英検2級の難易度と合格率【他の級と比較・大学入試の定番級】
英検2級は、実用英語技能検定(英検)の高校卒業程度にあたる級で、準2級の次のステップです。大学入試の優遇・単位認定や履歴書記載で評価されることが多く、受験者がとても多い定番の級として知られています。「英検2級ってどのくらい難しいの?」という方に向けて、この記事では合格率の目安や合格基準、他の級との難易度比較をもとに、英検2級の難易度をやさしく解説します。
※検定料・試験日程・出題形式は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
- 英検2級の難易度(高校卒業レベル)
- 合格率の目安(公式非公表・一般に約25%程度と言われる)と合格基準(CSEスコア制)
- 準2級・準1級など他の級との難易度比較
- つまずきやすいポイントと学習時間の目安
英検2級とは?
英検2級は、高校卒業程度の英語力を測る級で、準2級の一つ上のレベルです。準2級で学んだ内容に、仮定法のif省略倒置・完了形・関係詞・分詞構文・倒置・強調構文・語法などの高校総合レベルの文法が加わり、社会生活に必要な幅広い話題が扱われます。上の級としては準1級が続きます。
英検2級の一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニングで構成され、一次試験に合格すると二次試験(スピーキングの面接)があります。準2級と同じく英作文と面接があるのが特徴です。なお、当サイトの一問一答は語彙・熟語・文法語法・会話を対象としており、英作文・面接は別途対策が必要です。
| 試験名 | 実用英語技能検定 2級 |
|---|---|
| レベル | 高校卒業程度 |
| 一次試験 | リーディング+ライティング(英作文)+リスニング |
| 二次試験 | スピーキング(対面の面接形式) |
| 学習時間の目安 | 150〜300時間 |
| 受験資格 | 制限なし(年齢・学歴不問) |
※試験形式・日程・合格基準は改定される場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会の公式サイトでご確認ください。
英検2級の難易度は高校卒業レベル
英検2級は、準2級で高校中級レベルを固めた人が次に挑戦するのにちょうどよい級です。問われるのは仮定法(if省略の倒置)、完了形、関係詞(what・関係副詞・非制限用法)、分詞構文、不定詞・動名詞の応用、比較、倒置、強調構文、語法などの高校総合レベルの文法と、それに対応する語彙・熟語・会話です。
準2級と大きく違うのは、扱う話題が社会・環境・教育・テクノロジーなど社会生活に必要な幅広いものに広がり、語彙・文法のレベルも上がる点です。英作文(ライティング)と二次試験(面接)は準2級にもありますが、2級では意見論述など求められる内容がより高度になります。とはいえ高校でひと通り英語を習っている人なら、教科書レベルを復習し、英作文・面接の練習を加えれば十分に合格を狙えます。
英検2級の合格率と合格基準
英検は、2016年度以降、合格率を公式には公表していません。一般には2級の合格率は約25%程度と言われることがありますが、これは公式の数値ではないため、あくまで目安として考えてください。
合格基準(CSEスコア制)
英検は、各技能の素点をそのまま合否に使うのではなく、CSEスコアという指標に換算して合否を判定します。これは、回ごとの問題の難易度差を補正し、公平に評価するための仕組みです。一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3技能、二次試験はスピーキングで評価されます。
具体的な合格点(CSEスコアのボーダー)は回によって変動するため断定はできませんが、各技能をバランスよく得点することが大切です。とくに英作文は配点が大きいため、苦手にしないよう練習しておきましょう。
素点(何問正解したか・英作文の評価など)を、統計的な処理でスコアに変換する方式です。これにより「今回は問題が難しかったから少し低い点でも合格」といったように、回ごとの難易度差が調整されます。そのため「○点取れば必ず合格」という固定の点数はなく、技能のバランスよく得点することが合格の目安になります。
難易度を他の級と比較
英検2級の難易度を、下位の準2級や上位の準1級などと比較します。級が上がるごとに語彙・文法のレベルが上がり、扱う話題も社会性のあるものへと広がって、難易度が階段状に上がっていきます。
| 級 | レベルの目安 | 合格率の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 準2級 | 高校中級程度 | 公式非公表(約35〜40%程度と言われる) | 普通〜やや難しい |
| 2級 | 高校卒業程度 | 公式非公表(約25%程度と言われる) | やや難しい |
| 準1級 | 大学中級程度 | 公式非公表 | 難しい |
※英検は2016年度以降、合格率を公表していません。表の合格率は一般に言われる目安で公式値ではありません。最新情報は英検公式サイトでご確認ください。
