやすい。
-
問286.GDPRはEU一般データ保護規則で、EU域内の個人データを扱う日本企業にも域外適用される場合がある。
正解:○(正しい)
解説:2018年施行。違反時は全世界売上の4%または2,000万ユーロのいずれか高い方が制裁金上限。
-
問287.GDPRはEU域内の事業者のみを対象とし、日本企業には適用されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。GDPRはEU域内に拠点がない事業者であっても、EU域内の個人に商品・サービスを提供したり行動を監視したりする場合には適用される(域外適用)。したがってEUの消費者を相手にする日本企業も対象となり、違反すると高額の制裁金が科されうる。
-
問288.経営戦略は企業の長期的な方向性を定める意思決定である。
正解:○(正しい)
解説:限られた経営資源をどこに、どれだけ、どの順序で投じるかを決め、企業の長期的な方向性を定める意思決定。どの事業領域で戦うか(ドメインの定義)と、そこでどう競争優位を築くかが中心的な論点になる。日々の業務改善と違い、方向を誤ると努力そのものが無駄になる点で重要度が高い。
-
問289.SWOT分析は内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を整理する手法である。
正解:○(正しい)
解説:Strength・Weakness・Opportunity・Threat。経営戦略策定の基本ツール。
-
問290.ポーターの5フォースは新規参入・代替品・買い手・売り手・既存競争の5つの競争要因を分析する。
正解:○(正しい)
解説:業界の収益性は、新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力・既存企業間の敵対関係という5つの力で決まるとする枠組み。個々の企業の巧拙より業界構造が利益率を左右するという発想で、参入障壁が低く代替品が多い業界ほど利益を上げにくいと説明できる。
-
問291.ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ・差別化・集中である。
正解:○(正しい)
解説:競争優位の源泉(低コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから導かれる3類型。低コストで勝つコストリーダーシップ、独自の価値で高価格を実現する差別化、特定セグメントに絞る集中戦略があり、どっちつかずになると優位を失う(スタック・イン・ザ・ミドル)と説明される。
-
問292.プロダクト・ライフサイクル(PLC)は導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階で構成される。
正解:○(正しい)
解説:導入期は認知獲得のため広告投資がかさみ利益は出にくい、成長期は需要が伸びシェア獲得が課題、成熟期は競争が激化し差別化と効率化が鍵、衰退期は撤退やニッチ化を検討する。段階によって必要な戦略と資金の性格が変わるため、製品ごとに位置を見極めることが重要になる。
-
問293.コア・コンピタンスは企業の中核となる独自の技術・能力を指す概念である。
正解:○(正しい)
解説:プラハラードとハメルが提唱した概念で、顧客に価値をもたらし、他社が容易に真似できず、複数の市場に展開できる中核的な能力を指す。個別の製品ではなく能力そのものを競争優位の源泉とみる点が特徴で、外部から買ってこられるものはコア・コンピタンスにならない。
-
問294.VRIO分析は経営資源の価値(V)・希少性(R)・模倣困難性(I)・組織(O)を評価する手法である。
正解:○(正しい)
解説:経営資源が持続的な競争優位につながるかを、経済的価値(Value)・希少性(Rarity)・模倣困難性(Inimitability)・組織(Organization)の4つの問いで評価する。価値と希少性があっても模倣されやすければ優位は一時的で、それを活かす組織がなければ宝の持ち腐れになる、という順序で考える。
-
問295.アンゾフの成長マトリクスは市場×製品の組合せで4つの成長戦略を分類する。
正解:○(正しい)
解説:既存/新規の市場と既存/新規の製品を掛け合わせ、市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化の4つに成長戦略を整理する。右下の多角化に進むほど既存の知見が使えずリスクが高くなるため、どの方向に踏み出すかを意識的に選ぶための道具になる。
-
問296.マーケティングの4Pは製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・販促(Promotion)である。
正解:○(正しい)
解説:マッカーシーが整理した売り手側の視点によるマーケティング・ミックスの構成要素。4つは独立ではなく整合していることが重要で、高品質な製品に安すぎる価格を付けたり、高級ブランドを安売り店で流通させたりすると全体の訴求力が崩れる。買い手視点で捉え直した4C(顧客価値・コスト・利便性・コミュニケーション)と対応させて理解する。
-
問297.STP戦略はセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングの3段階で構成される。
正解:○(正しい)
解説:市場を意味のある切り口で細分化し(Segmentation)、その中から自社が狙う層を選び(Targeting)、競合と比べてどう認識されたいかを定める(Positioning)という3段階。ここで狙いを定めてから4Pなどの具体策を組み立てるため、STPが曖昧なまま施策を打っても効果が出にくい。
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問298.AIDMAは消費者の購買行動モデル(注意・関心・欲求・記憶・行動)である。
正解:○(正しい)
解説:Attention・Interest・Desire・Memory・Action。古典的モデル。
-
問299.AISASはネット時代の購買行動モデル(注意・関心・検索・行動・共有)である。
正解:○(正しい)
解説:電通が提唱した、インターネット普及後の購買行動モデル。Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動)→Share(共有)で、従来のAIDMAにあったMemory(記憶)に代わって検索が入り、購入後の共有が新たに加わった点が特徴。口コミが次の消費者の検索結果に影響するという循環を捉えている。
-
問300.マズローの欲求5段階説は生理・安全・所属愛・承認・自己実現の階層を示す。
正解:○(正しい)
解説:生理的欲求→安全の欲求→所属と愛の欲求→承認の欲求→自己実現の欲求という階層で、低次の欲求が満たされるとより高次の欲求が現れるとする。給与や労働環境の改善は低次欲求を満たすが、それだけでは自己実現に基づく高い動機づけには届かない、という示唆を持つ。
-
問301.ハーズバーグの二要因理論は動機づけ要因と衛生要因を区別する。
正解:○(正しい)
解説:満足をもたらす動機づけ要因(達成・承認・仕事そのもの・責任・成長)と、不足すると不満をもたらすが満たしても満足にはつながらない衛生要因(給与・作業条件・人間関係・会社の方針)は別物だとする理論。したがって給与を上げても不満は減るだけで、意欲を高めるには仕事の内容そのものを充実させる必要がある。
-
問302.マグレガーのXY理論は人間観によりX理論(性悪説)とY理論(性善説)を区別する。
正解:○(正しい)
解説:X理論は人は本来怠惰で責任を避けるから統制と命令が必要だとする人間観、Y理論は条件が整えば自ら目標に向かって働くとする人間観。どちらを前提に置くかで管理スタイルが変わり、X理論に立った管理はかえって部下を受け身にするという自己成就的な問題も指摘される。
-
問303.リッカートのシステムIV理論は参加型管理を最良の組織管理スタイルとする。
正解:○(正しい)
解説:リッカートは管理スタイルを、独善的専制型(システムI)・温情的専制型(II)・相談型(III)・集団参加型(IV)に分類し、部下が意思決定に参加するシステムIVがもっとも高い業績と満足をもたらすとした。信頼とコミュニケーションの量が段階を分ける軸になっている。
-
問304.ライン組織は指揮命令系統が単一の組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:上位者から下位者へ一本の指揮命令系統が通る最も基本的な形態。命令の一元性が保たれ責任の所在が明確な反面、上位者にすべての判断が集中するため、規模が大きくなると意思決定が追いつかなくなる。中小企業や創業期の組織に多い。
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問305.ファンクショナル組織は専門機能別に分担する組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:テイラーが提唱した、職能ごとの専門管理者が各自の専門分野について直接指示を出す形態。専門性を活かせる反面、一人の作業者が複数の上司から指示を受けることになり、命令が矛盾すると混乱する。この弱点を補うために、助言機能を分離したライン・アンド・スタッフ組織が生まれた。
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問306.事業部制組織は事業単位で自己完結的な権限と責任を持つ組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:製品別・地域別・顧客別などの事業単位ごとに、開発から販売までを自己完結的に担わせ、利益責任も持たせる形態。現場に近いところで意思決定できるので環境変化への対応が速くなる反面、事業部間で機能が重複しやすく、部分最適に陥る危険がある。
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問307.マトリクス組織は機能と事業の2軸で同時に組織化する形態である。
正解:○(正しい)
解説:職能別の軸と事業(製品・地域)別の軸を掛け合わせ、担当者が両方に属する形態。専門性の蓄積と事業ごとの機動性を両立できる一方、上司が2人いる状態になるため指示が競合しやすく、調整の負担が大きい。命令一元性の原則をあえて崩している点が特徴。
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問308.SWOT分析の4要素はStrength・Weakness・Opportunity・Threatの全て内部環境である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。強み(Strength)と弱み(Weakness)は自社の内部環境、機会(Opportunity)と脅威(Threat)は自社では動かせない外部環境を指す。内部と外部を分けて整理し、両者を掛け合わせて戦略を導く(クロスSWOT)ことに意味がある。
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問309.ポーターの5フォースは3つの競争要因のみを分析する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。5フォースは新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力・既存企業間の敵対関係の5つ。名称のとおり5つの力で業界の構造的な収益性を分析する枠組みである。
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問310.ポーターの3つの基本戦略は集中・分散・集約である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ・差別化・集中。競争優位の源泉(コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから導かれるもので、集中・分散・集約という分類ではない。
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問311.PLCは導入期・終了期の2段階で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プロダクト・ライフサイクルは導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階。段階ごとに売上と利益の伸び方が変わり、必要なマーケティング戦略も変わるという点に意味がある。
-
問312.PPMの4象限は『花形・金のなる木・問題児・負け犬』ではなく、別の名称である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PPMの4象限は花形・金のなる木・問題児・負け犬で正しい。市場成長率と相対市場シェアの2軸で分類し、金のなる木が生む資金を問題児や花形に配分するという資金の流れを考えるための枠組みである。
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問313.コア・コンピタンスは外部から調達可能な技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コア・コンピタンスは他社が容易に模倣できず、外部から買ってくることもできない自社固有の中核能力を指す。市場で調達できる技術は誰でも手に入るため、持続的な競争優位の源泉にはならない。
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問314.VRIO分析の『O』は外部環境(Opportunity)を指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VRIOの『O』は『組織(Organization)』。Opportunityは別の概念。
