消防設備士 甲種4類「構造・機能・整備(規格)」の一問一答
📖 消防設備士 甲種4類「構造・機能・整備(規格)」の全52問と解説(一覧)
消防設備士 甲種4類の構造・機能・整備(規格)に関する一問一答(全52問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.消防用設備等の検定対象機械器具であっても、検定に合格しなくても販売・設置することができる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。検定対象は型式承認+型式適合検定に合格し合格表示を付けない限り「販売・設置できない」。
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問2.受信機・感知器・発信機・中継器は、いずれも検定対象機械器具である。
正解:○(正しい)
解説:火災の早期覚知に直結する機器は、性能にばらつきがあると人命に関わるため検定対象機械器具等に指定されている。受信機・感知器・発信機・中継器はいずれも対象で、総務大臣の型式承認と型式適合検定の両方を経なければ販売・設置できない。
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問3.型式承認とは、個々の製品が技術基準に適合していることを個別検査する制度である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。型式承認は「型式」(設計)が技術基準適合と認める制度。個別検査は型式適合検定。
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問4.型式適合検定とは、個々の製品が承認された型式どおりに製造されているかを検定する制度である。
正解:○(正しい)
解説:型式承認が「その型式の設計が基準に適合しているか」を国が認めるものであるのに対し、型式適合検定は「個々の製品が承認された型式どおりに作られているか」を確認する。両者は設計と量産品という別の段階を見ており、合格品には合格表示が付される。
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問5.検定合格表示は、製品の見やすい箇所に付さなければならない。
正解:○(正しい)
解説:検定合格表示は、その製品が型式適合検定に合格したことを示すもので、見やすい箇所に付す必要がある。表示のない検定対象機械器具は販売・販売目的の陳列・設置工事のいずれもできず、違反には罰則がある。
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問6.受信機の規格として、火災信号を受信したときから30秒以内に火災表示をすればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受信機は火災信号受信から「5秒以内」に火災表示が必要(30秒では不十分)。
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問7.受信機の予備電源は、自動切換装置を備える必要がある。
正解:○(正しい)
解説:常用電源が停電したときに人が操作しなければ切り替わらないのでは火災時に用をなさないため、予備電源には自動切換装置が必要。常用電源が復旧したときも自動的に元へ戻ることが規定されている。
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問8.P型1級受信機は、電話連絡装置を備えなければならない。
正解:○(正しい)
解説:P型1級は発信機を操作した人と受信機側の担当者が通話できるよう、電話連絡装置を備えることが規格で義務づけられている。これに対応して、P型1級発信機には電話ジャックが設けられる。
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問9.P型2級受信機は、火災灯を必ず備えなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。火災灯が必須なのはP型1級で、P型2級には求められない。P型2級は5回線以下の中小規模用として機能が簡略化されており、火災灯や電話連絡装置を省略できる。
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問10.P型3級受信機は、地区表示灯を備える必要はない。
正解:○(正しい)
解説:P型3級は1回線専用なので、どの区域から信号が来たかを示す必要がなく地区表示灯は不要。火災灯や電話連絡装置も省略でき、最も簡易な構成になっている。回線数と必要な機能が対応している点を押さえる。
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問11.差動式スポット型感知器は、室内温度70℃で30秒以内に作動するなど、感度の規格が定められている。
正解:○(正しい)
解説:差動式スポット型は感度に応じて1種・2種があり、それぞれ動作温度・時間が規格化されています。
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問12.定温式スポット型感知器は、公称作動温度が100℃以上200℃以下の範囲で定められる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。定温式の公称作動温度は「60℃以上150℃以下」(100-200℃ではない)。
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問13.煙感知器(光電式スポット型)は、煙濃度に応じて1種〜5種の感度区分がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光電式スポット型煙感知器の感度区分は1種・2種・3種の3区分で、1種がもっとも高感度。設置場所や天井高さに応じて種別が使い分けられ、種別によって1個あたりの感知面積も変わる。
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問14.感知器の表面には、種別・感度等が表示されていなければならない。
正解:○(正しい)
解説:感知器の表面には種別・型式番号・感度・製造者名などを表示することが規格で定められている。設置後の点検や更新の際に、どの種別・感度の機器かを現物から判別できるようにするためで、表示が不明なものは適否を判断できない。
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問15.発信機の押しボタンは、保護板で保護されていなければならない。
