危険物取扱者 乙種2類(乙2) 全分野の一問一答
📖 危険物取扱者 乙種2類(乙2)「全分野」の全208問と解説(一覧)
危険物取扱者 乙種2類(乙2)の全分野に関する一問一答(全208問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.可燃性固体は、加熱されると分解または融解して水蒸気のみを発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。可燃性固体は加熱で分解・融解し「可燃性蒸気」を発生(水蒸気のみではない)。
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問2.粉体(粉末状の可燃性固体)は、表面積が大きいため燃焼速度が速い。
正解:○(正しい)
解説:粉体は同質量の塊状品より表面積が大きく、酸素との接触面が増えるため燃焼速度が速くなります。粉塵爆発の原因にもなります。
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問3.粉塵爆発は、可燃性粉体が空気中に浮遊した状態で点火源があると起こる。
正解:○(正しい)
解説:可燃性粉体(金属粉・小麦粉等)が空気中に浮遊・分散して燃焼範囲内になると、点火により急激な燃焼=粉塵爆発が起こります。
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問4.酸化と還元は、別々の反応として独立に進行することが多い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。酸化と還元は「必ず同時に起こる」反応です(電子の授受で対)。
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問5.導電体には静電気が蓄積しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。導電体は「静電気が蓄積しにくい」(電気が逃げやすい)。蓄積しやすいのは絶縁体。
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問6.熱伝導率の大きい物質ほど、熱を伝えやすく蓄熱しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。熱伝導率が大きい物質は熱を伝えやすく「蓄熱しにくい」(熱が散逸しやすい)。
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問7.燃焼速度は、可燃物の温度が高いほど速くなる。
正解:○(正しい)
解説:可燃物の温度が高いほど分子運動が活発で、酸化反応が進みやすく燃焼速度は速くなります。
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問8.可燃性蒸気と空気の混合気は、燃焼範囲外でも引火する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。燃焼範囲(爆発範囲)の上下限を外れた混合比では引火・燃焼しません。範囲内のみ引火可能です。
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問9.マグネシウムは水と反応して酸素を発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マグネシウムは水と反応して「水素」を発生(酸素ではない)。Mg+2H2O→Mg(OH)2+H2。
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問10.比重1超の物質は水に浮かぶ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。比重1超は水より重く沈みます。第2類の硫黄(比重約2)等は水に沈みます。
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問11.次のうち、粉塵爆発を起こさない物質はどれか。
- ア.アルミニウム粉
- イ.小麦粉
- ウ.岩塩粉
- エ.硫黄粉
正解:ウ.岩塩粉
解説:岩塩(NaCl)は不燃性の無機物で、可燃性粉塵に該当しないため粉塵爆発しません。他はすべて可燃性粉体。
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問12.可燃性固体の燃焼形態として正しい組み合わせはどれか。
- ア.表面燃焼 - ガソリン
- イ.蒸発燃焼 - 木炭
- ウ.内部燃焼 - 酸素ボンベ
- エ.分解燃焼 - 木材
正解:エ.分解燃焼 - 木材
解説:木材は加熱で熱分解しガスを出して燃える「分解燃焼」。木炭は表面燃焼、ガソリンは液体の蒸発燃焼です。
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問13.水100gの温度を20℃から40℃に上げるのに必要な熱量はどれか。ただし、水の比熱は4.2 J/(g・K)とする。
- ア.0.84kJ
- イ.8.4kJ
- ウ.84kJ
- エ.840kJ
正解:イ.8.4kJ
解説:熱量Q=比熱×質量×温度変化=4.2×100×(40−20)=8,400J=8.4kJ。温度差1℃は1Kと同じ大きさである。
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問14.次のうち、酸化されやすい物質はどれか。
- ア.酸素
- イ.鉄粉
- ウ.窒素
- エ.塩化ナトリウム
正解:イ.鉄粉
解説:鉄粉は容易に酸化されて錆びる(Fe2O3を生成)。表面積が大きいため自然発火の危険もあります。
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問15.可燃物の燃焼速度を遅くする要因はどれか。
- ア.可燃物の温度を上げる
- イ.酸素濃度を上げる
- ウ.熱伝導率の高い金属表面に置く
- エ.可燃物を細かく粉砕する
正解:ウ.熱伝導率の高い金属表面に置く
解説:熱伝導率の高い金属表面は熱を逃がし、可燃物の温度上昇を抑え燃焼速度を下げます。他は逆に燃焼を促進します。
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問16.気体の圧力は温度一定では体積に比例する(ボイルの法則)。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ボイルの法則は「圧力と体積が反比例」(PV=一定)。比例ではありません。
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問17.物質が酸素と反応するとき、必ず熱を放出する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。酸化反応の多くは発熱反応ですが、すべてではありません。一部の酸化(窒素酸化物の生成等)は吸熱反応です。
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問18.熱エネルギーは温度の高い物体から低い物体へ移動する。
正解:○(正しい)
解説:熱は温度差により高温部から低温部へ自発的に移動します(熱力学第二法則)。
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問19.可燃物の発熱量が大きいほど、火災規模も大きくなる傾向がある。
正解:○(正しい)
解説:発熱量(燃焼熱)が大きい物質は単位質量あたりの放出エネルギーが大きく、火災規模も大きくなります。
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問20.一般に金属粉は粒子が細かいほど反応性が高く、発火しやすい。
正解:○(正しい)
解説:微粉化により表面積が増大し酸化反応が進みやすく、自然発火・粉塵爆発の危険が高まります。
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問21.燃焼の連鎖反応は、正触媒消火剤により断ち切ることができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。連鎖反応の抑制は「負触媒」(抑制剤)消火剤による。正触媒は反応を促進するため逆効果。
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問22.酸化還元反応では、酸化数が増加する物質は酸化剤として働く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。酸化数が増加する物質は「還元剤」(電子を放出して酸化される側)。酸化剤は酸化数が減少する側。
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問23.比熱が大きい物質ほど、温度を変化させるのに多くの熱量が必要となる。
正解:○(正しい)
解説:比熱は単位質量を1℃変化させるのに必要な熱量。比熱が大きいほど温度変化に多くの熱量が必要です。
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問24.炎は高温・高エネルギーの状態で、常に放射熱を発する。
正解:○(正しい)
解説:炎は熱輻射(赤外線等の電磁波)を放出。火災の延焼は放射熱が主要因の一つです。
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問25.次の物質のうち、最も比熱が大きいものはどれか。
- ア.鉄
- イ.銅
- ウ.水
- エ.アルミニウム
正解:ウ.水
解説:水の比熱は4.18 J/(g·K)で他の物質より圧倒的に大きく、冷却消火剤として優れた性質を持つ理由です。
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問26.次のうち、可燃性ではないものはどれか。
- ア.水素
- イ.一酸化炭素
- ウ.メタン
- エ.二酸化炭素
正解:エ.二酸化炭素
解説:二酸化炭素は不燃性で、消火剤として使用されます。水素・一酸化炭素・メタンは可燃性ガスです。
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問27.粉塵爆発の発生条件として正しくないものはどれか。
- ア.粉体が湿潤で水分を多く含む
- イ.燃焼範囲内の濃度
- ウ.酸素濃度が十分にある
- エ.可燃性粉体が空気中に浮遊
正解:ア.粉体が湿潤で水分を多く含む
解説:湿潤・水分を含む粉体は粉塵爆発しません。乾燥した可燃性粉体・適切な濃度・酸素・点火源が条件です。
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問28.燃焼の三要素を断つ方法として、除去消火に該当するものはどれか。
- ア.泡消火剤を使う
- イ.ガス元栓を閉じる
- ウ.水で冷却する
- エ.粉末消火剤を使う
正解:イ.ガス元栓を閉じる
解説:ガス元栓を閉じる=可燃物の供給を断つ→除去消火。泡は窒息、水は冷却、粉末は抑制(負触媒)消火です。
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問29.物質の状態変化のうち、液体から気体への変化はどれか。
- ア.融解
- イ.凝固
- ウ.蒸発(気化)
- エ.昇華
正解:ウ.蒸発(気化)
解説:液体→気体は蒸発(気化)。融解は固体→液体、凝固はその逆、昇華は固体↔気体です。
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問30.硫黄の燃焼で生成する二酸化硫黄(SO2)は、水に溶けて亜硫酸を生じる。
正解:○(正しい)
解説:SO2 + H2O → H2SO3(亜硫酸)。SO2は刺激臭の有毒ガスで、酸性雨の原因物質でもあります。
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問31.金属の酸化反応では、金属がイオン化して電子を放出する。
正解:○(正しい)
解説:金属の酸化は M → M^n+ + ne- の形で電子を放出(酸化されて陽イオンになる)。
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問32.マグネシウムが燃焼すると、酸化マグネシウム(MgO)が生成される。
正解:○(正しい)
解説:2Mg + O2 → 2MgO。Mgの燃焼は強い白色光を伴い、フラッシュ撮影等でも利用されました。
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問33.粉塵爆発の発生にかかる時間は数秒〜数十秒の遅延がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。粉塵爆発は瞬時(ミリ秒〜数百ミリ秒)に進行します。粉体が浮遊して点火源があれば、ほぼ瞬時に爆発します。
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問34.外圧が低くなると、液体の沸点は低くなる。
正解:○(正しい)
解説:液体は、蒸気圧が外圧と等しくなる温度で沸騰する。外圧が低くなると、より低い温度で蒸気圧が外圧に達するので沸点は低くなる(高山で水が100℃より低い温度で沸騰するのはこのため)。
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問35.物質の比重が1未満であれば、必ず水に浮く(液体・固体問わず)。
正解:×(誤り)