-
問315.アンゾフの成長マトリクスは2つの戦略しか含まない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アンゾフの成長マトリクスは、市場(既存/新規)と製品(既存/新規)の組合せから、市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化の4つの成長戦略を導く。多角化に進むほど既存の知見が通用せずリスクが高くなる。
-
問316.マーケティングの4Pには『People』が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。4Pは『Product・Price・Place・Promotion』。Peopleは7P拡張版。
-
問317.AIDMAの『M』はMarketingを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AIDMAはAttention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)で、MはMemory。ネット時代のAISASではこのMemoryに代わってSearch(検索)が入り、最後にShare(共有)が加わる。
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問318.AISASはネット時代以前のモデルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AISASは検索(Search)と共有(Share)を含むことからわかるとおり、インターネット普及後の購買行動を捉えたモデルで、電通が提唱した。ネット時代以前のモデルはAIDMAのほうである。
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問319.マズローの欲求5段階の最上位は『所属と愛の欲求』である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最上位は自己実現の欲求で、所属と愛の欲求は下から3段階目。生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現の順に高次になる。
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問320.ハーズバーグの動機づけ要因に給与が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給与や作業条件・人間関係は衛生要因で、不足すると不満を生むが、満たしても満足や意欲にはつながらない。動機づけ要因は達成・承認・仕事そのもの・責任・成長といった、仕事の内容に関わるものである。
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問321.マグレガーのX理論は性善説に基づく。
正解:×(誤り)
解説:誤り。X理論が人は怠惰で統制が必要とする性悪説的な人間観、Y理論が条件次第で自ら働くとする性善説的な人間観。名称と内容の対応を逆に覚えやすいので注意する。
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問322.事業部制組織は中央集権化を進める組織形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業部制は事業単位に権限と利益責任を委ねる分権的な形態。現場に近いところで意思決定できるため環境変化への対応が速くなる反面、事業部間で機能が重複しやすい。中央集権的なのは職能別組織やライン組織である。
-
問323.コストリーダーシップ戦略は高価格を維持する戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コストリーダーシップは、規模の経済や経験効果などにより同業他社より低いコスト構造を築き、価格競争力や高い利益率を得る戦略。高価格を維持できるのは独自の価値を訴求する差別化戦略のほうである。
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問324.マトリクス組織は単一の指揮命令系統を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マトリクス組織は職能軸と事業軸の2方向の指揮命令系統を持つ。命令一元性の原則をあえて崩すことで専門性と事業対応力を両立させるが、その分だけ指示の競合や調整の負担が生じる。
-
問325.ハーズバーグの衛生要因に達成感が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。達成感は動機づけ要因に分類される。衛生要因は給与・作業条件・人間関係・会社の方針といった仕事の周辺環境に関するもので、これらは不満を減らしはするが積極的な意欲までは生まない。
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問326.ライン組織は事業部制組織と同じ形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ライン組織と事業部制は別の組織形態。ライン=単一指揮命令、事業部制=事業単位分権化。
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問327.SWOT分析の4要素として正しい組合せはどれか。
- ア.Strength・Weakness・Opportunity・Threat
- イ.Sales・Worth・Output・Trend
- ウ.Speed・Wealth・Order・Time
- エ.Solution・Win・Order・Talent
正解:ア.Strength・Weakness・Opportunity・Threat
解説:SWOT=Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)。S・W=内部、O・T=外部。
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問328.ポーターの5フォースに該当しないものはどれか。
- ア.新規参入の脅威
- イ.政府の規制
- ウ.買い手の交渉力
- エ.代替品の脅威
正解:イ.政府の規制
解説:5フォース=新規参入・代替品・買い手・売り手・既存競争。政府規制は5フォースに含まれない(マクロ環境分析PEST)。
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問329.ポーターの3つの基本戦略として正しい組合せはどれか。
- ア.拡大・縮小・維持
- イ.成長・安定・撤退
- ウ.コストリーダーシップ・差別化・集中
- エ.攻撃・防御・撤退
正解:ウ.コストリーダーシップ・差別化・集中
解説:競争優位の源泉(低コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから、コストリーダーシップ・差別化・集中の3つが導かれる。拡大/縮小や攻撃/防御といった分類はポーターの枠組みではなく、競争優位をどう築くかという観点になっていない。
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問330.PLCの4段階として正しい順序はどれか。
- ア.成長期→導入期→成熟期→衰退期
- イ.導入期→衰退期→成長期→成熟期
- ウ.衰退期→成熟期→成長期→導入期
- エ.導入期→成長期→成熟期→衰退期
正解:エ.導入期→成長期→成熟期→衰退期
解説:導入期→成長期→成熟期→衰退期の順。導入期は認知獲得の投資がかさみ利益が出にくく、成長期は需要が伸びシェア争いになり、成熟期は競争が激化し、衰退期は撤退やニッチ化を検討する。段階が進むにつれ売上の伸びが鈍り、必要な戦略も変わる。
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問331.PPMの4象限として該当しないものはどれか。
- ア.新興市場
- イ.金のなる木
- ウ.問題児
- エ.花形
正解:ア.新興市場
解説:PPM=花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限。新興市場はPPMの分類ではない。
-
問332.VRIO分析の4要素として正しい組合せはどれか。
- ア.Vision・Reality・Information・Output
- イ.Value・Rarity・Imitability・Organization
- ウ.Value・Risk・Investment・Operation
- エ.Vital・Right・Important・Ordinary
正解:イ.Value・Rarity・Imitability・Organization
解説:VRIO=Value(価値)・Rarity(希少性)・Imitability(模倣困難性)・Organization(組織)。
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問333.アンゾフの成長マトリクスの4戦略として該当しないものはどれか。
- ア.市場浸透
- イ.新市場開拓
- ウ.資金調達
- エ.多角化
正解:ウ.資金調達
解説:アンゾフ4戦略=市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化。資金調達は財務戦略で別概念。
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問334.マーケティングの4Pとして正しい組合せはどれか。
- ア.Promotion・Production・Purchase・Place
- イ.People・Product・Process・Profit
- ウ.Plan・Process・People・Profit
- エ.Product・Price・Place・Promotion
正解:エ.Product・Price・Place・Promotion
解説:マッカーシーの4P=Product・Price・Place・Promotion。マーケティング・ミックスの基本。
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問335.STP戦略として正しい組合せはどれか。
- ア.Segmentation・Targeting・Positioning
- イ.Sales・Targeting・Promotion
- ウ.Strength・Threat・Performance
- エ.Strategy・Tactic・Plan
正解:ア.Segmentation・Targeting・Positioning
解説:STP=Segmentation(市場細分化)→Targeting(ターゲット選定)→Positioning(自社の位置付け)。
-
問336.AIDMAの『M』として正しいのはどれか。
- ア.Marketing
- イ.Memory(記憶)
- ウ.Money
- エ.Message
正解:イ.Memory(記憶)
解説:AIDMA=Attention・Interest・Desire・Memory・Action。Mは『記憶』。
-
問337.AISASに含まれる『S』として該当しないものはどれか。
- ア.Search(検索)
- イ.Share(共有)
- ウ.Sales(売上)
- エ.-
正解:ウ.Sales(売上)
解説:AISAS=Attention・Interest・Search・Action・Share。Sは検索と共有の2つ。
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問338.マズローの欲求5段階の最上位として正しいのはどれか。
- ア.生理的欲求
- イ.所属と愛の欲求
- ウ.承認の欲求
- エ.自己実現の欲求
正解:エ.自己実現の欲求
解説:生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現の順に高次になり、最上位が自己実現の欲求。低次の欲求が満たされるとより高次の欲求が現れるとされ、後年マズローはさらに自己超越を加えた説にも言及している。
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問339.ハーズバーグの動機づけ要因として該当するものはどれか。
- ア.達成感
- イ.人間関係
- ウ.給与
- エ.労働条件
正解:ア.達成感
解説:動機づけ要因=達成・承認・仕事自体・責任・成長。給与・人間関係・労働条件は衛生要因。
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問340.マグレガーのX理論の人間観として正しいのはどれか。
- ア.性善説・自主自律
- イ.性悪説・管理統制
- ウ.中立
- エ.状況依存
正解:イ.性悪説・管理統制
解説:X理論は、人は生来仕事が嫌いで責任を避けるため、命令と統制によって働かせる必要があるとする人間観。これに対しY理論は、条件が整えば人は自ら目標達成に向かうとする性善説的な人間観で、自主性を活かす管理を導く。
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問341.事業部制組織の特徴として正しいのはどれか。
- ア.中央集権
- イ.単一の指揮命令
- ウ.事業単位で自己完結的(分権化)
- エ.小規模専用
正解:ウ.事業単位で自己完結的(分権化)
解説:製品別・地域別などの事業単位に開発から販売までを担わせ、利益責任も持たせる分権的な形態。現場に近いところで意思決定できるので環境変化に速く対応できる。中央集権や単一の指揮命令系統が特徴なのは職能別組織やライン組織のほうである。
