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秘書検定3級「職務知識」の一問一答

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📖 秘書検定3級「職務知識」の全60問と解説(一覧)

秘書検定3級の職務知識に関する一問一答(全60問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.秘書の最も基本的な役割として、最も適当なものはどれか。

    • ア.上司が本来の仕事に専念できるよう、雑務などを引き受けて補佐する
    • イ.上司に代わって経営上の意思決定を行う
    • ウ.上司の部下を指揮監督して業務を進める
    • エ.上司の業務内容そのものを企画・立案する

    正解:ア.上司が本来の仕事に専念できるよう、雑務などを引き受けて補佐する

    解説:秘書の本質は、雑務や定型的な仕事を引き受けて上司が本来の経営・判断業務に専念できるよう補佐することにある。代行や指揮ではない。

  2. 問2.秘書の仕事を「上司の補佐」と表現するとき、その意味として最も適当なものはどれか。

    • ア.上司に代わって判断や指示を行うこと
    • イ.上司を助けて、その仕事がしやすいように支えること
    • ウ.上司の上位者として業務を統括すること
    • エ.上司の同僚として対等に仕事を分担すること

    正解:イ.上司を助けて、その仕事がしやすいように支えること

    解説:補佐とは上司を助ける働きであり、上司に代わって判断や指示を行うことではない。秘書はあくまで上司を支える立場である。

  3. 問3.秘書の業務には「直接補佐」と「間接補佐」があるといわれる。間接補佐に当たるものとして、最も適当なものはどれか。

    • ア.上司のスケジュールを管理すること
    • イ.上司への来客を応対すること
    • ウ.上司の執務室を清潔に保ち働きやすい環境を整えること
    • エ.上司の電話を取り次ぐこと

    正解:ウ.上司の執務室を清潔に保ち働きやすい環境を整えること

    解説:間接補佐とは、執務環境を整えるなど上司が働きやすい環境づくりをすること。来客応対や日程管理など上司に直接関わる業務は直接補佐に当たる。

  4. 問4.秘書が上司を補佐するうえで、心構えとして最も適当なものはどれか。

    • ア.上司の指示を待たず、自分の判断で仕事を先に決めていく
    • イ.上司の仕事に口を出し、改善点を積極的に指摘する
    • ウ.上司より目立つように、自分の成果を前面に出す
    • エ.上司が判断に専念できるよう、補佐役に徹する

    正解:エ.上司が判断に専念できるよう、補佐役に徹する

    解説:秘書は上司が判断・決定に集中できるよう支えるのが役目であり、自分の判断を押し出すのではなく、補佐に徹する姿勢が求められる。

  5. 問5.一人の上司に専属して付く秘書の形態を何というか。最も適当なものを選べ。

    • ア.個人付き秘書
    • イ.秘書課秘書
    • ウ.兼務秘書
    • エ.チーム付き秘書

    正解:ア.個人付き秘書

    解説:特定の上司に専属して付く形態を「個人付き秘書(個人秘書)」という。複数の秘書が部署単位で業務を分担する形態は秘書課秘書である。

  6. 問6.秘書課やスタッフが集まって複数の役員の秘書業務を分担して行う形態を何というか。

    • ア.個人付き秘書
    • イ.秘書課秘書(グループ秘書)
    • ウ.兼務秘書
    • エ.派遣秘書

    正解:イ.秘書課秘書(グループ秘書)

    解説:秘書が一つの部署(秘書課)に所属し、複数の役員の業務を分担する形態を「秘書課秘書(グループ秘書)」という。

  7. 問7.他の業務を持ちながら、その一部として上司の秘書業務も行う形態を何というか。

    • ア.個人付き秘書
    • イ.秘書課秘書
    • ウ.兼務秘書
    • エ.チーム付き秘書

    正解:ウ.兼務秘書

    解説:本来の担当業務を持ちつつ、その傍ら秘書業務も兼ねて行う形態を「兼務秘書」という。中小企業や部門単位で多く見られる。

  8. 問8.複数の秘書がチームを組み、一人または複数の上司を共同で補佐する形態を何というか。

    • ア.個人付き秘書
    • イ.兼務秘書
    • ウ.秘書課秘書
    • エ.チーム付き秘書(チーム秘書)

    正解:エ.チーム付き秘書(チーム秘書)

