危険物取扱者 丙種「危険物の取扱い」の一問一答
📖 危険物取扱者 丙種「危険物の取扱い」の全80問と解説(一覧)
危険物取扱者 丙種の危険物の取扱いに関する一問一答(全80問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.危険物を取り扱う際でも、火気の使用に特別な制限はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。危険物取扱中は「火気の使用厳禁」(消防法10条第3項)。可燃性蒸気・粉塵に引火・爆発リスク。
根拠: 消防法 第10条 (出典: e-Gov法令検索)
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問2.ガソリンの詰替え作業中は、エンジンを始動したまま行ってよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ガソリン詰替え時はエンジン「停止」が必須(点火源・静電気を排除)。
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問3.給油取扱所でガソリンを容器に詰め替える場合、ポリエチレン製等の樹脂容器を使用するべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ガソリン容器は「金属製(または法令適合の専用容器)」が望ましい(樹脂は静電気帯電・浸透のリスク)。
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問4.危険物の取扱い中にこぼれた場合は、すぐに拭き取り適切に処理する。
正解:○(正しい)
解説:こぼれた危険物から可燃性蒸気が発生し引火の危険があるため、速やかに拭き取り、適切に処理する必要があります。
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問5.危険物を廃棄する場合は、安全な場所で少量ずつ焼却するか、専門業者に委託する。
正解:○(正しい)
解説:危険物の廃棄は、安全な場所で安全な方法により少量ずつ行うか、専門の産業廃棄物処理業者に委託します。
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問6.地下タンク貯蔵所は、漏えい検査管により漏洩の有無を確認できる。
正解:○(正しい)
解説:地下タンク貯蔵所には漏えい検査管が設けられており、定期的にタンクからの漏洩の有無を確認します。
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問7.ガソリンスタンドでは、給油中に自動車から離れても問題ない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給油中は火災等の緊急事態に備え、自動車のそばを離れず、給油ノズルの監視を行う必要があります。
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問8.危険物の取扱い場所では、不必要な物品を多数置いても安全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。取扱場所は「整理整頓」が必須(不必要な物品は火災時の障害物・延焼源となる)。
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問9.移動タンク貯蔵所(タンクローリー)から荷卸しをする際は、接地(アース)を取る必要はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。荷卸し時は「接地(アース)必須」(静電気による火花を防ぐため)。
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問10.灯油を取り扱う場合、ガソリンと同程度の注意が必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。灯油は引火点が約40℃以上と比較的高く、ガソリン(引火点約-40℃)ほどの危険性はありませんが、加熱時や夏場は注意が必要です。
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問11.危険物を運搬する際は、運搬容器の落下・転倒・破損を防止する措置をとる。
正解:○(正しい)
解説:運搬中の事故を防ぐため、容器を適切に固定し、落下・転倒・破損の防止措置を講じなければなりません。
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問12.危険物を取り扱う作業者は、静電気を帯びやすい化学繊維の衣服を着用してもよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。化学繊維は静電気が発生しやすいため、危険物の取扱い時には綿などの帯電しにくい衣服を着用します。
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問13.危険物の温度管理では、液温を発火点以上に保つことが火災予防に重要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。液温は「引火点未満」に保つことが重要(発火点以上では危険)。
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問14.給油取扱所で車両に給油するときは、固定給油設備を使用して直接給油する。
正解:○(正しい)
解説:給油取扱所では、固定給油設備から自動車等の燃料タンクに直接給油しなければなりません。
