日本語検定 4級「敬語」の一問一答
📖 日本語検定 4級「敬語」の全50問と解説(一覧)
日本語検定 4級の敬語に関する一問一答(全50問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
-
問1.「言う」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.おっしゃる
- イ.申す
- ウ.伺う
- エ.拝見する
正解:ア.おっしゃる
解説:「言う」の尊敬語は「おっしゃる」。相手の動作を高める語である。「申す」は謙譲語、「伺う」「拝見する」も自分の動作に使う謙譲語。
-
問2.「食べる」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いただく
- イ.召し上がる
- ウ.頂戴する
- エ.食べさせていただく
正解:イ.召し上がる
解説:「食べる・飲む」の尊敬語は「召し上がる」。相手の動作を高める。「いただく」「頂戴する」は謙譲語で自分の動作に使う。
-
問3.「見る」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.拝見する
- イ.お目にかかる
- ウ.ご覧になる
- エ.見せていただく
正解:ウ.ご覧になる
解説:「見る」の尊敬語は「ご覧になる」。相手が見る動作を高める。「拝見する」は謙譲語で自分が見る動作に使う。
-
問4.「来る」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.参る
- イ.伺う
- ウ.おじゃまする
- エ.いらっしゃる
正解:エ.いらっしゃる
解説:「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」「おいでになる」など。「参る」「伺う」は謙譲語で自分が行く・来る動作に使う。
-
問5.「行く」の謙譲語として正しいものはどれか。
- ア.参る
- イ.いらっしゃる
- ウ.おいでになる
- エ.お越しになる
正解:ア.参る
解説:「行く」の謙譲語は「参る」「伺う」。自分が行く動作をへりくだる。「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」は尊敬語。
-
問6.「もらう」の謙譲語として正しいものはどれか。
- ア.くださる
- イ.いただく
- ウ.お受け取りになる
- エ.あげる
正解:イ.いただく
解説:「もらう」の謙譲語は「いただく」「頂戴する」。自分がもらう動作をへりくだる。「くださる」は「くれる」の尊敬語。
-
問7.「見る」を自分の動作としてへりくだって述べる謙譲語はどれか。
- ア.ご覧になる
- イ.見られる
- ウ.拝見する
- エ.お見せになる
正解:ウ.拝見する
解説:自分が見る動作をへりくだる謙譲語は「拝見する」。「ご覧になる」「見られる」「お見せになる」は相手を高める尊敬語。
-
問8.「聞く・尋ねる・訪問する」を自分の動作としてへりくだる謙譲語はどれか。
- ア.お聞きになる
- イ.聞かれる
- ウ.お耳に入れる
- エ.伺う
正解:エ.伺う
解説:「伺う」は「聞く・尋ねる・訪問する」の謙譲語で、自分の動作をへりくだる。「お聞きになる」「聞かれる」は尊敬語。
-
問9.「です・ます・ございます」のように、聞き手に対して丁寧に述べる敬語の種類はどれか。
- ア.丁寧語
- イ.謙譲語
- ウ.尊敬語
- エ.命令語
正解:ア.丁寧語
解説:「です・ます・ございます」は丁寧語。聞き手に対して話し方を丁寧にする敬語で、動作の主を高める尊敬語・謙譲語とは区別される。
-
問10.動作をする相手を高める敬語の種類を何というか。
- ア.謙譲語
- イ.尊敬語
- ウ.丁寧語
- エ.美化語
正解:イ.尊敬語
解説:相手や目上の人の動作を高めて敬意を表す敬語を尊敬語という。自分の動作をへりくだるのは謙譲語。
-
問11.自分や身内の動作をへりくだることで、間接的に相手を高める敬語の種類はどれか。
- ア.尊敬語
- イ.丁寧語
- ウ.謙譲語
- エ.美化語
正解:ウ.謙譲語
解説:自分側の動作をへりくだって相手を立てる敬語を謙譲語という。「伺う」「申す」「拝見する」などが代表例。
-
問12.先生に向かって「先生はもう昼ご飯を( )か」と尋ねる。空欄に入る最も適切な語はどれか。
- ア.いただきました
- イ.頂戴しました
- ウ.食べてあげました
- エ.召し上がりました
