建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)「建築物の構造概論・給水排水」の一問一答
📖 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)「建築物の構造概論・給水排水」の全75問と解説(一覧)
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の建築物の構造概論・給水排水に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.建築基準法の「建築面積」とは、建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積をいう。
正解:○(正しい)
解説:建築面積は外壁又は柱の中心線で囲まれた水平投影面積で、軒・庇等は先端から1m後退した部分が算入される。
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問2.建築基準法の「延べ面積」とは、敷地面積から建築面積を差し引いた残面積をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは延べ面積は建築物の各階の床面積の合計をいう。敷地面積から建築面積を引いた値ではない。
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問3.建蔽率とは、敷地面積に対する延べ面積の割合をいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは建蔽率は敷地面積に対する建築面積の割合をいう。敷地面積に対する延べ面積の割合は容積率である。
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問4.容積率とは、敷地面積に対する建築物の延べ面積の割合をいう。
正解:○(正しい)
解説:容積率は敷地面積に対する延べ面積の割合で、用途地域ごとに上限値が定められている指標である。
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問5.建築物の主要構造部とは、壁・柱・床・はり・屋根・階段をいい、間仕切壁や最下階の床、ひさし等は含まれない。
正解:○(正しい)
解説:建築基準法第2条で主要構造部は壁・柱・床・はり・屋根・階段と定義され、構造耐力上主要な部分とは区別される。
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問6.鉄筋コンクリート造において、コンクリートは主に引張力を、鉄筋は主に圧縮力を負担する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコンクリートが圧縮力を、鉄筋が引張力を負担する。両者の特性を補完する複合構造である。
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問7.鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、鉄筋コンクリート造より靭性が劣り、中低層建築物にのみ用いられる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはSRC造は鉄骨内蔵により靭性が向上し、RC造より中高層建築物に適した構造である。
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問8.免震構造は、地盤と基礎の間ではなく建物の中間階に免震装置を設ける構造のみを指す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは免震構造は建物と基礎の間または中間階に免震装置を設ける構造で、基礎免震が基本形である。
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問9.鉄骨造(S造)は鉄筋コンクリート造より自重が軽く、大スパン構造や高層建築物に有利である。
正解:○(正しい)
解説:S造は軽量で工期短縮・大スパン化に有利だが、耐火被覆と座屈防止対策が必要となる構造である。
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問10.コンクリートの中性化は、空気中の酸素がコンクリートに侵入し、アルカリ性を失わせる現象である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは中性化は空気中の二酸化炭素(CO2)が侵入し水酸化カルシウムを炭酸カルシウムに変える現象である。
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問11.コンクリートの中性化が鉄筋位置まで進行すると、鉄筋を保護していたアルカリ性が失われ、鉄筋腐食が進行する。
正解:○(正しい)
解説:中性化が進むと不動態皮膜が破れ鉄筋が腐食・膨張し、コンクリートのひび割れや剥離を引き起こす。
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問12.防火区画には面積区画・換気区画・採光区画・通路区画の4種類があり、採光確保を目的とする。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは防火区画は面積区画・高層区画・竪穴区画・異種用途区画の4種類で、火炎・煙の拡大防止が目的である。