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問15.危険物施設では、消火設備を設置し、定期的に点検する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:危険物施設には適切な消火設備を設置し、常に使用可能な状態に維持管理する義務があります。
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問16.ガソリンを取り扱う場所では、密閉して蒸気を内部に閉じ込めるべきである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。ガソリン取扱場所は「換気設備で蒸気滞留を防止」する必要があります(密閉は爆発混合気形成のリスク)。
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問17.危険物の品名・数量が変更になった場合でも、届出は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。貯蔵し、または取り扱う危険物の品名・数量・指定数量の倍数を変更するときは、変更しようとする日の10日前までに市町村長等へ届け出る(消防法11条の4第1項)。位置・構造・設備を変えない変更でも届出は必要。
根拠: 消防法 第11条の4 (出典: e-Gov法令検索)
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問18.危険物を収納した容器を車両で運搬する場合、標識は不要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。運搬車両には「危」標識(黒地黄文字、対角線30cm)の表示義務(危険物規則47条)。
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問19.危険物の漏洩事故が発生した場合は、速やかに消防署に通報しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物の漏洩等の事故が発生したときは、直ちに応急措置を講じるとともに、消防署に通報する義務があります。
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問20.危険物の取扱い時に発生した廃油は、一般ごみとして処分できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。廃油は引火性のある産業廃棄物であり、一般ごみとして処分することはできません。適切な方法で処理する必要があります。
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問21.給油取扱所の地盤面はコンクリート等で舗装し、漏れた危険物が浸透しない構造にする。
正解:○(正しい)
解説:給油取扱所の地盤面は、危険物の地下浸透を防ぐためコンクリート等の不浸透性材料で舗装します。
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問22.危険物の取扱い作業は、保安教育を受けていない一般の作業員でも自由に行える。
正解:×(誤り)
解説:誤り。取扱作業は「危険物取扱者または保安教育を受けた者」が行う必要があります。
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問23.危険物を貯蔵するタンクの計量口は、使用時以外は閉鎖しておく。
正解:○(正しい)
解説:計量口から蒸気が漏れたり異物が混入するのを防ぐため、使用時以外は確実に閉鎖しておきます。
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問24.移動タンク貯蔵所で危険物を移送するとき、移送開始前に消防機関に届け出る必要は常にある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消防機関への届出が必要なのはアルキルアルミニウム等の特定の危険物を移送する場合に限られます。一般的な移送では不要です。
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問25.屋外貯蔵タンクの周囲には、漏洩した危険物の流出を防ぐための防油堤を設ける。
正解:○(正しい)
解説:屋外貯蔵タンクの周囲には、タンクからの漏洩・流出に備え、危険物を収容するための防油堤を設置します。
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問26.給油取扱所では、自動車のエンジンを停止させてから給油しなければならない。
正解:○(正しい)
解説:給油中にエンジンをかけたままにすると、排気管の火花や高温部が引火源となる危険があるため、必ずエンジンを停止します。
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問27.危険物を屋外に貯蔵する場合、直射日光を遮るための措置を講じる必要がある。
正解:○(正しい)
解説:直射日光により液温が上昇し蒸気が発生しやすくなるため、日よけ等により直射日光を遮る措置が必要です。
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問28.危険物を運搬する車両は、運搬する危険物に適した消火設備を備えなければならない。
正解:○(正しい)
解説:指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合、当該危険物に適応する消火設備を備える義務があります。
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問29.給油取扱所では、物品の販売や整備作業など給油以外の業務は一切禁止されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給油取扱所では、給油業務に附帯する業務として自動車の整備や物品販売が認められています。ただし安全に支障がないことが条件です。
