英検5級の難易度と合格率【他の級と比較】
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英検5級は、実用英語技能検定(英検)の入門レベルにあたる級です。「英検にチャレンジしてみたいけれど、どのくらい難しいの?」という方に向けて、この記事では合格率の目安や合格基準、他の級との難易度比較をもとに、英検5級の難易度をやさしく解説します。
- 英検5級の難易度(やさしい入門レベル)
- 合格率の目安(公式非公表・一般に約80〜85%程度と言われる)と合格基準(CSEスコア制)
- 4級・3級など他の級との難易度比較
- つまずきやすいポイントと学習時間の目安
英検5級とは?
英検5級は、中学初級(中学1年生)程度の英語力を測る級で、英検の中でも最もやさしい入門レベルの一つです。さらに下のレベルとして、6級・7級が導入時期未定(延期)で新設されることが発表されています。
一次試験はリーディング25問+リスニング25問=合計50問・マーク式で、試験時間はリーディング25分+リスニング約20分です。5級には英作文(ライティング)や二次試験(面接)はありません。スピーキングテストは録音式で別途受験できますが、合否(級認定)には影響しません。
| 試験名 | 実用英語技能検定 5級 |
|---|---|
| レベル | 中学初級(中学1年生)程度 |
| 一次試験 | リーディング25問+リスニング25問=計50問(マーク式・リーディング25分+リスニング約20分) |
| 英作文・面接 | なし(スピーキングは録音式・級認定に影響なし) |
| 必要語彙数 | 約600語 |
| 学習時間の目安 | 20〜40時間 |
| 受験資格 | 制限なし(年齢・学歴不問) |
※試験形式・日程・合格基準は改定される場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会の公式サイトでご確認ください。
英検5級の難易度はやさしい・入門レベル
英検5級は、英語学習をこれから始める人や、中学1年生レベルの基礎を確認したい人に最適な入門レベルです。問われるのはbe動詞・一般動詞の基本的な使い方、身近な単語、簡単な日常会話などで、複雑な文法や長文読解は出題されません。
すべてマーク式で記述や面接がないため、「英語の基礎をひと通り学んだことがあるか」を確認するような位置づけです。中学校で英語を習い始めた人なら、教科書レベルの内容を復習すれば十分に合格を狙えます。
英検5級の合格率と合格基準
英検は、2016年度以降、合格率を公式には公表していません。一般には5級の合格率は約80〜85%程度と言われることがありますが、これは公式の数値ではないため、あくまで目安として考えてください。英検の中でも最も合格しやすい級の一つといえます。
合格基準(CSEスコア制)
英検は、リーディング・リスニングの素点をそのまま合否に使うのではなく、CSEスコアという指標に換算して合否を判定します。これは、回ごとの問題の難易度差を補正し、公平に評価するための仕組みです。
合格基準スコア(英検CSEスコア)は級ごとに固定されており、5級は419点(リーディング・リスニング)です。素点をスコアに換算する方式のため「何問正解すれば合格」とは言えませんが、目安としては正答率6割前後で合格圏に入るとされています。リーディングとリスニングをバランスよく得点することが大切です。
素点(何問正解したか)を、統計的な処理でスコアに変換する方式です。これにより「今回は問題が難しかったから少し低い点でも合格」といったように、回ごとの難易度差が調整されます。そのため素点で「○問正解すれば必ず合格」という固定のラインはなく(合格基準のCSEスコアそのものは級ごとに固定)、正答率6割前後が一つの目安と考えておくとよいでしょう。
難易度を他の級と比較