    解説:複数の秘書がチームとして役割を分担しながら上司を補佐する形態を「チーム付き秘書(チーム秘書)」という。

  9. 問9.秘書の定型業務に含まれるものとして、最も適当なものはどれか。

    • ア.上司のスケジュール管理
    • イ.新製品の販売戦略の立案
    • ウ.部下の人事評価の決定
    • エ.会社の経営方針の決定

    正解:ア.上司のスケジュール管理

    解説:スケジュール管理は秘書の代表的な定型業務である。新製品の販売戦略立案などは上司や担当部署の業務であり、秘書の職務範囲ではない。

  10. 問10.秘書の定型業務として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.来客の応対
    • イ.取引先との契約条件の決定
    • ウ.電話の応対
    • エ.郵便物の処理

    正解:イ.取引先との契約条件の決定

    解説:取引先との契約条件の決定は上司の権限に属する業務であり、秘書の定型業務ではない。来客応対・電話応対・郵便物処理は秘書の基本業務である。

  11. 問11.上司の出張の手配を任された秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.出張の可否そのものを秘書が判断して決定する
    • イ.上司に確認せず、秘書の判断で行き先や日程を決める
    • ウ.上司の希望を確認し、交通機関や宿泊先を手配する
    • エ.出張先での商談内容を秘書が決めておく

    正解:ウ.上司の希望を確認し、交通機関や宿泊先を手配する

    解説:出張手配では上司の希望や予定を確認したうえで交通・宿泊を手配するのが基本。秘書が独断で行き先や日程を決めることはできない。

  12. 問12.上司あての郵便物の処理について、秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.すべての郵便物を開封してから上司に渡す
    • イ.「親展」と書かれた封書も中身を確認してから渡す
    • ウ.私信は秘書が処理を済ませてしまう
    • エ.私信や親展の封書は開封せず、そのまま上司に渡す

    正解:エ.私信や親展の封書は開封せず、そのまま上司に渡す

    解説:私信や「親展」と書かれた封書は開封せず、そのまま上司に渡すのが原則。業務上の郵便物は開封・整理して上司に渡してよい。

  13. 問13.上司の経費の処理を任された秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.領収書を整理し、社内規定に従って正確に処理する
    • イ.金額が高いと思った経費は秘書の判断で除外する
    • ウ.経費の使い道について上司に意見し改めさせる
    • エ.経費の精算を後回しにしてまとめて処理する

    正解:ア.領収書を整理し、社内規定に従って正確に処理する

    解説:経費処理では領収書を整理し、社内の規定や手続きに従って正確に処理するのが基本。金額の妥当性を秘書が独断で判断して削るようなことはしない。

  14. 問14.上司の身の回りの世話に関する秘書の業務として、最も適当なものはどれか。

    • ア.上司の家庭の家計を管理する
    • イ.来客に茶菓を出すなど、執務に伴う身の回りの世話をする
    • ウ.上司の私的な借金の返済を代行する
    • エ.上司の休日の予定をすべて秘書が決める

    正解:イ.来客に茶菓を出すなど、執務に伴う身の回りの世話をする

    解説:来客への茶菓の接待や上司の執務環境を整えることは身の回りの世話に含まれる。一方、私生活の家計管理など過度な私事への関与は職務範囲外である。

  15. 問15.会議の準備を任された秘書の業務として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.会議室の予約と設営をする
    • イ.出席者への連絡と出欠の確認をする
    • ウ.会議で決定すべき結論をあらかじめ決めておく
    • エ.必要な資料を人数分用意する

    正解:ウ.会議で決定すべき結論をあらかじめ決めておく

    解説:会議で何を決定するか(議題の内容や結論)は上司や出席者が決めることであり、秘書の業務ではない。会場・資料・出欠確認は秘書の準備業務である。

  16. 問16.上司が外出中に、取引先から急ぎの用件で電話があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.上司は不在だと伝えて電話を切る
    • イ.折り返しは不要と相手に伝える
    • ウ.秘書の判断で回答し、その場で約束をする
    • エ.用件を聞き、必要に応じて上司に連絡して指示を仰ぐ

