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1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」の一問一答

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📖 1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」の全75問と解説(一覧)

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の施工管理法に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.総合施工計画書は、工事の総合的な計画方針を示すものであり、着工前に作成して監理者の承認を受ける必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:総合施工計画書は工事全体の方針・体制・工程・品質・安全等を示す基本計画書で、着工前に作成し監理者の承認を得るのが原則である。

  2. 問2.工種別施工計画書は、施工方法が定型的な軽微な作業についてはすべて省略してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは品質や安全に影響する重要工種については軽微であっても作成が必要であり、すべてを一律に省略することはできない。

  3. 問3.事前調査では、現地調査として既設構造物・搬入経路・近隣環境を確認するが、関係官公署との打合せは含めない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは事前調査には関係官公署との協議・申請事項の確認も含まれ、現地調査と並行して行うのが一般的である。

  4. 問4.仮設計画では、仮設電源・仮設照明・仮設足場の能力や安全性を、工事の規模と工程に応じて計画する。

    正解:○(正しい)

    解説:仮設計画は工程・工法・規模に応じて電源容量、照度、足場の強度を計画する必要があり、本設に支障が出ないよう配慮する。

  5. 問5.高圧受電設備の使用前自主検査は、自家用電気工作物の設置者ではなく電気工事業者が電気事業法に基づき実施する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは使用前自主検査は自家用電気工作物の設置者が実施する法令上の義務で、電気工事業者の責務ではない。

  6. 問6.電気主任技術者の選任は、自家用電気工作物の使用開始後30日以内に経済産業大臣に届け出ればよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは電気主任技術者は遅滞なく(原則として選任後遅滞なく)届け出る必要があり、使用開始前に選任しておくのが原則である。

  7. 問7.ネットワーク工程表のクリティカルパスは、最も所要時間が短い経路のことをいう。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはクリティカルパスは作業経路のうち最も所要時間が長い経路で、工期を支配する経路である。

  8. 問8.トータルフロートは、各作業の最遅開始時刻と最早開始時刻の差で求められ、全体工期に影響を与えずに遅延が許される時間である。

    正解:○(正しい)

    解説:トータルフロートは作業の遅延が全体工期に影響しない最大余裕時間で、最遅開始時刻と最早開始時刻の差で算定される。

  9. 問9.バーチャート工程表は、作業間の関連が明確で大規模工事の進度管理に最も適している。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはバーチャートは作成が容易で進度把握には有効だが、作業間の関連性が表現しにくく大規模・複雑工事には不向きである。

  10. 問10.Sカーブ(出来高累計曲線)は、計画と実績の乖離を金額または進捗率の累計で把握する手法である。

    正解:○(正しい)

    解説:Sカーブは時間軸に対する累計出来高を曲線で示し、計画と実績の差を視覚的に把握できる進度管理手法である。

  11. 問11.タクト工程表は、同一作業の繰返しが少ない短工期の小規模工事に最も適した工程管理手法である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはタクト工程は同種作業を一定リズムで繰返し展開する手法で、高層建物等の繰返し工事に適している。

  12. 問12.工期短縮を図るためにクラッシュ(特急)を実施する場合、クリティカルパス以外の作業を優先して短縮する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは工期短縮はクリティカルパス上の作業を短縮しないと全体工期は短くならないため、CP上の作業を優先する。

  13. 問13.QC七つ道具のうち、パレート図は不良項目を件数の多い順に並べ重点管理項目を抽出する手法である。

    正解:○(正しい)

    解説:パレート図は不良や事故の項目を件数の多い順に並べ、累積比率で重点項目を視覚化するQC七つ道具の代表的手法である。

  14. 問14.特性要因図は、品質特性に影響を与える要因を魚の骨状に整理した図で、原因究明に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:特性要因図(フィッシュボーン)は結果と原因の関係を体系的に整理する図で、品質問題の原因究明に有効である。

  15. 問15.ヒストグラムは、データの相関の有無を判断するために2変量を座標にプロットしたグラフである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはヒストグラムは度数分布図でばらつきや形状を把握するもので、2変量の相関を見るのは散布図である。