解説:誤り。比重が1未満でも、水に溶ける(水溶性の)物質は水と混じり合い、独立した層として浮かない(例:エタノールやアセトンは比重約0.79だが水溶性)。「必ず浮く」といえるのは水に溶けない(非水溶性の)物質に限る。
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問36.燃焼の連鎖反応は、燃焼の四要素のうちの一つである。
正解:○(正しい)
解説:燃焼の三要素(可燃物・酸素・点火源)に「連鎖反応」を加えて四要素とする考え方もあります。負触媒消火は連鎖反応を断つ消火法。
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問37.発火点は引火点よりも常に低い温度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。発火点は通常引火点より「高い」温度です。引火点で蒸気が引火、より高温の発火点で点火源なしに自然発火します。
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問38.熱伝導率の大きい金属表面は、可燃物の発火・燃焼を促進しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。熱伝導率の大きい金属は熱を周囲に逃がすため、可燃物の温度上昇を抑制し、発火・燃焼を抑える方向に働きます。
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問39.炎は固体・液体・気体のいずれでもないプラズマ状態を含む。
正解:○(正しい)
解説:炎の高温部分はイオン化したプラズマ状態を含みます。可燃性蒸気の急激な酸化反応が炎の本体です。
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問40.次のうち、燃焼の種類と例の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.表面燃焼 - 木炭
- イ.蒸発燃焼 - 木材
- ウ.分解燃焼 - ガソリン
- エ.内部燃焼 - 鉄
正解:ア.表面燃焼 - 木炭
解説:木炭は表面で直接酸素と反応する表面燃焼。木材は分解燃焼、ガソリンは蒸発燃焼、鉄は燃えにくく標準的な分類対象外。
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問41.固体が空気中の水分を吸収して、その水に溶けていく現象はどれか。
- ア.風解
- イ.潮解
- ウ.昇華
- エ.融解
正解:イ.潮解
解説:固体が空気中の水分を吸収して溶ける現象を潮解という。風解は結晶が結晶水を失って粉末になる現象、昇華は固体が液体を経ずに気体になる現象、融解は固体が液体になる現象である。
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問42.燃焼速度が最も速くなる条件はどれか。
- ア.可燃物の温度が低く、酸素濃度も低い
- イ.可燃物が液状で常温
- ウ.可燃物の温度が高く、酸素濃度が高い
- エ.可燃物の表面積が小さい
正解:ウ.可燃物の温度が高く、酸素濃度が高い
解説:温度高 + 酸素濃度高 + 表面積大の組合せで燃焼速度は最大になります。
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問43.次のうち、不活性ガスに該当するものはどれか。
- ア.酸素
- イ.水素
- ウ.塩素
- エ.窒素
正解:エ.窒素
解説:窒素は反応性が低い不活性ガス。酸素は支燃性、水素は可燃性、塩素は反応性高で支燃性。
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問44.熱化学反応で吸熱反応の例はどれか。
- ア.水の蒸発
- イ.水の凝固
- ウ.水素の燃焼
- エ.メタンの燃焼
正解:ア.水の蒸発
解説:水の蒸発(液→気)は吸熱反応(気化熱を吸収)。凝固・燃焼は発熱反応です。
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問45.乙種第2類危険物取扱者は、第2類だけでなく他の類の危険物も単独で取り扱える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。甲種危険物取扱者はすべての種類の危険物を、乙種危険物取扱者は免状に指定する種類の危険物を、丙種危険物取扱者はガソリン・灯油・軽油等の定められた危険物を取り扱うことができる(消防法13条の2第2項、危険物の規制に関する規則49条)。乙種第2類なら第2類だけで、他の類は別に免状を取得する必要がある。
根拠: 危険物の規制に関する規則 第49条 / 消防法 第13条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問46.乙種第2類の危険物取扱者が立ち会えば、危険物取扱者以外の者も第2類の危険物を取り扱うことができる。
正解:○(正しい)
解説:危険物取扱者以外の者は、甲種又は乙種の危険物取扱者が立ち会わなければ危険物を取り扱えない(消防法13条3項)。乙種が立ち会えるのは免状に指定された類に限られるので、乙種第2類なら第2類の取扱いに立ち会える。丙種は立ち会えない。
根拠: 消防法 第13条 (出典: e-Gov法令検索)
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問47.硫黄は第3類危険物(自然発火性物質・禁水性物質)に分類される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄は「第2類」(可燃性固体)に分類されます。第3類は禁水性物質・自然発火性物質。
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問48.硫黄の指定数量は500kgである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄の指定数量は「100kg」(500kgではない)。第2類の代表的物質。
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問49.赤りんの指定数量は500kgである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤りんの指定数量は「100kg」(500kgではない)。
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問50.引火性固体(ラッカーパテ・ゴムのり等)の指定数量は100kgである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。引火性固体の指定数量は「1,000kg」(100kgではない)。第2類で最大の指定数量。
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問51.危険物施設の譲渡や引渡しがあったときは、市町村長等への届出が必要である。
正解:○(正しい)
解説:製造所等の譲渡・引渡しを受けた者は、遅滞なく市町村長等に届け出る義務があります。
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問52.危険物保安監督者は、市町村長等が選任する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。保安監督者は製造所等の所有者・管理者・占有者が選任し、市町村長等に届け出ます。市町村長は選任権者ではありません。
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問53.免状の交付を受けたあと20年以内に、写真の書換えをしなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。免状の記載事項である写真は過去10年以内に撮影したものとされており(危険物の規制に関する政令33条5号、危険物の規制に関する規則51条2項)、10年を超える前に書換えを申請する(危険物の規制に関する政令34条)。20年以内ではない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第33条 / 危険物の規制に関する政令 第34条 / 危険物の規制に関する規則 第51条 (出典: e-Gov法令検索)
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問54.危険物施設の使用停止命令は、消防長または消防署長が出す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。使用停止命令を出すのは市町村長等(市町村長または都道府県知事)です。消防長や消防署長は仮貯蔵承認等の権限を持ちます。
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問55.第2類危険物に該当しないものは次のうちどれか。
- ア.赤りん
- イ.黄りん
- ウ.硫黄
- エ.マグネシウム
正解:イ.黄りん
解説:黄りんは第3類危険物(自然発火性物質)です。赤りん・硫黄・マグネシウムは第2類です。
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問56.指定数量500kgに該当する第2類危険物は次のうちどれか。
- ア.赤りん
- イ.硫黄
- ウ.鉄粉
- エ.硫化りん
正解:ウ.鉄粉
解説:鉄粉は品名として500kgと定められている。硫化りん・赤りん・硫黄は品名として100kg(危険物の規制に関する政令別表第三)。受験参考書では金属粉・マグネシウムを500kgとして示すことが多いが、法令上は小ガス炎着火試験の結果で第一種可燃性固体(100kg)か第二種可燃性固体(500kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考4号・5号)。品名で指定数量が決まるのは硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)。
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問57.危険物施設保安員の業務として誤っているものはどれか。
- ア.構造・設備の点検
- イ.点検記録の作成
- ウ.異常時の応急措置
- エ.保安監督者の選任
正解:エ.保安監督者の選任
解説:保安監督者の選任は施設の所有者等が行います。施設保安員は構造・設備の点検と異常時の応急措置を担当します。
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問58.製造所等の予防規程について、誤っているものはどれか。
- ア.作成・変更に市町村長等の認可は不要で、届出で足りる
- イ.市町村長等の認可を受ける必要がある
- ウ.従業員に周知する義務がある
- エ.一定規模以上の製造所等で作成義務がある
正解:ア.作成・変更に市町村長等の認可は不要で、届出で足りる
解説:予防規程の作成・変更には市町村長等の認可が必要(消防法14条の2)。認可不要で届出で足りるとするのは誤り。給油取扱所・移送取扱所は指定数量の倍数に関係なくすべて予防規程が必要で、製造所などは一定規模以上(例:製造所は倍数10以上)で義務となる。従業員への周知も必要。
根拠: 消防法 第14条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問59.第2類危険物(引火性固体を除く)の容器表示として正しいものはどれか。
- ア.「火気厳禁」「衝撃注意」
- イ.「火気注意」(金属粉・Mgはさらに「禁水」)
- ウ.「禁水」のみ
- エ.「自然発火注意」「禁水」
正解:イ.「火気注意」(金属粉・Mgはさらに「禁水」)
解説:第2類(引火性固体を除く)は「火気注意」、鉄粉・金属粉・マグネシウムはさらに「禁水」を追加する(硫化りん・赤りん・硫黄は「火気注意」のみ)。
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問60.危険物の運搬に従事する者は、危険物取扱者免状を携帯しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。免状の携帯が義務づけられているのは、移動タンク貯蔵所による危険物の「移送」のときである(消防法16条の2第3項)。トラックなどで容器に入れて運ぶ「運搬」については、容器・積載方法・運搬方法の基準が定められているだけで(消防法16条、危険物の規制に関する政令28条から30条まで)、危険物取扱者の乗車も免状の携帯も求められていない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第28条 / 消防法 第16条 / 消防法 第16条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問61.赤りん・硫黄等の第2類危険物は、第4類との混載が認められている。
正解:○(正しい)
解説:第2類と第4類の混載は法令上認められています。第2類が混載禁止なのは第1・3・6類です。
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問62.マグネシウムを指定数量以上取り扱う製造所は、保安距離と保有空地の規制の対象となる。
正解:○(正しい)
解説:製造所には、住居(10m以上)・学校等(30m以上)などとの保安距離と、指定数量の倍数に応じた保有空地(10倍以下3m以上、10倍超5m以上)が必要(危険物の規制に関する政令9条1項1号・2号)。マグネシウムなど第2類を取り扱う製造所も対象となる。
