メンタルヘルス・マネジメント検定II種「労働者からの相談への対応」の一問一答
📖 メンタルヘルス・マネジメント検定II種「労働者からの相談への対応」の全55問と解説(一覧)
メンタルヘルス・マネジメント検定II種の労働者からの相談への対応に関する一問一答(全55問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.コミュニケーションは大きく言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションに分けられる。次のうち非言語的コミュニケーションに該当しないものはどれか。
- ア.話し手の表情や視線
- イ.声の大きさやトーン
- ウ.発せられた言葉の意味内容
- エ.身振りや姿勢
正解:ウ.発せられた言葉の意味内容
解説:言葉そのものの意味内容は言語的コミュニケーションである。表情・視線・姿勢・声の調子などは非言語的コミュニケーションに含まれる。
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問2.対人コミュニケーションにおいて、非言語的コミュニケーションの果たす役割について最も適切なものはどれか。
- ア.非言語的要素は意味伝達にほとんど影響しない
- イ.非言語的要素は感情や態度の伝達に大きく寄与する
- ウ.非言語的要素は言語的要素より常に劣る
- エ.非言語的要素は管理職には不要である
正解:イ.非言語的要素は感情や態度の伝達に大きく寄与する
解説:非言語的メッセージは感情や態度を多く伝え、言語的メッセージと矛盾する場合は非言語的なものが本心を表していることが多い。
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問3.アサーション(アサーティブな自己表現)の考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.自分の意見を押し通すこと
- イ.相手に合わせて自分を抑えること
- ウ.沈黙して対立を避けること
- エ.自分も相手も尊重して率直に表現すること
正解:エ.自分も相手も尊重して率直に表現すること
解説:アサーションは自分の気持ちや考えを率直に表現すると同時に、相手の立場や気持ちも尊重するコミュニケーションのあり方である。
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問4.自己表現の3つのタイプのうち、相手の権利を侵害してでも自分の意見を主張し、相手を不快にさせるタイプを何と呼ぶか。
- ア.攻撃的(アグレッシブ)
- イ.アサーティブ
- ウ.非主張的(ノン・アサーティブ)
- エ.受容的
正解:ア.攻撃的(アグレッシブ)
解説:攻撃的(アグレッシブ)な自己表現は、自分を優先し相手を軽視する表現である。非主張的、アサーティブと区別される。
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問5.自己表現の3つのタイプのうち、自分の気持ちや意見を抑えて相手に譲り、自分を後回しにするタイプはどれか。
- ア.攻撃的(アグレッシブ)
- イ.非主張的(ノン・アサーティブ)
- ウ.アサーティブ
- エ.共感的
正解:イ.非主張的(ノン・アサーティブ)
解説:非主張的(ノン・アサーティブ)な自己表現は自分の意見を表明できず相手に従う傾向であり、ストレスをためやすい。
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問6.積極的傾聴(アクティブ・リスニング)を提唱した心理学者は誰か。
- ア.フロイト
- イ.ロジャーズ
- ウ.マズロー
- エ.セリエ
正解:イ.ロジャーズ
解説:積極的傾聴は来談者中心療法を確立したカール・ロジャーズの考え方に基づく。
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問7.ロジャーズが示したカウンセラーの基本的態度(3条件)に含まれないものはどれか。
- ア.受容(無条件の肯定的配慮)
- イ.共感的理解
- ウ.自己一致(純粋性)
- エ.指示と助言
正解:エ.指示と助言
解説:ロジャーズの3条件は「受容(無条件の肯定的配慮)」「共感的理解」「自己一致(純粋性)」である。指示・助言は含まれない。
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問8.ロジャーズの「自己一致(純粋性)」とはどのような態度か。
- ア.相手に常に同意すること
- イ.沈黙を貫くこと
- ウ.相手を評価して導くこと
- エ.聴き手が自分の感情に正直であること
正解:エ.聴き手が自分の感情に正直であること
解説:自己一致とは、聴き手が自分自身の感情に気づき、それを偽らず、ありのままの自分でいる態度をいう。