  16. 問16.管理図は時間的変動を表す折れ線グラフに上下管理限界線を引き、工程の異常を判定する手法である。

    正解:○(正しい)

    解説:管理図は工程の安定状態を統計的に判定するため、中心線と管理限界線を設定し点のばらつきから異常原因の有無を見る。

  17. 問17.ISO9000シリーズは、製品そのものの品質規格を定めたものであり、品質マネジメントシステムの規格ではない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはISO9000シリーズは品質マネジメントシステムに関する国際規格群であり、製品自体の規格ではない。

  18. 問18.抜取検査は、ロットの一部を試料として検査し、ロット全体の合否を判定する検査方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:抜取検査は破壊検査が必要な場合や全数検査が経済的に困難な場合に用い、統計的根拠でロットの合否を判定する。

  19. 問19.高圧ケーブルの絶縁耐力試験では、最大使用電圧の1.5倍の交流電圧を連続10分間加える試験を行うことができる。

    正解:○(正しい)

    解説:電技解釈に基づき高圧ケーブルの交流絶縁耐力試験電圧は最大使用電圧の1.5倍で、連続10分間加圧して絶縁性能を確認する。

  20. 問20.接地抵抗測定は、原則として補助接地極を用いる電位降下法により実施する。

    正解:○(正しい)

    解説:接地抵抗測定は被測定極と2本の補助接地極を用いる電位降下法(接地抵抗計)が一般的で、確実な接地状態を確認する。

  21. 問21.保護継電器の動作試験は据付前のみ行い、設置後の現地試験は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは現地据付後にも整定値・動作特性・連動動作の確認試験を行う必要があり、定期試験も実施する。

  22. 問22.労働災害の度数率は、延べ実労働時間100万時間当たりの労働災害による死傷者数を表す。

    正解:○(正しい)

    解説:度数率=(死傷者数/延べ実労働時間)×1,000,000で、100万時間当たりの死傷者数を示し、発生頻度の指標である。

  23. 問23.強度率は、延べ実労働時間1,000時間当たりの労働損失日数で表される。

    正解:○(正しい)

    解説:強度率=(労働損失日数/延べ実労働時間)×1,000で、1,000時間当たりの損失日数を示し、災害の重さの指標となる。

  24. 問24.年千人率は、1か月平均労働者1,000人当たりの1年間に発生した死亡者の数を表す指標である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは年千人率は1年間に発生した死傷者数を1,000人当たりに換算した指標で、死亡者だけではない。

  25. 問25.高さ2m以上の作業床の端で墜落の危険がある箇所には、囲い、手すり、覆い等を設けるか、防網および要求性能墜落制止用器具を使用させる。

    正解:○(正しい)

    解説:労働安全衛生規則により高さ2m以上の墜落危険箇所には囲い等の設備または要求性能墜落制止用器具の使用が義務付けられている。

  26. 問26.停電作業を行う場合、電路の開放後は検電を省略して短絡接地器具を取り付けてよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは検電器で無電圧を確認したうえで短絡接地器具を取り付けるのが原則で、検電を省略してはならない。

  27. 問27.低圧充電電路の点検作業では、絶縁用保護具および絶縁用防具の併用は感電リスクを増加させるため避けるべきである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは絶縁用保護具(絶縁手袋等)と絶縁用防具(絶縁シート等)の併用は感電防止に有効で、安全則でも推奨されている。

  28. 問28.移動式クレーンを用いて吊り荷の下に労働者を立ち入らせて荷の位置調整を行わせてもよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはクレーン則により吊り荷の下への立入りは原則禁止であり、墜落物や落下事故の防止のため厳守すべきである。

  29. 問29.酸素欠乏危険作業では、作業前の酸素濃度測定および作業中の継続的な換気が義務付けられている。

    正解:○(正しい)

    解説:酸欠則により18%以上の酸素濃度確保が必要で、作業前の測定と作業中の換気・空気呼吸器の備付け等が求められる。

  30. 問30.リスクアセスメントは、危険性または有害性等を特定・見積り・評価し、対策を講じる一連のプロセスである。

    正解:○(正しい)