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問342.マトリクス組織の特徴として正しいのはどれか。
- ア.2方向の指揮命令系統(機能×事業)
- イ.完全フラット
- ウ.単一指揮命令系統
- エ.ピラミッド型
正解:ア.2方向の指揮命令系統(機能×事業)
解説:マトリクス組織=機能と事業の2軸で同時に組織化。指揮命令が2方向で複雑だが専門性と事業性両立。
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問343.事業承継・M&Aの支援として『経営承継円滑化法』が制定されている。
正解:○(正しい)
解説:中小企業の事業承継では、自社株式の評価額が高いと相続税・贈与税の負担が重く、また遺留分をめぐって株式が分散する恐れがある。経営承継円滑化法は、非上場株式等の納税猶予・免除制度、遺留分に関する民法の特例、金融支援を用意してこれらの障害を取り除いている。
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問344.VRIOフレームワークの「I」は模倣困難性(Inimitability)を意味し、競合が容易に真似できない経営資源かを評価する基準である。
正解:○(正しい)
解説:VRIOのIはInimitability(模倣困難性)。価値があり希少な資源でも、簡単に真似されれば優位は一時的に終わる。模倣が難しくなる要因としては、長年の積み重ねによる経路依存性、なぜ優れているかが本人にも分かりにくい因果曖昧性、人間関係に埋め込まれた社会的複雑性が挙げられる。
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問345.ダイナミックケイパビリティとは、環境変化に応じて経営資源を再構成し競争優位を維持する企業の能力である。
正解:○(正しい)
解説:ティースが提唱。感知(Sensing)・捕捉(Seizing)・再構成(Transforming)の3要素から成る。
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問346.ブルーオーシャン戦略は、既存市場で競合と直接競争してシェアを奪う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは競争のない未開拓市場(青い海)を創造し、競争を無意味化する戦略である。
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問347.バリューカーブ(戦略キャンバス)は、財務指標のみを縦軸に描くため業界の競争要因の差別化を可視化できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは業界の競争要因を横軸に、各社の提供水準を縦軸に描き、差別化点を可視化する手法である。
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問348.水平型M&Aは同業他社の買収であり、規模の経済・市場シェア拡大を主な目的とする。
正解:○(正しい)
解説:同業統合により規模の経済・コスト削減・市場支配力強化を狙う。独禁法の審査対象となりやすい。
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問349.垂直型M&Aは、自社のサプライチェーン上流または下流の企業を買収し、取引コスト削減を狙う戦略である。
正解:○(正しい)
解説:同じ製品の流れ(サプライチェーン)に沿って、原材料側の企業を買う上流統合や、販売側の企業を買う下流統合を行う戦略。取引のたびに生じる交渉・契約のコストを社内に取り込んで削減し、原材料の安定確保や販売チャネルの確保を狙う。同業他社を買う水平型とは目的が異なる。
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問350.コングロマリット型M&Aは、関連性のある同一業界企業を統合してシナジー効果を狙う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コングロマリット型M&Aは、関連性のない異業種の企業を買収して事業を多角化する類型。事業間の相乗効果よりリスク分散を狙うもので、関連性のある同一業界の企業を統合してシナジーを狙うのは水平型M&Aにあたる。
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問351.PMI(Post Merger Integration)はM&A実施後の経営統合プロセスを指し、M&A成功の鍵を握る重要工程である。
正解:○(正しい)
解説:契約が成立しても、組織・業務プロセス・情報システム・企業文化が統合されなければ期待した効果は生まれない。PMIはこの統合を計画的に進める工程で、最初の100日で重点課題を片付ける100日プランが代表的な進め方。M&Aが失敗する原因の多くはPMIの不調にあるとされる。
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問352.ジョイントベンチャー(JV)は単独企業のみで設立されるため戦略的提携には分類されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはJVは複数企業の共同出資による新会社設立形態で、戦略的提携の代表的な一形態である。
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問353.クリステンセンの破壊的イノベーションは、既存顧客のニーズを高機能化で満たすため持続的イノベーションと呼ばれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは破壊的イノベーションは性能を低くしつつ新しい価値(低価格・利便性)で新市場を開拓する。
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問354.両利きの経営は、既存事業の深化のみに集中し新規探索を行わない経営手法とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは既存事業の深化(Exploitation)と新規事業の探索(Exploration)を同時に追求する経営である。
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問355.プラットフォーム戦略におけるネットワーク効果は、ユーザー数の増加に伴い1ユーザーあたりの価値が高まる現象である。
正解:○(正しい)
解説:メットカーフの法則。SNS・決済・マッチングサービス等で勝者総取りが起きやすい。
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問356.PM理論(三隅二不二)はリーダーシップを目標達成機能(P)と集団維持機能(M)の2軸で分類する。
正解:○(正しい)
解説:三隅二不二が提唱した日本発の理論で、リーダーの行動を目標達成を促すP機能と集団をまとめるM機能の2軸で捉え、PM・Pm・pM・pmの4類型に分ける。両方が高いPM型がもっとも高い成果と満足をもたらすとされ、どちらか一方だけでは長期的に機能しにくい。
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問357.SL理論(ハーシー&ブランチャード)は部下の成熟度に応じて教示型・説得型・参加型・委任型を使い分けるリーダーシップ理論である。
正解:○(正しい)
解説:唯一最善のリーダーシップはなく、部下の成熟度(能力と意欲)に応じてスタイルを変えるべきだとする状況適合理論。成熟度が低い順に、細かく指示する教示型、説明して納得させる説得型、意思決定に参加させる参加型、任せる委任型へと、指示行動を減らしながら移行していく。
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問358.変革型リーダーシップ(バス)は、現状維持を重視し報酬と罰で部下を動機付けるリーダーシップである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはビジョン提示と知的刺激で部下の価値観を変革し高次の動機付けを行うリーダーシップである。
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問359.ブルームの期待理論は、期待・手段性・誘意性のいずれか1つでも高ければ動機付けは強くなる加算モデルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは3要素の積で決まる積モデルであり、いずれか1要素がゼロなら動機付けはゼロとなる。
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問360.アダムスの公平理論は、他者との比較で投入と報酬の比率が等しいと感じることで動機付けが維持されると説く。
正解:○(正しい)
解説:不公平を知覚すると行動修正(努力削減・離職等)が生じる。社内処遇制度の設計に応用される。
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問361.シャインの組織文化モデルは、文化を人工物・標榜される価値観・基本的仮定の3階層に分けて分析する。
正解:○(正しい)
解説:表層の人工物から深層の基本的仮定まで階層的に分析。組織変革には深層への働きかけが必要。
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問362.カンパニー制は事業部制よりも独立性が低く、本社の権限が強い組織形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはカンパニー制は事業部制より独立性が高く、社内分社として擬似的に独立経営を行う形態である。
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問363.ホラクラシー組織は階層的指揮命令系統を排除し、役割(ロール)ベースで自律的に意思決定する組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:上司・部下という階層をなくし、職務ではなく「ロール(役割)」を単位として、サークルと呼ばれる自律的な単位が自ら意思決定する組織形態。環境変化に速く適応できる一方、役割と権限を細かく定義するルールの運用負担が大きく、日本を含め導入は限定的にとどまっている。
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問364.360度評価は上司・同僚・部下・顧客等の多面的視点から評価を行う人事評価手法である。
正解:○(正しい)
解説:多角的評価で公平性・納得性を高める。リーダーシップ開発や能力開発目的での活用が中心。
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問365.コンピテンシーは年齢や勤続年数のみで決まる属性指標であり、行動特性とは無関係に評価される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコンピテンシーは高業績者の行動特性をモデル化し、評価・育成基準に活用する概念である。
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問366.ブランドエクイティ(ケラー)はブランド認知とブランドイメージから構成される顧客ベースの資産概念である。
正解:○(正しい)
解説:CBBE(Customer-Based Brand Equity)モデル。認知→意味→反応→関係性のピラミッド構造を持つ。
-
問367.ブランド拡張は新ブランドを必ず新設するため、既存ブランド資産を毀損するリスクは一切発生しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは既存ブランド名を新カテゴリに付与する戦略であり、不整合な拡張はブランド希薄化のリスクを伴う。
-
問368.ハウスオブブランド戦略は1つの企業ブランドで全製品を統一する戦略であり、P&Gが代表例である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはP&Gはハウスオブブランド(個別ブランド戦略)の代表例で、Tide・Pampers等を独立して展開する。
-
問369.垂直マーケティングシステム(VMS)は、製造業者・卸・小売がそれぞれ独立して短期契約のみで結ばれた緩い流通形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVMSはチャネル全体を一体的に管理する流通形態で、企業型・契約型・管理型の3タイプがある。
-
問370.IMC(統合マーケティングコミュニケーション)は広告・販促・PR・人的販売等を統合的に管理し一貫したメッセージを発信する手法である。
正解:○(正しい)
解説:顧客接点(ブランドコンタクト)全体で整合したコミュニケーションを設計する考え方。
-
問371.リレーションシップマーケティングは新規顧客獲得を最優先する短期取引志向のマーケティング手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リレーションシップマーケティングは、既存顧客との長期的な関係を築いて顧客生涯価値(LTV)を最大化する考え方。新規顧客の獲得は既存顧客の維持より何倍もコストがかかるとされ、この認識が短期の取引志向から関係志向への転換を後押しした。
-