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問9.ロジャーズの「共感的理解」を最もよく表しているものはどれか。
- ア.相手の話に客観的な解釈を加えること
- イ.相手の問題点を指摘すること
- ウ.相手の気持ちを相手の立場に立って理解しようとすること
- エ.相手と同じ感情に飲み込まれること
正解:ウ.相手の気持ちを相手の立場に立って理解しようとすること
解説:共感的理解は、相手の 私的な世界をあたかも自分のことのように、しかし「あたかも」という性質を失わずに感じ取ろうとする態度である。
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問10.ロジャーズの「受容(無条件の肯定的配慮)」の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.相手の意見にすべて賛成すること
- イ.相手をありのままに受け止めること
- ウ.相手を条件つきで認めること
- エ.相手の問題を解決してあげること
正解:イ.相手をありのままに受け止めること
解説:受容とは、相手の話や感情を評価・判断せず、条件をつけずありのままに受け止める態度である。
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問11.傾聴における「繰り返し(反射)」の技法として最も適切なものはどれか。
- ア.相手の言葉や感情をそのまま返す
- イ.相手の話を要約して結論づける
- ウ.相手に反対意見を述べる
- エ.話題を変えて気分転換させる
正解:ア.相手の言葉や感情をそのまま返す
解説:繰り返し(反射)は、相手の言葉や感情を聴き手がそのまま、あるいは言い換えて返すことで、理解していることを伝える技法である。
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問12.傾聴において「開かれた質問(オープン・クエスチョン)」に該当するものはどれか。
- ア.「眠れていますか」
- イ.「食欲はありますか」
- ウ.「最近どのように過ごしていますか」
- エ.「会社に行けていますか」
正解:ウ.「最近どのように過ごしていますか」
解説:開かれた質問は「はい・いいえ」では答えられず、相手が自由に語れる質問である。「どのように感じましたか」などが該当する。
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問13.傾聴における「閉ざされた質問(クローズド・クエスチョン)」の特徴として最も適切なものはどれか。
- ア.相手が自由に語ることを促す
- イ.常に避けるべきである
- ウ.「はい・いいえ」で答えられる
- エ.感情を深く引き出すのに最適である
正解:ウ.「はい・いいえ」で答えられる
解説:閉ざされた質問は「はい・いいえ」や短い言葉で答えられる質問で、事実確認に向くが多用すると相手が話しにくくなる。
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問14.パワーハラスメントの相談を受け、事実関係を迅速かつ正確に確認しようとしたが確認が困難な場合の対応として、パワーハラスメント防止指針が例示しているものはどれか。
- ア.行為者と相談者を同席させて、双方の主張を突き合わせる
- イ.相談者に、主張を裏付ける客観的な証拠の提出を求める
- ウ.調停の申請など、中立な第三者機関に紛争処理を委ねる
- エ.産業医に双方との面談を依頼し、事実を認定してもらう
正解:ウ.調停の申請など、中立な第三者機関に紛争処理を委ねる
解説:指針4(3)イは、事実関係を確認していると認められる例として、相談者・行為者の双方から確認し、主張が一致しない場合は第三者からも聴取することのほか、確認が困難な場合などに調停の申請を行うことその他中立な第三者機関に紛争処理を委ねることを挙げている。
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問15.パワーハラスメント防止指針が、相談窓口の担当者の対応について示している内容として、正しいものはどれか。
- ア.事実確認が済むまでは、人事部門と情報を共有せずに対応する
- イ.相談者の心身の状況や受け止めなどの認識にも配慮して対応する
- ウ.マニュアルには頼らず、担当者の裁量で個別に判断して対応する
- エ.相談者の受け止めよりも、行為者の意図を優先して判断する
正解:イ.相談者の心身の状況や受け止めなどの認識にも配慮して対応する
解説:指針4(2)ロは、相談窓口では相談者の心身の状況や当該言動が行われた際の受け止めなどその認識にも配慮しながら、該当するか微妙な場合も含め広く相談に対応するとし、担当者と人事部門とが連携を図ることができる仕組みとすることや、あらかじめ作成したマニュアルに基づき対応することを、適切に対応できるようにしている例として挙げている。
