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2級電気通信工事施工管理技士(第一次検定) 全分野の一問一答

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📖 2級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「全分野」の全300問と解説(一覧)

2級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)の全分野に関する一問一答(全300問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.オームの法則によれば、抵抗にかかる電圧は流れる電流に比例する。

    正解:○(正しい)

    解説:オームの法則 V=IR より、抵抗値が一定なら電圧と電流は比例関係にある。直流回路の基本法則であり、電気工学の出発点である。

  2. 問2.キルヒホッフの第1法則(電流則)は、回路網中の任意の閉路において電圧の総和は零であると述べている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは第1法則は「任意の節点に流入する電流の総和は零」である。閉路における電圧総和零は第2法則(電圧則)の内容である。

  3. 問3.抵抗R1とR2を直列接続したときの合成抵抗はR1+R2である。

    正解:○(正しい)

    解説:直列接続では各抵抗の値が単純に加算される。電流が同一で電圧が分割されるため合成抵抗は和となる。

  4. 問4.抵抗R1とR2を並列接続したときの合成抵抗はR1+R2である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは並列接続の合成抵抗は1/(1/R1+1/R2)=R1R2/(R1+R2)となる。和ではなく逆数和の逆数で表される。

  5. 問5.正弦波交流の実効値は最大値の1/√2倍である。

    正解:○(正しい)

    解説:正弦波交流の実効値Veは最大値Vmに対しVe=Vm/√2≒0.707Vmとなる。同じ電力を直流に換算した値が実効値である。

  6. 問6.交流回路の力率は皮相電力に対する無効電力の比で表される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは力率=有効電力/皮相電力 で表される。無効電力/皮相電力は無効率と呼ばれ、力率の余弦と正弦の関係にある。

  7. 問7.三相交流のY結線では線間電圧は相電圧の√3倍となる。

    正解:○(正しい)

    解説:Y結線(星形結線)では線間電圧Vlは相電圧Vpの√3倍、線電流は相電流と等しい。三相平衡負荷の基本特性である。

  8. 問8.電磁誘導においてコイルに発生する起電力の大きさは磁束の変化率に反比例する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはファラデーの法則よりe=-dΦ/dt であり、起電力は磁束変化率に比例する。レンツの法則による符号は変化を妨げる向きを示す。

  9. 問9.半導体のうちn型半導体ではキャリアの大部分は電子である。

    正解:○(正しい)

    解説:n型半導体は5価不純物(リン等)を添加し自由電子を多数キャリアとする。p型では3価不純物(ホウ素等)でホール(正孔)が多数キャリアとなる。

  10. 問10.ダイオードは交流を直流に変換する整流作用を持たない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはダイオードはp-n接合の一方向導通性により整流作用を持つ。順方向には電流を流し逆方向は阻止するのが基本特性である。

  11. 問11.バイポーラトランジスタはエミッタ・ベース・コレクタの3端子で構成される増幅素子である。

    正解:○(正しい)

    解説:バイポーラトランジスタはn-p-nまたはp-n-p構造の3端子素子で、ベース電流を制御してコレクタ電流を増幅する。電流増幅素子の代表である。

  12. 問12.標本化定理によれば、信号を正しく復元するには信号の最高周波数の半分以上で標本化する必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは最高周波数の2倍以上(ナイキスト周波数以上)で標本化する必要がある。これを下回るとエイリアシングが発生する。

  13. 問13.PCM(パルス符号変調)はアナログ信号を標本化・量子化・符号化の手順でディジタル化する方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:PCMは標本化(時間離散化)、量子化(振幅離散化)、符号化(2進符号化)の3段階を経てアナログ信号をディジタル化する代表的方式である。

  14. 問14.QAM変調は搬送波の振幅のみを変化させて情報を伝送する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはQAM(直交振幅変調)は振幅と位相の両方を同時に変化させる方式である。振幅のみの変調はAM(ASK)に相当する。

  15. 問15.パリティチェックは1ビットの誤りを検出できるが訂正はできない誤り検出方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:パリティチェックは符号語に偶数または奇数個の1が含まれるよう冗長ビットを付加する方式で、1ビット誤りの検出は可能だが訂正能力はない。

  16. 問16.ハミング符号は誤り検出のみができ訂正はできない符号である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはハミング符号は1ビット誤りの検出と訂正が可能な誤り訂正符号である。複数の冗長ビットにより誤り位置を特定する。

  17. 問17.FDM(周波数分割多重)は同一伝送路上で複数の信号を異なる周波数帯域に割り当てる多重化方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:FDMは伝送帯域を複数の周波数帯に分割し、各信号に異なる周波数を割り当てて多重伝送する方式である。アナログ通信で広く使われた。

  18. 問18.TDM(時分割多重)は複数信号を異なる周波数で同時送信する方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはTDMは同一伝送路の時間軸を細かく分割し、各タイムスロットに異なる信号を割り当てる多重化方式である。周波数分割はFDMである。

  19. 問19.光ファイバ通信ではコアとクラッドの屈折率差を利用した全反射により光を伝送する。

    正解:○(正しい)

    解説:光ファイバはコアの屈折率をクラッドより高くし、境界面での全反射を利用して光信号を閉じ込めて伝送する。低損失広帯域伝送が可能である。

  20. 問20.シングルモード光ファイバはマルチモード光ファイバよりコア径が大きく短距離通信に用いられる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはシングルモードはコア径が約9〜10μmと小さく、モード分散がなく長距離大容量通信に用いられる。マルチモードは50/62.5μmで短距離向きである。

  21. 問21.電波は周波数が高くなるほど波長が短くなる。

    正解:○(正しい)

    解説:電波の速度cは一定(約3×10^8m/s)で c=fλ の関係から、周波数fと波長λは反比例する。高周波ほど波長は短くなる。

  22. 問22.アンテナの利得が高いほど指向性は鈍く広範囲に電波を放射する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは利得が高いアンテナほど指向性が鋭く特定方向に電波を集中させる。利得と指向性はトレードオフの関係にある。

  23. 問23.OSI参照モデルは通信機能を7層に分けて標準化したネットワークモデルである。

    正解:○(正しい)

    解説:OSI参照モデルは物理・データリンク・ネットワーク・トランスポート・セッション・プレゼンテーション・アプリケーションの7層構造を持つ。

  24. 問24.TCPはコネクションレス型でデータ到達保証を行わないプロトコルである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはTCPはコネクション型で再送制御により信頼性のあるデータ転送を保証するプロトコルである。コネクションレス型はUDPである。

  25. 問25.IPv4アドレスは32ビットで構成される。

    正解:○(正しい)

    解説:IPv4アドレスは32ビット長で約43億個のアドレス空間を持つ。アドレス枯渇対策として128ビットのIPv6が導入された。

  26. 問26.MACアドレスはネットワーク層で使われる論理アドレスである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはMACアドレスはデータリンク層で使われる物理アドレスで、NICに固有に割り当てられる48ビットの識別子である。論理アドレスはIPアドレスである。

  27. 問27.イーサネットLANではCSMA/CD方式が伝統的に用いられてきた。

    正解:○(正しい)

    解説:イーサネットは搬送波感知多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)方式を採用してきた。衝突を検出すると再送を行う共有媒体型アクセス制御方式である。

  28. 問28.無線LAN(IEEE802.11)ではCSMA/CD方式により衝突を検出する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは無線LANではCSMA/CA(衝突回避)方式を用いる。無線では送受信中の衝突検出が困難なため、事前回避を採る。

  29. 問29.論理回路のAND演算は両入力が1のときのみ出力が1となる。

    正解:○(正しい)

    解説:AND(論理積)回路は全入力が1のときのみ出力1、それ以外は0となる。基本ゲートの一つで真理値表で定義される。

  30. 問30.NAND回路の出力はAND回路の出力と常に等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはNANDはANDの否定で、出力はAND出力を反転したものとなる。NANDだけで全ての論理回路が構成可能な万能ゲートである。

  31. 問31.10進数の15を2進数で表すと1111である。

    正解:○(正しい)

    解説:15=8+4+2+1=2^3+2^2+2^1+2^0 より、2進数表現は1111となる。16進数では F に相当する。

  32. 問32.16進数のAは10進数の16に等しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは16進数のAは10進数の10に等しい。16進ではA=10、B=11、C=12、D=13、E=14、F=15を表す。

  33. 問33.ブール代数においてA・A=Aが成り立つ(べき等則)。

    正解:○(正しい)

    解説:ブール代数のべき等則よりA・A=A、A+A=Aが成立する。同じ変数の論理積・論理和はその変数自身となる基本則である。

  34. 問34.WDM(波長分割多重)は1本の光ファイバに同一波長の光信号を時間軸で多重伝送する技術である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはWDMは異なる波長の光信号を1本のファイバに多重化する波長分割方式である。時間分割はTDMであり、原理が異なる。

  35. 問35.光ファイバの伝送損失は波長によらず一定である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは光ファイバの伝送損失は波長により異なり、1.31μmと1.55μm帯に低損失窓を持つ。通信用にはこれらの波長帯が選ばれる。

  36. 問36.PSK(位相偏移変調)は搬送波の位相を変化させて情報を伝送する変調方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:PSKは搬送波の位相状態を情報に応じて切り替えるディジタル変調方式である。BPSK・QPSK等があり、QAMと並びディジタル通信で広く使われる。

  37. 問37.電界と磁界は互いに無関係に存在し相互作用しない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは時間変化する電界は磁界を、時間変化する磁界は電界を生成する(マクスウェル方程式)。両者の相互作用により電磁波が伝搬する。

  38. 問38.CRC(巡回冗長検査)は誤り検出能力が高く通信プロトコルで広く採用されている。

    正解:○(正しい)

    解説:CRCは生成多項式を用いた剰余演算による誤り検出方式で、バースト誤りに強く検出能力が高い。Ethernet等多くの通信規格で採用される。

  39. 問39.オームの法則 V=IR において、抵抗が一定のとき電流を2倍にすると電圧はどうなるか。

    • ア.1/2になる
    • イ.2倍になる
    • ウ.4倍になる
    • エ.変わらない

    正解:イ.2倍になる

    解説:V=IR より、Rが一定でIが2倍になればVも2倍となる。電圧と電流は比例関係にある。

  40. 問40.次のうちキルヒホッフの第1法則(電流則)の説明として正しいものはどれか。

    • ア.電圧と電流は比例する
    • イ.任意の閉路における電圧の代数和は零である
    • ウ.任意の節点における電流の代数和は零である
    • エ.電力は電圧と電流の積である

    正解:ウ.任意の節点における電流の代数和は零である

    解説:第1法則は節点における電流の保存則。流入電流の総和は流出電流の総和に等しい、つまり代数和は零となる。

  41. 問41.10Ωと20Ωの抵抗を直列接続したときの合成抵抗はいくらか。

    • ア.10Ω
    • イ.20Ω
    • ウ.60Ω
    • エ.30Ω

    正解:エ.30Ω

    解説:直列接続の合成抵抗は単純な和であるため10+20=30Ωとなる。並列接続なら20/3≒6.67Ωとなる。

  42. 問42.10Ωと10Ωの抵抗を並列接続したときの合成抵抗はいくらか。

    • ア.5Ω
    • イ.10Ω
    • ウ.20Ω
    • エ.2Ω

    正解:ア.5Ω

    解説:同じ抵抗の並列接続では合成抵抗は1/2となる。10×10/(10+10)=5Ωである。

  43. 問43.正弦波交流の最大値が100Vのとき実効値はおよそいくらか。

    • ア.50V
    • イ.約70.7V
    • ウ.100V
    • エ.約141V

    正解:イ.約70.7V

    解説:実効値=最大値/√2 より 100/√2≒70.7V となる。家庭用100V交流の最大値は約141Vである。

  44. 問44.次のうち三相交流のY結線(星形結線)の特徴として正しいものはどれか。

    • ア.線間電圧は相電圧と等しい
    • イ.線電流は相電流の√3倍
    • ウ.線間電圧は相電圧の√3倍
    • エ.線間電圧は相電圧の3倍

    正解:ウ.線間電圧は相電圧の√3倍

    解説:Y結線では線間電圧が相電圧の√3倍、線電流は相電流と等しい。Δ結線では線電流が相電流の√3倍となる。

  45. 問45.n型半導体の多数キャリアは何か。

    • ア.正孔(ホール)
    • イ.陽子
    • ウ.中性子
    • エ.電子

    正解:エ.電子

    解説:n型半導体は5価不純物を添加し自由電子を多数キャリアとする。少数キャリアはホールである。p型はその逆となる。

  46. 問46.ダイオードの基本的な働きとして正しいものはどれか。

    • ア.整流作用
    • イ.発振作用
    • ウ.変調作用
    • エ.増幅作用

    正解:ア.整流作用

    解説:ダイオードはp-n接合の一方向導通性により整流作用を持つ。順方向には電流を流し、逆方向は阻止する。

  47. 問47.標本化定理によれば、最高周波数fmの信号を再生するために必要な最低標本化周波数はいくらか。

    • ア.fm/2
    • イ.2fm
    • ウ.fm
    • エ.4fm

    正解:イ.2fm

    解説:シャノンの標本化定理より最低標本化周波数は2fm(ナイキスト周波数)である。これを下回るとエイリアシング歪みが発生する。

  48. 問48.次の変調方式のうち、搬送波の振幅と位相の両方を変化させる方式はどれか。

    • ア.AM(振幅変調)
    • イ.FM(周波数変調)
    • ウ.QAM(直交振幅変調)
    • エ.PSK(位相変調)

    正解:ウ.QAM(直交振幅変調)