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問63.危険物取扱者の免状の交付について、書換えの申請は交付した都道府県知事のみが受理できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。免状の書換えは、当該免状を交付した都道府県知事だけでなく、居住地または勤務地を管轄する都道府県知事にも申請できる(危険物の規制に関する政令34条)。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第34条 (出典: e-Gov法令検索)
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問64.硫黄を取扱う移動タンク貯蔵所では、危険物取扱者の乗車が必要である。
正解:○(正しい)
解説:移動タンク貯蔵所による移送の場合は、危険物取扱者の乗車が法令で義務付けられています。
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問65.引火性固体の指定数量1,000kgは、第2類の中で最大の指定数量である。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体は品名として1,000kgと定められ、第2類で最大である(危険物の規制に関する政令別表第三)。受験参考書では金属粉・マグネシウムを500kgとして示すことが多いが、法令上は小ガス炎着火試験の結果で第一種可燃性固体(100kg)か第二種可燃性固体(500kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考4号・5号)。品名で指定数量が決まるのは硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)。
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問66.指定数量の倍数が10以上の製造所等には、自衛消防組織の設置義務がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。自衛消防組織を置かなければならないのは、第4類の危険物を取り扱う製造所・移送取扱所・一般取扱所(指定施設)を有する事業所で、指定数量の3,000倍以上を取り扱うものである(消防法14条の4、危険物の規制に関する政令38条1項・2項、危険物の規制に関する政令30条の3第1項・2項)。倍数10では義務づけられない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第30条の3 / 危険物の規制に関する政令 第38条 / 消防法 第14条の4 (出典: e-Gov法令検索)
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問67.危険物施設の使用停止命令に違反した場合、罰則の対象となる。
正解:○(正しい)
解説:消防法上の使用停止命令違反は罰則対象(拘禁刑または罰金)。命令違反は重大な行政違反として扱われます。
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問68.危険物保安監督者は、危険物の取扱いについて必要な指示を行う立場にある。
正解:○(正しい)
解説:危険物保安監督者は取扱作業の保安監督・取扱者への指示・異常時の措置等を行います。
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問69.危険物施設の予防規程は、市町村長等の認可を受けるまで効力を持たない。
正解:○(正しい)
解説:予防規程は市町村長等の認可を受けて初めて効力を持ち、変更時も認可が必要です。
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問70.第2類危険物の運搬容器に必須の表示として正しいものはどれか(金属粉・マグネシウムの場合)。
- ア.「火気注意」のみ
- イ.「火気注意」「禁水」
- ウ.「火気厳禁」「禁水」
- エ.「衝撃注意」
正解:イ.「火気注意」「禁水」
解説:鉄粉・金属粉・マグネシウムは「火気注意」+「禁水」を表示。引火性固体は「火気厳禁」、それ以外(硫化りん・赤りん・硫黄)は「火気注意」のみ。
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問71.硫黄を取り扱う製造所等の構造として誤っているものはどれか。
- ア.壁・床は不燃材料
- イ.屋根は不燃材料の軽量素材(爆発時の上方放散)
- ウ.建物全体を密閉し換気口を設けない
- エ.出入口に防火戸を設ける
正解:ウ.建物全体を密閉し換気口を設けない
解説:危険物施設には換気設備の設置が必須。可燃性蒸気・粉体の滞留を防ぐためです。密閉は逆に危険。
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問72.試験の結果、第二種可燃性固体に該当したマグネシウム500kgを貯蔵する屋内貯蔵所について、正しいものはどれか。
- ア.指定数量の倍数は2
- イ.指定数量の倍数は0.5
- ウ.指定数量未満なので消防法対象外
- エ.指定数量の倍数は1
正解:エ.指定数量の倍数は1
解説:第二種可燃性固体の指定数量は500kgなので、500÷500=倍数1となり、製造所等として許可が必要である(危険物の規制に関する政令別表第三)。受験参考書では金属粉・マグネシウムを500kgとして示すことが多いが、法令上は小ガス炎着火試験の結果で第一種可燃性固体(100kg)か第二種可燃性固体(500kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考4号・5号)。品名で指定数量が決まるのは硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)。
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問73.危険物を取り扱う場所での消火設備として、赤りんや硫黄などの第2類危険物(鉄粉・金属粉・マグネシウム等及び引火性固体を除く)に適応するものはどれか。
- ア.水バケツ又は水槽
- イ.ハロゲン化物を放射する消火器
- ウ.二酸化炭素を放射する消火器
- エ.炭酸水素塩類等を使用する粉末消火器
正解:ア.水バケツ又は水槽
解説:政令別表第五で、赤りん・硫黄などの「その他の第二類の危険物」には水バケツ・水槽、水や強化液、泡、りん酸塩類等の粉末、乾燥砂などが適応し、二酸化炭素・ハロゲン化物・炭酸水素塩類等の粉末は適応しない。引火性固体は二酸化炭素・ハロゲン化物も適応し、鉄粉・金属粉・マグネシウム等は水系が適応せず乾燥砂等を用いる。硫化りんは別表第五では「その他の第二類」に入るが、水と反応して有毒な硫化水素を発生するおそれがあるため、実際の消火では注水を避け乾燥砂等を用いる(安全データシート)。
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問74.危険物取扱者免状の写真の書換え期限について正しいものはどれか。
- ア.写真の撮影から5年以内
- イ.写真の撮影から10年以内
- ウ.写真の撮影から20年以内
- エ.書換え期限はない
正解:イ.写真の撮影から10年以内
解説:免状に貼る写真は過去10年以内に撮影したものでなければならない(危険物の規制に関する規則51条2項)。起算は免状の交付日ではなく撮影日なので、撮影から10年を過ぎる前に書換えを申請する(危険物の規制に関する政令34条)。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第34条 / 危険物の規制に関する規則 第51条 (出典: e-Gov法令検索)
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問75.硫黄1,000kgを単独で貯蔵する場合、指定数量の倍数は10である。
正解:○(正しい)
解説:硫黄の指定数量は100kg。1,000/100=10倍となります。
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問76.危険物施設の警報設備として、自動火災報知設備の設置義務は指定数量の倍数100以上の屋内貯蔵所に課される。
正解:○(正しい)
解説:屋内貯蔵所で指定数量の倍数が100以上のもの(高引火点危険物のみのものを除く)には自動火災報知設備を設けなければならない(危険物の規制に関する規則38条1項1号ロ)。延べ面積150㎡超・軒高6m以上の平家建なども対象となる。
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問77.危険物の運搬時、第2類と第6類の混載は認められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2類と第6類の混載は「禁止」(混載禁止組合せ。第6類は酸化性液体で、可燃性固体の第2類と危険)。
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問78.免状を亡失した場合、再交付は申請から即日交付される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。再交付は申請から数週間〜1ヶ月程度かかります。即日交付ではありません。
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問79.製造所や一般取扱所(ボイラー等で消費するものなど一部を除く)で第4類の危険物を指定数量の3,000倍以上取り扱う事業所では、危険物保安統括管理者の選任と自衛消防組織の設置の両方が必要である。
正解:○(正しい)
解説:第4類の危険物を取り扱う製造所・一般取扱所(ボイラー等で消費する一般取扱所、容器に詰め替える一般取扱所など一部を除く)で第4類の危険物を指定数量の3,000倍以上取り扱う事業所(一定規模以上の移送取扱所を有する事業所は指定数量以上)では、危険物保安統括管理者の選任(消防法12条の7、危険物の規制に関する政令30条の3)と自衛消防組織の設置(消防法14条の4、同政令38条)の両方が義務付けられる。第2類だけを取り扱う事業所は対象外。
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問80.製造所等の改修時には、変更工事のみで届出は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。製造所等の位置・構造・設備の変更には市町村長等の許可が必要です。届出のみでは不可。
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問81.保安監督者は、定期点検記録に署名する義務がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。点検記録に記載しなければならない事項は、点検をした製造所等の名称、点検の方法および結果、点検年月日、点検を行った危険物取扱者もしくは危険物施設保安員または点検に立ち会った危険物取扱者の氏名の4つである(危険物の規制に関する規則62条の7)。★危険物保安監督者の署名は記載事項に入っていない。求められているのも「署名」ではなく点検を行った者等の「氏名」である。なお危険物保安監督者の業務は危険物の規制に関する規則48条が定めており、点検記録への署名は含まれていない。
根拠: 危険物の規制に関する規則 第48条 / 危険物の規制に関する規則 第62条の7 (出典: e-Gov法令検索)
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問82.危険物施設の保安距離は、施設の種類により異なるが、保護対象施設からの距離が定められている。
正解:○(正しい)
解説:保安距離は学校・病院・住宅等の保護対象施設から製造所等までの距離。施設種別により10〜50m等が設定されます。
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問83.製造所等は、地震発生時に緊急停止できる装置の設置が義務付けられる場合がある。
正解:○(正しい)
解説:一定規模以上の屋外タンク貯蔵所等では、緊急遮断弁・地震感知装置等の設置が義務付けられます。
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問84.無資格者でも丙種危険物取扱者の立会いがあれば、取扱作業を行うことができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。無資格者の立会いができるのは甲種または乙種のみ。丙種は単独取扱いは可能ですが、立会い権限はありません。
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問85.第2類危険物(マグネシウム)の運搬で、混載できる類はどれか。
- ア.第1類
- イ.第3類
- ウ.第6類
- エ.第4類
正解:エ.第4類
解説:運搬時に第2類と混載できるのは第4類と第5類で、第1類・第3類・第6類とは混載できない(危険物の規制に関する規則46条・別表第4)。選択肢の中では第4類が該当する。
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問86.次のうち、製造所等の届出が必要な事項として誤っているものはどれか。
- ア.従業員の定期健康診断結果