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問16.部下の相談に対して、管理監督者がすぐに解決策を提示することの問題点として最も適切なものはどれか。
- ア.時間がかかりすぎる
- イ.解決策が必ず正しいから問題ない
- ウ.上司の評価が下がる
- エ.相手の気持ちが十分に受け止められない
正解:エ.相手の気持ちが十分に受け止められない
解説:早急な解決策の提示は、相手が十分に話せず、気持ちが受け止められないまま終わり、かえって相談者を孤立させることがある。
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問17.管理監督者が部下の話を傾聴する際の基本姿勢として最も不適切なものはどれか。
- ア.自分の価値観で善悪を判断する
- イ.相手の話を遮らない
- ウ.相手のペースを尊重する
- エ.相づちを打ちながら聴く
正解:ア.自分の価値観で善悪を判断する
解説:傾聴では相手のペースを尊重し、話を遮らない。自分の価値観で善悪を判断するのは傾聴の妨げになる。
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問18.「労働者の心の健康の保持増進のための指針」で、労働者の家族から事業場に労働者に関する相談があった際に、窓口となって対応する体制を整備することが望ましいとされているのはどれか。
- ア.直属の上司である管理監督者
- イ.事業場内産業保健スタッフ等
- ウ.衛生委員会の委員長
- エ.事業場外資源のEAP機関
正解:イ.事業場内産業保健スタッフ等
解説:指針6(3)エは、家族は労働者の不調に最初に気づくことが少なくないとして、事業者は、家族から労働者に関する相談があった際には事業場内産業保健スタッフ等が窓口となって対応する体制を整備し、これを労働者やその家族に周知することが望ましいとしている。
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問19.「労働者の心の健康の保持増進のための指針」が、労働者の家族による気づきや支援を促すために、事業者が行うことが望ましいとしているものはどれか。
- ア.労働者本人の同意を得て、ストレスチェックの結果を家族に通知し、家庭での見守りを依頼する
- イ.ストレスやメンタルヘルスケアの基礎知識、事業場の相談窓口等の情報を、社内報等を通じて家族に提供する
- ウ.家族から労働者に関する相談があった際は、衛生委員会で個別に審議したうえで回答する体制を整える
- エ.家族への情報提供は、労働者が休業に入った時点から、職場復帰支援プログラムに沿って行う
正解:イ.ストレスやメンタルヘルスケアの基礎知識、事業場の相談窓口等の情報を、社内報等を通じて家族に提供する
解説:指針は「労働者の家族による気づきや支援の促進」として、日常的に接している家族は労働者がメンタルヘルス不調に陥った際に最初に気づくことが少なくなく、治療勧奨、休業中、職場復帰時及び職場復帰後のサポートなどに大きな役割を果たすとしています。そのため事業者は、家族に対して、ストレスやメンタルヘルスケアに関する基礎知識、事業場のメンタルヘルス相談窓口等の情報を、社内報や健康保険組合の広報誌等を通じて提供することが望ましいとされています。家族からの相談には、事業場内産業保健スタッフ等が窓口となって対応する体制を整え、それを労働者や家族に周知することが望ましいとされており、衛生委員会で個別に審議して回答する仕組みではありません。家族の役割は治療勧奨から職場復帰後まで及ぶため、情報提供を休業に入った時点からに限る考え方は指針と合いません。ストレスチェックの結果を家族に通知して見守りを依頼することは、指針が家族への支援として挙げている取組に含まれていません。
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問20.解雇・雇止め・賃金の引下げ・いじめ・嫌がらせなど職場のあらゆるトラブルについて、専門の担当者が予約不要・無料で面談や電話に応じ、都道府県労働局や労働基準監督署内などに設けられている窓口はどれか。
- ア.キャリア形成・リスキリング相談コーナー
- イ.産業保健総合支援センター
- ウ.総合労働相談コーナー
- エ.精神保健福祉センター
正解:ウ.総合労働相談コーナー
解説:総合労働相談コーナーは都道府県労働局や労働基準監督署内などに設けられ、解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどあらゆる分野の労働問題を対象に、専門の相談員が面談又は電話で対応する(予約不要・無料)。労働者・事業主のどちらの相談も受け付ける。
