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日本語検定 3級 全分野の一問一答

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📖 日本語検定 3級「全分野」の全300問と解説(一覧)

日本語検定 3級の全分野に関する一問一答(全300問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.次の文の「に」と同じ用法のものはどれか。「彼は駅に着いた。」

    • ア.学校に通う
    • イ.友人に本を渡す
    • ウ.公園に集まる
    • エ.三時に出発する

    正解:ウ.公園に集まる

    解説:「駅に着いた」の「に」は到着点・帰着点を表す。「公園に集まる」も動作の帰着する場所を示す。「友人に」は相手、「学校に通う」は方向、「三時に」は時を表す。

  2. 問2.「先生が生徒に本を読ませる。」この文の述語の態(ヴォイス)は何か。

    • ア.受身
    • イ.自発
    • ウ.可能
    • エ.使役

    正解:エ.使役

    解説:「読ませる」は動詞「読む」に使役の助動詞「せる」が付いた形で、ほかの者にある動作をさせる使役を表す。

  3. 問3.次のうち、いわゆる「ら抜き言葉」はどれか。

    • ア.食べれる
    • イ.見られる
    • ウ.来られる
    • エ.起きられる

    正解:ア.食べれる

    解説:「食べれる」は本来「食べられる」と言うべきところから「ら」が抜けた、ら抜き言葉。規範的には「食べられる」が正しい。

  4. 問4.「美しい花」の「美しい」の品詞は何か。

    • ア.形容動詞
    • イ.形容詞
    • ウ.副詞
    • エ.連体詞

    正解:イ.形容詞

    解説:「美しい」は言い切りが「い」で終わり、活用する自立語で性質・状態を表すので形容詞である。

  5. 問5.「静かな部屋」の「静かな」の品詞は何か。

    • ア.連体詞
    • イ.形容詞
    • ウ.形容動詞
    • エ.副詞

    正解:ウ.形容動詞

    解説:「静かだ」は言い切りが「だ」で終わる活用する自立語で、状態を表す形容動詞。連体形が「静かな」となる。

  6. 問6.「大きな箱」の「大きな」の品詞は何か。

    • ア.形容詞
    • イ.副詞
    • ウ.形容動詞
    • エ.連体詞

    正解:エ.連体詞

    解説:「大きな」は活用がなく体言だけを修飾する連体詞。形容詞「大きい」とは別語なので注意する。

  7. 問7.次の文の「の」のうち、主語を表す(「が」に置き換えられる)ものはどれか。

    • ア.君の言うとおりだ
    • イ.赤いのを買う
    • ウ.私の本
    • エ.ペンの先

    正解:ア.君の言うとおりだ

    解説:「君の言うとおり」の「の」は「君が言うとおり」と言い換えられ、従属節の主語を表す。ほかは連体修飾や体言代用の「の」。

  8. 問8.「彼に笑われた。」この文の述語の態(ヴォイス)は何か。

    • ア.使役
    • イ.受身
    • ウ.尊敬
    • エ.可能

    正解:イ.受身

    解説:「笑われた」は「笑う」に受身の助動詞「れる」が付いた形。自分にとって迷惑な動作を受ける、いわゆる迷惑(被害)の受身である。

  9. 問9.次のうち、敬語として正しい言い方はどれか。

    • ア.お客様が申し上げた
    • イ.お客様が申された
    • ウ.お客様がおっしゃった
    • エ.お客様が伺った

    正解:ウ.お客様がおっしゃった

    解説:「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で、相手の動作に正しく使える。「申す」「申し上げる」「伺う」は謙譲語なので客の動作には用いない。

