電気通信主任技術者(伝送交換)の勉強法【3科目の順番と学習時間】
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3科目・科目合格制という制度を前提に、どの順番で何をやるかを具体的に示します。
※受験手数料・試験日程・合格基準・法令の数値は改定される場合があります。最新情報は必ず日本データ通信協会 電気通信国家試験センターの公式サイトでご確認ください。
結論:法規 → 電気通信システム → 伝送交換設備の順
この順番を勧める理由は3つあります。
- 法規は条文が答えなので、やった分だけ確実に点になる。学習の初速がつきます。
- 電気通信システムは計算の型が決まっている。パターンを覚えれば安定します。
- 伝送交換設備は範囲が広く終わりが見えにくい。最後に時間をまとめて充てるほうが効率的です。
法規の進め方
法規は「どの法律の何条か」を意識して覚えると、似た規定の混同を防げます。
- 電気通信事業法:目的(1条)・定義(2条)・検閲の禁止(3条)・秘密の保護(4条)・利用の公平(6条)・重要通信(8条)・登録(9条)・届出(16条)・設備の維持(41条)・管理規程(44条)・電気通信主任技術者(45条・46条)
- 電気通信主任技術者規則:選任(3条)・資格者証の種類(5条)・監督範囲(6条)・科目合格(10条)・交付申請(39条)
- 有線電気通信法:届出(3条)・技術基準(5条)・秘密の保護(9条)・罰則(13条・14条)
- 有線電気通信設備令:使用可能な電線(2条の2)・線路の電圧と電力(4条)・屋内電線の絶縁抵抗(17条)
- 不正アクセス禁止法:定義(2条)・禁止行為(3条〜7条)・罰則(11条・12条)
- 電子署名法:定義(2条)・真正な成立の推定(3条)・認定(4条)
数字は必ず対で覚えるのがコツです。有線電気通信設備の届出は「2週間前まで」、科目合格の免除は「3年以内」、資格者証の交付申請は「3月以内」。単位が週・年・月とばらばらなので、まとめて確認しておきましょう。
電気通信システムの進め方
計算問題は解ける型を増やすのが最短です。次の型を確実にしてください。
- デシベル:電力比は10log、電圧比は20log。100倍で20dB、半分で約-3dB
- レベル計算:送信レベル - 損失 + 利得 の足し算引き算
- 標本化定理:最高周波数の2倍以上。音声4kHz→8kHz→8bitで64kbit/s
- トラヒック:呼量=呼数×平均保留時間÷観測時間(単位を秒か時間に揃える)
- 稼働率:MTBF÷(MTBF+MTTR)。直列は積、並列は 1-(1-A)(1-B)
知識分野(変調・誤り制御・光ファイバ・OSI・TCP/IP)は、用語の対比で覚えると定着します。ASK・FSK・PSKは何を変えるのか、ARQとFECはどちらが再送するのか、といった具合です。
伝送交換設備及び設備管理の進め方
範囲が広いので、法令に書かれている部分から先に固めると足場ができます。事業用電気通信設備規則には、故障検出(5条)、異常ふくそう(8条)、耐震(9条)、停電対策(11条)、防火(13条)、屋外設備(14条)といった具体的な要求が並んでいます。ここは条文どおりに問われるので確実に取れます。
そのうえで、設備の概要(伝送・交換・アクセス・移動通信)と、設備管理・セキュリティ管理・ソフトウェア管理へ広げていきます。実務で触れている分野があれば、そこを起点に周辺へ広げると理解が早くなります。
直前期にやること
- 間違えた問題だけを繰り返す(新しい教材に手を出さない)
- 数字と期間を一覧にして最終確認する
- 150分の設備科目に備えて、長時間解く練習を1度はやっておく
当サイトの一問一答は科目ごとに分かれています。通勤時間などのすき間で反復するのに向いています。