秘書検定2級 全分野の一問一答
📖 秘書検定2級「全分野」の全375問と解説(一覧)
秘書検定2級の全分野に関する一問一答(全375問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.会議で、提出された複数の議案を一度にまとめて議題として取り上げ、審議することを何というか。
- ア.一括上程
- イ.動議
- ウ.採択
- エ.継続審議
正解:ア.一括上程
解説:関連する複数の議案をまとめて一括で審議にかけることを「一括上程」という。個別に審議する手間を省き、効率よく議事を進めるために行われる。
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問2.会議の採決で賛成と反対が同数になったとき、議長が決定権として投じる一票のことを何というか。
- ア.定足数
- イ.キャスティングボート
- ウ.動議
- エ.委任状
正解:イ.キャスティングボート
解説:賛否同数の場合に議長が持つ決定権としての一票を「キャスティングボート」という。議長の判断で可否が決まるため、議事運営上重要な権限である。
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問3.会議で提出された議案を、審議のうえ正式に採用・可決することを何というか。
- ア.上程
- イ.招集
- ウ.採択
- エ.答申
正解:ウ.採択
解説:提出された議案や案を審議し、正式に採用・可決することを「採択」という。否決(不採用)と対になる語で、採決の結果として用いられる。
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問4.結論が出ず、次回以降の会議に持ち越して引き続き審議することを何というか。
- ア.採決
- イ.採択
- ウ.動議
- エ.継続審議
正解:エ.継続審議
解説:その会議で結論に至らず、次回以降に持ち越して審議を続けることを「継続審議」という。「保留」「先送り」とは異なり、改めて正式に審議する点が特徴である。
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問5.諮問機関が、上位の機関などから意見を求められること(問い)に対し、調査・審議して回答することを何というか。
- ア.招集
- イ.上程
- ウ.採択
- エ.答申
正解:エ.答申
解説:意見を求める「諮問」に対し、審議の結果を回答するのが「答申」である。委員会などが行政機関へ意見を述べる場合などに用いられ、諮問と対の関係にある。
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問6.会議の開催を構成員に正式に知らせる通知を一般に何というか。
- ア.招集通知
- イ.議事録
- ウ.委任状
- エ.始末書
正解:ア.招集通知
解説:会議を開くために構成員へ出席を求めて出す正式な通知を「招集通知(開催通知)」という。日時・場所・議題などを記載し、定められた期日までに発する必要がある。
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問7.会議に出席できない人が、議決権の行使を他の出席者に委ねるために提出する書面を何というか。
- ア.始末書
- イ.回覧
- ウ.稟議書
- エ.委任状
正解:エ.委任状
解説:欠席者が自分の議決権の行使を他の出席者に任せるために出す書面を「委任状」という。定足数の算定にも関わるため、会議準備で取りまとめが必要になる。
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問8.議事録に必ず記載すべき項目として、最も適当でないものはどれか。
- ア.開催の日時と場所
- イ.出席者の氏名と人数
- ウ.出席者個人の私的な感想
- エ.議題と決定事項
正解:ウ.出席者個人の私的な感想
解説:議事録には開催日時・場所・出席者・議題・審議経過・決定事項などを記載する。出席者個人の私的な感想は記録の対象ではなく、客観的な事実を簡潔に記す。
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問9.会議の配席で、議長や主催者から見て一般に「上座」とされる位置はどこか。最も適当なものを選べ。
- ア.出入り口に最も近い席
- イ.議長のすぐ左隣の席
- ウ.出入り口から最も遠い席
- エ.窓を背にしない壁際の席
正解:ウ.出入り口から最も遠い席
解説:会議室では一般に出入り口から最も遠い席が上座、出入り口に近い席が下座となる。来客や役職の高い人を上座に案内するのが基本的な配席の考え方である。
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問10.数十人規模の会議で、議長を中心に左右に出席者が向かい合う形に机を並べる配置を一般に何形式というか。
- ア.スクール形式
- イ.コの字型
- ウ.円卓形式
- エ.劇場形式
正解:イ.コの字型
解説:中央を空け、左右に向かい合って着席する配置を「コの字型(またはロの字型)」という。出席者が互いの顔を見て討議しやすく、会議や役員会で多く用いられる。
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問11.講演会やセミナーなどで、演台に向かって椅子だけを多数並べる配置を一般に何形式というか。
- ア.円卓形式
- イ.コの字型
- ウ.劇場形式
- エ.対面形式
正解:ウ.劇場形式
解説:机を置かず椅子だけを前向きに並べる配置を「劇場(シアター)形式」という。多人数を収容でき、聴衆が話を聞くことを主とする講演会などに適している。
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問12.会議の議事進行をつかさどり、採決を宣言する役割を担う人を一般に何というか。
- ア.書記
- イ.議長
- ウ.幹事
- エ.座長
正解:イ.議長
解説:会議の進行を取り仕切り、発言の整理や採決の宣言を行う人を「議長」という。中立の立場で議事を運営し、定足数の確認や採決の管理を担う。
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問13.あるテーマについて立場の異なる複数の講演者が意見を発表し、聴衆の質問にも答える討論形式を何というか。
- ア.バズセッション
- イ.シンポジウム
- ウ.ブレインストーミング
- エ.ロールプレイング
正解:イ.シンポジウム
解説:複数の講演者が壇上で講演し、その後聴衆との質疑応答を行う形式を「シンポジウム」という。専門家どうしが討論するパネルディスカッションと区別される。
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問14.大人数を少人数の班に分けて話し合わせ、その結果を持ち寄ってまとめる会議方式を何というか。
- ア.バズセッション
- イ.パネルディスカッション
- ウ.シンポジウム
- エ.フォーラム
正解:ア.バズセッション
解説:参加者を小グループ(班)に分けて短時間討議させ、各班の結論を全体で発表・集約する方式を「バズセッション」という。多人数から意見を引き出すのに適する。
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問15.社内文書のうち、業務上の決裁を関係者に回して承認を得るために用いる文書はどれか。
- ア.報告書
- イ.議事録
- ウ.通達
- エ.稟議書
正解:エ.稟議書
解説:担当者が起案し、関係者へ順に回して承認(決裁)を得る社内文書を「稟議書」という。会議を開かずに決裁を得る手段として用いられ、押印で承認を示す。
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問16.上位者や上位機関から下位者へ、職務上の命令や指示として一方的に知らせる社内文書を何というか。
- ア.稟議書
- イ.回覧
- ウ.通達
- エ.照会
正解:ウ.通達
解説:上位から下位へ職務上の命令・方針を伝達する社内文書を「通達」という。連絡や周知を目的とする「通知」より拘束力が強く、従うべき指示として扱われる。
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問17.出張や調査などの結果を、命じた相手に知らせるために作成する社内文書を何というか。
- ア.報告書
- イ.案内状
- ウ.督促状
- エ.委任状
正解:ア.報告書
解説:指示された業務や調査の結果を報告するためにまとめる文書を「報告書」という。事実を客観的・簡潔に記し、必要に応じて所見を分けて書くのが基本である。
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問18.取引先に対し、不明な点を問い合わせて回答を求めるために出す社外文書を何というか。
- ア.照会状
- イ.督促状
- ウ.わび状
- エ.案内状
正解:ア.照会状
解説:不明点や条件などを問い合わせて回答を求める社外文書を「照会状」という。これに答えて出すのが「回答状」で、照会と回答は対の関係にある。
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問19.支払いや返済が遅れている相手に、履行を促すために出す文書を何というか。
- ア.回答状
- イ.礼状
- ウ.案内状
- エ.督促状
正解:エ.督促状
解説:代金の支払いや返却が滞っている相手に履行を促す文書を「督促状(催促状)」という。相手の体面に配慮しつつ、期日と内容を明確に示して請求する。
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問20.こちらの手違いや迷惑をかけたことについて、相手にわびるために出す社外文書を何というか。
- ア.照会状
- イ.依頼状
- ウ.回答状
- エ.わび状
正解:エ.わび状
解説:ミスや迷惑をかけたことを謝罪するために出す文書を「わび状(おわび状)」という。言い訳に終始せず、事実を認めてわび、今後の対応を示すのがよい。
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問21.丁重な手紙で頭語「謹啓」を用いたとき、対応する結語として最も適当なものはどれか。
- ア.謹言
- イ.草々
- ウ.かしこ
- エ.以上
正解:ア.謹言
解説:改まった手紙の頭語「謹啓」には「謹言」または「謹白」「敬白」が対応する。「拝啓-敬具」よりも丁重な組み合わせで、目上や重要な相手に用いる。
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問22.前文(あいさつ)を省略する頭語「前略」を用いたとき、対応する結語として正しいものはどれか。
- ア.敬具
- イ.謹白
- ウ.草々
- エ.かしこ
正解:ウ.草々
解説:前文を省く「前略」で書き始めた手紙は「草々(早々)」で結ぶ。急ぎの用件や略式の手紙に用いる組み合わせで、丁重な相手には避けるのが無難である。
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問23.頭語「拝復」を用いるのは、どのような場合か。最も適当なものを選べ。
- ア.こちらから初めて出す手紙
- イ.相手の手紙への返信
- ウ.急ぎの略式の手紙
- エ.女性が出す手紙
正解:イ.相手の手紙への返信
解説:「拝復」は相手からの手紙への返信に用いる頭語で、結語は「敬具」が対応する。こちらから初めて出す手紙には「拝啓」を用い、用途を区別する。
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問24.書類や品物などを「よく確認して受け取ってください」と伝えるときに用いる慣用表現はどれか。
- ア.ご査収ください
- イ.ご笑納ください
- ウ.ご恵贈ください
- エ.ご放念ください
正解:ア.ご査収ください
解説:送付物を確かめて受け取ってほしいときの慣用表現が「ご査収ください」である。請求書や資料などを同封する社外文書でよく用いられる。
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問25.贈り物に添える手紙で「つまらないものですが受け取ってください」とへりくだって言う慣用表現はどれか。
- ア.ご査収ください
- イ.ご放念ください
- ウ.ご笑納ください
- エ.ご自愛ください
正解:ウ.ご笑納ください
解説:贈答品を相手に受け取ってもらうときにへりくだって用いる慣用表現が「ご笑納ください」である。「笑って納めてほしい」という謙遜の気持ちを表す。
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問26.9月に出す手紙の時候のあいさつとして、最も適当なものはどれか。
- ア.新緑の候
- イ.初春の候
- ウ.盛夏の候
- エ.初秋の候
正解:エ.初秋の候
解説:9月は秋の初めにあたり「初秋の候」が適する。「新緑の候」は5月、「盛夏の候」は7〜8月、「初春の候」は1月など、月に応じた時候の語を選ぶ。
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問27.1月(新年)に出す手紙の時候のあいさつとして、最も適当なものはどれか。
- ア.向暑の候
- イ.晩秋の候
- ウ.梅雨の候
- エ.初春の候
正解:エ.初春の候
解説:1月は「初春の候」「新春の候」が適する。「向暑の候」は初夏、「晩秋の候」は11月頃、「梅雨の候」は6月など、それぞれの季節に応じて使い分ける。
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問28.5月頃に出す手紙の時候のあいさつとして、最も適当なものはどれか。
- ア.新緑の候
- イ.厳寒の候
- ウ.猛暑の候
- エ.紅葉の候
正解:ア.新緑の候
解説:若葉が茂る5月頃は「新緑の候」「薫風の候」が適する。「厳寒の候」は1〜2月、「猛暑の候」は盛夏、「紅葉の候」は秋で、季節の語を取り違えないよう注意する。
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問29.目上の取引先の役員あての社外文書で、宛名に付ける敬称として最も適当なものはどれか。
- ア.殿
- イ.様
- ウ.御中
- エ.各位
正解:イ.様
解説:個人あての文書では役職に関わらず「様」を用いるのが最も一般的で丁寧。「殿」はやや事務的で目下に使われる傾向があり、社外の目上には「様」が無難である。
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問30.「殿」という敬称の使い方の説明として、最も適当なものはどれか。
- ア.会社や団体あてに用いる
- イ.複数の人に同時に用いる
- ウ.公文書や辞令などで個人に用いる
- エ.本人にしか開けさせない意味を表す
正解:ウ.公文書や辞令などで個人に用いる
解説:「殿」は官公庁の公文書や社内の辞令などで用いられるが、やや事務的・上から目線の印象があるため、社外の目上には「様」を使うのが一般的である。
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問31.「各位」の使い方として、適当でないものはどれか。
- ア.会員各位と書く
- イ.お得意様各位と書く
- ウ.関係者各位と書く
- エ.お客様各位様と書く
正解:エ.お客様各位様と書く
解説:「各位」自体に敬意が含まれるため「各位様」と重ねるのは誤り。「会員各位」のように用い、団体名には「御中」、個人には「様」と、対象で使い分ける。
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問32.恩師や医師、弁護士などへの宛名で、敬称「先生」を用いるのが最も適当な相手はどれか。
- ア.取引先の一般社員
- イ.学校時代の恩師
- ウ.会社の総務部
- エ.複数の従業員
正解:イ.学校時代の恩師
解説:「先生」は教師・医師・弁護士・政治家など、指導的立場や専門職の人への敬称として用いる。一般の取引先には「様」を使い、相手の立場で使い分ける。
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問33.文書の保存・廃棄を管理するうえで、「保存年限」を定める主な目的として最も適当なものはどれか。
- ア.すべての文書を永久に保存するため
- イ.必要な期間保存し、不要な文書を計画的に廃棄するため
- ウ.文書をできるだけ早く処分するため
- エ.上司の指示なく文書を捨てるため
正解:イ.必要な期間保存し、不要な文書を計画的に廃棄するため
解説:保存年限を定めるのは、必要な文書を一定期間確実に残しつつ、不要な文書を計画的に廃棄して保管スペースと管理の手間を適正に保つためである。
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問34.日常よく利用し、すぐ取り出せるよう手元で管理している文書のことを一般に何というか。
- ア.現用文書
- イ.廃棄文書
- ウ.非現用文書
- エ.秘文書
正解:ア.現用文書
解説:現在進行中で頻繁に使う文書を「現用文書(活用文書)」といい、手元やキャビネットで管理する。使用頻度が下がったものは書庫などへ移して保存する。
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問35.「秘」扱いの文書を社内でコピーするときの取り扱いとして、最も適当なものはどれか。
- ア.必要な部数だけ取り、配布先を記録する
- イ.誰でも使えるよう多めに印刷しておく
- ウ.コピー後の原本を機械に置いたままにする
- エ.ミスコピーをそのままごみ箱に捨てる
正解:ア.必要な部数だけ取り、配布先を記録する
解説:秘文書のコピーは必要最小限の部数にとどめ、部数や配布先を記録して管理する。コピー機に原本を置き忘れない、不要なミスコピーは確実に処分するなど厳重に扱う。
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問36.郵便で、差出人が多数の郵便物を一度に出す際、料金を一括して支払い、後日まとめて精算する方法はどれか。
- ア.料金別納
- イ.簡易書留
- ウ.現金書留
- エ.料金後納
正解:エ.料金後納
解説:毎月の郵便物が多い場合に、料金を後日一括して支払う方法を「料金後納」という。一定の承認が必要で、切手を貼らず所定の表示をして差し出す。
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問37.同一料金の郵便物を一度に多数(原則10通以上)差し出すとき、切手を貼らずに料金をまとめて支払う方法はどれか。
- ア.書留
- イ.料金後納
- ウ.速達
- エ.料金別納
正解:エ.料金別納
解説:同じ料金の郵便物を一度にまとめて差し出し、その場で料金を支払う方法を「料金別納」という。切手を貼る手間が省け、案内状の一斉発送などに用いられる。
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問38.引き受けの記録は残るが配達の記録は残らず、書留より安価な郵便サービスはどれか。
- ア.現金書留
- イ.特定記録
- ウ.レターパックプラス
- エ.ゆうメール
正解:イ.特定記録
解説:「特定記録郵便」は引き受けの記録が残り郵便受けに配達されるが、配達時の受領印は不要で、書留より安価。送付の事実を記録に残したいときに用いる。
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問39.現金を郵送する場合に法律上必ず利用しなければならない郵便はどれか。
- ア.普通郵便
- イ.簡易書留
- ウ.現金書留
- エ.特定記録
正解:ウ.現金書留
解説:現金を送るときは法律上「現金書留」を用いなければならない。専用の封筒を使い、万一の紛失時には申告額の範囲で損害が補償される。
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問40.一般書留と簡易書留の違いの説明として、最も適当なものはどれか。
- ア.簡易書留の方が補償額が大きい
- イ.一般書留は配達の記録が残らない
- ウ.一般書留の方が全経路の記録があり補償も大きい
- エ.どちらも記録は残らない
正解:ウ.一般書留の方が全経路の記録があり補償も大きい
解説:一般書留は引き受けから配達までの全経路が記録され損害賠償の上限も高い。簡易書留は引き受けと配達のみ記録され、賠償は原則5万円まで・料金も安い。
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問41.信書(手紙)を送ることができない郵便・配送サービスはどれか。最も適当なものを選べ。
- ア.速達
- イ.書留
- ウ.レターパック
- エ.ゆうメール
正解:エ.ゆうメール
解説:「ゆうメール」は冊子・カタログ・CDなどの送付用で、信書を入れることはできない。信書を送れるのは普通郵便・速達・書留・レターパックなどである。
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問42.A4サイズの書類を、追跡サービス付き・全国一律料金で対面配達(受領印あり)で送れるサービスはどれか。
- ア.レターパックライト
- イ.レターパックプラス
- ウ.ゆうメール
- エ.特定記録
正解:イ.レターパックプラス
解説:「レターパックプラス」は専用封筒で全国一律料金、追跡付きで対面配達(受領印あり)。郵便受けに配達される「レターパックライト」と配達方法で区別される。
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問43.はがきと封書の使い分けについて、最も適当なものはどれか。
- ア.改まった依頼やわび状ははがきで出す
- イ.機密や個人情報を含む文書ははがきで出す
- ウ.重要な文書ほどはがきにする
- エ.簡単な連絡や挨拶ははがき、改まった用件は封書にする
正解:エ.簡単な連絡や挨拶ははがき、改まった用件は封書にする
解説:はがきは内容が他人に見えるため、簡単な連絡や儀礼的なあいさつに用いる。改まった内容や他人に見られたくない内容、機密を含む文書は封書にするのが適切である。
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問44.書類を立てて並べ、フォルダーごとに見出しを付けて整理・収納するファイリング方式を何というか。
- ア.バーチカルファイリング
- イ.レターファイル方式
- ウ.簿冊式
- エ.平積み方式
正解:ア.バーチカルファイリング
解説:フォルダーに書類を挟み、立てて収納し見出しで管理する方式を「バーチカルファイリング」という。出し入れがしやすく検索性に優れ、広く採用されている。
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問45.1つの文書が複数の見出し(分類)に関係するとき、別の場所にも案内をつけて探せるようにする工夫を何というか。
- ア.相互参照
- イ.一括上程
- ウ.継続審議
- エ.背ラベル
正解:ア.相互参照
解説:複数の項目に関連する文書を、一方に原本を置き他方に「○○を見よ」と案内をつける方法を「相互参照(クロスレファレンス)」という。どちらからでも探せるようにする工夫。
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問46.古くなった名刺の整理として、最も適当なものはどれか。
- ア.古い名刺もすべて永久に残しておく
- イ.新しい名刺を受け取ったら差し替えて更新する
- ウ.役職が変わっても古いまま使い続ける
- エ.読みにくくなったら無断で処分する
正解:イ.新しい名刺を受け取ったら差し替えて更新する
解説:役職異動や転居などで内容が変わった名刺は、新しいものに差し替えて常に最新の情報に保つ。古い名刺を放置すると誤った連絡につながるため、随時更新する。
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問47.商品カタログを整理する方法として、最も適当なものはどれか。
- ア.商品別や発行元別に分け、新版で差し替える
- イ.届いた順に積み上げておく
- ウ.表紙の色だけで分類する
- エ.すべて永久に保存する
正解:ア.商品別や発行元別に分け、新版で差し替える
解説:カタログは取扱商品や発行元(メーカー)別に分類してファイルし、新版が届いたら旧版と差し替える。古いものをためこむと混乱するため、最新版に保つ。
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問48.新聞の切り抜き(クリッピング)を整理・活用する方法として、最も適当なものはどれか。
- ア.記事を切り抜き、テーマ別に出典を付けて整理する
- イ.新聞をそのまま長期間ためておく
- ウ.出典は書かずに本文だけ残す
- エ.必要な記事も切らずに保管する
正解:ア.記事を切り抜き、テーマ別に出典を付けて整理する
解説:必要記事を切り抜き、テーマ別に台紙に貼って出典(新聞名・日付)を記しファイルすると後で活用しやすい。出典を残さないと信頼性や再確認の点で問題が生じる。
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問49.雑誌のバックナンバーの管理として、最も適当なものはどれか。
- ア.すべて無期限に保存し続ける
- イ.発行日を確認せず適当に重ねておく
- ウ.新しい号が来たら古い号をすぐ全部捨てる
- エ.保存期間を決め、期限を過ぎた号を整理する
正解:エ.保存期間を決め、期限を過ぎた号を整理する
解説:雑誌は一定の保存期間を決め、期間を過ぎた古い号は処分するか合本にして保管する。すべてを無期限にためると保管場所を圧迫するため、年限を決めて管理する。
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問50.出版物のうち、3か月(四半期)ごとに発行されるものを何というか。
- ア.月刊
- イ.隔月刊
- ウ.季刊
- エ.旬刊
正解:ウ.季刊
解説:発行間隔による分類で、3か月ごと(年4回)に発行されるものを「季刊」という。毎月発行は月刊、2か月ごとは隔月刊、年2回は半年刊と区別される。
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問51.2か月に1回の間隔で発行される出版物を何というか。
- ア.旬刊
- イ.週刊
- ウ.隔月刊
- エ.季刊
正解:ウ.隔月刊
解説:2か月ごと(年6回)に発行される出版物を「隔月刊」という。毎月は月刊、3か月ごとは季刊、10日ごとは旬刊と、発行間隔ごとに呼び名が異なる。
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問52.国の法令の公布や、官公庁の決定事項などを国民に知らせるために国が発行する刊行物はどれか。
- ア.白書
- イ.官報
- ウ.会社四季報
- エ.年鑑
正解:イ.官報
解説:法律・政令の公布や叙位叙勲、各種公告などを国が掲載・発行する機関紙が「官報」である。国の公式な情報を周知するための刊行物として位置づけられる。