- イ.譲渡・引渡し(遅滞なく)
- ウ.保安監督者の選任・解任
- エ.品名・数量の変更(10日前まで)
正解:ア.従業員の定期健康診断結果
解説:従業員の健康診断結果は危険物施設の届出事項ではありません。他は法定の届出事項です。
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問87.危険物保安統括管理者の要件として正しいものはどれか。
- ア.甲種または乙種の危険物取扱者を充てる
- イ.事業所で事業の実施を統括管理する者を充てる
- ウ.保安業務を3年以上統括管理した者を充てる
- エ.事業所の危険物保安監督者の経験者を充てる
正解:イ.事業所で事業の実施を統括管理する者を充てる
解説:危険物保安統括管理者には、その事業所で事業の実施を統括管理する者を充てなければなりません(危険物の規制に関する政令30条の3)。職責で決まる立場で、危険物取扱者の免状や、保安業務を統括管理した年数・危険物保安監督者の経験といった経歴は要件になっていません。甲種・乙種の免状と6か月以上の実務経験が求められるのは危険物保安監督者のほうです。選任が必要なのは、第4類の危険物を指定数量の3,000倍以上取り扱う製造所・一般取扱所(一部を除く)などを有する事業所です。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第30条の3 / 消防法 第12条の7 / 消防法 第13条 (出典: e-Gov法令検索)
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問88.次のうち、消防法上の危険物に該当しないものはどれか。
- ア.ガソリン
- イ.灯油
- ウ.プロパンガス
- エ.硫黄
正解:ウ.プロパンガス
解説:プロパンガスは高圧ガス保安法の規制対象で、消防法上の危険物ではありません。他は第4類(ガソリン・灯油)・第2類(硫黄)です。
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問89.危険物施設での避雷設備の設置義務がある条件として正しいものはどれか。
- ア.指定数量の倍数1以上
- イ.指定数量未満でも設置義務あり
- ウ.すべての給油取扱所
- エ.指定数量の倍数10以上の製造所・屋内貯蔵所等
正解:エ.指定数量の倍数10以上の製造所・屋内貯蔵所等
解説:指定数量の倍数10以上の製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所等には避雷設備(避雷針等)の設置が義務付けられます。
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問90.第2類危険物は可燃性固体であり、比較的低い温度で着火しやすく、燃焼速度が速い性質を持つ。
正解:○(正しい)
解説:第2類危険物(可燃性固体)は火源があれば容易に着火し、燃焼速度が速いという共通性質を持ちます。引火性固体・赤りん・硫黄等いずれも該当します。
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問91.第2類危険物はいずれも酸化されやすい物質であるため、酸化剤との接触・混合は厳禁である。
正解:○(正しい)
解説:第2類は酸化されやすい還元性物質のため、第1類(酸化性固体)・第6類(酸化性液体)等の酸化剤との接触で発火・爆発の危険があります。混載・近接保管禁止です。
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問92.三硫化りん(P4S3)は白色の結晶で、水に容易に溶けて毒性のない水溶液を生成する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。三硫化りんは黄色結晶で、水・熱湯と反応して有毒な硫化水素(H2S)と亜りん酸を発生します。正しくは「黄色結晶で水と反応してH2S発生」です。
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問93.五硫化りん(P2S5)は水分や湿気と反応して硫化水素(H2S)を発生するため、密封・乾燥保管が必要である。
正解:○(正しい)
解説:五硫化りんは水・湿気と容易に反応してH2S(有毒・可燃性ガス)とりん酸を生じます。湿気を避け密封容器で乾燥した冷暗所に保管します。
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問94.七硫化りん(P4S7)は冷水でも激しく反応して大量の硫化水素を瞬時に発生する、最も水反応性の高い硫化りんである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。七硫化りんの水との反応はゆるやかで、冷水では分解しにくく熱湯でようやく分解しH2Sを発生します。最も水反応性が高いのは五硫化りん(P2S5)です。正しくは「冷水では分解しにくい」です。
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問95.硫化りん類は燃焼すると有毒な五酸化二りん(P2O5)と二酸化硫黄(SO2)を発生するため、消火活動時は呼吸保護具が必要である。
正解:○(正しい)
解説:硫化りんの燃焼ガスはP2O5(刺激性)とSO2(有毒)を含み、吸入すると呼吸器障害を起こします。消火・救助時は防毒マスク等の呼吸保護具が必須です。
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問96.赤りんは黄りんの同素体であり、黄りんと同様に空気中で自然発火する性質を持つ。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤りんは黄りん(第3類の自然発火性物品)の同素体だが、常温の空気中では自然発火しない。自然発火温度は202℃(モデルSDS。約260℃とする資料もある)で、発火するには加熱や火源が必要である。
根拠: 職場のあんぜんサイト モデルSDS 赤りん(CAS 7723-14-0) 9 物理的及び化学的性質(自然発火温度 202℃・形状)/10 避けるべき条件 / 日本大百科全書(ニッポニカ)「リン」(コトバンク) 同素体(赤リンは空気を絶って黄リンを400℃に数時間加熱してつくる)・性質
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問97.赤りんは暗赤色の粉末で、水・二硫化炭素には溶けないが、燃焼すると有毒な五酸化二りん(P2O5)を発生する。
正解:○(正しい)
解説:赤りんは暗赤色粉末、水・CS2不溶。燃焼でP2O5の白煙(刺激性・有毒)を発生します。マッチの側薬等に用いられます。
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問98.硫黄は二硫化炭素には溶けず、水には容易に溶解する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄は水に不溶、二硫化炭素(CS2)に可溶です。トルエン・ベンゼンにも溶けます。正しくは「水不溶・CS2可溶」です。
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問99.マグネシウムを貯蔵する製造所等に設ける注意事項の掲示板は、「火気注意」である。
正解:○(正しい)
解説:規則18条1項4号ロにより、第2類(引火性固体を除く)には地が赤色・文字が白色の「火気注意」の掲示板を設ける。「禁水」の掲示板はアルカリ金属の過酸化物と禁水性物品(第3類)に設けるもので、マグネシウムには設けない。なお運搬容器の表示では、マグネシウム等は「火気注意」と「禁水」の両方を表示する(規則44条)。
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問100.硫黄には運搬容器の特例はなく、必ず鋼製ドラム缶等の金属容器に密封しなければ運搬できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。危険物は運搬容器に収納して積載するのが原則だが、塊状の硫黄等を運搬するために積載する場合はこの限りでないとされている(危険物の規制に関する政令29条1号イ)。つまり硫黄には塊状のものについて運搬容器の特例があり、「特例はなく、必ず金属容器に密封しなければ運搬できない」は誤り。粉末状の硫黄はこの特例(イ)に当たらないので、原則どおり運搬容器に収納して積載する。
根拠: 危険物の規制に関する政令(昭和三十四年政令第三百六号) 第29条 (出典: e-Gov法令検索)
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問101.鉄粉とは、目開き53μmのふるいを通過するものが50%以上のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。消防法上、鉄粉は『目開き53μmのふるいを通過するものが50%以上のもの』をいう(53μmのふるい通過分が50%未満のものは消防法上の鉄粉に該当せず危険物から除外される)。
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問102.鉄粉は希塩酸・希硫酸等の酸と接触すると水素を発生する性質はなく、酸との混合保管も問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。鉄粉は希酸と反応してH2を発生します(Fe+2HCl→FeCl2+H2)。発生H2は引火・爆発の危険があり、酸との接触は厳禁です。正しくは「酸と反応してH2発生・接触厳禁」です。
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問103.金属粉とは、アルカリ金属・アルカリ土類金属・鉄粉・マグネシウム以外の金属の粉のうち、目開き150μmのふるいを通過するものが50%以上のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:法令上の金属粉は、アルカリ金属・Mg・鉄粉等以外の金属粉で、150μm通過50%以上が危険物。代表例はアルミニウム粉・亜鉛粉です。銅粉・ニッケル粉は除外されます。
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問104.アルミニウム粉は乾燥状態でも湿気のある空気中でも安定で、火源がない限り発火する危険性はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アルミニウム粉は微粉状で空気中に飛散すると粉じん爆発の危険があり、湿気・水と反応してH2を発生します。正しくは「水・湿気で水素発生、粉じん爆発の危険」です。
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問105.亜鉛粉は酸・アルカリのいずれとも反応して水素を発生する両性金属粉である。
正解:○(正しい)
解説:亜鉛は両性金属で、酸(HCl)ともアルカリ(NaOH)とも反応してH2を発生します。湿気でも徐々に反応するため乾燥保管が必要です。
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問106.マグネシウムは銀白色の軽金属で、燃焼時に強い白光と高温を発する。
正解:○(正しい)
解説:Mgは銀白色の軽金属、燃焼時に約3000℃の高温と強烈な白光(紫外線含む)を発します。閃光信号弾・花火に利用される性質です。
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問107.第2類の危険物には、運搬の基準上の危険等級Ⅰに区分されるものがある。
正解:×(誤り)
解説:規則39条の2により、第2類のうち硫化りん・赤りん・硫黄及び第一種可燃性固体は危険等級Ⅱ、それ以外は危険等級Ⅲで、第2類に危険等級Ⅰはない(危険等級Ⅰは第1類の第一種酸化性固体、第3類の一部、特殊引火物、第5類の第一種自己反応性物質、第6類)。
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問108.マグネシウムは水と反応して水素を発生し、発生熱で水素に着火する危険があるため、注水消火は厳禁である。
正解:○(正しい)
解説:Mg+2H2O→Mg(OH)2+H2の反応で水素発生、反応熱で着火・爆発の危険があります。Mg火災への注水は厳禁で、乾燥砂・金属火災用粉末消火薬剤を使用します。
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問109.引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧において引火点が40℃未満のものをいう。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体は法令上「固形アルコールその他1気圧において引火点40℃未満の固体」と定義されます。ゴムのり・ラッカーパテ等が該当します。
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問110.ゴムのりは加硫処理された硬質ゴム塊で、揮発性溶剤を含まず引火性蒸気を発生しない物質である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ゴムのりは生ゴムをガソリン・ベンジン等の揮発性溶剤に溶かした糊状物質で、常温で引火性蒸気を発生します。正しくは「揮発性溶剤を含み引火性蒸気を発生」です。