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問13.内装制限は外壁の色彩を制限する規定であり、火災安全とは無関係に定められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは内装制限は火災時の火炎拡大防止と避難安全確保のため室の壁・天井仕上げを制限する規定である。
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問14.ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が周辺地域より高くなる現象で、人工排熱・舗装面の蓄熱・緑地減少等が要因である。
正解:○(正しい)
解説:ヒートアイランドは都市化に伴い顕著化し、屋上緑化・透水性舗装・打ち水等の対策が求められる。
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問15.透水性舗装は、舗装面に降った雨水を地下に浸透させることでヒートアイランド緩和や都市型水害防止に寄与する。
正解:○(正しい)
解説:透水性舗装はアスファルトに空隙を設け雨水を浸透させ、地下水涵養・路面温度低減・冠水抑制に効果がある。
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問16.建蔽率の上限は敷地の用途地域に関わらず一律で100%と定められている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは建蔽率の上限は用途地域ごとに30〜80%の範囲で定められており、一律ではない。
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問17.耐震診断は新築建築物の地震に対する設計性能を確認する手続きで、既存建築物には適用されない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは耐震診断は既存建築物の地震安全性を評価する手法で、1次〜3次の診断法があり、新築には適用しない。
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問18.水道直結直圧方式は、水道本管の圧力を利用して建物内の各水栓に直接給水する方式で、小規模建築物に適する。
正解:○(正しい)
解説:水道直結直圧方式は受水槽を設けず本管圧力を利用するため水質劣化が少なく、低層・小規模建築物に用いられる。
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問19.高置水槽方式は、揚水ポンプを用いず本管圧力のみで屋上タンクへ給水する方式である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは高置水槽方式は受水槽から揚水ポンプで屋上の高置水槽に水を上げ、自然落下で給水する方式である。
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問20.簡易専用水道とは、水道事業者から供給を受ける水のみを水源とし、有効容量が10立方メートルを超える受水槽を有する施設をいう。
正解:○(正しい)
解説:簡易専用水道は水道法で受水槽容量10立方メートル超と定義され、年1回以上の管理検査が義務付けられている。
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問21.水道法の水質基準において、給水栓における残留塩素濃度は遊離残留塩素で0.05mg/L以上を保持しなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは給水栓における残留塩素は遊離残留塩素0.1mg/L以上(結合残留塩素は0.4mg/L以上)保持が必要である。
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問22.貯水槽の清掃は、建築物衛生法に基づき1年以内ごとに1回、定期に行わなければならない。
正解:○(正しい)
解説:建築物衛生法施行規則で貯水槽清掃は1年以内ごとに1回と定められ、専門業者による実施が一般的である。
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問23.クロスコネクションは、逆止弁を介して接続すれば水道法上許容される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはクロスコネクションは飲料水汚染防止のため逆止弁を介しても禁止であり、絶対に直接接続できない。
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問24.吐水口空間とは、給水栓の吐水口端と水受け容器のあふれ縁との垂直距離のことで、逆サイホン作用による汚染を防ぐために確保される。
正解:○(正しい)
解説:吐水口空間は逆サイホン作用防止のため給水管口径に応じた距離を確保する、最も確実な逆流防止方法である。
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問25.レジオネラ属菌対策として、給湯設備の貯湯槽内は40℃以下に維持することが望ましい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは貯湯槽内は60℃以上に維持する。40℃前後はレジオネラ属菌が最も繁殖しやすい温度帯である。
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問26.中央式給湯方式は各使用箇所に小型湯沸器を分散設置する方式で、戸建住宅に多く採用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは中央式給湯方式は機械室で一括加熱し配管で給湯する大規模向け方式で、分散設置は局所式である。