正解:エ.召し上がりました
解説:相手(先生)が食べる動作には尊敬語を使う。「召し上がる」が正しい。「いただく」「頂戴する」は自分の動作に使う謙譲語。
-
問13.お客様に「どうぞこちらの資料を( )ください」と見ることをすすめる。空欄に入る最も適切な語はどれか。
- ア.ご覧
- イ.拝見して
- ウ.お見せして
- エ.見せていただいて
正解:ア.ご覧
解説:相手が見る動作をすすめるので尊敬語「ご覧ください」が正しい。「拝見する」は自分が見る謙譲語なので相手には使えない。
-
問14.自分が先生の書いた作文を読む動作をへりくだって述べるとき、最も適切な表現はどれか。
- ア.ご覧になりました
- イ.拝見しました
- ウ.読まれました
- エ.お読みになりました
正解:イ.拝見しました
解説:自分が読む(見る)動作をへりくだるなら謙譲語「拝見しました」。他はすべて相手を高める尊敬語で、自分の動作には使えない。
-
問15.目上の人に「(あなたが)書く」ことをすすめるとき、最も適切な尊敬語はどれか。
- ア.お書きする
- イ.書いてさしあげる
- ウ.お書きになる
- エ.書かせていただく
正解:ウ.お書きになる
解説:「お〜になる」は尊敬語の基本形。「お書きになる」が相手の動作を高める正しい表現。「お書きする」は謙譲語。
-
問16.自分が先生に荷物を持つことを申し出るとき、最も適切な謙譲語はどれか。
- ア.お持ちになる
- イ.持たれる
- ウ.持っていらっしゃる
- エ.お持ちする
正解:エ.お持ちする
解説:「お〜する」は謙譲語の基本形。自分が持つ動作をへりくだる「お持ちする」が正しい。「お持ちになる」「持たれる」は尊敬語。
-
問17.先生に対して「先生がそうおっしゃいました」と言うのは正しい敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で、先生(目上)の動作を高める正しい表現である。
-
問18.先生に向かって「先生、明日の持ち物を申してください」と言うのは正しい敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「おっしゃってください」。「申す」は「言う」の謙譲語で自分の動作に使う語であり、相手(先生)の動作には使えない。
-
問19.お客様に向かって「どうぞ召し上がってください」と言うのは正しい敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語で、お客様(相手)の動作を高める正しい表現である。
-
問20.目上の人に「先生はこの本を拝見しましたか」と尋ねるのは正しい敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「ご覧になりましたか」。「拝見する」は謙譲語で自分が見る動作に使う語。相手(先生)の動作には尊敬語「ご覧になる」を用いる。
-
問21.「いただく」は「もらう」の謙譲語である。
正解:○(正しい)
解説:「いただく」は「もらう」「食べる・飲む」の謙譲語で、自分の動作をへりくだって述べる語である。
-
問22.「いらっしゃる」は「来る・行く・いる」の謙譲語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「いらっしゃる」は「来る・行く・いる」の尊敬語である。相手の動作を高める語であり、謙譲語ではない。
-
問23.「お〜になる」は尊敬語を作る言い方である。
正解:○(正しい)
解説:「お読みになる」「お書きになる」のように、「お〜になる」は相手の動作を高める尊敬語を作る代表的な言い方である。
-
問24.「お〜する」は相手の動作を高める尊敬語を作る言い方である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「お〜する」は自分の動作をへりくだる謙譲語を作る言い方である。「お持ちする」「お渡しする」などが例。
-
問25.「行く」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いらっしゃる
- イ.伺う
- ウ.参る
- エ.おじゃまする
正解:ア.いらっしゃる
解説:「行く」の尊敬語は「いらっしゃる」「おいでになる」など。「参る」「伺う」は謙譲語、「おじゃまする」も自分の動作に使う謙譲表現。
-
問26.「言う」を自分の動作としてへりくだる謙譲語はどれか。
- ア.おっしゃる
- イ.申す
- ウ.お言いになる