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問111.固形アルコールはメタノール・エタノールを凝固剤で固めたもので、引火点が高く常温では引火しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。固形アルコール(燃料用固形燃料)はメタノール等を含み、常温で蒸気を発生し容易に引火します。引火点40℃未満で「火気厳禁」です。正しくは「常温で引火する」です。
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問112.ラッカーパテはニトロセルロース・有機溶剤等を含む下地補修用パテで、引火性固体に分類される。
正解:○(正しい)
解説:ラッカーパテはトルエン・酢酸エチル等の有機溶剤を含み、引火点が40℃未満となるため引火性固体(第2類)に分類されます。
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問113.第2類の危険物の指定数量は、硫化りん・赤りん・硫黄が100kg、鉄粉が500kg、引火性固体が1,000kgと品名で定められ、金属粉やマグネシウムなどは試験の結果により100kgか500kgとなる。
正解:○(正しい)
解説:危険物の規制に関する政令別表第三。受験参考書では金属粉・マグネシウムを500kgとして示すことが多いが、法令上は小ガス炎着火試験の結果で第一種可燃性固体(100kg)か第二種可燃性固体(500kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考4号・5号)。品名で指定数量が決まるのは硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)。
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問114.鉄粉・金属粉・マグネシウムは、水との反応で水素を発生するため注水消火は禁忌であり、乾燥砂・膨張ひる石・金属火災用粉末消火薬剤による窒息消火を行う。
正解:○(正しい)
解説:金属火災(鉄粉・Al粉・Zn粉・Mg)は注水でH2発生・爆発の危険があるため禁水。乾燥砂・乾燥珪藻土・膨張ひる石・膨張真珠岩・金属火災用粉末消火剤で被覆窒息消火します。
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問115.赤りん・硫黄の火災に対しては、注水によって反応・爆発する危険があるため水系消火剤は厳禁である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤りん・硫黄は水と反応しないため、大量の水・泡による冷却消火が有効です。注水禁忌は金属粉・Mg・鉄粉等の金属火災です。正しくは「水・泡による冷却消火が有効」です。
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問116.硫化りん類の火災では水の使用は厳禁で、乾燥砂のみで消火する必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫化りんは粉末状で水で湿らせると分解しH2Sを発生しますが、火災時の消火には乾燥砂のほか、不活性ガス(窒素)も使用可能です。注水は分解促進するため避けますが「乾燥砂のみ」ではありません。正しくは「乾燥砂・不活性ガス等」です。
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問117.引火性固体の火災では、二酸化炭素・粉末・泡・乾燥砂のいずれも有効な消火手段となり得る。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体(ゴムのり・固形アルコール等)は第4類同様の引火性蒸気が原因のため、CO2・粉末・泡・乾燥砂による窒息消火が有効です。
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問118.第2類危険物の運搬容器に表示する注意事項のうち、「火気注意」は赤りん・硫黄・硫化りんに、「火気厳禁」は引火性固体に表示する。
正解:○(正しい)
解説:運搬容器の注意事項は、赤りん・硫黄・硫化りんが「火気注意」、引火性固体が「火気厳禁」、鉄粉・金属粉・Mgが「火気注意」「禁水」の併記です。
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問119.鉄粉・金属粉・マグネシウムの運搬容器表示は「火気注意」のみで足り、「禁水」の表示は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。鉄粉・金属粉・Mgは水と反応するため「火気注意」と「禁水」の併記が必須です。正しくは「火気注意+禁水の併記」です。
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問120.第2類の危険物の判定で、火炎による着火の危険性は小ガス炎着火試験によって判断する。
正解:○(正しい)
解説:政令1条の4により、火炎による着火の危険性は小ガス炎着火試験で判断し、試験物品が10秒以内に着火し、かつ燃焼を継続するものが可燃性固体の性状を示す(3秒以内は第一種可燃性固体)。引火の危険性はセタ密閉式引火点測定器による引火点の測定で判断する。
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問121.第2類危険物は第1類(酸化性固体)との混載が認められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2類(還元性)と第1類(酸化性)は反応して発火・爆発の危険があるため混載禁止。正しくは「第1類との混載は禁止」です。
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問122.第2類危険物の貯蔵は、酸化剤との接触を避け、火気・衝撃・摩擦を避けて冷暗所に密封・密栓保管するのが基本である。
正解:○(正しい)
解説:第2類の貯蔵原則は、酸化剤との隔離、火気・摩擦・衝撃の回避、冷暗所での密栓保管。特に金属粉類は防湿、硫化りんは防水が重要です。
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問123.目開きが2mmの網ふるいを通過しない塊状のマグネシウムや、直径が2mm以上の棒状のマグネシウムは、危険物(第2類)に該当しない。
正解:○(正しい)
解説:規則1条の3第3項により、マグネシウムのうち目開き2mmの網ふるいを通過しない塊状のもの及び直径2mm以上の棒状のものは、法別表第一の危険物から除かれる。粉末や細い帯状のものほど燃えやすいためである。
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問124.アルミニウム粉はハロゲン元素(塩素・臭素)と接触しても安定で、ハロゲン化合物の溶剤と混合しても問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Al粉はハロゲンと激しく反応し発火する危険があります。四塩化炭素等のハロゲン化溶剤との接触・消火使用は禁忌。正しくは「ハロゲンと反応・発火」です。
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問125.マグネシウムは粒度が小さいほど(粉末状ほど)危険性が高く、塊状(インゴット)よりも発火しやすい。
正解:○(正しい)
解説:Mgは粒径が小さいほど比表面積が大きく、酸化反応が急速に進行するため発火・爆発の危険性が増します。塊状Mgは比較的安全ですが粉末Mgは特に危険です。
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問126.赤りんに微量の黄りんが不純物として混入しても、黄りんは安定なため自然発火等の危険性は変わらない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黄りんは第3類の自然発火性物質で、赤りんに混入すると自然発火・空気酸化の危険性が増します。正しくは「黄りん混入で自然発火の危険が増す」です。純度管理が重要です。
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問127.硫黄を高温で溶融させ取り扱う場合、流動硫黄(液体硫黄)の温度は常に250℃を超えるよう加熱しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。溶融硫黄の取扱温度は120〜150℃程度(融点約115℃)の低温溶融が一般的で、250℃を超えると粘性増加・有害ガス発生の危険があります。正しくは「150℃前後で低温保持」です。
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問128.硫化水素(H2S)は無色・卵の腐ったような臭気を持つ有毒ガスで、空気より重く低所に滞留する。
正解:○(正しい)
解説:H2Sは硫化りんの分解で発生する有毒ガス。比重1.19(空気より重い)、腐卵臭、低所滞留性、可燃性。換気・呼吸保護が必要です。
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問129.二酸化硫黄(SO2)は無臭の不燃性ガスで、人体への影響はなく換気の必要性も低い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。SO2(亜硫酸ガス)は刺激臭の有毒ガスで、目や呼吸器に強い刺激作用を持ち、長時間吸入で気管支炎・肺水腫を起こします。正しくは「刺激臭・有毒・要換気」です。
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問130.引火性固体は引火点が高く、第4類(引火性液体)とは性質が全く異なり、第4類用の消火法は適用できない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。引火性固体は引火点40℃未満で蒸気が引火する点が第4類と類似します。CO2・粉末・泡等の第4類同様の窒息消火が有効です。正しくは「第4類と類似・第4類用消火法が有効」です。
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問131.亜鉛粉・アルミニウム粉は水と接触しても水素を発生しないため、注水消火が可能である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Al粉・Zn粉は水(特に高温水蒸気)と反応してH2を発生します。注水消火はH2引火・爆発の危険があり禁忌。正しくは「水と反応・注水禁忌」です。
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問132.粉じん爆発を防ぐためには、空気中の粉じん濃度を爆発下限界以下に保つことが重要である。
正解:○(正しい)
解説:粉じん爆発は粉じん濃度が爆発範囲内のときに発生。下限界以下に維持するため、換気・集じん・湿式作業・粉じん発生抑制が必要です。
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問133.三硫化りんの発火点は約500℃と非常に高く、第2類危険物の中で最も発火点が高い物質である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。三硫化りん(P4S3)の発火点は約100℃で、第2類危険物の中で最も低い部類です。摩擦・衝撃にも敏感でマッチ頭薬に使われます。正しくは「発火点約100℃・第2類で最低クラス」です。
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問134.金属粉の貯蔵では、容器を密栓し湿気との接触を避け、酸・水分・酸化剤・ハロゲン類との混置を厳禁とする。
正解:○(正しい)
解説:金属粉(Al・Zn)は湿気・酸・ハロゲン・酸化剤と反応する性質があり、密栓・乾燥・冷暗所保管、危険物との隔離が必要です。
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問135.赤りんが燃焼すると五酸化二りん(十酸化四りん)を生じるが、これは無害なので、消火の際に煙を吸い込んでも問題はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤りんは燃焼すると有毒な五酸化二りん(十酸化四りん、P4O10)を生じるので、消火の際は煙を吸い込まないよう注意する。赤りんは黄りんと違い空気中で自然発火しないが、酸化剤と混ざると摩擦・衝撃で発火しやすい。
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問136.マグネシウム合金(Mg-Al合金等)の切削加工で生じる切粉は、塊状本体より発火しやすく、自然発火の危険もある。
正解:○(正しい)
解説:Mg合金切粉は比表面積が大きく油分・湿気を含むため、自然発火・摩擦発火の危険性が塊体より格段に高くなります。回収管理が重要です。
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問137.硫黄の燃焼で生じる気体はすべて無害な水蒸気と二酸化炭素のみであり、消火活動中に呼吸保護具は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄燃焼ではSO2(亜硫酸ガス・有毒)が主生成物で、一部SO3も生じます。これらは水と反応してH2SO3・H2SO4となります。正しくは「SO2・SO3発生・呼吸保護必須」です。