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問27.排水トラップの封水深さは、一般的に50mm以上100mm以下とすることが定められている。
正解:○(正しい)
解説:排水トラップ封水は50mm以上100mm以下が原則。これより浅いと破封しやすく、深いと自己洗浄作用が低下する。
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問28.二重トラップは排水を円滑にする方式として建築設備設計で推奨されている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは二重トラップは排水阻害を起こすため禁止されている。トラップは1器具1個が原則である。
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問29.ループ通気方式は、最上流の器具排水管が排水横枝管に接続する直後の下流から立ち上げ、通気立て管に接続する方式である。
正解:○(正しい)
解説:ループ通気はトイレ等の連続器具に用いられ、各個通気より経済的だが排水負荷が大きい場所には不適である。
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問30.伸頂通気方式は、通気立て管を別途設けず排水立て管の最上部を延長して大気に開放する方式である。
正解:○(正しい)
解説:伸頂通気は排水立て管をそのまま立ち上げて大気に開放する最も簡素な方式で、小規模建築物に適する。
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問31.グリース阻集器は、厨房排水中の油脂を分離・回収する装置で、排水管の閉塞や下水処理場への負担を防ぐために設置される。
正解:○(正しい)
解説:グリース阻集器は厨房排水の油脂分離装置で、定期清掃を怠ると悪臭・閉塞・性能低下を招くことになる。
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問32.オイル阻集器は厨房排水中の動植物油を回収するための設備である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはオイル阻集器はガソリン・軽油等の鉱物油を分離する設備で、厨房の動植物油はグリース阻集器で処理する。
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問33.節水型大便器は、JIS規格でI形(13L以下)・II形(8.5L以下)・III形(6.5L以下)等に区分されている。
正解:○(正しい)
解説:現行の節水型大便器は4〜6L程度が主流で、節水性能向上により水使用量は大幅に削減されている状況にある。
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問34.屋内消火栓設備の1号消火栓は、警戒区域の各部分からホース接続口までの水平距離が25m以下となるように設置する。
正解:○(正しい)
解説:1号消火栓の水平距離は25m以下、2号消火栓は15m以下と消防法施行令で定められている要件である。
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問35.雑用水(中水)は飲用にも利用可能な水で、上水と同等の水質基準が適用される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは雑用水は便所洗浄水・散水等の飲用以外の用途に限られ、上水とは別の用途別水質基準が定められる。
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問36.都市ガスの比重は空気より小さく、漏洩時には上方に滞留するためガス漏れ警報器は天井付近に設置する。
正解:○(正しい)
解説:13A等の都市ガスは空気より軽く(比重0.6程度)天井付近に滞留する。LPガスは空気より重く床付近に滞留する。
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問37.LPガス(液化石油ガス)の比重は空気より小さく、ガス漏れ警報器は天井付近に設置する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはLPガスは空気より重く(比重1.5程度)床付近に滞留するため警報器は床面近くに設置する。
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問38.合併処理浄化槽は、し尿と生活雑排水を併せて処理する浄化槽で、現在の浄化槽法では新設はすべて合併処理浄化槽とされている。
正解:○(正しい)
解説:2001年浄化槽法改正で新設は原則合併処理浄化槽となり、単独処理浄化槽(し尿のみ)の新設は禁止された。
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問39.建築基準法における特殊建築物に該当するものはどれか。
- ア.倉庫業を営まない倉庫
- イ.一戸建て住宅
- ウ.事務所ビル
- エ.病院
正解:エ.病院
解説:学校・病院・劇場・百貨店等は特殊建築物に該当する。一戸建て住宅や事務所は特殊建築物ではない。
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問40.鉄筋コンクリート造の特徴として正しいものはどれか。
- ア.耐火性に優れる
- イ.自重が軽く高層化に有利
- ウ.工期が短く乾式工法
- エ.鋼材の腐食がない
正解:ア.耐火性に優れる