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問30.危険物を取り扱う配管は、その取り扱う危険物に対して耐食性のある材質でなければならない。
正解:○(正しい)
解説:配管は取り扱う危険物による腐食を防ぐため、十分な耐食性を有する材質を使用しなければなりません。
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問31.移動タンク貯蔵所で危険物を移送するとき、運転者は危険物取扱者免状を携帯する義務がある。
正解:○(正しい)
解説:危険物取扱者は、危険物の移送をする移動タンク貯蔵所に乗車しているときは、危険物取扱者免状を携帯していなければならない(消防法16条の2第3項)。移送は当該危険物を取り扱うことができる危険物取扱者を乗車させて行う(同条1項)。
根拠: 消防法 第16条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問32.セルフ式ガソリンスタンドでは、利用者は自分で給油してはならない(必ず店員が給油する)。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セルフ式は「利用者自ら給油可能」(店員は監視・遠隔制御)。
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問33.屋内貯蔵所では、危険物の容器を棚に貯蔵する場合、棚を不燃材料で造らなければならない。
正解:○(正しい)
解説:屋内貯蔵所の棚は火災時に延焼を防ぐため、不燃材料で造る必要があります。
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問34.危険物の取扱い中は、係員以外の者でも自由に出入りしてよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。取扱中は「係員以外の出入り制限」(防火上の安全確保のため)。
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問35.灯油用のポリエチレン容器に、ガソリンを入れて保管してもよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。灯油用のポリエチレン容器はガソリン用ではなく、ガソリンで侵されたり蒸気が漏れたりするおそれがあり、ガソリンとの摩擦で静電気も溜まりやすい。ガソリンは金属製の携行缶など基準に適合した容器に入れる(乗用車での運搬には、2024年3月から、UN表示と容器記号3H1のある10L以下のプラスチック容器も使える)。
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問36.移動タンク貯蔵所には、完成検査済証のみを備え付ければよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。完成検査済証「+定期点検記録+譲渡引渡届出書」を備え付ける必要があります(規則47条)。
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問37.危険物の貯蔵場所では、採光・照明・換気の設備を設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物を安全に貯蔵・取扱いするため、十分な採光・照明・換気の設備を設けることが技術上の基準で定められています。
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問38.給油取扱所の専用タンクの容量に制限はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給油取扱所の専用タンク(地下タンク)の容量には制限があり、技術上の基準で上限が定められています。
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問39.危険物は、異なる類を同一場所で貯蔵することが推奨される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。異なる類の危険物の同一場所貯蔵は「原則禁止」(混触危険)。例外的に類別貯蔵基準を満たせば可。
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問40.製造所等の電気設備は、電気工作物の技術基準に適合するものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物施設の電気設備は、電気工作物に係る法令の技術基準に適合し、かつ防爆構造等の安全対策が必要です。
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問41.危険物を取り扱う場所では、可燃性蒸気が滞留しないよう十分に換気する。
正解:○(正しい)
解説:可燃性蒸気が滞留すると燃焼範囲に達して爆発・引火の危険が増すため、十分な換気により蒸気を排出します。
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問42.製造所等では、危険物のくず、かす等は、1日に1回以上、その危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をしなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物の規制に関する政令第24条第5号の、貯蔵・取扱いのすべてに共通する基準。くず・かす等をためておくと火災の原因になるため、1日に1回以上処置する。