問372.マーケティングの4Cは売り手視点の指標として4Pをそのまま転写しただけの概念である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは4Cは買い手視点で再構成された概念で、顧客価値・コスト・利便性・コミュニケーションから成る。
-
問373.カスタマージャーニーマップは顧客が製品・サービスと接触し購買・利用に至るプロセスを可視化したものである。
正解:○(正しい)
解説:認知→検討→購買→利用→推奨の各段階のタッチポイントと感情を整理し、施策を最適化する。
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問374.ブランドエクイティ(アーカー)の構成要素にはブランドロイヤルティが含まれる。
正解:○(正しい)
解説:アーカーはブランドエクイティを、ブランド認知・ブランド連想・知覚品質・ブランドロイヤルティ・その他のブランド資産(特許や商標など)の5つで捉えた。中でもロイヤルティは繰り返し購入や価格競争への耐性に直結するため、収益への影響が大きい。
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問375.VRIO分析の4要素として最も適切なものはどれか。
- ア.成長・差別化・統合・組織化
- イ.価値・収益性・革新性・機会
- ウ.視点・関係性・統合・運用
- エ.価値・希少性・模倣困難性・組織
正解:エ.価値・希少性・模倣困難性・組織
解説:Value・Rarity・Inimitability・Organization。バーニーが提唱した持続的競争優位の分析枠組み。
-
問376.ダイナミックケイパビリティの3要素として正しい組合せはどれか。
- ア.感知・捕捉・再構成
- イ.探索・深化・選択
- ウ.差別化・集中・統合
- エ.計画・実行・評価
正解:ア.感知・捕捉・再構成
解説:Sensing・Seizing・Transforming。環境変化を察知し機会を捉え経営資源を再構成する。
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問377.M&Aの統合プロセスを指す略語として正しいものはどれか。
- ア.DCF
- イ.PMI
- ウ.MBO
- エ.TOB
正解:イ.PMI
解説:Post Merger Integration。買収後の組織・業務・文化統合がM&A成功の決定要因。
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問378.クリステンセンの破壊的イノベーションの特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.既存顧客向けに性能を高め続ける
- イ.ハイエンド市場を独占する
- ウ.低価格・低性能から新市場を創出する
- エ.M&Aで競合を排除する
正解:ウ.低価格・低性能から新市場を創出する
解説:下位市場・新市場破壊から始まり既存企業のシェアを奪う。イノベーションのジレンマの中心概念。
-
問379.両利きの経営における「探索」と「深化」の組合せとして最も適切なものはどれか。
- ア.短期収益と海外進出の両立
- イ.市場調査と顧客対応の両立
- ウ.コスト削減と差別化の両立
- エ.新規事業探索と既存事業深化の両立
正解:エ.新規事業探索と既存事業深化の両立
解説:Exploration(新規探索)とExploitation(既存深化)を同時追求。長期生存に不可欠とされる。
-
問380.ブルームの期待理論において動機付けを構成する3要素として正しいものはどれか。
- ア.期待・手段性・誘意性
- イ.衛生要因・動機付け要因・成長要因
- ウ.生理・安全・自己実現
- エ.計画・実行・評価
正解:ア.期待・手段性・誘意性
解説:ブルームの期待理論では、動機づけの強さ=期待(努力すれば成果が出るという見込み)×手段性(成果が報酬につながるという見込み)×誘意性(その報酬の魅力)と表す。積の形なので、どれか一つがゼロなら全体もゼロになる。報酬が魅力的でも達成できないと思えば動機づけは生じない。
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問381.SL理論で部下の成熟度に応じて使い分けられないスタイルはどれか。
- ア.教示型
- イ.説得型
- ウ.強制型
- エ.委任型
正解:ウ.強制型
解説:SL理論のスタイルは、部下の成熟度が低い順に教示型・説得型・参加型・委任型の4つ。指示行動と援助行動の量を組み合わせて変えていくもので、力で従わせる「強制型」というスタイルはこの理論には存在しない。
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問382.シャインの組織文化モデルの3階層として正しい組合せはどれか。
- ア.目的・手段・成果
- イ.上層部・中間管理職・現場
- ウ.強み・弱み・機会
- エ.人工物・標榜価値観・基本的仮定
正解:エ.人工物・標榜価値観・基本的仮定
解説:シャインは組織文化を、目に見える人工物(オフィスや服装、儀式)、言語化された標榜価値観(理念やスローガン)、当然視されて意識されない基本的仮定の3層で捉えた。表層をいくら変えても、無意識の基本的仮定が変わらなければ文化は変わらない、という示唆を持つ。
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問383.マーケティング4Cの構成要素として該当しないものはどれか。
- ア.Customer Value
- イ.Channel
- ウ.Convenience
- エ.Cost
正解:イ.Channel
解説:4CはCustomer Value・Cost・Convenience・Communication。Channelは含まれない。
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問384.垂直マーケティングシステム(VMS)の3タイプとして該当しないものはどれか。
- ア.契約型VMS
- イ.企業型VMS
- ウ.競争型VMS
- エ.管理型VMS
正解:ウ.競争型VMS
解説:垂直マーケティングシステムは、メーカーから小売までの流通経路を統合的に運営する仕組みで、資本で結ぶ企業型、契約で結ぶ契約型(フランチャイズなど)、力関係で事実上まとめる管理型の3タイプがある。「競争型」はこの分類に含まれない。
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問385.生産管理の3要素はQ(品質)・C(コスト)・D(納期)である。
正解:○(正しい)
解説:QCD=Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)。製造業の3大基本管理指標。
-
問386.JIT(ジャスト・イン・タイム)は必要なものを必要なときに必要なだけ作る生産方式である。
正解:○(正しい)
解説:必要なものを、必要なときに、必要な量だけ作ることで、工程間や倉庫に滞留する在庫という無駄をなくす考え方。トヨタ生産方式の柱の一つで、在庫を減らすと隠れていた問題が表面化して改善が進むという効果もある。反面、需要変動や供給途絶には弱いという弱点も持つ。
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問387.TQM(総合的品質管理)は全社的品質改善活動を指す。
正解:○(正しい)
解説:Total Quality Management。デミング賞等の品質管理運動から発展。
-
問388.5Sは整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つの職場改善活動である。
正解:○(正しい)
解説:整理(要らないものを捨てる)・整頓(必要なものを取り出しやすく置く)・清掃(きれいにする)・清潔(その状態を保つ)・しつけ(習慣として定着させる)の5つ。単なる片付けではなく、異常が一目でわかる状態を作ることで品質・安全・効率の土台を整える活動である。
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問389.PDCAサイクルは計画(P)・実行(D)・評価(C)・改善(A)の継続的改善手法である。
正解:○(正しい)
解説:Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を回し、その結果を次の計画に反映させることで継続的に水準を高めていく手法。デミングサイクルとも呼ばれ、品質管理から経営管理全般に広く用いられる。Checkを省いて実行と計画だけを繰り返すと改善が積み上がらない。
-
問390.カンバン方式は工程間の情報伝達と在庫管理を行うトヨタ生産方式の手法である。
正解:○(正しい)
解説:後工程が使った分だけをカンバン(作業指示・運搬指示の札)で前工程に知らせ、前工程はその分だけ作るという情報伝達の仕組み。作りすぎの無駄を防ぎ、必要量が現物の札として見えるので在庫を管理しやすい。JITを現場で実現するための道具にあたる。
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問391.生産管理の3要素にA(Accuracy)が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。生産管理の基本要素はQ(Quality=品質)・C(Cost=原価)・D(Delivery=納期)の3つ。この3つはトレードオフの関係になりやすく、どれをどう両立させるかが生産システム設計の核心になる。Accuracyは含まれない。
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問392.JITは在庫を最大化する生産方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。JIT=Just In Timeは『在庫最小化』。必要なものを必要なときに必要なだけ。
-
問393.5Sは整理・整頓・清掃・清潔・整列の5つである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。5Sは整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。5番目は「整列」ではなく「しつけ」で、決めたことを習慣として守り続ける段階を指す。ここが抜けると前の4つも時間とともに元に戻ってしまう。
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問394.PDCAサイクルはPlan・Do・Check・Adoptの順である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PDCAは『Plan・Do・Check・Action(改善)』。Adoptではない。
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問395.カンバン方式は前工程プッシュ方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。カンバン方式は後工程が使った分だけ前工程に引き取りに行く後工程引取り方式=プル方式。生産計画に基づいて前工程が押し出すプッシュ方式では作りすぎの在庫が生じやすく、それを避けることがカンバンの狙いである。
-
問396.TQMは特定部署のみの品質管理活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。TQM=Total Quality Managementは『全社的品質改善活動』。
-
問397.生産管理の3要素として正しい組合せはどれか。
- ア.業界・市場・競合
- イ.売上・利益・コスト
- ウ.計画・実行・評価
- エ.品質・コスト・納期(QCD)
正解:エ.品質・コスト・納期(QCD)
解説:QCD=Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)。製造業の基本管理指標。
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問398.JIT(ジャスト・イン・タイム)の核心として正しいのはどれか。
- ア.必要なものを必要なときに必要なだけ作る(在庫最小化)
- イ.在庫最大化
- ウ.量産集中型
- エ.品質一辺倒
正解:ア.必要なものを必要なときに必要なだけ作る(在庫最小化)
解説:必要なものを必要なときに必要な量だけ作ることで、工程間や倉庫に滞留する在庫の無駄をなくす考え方。在庫を最大化したり量産に集中したりする発想とは正反対で、品質だけを追うものでもない。トヨタ生産方式ではもう一方の柱である自働化と組み合わせて機能する。
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問399.5Sとして正しい組合せはどれか。
- ア.Sales・Service・Support・Speed・Skill
- イ.整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
- ウ.See・Sense・Survey・Strategy・Solution
- エ.成功・速度・効率・節約・成長
正解:イ.整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
解説:整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つで、いずれも日本語のローマ字表記がSで始まることに由来する。要らないものを捨て、必要なものを取り出しやすく置き、きれいにし、その状態を保ち、習慣として定着させる、という順序自体に意味がある。英単語の頭文字を並べたものではない。