解説:RC造は耐火性・耐久性・遮音性に優れるが自重が大きく、施工に時間と熟練を要する構造である。
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問41.建築物の免震構造の説明として正しいものはどれか。
- ア.基礎部に滑り支承を設置することは制振構造である
- イ.免震構造は建物と基礎の間に積層ゴム等を設置する
- ウ.免震構造は建物の固有周期を短くする
- エ.耐震構造はダンパーを設置することをいう
正解:イ.免震構造は建物と基礎の間に積層ゴム等を設置する
解説:免震構造は建物と基礎の間に積層ゴム等を設置し地震動の伝達を低減する。固有周期を長くする点が特徴である。
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問42.コンクリートの中性化を引き起こす主な原因物質はどれか。
- ア.酸素
- イ.窒素酸化物
- ウ.二酸化炭素
- エ.硫黄酸化物
正解:ウ.二酸化炭素
解説:中性化は空気中の二酸化炭素がコンクリート中の水酸化カルシウムと反応し炭酸カルシウムを生成する現象である。
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問43.建築基準法上の主要構造部に該当しないものはどれか。
- ア.階段
- イ.壁
- ウ.屋根
- エ.基礎
正解:エ.基礎
解説:主要構造部は壁・柱・床・はり・屋根・階段の6つ。基礎は構造耐力上主要な部分には該当するが主要構造部ではない。
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問44.防火区画の種類として誤っているものはどれか。
- ア.設備区画
- イ.竪穴区画
- ウ.異種用途区画
- エ.面積区画
正解:ア.設備区画
解説:防火区画は面積区画・高層区画・竪穴区画・異種用途区画の4種類。設備区画という法定区画は存在しない。
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問45.ヒートアイランド現象の緩和策として効果が小さいものはどれか。
- ア.屋上緑化の推進
- イ.アスファルト舗装の拡大
- ウ.透水性舗装の採用
- エ.高反射率塗料の採用
正解:イ.アスファルト舗装の拡大
解説:アスファルト舗装の拡大は蓄熱と排水負荷を増やしヒートアイランドを助長する。屋上緑化・透水性舗装等が有効。
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問46.給水方式のうち、本管圧力を利用し受水槽を必要としない方式はどれか。
- ア.圧力水槽方式
- イ.高置水槽方式
- ウ.水道直結直圧方式
- エ.ポンプ直送方式
正解:ウ.水道直結直圧方式
解説:水道直結直圧方式は本管圧力で直接給水する方式で、受水槽を介さないため水質劣化が少ない方式である。
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問47.建築物衛生法上の特定建築物における給水設備の管理として正しいものはどれか。
- ア.貯水槽清掃は2年に1回でよい
- イ.受水槽の点検は3年に1回でよい
- ウ.残留塩素は給水ポンプ吐出口で測定する
- エ.給水栓における遊離残留塩素は0.1mg/L以上
正解:エ.給水栓における遊離残留塩素は0.1mg/L以上
解説:貯水槽清掃は1年以内ごと1回、給水栓残留塩素は遊離0.1mg/L以上が義務である。受水槽点検は法令で頻回が必要。
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問48.水道法における簡易専用水道の定義として正しいものはどれか。
- ア.有効容量10立方メートル超の受水槽
- イ.有効容量20立方メートル超の受水槽
- ウ.有効容量100立方メートル超の受水槽
- エ.有効容量5立方メートル超の受水槽
正解:ア.有効容量10立方メートル超の受水槽
解説:簡易専用水道は水道事業者からの供給水のみを水源とし、受水槽の有効容量が10立方メートルを超えるものをいう。
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問49.クロスコネクションに関する記述として正しいものはどれか。
- ア.逆止弁を設ければ認められる
- イ.原則として禁止されている
- ウ.緊急時のみ認められる
- エ.井戸水との接続は許される
正解:イ.原則として禁止されている
解説:クロスコネクションは飲料水給水系統と他系統との直接接続で、逆止弁を設けても認められず絶対禁止である。
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問50.逆サイホン作用による汚染防止に最も確実な方法はどれか。
- ア.バキュームブレーカの設置
- イ.逆止弁の設置
- ウ.吐水口空間の確保
- エ.減圧弁の設置
正解:ウ.吐水口空間の確保
解説:吐水口空間(エアギャップ)の確保が最も確実な逆流防止方法。バキュームブレーカや逆止弁は補助的役割となる。
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問51.レジオネラ属菌の繁殖を防ぐ給湯温度として正しいものはどれか。
- ア.貯湯槽内40℃・末端35℃
- イ.貯湯槽内50℃・末端45℃
- ウ.貯湯槽内70℃・末端65℃
- エ.貯湯槽内60℃・末端55℃
正解:エ.貯湯槽内60℃・末端55℃
解説:貯湯槽内60℃以上、給湯末端55℃以上を維持。60℃以上ではレジオネラ属菌は短時間で死滅するとされる。
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問52.排水トラップの封水深さとして正しい範囲はどれか。