- エ.言われる
正解:イ.申す
解説:「言う」の謙譲語は「申す」「申し上げる」。自分が言う動作をへりくだる。「おっしゃる」「言われる」は尊敬語。
-
問27.「知っている」ことを相手について述べる尊敬語はどれか。
- ア.存じている
- イ.知っております
- ウ.ご存じである
- エ.存じ上げる
正解:ウ.ご存じである
解説:相手が知っていることを高めて述べる尊敬語は「ご存じである」。「存じている」「存じ上げる」は自分がへりくだる謙譲語。
-
問28.「会う」を自分の動作としてへりくだる謙譲語はどれか。
- ア.お会いになる
- イ.会われる
- ウ.ご面会なさる
- エ.お目にかかる
正解:エ.お目にかかる
解説:「会う」の謙譲語は「お目にかかる」。自分が会う動作をへりくだる。他はすべて相手を高める尊敬語。
-
問29.「する」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.なさる
- イ.いたす
- ウ.させていただく
- エ.つかまつる
正解:ア.なさる
解説:「する」の尊敬語は「なさる」「される」。「いたす」「つかまつる」は謙譲語、「させていただく」も謙譲表現。
-
問30.「する」を自分の動作としてへりくだる謙譲語はどれか。
- ア.なさる
- イ.いたす
- ウ.される
- エ.あそばす
正解:イ.いたす
解説:「する」の謙譲語は「いたす」。自分の動作をへりくだる。「なさる」「される」「あそばす」は尊敬語。
-
問31.先輩に「この問題、先輩はどう( )か」と意見を尋ねる。空欄に入る最も適切な尊敬語はどれか。
- ア.申されます
- イ.お思いします
- ウ.お考えになります
- エ.存じます
正解:ウ.お考えになります
解説:相手(先輩)の動作には尊敬語を使う。「お考えになる」が正しい。「申される」は誤用、「お思いする」「存じる」は謙譲語。
-
問32.お客様に「あちらの係の者に( )ください」と尋ねるよう促す。空欄に入る最も適切な語はどれか。
- ア.伺って
- イ.拝聴して
- ウ.お聞きして
- エ.お尋ね
正解:エ.お尋ね
解説:相手(お客様)の動作には尊敬語を使う。「お尋ねください」「お聞きください」が正しい。「伺う」「拝聴する」「お聞きする」は謙譲語で相手には使えない。
-
問33.先生に向かって「先生、こちらにお座りしてください」と言うのは正しい敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「お掛けください」または「お座りください」。「お〜する」は謙譲語で自分の動作に使う形。相手(先生)に座ることをすすめるには尊敬語を用いる。
-
問34.自分が先生のところへ行くことを「明日、先生のお宅に伺います」と言うのは正しい敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「伺う」は「行く・訪問する」の謙譲語で、自分が相手のもとへ行く動作をへりくだって述べる正しい表現である。
-
問35.先生について「先生はもう教室に参られましたか」と言うのは正しい敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「いらっしゃいましたか」。「参る」は謙譲語で自分の動作に使う語であり、相手(先生)の動作には尊敬語「いらっしゃる」を用いる。
-
問36.自分が先生から本を借りたことを「先生に本を貸していただきました」と言うのは正しい敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「〜していただく」は相手の動作による恩恵をへりくだって述べる謙譲表現で、ここでは正しく使われている。
-
問37.「お客様が来た」を尊敬語で表すとき、最も適切な言い方はどれか。
- ア.お客様がいらっしゃった
- イ.お客様が参った
- ウ.お客様がおじゃました
- エ.お客様が伺った
正解:ア.お客様がいらっしゃった
解説:「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」「お見えになる」「お越しになる」。「参る」「伺う」「おじゃまする」は謙譲語で相手には使えない。
-
問38.「先生が説明してくれた」を敬語で言うとき、最も適切な言い方はどれか。
- ア.説明してさしあげた
- イ.説明してくださった
- ウ.説明してまいった
- エ.説明していただいた
正解:イ.説明してくださった