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問53.各省庁が、その所管分野の現状や課題、施策を国民に報告するためにまとめた刊行物を一般に何というか。
- ア.官報
- イ.白書
- ウ.議事録
- エ.目録
正解:イ.白書
解説:経済財政白書・厚生労働白書など、各省庁が所管分野の実態と施策を報告する刊行物の総称が「白書」である。政策の動向を把握する資料として用いられる。
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問54.上場企業の業績や財務、特色などを各社ごとにまとめ、年4回発行される投資・企業情報の定番資料はどれか。
- ア.官報
- イ.白書
- ウ.会社四季報
- エ.人名録
正解:ウ.会社四季報
解説:上場企業の業績・財務・特色などを1社ずつ簡潔にまとめた季刊の資料が「会社四季報」である。取引先や投資先の企業情報を素早く調べるのに広く使われる。
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問55.ある分野の人物の経歴・所属などをまとめ、人物を調べるのに用いる資料を一般に何というか。
- ア.年鑑
- イ.人名録
- ウ.白書
- エ.官報
正解:イ.人名録
解説:著名人や各界の人物の経歴・肩書などを収録した資料を「人名録(紳士録)」という。取引相手の経歴などを調べる際に参照される人物情報の資料である。
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問56.1年間の出来事や統計データなどを分野ごとにまとめ、毎年刊行される資料を何というか。
- ア.年鑑
- イ.目録
- ウ.官報
- エ.会社四季報
正解:ア.年鑑
解説:その年の出来事・統計・記録などを分野別にまとめ、毎年刊行される資料を「年鑑」という。1年間の動向や数値データを通覧するのに便利な資料である。
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問57.支店ごとの売上金額の大小を比べて示したい。最も適したグラフはどれか。
- ア.棒グラフ
- イ.折れ線グラフ
- ウ.円グラフ
- エ.レーダーチャート
正解:ア.棒グラフ
解説:項目どうしの数量の大小を比較するには「棒グラフ」が適している。棒の長さで各支店の売上の差が一目でわかる。時間変化を見るなら折れ線が向く。
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問58.過去5年間の売上高の推移を示し、増加・減少の傾向を見せたい。最も適したグラフはどれか。
- ア.円グラフ
- イ.絵グラフ
- ウ.帯グラフ
- エ.折れ線グラフ
正解:エ.折れ線グラフ
解説:時間の経過に伴う連続的な変化や傾向を示すには「折れ線グラフ」が最も適する。点を線で結ぶことで増減の流れがわかりやすくなる。
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問59.1つの製品の売上構成比(製品全体に占める各機種の割合)を示したい。最も適したグラフはどれか。
- ア.折れ線グラフ
- イ.棒グラフ
- ウ.円グラフ
- エ.レーダーチャート
正解:ウ.円グラフ
解説:1つの集団における各項目の構成比(全体に対する割合)を示すには「円グラフ」が適する。全体を100%とし、扇形の大きさで割合を表す。
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問60.3年分の年代別売上構成比を並べ、構成比が年ごとにどう変化したかを比較したい。最も適したグラフはどれか。
- ア.円グラフ
- イ.帯グラフ
- ウ.折れ線グラフ
- エ.棒グラフ
正解:イ.帯グラフ
解説:複数の集団や複数年の構成比の変化を並べて比較するには「帯グラフ」が適する。各帯を100%にそろえ、内訳の割合の変化を見比べやすい。
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問61.1つの商品について、価格・品質・デザインなど複数の評価項目のバランスを一目で示したい。最も適したグラフはどれか。
- ア.棒グラフ
- イ.円グラフ
- ウ.レーダーチャート
- エ.折れ線グラフ
正解:ウ.レーダーチャート
解説:複数の評価項目のバランスや特徴を多角形で示すには「レーダーチャート」が適する。中心から各軸へ値をとり、全体の偏りやバランスが把握しやすい。
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問62.市区町村に登録し、印鑑証明書によって本人の意思を公的に証明できる印鑑はどれか。
- ア.認印
- イ.実印
- ウ.訂正印
- エ.捨印
正解:イ.実印
解説:市区町村に登録し、印鑑登録証明書を添えることで本人の意思を公的に証明できる印鑑が「実印」である。不動産取引や重要な契約など効力の強い場面で用いる。
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問63.金融機関に届け出てある、預金の取引に使用する印鑑を何というか。
- ア.実印
- イ.認印
- ウ.銀行印
- エ.消印
正解:ウ.銀行印
解説:口座開設時などに金融機関へ届け出て、預金の出し入れに用いる印鑑を「銀行印」という。実印や認印とは別に専用の印を用意し、安全のため分けて管理する。
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問64.会社が法務局に登録した代表者の正式な印で、重要な契約に用いる印章を一般に何というか。
- ア.認印
- イ.契約印(代表者印)
- ウ.訂正印
- エ.割印
正解:イ.契約印(代表者印)
解説:会社が法務局に登録した代表者印(会社の実印)を「契約印(代表者印)」という。契約書など対外的に効力の強い文書に押す。日常文書には社印や認印を用いる。
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問65.文書の一部を訂正したとき、その箇所に押して本人が直したことを示す小さな印を何というか。
- ア.訂正印
- イ.捨印
- ウ.契印
- エ.割印
正解:ア.訂正印
解説:訂正した箇所に押し、本人が訂正したことを証明する印を「訂正印」という。誤りを二重線で消し、近くに正しい内容を書いて訂正印を押すのが一般的である。
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問66.後日の訂正に備え、あらかじめ欄外に押しておく印を何というか。
- ア.訂正印
- イ.捨印
- ウ.消印
- エ.契印
正解:イ.捨印
解説:後で軽微な訂正が生じた場合に備えて欄外に押しておく印を「捨印」という。便利だが悪用の恐れもあるため、重要書類では慎重に扱う必要がある。
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問67.契約書が複数ページにわたるとき、ページのつながり(差し替え防止)を示すために綴じ目などに押す印を何というか。
- ア.割印
- イ.捨印
- ウ.消印
- エ.契印
正解:エ.契印
解説:複数ページの文書が一連のものであることを示し、ページの差し替えを防ぐために綴じ目や継ぎ目に押す印を「契印」という。文書の一体性を証明する役割をもつ。
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問68.2通の文書(正本と副本、契約書の控えなど)が同一であることを示すため、両紙にまたがって押す印を何というか。
- ア.契印
- イ.訂正印
- ウ.割印
- エ.捨印
正解:ウ.割印
解説:正本と控えなど2通以上の文書にまたがって押し、それらが対をなす同一文書であることを示す印を「割印」という。複数ページ内の連続を示す契印とは目的が異なる。
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問69.切手や収入印紙が使用済みであることを示すために押す印を何というか。
- ア.契印
- イ.割印
- ウ.消印
- エ.封印
正解:ウ.消印
解説:切手や収入印紙の再使用を防ぐため、使用済みであることを示して押す印を「消印」という。郵便切手には郵便局が、収入印紙には文書の作成者などが押す。
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問70.「契印」と「割印」の違いの説明として、最も適当なものはどれか。
- ア.契印は2通の文書にまたがって押す
- イ.割印は1通内のページ連続を示す
- ウ.どちらも訂正のために押す印である
- エ.契印は1通内のページ連続、割印は2通の関連を示す
正解:エ.契印は1通内のページ連続、割印は2通の関連を示す
解説:契印は1つの文書が複数ページにわたるとき、そのページの連続(差し替え防止)を示すために押す。割印は2通以上の別々の文書が対をなすことを示すために両紙にまたがって押す。
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問71.紙の文書や写真を機械で読み取り、電子化(デジタル化)して画像データに変換する機器はどれか。
- ア.シュレッダー
- イ.スキャナー
- ウ.プロジェクター
- エ.ラミネーター
正解:イ.スキャナー
解説:紙の文書や写真を読み取って画像データ(電子データ)に変換する機器が「スキャナー」である。文書の電子保存や共有のために用いられる。
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問72.不要になった秘文書を処分するとき、情報漏えいを防ぐために用いる機器はどれか。
- ア.シュレッダー
- イ.スキャナー
- ウ.プロジェクター
- エ.ラミネーター
正解:ア.シュレッダー
解説:書類を細かく裁断し、内容を判読できなくして廃棄するための機器が「シュレッダー」である。秘文書や個人情報を含む文書の処分に用いて漏えいを防ぐ。
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問73.会議やプレゼンテーションで、パソコンの画面や資料をスクリーンに拡大して映し出す機器はどれか。
- ア.スキャナー
- イ.シュレッダー
- ウ.プロジェクター
- エ.ラミネーター
正解:ウ.プロジェクター
解説:資料やパソコンの映像をスクリーンに拡大投影する機器が「プロジェクター」である。会議や説明会で大人数に同じ画面を見せるのに用いられる。
-
問74.文書の保存年限が経過し不要となった秘文書の処分方法として、最も適当なものはどれか。
- ア.内容がわからないようシュレッダーで処分する
- イ.そのまま一般ごみとして捨てる
- ウ.裏面をメモ用紙として再利用する
- エ.他部署に回覧してから捨てる
正解:ア.内容がわからないようシュレッダーで処分する
解説:保存年限が過ぎた秘文書は、シュレッダーにかけるなど内容を判読できない方法で確実に処分する。そのままごみ箱に捨てると情報漏えいのおそれがあり不適当である。
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問75.社外文書を発送する前に、秘書が確認すべき事項として最も適当でないものはどれか。
- ア.宛名や敬称に誤りがないか
- イ.同封すべき資料がもれていないか
- ウ.郵便料金が不足していないか
- エ.内容を秘書の判断で書き換える必要がないか
正解:エ.内容を秘書の判断で書き換える必要がないか
解説:発送前は宛名・敬称の正しさ、同封資料の入れ忘れ、郵便料金の過不足などを確認する。文書の内容を秘書の判断で書き換えることは権限を超え、確認事項として不適当である。
-
問76.株式会社の最高意思決定機関であり、株主が出席して役員の選任や決算承認などを決める機関はどれか。
- ア.株主総会
- イ.取締役会
- ウ.監査役会
- エ.経営会議
正解:ア.株主総会
解説:株主総会は株主で構成される最高意思決定機関で、取締役の選任・解任、定款変更、決算承認、配当などの重要事項を決定する。取締役会は業務執行を決める機関である。
-
問77.会社の業務執行に関する意思決定を行い、代表取締役を選定する機関はどれか。
- ア.株主総会
- イ.取締役会
- ウ.監査役
- エ.株主
正解:イ.取締役会
解説:取締役会は取締役で構成され、業務執行の意思決定と代表取締役の選定・監督を行う。会社全体の最高意思決定は株主総会であり、取締役会と混同しないよう注意する。
-
問78.取締役の職務執行が適正に行われているかを監査する役割を担う役員はどれか。
- ア.代表取締役
- イ.執行役員
- ウ.監査役
- エ.会計参与
正解:ウ.監査役
解説:監査役は取締役の職務執行や会社の会計を監査し、不正や違法行為をチェックする役員。経営の意思決定そのものには加わらず、監視・チェック機能を担う。
-
問79.会社を代表して契約締結など対外的な行為を行う権限を持つ役職はどれか。
- ア.監査役
- イ.執行役員
- ウ.会計監査人
- エ.代表取締役
正解:エ.代表取締役
解説:代表取締役は会社を代表して契約などの法律行為を行う権限を持つ。取締役会で選定され、対外的に会社を代表する立場である。一般の取締役には代表権はない。
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問80.会社の組織や運営に関する基本的な規則を定めた、会社の憲法ともいわれる文書はどれか。
- ア.定款
- イ.就業規則
- ウ.株主名簿
- エ.登記簿
正解:ア.定款
解説:定款は会社の目的・商号・本店所在地など組織と運営の基本ルールを定めた文書で、会社の憲法ともいわれる。設立時に必ず作成し、公証人の認証を受ける。
-
問81.会社が新たに株式を発行するなどして資本金を増やすことを何というか。
- ア.減資
- イ.配当
- ウ.上場
- エ.増資
正解:エ.増資
解説:増資とは新株発行などにより資本金を増加させること。事業拡大や財務基盤強化を目的に行う。反対に資本金を減らすことを減資という。
-
問82.ある企業が他の企業を買収したり、複数の企業が合併したりすることを総称して何と呼ぶか。
- ア.IPO
- イ.TOB
- ウ.M&A
- エ.MBO
正解:ウ.M&A
解説:M&A(Mergers and Acquisitions)は企業の合併・買収の総称で、経営統合や事業拡大、後継者対策などの目的で行われる。日本語では「合併・買収」と訳される。
-
問83.2つ以上の会社が1つの会社に統合されることを何というか。
- ア.買収
- イ.分社
- ウ.上場
- エ.合併
正解:エ.合併
解説:合併は複数の会社が1つに統合されること。1社が他社を吸収する吸収合併と、新会社を設立して全社が統合される新設合併がある。買収とは法的に区別される。
-
問84.親会社が議決権の過半数を保有し、経営を支配している会社のことを何というか。
- ア.子会社
- イ.関連会社
- ウ.持株会社
- エ.合弁会社
正解:ア.子会社
解説:子会社とは、他の会社(親会社)に議決権の過半数を保有されるなどして経営を支配されている会社。一方、20%以上の議決権保有などで重要な影響を受ける会社は関連会社という。
-
問85.他社の株式を保有して支配・管理することを主な事業目的とする会社を何というか。
- ア.関連会社
- イ.持株会社
- ウ.子会社
- エ.合資会社
正解:イ.持株会社
解説:持株会社(ホールディングカンパニー)は他社の株式を保有してグループ企業を支配・管理することを目的とする会社。社名に「ホールディングス」と付くことが多い。
-
問86.会社の株式を証券取引所で売買できるようにすることを何というか。
- ア.増資
- イ.配当
- ウ.合併
- エ.上場
正解:エ.上場
解説:上場とは、会社の株式を証券取引所で自由に売買できるようにすること。資金調達がしやすくなり社会的信用も高まるが、厳しい審査と情報開示義務を伴う。
-
問87.会社が得た利益の一部を、出資者である株主に分配することを何というか。
- ア.増資
- イ.減資
- ウ.利息
- エ.配当
正解:エ.配当
解説:配当とは、会社が稼いだ利益の一部を株主に分配すること。株主は保有する株式数に応じて配当を受け取る。配当は株主総会の決議などにより決定される。
-
問88.企業が新規に株式を公開し、初めて証券取引所に上場することを表す略語はどれか。
- ア.IPO
- イ.M&A
- ウ.CSR
- エ.ROE
正解:ア.IPO
解説:IPO(Initial Public Offering)は新規株式公開のことで、未上場企業が初めて株式を証券取引所に上場し一般投資家に売り出すこと。資金調達と知名度向上が主な目的となる。
-
問89.企業が資金調達のために発行する、返済義務のある借入証書にあたる有価証券はどれか。
- ア.株式
- イ.手形
- ウ.小切手
- エ.社債
正解:エ.社債
解説:社債は企業が投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券で、満期に元本を返済し利息を支払う義務がある。返済義務のない株式とは性質が異なる。
-
問90.株式と債券の違いの説明として、最も適当なものはどれか。
- ア.株式は貸付、債券は出資である
- イ.どちらも会社への貸付である
- ウ.株式は出資、債券は貸付である
- エ.どちらも返済義務がある借入である
正解:ウ.株式は出資、債券は貸付である
解説:株式は会社への出資の証で配当を受けるが元本保証はない。債券は資金の貸付にあたり利息と元本の返済が予定される。出資か貸付かという点が根本的な違いである。
-
問91.企業が一定期間の経営成績や財政状態をまとめて確定させる手続きを何というか。
- ア.決算
- イ.予算
- ウ.監査
- エ.清算
正解:ア.決算
解説:決算とは、一定期間(通常は1年の事業年度)の収益・費用を集計し、経営成績と財政状態を確定させる手続き。その結果を貸借対照表や損益計算書などにまとめる。
-
問92.ある時点における会社の資産・負債・純資産の状態を一覧で示した財務諸表はどれか。
- ア.損益計算書
- イ.貸借対照表
- ウ.キャッシュフロー計算書
- エ.株主資本等変動計算書
正解:イ.貸借対照表
解説:貸借対照表(バランスシート、B/S)は決算日時点の資産・負債・純資産を示し、会社の財政状態を表す。一定期間の利益を示す損益計算書とは役割が異なる。
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問93.一定期間の収益と費用を対比し、利益または損失を示す財務諸表はどれか。
- ア.貸借対照表
- イ.株主資本等変動計算書
- ウ.損益計算書
- エ.キャッシュフロー計算書
正解:ウ.損益計算書
解説:損益計算書(P/L)は一定期間の収益から費用を差し引いて利益(または損失)を示し、会社の経営成績を表す。ある時点の財政状態を示す貸借対照表とは異なる。
-
問94.収益が費用を下回り、損失が出ている状態を表す言葉はどれか。
- ア.黒字
- イ.増収
- ウ.増益
- エ.赤字
正解:エ.赤字
解説:赤字とは、収益より費用が多く損失が出ている状態のこと。反対に収益が費用を上回り利益が出ている状態を黒字という。帳簿に赤色で記したことが語源とされる。
-
問95.一定の期日に一定の金額の支払いを約束する有価証券で、振出人が受取人に対し支払いを約束するものはどれか。
- ア.約束手形
- イ.為替手形
- ウ.小切手
- エ.商品券
正解:ア.約束手形
解説:約束手形は、振出人が受取人に対し一定の期日に一定金額を支払うことを約束する有価証券。支払いを第三者に委託する為替手形とは仕組みが異なる。
-
問96.銀行に預けた当座預金から、持参人にその場で記載金額を支払うことを目的とする有価証券はどれか。
- ア.約束手形
- イ.為替手形
- ウ.小切手
- エ.社債券
正解:ウ.小切手
解説:小切手は当座預金を持つ振出人が、銀行に対し記載金額の支払いを委託する有価証券で、原則として一覧払い(すぐ換金可能)。一定期日に支払う手形とは性質が異なる。
-
問97.約束手形と小切手の主な違いの説明として、最も適当なものはどれか。
- ア.小切手は満期日まで換金できないが手形はすぐ換金できる
- イ.小切手はすぐ換金でき、手形は満期日に支払われる
- ウ.どちらも発行と同時に現金化される
- エ.どちらも満期日まで支払いがない
正解:イ.小切手はすぐ換金でき、手形は満期日に支払われる
解説:小切手は原則一覧払いで持参すればすぐ換金できるのに対し、約束手形は記載された満期日まで支払いがなされない。支払時期が即時か後日かが大きな違いである。
-
問98.商品を掛けで販売し、後日代金を受け取る権利(未回収の代金)を何というか。
- ア.買掛金
- イ.売掛金
- ウ.前受金
- エ.未払金
正解:イ.売掛金
解説:売掛金は商品やサービスを掛けで販売した際の、後で受け取る代金を請求する権利(債権)。反対に、掛けで仕入れて後で支払う代金の義務は買掛金という。
-
問99.商品を掛けで仕入れ、後日代金を支払う義務(未払いの代金)を何というか。
- ア.売掛金
- イ.前払金
- ウ.買掛金
- エ.未収金
正解:ウ.買掛金
解説:買掛金は商品などを掛けで仕入れた際の、後で支払う代金の義務(債務)。後で受け取る権利である売掛金と対になる用語で、取り違えないよう注意する。
-
問100.株主が出資した資金で、会社の元手となる純資産の基本部分を表す勘定はどれか。
- ア.資本金
- イ.借入金
- ウ.売上高
- エ.利益剰余金
正解:ア.資本金
解説:資本金は株主が出資した会社の元手で、純資産(自己資本)の中心をなす。会社の規模や信用の目安にもなる。会社が稼いで蓄積した利益とは区別される。
-
問101.会社が毎年の利益のうち社内に蓄積してきた金額を表す勘定はどれか。
- ア.資本金
- イ.売掛金
- ウ.前受金
- エ.利益剰余金
正解:エ.利益剰余金
解説:利益剰余金は、会社が獲得した利益のうち配当などで社外流出せず内部に留保・蓄積された金額。株主の出資額である資本金とは性質が異なる純資産項目である。
-
問102.建物や機械などの固定資産の取得費用を、使用する期間にわたり分割して費用計上する会計処理を何というか。
- ア.引当
- イ.繰延
- ウ.減価償却
- エ.評価替え
正解:ウ.減価償却
解説:減価償却は、長期間使う固定資産の取得費用を耐用年数にわたり分割して費用に計上する処理。価値の目減りを各年度に配分して適正な損益を示すために行う。
-
問103.従業員を、より上位の職位や役職に引き上げることを何というか。
- ア.昇給
- イ.異動
- ウ.昇進
- エ.出向
正解:ウ.昇進
解説:昇進は係長から課長へなど、職位・役職が上がること。一方、職能資格などの等級が上がることを昇格といい、必ずしも役職の変化を伴わない点で区別される。
-
問104.従業員が雇用関係を元の会社に残したまま、他社で勤務することを何というか。
- ア.出向
- イ.転籍
- ウ.昇進
- エ.配置転換
正解:ア.出向
解説:出向は元の会社に籍(雇用関係)を残したまま、関連会社などで一定期間勤務すること。これに対し、籍を移して完全に移籍するのは転籍と呼ばれ区別される。
-
問105.従業員が現在の会社との雇用関係を終了し、籍を移して別の会社の社員になることを何というか。
- ア.出向
- イ.転籍
- ウ.昇格
- エ.派遣
正解:イ.転籍
解説:転籍は元の会社を退職し、籍を完全に移して別会社の社員となること。籍を残す出向と異なり、本人の同意が原則必要となる点が特徴である。
-
問106.会社が定めた、一定の年齢に達した従業員が退職する制度を何というか。
- ア.解雇
- イ.休職
- ウ.離職
- エ.定年
正解:エ.定年
解説:定年は、就業規則などで定めた一定年齢に達したときに退職とする制度。近年は高年齢者雇用安定法により、定年後の継続雇用などの措置が企業に求められている。
-
問107.賃金・労働時間・休日・服務規律など、職場で働く際の規則を会社が定めた文書はどれか。
- ア.定款
- イ.労働協約
- ウ.就業規則
- エ.雇用契約書
正解:ウ.就業規則
解説:就業規則は労働条件や服務規律を定めた社内規則で、常時10人以上を雇う事業場には作成と労働基準監督署への届出が義務付けられている。会社の基本ルールである定款とは別物である。
-
問108.従業員に対し夏季や冬季などに支給される、いわゆるボーナスを表す言葉はどれか。
- ア.賞与
- イ.手当
- ウ.退職金
- エ.歩合
正解:ア.賞与
解説:賞与は毎月の給与とは別に、夏季・冬季などに支給される一時金でボーナスとも呼ばれる。業績や評価に応じて支給額が変動するのが一般的である。
-
問109.1年単位で従業員の給与総額をあらかじめ決めて支払う制度を何というか。
- ア.月給制
- イ.時給制
- ウ.年俸制
- エ.歩合制
正解:ウ.年俸制
解説:年俸制は1年間の給与総額を事前に決め、それを分割して支払う制度。管理職や専門職に多く採用される。月給制や時給制とは賃金の決め方が異なる。
-
問110.個人の1年間の所得に対して課される国税はどれか。
- ア.所得税
- イ.法人税
- ウ.消費税
- エ.固定資産税
正解:ア.所得税
解説:所得税は個人が1年間に得た所得(給与・事業収入など)に課される国税で、所得が多いほど税率が高くなる累進課税が採られている。会社の利益に課されるのは法人税である。
-
問111.会社など法人の事業活動から生じた所得(利益)に対して課される国税はどれか。
- ア.所得税
- イ.法人税
- ウ.住民税
- エ.相続税
正解:イ.法人税
解説:法人税は株式会社などの法人が得た所得に課される国税。個人の所得に課す所得税と対になる税であり、課税対象が法人か個人かという点で区別される。
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問112.商品の販売やサービスの提供に対して課され、最終的に消費者が負担する税はどれか。
- ア.所得税
- イ.法人税
- ウ.消費税
- エ.印紙税
正解:ウ.消費税
解説:消費税は商品やサービスの消費に広く課される間接税で、税を負担する消費者と納める事業者が異なる。所得や利益に課す所得税・法人税とは仕組みが異なる。
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問113.市区町村に印鑑登録をして、公的に本人の証明として認められる印鑑はどれか。
- ア.認印
- イ.実印
- ウ.訂正印
- エ.角印
正解:イ.実印
解説:実印は市区町村に印鑑登録した印鑑で、印鑑証明書を添えることで本人の意思を公的に証明できる。登録していない普段使いの印鑑は認印と呼ばれ区別される。
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問114.印鑑登録をしておらず、受領や確認など日常的な場面で使う印鑑を何というか。
- ア.実印
- イ.認印
- ウ.銀行印
- エ.公印
正解:イ.認印
解説:認印は印鑑登録をしていない印鑑で、書類の確認・受領印など日常的に使われる。公的な本人証明力を持つ実印とは異なり、手軽に用いられる。
-
問115.契約書や領収書など一定の文書に課される印紙税を納めるために貼付するものはどれか。
- ア.郵便切手
- イ.収入印紙
- ウ.証紙
- エ.商品券
正解:イ.収入印紙
解説:収入印紙は印紙税などを納付するために文書に貼る証票。契約書や一定金額以上の領収書に貼付し消印することで納税の証となる。郵便切手とは用途が異なる。