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問138.引火性固体を貯蔵する場所では、容器を密栓して常温で蒸気の発生を抑制し、火気・静電気を避ける必要がある。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体は常温で可燃性蒸気を発生するため、密栓貯蔵で蒸気漏れ防止、火気・静電気・摩擦の遮断が必須です。換気にも配慮します。
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問139.鉄粉の火災では、注水によって急速冷却して消火するのが最も効果的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。鉄粉は高温時に水と反応してH2を発生(3Fe+4H2O→Fe3O4+4H2)し、爆発の危険があります。正しくは「乾燥砂・金属火災用粉末消火剤による窒息消火」です。
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問140.硫黄の融点は約115℃、発火点は約230℃で、加熱により容易に溶融・発火する。
正解:○(正しい)
解説:硫黄の融点は約115℃、発火点は約230℃。比較的低温で溶融し、その後容易に発火するため加熱取扱では温度管理が重要です。
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問141.アルミニウム粉が燃焼すると、酸化アルミニウム(Al2O3)の白い煙を生じる。
正解:○(正しい)
解説:4Al+3O2→2Al2O3の反応で白色の酸化アルミニウム煙を発生。Al2O3は刺激性があり、吸入で呼吸器障害(じん肺等)を起こす可能性があります。
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問142.第2類危険物の保管では、温度が高い場所のほうが酸化反応を抑えるため安全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。温度上昇は酸化反応・発火の危険を増大させます。第2類は冷暗所保管が原則で、高温は禁忌です。正しくは「冷暗所保管が原則」です。
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問143.次の第2類の危険物のうち、屋外貯蔵所で貯蔵することができるものはどれか。
- ア.赤りん
- イ.硫化りん
- ウ.硫黄
- エ.鉄粉
正解:ウ.硫黄
解説:政令2条7号により、屋外貯蔵所で貯蔵できる第2類は、硫黄又は硫黄のみを含有するものと、引火性固体(引火点が0℃以上のもの)に限られる。赤りん・硫化りん・鉄粉は貯蔵できない。
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問144.第2類危険物のうち指定数量100kgのものはどれか。
- ア.鉄粉
- イ.固形アルコール
- ウ.赤りん
- エ.引火性固体
正解:ウ.赤りん
解説:赤りんは品名として100kgと定められている(硫化りん・硫黄も100kg)。鉄粉は500kg、固形アルコールなどの引火性固体は1,000kg(危険物の規制に関する政令別表第三)。受験参考書では金属粉・マグネシウムを500kgとして示すことが多いが、法令上は小ガス炎着火試験の結果で第一種可燃性固体(100kg)か第二種可燃性固体(500kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考4号・5号)。品名で指定数量が決まるのは硫化りん・赤りん・硫黄(100kg)、鉄粉(500kg)、引火性固体(1,000kg)。
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問145.硫化りんの水との反応で発生する有毒ガスはどれか。
- ア.二硫化炭素(CS2)
- イ.りん化水素(PH3)
- ウ.二酸化硫黄(SO2)
- エ.硫化水素(H2S)
正解:エ.硫化水素(H2S)
解説:硫化りんは水(三硫化りんは熱水)と反応して分解し、硫化水素とりん酸を生じる。硫化水素は腐卵臭のある有毒で引火性のきわめて高いガスなので、硫化りんは水や湿気を避け、乾燥した状態で密封して貯蔵する。二硫化炭素は硫化りんを溶かす溶剤として知られる物質で、水との反応で生じるものではない。りん化水素(ホスフィン)や二酸化硫黄も、硫化りんと水の反応で生じるガスではない。
根拠: 国際化学物質安全性カード ICSC 1407(五硫化リン)日本語版 化学的危険性(水および酸と激しく反応し、硫化水素およびリン酸を生じる)・貯蔵(乾燥・密封) / 国際化学物質安全性カード ICSC 0165(硫化水素)日本語版 物理的状態;外観(特徴的な腐卵臭)・火災(引火性がきわめて高い) / コトバンク「硫化リン」 化学辞典 第2版(三硫化四リンは熱水で徐々に分解し硫化水素とリン酸、七硫化四リンは熱水でただちに分解、十硫化四リンは加水分解して硫化水素とリン酸、いずれも二硫化炭素に可溶)
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問146.赤りんの性状として正しいものはどれか。
- ア.暗赤色の粉末で、水にも二硫化炭素にも溶けない
- イ.暗赤色の粉末で、二硫化炭素にはよく溶ける
- ウ.淡黄色のろう状固体で、水にも二硫化炭素にも溶けない
- エ.淡黄色のろう状固体で、二硫化炭素にはよく溶ける
正解:ア.暗赤色の粉末で、水にも二硫化炭素にも溶けない
解説:赤りんは赤茶色〜暗赤色の粉末で水に溶けず(モデルSDS)、二硫化炭素にも溶けない(マイペディア)。淡黄色のろう状固体で二硫化炭素によく溶けるのは、同素体の黄りん(第3類)の性状である。赤りんの自然発火温度はモデルSDSで202℃(約260℃とする資料もある)。
根拠: 職場のあんぜんサイト モデルSDS 赤りん(CAS 7723-14-0) 9 物理的及び化学的性質(自然発火温度 202℃・形状)/10 避けるべき条件 / 百科事典マイペディア「赤リン」(コトバンク) 空気を遮断した密閉容器中で黄リンを320〜340℃で長時間熱してつくる/260℃で発火/水・二硫化炭素に不溶 / 百科事典マイペディア「黄リン」(コトバンク) 淡黄色蝋状固体・二硫化炭素によく溶ける
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問147.硫黄が燃焼したときに発生する有毒な気体として正しいものはどれか。
- ア.一酸化炭素(CO)
- イ.亜硫酸ガス(SO2)
- ウ.硫化水素(H2S)
- エ.アンモニア(NH3)
正解:イ.亜硫酸ガス(SO2)
解説:硫黄が燃えると空気中の酸素と結びつき、有毒で腐食性のある硫黄酸化物のガス、主に亜硫酸ガス(二酸化硫黄、SO2)が生じる。一酸化炭素は炭素を含む物質が不完全燃焼したときに生じるガスで、炭素を含まない硫黄の燃焼では生じない。硫化水素(H2S)は硫黄を含むが水素との化合物で、酸素と結びつく燃焼の生成物ではない。アンモニア(NH3)は窒素と水素の化合物で、硫黄の燃焼とは関係がない。
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問148.次のうち法令上の鉄粉から除外されるものはどれか。
- ア.目開き53μmのふるい通過分50%以上の鉄粉
- イ.アトマイズ鉄粉(細粉)
- ウ.目開き53μmのふるい通過分50%未満の鉄粉
- エ.電解鉄粉(細粉)
正解:ウ.目開き53μmのふるい通過分50%未満の鉄粉
解説:法令上、目開き53μmのふるい通過分が50%未満の鉄粉は危険物から除外されます。粗粒の鉄粉や鉄屑は対象外。微粒粉が危険物として規制対象となります。
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問149.法令上の金属粉に該当するものとして正しいものはどれか。
- ア.マグネシウム粉
- イ.銅粉
- ウ.ナトリウム粉
- エ.アルミニウム粉
正解:エ.アルミニウム粉
解説:法令上の金属粉はアルカリ金属・Mg・鉄粉等以外で粒度150μm通過50%以上のもの。Al粉・Zn粉が該当。銅粉・ニッケル粉は規制対象外、Na・Mgは別品名(第3類・第2類)です。
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問150.マグネシウム火災への対応として最も適切なものはどれか。
- ア.乾燥砂による窒息消火
- イ.大量注水による冷却消火
- ウ.二酸化炭素消火器による窒息消火
- エ.泡消火剤による窒息消火
正解:ア.乾燥砂による窒息消火
解説:マグネシウムは第2類の危険物で、水や酸との接触を避けるよう定められている。消火設備の適応を示す表でも、マグネシウム等に適応するのは乾燥砂、膨張ひる石、炭酸水素塩類等の粉末消火剤で、水・泡・二酸化炭素・ハロゲン化物は適応しない。燃えているマグネシウムは水による冷却消火が困難とされ、乾燥砂のような不燃性の消火剤で覆う窒息消火が行われる。大量の水を強く当てると、水が内部に入って爆発した実験報告もある。泡消火剤は水を含み、二酸化炭素は同じ窒息消火でもマグネシウムには適応しない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第25条 / 危険物の規制に関する政令 第別表第五 / 東京消防庁 消防技術安全所報52号(平成27年)「マグネシウム火災に対する乾燥砂等の消火効果に関する検証」 概要(燃焼しているマグネシウムは水による冷却消火は困難とされ、乾燥砂のような不燃性の消火剤で覆う窒息消火が行われている)、4⑶(水との接触による水蒸気爆発のリスク)、続報の実験結果(ストレート放水では爆発が発生) (出典: e-Gov法令検索)
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問151.引火性固体に該当しないものはどれか。
- ア.ゴムのり
- イ.固形パラフィン
- ウ.ラッカーパテ
- エ.固形アルコール
正解:イ.固形パラフィン
解説:引火性固体は引火点40℃未満の固体で、ゴムのり・固形アルコール・ラッカーパテ等が該当。固形パラフィンはろうそく等の原料で引火点が高く、引火性固体には該当しません。
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問152.第2類危険物の運搬容器の注意事項表示として正しい組合せはどれか。
- ア.赤りん:火気厳禁
- イ.引火性固体:禁水
- ウ.赤りん:火気注意
- エ.硫黄:禁水
正解:ウ.赤りん:火気注意
解説:運搬容器表示は、赤りん・硫黄・硫化りんが「火気注意」、引火性固体が「火気厳禁」、鉄粉・金属粉・Mgが「火気注意」+「禁水」。組合せの正答は赤りん→火気注意です。
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問153.第2類危険物と混載できる類はどれか(指定数量1/10超の場合)。
- ア.第6類
- イ.第1類
- ウ.第3類
- エ.第4類
正解:エ.第4類
解説:運搬時混載可否で、第2類は第4類(引火性液体)・第5類(自己反応性物質)と混載可。第1類(酸化性固体)・第3類(自然発火性・禁水性)・第6類(酸化性液体)とは混載禁止です。
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問154.硫化りんの保管方法として誤っているものはどれか。
- ア.水中に保管して空気を遮断する
- イ.密封して乾燥した冷暗所に保管する
- ウ.酸化剤との接触・近接保管を避ける
- エ.火気・摩擦・衝撃を避ける
正解:ア.水中に保管して空気を遮断する
解説:硫化りんは水・湿気で分解しH2S発生するため、密封・乾燥・冷暗所保管が原則。酸化剤との隔離も必須。水中保管は分解促進で誤りで、これは黄りん(第3類)の保管方法です。
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問155.第2類危険物に共通する性質として誤っているものはどれか。
- ア.比較的低温で着火しやすい
- イ.酸化剤として他の物質を酸化する
- ウ.酸化されやすい還元性物質である
- エ.燃焼速度が速い
正解:イ.酸化剤として他の物質を酸化する
解説:第2類は可燃性固体で、酸化されやすく燃焼速度が速い還元性物質。「酸化剤として作用」は第1類・第6類の性質で誤りです。第2類はあくまで還元剤として作用します。
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問156.硫黄の貯蔵・運搬の基準に関する記述として、正しいものはどれか。
- ア.粉末状の硫黄は、屋内貯蔵所で容器に収納しないで貯蔵できる
- イ.塊状の硫黄は、運搬容器に収納しなければ運搬できない
- ウ.塊状の硫黄は、屋内貯蔵所で容器に収納しないで貯蔵できる
- エ.粉末状の硫黄は、屋外貯蔵所の囲いの内側なら容器に収納しないで貯蔵できる
正解:ウ.塊状の硫黄は、屋内貯蔵所で容器に収納しないで貯蔵できる
解説:硫黄(第2類)には、塊状のものについて容器の特例がある。屋内貯蔵所では危険物を容器に収納して貯蔵するのが原則だが、塊状の硫黄等は容器に収納しないで貯蔵できる。運搬でも危険物は運搬容器に収納して積載するのが原則だが、塊状の硫黄等を運搬する場合はその例外とされているので、塊状の硫黄に運搬容器が必要とするのは誤り。屋外貯蔵所の囲いの内側で容器に収納せずに貯蔵できるのも塊状の硫黄等のみに限られ、粉末状の硫黄は屋内でも屋外でも原則どおり容器に収納する。
