中小企業診断士 1次試験「企業経営理論」の一問一答
📖 中小企業診断士 1次試験「企業経営理論」の全97問と解説(一覧)
中小企業診断士 1次試験の企業経営理論に関する一問一答(全97問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.経営戦略は企業の長期的な方向性を定める意思決定である。
正解:○(正しい)
解説:限られた経営資源をどこに、どれだけ、どの順序で投じるかを決め、企業の長期的な方向性を定める意思決定。どの事業領域で戦うか(ドメインの定義)と、そこでどう競争優位を築くかが中心的な論点になる。日々の業務改善と違い、方向を誤ると努力そのものが無駄になる点で重要度が高い。
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問2.SWOT分析は内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を整理する手法である。
正解:○(正しい)
解説:Strength・Weakness・Opportunity・Threat。経営戦略策定の基本ツール。
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問3.ポーターの5フォースは新規参入・代替品・買い手・売り手・既存競争の5つの競争要因を分析する。
正解:○(正しい)
解説:業界の収益性は、新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力・既存企業間の敵対関係という5つの力で決まるとする枠組み。個々の企業の巧拙より業界構造が利益率を左右するという発想で、参入障壁が低く代替品が多い業界ほど利益を上げにくいと説明できる。
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問4.ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ・差別化・集中である。
正解:○(正しい)
解説:競争優位の源泉(低コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから導かれる3類型。低コストで勝つコストリーダーシップ、独自の価値で高価格を実現する差別化、特定セグメントに絞る集中戦略があり、どっちつかずになると優位を失う(スタック・イン・ザ・ミドル)と説明される。
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問5.プロダクト・ライフサイクル(PLC)は導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階で構成される。
正解:○(正しい)
解説:導入期は認知獲得のため広告投資がかさみ利益は出にくい、成長期は需要が伸びシェア獲得が課題、成熟期は競争が激化し差別化と効率化が鍵、衰退期は撤退やニッチ化を検討する。段階によって必要な戦略と資金の性格が変わるため、製品ごとに位置を見極めることが重要になる。
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問6.コア・コンピタンスは企業の中核となる独自の技術・能力を指す概念である。
正解:○(正しい)
解説:プラハラードとハメルが提唱した概念で、顧客に価値をもたらし、他社が容易に真似できず、複数の市場に展開できる中核的な能力を指す。個別の製品ではなく能力そのものを競争優位の源泉とみる点が特徴で、外部から買ってこられるものはコア・コンピタンスにならない。
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問7.VRIO分析は経営資源の価値(V)・希少性(R)・模倣困難性(I)・組織(O)を評価する手法である。
正解:○(正しい)
解説:経営資源が持続的な競争優位につながるかを、経済的価値(Value)・希少性(Rarity)・模倣困難性(Inimitability)・組織(Organization)の4つの問いで評価する。価値と希少性があっても模倣されやすければ優位は一時的で、それを活かす組織がなければ宝の持ち腐れになる、という順序で考える。
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問8.アンゾフの成長マトリクスは市場×製品の組合せで4つの成長戦略を分類する。
正解:○(正しい)
解説:既存/新規の市場と既存/新規の製品を掛け合わせ、市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化の4つに成長戦略を整理する。右下の多角化に進むほど既存の知見が使えずリスクが高くなるため、どの方向に踏み出すかを意識的に選ぶための道具になる。
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問9.マーケティングの4Pは製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・販促(Promotion)である。
正解:○(正しい)
解説:マッカーシーが整理した売り手側の視点によるマーケティング・ミックスの構成要素。4つは独立ではなく整合していることが重要で、高品質な製品に安すぎる価格を付けたり、高級ブランドを安売り店で流通させたりすると全体の訴求力が崩れる。買い手視点で捉え直した4C(顧客価値・コスト・利便性・コミュニケーション)と対応させて理解する。
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問10.STP戦略はセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングの3段階で構成される。
正解:○(正しい)
解説:市場を意味のある切り口で細分化し(Segmentation)、その中から自社が狙う層を選び(Targeting)、競合と比べてどう認識されたいかを定める(Positioning)という3段階。ここで狙いを定めてから4Pなどの具体策を組み立てるため、STPが曖昧なまま施策を打っても効果が出にくい。
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問11.AIDMAは消費者の購買行動モデル(注意・関心・欲求・記憶・行動)である。