正解:○(正しい)
解説:押しボタンがむき出しだと接触や悪戯で容易に押されて非火災報を招くため、透明な保護板などで覆う。火災時には保護板を破る(または押し込む)ことで確実に操作できる構造とし、誤操作防止と操作性を両立させている。
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問16.発信機の押しボタンの色は黄色でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。押しボタンを黄色とする規定は存在しない。感知器等規格省令32条8号が色を定めているのは「外箱」で、外箱の色は赤色であること、とされている。押しボタンスイッチ自体の色には規格の定めがなく(同省令が押しボタンについて求めるのは保護板を設けることなど構造面)、黄色でなければならないという記述は誤り。
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問17.発信機の表示灯は、白色でなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。消防法施行規則24条は表示灯を「赤色の灯火」と定め、取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って10m離れたところから点灯が識別できることを求めている。発信機側も感知器等規格省令32条8号で外箱が赤色とされ、赤で統一されている(規定があるのは外箱であって押しボタンの色ではない)。白色や緑色は避難口誘導灯など別の設備の色。
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問18.地区音響装置は、防火対象物全体で1個一斉鳴動するものでなければならない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。地区音響装置は「各階ごと」に鳴動するものとする(区分鳴動の概念)。1個ではない。
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問19.受信機の主音響装置は、定格電圧における音圧が、1m離れた位置で90dB以上必要である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。受信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第1号ロにより、火災報知設備に用いる主音響装置の音圧は、定格電圧において無響室で音響装置の中心から前方1m離れた地点で85dB以上(P型3級受信機・GP型3級受信機に設けるものは70dB以上、その他のものは70dB以上)です。1m離れた位置で90dB以上が求められるのは地区音響装置(消防法施行規則第24条第5号イ)で、別の装置の基準です。なお同省令2条1号イの「定格電圧の90パーセント(予備電源が設けられているものは当該予備電源の定格電圧の85パーセント)の電圧で音響を発すること」は“鳴ること”の条件であり、音圧を測る条件ではありません。
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問20.中継器は、火災信号を受信した場合に1分以内に受信機等へ信号を送出すればよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。中継器は火災信号を受信してから5秒以内に受信機等へ信号を送出しなければならない。受信機自体も受信から5秒以内に火災表示をする必要があり、経路全体で遅れを抑えることで早期の覚知を確保している。
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問21.受信機・中継器の予備電源として、密閉型蓄電池が用いられる。
正解:○(正しい)
解説:予備電源には、液漏れやガスの発生がなく機器内部に収めても安全な密閉型蓄電池(ニッケルカドミウム電池やリチウムイオン電池など)が用いられる。常用電源停止時に自動で切り替わり、規定の時間だけ機能を維持できる容量が求められる。
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問22.感知器の絶縁抵抗は、DC500Vメガーで5MΩ以上で足りる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。感知器の絶縁抵抗はDC500Vメガーで「50MΩ以上」(5MΩでは不足)。
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問23.発信機の表面には、種別と型番が表示されていなければならない。
正解:○(正しい)
解説:発信機の表面には種別・型式番号・製造者名などを表示することが規格で定められている。設置後の点検や更新の際に、受信機の級(P型1級・2級)と適合する機器かどうかを現物から確認できるようにするためである。
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問24.P型2級発信機は、電話ジャックを備える必要がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。P型2級発信機は「電話ジャックを備える必要なし」。電話ジャック必須はP型1級。
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問25.中継器の電源回路と他の回路は、絶縁されていなければならない。
正解:○(正しい)
解説:電源回路と信号回路が電気的につながっていると、一方の異常が他方へ波及して設備全体が機能を失うおそれがある。そこで中継器では電源回路と他の回路を絶縁することが求められ、絶縁抵抗値も規格で定められている。
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問26.受信機の地区表示灯は、警戒区域全体で1個設ければよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。地区表示灯は「各警戒区域ごと」に設ける必要があります(火災発生位置の特定)。
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問27.型式承認は、消防庁長官が行う。
正解:×(誤り)
解説:誤り。型式承認を行うのは総務大臣。型式適合検定を実施するのは日本消防検定協会等で、設計を認める段階と量産品を確認する段階で主体が分かれている。消防庁長官が行うものではない。