根拠: 危険物の規制に関する政令(昭和三十四年政令第三百六号) 第26条 / 危険物の規制に関する政令(昭和三十四年政令第三百六号) 第29条 / 危険物の規制に関する規則(昭和三十四年総理府令第五十五号) 第40条 (出典: e-Gov法令検索)
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問157.次の物質と発生する主な有害ガスの組合せのうち、誤っているものはどれか。
- ア.硫化りん+水 → 硫化水素
- イ.硫黄燃焼 → 二酸化硫黄
- ウ.鉄粉+希塩酸 → 水素
- エ.アルミニウム粉+水 → 硫化水素
正解:エ.アルミニウム粉+水 → 硫化水素
解説:正しい組合せは、硫化りん+水→H2S、硫黄燃焼→SO2、鉄粉+酸→H2、Al粉+水→H2。アルミニウム粉が水と反応してH2Sを発生することはありません(H2が正)。
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問158.第2類危険物の火災で、注水消火が不適切なものはどれか。
- ア.マグネシウム
- イ.硫黄
- ウ.赤りん
- エ.ラッカーパテ
正解:ア.マグネシウム
解説:鉄粉・金属粉・マグネシウムは水と反応して水素を発生するため注水は不適で、乾燥砂などで窒息消火する(政令別表第五で水系の消火設備は適応しない)。硫黄・赤りんは注水による冷却消火が有効で、ラッカーパテなどの引火性固体も別表第五で水系の消火設備が適応とされる(泡・粉末などによる窒息消火も有効)。硫化りんは水と反応して硫化水素を発生するものがあり、五硫化りんのSDSは水を使ってはならない消火剤としている。
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問159.次の物質のうち、発火点(自然発火温度)が最も低いものはどれか。
- ア.赤りん
- イ.三硫化りん
- ウ.硫黄
- エ.マグネシウム(粉)
正解:イ.三硫化りん
解説:自然発火温度は、三硫化りん(三硫化四りん)が100℃、赤りんが202℃(約260℃とする資料もある)、硫黄が232℃(いずれも職場のあんぜんサイトのモデルSDS)、マグネシウム粉が473℃(ICSC)で、三硫化りんが最も低い。赤りんを約260℃とする資料の値を使っても、最も低いのが三硫化りんであることは変わらない。
根拠: 職場のあんぜんサイト モデルSDS 硫化燐(三硫化四りん・CAS 1314-85-8) 9 自然発火温度 100℃ / 職場のあんぜんサイト モデルSDS 赤りん(CAS 7723-14-0) 9 物理的及び化学的性質(自然発火温度 202℃・形状)/10 避けるべき条件 / 職場のあんぜんサイト モデルSDS 硫黄(CAS 7704-34-9) 9 自然発火温度 232℃ / ILO 国際化学物質安全性カード ICSC 0289 MAGNESIUM POWDER (pyrophoric) PHYSICAL & CHEMICAL INFORMATION(Auto-ignition temperature 473℃)
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問160.粉じん爆発を防ぐ対策として誤っているものはどれか。
- ア.粉じんの発生を抑制する
- イ.設備を接地して静電気を除去する
- ウ.空気の流速を上げて粉じんを積極的に舞い上げる
- エ.適切な換気で粉じん濃度を下げる
正解:ウ.空気の流速を上げて粉じんを積極的に舞い上げる
解説:粉じん爆発対策は、粉じん発生抑制・換気・集じん・湿度管理・接地(静電気除去)等。空気の流速を上げて粉じんを舞い上げると爆発範囲内濃度に達しやすくなり逆効果で誤りです。
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問161.次のうち、第2類危険物の燃焼時に発生する有毒ガスとして該当しないものはどれか。
- ア.二酸化硫黄(SO2)
- イ.硫化水素(H2S)
- ウ.五酸化二りん(P2O5)
- エ.シアン化水素(HCN)
正解:エ.シアン化水素(HCN)
解説:第2類燃焼時の有毒ガスは、SO2(硫黄・硫化りん)、P2O5(赤りん・硫化りん)、H2S(硫化りん+水)、金属酸化物煙(金属粉・Mg)。シアン化水素(HCN)は窒素含有有機物で生じ、第2類からは発生しません。
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問162.マグネシウムの性質として誤っているものはどれか。
- ア.二酸化炭素中では速やかに燃焼が停止する
- イ.二酸化炭素中でも燃焼を継続する
- ウ.銀白色の軽金属である
- エ.水と反応して水素を発生する
正解:ア.二酸化炭素中では速やかに燃焼が停止する
解説:Mgは銀白色軽金属、燃焼で白光発生、水・酸と反応してH2発生、CO2中でも燃焼継続(2Mg+CO2→2MgO+C)。「CO2中で燃焼停止」は誤りで、CO2消火器は使えません。
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問163.硫化りん類のうち、最も水との反応性が高いものはどれか。
- ア.三硫化りん(P4S3)
- イ.五硫化りん(P2S5)
- ウ.七硫化りん(P4S7)
- エ.いずれも同程度
正解:イ.五硫化りん(P2S5)
解説:硫化りんの水との反応性は、三硫化りん(P4S3)<七硫化りん(P4S7)<五硫化りん(P2S5)。五硫化りんは冷水でも容易に反応しH2Sを発生する反応性が最も高い物質です。
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問164.第2類危険物はすべて可燃性の液体である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第2類危険物はすべて「可燃性固体」(液体ではない)。引火性固体も含むが「固体」のカテゴリ。
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問165.赤りんは黄りん(第3類)と同様に空気中で自然発火しやすい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。赤りんは黄りんと違い、常温の空気中では自然発火しない。自然発火温度は202℃(職場のあんぜんサイトのモデルSDS。約260℃とする資料もある)で、黄りんの30℃よりはるかに高い。ただし摩擦・衝撃・熱で発火するおそれがある。
根拠: 職場のあんぜんサイト モデルSDS 赤りん(CAS 7723-14-0) 9 物理的及び化学的性質(自然発火温度 202℃・形状)/10 避けるべき条件 / 職場のあんぜんサイト モデルSDS 黄りん(CAS 12185-10-3) 1 推奨用途(赤りんの原料)/9 自然発火温度 30℃/10 安定性(微粉状34℃・固形60℃で発火)
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問166.硫黄は水によく溶ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄は水に不溶。二硫化炭素には溶けます。燃焼すると有毒な二酸化硫黄(SO2)を発生します。
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問167.鉄粉・金属粉(アルミ粉・亜鉛粉等)は、水や酸との接触で酸素を発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。鉄粉・金属粉は水・酸と反応して「水素」を発生(酸素ではない)。
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問168.アルミニウム粉は乾燥した状態では非常に発火しやすい第2類危険物である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アルミニウム粉は確かに第2類(可燃性固体)の金属粉だが、乾燥した状態より『水・湿気と接触すると水素を発生し発火・爆発の危険性が高まる』点が問題視される。乾燥のみで非常に発火しやすいわけではなく、水分管理が重要。
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問169.硫化りん(三硫化りん・五硫化りん・七硫化りん)は水で分解して水素のみを発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫化りんは水で分解して「有毒な硫化水素(H2S)」を発生(水素のみではない)。
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問170.引火性固体(ラッカーパテ・ゴムのり・固形アルコール等)は、可燃性蒸気を発生しない安定な固体である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。引火性固体は「常温で可燃性蒸気を発生」する固体(だから引火しやすい)。
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問171.硫黄の火災では、二酸化炭素消火剤が最も有効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫黄火災では「注水(霧状水)・土砂被覆・泡消火」が有効。CO2は硫黄が深部で燃え続けるため不向き。
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問172.赤りんを貯蔵するときは、酸化剤と離して保管する。
正解:○(正しい)
解説:赤りんは酸化剤(第1類等)と混合すると激しく反応するため、必ず分離して貯蔵します。
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問173.マグネシウムの火災には、二酸化炭素消火剤が最適である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マグネシウム火災にCO2は厳禁(CO2と反応してC遊離・燃焼継続)。乾燥砂・特殊金属火災用粉末消火剤を使用。
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問174.第2類危険物の共通する性質として正しいものはどれか。
- ア.すべて液体
- イ.すべて自然発火する
- ウ.水と激しく反応
- エ.比較的低温で着火しやすい固体
正解:エ.比較的低温で着火しやすい固体
解説:第2類は「可燃性固体」で、比較的低温で着火しやすい固体物質群です。すべてが水と反応するわけではありません。
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問175.危険物の規制に関する政令別表第五で、鉄粉・金属粉・マグネシウムの火災に適応するとされている消火器はどれか。
- ア.りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
- イ.炭酸水素塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
- ウ.泡を放射する消火器
- エ.霧状の強化液を放射する消火器
正解:イ.炭酸水素塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
解説:政令別表第五では、鉄粉・金属粉・マグネシウム(又はこれらを含有するもの)に適応する消火器は炭酸水素塩類等の消火粉末(とその他の粉末)で、りん酸塩類等の粉末・泡・強化液・二酸化炭素は適応しない。第5種では乾燥砂、膨張ひる石・膨張真珠岩が適応する。
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問176.次の第2類危険物のうち、注水消火が適しているものはどれか。
- ア.マグネシウム
- イ.赤りん
- ウ.硫化りん
- エ.アルミニウム粉
正解:イ.赤りん
解説:赤りんは水と反応しないため注水(特に霧状)が有効。Mg・硫化りん・Al粉は水と反応するため厳禁。
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問177.硫化りんの貯蔵・取扱いとして誤っているものはどれか。
- ア.湿気を避けて保管する
- イ.水との接触を避ける
- ウ.注水消火で迅速に消火する
- エ.酸化剤と離して保管する
正解:ウ.注水消火で迅速に消火する
解説:硫化りんは水と反応して有毒な硫化水素を発生するため、注水消火は厳禁。乾燥砂・粉末で消火します。
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問178.引火性固体の容器表示として正しいものはどれか。
- ア.「火気注意」
- イ.「禁水」
- ウ.「自然発火注意」
- エ.「火気厳禁」
正解:エ.「火気厳禁」
解説:引火性固体は常温で可燃性蒸気を出すため「火気厳禁」が表示されます。他の第2類は「火気注意」です。
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問179.硫黄は淡黄色の固体で、燃焼すると有毒な二酸化硫黄(SO2)を発生する。
正解:○(正しい)
解説:硫黄燃焼で発生する二酸化硫黄(SO2)は刺激臭のある有毒ガス。火災時には呼吸保護が必要です。
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問180.鉄粉は、油の染みた切削くずになっても自然発火するおそれはない。
正解:×(誤り)
解説:鉄粉は灰白色の粉末で、油の染みた切削くず等は、油の酸化熱がこもって自然発火することがある。酸化剤との混合や、酸との接触(水素の発生)にも注意する。