正解:○(正しい)
解説:Attention・Interest・Desire・Memory・Action。古典的モデル。
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問12.AISASはネット時代の購買行動モデル(注意・関心・検索・行動・共有)である。
正解:○(正しい)
解説:電通が提唱した、インターネット普及後の購買行動モデル。Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動)→Share(共有)で、従来のAIDMAにあったMemory(記憶)に代わって検索が入り、購入後の共有が新たに加わった点が特徴。口コミが次の消費者の検索結果に影響するという循環を捉えている。
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問13.マズローの欲求5段階説は生理・安全・所属愛・承認・自己実現の階層を示す。
正解:○(正しい)
解説:生理的欲求→安全の欲求→所属と愛の欲求→承認の欲求→自己実現の欲求という階層で、低次の欲求が満たされるとより高次の欲求が現れるとする。給与や労働環境の改善は低次欲求を満たすが、それだけでは自己実現に基づく高い動機づけには届かない、という示唆を持つ。
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問14.ハーズバーグの二要因理論は動機づけ要因と衛生要因を区別する。
正解:○(正しい)
解説:満足をもたらす動機づけ要因(達成・承認・仕事そのもの・責任・成長)と、不足すると不満をもたらすが満たしても満足にはつながらない衛生要因(給与・作業条件・人間関係・会社の方針)は別物だとする理論。したがって給与を上げても不満は減るだけで、意欲を高めるには仕事の内容そのものを充実させる必要がある。
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問15.マグレガーのXY理論は人間観によりX理論(性悪説)とY理論(性善説)を区別する。
正解:○(正しい)
解説:X理論は人は本来怠惰で責任を避けるから統制と命令が必要だとする人間観、Y理論は条件が整えば自ら目標に向かって働くとする人間観。どちらを前提に置くかで管理スタイルが変わり、X理論に立った管理はかえって部下を受け身にするという自己成就的な問題も指摘される。
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問16.リッカートのシステムIV理論は参加型管理を最良の組織管理スタイルとする。
正解:○(正しい)
解説:リッカートは管理スタイルを、独善的専制型(システムI)・温情的専制型(II)・相談型(III)・集団参加型(IV)に分類し、部下が意思決定に参加するシステムIVがもっとも高い業績と満足をもたらすとした。信頼とコミュニケーションの量が段階を分ける軸になっている。
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問17.ライン組織は指揮命令系統が単一の組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:上位者から下位者へ一本の指揮命令系統が通る最も基本的な形態。命令の一元性が保たれ責任の所在が明確な反面、上位者にすべての判断が集中するため、規模が大きくなると意思決定が追いつかなくなる。中小企業や創業期の組織に多い。
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問18.ファンクショナル組織は専門機能別に分担する組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:テイラーが提唱した、職能ごとの専門管理者が各自の専門分野について直接指示を出す形態。専門性を活かせる反面、一人の作業者が複数の上司から指示を受けることになり、命令が矛盾すると混乱する。この弱点を補うために、助言機能を分離したライン・アンド・スタッフ組織が生まれた。
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問19.事業部制組織は事業単位で自己完結的な権限と責任を持つ組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:製品別・地域別・顧客別などの事業単位ごとに、開発から販売までを自己完結的に担わせ、利益責任も持たせる形態。現場に近いところで意思決定できるので環境変化への対応が速くなる反面、事業部間で機能が重複しやすく、部分最適に陥る危険がある。
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問20.マトリクス組織は機能と事業の2軸で同時に組織化する形態である。
正解:○(正しい)
解説:職能別の軸と事業(製品・地域)別の軸を掛け合わせ、担当者が両方に属する形態。専門性の蓄積と事業ごとの機動性を両立できる一方、上司が2人いる状態になるため指示が競合しやすく、調整の負担が大きい。命令一元性の原則をあえて崩している点が特徴。
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問21.SWOT分析の4要素はStrength・Weakness・Opportunity・Threatの全て内部環境である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。強み(Strength)と弱み(Weakness)は自社の内部環境、機会(Opportunity)と脅威(Threat)は自社では動かせない外部環境を指す。内部と外部を分けて整理し、両者を掛け合わせて戦略を導く(クロスSWOT)ことに意味がある。
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問22.ポーターの5フォースは3つの競争要因のみを分析する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。5フォースは新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力・既存企業間の敵対関係の5つ。名称のとおり5つの力で業界の構造的な収益性を分析する枠組みである。