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問400.PDCAサイクルとして正しい組合せはどれか。
- ア.Plan・Develop・Communicate・Achieve
- イ.Plan・Draw・Choose・Apply
- ウ.Plan・Do・Check・Action
- エ.Process・Data・Control・Audit
正解:ウ.Plan・Do・Check・Action
解説:PDCA=Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)。デミングサイクル。
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問401.TQMの正式名称として正しいのはどれか。
- ア.Team Quality Mission
- イ.Top Quality Method
- ウ.Time Quality Marketing
- エ.Total Quality Management
正解:エ.Total Quality Management
解説:TQM=Total Quality Management(総合的品質管理)。全社的品質改善活動。
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問402.カンバン方式の特徴として正しいのはどれか。
- ア.前工程プッシュ
- イ.後工程引取り(プル)
- ウ.ランダム生産
- エ.全体一括
正解:イ.後工程引取り(プル)
解説:カンバン方式=後工程引取り(プル)方式。トヨタ生産方式の手法で在庫の見える化と最適化。
-
問403.中小企業の定義は業種により異なり、資本金または従業員数で判定される。
正解:○(正しい)
解説:製造業=資本金3億円以下or従業員300人以下、卸=1億円/100人、小売=5,000万円/50人等。
-
問404.ライン生産方式は単一品種大量生産に適し、専門化により生産性が高いが、需要変動への対応は柔軟性に欠ける。
正解:○(正しい)
解説:工程を細かく分けて作業者や設備を専門化し、コンベアなどで流して作る方式。習熟が早く1個あたりの加工時間が短くなるので単一品種の大量生産に向く反面、段取り替えのコストが高く、品種や生産量の変動に対応しにくい。多品種少量ではセル生産方式などが検討される。
-
問405.トヨタ生産方式の2本柱は「JIT(ジャストインタイム)」と「自働化(ニンベンの付いた自動化)」である。
正解:○(正しい)
解説:JITは必要なものを必要なときに必要な量だけ作って在庫の無駄をなくす仕組み。自働化は異常が起きたら機械が自ら止まる(あるいは作業者が止める)ことで、不良品を後工程に流さず原因を追究する仕組み。前者が流れの無駄、後者が品質の作り込みを担い、両輪で機能する。
-
問406.6シグマは100万機会あたり3.4件以下の欠陥水準を目指す品質改善手法で、DMAICサイクルで推進される。
正解:○(正しい)
解説:Define・Measure・Analyze・Improve・Control。モトローラ発、GEで体系化された。
-
問407.ISO9001は環境マネジメントシステムの国際規格であり、環境負荷低減を目的とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはISO9001は品質マネジメントシステムの規格であり、環境マネジメントはISO14001である。
-
問408.MRPは基準生産計画と独立して動作し、部品表(BOM)や在庫情報を一切参照せず手作業発注に依存する手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはMRPは基準生産計画・BOM・在庫情報から従属需要品目の所要量とタイミングを算出する手法である。
-
問409.経済的発注量(EOQ)は発注頻度のみを最小化し、保管費用は考慮しない単純モデルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはEOQは発注費用と保管費用の合計が最小となる発注量を求めるモデルである。
-
問410.ABC分析は在庫品目を金額や使用量で重要度ランク分けし、重点管理する手法である。
正解:○(正しい)
解説:Aランク(重点管理)・Bランク(標準管理)・Cランク(簡易管理)に分類。パレートの法則を応用。
-
問411.TPM(全員参加の生産保全)は設備の保全活動を生産部門のみで行う活動である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはTPMは経営トップから現場まで全員参加で設備総合効率を最大化する活動である。
-
問412.予防保全は故障発生前に定期点検・部品交換等を行う保全方式で、計画的に設備停止を行う。
正解:○(正しい)
解説:Preventive Maintenance。事後保全(BM)よりトータルコストを下げる。
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問413.予知保全は故障発生後の事後対応に特化した保全方式であり、IoTセンサや状態監視は使用しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは予知保全はIoTセンサ等で設備状態を監視し異常兆候を検知して保全する方式(CBM)である。
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問414.VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)は会計業務の効率化を目的とする経理手法であり、店舗陳列や視覚訴求とは無関係である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVMDは商品陳列・店舗装飾で視覚的に訴求し購買を促進する小売技法で、VP・PP・IPの3階層から成る。
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問415.棚割り(プラノグラム)は売場の棚に商品を配置する計画で、売上・在庫・歩留りを最適化する。
正解:○(正しい)
解説:POSデータに基づき品揃え・フェイス数・陳列位置を決定する。カテゴリーマネジメントの中核活動。
-
問416.3PLは荷主自身の物流子会社を意味し、外部の物流専業企業とは無関係な概念である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは3PLは荷主企業の物流業務を一括受託する第三者物流専業企業のサービスを指す。
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問417.クロスドック方式は入荷した商品を保管せずに仕分けて即出荷する物流方式で、TC(通過型センター)の中核機能である。
正解:○(正しい)
解説:入荷した商品を保管せず、その場で店舗別・方面別に仕分けて即日出荷する方式。保管スペースと在庫費用が不要になりリードタイムも短くなる。ただし入荷と出荷のタイミングを合わせる精度の高い計画が必要で、鮮度が重要な生鮮食品やサイクルの速いアパレルで活用される。
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問418.DC(Distribution Center)は在庫を保管し、出荷指示に応じて出荷する在庫型物流センターである。
正解:○(正しい)
解説:在庫を保管しておき、注文に応じて出荷する在庫型の物流センター。手元に在庫があるので需要の変動や急な注文に応えやすい反面、保管費用と在庫リスクを負う。在庫を持たず通過させるだけのTC(通過型センター)と対照的で、商品特性に応じて使い分ける。
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問419.RFID(電子タグ)は無線通信で個別商品を識別する技術で、複数タグの一括読取が可能である。
正解:○(正しい)
解説:ICタグに記録した情報を電波で読み取る技術。バーコードと違って1つずつスキャンする必要がなく、箱の中や離れた場所にある複数のタグをまとめて読み取れるため、棚卸や検品の時間を大幅に短縮できる。単価がバーコードより高いことが普及のハードルとなってきた。
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問420.POSシステムは決済機能のみを担う単純なレジスタであり、売上分析や発注最適化への活用は不可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはPOSは販売時点情報を収集し、単品ごとの売上分析・売れ筋死に筋判定・発注最適化に活用される。
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問421.SCM(サプライチェーンマネジメント)は原材料調達から最終販売までの一連の流れを統合最適化する経営手法である。
正解:○(正しい)
解説:需要予測・在庫・物流・生産を企業間で連携し、リードタイム・在庫・コストの総合最適化を狙う。
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問422.ブルウィップ効果はSCM下流側で需要変動が縮小される現象で、情報遮断こそが解決策とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは上流ほど需要変動が増幅される現象で、情報共有(CPFR等)が軽減策となる。
-
問423.動作研究はワークサンプリング法とも呼ばれ、作業時間を計測することが主目的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは動作研究は作業の動作要素を分析・改善する手法で、時間計測が主目的の時間研究とは別である。
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問424.経済的発注量(EOQ)モデルの公式として最も適切なものはどれか。
- ア.EOQ=D/S+H
- イ.EOQ=D×S×H
- ウ.EOQ=(D+S)/H
- エ.EOQ=√(2DS/H)
正解:エ.EOQ=√(2DS/H)
解説:D:年間需要、S:1回発注費、H:単位保管費。発注費と保管費の合計を最小化する。
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問425.ABC分析でAランクの管理方針として最も適切なものはどれか。
- ア.重点管理・継続的見直し
- イ.発注頻度を最小化し簡易管理
- ウ.在庫を持たず都度購入
- エ.完全自動発注のみで運用
正解:ア.重点管理・継続的見直し
解説:在庫金額の累計構成比でAランク(品目数は少ないが金額の大半を占める)・B・Cに分け、管理の力の入れ方を変える手法。Aランクは金額インパクトが大きいので発注量や在庫水準を頻繁に見直す重点管理を行い、Cランクは手間をかけずまとめ発注などの簡易管理にとどめる。管理コストと効果のバランスを取る考え方。
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問426.6シグマの推進サイクルDMAICの「M」が示すものとして正しいものはどれか。
- ア.Manage(管理)
- イ.Measure(測定)
- ウ.Monitor(監視)
- エ.Modify(修正)
正解:イ.Measure(測定)
解説:Define・Measure・Analyze・Improve・Control。Mは測定。データ収集と現状把握の段階。
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問427.ISO規格で品質マネジメントシステムを定めるものとして正しいものはどれか。
- ア.ISO27001
- イ.ISO14001
- ウ.ISO9001
- エ.ISO45001
正解:ウ.ISO9001
解説:ISO9001は品質。14001は環境、27001は情報セキュリティ、45001は労働安全衛生。
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問428.3PL(サードパーティロジスティクス)の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.国際海運のみを専業とする
- イ.個人配送ドライバーのマッチング
- ウ.荷主が自前で物流子会社を運営する
- エ.荷主企業の物流業務を一括受託する
正解:エ.荷主企業の物流業務を一括受託する
解説:倉庫・配送・在庫・情報まで一括で荷主に提供。物流コスト削減と業務集中を支援する。
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問429.SCMにおけるブルウィップ効果の主な原因として該当しないものはどれか。
- ア.POS導入による情報共有
- イ.発注ロットサイズ
- ウ.価格変動
- エ.需要予測誤差
正解:ア.POS導入による情報共有
解説:ブルウィップは需要予測誤差・発注ロット・価格変動・配給配分が原因。POS導入は情報共有による軽減策。
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問430.在庫を持たない通過型物流センターを示すものとして正しいものはどれか。
- ア.DC(Distribution Center)
- イ.TC(Transfer Center)
- ウ.PC(Procurement Center)
- エ.MC(Manufacturing Center)
正解:イ.TC(Transfer Center)
解説:TCは通過型・クロスドックで在庫を持たず即仕分け出荷。DCは在庫保有型で対照的。