    正解:エ.用件を聞き、必要に応じて上司に連絡して指示を仰ぐ

    解説:上司不在時の急用は、用件と連絡先を聞き、必要に応じて上司に連絡を取って指示を仰ぐのが適切。秘書が勝手に回答や約束をしてはならない。

  17. 問17.上司が会議中に、面会の約束のない来客が訪れた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.用件と名前を確認したうえで、取り次ぐかどうかを判断する
    • イ.会議中の上司をすぐに呼び出して取り次ぐ
    • ウ.予約がないので理由を聞かずに断る
    • エ.上司に確認せず、別の日に来るよう一方的に決める

    正解:ア.用件と名前を確認したうえで、取り次ぐかどうかを判断する

    解説:予約のない来客には、用件と名前を確認し、上司の都合を考えたうえで取り次ぎの可否を判断する。会議中の上司を勝手に呼び出すのは適当でない。

  18. 問18.取次ぎの判断について、秘書の心構えとして最も適当なものはどれか。

    • ア.どんな来客もすべてそのまま上司に取り次ぐ
    • イ.上司の意向や方針を踏まえて取次ぎの可否を判断する
    • ウ.面会の可否は秘書が最終的に決定してよい
    • エ.判断に迷ったらとりあえず来客を断る

    正解:イ.上司の意向や方針を踏まえて取次ぎの可否を判断する

    解説:取次ぎでは、上司の意向や日ごろの方針を踏まえて、取り次ぐべきか待ってもらうかを適切に判断する。すべてを機械的に取り次ぐのも、独断で断るのも適当でない。

  19. 問19.上司から「しばらく誰も取り次がないように」と言われていたところ、上司の家族から急用の電話が入った。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.指示どおり、家族にも取り次がず待ってもらう
    • イ.家族の用件を秘書が聞いて処理してしまう
    • ウ.急用なので、上司に知らせるべきか確認し対応する
    • エ.電話を切り、後でかけ直すよう伝える

    正解:ウ.急用なので、上司に知らせるべきか確認し対応する

    解説:「誰も取り次ぐな」という指示でも、家族からの急用などは例外的に上司に知らせる配慮が必要。指示を機械的に守って急用を握りつぶすのは適当でない。

  20. 問20.上司の私的な用事(私用)の扱いについて、秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.私用は一切引き受けず、すべて断る
    • イ.私用の内容を同僚に話して相談する
    • ウ.私用を引き受けたら社内に報告する義務がある
    • エ.頼まれた私用は職務に支障のない範囲で応じ、内容は他言しない

    正解:エ.頼まれた私用は職務に支障のない範囲で応じ、内容は他言しない

    解説:上司の私用を頼まれた場合、職務に支障のない範囲で常識的に応じることはあるが、私的な内容は他言せず秘密を守るのが基本である。

  21. 問21.上司から私的な買い物を頼まれた秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.買い物の内容や金額を他言せず、秘密を守って対応する
    • イ.買い物の内容を同僚に話して手伝ってもらう
    • ウ.私用なので断り、上司の家族に頼むよう言う
    • エ.買い物の内容をSNSに書いて記録しておく

    正解:ア.買い物の内容や金額を他言せず、秘密を守って対応する

    解説:私用を引き受ける際も、その内容を周囲に言いふらさず秘密を守ることが秘書の基本姿勢である。私用の内容を他人に話すのは慎むべきである。

  22. 問22.複数の仕事を同時に頼まれたときの、秘書の仕事の進め方として最も適当なものはどれか。

    • ア.頼まれた順に必ず一つずつ片付ける
    • イ.期限や重要度を考えて優先順位を付けて進める
    • ウ.自分のやりやすい仕事から好きな順で進める
    • エ.すべて同時に手を付けて並行して進める

    正解:イ.期限や重要度を考えて優先順位を付けて進める

    解説:複数の業務がある場合は、期限や重要度を考えて優先順位を付けて進めるのが基本。判断に迷うときは上司に確認する。

  23. 問23.急ぎの仕事と、期限に余裕のある仕事を同時に抱えたときの優先順位として、最も適当なものはどれか。

    • ア.期限に余裕のある仕事を先に片付ける
    • イ.自分が得意な仕事を先に行う
    • ウ.緊急で期限の迫っている仕事を優先する
    • エ.上司に確認せず、すべて後回しにする