  10. 問10.「雨が降れば、試合は中止だ。」の「ば」の用法として正しいものはどれか。

    • ア.確定した過去の理由
    • イ.並立
    • ウ.逆接
    • エ.仮定の条件

    正解:エ.仮定の条件

    解説:「降れば」は未実現の事柄を仮に想定して述べる仮定条件を表す。「もし~ならば」の意。

  11. 問11.次の文のうち、係り受け(呼応)が正しいものはどれか。

    • ア.たぶん来るだろう
    • イ.まるで本物だ
    • ウ.決して行きます
    • エ.少しも面白い

    正解:ア.たぶん来るだろう

    解説:「たぶん」は推量の「だろう」と呼応する。「決して」は打消し、「まるで」は「ようだ」、「少しも」は打消しと呼応するので他は不適切。

  12. 問12.次のうち、二重敬語(過剰な敬語)になっているものはどれか。

    • ア.ご覧になる
    • イ.お読みになられる
    • ウ.召し上がる
    • エ.おっしゃる

    正解:イ.お読みになられる

    解説:「お読みになられる」は尊敬の「お~になる」と尊敬の「れる」が重なった二重敬語。「お読みになる」または「読まれる」が適切。

  13. 問13.次のうち、不要な「さ」が入った「さ入れ言葉」に当たるものはどれか。

    • ア.聞かせていただく
    • イ.書かせていただく
    • ウ.読まさせていただく
    • エ.出させていただく

    正解:ウ.読まさせていただく

    解説:五段動詞「読む」の使役は「読ませる」であり、「読まさせる」は不要な「さ」が入ったさ入れ言葉。正しくは「読ませていただく」。

  14. 問14.「だから」の品詞は何か。

    • ア.副詞
    • イ.助動詞
    • ウ.連体詞
    • エ.接続詞

    正解:エ.接続詞

    解説:「だから」は前の文と後の文をつなぐ自立語で活用しない接続詞。順接の関係を示す。

  15. 問15.「ゆっくり歩く」の「ゆっくり」の品詞は何か。

    • ア.副詞
    • イ.連体詞
    • ウ.形容詞
    • エ.接続詞

    正解:ア.副詞

    解説:「ゆっくり」は活用せず、主に用言(動詞「歩く」)を修飾するので副詞である。

  16. 問16.次のうち、可能を表す言い方として正しいものはどれか。

    • ア.この水は飲めれる
    • イ.この水は飲める
    • ウ.この水は飲ましる
    • エ.この水は飲まれれる

    正解:イ.この水は飲める

    解説:五段動詞「飲む」の可能動詞は「飲める」。「飲めれる」は可能の意味が二重になった誤り(れ足す言葉)である。

  17. 問17.「全然問題ない。」の「全然」の現代の規範的な呼応として正しいのはどれか。

    • ア.推量と呼応する
    • イ.肯定と呼応する
    • ウ.打消し(否定)と呼応する
    • エ.命令と呼応する

    正解:ウ.打消し(否定)と呼応する

    解説:規範的には「全然」は「~ない」など打消しの語と呼応する。「全然問題ない」は打消しを伴うので正しい呼応である。

  18. 問18.「父に車で送ってもらう。」の「に」の働きとして正しいものはどれか。

    • ア.動作の手段
    • イ.時間
    • ウ.場所
    • エ.動作をする相手(動作主)

    正解:エ.動作をする相手(動作主)

    解説:「父に送ってもらう」の「に」は、その動作を行う相手(動作主)を表す。「車で」の「で」が手段を表す。

  19. 問19.次の文の述語が「自発」を表すものはどれか。

    • ア.昔がしのばれる
    • イ.荷物が運ばれる
    • ウ.先生が話される
    • エ.友人に呼ばれる

    正解:ア.昔がしのばれる

    解説:「しのばれる」は心情が自然にわき起こる自発を表す。ほかは尊敬・受身。「れる・られる」は文脈で四つの意味(受身・可能・自発・尊敬)に分かれる。

  20. 問20.「もし時間があれば、______。」の空欄に呼応として最も適切なものはどれか。

    • ア.必ず来た
    • イ.遊びに行こう
    • ウ.行っている
    • エ.来なかった

    正解:イ.遊びに行こう

    解説:「もし~あれば」は仮定の条件なので、後には意志・推量など未実現の表現が続く。「遊びに行こう」が呼応として自然である。

  21. 問21.「彼は医者になりたいそうだ。」の「そうだ」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.推量
    • イ.様態(そう見える)
    • ウ.伝聞(人から聞いた)
    • エ.断定

    正解:ウ.伝聞(人から聞いた)

    解説:用言の終止形「なりたい」に付く「そうだ」は伝聞を表す。様態の「そうだ」は連用形(なりそうだ)に付くので識別できる。

  22. 問22.「雨が降りそうだ。」の「そうだ」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.伝聞
    • イ.完了
    • ウ.断定
    • エ.様態(今にもそうなりそうだ)

    正解:エ.様態(今にもそうなりそうだ)