    解説:リスクアセスメントは危険源の特定→見積り→評価→低減措置の検討・実施という流れで、事業者の努力義務とされる。

  31. 問31.KY活動(危険予知活動)は、作業終了後に当日の災害発生を集計するだけの記録的活動である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはKY活動は作業開始前に潜在危険を話し合い対策を確認する事前活動であり、事後集計だけのものではない。

  32. 問32.B種接地工事は、高圧電路と低圧電路を結合する変圧器の低圧側中性点に施す接地工事である。

    正解:○(正しい)

    解説:B種接地は高低圧混触時の低圧側電位上昇を抑えるため、変圧器低圧側の中性点(中性点がない場合は1端子)に施す接地である。

  33. 問33.D種接地工事の接地抵抗値は、原則として10Ω以下と定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはD種接地工事の接地抵抗値は原則100Ω以下(地絡遮断装置0.5秒以内動作で500Ω以下)と定められている。

  34. 問34.金属管工事において、屋外で湿気の多い場所では、防湿装置を施した金属管および接続部を使用する必要がある。

    正解:○(正しい)

    解説:湿気・水気のある場所では金属管の腐食防止と防湿対策が必要であり、防湿型ボックス等を用いて施工する。

  35. 問35.ケーブルラックの支持間隔は鋼製の場合、水平部では原則として3m以下とする。

    正解:○(正しい)

    解説:内線規程ではケーブルラックの鋼製水平部支持間隔は3m以下とされ、垂直部は6m以下が一般的である。

  36. 問36.合成樹脂可とう電線管(PF管)は、自己消火性があり、コンクリート埋設にも使用できる。

    正解:○(正しい)

    解説:PF管は自己消火性を有しコンクリート埋設も可能で、屋内配線で広く用いられる可とう性のある合成樹脂管である。

  37. 問37.CD管はオレンジ色で識別され、自己消火性を有するため隠ぺい配管にも露出配管にも使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはCD管は自己消火性を有しないため、原則としてコンクリート埋設専用で、露出配管には使用できない。

  38. 問38.1級電気工事施工管理技士の応用能力問題は、現場での適切な判断力を問うため、計算問題のみで構成されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは応用能力問題は施工計画・工程・品質・安全等の実務的判断を問う五肢択一で、計算問題に限定されない。

  39. 問39.施工計画書の作成において、施工管理者が最初に検討すべき事項として最も適当なものはどれか。

    • ア.工事完了後の保証期間延長
    • イ.下請業者の利益率
    • ウ.契約条件と設計図書の確認
    • エ.本社の利益目標額

    正解:ウ.契約条件と設計図書の確認

    解説:施工計画ではまず契約条件(工期・仕様・支給品等)と設計図書の内容を把握し、現地条件と整合させることが第一歩である。

  40. 問40.ネットワーク工程表で、ある作業のフリーフロートに関する記述として最も適当なものはどれか。

    • ア.クリティカルパスのみに与えられる余裕時間
    • イ.全体工期を必ず1日短縮できる余裕時間
    • ウ.作業を必ず前倒しできる余裕時間
    • エ.後続作業の最早開始時刻に影響を与えない範囲で遅らせられる余裕時間

    正解:エ.後続作業の最早開始時刻に影響を与えない範囲で遅らせられる余裕時間

    解説:フリーフロートはその作業を遅らせても後続作業の最早開始時刻に影響しない余裕時間で、トータルフロート以下となる。

  41. 問41.QC七つ道具のうち、データの相関関係を視覚的に把握するために用いるものとして最も適当なものはどれか。

    • ア.散布図
    • イ.ヒストグラム
    • ウ.パレート図
    • エ.管理図

    正解:ア.散布図

    解説:散布図は2変量データを座標にプロットし相関の有無や傾向を把握するQC七つ道具で、要因解析等に用いられる。

  42. 問42.労働災害の度数率の算出式として最も適当なものはどれか。

    • ア.(死傷者数/延べ実労働時間)×1,000
    • イ.(死傷者数/延べ実労働時間)×1,000,000
    • ウ.(労働損失日数/延べ実労働時間)×1,000
    • エ.(死傷者数/平均労働者数)×1,000