-
問116.当事者間で権利・義務について合意し、法的な拘束力を持たせる約束を何というか。
- ア.契約
- イ.通達
- ウ.請願
- エ.通知
正解:ア.契約
解説:契約は、申込みと承諾という意思の合致によって成立し、当事者に権利・義務を生じさせる法的な約束。原則として書面がなくても口頭の合意で成立する。
-
問117.新しい発明を独占的に実施できる権利を一定期間保護する知的財産権はどれか。
- ア.特許権
- イ.実用新案権
- ウ.意匠権
- エ.商標権
正解:ア.特許権
解説:特許権は高度な技術的発明を保護し、出願・登録により一定期間(原則出願から20年)独占的に実施できる権利。物品の形状などの考案を保護する実用新案権とは区別される。
-
問118.物品の形状・構造・組み合わせに関する小発明(考案)を保護する知的財産権はどれか。
- ア.特許権
- イ.実用新案権
- ウ.意匠権
- エ.商標権
正解:イ.実用新案権
解説:実用新案権は物品の形状・構造などの考案(いわゆる小発明)を保護する権利。高度な発明を保護する特許権より対象が簡易で、審査を経ずに登録される点が特徴である。
-
問119.商品のデザイン(形状・模様・色彩など)を保護する知的財産権はどれか。
- ア.特許権
- イ.実用新案権
- ウ.意匠権
- エ.著作権
正解:ウ.意匠権
解説:意匠権は工業製品の美的なデザイン(形状・模様・色彩など)を保護する権利。技術的発明を保護する特許権や、目印を保護する商標権とは保護対象が異なる。
-
問120.自社の商品やサービスを他社と区別するための文字やマーク(目印)を保護する知的財産権はどれか。
- ア.特許権
- イ.意匠権
- ウ.実用新案権
- エ.商標権
正解:エ.商標権
解説:商標権は商品やサービスの目印となる文字・図形・記号などのマークを保護し、他社の無断使用を防ぐ権利。発明を保護する特許権と取り違えないよう注意する。
-
問121.小説・音楽・絵画・プログラムなどの創作物(著作物)を保護し、登録なしに発生する権利はどれか。
- ア.特許権
- イ.著作権
- ウ.意匠権
- エ.商標権
正解:イ.著作権
解説:著作権は思想・感情を創作的に表現した著作物を保護する権利で、創作と同時に自動的に発生し登録は不要。出願・登録が必要な特許権など産業財産権とはこの点で異なる。
-
問122.「コンセンサス」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.意見の一致・合意
- イ.優先順位
- ウ.先導・主導権
- エ.保留・先送り
正解:ア.意見の一致・合意
解説:コンセンサスは関係者間の意見の一致・合意のこと。「コンセンサスを得る」は事前に関係者の同意を取りつけることを意味する。優先順位を表すプライオリティとは異なる。
-
問123.「イニシアチブ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.合意・同意
- イ.主導権・率先
- ウ.優先順位
- エ.保留・先送り
正解:イ.主導権・率先
解説:イニシアチブは主導権・率先のこと。「イニシアチブを取る」は物事を率先して進め主導権を握ることを意味する。合意を意味するコンセンサスと混同しないよう注意する。
-
問124.「プライオリティ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.合意・同意
- イ.主導権
- ウ.優先順位・優先度
- エ.再調整
正解:ウ.優先順位・優先度
解説:プライオリティは優先順位・優先度のこと。「プライオリティが高い」は優先して取り組むべきことを表す。主導権を表すイニシアチブとは意味が異なる。
-
問125.「アウトソーシング」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.社内での人材育成
- イ.新規事業への投資
- ウ.在庫の一括管理
- エ.業務の外部委託
正解:エ.業務の外部委託
解説:アウトソーシングは、業務の一部を外部の専門業者へ委託すること。コスト削減や専門性の活用を目的とする。社内で行う内製化とは反対の概念である。
-
問126.「コンプライアンス」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.法令遵守
- イ.危機管理
- ウ.情報公開
- エ.社会貢献
正解:ア.法令遵守
解説:コンプライアンスは法令遵守のこと。法律や社会的ルール、企業倫理を守って事業活動を行うことを指す。近年は企業の信頼確保のため特に重視されている。
-
問127.「ステークホルダー」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.競合他社
- イ.監督官庁
- ウ.主要株主のみ
- エ.利害関係者
正解:エ.利害関係者
解説:ステークホルダーは利害関係者のこと。株主・顧客・従業員・取引先・地域社会など、企業の活動に影響を与え、また影響を受ける関係者全般を指す。
-
問128.「ペンディング」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.合意する
- イ.中止する
- ウ.保留・先送りにする
- エ.再開する
正解:ウ.保留・先送りにする
解説:ペンディングは保留・先送りのこと。結論を出さずに一時的に判断を留保している状態を指す。「ペンディングにする」は決定を保留することを意味する。
-
問129.「リスケジュール(リスケ)」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.計画の中止
- イ.計画の前倒し
- ウ.予算の削減
- エ.予定・計画の組み直し
正解:エ.予定・計画の組み直し
解説:リスケジュールは予定や計画の組み直し・再調整のこと。会議や納期の日程を変更する場合などに使う。略して「リスケ」とも呼ばれる。
-
問130.「アジェンダ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.会議の議題・検討課題
- イ.会議の議事録
- ウ.会議の出席者名簿
- エ.会議の結論
正解:ア.会議の議題・検討課題
解説:アジェンダは会議で取り上げる検討課題や議題・議事日程のこと。「アジェンダを共有する」は会議で話し合う項目を事前に伝えることを意味する。
-
問131.「リスクヘッジ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.利益を最大化すること
- イ.危険を回避・軽減すること
- ウ.競争に勝つこと
- エ.業務を効率化すること
正解:イ.危険を回避・軽減すること
解説:リスクヘッジは、起こりうる危険や損失に備えてあらかじめ回避・軽減策を講じること。複数の対策を分散して講じるなど、危険を抑える行動を指す。
-
問132.「インセンティブ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.罰則・制裁
- イ.経費・費用
- ウ.報奨・動機付け
- エ.在庫・備蓄
正解:ウ.報奨・動機付け
解説:インセンティブは意欲を引き出すための報奨や動機付けのこと。成果に応じて支給される報奨金や特典を指すことが多く、社員のやる気を高める目的で用いられる。
-
問133.「フィードバック」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.新しい目標の設定
- イ.業務の外部委託
- ウ.予定の再調整
- エ.結果や評価を本人に返すこと
正解:エ.結果や評価を本人に返すこと
解説:フィードバックは、業務の結果や行動に対する評価・反応を本人に返すこと。改善や次の行動に役立てる目的で行われる。一方的な指示命令とは性質が異なる。
-
問134.「コストパフォーマンス」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.費用に対する効果の割合
- イ.売上に対する利益の割合
- ウ.資本に対する負債の割合
- エ.在庫の回転率
正解:ア.費用に対する効果の割合
解説:コストパフォーマンスは、かけた費用に対して得られる効果や満足度の割合のこと。「コスパが良い」は費用の割に効果が高いことを意味する。
-
問135.「ナレッジ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.作業手順書
- イ.組織図
- ウ.知識・知見
- エ.連絡網
正解:ウ.知識・知見
解説:ナレッジは知識・知見のこと。業務で得た有用な情報やノウハウを指し、組織で共有・活用する「ナレッジマネジメント」などの形で使われる。
-
問136.「マネジメント」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.商品の企画
- イ.資金の調達
- ウ.製品の製造
- エ.経営・管理
正解:エ.経営・管理
解説:マネジメントは経営・管理のこと。組織の目標達成のために人・物・金などの資源を計画し、調整・統制する活動全般を指す。
-
問137.企業活動が利益追求だけでなく、社会的責任を果たすべきだとする考え方を表す略語はどれか。
- ア.CSR
- イ.CEO
- ウ.CRM
- エ.OEM
正解:ア.CSR
解説:CSR(Corporate Social Responsibility)は企業の社会的責任のこと。環境保護や地域貢献、法令遵守など、社会の一員としての責任を企業が果たすべきとする考え方である。
-
問138.企業の最高経営責任者を表す略語はどれか。
- ア.CFO
- イ.COO
- ウ.CIO
- エ.CEO
正解:エ.CEO
解説:CEO(Chief Executive Officer)は最高経営責任者のこと。経営方針の最終決定権を持つトップの役職を指す。財務を統括するCFOなどと区別される。
-
問139.「OJT」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.職場外の集合研修
- イ.通信教育による学習
- ウ.実務を通じた職場内教育
- エ.資格取得支援制度
正解:ウ.実務を通じた職場内教育
解説:OJT(On the Job Training)は職場内訓練のこと。実際の業務を通じて上司や先輩が部下を指導・育成する手法。職場を離れて行う研修はOff-JTと呼ばれ区別される。
-
問140.「FAQ」の意味として、最も適当なものはどれか。
- ア.見積依頼書
- イ.発注書
- ウ.納品書
- エ.よくある質問と回答
正解:エ.よくある質問と回答
解説:FAQ(Frequently Asked Questions)は「よくある質問とその回答」のこと。問い合わせの多い質問をあらかじめまとめておき、利用者の疑問解消に役立てる。
-
問141.顧客との関係を管理し、良好な関係づくりに活用する経営手法を表す略語はどれか。
- ア.CRM
- イ.CSR
- ウ.M&A
- エ.IPO
正解:ア.CRM
解説:CRM(Customer Relationship Management)は顧客関係管理のこと。顧客情報を一元管理し、満足度向上やリピート促進に活用する経営手法である。
-
問142.「ROE(自己資本利益率)」が示す内容として、最も適当なものはどれか。
- ア.売上に対する原価の割合
- イ.自己資本を使って生み出した利益の割合
- ウ.負債に対する利息の割合
- エ.在庫が売れる速さ
正解:イ.自己資本を使って生み出した利益の割合
解説:ROE(Return on Equity)は自己資本利益率で、株主が出資した自己資本を使ってどれだけ効率よく利益を上げたかを示す指標。数値が高いほど資本効率が良いとされる。
-
問143.他社ブランドの製品を製造する受託生産を表す略語はどれか。
- ア.CSR
- イ.CRM
- ウ.OEM
- エ.IPO
正解:ウ.OEM
解説:OEM(Original Equipment Manufacturer)は、相手先ブランドの製品を製造すること。発注元のブランド名で販売される製品を、製造を請け負う企業が生産する形態を指す。
-
問144.取引相手や目上の人に対し、宛名に付ける一般的な敬称として最も適当なものはどれか。
- ア.御中
- イ.様
- ウ.殿
- エ.行
正解:イ.様
解説:個人宛ての宛名には「様」を付けるのが一般的で最も丁寧。会社や部署などの団体宛てには「御中」を用いる。両者は付ける対象が異なるため使い分ける。
-
問145.会社や官公庁、部署など団体宛ての文書で宛名に付ける敬称はどれか。
- ア.様
- イ.御中
- ウ.各位
- エ.殿
正解:イ.御中
解説:御中は会社・部署・団体など組織宛ての文書に付ける敬称。「○○株式会社御中」のように使う。個人宛ての「様」と混同せず、対象に応じて使い分ける。
-
問146.返信用封筒などで自分側の宛名に印刷された「行」を、相手が出す際の正しい書き換え方はどれか。
- ア.そのまま「行」を残して出す
- イ.「殿」に書き換える
- ウ.二重線で消し「御中」や「様」に直す
- エ.「各位」に書き換える
正解:ウ.二重線で消し「御中」や「様」に直す
解説:返信用封筒の「行」「宛」は差出人がへりくだって用いた表現なので、返信する側は二重線で消し、団体なら「御中」、個人なら「様」に書き直すのが礼儀である。
-
問147.結婚・受賞などの喜ばしい出来事に際して贈る祝いの言葉や金品を表す語はどれか。
- ア.慶事
- イ.弔事
- ウ.祭事
- エ.行事
正解:ア.慶事
解説:慶事は結婚・出産・昇進・受賞など、おめでたい出来事のこと。これに対し、葬儀など弔いに関する出来事は弔事と呼ばれ、対になる社会常識として区別される。
-
問148.葬儀や法事など、人の死を弔う出来事を表す語はどれか。
- ア.慶事
- イ.弔事
- ウ.歳事
- エ.催事
正解:イ.弔事
解説:弔事は葬儀・法要など人の死を弔う出来事のこと。慶事(おめでたい出来事)と対になる語で、香典や弔電などのマナーが関わる社会常識として重要である。
-
問149.目上の人や取引先を訪問する際の手土産などにかける「のし」で、慶事に用いる水引の結び方として一般的なものはどれか。
- ア.結び切り
- イ.あわじ結び
- ウ.蝶結び(花結び)
- エ.こま結び
正解:ウ.蝶結び(花結び)
解説:蝶結び(花結び)はほどいて何度でも結び直せることから、出産や進学など繰り返してよい慶事に用いる。結婚や弔事には、一度きりを願う結び切りを用いて区別する。
-
問150.取引先などへ中元・歳暮を贈る一般的な時期の組み合わせとして、最も適当なものはどれか。
- ア.中元は1月、歳暮は6月
- イ.中元は4月、歳暮は9月
- ウ.中元は10月、歳暮は3月
- エ.中元は7月頃、歳暮は12月頃
正解:エ.中元は7月頃、歳暮は12月頃
解説:お中元は7月初旬から中旬頃(地域により8月)、お歳暮は12月初旬から20日頃までに贈るのが一般的。日頃の感謝を伝える季節の贈答で、時期を外さないことが礼儀である。
-
問151.取引先の部長に自分の上司(営業課長の田中)の予定を伝えるとき、最も適当な言い方はどれか。
- ア.課長の田中が伺います
- イ.田中課長がいらっしゃいます
- ウ.田中課長が参られます
- エ.課長の田中がお越しになります
正解:ア.課長の田中が伺います
解説:社外の人に身内である自社の上司の動作を伝えるときは、上司にも敬称や尊敬語を付けず謙譲語にする。「田中が伺います」が適切で、「田中課長」と社外で役職敬称を付けたり「いらっしゃる」と尊敬語を使うのは誤り。
-
問152.「お客様が申されたとおりです」という言い方の問題点として正しいものはどれか。
- ア.丁寧すぎて失礼にあたる
- イ.謙譲語「申す」を客の動作に使っている
- ウ.「とおり」が口語的すぎる
- エ.特に問題はなく適切である
正解:イ.謙譲語「申す」を客の動作に使っている
解説:「申す」は「言う」の謙譲語であり、客の動作に使うのは誤り。さらに尊敬の「れる」を付けても謙譲語は尊敬語にならない。正しくは「おっしゃったとおりです」とする。
-
問153.来客に資料を見てもらいたいとき、最も適当な言い方はどれか。
- ア.こちらを拝見してください
- イ.こちらを拝見なさってください
- ウ.こちらをご覧ください
- エ.こちらを見られてください
正解:ウ.こちらをご覧ください
解説:相手が「見る」動作なので尊敬語「ご覧になる」を用い「ご覧ください」とする。「拝見する」は自分が見るときの謙譲語であり、相手に使うのは誤り。
-
問154.「部長は今、外出していらっしゃいます」を社外の人への電話で言う場合、適当な言い換えはどれか。
- ア.部長は外出しておられます
- イ.部長は外出していらっしゃいます
- ウ.部長は外出なさっています
- エ.部長は外出しております
正解:エ.部長は外出しております
解説:社外には身内の部長に尊敬語を使わない。「外出しております」と謙譲・丁寧で表すのが正しい。「いらっしゃる」「おられる」は身内に対しては不適。
-
問155.次のうち二重敬語(過剰敬語)に当たるものはどれか。
- ア.お読みになられる
- イ.お読みになる
- ウ.読まれる
- エ.お読みくださる
正解:ア.お読みになられる
解説:「お読みになられる」は尊敬の「お〜になる」と尊敬の「れる」を重ねた二重敬語。「お読みになる」だけで尊敬語として十分である。
-
問156.上司から指示を受けたときの返事として、最も適当な言い方はどれか。
- ア.了解しました
- イ.承知いたしました
- ウ.わかりました
- エ.オーケーです
正解:イ.承知いたしました
解説:目上の指示を承る返事は「承知いたしました」「かしこまりました」が適切。「了解しました」は対等または目下に使う表現で、上司への返事としてはふさわしくないとされる。
-
問157.来客を応接室へ案内し終えたとき、ドア付近で言う言葉として最も適当なものはどれか。
- ア.こちらに座っていてください
- イ.そこに座って待ってて
- ウ.どうぞこちらにおかけになってお待ちください
- エ.おかけしてお待ちしてください
正解:ウ.どうぞこちらにおかけになってお待ちください
解説:案内後は相手に着席を促す。「どうぞこちらにおかけになってお待ちください」と尊敬語で勧めるのが適切。「座っていてください」は丁寧さに欠ける。
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問158.電話を取り次ぐ際、名指し人が電話中であることを相手に伝える言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.田中は今ほかの電話に出ていらっしゃいます
- イ.田中さんは今電話中です
- ウ.田中は電話してるので無理です
- エ.あいにく田中はただ今ほかの電話に出ております
正解:エ.あいにく田中はただ今ほかの電話に出ております
解説:「あいにく」というクッション言葉を添え、相手に配慮しつつ「ただ今ほかの電話に出ております」と謙譲・丁寧で伝えるのが適切。身内に尊敬語は使わない。
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問159.名指し人が不在で、相手から伝言を頼まれたときの応対として最も適当なものはどれか。
- ア.復唱して確認し「私、佐藤が確かに申し伝えます」と名乗る
- イ.メモを取らず記憶しておくと伝える
- ウ.「伝えておきます」とだけ言って切る
- エ.本人に直接かけ直すよう促す
正解:ア.復唱して確認し「私、佐藤が確かに申し伝えます」と名乗る
解説:伝言は復唱して内容を確認し、自分の名前を名乗って責任の所在を明らかにするのが基本。「確かに申し伝えます」と述べ、自分の名を伝える。
-
問160.電話で相手の声が聞き取りにくいとき、最も適当な言い方はどれか。
- ア.お声が小さくて聞こえません
- イ.お電話が少々遠いようでございますが
- ウ.もっと大きな声で話してください
- エ.何とおっしゃいましたか聞こえません
正解:イ.お電話が少々遠いようでございますが
解説:相手を責めない言い方が望ましい。「お電話が少々遠いようでございます」と回線のせいにして丁寧に聞き返すのが接遇上適切。「声が小さい」と相手の非を指摘するのは不適。
-
問161.苦情の電話を受けたときの初期対応として最も適当なものはどれか。
- ア.こちらに非があるか確認できるまで謝らない
- イ.担当ではないので関係ないと伝える
- ウ.まず最後まで話を聞き、迷惑をかけたことをわびる
- エ.相手の誤解である可能性をすぐ指摘する
正解:ウ.まず最後まで話を聞き、迷惑をかけたことをわびる
解説:苦情はまず相手の話を最後まで聞き、不快な思いをさせたことに対し「ご迷惑をおかけし申し訳ございません」とわび、感情を受け止めることが第一。言い訳や反論を先に出すのは逆効果。
-
問162.応接室での席次について、最も上位の席(上座)はどこか。
- ア.出入り口に最も近い席
- イ.窓を背にしない席
- ウ.テーブルの短辺の席
- エ.出入り口から最も遠い席
正解:エ.出入り口から最も遠い席
解説:応接室の上座は原則として出入り口から最も遠い席である。出入り口に近い席が下座となり、来客を上座へ案内する。
-
問163.運転手付きの自動車(社用車)における最上位の席(上座)はどこか。
- ア.運転席の真後ろの席
- イ.助手席
- ウ.後部座席の中央
- エ.助手席の後ろの席
正解:ア.運転席の真後ろの席
解説:運転手がいる車では、運転席の真後ろの席が最も安全で上座とされる。次が助手席の後ろ、その次が後部座席中央、助手席が下座となる。
-
問164.上司が自ら運転する自家用車に同乗する場合、最上位の席(上座)はどこか。
- ア.運転席の真後ろの席
- イ.助手席
- ウ.後部座席の中央
- エ.助手席の後ろの席
正解:イ.助手席
解説:運転者が上司など主人役の場合は、隣で会話できる助手席が上座となる。運転手付きの車とは上座が異なる点が2級で問われやすい。
-
問165.エレベーター内の席次で、最も上位とされる位置はどこか。
- ア.操作盤の真ん前
- イ.扉のすぐ前
- ウ.操作盤の前から見て奥側の位置
- エ.操作盤の隣
正解:ウ.操作盤の前から見て奥側の位置
解説:エレベーターでは操作盤の前が下座(操作担当)となり、操作盤の前から見て奥の位置、特に操作盤の斜め後ろが上座となる。案内者は操作盤前に立つ。
-
問166.列車の進行方向に向かったボックス席で、最も上位とされる席はどれか。
- ア.進行方向に背を向けた窓側の席
- イ.進行方向を向いた通路側の席
- ウ.進行方向に背を向けた通路側の席
- エ.進行方向を向いた窓側の席
正解:エ.進行方向を向いた窓側の席
解説:列車のボックス席の席次は、(1)進行方向を向いた窓側=最上位、(2)進行方向を向いた通路側、(3)進行方向に背を向けた窓側、(4)進行方向に背を向けた通路側=最下位、の順となる。進行方向を向いて座れ、かつ景色が見える窓側が最も上位。
-
問167.来客に出すお茶の出し方として、最も適当なものはどれか。
- ア.茶たくにのせ客の右側から静かに出す
- イ.茶わんだけを左手で客の正面に置く
- ウ.茶たくは使わず茶わんを直接机に置く
- エ.客が話しているので肩越しに差し出す
正解:ア.茶たくにのせ客の右側から静かに出す
解説:茶は茶たくにのせ、客の右後方または右側から、客側に絵柄が向くよう静かに置くのが基本。客には書類より先に茶を出す配慮もある。茶たくを使わず置くのは不適。
-
問168.人を紹介する順序として正しいものはどれか(自社の上司と社外の取引先を引き合わせる場合)。
- ア.先に取引先を自社の上司に紹介する
- イ.先に自社の上司を取引先に紹介する
- ウ.年齢の高い人を必ず先に紹介する
- エ.紹介の順序に決まりはない
正解:イ.先に自社の上司を取引先に紹介する
解説:紹介は、まず身内(自社側)を先に他者へ紹介し、次に他者(取引先)を身内に紹介するのが原則。地位の低い者・身内側を先に紹介する。
-
問169.名刺交換の作法として最も適当なものはどれか。
- ア.受け取ったらすぐ名刺入れにしまう
- イ.片手で相手の名刺の文字部分を持って受け取る
- ウ.訪問した側が先に、相手に読める向きで両手で差し出す
- エ.目上の人より先には絶対に出さない
正解:ウ.訪問した側が先に、相手に読める向きで両手で差し出す
解説:名刺は目下・訪問した側から先に差し出し、相手が読める向きにして両手で渡す。受け取った名刺はすぐにしまわず、商談中はテーブルの上に置いておくのがよい。
-
問170.来客を見送る際の作法として、最も丁寧とされるものはどれか。
- ア.自席で会釈をするだけにとどめる
- イ.応接室のドアの内側で別れる
- ウ.廊下の途中で引き返す
- エ.エレベーターの扉が閉まるまでお辞儀をして見送る
正解:エ.エレベーターの扉が閉まるまでお辞儀をして見送る
解説:見送りは相手との関係や格に応じる。重要な客はエレベーターの前まで、あるいは玄関・車まで見送り、エレベーターでは扉が閉まるまでお辞儀をするのが丁寧。席で会釈だけは軽すぎる。
-
問171.依頼をするときに添えるクッション言葉として、最も適当なものはどれか。
- ア.恐れ入りますが
- イ.悪いけれど
- ウ.とにかく
- エ.言っておくけど
正解:ア.恐れ入りますが
解説:依頼の前には「恐れ入りますが」「お手数をおかけしますが」などのクッション言葉を添えると印象がやわらぐ。「悪いけど」は丁寧さに欠ける。
-
問172.相手の依頼を断るときの言い方として、最も適当なものはどれか。
- ア.それはできません
- イ.申し訳ございませんが、今回は致しかねます
- ウ.無理です
- エ.そういうのは受け付けていません
正解:イ.申し訳ございませんが、今回は致しかねます
解説:断る際は「申し訳ございませんが」「あいにくですが」とわびの言葉を添え、相手への配慮を示しながら理由を述べる。一方的に「できません」と言い切るのは不適。
-
問173.「ご注文の品ができあがりました」と客に伝える言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.注文の品が完成しちゃいました
- イ.頼まれた物ができました
- ウ.ご注文の品ができあがりました
- エ.品物作り終わりました
正解:ウ.ご注文の品ができあがりました
解説:客の品に対して敬意を表しつつ完成を伝える。「ご注文の品ができあがりました」「ご用意が整いました」が適切。「品物が完成しちゃいました」は俗で不適。
-
問174.祝儀袋(出産祝い・結婚祝い以外の一般的な祝い事)の上書きとして、幅広く使える表現はどれか。
- ア.御霊前
- イ.御香典
- ウ.御仏前
- エ.御祝
正解:エ.御祝
解説:「御祝」は慶事全般に広く使える上書き。「寿」は結婚・賀寿など特に喜ばしい場に、「御霊前」は弔事用であり祝儀には用いない。
-
問175.結婚祝いに用いる祝儀袋の水引として正しいものはどれか。
- ア.結び切り
- イ.蝶結び
- ウ.黒白の結び切り
- エ.黄白の結び切り
正解:ア.結び切り
解説:結婚は一度きりがよいとされるため、ほどけない「結び切り」(または淡路結び)の水引を用いる。何度あってもよい一般祝い事の「蝶結び」は結婚には使わない。
-
問176.出産祝いや一般的なお祝い(何度あってもよい慶事)に用いる水引はどれか。
- ア.結び切り
- イ.蝶結び
- ウ.あわじ結びのみ
- エ.水引は不要
正解:イ.蝶結び
解説:出産・入学・新築など繰り返しあってよい慶事には、ほどいて結び直せる「蝶結び(花結び)」を用いる。結び切りは繰り返したくない事(結婚・弔事)に使う。
-
問177.仏式の通夜・葬儀(四十九日より前)に持参する不祝儀袋の上書きとして適当なものはどれか。
- ア.御仏前