    解説:動詞の連用形「降り」に付く「そうだ」は様態(今にもそうなりそうな様子)を表す。伝聞は終止形「降るそうだ」に付く。

  23. 問23.次のうち、謙譲語として正しい使い方はどれか。

    • ア.私が拝見します
    • イ.先生が拝見なさる
    • ウ.お客様が拝見する
    • エ.どうぞ拝見してください

    正解:ア.私が拝見します

    解説:「拝見する」は「見る」の謙譲語で、自分の動作にだけ使う。相手や客の動作には「ご覧になる」を用いる。

  24. 問24.「読書は心の栄養である。」の「は」の働きとして正しいものはどれか。

    • ア.主語を表す格助詞
    • イ.主題を提示する係助詞
    • ウ.並立を表す助詞
    • エ.対象を表す格助詞

    正解:イ.主題を提示する係助詞

    解説:「読書は」の「は」は文の主題を取り立てて示す係助詞(副助詞)。格助詞「が」とは働きが異なる。

  25. 問25.次の文のうち、敬語の使い方が正しいものはどれか。

    • ア.先生が伺われる
    • イ.先生が参られる
    • ウ.先生がいらっしゃる
    • エ.先生がおる

    正解:ウ.先生がいらっしゃる

    解説:「いらっしゃる」は「来る・行く・いる」の尊敬語で先生の動作に正しく使える。「参る」「伺う」「おる」は謙譲語・丁重語。

  26. 問26.「行きたければ行けばよい。」の「たけれ」は、希望の助動詞「たい」の何という活用形か。

    • ア.已然形
    • イ.終止形
    • ウ.連用形
    • エ.仮定形

    正解:エ.仮定形

    解説:「行きたければ」は希望の助動詞「たい」が「ば」に続く仮定形「たけれ」になった形である。

  27. 問27.次のうち、文として正しい言い方はどれか。

    • ア.見られますか
    • イ.見えれますか
    • ウ.見れますか
    • エ.見らせますか

    正解:ア.見られますか

    解説:上一段動詞「見る」の可能・尊敬は「見られる」。「見れる」はら抜き言葉なので、規範的には「見られますか」が正しい。

  28. 問28.「彼が来なかったのは残念だ。」の「の」の働きとして正しいものはどれか。

    • ア.所有を表す
    • イ.体言の代用(こと・もの)
    • ウ.並立を表す
    • エ.主語を表す

    正解:イ.体言の代用(こと・もの)

    解説:「来なかったの」の「の」は「来なかったこと」のように用言を体言化(名詞化)する準体助詞である。

  29. 問29.「とても」の品詞は何か。

    • ア.接続詞
    • イ.連体詞
    • ウ.副詞
    • エ.形容動詞

    正解:ウ.副詞

    解説:「とても」は活用せず、主に形容詞・形容動詞など状態を表す語を修飾する程度の副詞である。

  30. 問30.次のうち、使役受身(させられる)を正しく用いた文はどれか。

    • ア.私は妹を泣かせた
    • イ.私は荷物を持てた
    • ウ.私は弟に荷物を持たせた
    • エ.私は先輩に荷物を持たされた

    正解:エ.私は先輩に荷物を持たされた

    解説:「持たされた」は「持つ」の使役受身で、他者から強制されてその動作をした意を表す。ほかは使役・可能の文。

  31. 問31.「あの」の品詞は何か。

    • ア.連体詞
    • イ.代名詞
    • ウ.副詞
    • エ.接続詞

    正解:ア.連体詞

    解説:「あの」は活用がなく必ず体言を修飾する連体詞(指示連体詞)である。

  32. 問32.「彼はまるで子どものようだ。」の「まるで」が呼応している語はどれか。

    • ア.子ども
    • イ.ようだ
    • ウ.は
    • エ.彼

    正解:イ.ようだ

    解説:「まるで」は比況の助動詞「ようだ(みたいだ)」と呼応する陳述の副詞である。

  33. 問33.次の文のうち、主語と述語の対応(係り受け)が整っているものはどれか。

    • ア.私の趣味は本を読みます
    • イ.私の夢は医者になりたい
    • ウ.私の夢は医者になることだ
    • エ.私の目標は合格したい

    正解:ウ.私の夢は医者になることだ

    解説:主語「夢は」に対し述語は「~ことだ」と名詞で受けるのが整合的。「なりたい」「読みます」「したい」では主述が呼応しないねじれ文になる。

  34. 問34.「お荷物をお持ちします。」の敬語の種類は何か。

    • ア.尊敬語
    • イ.美化語
    • ウ.丁寧語
    • エ.謙譲語

    正解:エ.謙譲語

    解説:「お持ちする」は「お~する」の形で自分の動作をへりくだる謙譲語である。相手への敬意を間接的に表す。

  35. 問35.「水が飲みたい。」の「たい」が付いている「飲み」の活用形は何か。

    • ア.連用形
    • イ.終止形
    • ウ.未然形
    • エ.連体形

    正解:ア.連用形

    解説:希望の助動詞「たい」は動詞の連用形に接続する。「飲む」の連用形「飲み」に「たい」が付いている。

  36. 問36.日本語検定3級で問われる文法は、学校文法の知識に加え、ら抜き言葉やさ入れ言葉などの誤用の識別も含まれる。

    正解:○(正しい)

