1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の申込方法と受験の流れ【完全ガイド】
1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の受験資格・申込方法・試験当日の流れ・合格発表までを完全解説します。試験は一般財団法人建設業振興基金が実施。受検手数料15,800円、年1回(2026年度は7月12日)の実施で、四肢択一マークシート方式(応用能力問題は五肢択一)。令和6年度の制度改正により、試験実施年度に19歳以上であれば学歴・実務経験を問わず受検できるようになりました。
※受験料・試験日程・合格基準等は改定される場合があります。最新情報は必ず建設業振興基金の公式情報でご確認ください。
受験資格(令和6年度改正後)
1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の受験資格は、令和6年度の制度改正により大幅に緩和されました。
- 試験実施年度に19歳以上であること
- 学歴・実務経験は一切不問
これにより、20代前半の若手や電気系学科の学生でも受験可能となりました。なお、第二次検定の受検には所定の実務経験が必要なため、第一次検定合格後に実務を積んで第二次検定に進むのが標準ルートです。
試験形式
- 実施機関: 一般財団法人建設業振興基金
- 形式: 四肢択一マークシート方式(施工管理法の応用能力問題は五肢択一)
- 試験時間: 午前2時間30分+午後2時間(合計約4時間30分)
- 出題分野: 電気工学・電気設備・関連分野・施工管理法・法規
- 合格基準: 全体60%以上かつ施工管理法(応用能力)50%以上
- 受検手数料: 15,800円(非課税)
- 試験回数: 年1回(第一次検定は7月、2026年度は7月12日)
申込方法(インターネット申請)
申込は建設業振興基金の公式サイトからインターネット申請が利用できます(再受検者は条件によりインターネット申請の利用範囲が定められています)。
- 受検案内の確認: 公式サイトで申込期間・試験日・受検料を確認
- 受検申請: インターネット申請(または所定の書面申請)
- 受検手数料の納付: 15,800円をクレジットカード等で納付
- 受検票の到着: 試験日の約2週間前に郵送で到着
- 当日受検: 受検票・写真付身分証明書・筆記用具持参
- 合格発表: 試験日から所定期間後にWeb掲示+郵送通知
- 合格証明書の取得: 第一次検定合格者は「1級電気工事施工管理技士補」となる
試験日程の目安(2026年度)
| 項目 | 時期 |
|---|---|
| 申込受付期間 | 例年2月中旬〜3月中旬(公式で要確認) |
| 受検票発送 | 試験日の約2週間前 |
| 第一次検定 試験日 | 2026年7月12日(年1回・7月実施) |
| 合格発表 | 例年8月下旬〜9月(公式で要確認) |
申込期間を逃すと翌年まで受験機会がないため、早めの準備が重要です。
受験当日の流れ
- 会場到着: 試験開始の30分前には会場入り。受検票・身分証・筆記用具を確認
- 午前の部: 2時間30分。電気工学・電気設備・関連分野などを中心に出題
- 昼食休憩: 約1時間。長丁場のため軽めの食事と水分補給を
- 午後の部: 2時間。施工管理法(応用能力問題=五肢択一)・法規が中心
- 試験終了: 解答用紙提出後に退出
合計約4時間30分のロングランで集中力勝負。試験前1週間は本番形式の通し演習で時間配分の感覚を身につけておきましょう。
当日の持ち物
- 受検票(顔写真貼付済み)
- 写真付身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)
- HB黒鉛筆またはシャープペンシル・消しゴム
- 腕時計(通信・計算機能なし)
- 昼食・飲み物(試験会場の弁当販売はない前提で準備)
合格発表と合格後の手続き
合格発表は試験日から所定期間後に、建設業振興基金のWebサイトで合格者の受検番号が掲示され、本人宛にも結果通知が郵送されます。合格者には「1級電気工事施工管理技士補」の合格証明書が交付されます。
第二次検定との関係
1級電気工事施工管理技士は第一次検定と第二次検定に分かれています。第一次検定に合格すると「1級電気工事施工管理技士補」となり、有効期限なく第二次検定を受検できます。第二次検定(実務経験要件あり)に合格すると「1級電気工事施工管理技士」となり、特定建設業の専任技術者・大規模工事の監理技術者として配置可能になります。これは建設業界における電気施工分野の最上位資格と言えます。
合格後のキャリア
「1級電気工事施工管理技士補」を取得すると、特定建設業の電気工事業で監理技術者の補佐として現場配置が可能になります。第二次検定合格後は本格的に監理技術者として大型ビル・工場・インフラ電気設備工事を統括できる立場となり、転職市場・年収の双方で大きな評価アップが期待できます。
1級電気工事施工管理技士(第一次検定) 一問一答 →