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生成AIパスポート「第4章:情報リテラシー・法と倫理」の一問一答

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📖 生成AIパスポート「第4章:情報リテラシー・法と倫理」の全18問と解説(一覧)

生成AIパスポートの第4章:情報リテラシー・法と倫理に関する一問一答(全18問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.日本の著作権法では、情報解析(AIの学習など)のために著作物を利用する行為は、一定の条件のもとで権利者の許諾なく行える場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:著作権法30条の4により、著作物に表現された思想・感情を自ら享受することを目的としない利用(情報解析=AIの学習等)は、原則として権利者の許諾なく行えます。ただし権利者の利益を不当に害する場合などの例外があります。

  2. 問2.AIが自動生成しただけで、人間による創作的な関与がない生成物は、原則として著作権法上の「著作物」には当たらないと考えられている。

    正解:○(正しい)

    解説:著作物は「思想又は感情を創作的に表現したもの」で、人間の創作的寄与が前提です。単にAIが出力しただけのものは著作物と認められにくいと整理されています(利用者が道具として創作的に関与した場合の扱いは別途議論があります)。

  3. 問3.生成AIに個人情報や社外秘の情報を入力しても、情報漏えいのリスクは一切ない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。入力した情報がサービス側で保存・学習に利用される可能性や、設定・運用によっては第三者に見える可能性があり、機密情報・個人情報の入力には情報漏えいリスクがあります。

  4. 問4.生成AIの出力が、他人の著作物と実質的に同一・類似している場合、それをそのまま公開・利用すると著作権侵害になることがある。

    正解:○(正しい)

    解説:生成物であっても、既存の著作物に依拠し実質的に同一・類似であれば、公開・利用が著作権侵害となる場合があります。利用者は出力の内容に注意する必要があります。

  5. 問5.プロンプトインジェクションとは、不正な指示を紛れ込ませることで、AIに開発者の意図しない動作をさせる攻撃手法である。

    正解:○(正しい)

    解説:プロンプトインジェクションは、入力文や外部データに悪意ある指示を混入させ、機密の暴露や不適切な出力などを引き起こす攻撃です。生成AI特有のセキュリティリスクとして知られます。

  6. 問6.学習データに偏り(バイアス)があると、生成AIの出力にも差別的・不公平な偏りが現れることがある。

    正解:○(正しい)

    解説:AIは学習データの傾向を反映するため、データに偏りがあると出力にも偏見や不公平が生じ得ます。公平性への配慮と、出力の批判的な確認が求められます。

  7. 問7.内閣府が示した「人間中心のAI社会原則」は、AIの利活用にあたり人間の尊厳や自由を尊重することなどを掲げた原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:「人間中心のAI社会原則」(2019年、内閣府)は、人間中心・教育リテラシー・プライバシー確保・セキュリティ・公正競争・公平性と説明責任と透明性・イノベーションを掲げています。

  8. 問8.「AI事業者ガイドライン」は、AIの開発者・提供者・利用者が留意すべき事項を示した政府(総務省・経済産業省)の指針である。

    正解:○(正しい)

    解説:AI事業者ガイドラインは、総務省・経済産業省が取りまとめた、AIの開発者・提供者・利用者それぞれが守るべき原則・留意点を示す指針です(法的強制力のある規制そのものではなく指針)。

  9. 問9.2025年に成立・公布されたいわゆる「AI新法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)」は、研究開発と活用の推進を主眼とする理念的な内容が中心である。

    正解:○(正しい)

    解説:いわゆるAI新法(2025年公布)は、AIの研究開発・活用の推進や基本理念・国の責務等を定める推進法的な性格で、事業者を直接強く規制する罰則中心の法律ではないと整理されています。

  10. 問10.生成AIの利用者は、出力をそのまま信じるのではなく、内容の事実確認を行い、最終的な責任を負うべきである。

    正解:○(正しい)

