電気通信主任技術者(伝送交換)の参考書の選び方
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電気通信主任技術者(伝送交換)の市販教材は多くありません。数が限られる分、選び方の軸をはっきりさせておくと迷いません。
※法令の数値は改正される場合があります。最新の条文はe-Gov法令検索で、試験の最新情報は日本データ通信協会 電気通信国家試験センターでご確認ください。
市販教材の傾向
この試験の教材には次の特徴があります。
- 科目別に分かれているものが多い。「設備及び設備管理」だけ、「法規」だけ、という構成が一般的です
- 3科目を1冊でまとめた本もあるが、そのぶん各科目の掘り下げは浅くなります
- 受験者数が年3千人台の試験のため、改訂の間隔が長いものがあります。法令の数値は必ず現行条文で確認してください
選ぶときの軸
1. どの科目に時間を使うかで選ぶ
最大の関門は「伝送交換設備及び設備管理」(150点満点)です。ここに専用の1冊を充てる価値があります。法規は条文が答えなので、薄い本でも足りることが多い科目です。
2. 発行年を確認する
法令は改正されます。とくに刑法改正で「懲役」が「拘禁刑」に改まっており、古い本は旧表記のままです。また建築・消防など他分野と同様、用語が変わることもあります。
3. 実務経験に合わせる
通信設備の実務がある方は、知らない分野だけを補う使い方が効率的です。初学者は、まず全体を通した1冊で地図を作ってから科目別に深めるほうが挫折しにくくなります。
教材だけに頼らない
この試験は公式の一次情報が充実しているのが強みです。
- 試験科目と細目:電気通信主任技術者規則9条(e-Gov法令検索で全文が読めます)
- 技術基準:事業用電気通信設備規則
- 事故報告の基準:電気通信事業法施行規則58条・58条の2
- 過去問と正答:日本データ通信協会の公式サイト
市販教材で全体像をつかみ、細かい数値は条文で確かめる、という往復が確実です。当サイトの一問一答も、法令に根拠がある問題には条番号を示しています。