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問23.ポーターの3つの基本戦略は集中・分散・集約である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ・差別化・集中。競争優位の源泉(コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから導かれるもので、集中・分散・集約という分類ではない。
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問24.PLCは導入期・終了期の2段階で構成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。プロダクト・ライフサイクルは導入期・成長期・成熟期・衰退期の4段階。段階ごとに売上と利益の伸び方が変わり、必要なマーケティング戦略も変わるという点に意味がある。
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問25.PPMの4象限は『花形・金のなる木・問題児・負け犬』ではなく、別の名称である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。PPMの4象限は花形・金のなる木・問題児・負け犬で正しい。市場成長率と相対市場シェアの2軸で分類し、金のなる木が生む資金を問題児や花形に配分するという資金の流れを考えるための枠組みである。
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問26.コア・コンピタンスは外部から調達可能な技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コア・コンピタンスは他社が容易に模倣できず、外部から買ってくることもできない自社固有の中核能力を指す。市場で調達できる技術は誰でも手に入るため、持続的な競争優位の源泉にはならない。
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問27.VRIO分析の『O』は外部環境(Opportunity)を指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。VRIOの『O』は『組織(Organization)』。Opportunityは別の概念。
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問28.アンゾフの成長マトリクスは2つの戦略しか含まない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アンゾフの成長マトリクスは、市場(既存/新規)と製品(既存/新規)の組合せから、市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化の4つの成長戦略を導く。多角化に進むほど既存の知見が通用せずリスクが高くなる。
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問29.マーケティングの4Pには『People』が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。4Pは『Product・Price・Place・Promotion』。Peopleは7P拡張版。
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問30.AIDMAの『M』はMarketingを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AIDMAはAttention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)で、MはMemory。ネット時代のAISASではこのMemoryに代わってSearch(検索)が入り、最後にShare(共有)が加わる。
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問31.AISASはネット時代以前のモデルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。AISASは検索(Search)と共有(Share)を含むことからわかるとおり、インターネット普及後の購買行動を捉えたモデルで、電通が提唱した。ネット時代以前のモデルはAIDMAのほうである。
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問32.マズローの欲求5段階の最上位は『所属と愛の欲求』である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。最上位は自己実現の欲求で、所属と愛の欲求は下から3段階目。生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現の順に高次になる。
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問33.ハーズバーグの動機づけ要因に給与が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給与や作業条件・人間関係は衛生要因で、不足すると不満を生むが、満たしても満足や意欲にはつながらない。動機づけ要因は達成・承認・仕事そのもの・責任・成長といった、仕事の内容に関わるものである。
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問34.マグレガーのX理論は性善説に基づく。
正解:×(誤り)
解説:誤り。X理論が人は怠惰で統制が必要とする性悪説的な人間観、Y理論が条件次第で自ら働くとする性善説的な人間観。名称と内容の対応を逆に覚えやすいので注意する。
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問35.事業部制組織は中央集権化を進める組織形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。事業部制は事業単位に権限と利益責任を委ねる分権的な形態。現場に近いところで意思決定できるため環境変化への対応が速くなる反面、事業部間で機能が重複しやすい。中央集権的なのは職能別組織やライン組織である。