解説:相手(先生)が自分のためにしてくれた動作を高めるには「説明してくださった」が適切。「くださる」は「くれる」の尊敬語である。
-
問39.自分が相手に物を渡すとき、最も適切な謙譲語はどれか。
- ア.お渡しになる
- イ.渡される
- ウ.お渡しする
- エ.お渡しください
正解:ウ.お渡しする
解説:自分が渡す動作をへりくだるには「お渡しする」が正しい。「お渡しになる」「渡される」「お渡しください」は相手を高める尊敬表現。
-
問40.「くれる」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いただく
- イ.頂戴する
- ウ.さしあげる
- エ.くださる
正解:エ.くださる
解説:「くれる」の尊敬語は「くださる」。相手がくれる動作を高める。「いただく」「頂戴する」は「もらう」の謙譲語、「さしあげる」は「あげる」の謙譲語。
-
問41.「あげる・与える」を自分の動作としてへりくだる謙譲語はどれか。
- ア.さしあげる
- イ.いただく
- ウ.くださる
- エ.お与えになる
正解:ア.さしあげる
解説:「あげる・与える」の謙譲語は「さしあげる」。自分が与える動作をへりくだる。「くださる」「お与えになる」は尊敬語、「いただく」は「もらう」の謙譲語。
-
問42.先生に向かって「先生、その荷物をお持ちします」と申し出るのは正しい敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「お持ちする」は「お〜する」の形で、自分が持つ動作をへりくだる謙譲語。先生のために持つことを申し出る場面で正しく使われている。
-
問43.お客様に向かって「店長がそうおっしゃっていました」と身内の店長について言うのは適切である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「店長がそう申しておりました」。お客様(外の人)に身内の動作を述べるときは尊敬語ではなく謙譲語を使う。
-
問44.「お疲れ様です」は目上の人にも使えるねぎらいの言葉である。
正解:○(正しい)
解説:「お疲れ様です」は目上にも使えるねぎらいの言葉として広く用いられる。一方「ご苦労様です」は目上には使わないのが望ましいとされる。
-
問45.「ご飯」「お茶」「お料理」のように、上品に言うために付ける「お」「ご」の言い方を何というか。
- ア.尊敬語
- イ.美化語
- ウ.謙譲語
- エ.命令語
正解:イ.美化語
解説:「お茶」「ご飯」のように、ものごとを上品に言うために「お」「ご」を付ける言い方を美化語(丁寧語の一種)という。
-
問46.先生に提出物を出すとき、改まった場面で最も適切な返事はどれか。
- ア.了解です
- イ.オーケーです
- ウ.かしこまりました
- エ.だいじょうぶです
正解:ウ.かしこまりました
解説:「かしこまりました」「承知しました」が目上に対して最も適切。「了解です」「オーケー」「だいじょうぶ」は改まった場面ではふさわしくない。
-
問47.自分が知らないことを目上の人に伝えるとき、最も適切な謙譲語はどれか。
- ア.ご存じありません
- イ.お知りになりません
- ウ.知っていらっしゃいません
- エ.存じません
正解:エ.存じません
解説:自分が知らないことをへりくだって述べるなら「存じません」「存じ上げません」。「ご存じ」「知っていらっしゃる」「お知りになる」は相手を高める尊敬語。
-
問48.次のうち、敬語として誤っている表現はどれか。
- ア.お客様が参られる
- イ.お客様が来られる
- ウ.お客様がいらっしゃる
- エ.お客様がお越しになる
正解:ア.お客様が参られる
解説:「参られる」は謙譲語「参る」に尊敬の助動詞を付けた誤り。相手には尊敬語「いらっしゃる」「来られる」「お越しになる」を使う。
-
問49.次のうち、丁寧語にあたるものはどれか。
- ア.なさる
- イ.行きます
- ウ.いただく
- エ.拝見する
正解:イ.行きます
解説:「行きます」の「ます」は丁寧語で、聞き手に対して丁寧に述べる言い方。「なさる」は尊敬語、「拝見する」「いただく」は謙譲語。
-
問50.「見る」の尊敬語「ご覧になる」を、さらに「れる」を付けて「ご覧になられる」と言うのは正しい敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「ご覧になる」。尊敬語にさらに尊敬の「れる」を重ねた「ご覧になられる」は二重敬語で、過剰な敬語として避ける。