    解説:3級は高校卒業〜社会人基礎レベルで、品詞識別などの学校文法に加え、ら抜き・さ入れ・れ足すなどの実用的な誤用識別も出題範囲に含まれる。

  37. 問37.「食べられる」は、ら抜き言葉であり規範的には誤りである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「食べられる」が規範的に正しい形で、ら抜き言葉は「ら」を抜いた「食べれる」のほうである。

  38. 問38.助動詞「れる・られる」には、受身・可能・自発・尊敬の四つの意味がある。

    正解:○(正しい)

    解説:「れる・られる」は文脈によって受身・可能・自発・尊敬の四つの意味を表し分ける。識別問題で頻出である。

  39. 問39.「おっしゃる」は「言う」の謙譲語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「おっしゃる」は「言う」の尊敬語である。「言う」の謙譲語は「申す・申し上げる」である。

  40. 問40.「静かだ」「きれいだ」のように言い切りが「だ」で終わる活用語は形容動詞である。

    正解:○(正しい)

    解説:形容動詞は状態・性質を表し、言い切り(終止形)が「だ」で終わる活用する自立語である。

  41. 問41.「読まさせていただきます」は、不要な「さ」が入った、いわゆるさ入れ言葉で誤りである。

    正解:○(正しい)

    解説:五段動詞「読む」の使役は「読ませる」であり、「読まさせる」は不要な「さ」が入ったさ入れ言葉。正しくは「読ませていただく」である。

  42. 問42.「先生が申された」は、先生の動作に対する敬語として正しい言い方である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「申す」は謙譲語なので先生の動作には使えない。「先生がおっしゃった」とすべきである。

  43. 問43.「決して」は打消しの語と呼応する陳述の副詞である。

    正解:○(正しい)

    解説:「決して~ない」のように、「決して」は打消しの表現と呼応して使う陳述(呼応)の副詞である。

  44. 問44.「お客様が拝見されました」は、客の動作を敬う言い方として正しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「拝見する」は謙譲語なので客の動作には使えない。「お客様がご覧になりました」とする。

  45. 問45.伝聞の「そうだ」は用言の終止形に、様態の「そうだ」は動詞の連用形・形容詞の語幹に接続する。

    正解:○(正しい)

    解説:「降るそうだ(終止形)」は伝聞、「降りそうだ(連用形)」は様態と、接続する形で識別できる。

  46. 問46.「お読みになられる」は、尊敬語が一つだけの適切な言い方である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「お~になる」と「れる」がどちらも尊敬で重複した二重敬語である。「お読みになる」が適切。

  47. 問47.「水が飲めれる」は、可能の意味が二重になった誤りである。

    正解:○(正しい)

    解説:「飲める」がすでに可能を表すのに、さらに「れる」を加えた誤り。正しくは「水が飲める」である。

  48. 問48.「大きな」「小さな」「あの」「この」はいずれも連体詞である。

    正解:○(正しい)

    解説:これらは活用がなく、必ず体言を修飾する連体詞。形容詞「大きい・小さい」とは別語である点に注意する。

  49. 問49.「私の夢は医者になりたい。」は主語と述語が正しく対応した文である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、主語「夢は」には名詞で受け「医者になることだ」とする。「なりたい」では主述がねじれる。

  50. 問50.「いらっしゃる」は「行く・来る・いる」の尊敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「いらっしゃる」は「行く・来る・いる」の三つを兼ねる尊敬語で、目上の人の動作に用いる。

  51. 問51.「気が置けない」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.油断ができず、警戒を要する
    • イ.遠慮がいらず、心から打ち解けられる
    • ウ.気持ちが落ち着かない
    • エ.興味が持てない

    正解:イ.遠慮がいらず、心から打ち解けられる

    解説:「気が置けない」は気遣いや遠慮が不要で打ち解けられる関係を表す。「油断できない」の意味で使うのは誤用。

  52. 問52.「役不足」を正しく使っている文はどれか。

    • ア.大役を任され、まだ新人の私には役不足で務まらない
    • イ.緊張して役不足の出来になってしまった
    • ウ.彼ほどの実力者にこの仕事は役不足だ
    • エ.予算が役不足で計画が中止になった

