1級電気工事施工管理技士(第一次検定)のよくある質問15選|技士補とは
1級電気工事施工管理技士(第一次検定)に関するよくある質問15選を、独学合格者の視点でまとめました。19歳要件・技士補と技士の違い・2級との難易度差・応用能力50%ルール・第二次検定との関係・監理技術者になれる条件など、受検前に押さえておきたい疑問を網羅しています。
※受験料・試験日程・合格基準等は改定される場合があります。最新情報は必ず建設業振興基金の公式情報でご確認ください。
Q1. 1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の合格率はどれくらいですか?
約35〜50%の幅で推移しており、令和7年度は41.5%でした。2級の約55%と比べるとやや低く、施工管理技士の中でも難度上位に位置します。出題範囲の広さと応用能力問題の存在が合格率を下げる要因です。
Q2. 受検資格はありますか?
令和6年度の制度改正により、試験実施年度に19歳以上であれば学歴・実務経験を問わず第一次検定を受検できるようになりました。20代前半の若手や電気系学科の学生でも受験可能です。なお、第二次検定の受検には所定の実務経験が必要です。
Q3. 受検手数料はいくらですか?
第一次検定のみの受検手数料は15,800円(非課税)です。2級(7,900円)の約2倍。試験は年1回のみ実施のため、申込期間(例年2月〜3月)を逃さないよう注意してください。
Q4. 試験はどのような形式ですか?
四肢択一マークシート方式が基本ですが、施工管理法の応用能力問題は五肢択一です。試験時間は午前2時間30分+午後2時間の合計約4時間30分。合格基準は全体60%以上かつ施工管理法(応用能力)50%以上の二重基準です。
Q5. 「技士補」と「技士」は何が違うのですか?
第一次検定に合格すると「1級電気工事施工管理技士補」となります。技士補は監理技術者の補佐者として現場で配置可能です。さらに第二次検定に合格して初めて「1級電気工事施工管理技士」となり、特定建設業の専任技術者・監理技術者として配置できる立場になります。
Q6. 2級との違いは何ですか?
2級は主任技術者(一般建設業)止まりですが、1級は監理技術者・特定建設業の専任技術者になれる点が決定的に異なります。試験形式も1級は応用能力問題(五肢択一・50%以上)が追加され、試験時間も2級の150分に対し1級は約4時間30分と長丁場です。詳しくは難易度・合格率を参照してください。
Q7. 19歳未満でも受験できますか?
1級第一次検定は試験実施年度に19歳以上であることが必須要件で、19歳未満は受験できません。19歳未満の方は、まず17歳以上で受検できる2級電気工事施工管理技士(第一次検定)から挑戦するのがおすすめです。
Q8. 独学で合格できますか?
可能です。第一次検定は知識を問うマークシート方式のため、過去問演習中心の独学でも合格圏に届きます。ただし応用能力問題(五肢択一・50%足切り)対策は手を抜けません。勉強法・参考書で具体的なロードマップを解説しています。
Q9. 学習時間の目安はどれくらいですか?
2級電気工事施工管理技士の合格者で150〜200時間、電気系学科出身・電験三種保有者で200〜250時間、電気知識ゼロの初学者で300〜400時間が目安です。実務経験・電気知識の有無で必要時間は大きく変わります。
Q10. 応用能力問題(50%ルール)とは何ですか?
施工管理法のうち応用能力問題(五肢択一)で50%以上得点しないと、全体60%超でも不合格になる足切り基準です。ネットワーク工程表・品質管理・安全管理の複合論点が出題され、過去問の徹底演習が必須。1級第一次検定の最大の関門と言えます。
Q11. 1級電気工事施工管理技士補に合格すると監理技術者になれますか?
「監理技術者の補佐」として現場配置が可能になりますが、監理技術者そのものになるには第二次検定に合格し「1級電気工事施工管理技士」を取得する必要があります。監理技術者は特定建設業(請負金額が一定額以上の電気工事)で配置が義務付けられる重要ポジションです。
Q12. 第二次検定はいつ受けられますか?
第一次検定合格後、所定の実務経験を満たせば第二次検定を受検できます。第一次検定の合格は有効期限なく有効のため、合格してから実務経験を積み、満たした年に第二次検定にチャレンジするルートが一般的です。受検資格の詳細は公式で確認してください。
Q13. 出題範囲はどのような内容ですか?
電気工学・電気設備・関連分野(建築・機械等)・施工管理法・法規の5分野です。当サイトの一問一答は電気工学、電気設備、施工管理法、法規の4章構成です。
Q14. 文系出身でも合格できますか?
可能ですが2級より計算問題のウェイトが高いため、電気工学の基本公式(オームの法則・電力計算・三相交流など)と過去問の頻出パターンは確実に押さえる必要があります。一方、法規・施工管理法の基礎・電気設備の暗記論点は文系でも得点しやすいため、得意分野で堅実に積み上げる戦略が有効です。
Q15. 試験はいつ実施されますか?
第一次検定は年1回・7月に実施されます(2026年度は7月12日)。申込期間は例年2月中旬〜3月中旬で、これを逃すと翌年まで受験機会がありません。最新の日程は建設業振興基金の公式情報で確認してください。
受検準備の関連情報・学習リソース
「よくある質問」だけで疑問が解消されない場合は、以下の関連ページもご活用ください。
- 勉強法・参考書ガイド — 独学合格のロードマップと推奨書籍
- 難易度・合格率の解説 — 分野別の難易度・学習時間の目安・応用能力50%ルール
- 受験案内・申込方法 — 受検資格・受検手数料・試験形式の最新情報
- 合格体験記 — 独学合格者の学習スケジュールと教材選び
1級電気工事施工管理技士(第一次検定) 一問一答 →