    解説:QAM(直交振幅変調)は振幅と位相を同時に変化させる方式で、多値化により高速伝送が可能となる。

  49. 問49.次のうち1ビット誤りの検出と訂正の両方が可能な符号はどれか。

    • ア.パリティ符号
    • イ.ASCII符号
    • ウ.BCD符号
    • エ.ハミング符号

    正解:エ.ハミング符号

    解説:ハミング符号は冗長ビットを巧妙に配置することで1ビット誤りの位置を特定し検出・訂正が可能な誤り訂正符号である。

  50. 問50.次の多重化方式のうち、時間軸を分割して複数信号を伝送するものはどれか。

    • ア.TDM
    • イ.FDM
    • ウ.CDM
    • エ.WDM

    正解:ア.TDM

    解説:TDM(時分割多重)は時間軸を細かく分割し各タイムスロットに異なる信号を割り当てる方式である。ディジタル通信で標準的に用いられる。

  51. 問51.光ファイバが光信号を閉じ込めて伝送する原理は次のうちどれか。

    • ア.回折
    • イ.全反射
    • ウ.干渉
    • エ.偏光

    正解:イ.全反射

    解説:光ファイバはコアの屈折率をクラッドより高くし、境界面での全反射により光を閉じ込めて伝送する。

  52. 問52.シングルモード光ファイバの一般的なコア径はおよそいくらか。

    • ア.約2μm
    • イ.約50μm
    • ウ.約9〜10μm
    • エ.約125μm

    正解:ウ.約9〜10μm

    解説:シングルモードファイバのコア径は約9〜10μmで、単一モードのみが伝搬する。マルチモードは50/62.5μmが標準である。

  53. 問53.周波数3GHzの電波の波長はおよそいくらか。

    • ア.1cm
    • イ.10m
    • ウ.1m
    • エ.10cm

    正解:エ.10cm

    解説:λ=c/f より 3×10^8 / 3×10^9 = 0.1m = 10cm となる。3GHz帯は無線LAN等で利用される周波数帯である。

  54. 問54.アンテナの利得が高くなるほど指向性はどうなるか。

    • ア.鋭くなる
    • イ.鈍くなる
    • ウ.無指向性になる
    • エ.変化しない

    正解:ア.鋭くなる

    解説:利得の高いアンテナは電波を特定方向に集中させるため指向性は鋭くなる。指向性と利得は密接に関連する。

  55. 問55.OSI参照モデルの第1層(物理層)の役割として正しいものはどれか。

    • ア.経路選択
    • イ.ビット列の物理的伝送
    • ウ.信頼性のあるデータ転送
    • エ.アプリケーションサービス提供

    正解:イ.ビット列の物理的伝送

    解説:物理層は電気信号や光信号への変換、ケーブル・コネクタ仕様等、物理的な伝送媒体に関する規定を担う。

  56. 問56.OSI参照モデルにおいてIPプロトコルが属する層はどれか。

    • ア.物理層
    • イ.データリンク層
    • ウ.ネットワーク層
    • エ.トランスポート層

    正解:ウ.ネットワーク層

    解説:IPはネットワーク層(第3層)のプロトコルで、エンドツーエンドのパケット転送と経路選択を担当する。

  57. 問57.TCPとUDPの違いとして正しいものはどれか。

    • ア.TCPはコネクションレス、UDPはコネクション型
    • イ.両者とも同じ動作をする
    • ウ.UDPのみ誤り訂正機能を持つ
    • エ.TCPはコネクション型で信頼性あり、UDPはコネクションレス

    正解:エ.TCPはコネクション型で信頼性あり、UDPはコネクションレス

    解説:TCPはコネクション型で再送制御により信頼性を保証する。UDPはコネクションレス型で高速だが到達保証はない。

  58. 問58.IPv4アドレスのビット長として正しいものはどれか。

    • ア.32ビット
    • イ.64ビット
    • ウ.128ビット
    • エ.16ビット

    正解:ア.32ビット

    解説:IPv4は32ビット長で約2^32≒43億個のアドレス空間を持つ。枯渇対策として128ビットのIPv6が導入された。

  59. 問59.MACアドレスはOSI参照モデルのどの層で用いられるか。

    • ア.物理層
    • イ.データリンク層
    • ウ.トランスポート層
    • エ.ネットワーク層

    正解:イ.データリンク層

    解説:MACアドレスはデータリンク層(第2層)で用いられる48ビットの物理アドレスで、LAN内の機器識別に使われる。

  60. 問60.イーサネットLANで用いられる伝統的なアクセス制御方式はどれか。

    • ア.CSMA/CA
    • イ.TDMA
    • ウ.CSMA/CD
    • エ.FDMA

    正解:ウ.CSMA/CD

    解説:イーサネットはCSMA/CD(搬送波感知多重アクセス/衝突検出)方式を採用する。送信前に媒体を監視し、衝突検出時は再送する。

  61. 問61.無線LAN(IEEE802.11)で用いられるアクセス制御方式はどれか。

    • ア.TDMA
    • イ.CSMA/CD
    • ウ.トークンパッシング
    • エ.CSMA/CA

    正解:エ.CSMA/CA

    解説:無線LANでは送受信中の衝突検出が困難なためCSMA/CA(衝突回避)方式を採用する。送信前に待機時間を設けて衝突を回避する。

  62. 問62.次の論理回路のうち、両入力が1のときのみ出力が1となるのはどれか。

    • ア.AND
    • イ.OR
    • ウ.NOT
    • エ.XOR

    正解:ア.AND

    解説:AND(論理積)回路は全入力が1のときのみ出力1となる。論理積の真理値表で定義される基本ゲートである。

  63. 問63.10進数の25を2進数で表したものはどれか。

    • ア.10101
    • イ.11001
    • ウ.11011
    • エ.10011

    正解:イ.11001

    解説:25=16+8+1=2^4+2^3+2^0 より11001となる。10進→2進変換は2で順次割り算して余りを下位から並べる。

  64. 問64.16進数のFFを10進数で表したものはどれか。

    • ア.155
    • イ.200
    • ウ.255
    • エ.256

    正解:ウ.255

    解説:FF=15×16+15=240+15=255 となる。FFは1バイト(8ビット)の最大値を表し、コンピュータ内部で頻出する値である。

  65. 問65.ブール代数においてA+A・B を簡略化したものはどれか(吸収則)。

    • ア.A+B
    • イ.B
    • ウ.A・B
    • エ.A

    正解:エ.A

    解説:吸収則よりA+A・B=A となる。AまたはA・Bという論理はAだけで表現できる。論理回路の簡略化で重要な公式である。

  66. 問66.次の電磁波のうち、波長が最も長いものはどれか。

    • ア.マイクロ波
    • イ.可視光
    • ウ.赤外線
    • エ.紫外線

    正解:ア.マイクロ波

    解説:波長は周波数に反比例する。マイクロ波(GHz帯)<赤外線<可視光<紫外線 の順で周波数が高くなり波長は短くなる。マイクロ波が最長。

  67. 問67.次のうち最も伝送損失が小さく長距離伝送に向く有線伝送媒体はどれか。

    • ア.平衡対ケーブル
    • イ.光ファイバ
    • ウ.同軸ケーブル
    • エ.電力線

    正解:イ.光ファイバ

    解説:光ファイバは伝送損失が約0.2dB/km(1.55μm帯)と極めて小さく、長距離大容量通信の主役媒体である。

  68. 問68.次のうちアナログ変調方式に該当するものはどれか。

    • ア.FSK
    • イ.ASK
    • ウ.AM
    • エ.PSK

    正解:ウ.AM

    解説:AM(振幅変調)はアナログ変調方式の代表である。ASK・FSK・PSKはディジタル変調方式に分類される。

  69. 問69.次のうちディジタル変調方式に該当するものはどれか。

    • ア.AM
    • イ.FM
    • ウ.PM
    • エ.QPSK

    正解:エ.QPSK

    解説:QPSKは4値の位相状態を持つPSK系ディジタル変調で、衛星通信や移動体通信で広く用いられる。AM・FM・PMはアナログ変調である。

  70. 問70.次のうち光ファイバ通信で発生する伝送品質劣化要因として最も関連の薄いものはどれか。

    • ア.誘導雷サージ
    • イ.波長分散
    • ウ.接続点での反射
    • エ.伝送損失

    正解:ア.誘導雷サージ

    解説:誘導雷は主にメタル系通信線路の問題で、光ファイバ自身は電気的に絶縁されており直接的影響は少ない。損失・分散・反射は光固有の劣化要因である。

  71. 問71.次のうち電波法上のVHF帯に該当する周波数範囲はどれか。

    • ア.3〜30MHz
    • イ.30〜300MHz
    • ウ.300MHz〜3GHz
    • エ.3〜30GHz

    正解:イ.30〜300MHz

    解説:VHF(超短波)は30MHz〜300MHzの周波数帯である。FM放送やテレビ放送(旧アナログ)等で利用される。

  72. 問72.次のうちトランジスタの基本動作として正しいものはどれか。

    • ア.電圧を発生する
    • イ.整流のみを行う
    • ウ.小電流で大電流を制御する
    • エ.発振のみを行う

    正解:ウ.小電流で大電流を制御する

    解説:バイポーラトランジスタはベース電流(小電流)でコレクタ電流(大電流)を制御する電流増幅素子である。

  73. 問73.次のうちサブネットマスク 255.255.255.0 が示すホスト部のビット数はいくらか。

    • ア.32ビット
    • イ.16ビット
    • ウ.24ビット
    • エ.8ビット

    正解:エ.8ビット

    解説:255.255.255.0 は上位24ビットがネットワーク部、下位8ビットがホスト部を表す。/24 とも表記される。

  74. 問74.コンピュータネットワーク機器のうち、データリンク層で動作してフレームを転送するものはどれか。

    • ア.スイッチングハブ
    • イ.リピータ
    • ウ.ルータ
    • エ.ゲートウェイ

    正解:ア.スイッチングハブ

    解説:スイッチングハブ(L2スイッチ)はデータリンク層でMACアドレスを参照しフレームを転送する。ルータはネットワーク層動作である。

  75. 問75.次のうちNAND回路を用いて構成できる論理回路として正しいものはどれか。

    • ア.AND・OR・NOTのみ
    • イ.すべての論理回路
    • ウ.NOTのみ
    • エ.ORのみ

    正解:イ.すべての論理回路

    解説:NAND(および NOR)は万能ゲートと呼ばれ、組合せだけでAND・OR・NOT等すべての論理回路を構成できる。

  76. 問76.UTPケーブルは、より対線にシールドを施していないツイストペアケーブルである。

    正解:○(正しい)

    解説:UTP(Unshielded Twisted Pair)はシールドのないより対線で、構内LAN配線に広く用いられる。シールド付きはSTPと呼ぶ。

  77. 問77.1000BASE-Tにおけるツイストペアケーブルの最大配線長は、1セグメントあたり200mである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは100mである。1000BASE-Tは8芯全対を使用し、最大配線長は100mに制限されている。

  78. 問78.光ファイバのシングルモードファイバは、マルチモードファイバよりコア径が小さく長距離伝送に適している。

    正解:○(正しい)

    解説:シングルモードはコア径約9〜10μmで、モード分散がなく長距離・高速伝送に適する。マルチモードはコア径50〜62.5μmで近距離向け。

  79. 問79.光ファイバの融着接続は、メカニカルスプライスより一般に接続損失が大きい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは融着接続の方が損失が小さい。融着は放電で母材を溶融接続するため、機械的接合のメカニカルスプライスより低損失で長期信頼性も高い。

  80. 問80.OTDRは、光ファイバの片端から光パルスを入射し、後方散乱光から損失や断線位置を測定する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:OTDR(光時間領域反射計)はパルス光を入射し、後方散乱光・反射光の戻り時間と強度から距離・損失・反射点を測定する。

  81. 問81.SCコネクタは、ねじ込み式の光コネクタで、プッシュプル方式とは異なる構造を持つ。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはSCコネクタはプッシュプル方式の光コネクタである。ねじ込み式は主にFCコネクタの特徴であり混同しないこと。

  82. 問82.PoE(Power over Ethernet)は、光ファイバ通信に対して直流電力を重畳して給電する技術である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはPoEはツイストペア(LAN)ケーブルでデータ通信と直流給電を同時に行う技術である。光ファイバへの給電技術ではない。

  83. 問83.IEEE 802.11axは2.4GHz帯のみで運用され、5GHz帯には対応していない無線LAN規格である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは802.11ax(Wi-Fi 6)は2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応する。後継のWi-Fi 6Eは6GHz帯まで拡張される。

  84. 問84.WPA3は、WPA2より強化された無線LANのセキュリティ規格である。

    正解:○(正しい)

    解説:WPA3はSAE方式の採用などにより、WPA2より辞書攻撃への耐性や鍵管理が強化された新しい無線LANセキュリティ規格である。

  85. 問85.VoIPはIPネットワーク上で音声をパケット化して伝送する技術であり、IP-PBXの基幹技術である。

    正解:○(正しい)

    解説:VoIPは音声信号をデジタル符号化・パケット化してIP網で伝送する技術で、IP-PBXやIP電話の基盤技術となっている。

  86. 問86.5G移動通信システムは、4Gと比較して高速・大容量・低遅延・多数同時接続が特徴である。

    正解:○(正しい)

    解説:5Gは「高速大容量(eMBB)」「超低遅延(URLLC)」「多数同時接続(mMTC)」を三大特徴とし、4Gより全方位で性能向上している。

  87. 問87.地上デジタルテレビ放送はVHF帯を使用し、変調方式はAMが採用されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは地上デジタル放送はUHF帯(470〜710MHz)を使用し、変調方式はOFDM(直交周波数分割多重)である。

  88. 問88.BSデジタル放送は地上波と同じVHF帯の周波数を使用している。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはBSデジタル放送は12GHz帯(衛星から12GHz帯で送信、家庭ではBS-IFに変換)を使用する。VHF帯ではない。

  89. 問89.テレビ共聴設備の同軸ケーブル5C-FBは、7C-FBより一般に減衰量が大きい。

    正解:○(正しい)

    解説:5C-FBは芯線・絶縁体が細く、同じ周波数では7C-FBより単位長あたりの減衰量が大きい。長距離は太い7C/10Cが望ましい。

  90. 問90.テレビ共聴設備で電波を等しく分けるのは分岐器であり、本線から少量を取り出すのが分配器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは等分配するのが「分配器」、本線から枝に分けて取り出すのが「分岐器」である。役割が逆である。

  91. 問91.監視カメラのIPカメラは、撮影映像をデジタル信号化してLAN経由で伝送できる。

    正解:○(正しい)

    解説:IPカメラは映像をデジタル化・圧縮符号化(H.264/H.265等)し、LANケーブル経由でNVRやPCに伝送できるネットワークカメラである。

  92. 問92.NVRはアナログカメラ専用の録画装置であり、DVRはネットワーク経由でIPカメラ映像を録画する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはNVR(Network Video Recorder)がIPカメラ映像をLAN経由で録画し、DVRはアナログ系カメラ信号を録画する。役割が逆である。