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問21.管理監督者が相談対応で行う情報提供・助言について、最も適切なものはどれか。
- ア.相手の話を聴く前に助言する
- イ.一つの方法を強制する
- ウ.本人が選択できるよう情報を提供する
- エ.助言は一切しない
正解:ウ.本人が選択できるよう情報を提供する
解説:助言は相手の状況や気持ちを十分に聴いたうえで、本人が選択できるよう情報を提供する形が望ましい。
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問22.部下に紹介できる相談先のうち、厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトで、電話・SNS・メールによる相談窓口も設けているものはどれか。
- ア.いのちの電話
- イ.あかるい職場応援団
- ウ.こころの耳
- エ.精神保健福祉センター
正解:ウ.こころの耳
解説:「こころの耳」は厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトで、働く人の「こころの耳電話相談」「こころの耳SNS相談」「こころの耳メール相談」を設けている。「あかるい職場応援団」は厚生労働省の職場のハラスメント対策のポータルサイト、いのちの電話は民間の電話相談、精神保健福祉センターは都道府県・指定都市の機関である。
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問23.事業場内の相談先として産業医が担う役割として最も適切なものはどれか。
- ア.人事評価を決定する
- イ.給与計算を行う
- ウ.懲戒処分を決める
- エ.労働者の健康管理について専門的助言を行う
正解:エ.労働者の健康管理について専門的助言を行う
解説:産業医は労働者の健康管理について専門的立場から助言・指導を行い、就業上の措置に関する意見を述べる役割を担う。
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問24.事業場外資源としてのEAP(従業員支援プログラム)の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.社内の懲戒委員会
- イ.従業員の心の健康問題を専門的に支援する外部資源
- ウ.労働基準監督署
- エ.労働組合の福利厚生係
正解:イ.従業員の心の健康問題を専門的に支援する外部資源
解説:EAPは従業員の心の健康問題などに専門的支援を提供する外部機関・サービスであり、相談やコンサルテーションを行う。
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問25.部下の主治医との連携について、管理監督者が留意すべき点として最も適切なものはどれか。
- ア.本人の同意なく主治医に連絡してよい
- イ.主治医より自分の判断を優先する
- ウ.本人の同意を得たうえで連携する
- エ.主治医とは一切関わらない
正解:ウ.本人の同意を得たうえで連携する
解説:主治医に情報提供や連絡を行う際は、原則として本人の同意を得る必要がある。本人を無視した接触は避ける。
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問26.「眠れないので寝酒をしている」と相談してきた部下に情報提供する際、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が示すアルコールと睡眠の関係として、正しいものはどれか。
- ア.寝つきを悪くするが、睡眠後半の深い睡眠を増やす
- イ.一時的に寝つきを促すが、睡眠後半の眠りの質を悪化させる
- ウ.寝つきにも睡眠後半にも影響せず、翌朝の眠気だけを強める
- エ.睡眠前半の深い睡眠を減らすが、中途覚醒は減らす
正解:イ.一時的に寝つきを促すが、睡眠後半の眠りの質を悪化させる
解説:睡眠ガイド2023は、アルコールは一時的には寝つきを促進し睡眠前半では深い睡眠を増加させるが、睡眠後半の眠りの質は顕著に悪化し、飲酒量が増えるにつれて中途覚醒回数が増加するとしている。連用で依存や耐性も形成されるため、寝酒は推奨されない。
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問27.相談で知り得た部下の健康情報の取り扱いとして最も適切なものはどれか。
- ア.必要最小限の範囲で慎重に取り扱う
- イ.誰にでも自由に共有してよい
- ウ.本人に断りなく人事台帳に詳細記載する
- エ.廃棄せず誰でも見られる場所に保管する
正解:ア.必要最小限の範囲で慎重に取り扱う