    正解:ウ.緊急で期限の迫っている仕事を優先する

    解説:一般に、緊急で期限が迫っている仕事を優先するのが基本。余裕のある仕事を先に片付けて急ぎの仕事を遅らせるのは適当でない。

  24. 問24.上司から指示された仕事の途中で、判断に迷う点が出てきた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.自分の判断で進め、後で結果だけ報告する
    • イ.同僚に判断を任せて代わりにやってもらう
    • ウ.判断できないので仕事をやめてしまう
    • エ.判断に迷う点を上司に確認して指示を仰ぐ

    正解:エ.判断に迷う点を上司に確認して指示を仰ぐ

    解説:判断に迷うときは自己判断で進めず、上司に確認(相談)して指示を仰ぐのが基本。報告・連絡・相談(報連相)が大切である。

  25. 問25.指示された仕事が予定どおり終わったとき、秘書がすべきこととして最も適当なものはどれか。

    • ア.指示した上司に終了したことを報告する
    • イ.何も言わず次の仕事に移る
    • ウ.上司から聞かれるまで黙っている
    • エ.終わったことを同僚にだけ伝える

    正解:ア.指示した上司に終了したことを報告する

    解説:仕事が終わったら、指示した上司に「終わりました」と報告するのが基本。報告して初めて仕事は完了する。

  26. 問26.上司から急ぎの仕事を指示されたが、期限までに間に合いそうにないと分かった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.間に合わないことは黙って、できるところまでやる
    • イ.早めに上司に状況を伝え、指示を仰ぐ
    • ウ.期限を勝手に延ばして自分のペースで進める
    • エ.他の仕事を後回しにしてでも一人で抱え込む

    正解:イ.早めに上司に状況を伝え、指示を仰ぐ

    解説:間に合わないと分かった時点で早めに上司に連絡・相談し、指示を仰ぐのが適切。黙って遅れるのは最も避けるべき対応である。

  27. 問27.報告をするときの秘書の心得として、最も適当なものはどれか。

    • ア.まず詳しい経緯から順に長く説明する
    • イ.自分の感想や意見を中心に伝える
    • ウ.結論を先に、簡潔に分かりやすく伝える
    • エ.良い結果のときだけ報告する

    正解:ウ.結論を先に、簡潔に分かりやすく伝える

    解説:報告は結論を先に、簡潔に分かりやすく行うのが基本。長い経緯から話し始めたり、事実と意見を混同したりするのは適当でない。

  28. 問28.上司に悪い結果(ミスや遅れ)を報告しなければならないとき、秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.都合が悪いので報告せずに様子を見る
    • イ.良い報告のときに合わせて軽く触れる
    • ウ.自分で何とかしてから事後に報告する
    • エ.悪い結果ほど早く、正確に報告する

    正解:エ.悪い結果ほど早く、正確に報告する

    解説:悪い知らせほど早く正確に報告するのが基本。都合の悪いことを隠したり後回しにしたりすると、対応が遅れて被害が大きくなる。

  29. 問29.秘書が「してよいこと」と「上司の判断を仰ぐべきこと」の区別について、最も適当なものはどれか。

    • ア.定型業務は進めてよいが、上司の判断に関わることは指示を仰ぐ
    • イ.すべて秘書の判断で進めてよい
    • ウ.すべて上司の判断を仰がなければならない
    • エ.重要なことほど秘書が独断で決めてよい

    正解:ア.定型業務は進めてよいが、上司の判断に関わることは指示を仰ぐ

    解説:定型的・事務的な仕事は秘書の判断で進めてよいが、上司の意思決定に関わることや権限を超えることは上司の判断を仰ぐべきである。

  30. 問30.上司の不在中に、上司あての重要書類への押印(決裁)を求められた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.秘書の判断で代わりに押印して処理する
    • イ.上司の権限なので、上司に確認して指示を仰ぐ
    • ウ.急ぎなら他の役員に勝手に押印を頼む
    • エ.書類を破棄して後で再提出してもらう

    正解:イ.上司の権限なので、上司に確認して指示を仰ぐ

    解説:決裁・押印は上司の権限に属することで、秘書が代わりに判断して押印することはできない。上司に連絡して指示を仰ぐか、戻ってからの対応とする。

  31. 問31.秘書が「出過ぎた行動」をしないようにする、という心得の例として最も適当なものはどれか。

    • ア.上司の会議で、求められないのに意見を述べる
    • イ.上司の経営判断に積極的に口を出す
    • ウ.自分の役割の範囲をわきまえ、補佐に徹する
    • エ.上司に代わって部下に指示を出す