  93. 問93.差動式スポット型感知器は、周囲温度の急上昇を検知して作動する自動火災報知設備の熱感知器である。

    正解:○(正しい)

    解説:差動式スポット型は、空気膨張等を利用し周囲温度の上昇率(急上昇)を検知する熱感知器で、事務室・居室等で多用される。

  94. 問94.定温式感知器は、周囲温度の上昇率を検知して作動する熱感知器である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは定温式は、あらかじめ定められた一定温度に達したとき作動する。温度上昇率を検知するのは差動式である。

  95. 問95.煙感知器は、屋外駐車場の路面上に設置することが消防法令上義務付けられている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは煙感知器は廊下・通路・階段・エレベーター昇降路等の屋内に設置するもので、屋外駐車場の路面上に設置義務はない。

  96. 問96.非常放送設備は、火災発生時に建物在館者へ避難等の情報を伝達するための設備である。

    正解:○(正しい)

    解説:非常放送設備は火災時に自動または手動で起動し、館内スピーカーから避難誘導放送を行う消防設備である。

  97. 問97.UPS(無停電電源装置)は、停電時には負荷への電力供給を直ちに停止する装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはUPSは停電時にも蓄電池等から負荷へ電力を継続供給し、瞬断や瞬時電圧低下も補償する装置である。供給を停止するものではない。

  98. 問98.通信設備の保安接地は、人体感電防止や雷サージ対策のために設ける接地である。

    正解:○(正しい)

    解説:保安接地は機器の金属外箱等を大地に接続し、地絡時の感電防止や雷サージのバイパスを目的とする安全のための接地である。

  99. 問99.機能接地は、機器を保護するためのものではなく、電気回路の動作に必要な基準電位を確保するための接地である。

    正解:○(正しい)

    解説:機能接地は、信号基準点の安定化やノイズ低減など機器・回路の正常動作のために設ける接地で、保安接地とは目的が異なる。

  100. 問100.鉄道の列車無線は、乗客向け車内エンターテインメント映像を配信する目的で設置される無線設備である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは列車無線は運行管理や保守作業のため、列車と地上の指令所・駅等を結ぶ業務用無線通信設備である。乗客向け配信用ではない。

  101. 問101.ETCは、道路の料金所等で車両と路側機の間を無線通信で結び、料金収受を自動化する。

    正解:○(正しい)

    解説:ETC(Electronic Toll Collection)は5.8GHz帯のDSRCを用い、車載器と路側アンテナの無線通信でノンストップ料金収受を行う。

  102. 問102.AM放送はFM放送に比べ、一般に音質が良く振幅雑音の影響も受けにくい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはFM放送の方が振幅雑音に強く一般に音質も良い。AMは振幅変調で雑音の影響を受けやすい反面、遠距離まで届きやすい特徴がある。

  103. 問103.CATVは、同軸や光ファイバを用いて多数の加入者に多チャンネル映像を有線で配信する設備である。

    正解:○(正しい)

    解説:CATV(ケーブルテレビ)は幹線に光ファイバ、宅内引込みに同軸を用いるHFC等の構成で、テレビ放送・インターネット等を提供する。

  104. 問104.PBXとは電力会社の受変電設備の略称であり、構内電話の交換機能とは無関係な装置である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはPBX(Private Branch eXchange)は事業所等の構内交換機であり、内線交換と公衆網接続を担う。受変電設備ではない。

  105. 問105.Cat6A(カテゴリ6A)ケーブルは、10GBASE-Tの100m伝送に対応する性能を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:Cat6Aは500MHzまで規定され、10GBASE-T(10Gbps)を100mで伝送可能。Cat6は55m程度までしか保証されない。

  106. 問106.マイクロ波通信は、見通し外を直進性なく回り込み伝搬できる長波と同等の特性を持つ。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはマイクロ波は直進性が強く、見通し外には回り込みにくい。中継には見通しの取れる中継所が必要となる。

  107. 問107.衛星通信は、衛星を介さず地球局同士を直接結ぶ地上系の見通し通信方式である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは衛星通信は地球局から衛星を中継して別の地球局と通信する方式である。地上系の見通し通信はマイクロ波等の別の方式である。

  108. 問108.SDHは同期デジタルハイアラーキの伝送方式で、複数のデジタル信号を多重化して光伝送網で用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:SDHは155.52Mbps(STM-1)を基本とする同期多重伝送方式で、長距離光伝送網の基幹方式として広く用いられている。

  109. 問109.PCM方式は、アナログ信号を標本化・量子化・符号化してデジタル信号に変換する。

    正解:○(正しい)

    解説:PCM(パルス符号変調)は標本化→量子化→符号化の3段階でアナログをデジタル化する方式で、音声伝送の基礎となる。

  110. 問110.SSIDは無線LANのアクセスポイントを識別する文字列であり、暗号化方式の名称ではない。

    正解:○(正しい)

    解説:SSIDは無線LANのネットワーク識別子(最大32文字)で、暗号化方式はWPA2/WPA3等。SSIDと暗号化は別概念である。

  111. 問111.STPケーブルはシールド付きより対線で、UTPに比べ外来ノイズに強い反面、施工に注意が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:STP(Shielded Twisted Pair)は対や全体を金属シールドで覆い耐ノイズ性が高いが、接地不良で逆にノイズ源となる場合があり施工に注意。

  112. 問112.光ファイバの接続損失は、コア軸ずれが大きいほど小さくなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはコア軸ずれが大きいほど結合効率が低下し接続損失は大きくなる。軸ずれは融着・接続時に最小化する必要がある。

  113. 問113.DVRは映像をネットワーク経由で受信し、IPカメラ専用の録画装置として定義される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはDVRはアナログ系カメラ信号を内部でデジタル化して録画する装置である。IPカメラ専用はNVRである。

  114. 問114.1000BASE-Tの最大配線長として、IEEE 802.3規格上正しいものはどれか。

    • ア.50m
    • イ.75m
    • ウ.100m
    • エ.150m

    正解:ウ.100m

    解説:1000BASE-TはCat5e以上のツイストペアケーブルで、1セグメント最大100mと規定されている。

  115. 問115.シングルモード光ファイバの代表的なコア径として最も近いものはどれか。

    • ア.約125μm
    • イ.約50μm
    • ウ.約62.5μm
    • エ.約9μm

    正解:エ.約9μm

    解説:シングルモードファイバのコア径は約9〜10μmで、波長1310/1550nm帯で長距離伝送に用いられる。

  116. 問116.光ファイバの接続方式のうち、最も低損失で恒久的接続に用いられるものはどれか。

    • ア.融着接続
    • イ.メカニカルスプライス
    • ウ.SCコネクタ接続
    • エ.LCコネクタ接続

    正解:ア.融着接続

    解説:融着接続は放電アークでファイバ母材を溶融接続し、最も低損失で長期信頼性に優れる恒久的接続方式である。

  117. 問117.光ファイバの損失や断線位置を片端から測定する装置はどれか。

    • ア.パワーメータ
    • イ.OTDR
    • ウ.光源装置
    • エ.可視光源

    正解:イ.OTDR

    解説:OTDR(光時間領域反射計)は光パルスの後方散乱光から距離・損失・反射点を測定し、片端で線路全体を診断できる。

  118. 問118.10GBASE-Tを100mで運用する際に推奨されるツイストペアケーブルのカテゴリはどれか。

    • ア.Cat5
    • イ.Cat5e
    • ウ.Cat6A
    • エ.Cat6

    正解:ウ.Cat6A

    解説:10GBASE-Tの100m運用にはCat6A(500MHz帯域)が推奨される。Cat6は55m程度までに制限される。

  119. 問119.PoEに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア.無線で電力を伝送する技術
    • イ.光ファイバで給電する技術
    • ウ.AC100Vをそのまま伝送する技術
    • エ.LANケーブルで通信と直流給電を同時に行う技術

    正解:エ.LANケーブルで通信と直流給電を同時に行う技術

    解説:PoEはIEEE 802.3af/at/btで規定され、LANケーブルでデータ通信と直流給電を同時に行う技術である。

  120. 問120.無線LAN規格IEEE 802.11axの通称(マーケティング名)はどれか。

    • ア.Wi-Fi 6
    • イ.Wi-Fi 5
    • ウ.Wi-Fi 4
    • エ.Wi-Fi 7

    正解:ア.Wi-Fi 6

    解説:802.11axは「Wi-Fi 6」と呼ばれ、OFDMA等で多端末環境の効率を高めた高速無線LAN規格である。

  121. 問121.無線LANのセキュリティ規格のうち、最も新しく強化されたものはどれか。

    • ア.WEP
    • イ.WPA3
    • ウ.WPA2
    • エ.WPA

    正解:イ.WPA3

    解説:WPA3はSAE採用などWPA2の脆弱性を改善した最新の無線LANセキュリティ規格である。

  122. 問122.地上デジタルテレビ放送で採用されている変調方式はどれか。

    • ア.AM
    • イ.FM
    • ウ.OFDM
    • エ.QPSK単独

    正解:ウ.OFDM

    解説:地上デジタル放送はマルチパス耐性に優れるOFDM(直交周波数分割多重)方式を採用している。

  123. 問123.地上デジタルテレビ放送が使用する周波数帯はどれか。

    • ア.LF帯
    • イ.MF帯
    • ウ.VHF帯
    • エ.UHF帯

    正解:エ.UHF帯

    解説:地デジは470〜710MHzのUHF帯(13〜52ch)を使用する。VHFは地アナ時代に使用された帯域である。

  124. 問124.BSデジタル放送の電波として家庭まで届く前段の搬送波周波数帯はどれか。

    • ア.12GHz帯(SHF帯)
    • イ.UHF帯
    • ウ.短波帯
    • エ.中波帯

    正解:ア.12GHz帯(SHF帯)

    解説:BSデジタル放送は12GHz帯のSHF帯で衛星から送出される。家庭ではBSアンテナでBS-IFに変換し受信機へ送る。

  125. 問125.テレビ共聴設備で用いられる同軸ケーブルのうち、一般に最も損失が小さいものはどれか。

    • ア.3C-FB
    • イ.10C-FB
    • ウ.7C-FB
    • エ.5C-FB

    正解:イ.10C-FB

    解説:同じ系統では太い同軸ほど単位長あたり減衰量が小さい。よって5C<7C<10Cの順に損失は小さくなる。

  126. 問126.テレビ共聴設備で本線から枝へ取り出す機器はどれか。

    • ア.分配器
    • イ.ブースタ
    • ウ.分岐器
    • エ.整合器

    正解:ウ.分岐器

    解説:分岐器は本線から少量を取り出して枝へ送る機器、分配器は信号を等分配する機器、ブースタは増幅器である。

  127. 問127.監視カメラシステムで、IPカメラ映像をネットワーク経由で録画する装置はどれか。

    • ア.PBX
    • イ.DVR
    • ウ.VTR
    • エ.NVR

    正解:エ.NVR

    解説:NVR(Network Video Recorder)はLAN経由でIPカメラ映像を録画する装置で、DVRはアナログ系録画機である。

  128. 問128.ネットワークカメラの映像圧縮方式として広く用いられるものはどれか。

    • ア.H.264
    • イ.WAV
    • ウ.FLAC
    • エ.MP3

    正解:ア.H.264

    解説:ネットワークカメラではH.264が広く普及し、近年は更に高能率なH.265(HEVC)も増えている。

  129. 問129.自動火災報知設備で、周囲温度の急上昇により作動する感知器はどれか。

    • ア.定温式スポット型
    • イ.差動式スポット型
    • ウ.光電式スポット型
    • エ.炎感知器

    正解:イ.差動式スポット型

    解説:差動式は温度の上昇率(急上昇)を、定温式は一定温度到達を、煙感知器は煙を検知する。光電式は煙感知器の一種。

  130. 問130.煙感知器の設置が一般に必要とされる場所として、最も適切なものはどれか。

    • ア.厨房
    • イ.ボイラー室
    • ウ.廊下・階段
    • エ.屋外駐車場

    正解:ウ.廊下・階段

    解説:消防法令上、避難経路となる廊下・通路・階段やエレベーター昇降路等には煙感知器の設置が要求される。

  131. 問131.UPS(無停電電源装置)の主な目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.雷の発生を防ぐ
    • イ.電力会社の料金を下げる
    • ウ.通信速度を上げる
    • エ.停電時にも負荷へ電力を継続供給する

    正解:エ.停電時にも負荷へ電力を継続供給する

    解説:UPSは停電・瞬停・電圧変動時に蓄電池等から負荷へ無瞬断で電力供給し、サーバや通信機器の継続稼働を確保する。

  132. 問132.通信設備の保安接地の主目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.感電防止と異常電圧の大地放流
    • イ.音質改善
    • ウ.通信速度向上
    • エ.省エネ化

    正解:ア.感電防止と異常電圧の大地放流

    解説:保安接地は機器外箱等を大地に接続し、地絡時の感電防止や雷サージ・異常電圧の大地放流による安全確保を目的とする。

  133. 問133.機能接地の目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.感電防止のみが目的
    • イ.信号基準電位の安定など機器の機能維持
    • ウ.雷撃の防止のみ
    • エ.電力料金低減

    正解:イ.信号基準電位の安定など機器の機能維持

    解説:機能接地は機器や回路の正常動作(基準電位の確保、ノイズ低減、信号品質の安定)を目的とする接地である。

  134. 問134.ETCで車両と路側機の通信に用いられる周波数帯として正しいものはどれか。

    • ア.2.4GHz帯
    • イ.12GHz帯
    • ウ.5.8GHz帯
    • エ.27MHz帯

    正解:ウ.5.8GHz帯

    解説:ETCは5.8GHz帯のDSRC(狭域通信)を用い、ノンストップで料金収受を行う。

  135. 問135.5G移動通信システムの主な特徴に当てはまらないものはどれか。

    • ア.高速・大容量
    • イ.超低遅延
    • ウ.多数同時接続
    • エ.通信料金が必ず無料

    正解:エ.通信料金が必ず無料

    解説:5GはeMBB(高速大容量)・URLLC(超低遅延)・mMTC(多数同時接続)が三大特徴。料金低下は技術的特徴ではない。

  136. 問136.マイクロ波通信の伝搬特性として最も適切なものはどれか。

    • ア.直進性が強く見通し通信に向く
    • イ.見通し外でも障害物を強く回り込む
    • ウ.地表面を回り込みやすい
    • エ.電離層反射が主な伝搬