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問28.検定合格を受けていない検定対象機械器具を販売・設置した場合、罰則の対象となる。
正解:○(正しい)
解説:消防法違反として6ヶ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金等の罰則対象となる。設置義務違反は重大な人命に関わる事案として厳しく規制される。
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問29.光電式分離型感知器は、送光部と受光部の間の煙による光の散乱を検知する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。光電式分離型は「減光(光の減衰)」を検知(散乱光検知は光電式スポット型)。
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問30.アナログ式感知器は、煙濃度や温度を連続的なアナログ信号で送信できる。
正解:○(正しい)
解説:アナログ式は煙濃度・温度を段階的またはアナログ値で受信機に伝え、より精緻な火災判別が可能です。
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問31.空気管式差動式分布型感知器の空気管の太さ・長さは規格で定められている。
正解:○(正しい)
解説:空気管は外径1.94mm以上・厚さ0.3mm以上、長さも警戒区域内で20m以上100m以下等の規定があります。
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問32.感知器の取付け面の高さに応じて使用できる感知器の種別が異なる。
正解:○(正しい)
解説:取付高さ4m未満・8m未満・15m未満・20m未満・20m以上で使用可能な感知器種別が異なります。
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問33.取付面の高さが20m以上の場合、使用できる感知器は煙感知器に限られる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。取付面の高さが20m以上では炎感知器のみが使用できる。天井が高いと熱も煙も拡散して感知器まで届きにくくなるが、炎の放射(紫外線・赤外線)は距離の影響を受けにくいためである。
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問34.次のうち、検定対象機械器具に該当しないものはどれか。
- ア.受信機
- イ.電球
- ウ.発信機
- エ.感知器
正解:イ.電球
解説:電球は検定対象外。受信機・感知器・発信機・中継器・閉鎖型スプリンクラーヘッド等は検定対象。
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問35.型式承認を行う者として正しいものはどれか。
- ア.消防庁長官
- イ.都道府県知事
- ウ.総務大臣
- エ.日本消防検定協会
正解:ウ.総務大臣
解説:型式承認は総務大臣が行い、その型式の設計が技術上の規格に適合していることを認める。個々の製品が承認された型式どおりに作られているかを確認する型式適合検定は、日本消防検定協会等が実施する。段階と主体を対応させて覚える。
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問36.P型1級受信機の必須機能として正しいものはどれか。
- ア.電話連絡装置のみ
- イ.火災灯のみ
- ウ.何も不要
- エ.電話・火災灯・地区表示灯・予備電源
正解:エ.電話・火災灯・地区表示灯・予備電源
解説:P型1級受信機は、電話連絡装置・火災灯・地区表示灯・予備電源・自動切換装置などを備える必要がある。回線数に制限がなく大規模建物に対応する型式なので、必要な機能も最も多い。P型2級・3級は規模に応じて機能が省略される。
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問37.定温式スポット型感知器の公称作動温度の範囲として正しいものはどれか。
- ア.60〜150℃
- イ.40〜100℃
- ウ.80〜200℃
- エ.100〜300℃
正解:ア.60〜150℃
解説:定温式スポット型の公称作動温度は60〜150℃の範囲で、5℃刻み(80℃を超えるものは10℃刻み)で定められる。設置場所の最高周囲温度より20℃以上高いものを選ぶことで、平常時の温度による非火災報を避ける。
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問38.受信機の火災信号受信から火災表示までの所要時間として正しいものはどれか。
- ア.1秒以内
- イ.5秒以内
- ウ.30秒以内
- エ.1分以内
正解:イ.5秒以内
解説:受信機は火災信号を受信してから5秒以内に火災表示(火災灯・地区表示灯の点灯と主音響装置の鳴動)を行う必要がある。中継器の信号送出も5秒以内と定められており、経路全体で遅れを抑えて早期覚知を確保している。
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問39.地区音響装置の音圧の規格(取り付けられた音響装置の中心から1m離れた位置)はどれか。
- ア.70dB以上
- イ.85dB以上
- ウ.90dB以上
- エ.110dB以上
正解:ウ.90dB以上
解説:消防法施行規則第24条第5号イ(イ)により、地区音響装置の音圧は、取り付けられた音響装置の中心から1m離れた位置で90dB以上です(音声により警報を発するものは92dB以上)。条文に電圧の条件は定められていません。受信機本体の主音響装置は定格電圧において1mで85dB以上(受信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第1号ロ)で、在館者へ確実に届ける必要のある地区音響装置の方が高い値を求められます。
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問40.感知器の絶縁抵抗の規格(DC500Vメガー)はどれか。
- ア.1MΩ以上
- イ.5MΩ以上
- ウ.10MΩ以上
- エ.50MΩ以上
正解:エ.50MΩ以上
解説:感知器の絶縁抵抗はDC500Vの絶縁抵抗計で50MΩ以上が必要。感知器は高温多湿の環境にも置かれるため高い絶縁性能が求められる。受信機の電源回路(5MΩ以上)とは基準値が異なるので、どの機器のどの部分かを確認して判定する。
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問41.発信機の外箱の色として正しいものはどれか。