    正解:ウ.自分の役割の範囲をわきまえ、補佐に徹する

    解説:秘書は補佐役であり、上司の判断や指示の領域に踏み込まず、自分の役割の範囲をわきまえることが大切。会議で勝手に発言したり経営判断に口を出したりしない。

  32. 問32.秘書の業務における「機密保持」について、最も適当なものはどれか。

    • ア.親しい同僚になら社内の機密を話してよい
    • イ.家族には会社の秘密を話してもかまわない
    • ウ.重要でない情報なら誰に話してもよい
    • エ.職務上知り得た機密は、外部にも社内の関係者以外にも漏らさない

    正解:エ.職務上知り得た機密は、外部にも社内の関係者以外にも漏らさない

    解説:秘書は職務上知り得た会社や上司の機密を外部に漏らしてはならない。たとえ家族や親しい同僚であっても職務上の秘密は守る。

  33. 問33.上司のスケジュールを管理する際の秘書の心得として、最も適当なものはどれか。

    • ア.移動時間や余裕を考え、無理のない予定を組む
    • イ.できるだけ多くの予定を隙間なく詰め込む
    • ウ.予定変更を上司に確認せず秘書が決める
    • エ.変更があっても関係者に連絡しない

    正解:ア.移動時間や余裕を考え、無理のない予定を組む

    解説:予定を詰め込みすぎず、移動時間や余裕を考えて組むのが基本。予定変更は上司に確認し、関係者に正確に連絡する。

  34. 問34.上司の予定が重なってしまったことに気づいた秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.秘書の判断で、どちらかを一方的に断る
    • イ.上司に報告して、どちらを優先するか確認し調整する
    • ウ.両方の相手に来てもらい上司に任せる
    • エ.気づかなかったことにしてそのままにする

    正解:イ.上司に報告して、どちらを優先するか確認し調整する

    解説:予定が重複した場合は、勝手にどちらかを断らず、上司に報告して優先する予定を確認・調整するのが適切である。

  35. 問35.来客応対において、約束のある客を迎えるときの秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.約束があるので名前も確認せずすぐ上司の部屋へ通す
    • イ.客を待たせたまま上司の指示を長く待つ
    • ウ.名前や会社名を確認し、丁寧に応接室などへ案内する
    • エ.用件を根掘り葉掘り問いただす

    正解:ウ.名前や会社名を確認し、丁寧に応接室などへ案内する

    解説:約束のある客には、名前や会社名を確認し、丁寧に応対して応接室などへ案内するのが基本。約束があっても確認せず通すのは適当でない。

  36. 問36.上司が在席中に電話がかかってきたが、上司は別の電話に出ている。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.かけてきた相手に後でかけ直すよう命じる
    • イ.上司が電話中なので無言で切る
    • ウ.上司の電話を中断させてつなぐ
    • エ.上司は電話中だと伝え、待つか折り返しかを尋ねる

    正解:エ.上司は電話中だと伝え、待つか折り返しかを尋ねる

    解説:上司が他の電話中のときは、その旨を伝えて待ってもらうか、用件を聞いて折り返す対応をするのが適切。勝手に切ったり放置したりしない。

  37. 問37.上司から「今日は誰が来ても会わない」と言われていたところ、上司が会いたがっていた重要取引先の社長が予約なしで来訪した。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.上司に確認し、会うかどうかの指示を仰ぐ
    • イ.指示どおり、理由を言わず即座に断る
    • ウ.秘書の判断で必ず上司に会わせる
    • エ.用件だけ聞いて社長を帰す

    正解:ア.上司に確認し、会うかどうかの指示を仰ぐ

    解説:一律に断れと言われていても、上司にとって重要な相手の場合は、機械的に断らず上司に確認するのが配慮ある対応である。

  38. 問38.上司が出張中、上司あてに重要な郵便物が届いた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.上司が戻るまですべて手を付けずに置いておく
    • イ.親展でなければ整理し、急ぎのものは上司に連絡して指示を仰ぐ
    • ウ.秘書の判断で勝手に返信してしまう
    • エ.重要かどうか分からないので破棄する