    正解:ア.直進性が強く見通し通信に向く

    解説:マイクロ波は直進性が強く回り込みが小さい。長距離は見通しの取れる中継所を経由するか衛星等を用いる。

  137. 問137.SDHのSTM-1の伝送速度として正しいものはどれか。

    • ア.1.544Mbps
    • イ.155.52Mbps
    • ウ.6.312Mbps
    • エ.1.244Gbps

    正解:イ.155.52Mbps

    解説:SDHの基本単位STM-1は約155.52Mbpsで、STM-4=622.08Mbps、STM-16=2.488Gbps等と階層化される。

  138. 問138.PCM方式の処理手順として正しい順序はどれか。

    • ア.量子化→標本化→符号化
    • イ.符号化→標本化→量子化
    • ウ.標本化→量子化→符号化
    • エ.標本化→符号化→量子化

    正解:ウ.標本化→量子化→符号化

    解説:PCMはアナログ信号を「標本化→量子化→符号化」の順に処理してデジタル信号に変換する。

  139. 問139.SSIDに関する記述として最も適切なものはどれか。

    • ア.有線LAN機器の識別子
    • イ.周波数帯の名称
    • ウ.暗号化方式の名称
    • エ.無線LANのネットワーク識別子

    正解:エ.無線LANのネットワーク識別子

    解説:SSIDは最大32文字までの無線LANネットワーク識別子で、APやクライアントが同一ネットを認識するために用いる。

  140. 問140.PBXの主な機能として最も適切なものはどれか。

    • ア.構内の内線交換と公衆網への接続
    • イ.電力会社の電力供給
    • ウ.公衆網のみの交換
    • エ.テレビ放送の中継

    正解:ア.構内の内線交換と公衆網への接続

    解説:PBXは事業所等で公衆網と内線電話の接続および内線間の通話交換を行う構内交換機である。

  141. 問141.IP-PBXに関する記述として最も適切なものはどれか。

    • ア.アナログ専用の交換機
    • イ.VoIP技術を用いたIPベースの構内交換機
    • ウ.携帯電話交換専用機
    • エ.衛星通信専用機

    正解:イ.VoIP技術を用いたIPベースの構内交換機

    解説:IP-PBXはIPネットワーク上でVoIP(パケット化音声)を用い、内線通話や外線接続を実現する構内交換システムである。

  142. 問142.光コネクタのうち、ラッチ付きで小型・高密度実装に向くものはどれか。

    • ア.SC
    • イ.FC
    • ウ.LC
    • エ.ST

    正解:ウ.LC

    解説:LCコネクタは小型でラッチ式、SCの約半分のサイズで高密度実装に適する。SFP等のトランシーバで広く用いられる。

  143. 問143.光ファイバの接続損失を増やす要因として最も影響が小さいものはどれか。

    • ア.コア軸ずれ
    • イ.端面の汚れ
    • ウ.接続部の空気層
    • エ.ファイバ被覆の色

    正解:エ.ファイバ被覆の色

    解説:コア軸ずれ・端面汚れ・空気層は損失要因。ファイバ被覆色は伝送・接続特性には影響しない外観的要素にすぎない。

  144. 問144.監視カメラの解像度を表す指標として一般的なものはどれか。

    • ア.画素数(例: 1920×1080)
    • イ.ケーブル長
    • ウ.電源電圧
    • エ.重量

    正解:ア.画素数(例: 1920×1080)

    解説:監視カメラでは画素数(例: 200万画素、1920×1080)が解像度指標として一般的に用いられる。

  145. 問145.鉄道踏切警報設備の主目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.乗客の検札
    • イ.列車接近を道路側へ警報する
    • ウ.車両連結の制御
    • エ.信号機の照明

    正解:イ.列車接近を道路側へ警報する

    解説:踏切警報設備は列車接近を検知して警報音と灯火で道路通行者に列車接近を知らせ、事故を防止する保安設備である。

  146. 問146.VoIPで音声を伝送する際の代表的なプロトコルはどれか。

    • ア.SMTP
    • イ.HTTP
    • ウ.SIP/RTP
    • エ.FTP

    正解:ウ.SIP/RTP

    解説:VoIPの呼制御にはSIPが、音声メディア転送にはRTPが用いられる。HTTPはWeb、SMTPはメール送信用。

  147. 問147.監視カメラの伝送方式のうち、HD-SDIに関する記述として最も適切なものはどれか。

    • ア.電力線通信の規格
    • イ.光ファイバ専用の規格
    • ウ.アナログ音声専用の規格
    • エ.同軸で非圧縮HD映像をシリアル伝送する規格

    正解:エ.同軸で非圧縮HD映像をシリアル伝送する規格

    解説:HD-SDIは同軸ケーブルで非圧縮HD映像を伝送するシリアルデジタルインタフェース規格で、放送・監視で用いられる。

  148. 問148.FM放送とAM放送に関する記述として最も適切なものはどれか。

    • ア.FMはAMより一般に音質が良く雑音に強い
    • イ.AMはFMより一般に音質が良い
    • ウ.AMはステレオ放送にのみ用いる
    • エ.FMは中波帯のみで運用される

    正解:ア.FMはAMより一般に音質が良く雑音に強い

    解説:FMは振幅雑音に強く高音質、AMは振幅変調で遠距離まで届きやすい反面雑音に弱い。一般にFMの方が音質は良い。

  149. 問149.受変電設備の主な役割として最も適切なものはどれか。

    • ア.通信回線の交換
    • イ.高圧電力の受電と変圧・分配
    • ウ.光ファイバの接続
    • エ.テレビ放送の送信

    正解:イ.高圧電力の受電と変圧・分配

    解説:受変電設備は電力会社から受電した高圧電力を低圧に変圧し、構内負荷へ安全に分配・供給する役割を担う。

  150. 問150.自家発電設備の主な目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.通常運転時のみ使用する電源
    • イ.通信回線のノイズ除去
    • ウ.商用停電時の非常用電源供給
    • エ.電気料金の節約のみが目的

    正解:ウ.商用停電時の非常用電源供給

    解説:自家発電設備は商用電源停電時に非常用負荷へ電力を供給するもので、UPSと組み合わせ長時間停電にも対応する。

  151. 問151.建設業を営もうとする者は、軽微な建設工事のみを請け負う場合を除き、建設業法に基づく許可を受けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第3条により、軽微な建設工事のみを請け負う場合を除き、建設業の許可が必要である。電気通信工事業も同様に許可業種である。

    根拠:建設業法 第3条 (出典: e-Gov法令検索)

  152. 問152.建設業の許可は、一の都道府県の区域内のみに営業所を設ける場合は国土交通大臣許可となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、一の都道府県の区域内のみに営業所を設ける場合は都道府県知事許可、二以上の都道府県に営業所を設ける場合に国土交通大臣許可となる。

  153. 問153.建設業の許可は、5年ごとに更新を受けなければ、その期間の経過によって効力を失う。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第3条第3項により、建設業の許可の有効期間は5年であり、更新を受けなければ失効する。

    根拠:建設業法 第3条 (出典: e-Gov法令検索)

  154. 問154.特定建設業の許可は、発注者から直接請け負う1件の建設工事につき、下請契約を締結せずに自ら施工する場合に必要となる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、特定建設業の許可は発注者から直接請け負った建設工事につき下請代金の総額が一定額以上となる下請契約を締結する場合に必要となる。

  155. 問155.建設工事の請負契約の当事者は、契約締結に際して、工事内容や請負代金の額等を記載した書面を交付しなくてもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、建設業法第19条により、請負契約の当事者は工事内容・請負代金の額等を書面に記載し相互に交付しなければならない。

    根拠:建設業法 第19条 (出典: e-Gov法令検索)

  156. 問156.建設業者は、その請け負った建設工事を施工するときは、当該工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる主任技術者を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第26条第1項により、建設業者は請け負った建設工事の施工に際し主任技術者を置かなければならない。元請・下請を問わない。

    根拠:建設業法 第26条 (出典: e-Gov法令検索)

  157. 問157.建設業者は請け負った建設工事の施工に際し、工事現場の技術上の管理を行う者として「専門技術者」を必ず置かなければならず、主任技術者の設置は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、建設業法第26条により工事現場に置くのは主任技術者(又は監理技術者)である。「専門技術者」は附帯工事を自ら施工する場合等に置く別概念であり、主任技術者を代替するものではない。

    根拠:建設業法 第26条 (出典: e-Gov法令検索)

  158. 問158.発注者から直接請け負った建設工事を下請契約を締結せずに自ら施工する場合は、施工体制台帳を作成する必要がない。

    正解:○(正しい)

    解説:施工体制台帳は下請契約を締結して施工する場合に作成義務が生じる。自ら全てを施工する場合は作成不要である。

  159. 問159.電気通信事業を営もうとする者は、その業態にかかわらずすべての場合において総務大臣の許可を受けなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、電気通信回線設備を設置する事業を営む者は総務大臣の登録、それ以外は届出であり、許可制ではない。

  160. 問160.電気通信事業法において、電気通信回線設備と端末設備等の接続工事は、原則として工事担任者の資格を持つ者でなければ行ってはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気通信事業法第71条により、利用者は工事担任者資格者証を有する者に端末設備の接続工事を行わせるか、自ら工事担任者となって行わなければならない。

    根拠:電気通信事業法 第71条 (出典: e-Gov法令検索)

  161. 問161.電気通信主任技術者は、電気通信事業者の電気通信設備の工事、維持及び運用の監督を行う者である。

    正解:○(正しい)

    解説:電気通信事業法第45条により、電気通信主任技術者は電気通信設備の工事・維持・運用に関する監督を行う者として選任される。

    根拠:電気通信事業法 第45条 (出典: e-Gov法令検索)

  162. 問162.有線電気通信設備を設置しようとする者は、原則として設置の工事の開始の日の前日までに、総務大臣に届け出ればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、有線電気通信法第3条により有線電気通信設備の設置者は原則として工事開始日の2週間前までに総務大臣へ届け出なければならない。

    根拠:有線電気通信法 第3条 (出典: e-Gov法令検索)

  163. 問163.有線電気通信法において、電気通信事業者の取扱中に係るものを除き、有線電気通信の秘密は侵してはならないと規定されている。

    正解:○(正しい)

    解説:有線電気通信法第9条により、有線電気通信(電気通信事業者の取扱中に係るものを除く)の秘密は侵してはならないと規定されている。

    根拠:有線電気通信法 第9条 (出典: e-Gov法令検索)

  164. 問164.電波法において、無線局を開設しようとする者は、原則として総務大臣の免許を受けなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:電波法第4条により、無線局を開設しようとする者は総務大臣の免許を受けなければならない。微弱無線局等の例外を除く。

    根拠:電波法 第4条 (出典: e-Gov法令検索)

  165. 問165.電波法に基づく無線局の免許の有効期間は、原則として10年である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、電波法第13条により無線局の免許の有効期間は5年を超えない範囲で総務省令で定められ、一般に5年である。

    根拠:電波法 第13条 (出典: e-Gov法令検索)

  166. 問166.特定無線設備の技術基準適合証明は、いわゆる「技適マーク」として表示される制度である。

    正解:○(正しい)

    解説:電波法第38条の2の2により、特定無線設備の技術基準適合証明を受けた機器には技適マークが表示される。

    根拠:電波法 第38条の2の2 (出典: e-Gov法令検索)

  167. 問167.放送法における基幹放送局を開設しようとする者は、電波法に基づく無線局の免許は不要で放送事業の認定のみ受ければよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、基幹放送局は電波法に基づく無線局の免許と放送法に基づく認定の双方が必要となる。

  168. 問168.労働基準法において、使用者は労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金・労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第15条により、使用者は労働契約の締結時に賃金・労働時間等の労働条件を労働者に明示する義務がある。

    根拠:労働基準法 第15条 (出典: e-Gov法令検索)

  169. 問169.労働基準法において、賃金は通貨で、直接労働者に、その全額を、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第24条の賃金支払いの5原則(通貨払・直接払・全額払・毎月1回以上払・一定期日払)に該当する基本的規定である。

    根拠:労働基準法 第24条 (出典: e-Gov法令検索)

  170. 問170.労働基準法において、使用者は、原則として労働者に休憩時間を除き1日10時間、1週46時間を超えて労働させてはならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、労働基準法第32条により法定労働時間は1日8時間、1週40時間が原則である。

    根拠:労働基準法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)

  171. 問171.労働基準法において、使用者は満18歳に満たない者を、坑内で労働させてはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第63条により、使用者は満18歳未満の者を坑内労働に従事させてはならないと定められている年少者保護規定である。

    根拠:労働基準法 第63条 (出典: e-Gov法令検索)

  172. 問172.労働基準法において、常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働基準法第89条により、常時10人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成し労働基準監督署長へ届出る義務がある。

    根拠:労働基準法 第89条 (出典: e-Gov法令検索)

  173. 問173.労働安全衛生法において、事業者は労働者の数や業種にかかわらず必ず総括安全衛生管理者を選任しなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、総括安全衛生管理者の選任は業種と労働者数の規模に応じて定められており、すべての事業者に義務付けられているわけではない。

  174. 問174.労働安全衛生法において、つり足場、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組立て等の作業には、足場の組立て等作業主任者を選任しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:労働安全衛生法施行令第6条により、つり足場・張出し足場・高さ5m以上の足場の組立て等には足場の組立て等作業主任者の選任が必要である。

    根拠:労働安全衛生法施行令 第6条 (出典: e-Gov法令検索)

  175. 問175.労働安全衛生法において、特別教育はすべての労働者に共通の汎用的内容を一度行えば足り、業務ごとに行う必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、特別教育は危険又は有害な業務ごとに必要な内容を労働者に対し事業者が行うものであり、汎用的な一括教育で代替できない。

  176. 問176.高さが3m以上の箇所での作業で墜落のおそれがある場合に限り、足場を組み立てる等により作業床を設けなければならず、2m台の作業では作業床は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、労働安全衛生規則第518条により高さ2m以上で墜落のおそれがある作業では足場等で作業床を設けることが原則として義務付けられる。

    根拠:労働安全衛生規則 第518条 (出典: e-Gov法令検索)