- イ.御祝
- ウ.御霊前
- エ.寿
正解:ウ.御霊前
解説:仏式では四十九日の忌明け前は「御霊前」または「御香典」を用いる。「御仏前」は忌明け後(成仏したとされる以降)に用いるため、通夜・葬儀の時点では原則使わない。
-
問178.仏式の四十九日法要以降(忌明け後)の法要に持参する不祝儀袋の上書きとして適当なものはどれか。
- ア.御霊前
- イ.御祝
- ウ.御祝儀
- エ.御仏前
正解:エ.御仏前
解説:忌明け後は故人が仏になったとされるため「御仏前」を用いる。なお「御香典(御香料)」は通夜から法要まで仏式で広く使える。「御霊前」は主に忌明け前に用いる。
-
問179.神式の葬儀(神葬祭)に持参する不祝儀袋の上書きとして適当なものはどれか。
- ア.御玉串料
- イ.御香典
- ウ.御仏前
- エ.御霊前のみが正しい
正解:ア.御玉串料
解説:神式では「御玉串料」「御榊料」「御神前」などを用いる。「御香典」「御仏前」は仏式の表現で神式には用いない。宗教に応じた上書きの使い分けが2級で問われる。
-
問180.キリスト教式の葬儀に持参する袋の上書きとして適当なものはどれか。
- ア.御香典
- イ.御花料
- ウ.御玉串料
- エ.御仏前
正解:イ.御花料
解説:キリスト教式では「御花料」を用いる。「御香典」「御玉串料」「御仏前」はそれぞれ仏式・神式の表現であり、宗教に合わない。
-
問181.宗教がわからない相手の弔事に持参する不祝儀袋の上書きとして、最も無難なものはどれか。
- ア.御仏前
- イ.御玉串料
- ウ.御霊前
- エ.御花料
正解:ウ.御霊前
解説:宗教不明の場合は「御霊前」が広く各宗教に使えるとされ無難(ただし蓮の絵柄は仏式専用、十字架は教式専用のため無地を選ぶ)。「御仏前」は仏式忌明け後限定で不適。
-
問182.弔事に参列する際の服装・振る舞いとして適当でないものはどれか。
- ア.黒や地味な色の服を着用する
- イ.真珠のネックレスは一連までにとどめる
- ウ.派手な化粧や香水は控える
- エ.光る装飾品を多く身に着けて参列する
正解:エ.光る装飾品を多く身に着けて参列する
解説:弔事では地味な装いとし、光る装飾品は避ける。真珠は例外的に許容されるが、華やかなアクセサリーや派手な化粧は不適。明るい色の服やきらびやかな装飾は避ける。
-
問183.中元・歳暮(贈答)に関する説明として、正しいものはどれか。
- ア.中元は7月、歳暮は12月に贈るのが目安である
- イ.中元は12月、歳暮は7月に贈る
- ウ.中元・歳暮はその年だけ贈れば毎年は不要である
- エ.中元・歳暮の上書きは「御霊前」とする
正解:ア.中元は7月、歳暮は12月に贈るのが目安である
解説:中元は7月初旬から15日頃まで(地域差あり)、歳暮は12月初旬から20日頃までに贈るのが目安。日ごろの感謝を表す贈答で、一度贈ると毎年続けるのが礼儀とされる。
-
問184.病気見舞いの作法として適当でないものはどれか。
- ア.長居をせず短時間で切り上げる
- イ.鉢植えの花を持参する
- ウ.上書きは「御見舞」とする
- エ.相手の体調を考えて派手な見舞いは控える
正解:イ.鉢植えの花を持参する
解説:見舞いは長居せず、相手の負担を考える。鉢植えは「根付く=寝付く」を連想させ嫌われるため避ける。現金を贈る場合の上書きは「御見舞」とする。
-
問185.賀寿(長寿の祝い)のうち「還暦」が祝われる年齢はどれか。
- ア.70歳
- イ.77歳
- ウ.数え年61歳
- エ.88歳
正解:ウ.数え年61歳
解説:還暦は数え年61歳(満60歳)の祝い。干支が一巡して生まれた年の干支に戻ることに由来する。古希は70歳、喜寿は77歳、米寿は88歳である。
-
問186.賀寿の名称と年齢の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.喜寿=70歳、米寿=80歳
- イ.喜寿=88歳、米寿=99歳
- ウ.喜寿=60歳、米寿=70歳
- エ.喜寿=77歳、米寿=88歳
正解:エ.喜寿=77歳、米寿=88歳
解説:喜寿は77歳、米寿は88歳、卒寿は90歳、白寿は99歳。「喜」の草書が七十七に見えること、「米」が八十八に分解できることに由来する。
-
問187.上司への報告の仕方として、最も適当なものはどれか。
- ア.まず結論を述べ、続いて経過や理由を説明する
- イ.経過を時系列で詳しく述べてから結論を言う
- ウ.自分の意見を最初に長く述べる
- エ.報告は口頭でなく必ず文書のみで行う
正解:ア.まず結論を述べ、続いて経過や理由を説明する
解説:報告は結論を先に述べ、その後に経過や理由を続ける。長い説明から入ると要点が伝わりにくい。事実と意見は分けて伝え、簡潔さを心がける。
-
問188.電話をかけたが相手が不在で、改めてかけ直すかどうかの判断として最も適当なものはどれか。
- ア.相手から必ず折り返してもらう
- イ.用件のあるこちらから改めてかけ直す
- ウ.伝言だけ残して連絡は待つ
- エ.急ぎでなければ連絡しない
正解:イ.用件のあるこちらから改めてかけ直す
解説:原則として用件のある側(かけた側)が改めてかけ直すのが礼儀。相手に折り返しを求めるより、「改めてお電話いたします」と伝えるのが基本的な接遇マナーである。
-
問189.込み入った内容や苦情を電話で受け、自分では判断できないときの対応として最も適当なものはどれか。
- ア.その場で推測して回答する
- イ.わからないので切ってしまう
- ウ.確認して折り返す旨を伝え、連絡先と都合を聞く
- エ.担当者の私用携帯番号を教える
正解:ウ.確認して折り返す旨を伝え、連絡先と都合を聞く
解説:自分で即答できない案件は、確認のうえ折り返す旨を伝え、相手の連絡先と都合のよい時間を聞いておく。あいまいな返答や独断での即答は避ける。
-
問190.「課長は席にいますか」と社外から電話で問われたとき、課長が在席している場合の取次ぎの言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.課長はいらっしゃいますので少々お待ちください
- イ.田中課長におつなぎします
- ウ.課長さんいますよ、待ってて
- エ.課長の田中でございますね、ただ今おつなぎいたします
正解:エ.課長の田中でございますね、ただ今おつなぎいたします
解説:身内である課長に敬称・尊敬語を付けず、「課長の田中でございますね。ただ今おつなぎいたします」のように謙譲・丁寧で取り次ぐ。「課長はいらっしゃいます」は身内に尊敬語で不適。
-
問191.「お客様、お名前を頂戴できますか」という言い方の問題点として正しいものはどれか。
- ア.「名前を頂戴する」は不自然な誤用である
- イ.「お客様」が不要である
- ウ.丁寧すぎて失礼である
- エ.問題はなく正しい敬語である
正解:ア.「名前を頂戴する」は不自然な誤用である
解説:名前は「頂戴する(もらう)」ものではないため「お名前を頂戴する」は誤用とされる。「お名前をお聞かせ願えますか」「お名前をお伺いしてもよろしいですか」が適切。
-
問192.客に対し「そちらの席で待ってもらえますか」を適切な敬語に直したものはどれか。
- ア.こちらで待っててもらえますか
- イ.恐れ入りますが、こちらでお待ちいただけますか
- ウ.こちらでお待ちしてもらえますか
- エ.こちらで待たれてもらえますか
正解:イ.恐れ入りますが、こちらでお待ちいただけますか
解説:相手の「待つ」動作を尊敬語にし、依頼にはクッション言葉を添える。「恐れ入りますが、こちらでお待ちいただけますか」が適切。「待ってもらえますか」は丁寧さに欠ける。
-
問193.「この資料はもう読みましたか」を取引先に尋ねる適切な言い方はどれか。
- ア.もう拝読しましたか
- イ.もうお読みになられましたか
- ウ.もうお読みになりましたか
- エ.もう読みましたですか
正解:ウ.もうお読みになりましたか
解説:相手の「読む」動作なので尊敬語「お読みになる」を用いる。「もうお読みになりましたか」が適切。「拝読しましたか」は謙譲語で相手には使えない。
-
問194.「部長がそうおっしゃられました」の敬語上の問題点はどれか。
- ア.「部長」に敬称が必要である
- イ.謙譲語を使うべきである
- ウ.問題はなく正しい
- エ.「おっしゃる」に「れる」を重ねた二重敬語である
正解:エ.「おっしゃる」に「れる」を重ねた二重敬語である
解説:「おっしゃる」がすでに尊敬語であり、それに尊敬の「れる」を重ねた「おっしゃられる」は二重敬語。「おっしゃいました」で十分である。
-
問195.来客が予約時間より早く到着した。担当者がまだ前の打ち合わせ中のときの応対として最も適当なものはどれか。
- ア.事情を確認し、丁寧にわびて待ってもらうよう案内する
- イ.約束の時間まで外で待つよう伝える
- ウ.早く来たのは相手の都合だと放置する
- エ.担当者の打ち合わせを中断させて呼び出す
正解:ア.事情を確認し、丁寧にわびて待ってもらうよう案内する
解説:早く来た客にも丁寧に対応し、担当者の状況を確認して待ってもらう旨を丁寧に伝える。「お約束のお時間まで(あるいは確認のうえ)こちらでお待ちいただけますか」と案内する。
-
問196.上司あての来客があったが、上司が急用で席を外しているときの応対として最も適当なものはどれか。
- ア.理由を言わず長時間そのまま待たせる
- イ.わびて状況を伝え、相手の意向を尋ねて対応する
- ウ.上司の私用の詳細をそのまま伝える
- エ.出直してもらうよう一方的に伝える
正解:イ.わびて状況を伝え、相手の意向を尋ねて対応する
解説:わびたうえで状況を伝え、戻る見込みや代わりの対応を示し、相手の意向を尋ねる。黙って待たせ続けたり、上司の私的事情を細かく話すのは不適。
-
問197.社内の人間関係で、他部署に仕事を依頼するときの態度として最も適当なものはどれか。
- ア.社内なので命令口調でよい
- イ.急ぎだと当然のように押し付ける
- ウ.相手の都合を確かめ、丁寧に依頼し感謝を伝える
- エ.断られたら相手の上司に苦情を言う
正解:ウ.相手の都合を確かめ、丁寧に依頼し感謝を伝える
解説:社内でも依頼は丁寧に行い、相手の都合を確かめ協力に感謝する。命令口調や当然という態度は人間関係を損なう。日頃の良好な関係づくりが円滑な業務につながる。
-
問198.苦情を述べる客に対して、感じのよい応対の基本として最も適当なものはどれか。
- ア.こちらの正当性をまず主張する
- イ.相手の勘違いをすぐ指摘する
- ウ.早く切り上げようと話を急がせる
- エ.話を遮らず最後まで聞き、誠意をもって対応する
正解:エ.話を遮らず最後まで聞き、誠意をもって対応する
解説:苦情対応では、相手の話を遮らず最後まで聞き、共感を示し、誠意ある態度で対応することが重要。反論や言い訳を先に出すと相手の感情を逆なでする。
-
問199.「いたします」と「おります」の使い方として正しい組み合わせはどれか。
- ア.自分側の動作に「いたします」「おります」を使う
- イ.相手の動作に「いたします」を使う
- ウ.相手の存在に「おります」を使う
- エ.目上の人に「おられます」を必ず使う
正解:ア.自分側の動作に「いたします」「おります」を使う
解説:「いたします」は「する」の謙譲・丁寧語、「おります」は「いる」の謙譲・丁寧語。「資料を用意いたします」「ただ今外出しております」のように使う。相手の動作には使わない。
-
問200.「お客様が参られました」という受付の言い方の問題点はどれか。
- ア.「お客様」が不要である
- イ.客に謙譲語「参る」を使っている
- ウ.敬語が足りない
- エ.問題はない
正解:イ.客に謙譲語「参る」を使っている
解説:「参る」は「来る」の謙譲語であり、客の動作に使うのは誤り。客の来訪は尊敬語で「お見えになりました」「いらっしゃいました」「お越しになりました」と表す。
-
問201.電話を受けて相手が名乗ったとき、復唱・確認の言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.○○商事の△△さんですね、で何ですか
- イ.確認せずそのまま取り次ぐ
- ウ.○○商事の△△様でいらっしゃいますね
- エ.△△様でございますね
正解:ウ.○○商事の△△様でいらっしゃいますね
解説:相手の会社名・氏名を復唱して確認するのは取次ぎの基本。「○○商事の△△様でいらっしゃいますね」と尊敬語で確認する。聞き流したり、確認を省くのは不適。
-
問202.上司への伝言を本人に伝えるとき、伝言者(社外の人)への敬意の表し方として最も適当なものはどれか。
- ア.○○がこう言っていました
- イ.○○さんから連絡来てました
- ウ.○○からの伝言です、内容は〜
- エ.○○様からお電話があり〜とのことでございます
正解:エ.○○様からお電話があり〜とのことでございます
解説:上司に伝える際、伝言を頼んだ社外の人には敬意を払い「○○様からお電話があり、〜とのことでございます」と尊敬語で伝える。社外の人を呼び捨てにするのは不適。
-
問203.「ご苦労さま」と「お疲れさま」の使い分けとして正しいものはどれか。
- ア.目上には「お疲れさま」を使い「ご苦労さま」は使わない
- イ.目上に「ご苦労さま」を使うのが正しい
- ウ.どちらも目上に使ってよい
- エ.目下に「お疲れさま」は失礼である
正解:ア.目上には「お疲れさま」を使い「ご苦労さま」は使わない
解説:「ご苦労さま」は目上が目下をねぎらう言葉とされ、目上には使わない。上司や目上には「お疲れさまでございます(です)」を用いるのが一般的なマナーである。
-
問204.面会の約束がない客(不意の来客)が訪れたときの受付対応として最も適当なものはどれか。
- ア.約束がないので一律に断る
- イ.会社名・氏名・用件を確認し、担当者の都合を確かめて取り次ぐ
- ウ.確認せず担当者の在席を客に伝える
- エ.用件を聞かずにとりあえず通す
正解:イ.会社名・氏名・用件を確認し、担当者の都合を確かめて取り次ぐ
解説:約束のない客には、会社名・氏名・用件を確認し、担当者の都合を確かめてから取り次ぐ。勝手に在席を伝えたり、即座に断ったりせず、確認のうえ丁寧に対応する。
-
問205.「資料はこちらでよろしかったでしょうか」という言い方の問題点はどれか。
- ア.「資料」が不要である
- イ.丁寧すぎる
- ウ.現在の確認に過去形を使っている
- エ.問題はない
正解:ウ.現在の確認に過去形を使っている
解説:現在確認していることに過去形「よろしかった」を使うのは不適切とされる接客用語。「こちらでよろしいでしょうか」と現在形で尋ねるのが正しい。
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問206.「お客様、あちらの受付になります」という案内表現の問題点はどれか。
- ア.「お客様」が不要である
- イ.敬語が足りない
- ウ.問題はない
- エ.「〜になります」を場所の説明に誤用している
正解:エ.「〜になります」を場所の説明に誤用している
解説:「〜になります」は変化を表す言い方で、場所の案内には不適とされる。「あちらが受付でございます」と言うのが正しい。いわゆるバイト敬語の典型例である。
-
問207.上司の家族から会社に電話があり、上司が会議中のときの応対として最も適当なものはどれか。
- ア.会議中である旨を丁寧に伝え、伝言や折り返しを申し出る
- イ.家族なのでぞんざいに対応する
- ウ.会議を中断して呼び出す
- エ.上司の私用の予定まで詳しく話す
正解:ア.会議中である旨を丁寧に伝え、伝言や折り返しを申し出る
解説:上司の家族にも丁寧に応対するが、相手は身内の家族なので上司に過剰な尊敬語は使わず「ただ今会議中でございます。終わり次第お電話するよう伝えます」のように対応する。
-
問208.「明日は会社に来ますか」を取引先に尋ねる適切な敬語表現はどれか。
- ア.明日は会社に参りますか
- イ.明日は会社にいらっしゃいますか
- ウ.明日は会社に来られてきますか
- エ.明日は会社に伺いますか
正解:イ.明日は会社にいらっしゃいますか
解説:相手の「来る」動作なので尊敬語「いらっしゃる」「お越しになる」「お見えになる」を用いる。「明日は会社にいらっしゃいますか」が適切。「参りますか」は謙譲語で誤り。
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問209.贈答品を持参して取引先を訪問し、品を渡すときの言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.高価な物なので大事にしてください
- イ.これあげます
- ウ.心ばかりの品でございますが、お納めください
- エ.つまらない物だから期待しないで
正解:ウ.心ばかりの品でございますが、お納めください
解説:「つまらないものですが」「心ばかりの品ですが」などと謙遜して差し出すのが従来の作法。両手で渡し、紙袋から出して渡すのが丁寧。「高価な物です」と価値を強調するのは不適。
-
問210.応接室で来客に上座を勧めるときの言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.そこの手前の席でいいですよ
- イ.どこでも好きに座って
- ウ.こちらの入り口側にどうぞ
- エ.どうぞ奥のお席におかけください
正解:エ.どうぞ奥のお席におかけください
解説:上座(奥の席)を勧めるときは「どうぞ奥のお席におかけください」と尊敬語で促す。客を下座に座らせたり、勧めず放置するのは接遇上不適切である。
-
問211.和室での席次について正しいものはどれか。
- ア.床の間の前が上座である
- イ.出入り口に近い席が上座である
- ウ.床の間を正面に見る席が上座である
- エ.席次の決まりはない
正解:ア.床の間の前が上座である
解説:和室では床の間の前が最上位の上座となる。出入り口に近い席が下座。床の間を背にする席に来客を案内するのが基本である。
-
問212.結婚祝いの金額の目安や袋の選び方についての考え方として最も適当なものはどれか。
- ア.袋はいつも最も豪華なものを選ぶ
- イ.関係性に応じた金額とし、金額に見合う格の袋を選ぶ
- ウ.金額は相場を無視して自分の都合だけで決める
- エ.袋の格と金額の釣り合いは考えなくてよい
正解:イ.関係性に応じた金額とし、金額に見合う格の袋を選ぶ
解説:祝儀は相手との関係や立場に応じた金額とし、金額に見合った格の袋を選ぶ。中身が少額なのに豪華すぎる袋、逆に高額なのに簡素な袋は不釣り合いとされる。
-
問213.電話で相手を待たせてしまったとき、再び出るときの第一声として最も適当なものはどれか。
- ア.はい、何でしたっけ
- イ.もしもし、続きですけど
- ウ.お待たせいたしました
- エ.待たせてごめんね
正解:ウ.お待たせいたしました
解説:待たせた場合は「お待たせいたしました」とわびてから用件に入るのが基本。長く待たせたときは「大変お待たせいたしました」とより丁寧にする。いきなり用件に入るのは不適。
-
問214.「拝見する」「伺う」「申し上げる」に共通する敬語の種類はどれか。
- ア.尊敬語
- イ.丁寧語
- ウ.美化語
- エ.謙譲語
正解:エ.謙譲語
解説:「拝見する(見る)」「伺う(聞く・行く)」「申し上げる(言う)」はいずれも自分側の動作をへりくだって相手を高める謙譲語である。相手の動作には使えない。
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問215.「いらっしゃる」「召し上がる」「ご覧になる」に共通する敬語の種類はどれか。
- ア.尊敬語
- イ.謙譲語
- ウ.丁寧語
- エ.美化語
正解:ア.尊敬語
解説:「いらっしゃる(いる・来る・行く)」「召し上がる(食べる・飲む)」「ご覧になる(見る)」はいずれも相手の動作を高める尊敬語である。自分側には使わない。
-
問216.客に飲み物を勧めるとき「コーヒーを飲みますか」を適切な敬語にしたものはどれか。
- ア.コーヒーをいただきますか
- イ.コーヒーを召し上がりますか
- ウ.コーヒーを飲まれてきますか
- エ.コーヒーを頂戴しますか
正解:イ.コーヒーを召し上がりますか
解説:相手の「飲む」動作なので尊敬語「召し上がる」を用い「コーヒーを召し上がりますか」とする。「いただきますか」は謙譲語で相手には使えない。
-
問217.催促をするときの言い方として、相手に配慮した最も適当なものはどれか。
- ア.まだですか、早くしてください
- イ.いつになったらできるんですか
- ウ.お忙しいところ恐れ入りますが、その後いかがでしょうか
- エ.約束したのにどうなっているんですか
正解:ウ.お忙しいところ恐れ入りますが、その後いかがでしょうか
解説:催促はクッション言葉を添え、相手を責めない表現にする。「お忙しいところ恐れ入りますが、その後いかがでしょうか」と尋ねる。「まだですか」と直接的に責めるのは不適。
-
問218.弔事の場で遺族にかける言葉として最も適当なものはどれか。
- ア.重ね重ねご愁傷さまです
- イ.また不幸が続かないといいですね
- ウ.死んでしまって残念でしたね
- エ.このたびはご愁傷さまでございます
正解:エ.このたびはご愁傷さまでございます
解説:弔事では「このたびはご愁傷さまでございます」「お悔やみ申し上げます」などのお悔やみの言葉を述べる。死を直接表す言葉や重ね言葉(「重ね重ね」「たびたび」等)は忌み言葉として避ける。
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問219.上司に同行して取引先を訪問し、上司を取引先に紹介するときの言い方として最も適当なものはどれか。
- ア.こちらが私どもの課長の田中でございます
- イ.こちらが田中課長でいらっしゃいます
- ウ.こちらが課長の田中様です
- エ.こちらがうちの田中課長です
正解:ア.こちらが私どもの課長の田中でございます
解説:社外で身内の上司を紹介するときは敬称を付けず「こちらが私どもの課長の田中でございます」のように謙譲表現で紹介する。「課長の田中様」「田中課長」と敬称を付けるのは誤り。
-
問220.見舞いの品として現金を贈る際の上書きとして適当なものはどれか。
- ア.御祝
- イ.御見舞
- ウ.御霊前
- エ.寿
正解:イ.御見舞
解説:病気・けがの見舞いに現金を贈る場合の上書きは「御見舞」とする。水引は紅白の結び切り(のしは付けない)が一般的。「御祝」「御霊前」は見舞いには使わない。
-
問221.報告・連絡・相談(ほうれんそう)に関する説明として正しいものはどれか。
- ア.都合の悪いことは解決してから報告する
- イ.報告は求められたときだけでよい
- ウ.悪い情報ほど早く報告する
- エ.相談は問題が大きくなってからする
正解:ウ.悪い情報ほど早く報告する
解説:悪い情報ほど早く報告するのが鉄則。都合の悪いことを後回しにすると問題が大きくなる。連絡は関係者に漏れなく、相談は判断に迷ったとき早めに行うのがよい。
-
問222.取引先からの電話を、担当者の携帯電話へ転送してよいか問われたときの対応として最も適当なものはどれか。
- ア.担当者の携帯番号をそのまま教える
- イ.勝手に判断できないので電話を切る
- ウ.担当者の自宅電話を教える
- エ.担当者に連絡して折り返す旨を伝え、連絡先を聞く
正解:エ.担当者に連絡して折り返す旨を伝え、連絡先を聞く
解説:担当者の携帯番号や私的連絡先を無断で相手に教えるのは不適切。「私から担当者に連絡し、折り返しお電話させます」と申し出て連絡先を聞いておくのが望ましい。
-
問223.祝賀会や式典で受付を担当するときの応対として最も適当なものはどれか。
- ア.丁寧に迎え、記帳を案内し祝儀は両手で受けて礼を述べる
- イ.祝儀を片手でさっと受け取る
- ウ.来客を待たせて私語をする
- エ.記帳の案内はせず通す
正解:ア.丁寧に迎え、記帳を案内し祝儀は両手で受けて礼を述べる
解説:受付では来客を丁寧に迎え、芳名録への記帳を案内し、祝儀を受け取る際は両手で受け、「ありがとうございます」と礼を述べる。受け取りをぞんざいにしたり放置するのは不適。
-
問224.「課長、お客様がお待ちになっております」という取次ぎの言い方の問題点はどれか。
- ア.客に謙譲語を使うべきである
- イ.問題はなく正しい敬語である
- ウ.「課長」に敬称が必要である
- エ.「お客様」を呼び捨てにすべきである
正解:イ.問題はなく正しい敬語である
解説:この文では客に尊敬語「お待ちになる」を使っており敬語の方向は正しい。問題があるとすればむしろ自然で正しい表現。よって不適当な選択肢を見抜く問題では「問題はない」が正解となる。
-
問225.弔電を打つときの宛名・敬称として最も適当なものはどれか。
- ア.故人あてに「様」を付けて打つ
- イ.宛名は不要である
- ウ.喪主あてに氏名+「様」で打つ
- エ.参列者全員の連名にする
正解:ウ.喪主あてに氏名+「様」で打つ
解説:弔電は喪主あてに打つのが基本で、宛名は喪主の氏名に「様」を付ける。故人との続柄を本文で示すこともある。会社あての場合は会社名・役職を添える。
-
問226.秘書Aは、上司が外出中に取引先から「急ぎで上司と連絡を取りたい」と電話を受けた。上司は移動中で電話に出られないことが多い。このような場合のAの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.用件と連絡先を確認し、上司に取り次ぐ手だてを講じる
- イ.急ぎでも上司が戻るまで何もせず待つ
- ウ.自分の判断で取引先に回答してしまう
- エ.上司の携帯番号を取引先に教えて直接かけてもらう
正解:ア.用件と連絡先を確認し、上司に取り次ぐ手だてを講じる
解説:急ぎの用件は、相手の連絡先と用件を確認したうえで上司に確実につなぐ努力をするのが2級の判断。相手の事情を聞かずに後回しにしたり、自分で回答するのは補佐の範囲を超え不適当である。
-
問227.秘書Aは、上司から「今日は誰が訪ねてきても会わない」と言われている。そこへ上司の古くからの友人と名乗る人が、約束なしに訪ねてきた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.古い友人なら特別だろうと判断して取り次ぐ
- イ.差し支えがある旨を丁重にわび、出直しをお願いする
- ウ.在席を隠さず「会わないと言われている」とそのまま伝える
- エ.上司に確認せず、来客に勝手に約束を取り付ける
正解:イ.差し支えがある旨を丁重にわび、出直しをお願いする
解説:上司の指示が優先されるが、相手の体面を損なわないよう丁重に断るのが2級の気の利かせ方。指示を破って取り次いだり、冷たくあしらうのは不適当。事情を伝え丁重に対応する。
-
問228.秘書Aは、来客の応対中に別の来客が予約時刻どおりに到着した。上司は応対中で手が離せない。重なったときのAの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.予約客を優先し、応対中の来客を待たせる
- イ.二人目の来客には気づかないふりをする
- ウ.後から来た予約客に声をかけ、事情を伝えて少し待っていただく
- エ.予約客に出直すよう一方的に伝える
正解:ウ.後から来た予約客に声をかけ、事情を伝えて少し待っていただく
解説:来客が重なったときは、後から来た予約客にもまず声をかけて待っていただく配慮が2級の機転。放置したり、予約客を優先して先客の応対を中断するのは不適当である。
-
問229.秘書Aは、上司から渡された書類を社外に郵送するよう指示された。封をする前に内容を見ると、明らかに宛先と異なる相手の資料が混ざっているようだった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の判断で正しいと思う資料に差し替えて送る
- イ.指示どおりそのまま封をして送る