解説:健康情報は機微な個人情報であり、目的に沿った範囲で、必要最小限の関係者にのみ、本人の同意を踏まえて取り扱う。
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問28.「眠れない」と相談してきた部下に情報提供する際、厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」で、スムーズな入眠のために寝床に就く前にリラックスする時間として少なくとも確保することが有効とされているのはどれか。
- ア.15分
- イ.30分
- ウ.1時間
- エ.2時間
正解:ウ.1時間
解説:睡眠ガイド2023は、スムーズに入眠するにはリラックスし脳の興奮を鎮めることが大切で、寝床に就く前に少なくとも1時間は家事や仕事、勉強に追われずリラックスする時間を確保することが有効としている。また、眠気がないのに無理に眠ろうとすると寝つきを悪化させることがあるとしている。
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問29.部下が相談をためらう要因として考えられるものはどれか。
- ア.上司との信頼関係がある
- イ.プライバシーが守られている
- ウ.気軽に話せる雰囲気がある
- エ.評価への影響を心配する
正解:エ.評価への影響を心配する
解説:評価への影響や周囲に知られる不安、上司との距離などが相談をためらわせる。日常の信頼関係構築が予防になる。
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問30.傾聴において沈黙が生じたとき、管理監督者の対応として最も適切なものはどれか。
- ア.すぐに話題を変える
- イ.相手が考える時間として尊重する
- ウ.沈黙を埋めるため自分が話し続ける
- エ.相談を打ち切る
正解:イ.相手が考える時間として尊重する
解説:沈黙は相手が考えを整理している時間でもある。無理に言葉を挟まず、相手のペースを尊重して待つことが大切である。
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問31.傾聴の技法のうち「要約」の目的として最も適切なものはどれか。
- ア.相手の話を否定する
- イ.相手に反論する材料を集める
- ウ.話の要点を整理して理解を確認する
- エ.話を早く切り上げる
正解:ウ.話の要点を整理して理解を確認する
解説:要約は相手が話した内容の要点を聴き手が整理して返し、理解の確認と話の整理を助ける技法である。
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問32.管理監督者が部下の相談を受ける際、「評価者」としての立場が相談に与える影響について最も適切なものはどれか。
- ア.評価者であることは相談に影響しない
- イ.評価者だから相談には最適である
- ウ.部下が本音を話しにくくなることがある
- エ.評価を盾に相談を強制すべきである
正解:ウ.部下が本音を話しにくくなることがある
解説:上司は人事評価者でもあるため、部下が本音を話しにくい場合がある。必要に応じて産業保健スタッフ等の中立的相談先につなぐ配慮が要る。
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問33.部下からの相談に対し、管理監督者が「説得」しようとすることの問題点はどれか。
- ア.時間が短縮される
- イ.相手が受け止められていないと感じる
- ウ.信頼関係が深まる
- エ.相手が安心する
正解:イ.相手が受け止められていないと感じる
解説:説得は相手の考えを変えさせようとする行為で、相手が受け止められていないと感じ、心を閉ざす原因になる。
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問34.相づちや「うなずき」が傾聴において果たす役割として最も適切なものはどれか。
- ア.聴いていることを伝え話を促す
- イ.話を早く終わらせる
- ウ.相手の話を妨げる
- エ.評価していることを示す
正解:ア.聴いていることを伝え話を促す
解説:相づちやうなずきは「あなたの話を聴いている」という非言語的メッセージを伝え、相手が話しやすくなる。
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問35.管理監督者が部下と面談する際の環境設定として最も適切なものはどれか。
- ア.人通りの多い廊下で立ち話する
- イ.他の社員が同席する会議室で行う
- ウ.プライバシーが守られる落ち着いた場所を選ぶ
- エ.オープンスペースで大声で話す
正解:ウ.プライバシーが守られる落ち着いた場所を選ぶ
解説:プライバシーが守られ落ち着いて話せる場所を選ぶことが、安心して相談できる環境づくりにつながる。
