英検5級の勉強法・参考書ガイド【中1レベル・はじめての英検】
公開: 更新:
英検5級は、中学初級(中学1年生)程度のやさしい試験で、英語学習のいちばん最初の目標にぴったりの級です。出題はリーディングとリスニングのみで、英作文や面接はありません。この記事では、はじめて英検に挑戦する小学生・中学生やその保護者の方に向けて、合格までの学習の進め方とおすすめの勉強法を、やさしく紹介します。
※検定料・試験日程・出題形式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
英検5級はどんな試験?
英検5級は、中学1年生で習う内容を中心に出題される、英検の中でいちばんやさしい級です。「英語の勉強をはじめたばかり」「まずは英語の試験に慣れたい」という人にちょうどよく、英語学習の最初のゴールとして人気があります。
一次試験はリーディング25問とリスニング25問の合計50問。すべてマークシート方式で、時間はリーディング25分+リスニング約20分です。むずかしい記述(英作文)や面接はありません。スピーキングテスト(自宅・録音式)もありますが、これは別の判定で、5級の合格・不合格には影響しません。だから、まずは一次試験の50問に集中すればOKです。
| レベル | 中学初級(中学1年生)程度・英語学習の最初の目標 |
|---|---|
| 一次試験 | リーディング25問+リスニング25問=計50問(マークシート方式・リーディング25分+リスニング約20分) |
| 英作文・面接 | なし(5級では実施されません) |
| スピーキングテスト | 自宅・録音式の別判定(級認定には影響なし) |
| 必要語彙 | 約600語 |
| 検定料 | 4,000円(2026年度・本会場・個人) |
| 試験回数 | 年3回(2026年度の一次試験は本会場で5月31日・10月4日・2027年1月24日) |
| 合格率 | 公式非公表(一般に約80〜85%程度と言われる) |
合格率は2016年度以降公式には公表されていませんが、一般に約80〜85%程度と言われています。きちんと準備すれば、はじめての挑戦でも十分に合格をねらえます。
合格までの学習時間と学習ステップ
英検5級の合格に必要な学習時間は、20〜40時間程度が目安です。1日30分の学習なら、だいたい1〜2か月で準備できます。毎日少しずつ続けるのが、いちばんの近道です。
- ステップ1:基本の単語を覚える(全体の半分くらいの時間をかける)
- ステップ2:基本の文法ルールを理解する(be動詞・一般動詞など)
- ステップ3:会話・場面表現に慣れる(あいさつ・買い物など)
- ステップ4:リスニングの音に慣れる(毎日少しずつ英語を聞く)
- ステップ5:問題演習で力だめし(一問一答や過去問でくり返し)
分野別の対策
① 基本単語(動詞・名詞・形容詞)
英検5級では約600語の単語が出ます。まずは動詞(go=行く、eat=食べる、play=(スポーツなどを)する)、名詞(dog=犬、book=本、school=学校)、形容詞(big=大きい、happy=うれしい)など、身近な単語から覚えましょう。意味だけでなく、つづり(スペル)と読み方もいっしょに確認します。
② 熟語
「get up=起きる」「look at 〜=〜を見る」「listen to 〜=〜を聞く」のような、いくつかの単語がセットになった表現(熟語)も出ます。バラバラに覚えるより、かたまりごとに声に出して覚えると忘れにくくなります。
③ 基本文法(be動詞・一般動詞・複数形・代名詞・疑問詞)
5級の文法は中1の基本です。次のポイントをおさえましょう。
- be動詞:am / is / are の使い分け(I am 〜. / He is 〜. / They are 〜.)