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問36.コストリーダーシップ戦略は高価格を維持する戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コストリーダーシップは、規模の経済や経験効果などにより同業他社より低いコスト構造を築き、価格競争力や高い利益率を得る戦略。高価格を維持できるのは独自の価値を訴求する差別化戦略のほうである。
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問37.マトリクス組織は単一の指揮命令系統を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マトリクス組織は職能軸と事業軸の2方向の指揮命令系統を持つ。命令一元性の原則をあえて崩すことで専門性と事業対応力を両立させるが、その分だけ指示の競合や調整の負担が生じる。
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問38.ハーズバーグの衛生要因に達成感が含まれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。達成感は動機づけ要因に分類される。衛生要因は給与・作業条件・人間関係・会社の方針といった仕事の周辺環境に関するもので、これらは不満を減らしはするが積極的な意欲までは生まない。
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問39.ライン組織は事業部制組織と同じ形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ライン組織と事業部制は別の組織形態。ライン=単一指揮命令、事業部制=事業単位分権化。
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問40.SWOT分析の4要素として正しい組合せはどれか。
- ア.Strength・Weakness・Opportunity・Threat
- イ.Sales・Worth・Output・Trend
- ウ.Speed・Wealth・Order・Time
- エ.Solution・Win・Order・Talent
正解:ア.Strength・Weakness・Opportunity・Threat
解説:SWOT=Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)。S・W=内部、O・T=外部。
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問41.ポーターの5フォースに該当しないものはどれか。
- ア.新規参入の脅威
- イ.政府の規制
- ウ.買い手の交渉力
- エ.代替品の脅威
正解:イ.政府の規制
解説:5フォース=新規参入・代替品・買い手・売り手・既存競争。政府規制は5フォースに含まれない(マクロ環境分析PEST)。
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問42.ポーターの3つの基本戦略として正しい組合せはどれか。
- ア.拡大・縮小・維持
- イ.成長・安定・撤退
- ウ.コストリーダーシップ・差別化・集中
- エ.攻撃・防御・撤退
正解:ウ.コストリーダーシップ・差別化・集中
解説:競争優位の源泉(低コストか差別化か)と競争の範囲(広いか狭いか)の組合せから、コストリーダーシップ・差別化・集中の3つが導かれる。拡大/縮小や攻撃/防御といった分類はポーターの枠組みではなく、競争優位をどう築くかという観点になっていない。
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問43.PLCの4段階として正しい順序はどれか。
- ア.成長期→導入期→成熟期→衰退期
- イ.導入期→衰退期→成長期→成熟期
- ウ.衰退期→成熟期→成長期→導入期
- エ.導入期→成長期→成熟期→衰退期
正解:エ.導入期→成長期→成熟期→衰退期
解説:導入期→成長期→成熟期→衰退期の順。導入期は認知獲得の投資がかさみ利益が出にくく、成長期は需要が伸びシェア争いになり、成熟期は競争が激化し、衰退期は撤退やニッチ化を検討する。段階が進むにつれ売上の伸びが鈍り、必要な戦略も変わる。
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問44.PPMの4象限として該当しないものはどれか。
- ア.新興市場
- イ.金のなる木
- ウ.問題児
- エ.花形
正解:ア.新興市場
解説:PPM=花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限。新興市場はPPMの分類ではない。
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問45.VRIO分析の4要素として正しい組合せはどれか。
- ア.Vision・Reality・Information・Output
- イ.Value・Rarity・Imitability・Organization
- ウ.Value・Risk・Investment・Operation
- エ.Vital・Right・Important・Ordinary
正解:イ.Value・Rarity・Imitability・Organization
解説:VRIO=Value(価値)・Rarity(希少性)・Imitability(模倣困難性)・Organization(組織)。
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問46.アンゾフの成長マトリクスの4戦略として該当しないものはどれか。
- ア.市場浸透
- イ.新市場開拓
- ウ.資金調達
- エ.多角化
正解:ウ.資金調達
解説:アンゾフ4戦略=市場浸透・新市場開拓・新製品開発・多角化。資金調達は財務戦略で別概念。
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問47.マーケティングの4Pとして正しい組合せはどれか。