    正解:イ.(死傷者数/延べ実労働時間)×1,000,000

    解説:度数率=(労働災害による死傷者数/延べ実労働時間)×1,000,000で、100万時間当たりの発生頻度を表す指標である。

  43. 問43.高圧受電設備の竣工試験項目として、最も関係のないものはどれか。

    • ア.絶縁抵抗測定
    • イ.接地抵抗測定
    • ウ.誘導電動機の始動特性試験
    • エ.絶縁耐力試験

    正解:ウ.誘導電動機の始動特性試験

    解説:誘導電動機の始動特性試験は受電設備竣工試験の必須項目ではなく、電動機側の試験で受電設備本体の確認とは別である。

  44. 問44.B種接地工事の接地抵抗値を計算する際の基本式として最も適当なものはどれか(変圧器1線地絡電流をI〔A〕とする)。

    • ア.100/I〔Ω〕
    • イ.300/I〔Ω〕
    • ウ.10/I〔Ω〕
    • エ.150/I〔Ω〕

    正解:エ.150/I〔Ω〕

    解説:B種接地抵抗値は原則150/I〔Ω〕で、1線地絡電流に応じて算定する。混触時の低圧側電位上昇を150V以下に抑える趣旨である。

  45. 問45.電気事業法における自家用電気工作物の使用前自主検査の実施時期として、最も適当なものはどれか。

    • ア.使用開始の直前(使用前)
    • イ.使用開始後3か月以内
    • ウ.毎年定期点検時に同時実施
    • エ.保守点検時の年1回

    正解:ア.使用開始の直前(使用前)

    解説:使用前自主検査は自家用電気工作物の設置・変更工事完了後、使用開始前に実施するもので、結果を経済産業大臣に届け出る必要がある。

  46. 問46.工程管理における進度管理の手法として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.Sカーブ
    • イ.特性要因図
    • ウ.ネットワーク工程表
    • エ.バーチャート

    正解:イ.特性要因図

    解説:特性要因図は品質管理の原因究明手法であり、進度管理の手法ではない。Sカーブ・バーチャート・ネットワーク工程表は進度管理用である。

  47. 問47.安全管理者を選任しなければならない事業場の規模として、最も適当なものはどれか(建設業の場合)。

    • ア.常時10人以上
    • イ.常時30人以上
    • ウ.常時50人以上
    • エ.常時100人以上

    正解:ウ.常時50人以上

    解説:労働安全衛生法では建設業において常時50人以上の労働者を使用する事業場で安全管理者の選任が義務付けられている。

  48. 問48.墜落制止用器具のうち、6.75mを超える高さで用いる場合に原則として使用すべきものはどれか。

    • ア.胴ベルト型(一本つり)
    • イ.U字つり胴ベルト型
    • ウ.腰当てベルト型
    • エ.フルハーネス型

    正解:エ.フルハーネス型

    解説:墜落制止用器具の選択基準では6.75m超ではフルハーネス型が原則であり、それ以下では胴ベルト型も使用可能とされている。

  49. 問49.QC七つ道具のうち、不良項目を多い順に並べて累積比率を示し、重点指向に用いるものはどれか。

    • ア.パレート図
    • イ.ヒストグラム
    • ウ.散布図
    • エ.チェックシート

    正解:ア.パレート図

    解説:パレート図は不良項目別の件数を多い順に棒で並べ、累積比率を折れ線で示し、重点管理項目(重要少数)の抽出に用いる。

  50. 問50.ケーブルラックの施工に関する記述として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.鋼製水平部の支持間隔は3m以下とする
    • イ.電力と弱電のケーブルを区画なしで同一段に並列敷設してよい
    • ウ.金属製ケーブルラックには所定の接地工事を施す
    • エ.曲がり部での曲げ半径はケーブル仕上り外径の所定倍以上とする