    正解:イ.親展でなければ整理し、急ぎのものは上司に連絡して指示を仰ぐ

    解説:上司不在中の重要郵便物は、私信・親展でなければ開封・整理し、急ぎのものは上司に連絡して指示を仰ぐ。緊急性に応じて適切に処理する。

  39. 問39.秘書が上司の仕事を補佐するうえで、業務を正確に行うことについて最も適当なものはどれか。

    • ア.速さが第一なので確認は省略する
    • イ.多少のミスは仕方ないと割り切る
    • ウ.正確さを重んじ、確認を怠らない
    • エ.量をこなすことを最優先する

    正解:ウ.正確さを重んじ、確認を怠らない

    解説:秘書の仕事はミスが上司や会社の信用に直結するため、速さよりも正確さを重んじ、確認を怠らないことが大切である。

  40. 問40.上司から口頭で複雑な指示を受けたとき、秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.指示を録音だけして内容は確認しない
    • イ.記憶に頼り、後で自分なりに解釈する
    • ウ.聞き返すと失礼なので分からないまま進める
    • エ.要点をメモし、不明な点はその場で確認する

    正解:エ.要点をメモし、不明な点はその場で確認する

    解説:複雑な指示は要点をメモし、不明な点はその場で確認・復唱して間違いを防ぐのが基本である。聞き流したり後で勝手に解釈したりしない。

  41. 問41.秘書が新しい仕事を一人で進められるか不安なとき、最も適当な対応はどれか。

    • ア.不安な点は先輩や上司に確認してから進める
    • イ.分からなくても聞かずに自己流で進める
    • ウ.できる範囲だけやって残りは放置する
    • エ.他の人に押し付けてしまう

    正解:ア.不安な点は先輩や上司に確認してから進める

    解説:分からないことや不安な点は先輩や上司に相談・確認してから進めるのが適切。知ったかぶりで進めてミスをするより、確認する姿勢が大切である。

  42. 問42.上司不在時に、社内の他部署から上司への伝言を頼まれた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.記憶しておいて後で口頭で伝える
    • イ.用件・相手・日時を正確にメモし、上司に確実に伝える
    • ウ.重要でなさそうなら伝えない
    • エ.内容を要約しすぎて要点を省く

    正解:イ.用件・相手・日時を正確にメモし、上司に確実に伝える

    解説:伝言は用件・相手・日時を正確にメモして上司に確実に伝えるのが基本。記憶任せにしたり、内容を勝手に変えて伝えたりしない。

  43. 問43.上司が会議で席を外している間に、緊急の連絡が入った。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.会議が終わるまで知らせずに待つ
    • イ.秘書の判断で連絡相手に対応してしまう
    • ウ.緊急なので、メモを差し入れるなどして上司に知らせる
    • エ.緊急かどうかは関係なく後回しにする

    正解:ウ.緊急なので、メモを差し入れるなどして上司に知らせる

    解説:緊急の連絡は、メモを差し入れるなどして会議中の上司に知らせる配慮が必要。緊急であっても会議終了まで放置するのは適当でない。

  44. 問44.上司から「この件は内密に進めてほしい」と言われた仕事がある。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.親しい同僚には事情を話して手伝ってもらう
    • イ.上司の許可なく外部の専門家に相談する
    • ウ.内密でも社内の人になら話してよい
    • エ.関係者以外には口外せず、秘密を守って進める

    正解:エ.関係者以外には口外せず、秘密を守って進める

    解説:内密にと言われた仕事は、関係者以外に口外せず秘密を守って進める。たとえ親しい同僚にも話さないのが秘書の機密保持の基本である。

  45. 問45.上司の代理として、秘書が対外的な判断を求められる場面についての考え方として、最も適当なものはどれか。

    • ア.上司の判断に属することは、上司に確認してから対応する
    • イ.上司の代理として何でも判断してよい
    • ウ.秘書が判断した方が早いので独断で決める
    • エ.対外的なことは秘書がすべて引き受ける

    正解:ア.上司の判断に属することは、上司に確認してから対応する

    解説:秘書は上司の代理人ではなく補佐役であり、上司の判断に属することを代わりに決める権限はない。判断を求められたら上司に確認するのが基本である。

  46. 問46.秘書が定型業務を効率よく進めるための工夫として、最も適当なものはどれか。

    • ア.毎回やり方を変えて試行錯誤する
    • イ.手順を整理し、チェックリストなどで漏れを防ぐ
    • ウ.記憶だけに頼って進める
    • エ.効率より見栄えを優先する

