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測量士試験のよくある質問15選|測量士補との違い

測量士試験に関するよくある質問15選を、独学合格者の視点でまとめました。受験資格・測量士補との違い・午後記述式の対策・独学可否・合格率変動の理由・勉強時間・電卓持込・土地家屋調査士の午前免除等、受験前に押さえておきたい疑問を網羅しています。

※受験料・試験日程・合格基準等は改定される場合があります。最新情報は必ず国土地理院の公式情報でご確認ください。

Q1. 測量士試験の合格率はどれくらいですか?

長期平均で10〜15%です。年度により大きく変動し、5%台〜40%台の幅で振れます。直近のR7(令和7年)は40.2%と例外的に高めの数字でしたが、過去10年通算では10%台前半に収束する難関国家資格です。

Q2. なぜ合格率の変動が大きいのですか?

合格基準が絶対評価(午前450点以上+合計910点以上)であり、相対評価ではないためです。その年の問題(とくに午後記述式)の難易度・採点基準・部分点配分がそのまま合格率に反映されます。「合格率の高い年に運よく受かる」を狙うのではなく、難化年でも合格できる実力を積むのが鉄則です。

Q3. 受験資格はありますか?

受験資格は一切ありません。学歴・実務経験・年齢を問わず誰でも受験できます。さらに合格すれば実務経験要件なしでそのまま測量士として登録できる点も、測量士補からの実務経験ルートと並ぶ大きな利点です。

Q4. 受験料はいくらですか?

書面申請が4,250円(収入印紙)、電子申請が4,200円です。電子申請の方が50円安く手続きも簡便なため、特別な理由がなければ電子申請が推奨されます。

Q5. 試験はどのような形式ですか?

午前は択一式28問(700点満点)、午後は記述式(必須1題+選択2題/4題)の二部構成です。合格には午前450点以上、かつ午前午後合計910点以上(満点1,400点)が必要で、午前で足切り基準を満たせないと午後の点数に関係なく不合格となります。

Q6. 測量士と測量士補は何が違うのですか?

測量士補が測量士の作成した計画に従って作業を行う「補助者」であるのに対し、測量士は公共測量の計画作製・実施の責任者として作業機関に配置される技術者です。試験範囲は重なる部分が多いですが、測量士は午後に記述式試験が課されます。測量士補に合格してから測量士に挑戦するのが王道ルートです。

Q7. 午後記述式の対策はどうすればよいですか?

過去問10年分の解答例を写経して答案構成を体に染み込ませるのが最も効果的です。選択問題は4分野すべてを対策する余裕がないため、基準点測量+応用測量など得意2分野に絞って深掘りするのが定石。採点は「答えが合うこと」より計算過程・前提条件の明示で部分点を積み上げる答案が評価されます。

Q8. 独学でも合格できますか?

できます。午前択一は過去問の類似問題が多く独学で対応しやすい一方、午後記述式は答案を手で書く練習を継続できるかが鍵です。学習時間500〜700時間を確保し、午後対策に半分以上を充てる配分なら独学合格は十分に現実的です。詳しくは勉強法・参考書を参照してください。

Q9. 学習時間の目安はどれくらいですか?

測量士補保有・実務経験者で500〜600時間、測量系学科出身・建設業実務経験者で600〜700時間、初学者で700〜900時間が目安です。5月の試験に向けて前年の夏〜秋からの学習開始が標準的なペースになります。

Q10. 出題範囲はどのような内容ですか?

測量法規/基準点測量/地形写真測量/地図編集/応用測量の5分野から出題されます。当サイトの一問一答は測量法規基準点測量地形写真測量地図編集応用測量の5章構成です。

Q11. 電卓は使えますか?

はい、関数電卓の使用が認められています(プログラム機能付き・通信機能付きを除く)。計算問題が中心の試験のため、電卓の使い方に習熟しているかどうかが午前午後ともに大きく得点差を生みます。普段から本番で使う電卓と同じ機種で過去問演習を行ってください。最新のルールは受験案内で必ず確認してください。

Q12. 測量士に合格すると土地家屋調査士の試験が有利になりますか?

はい。測量士に合格すると土地家屋調査士試験の午前試験が免除されます。これは測量士補と同じ免除制度で、土地家屋調査士を目指す方にとっては実質的な必須ルートとなっています。

Q13. 合格すれば実務経験なしですぐに測量士登録できますか?

はい。試験合格者は実務経験要件なしでそのまま測量士として登録できます。これは測量士補から実務経験で測量士になるルートと並ぶ大きな利点で、最短ルートで責任者資格を取得したい方には試験合格が現実的な選択肢になります。

Q14. 何回でも受験できますか?

はい、受験回数に制限はありません。測量士試験は年1回(5月第3日曜日)実施され、不合格でも翌年以降に再挑戦できます。一度合格すればその合格は有効で、有効期限もありません。

Q15. 測量士補と測量士、どちらを先に取るべきですか?

測量・建設未経験の方は測量士補から先に取得するのが王道です。測量士補は午前択一相当の試験のみで合格率約48%と現実的に到達可能であり、その学習がそのまま測量士の午前対策につながります。一方、すでに測量実務経験があり午前択一の知識が十分にある方は、測量士補を飛ばして直接測量士に挑戦するのも合理的です。学習計画は勉強法・参考書を参照してください。

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