- 一般動詞:play / like / have などの使い方
- 疑問文の作り方:be動詞の文は be動詞を主語の前に出し(Is he a student?)、一般動詞の文は Do / Does を前に置いて動詞をもとの形にする(Does he play tennis?)。主語が he / she / it のときは Does を使う点も含め、混同しやすいので2つを並べて整理する
- 複数形:book → books のように s をつける
- 代名詞:I / you / he / she / it / we / they など
- 疑問詞:what(何)/ who(だれ)/ where(どこ)/ when(いつ)
④ 会話・場面表現
「How are you?(元気ですか?)」「Thank you.(ありがとう)」のような、あいさつや買い物、学校でのやりとりが出ます。教科書に出てくる決まり文句をそのまま覚えておくと安心です。
⑤ リスニング慣れ
リスニングは25問あり、配点の半分を占めます。英語の音に耳を慣らすことが大切なので、毎日少しの時間でいいので英語を聞く習慣をつけましょう。聞こえた英語を声に出してまねする(音読)と、聞き取る力がぐんと伸びます。
おすすめの学習法
- 単語はくり返す:1回で覚えようとせず、何度も見て少しずつ定着させます。
- 例文で覚える:単語だけでなく短い文ごと覚えると、使い方も身につきます。
- 毎日少しずつ:1日30分でも、続けることで力がつきます。週末にまとめてより、毎日コツコツが効果的です。
- 声に出す:単語も例文も、声に出して読むとリスニングにも役立ちます。
当サイトの一問一答の活用法
当サイトでは、英検5級でよく出る語彙・熟語・基本文法・会話表現を一問一答で練習できます。次の章から、苦手な分野を選んでくり返し挑戦してみましょう。
- 動詞 — go / eat / play などの基本動詞
- 名詞 — dog / book / school などの身近な名詞
- 形容詞・副詞 — big / happy などの形や様子を表す語
- 熟語 — get up / look at などのかたまり表現
- 文法 — be動詞・一般動詞・複数形・代名詞・疑問詞
- 会話 — あいさつ・買い物など場面別の表現
まずは動詞と名詞から始めて、慣れてきたら文法に進むのがおすすめです。用語の意味は用語集で、試験の申込みや当日の流れは試験ガイドで確認できます。
英検5級 一問一答 →
直前期の過ごし方
試験が近づいてきたら、新しいことをたくさん増やすより、これまで覚えたことの確認を中心にしましょう。
- 苦手な単語・熟語をもう一度見直す(新しい単語は無理に増やさない)
- 一問一答や過去問をくり返し、まちがえた問題だけ復習する
- リスニングの音に毎日ふれて、耳を慣らしておく
- 前日は早めに寝て、当日は受験票・筆記用具・時計を忘れずに準備する
合否と成績表・合格証書が届くまでの流れは次のとおりです。
| 合否の確認 | 英検ウェブサイトで閲覧(2026年度第2回は10月26日(月)、5級は19:00以降) |
|---|---|
| 成績表・合格証書 | 個人申込は登録住所あてに送付(2026年度第2回の4・5級は11月4日(水)から届く予定) |
出典:日本英語検定協会「受験票・合否通知のお届け」。団体で申し込んだ場合、成績表・合格証書は原則として団体の申込責任者あてにまとめて送られます。
くわしい試験の難易度や、よくある質問はFAQも参考にしてください。
まとめ
英検5級は中1レベルのやさしい試験で、英語学習の最初の目標にぴったりです。ポイントをおさらいします。
- 一次試験はリーディング25問+リスニング25問の計50問・リーディング25分+リスニング約20分(英作文・面接はなし)
- 必要語彙は約600語。学習時間は20〜40時間程度が目安
- 合格率は公式非公表(一般に約80〜85%程度と言われる)。きちんと準備すれば十分ねらえる
- 単語はくり返し・例文で覚え、毎日少しずつ続けるのがコツ
- 一問一答でくり返し練習して合格を確実にしよう
関連する語学・教育系の検定
英検5級は中学初級レベルの入口。合格後は上の級へ進むか、他の基礎検定と並行すると学習習慣が続きます。
- 英検4級 - 5級の次の級。中学中級程度で、文法・語彙の範囲がひと回り広がる
- 英検3級 - 中学卒業程度。一次に加えてスピーキング(面接)が課される最初の級
- 漢検5級 - 小学6年生修了程度の漢字。英検と並行しやすい基礎検定
- 数学検定5級 - 中学1年程度の数学。英検・漢検と合わせて三検定を揃える定番の組合せ
- 日本語検定6級 - 小学6年生程度。敬語・語彙・表記など日本語の運用力を測る
英検5級 一問一答 →
※上記の書籍リンクは広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含み、リンク経由での購入により当サイトが紹介料を得る場合があります。Amazonのアソシエイトとして、資格道場は適格販売により収入を得ています。