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問43.給油取扱所で自動車に給油できる量の上限として正しいものはどれか。
- ア.指定数量まで
- イ.一回あたり100Lまで
- ウ.燃料タンクの容量まで
- エ.制限なし
正解:ウ.燃料タンクの容量まで
解説:自動車等への給油は、その燃料タンクに直接給油するものとされ、燃料タンクの容量が実質的な上限となります。
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問44.指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合、車両に掲示する標識として正しいものはどれか。
- ア.「火気厳禁」
- イ.「消防法危険物」
- ウ.「取扱注意」
- エ.「危」
正解:エ.「危」
解説:指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、車両の前後見やすい位置に0.3m四方の「危」の標識を掲示します。
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問45.ガソリンの詰替え時に静電気対策として適切でないものはどれか。
- ア.湿度を低く保つ
- イ.作業速度を遅くする
- ウ.接地(アース)をとる
- エ.帯電防止靴を着用する
正解:ア.湿度を低く保つ
解説:湿度を低く保つと静電気が発生・蓄積しやすくなります。静電気防止には湿度を高く保つことが有効です。
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問46.製造所等で危険物が漏れ出す事故が発生したとき、所有者等が直ちに行わなければならないことはどれか。
- ア.市町村長等に製造所等の変更の許可を申請すること
- イ.流出・拡散の防止や流出した危険物の除去などの応急の措置を講ずること
- ウ.危険物保安監督者を解任し、新たな監督者を選任すること
- エ.予防規程を変更し、市町村長等の認可を受けること
正解:イ.流出・拡散の防止や流出した危険物の除去などの応急の措置を講ずること
解説:危険物の流出その他の事故が起きたとき、製造所等の所有者・管理者・占有者は直ちに、引き続く危険物の流出・拡散の防止、流出した危険物の除去その他災害の発生を防ぐための応急の措置を講じなければならない(消防法16条の3)。事態を発見した者には、消防署などへ直ちに通報する義務もある。変更の許可の申請、危険物保安監督者の解任・選任、予防規程の変更は、事故が起きたときに直ちに求められる措置ではない。
根拠: 消防法(昭和二十三年法律第百八十六号) 第16条の3 (出典: e-Gov法令検索)
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問47.セルフ式ガソリンスタンドで監視・制御を行う者の資格として正しいものはどれか。
- ア.丙種危険物取扱者の免状がある者
- イ.防火管理者の講習を修了した者
- ウ.甲種または乙種第4類の免状がある者
- エ.危険物施設保安員に選任された者
正解:ウ.甲種または乙種第4類の免状がある者
解説:セルフ式の給油取扱所では、危険物取扱者でない顧客が自分で給油する。危険物取扱者以外の者は、甲種または乙種の危険物取扱者が立ち会わなければ危険物を取り扱えない(消防法13条3項)。乙種が立ち会えるのは免状に指定された類に限られるので、ガソリンなど第4類では甲種または乙種第4類となる(危険物の規制に関する規則49条)。丙種は取り扱えるだけで立会いはできない。防火管理者や危険物施設保安員であることは、この立会いの資格にならない。監視・制御の中身(顧客の給油作業の直視等による監視、給油の開始・停止の制御、必要な指示)は同規則40条の3の10に定められている。
根拠: 消防法 第13条 / 危険物の規制に関する規則 第49条 (出典: e-Gov法令検索)
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問48.移動タンク貯蔵所から地下タンクに荷卸しするときの注意事項として適切でないものはどれか。
- ア.接地(アース)を確実にとる
- イ.タンクの残量を確認する
- ウ.荷卸しホースを確実に結合する
- エ.エンジンをかけたまま作業する
正解:エ.エンジンをかけたまま作業する
解説:荷卸し作業中はエンジンを停止させなければなりません。エンジンの振動や排気が引火の危険を生じさせます。
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問49.危険物を収納する容器の空間容積として適切なものはどれか。
- ア.容器の5〜10%
- イ.容器の1〜2%
- ウ.容器の20〜30%
- エ.空間不要(満杯にする)
正解:ア.容器の5〜10%
解説:温度上昇による液膨張に備え、容器には内容積の5〜10%の空間を残す必要があります。満杯にすると容器の破損や漏洩の原因になります。
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問50.危険物の運搬時に混載が禁止される組合せの判断基準として正しいものはどれか。
- ア.引火点の高低で混載の可否が定められている
- イ.類ごとに混載の可否が定められている
- ウ.指定数量未満であれば混載可能
- エ.液体と固体の組合せは全て混載不可
正解:イ.類ごとに混載の可否が定められている