- ウ.間違いかどうか分からないので何もせず放置する
- エ.気づいた点を上司に伝え、確認してから処理する
正解:エ.気づいた点を上司に伝え、確認してから処理する
解説:誤りに気づいたときは、勝手に直さず上司に確認するのが正しい。思い込みで差し替えると別のミスを招く恐れがある。出過ぎず、気づいた点を確認するのが2級の判断である。
-
問230.秘書Aは、同僚から「上司は来月の人事異動でどこへ移るのか知っているか」と尋ねられた。Aは上司の補佐の過程でそれを耳にしていた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.公表前の情報なので、知っていても話さない
- イ.親しい同僚なので口止めしたうえで教える
- ウ.うわさ程度ならと、ぼかして伝える
- エ.本人にも関係するので教えてあげる
正解:ア.公表前の情報なので、知っていても話さない
解説:業務上知り得た未公表の人事情報は、親しい同僚であっても口外しないのが機密保持の原則。知らないふりも含め情報を漏らさない対応が、2級でも一貫して求められる。
-
問231.秘書Aの上司は、最近多忙で機嫌がよくないことが続いている。そんな中、Aが急ぎでない決裁を求めたところ、いつもより冷たい返事をされた。Aの心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.冷たくされたことを気に病み、態度に表す
- イ.感情に左右されず、急ぎでない用件は時機を見て改める
- ウ.上司の機嫌が悪い原因を問いただす
- エ.機嫌が悪いのは自分のせいだと同僚にこぼす
正解:イ.感情に左右されず、急ぎでない用件は時機を見て改める
解説:上司の多忙や機嫌に左右されず、感情を自制して安定した態度を保つのが2級の資質。冷たくされても感情的に受け止めず、急ぎでない用件はタイミングを見計らう機転が望ましい。
-
問232.秘書Aは、取引先の重要な来客を迎えるにあたり、当日の服装を考えている。普段はやや華やかな装いを好むが、その日は相手が格式を重んじる年配の客だと聞いている。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の個性を出すため普段どおりの華やかな装いにする
- イ.格式を意識しすぎず、楽な服装で臨む
- ウ.相手に合わせて、いつもより控えめで上品な装いにする
- エ.目立つよう、あえて華美なアクセサリーを加える
正解:ウ.相手に合わせて、いつもより控えめで上品な装いにする
解説:身だしなみはTPOと相手への配慮が大切。格式を重んじる客には、控えめで上品な装いに整えるのが2級の判断。自分の好みより、上司の体面と相手への印象を優先する。
-
問233.秘書Aは、上司の指示で会議資料を準備した。会議直前に上司から「やはり前回の資料も配ってほしい」と追加を頼まれたが、コピーの時間がぎりぎりである。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.時間がないので、できないと断る
- イ.間に合わないと分かっていても黙って取りかかる
- ウ.前回資料は重要でないと判断して用意しない
- エ.急いで対応し、間に合わない場合の方法も上司に伝える
正解:エ.急いで対応し、間に合わない場合の方法も上司に伝える
解説:急な追加でも、慌てず段取りよく間に合わせる努力をするのが2級の機転。間に合わない可能性があれば、対処法(後で配るなど)を添えて上司に伝える。断ったり黙って遅れるのは不適当。
-
問234.秘書Aは、後輩秘書が来客の前で上司の私的な話を口にしているのを耳にした。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.後で人目につかない場で、穏やかに注意する
- イ.来客の前ですぐに大きな声で注意する
- ウ.見て見ぬふりをして何も言わない
- エ.上司にすぐ告げ口をする
正解:ア.後で人目につかない場で、穏やかに注意する
解説:後輩の不適切な言動には、来客の前ではなく、後で人目につかない場で穏やかに注意するのが2級の配慮。その場で叱ると後輩も来客も気まずくなる。忠告は相手の立場を考えて行う。
-
問235.秘書Aは、上司から「来客があってもしばらく取り次がないように」と言われていた。そこへ予約客が時間どおりに到着した。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.予約客でも指示どおり一切取り次がない
- イ.予約があることを上司に伝え、指示を仰ぐ
- ウ.予約客に出直してもらう
- エ.確認せず自分の判断で部屋へ通す
正解:イ.予約があることを上司に伝え、指示を仰ぐ
解説:予約客は約束済みであり、上司の「取り次ぐな」は予約客を含まないと考えるのが自然。ただし念のため上司に確認する配慮が2級の判断。予約客を待たせ続けたり追い返すのは不適当である。
-
問236.秘書Aは、上司の代理で部内の連絡を伝える際、内容に自分の意見も付け加えたほうが分かりやすいと感じた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.分かりやすくするため自分の意見も交えて伝える
- イ.自分の解釈で内容を要約して伝える
- ウ.上司の指示内容を正確に、私見を交えずに伝える
- エ.伝えにくい部分は省いて伝える
正解:ウ.上司の指示内容を正確に、私見を交えずに伝える
解説:上司の意向を伝える場では、私見を交えず正確に伝えるのが基本。自分の意見を加えると上司の指示と区別がつかなくなる。出過ぎず、忠実に伝えるのが補佐の姿勢である。
-
問237.秘書Aは、上司宛ての電話で「名乗りたくないが急ぎで上司に取り次いでほしい」と強く言われた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.急ぎと言うのですぐ取り次ぐ
- イ.名乗らないなら一方的に電話を切る
- ウ.上司は不在だと偽って切り上げる
- エ.丁重に名前と用件を尋ね、難しければ上司に確認する
正解:エ.丁重に名前と用件を尋ね、難しければ上司に確認する
解説:相手が名乗らない場合は安易に取り次がず、丁重に名前と用件を尋ねるのが2級の判断。強く言われても譲らず、聞けないなら上司に確認するなど慎重に対応する。無条件に取り次ぐのは不適当。
-
問238.秘書Aは、上司から急ぎの用事を頼まれた直後に、別の役員から「上司に渡してほしい」と書類を預かった。両方とも急ぐという。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.緊急度を考え、迷えば上司に確認して優先順位をつける
- イ.頼まれた順に機械的にこなす
- ウ.役員の依頼を優先し、上司の用事は後回しにする
- エ.どちらも急ぐので二つ同時に進めて混乱する
正解:ア.緊急度を考え、迷えば上司に確認して優先順位をつける
解説:用事が重なったときは、緊急度や指示元を考えて優先順位をつけ、判断に迷えば上司に確認するのが2級の機転。両方を中途半端にしたり、自己判断だけで決めるのは事故のもとである。
-
問239.秘書Aは、上司が出席する会合の場所を電話で問い合わせる必要が生じた。先方に上司の名前を出してよいか迷う場面である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司の予定をすべて先方に説明して尋ねる
- イ.用件に必要な範囲にとどめ、慎重に問い合わせる
- ウ.上司の行き先や同行者まで詳しく伝える
- エ.確認が面倒なので問い合わせずに済ませる
正解:イ.用件に必要な範囲にとどめ、慎重に問い合わせる
解説:上司の所在や予定にかかわる情報は、必要最小限にとどめ慎重に扱うのが2級の判断。用件に必要な範囲で確認し、不要な情報まで明かさない。誰にでも詳しく話すのは機密保持上不適当である。
-
問240.秘書Aは、上司から「明日の出張に同行する」と聞かされ、同僚に行き先を尋ねられた。出張は社外秘の商談だと聞いている。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.同僚なら問題ないと考え行き先を教える
- イ.面白い話題として詳しく説明する
- ウ.商談の内容にかかわるので、行き先は話さない
- エ.上司に断らず勝手に共有する
正解:ウ.商談の内容にかかわるので、行き先は話さない
解説:社外秘の商談に関する情報は、同僚であっても漏らさないのが原則。出張の事実だけならよくても、内容や行き先を話すのは機密保持に反する。当たり障りなくかわすのが2級の判断である。
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問241.秘書Aは、上司から「この企画はまだ社内で公にしないように」と言われている。会議で他部署の人から進捗を尋ねられたとき、Aの対応として最も適当なものはどれか。
- ア.社内の人なので進捗を説明する
- イ.上司に確認せず自分の判断で概要を話す
- ウ.進んでいないと事実と異なる説明をする
- エ.答えられない旨を、角が立たないように伝える
正解:エ.答えられない旨を、角が立たないように伝える
解説:公にしないよう指示された件は、たとえ社内でも軽々しく話さないのが原則。尋ねられても、答えられない旨を角が立たないように伝えるのが2級の対応。うっかり漏らすのは不適当である。
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問242.秘書Aは、来客との約束に上司が30分ほど遅れることが分かった。来客はすでに応接室で待っている。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.おわびと見通しを伝え、お茶を出すなど配慮する
- イ.事情を言わず黙って待っていただく
- ウ.来客に出直すよう伝える
- エ.上司の代わりに自分が商談を進める
正解:ア.おわびと見通しを伝え、お茶を出すなど配慮する
解説:上司が遅れるときは、来客に事情とおわびを伝え、見通しを示してお茶などで配慮するのが2級の気配り。黙って待たせたり放置するのは失礼。代わりに用件を進めるのは越権である。
-
問243.秘書Aは、上司の指示で作成した文書に、上司の思い違いと思われる記述があることに気づいた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司の指示なので気づいても黙って従う
- イ.出過ぎない言い方で、気づいた点を上司に確認する
- ウ.自分の判断で正しいと思う内容に書き換える
- エ.間違っていると強い口調で指摘する
正解:イ.出過ぎない言い方で、気づいた点を上司に確認する
解説:上司の思い違いに気づいたら、出過ぎない言い方で確認するのが2級の判断。黙って従えば誤りが残り、勝手に直せば別の問題を招く。気づいた点をさりげなく伝えるのが望ましい。
-
問244.秘書Aは、上司が在席中に予約のない来客があり、「ぜひ会いたい」と粘られた。上司は会議準備で多忙である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.多忙なので自分の判断で断る
- イ.粘られたので確認せず上司に通す
- ウ.用件を聞き、上司の都合を確認してから対応する
- エ.上司は不在だと偽って帰ってもらう
正解:ウ.用件を聞き、上司の都合を確認してから対応する
解説:予約のない来客でも、相手の用件を聞いたうえで上司の都合を確認するのが2級の判断。多忙を理由に独断で断ると機会損失の恐れがあり、無断で取り次ぐのも不適当。確認のうえ対応する。
-
問245.秘書Aは、上司から私的な買い物を頼まれることが時々ある。今回は勤務時間中に頼まれたが、急ぎの業務も抱えている。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.頼まれごとを断り、業務だけを進める
- イ.急ぎの業務を後回しにして買い物を優先する
- ウ.両方を中途半端なまま放置する
- エ.急ぎの業務があることを伝え、優先順位を確認する
正解:エ.急ぎの業務があることを伝え、優先順位を確認する
解説:急ぎの業務がある場合は、その旨を伝えて優先順位を上司に判断してもらうのが2級の対応。断るのでも黙って業務を後回しにするのでもなく、状況を伝えて指示を仰ぐのが望ましい。
-
問246.秘書Aは、上司の友人を名乗る人から「上司の自宅の電話番号を教えてほしい」と電話で頼まれた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.用件を聞いて上司に伝え、上司から連絡してもらう
- イ.友人と言うので自宅番号を教える
- ウ.確認せず携帯番号なら教える
- エ.上司に断らず勝手に自宅へ取り次ぐ
正解:ア.用件を聞いて上司に伝え、上司から連絡してもらう
解説:上司の個人情報は、本人の許可なく第三者に教えないのが原則。友人を名乗られても、用件を聞いて上司に伝え、上司から連絡してもらうなど慎重に対応するのが2級の判断である。
-
問247.秘書Aは、上司が外出先から「会議の開始を30分遅らせるよう関係者に連絡してほしい」と電話で指示された。指示の一部が聞き取りにくかった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.聞き取れた範囲を推測で補って連絡する
- イ.その場で復唱し、不明な点を確認してから連絡する
- ウ.分からない部分は省いて連絡する
- エ.確認が面倒なので一部の関係者にだけ連絡する
正解:イ.その場で復唱し、不明な点を確認してから連絡する
解説:聞き取りにくい指示は、その場で復唱して確認するのが2級の基本。あいまいなまま連絡すると関係者に混乱を招く。推測で進めず、確実に確認してから行動するのが望ましい。
-
問248.秘書Aは、上司から「明日の昼食は来客と外で取る」と聞いた。Aが気を利かせてできることとして、最も適当なものはどれか。
- ア.上司に確認せず勝手に店を予約する
- イ.昼食は上司が決めることなので何もしない
- ウ.来客の好みなどを踏まえ、上司に確認のうえ店の候補を用意する
- エ.自分の好きな店を一方的に勧める
正解:ウ.来客の好みなどを踏まえ、上司に確認のうえ店の候補を用意する
解説:先を読んで気を利かせるのが2級の資質。来客の好みや予算を踏まえ、上司に確認のうえで店の候補を用意しておくのが望ましい。確認せず勝手に予約したり、何もしないのは不適当である。
-
問249.秘書Aは、来客にお茶を出そうとした際、来客が上司と込み入った話の最中だった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.声をかけて話を中断させ、お茶を出す
- イ.話が終わるまで部屋の外で長く待つ
- ウ.込み入っているので、お茶は出さずに済ませる
- エ.話の邪魔をしないよう、静かに会釈して置き、速やかに下がる
正解:エ.話の邪魔をしないよう、静かに会釈して置き、速やかに下がる
解説:込み入った話の最中は、話を妨げないよう静かに会釈してお茶を置き、速やかに下がるのが2級の配慮。声をかけて中断させたり、話が終わるまで延々と待つのは適切でない。
-
問250.秘書Aは、自分のミスで取引先への返信が一日遅れてしまったことに気づいた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.速やかに上司に報告し、対処の指示を仰ぐ
- イ.目立たないよう自分だけで取り繕う
- ウ.気づかれていないので黙っておく
- エ.遅れた理由を取引先のせいにして説明する
正解:ア.速やかに上司に報告し、対処の指示を仰ぐ
解説:ミスに気づいたら速やかに上司に報告し、対処の指示を仰ぐのが2級でも基本。隠したり自分だけで取り繕うと問題が大きくなる恐れがある。正直に報告し、おわびと対応を相談する。
-
問251.秘書Aは、上司が苦手とする取引先の担当者から電話を受けた。上司は在席しているが、できれば話したくない様子である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司が嫌がっているので不在だと伝える
- イ.用件を確認し、上司に取り次ぐ
- ウ.上司の苦手な相手なので冷たく応対する
- エ.上司に代わって自分が用件を断る
正解:イ.用件を確認し、上司に取り次ぐ
解説:上司の好き嫌いで来客や電話の扱いを変えるのは公平さに欠ける。相手の用件を確認し、上司に取り次ぐのが2級の判断。上司の感情に同調して取り次がないのは業務上不適当である。
-
問252.秘書Aは、上司の机の上に置かれた書類を整理していて、社外秘の人事資料が目に入った。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.興味があるので内容をよく読む
- イ.面白い情報として同僚に話す
- ウ.必要な範囲で扱い、内容は口外しない
- エ.見たことを上司にわざわざ報告して気をもむ
正解:ウ.必要な範囲で扱い、内容は口外しない
解説:業務上目にした機密情報は、必要以上に読み込まず、口外もしないのが原則。整理に必要な範囲で扱い、内容を他言しないのが2級の機密保持。興味本位で見たり話すのは不適当である。
-
問253.秘書Aは、上司から指示された仕事を進める中で、より効率的なやり方を思いついた。これまでのやり方とは手順が異なる。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.良い方法なので上司に断らず変更する
- イ.従来どおりにしか進められないと考え、提案しない
- ウ.自分のやり方を強く主張して変えさせる
- エ.上司に提案し、判断を仰いでから進める
正解:エ.上司に提案し、判断を仰いでから進める
解説:改善案があっても、独断で従来のやり方を変えず、上司に提案して判断を仰ぐのが2級の姿勢。勝手に変えると思わぬ支障が出る恐れがある。出過ぎず、相談したうえで進めるのが望ましい。
-
問254.秘書Aは、上司が会議中にどうしても伝えなければならない急用の連絡を受けた。会議は重要なものである。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.メモを静かに差し入れ、上司の判断に委ねる
- イ.会議を中断させて口頭で伝える
- ウ.急用でも会議が終わるまで一切伝えない
- エ.上司に代わって自分が急用に対応してしまう
正解:ア.メモを静かに差し入れ、上司の判断に委ねる
解説:会議中の取り次ぎは、話を妨げないようメモを静かに差し入れ、上司の判断に委ねるのが2級の配慮。口頭で割り込んだり、急用を放置するのは不適当。状況に応じた控えめな伝達が求められる。
-
問255.秘書Aは、同僚秘書から「上司に頼まれた仕事が多くて手が回らない」と相談された。Aも自分の業務を抱えているが少し余裕がある。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の評価が下がるので手伝わない
- イ.自分の業務に支障のない範囲で手助けを申し出る
- ウ.同僚の問題なので関わらない
- エ.自分の業務を放り出して全部引き受ける
正解:イ.自分の業務に支障のない範囲で手助けを申し出る
解説:同僚への気配りと協調性は2級でも重視される。自分の業務に支障のない範囲で手助けを申し出るのが望ましい。評価を気にして断ったり、無理に全部引き受けるのは適切でない。
-
問256.秘書Aは、上司から「来週の出張の航空券とホテルを手配しておくように」と言われた。上司の好みや過去の利用実績は把握している。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.好みは考えず、最も安いものだけで手配する
- イ.細部まですべて上司に逐一確認してから動く
- ウ.上司の好みを踏まえて案を整え、確認を取って手配する
- エ.自分の好みで勝手に決めて手配する
正解:ウ.上司の好みを踏まえて案を整え、確認を取って手配する
解説:上司の好みや実績を踏まえて先回りし、案を整えて確認を取るのが2級の機転。何も考えず最安だけで決めたり、いちいち細部まで指示を仰ぐのは効率が悪い。気を利かせて案を示すのが望ましい。
-
問257.秘書Aは、上司から注意を受けた。Aには納得しがたい点もあったが、上司の言い分にも一理ある。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.納得できないのでその場で言い返す
- イ.聞き流して同じことを繰り返す
- ウ.不満を態度に出して周囲に示す
- エ.まず素直に受け止め、改善に生かす
正解:エ.まず素直に受け止め、改善に生かす
解説:忠告や注意は素直に受け止め、改善に生かすのが2級の資質。納得しがたくても、その場で言い返さず一度受け止め、必要なら後で落ち着いて確認するのが望ましい態度である。
-
問258.秘書Aは、上司が外出した後で、上司の机に重要な決裁書類が出しっぱなしになっているのに気づいた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.人目に触れないよう適切に保管しておく
- イ.上司のものなので触れずそのままにする
- ウ.内容が気になるのでよく読んでおく
- エ.他の書類と一緒にして机の上に積んでおく
正解:ア.人目に触れないよう適切に保管しておく
解説:機密にかかわる書類は、人目に触れないよう適切に保管するのが2級の配慮。出しっぱなしのまま放置すると情報漏えいの恐れがある。中身を読むのではなく、安全に管理するのが望ましい。
-
問259.秘書Aは、来客から「上司は何時ごろ戻るか」と尋ねられた。上司は私的な所用で外出しており、戻り時刻ははっきりしない。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.私的な所用だと正直に理由を伝える
- イ.外出の理由は伏せ、戻りの見込みを差し支えない範囲で伝える
- ウ.分からないと突き放して応対を終える
- エ.戻り時刻を勝手に断定して伝える
正解:イ.外出の理由は伏せ、戻りの見込みを差し支えない範囲で伝える
解説:上司の外出理由(私的な所用)は来客に伝えず、戻りの見込みを差し支えのない範囲で伝えるのが2級の判断。私事を明かしたり、分からないと突き放すのは不適当。配慮ある応対をする。
-
問260.秘書Aは、上司の指示で取引先に届け物をすることになった。先方の担当者が不在だった場合に備えて、Aが用意しておくべき心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.不在なら、その場で自分の判断で誰かに渡す
- イ.不在なら届けずに持ち帰ればよいと決めておく
- ウ.不在時の対応を、あらかじめ上司に確認しておく
- エ.不在の可能性は考えず、何も準備しない
正解:ウ.不在時の対応を、あらかじめ上司に確認しておく
解説:先を読んで不測の事態に備えるのが2級の機転。担当者不在時にどう対応するか(代理に預けるか持ち帰るか)を、あらかじめ上司に確認しておくのが望ましい。その場の自己判断任せは適切でない。
-
問261.秘書Aは、上司の指示を受けている最中に電話が鳴った。電話はすぐ近くにあり、ほかに取れる人はいない。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.指示を中断し、無言で電話を取る
- イ.指示が終わるまで電話を鳴らし続ける
- ウ.電話を取らずに指示を優先し、相手を待たせ続ける
- エ.ひと言ことわって電話に出て、対応後に指示の続きを受ける
正解:エ.ひと言ことわって電話に出て、対応後に指示の続きを受ける
解説:指示の途中でも、ひと言ことわってから電話を取り、対応後に指示の続きを受けるのが2級の機転。無断で電話に出たり、電話を鳴らし続けるのは適切でない。状況を見て両立を図る。
-
問262.秘書Aは、上司から「至急これをコピーしてくれ」と言われ、コピー機に向かったところ、別の社員が大量の印刷で長時間使用していた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.事情を伝え、先に使わせてもらえるか丁寧に頼む
- イ.無言で相手の印刷を中断させて割り込む
- ウ.至急でも順番なので終わるまで黙って待つ
- エ.別の階のコピー機を探しに行き、戻りが遅れても放置する
正解:ア.事情を伝え、先に使わせてもらえるか丁寧に頼む
解説:至急の用件は、相手に事情を伝えて先に使わせてもらえるか丁寧に頼むのが2級の機転。黙って割り込んだり、ただ待ち続けて指示が遅れるのは適切でない。角を立てずに優先を依頼する。
-
問263.秘書Aは、来客中の上司から内線で「冷たい飲み物を出してほしい」と頼まれた。応接室には先ほどお茶を出したばかりである。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.先ほど出したばかりなので断る
- イ.指示どおり冷たい飲み物を用意して出す
- ウ.本当に必要か上司に問い返す
- エ.お茶を下げずに飲み物だけ足す
正解:イ.指示どおり冷たい飲み物を用意して出す
解説:上司の指示には素直に従い、出し直すのが2級の対応。先にお茶を出したからと指示を疑ったり断るのは不適当。来客の様子や上司の意図を察し、気持ちよく対応するのが望ましい。
-
問264.秘書Aは、自分が良かれと思って上司の予定表を見やすく作り替えた。後で上司から「前の形式のほうが使いやすかった」と言われた。Aの今後の心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の工夫のほうが優れているので元に戻さない
- イ.今後は予定表に一切手を加えない
- ウ.上司の使い勝手を優先し、変更前に意向を確認する
- エ.上司の好みが分からないので毎回形式を変える
正解:ウ.上司の使い勝手を優先し、変更前に意向を確認する
解説:気を利かせる際も、上司の使い勝手を優先するのが2級の判断。自分の判断で大きく変える前に上司の意向を確認するのが望ましい。良かれと思っても独断は避け、上司の好みに合わせる。
-
問265.秘書Aは、上司の私的な事情(家族の病気など)を補佐の過程で知ってしまった。同僚から「上司、最近元気がないけど何かあったの」と聞かれた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.心配している同僚なので事情を教える
- イ.うわさ程度ならとぼかして伝える
- ウ.詳しく説明して同僚と一緒に心配する
- エ.私的な事情は口外せず、当たり障りなくかわす
正解:エ.私的な事情は口外せず、当たり障りなくかわす
解説:上司の私的な事情は、業務上知り得た秘密として口外しないのが原則。同僚の問いにも、知らないふりも含め事情を漏らさず、当たり障りなくかわすのが2級の機密保持の徹底である。
-
問266.秘書Aは、複数の来客が立て込む中、新しい来客が到着したが、Aは別の来客の応対中で手が離せない。近くに手の空いた他部署の社員がいる。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.新しい来客に声をかけ、必要なら近くの社員に応援を頼む
- イ.応対中なので新しい来客には気づかないふりをする
- ウ.応対中の来客を中断し、新しい来客を優先する
- エ.新しい来客に出直すよう伝える
正解:ア.新しい来客に声をかけ、必要なら近くの社員に応援を頼む
解説:応対が重なったときは、まず到着した来客に声をかけ待っていただくのが基本。自分が動けない間も来客を放置せず、必要なら他者に応援を頼むなど臨機応変に対応するのが2級の機転である。
-
問267.秘書Aは、上司から「この資料は社内会議用だから、外部には絶対に出さないように」と念を押された。後日、取引先から似た内容の資料が欲しいと頼まれた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.似ているので求めに応じて渡す