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問36.アサーティブな自己表現を身につけることの意義として最も適切なものはどれか。
- ア.相手を言い負かせるようになる
- イ.自分の意見を常に通せる
- ウ.自他を尊重しストレスをためにくくなる
- エ.沈黙を保てるようになる
正解:ウ.自他を尊重しストレスをためにくくなる
解説:アサーションは自他を尊重した率直な表現を可能にし、過度なストレスをためずに良好な人間関係を築く助けになる。
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問37.管理監督者が部下の話を聴くとき、「自分の価値観で評価しながら聴く」ことの弊害として最も適切なものはどれか。
- ア.相手が安心して話せる
- イ.相手の真意を正確に理解できる
- ウ.相談時間が短くなる
- エ.相手が率直に話せなくなる
正解:エ.相手が率直に話せなくなる
解説:評価しながら聴くと相手の真意を歪めて受け取り、相手も評価されていると感じて率直に話せなくなる。
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問38.管理監督者が相談対応で「共感」を示すことと「同情」との違いとして最も適切なものはどれか。
- ア.共感は相手の立場で理解し、同情は感情に飲み込まれる
- イ.共感と同情は同じである
- ウ.同情の方が望ましい
- エ.共感は相手を哀れむことである
正解:ア.共感は相手の立場で理解し、同情は感情に飲み込まれる
解説:共感は相手の気持ちを相手の立場で理解しようとすることで、相手と一体化して感情に飲み込まれる同情とは区別される。
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問39.管理監督者が部下に対し、専門機関を紹介する際の説明として最も適切なものはどれか。
- ア.機関名だけ伝えて後は本人任せにする
- イ.紹介後は一切関与しない
- ウ.利用を強制する
- エ.機関の役割や守秘の仕組みを分かりやすく伝える
正解:エ.機関の役割や守秘の仕組みを分かりやすく伝える
解説:紹介する際は、相手が安心して利用できるよう、機関の役割や守秘義務などの情報を分かりやすく伝えることが望ましい。
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問40.ストレスチェックの結果、面接指導が必要とされた高ストレス者が医師による面接指導を申し出る時期について、労働安全衛生規則の定めとして正しいものはどれか。
- ア.結果の通知から1年以内であればいつでも
- イ.次回のストレスチェックの実施日まで
- ウ.管理監督者の承認を得た後
- エ.結果の通知を受けた後、遅滞なく
正解:エ.結果の通知を受けた後、遅滞なく
解説:安衛則52条の16は、面接指導の申出は要件に該当する労働者が検査結果の通知を受けた後、遅滞なく行うものとし(1項)、事業者は申出があったときは遅滞なく面接指導を行わなければならないとしている(2項)。検査を行った医師等は申出を勧奨することができる(3項)。
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問41.管理監督者が相談を受ける際、「問題解決は本人が主体である」という考え方として最も適切なものはどれか。
- ア.本人が解決の主体であり支援する
- イ.管理監督者がすべて解決すべきである
- ウ.本人に解決を丸投げして関わらない
- エ.解決は人事部の役割である
正解:ア.本人が解決の主体であり支援する
解説:傾聴を通じて本人が自分で考え整理し、解決に向かう力を引き出すことが大切で、管理監督者が代わりに解決するのではない。
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問42.「労働者の心の健康の保持増進のための指針」で、管理監督者が特に話を聞き、必要に応じて相談や受診を促すよう努める対象として例示されている労働者はどれか。
- ア.昇進して新たに管理職の役職に就いた者
- イ.定期健康診断で有所見と判定された者
- ウ.強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した者
- エ.前回のストレスチェックを受けなかった者
正解:ウ.強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した者
解説:指針6(3)イは、管理監督者は、特に長時間労働等により疲労の蓄積が認められる労働者、強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した労働者、その他特に個別の配慮が必要と思われる労働者から、話を聞き、適切な情報を提供し、必要に応じ事業場内産業保健スタッフ等や事業場外資源への相談や受診を促すよう努めるとしている。