- ア.50mm以上100mm以下
- イ.30mm以上50mm以下
- ウ.100mm以上150mm以下
- エ.10mm以上30mm以下
正解:ア.50mm以上100mm以下
解説:封水深さは50mm以上100mm以下が原則。浅すぎると破封、深すぎると自己洗浄作用低下を招く要因となる。
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問53.排水トラップの破封原因として該当しないものはどれか。
- ア.自己サイホン作用
- イ.封水深さの確保
- ウ.蒸発
- エ.誘導サイホン作用
正解:イ.封水深さの確保
解説:破封原因は自己サイホン・誘導サイホン・蒸発・毛細管現象等。封水深さの確保は破封防止策であり原因ではない。
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問54.通気方式のうち、各器具排水管に通気管を設ける最も性能の高い方式はどれか。
- ア.伸頂通気方式
- イ.ループ通気方式
- ウ.各個通気方式
- エ.結合通気方式
正解:ウ.各個通気方式
解説:各個通気方式は器具ごとに通気管を設ける最も信頼性の高い方式で、ホテル・病院等で採用されることが多い。
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問55.厨房排水中の油脂を分離・回収する設備はどれか。
- ア.オイル阻集器
- イ.砂阻集器
- ウ.毛髪阻集器
- エ.グリース阻集器
正解:エ.グリース阻集器
解説:グリース阻集器は厨房排水の油脂を浮上分離し排水管閉塞・下水処理障害を防ぐ。定期清掃が必須の設備である。
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問56.ガソリンスタンドの排水処理に用いる阻集器はどれか。
- ア.オイル阻集器
- イ.グリース阻集器
- ウ.プラスター阻集器
- エ.繊維阻集器
正解:ア.オイル阻集器
解説:オイル阻集器(ガソリントラップ)はガソリン・軽油を浮上分離し、揮発油の下水流入と火災を防ぐ装置である。
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問57.屋内消火栓設備の1号消火栓の警戒区域における水平距離はどれか。
- ア.15m以下
- イ.25m以下
- ウ.20m以下
- エ.30m以下
正解:イ.25m以下
解説:1号消火栓は警戒区域の各部分から水平距離25m以下、2号消火栓(易操作型)は15m以下とすると定められる。
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問58.スプリンクラー設備に関する記述として誤っているものはどれか。
- ア.閉鎖型ヘッドは感熱部の作動で開放する
- イ.湿式は配管内に常時加圧水が充満する
- ウ.火災時に建物内のすべての閉鎖型ヘッドが一斉作動する
- エ.開放型は劇場の舞台部等に用いられる
正解:ウ.火災時に建物内のすべての閉鎖型ヘッドが一斉作動する
解説:閉鎖型ヘッドは感熱部の作動で個別に開放する。建物内すべてのヘッドが一斉作動するのは閉鎖型では起きず誤り。
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問59.雑用水(中水)の水洗便所洗浄用としての水質基準として正しいものはどれか。
- ア.色度50度以下
- イ.pH3〜5の範囲
- ウ.大腸菌1mLあたり10個以下
- エ.遊離残留塩素0.1mg/L以上
正解:エ.遊離残留塩素0.1mg/L以上
解説:雑用水(便所洗浄)はpH5.8〜8.6、外観ほぼ無色透明、大腸菌不検出、遊離残留塩素0.1mg/L以上等が要件。
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問60.LPガスのガス漏れ警報器の設置位置として正しいものはどれか。
- ア.床面から30cm以内
- イ.天井中央
- ウ.天井から30cm以内
- エ.窓付近の中段
正解:ア.床面から30cm以内
解説:LPガスは空気より重く床に滞留するため、警報器はガス燃焼器具から水平4m以内・床面30cm以内に設置する。
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問61.都市ガス(13A)のガス漏れ警報器の設置位置として正しいものはどれか。
- ア.床面から30cm以内
- イ.天井から30cm以内
- ウ.腰高1.2m付近
- エ.屋外換気口付近
正解:イ.天井から30cm以内
解説:13A都市ガスは空気より軽く天井に滞留するため、警報器はガス器具から水平8m以内・天井から30cm以内に設置。
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問62.浄化槽の清掃の実施頻度として法令で定められているものはどれか。
- ア.6か月に1回以上
- イ.2年に1回以上
- ウ.1年に1回以上
- エ.3年に1回以上
正解:ウ.1年に1回以上
解説:浄化槽法施行規則で清掃は通常年1回以上(全ばっ気方式は6か月に1回以上)と定められた義務である。
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問63.残留塩素の測定方法として一般的に用いられるものはどれか。
- ア.電気伝導度法
- イ.ヨウ素滴定法
- ウ.重量法
- エ.DPD法
正解:エ.DPD法
解説:DPD法はN,N-ジエチル-p-フェニレンジアミンを用いる比色法で、遊離・結合残留塩素を簡易迅速に測定できる方法。
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問64.屋上緑化が建築物に与える効果として誤っているものはどれか。