- イ.上司の許可なく外部に出さず、必要なら確認する
- ウ.取引先なら問題ないと判断して渡す
- エ.一部だけ抜き出して渡せばよいと考える
正解:イ.上司の許可なく外部に出さず、必要なら確認する
解説:社内用と指定された資料を外部に出さないのは機密保持の基本。頼まれても、上司の許可なく渡さず、必要なら上司に確認するのが2級の判断。独断で渡すのは指示違反であり不適当である。
-
問268.秘書Aは、上司が外出中に、上司あての書留が届いた。受け取りには確認が必要である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司不在を理由に受け取りを拒み、再配達にしてもらう
- イ.中身を確認するため開封しておく
- ウ.適切に受領し、上司に報告して指示を仰ぐ
- エ.受け取って机に置き、報告はしない
正解:ウ.適切に受領し、上司に報告して指示を仰ぐ
解説:上司不在時でも、受け取れるものは適切に受領し、上司に報告して指示を仰ぐのが2級の対応。受け取りを拒んで再配達にしたり、開封して中身を確認するのは適切でない。
-
問269.秘書Aは、上司が外出から戻ったとき、不在中にあった電話や来客についてどう報告すべきか考えている。件数が多かった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.思いついた順にすべて長々と報告する
- イ.件数が多いので報告は省く
- ウ.上司が尋ねたものだけ答える
- エ.急ぐもの・重要なものから簡潔に整理して報告する
正解:エ.急ぐもの・重要なものから簡潔に整理して報告する
解説:不在中の報告は、緊急度や重要度を考え、急ぐものから簡潔に伝えるのが2級の機転。すべてを思いついた順に長々と話すと要点が伝わらない。上司の状況も見て整理して報告する。
-
問270.秘書Aは、上司から「来客にお茶を出すタイミングは任せる」と言われている。来客が到着してすぐ商談に入りそうな雰囲気のとき、Aの対応として最も適当なものはどれか。
- ア.話の区切りを見て、妨げにならないタイミングで出す
- イ.商談が白熱している最中に割り込んで出す
- ウ.任されたので自分の都合のよいときに出す
- エ.タイミングが難しいので出さずに済ませる
正解:ア.話の区切りを見て、妨げにならないタイミングで出す
解説:お茶出しは、話の流れを見て区切りのよいタイミングで出すのが2級の気配り。商談に入る直前や白熱した最中を避け、場をわきまえて出す。任されたからと無神経なタイミングは適切でない。
-
問271.秘書Aは、上司の指示で他部署に協力を依頼することになった。相手部署は多忙で、あまり乗り気でない様子だった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司の指示だと強い口調で協力を迫る
- イ.相手の事情に配慮し、丁寧に依頼して協力を求める
- ウ.乗り気でないので依頼をあきらめて引き下がる
- エ.相手の都合を考えず一方的に期限を押しつける
正解:イ.相手の事情に配慮し、丁寧に依頼して協力を求める
解説:他部署との調整では、相手の事情に配慮しつつ丁寧に依頼し、円滑な協力を引き出すのが2級の対応。上司の名を笠に着て強要したり、断られたまま引き下がるのは適切でない。
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問272.秘書Aは、勤務中にプライベートの友人から携帯電話に何度も着信があった。急用かもしれないが、業務も立て込んでいる。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.業務を中断してすぐに長電話で対応する
- イ.私用なので完全に無視し続ける
- ウ.業務に支障のないよう、休憩時間などに対応する
- エ.勤務中でも気にせず何度もかけ直す
正解:ウ.業務に支障のないよう、休憩時間などに対応する
解説:勤務中の私用は控えるのが基本だが、緊急の可能性があるときは、業務に支障のないよう休憩時間などに対応するのが2級の判断。業務を中断して長電話したり、完全に無視するのは適切でない。
-
問273.秘書Aは、上司の意向で開かれる会議の準備中、出席予定者の一人から「欠席したい」と連絡を受けた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の判断で欠席を認め、上司には伝えない
- イ.欠席は認められないと一方的に伝える
- ウ.連絡を受けたまま放置しておく
- エ.上司に報告し、対応の指示を仰ぐ
正解:エ.上司に報告し、対応の指示を仰ぐ
解説:出欠の変更は会議に影響するため、独断で処理せず上司に報告して指示を仰ぐのが2級の判断。自分で欠席を認めたり放置すると、会議の運営に支障が出る恐れがある。
-
問274.秘書Aは、来客を応接室へ案内する途中、来客が「お手洗いを借りたい」と言った。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.感じよく応じ、お手洗いの場所まで丁寧に案内する
- イ.場所だけ口頭で伝えて自分は先に戻る
- ウ.案内中なので後にしてほしいと断る
- エ.来客に自分で探してもらう
正解:ア.感じよく応じ、お手洗いの場所まで丁寧に案内する
解説:来客の求めには感じよく応じ、場所を丁寧に案内するのが2級の接遇。面倒がったり、自分で探させるのは失礼にあたる。来客が困らないよう気持ちよく案内するのが望ましい。
-
問275.秘書Aは、上司から急ぎの仕事を頼まれたが、同時に進めている別の仕事も期限が迫っている。一人では両方を時間内に終えるのが難しい。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.両方とも黙って抱え込み、間に合わなくても仕方ないとする
- イ.状況を上司に伝え、優先順位や応援の要否を相談する
- ウ.急ぎの仕事だけ進め、もう一方は無断で放置する
- エ.期限を勝手に延ばして自分のペースで進める
正解:イ.状況を上司に伝え、優先順位や応援の要否を相談する
解説:一人で抱えきれないときは、状況を上司に伝えて優先順位や応援の要否を相談するのが2級の判断。黙って抱え込んで両方遅れるより、早めに相談するのが責任ある対応である。
-
問276.秘書Aは、上司が来客と面談中に、別の取引先から「契約の件で至急の確認をしたい」と電話を受けた。上司でなければ答えられない内容である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司に代わって自分が確認内容に答える
- イ.面談中なので至急でも一切取り次がない
- ウ.メモで静かに伝え、上司の判断を仰ぐ
- エ.電話の相手に上司の携帯番号を教える
正解:ウ.メモで静かに伝え、上司の判断を仰ぐ
解説:上司でなければ答えられない至急の用件は、面談を妨げない形で上司に判断を委ねるのが2級の機転。自分で答えたり、急ぎを放置するのは不適当。メモなどで静かに伝え、上司の指示を仰ぐ。
-
問277.秘書Aは、上司から名指しで「君に任せたい仕事がある」と少し難しい業務を頼まれた。Aには経験がなく不安がある。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.経験がないので、できないと断る
- イ.不安なので他の人に任せてもらう
- ウ.引き受けるが、難しければ途中で投げ出すつもりでいる
- エ.前向きに引き受け、不明点は確認しながら取り組む
正解:エ.前向きに引き受け、不明点は確認しながら取り組む
解説:未経験でも、前向きに引き受け、不明点は確認しながら取り組むのが2級の姿勢。できないと決めつけて断るのは消極的で、補佐役の信頼を損なう。意欲をもって取り組むのが望ましい。
-
問278.秘書Aは、上司の指示で関係者にメールを一斉送信する際、宛先に社外の人が複数含まれていた。Aが気をつけるべきこととして、最も適当なものはどれか。
- ア.互いのアドレスが見えないよう、BCCを使うなど配慮する
- イ.全員のアドレスが見えるよう、まとめて宛先に入れる
- ウ.送信を急ぐので宛先の確認は省く
- エ.社外の人も含め全員を返信可能な宛先にする
正解:ア.互いのアドレスが見えないよう、BCCを使うなど配慮する
解説:社外の複数宛先に一斉送信する際は、互いのアドレスが見えないようBCCを使うなど情報保護に配慮するのが2級の機転。アドレスをそのまま全員に見せるのは情報漏えいにあたり不適当である。
-
問279.秘書Aは、上司が不機嫌そうにしている日に、来客があった。来客には上司の機嫌は関係がない。Aの応対として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司が不機嫌なので、来客にもそっけなく応対する
- イ.いつもどおり、明るく感じよく応対する
- ウ.上司の機嫌が悪いことを来客にそれとなく伝える
- エ.自分も沈んだ態度のまま応対する
正解:イ.いつもどおり、明るく感じよく応対する
解説:上司の機嫌や職場の雰囲気を来客に持ち込まず、いつもどおり感じよく応対するのが2級の感情の自制。上司の不機嫌を察して来客に伝えたり、自分まで沈んだ態度をとるのは適切でない。
-
問280.秘書Aは、後輩から「上司への報告は、よい結果だけ伝えて悪い結果は黙っていたほうが角が立たないのでは」と相談された。Aの助言として、最も適当なものはどれか。
- ア.角が立つので悪い結果は伝えないほうがよいと助言する
- イ.悪い結果は時間がたってから伝えればよいと助言する
- ウ.良し悪しにかかわらず、正確に報告すべきだと助言する
- エ.報告するかどうかは気分次第でよいと助言する
正解:ウ.良し悪しにかかわらず、正確に報告すべきだと助言する
解説:報告は良し悪しにかかわらず正確に伝えるのが誠実さの基本。悪い結果ほど早く正確に伝えるべきと助言するのが2級の判断。都合のよい部分だけ伝えるのは信頼を損ない不適当である。
-
問281.秘書Aは、上司から「来客が帰ったら、忘れ物がないか応接室を確認しておくように」と日頃から言われている。来客が帰った後、テーブルに見慣れない書類があった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.誰の物か確かめるため中身をよく読む
- イ.重要でなさそうなので処分する
- ウ.そのまま放置しておく
- エ.中身を詮索せず、上司に報告して指示を仰ぐ
正解:エ.中身を詮索せず、上司に報告して指示を仰ぐ
解説:来客の忘れ物は中身を詮索せず、速やかに上司に報告して指示を仰ぐのが2級の判断。内容を読んだり勝手に処分するのは不適切。来客に連絡が取れるよう、丁寧に扱い上司に報告する。
-
問282.秘書Aは、上司の指示で電話をかけたところ、先方が不在で「折り返しご連絡ください」と伝言を頼むことになった。Aの伝え方として、最も適当なものはどれか。
- ア.会社名・上司名・用件・連絡先を正確に簡潔に伝える
- イ.会社名や用件はあいまいでも、名前だけ伝えればよい
- ウ.急ぎでないので伝言は省いて切る
- エ.用件は伏せ、とにかく折り返しだけ頼む
正解:ア.会社名・上司名・用件・連絡先を正確に簡潔に伝える
解説:伝言を頼むときは、自分の会社名・上司名・用件・連絡先を正確に、相手が復唱しやすいよう簡潔に伝えるのが2級の基本。あいまいに伝えると行き違いのもとになる。確実な伝言が望ましい。
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問283.秘書Aは、上司が席を外している間に、上司あての来客が「待たせてもらう」と言って応接室で待つことになった。待ち時間が長くなりそうである。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.待つと言ったのだから放置しておく
- イ.お茶を出し、見通しを伝えるなど配慮する
- ウ.長くなりそうなので帰るよう促す
- エ.用が済むまで一切声をかけない
正解:イ.お茶を出し、見通しを伝えるなど配慮する
解説:待ち時間が長くなる来客には、お茶を出したり見通しを伝えるなど、退屈や不安を与えない配慮をするのが2級の気配り。待たせたまま放置したり、何度も様子を聞きに行きすぎるのは適切でない。
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問284.秘書Aは、自分が担当する仕事について、同僚から「やり方が間違っているのではないか」と指摘された。Aには自分のやり方に自信があった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自信があるので指摘を聞き流す
- イ.指摘されたことに腹を立てて言い返す
- ウ.一度受け止め、正しいかどうか確認する
- エ.同僚の言うとおりだとすぐに思い込み、確認せず変える
正解:ウ.一度受け止め、正しいかどうか確認する
解説:指摘は感情的にならず一度受け止め、正しいか確認するのが2級の謙虚さ。自信があっても頭ごなしに否定せず、必要なら上司に確かめる。素直に検討する姿勢が成長につながる。
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問285.秘書Aは、上司の指示で社外の会合の出欠を取りまとめている。締め切り間際に、返答のない相手が数名いた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.返答がないので欠席とみなして処理する
- イ.締め切りなので未回答のまま提出する
- ウ.面倒なので未回答者は除外して報告する
- エ.丁寧に確認の連絡を入れ、取りまとめを完了させる
正解:エ.丁寧に確認の連絡を入れ、取りまとめを完了させる
解説:締め切りが迫っても、返答のない相手には丁寧に確認の連絡を入れて取りまとめを完了させるのが2級の責任感。未回答を欠席とみなして勝手に処理したり、放置するのは適切でない。
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問286.秘書Aは、上司から「最近、来客への印象をもっと良くしたい」と言われた。Aが自分の応対を見直すうえで心がけることとして、最も適当なものはどれか。
- ア.明るい表情や丁寧な言葉づかいを日頃から磨く
- イ.来客のあるときだけ表情を作ればよい
- ウ.印象は持って生まれたものなので変えられないと考える
- エ.上司の前でだけ良い応対をすればよい
正解:ア.明るい表情や丁寧な言葉づかいを日頃から磨く
解説:良い印象を保つには、明るい表情・丁寧な言葉づかい・身だしなみなどを日頃から磨くのが2級の姿勢。形だけ取り繕うのではなく、相手の立場に立った心からの応対を心がけるのが望ましい。
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問287.秘書Aは、上司の机周りや応接室の整理を任されている。上司は「必要なものがすぐ取り出せるように」と望んでいる。Aの整理の仕方として、最も適当なものはどれか。
- ア.見た目だけ片付け、中身は分かりにくくてもよい
- イ.上司の使い勝手を考え、すぐ取り出せるよう整える
- ウ.上司に断りなく重要書類の置き場所を変える
- エ.自分の使いやすさを優先して並べ替える
正解:イ.上司の使い勝手を考え、すぐ取り出せるよう整える
解説:整理は上司の使い勝手を考え、必要なものをすぐ取り出せるよう整えるのが2級の配慮。見た目だけ片付けて中身を分かりにくくしたり、上司に断りなく重要書類を移すのは適切でない。
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問288.秘書Aは、上司から「来客にお出しするお茶は、季節や相手に応じて工夫してよい」と言われている。暑い日に年配の来客が訪れた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.任されても、いつも同じ熱いお茶を出す
- イ.工夫が面倒なので何も出さない
- ウ.暑い日なので、相手の様子も見て冷たい飲み物を選ぶ
- エ.自分の好みで奇抜な飲み物を出す
正解:ウ.暑い日なので、相手の様子も見て冷たい飲み物を選ぶ
解説:相手や季節に応じて気を利かせるのが2級の機転。暑い日には冷たい飲み物を、相手の様子も見て選ぶなど配慮する。任されたからと無神経に同じ対応を続けるのは気配りに欠ける。
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問289.秘書Aは、上司の指示で取引先を訪問することになった。先方では上司の代理として振る舞う場面もある。Aの心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.代理なので、その場で重要な約束をしてくる
- イ.上司に代わって自分の意見を主張してくる
- ウ.目立つように振る舞い、上司の代理を強調する
- エ.判断を要する事柄は持ち帰り、上司に確認する
正解:エ.判断を要する事柄は持ち帰り、上司に確認する
解説:代理で出る場面でも、秘書には決定権がないため、判断を要する事柄は持ち帰って上司に確認するのが2級の分別。その場で勝手に約束したり、上司を差し置いて目立つのは不適当である。
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問290.秘書Aは、同僚秘書が来客への応対でやや不適切な言葉づかいをしているのに気づいた。来客が帰った後、Aの対応として最も適当なものはどれか。
- ア.気づいた点を、後でさりげなく穏やかに伝える
- イ.来客がいる前で、すぐにその場で直させる
- ウ.余計なことなので何も言わない
- エ.すぐ上司に告げ口する
正解:ア.気づいた点を、後でさりげなく穏やかに伝える
解説:同僚への忠告は、相手の立場を考え、来客が帰った後にさりげなく伝えるのが2級の配慮。その場で指摘したり、上司に告げ口するのは関係を損なう。穏やかに気づきを共有するのが望ましい。
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問291.秘書Aは、上司から「今後、私の判断が必要なことは小さなことでも相談してほしい」と言われた一方で、これまでは「いちいち聞くな」とも言われたことがある。Aの心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.今後はどんな些細なことも必ず逐一相談する
- イ.事柄の重要度を見極め、相談すべきことを判断する
- ウ.自分で全部決めて相談はしない
- エ.上司の機嫌で相談するかどうかを決める
正解:イ.事柄の重要度を見極め、相談すべきことを判断する
解説:上司の意向や事柄の重要度を見極め、相談すべきことと自分で処理してよいことを判断するのが2級の機転。すべて聞くのでも全く聞かないのでもなく、状況に応じて使い分ける分別が求められる。
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問292.秘書Aは、上司あての贈答品が届いた。差出人は取引先で、受け取ってよいか判断に迷う品である。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.迷ったが自分の判断で受け取っておく
- イ.判断に迷うので、その場で断って返す
- ウ.上司に報告し、受け取りの可否について指示を仰ぐ
- エ.受け取って自分の手元に置いておく
正解:ウ.上司に報告し、受け取りの可否について指示を仰ぐ
解説:受け取りの可否に迷う贈答品は、独断で受け取ったり断ったりせず、上司に報告して指示を仰ぐのが2級の判断。会社の方針にもかかわるため、勝手な対応は避け、上司の意向に従う。
-
問293.秘書Aは、上司が出張中、上司の代理を務める別の役員から仕事を頼まれた。その内容は、Aの上司の通常業務と重なる部分がある。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の上司の仕事でないので断る
- イ.上司の業務を後回しにして無断で代理の依頼を優先する
- ウ.どちらも中途半端なまま放置する
- エ.事情を伝え、業務が重なる点を調整して対応する
正解:エ.事情を伝え、業務が重なる点を調整して対応する
解説:代理の役員からの依頼にも誠実に応じるが、自分の上司の業務に影響しうる場合は、その事情を伝えて調整するのが2級の判断。断るのでも無断で優先するのでもなく、状況を伝えて対応する。
-
問294.秘書Aは、来客との面談を終えた上司から「次の予定まで少し休みたいので、しばらく誰も通さないでほしい」と言われた。直後に、約束のない取引先の役員が訪ねてきた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.在席を明かさず、丁重に断って後日の対応をお願いする
- イ.役員なので指示を破って通す
- ウ.上司は休んでいると正直に伝える
- エ.用件も聞かずそっけなく追い返す
正解:ア.在席を明かさず、丁重に断って後日の対応をお願いする
解説:上司の意向を尊重しつつ、相手の体面を損なわないよう丁重に対応するのが2級の機転。指示を破って通したり冷たくあしらうのは不適当。在席を明かさず、丁重に断って取り次ぎを控える。
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問295.秘書Aは、上司から「最近、君は少し出過ぎたことをする」とやんわり言われた。Aは気を利かせたつもりだった。Aの今後の心構えとして、最も適当なものはどれか。
- ア.気を利かせたのに注意されたと不満に思う
- イ.注意を受け止め、独断を控えて上司の意向を確認しながら補佐する
- ウ.今後は一切自分から動かないようにする
- エ.上司の言い方に納得できないと反論する
正解:イ.注意を受け止め、独断を控えて上司の意向を確認しながら補佐する
解説:秘書は気を利かせつつも、出過ぎず上司を立てるのが2級の本質。注意を素直に受け止め、独断を控え、必要に応じて上司の意向を確認しながら補佐するのが望ましい態度である。
-
問296.秘書Aは、上司が大事な商談を控えている日に、Aの体調が思わしくない。無理をすれば出勤はできそうである。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.黙って無理に出勤し、ぎりぎりまで我慢する
- イ.大事な日でも自分の都合で休むと連絡する
- ウ.状況を早めに上司に伝え、業務に支障が出ないよう備える
- エ.体調を理由に商談の準備を放置する
正解:ウ.状況を早めに上司に伝え、業務に支障が出ないよう備える
解説:秘書は日頃の自己管理が大切だが、当日無理が難しいときは早めに状況を伝え、業務に支障が出ないよう引き継ぎを整えるのが2級の責任感。黙って無理して肝心の場面で倒れるのは適切でない。
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問297.秘書Aは、上司の指示で会議室を予約しようとしたが、すでに他部署が同じ時間帯に押さえていた。会議の時間は変更しにくい。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.予約できないとだけ上司に伝えて丸投げする
- イ.他部署に断りなく予約を上書きする
- ウ.予約は無理なので会議を中止にしてしまう
- エ.代替の会議室を探すなど、解決策を考えて調整する
正解:エ.代替の会議室を探すなど、解決策を考えて調整する
解説:予約が重なったときは、代わりの会議室を探したり、相手部署に事情を伝えて調整を試みるなど臨機応変に動くのが2級の機転。すぐにあきらめて上司に丸投げしたり、無断で割り込むのは適切でない。
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問298.秘書Aは、上司から「この件で取引先に電話して、こちらの都合のよい日程を伝えてほしい」と言われた。電話した際、先方の希望と上司の都合が合わなかった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.先方の希望を持ち帰り、上司に確認して調整する
- イ.その場で自分の判断で別の日程を確定させる
- ウ.上司の都合を強引に押し通して合わせさせる
- エ.合わないので調整をあきらめて電話を切る
正解:ア.先方の希望を持ち帰り、上司に確認して調整する
解説:日程が合わないとき、秘書が独断で決めず、先方の希望を持ち帰って上司に確認するのが2級の分別。その場で勝手に約束したり、強引に上司の都合を押し通すのは不適当。調整は上司の判断を仰ぐ。
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問299.秘書Aは、社内の親睦会で、上司についての軽い世間話になり、同僚が「Aさんは上司のことを何でも知っているでしょう」と話を振ってきた。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.場が和むので知っていることを話す
- イ.場の雰囲気に流されず、当たり障りなくかわす
- ウ.私的なことならよいと判断して少し話す
- エ.上司の評判にかかわる話を面白おかしく披露する
正解:イ.場の雰囲気に流されず、当たり障りなくかわす
解説:親睦の場でも、上司に関する業務上知り得たことや私的な事情は軽々しく話さないのが2級の口の堅さ。場の雰囲気に流されず、当たり障りなくかわすのが望ましい。話題に乗って漏らすのは不適当。
-
問300.秘書Aは、上司の指示で文書を作成したが、提出後に「言い方がきつい部分があるので直してほしい」と修正を求められた。Aは自分なりに丁寧に書いたつもりだった。Aの対応として、最も適当なものはどれか。
- ア.丁寧に書いたつもりなので修正を断る
- イ.どこが悪いのか分からないので放置する
- ウ.上司の意向に沿って、相手への伝わり方を考え修正する
- エ.上司の指摘に反発して言い返す
正解:ウ.上司の意向に沿って、相手への伝わり方を考え修正する
解説:上司の指摘は素直に受け止め、意向に沿って修正するのが2級の姿勢。自分の解釈に固執せず、相手にどう伝わるかを考えて直す。納得いかなくても反発せず、改善に生かすのが望ましい。
-
問301.秘書A子の上司(部長)が外出中に、取引先から「明日の会議の時間を1時間早めてほしい」と電話があった。上司の予定にも空きがある。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.要件を聞き、上司に確認したうえで折り返す旨を伝える
- イ.予定が空いているので、その場で時間変更を了承する
- ウ.上司が不在なので変更はできないと断る
- エ.取引先の都合なので、上司に確認せず変更を受ける
正解:ア.要件を聞き、上司に確認したうえで折り返す旨を伝える
解説:面会・会議の時間変更は上司の判断事項であり、空きがあっても秘書が独断で確約してはならない。要件を聞いて上司に確認後、改めて返答するのが適当である。
-
問302.上司が出張で不在のとき、上司あての重要書類が届いた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司が戻るまで未開封のまま机に置いておく
- イ.秘書の判断で内容を読み、必要な返事を出しておく
- ウ.緊急かどうかを判断し、急ぐものは上司に連絡して指示を仰ぐ
- エ.差出人に上司が不在なので後日にしてほしいと連絡する
正解:ウ.緊急かどうかを判断し、急ぐものは上司に連絡して指示を仰ぐ