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問43.管理監督者が傾聴する際、「言い換え(パラフレーズ)」を用いる目的として最も適切なものはどれか。
- ア.うなずきや相づちを入れ、相手の発言を促す
- イ.長い話のエッセンスをまとめて、要点を確かめる
- ウ.相手の話を聴き手の言葉で表し直して返し、理解を確かめる
- エ.今ここで感じている気持ちに焦点を当て、自己理解を促す
正解:ウ.相手の話を聴き手の言葉で表し直して返し、理解を確かめる
解説:言い換え(いいかえ)は、相手が用いた言葉を別の表現に置き換えて伝え返す技法で、聴き手の理解が合っているかを相手との間で確かめ、話の焦点をはっきりさせる。うなずきや相づちで発言を促すのは「はげまし」、話のエッセンスをまとめて確認するのは「要約」、話し手が今ここで感じている気持ちに焦点を当てて返し、自分の感情への気づきや自己理解を助けるのは「感情の反映」である。いずれも傾聴の技法だが、言い換えとは別のものである。
根拠: 厚生労働省 キャリアコンサルティング研修テキスト(平成24年度)第15章 PDF p.3 ③はげまし、いいかえ、要約(はげまし=うなずき・相づちで発言を促す、いいかえ=相手の用いた言葉を別の表現に置き換える、要約=話のエッセンスを確認する。会話を活性化し焦点を明確化)、④感情の反映(今ここで感じている気持ちに焦点を当てる。自分の感情に気づく機会・自己理解に役立つ) / 岩手県立総合教育センター「傾聴・応答・質問技法」 Ⅱ「応答」の効果(相手の経験・感じていることを的確に捉え、相手に伝え返して確認する)
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問44.管理監督者が部下から相談を受けた内容を、上位者や産業保健スタッフと共有する必要がある場合の原則として最も適切なものはどれか。
- ア.本人の同意を得て必要な範囲で共有する
- イ.本人に断りなく自由に共有する
- ウ.共有は一切してはならない
- エ.誰にでも全内容を共有する
正解:ア.本人の同意を得て必要な範囲で共有する
解説:本人の利益のために共有が必要な場合でも、原則として本人の同意を得て、必要な範囲に限って共有する。
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問45.傾聴のなかで「感情の反映」を行う目的として最も適切なものはどれか。
- ア.相手の感情を否定する
- イ.相手を笑わせる
- ウ.相手の感情を言葉にして理解を伝える
- エ.感情を無視して事実だけ扱う
正解:ウ.相手の感情を言葉にして理解を伝える
解説:感情の反映は、相手の言葉の背後にある感情を言葉にして返すことで、相手に理解されていると感じてもらう技法である。
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問46.管理監督者が部下の相談に応じる際、「秘密は守る」と安易に約束することの問題点として最も適切なものはどれか。
- ア.管理監督者が相談に応じること自体が越権となる
- イ.相談内容を人事部門へ報告するという原則に反する
- ウ.部下に産業医への相談や受診を勧められなくなる
- エ.安全確保のため共有が必要な場合に対応できなくなる
正解:エ.安全確保のため共有が必要な場合に対応できなくなる
解説:健康情報を含む労働者の個人情報を第三者へ提供するには、原則として本人の同意が必要である。ただし、労働者の生命や健康の保護のために緊急かつ重要と判断される場合は、本人の同意を得るよう努めたうえで、必要な範囲で積極的に利用すべき場合もある。「秘密は必ず守る」と安易に約束すると、こうした場面で必要な共有ができなくなる。相談内容は人事部門へ報告するのが原則なのではない。また、管理監督者は「ラインによるケア」として部下の相談に応じ、必要に応じて産業保健スタッフ等への相談や受診を促す立場にあり、相談に応じることは越権ではなく、秘密を守ることで受診を勧められなくなるわけでもない。
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問47.管理監督者のコミュニケーションにおいて、メッセージを「私(アイ)メッセージ」で伝えることの利点として最も適切なものはどれか。
- ア.相手を責めずに自分の気持ちを伝えられる
- イ.相手を強く非難できる
- ウ.責任を相手に押しつけられる
- エ.命令口調になる
正解:ア.相手を責めずに自分の気持ちを伝えられる
解説:「私は〜と感じる」というアイメッセージは、相手を責めずに自分の気持ちを伝えられ、アサーティブな表現に役立つ。