- ア.Promotion・Production・Purchase・Place
- イ.People・Product・Process・Profit
- ウ.Plan・Process・People・Profit
- エ.Product・Price・Place・Promotion
正解:エ.Product・Price・Place・Promotion
解説:マッカーシーの4P=Product・Price・Place・Promotion。マーケティング・ミックスの基本。
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問48.STP戦略として正しい組合せはどれか。
- ア.Segmentation・Targeting・Positioning
- イ.Sales・Targeting・Promotion
- ウ.Strength・Threat・Performance
- エ.Strategy・Tactic・Plan
正解:ア.Segmentation・Targeting・Positioning
解説:STP=Segmentation(市場細分化)→Targeting(ターゲット選定)→Positioning(自社の位置付け)。
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問49.AIDMAの『M』として正しいのはどれか。
- ア.Marketing
- イ.Memory(記憶)
- ウ.Money
- エ.Message
正解:イ.Memory(記憶)
解説:AIDMA=Attention・Interest・Desire・Memory・Action。Mは『記憶』。
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問50.AISASに含まれる『S』として該当しないものはどれか。
- ア.Search(検索)
- イ.Share(共有)
- ウ.Sales(売上)
- エ.-
正解:ウ.Sales(売上)
解説:AISAS=Attention・Interest・Search・Action・Share。Sは検索と共有の2つ。
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問51.マズローの欲求5段階の最上位として正しいのはどれか。
- ア.生理的欲求
- イ.所属と愛の欲求
- ウ.承認の欲求
- エ.自己実現の欲求
正解:エ.自己実現の欲求
解説:生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現の順に高次になり、最上位が自己実現の欲求。低次の欲求が満たされるとより高次の欲求が現れるとされ、後年マズローはさらに自己超越を加えた説にも言及している。
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問52.ハーズバーグの動機づけ要因として該当するものはどれか。
- ア.達成感
- イ.人間関係
- ウ.給与
- エ.労働条件
正解:ア.達成感
解説:動機づけ要因=達成・承認・仕事自体・責任・成長。給与・人間関係・労働条件は衛生要因。
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問53.マグレガーのX理論の人間観として正しいのはどれか。
- ア.性善説・自主自律
- イ.性悪説・管理統制
- ウ.中立
- エ.状況依存
正解:イ.性悪説・管理統制
解説:X理論は、人は生来仕事が嫌いで責任を避けるため、命令と統制によって働かせる必要があるとする人間観。これに対しY理論は、条件が整えば人は自ら目標達成に向かうとする性善説的な人間観で、自主性を活かす管理を導く。
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問54.事業部制組織の特徴として正しいのはどれか。
- ア.中央集権
- イ.単一の指揮命令
- ウ.事業単位で自己完結的(分権化)
- エ.小規模専用
正解:ウ.事業単位で自己完結的(分権化)
解説:製品別・地域別などの事業単位に開発から販売までを担わせ、利益責任も持たせる分権的な形態。現場に近いところで意思決定できるので環境変化に速く対応できる。中央集権や単一の指揮命令系統が特徴なのは職能別組織やライン組織のほうである。
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問55.マトリクス組織の特徴として正しいのはどれか。
- ア.2方向の指揮命令系統(機能×事業)
- イ.完全フラット
- ウ.単一指揮命令系統
- エ.ピラミッド型
正解:ア.2方向の指揮命令系統(機能×事業)
解説:マトリクス組織=機能と事業の2軸で同時に組織化。指揮命令が2方向で複雑だが専門性と事業性両立。
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問56.事業承継・M&Aの支援として『経営承継円滑化法』が制定されている。
正解:○(正しい)
解説:中小企業の事業承継では、自社株式の評価額が高いと相続税・贈与税の負担が重く、また遺留分をめぐって株式が分散する恐れがある。経営承継円滑化法は、非上場株式等の納税猶予・免除制度、遺留分に関する民法の特例、金融支援を用意してこれらの障害を取り除いている。
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問57.VRIOフレームワークの「I」は模倣困難性(Inimitability)を意味し、競合が容易に真似できない経営資源かを評価する基準である。
正解:○(正しい)
解説:VRIOのIはInimitability(模倣困難性)。価値があり希少な資源でも、簡単に真似されれば優位は一時的に終わる。模倣が難しくなる要因としては、長年の積み重ねによる経路依存性、なぜ優れているかが本人にも分かりにくい因果曖昧性、人間関係に埋め込まれた社会的複雑性が挙げられる。
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問58.ダイナミックケイパビリティとは、環境変化に応じて経営資源を再構成し競争優位を維持する企業の能力である。
正解:○(正しい)
解説:ティースが提唱。感知(Sensing)・捕捉(Seizing)・再構成(Transforming)の3要素から成る。