解説:運搬する危険物は、類の異なる危険物との混載が禁止される組合せがあり、その可否は総務省令の表で類の組合せごとに定められています(危険物の規制に関する政令29条6号)。たとえば第4類は第2類・第3類・第5類とは混載できますが、第1類・第6類とはできません。引火点の高低は基準になっておらず、液体と固体でも第4類と第2類のように混載できる組合せがあります。この表は指定数量の10分の1以下の危険物には適用されませんが、指定数量未満でも10分の1を超えれば適用されます。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第29条 / 危険物の規制に関する規則 第46条 (出典: e-Gov法令検索)
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問51.給油取扱所において、固定給油設備のホース全長は10m以下としなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。固定給油設備には、先端に弁を設けた全長5メートル以下の給油ホースを設ける(危険物の規制に関する政令17条1項10号)。10メートルではない。懸垂式の場合は、ホース機器の引出口から地盤面上0.5メートルの水平面に垂線を下ろし、その交点を中心として半径3メートルを超える円を描くことができない長さとされている(危険物の規制に関する規則25条の2の2)。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第17条 / 危険物の規制に関する規則 第25条の2の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問52.移動タンク貯蔵所のタンクは、10,000リットル以下ごとに間仕切り板で区画する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。移動タンクは「4,000L以下」ごとに間仕切り(10,000Lではない)。安全性確保のため。
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問53.給油取扱所では、自動車等の一部または全部が給油空地からはみ出たままで給油してはならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物の規制に関する政令第27条第6項第1号ハの取扱いの基準。給油は給油空地の中で行い、車両がはみ出したまま給油しない。
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問54.給油取扱所の周囲には、自動車の出入口以外の部分に高さ50cm以上の塀を設ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。給油取扱所の周囲には、自動車等の出入りする側を除き、火災による被害の拡大を防止するための高さ2メートル以上の塀または壁であって、耐火構造のものまたは不燃材料で造られたものを設ける(危険物の規制に関する政令17条1項19号)。50センチメートルではない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問55.セルフ式給油取扱所では、利用者が灯油を容器に詰め替えることはできない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。セルフ式給油取扱所では、灯油の容器への詰替えは利用者自身が行うことが認められています。ガソリンの容器への詰替えは従業員が行います。
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問56.危険物を取り扱う建物の窓やドアには、防火設備を設けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物施設の建築物は、窓やドアに防火設備(防火戸等)を設け、延焼防止のための構造としなければなりません。
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問57.屋内貯蔵所の床面積は、原則として5,000㎡以下としなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。屋内貯蔵所の床面積は原則「1,000㎡以下」(5,000ではない)。
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問58.屋内貯蔵所の床は、危険物が浸透しない構造とし、適当な傾斜及び貯留設備を設ける。
正解:○(正しい)
解説:漏洩した危険物が浸透・拡散しないよう、床はコンクリート等の不浸透性材料で造り、傾斜と貯留設備(ためます)を設けます。
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問59.移動タンク貯蔵所には、接地導線(アース線)を設備として備え付けなければならない。
正解:○(正しい)
解説:移動タンク貯蔵所には、荷卸し時の静電気対策として接地導線(アース線)を設備として備え付ける義務があります。
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問60.危険物を貯蔵する屋外タンクの外面には、さび止め塗装を施さなければならない。
正解:○(正しい)
解説:屋外タンクは風雨にさらされるため、腐食防止のためにさび止めの塗装を施す必要があります。
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問61.指定数量以上の危険物は、製造所・貯蔵所・取扱所以外の場所で貯蔵してはならない。
正解:○(正しい)
解説:消防法により、指定数量以上の危険物は、許可を受けた製造所等以外の場所で貯蔵・取扱いすることは原則禁止されています。