- ア.赤色
- イ.黄色
- ウ.青色
- エ.黒色
正解:ア.赤色
解説:感知器等規格省令32条8号(P型発信機の構造及び機能)が「外箱の色は、赤色であること」と定めている。非常時に誰でも一目で識別できるようにするためで、消防法施行規則24条により直近に設ける表示灯も「赤色の灯火」とされる。なお赤色と規定されているのは外箱であって、押しボタンスイッチ自体の色は規格に定めがない(実物は保護板の奥の押しボタンが白色系のものが多い)。
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問42.次のうち、煙感知器の感度区分として正しいものはどれか。
- ア.1〜2種
- イ.1〜3種
- ウ.1〜5種
- エ.A〜D級
正解:イ.1〜3種
解説:煙感知器(光電式スポット型・イオン化式スポット型)の感度区分は1種・2種・3種で、1種がもっとも高感度。設置場所や天井高さに応じて選定し、種別によって1個あたりの感知面積も変わる。A〜D級という区分は用いない。
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問43.取付面の高さ20m以上で使用可能な感知器はどれか。
- ア.差動式スポット型
- イ.定温式スポット型
- ウ.炎感知器
- エ.光電式スポット型
正解:ウ.炎感知器
解説:取付面の高さが20m以上では炎感知器のみ使用できる。天井が高いと熱気流も煙も拡散して感知器まで届きにくくなるのに対し、炎が放射する紫外線・赤外線は距離の影響を受けにくいためである。熱感知器・煙感知器はより低い高さまでしか使えない。
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問44.中継器の信号送出時間の規格はどれか。
- ア.1秒以内
- イ.1分以内
- ウ.30秒以内
- エ.5秒以内
正解:エ.5秒以内
解説:中継器は火災信号を受信してから5秒以内に受信機等へ信号を送出しなければならない。受信機自体も受信から5秒以内に火災表示を行う必要があり、感知から報知までの遅れを最小限に抑える設計になっている。
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問45.次のうち、P型3級受信機が省略できるものはどれか。
- ア.火災灯・電話連絡装置・地区表示灯
- イ.予備電源
- ウ.音響装置
- エ.電源スイッチ
正解:ア.火災灯・電話連絡装置・地区表示灯
解説:P型3級は1回線専用のため、火災灯・電話連絡装置・地区表示灯等の機能を省略できます。
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問46.光電式分離型感知器の動作原理として正しいものはどれか。
- ア.散乱光式
- イ.減光式
- ウ.イオン化式
- エ.熱差動式
正解:イ.減光式
解説:光電式分離型は、離して設置した送光部と受光部の間を煙が遮ることで受光量が下がる減光式。1組で長い距離を監視できるため、体育館や倉庫のような広く天井の高い空間に向く。散乱光式は光電式スポット型の原理。
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問47.アナログ式感知器の特長として正しいものはどれか。
- ア.ON/OFFのみで判別する
- イ.配線が一般式と全く同じ
- ウ.煙濃度や温度を段階的・アナログ値で送信できる
- エ.感度調整できない
正解:ウ.煙濃度や温度を段階的・アナログ値で送信できる
解説:アナログ式は煙濃度・温度のアナログ値を送信し、受信機側で複数段階の判別が可能です。
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問48.空気管式差動式分布型感知器の空気管長さの規定として概ね正しいものはどれか。
- ア.1警戒区域内で5m以上20m以下
- イ.長さ規定なし
- ウ.1警戒区域内で100m以上1000m以下
- エ.1警戒区域内で20m以上100m以下
正解:エ.1警戒区域内で20m以上100m以下
解説:空気管は1警戒区域あたり20m以上100m以下とする。短すぎると温度変化による空気の膨張量が足りず作動せず、長すぎると局所的な温度上昇が全体に薄まって感度が鈍るため、上下両方に制限がある。
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問49.次のうち、検定合格表示なしで設置・販売してよいものはどれか。
- ア.一般用配線
- イ.感知器
- ウ.受信機
- エ.発信機
正解:ア.一般用配線
解説:受信機・感知器・発信機・中継器はいずれも検定対象機械器具で、合格表示のないものは販売も設置もできない。一般用の配線材料は検定対象ではないが、耐火・耐熱を要する部分には所定の性能を持つ電線を使う必要がある。
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問50.受信機の主音響装置の音圧は、定格電圧において1m離れた位置で85dB以上である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。受信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第1号ロにより、火災報知設備に用いる主音響装置の音圧は、定格電圧において無響室で音響装置の中心から前方1m離れた地点で85dB以上です(P型3級受信機・GP型3級受信機に設けるものは70dB以上)。在館者全体へ知らせる地区音響装置は1mで90dB以上(消防法施行規則第24条第5号イ)とより高い値が求められます。受信機の近くには監視する人がいるのに対し、地区音響は離れた在館者へ届ける必要があるためです。
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問51.受信機の表示・表示灯は、定格電圧の85〜110%で正常に作動する必要がある。
正解:○(正しい)
解説:実際の電源電圧は負荷の変動などで多少変わるため、定格電圧の85〜110%の範囲で表示や表示灯が正常に機能することが求められる。想定される電源変動の下でも確実に動作することを担保する規格である。
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問52.次のうち、感知器の表面に表示することが規格で求められないものはどれか。
- ア.使用者の名前
- イ.型番
- ウ.感度
- エ.種別
正解:ア.使用者の名前
解説:感知器には種別・型番・感度・製造者名等の表示が必要ですが、「使用者の名前」は表示対象外です。