    正解:イ.手順を整理し、チェックリストなどで漏れを防ぐ

    解説:繰り返し行う定型業務は、手順を整理しチェックリストやスケジュールを活用して漏れなく行う工夫が有効である。その都度やり方を変えるのは非効率である。

  47. 問47.上司から指示された仕事と、先輩秘書から頼まれた仕事が重なったとき、最も適当な対応はどれか。

    • ア.先輩の頼みを必ず後回しにする
    • イ.自分の好きな方を先にやる
    • ウ.状況を伝え、期限や重要度を確認して調整する
    • エ.両方を中途半端なまま進める

    正解:ウ.状況を伝え、期限や重要度を確認して調整する

    解説:仕事が重なった場合は、勝手に優先順位を決めず、状況を伝えて期限や重要度を確認・調整するのが適切である。

  48. 問48.上司から「お客様が見えたらすぐ知らせてほしい」と言われていた。約束の客が早めに到着したときの秘書の対応として、最も適当なものはどれか。

    • ア.約束の時刻まで知らせずに待たせておく
    • イ.早く来たことを注意して時間まで外で待たせる
    • ウ.秘書の判断で勝手に上司の部屋へ通す
    • エ.到着を上司に知らせ、案内の指示を仰ぐ

    正解:エ.到着を上司に知らせ、案内の指示を仰ぐ

    解説:早めに来た客でも、上司の指示どおり到着を知らせ、上司の都合を確認して案内するのが適切。約束時刻まで黙って待たせるのは指示に反する。

  49. 問49.秘書が上司の私的な交友関係や家庭の事情を知ったとき、最も適当な態度はどれか。

    • ア.上司の私事には深入りせず、知ったことは口外しない
    • イ.興味深いので同僚に話す
    • ウ.上司に直接、詳しい事情を尋ねる
    • エ.記録に残して他の業務に利用する

    正解:ア.上司の私事には深入りせず、知ったことは口外しない

    解説:職務上知った上司の私的な情報は他言せず秘密を守る。詮索したり同僚に話したりするのは秘書として不適切である。

  50. 問50.上司から「来週の会議の資料を準備しておくように」と指示された。秘書の進め方として最も適当なものはどれか。

    • ア.会議の直前にまとめて慌てて用意する
    • イ.内容や部数・期限を確認し、計画的に準備する
    • ウ.資料の内容を秘書が勝手に変更する
    • エ.準備が大変なので他の人に丸投げする

    正解:イ.内容や部数・期限を確認し、計画的に準備する

    解説:必要な資料の内容・部数・期限を確認し、計画的に準備するのが基本。指示を曖昧なまま進めたり直前に慌てたりしないよう、早めに確認して取りかかる。

  51. 問51.上司が長期出張に出る前に、秘書がしておくとよいこととして最も適当なものはどれか。

    • ア.不在中のことは何も準備せず、戻ってから対応する
    • イ.不在中はすべて秘書の判断で処理すると決める
    • ウ.出張中の連絡方法や不在中の対応範囲を事前に確認する
    • エ.出張の予定は誰にも知らせない

    正解:ウ.出張中の連絡方法や不在中の対応範囲を事前に確認する

    解説:出張中の連絡方法や、不在中に処理してよい範囲、急用時の対応などを事前に上司と確認しておくと、不在中も適切に対応できる。

  52. 問52.上司不在中に届いた来客や電話の用件を、秘書はどのように扱うのが最も適当か。

    • ア.重要そうなものだけ覚えておく
    • イ.用件は記録せず口頭で適当に伝える
    • ウ.上司に伝えず秘書が全部処理する
    • エ.正確に記録し、上司が戻ったらまとめて報告する

    正解:エ.正確に記録し、上司が戻ったらまとめて報告する

    解説:不在中の来客・電話の用件は正確に記録し、上司が戻ったときにまとめて漏れなく報告するのが基本である。記憶任せにしたり省いたりしない。

  53. 問53.秘書が仕事の優先順位を考えるとき、判断の基準として最も適当なものはどれか。

    • ア.緊急度(期限)と重要度
    • イ.自分のやりやすさ
    • ウ.頼まれた人との親しさ
    • エ.作業量の少なさだけ

    正解:ア.緊急度(期限)と重要度

    解説:優先順位は、緊急度(期限)と重要度を基準に考えるのが基本。自分の好みや楽な順で決めるのは適当でない。

  54. 問54.秘書が「報告・連絡・相談(報連相)」を心がける理由として、最も適当なものはどれか。

    • ア.自分の存在をアピールするため
    • イ.仕事を円滑・正確に進め、トラブルを防ぐため
    • ウ.上司に気に入られるため
    • エ.責任を上司に押し付けるため