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問431.VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の3階層として正しい組合せはどれか。
- ア.P・Q・C
- イ.S・T・P
- ウ.VP・PP・IP
- エ.A・B・C
正解:ウ.VP・PP・IP
解説:VP(ビジュアル)・PP(ポイント)・IP(アイテム)。店舗の遠・中・近で訴求を設計する。
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問432.セル生産方式の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.本社一括の発注業務システム
- イ.コンベア上で単一品種を大量生産する
- ウ.全自動ロボットのみで稼働する無人工場
- エ.1人または少人数で工程全体を担当する屋台方式
正解:エ.1人または少人数で工程全体を担当する屋台方式
解説:多品種少量・短納期生産に強い。作業者の多能工化が前提となる屋台方式とも呼ばれる。
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問433.次のうちISO/IEC 27001(ISMS)認証の基本サイクルとして正しいのはどれか。
- ア.PDCA(Plan-Do-Check-Act)
- イ.OODA(Observe-Orient-Decide-Act)
- ウ.DMAIC(Define-Measure-Analyze-Improve-Control)
- エ.SECI(Socialization-Externalization-Combination-Internalization)
正解:ア.PDCA(Plan-Do-Check-Act)
解説:ISMSはPDCAサイクルで継続的改善を要求。DMAICはシックスシグマ、SECIは知識経営。
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問434.貸借対照表(B/S)は企業のある時点の財政状態を示す財務諸表である。
正解:○(正しい)
解説:決算日という「ある一時点」で資産・負債・純資産がどうなっているかを示す。左側の資産=右側の負債+純資産が必ず成り立ち、右側は資金をどう調達したか、左側はそれを何に投じているかを表す。時点の残高を示すストック情報である点で、期間の成績を示すP/Lと対をなす。
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問435.損益計算書(P/L)は企業の一定期間の経営成績を示す財務諸表である。
正解:○(正しい)
解説:1年などの「一定期間」にどれだけ稼いだかを示す。売上総利益→営業利益→経常利益→税引前当期純利益→当期純利益と段階的に示すことで、本業で稼いだのか、財務活動によるのか、臨時の損益によるのかを区別できる。期間の流れを表すフロー情報。
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問436.キャッシュフロー計算書は営業活動・投資活動・財務活動の3区分でキャッシュの流れを示す。
正解:○(正しい)
解説:利益が出ていても現金が尽きれば倒産する(黒字倒産)ため、現金の増減を営業活動・投資活動・財務活動の3区分で示す。本業でどれだけ現金を稼いだかを示す営業CFがプラスであることが健全性の基本で、投資CFのマイナスは成長投資、財務CFは資金調達・返済の動きを表す。
-
問437.売上総利益(粗利益)は売上高から売上原価を差し引いた金額である。
正解:○(正しい)
解説:売上高−売上原価で、粗利益とも呼ばれるP/L最初の利益。商品やサービスそのものが生む付加価値の大きさを表し、売上高に対する比率(売上総利益率)は価格競争力や商品力の指標になる。ここから販管費を差し引くと営業利益になる。
-
問438.営業利益は売上総利益から販管費(販売費及び一般管理費)を差し引いた金額である。
正解:○(正しい)
解説:営業利益=売上総利益−販管費(販売費及び一般管理費)。本業の収益力を示す重要指標。
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問439.経常利益は営業利益に営業外損益(受取利息・支払利息等)を加減した金額である。
正解:○(正しい)
解説:経常利益=営業利益+営業外損益(受取利息・支払利息等)。事業活動全体の総合的な収益力を示す。
-
問440.当期純利益は経常利益から特別損益・税金等を加減した最終利益である。
正解:○(正しい)
解説:経常利益に、固定資産売却損益や災害損失といった臨時の特別損益を加減し、法人税等を差し引いた最終的な利益。P/Lの最下行に来るのでボトムラインと呼ばれ、株主に帰属する利益として配当の原資やROEの分子になる。
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問441.流動比率は流動資産÷流動負債で短期支払能力を示す指標である。
正解:○(正しい)
解説:1年以内に現金化できる流動資産が、1年以内に支払う流動負債をどれだけ上回るかを示す指標。100%を割ると短期の支払いに不安があり、一般に200%以上あれば安全とされる。ただし棚卸資産が多いと数値ほど余裕がないため、それを除いた当座比率も併せて見る。
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問442.自己資本比率は純資産÷総資産で財務安定性を示す指標である。
正解:○(正しい)
解説:総資産のうち返済不要の自己資本(純資産)が占める割合で、高いほど借入依存度が低く不況に耐えやすい。一般に40%以上が望ましいとされる。ただし高すぎると財務レバレッジが効かずROEが低くなるため、安全性と収益性のバランスが問われる。
-
問443.ROE(自己資本利益率)は当期純利益÷自己資本で株主への収益性を示す。
正解:○(正しい)
解説:当期純利益÷自己資本。株主が出した資金でどれだけ利益を生んだかを示すため株主が最も重視する収益性指標で、10%以上が一つの目安。売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジに分解でき(デュポン分解)、どの要素で稼いでいるかを分析できる。
-
問444.ROA(総資産利益率)は当期純利益÷総資産で資産活用効率を示す。
正解:○(正しい)
解説:当期純利益÷総資産。調達方法を問わず、投じた資産全体でどれだけ利益を上げたかを示す。分母が自己資本のROEと違い借入の影響を受けにくいため、事業そのものの収益力を比べるのに向く。売上高利益率×総資産回転率に分解できる。
-
問445.損益分岐点は売上高と費用が等しくなる売上水準で、これを超えると利益が発生する。
正解:○(正しい)
解説:売上高=費用となり利益がゼロになる売上水準。ここを超えれば利益、下回れば損失が出る。固定費÷(1−変動費率)で求められ、固定費が大きいほど、また変動費率が高いほど損益分岐点は高くなる。実際の売上との差(安全余裕率)が景気変動への耐性を示す。
-
問446.NPV(正味現在価値)法は将来キャッシュフローを現在価値に割り引いて投資判断する手法である。
正解:○(正しい)
解説:投資が生む将来キャッシュフローを資本コストで現在価値に割り引き、初期投資額を差し引いた金額。プラスなら投資額を上回る価値を生むので実行に値する。金額で表れるため複数案の比較や合算がしやすい一方、割引率の設定次第で結論が変わる点に注意が必要。
-
問447.IRR(内部収益率)法はNPVがゼロになる割引率で投資判断する手法である。
正解:○(正しい)
解説:NPVがちょうどゼロになる割引率で、その投資自体の利回りを表す。資本コスト(WACC)を上回れば投資価値があると判断する。率で示されるので直感的だが、キャッシュフローの符号が複数回変わると解が複数生じるなどの弱点があり、NPVと併用するのが基本。
-
問448.WACC(加重平均資本コスト)は負債コストと自己資本コストの加重平均である。
正解:○(正しい)
解説:Weighted Average Cost of Capital。投資判断の割引率として使用。
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問449.連結財務諸表は親会社と子会社等のグループ全体の財務諸表である。
正解:○(正しい)
解説:支配従属関係にある企業集団を一つの組織とみなして作成する財務諸表。子会社を使った取引で業績を操作されるのを防ぐため、グループ内部の取引や債権債務は相殺消去される。連結B/S・P/L・キャッシュ・フロー計算書・株主資本等変動計算書から構成される。
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問450.減価償却は固定資産の取得原価を耐用年数にわたって費用配分する手続きである。
正解:○(正しい)
解説:固定資産は長期にわたって収益に貢献するため、取得時に全額を費用とせず耐用年数にわたって配分する。費用と収益を対応させる考え方に基づく手続で、定額法・定率法などがある。現金支出を伴わない費用なので、キャッシュフロー計算書の間接法では利益に足し戻される。
-
問451.貸借対照表は一定期間の経営成績を示す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。貸借対照表は決算日という一時点の財政状態(ストック)を示す。一定期間の経営成績(フロー)を示すのは損益計算書のほうである。
-
問452.損益計算書はストック情報である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。損益計算書は一定期間の経営成績を示すフロー情報。ある時点の残高を示すストック情報は貸借対照表である。
-
問453.営業利益は売上高から売上原価のみを引いた金額である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。売上高から売上原価のみを引いたものは売上総利益(粗利益)。営業利益は、そこからさらに販売費及び一般管理費を差し引いた、本業で稼いだ利益を指す。
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問454.流動比率は固定資産÷固定負債で計算する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。流動比率=流動資産÷流動負債で、1年以内に現金化できる資産と1年以内に支払う負債を比べる短期支払能力の指標。固定資産・固定負債を用いるのは固定長期適合率などの別の指標である。
-
問455.自己資本比率は負債÷総資産で計算する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。自己資本比率は『純資産÷総資産』。負債÷総資産は他人資本比率(負債比率)。
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問456.ROEはROAと同じ計算式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。分子はどちらも当期純利益だが、分母がROEは自己資本、ROAは総資産で異なる。借入を増やすと総資産が増えてROAは下がる一方、自己資本は変わらないためROEは上がりうる。この差が財務レバレッジの効果を表している。
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問457.損益分岐点を下回ると利益が発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。損益分岐点は利益がゼロになる売上水準なので、上回れば利益、下回れば損失が生じる。固定費÷(1−変動費率)で求められる。
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問458.NPVが負の値の投資は実行すべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。NPVがマイナスということは、将来キャッシュフローの現在価値が投資額に届かない=資本コストに見合わないということなので、実行すべきでない。プラスの案件を選ぶのが原則である。
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問459.IRRはWACCより低い投資が望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。IRRはその投資自体の利回りなので、資金の調達コストであるWACCを上回って初めて価値を生む。したがってIRR>WACCが投資実行の判断基準になる。
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問460.減価償却は流動資産にも適用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減価償却は『固定資産(建物・機械等)』のみ対象。流動資産(在庫・現金等)には適用なし。
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問461.連結財務諸表は親会社の単独財務諸表である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。連結財務諸表は親会社と子会社等を含む企業集団全体を一つの組織とみなして作成する。親会社だけのものは個別(単体)財務諸表と呼ばれ、両者は別物である。
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問462.経常利益は当期純利益より小さい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。通常は経常利益>当期純利益(経常利益から特別損益・税金を引いて当期純利益)。