    正解:イ.電力と弱電のケーブルを区画なしで同一段に並列敷設してよい

    解説:電力ケーブルと弱電ケーブルを同一ラックに区画なしで混載すると誘導障害の原因となるため、セパレータ等で区画するのが原則である。

  51. 問51.金属管工事における接地工事の種別として、使用電圧300V以下の場合に施すものはどれか。

    • ア.A種接地工事
    • イ.B種接地工事
    • ウ.D種接地工事
    • エ.C種接地工事

    正解:ウ.D種接地工事

    解説:電技解釈により300V以下の金属管工事ではD種接地工事を施すのが原則で、300Vを超える場合はC種接地工事となる。

  52. 問52.高圧電路の絶縁耐力試験における試験電圧として、最も適当なものはどれか(交流電路、最大使用電圧の倍率)。

    • ア.最大使用電圧の0.5倍を10分間
    • イ.最大使用電圧の1.0倍を10分間
    • ウ.最大使用電圧の2.0倍を5分間
    • エ.最大使用電圧の1.5倍を10分間

    正解:エ.最大使用電圧の1.5倍を10分間

    解説:高圧電路の交流絶縁耐力試験は最大使用電圧の1.5倍の電圧を連続10分間加える方法で行うのが原則である。

  53. 問53.停電作業の手順として、最も適当なものはどれか。

    • ア.開閉器開放→検電→短絡接地→作業開始
    • イ.開閉器開放→短絡接地→検電→作業開始
    • ウ.検電→開閉器開放→短絡接地→作業開始
    • エ.開閉器開放→作業開始→検電→短絡接地

    正解:ア.開閉器開放→検電→短絡接地→作業開始

    解説:停電作業は開閉器開放→検電→短絡接地→作業開始の順が原則で、検電の省略や短絡接地の省略は感電事故につながる。

  54. 問54.リスクアセスメントの実施手順として、最も適当なものはどれか。

    • ア.低減措置→評価→見積り→危険源の特定
    • イ.危険源の特定→見積り→評価→低減措置
    • ウ.評価→低減措置→危険源の特定→見積り
    • エ.見積り→評価→危険源の特定→低減措置

    正解:イ.危険源の特定→見積り→評価→低減措置

    解説:リスクアセスメントは危険性・有害性の特定→リスクの見積り→リスク評価→リスク低減措置の検討・実施の順で進める。

  55. 問55.工事現場における仮設電源計画で考慮すべき事項として、最も関係のないものはどれか。

    • ア.必要容量と需要率の算定
    • イ.電圧降下と幹線サイズ
    • ウ.完成後の本設電力料金試算
    • エ.漏電遮断器・接地の設置

    正解:ウ.完成後の本設電力料金試算

    解説:完成後の本設電力料金の試算は仮設電源計画の本質的項目ではなく、必要容量・電圧降下・分電盤配置・漏電遮断器設置等が中心である。

  56. 問56.施工計画書に記載すべき事項として、最も関係の薄いものはどれか。

    • ア.工事概要と施工体制
    • イ.工程計画と品質計画
    • ウ.安全衛生管理計画
    • エ.工事完了後の借入金返済計画

    正解:エ.工事完了後の借入金返済計画

    解説:工事完了後の借入金返済計画は施工計画書の記載事項ではなく、工事概要・体制・工程・品質・安全・環境等が中心である。

  57. 問57.ネットワーク工程表に関する記述として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.進捗の把握が著しく困難で大規模工事に不向きである
    • イ.クリティカルパスにより工期支配作業が明確になる
    • ウ.作業間の関連が明確に把握できる
    • エ.作成・修正にはある程度の熟練を要する