このように、英検2級は準2級の一つ上の高校卒業レベルで、社会生活に必要な幅広い話題や高校総合の文法が問われる節目の級です。準1級に進むにつれて語彙数や文法が増え、難易度が上がっていきます。まずは2級で高校総合レベルの基礎と「書く・話す」力を身につけてから、ステップアップしていくのがおすすめです。準2級から確認したい人は英検準2級もあわせてご覧ください。
英検2級でつまずきやすいポイント
1. 仮定法のif省略倒置・完了形
2級で最初につまずきやすいのが、仮定法(If I were 〜, I would …)に加えてifを省略した倒置(Were I 〜, …)や、完了形(過去完了・完了進行形)です。形が複雑になりやすいので、短い例文をくり返し声に出して、形と意味をセットで覚える必要があります。
2. 関係詞・分詞構文・倒置で文が長くなる
関係詞(what・関係副詞・非制限用法)、分詞構文、否定の副詞を文頭に置く倒置が入ると、一文が長くなって読みづらくなります。どこが主語・動詞かを意識して、文の骨組みをつかむ練習をしておきましょう。長文読解でも差がつくポイントです。
3. 英作文・面接の内容が高度になる
2級の英作文(ライティング)と二次試験(面接)は、準2級より社会性のある話題が増え、意見論述など求められる内容も高度になります。英作文は「意見+理由2つ」の型に慣れること、面接は声に出す練習をくり返すことが大切です。これらは当サイトの一問一答では扱わないため、別途参考書や過去問で対策しましょう。
英検2級は準2級より語彙・文法の量が増え、仮定法の倒置・完了形・倒置・強調構文などの高校総合レベルの文法が中心になります。扱う話題も社会生活に必要な幅広いものに広がるため、マーク式だけの対策では足りません。語彙・文法の基礎を一問一答で固めつつ、英作文と面接は別途練習しておけば、安心して合格を狙えます。
学習時間の目安は150〜300時間
英検2級の合格に必要な学習時間は、150〜300時間程度が目安です。準2級にすでに合格している人なら、教科書の復習と過去問演習を中心に、もう少し短い時間でも合格を狙えます。英作文・面接の練習時間も見込んでおきましょう。
1日30分〜1時間のペースなら、おおむね数ヶ月で十分な準備ができます。単語・熟語をこまめに覚えつつ、仮定法の倒置・関係詞・分詞構文・強調構文などの文法を確認し、リーディング・リスニングの過去問で問題形式に慣れ、英作文と面接の練習も並行して進めましょう。
英検2級 の問題を解く →
効率的な学習の進め方は英検2級の勉強法・学習スケジュールで詳しく解説しています。試験日程や申込み方法は英検2級の試験概要・申込みガイドを、よくある疑問は英検2級のよくある質問を、出てくる英語用語は英検2級の用語集を合わせてご覧ください。
まとめ
英検2級の難易度と合格率について、ポイントをまとめます。
- レベルは高校卒業程度で、準2級の次のステップ。大学入試の優遇や履歴書記載で評価される定番級
- 一次試験はリーディング・ライティング(英作文)・リスニング、合格後に二次試験(面接)がある
- 合格率は公式非公表(一般に約25%程度と言われる)
- 合否は素点をCSEスコアに換算して判定。各技能をバランスよく得点することが大切
- つまずきやすいのは仮定法の倒置・関係詞・分詞構文・倒置、そして英作文・面接
- 学習時間の目安は150〜300時間。準2級より一段階レベルアップ
英検2級は高校総合レベルの基礎と「書く・話す」力を押さえることが合格の近道です。まずは一問一答で語彙・文法の基礎力をチェックしてみましょう(英作文・面接は別途対策を)。
英検2級 一問一答 →
📊 同カテゴリ資格との難易度比較【語学・教育】
「英検2級(実用英語技能検定 2級)」を同じ語学・教育の資格と難易度・学習時間・コスパで横並び比較しました(難易度が低い順)。自分に合った受験順や次に狙う資格の検討にお使いください。
| 資格 | 難易度 | 学習時間目安 | 年収目安 | コスパ |
|---|---|---|---|---|
| 英検7級 | Lv1・入門 | 10〜20時間 | — | ◎ |
| 英検6級 | Lv1・入門 | 15〜30時間 | — | ◎ |
| 英検5級 | Lv1・入門 | 20〜40時間 | — | ◎ |
| 英検4級 | Lv1・入門 | 30〜60時間 | — | ◎ |
| 英検3級 | Lv2・やさしめ | 50〜100時間 | — | ◎ |
| 英検準2級 | Lv2・やさしめ | 80〜150時間 | — | ○ |
| 英検2級 ◀ この資格 | Lv3・標準 | 150〜300時間 | — | ○ |
| 登録日本語教員 | Lv3・標準 | 200〜400時間 | 300〜450万円 | ○ |
| 英検準1級 | Lv4・難関 | 300〜500時間 | — | ○ |
| 英検1級 | Lv5・最難関 | 500時間以上 | — | △ |
※難易度Lv・学習時間・コスパは目安です。資格の組合せ・コスパ全体像は資格コスパ比較ランキングもご覧ください。