英検5級の難易度を、上位の4級・3級などと比較します。級が上がるごとに語彙・文法のレベルが上がり、4級以上では英作文、3級以上では二次試験(面接)が加わって難易度が階段状に上がっていきます。
| 級 | レベルの目安 | 合格率の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 7級(導入時期未定(延期)) | 5級より前の入門 | ― | 新設予定 |
| 6級(導入時期未定(延期)) | 5級より前の入門 | ― | 新設予定 |
| 5級 | 中学初級(中1)程度 | 公式非公表(約80〜85%程度と言われる) | やさしい |
| 4級 | 中学中級(中2)程度 | 公式非公表(約70%程度と言われる) | やさしい〜普通 |
| 3級 | 中学卒業程度 | 公式非公表(約50%程度と言われる) | 普通 |
※英検は2016年度以降、合格率を公表していません。表の合格率は一般に言われる目安で公式値ではありません。6級・7級は導入時期未定(延期)の新設級です。最新情報は英検公式サイトでご確認ください。
このように、英検5級は数ある級の中でも最もやさしい入門レベルです。4級・3級と進むにつれて語彙数や文法が増え、英作文や面接が加わって難易度が上がっていきます。まずは5級で基礎を固めてから、ステップアップしていくのがおすすめです。
英検5級でつまずきやすいポイント
1. be動詞と一般動詞の混同
英語学習を始めたばかりの人が最初につまずきやすいのが、be動詞(is / am / are)と一般動詞(play / like など)の使い分けです。「I am play soccer.」のように両方を混ぜてしまうミスが典型例です。それぞれの役割と否定文・疑問文の作り方を整理しておきましょう。
2. 名詞の複数形
名詞を複数にするときの -s / -es の付け方も、初学者がつまずきやすいポイントです。基本ルールに加えて、不規則変化(man → men など)も少しずつ覚えておくと安心です。
3. リスニングの音に慣れる
リスニングは全50問のうち半分(25問)を占めます。文字で読めば分かる単語でも、実際の音声では聞き取れないということがよくあります。普段から英語の音声に触れ、数字・曜日・あいさつなど身近な表現の音に慣れておくことが大切です。
英検5級は合格率が一般に約80〜85%と言われる(公式非公表)やさしい級ですが、まったく対策をしないと、be動詞・一般動詞の混同やリスニングの聞き取りで思わぬ失点をすることがあります。問題形式に慣れ、頻出単語と基本文法をひと通り押さえておけば、安心して合格を狙えます。
学習時間の目安は20〜40時間
英検5級の合格に必要な学習時間は、20〜40時間程度が目安です。中学校で英語を習い始めている人なら、教科書の復習と過去問演習を中心に、もう少し短い時間でも合格を狙えます。
1日30分〜1時間のペースなら、おおむね1〜2ヶ月で十分な準備ができます。必要語彙は約600語と少ないので、単語帳でこまめに覚えつつ、リーディングとリスニングの過去問で問題形式に慣れていきましょう。
よくある質問
Q. 英検5級の合格率はどのくらいですか?
英検は2016年度以降、級ごとの合格率を公式には公表していません。5級の合格基準スコアは英検CSEスコアで419点です。英検協会は、2016年度第1回一次試験では2級以下は各技能の正答率6割程度の受験者の多くが合格したと紹介しています。
Q. 英検5級は難しいですか?
英検5級は中学初級程度のレベルで、英検の入門の級です。一次試験はリーディング25問とリスニング25問の計50問・マーク式で、英作文や面接はありません。基本的な単語と文法を固めてから過去問で練習しましょう。
Q. 英検5級に面接(二次試験)はありますか?
英検5級に二次試験(面接)はありません。スピーキングテストは録音式で別途受験できますが、合否(級認定)には影響しません。一次試験のリーディングとリスニングの結果のみで合否が決まります。