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問463.キャッシュフロー計算書の営業CFがマイナスの企業は健全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。営業CFは本業でどれだけ現金を稼いだかを示すので、マイナスは本業で現金を生めていないサイン。利益が出ていても営業CFがマイナスであれば売掛金や在庫が膨らんでいる可能性があり、黒字倒産の危険をはらむ。
-
問464.損益分岐点売上高は変動費÷(1-固定費率)で計算する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。損益分岐点売上高は『固定費÷(1-変動費率)』。固定費と変動費の位置が逆。
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問465.WACCは負債コストのみで計算される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。WACC(加重平均資本コスト)は、負債コストと自己資本コストをそれぞれの調達額の構成比で加重平均したもの。負債の利子は損金算入により節税効果があるため、負債コストは税引後で計算する点も押さえておく。
-
問466.ROEが低いほど株主への収益性が高い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ROEは株主が出した資金でどれだけ利益を生んだかを示すので、高いほど株主への収益性が高い。10%以上が一つの目安とされる。
-
問467.貸借対照表(B/S)の説明として正しいのはどれか。
- ア.ある時点の財政状態
- イ.一定期間の経営成績
- ウ.現金の流れ
- エ.純資産の変動
正解:ア.ある時点の財政状態
解説:貸借対照表は決算日という一時点の財政状態を示し、資産=負債+純資産が必ず成り立つ。一定期間の経営成績を示すのは損益計算書、現金の流れを示すのはキャッシュ・フロー計算書、純資産の変動を示すのは株主資本等変動計算書で、それぞれ役割が異なる。
-
問468.損益計算書(P/L)の利益区分として誤った順序はどれか。
- ア.売上総利益→営業利益→経常利益→当期純利益
- イ.当期純利益→経常利益→営業利益→売上総利益
- ウ.営業利益→経常利益
- エ.売上総利益→営業利益
正解:イ.当期純利益→経常利益→営業利益→売上総利益
解説:損益計算書は、売上総利益(売上高−売上原価)→営業利益(−販管費)→経常利益(±営業外損益)→税引前当期純利益(±特別損益)→当期純利益(−法人税等)の順に段階的に利益を示す。当期純利益から遡っていく順序は誤り。
-
問469.営業利益の計算式として正しいのはどれか。
- ア.売上高-売上原価
- イ.経常利益+営業外損益
- ウ.売上総利益-販管費
- エ.当期純利益+税金
正解:ウ.売上総利益-販管費
解説:営業利益=売上総利益−販売費及び一般管理費。売上高−売上原価は売上総利益であり、営業外損益を加減すると経常利益になる。本業でどれだけ稼いだかを示す利益なので、経営分析では最重視されることが多い。
-
問470.流動比率の計算式として正しいのはどれか。
- ア.純利益÷総資産
- イ.純資産÷総資産
- ウ.純利益÷自己資本
- エ.流動資産÷流動負債
正解:エ.流動資産÷流動負債
解説:流動比率=流動資産÷流動負債。1年以内に現金化できる資産が1年以内に支払うべき負債をどれだけ上回るかを見る短期支払能力の指標で、一般に200%以上が望ましいとされる。純利益や純資産を用いる他の選択肢は収益性・安全性の別指標である。
-
問471.自己資本比率の計算式として正しいのはどれか。
- ア.純資産÷総資産
- イ.負債÷総資産
- ウ.純利益÷総資産
- エ.純利益÷自己資本
正解:ア.純資産÷総資産
解説:自己資本比率=純資産÷総資産。返済不要の資金がどれだけ厚いかを示す財務安定性の指標で、一般に40%以上が望ましいとされる。純利益を分子に置くのは収益性指標(ROA・ROE)であって、安全性の指標ではない。
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問472.ROEの計算式として正しいのはどれか。
- ア.純利益÷総資産
- イ.純利益÷自己資本
- ウ.純利益÷売上高
- エ.売上高÷総資産
正解:イ.純利益÷自己資本
解説:ROE=当期純利益÷自己資本。株主が出した資金に対する収益性を示すため投資家が最も重視する指標の一つで、10%以上が目安。分母を総資産にするとROA、売上高にすると売上高純利益率になり、意味する内容が変わる。
-
問473.ROAの計算式として正しいのはどれか。
- ア.売上高÷総資産
- イ.純利益÷自己資本
- ウ.純利益÷総資産
- エ.純利益÷売上高
正解:ウ.純利益÷総資産
解説:ROA=当期純利益÷総資産。調達方法を問わず、投じた資産全体でどれだけ利益を上げたかを示す。分母が自己資本のROEと違い借入の影響を受けにくいため、事業そのものの収益力の比較に向いている。
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問474.損益分岐点売上高の計算式として正しいのはどれか。
- ア.変動費÷固定費
- イ.売上高-費用
- ウ.固定費+変動費
- エ.固定費÷(1-変動費率)
正解:エ.固定費÷(1-変動費率)
解説:売上高=固定費+変動費となる点なので、変動費率をrとすると S=固定費+rS より S=固定費÷(1−r)となる。1−rは限界利益率にあたり、売上1円あたりどれだけ固定費の回収に回せるかを示す。固定費が大きいほど、限界利益率が低いほど損益分岐点は高くなる。
-
問475.NPV法による投資判断基準として正しいのはどれか。
- ア.NPV>0で実行
- イ.NPV<0で実行
- ウ.NPV=0で実行
- エ.NPVは不要
正解:ア.NPV>0で実行
解説:NPVは将来キャッシュフローの現在価値から投資額を差し引いた金額なので、プラスであれば資本コストを上回る価値を生むことを意味し実行に値する。マイナスなら投資額を回収できず、ゼロなら価値を生まないため実行の根拠にはならない。
-
問476.IRR法による投資判断基準として正しいのはどれか。
- ア.IRR<WACCで実行
- イ.IRR>WACC(加重平均資本コスト)で実行
- ウ.IRR=0で実行
- エ.IRRは無関係
正解:イ.IRR>WACC(加重平均資本コスト)で実行
解説:IRRはNPVがゼロになる割引率、すなわちその投資自体の利回りを表す。資金の調達コストであるWACCを上回れば差額分の価値を生むので実行する。下回れば調達コストすら賄えないため実行しない。
-
問477.WACCの構成要素として正しいのはどれか。
- ア.負債コストのみ
- イ.自己資本コストのみ
- ウ.負債コストと自己資本コストの加重平均
- エ.税金のみ
正解:ウ.負債コストと自己資本コストの加重平均
解説:WACC=Weighted Average Cost of Capital。負債コストと自己資本コストの加重平均。
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問478.連結財務諸表の対象範囲として正しいのはどれか。
- ア.親会社のみ
- イ.全業界の企業
- ウ.子会社のみ
- エ.親会社+子会社等のグループ全体
正解:エ.親会社+子会社等のグループ全体
解説:連結財務諸表は、親会社と支配従属関係にある子会社等を含む企業集団全体を対象とする。持分法適用の関連会社も投資の評価を通じて反映される。親会社だけ、あるいは子会社だけを対象とするものではなく、業界全体を対象とするものでもない。
-
問479.減価償却の対象資産として正しいのはどれか。
- ア.固定資産(建物・機械等)
- イ.流動資産
- ウ.現金
- エ.在庫
正解:ア.固定資産(建物・機械等)
解説:減価償却は、長期にわたり使用され価値が減っていく固定資産(建物・機械・車両など)の取得原価を耐用年数にわたって配分する手続。現金や在庫などの流動資産は対象外で、土地のように時の経過で価値が減らないとされる固定資産も償却しない。
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問480.キャッシュフロー計算書の3区分として正しいのはどれか。
- ア.売上・費用・利益
- イ.営業・投資・財務
- ウ.資産・負債・純資産
- エ.収益・費用・損失
正解:イ.営業・投資・財務
解説:キャッシュ・フロー計算書は営業活動によるCF・投資活動によるCF・財務活動によるCFの3区分で構成される。本業で稼ぐ営業CFがプラスであることが健全性の基本で、投資CFのマイナスは成長投資、財務CFは資金調達と返済の動きを示す。
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問481.会社法は2005年成立・2006年施行で、会社の組織・運営を定める法律である。
正解:○(正しい)
解説:それまで商法第2編・有限会社法などに分かれていた規律を統合し、2005年成立・2006年施行。会社の種類は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4つとされ、有限会社は新設できなくなった。最低資本金制度の廃止や機関設計の柔軟化など、設立・運営のハードルを下げる内容が盛り込まれている。
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問482.株式会社の最低資本金は1円から設立可能である(2005年改正後)。
正解:○(正しい)
解説:2005年成立の会社法で最低資本金制度が廃止され、資本金1円でも株式会社を設立できるようになった。旧商法では株式会社1000万円・有限会社300万円が必要だったが、資本の額で債権者を守る発想から、開業を促したうえで情報開示と剰余金の分配規制によって守る発想へ転換した。
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問483.大会社の定義は資本金5億円以上または負債200億円以上の株式会社である。
正解:○(正しい)
解説:会社法2条6号。最終事業年度の貸借対照表上、資本金5億円以上または負債総額200億円以上のいずれかに該当すれば大会社となる。社会的な影響が大きいため会計監査人の設置義務など重い規制が課される。どちらか一方を満たせば該当する点に注意。
根拠:会社法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)
-
問484.NPV法では、計算に用いる割引率は通常WACC(加重平均資本コスト)または当該プロジェクトのハードルレートを使用する。
正解:○(正しい)
解説:プロジェクトのリスクに見合う資本コストで割引。NPV>0なら採択。割引率はリスク調整が必要。
-
問485.CAPMでは、株式の期待リターンは無リスク金利+β×(市場リターン−無リスク金利)で計算される。
正解:○(正しい)
解説:資本資産価格モデル。市場リスクプレミアムにβを掛けた個別リスクプレミアムを加算。
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問486.ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、個別資産のリスクの加重平均より小さくなる場合があり、これは相関係数が1未満であることに起因する。
正解:○(正しい)
解説:分散投資効果。相関-1で理論上リスクゼロ可能、相関1ならリスク低減なし。マーコビッツの理論。
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問487.MM理論(モディリアーニ=ミラー命題)では、税金等のない完全市場で企業価値は資本構成(負債比率)に影響されない。
正解:○(正しい)
解説:第1命題=資本構成独立。法人税ありの修正版では負債利用ほど節税効果で企業価値増。
-
問488.持分法は、議決権の20%以上50%以下を保有する関連会社等に適用される連結会計手法で、投資勘定を持分相当額で評価替えする。
正解:○(正しい)
解説:「一行連結」とも呼ばれる。子会社(連結対象)と区別。影響力基準で判定する場合もある。
-
問489.のれんは、被取得企業の取得原価が時価純資産を超える額として認識され、日本基準では20年以内の規則的償却が必要である。
正解:○(正しい)
解説:IFRS・米国基準では非償却で減損テストのみ。日本基準と国際基準の主要相違点の一つ。
-
問490.間接法によるキャッシュフロー計算書では、税引前当期純利益から非資金損益項目・運転資本増減を加減して営業CFを算出する。
正解:○(正しい)
解説:減価償却費を足し戻し、売上債権増加・棚卸資産増加をマイナス、仕入債務増加をプラス。実務で一般的。
-
問491.NPVがゼロのプロジェクトは積極的に採択すべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはNPV=0は資本コストちょうどを稼ぐ水準で、採否は限界的。通常はNPV>0で採択。
-
問492.IRRは資本コストを下回るプロジェクトを採択する基準である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはIRR>資本コスト(WACC)の場合に採択。下回るプロジェクトは棄却。
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問493.CAPMでβ値が1のとき、その株式は無リスク資産と同じリターンが期待される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはβ=1は市場平均と同じ動き・リターン。無リスクリターンと等しいのはβ=0。