  177. 問177.酸素欠乏危険作業を行う場所では、その日の作業を開始する前に酸素濃度を測定しなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:酸素欠乏症等防止規則第3条により、酸素欠乏危険作業の場所では作業開始前にその日ごとに酸素濃度を測定し記録する必要がある。

    根拠:酸素欠乏症等防止規則 第3条 (出典: e-Gov法令検索)

  178. 問178.建築基準法において、電気通信設備は建築設備に含まれず、建築基準法の適用を一切受けない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、建築基準法第2条第3号により電気通信設備を含む電気・避雷等の設備は建築設備として建築物の一部とみなされ規制を受ける。

    根拠:建築基準法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)

  179. 問179.道路に工作物を新設して継続して使用しようとする場合の道路占用許可は、所轄警察署長から受けなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、道路占用許可は道路法第32条により道路管理者(国土交通大臣・都道府県知事・市町村長等)が交付するものである。所轄警察署長が交付するのは道路使用許可(道路交通法)である。

    根拠:道路法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)

  180. 問180.道路使用許可は、道路法に基づき道路管理者が交付するものである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、道路使用許可は道路交通法第77条に基づき所轄警察署長が交付する。道路占用許可(道路法)とは根拠法も交付者も異なる。

    根拠:道路交通法 第77条 (出典: e-Gov法令検索)

  181. 問181.公共工事標準請負契約約款において、設計図書とは、図面・仕様書・現場説明書及び現場説明に対する質問回答書をいう。

    正解:○(正しい)

    解説:公共工事標準請負契約約款第1条により、設計図書は図面・仕様書・現場説明書及び質問回答書を含むと定義されている。

  182. 問182.建設リサイクル法において、ガラスは特定建設資材として分別解体等の義務付けの対象に含まれている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、特定建設資材はコンクリート・コンクリート及び鉄から成る建設資材・木材・アスファルトコンクリートの4品目であり、ガラスは含まれない。

  183. 問183.騒音規制法に基づく特定建設作業の届出は、作業開始の前日までに市町村長へ届け出ればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、騒音規制法第14条により特定建設作業の届出は作業開始の日の7日前までに市町村長へ提出しなければならない。

    根拠:騒音規制法 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  184. 問184.廃棄物処理法において、建設工事に伴い生じた産業廃棄物の処理責任は、原則として発注者が負う。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、廃棄物処理法第21条の3により建設工事に伴い生ずる廃棄物の処理は原則として元請業者を排出事業者として扱い責任を負わせる。発注者ではない。

  185. 問185.電気事業法において、事業用電気工作物の設置者は電気主任技術者を選任し保安の監督を行わせる義務がある。

    正解:○(正しい)

    解説:電気事業法第43条により、事業用電気工作物の設置者は電気主任技術者を選任しなければならない。電気通信工事の現場でも電源側で関連する。

    根拠:電気事業法 第43条 (出典: e-Gov法令検索)

  186. 問186.電気工事士法における電気工事には、電気通信回線設備の接続工事(工事担任者の業務)はその対象に含まれない。

    正解:○(正しい)

    解説:電気工事士法第2条により、対象は一般用電気工作物等の電気工事であり、電気通信回線設備の接続工事は工事担任者の業務として別制度で規律される。

    根拠:電気工事士法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)

  187. 問187.建設業者は、その営業所ごとに、許可を受けようとする建設業に係る建設工事に関し、一定の資格・実務経験を有する専任の技術者を置かなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:建設業法第7条第2号・第15条第2号により、建設業者は営業所ごとに業種に応じた専任の技術者を置く必要がある。

    根拠:建設業法 第7条 (出典: e-Gov法令検索)

  188. 問188.労働基準法において、使用者は労働時間が6時間を超える場合は少なくとも30分、8時間を超える場合は少なくとも60分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、労働基準法第34条により6時間超で45分以上、8時間超で1時間以上の休憩を労働時間の途中に与えなければならない。

    根拠:労働基準法 第34条 (出典: e-Gov法令検索)

  189. 問189.建設業法における電気通信工事業の対象として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.発電設備の据付工事
    • イ.有線電気通信設備工事
    • ウ.無線電気通信設備工事
    • エ.放送機械設備工事

    正解:ア.発電設備の据付工事

    解説:建設業法上の電気通信工事業の対象には有線・無線電気通信設備工事・データ通信設備工事・放送機械設備工事等が含まれる。発電設備の据付けは電気工事業に分類される。

  190. 問190.建設業法における主任技術者の職務として、最も適当なものはどれか。

    • ア.請負代金の額の決定
    • イ.工事の施工計画の作成・工程管理・品質管理等の技術上の管理
    • ウ.発注者との契約交渉
    • エ.下請業者の選定と契約締結

    正解:イ.工事の施工計画の作成・工程管理・品質管理等の技術上の管理

    解説:建設業法第26条の4により、主任技術者は工事現場における施工計画の作成・工程管理・品質管理その他の技術上の管理及び施工に従事する者の技術上の指導監督を行う。

    根拠:建設業法 第26条の4 (出典: e-Gov法令検索)

  191. 問191.電気通信事業法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.電気通信回線設備を設置する事業者は総務大臣の登録が必要である
    • イ.電気通信回線設備を設置しない事業者は総務大臣への届出が必要である
    • ウ.すべての電気通信事業者は総務大臣の許可が必要である
    • エ.電気通信事業者は電気通信主任技術者を選任しなければならない

    正解:ウ.すべての電気通信事業者は総務大臣の許可が必要である

    解説:電気通信回線設備を設置して事業を営む者は登録、それ以外は届出が原則である。すべての事業者に許可制が課されているわけではない。

  192. 問192.工事担任者の資格が必要となる工事として、最も適当なものはどれか。

    • ア.架空電線路の電柱建柱工事
    • イ.建築物の鉄骨組立工事
    • ウ.電力会社の高圧引込線工事
    • エ.電気通信回線設備と端末設備との接続工事

    正解:エ.電気通信回線設備と端末設備との接続工事

    解説:電気通信事業法第71条により、利用者の端末設備又は自営電気通信設備を電気通信回線設備に接続する工事には工事担任者の資格が必要である。

    根拠:電気通信事業法 第71条 (出典: e-Gov法令検索)

  193. 問193.有線電気通信法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.有線電気通信設備の設置はすべて総務大臣の許可が必要である
    • イ.有線電気通信の秘密は侵してはならない
    • ウ.有線電気通信設備の技術基準が定められている
    • エ.有線電気通信設備の設置者は原則として総務大臣への届出が必要である

    正解:ア.有線電気通信設備の設置はすべて総務大臣の許可が必要である

    解説:有線電気通信設備の設置は原則として工事開始の2週間前までに総務大臣へ届け出る必要がある。許可ではなく届出制である。

  194. 問194.電波法に基づく無線局の免許の有効期間として、適当なものはどれか。

    • ア.原則として永久に有効である
    • イ.原則として5年である
    • ウ.原則として10年である
    • エ.原則として3年である

    正解:イ.原則として5年である

    解説:電波法第13条により無線局の免許の有効期間は5年を超えない範囲で総務省令で定められ、一般に5年である。

    根拠:電波法 第13条 (出典: e-Gov法令検索)

  195. 問195.労働基準法における労働時間の原則として、適当なものはどれか。

    • ア.1日6時間、1週30時間
    • イ.1日10時間、1週46時間
    • ウ.1日8時間、1週40時間
    • エ.1日12時間、1週60時間

    正解:ウ.1日8時間、1週40時間

    解説:労働基準法第32条により、原則として1日8時間・1週40時間を超えて労働させてはならないと定められている。

    根拠:労働基準法 第32条 (出典: e-Gov法令検索)

  196. 問196.労働基準法における休憩時間の規定として、適当なものはどれか。

    • ア.6時間超で1時間、8時間超で1時間30分
    • イ.6時間超で30分、8時間超で45分
    • ウ.労働時間によらず一律30分でよい
    • エ.6時間超で45分、8時間超で1時間

    正解:エ.6時間超で45分、8時間超で1時間

    解説:労働基準法第34条により、労働時間が6時間を超え8時間以下の場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を労働時間の途中に与えなければならない。

    根拠:労働基準法 第34条 (出典: e-Gov法令検索)

  197. 問197.労働基準法における年少者の保護に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.満15歳の児童は原則として労働者として使用できる
    • イ.満18歳未満の者を原則として深夜業に就かせてはならない
    • ウ.満18歳未満の者を坑内で労働させてはならない
    • エ.年少者には危険有害業務に就かせてはならない

    正解:ア.満15歳の児童は原則として労働者として使用できる

    解説:労働基準法第56条により児童(満15歳到達後最初の3月31日まで)は原則として労働者として使用できない。年少者の坑内労働や深夜業も原則禁止である。

    根拠:労働基準法 第56条 (出典: e-Gov法令検索)

  198. 問198.労働安全衛生法に基づく作業主任者を選任すべき作業として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.高さ5m以上の足場の組立て等の作業
    • イ.一般的な事務室における書類整理作業
    • ウ.酸素欠乏危険場所における作業
    • エ.ボイラーの取扱いに係る作業

    正解:イ.一般的な事務室における書類整理作業

    解説:労働安全衛生法施行令第6条により作業主任者の選任が義務付けられる作業は限定列挙されている。一般的な事務作業や軽作業は対象外である。

    根拠:労働安全衛生法施行令 第6条 (出典: e-Gov法令検索)

  199. 問199.労働安全衛生法における特別教育が必要な業務として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.低圧の充電電路の敷設等の業務
    • イ.アーク溶接等の業務
    • ウ.一般的なパソコン入力業務
    • エ.小型移動式クレーンの運転業務

    正解:ウ.一般的なパソコン入力業務

    解説:特別教育が必要な業務は労働安全衛生規則第36条に列挙される。低圧充電電路の敷設等・アーク溶接・小型移動式クレーン運転等が該当する。一般的なパソコン入力作業は対象外である。

    根拠:労働安全衛生規則 第36条 (出典: e-Gov法令検索)

  200. 問200.高所作業における墜落防止対策として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.高さ2m以上の作業床に手すりを設ける
    • イ.悪天候時の作業は中止する
    • ウ.墜落制止用器具(安全帯)を使用する
    • エ.墜落防止措置は高さ10m未満では一切不要である

    正解:エ.墜落防止措置は高さ10m未満では一切不要である

    解説:労働安全衛生規則第518・519条により、高さ2m以上で墜落のおそれのある作業では作業床の設置か要求性能墜落制止用器具(安全帯)の使用等が義務付けられる。

  201. 問201.酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.酸素濃度が15%以下になっても作業を継続してよい
    • イ.作業開始前にその日ごとに酸素濃度を測定する
    • ウ.必要に応じて換気や保護具を使用する
    • エ.酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18%未満の状態をいう

    正解:ア.酸素濃度が15%以下になっても作業を継続してよい

    解説:酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18%未満の状態をいう。作業前の酸素濃度測定や換気・呼吸用保護具の使用が義務付けられる。

  202. 問202.建築基準法における建築設備として規定されているものとして、最も適当でないものはどれか。

    • ア.電気通信設備
    • イ.事務用の机・椅子
    • ウ.避雷設備
    • エ.昇降機(エレベーター)

    正解:イ.事務用の机・椅子

    解説:建築基準法第2条第3号により電気・ガス・給排水・換気・冷暖房・消火・排煙・避雷・昇降機・汚物処理等の建築設備が定義される。事務用机は建築設備ではない。

    根拠:建築基準法 第2条 (出典: e-Gov法令検索)

  203. 問203.道路法に基づく道路占用許可と道路交通法に基づく道路使用許可に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.どちらも所轄警察署長が交付する
    • イ.どちらも道路管理者が交付する
    • ウ.占用許可は道路管理者、使用許可は所轄警察署長が交付する
    • エ.占用許可は警察署長、使用許可は道路管理者が交付する

    正解:ウ.占用許可は道路管理者、使用許可は所轄警察署長が交付する

    解説:道路占用許可は道路管理者(国土交通大臣・知事・市町村長等)が、道路使用許可は所轄警察署長が交付する。両者は別制度で、工事内容により両方必要なケースが多い。

  204. 問204.公共工事標準請負契約約款における設計図書間の相違の取扱いとして、最も適当なものはどれか。

    • ア.図面が常に最優先される
    • イ.標準仕様書が常に最優先される
    • ウ.請負業者の判断で優先順位を決めてよい
    • エ.設計図書間に相違があるときは監督員の指示による

    正解:エ.設計図書間に相違があるときは監督員の指示による

    解説:公共工事標準請負契約約款上、設計図書間に相違があるときは監督員の指示によるとされる。実務上は質問回答書・現場説明書・特記仕様書・図面・標準仕様書の順で扱われることが多い。

  205. 問205.建設リサイクル法における特定建設資材として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.ガラス
    • イ.木材
    • ウ.アスファルト・コンクリート
    • エ.コンクリート

    正解:ア.ガラス

    解説:建設リサイクル法施行令第1条により特定建設資材はコンクリート・コンクリート及び鉄から成る建設資材・木材・アスファルト・コンクリートの4品目に限定される。

  206. 問206.騒音規制法における特定建設作業の届出期限として、適当なものはどれか。

    • ア.作業開始の前日まで
    • イ.作業開始の7日前まで
    • ウ.作業開始の3日前まで
    • エ.作業開始の14日前まで

    正解:イ.作業開始の7日前まで

    解説:騒音規制法第14条により特定建設作業を伴う建設工事を施工する者は作業開始の日の7日前までに市町村長へ届け出なければならない。

    根拠:騒音規制法 第14条 (出典: e-Gov法令検索)

  207. 問207.廃棄物処理法における建設廃棄物の取扱いに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.処理責任は下請業者にある
    • イ.処理責任は発注者にある
    • ウ.処理責任は原則として元請業者にある
    • エ.処理責任は産業廃棄物処理業者にある

    正解:ウ.処理責任は原則として元請業者にある

    解説:廃棄物処理法第21条の3により建設工事に伴い生ずる廃棄物の処理責任は原則として元請業者が負う。マニフェスト交付や処理委託は元請の責務である。

  208. 問208.電波法における無線従事者の役割として、最も適当なものはどれか。

    • ア.無線局の設置申請を代行する
    • イ.電波利用料を徴収する
    • ウ.電波の能率的利用を計画する
    • エ.無線設備の操作又はその監督を行う