    正解:イ.仕事を円滑・正確に進め、トラブルを防ぐため

    解説:報連相は、上司や関係者と情報を共有し、仕事を円滑かつ正確に進め、ミスやトラブルを防ぐために大切である。自分の評価を上げるためが主目的ではない。

  55. 問55.上司から指示された仕事を進める中で、より良いやり方を思いついた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.指示を無視して自分のやり方で進める
    • イ.誰にも言わずこっそり変える
    • ウ.上司に提案して確認したうえで進める
    • エ.思いついても何も言わず指示どおりだけ行う

    正解:ウ.上司に提案して確認したうえで進める

    解説:良い改善案を思いついても、指示の内容を勝手に変えず、上司に提案・確認してから進めるのが適切。独断で変更するのは出過ぎた行動になる。

  56. 問56.秘書が来客にお茶を出すとき、職務知識として最も適当なものはどれか。

    • ア.お茶出しは秘書の仕事ではないので行わない
    • イ.誰に先に出すかは気にしなくてよい
    • ウ.お茶は来客が自分で入れるよう放置する
    • エ.来客への接茶は基本業務で、上席の客から丁寧に出す

    正解:エ.来客への接茶は基本業務で、上席の客から丁寧に出す

    解説:来客への接茶は秘書の身の回りの世話・接遇に含まれる基本業務であり、上席の客から順に、丁寧に出すのが基本である。

  57. 問57.上司が在室中に、社長から「すぐ来てほしい」と内線が入った。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.社長の呼び出しを速やかに上司に正確に伝える
    • イ.上司が忙しそうなので取り次がない
    • ウ.内容を要約して別の用件にして伝える
    • エ.上司に代わって秘書が社長のところへ行く

    正解:ア.社長の呼び出しを速やかに上司に正確に伝える

    解説:社長からの呼び出しは速やかに上司へ正確に伝えるのが基本。秘書の判断で取り次がなかったり、伝言を勝手に変えたりしてはならない。

  58. 問58.秘書が上司を補佐する立場として、最も適当でない行動はどれか。

    • ア.上司のスケジュールを調整する
    • イ.上司に確認せず重要な取引の可否を独断で決める
    • ウ.来客を丁寧に応対する
    • エ.郵便物を整理して上司に渡す

    正解:イ.上司に確認せず重要な取引の可否を独断で決める

    解説:上司の指示や判断を待たずに重要事項を独断で決めるのは補佐役の範囲を超える。スケジュール調整・来客応対・郵便整理は適切な補佐業務である。

  59. 問59.上司から私的な用事を頼まれたが、それが職務に大きな支障を来す内容だった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。

    • ア.どんな私用でも断らず職務を後回しにして引き受ける
    • イ.理由を言わず一方的に断る
    • ウ.職務に支障があることを伝え、相談して対応を決める
    • エ.引き受けたふりをして放置する

    正解:ウ.職務に支障があることを伝え、相談して対応を決める

    解説:私用でも職務に支障を来す場合は、無理に引き受けず、状況を率直に伝えて相談するのが適切。黙って職務を犠牲にするのは本来の役割を損なう。

  60. 問60.秘書の職務知識として、上司の仕事と秘書の仕事の関係を表したものとして最も適当なものはどれか。

    • ア.秘書は上司と同等の経営判断を分担する
    • イ.秘書は上司の上位者として業務を統括する
    • ウ.秘書は上司の仕事をすべて代行する
    • エ.秘書は上司の周辺業務を引き受け、上司が本来の仕事に専念できるようにする

    正解:エ.秘書は上司の周辺業務を引き受け、上司が本来の仕事に専念できるようにする

    解説:秘書は上司が本来の業務(経営・判断など)に専念できるよう周辺の仕事を引き受ける関係にある。上司と同等の業務を行ったり、上司の仕事を代行したりするものではない。