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問59.ブルーオーシャン戦略は、既存市場で競合と直接競争してシェアを奪う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは競争のない未開拓市場(青い海)を創造し、競争を無意味化する戦略である。
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問60.バリューカーブ(戦略キャンバス)は、財務指標のみを縦軸に描くため業界の競争要因の差別化を可視化できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは業界の競争要因を横軸に、各社の提供水準を縦軸に描き、差別化点を可視化する手法である。
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問61.水平型M&Aは同業他社の買収であり、規模の経済・市場シェア拡大を主な目的とする。
正解:○(正しい)
解説:同業統合により規模の経済・コスト削減・市場支配力強化を狙う。独禁法の審査対象となりやすい。
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問62.垂直型M&Aは、自社のサプライチェーン上流または下流の企業を買収し、取引コスト削減を狙う戦略である。
正解:○(正しい)
解説:同じ製品の流れ(サプライチェーン)に沿って、原材料側の企業を買う上流統合や、販売側の企業を買う下流統合を行う戦略。取引のたびに生じる交渉・契約のコストを社内に取り込んで削減し、原材料の安定確保や販売チャネルの確保を狙う。同業他社を買う水平型とは目的が異なる。
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問63.コングロマリット型M&Aは、関連性のある同一業界企業を統合してシナジー効果を狙う戦略である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。コングロマリット型M&Aは、関連性のない異業種の企業を買収して事業を多角化する類型。事業間の相乗効果よりリスク分散を狙うもので、関連性のある同一業界の企業を統合してシナジーを狙うのは水平型M&Aにあたる。
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問64.PMI(Post Merger Integration)はM&A実施後の経営統合プロセスを指し、M&A成功の鍵を握る重要工程である。
正解:○(正しい)
解説:契約が成立しても、組織・業務プロセス・情報システム・企業文化が統合されなければ期待した効果は生まれない。PMIはこの統合を計画的に進める工程で、最初の100日で重点課題を片付ける100日プランが代表的な進め方。M&Aが失敗する原因の多くはPMIの不調にあるとされる。
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問65.ジョイントベンチャー(JV)は単独企業のみで設立されるため戦略的提携には分類されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはJVは複数企業の共同出資による新会社設立形態で、戦略的提携の代表的な一形態である。
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問66.クリステンセンの破壊的イノベーションは、既存顧客のニーズを高機能化で満たすため持続的イノベーションと呼ばれる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは破壊的イノベーションは性能を低くしつつ新しい価値(低価格・利便性)で新市場を開拓する。
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問67.両利きの経営は、既存事業の深化のみに集中し新規探索を行わない経営手法とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは既存事業の深化(Exploitation)と新規事業の探索(Exploration)を同時に追求する経営である。
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問68.プラットフォーム戦略におけるネットワーク効果は、ユーザー数の増加に伴い1ユーザーあたりの価値が高まる現象である。
正解:○(正しい)
解説:メットカーフの法則。SNS・決済・マッチングサービス等で勝者総取りが起きやすい。
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問69.PM理論(三隅二不二)はリーダーシップを目標達成機能(P)と集団維持機能(M)の2軸で分類する。
正解:○(正しい)
解説:三隅二不二が提唱した日本発の理論で、リーダーの行動を目標達成を促すP機能と集団をまとめるM機能の2軸で捉え、PM・Pm・pM・pmの4類型に分ける。両方が高いPM型がもっとも高い成果と満足をもたらすとされ、どちらか一方だけでは長期的に機能しにくい。
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問70.SL理論(ハーシー&ブランチャード)は部下の成熟度に応じて教示型・説得型・参加型・委任型を使い分けるリーダーシップ理論である。
正解:○(正しい)
解説:唯一最善のリーダーシップはなく、部下の成熟度(能力と意欲)に応じてスタイルを変えるべきだとする状況適合理論。成熟度が低い順に、細かく指示する教示型、説明して納得させる説得型、意思決定に参加させる参加型、任せる委任型へと、指示行動を減らしながら移行していく。
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問71.変革型リーダーシップ(バス)は、現状維持を重視し報酬と罰で部下を動機付けるリーダーシップである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはビジョン提示と知的刺激で部下の価値観を変革し高次の動機付けを行うリーダーシップである。