    正解:エ.無線設備の操作又はその監督を行う

    解説:電波法第39条等により無線従事者は無線設備の操作又はその監督を行う者で、原則として無線局の無線設備の操作は無線従事者でなければ行えない。

    根拠:電波法 第39条 (出典: e-Gov法令検索)

  209. 問209.建築基準法における建築物の用途規制に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.用途地域はすべての地域で同じ規制内容となる
    • イ.工業専用地域には住宅は建てられない
    • ウ.用途地域は都市計画法に基づき指定される
    • エ.用途地域により建築できる建築物の種類が制限される

    正解:ア.用途地域はすべての地域で同じ規制内容となる

    解説:都市計画法・建築基準法により用途地域に応じて建てられる建築物の用途が制限される。住居系・商業系・工業系の各用途地域ごとに規制内容が異なる。

  210. 問210.建設業法における請負契約の原則として、適当でないものはどれか。

    • ア.契約は対等な立場で公正に締結する
    • イ.口頭でも契約は成立し書面化は不要である
    • ウ.一括下請負は原則として禁止される
    • エ.書面により契約内容を明確にする

    正解:イ.口頭でも契約は成立し書面化は不要である

    解説:建設業法第18条等により請負契約は対等な立場で公正な契約をすべきとされる。一括下請負(丸投げ)は原則禁止である。

    根拠:建設業法 第18条 (出典: e-Gov法令検索)

  211. 問211.電気通信主任技術者の選任義務に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.電気通信事業者はすべて電気通信主任技術者を選任しなくてよい
    • イ.電気通信主任技術者は電気主任技術者と同一人物でなければならない
    • ウ.電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事・維持・運用に関し電気通信主任技術者を選任しなければならない
    • エ.電気通信主任技術者は建設業法上の主任技術者である

    正解:ウ.電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事・維持・運用に関し電気通信主任技術者を選任しなければならない

    解説:電気通信事業法第45条により電気通信事業者は事業用電気通信設備の工事・維持・運用に関する事項を監督させるため電気通信主任技術者を選任しなければならない。

    根拠:電気通信事業法 第45条 (出典: e-Gov法令検索)

  212. 問212.労働基準法における女性の保護規定として、最も適当なものはどれか。

    • ア.女性労働者はいかなる業務にも就けない
    • イ.女性労働者の労働時間は男性の半分とする
    • ウ.女性労働者は深夜業に就かせることが原則禁止される
    • エ.妊産婦等は危険有害業務への就業が制限される

    正解:エ.妊産婦等は危険有害業務への就業が制限される

    解説:労働基準法第64条の3により妊産婦等は重量物取扱いや有害ガス発散場所等の危険有害業務に就かせることが禁止又は制限されている。

    根拠:労働基準法 第64条の3 (出典: e-Gov法令検索)

  213. 問213.労働安全衛生法における安全衛生管理体制に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.労働者数にかかわらず一律に統括安全衛生責任者を選任する
    • イ.業種・規模に応じ安全管理者を選任する
    • ウ.産業医を選任する場合がある
    • エ.一定規模以上で総括安全衛生管理者を選任する

    正解:ア.労働者数にかかわらず一律に統括安全衛生責任者を選任する

    解説:労働安全衛生法では事業場規模に応じて総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医・安全衛生推進者等の選任が定められている。労働者数によらない一律規定ではない。

  214. 問214.電気事業法における電気主任技術者と電気通信工事との関係について、最も適当なものはどれか。

    • ア.電気通信工事は電気事業法と全く関係がない
    • イ.電気通信設備の電源側の自家用電気工作物は電気主任技術者の保安監督下に置かれる
    • ウ.電気主任技術者は電気通信主任技術者を兼ねなければならない
    • エ.電気主任技術者は工事担任者の業務をすべて行える

    正解:イ.電気通信設備の電源側の自家用電気工作物は電気主任技術者の保安監督下に置かれる

    解説:電気通信設備に電力を供給する受変電設備等は電気事業法上の自家用電気工作物となる場合があり、電気主任技術者の保安監督下で施工・運用される。

  215. 問215.電気工事士法と電気通信工事の境界に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

    • ア.電気通信回線設備の接続工事は電気工事士の資格で行える
    • イ.電気工事士は工事担任者の業務をすべて行える
    • ウ.電気工事士法と工事担任者制度は対象範囲が異なる
    • エ.電気通信工事には電気工事士の資格が常に必要である

    正解:ウ.電気工事士法と工事担任者制度は対象範囲が異なる

    解説:電気工事士法は一般用電気工作物等の電気工事を対象とし、電気通信回線設備の接続工事は工事担任者の業務である。両者は対象範囲が異なり混同してはならない。

  216. 問216.施工体制台帳の作成・備付けに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.施工体制台帳は発注者には提示する必要がない
    • イ.下請契約がなくても施工体制台帳の作成が必要である
    • ウ.施工体制台帳は本社のみに備え置けばよい
    • エ.特定建設業者が一定額以上の下請契約を締結する場合に作成・備付けが必要である

    正解:エ.特定建設業者が一定額以上の下請契約を締結する場合に作成・備付けが必要である

    解説:建設業法第24条の8により、発注者から直接請け負った特定建設業者が下請総額5,000万円以上(建築一式8,000万円以上、令和7年2月改正)の下請契約を締結する場合は、施工体制台帳を作成し工事現場ごとに備え置かなければならない。

    根拠:建設業法 第24条の8 (出典: e-Gov法令検索)

  217. 問217.建設業法における監理技術者の専任性に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

    • ア.公共性のある工作物の一定額以上の工事では工事現場ごとに専任が必要である
    • イ.どのような工事でも兼任が認められる
    • ウ.監理技術者は必ず本社に常駐する
    • エ.監理技術者は主任技術者を兼ねられない

    正解:ア.公共性のある工作物の一定額以上の工事では工事現場ごとに専任が必要である

    解説:建設業法第26条第3項により公共性のある工作物に関する重要な建設工事で請負代金額が一定額以上の場合、監理技術者は工事現場ごとに専任で配置されなければならない。

    根拠:建設業法 第26条 (出典: e-Gov法令検索)

  218. 問218.建築基準法に附属する電気通信設備の規定に関する次の記述のうち、最も適当でないものはどれか。

    • ア.建築物に附属する電気通信設備は建築設備に該当する
    • イ.電気通信設備は建築物の用途や規模に関係なく一切規制を受けない
    • ウ.防火区画の貫通部の処理が規定されている
    • エ.非常用照明・誘導灯等は防災設備として基準がある

    正解:イ.電気通信設備は建築物の用途や規模に関係なく一切規制を受けない

    解説:建築物に設ける電気通信設備は建築基準法施行令や関連告示で安全性・防火性等の規制を受ける。特に防災・防火に関わる部分は厳格に規定される。

  219. 問219.電気通信工事の積算における共通仮設費に含まれるものとして、最も適当なものはどれか。

    • ア.主要材料費
    • イ.下請業者への請負代金
    • ウ.運搬費・安全費・技術管理費等
    • エ.現場での労務費

    正解:ウ.運搬費・安全費・技術管理費等

    解説:公共工事の積算において共通仮設費には運搬費・準備費・事業損失防止施設費・安全費・役務費・技術管理費・営繕費等が含まれる。直接工事費の材料費は別計上である。

  220. 問220.電気通信事業法における端末設備の接続の技術基準に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.端末設備は技術基準に適合する必要がない
    • イ.端末設備は事業者の許可なく自由に接続できる
    • ウ.端末設備の技術基準は事業者ごとに自由に定められる
    • エ.端末設備は接続の技術的条件に適合しなければならない

    正解:エ.端末設備は接続の技術的条件に適合しなければならない

    解説:電気通信事業法第52条等により端末設備は接続の技術的条件に適合しなければならず、技術基準適合認定(端末機器の技術基準適合認定)等の仕組みがある。

    根拠:電気通信事業法 第52条 (出典: e-Gov法令検索)

  221. 問221.電波法の目的に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

    • ア.電波の公平かつ能率的な利用の確保が電波法の目的の一つである
    • イ.電波は事業者の私有財産である
    • ウ.電波の混信は規制対象外である
    • エ.電波は無制限に使用してよい

    正解:ア.電波の公平かつ能率的な利用の確保が電波法の目的の一つである

    解説:電波法は電波の公平かつ能率的な利用を確保することを目的としており(第1条)、周波数の有効利用や混信防止のための技術基準・運用規制が定められている。

  222. 問222.労働基準法における災害補償に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。

    • ア.業務上の負傷・疾病に対し療養補償を行う
    • イ.業務外の私傷病でも使用者が必ず補償する
    • ウ.業務上の死亡に対し遺族補償を行う
    • エ.業務上の休業に対し休業補償を行う

    正解:イ.業務外の私傷病でも使用者が必ず補償する

    解説:労働基準法第75条以下により業務上の負傷・疾病・障害・死亡に対し使用者は療養・休業・障害・遺族補償等を行う義務がある。業務外の私傷病は対象外である。

    根拠:労働基準法 第75条 (出典: e-Gov法令検索)

  223. 問223.労働安全衛生法における技能講習を要する業務として、最も適当なものはどれか。

    • ア.パソコンによる事務作業
    • イ.電話による顧客対応
    • ウ.床上操作式クレーン(つり上げ荷重5t以上)の運転業務
    • エ.書類の郵送業務

    正解:ウ.床上操作式クレーン(つり上げ荷重5t以上)の運転業務

    解説:労働安全衛生法第61条により一定の危険・有害業務には都道府県労働局長登録の教習機関で行う技能講習修了者でなければ就業できない。床上操作式クレーン運転業務などが該当する。

    根拠:労働安全衛生法 第61条 (出典: e-Gov法令検索)

  224. 問224.建設業法における請負代金の支払いに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

    • ア.元請は受領後いつ支払ってもよい
    • イ.下請への支払いは契約後1年以内であればよい
    • ウ.下請代金の支払い時期は法的に規制されない
    • エ.元請は注文者から支払いを受けたら一定期間内に下請に支払う義務がある

    正解:エ.元請は注文者から支払いを受けたら一定期間内に下請に支払う義務がある

    解説:建設業法第24条の3により元請負人は注文者から請負代金の支払いを受けたときは下請負人に対し当該支払いを受けた日から一定期間以内に下請代金を支払わなければならない。

    根拠:建設業法 第24条の3 (出典: e-Gov法令検索)

  225. 問225.電気通信工事の現場における安全管理に関する次の記述のうち、最も適当でないものはどれか。

    • ア.高所での単独作業は無資格者でも問題ない
    • イ.高所作業では墜落制止用器具を使用する
    • ウ.充電部に近接する作業では絶縁保護具を使用する
    • エ.マンホール内作業では酸素濃度を測定する

    正解:ア.高所での単独作業は無資格者でも問題ない

    解説:電気通信工事の現場では墜落・感電・酸素欠乏等のリスクに応じた措置が必要である。安全教育・保護具着用・KYK等の活動が基本であり、無資格者の単独高所作業等は認められない。

  226. 問226.施工計画作成にあたり、事前調査では現地の地形・既設設備・近接する電気通信設備への影響まで把握する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:事前調査では現地条件・既設地中ケーブルや架空線位置・他工事との取り合いまで把握し、誘導障害や事故を防止する施工計画を立てる必要がある。

  227. 問227.施工計画書は契約締結後すみやかに作成し、発注者の承諾を得てから着工することが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:施工計画書は工事概要・施工方法・工程・品質・安全・環境対策等を記載し、契約後すみやかに発注者へ提出して承諾を得たうえで着工するのが原則である。

  228. 問228.道路上に通信用ハンドホールを設置するために道路を掘削する場合、道路管理者の道路使用許可のみを取得すれば足りる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは道路管理者の道路占用許可と、所轄警察署長の道路使用許可の両方が必要である。占用と使用は根拠法も窓口も異なる。

  229. 問229.仮設計画における仮設電源は、本設工事との取り合いを考慮せず、独立して計画してもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは仮設電源は本設電源切替時期・容量・盤の撤去計画と整合を取り、二重投資や供給停止を避けるよう計画する必要がある。

  230. 問230.搬入計画では、長尺の光ファイバケーブルドラムは重量が大きいため、許容曲げ半径や搬入経路の幅員は確認不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは光ファイバケーブルドラムは重量・外径が大きく許容曲げ半径も厳しいため、搬入経路の幅員・床耐荷重・揚重機能力を事前確認することが必要である。

  231. 問231.ネットワーク工程表のクリティカルパスとは、開始から終了までの最短所要日数を示す経路である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはクリティカルパスは全経路のうち所要日数が最長となる経路で、工期を支配する。これより短い経路はフロートをもつ。

  232. 問232.ネットワーク工程表のトータルフロートは、その作業を最遅開始しても全体工期に影響しない余裕日数である。

    正解:○(正しい)

    解説:トータルフロートは全体工期に影響を与えずに遅らせられる最大日数で、最遅完了時刻−最早完了時刻で求められる。これを使い切るとフリーフロートは0になる。

  233. 問233.バーチャート工程表は作業相互の関連や順序が明確で、大規模工事の詳細な進度管理に最適である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはバーチャートは作成が容易で全体把握はしやすいが、作業相互の関連や順序が示しにくく、大規模工事の詳細な進度管理には不向きである。

  234. 問234.ガントチャート工程表は作業ごとの達成度合いを横棒で示すもので、各作業の所要日数や開始終了日は表現できない。

    正解:○(正しい)

    解説:ガントチャートは各作業の達成率(%)を横棒で示すもので、所要日数や開始・終了日、相互関連を直接表現できない短所がある。

  235. 問235.Sカーブ(出来高累計曲線)は計画と実績の累積出来高を比較して工程の進捗を管理する手法である。

    正解:○(正しい)

    解説:Sカーブは縦軸に累積出来高、横軸に工期をとり、計画と実績を比較して進捗の遅速や山積み状況を判断する管理手法である。

  236. 問236.工期短縮の手法として、クリティカルパス上ではなく余裕のある非クリティカル作業に資源を集中投入するクラッシングが有効である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはクラッシングはクリティカルパス上の作業に資源を追加投入して所要日数を短縮する手法であり、非クリティカル作業を短縮しても工期は短縮されない。

  237. 問237.PDCAサイクルにおけるC(Check)は、計画通り実施できたかの確認・分析にあたる段階である。

    正解:○(正しい)