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問62.給油取扱所の固定給油設備は、道路境界線に接して設置する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。固定給油設備は、道路境界線等からそれぞれ定める間隔を保たなければならない(危険物の規制に関する政令17条1項12号イ)。同号の表は、懸垂式の固定給油設備は4メートル以上、その他のものは接続される給油ホースの最大全長に応じて4メートル・5メートル・6メートル以上と定めている。道路境界線に接して設置することはできない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問63.屋外貯蔵所には、第4類の全ての危険物を貯蔵することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。屋外貯蔵所に貯蔵できる第4類危険物は、引火点が0℃以上のもの(第1石油類で引火点0℃以上のもの、第2石油類以上)に限られます。
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問64.製造所等に設置する消火設備は、第1種から第5種まで分類されている。
正解:○(正しい)
解説:消火設備は第1種(屋内消火栓・屋外消火栓設備)、第2種(スプリンクラー設備)、第3種(水噴霧・泡・不活性ガス・粉末等の固定式消火設備)、第4種(大型消火器)、第5種(小型消火器・乾燥砂等)に分類されます。屋外消火栓は第1種であり第2種ではありません。
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問65.危険物の取扱い場所の避雷設備は、指定数量の倍数が30以上の施設に設置義務がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。指定数量の倍数が10以上の製造所には、総務省令で定める避雷設備を設けなければならない(危険物の規制に関する政令9条1項19号)。30以上ではない。ただし周囲の状況によって安全上支障がない場合は、この限りでない。屋内貯蔵所(危険物の規制に関する政令10条1項14号)や屋外タンク貯蔵所(危険物の規制に関する政令11条1項14号)にも同じ倍数10以上の基準がある。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第10条 / 危険物の規制に関する政令 第11条 / 危険物の規制に関する政令 第9条 (出典: e-Gov法令検索)
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問66.危険物を取り扱う配管は、十分な強度を有し、かつ漏れないものでなければならない。
正解:○(正しい)
解説:配管は最大常用圧力の1.5倍以上の圧力で水圧試験を行い、漏洩や変形がないことを確認する必要があります。
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問67.移動タンク貯蔵所から給油取扱所の専用タンクに注入するときは、タンク車のエンジンを停止させる。
正解:○(正しい)
解説:荷卸し作業中はエンジンの振動や排気ガスが引火の危険を生じさせるため、エンジンを停止させなければなりません。
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問68.危険物の詰替えは、安全な場所で防火上必要な措置を講じて行わなければならない。
正解:○(正しい)
解説:危険物の詰替えは蒸気が発生しやすく引火の危険が高いため、換気の良い安全な場所で防火措置を講じて行います。
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問69.地下タンク貯蔵所のタンクは、厚さ1.0mm以上の鋼板で気密に造ればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。地下タンクは「厚さ3.2mm以上」の鋼板(1.0mmでは強度不足)。
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問70.屋内貯蔵所では、容器の積み重ね高さは原則として6m以下である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。屋内貯蔵所では、総務省令で定める高さを超えて容器を積み重ねてはならない(危険物の規制に関する政令26条1項3号の2)。その高さは原則3メートルで、第4類の第3石油類・第4石油類および動植物油類のみを積み重ねる場合は4メートル、機械により荷役する構造を有する容器のみの場合は6メートルである(危険物の規制に関する規則40条の2)。原則は3メートルであって6メートルではない。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第26条 / 危険物の規制に関する規則 第40条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問71.移動タンク貯蔵所には、危険物の類・品名・最大数量を表示する設備を設けるとともに、「危」と表示した標識を掲げなければならない。
正解:○(正しい)
解説:移動貯蔵タンクには、危険物の類・品名・最大数量を表示する設備を見やすい箇所に設け、標識を掲げる(危険物の規制に関する政令15条1項17号)。標識は0.3m平方以上0.4m平方以下の黒地の板に黄色の反射塗料などで「危」と表示し、車両の前後の見やすい箇所に掲げる(危険物の規制に関する規則17条2項)。
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問72.移動タンク貯蔵所のタンクの間仕切りの基準として正しいものはどれか。
- ア.4,000L以下ごと
- イ.2,000L以下ごと
- ウ.6,000L以下ごと
- エ.10,000L以下ごと
正解:ア.4,000L以下ごと
