電気通信主任技術者(伝送交換)合格までの進め方【3つのモデル】
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実務経験の有無別に、どう進めれば3科目を揃えられるかを具体的なモデルで示します。
※受験手数料・試験日程・合格基準・法令の数値は改定される場合があります。最新情報は必ず日本データ通信協会 電気通信国家試験センターの公式サイトでご確認ください。
ケース1:通信設備の実務経験あり・1回で3科目を狙う
想定学習時間 約200時間、期間6か月。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 6か月前 | 法規に着手。条文を法律ごとに整理し、期間と届出先を対で覚える |
| 5か月前 | 法規を一問一答で反復。ここで得点源を確定させる |
| 4〜3か月前 | 電気通信システム。計算の型(デシベル・トラヒック・稼働率)を固める |
| 2〜1か月前 | 伝送交換設備及び設備管理。事業用電気通信設備規則の条文から着手し、設備の概要へ広げる |
| 直前2週間 | 間違えた問題だけを反復。数字と期間の一覧を最終確認 |
ケース2:初学者・2回に分けて確実に取る
想定学習時間 約350時間、期間1年。
1回目の試験(法規+電気通信システム)
- 4か月前: 法規を条文ベースで固める
- 3〜2か月前: 電気通信システムの計算と用語
- 1か月前: 2科目を交互に反復
2回目の試験(伝送交換設備及び設備管理)
- 5か月前: 事業用電気通信設備規則の技術基準から着手
- 4〜2か月前: 伝送・交換・アクセス・移動通信の設備知識
- 1か月前: 設備管理・セキュリティ管理・ソフトウェア管理を横断で整理
科目合格は3年間有効なので、この分け方でも余裕があります。ただし受験手数料は毎回29,000円かかります。
ケース3:工事担任者 総合通信の合格者
電気通信システムの範囲が工事担任者の基礎・技術理論と重なるため、そこを短縮できます。制度上も工事担任者資格者証による試験免除の規定があるので(規則11条2項)、まず自分が該当するかを公式の受験案内で確認してください。該当する場合、実質的に対策すべき科目が減ります。
つまずきやすいところ
- 法規の数字を一気に覚えようとする。週・年・月と単位が混ざるので、対で並べて覚えるほうが定着します。
- デシベルの係数を取り違える。電力比は10log、電圧比は20log。問題文が何の比かを必ず確認します。
- 設備科目を最初に始めて挫折する。範囲が広く終わりが見えないため、先に法規で成功体験を作るほうが続きます。
- 150分の設備科目で集中力が切れる。本番前に一度は長時間解く練習をしておきましょう。
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一問一答は科目ごとに分かれています。法令に根拠がある問題には条番号を示しているので、間違えたらその条文を確認する、という往復で理解が深まります。