    解説:PDCAはPlan(計画)・Do(実施)・Check(評価)・Act(改善)の繰返しで品質を継続的に向上させる。Checkは実績と計画を比較・分析する段階である。

  238. 問238.QC七つ道具のパレート図は、不適合項目を発生頻度の小さい順に並べた棒グラフで重点項目を把握する手法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはパレート図は頻度の大きい順に項目を並べ、累積比率の折れ線とあわせて重点指向(重要少数)を可視化する手法である。

  239. 問239.特性要因図は結果(特性)と原因(要因)を魚の骨状に整理する図で、別名フィッシュボーンチャートと呼ばれる。

    正解:○(正しい)

    解説:特性要因図は石川ダイアグラムとも呼ばれ、特性(結果)に対する要因を大骨・中骨・小骨で整理する。要因の漏れ防止と原因追究に用いる。

  240. 問240.ヒストグラムはデータをいくつかの区間に分け、その度数を棒で表す図で、データのばらつきや分布の形状を把握するために用いる。

    正解:○(正しい)

    解説:ヒストグラムは測定値を区間ごとに集計した柱状図で、分布の中心・ばらつき・形状(正規・偏り・二山等)を視覚的に把握できる。

  241. 問241.管理図はデータの平均値のみを示す図で、工程のばらつきや異常の有無は判断できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは管理図はCL・UCL・LCLを引き、点が限界を外れる・連続して片側にある等のパターンで工程の異常原因の有無を判断する。

  242. 問242.散布図は二つの変数間の相関関係を点でプロットし、相関の有無や強さを視覚的に判断する図である。

    正解:○(正しい)

    解説:散布図は2変量データを点でプロットして、正相関・負相関・無相関等を視覚的に判断する手法であり、原因系と結果系の関係解析に用いる。

  243. 問243.抜取検査は全数検査に比べて検査費用は高くなるが、合格ロットの中に不適合品が含まれることは絶対にない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは抜取検査はロット一部抜取の合否判定で、検査費用は低減できるが合格ロットにも一定の不適合品が含まれうる特性がある。

  244. 問244.OTDR(光パルス試験器)は光ファイバの片端からパルスを送り、後方散乱光を解析して損失や接続点の位置を測定する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:OTDRはレイリー後方散乱光とフレネル反射光を時間軸で測定し、損失分布・接続点・破断点位置を片端から把握できる試験器である。

  245. 問245.光ファイバの損失測定では、カットバック法より挿入損失法の方が精度が高く、現場で標準的に用いられる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはカットバック法は基準値を被測定ファイバ自身で取るため最も精度が高い。挿入損失法は精度はやや劣るが破壊を伴わず現場に適する。

  246. 問246.LANケーブル(UTP)の現場試験では、ケーブルテスタによりワイヤマップ・長さ・近端漏話(NEXT)・減衰量等を測定する。

    正解:○(正しい)

    解説:UTPケーブルの認証試験はワイヤマップ・長さ・NEXT・ELFEXT・リターンロス・減衰量等を測定し、カテゴリ規格に適合しているか確認する。

  247. 問247.通信機器の絶縁抵抗測定では、機器の電源を入れた状態で絶縁抵抗計を充電部に当てて測定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは絶縁抵抗測定は必ず電源を切り、無充電状態で実施する。活線状態では計器破損や感電の危険があり、正しい値も得られない。

  248. 問248.接地抵抗測定の電位降下法は、被測定電極と二つの補助電極をできるだけ近接させて密集配置すると精度が高くなる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはE・P・Cを一直線上に十分な距離をとって配置(EC間10m以上が目安)し、Pを中間付近に置くことで電位の平坦部で測定する必要がある。

  249. 問249.労働災害の度数率は、延べ実労働時間100万時間あたりの労働災害による死傷者数で表される。

    正解:○(正しい)

    解説:度数率=(死傷者数/延べ実労働時間)×1,000,000で表され、災害発生の頻度を示す指標である。値が小さいほど安全性が高い。

  250. 問250.労働災害の強度率は、延べ実労働時間1,000時間あたりの労働損失日数で表され、災害の重さの程度を示す指標である。

    正解:○(正しい)

    解説:強度率=(労働損失日数/延べ実労働時間)×1,000で表され、災害の重さを示す。死亡災害は7,500日として算入する。

  251. 問251.年千人率は労働者100万人あたりの1年間の死傷者数を示すもので、分母には延べ実労働時間を用いる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは年千人率は労働者1,000人あたりの年間死傷者数で、分母は年平均労働者数。延べ実労働時間を分母とするのは度数率・強度率である。

  252. 問252.高さ2m以上で作業床を設けることが困難な箇所では、安全帯(墜落制止用器具)の使用と親綱の設置で墜落防止措置とすることができる。

    正解:○(正しい)

    解説:高さ2m以上の作業で作業床設置が困難な場合、墜落制止用器具(フルハーネス型等)の使用と親綱・取付設備の設置で代替する措置が認められる。

  253. 問253.活線近接作業において、低圧電路の充電部に対する離隔距離が確保できない場合、絶縁用防具を装着すれば作業者の絶縁用保護具は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは絶縁用防具の装着に加え、作業者も絶縁用保護具(手袋・長靴等)を着用する必要がある。両者を併用して感電防止を図る。

  254. 問254.つり上げ荷重1トン以上5トン未満の移動式クレーンの運転には、小型移動式クレーン運転技能講習修了者であれば従事できる。

    正解:○(正しい)

    解説:つり上げ荷重1トン以上5トン未満の移動式クレーン運転は、小型移動式クレーン運転技能講習修了者で従事できる。5トン以上は運転士免許が必要。

  255. 問255.地中通信ケーブル布設用のマンホール内作業は酸素欠乏危険作業ではないため、酸欠の特別教育は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは地下のマンホール・ピット内は酸欠の恐れがある場所として規則で定められ、酸素欠乏危険作業特別教育を受けた者が従事する必要がある。

  256. 問256.KY(危険予知)活動は、作業前に作業班員が当日の作業に潜む危険を予知し、対策を確認しあう活動である。

    正解:○(正しい)

    解説:KY活動は作業開始前に班員でその日の作業に潜む危険を抽出し、重点対策を全員で確認して指差呼称等で徹底する小集団安全活動である。

  257. 問257.リスクアセスメントとは、危険源を特定したあと対策を一切評価せず、直ちに全件に対策を実施する手法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはリスクアセスメントはリスクを見積もり(重篤度×可能性)優先度を評価し、優先度の高いものから順に対策を講じる手法である。

  258. 問258.PF管はポリエチレン製の自己消火性をもつ可とう電線管で、コンクリート埋設・露出配管のいずれにも使用できる。

    正解:○(正しい)

    解説:PF管はポリエチレン樹脂等の自己消火性可とう管で、コンクリート埋設・露出・隠ぺい配管に使用できる。CD管は自己消火性をもたない。

  259. 問259.CD管は自己消火性をもたないため、露出配管に使用するのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはCD管は自己消火性がないためコンクリート埋設専用で、露出・隠ぺい配管には使用できない。露出にはPF管等を用いる。

  260. 問260.ケーブルラックの直線部の支持間隔は2mを超えてもよいが、水平から垂直に曲がる箇所では支持を省略してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは直線部の支持間隔は2m以下が目安で、曲がり・水平垂直の変化点・末端・接続点には必ず支持を設けて荷重と振動に耐えさせる。

  261. 問261.架空通信線の電柱への取付では、共架する電力線との離隔距離を法令・電気通信事業者基準により確保する。

    正解:○(正しい)

    解説:架空通信線と電力線の共架では低圧線・高圧線それぞれの離隔距離が法令・基準で定められており、誘導と接触事故を防止するために確保する。

  262. 問262.地中ケーブル布設において、直接埋設方式は管路方式に比べて将来のケーブル増設や撤去・更新が容易である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは管路方式の方が将来のケーブル増設・撤去・更新が容易である。直接埋設は工事費が安いが、入替え時に再掘削が必要となる。

  263. 問263.屋外ケーブル引込口の貫通部は、雨水・小動物・害虫の侵入を防ぐためシール材で確実に防水処理を行う。

    正解:○(正しい)

    解説:壁・床の貫通部は防水・防火・防鼠を兼ねて、シーリング材や防火パテ・耐火シール等で確実に処理し、屋内環境を保護する必要がある。

  264. 問264.施工計画の事前調査として最も関連性が低いものはどれか。

    • ア.近隣居住者への騒音・振動影響の把握
    • イ.工事区域の地形・地質と既設地下埋設物の調査
    • ウ.電気通信事業者との接続協議および接続点の確認
    • エ.完成後の家具搬入のためのエレベータ稼働日

    正解:エ.完成後の家具搬入のためのエレベータ稼働日

    解説:事前調査は施工に直接影響する事項を対象とする。完成後の家具搬入のためのエレベータ稼働日は引渡し後の事項で、施工計画の事前調査範囲外である。

  265. 問265.道路下に通信用管路を新設する際に必要となる申請の組合せとして正しいものはどれか。

    • ア.道路占用許可(道路管理者)と道路使用許可(警察署長)
    • イ.道路使用許可(道路管理者)と道路占用許可(警察署長)
    • ウ.道路占用許可(警察署長)のみ
    • エ.道路使用許可(道路管理者)のみ

    正解:ア.道路占用許可(道路管理者)と道路使用許可(警察署長)

    解説:道路占用許可は道路法に基づき道路管理者が、道路使用許可は道路交通法に基づき所轄警察署長が許可する。窓口の混同が頻出論点である。

  266. 問266.仮設計画に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.仮設電源は本設切替計画と整合させて容量・期間を計画する
    • イ.仮設材は再使用を考慮せず、すべて新材を使用するのが原則である
    • ウ.仮設足場は使用期間・荷重・墜落防止措置を考慮して計画する
    • エ.仮設計画には資材ヤード・揚重機・仮囲い等も含めて検討する

    正解:イ.仮設材は再使用を考慮せず、すべて新材を使用するのが原則である

    解説:仮設材は安全性が確認できれば転用・再使用が原則であり、すべて新材を使用するという原則はない。経済性・環境配慮の観点からも転用を計画する。

  267. 問267.搬入計画において最も優先度が低い検討項目はどれか。

    • ア.搬入経路の幅員・高さ制限と通行止規制
    • イ.ケーブルドラムの最小許容曲げ半径と外径
    • ウ.完成検査時の関係者控室の備品
    • エ.揚重機の能力と荷重に対する床耐荷重

    正解:ウ.完成検査時の関係者控室の備品

    解説:搬入計画は搬入経路・通行規制・揚重能力・床耐荷重・許容曲げ等が中心で、検査時控室の備品は施工中の搬入計画とは関係が薄い項目である。

  268. 問268.ネットワーク工程表の説明として最も適当なものはどれか。

    • ア.クリティカルパスは余裕日数が最大の経路である
    • イ.トータルフロートはフリーフロート以下となる
    • ウ.ダミー作業は時間と資源を消費する
    • エ.クリティカルパス上のトータルフロートは0である

    正解:エ.クリティカルパス上のトータルフロートは0である

    解説:クリティカルパス上の作業はトータルフロートが0となる経路である。トータルフロートはフリーフロート以上であり、ダミーは時間も資源も消費しない論理関係。

  269. 問269.各種工程表の特徴として最も適当なものはどれか。

    • ア.Sカーブは出来高累計の計画と実績を比較できる
    • イ.ガントチャートは各作業の所要日数を示す
    • ウ.バーチャートは作業相互の関連を明示できる
    • エ.ネットワーク工程表は作成が容易で素人でも扱いやすい

    正解:ア.Sカーブは出来高累計の計画と実績を比較できる

    解説:Sカーブは累積出来高曲線で計画と実績を比較できる。バーチャートは関連不明、ガントチャートは達成率のみ、ネットワークは作成に習熟が必要。

  270. 問270.工程・原価・品質の一般的関係として最も適当なものはどれか。

    • ア.工程を速くすると原価は必ず低くなる
    • イ.工程・原価・品質には相反の関係があり最適点が存在する
    • ウ.品質を上げると原価は無限に下がる
    • エ.工程と品質は無関係に決定できる

    正解:イ.工程・原価・品質には相反の関係があり最適点が存在する

    解説:工程・原価・品質は相反する関係を含み、ある工程で原価が最小となる最適点がある。これを外れると原価が増大するのが一般的な傾向である。

  271. 問271.QC七つ道具のうち、不適合項目の重点順位を把握する手法はどれか。

    • ア.特性要因図
    • イ.ヒストグラム
    • ウ.パレート図
    • エ.散布図

    正解:ウ.パレート図

    解説:パレート図は項目別頻度を大きい順に並べ累積比率と合わせて重点を可視化し、改善対象の優先順位付けに用いる。特性要因図は原因追究の手法。

  272. 問272.二つの変数の相関関係を視覚化する手法はどれか。

    • ア.管理図
    • イ.チェックシート
    • ウ.層別
    • エ.散布図

    正解:エ.散布図

    解説:散布図は2変量データを点でプロットし正・負・無相関を視覚化する。管理図は工程安定度、チェックシートは記録、層別は要因別分類の手法。

  273. 問273.光ファイバの損失測定法のうち、最も精度が高いとされるのはどれか。

    • ア.カットバック法
    • イ.挿入損失法
    • ウ.OTDR法
    • エ.後方散乱光法

    正解:ア.カットバック法

    解説:カットバック法は被測定ファイバ自身で基準値を取るため最も精度が高い。ただし破壊を伴うため現場では挿入損失法やOTDRが用いられることが多い。

  274. 問274.OTDR波形評価において、接続点での損失と反射の組合せとして適当でないものはどれか。

    • ア.融着接続は損失が小さく反射も小さい
    • イ.融着接続は必ず大きな反射ピークを示す
    • ウ.コネクタ接続はAPC型に比べPC型で反射が大きい
    • エ.破断点は大きな反射ピークを示す