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問181.三硫化りん(P4S3)は黄色の結晶で、マッチ(摩擦マッチ)の頭薬などの原料に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:三硫化りんは黄色の結晶で、マッチの頭薬などに用いられる。発火点が約100℃と低く、摩擦で発火しやすい。熱水と反応して有毒な硫化水素を発生する。
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問182.アルミニウム粉は、水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリとは反応しない。
正解:×(誤り)
解説:アルミニウムは両性金属で、酸だけでなく水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリとも反応して水素を発生する。そのため酸・アルカリとの接触を避けて貯蔵する。
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問183.亜鉛粉は酸・水と反応して水素を発生する。
正解:○(正しい)
解説:Zn + 2HCl → ZnCl2 + H2 等。亜鉛粉は酸・水と反応し水素を発生するため注水消火不可です。
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問184.マグネシウムは銀白色の軽金属で、空気中で常温で自然発火する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マグネシウムは「常温では自然発火しません」。点火源があれば激しく燃焼するが、自発的に発火することはない。
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問185.固形アルコール(メタノール固化品)は引火性固体に該当する。
正解:○(正しい)
解説:固形アルコール(携帯用燃料の固体パック)は引火性固体に該当し、第2類危険物として規制されます。
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問186.ラッカーパテ・ゴムのり等の引火性固体は、密閉容器に保存すべきである。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体は常温で蒸気を発生するため、蒸気拡散と引火を防ぐため密閉容器で保存します。
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問187.硫黄火災では泡消火剤も有効である。
正解:○(正しい)
解説:硫黄は水と反応しないため、水・泡・砂等の窒息+冷却が有効です。融解硫黄の流出時は泡で液面を覆います。
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問188.硫化りんの火災では、注水消火でも問題なく消火できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。硫化りんは水と反応して有毒な硫化水素を発生するため注水厳禁。乾燥砂・粉末で消火します。
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問189.次のうち、引火性固体に該当しないものはどれか。
- ア.ラッカーパテ
- イ.ゴムのり
- ウ.固形アルコール
- エ.硫黄
正解:エ.硫黄
解説:硫黄は単体の可燃性固体(第2種可燃性固体)。引火性固体ではなく、常温で可燃性蒸気は発生しません。
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問190.次の第2類危険物のうち、最も注意すべき性質はどれか(マグネシウム)。
- ア.水・CO2消火剤と反応
- イ.酸性溶液で安定
- ウ.常温で自然発火
- エ.低温で凝固
正解:ア.水・CO2消火剤と反応
解説:Mgは水と反応して水素発生・CO2と反応してCを生成。注水・CO2消火剤厳禁。乾燥砂・金属火災用粉末で消火します。
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問191.赤りんの貯蔵について誤っているものはどれか。
- ア.酸化剤との接触を避ける
- イ.直射日光のもとで風通しよく保管
- ウ.湿気を避ける
- エ.冷暗所に保管
正解:イ.直射日光のもとで風通しよく保管
解説:直射日光は赤りんの温度を上昇させ発火リスクを高めます。冷暗所での保管が原則。
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問192.硫黄の用途として誤っているものはどれか。
- ア.ゴムの加硫
- イ.硫酸の原料
- ウ.粉末消火剤の主成分
- エ.医薬品(軟膏)の原料
正解:ウ.粉末消火剤の主成分
解説:硫黄はゴムの加硫、硫酸の製造、医薬品(軟膏)、マッチ・火薬などに使われる。可燃性固体であり、消火剤の主成分にはならない。なお硫黄は電気の不良導体で、摩擦により静電気を帯びやすい。
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問193.危険物の規制に関する政令別表第五で、硫黄や赤りん(鉄粉・金属粉・マグネシウム・引火性固体以外の第2類)の火災に適応しないとされている消火器はどれか。
- ア.棒状の水を放射する消火器
- イ.泡を放射する消火器
- ウ.りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
- エ.二酸化炭素を放射する消火器
正解:エ.二酸化炭素を放射する消火器
解説:政令別表第五では、「その他の第二類の危険物」(硫黄・赤りん等)には水・強化液・泡を放射する消火器、りん酸塩類等の消火粉末、乾燥砂等が適応し、二酸化炭素・ハロゲン化物・炭酸水素塩類等の消火粉末を放射する消火器は適応しない。
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問194.硫黄は約85℃で融解し、約200℃で沸騰する。
正解:×(誤り)
解説:硫黄の融点は約「115℃」、沸点は約「445℃」(85℃融解は誤り)。
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問195.赤りんは黄りんに比べて発火点が高く、空気中で安定である。
正解:○(正しい)
解説:赤りんの発火点は約260℃とする資料があり(職場のあんぜんサイトのモデルSDSでは自然発火温度202℃)、いずれにしても黄りん(自然発火温度30℃)よりはるかに高い。赤りんは常温の空気中では自然発火しないが、摩擦・熱・火花などで発火するおそれがある。
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問196.三硫化りんは、二硫化炭素やベンゼンに溶ける。
正解:○(正しい)
解説:三硫化りん(P4S3)は黄色の結晶で、二硫化炭素やベンゼンに溶ける。発火点は約100℃と低く、摩擦で発火しやすい。
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問197.亜鉛粉は、硫黄と混ぜて加熱すると硫化亜鉛を生じる。
正解:○(正しい)
解説:亜鉛粉は硫黄と混合して加熱すると反応して硫化亜鉛(ZnS)を生じる。亜鉛粉はこのほか、酸・アルカリと反応して水素を発生する。
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問198.マグネシウムリボン(薄帯)は、空気中で点火すると青色光を発して穏やかに燃焼する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。マグネシウムリボンは点火で「白色光(強烈な閃光)」を発し激しく燃焼します(写真撮影用フラッシュ等で使用)。
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問199.固形アルコールは、メタノールまたはエタノールを石けん等で固めた製品である。
正解:○(正しい)
解説:固形アルコールは液体アルコールを脂肪酸塩等で固化したもの。携帯用燃料・卓上加熱用として使用されます。
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問200.硫黄を取り扱う際、静電気の蓄積による粉塵爆発に注意する必要がある。
正解:○(正しい)
解説:硫黄粉は摩擦・流動で静電気が蓄積しやすく、粉塵爆発の原因となります。接地(アース)等の対策が必要。
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問201.鉄粉の指定数量は500kgで、目開き53μmの篩を50%以上通過するものが規制対象である。
正解:○(正しい)
解説:鉄粉のうち、目開き53μmの篩通過率50%未満のものは消防法上の鉄粉に該当せず規制外。規制対象の鉄粉は粉塵爆発リスクが高いものに限定。
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問202.引火性固体の保管温度は40℃以下が望ましい。
正解:○(正しい)
解説:引火性固体は40℃未満で可燃性蒸気を発生する物質。保管温度を40℃以下に保ち、密閉容器で蒸気拡散を防ぎます。
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問203.マグネシウムの粉末火災では、二酸化炭素と反応して炭素が遊離するため、CO2消火剤が使えない。
正解:○(正しい)
解説:2Mg + CO2 → 2MgO + C で炭素遊離。CO2消火剤は無効・かつ反応継続のリスクあり。乾燥砂・金属火災用粉末で消火。
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問204.次の第2類危険物の組合せのうち、どちらも注水による消火が適するものはどれか。
- ア.硫化りん・マグネシウム
- イ.赤りん・硫黄
- ウ.鉄粉・アルミニウム粉
- エ.引火性固体・金属粉
正解:イ.赤りん・硫黄
解説:赤りんと硫黄はどちらも注水による冷却消火ができる。危険物の規制に関する政令の別表第五では、鉄粉・金属粉・マグネシウムとこれらを含むものには水系の消火設備が適応しない。マグネシウムは燃焼中に水が触れると水を分解して水素を発生し、燃焼を激しくする。硫化りん(五硫化りんなど)は水と激しく反応して有毒な硫化水素を発生するため、注水を避ける。引火性固体そのものは別表第五で水系の消火設備が適応するが、組み合わされた金属粉が注水に適さない。このため、ほかの組合せは少なくとも一方が注水に適さない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第別表第五 / 厚生労働省 職場のあんぜんサイト GHS対応モデルSDS「五硫化りん」 10.安定性及び反応性:水及び酸と激しく反応し、硫化水素及びリン酸を生じる/5.使ってはならない消火剤:水 / 日本マグネシウム協会「マグネシウムの基礎知識:安全な取扱い」(消防庁 検討会 参考資料 kento147_27_sanko_02_05c) 一般的な性質4:燃焼中のマグネシウムに適度の水が触れると水を分解し、水素と酸素が発生し…燃焼を加速させる (出典: e-Gov法令検索)
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問205.危険物の規制に関する政令が定める、第2類危険物の貯蔵・取扱いの共通の基準として、正しいものはどれか。
- ア.硫黄は、水又は酸との接触を避ける
- イ.赤りんは、空気との接触を避ける
- ウ.鉄粉は、水又は酸との接触を避ける
- エ.マグネシウムは、空気との接触を避ける
正解:ウ.鉄粉は、水又は酸との接触を避ける
解説:第2類は酸化剤との接触・混合、炎・火花・高温体との接近、過熱を避け、鉄粉・金属粉・マグネシウム(これらを含有するものを含む)は水又は酸との接触を避け、引火性固体はみだりに蒸気を発生させない(危険物の規制に関する政令25条1項2号)。空気との接触を避けるのは第3類の自然発火性物品の基準である(同項3号)。
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問206.アルミニウム粉の保管について誤っているものはどれか。
- ア.湿気を避ける
- イ.酸化剤との混合貯蔵を避ける
- ウ.密閉容器で保管
- エ.水で湿らせて静電気防止
正解:エ.水で湿らせて静電気防止
解説:Al粉は水と反応して水素発生のため、水で湿らせるのは厳禁。乾燥状態で密閉保管します。
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問207.硫黄の性状として、誤っているものはどれか。
- ア.黄色の固体である
- イ.水に溶けない
- ウ.二硫化炭素に溶ける
- エ.電気の良導体である
正解:エ.電気の良導体である
解説:硫黄は電気の不良導体で、摩擦により静電気を帯びやすい。黄色の固体で、水には溶けないが二硫化炭素には溶ける。
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問208.マグネシウムの融点として、最も近いものはどれか。
- ア.約120℃
- イ.約300℃
- ウ.約650℃
- エ.約1,200℃
正解:ウ.約650℃
解説:マグネシウムは銀白色の軽金属で、融点は約650℃である。点火すると白光を放って激しく燃え、酸化マグネシウムを生じる。