社労士試験の申込方法と受験の流れ【完全ガイド】
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社会保険労務士試験は、全国社会保険労務士会連合会 試験センターが毎年実施する国家試験です。年1回しかなく、受験資格・申込手続き・試験当日のルール・合格後の登録までを正しく理解することが合格への第一歩。この記事では受験の全流れを完全ガイドします。
受験資格
社労士試験は誰でも受けられるわけではなく、以下のいずれかの受験資格が必要です。
学歴要件
- 大学・短期大学・高等専門学校卒業者
- 修業年限2年以上・62単位以上修得の専門学校卒業者
- 大学で一般教養科目等36単位以上修得した者(中退含む)
実務経験要件
- 労働社会保険諸法令に基づく事務に3年以上従事した者
- 公務員として3年以上、労働社会保険諸法令事務に従事した者
- 社労士・弁護士事務所で3年以上補助業務に従事した者
国家資格等
- 行政書士資格取得者
- 厚生労働大臣が認めた国家試験合格者(税理士・弁理士等)
高卒の方が社労士を目指す場合、①3年以上の実務経験を積む、②行政書士を先に取得する、のいずれかが王道ルート。行政書士なら受験資格不問のため、先に行政書士合格→社労士挑戦という流れで受験資格を得る人も多いです。
試験日・試験時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年8月第4日曜日 |
| 午前 | 選択式(10:30〜11:50・80分) |
| 午後 | 択一式(13:20〜16:50・210分) |
| 合計 | 4時間50分 |
| 試験地 | 全国19都道府県 |
出題形式と配点
選択式(40点満点)
8科目×各5問(20字程度の空欄補充)。各科目5点中3点以上かつ総得点が年度ごとの基準点(第58回は25点)以上が合格基準(科目の基準点は年度により2点に引き下げられることがあります。第58回は雇用保険法が2点以上)。
択一式(70点満点)
7科目×各10問(5肢択一)。各科目10点中4点以上かつ総得点が年度ごとの基準点(第58回は47点)以上が合格基準(科目の基準点は年度により3点に引き下げられることがあります)。
申込方法
- 4月中旬:試験案内の配布開始(連合会ホームページ・協会窓口)
- 4月中旬〜5月末:申込受付期間(令和8年度は4月13日〜5月31日の約7週間)
- 受験手数料15,000円を振込(払込み完了で申込完了)
- 学歴・実務証明書など受験資格証明書類を添付
インターネット申込(推奨)
2021年度からインターネット申込が可能。試験センター公式サイトでマイページ登録後、必要事項入力・書類アップロード・クレジット決済で完了。郵送より早く、不備チェックも即時反映されます。
郵送申込
受験案内を入手し、申請書に記入・証明書類を添付・受験料振替票で15,000円を払い込み、簡易書留で郵送。消印有効日厳守。
試験当日の持ち物・注意事項
- 受験票(8月上旬に郵送)
- 筆記用具(HB鉛筆推奨・消しゴム・鉛筆削り)
- 時計(通信機能・音の出るアラームは禁止)
- 昼食・飲料(長時間試験のため)
- 身分証明書は原則不要(受験票で本人確認)
選択式・択一式とも試験開始30分経過で遅刻入場不可。試験終了時刻の15分前以降は途中退室不可です。また、4時間50分の長丁場なので、食事・水分補給をしっかり計画しておきましょう。
合格発表
合格発表は試験から約1か月余り後の10月第1週(令和8年度は10月1日)。厚生労働省ホームページと社労士試験オフィシャルサイトに合格者受験番号が掲載され、成績(結果)通知書はその約2週間後(令和8年度は10月14日)に普通郵便で発送されます。合格証書は合格発表後に届きます。
合格後の登録手続き
合格しただけでは社労士として業務はできません。以下の手続きが必要です。
- 実務経験確認:2年以上の労働社会保険諸法令事務経験が必要
- 事務指定講習(実務経験不足の場合):通信指導4ヶ月+面接指導4日(7万円程度)
- 社労士会連合会への登録:入会金・登録免許税(3万円)
- 都道府県社労士会への入会:入会金・年会費(合計で年10〜15万円程度)