    正解:イ.融着接続は必ず大きな反射ピークを示す

    解説:融着接続は屈折率差がほぼなく、損失も反射も小さい。破断点は強反射、コネクタはPC>APCの反射順となる。融着で大反射ピークが必須は誤り。

  275. 問275.UTPカテゴリ6Aケーブルの認証試験項目として最も関連性が低いものはどれか。

    • ア.ワイヤマップとケーブル長
    • イ.近端漏話(NEXT)と減衰量
    • ウ.光減衰量の波長依存性
    • エ.リターンロス

    正解:ウ.光減衰量の波長依存性

    解説:光減衰量はメタルケーブルではなく光ファイバの測定項目である。UTP認証試験はワイヤマップ・長さ・NEXT・減衰・リターンロス等を実施する。

  276. 問276.絶縁抵抗測定に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.測定前に電源を切断し、充電部を放電させてから実施する
    • イ.測定電圧は対象機器の使用電圧に応じて選定する
    • ウ.測定後は接地して残留電荷を放電する
    • エ.通電状態で活線のまま測定するのが原則である

    正解:エ.通電状態で活線のまま測定するのが原則である

    解説:絶縁抵抗測定は必ず無電圧状態で実施する。活線測定は計器破損・感電の危険があり、正しい値も得られないため原則禁止である。

  277. 問277.接地抵抗測定(電位降下法)における補助電極の配置として最も適当なものはどれか。

    • ア.E・P・Cをほぼ直線上に十分な距離をとって配置する
    • イ.E・P・Cをジグザグに不規則配置する
    • ウ.E・P・Cを三角形状に等距離で配置する
    • エ.Pを電源側、Cを大地側に近接配置する

    正解:ア.E・P・Cをほぼ直線上に十分な距離をとって配置する

    解説:電位降下法ではE→P→Cをほぼ直線上に十分な距離(一般にEC間10m以上)で配置し、Pをその中間付近に置いて電位の平坦部で測定する。

  278. 問278.労働災害の指標として、災害の発生頻度を示すのはどれか。

    • ア.強度率
    • イ.度数率
    • ウ.年千人率
    • エ.労働損失日数

    正解:イ.度数率

    解説:度数率は延べ労働時間100万時間あたりの死傷者数で災害頻度を示す。強度率は災害の重さ、年千人率は労働者1,000人あたりの死傷者数を示す。

  279. 問279.高さ2m以上の作業における墜落防止措置として最も不適当なものはどれか。

    • ア.作業床を設置し手すり・中さん・幅木を設ける
    • イ.墜落制止用器具(フルハーネス型)と親綱を使用する
    • ウ.安全帯のフックは作業者の足元より低い位置にかける
    • エ.開口部は囲い・覆い等の墜落防止措置を行う

    正解:ウ.安全帯のフックは作業者の足元より低い位置にかける

    解説:墜落時の落下距離・衝撃を抑えるため、安全帯のフックは作業者の腰より高い位置(できれば頭上)にかけるのが原則。足元より低い位置は危険。

  280. 問280.感電防止対策として最も不適当なものはどれか。

    • ア.活線部に絶縁用防具を取り付ける
    • イ.作業者は絶縁用保護具(手袋・長靴等)を着用する
    • ウ.低圧であっても感電の危険を考慮し対策する
    • エ.活線近接作業は単独で素早く実施するのが原則である

    正解:エ.活線近接作業は単独で素早く実施するのが原則である

    解説:活線近接作業は単独作業を避け、監視人を配置するのが原則。低圧であっても感電死亡事例があり、絶縁用保護具と防具の併用が基本である。

  281. 問281.酸素欠乏危険作業に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.マンホール作業は酸欠特別教育の対象外である
    • イ.作業開始前に酸素濃度を測定する
    • ウ.酸素濃度18%未満が酸素欠乏とされる
    • エ.ピット内は強制換気を行うことが原則である

    正解:ア.マンホール作業は酸欠特別教育の対象外である

    解説:マンホール・ピット内は酸欠則で危険場所に指定され、特別教育修了者が従事し、作業前測定・換気・監視人配置等の措置が必要である。

  282. 問282.つり上げ荷重別の移動式クレーン運転資格として正しい組合せはどれか。

    • ア.1トン未満:技能講習、1〜5トン未満:特別教育、5トン以上:運転士免許
    • イ.1トン未満:特別教育、1〜5トン未満:技能講習、5トン以上:運転士免許
    • ウ.1〜5トン未満:運転士免許、5トン以上:技能講習
    • エ.全ての荷重で特別教育のみで運転可能

    正解:イ.1トン未満:特別教育、1〜5トン未満:技能講習、5トン以上:運転士免許

    解説:1t未満は特別教育、1t以上5t未満は小型移動式クレーン運転技能講習、5t以上は移動式クレーン運転士免許が必要。荷重区分は頻出論点である。

  283. 問283.電線管工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.PF管は自己消火性をもち、露出・隠ぺい・埋設に使用できる
    • イ.CD管は自己消火性をもたず、コンクリート埋設専用である
    • ウ.CD管はベージュ色で、露出配管に広く使用される
    • エ.金属管は機械的保護に優れ、適切に接地を行う

    正解:ウ.CD管はベージュ色で、露出配管に広く使用される

    解説:CD管はオレンジ色で識別し、自己消火性がないためコンクリート埋設専用である。露出・隠ぺい配管にはPF管等の自己消火性可とう管を用いる。

  284. 問284.ケーブルラック工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.防火区画貫通部は耐火措置を行う
    • イ.直線部の支持間隔は2m以下を目安とする
    • ウ.曲がり部・接続部・末端には支持を設ける
    • エ.電力ケーブルと弱電ケーブルは同一段に密着して敷設する

    正解:エ.電力ケーブルと弱電ケーブルは同一段に密着して敷設する

    解説:電力ケーブルと通信・弱電ケーブルは誘導障害を避けるため離隔または隔壁を設ける。同一段に密着して敷設するのは不適当である。

  285. 問285.架空通信線の施工に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.支線はアンカ・地面固定を省略しても問題ない
    • イ.電力線との離隔距離は法令・基準に従って確保する
    • ウ.通信線は道路横断箇所では地上高を規定以上に確保する
    • エ.電柱への支線取付角度・取付金物は規定に従う

    正解:ア.支線はアンカ・地面固定を省略しても問題ない

    解説:支線はアンカ等で地面に確実に固定し、所定の張力を維持する必要がある。固定を省略すると電柱が傾倒する危険があり、規定どおり施工する。

  286. 問286.地中ケーブル布設工法の特徴として最も不適当なものはどれか。

    • ア.直接埋設方式は工事費が安いが将来の入替えが難しい
    • イ.管路方式は地中の埋設物との離隔は考慮しなくてよい
    • ウ.管路方式は将来の増設・撤去が比較的容易である
    • エ.暗きょ方式は多条数のケーブルに適し点検が容易

    正解:イ.管路方式は地中の埋設物との離隔は考慮しなくてよい

    解説:管路方式でも他埋設物(ガス・水道・電力等)との離隔距離は法令・基準で確保する必要がある。離隔を考慮しないというのは不適当である。

  287. 問287.電気通信設備の接地工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.機能接地は信号基準電位の安定のために設ける
    • イ.保安用接地は雷・地絡時の機器・人体保護を目的とする
    • ウ.保安用接地と機能接地は必ず別系統で設けねばならない
    • エ.接地極は十分な接地抵抗値が得られる位置に設置する

    正解:ウ.保安用接地と機能接地は必ず別系統で設けねばならない

    解説:保安用と機能接地は一点接地等で共通化する場合もあり、必ず別系統という決まりはない。機器・系統設計に応じて適切に統一・分離する。

  288. 問288.通信機器ラックの据付に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.アンカーボルトで床に確実に固定する
    • イ.前面・背面の保守スペースを確保する
    • ウ.重心が高くなる場合は転倒防止策を講じる
    • エ.通信機器は熱を発生しないため換気は不要である

    正解:エ.通信機器は熱を発生しないため換気は不要である

    解説:通信機器は発熱するため、ラックには換気孔・ファン等の換気対策、必要に応じ空調を行う。換気不要は不適当である。

  289. 問289.通信機械室の環境管理として最も適当なものはどれか。

    • ア.温度・湿度を機器仕様に応じた範囲内に維持する
    • イ.湿度を常に100%近くに保つ
    • ウ.粉じんが多いほど機器が安定する
    • エ.電源系統と空調系統は機器負荷と無関係に設計する

    正解:ア.温度・湿度を機器仕様に応じた範囲内に維持する

    解説:通信機械室は温度・湿度を機器仕様の範囲内(一般に40〜60%・適温)に維持し、清浄度確保・電源と空調の負荷整合を図ることが基本である。

  290. 問290.電源設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.重要通信機器にはUPS(無停電電源装置)を設ける
    • イ.UPSのバッテリは寿命を考慮せず半永久的に使用できる
    • ウ.蓄電池室は換気を行い水素ガス滞留を防止する
    • エ.予備電源として自家発電装置を併設する場合がある

    正解:イ.UPSのバッテリは寿命を考慮せず半永久的に使用できる

    解説:UPSのバッテリは寿命があり、定期点検と計画的な更新が必要。寿命を超えるとバックアップ機能を果たさないため、半永久使用は不適当である。

  291. 問291.工程管理のフォローアップに関する記述として最も適当なものはどれか。

    • ア.進捗の遅れは関係者に報告せず現場のみで処理する
    • イ.計画は一度立てたら工期終了まで変更しない
    • ウ.実施結果を計画と比較し、必要に応じて計画を修正する
    • エ.Sカーブが乖離しても自然に収束するため放置する

    正解:ウ.実施結果を計画と比較し、必要に応じて計画を修正する

    解説:フォローアップは実績と計画を比較・分析し、遅延等が生じれば計画修正や対策を講じるPDCAサイクルの実施段階である。放置は不適当。

  292. 問292.品質計画書に記載する事項として最も関連性が低いものはどれか。

    • ア.品質目標と管理項目
    • イ.試験・検査の方法と頻度
    • ウ.不適合発生時の処置手順
    • エ.作業員の私生活上の趣味嗜好

    正解:エ.作業員の私生活上の趣味嗜好

    解説:品質計画書は品質目標・管理項目・試験頻度・不適合処置等の品質関連事項を記載する。作業員の私生活情報は品質管理と関係がない。

  293. 問293.工事写真の撮影に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.撮影後に画像を編集して見栄えを改善するのが原則である
    • イ.黒板に工種・撮影位置・寸法を明示して撮影する
    • ウ.完成後では確認できない隠ぺい部は施工中に撮影する
    • エ.出来形寸法はスケールを当てて撮影する

    正解:ア.撮影後に画像を編集して見栄えを改善するのが原則である

    解説:工事写真は事実証明のため改ざんは禁止であり、撮影後の編集は原則行わない。撮影時点で必要事項が確認できる構図・明るさで撮る。

  294. 問294.光ファイバ融着接続作業として最も適当なものはどれか。

    • ア.端面は手で折って切断し、補強は省略してよい
    • イ.ファイバ端面をクリーバで直角に切断し、補強スリーブで補強する
    • ウ.接続損失の確認は不要である
    • エ.切断くずは作業床に放置してもよい

    正解:イ.ファイバ端面をクリーバで直角に切断し、補強スリーブで補強する

    解説:融着接続は専用クリーバで端面を直角切断し、融着後は補強スリーブで補強する。OTDR等で接続損失を確認し、切断くずは専用容器で回収する。

  295. 問295.LAN配線工事における品質管理として最も不適当なものはどれか。

    • ア.より対のほどき長さを最小限とする
    • イ.曲げ半径はケーブル外径の規定倍以上を確保する
    • ウ.結束はきつく締め上げて変形させる
    • エ.成端後はケーブルテスタで認証試験を行う

    正解:ウ.結束はきつく締め上げて変形させる

    解説:結束をきつく締め上げるとケーブル形状が変形し、伝送特性が劣化する。結束は変形しない程度で軽く行い、認証試験で特性を確認する。

  296. 問296.新規入場者教育として最も適当なものはどれか。

    • ア.経験者には説明を省略するのが原則である
    • イ.避難経路は工事終了後に説明する
    • ウ.保護具の着用ルールは省略してよい
    • エ.現場の作業内容・安全ルール・緊急時連絡体制を周知する

    正解:エ.現場の作業内容・安全ルール・緊急時連絡体制を周知する

    解説:新規入場者教育は経験の有無に関わらず実施し、現場固有のリスク・作業内容・安全ルール・保護具・緊急時連絡・避難経路を周知することが必要。

  297. 問297.試運転調整に関する記述として最も不適当なものはどれか。

    • ア.施工完了報告のため、試運転調整は省略してもよい
    • イ.音声系では雑音・通話品質を確認する
    • ウ.光伝送系では受信レベル・損失余裕を確認する
    • エ.通信品質確認のためBER(ビット誤り率)測定等を行う

    正解:ア.施工完了報告のため、試運転調整は省略してもよい

    解説:試運転調整は仕様性能の達成確認・引渡しの前提となる工程であり、省略はできない。BER・損失余裕・通話品質等を確認して引き渡す。

  298. 問298.通信ケーブル布設後の試験項目として最も関連性が低いものはどれか。

    • ア.絶縁抵抗測定(メタル)
    • イ.消火器の圧力点検
    • ウ.ワイヤマップ確認(UTP)
    • エ.光損失測定(光ファイバ)

    正解:イ.消火器の圧力点検

    解説:消火器の圧力点検は消防用設備の維持管理項目で、通信ケーブル布設後の試験とは関係が薄い。布設後はメタル・光・LAN各々の試験を行う。

  299. 問299.QC七つ道具のチェックシートに関する記述として最も適当なものはどれか。

    • ア.データを区間別に集計しばらつきを示す
    • イ.原因と結果を魚の骨状に整理する
    • ウ.事象の発生を計数・確認するために用いる
    • エ.相関関係を点でプロットする

    正解:ウ.事象の発生を計数・確認するために用いる

    解説:チェックシートは事象の発生回数や有無を効率的に計数・確認するための記録票である。区間別集計はヒストグラム、原因分析は特性要因図の役割。

  300. 問300.光ファイバ伝送系の試運転調整に関する記述として最も適当なものはどれか。

    • ア.ファイバ端面の清掃は不要である
    • イ.送信光出力は測定不要である
    • ウ.BER測定は省略しても問題ない
    • エ.受信光レベルと損失余裕を測定し仕様値以上を確認する

    正解:エ.受信光レベルと損失余裕を測定し仕様値以上を確認する

    解説:光伝送系試運転では受信光レベル・損失余裕を仕様値以上に確保し、必要に応じBER測定で誤り率を確認する。端面清掃・送信出力測定も基本である。