解説:移動タンク貯蔵所のタンクは4,000L以下ごとに間仕切り板で区画しなければなりません。
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問73.給油取扱所の固定給油設備のホース全長として正しいものはどれか。
- ア.3m以下
- イ.5m以下
- ウ.7m以下
- エ.10m以下
正解:イ.5m以下
解説:固定給油設備には、先端に弁を設けた全長5メートル以下の給油ホースを設ける(危険物の規制に関する政令17条1項10号)。先端に弁を設け、あわせて先端に蓄積される静電気を有効に除去する装置を設ける。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問74.屋内貯蔵所での容器の積み重ね高さの原則として正しいものはどれか。
- ア.2m以下
- イ.4m以下
- ウ.3m以下
- エ.5m以下
正解:ウ.3m以下
解説:屋内貯蔵所では、総務省令で定める高さを超えて容器を積み重ねてはならない(危険物の規制に関する政令26条1項3号の2)。その高さは原則3メートルで、第4類の第3石油類・第4石油類および動植物油類のみを積み重ねる場合は4メートル、機械により荷役する構造を有する容器のみの場合は6メートルである(危険物の規制に関する規則40条の2)。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第26条 / 危険物の規制に関する規則 第40条の2 (出典: e-Gov法令検索)
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問75.地下タンク貯蔵所のタンクの鋼板の最小厚さとして正しいものはどれか。
- ア.1.6mm以上
- イ.2.3mm以上
- ウ.4.5mm以上
- エ.3.2mm以上
正解:エ.3.2mm以上
解説:地下タンクは厚さ3.2mm以上の鋼板で気密に造り、外面に防食処理を施す必要があります。
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問76.製造所の保安距離について、学校・病院等に対して必要な距離はどれか。
- ア.30m以上
- イ.20m以上
- ウ.10m以上
- エ.50m以上
正解:ア.30m以上
解説:製造所の保安距離は、住居10メートル以上、学校・病院・劇場等の多数の人を収容する施設30メートル以上、重要文化財等50メートル以上である(危険物の規制に関する政令9条1項1号イ・ロ・ハ)。学校・病院・劇場その他多数の人を収容する施設の具体的な範囲は、危険物の規制に関する規則11条が定めている。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第9条 / 危険物の規制に関する規則 第11条 (出典: e-Gov法令検索)
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問77.給油取扱所の周囲に設ける塀又は壁の高さとして正しいものはどれか。
- ア.1m以上
- イ.2m以上
- ウ.1.5m以上
- エ.3m以上
正解:イ.2m以上
解説:給油取扱所の周囲には、自動車等の出入りする側を除き、火災による被害の拡大を防止するための高さ2メートル以上の塀または壁であって、耐火構造のものまたは不燃材料で造られたものを設ける(危険物の規制に関する政令17条1項19号)。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第17条 (出典: e-Gov法令検索)
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問78.消火設備の分類と設備の組合せとして正しいものはどれか。
- ア.第1種――スプリンクラー設備
- イ.第2種――水噴霧消火設備
- ウ.第3種――泡消火設備
- エ.第4種――小型消火器
正解:ウ.第3種――泡消火設備
解説:危険物の規制に関する政令の別表第五で、消火設備は第1種から第5種に区分される。第1種は屋内消火栓設備・屋外消火栓設備、第2種はスプリンクラー設備、第3種は水蒸気消火設備・水噴霧消火設備・泡消火設備・不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備、第4種は大型の消火器、第5種は小型の消火器と水バケツ・水槽・乾燥砂などである。よって泡消火設備は第3種で正しい。スプリンクラー設備は第2種、水噴霧消火設備は第3種、小型消火器は第5種である。
根拠: 危険物の規制に関する政令(昭和三十四年政令第三百六号) 第20条 (出典: e-Gov法令検索)
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問79.危険物の取扱い場所で避雷設備の設置が義務付けられる基準はどれか。
- ア.指定数量の倍数が1以上
- イ.指定数量の倍数が5以上
- ウ.指定数量の倍数が100以上
- エ.指定数量の倍数が10以上
正解:エ.指定数量の倍数が10以上
解説:指定数量の倍数が10以上の製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所等には避雷設備の設置が義務付けられています。
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問80.防油堤内に2基以上のタンクがある場合の防油堤の容量基準として正しいものはどれか。
- ア.最大タンクの容量の110%以上
- イ.全タンクの容量の合計の110%以上
- ウ.全タンクの容量の合計の50%以上
- エ.最大タンクの容量の50%以上
正解:ア.最大タンクの容量の110%以上
解説:防油堤内に2基以上のタンクがある場合、防油堤の容量は最大タンクの容量の110%以上としなければなりません。