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問72.ブルームの期待理論は、期待・手段性・誘意性のいずれか1つでも高ければ動機付けは強くなる加算モデルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは3要素の積で決まる積モデルであり、いずれか1要素がゼロなら動機付けはゼロとなる。
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問73.アダムスの公平理論は、他者との比較で投入と報酬の比率が等しいと感じることで動機付けが維持されると説く。
正解:○(正しい)
解説:不公平を知覚すると行動修正(努力削減・離職等)が生じる。社内処遇制度の設計に応用される。
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問74.シャインの組織文化モデルは、文化を人工物・標榜される価値観・基本的仮定の3階層に分けて分析する。
正解:○(正しい)
解説:表層の人工物から深層の基本的仮定まで階層的に分析。組織変革には深層への働きかけが必要。
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問75.カンパニー制は事業部制よりも独立性が低く、本社の権限が強い組織形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはカンパニー制は事業部制より独立性が高く、社内分社として擬似的に独立経営を行う形態である。
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問76.ホラクラシー組織は階層的指揮命令系統を排除し、役割(ロール)ベースで自律的に意思決定する組織形態である。
正解:○(正しい)
解説:上司・部下という階層をなくし、職務ではなく「ロール(役割)」を単位として、サークルと呼ばれる自律的な単位が自ら意思決定する組織形態。環境変化に速く適応できる一方、役割と権限を細かく定義するルールの運用負担が大きく、日本を含め導入は限定的にとどまっている。
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問77.360度評価は上司・同僚・部下・顧客等の多面的視点から評価を行う人事評価手法である。
正解:○(正しい)
解説:多角的評価で公平性・納得性を高める。リーダーシップ開発や能力開発目的での活用が中心。
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問78.コンピテンシーは年齢や勤続年数のみで決まる属性指標であり、行動特性とは無関係に評価される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコンピテンシーは高業績者の行動特性をモデル化し、評価・育成基準に活用する概念である。
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問79.ブランドエクイティ(ケラー)はブランド認知とブランドイメージから構成される顧客ベースの資産概念である。
正解:○(正しい)
解説:CBBE(Customer-Based Brand Equity)モデル。認知→意味→反応→関係性のピラミッド構造を持つ。
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問80.ブランド拡張は新ブランドを必ず新設するため、既存ブランド資産を毀損するリスクは一切発生しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは既存ブランド名を新カテゴリに付与する戦略であり、不整合な拡張はブランド希薄化のリスクを伴う。
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問81.ハウスオブブランド戦略は1つの企業ブランドで全製品を統一する戦略であり、P&Gが代表例である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはP&Gはハウスオブブランド(個別ブランド戦略)の代表例で、Tide・Pampers等を独立して展開する。
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問82.垂直マーケティングシステム(VMS)は、製造業者・卸・小売がそれぞれ独立して短期契約のみで結ばれた緩い流通形態である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVMSはチャネル全体を一体的に管理する流通形態で、企業型・契約型・管理型の3タイプがある。
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問83.IMC(統合マーケティングコミュニケーション)は広告・販促・PR・人的販売等を統合的に管理し一貫したメッセージを発信する手法である。
正解:○(正しい)
解説:顧客接点(ブランドコンタクト)全体で整合したコミュニケーションを設計する考え方。
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問84.リレーションシップマーケティングは新規顧客獲得を最優先する短期取引志向のマーケティング手法である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リレーションシップマーケティングは、既存顧客との長期的な関係を築いて顧客生涯価値(LTV)を最大化する考え方。新規顧客の獲得は既存顧客の維持より何倍もコストがかかるとされ、この認識が短期の取引志向から関係志向への転換を後押しした。
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問85.マーケティングの4Cは売り手視点の指標として4Pをそのまま転写しただけの概念である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは4Cは買い手視点で再構成された概念で、顧客価値・コスト・利便性・コミュニケーションから成る。
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問86.カスタマージャーニーマップは顧客が製品・サービスと接触し購買・利用に至るプロセスを可視化したものである。