Q. 英検5級の合格基準はどのくらいですか?
英検は素点を英検CSEスコアに換算して合否を判定します。5級の合格基準スコアは419点で固定されています。何問正解すれば合格とは言えませんが、英検協会は2016年度第1回一次試験では2級以下は各技能の正答率6割程度の受験者の多くが合格したと紹介しているため、リーディングとリスニングをバランスよく得点しましょう。
英検5級 の問題を解く →
効率的な学習の進め方は英検5級の勉強法・学習スケジュールで詳しく解説しています。試験日程や申込み方法は英検5級の試験概要・申込みガイドを、よくある疑問は英検5級のよくある質問を、出てくる英語用語は英検5級の用語集を合わせてご覧ください。
まとめ
英検5級の難易度と合格率について、ポイントをまとめます。
- レベルは中学初級(中1)程度で、英検の中でも最もやさしい入門レベルの一つ
- 一次試験はリーディング25問+リスニング25問=計50問・マーク式・リーディング25分+リスニング約20分。英作文・面接はなし
- 合格率は公式非公表(一般に約80〜85%程度と言われる)
- 合否は素点をCSEスコアに換算して判定。合格の目安は正答率6割前後
- つまずきやすいのはbe動詞と一般動詞の混同・複数形・リスニングの音
- 学習時間の目安は20〜40時間。やさしいけれど油断は禁物
英検5級はやさしい級ですが、基本文法とリスニングをしっかり押さえることが合格の近道です。まずは一問一答で基礎力をチェックしてみましょう。
英検5級 一問一答 →
📊 同カテゴリ資格との難易度比較【語学・教育】
「英検5級(実用英語技能検定 5級)」を同じ語学・教育の資格と難易度・学習時間・コスパで横並び比較しました(難易度が低い順)。自分に合った受験順や次に狙う資格の検討にお使いください。
| 資格 | 難易度 | 学習時間目安 | 国の統計で見る年収 | コスパ |
|---|---|---|---|---|
| 英検7級 | Lv1・入門 | 10〜20時間 | — | ◎ |
| 日本語検定6級 | Lv1・入門 | 10〜25時間 | — | ◎ |
| 日本語検定7級 | Lv1・入門 | 10〜20時間 | — | ◎ |
| 英検6級 | Lv1・入門 | 15〜30時間 | — | ◎ |
| 日本語検定5級 | Lv1・入門 | 15〜30時間 | — | ◎ |
| 色彩検定UC級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 英検5級 ◀ この資格 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 漢検5級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 数検5級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 日本語検定4級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 色彩検定3級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 英検4級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 漢検4級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 数検4級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 日本語検定3級 | Lv2・やさしめ | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 漢検3級 | Lv2・やさしめ | 40〜80時間 | — | ◎ |
| 数検3級 | Lv2・やさしめ | 40〜80時間 | — | ◎ |
| 英検3級 | Lv2・やさしめ | 50〜100時間 | — | ◎ |
| 漢検準2級 | Lv2・やさしめ | 50〜100時間 | — | ◎ |
| 色彩検定2級 | Lv2・やさしめ | 60〜120時間 | — | ○ |
| 数検準2級 | Lv2・やさしめ | 60〜120時間 | — | ◎ |
| 英検準2級 | Lv2・やさしめ | 80〜150時間 | — | ○ |
| 英検準2級プラス | Lv2・やさしめ | 100〜200時間 | — | ○ |
| 日本語検定2級 | Lv3・標準 | 60〜120時間 | — | ○ |
| 漢検2級 | Lv3・標準 | 80〜150時間 | — | ○ |
| 数検2級 | Lv3・標準 | 80〜150時間 | — | ○ |
| 英検2級 | Lv3・標準 | 150〜300時間 | — | ○ |
| 登録日本語教員 | Lv3・標準 | 200〜400時間 | 約491万円(その他の教育,学習支援業(O82)で働く人全体) | ○ |
| 色彩検定1級 | Lv4・難関 | 150〜250時間 | — | △ |
| 漢検準1級 | Lv4・難関 | 150〜300時間 | — | △ |
| 数検準1級 | Lv4・難関 | 150〜300時間 | — | △ |
| 英検準1級 | Lv4・難関 | 300〜500時間 | — | ○ |
| 日本語検定1級 | Lv5・最難関 | 150〜300時間 | — | △ |
| 漢検1級 | Lv5・最難関 | 300〜600時間 | — | △ |
| 数検1級 | Lv5・最難関 | 300〜600時間 | — | △ |
| 英検1級 | Lv5・最難関 | 500時間以上 | — | △ |
※年収は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」令和7年の職種別・産業別の値から、毎月の給与×12+年間賞与で当サイトが計算した推定値です。資格を持っていない人も含む職種(または業種)全体の値で、資格ごとの年収ではありません。「—」は対応する公的な統計が無いものです。 難易度Lv・学習時間・コスパは目安です。資格の組合せ・コスパ全体像は資格コスパ比較ランキングもご覧ください。