解説:上司不在時の重要書類は、内容を確認のうえ緊急性を判断し、急ぐものは連絡して指示を仰ぐ。秘書が勝手に開封・処理してよいものではなく、放置も不適当である。
-
問303.秘書が上司の補佐として行う「定型業務」に当たるものとして、最も適当なものはどれか。
- ア.新規事業の方針を決定する
- イ.上司の日程管理や来客応対を行う
- ウ.部下の人事評価を決裁する
- エ.取引条件を交渉して契約を結ぶ
正解:イ.上司の日程管理や来客応対を行う
解説:スケジュール管理や来客応対、文書事務などの繰り返し行う日常業務が定型業務である。経営方針の決定や人事の決裁は上司本来の非定型業務であり秘書の職務ではない。
-
問304.上司から「来週の出張の手配をしておくように」と指示された。秘書がまず確認すべきこととして、最も適当なものはどれか。
- ア.自分の判断で最も安いプランを予約してしまう
- イ.前回と同じ手配でよいか同僚に相談する
- ウ.行き先・日程・交通手段や宿泊の希望など条件を確認する
- エ.出張中の留守の対応を先に決めておく
正解:ウ.行き先・日程・交通手段や宿泊の希望など条件を確認する
解説:出張手配では、行き先・日時・同行者・予算・希望する交通手段や宿泊条件など、手配の前提となる上司の意向をまず確認する。確認せず進めると手戻りになる。
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問305.上司への来客中に、別の取引先から上司あてに電話が入った。来客対応中で取り次げない。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司は手が離せないと伝え、用件を聞いて後で連絡する旨を告げる
- イ.来客を待たせて、すぐに上司へ電話を取り次ぐ
- ウ.上司は不在だと伝えて電話を切る
- エ.電話の相手に来客の名前を伝えて待ってもらう
正解:ア.上司は手が離せないと伝え、用件を聞いて後で連絡する旨を告げる
解説:来客中で取り次げないときは、その旨を丁寧に伝え、用件と連絡先を聞いて後ほど上司から(または取り次いで)連絡する旨を伝えるのが適当。来客対応を中断すべきではない。
-
問306.秘書が独断で行ってよいことと、上司に確認すべきことの区別について、最も適当なものはどれか。
- ア.上司に関わることはすべて自分の判断で処理してよい
- イ.消耗品の補充も含め、すべて上司に確認してから行う
- ウ.急ぎの面会依頼は上司に確認せず自分で受けてよい
- エ.面会の可否や予定変更は確認し、消耗品の補充などは自分で行う
正解:エ.面会の可否や予定変更は確認し、消耗品の補充などは自分で行う
解説:面会の可否や予定の変更、対外的な約束は上司の判断事項であり確認を要する。文房具の補充など定型的な雑務は秘書の裁量で行ってよい。判断の軽重で線引きする。
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問307.上司が会議に出席している間に、上司の家族から「急ぎで連絡を取りたい」と電話があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.会議が終わるまでは取り次がず、終了後に伝える
- イ.私的な用件なので会社では取り次げないと断る
- ウ.家族に上司の携帯番号を教えて直接連絡してもらう
- エ.急用かどうかを確かめ、急ぎならメモで上司に知らせて判断を仰ぐ
正解:エ.急用かどうかを確かめ、急ぎならメモで上司に知らせて判断を仰ぐ
解説:家族からの急用は私的事項でも上司に関わる緊急連絡として扱う。会議中でもメモなどで上司に知らせ、対応を本人に委ねるのが適当。秘書が緊急性を握りつぶしてはならない。
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問308.上司のスケジュールに、社外の会議と社内の打ち合わせが重なって入ってしまっていることに気づいた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.重複に気づいた時点で、社内の打ち合わせを自分の判断で延期する
- イ.先に入っていた予定を優先し、後の予定を断る
- ウ.重複している事実を上司に報告し、どう調整するか指示を仰ぐ
- エ.重複しているが上司が気づくまで黙っておく
正解:ウ.重複している事実を上司に報告し、どう調整するか指示を仰ぐ
解説:予定の重複は速やかに上司に報告し、どちらを優先するか指示を仰ぐ。どちらを動かすかは上司の判断事項であり、秘書が独断で一方をキャンセルするのは不適当である。
-
問309.上司の予定を組むうえで、面会の時間配分について最も適当なものはどれか。
- ア.予定はできるだけ隙間なく詰めて効率を上げる
- イ.面会と面会の間に移動や予備の時間を見込んで余裕を持たせる
- ウ.上司の希望は聞かず、秘書が効率優先で決める
- エ.午前に予定を集中させ、午後は空けておく
正解:イ.面会と面会の間に移動や予備の時間を見込んで余裕を持たせる
解説:面会と面会の間には移動や予備の時間を見込んで余裕を持たせる。予定を詰め込みすぎると一つの遅れが連鎖し、上司に負担がかかる。空白を作るのが目的ではない。
-
問310.上司が出張中、社内の別の部長から「至急、上司の判断を仰ぎたい案件がある」と相談を受けた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.案件の緊急性と内容を聞き、上司に連絡して指示を仰ぐ
- イ.上司の考えを推測して、自分の判断で回答する
- ウ.上司が不在なので戻ってからにしてほしいと一律に断る
- エ.自分には分からないので他の部長に相談するよう言う
正解:ア.案件の緊急性と内容を聞き、上司に連絡して指示を仰ぐ
解説:秘書は上司に代わって判断する立場にない。緊急性と内容を聞き、上司に連絡を取って指示を仰ぐ。自分の判断で回答したり、上司の代理を装うのは越権で不適当である。
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問311.面会の予約について、秘書が上司に確認すべき事項として最も適当でないものはどれか。
- ア.来客に出す茶菓の種類や出し方
- イ.面会を受けるかどうか
- ウ.面会の希望日時と場所
- エ.おおよその面会所要時間
正解:ア.来客に出す茶菓の種類や出し方
解説:面会を受けるか・日時・場所・所要時間などは上司の意向確認が必要。一方、来客への茶菓の出し方など接遇の細部は秘書の裁量で整えてよく、いちいち確認する事項ではない。
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問312.上司が「今日は誰が訪ねてきても会わない」と言って執務している。そこへ予約のない取引先の役員が「近くまで来たので挨拶だけ」と訪れた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司の指示どおり、取り次がずに丁重にお引き取り願う
- イ.上司の指示に反するが、相手が役員なので会わせる
- ウ.上司は会わないと言っているので、不在だと伝える
- エ.来訪を上司に伝え、会うかどうかの意向を確かめる
正解:エ.来訪を上司に伝え、会うかどうかの意向を確かめる
解説:上司の指示が原則だが、相手や状況により判断が変わることもある。指示を尊重しつつ、訪問の事実を上司に伝えて意向を確かめるのが適当。自分の判断で会わせる/追い返すは極端で不適当。
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問313.上司から渡された請求書の経費精算をする際、秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.端数は切りのよい額に自分で調整して処理する
- イ.上司の経費なので内容は見ずにそのまま提出する
- ウ.領収書がないものも上司の申告どおり計上する
- エ.規程に従って正確に処理し、不明点は確認してから進める
正解:エ.規程に従って正確に処理し、不明点は確認してから進める
解説:経費精算は社内規程・伝票の様式に従い、金額や費目を正確に処理する定型業務。不明点は推測で処理せず上司や経理に確認する。金額を勝手に調整するのは不正につながり不適当。
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問314.上司宛ての電話で「名前は言えないが上司につないでほしい」と言われた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.会社名と名前、用件を尋ね、必要なら上司に判断を仰ぐ
- イ.名乗らない相手はすべて断り、電話を切る
- ウ.上司に確認せず、そのまま取り次ぐ
- エ.名乗りたくないなら手紙にするよう一方的に伝える
正解:ア.会社名と名前、用件を尋ね、必要なら上司に判断を仰ぐ
解説:名乗らない相手をそのまま取り次ぐのは不適当。会社名・氏名・用件を尋ねるのが基本。どうしても名乗らない場合は、その旨を上司に伝えて取り次ぐか判断を仰ぐ。一律に切るのは行き過ぎ。
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問315.上司が外出から戻る予定が大幅に遅れている。次の来客の予約時刻が迫ってきた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司の遅れを来客に伝え、お待ちいただくか変更を相談する
- イ.上司が戻るまで、来客には何も言わず待ってもらう
- ウ.上司不在のため来客の予約を秘書の判断で取り消す
- エ.来客に別の社員と先に話を進めてもらう
正解:ア.上司の遅れを来客に伝え、お待ちいただくか変更を相談する
解説:上司の到着が遅れる見込みなら、来客に早めに事情を伝えて待ってもらうか日時変更を相談する。連絡せず待たせ続けるのは失礼で、勝手に予約を取り消すのも越権である。
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問316.上司から「取引先のB社長が入院されたそうだ」と聞いた。秘書がまず行うこととして最も適当なものはどれか。
- ア.自分の判断で見舞いの品をすぐ手配して送る
- イ.見舞いをするか、品や時期について上司の意向を確認する
- ウ.上司に伝えず、自分で病院へ見舞いに行く
- エ.B社長と親しい他社にも見舞いを促す
正解:イ.見舞いをするか、品や時期について上司の意向を確認する
解説:慶弔・見舞いは上司の意向と会社の慣例を確認して手配する。見舞いをするか、品物や時期は上司の判断による。秘書が独断で見舞いに行ったり品を送るのは越権で不適当。
-
問317.上司の私的な用事(クリーニングの受け取りなど)を頼まれることがある。秘書の対応の考え方として最も適当なものはどれか。
- ア.私的な用事はいっさい引き受けない
- イ.私用は最優先で済ませ、業務は後回しにする
- ウ.頼まれた私用は他の社員にやらせる
- エ.業務に支障のない範囲で、補佐の一部として配慮して行う
正解:エ.業務に支障のない範囲で、補佐の一部として配慮して行う
解説:上司の私的用事への配慮も補佐の一部だが、業務に支障のない範囲で行うのが原則。本来業務を後回しにしてまで私用を優先するのは本末転倒で不適当である。
-
問318.上司が出張中、秘書あてに「上司の決裁が必要な書類を急いでほしい」と社内から催促があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司に連絡して指示を仰ぎ、代決の要否を確認する
- イ.上司の印鑑で秘書が代わりに決裁してしまう
- ウ.上司が戻るまで決裁できないと一律に断る
- エ.催促した社員に決裁を任せる
正解:ア.上司に連絡して指示を仰ぎ、代決の要否を確認する
解説:決裁は上司の権限であり、秘書が代わって押印・決裁することはできない。出張先の上司に連絡を取り、指示や代決の方法を仰ぐのが適当。勝手な代決は不適当である。
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問319.秘書が知り得た上司や会社の機密事項の扱いについて、最も適当なものはどれか。
- ア.職務上知り得た機密は、たとえ家族にも漏らさない
- イ.親しい同僚になら話してもよい
- ウ.上司の許可なく社外の知人に概要だけ伝えてよい
- エ.自分が担当でなくなれば話してもよい
正解:ア.職務上知り得た機密は、たとえ家族にも漏らさない
解説:業務上知り得た機密は、たとえ親しい同僚や家族にでも漏らしてはならない。職務上の守秘義務であり、退職後も含めて守るべきものである。
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問320.上司が会議を主催することになり、秘書が会議の準備を任された。最初に確認すべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.会議で配る茶菓を先に手配する
- イ.日時・出席者・議題・場所など開催の前提を確認する
- ウ.議事録の体裁を先に決めておく
- エ.出席者の席次を自分の判断で決める
正解:イ.日時・出席者・議題・場所など開催の前提を確認する
解説:会議準備はまず日時・出席者・議題・場所など開催の枠組みを上司に確認することから始める。資料印刷や茶菓の手配はその後の作業であり、前提を固めずに進めるのは非効率。
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問321.上司が複数の予定を抱える中、急に体調を崩して早退することになった。当日の面会予約が2件残っている。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.面会相手に上司の病状を詳しく説明して断る
- イ.上司の意向を確認し、面会先に事情を伝えて変更を依頼する
- ウ.面会は予定どおり秘書が代わりに対応する
- エ.連絡せずに面会をすっぽかす
正解:イ.上司の意向を確認し、面会先に事情を伝えて変更を依頼する
解説:上司の体調不良による早退時は、上司の意向を確認のうえ、面会先に事情を伝えて日時変更を丁重に依頼する。理由は「都合により」など差し障りのない言い方にし、病状の詳細は控える。
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問322.上司から「この件は他言無用で頼む」と言われた案件について、別の役員から内容を尋ねられた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.役員であれば社内なので教えてよい
- イ.概要だけなら問題ないと考えて伝える
- ウ.上司に確認せず自分の判断で全部説明する
- エ.自分からは話せないので、上司に直接尋ねてもらうよう伝える
正解:エ.自分からは話せないので、上司に直接尋ねてもらうよう伝える
解説:他言無用と言われた事項は、相手が役員であっても秘書の判断で話してはならない。直接上司に尋ねてもらうよう案内するのが適当。役員だからと漏らすのは守秘義務違反である。
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問323.出張手配で航空券と宿泊を予約したが、上司から「先方の都合で1日早く発つことになった」と変更を告げられた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.いったん予約したので変更はできないと伝える
- イ.変更は上司自身でやってもらう
- ウ.速やかに予約を取り直し、日程表も整え直す
- エ.古い予約のまま、当日になってから対応する
正解:ウ.速やかに予約を取り直し、日程表も整え直す
解説:変更が生じたら速やかに予約の変更・取り直しを行い、変更後の日程表を整え直す。キャンセル料の有無も確認する。古い手配を放置したり、上司に再手配を任せるのは不適当。
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問324.秘書の権限の範囲を超えた依頼を取引先から受けたとき、最も適当な対応はどれか。
- ア.取引先のためを思って、その場で引き受ける
- イ.自分の権限では決められないので、上司に確認して返答する
- ウ.権限外なので頭ごなしに断る
- エ.取引先の言うとおりに処理して上司には伝えない
正解:イ.自分の権限では決められないので、上司に確認して返答する
解説:自分の権限を超える依頼は、その場で安請け合いせず、上司に確認・報告して指示を仰ぐ。よかれと思って独断で応じると、後で上司や会社に不都合が生じることがある。
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問325.上司の予定表を管理するうえで、秘書が日常的に行うべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.変更を反映して常に最新にし、上司と内容を共有・確認する
- イ.一度決めた予定は変えず、変更は受け付けない
- ウ.予定は秘書だけが把握し、上司には知らせない
- エ.予定表は月初に作り、月内は更新しない
正解:ア.変更を反映して常に最新にし、上司と内容を共有・確認する
解説:予定は変更が生じやすいため、常に最新の状態に更新し、上司と内容を共有・確認しておく。古いまま放置したり、上司に見せずに秘書だけが把握しているのは混乱のもとで不適当。
-
問326.上司あての年賀状や中元・歳暮の手配について、秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.送り先や品は秘書がすべて独断で決める
- イ.前年の記録を参考に、相手や品を上司に確認して進める
- ウ.昨年と全く同じにし、変更があっても確認しない
- エ.上司に関わることなので一切手伝わない
正解:イ.前年の記録を参考に、相手や品を上司に確認して進める
解説:贈答の範囲・品・予算は上司の意向と会社の慣例に従う。前年の記録を参考にしつつ、相手の追加・削除を上司に確認して進める。秘書が独断で送り先や品を決めるのは不適当である。
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問327.上司が在席中、約束のない来客が「どうしても今すぐ会いたい」と強く求めてきた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.相手が強く求めるので、確認せずそのまま通す
- イ.予約がないので一律に断る
- ウ.会社名・氏名・用件を聞き、上司に取り次いで判断を仰ぐ
- エ.上司に伝えず、別の社員に対応を回す
正解:ウ.会社名・氏名・用件を聞き、上司に取り次いで判断を仰ぐ
解説:予約のない来客でも、相手の会社名・氏名・用件を聞いたうえで上司に取り次ぎ、会うか否かの判断を仰ぐ。相手の勢いに押されて勝手に通したり、確認せず断るのは不適当である。
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問328.秘書が上司の人間関係に配慮する際の心得として、最も適当なものはどれか。
- ア.上司が苦手な相手には冷たく応対してよい
- イ.上司と相手の関係を把握し、失礼のない応対を心がける
- ウ.上司の交友関係に積極的に口を出し、助言する
- エ.上司の人間関係は秘書には関係ないので無視する
正解:イ.上司と相手の関係を把握し、失礼のない応対を心がける
解説:上司の社内外の人間関係を把握し、相手によって失礼のない応対を心がけるのは補佐の一部。ただし秘書が人間関係に立ち入って評価したり、好き嫌いを応対に持ち込むのは不適当。
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問329.上司の出張中に、出張先の宿泊ホテルから「予約内容を確認したい」と秘書あてに連絡があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.宿泊のことは上司に直接聞いてほしいと伝える
- イ.自分は知らないと答える
- ウ.手配者として予約内容を確認し、必要なら上司に連絡する
- エ.確認はせず、当日まで放置する
正解:ウ.手配者として予約内容を確認し、必要なら上司に連絡する
解説:宿泊手配は秘書の担当業務であり、予約内容の確認・調整は秘書が責任をもって対応する。手配者として正確に応じ、必要なら上司に連絡する。対応を上司に丸投げするのは不適当。
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問330.上司から急ぎの資料作成を指示されたが、同時に来客の応対も重なった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.資料を優先し、来客は長時間待たせる
- イ.両方を中途半端にこなす
- ウ.優先順位をつけ、来客に応対しつつ資料の期限を上司に相談する
- エ.来客を別室に通したまま忘れる
正解:ウ.優先順位をつけ、来客に応対しつつ資料の期限を上司に相談する
解説:複数業務が重なったときは緊急度と重要度で優先順位をつけ、来客は待たせず応対しつつ、資料の期限は上司に相談して調整する。一人で抱え込み片方を放置するのは不適当である。
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問331.上司が会議中に、秘書あてに「上司にすぐ取り次いでほしい」という社外からの電話が入った。緊急とは限らない。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.会議を中断させてすぐ取り次ぐ
- イ.会議中なので上司は出られないと言って切る
- ウ.緊急でも会議が終わるまで一切伝えない
- エ.緊急性を確かめ、急ぎでなければ用件を聞いて後で連絡する
正解:エ.緊急性を確かめ、急ぎでなければ用件を聞いて後で連絡する
解説:会議中の取り次ぎは原則控え、緊急性を確かめてから判断する。急ぎでなければ用件を聞いて後で連絡する。緊急なら上司にメモで知らせ、取り次ぐか本人に判断を委ねるのが適当である。
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問332.上司の机の上に置かれた書類を整理するよう頼まれた。中に重要そうな未処理書類が混じっていた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.重要そうでも頼まれたとおり、不要と判断したものは捨てる
- イ.全部まとめてファイルに綴じてしまう
- ウ.処理済みか不明なものは、上司に確認してから扱う
- エ.重要書類だけ自分で処理しておく
正解:ウ.処理済みか不明なものは、上司に確認してから扱う
解説:整理を頼まれても、未処理や重要と思われる書類を勝手に処分・移動するのは危険。判断に迷うものは上司に確認してから扱う。重要書類を独断で捨てるのは重大な不手際で不適当である。
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問333.上司が外部の会合に出席する際、秘書が事前に準備しておくこととして最も適当なものはどれか。
- ア.会合での上司の発言内容を秘書が考えて用意する
- イ.会合の出席者を秘書が選んで決める
- ウ.会合への出席可否を秘書が判断して返事する
- エ.日時・場所・交通手段・持ち物などを確認し情報を整える
正解:エ.日時・場所・交通手段・持ち物などを確認し情報を整える
解説:会合への出席では、開催日時・場所・持ち物・所要時間・交通手段などを確認し、上司が迷わず出向けるよう情報を整えておく。会合の内容に立ち入って意見を述べるのは秘書の役目ではない。
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問334.上司の指示が、以前に聞いた内容と食い違っているように感じた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.前に聞いた内容のほうが正しいと判断して進める
- イ.食い違いを指摘し、どちらの指示か確認してから進める
- ウ.新しい指示は無視して様子を見る
- エ.確認すると失礼なので、自分で適当に判断する
正解:イ.食い違いを指摘し、どちらの指示か確認してから進める
解説:指示に食い違いや疑問を感じたら、思い込みで進めず、その場で確認して認識を合わせる。勝手に古い指示を優先したり、間違ったまま進めると後で大きな手戻りや事故になる。
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問335.上司が長期出張に出る前に、秘書が確認しておくべきこととして最も適当でないものはどれか。
- ア.出張中の上司への連絡方法
- イ.留守中の急用や代理対応の取り扱い
- ウ.出張先での上司の私的な時間の過ごし方
- エ.戻りの予定日時
正解:ウ.出張先での上司の私的な時間の過ごし方
解説:出張中の連絡方法、留守中の決裁・代理の扱い、急用時の対応などは確認しておくべき。一方、出張先での上司の私的な行動予定まで秘書が把握・管理する必要はなく、行き過ぎである。
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問336.取引先から上司あてに高価な贈答品が届いた。受け取ってよいか判断に迷う。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.高価なので秘書の判断ですぐ送り返す
- イ.とりあえず受け取って上司には伝えない
- ウ.届いたことを上司に報告し、受け取りの可否を確認する
- エ.自分でお礼状を書いて済ませる
正解:ウ.届いたことを上司に報告し、受け取りの可否を確認する
解説:贈答品の受け取りは会社の方針や慣例、相手との関係によるため、秘書が独断で受領・返送を決めず上司に報告して指示を仰ぐ。受け取り辞退の判断も上司に委ねるのが適当である。
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問337.上司が「来客には自分で決めた席次で座ってもらうように」と言わなかった通常の応接で、来客を案内する際の席次の扱いとして最も適当なものはどれか。
- ア.来客を入口に近い下座に案内する
- イ.席次は気にせず空いている席に座ってもらう
- ウ.来客を入口から遠い上座に案内する
- エ.上司の席に来客を座らせる
正解:ウ.来客を入口から遠い上座に案内する
解説:応接室では入口から遠い奥が上座であり、来客を上座に案内するのが基本のマナー。秘書はこの慣例に従って案内する。来客を下座に通したり、席次を無視するのは失礼で不適当である。
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問338.上司から「今後この取引先からの電話はすべて自分につなぐように」と指示された。後日その取引先から電話があったが、上司は別件の電話中だった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.指示どおり、別件の電話を切らせてでもつなぐ
- イ.上司は不在だと伝える
- ウ.上司が電話中である旨を伝え、待つか折り返しかを尋ねる
- エ.指示があるので、相手に黙ってそのまま待たせ続ける
正解:ウ.上司が電話中である旨を伝え、待つか折り返しかを尋ねる