正解:○(正しい)
解説:認知→検討→購買→利用→推奨の各段階のタッチポイントと感情を整理し、施策を最適化する。
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問87.ブランドエクイティ(アーカー)の構成要素にはブランドロイヤルティが含まれる。
正解:○(正しい)
解説:アーカーはブランドエクイティを、ブランド認知・ブランド連想・知覚品質・ブランドロイヤルティ・その他のブランド資産(特許や商標など)の5つで捉えた。中でもロイヤルティは繰り返し購入や価格競争への耐性に直結するため、収益への影響が大きい。
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問88.VRIO分析の4要素として最も適切なものはどれか。
- ア.成長・差別化・統合・組織化
- イ.価値・収益性・革新性・機会
- ウ.視点・関係性・統合・運用
- エ.価値・希少性・模倣困難性・組織
正解:エ.価値・希少性・模倣困難性・組織
解説:Value・Rarity・Inimitability・Organization。バーニーが提唱した持続的競争優位の分析枠組み。
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問89.ダイナミックケイパビリティの3要素として正しい組合せはどれか。
- ア.感知・捕捉・再構成
- イ.探索・深化・選択
- ウ.差別化・集中・統合
- エ.計画・実行・評価
正解:ア.感知・捕捉・再構成
解説:Sensing・Seizing・Transforming。環境変化を察知し機会を捉え経営資源を再構成する。
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問90.M&Aの統合プロセスを指す略語として正しいものはどれか。
- ア.DCF
- イ.PMI
- ウ.MBO
- エ.TOB
正解:イ.PMI
解説:Post Merger Integration。買収後の組織・業務・文化統合がM&A成功の決定要因。
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問91.クリステンセンの破壊的イノベーションの特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.既存顧客向けに性能を高め続ける
- イ.ハイエンド市場を独占する
- ウ.低価格・低性能から新市場を創出する
- エ.M&Aで競合を排除する
正解:ウ.低価格・低性能から新市場を創出する
解説:下位市場・新市場破壊から始まり既存企業のシェアを奪う。イノベーションのジレンマの中心概念。
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問92.両利きの経営における「探索」と「深化」の組合せとして最も適切なものはどれか。
- ア.短期収益と海外進出の両立
- イ.市場調査と顧客対応の両立
- ウ.コスト削減と差別化の両立
- エ.新規事業探索と既存事業深化の両立
正解:エ.新規事業探索と既存事業深化の両立
解説:Exploration(新規探索)とExploitation(既存深化)を同時追求。長期生存に不可欠とされる。
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問93.ブルームの期待理論において動機付けを構成する3要素として正しいものはどれか。
- ア.期待・手段性・誘意性
- イ.衛生要因・動機付け要因・成長要因
- ウ.生理・安全・自己実現
- エ.計画・実行・評価
正解:ア.期待・手段性・誘意性
解説:ブルームの期待理論では、動機づけの強さ=期待(努力すれば成果が出るという見込み)×手段性(成果が報酬につながるという見込み)×誘意性(その報酬の魅力)と表す。積の形なので、どれか一つがゼロなら全体もゼロになる。報酬が魅力的でも達成できないと思えば動機づけは生じない。
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問94.SL理論で部下の成熟度に応じて使い分けられないスタイルはどれか。
- ア.教示型
- イ.説得型
- ウ.強制型
- エ.委任型
正解:ウ.強制型
解説:SL理論のスタイルは、部下の成熟度が低い順に教示型・説得型・参加型・委任型の4つ。指示行動と援助行動の量を組み合わせて変えていくもので、力で従わせる「強制型」というスタイルはこの理論には存在しない。
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問95.シャインの組織文化モデルの3階層として正しい組合せはどれか。
- ア.目的・手段・成果
- イ.上層部・中間管理職・現場
- ウ.強み・弱み・機会
- エ.人工物・標榜価値観・基本的仮定
正解:エ.人工物・標榜価値観・基本的仮定
解説:シャインは組織文化を、目に見える人工物(オフィスや服装、儀式)、言語化された標榜価値観(理念やスローガン)、当然視されて意識されない基本的仮定の3層で捉えた。表層をいくら変えても、無意識の基本的仮定が変わらなければ文化は変わらない、という示唆を持つ。
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問96.マーケティング4Cの構成要素として該当しないものはどれか。
- ア.Customer Value
- イ.Channel
- ウ.Convenience
- エ.Cost
正解:イ.Channel
解説:4CはCustomer Value・Cost・Convenience・Communication。Channelは含まれない。
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問97.垂直マーケティングシステム(VMS)の3タイプとして該当しないものはどれか。
- ア.契約型VMS
- イ.企業型VMS
- ウ.競争型VMS
- エ.管理型VMS
正解:ウ.競争型VMS
解説:垂直マーケティングシステムは、メーカーから小売までの流通経路を統合的に運営する仕組みで、資本で結ぶ企業型、契約で結ぶ契約型(フランチャイズなど)、力関係で事実上まとめる管理型の3タイプがある。「競争型」はこの分類に含まれない。