- ア.建物荷重の低減
- イ.ヒートアイランド緩和
- ウ.建物の冷房負荷低減
- エ.屋根面の温度上昇抑制
正解:ア.建物荷重の低減
解説:屋上緑化は断熱・遮熱・蒸発冷却によりヒートアイランド緩和・空調負荷低減に寄与する。建物荷重は逆に増加する。
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問65.受水槽の点検事項として優先度が低いものはどれか。
- ア.マンホールの施錠状況
- イ.槽内の材質変更
- ウ.周辺の漏水・汚染源
- エ.オーバーフロー管の防虫網
正解:イ.槽内の材質変更
解説:受水槽は防虫・防鼠・マンホール施錠・点検口の周囲確保等が重要。材質変更は改修時の検討事項である。
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問66.給湯設備の循環方式に関する記述として正しいものはどれか。
- ア.強制循環は重力で湯を循環させる
- イ.ダイレクトリターン方式は末端ほど流量が多い
- ウ.リバースリターン方式は流量バランスを取りやすい
- エ.自然循環方式が大規模建築で主流である
正解:ウ.リバースリターン方式は流量バランスを取りやすい
解説:リバースリターン方式は各機器の往き+還り配管延長をほぼ等しくし流量バランスを取りやすい循環方式である。
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問67.建築材料のうち、断熱材として用いられるものはどれか。
- ア.普通コンクリート
- イ.アルミニウム板
- ウ.石膏ボード
- エ.グラスウール
正解:エ.グラスウール
解説:グラスウール・ロックウール・発泡プラスチック系(ポリスチレン・ウレタン)等が代表的な断熱材である。
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問68.建築物の防水材料に該当しないものはどれか。
- ア.グラスウール
- イ.シート防水
- ウ.塗膜防水
- エ.アスファルト防水
正解:ア.グラスウール
解説:アスファルト防水・シート防水・塗膜防水が代表的な防水工法。グラスウールは断熱材であり防水性能はない。
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問69.ガラスの種類のうち、衝撃で破損しても破片が飛散しにくい安全ガラスはどれか。
- ア.フロート板ガラス
- イ.合わせガラス
- ウ.型板ガラス
- エ.網入りガラス
正解:イ.合わせガラス
解説:合わせガラスは中間膜で破片を保持し飛散を防ぐ。強化ガラスは破砕時に粒状となるが保持はしない点が異なる。
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問70.節水型大便器のうち、JISの節水I形の一回洗浄水量の基準はどれか。
- ア.6.5L以下
- イ.8.5L以下
- ウ.13L以下
- エ.20L以下
正解:ウ.13L以下
解説:節水I形は13L以下、II形は8.5L以下、III形は6.5L以下とJIS A 5207で定められた区分である。
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問71.電気室・通信機械室等の電気火災に適し、水損が問題となる場所に用いられる消火設備はどれか。
- ア.屋内消火栓設備
- イ.スプリンクラー設備
- ウ.泡消火設備
- エ.不活性ガス消火設備
正解:エ.不活性ガス消火設備
解説:不活性ガス消火設備(二酸化炭素・窒素等)は電気絶縁性が高く水損がないため、電気室・サーバ室等に適する。
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問72.特定建築物の給水栓における検査項目のうち、7日以内ごとに1回行うものはどれか。
- ア.残留塩素濃度
- イ.一般細菌数
- ウ.総トリハロメタン
- エ.鉛及びその化合物
正解:ア.残留塩素濃度
解説:残留塩素・色・濁り・味・臭いの検査は7日以内ごと1回。一般細菌・大腸菌等は6か月以内ごと1回行う規定である。
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問73.排水通気設備のうち、特殊継手排水システムの特徴として正しいものはどれか。
- ア.通気立て管を必ず設ける
- イ.排水と通気を1本の立て管で兼用する
- ウ.高層建築物には使用できない
- エ.重力に依らず加圧排水する
正解:イ.排水と通気を1本の立て管で兼用する
解説:特殊継手排水システムは排水と通気を1本の立て管で兼用し、特殊継手で旋回流を生じさせ通気性能を確保する。
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問74.合併処理浄化槽の標準的な放流水質基準(BOD)として適切なものはどれか。
- ア.BOD60mg/L以下
- イ.BOD5mg/L以下
- ウ.BOD20mg/L以下
- エ.BOD1mg/L以下
正解:ウ.BOD20mg/L以下
解説:合併処理浄化槽の標準的なBOD除去率は90%以上、放流水BOD20mg/L以下が基準。高度処理型はさらに厳しい値となる。
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問75.次のうち、衛生器具に該当する消音・節水機構を備えた洗浄方式はどれか。
- ア.フラッシュバルブ(洗浄弁)式
- イ.圧送式
- ウ.ハイタンク式
- エ.ロータンク式
正解:エ.ロータンク式
解説:ロータンク式は便器上部のタンクに溜めた水で洗浄する方式で、騒音が小さく節水型と組み合わせやすい。洗浄弁式は給水管直結で連続洗浄に適する。