解説:つなぐ指示があっても、上司が他の電話中なら同時には取り次げない。その旨を伝え、少し待ってもらうか折り返す旨を案内する。指示を盾に無理に割り込ませるのは不適当である。
-
問339.秘書が上司の補佐をするうえで、報告・連絡の仕方として最も適当なものはどれか。
- ア.経緯を最初から詳しく話し、結論は最後にする
- イ.結論を先に、事実を正確に簡潔に伝える
- ウ.自分の推測も事実として混ぜて伝える
- エ.悪い知らせは時間を置いてから伝える
正解:イ.結論を先に、事実を正確に簡潔に伝える
解説:報告は結論を先に、事実を正確に、簡潔に伝えるのが基本。自分の憶測と事実を混同せず区別する。長々と経緯から話したり、悪い知らせを後回しにするのは適当でない。
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問340.上司の出張中に予定していた社内会議について、出席予定者から「上司不在なら延期したい」と申し出があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司不在なので秘書の判断で延期を決める
- イ.延期は認められないと一律に断る
- ウ.申し出を上司に伝え、延期するかどうか指示を仰ぐ
- エ.申し出は上司に伝えず、自分で調整する
正解:ウ.申し出を上司に伝え、延期するかどうか指示を仰ぐ
解説:会議を延期するかは上司が決める事項。秘書は申し出を上司に伝えて指示を仰ぐ。出張中でも連絡を取り、勝手に延期を決めたり申し出を握りつぶすのは越権で不適当である。
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問341.上司が在席中に、上司の友人と名乗る人物が予約なく訪ねてきた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.友人なので確認せずそのまま通す
- イ.私的な来客は会社では取り次げないと断る
- ウ.上司に伝えず、また来てもらうよう言う
- エ.氏名と用件を聞き、上司に取り次いで判断を仰ぐ
正解:エ.氏名と用件を聞き、上司に取り次いで判断を仰ぐ
解説:私的な来客でも、まず氏名・用件を聞いて上司に取り次ぎ、会うかどうかの判断を仰ぐ。友人と名乗るからと無条件で通したり、私用だからと確認せず断るのは不適当である。
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問342.上司が会議で外出しており、戻りが読めない。その間に取引先との約束の確認電話を入れる必要がある仕事を任されていた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.任された仕事として、期限内に責任をもって確認電話を入れる
- イ.上司が戻ってから一緒にやろうと待つ
- ウ.上司不在なので今日はやらない
- エ.取引先に上司不在を理由に延期を頼む
正解:ア.任された仕事として、期限内に責任をもって確認電話を入れる
解説:任された定型業務は上司の在不在に関わらず、責任をもって期限内に処理する。上司が戻らないことを理由に放置するのは不適当。判断に迷う点だけ後で確認すればよい。
-
問343.上司の指示で社外に提出する文書を作成した。提出前に秘書が行うべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.作成したらすぐ自分の判断で発送する
- イ.内容を点検し、上司の確認を得てから提出する
- ウ.宛名だけ確認すれば内容は見なくてよい
- エ.上司に見せず、控えだけ取って出す
正解:イ.内容を点検し、上司の確認を得てから提出する
解説:社外文書は誤字・脱字や数字、宛名を点検し、上司の確認・承認を得てから提出する。秘書の判断だけで対外発信するのは不適当。チェックを省いて出すのもミスのもとである。
-
問344.上司が「最近疲れているから、できるだけ予定に余裕を持たせてほしい」と言った。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.新規予定を入れすぎないよう調整し、休憩や移動の余裕を見込む
- イ.予定は変えず、これまでどおり詰めて入れる
- ウ.健康は私的なことなので業務では配慮しない
- エ.上司に無断で多くの予定をキャンセルする
正解:ア.新規予定を入れすぎないよう調整し、休憩や移動の余裕を見込む
解説:上司の健康への配慮も補佐の役目。新規の予定を詰め込みすぎないよう調整し、休憩や移動の余裕を見込む。上司の体調を考えず従来どおり詰め込むのは配慮に欠け不適当である。
-
問345.秘書が定型業務を効率よく進めるための工夫として、最も適当なものはどれか。
- ア.効率のため、確認の手順は省略する
- イ.手順を整理し、チェックリストや前例を活用して漏れを防ぐ
- ウ.自分だけ分かる独自の方法に変えてしまう
- エ.急ぐときはダブルチェックをしない
正解:イ.手順を整理し、チェックリストや前例を活用して漏れを防ぐ
解説:繰り返す業務は手順を整理し、チェックリストや前例を活用してミスや漏れを防ぐ。効率を理由に確認を省いたり、自己流で勝手に手順を変えて引き継ぎを難しくするのは不適当である。
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問346.上司の代理として、秘書が対外的な会合に出席するよう指示された。秘書の心得として最も適当なものはどれか。
- ア.上司に代わってその場で意思決定や約束をしてよい
- イ.代理なので発言や記録はしなくてよい
- ウ.自分の意見を上司の意見として述べる
- エ.様子を把握して報告し、判断を要する事項は持ち帰る
正解:エ.様子を把握して報告し、判断を要する事項は持ち帰る
解説:代理出席はあくまで上司の代わりに様子を見て報告するのが役目。会合の場で上司に代わって意思決定や約束をする権限はない。判断を要する事項は持ち帰り上司に報告する。
-
問347.上司が出張から戻った直後、秘書が行うべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.留守中のことは特に報告せず通常業務に戻る
- イ.留守中の伝言や郵便などを整理し、急ぎの順に報告する
- ウ.溜まった用件をすべて一度に口頭で並べ立てる
- エ.上司が落ち着くまで数日報告を控える
正解:イ.留守中の伝言や郵便などを整理し、急ぎの順に報告する
解説:出張帰りには、留守中の伝言・郵便・来客・電話などの記録を整理して報告し、急ぎの案件から処理できるようにする。報告せず放置したり、雑多にまとめて渡すのは不適当である。
-
問348.上司あての電話で相手が早口で社名が聞き取れなかった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.恐れ入りますがと断り、社名をもう一度確認する
- イ.聞き取れたと思う社名で勝手に取り次ぐ
- ウ.聞き返すのは失礼なので、そのまま取り次ぐ
- エ.聞き取れないので電話を切る
正解:ア.恐れ入りますがと断り、社名をもう一度確認する
解説:聞き取れないときは聞き返して正確に確認するのが基本。あいまいなまま取り次ぐと取り違えや失礼につながる。推測で社名を決めつけたり、聞き返さず適当に通すのは不適当である。
-
問349.上司が在席中、取引先から上司あてに苦情の電話が入った。上司は別件で手が離せない。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.秘書の判断でその場で謝罪し、対応を約束する
- イ.丁寧に用件を聞き、上司から折り返し対応する旨を伝える
- ウ.上司は手が離せないので後日にしてほしいと突き放す
- エ.苦情は上司に伝えず自分で処理する
正解:イ.丁寧に用件を聞き、上司から折り返し対応する旨を伝える
解説:苦情は丁寧に用件を聞き、上司の手が空き次第対応する旨を伝える。秘書が独断で謝罪して内容を確約したり、苦情を上司に伝えず放置するのは不適当である。まず誠実に受け止めることが大切。
-
問350.上司が「この予定は内密にしておくように」と言った面会がある。他部署の人から上司の在席を尋ねられた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.面会の相手や内容まで詳しく教える
- イ.在席・不在は答えるが、面会の相手や内容は伝えない
- ウ.在席しているのに不在だと嘘をつく
- エ.内密なので何も答えず無視する
正解:イ.在席・不在は答えるが、面会の相手や内容は伝えない
解説:内密の予定は相手や内容を明かさず、在席・不在の事実は差し支えない範囲で答える。面会の中身や相手を勝手に話すのは守秘に反する。一方で在席自体まで隠して嘘をつく必要はない。
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問351.上司の出張に伴う旅費の仮払いや精算について、秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.概算でおおよその額を処理し、領収書は省く
- イ.社内規程に従い、領収書を整えて正確に精算する
- ウ.上司の言い値で領収書なしに計上する
- エ.精算は上司本人に任せ、秘書は関与しない
正解:イ.社内規程に従い、領収書を整えて正確に精算する
解説:旅費は社内規程の様式と手続きに従って正確に申請・精算する。領収書を整え、過不足なく処理する。規程を無視して概算で済ませたり、領収書なしで通すのは不正につながり不適当である。
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問352.上司が在席中に来客があり応接室に通したが、上司の前の用件が長引いて来客を待たせている。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司が来るまで来客には何も声をかけない
- イ.来客に帰ってもらうよう促す
- ウ.途中で声をかけ、もう少し待ってほしい旨を丁寧に伝える
- エ.上司を急かして用件を中断させる
正解:ウ.途中で声をかけ、もう少し待ってほしい旨を丁寧に伝える
解説:来客を待たせるときは、放置せず途中で声をかけ、お茶を出すなど気遣いを示し、もう少し待ってもらう旨を丁寧に伝える。何も言わず長時間放置するのは失礼で不適当である。
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問353.秘書が上司の業務を補佐する範囲について、最も適当なものはどれか。
- ア.上司の経営判断にも踏み込んで意思決定する
- イ.上司の部下に直接指示を出して動かす
- ウ.上司の業務を秘書がすべて代行する
- エ.雑務を引き受け、上司が本来業務に専念できるよう支える
正解:エ.雑務を引き受け、上司が本来業務に専念できるよう支える
解説:秘書はあくまで上司の補佐に徹し、上司の権限を超えた決定や指示は行わない。雑務を引き受けて上司が本来業務に専念できるよう支えるのが本分。経営判断に踏み込むのは越権である。
-
問354.上司が会議で不在のとき、上司あての宅配便(要受領印)が届いた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司本人でないので受け取れないと断る
- イ.中身を開けて確認してから受け取る
- ウ.上司が戻るまで配達員を待たせる
- エ.会社の慣例に従い秘書が受け取り、上司に報告・引き渡す
正解:エ.会社の慣例に従い秘書が受け取り、上司に報告・引き渡す
解説:上司不在時の受領印が必要な荷物は、秘書が会社の慣例に従って代わりに受け取り、上司に報告・引き渡す。受け取りを拒んで持ち帰らせるのは業務上不便で不適当である。
-
問355.上司が「来月の予定をいくつか入れておくが、確定ではないので調整できるようにしておいて」と言った。秘書の予定管理として最も適当なものはどれか。
- ア.仮の予定として区別して記録し、調整できるようにする
- イ.確定でないので予定表には記録しない
- ウ.確定予定と同じ扱いで動かせないようにする
- エ.上司が決めるまで何もしない
正解:ア.仮の予定として区別して記録し、調整できるようにする
解説:確定でない予定は仮の予定として区別して記録し、変更や調整の余地を残しておく。確定と同じに扱うと変更時に混乱する。仮の予定だからと記録しないのも管理として不適当である。
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問356.上司宛ての私信と業務用の郵便物が混じって届いた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.私信も含めてすべて開封して内容を確認する
- イ.区別せず全部上司に未開封のまま渡す
- ウ.親展や私信は開封せず、業務用のみ必要に応じて開封する
- エ.私信は秘書の判断で処分する
正解:ウ.親展や私信は開封せず、業務用のみ必要に応じて開封する
解説:親展・私信と分かるものは開封せずそのまま上司に渡し、業務用は必要に応じて開封・整理する。私信まで開封したり、すべて開封して読むのはプライバシーや守秘の面で不適当である。
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問357.上司が外出中に、上司の上役(社長)から「すぐ上司を呼んでほしい」と内線があった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.上司の所在と戻りを伝え、連絡を取って速やかに対応する
- イ.上司が不在なので戻ってからにしてほしいと伝える
- ウ.社長にそのまま待ってもらう
- エ.用件を秘書が代わりに聞いて済ませる
正解:ア.上司の所在と戻りを伝え、連絡を取って速やかに対応する
解説:上役からの急ぎの呼び出しは、上司の所在と戻りを伝え、必要なら上司に連絡を取って速やかに対応できるようにする。上司不在を理由に放置したり、社長を待たせ続けるのは不適当である。
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問358.上司から指示を受ける際、秘書の聞き方として最も適当なものはどれか。
- ア.記憶力に自信があるのでメモは取らない
- イ.要点をメモし、不明な点はその場で確認する
- ウ.聞き返すのは失礼なので分からなくても聞き流す
- エ.指示の途中で自分の意見を述べて中断させる
正解:イ.要点をメモし、不明な点はその場で確認する
解説:指示は要点をメモし、5W3Hなど不明な点をその場で確認して理解を確かにする。聞き返さず思い込みで進めると間違いのもと。メモも取らず記憶だけに頼るのも漏れの原因で不適当。
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問359.上司が会議中に、秘書が処理を任された案件で判断に迷う事態が生じた。会議はあと30分続く見込み。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.判断に迷っても自分の独断で処理を進める
- イ.案件を先送りして放置する
- ウ.緊急度を見極め、急がなければ会議後に上司へ確認する
- エ.他の社員に判断を代わってもらう
正解:ウ.緊急度を見極め、急がなければ会議後に上司へ確認する
解説:急がない判断は会議終了後に上司へ確認すればよい。緊急なら会議中でもメモで知らせて判断を仰ぐ。自分の独断で処理を進めて後で問題化させるのは不適当である。緊急度で対応を変える。
-
問360.上司が「取引先のC氏には特に丁重に応対してほしい」と言った。後日、C氏から電話があったが、上司は会議中だった。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.丁重にとの指示なので会議を中断させて取り次ぐ
- イ.上司は不在だと伝える
- ウ.C氏に後日かけ直すよう一方的に伝える
- エ.会議中で取り次げない旨を丁重に伝え、折り返しを案内する
正解:エ.会議中で取り次げない旨を丁重に伝え、折り返しを案内する
解説:丁重にとの意向を踏まえつつ、会議中で取り次げない旨を失礼のないよう伝え、用件を伺って折り返す旨を案内する。丁重にと言われたからと無理に会議を中断させるのは行き過ぎである。
-
問361.秘書が複数の上司(部長と次長)を兼務している。両方から同時に急ぎの仕事を頼まれた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.役職が上の部長の仕事だけを優先し、次長の分は断る
- イ.先に頼まれたほうだけをやり、もう一方は放置する
- ウ.両方を中途半端に手をつける
- エ.双方に状況を伝え、優先順位を確認・調整して進める
正解:エ.双方に状況を伝え、優先順位を確認・調整して進める
解説:同時に重なったときは、双方に状況を伝えて優先順位を確認・調整し、無理なら誰かの応援を求める。一方を黙って後回しにしたり、上の役職を機械的に優先と決めつけるのは適当でない。
-
問362.上司が外出先から電話で「忘れていたが、午後の来客に渡す資料を準備しておいて」と急に指示してきた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.急な指示なので準備が間に合わないと断る
- イ.内容を確認せず適当に資料を作る
- ウ.必要な内容や部数を確認し、責任をもって準備する
- エ.来客が来てから上司に直接聞いてもらう
正解:ウ.必要な内容や部数を確認し、責任をもって準備する
解説:急な追加指示は、必要事項(部数・内容・体裁など)を確認し、責任をもって準備する。不明点を聞かずに勝手に作って間違えたり、急だからと用意しないのは補佐の役目を果たせず不適当である。
-
問363.上司の交際範囲が広く、慶弔の連絡がよく入る。慶弔対応で秘書が日頃から備えておくべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.慶弔は急なので、その都度ゼロから調べて対応する
- イ.慶弔の内容は秘書が毎回独断で決めておく
- ウ.慶弔の連絡は重要でないので記録しない
- エ.関係先情報や過去の対応記録、会社の基準を整理しておく
正解:エ.関係先情報や過去の対応記録、会社の基準を整理しておく
解説:慶弔は急を要するため、関係先の情報や過去の対応記録、会社の慣例・基準を整理しておくと迅速・適切に手配できる。その都度ゼロから調べたり、秘書が独断で内容を決めるのは不適当である。
-
問364.上司が出張中、留守を預かる秘書のもとに、上司あての面会希望が複数寄せられた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.留守中なので秘書の判断で面会日を確約する
- イ.上司不在を理由にすべて断る
- ウ.相手・用件・希望日時を控え、上司の帰任後に報告して調整する
- エ.面会希望はメモせず口頭で後日伝える
正解:ウ.相手・用件・希望日時を控え、上司の帰任後に報告して調整する
解説:留守中の面会希望は、相手・用件・希望日時を控えて整理し、上司の帰任後に報告して予定調整の判断を仰ぐ。秘書が独断で面会日を確約するのは越権で、放置するのも不適当である。
-
問365.上司から「この案件はまだ社内でも限られた人しか知らない」と聞かされた。秘書のとるべき態度として最も適当なものはどれか。
- ア.書類の扱いや会話に注意し、不用意に話題にしない
- イ.社内のことなので親しい同僚には話してよい
- ウ.限られた人しか知らないなら自分も知らないことにする
- エ.上司に確認せず関係者に概要を伝える
正解:ア.書類の扱いや会話に注意し、不用意に話題にしない
解説:限られた者だけが知る機密は、関係する書類の取り扱いや会話に十分注意し、不用意に話題にしない。たとえ社内の親しい同僚にも漏らさない。機密と知って軽く扱うのは重大な不適当である。
-
問366.上司が会議の主催者として、当日の運営を秘書に任せた。会議運営で秘書が担う役割として最も適当でないものはどれか。
- ア.会場の設営と資料の配布
- イ.議題についての結論を秘書が決定する
- ウ.出席者の受付と案内
- エ.議事の記録(議事メモ)を取る
正解:イ.議題についての結論を秘書が決定する
解説:会場準備・資料配布・受付・記録(議事メモ)などは秘書の役割。しかし、議事の進行や議題についての意思決定そのものは主催する上司や出席者が行うもので、秘書が決定に踏み込むのは不適当。
-
問367.上司の予定が立て込んでいる日に、上司から「昼食を取る時間が取れそうにない」と言われた。秘書の配慮として最も適当なものはどれか。
- ア.昼食は私的なことなので何も配慮しない
- イ.上司に無断で午後の予定をすべて取り消す
- ウ.予定の合間に短時間でも食事や休憩が取れるよう調整を提案する
- エ.昼食を抜くのは上司の自由なので放っておく
正解:ウ.予定の合間に短時間でも食事や休憩が取れるよう調整を提案する
解説:上司の健康面への配慮として、予定の合間に短い休憩や軽食を取れるよう調整を提案するのが適当。健康に無関心でいたり、上司に無断で予定を勝手に変更するのは配慮として行き過ぎ・不適当。
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問368.上司の指示で来客にお茶を出した後、打ち合わせが長引いている。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.頃合いを見て、お茶の入れ替えや追加を申し出る
- イ.最初に出したお茶だけで、あとは何もしない
- ウ.打ち合わせを中断させてお茶を勧める
- エ.長引いているので帰るよう促す
正解:ア.頃合いを見て、お茶の入れ替えや追加を申し出る
解説:打ち合わせが長引くときは頃合いを見て、お茶の入れ替えや追加を申し出るなど気を配るのが接遇。中断させて急かしたり、最初に出したきり何もしないのは気が利かず不適当である。
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問369.上司から受けた指示を実行している途中で、当初の前提が変わり、このまま進めると不都合が出ると気づいた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.状況を報告し、どう進めるか上司の指示を仰ぐ
- イ.前提が変わっても指示どおりそのまま進める
- ウ.自分の判断で方針を変えて進める
- エ.不都合は気づかなかったことにする
正解:ア.状況を報告し、どう進めるか上司の指示を仰ぐ
解説:前提が変わって不都合が予想されるなら、自己判断で勝手に変更せず、状況を報告して上司の指示を仰ぐ。指示どおり機械的に進めて問題を起こすのも、独断で方針を変えるのも不適当である。
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問370.上司が「来客があっても今日の午前中は集中したいので取り次がないでほしい」と言った。そこへ、上司が以前から待っていた重要な連絡が来客の形で届いた。秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.取り次がない指示なので、待っていた連絡でも断る
- イ.上司が待っていた件である旨を伝え、取り次ぐか判断を仰ぐ
- ウ.秘書の判断で勝手に来客を通す
- エ.来客に出直してもらう
正解:イ.上司が待っていた件である旨を伝え、取り次ぐか判断を仰ぐ
解説:取り次がない指示でも、上司が待っていた重要事項は例外的に扱う必要がある。来訪を上司に静かに知らせ、取り次ぐか判断を仰ぐのが適当。指示を機械的に守って好機を逃すのは不適当である。
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問371.秘書が職務上知り得た上司の私的な事情(家庭の事情など)について、最も適当な扱いはどれか。
- ア.職務上知り得た私的事情として口外せず、慎重に扱う
- イ.心配して同僚に相談し、対応を考える
- ウ.上司の私的事情を理由に勝手に予定を変える
- エ.私的なことなので軽く考え、話題にしてよい
正解:ア.職務上知り得た私的事情として口外せず、慎重に扱う
解説:上司の私的な事情も職務上知り得た秘密として口外しない。配慮は要するが、同情を引くために他言したり、私的事情を理由に業務上の便宜を勝手に図るのは不適当である。慎重に扱う。
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問372.上司が出張で1週間不在になる。その間の郵便物・電話・来客の扱いについて、秘書が事前に上司と取り決めておくべきこととして最も適当なものはどれか。
- ア.急用の連絡方法や代理対応の範囲を事前に取り決めておく
- イ.特に取り決めず、その都度自分で判断する
- ウ.留守中の用件はすべて上司の帰任まで放置すると決める
- エ.留守中は秘書がすべて代決すると取り決める
正解:ア.急用の連絡方法や代理対応の範囲を事前に取り決めておく
解説:長期不在に備え、急ぎの連絡方法、代理対応の範囲、転送や保留の基準などを事前に上司と取り決めておくと留守中も滞りなく対応できる。取り決めず行き当たりばったりで臨むのは不適当である。
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問373.上司の意向で、面会のアポイントを断らなければならない相手がいる。角を立てずに断るための秘書の対応として最も適当なものはどれか。
- ア.理由を言わず、ただ会えないと冷たく断る
- イ.上司が会いたくないからだと正直に伝える
- ウ.とりあえず承諾しておき、後で一方的に取り消す
- エ.差し支えない範囲で事情を伝え、丁重に理解を求める
正解:エ.差し支えない範囲で事情を伝え、丁重に理解を求める
解説:断る際は上司の事情を立てつつ、相手に失礼のないよう丁重に理由(差し支えのない範囲で)を伝えて理解を求める。冷たく一方的に断ったり、嘘の理由でその場しのぎをするのは適当でない。
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問374.上司が在席している日でも、面会の予約は事前に上司の都合を確認して入れるのが原則である。その理由として最も適当なものはどれか。
- ア.在席していれば必ず対応できるので確認は不要だから
- イ.面会の予約は秘書が自由に決めてよいものだから
- ウ.上司に確認するとかえって失礼になるから
- エ.在席でも他の業務や予定があり、対応できるとは限らないから
正解:エ.在席でも他の業務や予定があり、対応できるとは限らないから
解説:在席していても上司は他の業務や予定で手が空かないことがあるため、面会を入れる前に都合を確認する必要がある。在席=対応可能ではない。確認は上司の時間を守る補佐として重要である。
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問375.上司から「秘書は私の代わりではなく、私が仕事をしやすいように支えるのが役目だ」と言われた。この言葉の趣旨に最も沿った秘書の行動はどれか。
- ア.上司の判断業務を代わりに引き受けて処理する
- イ.上司の指示を待たず、自分の裁量で重要事項を決める
- ウ.上司より前に出て対外的な決定を行う
- エ.段取りや雑務を引き受け、上司が本来業務に専念できるよう支える
正解:エ.段取りや雑務を引き受け、上司が本来業務に専念できるよう支える
解説:秘書は上司の代行者ではなく補佐役。雑務や段取りを引き受けて上司が本来業務に専念できるよう支える。上司に代わって判断・決定したり、上司の領域に踏み込むのは趣旨に反し不適当である。