    解説:生成AIは誤りを含み得るため、出力の正確性・適法性は利用者が確認する必要があります。業務利用では最終的な判断と責任は利用者側にあるという意識が重要です。

  11. 問11.ディープフェイクとは、生成AIなどで作られた、本物と見分けにくい偽の画像・音声・動画のことで、悪用のリスクがある。

    正解:○(正しい)

    解説:ディープフェイクは、実在の人物になりすました偽映像・音声などを生成する技術・成果物で、詐欺・名誉毀損・世論操作などへの悪用が懸念されています。

  12. 問12.生成AIサービスで作ったものを商用利用する際は、そのサービスの利用規約(生成物の権利や商用利用の可否)を確認する必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。サービスごとに生成物の権利の扱いや商用利用の条件が異なるため、商用利用の際は各サービスの利用規約を必ず確認する必要があります。

  13. 問13.個人情報保護法では、原則として本人の同意なく個人データを第三者に提供してはならないとされている。

    正解:○(正しい)

    解説:個人情報保護法27条により、個人データの第三者提供は原則としてあらかじめ本人の同意が必要です(法令に基づく場合など一定の例外があります)。生成AIへの入力時も個人情報の扱いに注意が必要です。

  14. 問14.AIの学習など情報解析のための著作物利用について定めた、日本の著作権法の条文はどれか。

    • ア.著作権法30条の4
    • イ.著作権法1条
    • ウ.特許法29条
    • エ.個人情報保護法1条

    正解:ア.著作権法30条の4

    解説:情報解析(AI学習等)のための利用は著作権法30条の4に定められています。1条は目的規定、特許法29条は特許要件、個人情報保護法1条は同法の目的規定です。

  15. 問15.生成AIに入力する情報として、最も注意すべき(安易に入力すべきでない)ものはどれか。

    • ア.個人情報・社外秘などの機密情報
    • イ.一般に公開されている公知の情報
    • ウ.自分で考えた質問文
    • エ.辞書に載っている一般的な用語

    正解:ア.個人情報・社外秘などの機密情報

    解説:個人情報や社外秘などの機密情報は、漏えいや目的外利用のリスクがあるため安易に入力すべきではありません。公知の一般情報や自作の質問文は相対的にリスクが低いです。

  16. 問16.生成AIが事実と異なる内容を出力する問題(ハルシネーション)への対策として、最も適切なものはどれか。

    • ア.出力を鵜呑みにせず一次情報で事実確認する
    • イ.出力を常にそのまま採用する
    • ウ.確認は一切しない
    • エ.出力を暗号化する

    正解:ア.出力を鵜呑みにせず一次情報で事実確認する

    解説:出力を鵜呑みにせず、一次情報などで事実確認(ファクトチェック)することが基本的な対策です。常にそのまま採用したり、確認を一切しないのは不適切です。

  17. 問17.AIの開発者・提供者・利用者が留意すべき事項を示した、日本政府(総務省・経済産業省)の指針はどれか。

    • ア.AI事業者ガイドライン
    • イ.道路交通法
    • ウ.労働基準法
    • エ.消防法

    正解:ア.AI事業者ガイドライン

    解説:AI事業者ガイドラインが該当します。道路交通法・労働基準法・消防法は、それぞれ交通・労働・防火に関する法律でAI指針ではありません。

  18. 問18.生成AIの適切な利用に関する記述として、最も適切なものはどれか。

    • ア.出力の事実確認を行い、最終的な責任は利用者が負う
    • イ.出力は常に正確なので確認は不要
    • ウ.著作権は一切気にしなくてよい
    • エ.個人情報を自由に入力してよい

    正解:ア.出力の事実確認を行い、最終的な責任は利用者が負う

    解説:生成AIの出力は誤り得るため事実確認を行い、最終責任は利用者が負うのが基本です。「常に正確で確認不要」「著作権を気にしなくてよい」「個人情報を自由に入力してよい」はいずれも不適切です。