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問48.管理監督者が部下の相談で「アドバイスのしすぎ」に陥らないために大切なことは何か。
- ア.十分に傾聴したうえで必要時に情報提供する
- イ.最初から助言を中心にする
- ウ.助言は一切しない
- エ.自分の成功体験を繰り返し語る
正解:ア.十分に傾聴したうえで必要時に情報提供する
解説:まず十分に傾聴し、相手の気持ちと状況を理解したうえで、本人が望むときに情報提供する姿勢が大切である。
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問49.非言語的コミュニケーションのうち、相手との物理的な距離(対人距離)に関する説明として最も適切なものはどれか。
- ア.対人距離は意味を持たない
- イ.適切な距離は安心感に関係する
- ウ.近いほど常に良い
- エ.距離は言語に含まれる
正解:イ.適切な距離は安心感に関係する
解説:対人距離も非言語的コミュニケーションの一要素であり、近すぎると圧迫感を、遠すぎるとよそよそしさを与えることがある。
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問50.パワーハラスメント防止指針で、事業主が相談窓口をあらかじめ定めていると認められる例として挙げられているものはどれか。
- ア.外部の機関に相談への対応を委託すること
- イ.相談があった都度、対応する担当者を決めること
- ウ.相談は書面の提出があった場合に限り受け付けること
- エ.管理監督者全員の個人の連絡先を掲示すること
正解:ア.外部の機関に相談への対応を委託すること
解説:指針4(2)イは、相談窓口をあらかじめ定めて労働者に周知することを求め、その例として、相談に対応する担当者をあらかじめ定めること、相談に対応するための制度を設けること、外部の機関に相談への対応を委託することを挙げている。
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問51.管理監督者が部下を専門家へ橋渡しした後の関わりとして最も適切なものはどれか。
- ア.橋渡し後は一切関わらない
- イ.本人の同意のもと連携と見守りを続ける
- ウ.専門家の指示を無視する
- エ.本人を職場から排除する
正解:イ.本人の同意のもと連携と見守りを続ける
解説:橋渡し後も、本人の同意のもと産業保健スタッフ等と連携しながら、職場での配慮や見守りを継続することが望ましい。
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問52.相談を受けた管理監督者が「自分の感情に巻き込まれず冷静に聴く」ことの意義として最も適切なものはどれか。
- ア.相手を突き放すため
- イ.相談を早く終えるため
- ウ.相手より優位に立つため
- エ.客観性を保ち適切に支援するため
正解:エ.客観性を保ち適切に支援するため
解説:聴き手が感情に巻き込まれると客観性を失う。自己一致を保ちつつ冷静に聴くことで適切な支援につながる。
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問53.管理監督者が相談対応スキルとして「傾聴」を重視する理由として最も適切なものはどれか。
- ア.相手が安心して気持ちを表出できるから
- イ.早く助言を与えるため
- ウ.相手を評価しやすくするため
- エ.会話を短くするため
正解:ア.相手が安心して気持ちを表出できるから
解説:傾聴によって相手は安心して気持ちを表出でき、それ自体が心理的支援となり、問題の整理や早期対応につながる。
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問54.管理監督者が、相談に来た部下に対して「ねぎらいの言葉」をかけることの意義として最も適切なものはどれか。
- ア.相談したことを肯定し安心感を与えるため
- イ.相手を油断させるため
- ウ.責任を回避するため
- エ.早く話を切り上げるため
正解:ア.相談したことを肯定し安心感を与えるため
解説:相談に来たこと自体を肯定的に受け止めねぎらうことで、相手は安心し、相談してよかったと感じられる。
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問55.管理監督者が社内外の相談資源を部下に紹介する際、把握しておくべき情報として最も適切でないものはどれか。
- ア.相談窓口の場所や連絡方法
- イ.利用にあたっての守秘の仕組み
- ウ.相談員のプライベートな個人情報
- エ.利用できる時間や費用
正解:ウ.相談員のプライベートな個人情報
解説:相談資源の所在・利用方法・守秘の仕組みなどは把握すべきだが、相談員個人のプライベートな情報まで把握する必要はない。