    正解:ア.進捗の把握が著しく困難で大規模工事に不向きである

    解説:ネットワーク工程表は作業相互の関連が明確で大規模工事に適し、作成・修正には熟練を要するが、進捗把握が困難なわけではない。

  58. 問58.電気工事の品質管理におけるPDCAサイクルの順序として、最も適当なものはどれか。

    • ア.実施→計画→改善→評価
    • イ.計画→実施→評価→改善
    • ウ.評価→計画→実施→改善
    • エ.改善→評価→実施→計画

    正解:イ.計画→実施→評価→改善

    解説:PDCAはPlan(計画)→Do(実施)→Check(評価)→Act(改善)の順で回し、継続的改善を図る品質管理の基本サイクルである。

  59. 問59.保護継電器の試験項目として、最も関係のないものはどれか。

    • ア.最小動作値試験
    • イ.動作時間特性試験
    • ウ.絶縁油の酸価度試験
    • エ.整定値の確認試験

    正解:ウ.絶縁油の酸価度試験

    解説:絶縁油の酸価度試験は変圧器等の絶縁油管理試験であり、保護継電器そのものの動作試験項目には含まれない。

  60. 問60.高圧充電電路の近接作業で使用する絶縁用保護具として、最も適当なものはどれか。

    • ア.低圧用絶縁手袋
    • イ.革手袋
    • ウ.綿軍手
    • エ.高圧用絶縁手袋

    正解:エ.高圧用絶縁手袋

    解説:高圧充電部近接作業では高圧用絶縁手袋・絶縁長靴等の保護具を着用する必要があり、低圧用では絶縁性能が不足する。

  61. 問61.酸素欠乏症等防止規則における安全な酸素濃度の下限として、最も適当なものはどれか。

    • ア.18%以上
    • イ.16%以上
    • ウ.14%以上
    • エ.21%以上

    正解:ア.18%以上

    解説:酸欠則では酸素濃度18%以上を確保することが定められており、これを下回る場所は酸素欠乏危険場所となる。

  62. 問62.電気工事業の登録に関する記述として、最も適当なものはどれか。

    • ア.登録の有効期間は10年である
    • イ.登録の有効期間は5年である
    • ウ.登録は不要で届出のみでよい
    • エ.登録は工事完了後に行えばよい

    正解:イ.登録の有効期間は5年である

    解説:電気工事業法では一般用電気工作物のみに係る電気工事業者は登録、自家用も扱う者は通知等の区分があり、有効期間は5年である。

  63. 問63.工事現場で実施するTBM(ツールボックスミーティング)の目的として、最も適当なものはどれか。

    • ア.翌月の予算消化計画
    • イ.本社への経営報告
    • ウ.当日作業の危険予知と安全確認
    • エ.労働組合との団体交渉

    正解:ウ.当日作業の危険予知と安全確認

    解説:TBMは作業開始前に班単位で当日作業の危険要因と対策を共有・確認する短時間ミーティングで、災害防止が主目的である。

  64. 問64.電気設備の絶縁抵抗測定における低圧電路の測定機器として、最も適当なものはどれか。

    • ア.クランプメーター
    • イ.回路計(テスター)
    • ウ.接地抵抗計
    • エ.絶縁抵抗計(メガー)

    正解:エ.絶縁抵抗計(メガー)

    解説:低圧電路の絶縁抵抗測定には絶縁抵抗計(メガー)を用い、直流の高電圧を印加して絶縁抵抗値を測定する。

  65. 問65.建設工事の工程計画における山積み・山崩しの目的として、最も適当なものはどれか。

    • ア.資源(労務・機械)の平準化と効率化
    • イ.利益の最大化のみを目的とする
    • ウ.工事の中止判断を容易にする
    • エ.下請業者の選定を簡単にする

    正解:ア.資源(労務・機械)の平準化と効率化

    解説:山積み・山崩しは資源(労務・機械)の投入量を平準化して効率的に配分し、過大なピークや遊休を解消するための工程調整手法である。

  66. 問66.電気工事における搬入計画で考慮すべき事項として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.搬入経路と道路使用許可
    • イ.完成後の保証期間延長交渉
    • ウ.資機材の保管場所と養生
    • エ.揚重機械の選定と能力

    正解:イ.完成後の保証期間延長交渉

    解説:搬入計画では搬入経路・揚重機械・保管場所・近隣への配慮等を検討する。完成後の保証期間延長は搬入計画の項目ではない。

  67. 問67.接地工事の種別と接地抵抗値の組合せで、最も適当なものはどれか。

    • ア.A種:100Ω以下
    • イ.D種:10Ω以下
    • ウ.A種:10Ω以下
    • エ.B種:固定で5Ω以下

    正解:ウ.A種:10Ω以下

    解説:A種接地工事の接地抵抗値は10Ω以下で、高圧用機器の外箱等に施す接地である。C種は10Ω以下、D種は原則100Ω以下である。

  68. 問68.新QC七つ道具のうち、複雑な事象の因果関係を矢印で結び、原因と結果を体系的に整理する手法として最も適当なものはどれか。

    • ア.親和図法
    • イ.マトリックス図法
    • ウ.系統図法
    • エ.連関図法

    正解:エ.連関図法

    解説:連関図法は複雑に絡み合った原因と結果を矢印で結びつけ整理する新QC七つ道具で、要因分析や問題構造の見える化に有効である。

  69. 問69.1級電気工事施工管理技士の応用能力問題で問われる、施工管理上の判断として最も適当なものはどれか。

    • ア.工程・品質・安全・コストを総合的に判断する
    • イ.最低価格のみを基準に資材を選定する
    • ウ.工程短縮のため安全規定を一時的に省く
    • エ.監理者の指示なく仕様を独自に変更する