よくある質問
Q. 社労士試験の受験資格は何ですか?
社労士試験の受験資格は主に①学歴(大卒・短大卒・専門学校卒等)、②実務経験(労働社会保険諸法令関係事務3年以上等)、③一定の国家資格(行政書士等)のいずれか1つを満たす必要があります。高卒のみでは原則受験できませんが、行政書士資格取得や3年以上の実務経験で要件を満たせます。
Q. 社労士試験はいつ・どこで実施されますか?
社労士試験は毎年8月第4日曜日(令和8年度は8月23日)に全国19都道府県で実施されます。受験地は申込時に選びます。試験時間は選択式80分と択一式210分で、合わせて4時間50分です。
Q. 受験料はいくらですか?
受験手数料は15,000円です。合格後に社労士として業務を行うには登録が必要で、登録の費用や都道府県社労士会の会費が別にかかります。金額は全国社会保険労務士会連合会や各都道府県会の案内でご確認ください。
Q. 社労士試験の合格後は何をすればいいですか?
社労士として業務を行うには、2年以上の実務経験または事務指定講習の修了を経て、全国社会保険労務士会連合会への登録と都道府県社労士会への入会が必要です。実務経験が足りない方は、事務指定講習を修了して登録する方法があります。
社会保険労務士 一問一答 →
まとめ
- 受験資格は学歴・実務・国家資格のいずれか
- 試験日は8月第4日曜・受験料15,000円
- 申込は4月中旬〜5月末の約7週間
- 合格発表は10月第1週
- 合格後は登録手続きで初めて業務可能
📋 申込から合格発表までの一般的な流れ
社会保険労務士に限らず、各種試験は概ね以下のステップで進みます。具体的な日程・受験料・申込方法は資格・実施回ごとに異なるため、必ず試験日程ページと公式情報で最新の数値をご確認ください。
- 受験案内の確認:受験資格・試験範囲・申込期間を公式で確認します。
- 受験申込:インターネット申込が主流(資格により郵送可)。顔写真データや本人確認情報が必要な場合があります。
- 受験料の支払い:クレジットカード・コンビニ・払込票など。支払い完了で申込確定です。
- 受験票・受験番号の受領:郵送またはマイページ表示。試験会場・集合時刻はここで確定します。
- 受験:会場(またはCBTテストセンター)で受験します。
- 合格発表:公式サイトの受験番号照会や合否通知で確認します。
- 合格後の手続き:資格により登録・免状交付・講習などの手続きが必要な場合があります。
✅ 試験当日の持ち物チェックリスト
当日あわてないよう、前日までに準備しておきたい基本の持ち物です。
- 受験票(または受験番号・QRコード等の受験者情報)
- 顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
- 筆記用具:マークシート方式はHB〜Bの鉛筆・シャープペンと消しゴム。※CBT方式は会場で用意されることが多く、私物の持ち込み不可の場合があります。
- 腕時計:通信・計算機能のないアナログ/デジタル時計。※会場に時計が無い場合に備えて。スマートウォッチ不可。
- 電卓:使用可の試験のみ(関数電卓不可など条件あり。公式で要確認)。
- 現金・交通系IC:交通費・昼食代など。
- 上着・羽織るもの:会場の空調で温度調整できるように。
- 飲み物・軽食:長時間の試験や待ち時間に備えて。
⏰ 試験当日に気をつけたいこと
- 会場には余裕をもって到着:集合時刻の30分前到着を目安に。交通遅延も想定して経路を前日に確認。
- スマートフォン・スマートウォッチは電源OFF:通信機器の取り扱いは厳格です。指示に従って鞄へ。
- 時間配分を決めておく:得意分野から解く・マークずれを防ぐなど、自分の解答順を事前に固めておきましょう。
- 見直し時間を確保:マーク漏れ・転記ミスは失点に直結します。最後の5〜10分は見直しに充てるのが安全です。
※受験方式(CBT/筆記)・持ち込み可否・受験料・日程は社会保険労務士の実施団体により異なります。受験前に必ず公式情報で最終確認してください。