-
問494.ポートフォリオの分散投資効果は、構成資産の相関係数が+1のときに最大化される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは相関係数が-1に近いほど分散効果は大きい。+1だと分散効果はゼロ。
-
問495.MM理論第1命題は、法人税を考慮しても企業価値は資本構成に依存しないとする命題である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは税金なし完全市場の前提。法人税考慮の修正MMでは負債利用ほど節税で企業価値増。
-
問496.WACCの計算では、自己資本コストと負債コストを単純平均する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは時価ベースの資本構成で加重平均し、負債コストには(1-税率)を掛ける。
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問497.持分法は、議決権過半数を保有する子会社に適用される連結手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは持分法は関連会社(20-50%等)に適用。過半数保有の子会社は全部連結(完全連結)。
-
問498.のれんは日本基準では永久に償却しない無形固定資産である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは日本基準では20年以内で規則的償却。非償却+減損テストはIFRS・米国基準。
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問499.非支配株主持分(少数株主持分)は連結貸借対照表の負債の部に表示される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは純資産の部に表示。2008年の会計基準変更で負債から純資産に移管された。
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問500.間接法のキャッシュフロー計算書では減価償却費を税引前利益から差し引く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。減価償却費は費用として利益を減らしているが実際の現金支出を伴わないため、間接法では税引前当期純利益に加算して足し戻す。同じ理由で貸倒引当金の増加額なども加算の対象になる。
-
問501.売上債権の増加は営業キャッシュフローを増加させる要因である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは売上債権増加は現金回収未完了でCFを減少させる。仕入債務増加はCFを増加。
-
問502.標準原価計算における不利差異は実際原価が標準原価を下回った場合に発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。不利差異(借方差異)は実際原価が標準原価を上回った場合、つまり想定より多くコストがかかった場合に生じる。実際原価が標準を下回れば有利差異(貸方差異)となる。差異を価格差異と数量差異に分解して原因を突き止めることが標準原価計算の目的である。
-
問503.直接原価計算では固定製造原価を製品原価に含めるため、期末在庫評価に固定費が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは直接原価計算は変動費のみ製品原価。固定費は期間費用処理。全部原価計算と区別。
-
問504.ROICはROEより資本構成の影響を受けやすい指標である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはROICは投下資本ベース(負債+自己資本)で、ROEより資本構成中立的。
-
問505.コール・オプションの価値は原資産価格が上昇すると低下する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコールは原資産価格上昇で価値増(買う権利のため)。プットは価格上昇で価値減。
-
問506.NPV法と比較したIRR法の短所として最も適切なものはどれか。
- ア.計算が複雑で電卓では算出できない
- イ.キャッシュフローの符号が複数回変わると複数解または解なしになる
- ウ.将来CFを割り引かない
- エ.資本コストを用いない
正解:イ.キャッシュフローの符号が複数回変わると複数解または解なしになる
解説:非標準CF(投資・撤退混在)では複数IRR問題。再投資仮定もIRR自身で非現実的。NPVが理論的に優位。
-
問507.WACCの計算式として最も適切なものはどれか。
- ア.(負債コスト+自己資本コスト)÷2
- イ.自己資本コスト×D/V+負債コスト×E/V
- ウ.負債コスト×(1-税率)×D/V+自己資本コスト×E/V
- エ.(負債+自己資本)÷総資産
正解:ウ.負債コスト×(1-税率)×D/V+自己資本コスト×E/V
解説:時価ベース加重平均。負債コストは支払利息損金算入による節税効果(1-税率)を反映する。
-
問508.CAPMにおいて株式Aの期待リターンを計算する式として正しいのはどれか(Rf=無リスク金利、Rm=市場リターン、β=ベータ値)。
- ア.Rf×β+Rm
- イ.Rm+β×(Rf-Rm)
- ウ.β×(Rm-Rf)
- エ.Rf+β×(Rm-Rf)
正解:エ.Rf+β×(Rm-Rf)
解説:証券市場線(SML)の式。無リスク金利Rfに、市場リスクプレミアム(Rm-Rf)へβを掛けた個別リスクプレミアムを加える。Rfを加えない「β×(Rm-Rf)」は誤り。
-
問509.2資産ポートフォリオの分散投資効果が最大となる相関係数として最も適切なものはどれか。
- ア.-1.0
- イ.+0.5
- ウ.0
- エ.+1.0
正解:ア.-1.0
解説:相関-1で理論上リスクをゼロにできる完全ヘッジが可能。+1ではリスク低減ゼロで分散効果なし。
-
問510.MM理論(法人税考慮の修正版)から導かれる結論として最も適切なものはどれか。
- ア.資本構成は企業価値に影響しない
- イ.負債比率を高めるほど節税効果で企業価値は増加する
- ウ.自己資本のみの調達が最適である
- エ.配当性向は企業価値を直接決定する
正解:イ.負債比率を高めるほど節税効果で企業価値は増加する
解説:支払利息損金算入による節税効果=負債利用ほど企業価値増。ただし倒産コスト考慮で最適負債比率存在。
-
問511.連結会計における持分法の適用対象として最も適切なものはどれか。
- ア.議決権の過半数を保有する子会社
- イ.議決権ゼロの一般取引先
- ウ.議決権の概ね20%以上50%以下の関連会社
- エ.完全所有100%の子会社
正解:ウ.議決権の概ね20%以上50%以下の関連会社
解説:重要な影響力ある関連会社に適用。20%未満でも実質判定でなる場合あり。子会社は全部連結。
-
問512.日本基準におけるのれんの会計処理として最も適切なものはどれか。
- ア.永久に償却しない
- イ.取得時に一括費用処理
- ウ.5年で定率法償却が強制
- エ.20年以内で規則的に償却し、減損の兆候があれば減損テスト
正解:エ.20年以内で規則的に償却し、減損の兆候があれば減損テスト
解説:20年以内・規則償却+減損。IFRS・米国基準は非償却+毎期減損テスト。日本基準との差異が頻出。
-
問513.間接法によるキャッシュフロー計算書の営業CF区分において、税引前当期純利益に「加算」する項目はどれか。
- ア.減価償却費
- イ.売上債権の増加額
- ウ.棚卸資産の増加額
- エ.仕入債務の減少額
正解:ア.減価償却費
解説:減価償却費は非資金費用で加算(足し戻し)。売上債権・棚卸資産増加と仕入債務減少は減算項目。
-
問514.標準原価計算における直接材料費の価格差異が「不利差異」となるのはどの場合か。
- ア.実際価格<標準価格
- イ.実際価格>標準価格
- ウ.実際数量<標準数量
- エ.標準数量=実際数量
正解:イ.実際価格>標準価格
解説:(実際価格-標準価格)×実際数量。実際>標準で不利差異(コスト超過)。数量差異は数量で判定。
-
問515.ROIC(投下資本利益率)の計算式として最も適切なものはどれか。
- ア.当期純利益÷自己資本
- イ.売上高÷総資産
- ウ.営業利益×(1-税率)÷投下資本(負債+自己資本)
- エ.当期純利益÷総資産
正解:ウ.営業利益×(1-税率)÷投下資本(負債+自己資本)
解説:NOPAT÷投下資本。資本構成中立的で事業収益力を測定。WACCと比較して付加価値創出を判定。
-
問516.コール・オプションの価値を高める要因として最も適切なものはどれか。
- ア.原資産価格の下落
- イ.無リスク金利の低下
- ウ.満期までの残存期間の短縮
- エ.原資産価格のボラティリティ上昇
正解:エ.原資産価格のボラティリティ上昇
解説:ボラティリティ増→アップサイド拡大でコール・プット双方の価値増。原資産価格上昇もコール価値増。
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問517.配当割引モデル(ゴードン・モデル)で株式価値を計算する式として正しいのはどれか(D=次期配当、r=資本コスト、g=成長率)。
- ア.D÷(r-g)(r>gが条件)
- イ.D÷(r+g)
- ウ.D×(1+g)÷r
- エ.D×r×g
正解:ア.D÷(r-g)(r>gが条件)
解説:定率成長配当割引モデル。r>gが前提。永久配当の現在価値合計。資本コスト推定にも利用可能。
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問518.売上債権回転率の計算式として最も適切なものはどれか。
- ア.売上債権÷売上高
- イ.売上高÷売上債権
- ウ.売上原価÷売上債権
- エ.売上債権÷総資産
正解:イ.売上高÷売上債権
解説:回転率(回)=売上高÷売上債権。回転率高いほど回収効率良好。365÷回転率=回転期間(日)。
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問519.SECIモデルの4プロセスは共同化・選別化・連結化・内面化で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは共同化(S)・表出化(E)・連結化(C)・内面化(I)の4プロセスである。
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問520.ブランド戦略でP&Gが採用する代表的形態として最も適切なものはどれか。
- ア.ハウスオブブランド戦略
- イ.ブランドレス戦略
- ウ.サブブランド戦略
- エ.コーポレートブランド戦略
正解:ア.ハウスオブブランド戦略
解説:個別ブランド戦略(House of Brands)。製品ごとに独立ブランドを展開し市場リスクを分散する。
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問521.株主総会の特殊決議のうち309条3項は議決権を行使できる株主の半数以上かつ議決権の3分の2以上を要する。
正解:○(正しい)
解説:会社法309条3項の特殊決議は、議決権を行使できる株主の半数以上(人数の要件)であって、かつその議決権の3分の2以上の賛成を要する。全部の株式に譲渡制限を設ける定款変更など、株主の投下資本回収に重大な影響を与える場面で求められる。頭数の要件がある点が特別決議との違い。
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問522.ブロックチェーンはハッシュ値で連結された分散台帳技術で、改ざん耐性と非中央集権性を特徴とする。
正解:○(正しい)
解説:取引記録をブロックにまとめ、直前のブロックのハッシュ値を含めて鎖状につなぐため、過去のデータを書き換えると以降のハッシュがすべて食い違い改ざんが検知される。同じ台帳を多数のノードが分散して保持するので、中央の管理者がいなくても記録の同一性を保てる。暗号資産のほか、サプライチェーンのトレーサビリティなどにも応用される。
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問523.吸収合併の対価は存続会社の株式に限定され、金銭交付(キャッシュアウトマージャー)はできない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは2005年会社法で対価柔軟化され、金銭・社債・親会社株式等も可能。
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問524.拒否権付株式(黄金株)は公開会社でも自由に発行できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ただし理由は「公開会社は発行できないから」ではない。会社法108条1項ただし書が公開会社(と指名委員会等設置会社)に禁じているのは9号の役員選任権付種類株式であって、拒否権付株式は8号に当たり公開会社でも発行できる。誤りなのは「自由に」の部分で、発行するには定款で種類株式の内容と発行可能種類株式総数を定める必要があり(108条2項)、そのための定款変更には株主総会の特別決議を要する。上場会社では取引所の規則による制約も受ける。
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問525.ブロックチェーンは中央集権型サーバで管理される台帳技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはブロックチェーンは非中央集権の分散台帳。中央サーバを置かないのが特徴。