    正解:ア.工程・品質・安全・コストを総合的に判断する

    解説:応用能力問題は現場の状況に応じた最適な施工計画・工程調整・品質確保・安全配慮の総合判断を問うもので、根拠に基づく判断が求められる。

  70. 問70.工程表の特徴に関する記述として、最も適当なものはどれか。

    • ア.バーチャートはクリティカルパスを自動算出できる
    • イ.ガントチャートは作業の進捗率は分かるが作業間の関連や所要日数の把握が難しい
    • ウ.ネットワーク工程表は中小規模の単純工事専用である
    • エ.Sカーブは作業順序を線で結んで表示する

    正解:イ.ガントチャートは作業の進捗率は分かるが作業間の関連や所要日数の把握が難しい

    解説:ガントチャートは作業の進捗率を横棒で示すが、作業間の関連や所要日数の把握が困難で、進度の概略把握向きの単純な工程表である。

  71. 問71.電気主任技術者の選任に関する記述として、最も適当なものはどれか。

    • ア.選任は使用開始の1年後でよい
    • イ.選任不要で外部委託のみで済む(全規模一律)
    • ウ.選任後遅滞なく経済産業大臣に届け出る
    • エ.選任は工事完了報告書に記載するだけでよい

    正解:ウ.選任後遅滞なく経済産業大臣に届け出る

    解説:電気事業法では自家用電気工作物の設置者は工事計画の届出と並行して電気主任技術者を選任し、遅滞なく経済産業大臣へ届け出る必要がある。

  72. 問72.施工管理における工程・品質・安全のトレードオフ関係について、最も適当な記述はどれか。

    • ア.工程短縮を最優先し品質と安全は二の次でよい
    • イ.三者は独立しており相互に影響しない
    • ウ.安全は法令最低限のみ守ればよい
    • エ.三者は相互に影響しバランスを取ることが重要である

    正解:エ.三者は相互に影響しバランスを取ることが重要である

    解説:工程・品質・安全はトレードオフが生じやすく、いずれかを犠牲にせず最適バランスを取ることが施工管理の本質的役割である。

  73. 問73.電気工事における揚重計画で最も考慮すべき事項として、最も適当なものはどれか。

    • ア.揚重物の重量・寸法と機械能力の整合
    • イ.作業員の昼食メニュー選定
    • ウ.完成後の保証範囲
    • エ.下請業者の本社所在地

    正解:ア.揚重物の重量・寸法と機械能力の整合

    解説:揚重計画では揚重物の重量・寸法、揚重機械の能力・据付位置、作業半径と周辺障害物等を総合的に検討し、安全に作業できるよう計画する。

  74. 問74.C種接地工事の接地抵抗値として、最も適当なものはどれか(地絡遮断装置による緩和規定を考慮しない原則値)。

    • ア.100Ω以下
    • イ.10Ω以下
    • ウ.150Ω以下
    • エ.500Ω以下

    正解:イ.10Ω以下

    解説:C種接地工事の接地抵抗値は原則10Ω以下で、300Vを超える低圧電路の金属部分の保護接地として施す。

  75. 問75.電気工事における品質管理の重点として、最も適当でないものはどれか。

    • ア.設計図書との適合確認
    • イ.材料・機器の規格適合確認
    • ウ.下請業者の自社利益額の管理
    • エ.施工精度の検査と是正

    正解:ウ.下請業者の自社利益額の管理

    解説:下請業者の自社利益額は発注者・施工者の品質管理上の管理対象ではなく、設計図書適合・性能試験・施工精度等が品質管理の重点である。