    正解:ウ.彼ほどの実力者にこの仕事は役不足だ

    解説:「役不足」は与えられた役目がその人の力量に対して軽すぎること。本人の力が足りない意味は「力不足」で、誤用が多い。

  53. 問53.「情けは人のためならず」の本来の意味はどれか。

    • ア.情けをかけると相手のためにならない
    • イ.他人に同情してはいけない
    • ウ.情けは人前で示すものではない
    • エ.人に情けをかければ巡り巡って自分に返ってくる

    正解:エ.人に情けをかければ巡り巡って自分に返ってくる

    解説:人に親切にすれば、やがて自分によい報いが返ってくるという意味。「甘やかすとためにならない」とするのは誤解。

  54. 問54.「破天荒」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.今まで誰も成し得なかったことを初めて行うこと
    • イ.豪快で大胆なさま
    • ウ.天候が荒れること
    • エ.常識を無視した乱暴な行い

    正解:ア.今まで誰も成し得なかったことを初めて行うこと

    解説:「破天荒」は前例のないことを初めて成し遂げること。「豪快・型破り」の意味で使われがちだが本来は前人未到の意。

  55. 問55.「煮詰まる」を本来の意味で正しく使っている文はどれか。

    • ア.議論が煮詰まって、もう打つ手がない
    • イ.議論が煮詰まって、結論を出す段階にきた
    • ウ.頭が煮詰まって何も考えられない
    • エ.関係が煮詰まって気まずくなった

    正解:イ.議論が煮詰まって、結論を出す段階にきた

    解説:「煮詰まる」は十分議論し尽くして結論が出る段階になること。「行き詰まる」の意味で使うのは本来誤り。

  56. 問56.「敷居が高い」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.高級すぎて入りにくい
    • イ.水準が高く近寄りがたい
    • ウ.不義理をして相手の家に行きにくい
    • エ.格式があって緊張する

    正解:ウ.不義理をして相手の家に行きにくい

    解説:「敷居が高い」は不義理・面目ないことがあって、その家を訪ねにくいこと。「高級で入りにくい」は新しい用法。

  57. 問57.「失笑する」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.あきれて笑う気も失せる
    • イ.冷笑する
    • ウ.笑いをこらえる
    • エ.こらえきれずに思わず笑い出す

    正解:エ.こらえきれずに思わず笑い出す

    解説:「失笑」はおかしさをこらえきれず吹き出すこと。「笑いも出ないほどあきれる」は誤用。

  58. 問58.「姑息」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.その場しのぎの、一時のがれの
    • イ.ずるい、卑怯な
    • ウ.控えめで遠慮がちな
    • エ.古くさい

    正解:ア.その場しのぎの、一時のがれの

    解説:「姑息」は根本的解決でなく一時しのぎであること。「卑怯・ずるい」は誤用。

  59. 問59.「うがった見方」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.疑ってかかるひねくれた見方
    • イ.物事の本質をとらえた見方
    • ウ.表面的で浅い見方
    • エ.偏った間違った見方

    正解:イ.物事の本質をとらえた見方

    解説:「穿(うが)った見方」は物事の本質や核心を的確にとらえた見方。「疑ってかかる」は誤用。

  60. 問60.「世間ずれ」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.世間の常識からずれていること
    • イ.世間知らずであること
    • ウ.世間の苦労を重ねてずる賢くなること
    • エ.世間から取り残されること

    正解:ウ.世間の苦労を重ねてずる賢くなること

    解説:「世間ずれ」は世渡りを重ねて世間慣れし、こすっからくなること。「常識からずれる」は誤用。

  61. 問61.「気の置けない友人」とはどのような友人か。

    • ア.油断できない友人
    • イ.距離を感じる友人
    • ウ.信用できない友人
    • エ.遠慮なく付き合える友人

    正解:エ.遠慮なく付き合える友人

    解説:「気の置けない」は気を遣わずに付き合える、打ち解けた関係を指す。

  62. 問62.「閑話休題」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.それはさておき、本題に戻ると
    • イ.少し休憩しよう
    • ウ.無駄話をやめなさい
    • エ.話を終わりにしよう

    正解:ア.それはさておき、本題に戻ると

    解説:「閑話休題」は余談をやめて本題に戻るときに用いる語。「それはさておき」の意。

  63. 問63.「双璧」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.二つの壁
    • イ.優劣つけがたい二つの優れたもの
    • ウ.対立する二つの勢力
    • エ.表と裏の二面性

    正解:イ.優劣つけがたい二つの優れたもの

    解説:「双璧」は二つそろって優れていて、いずれも甲乙つけがたいもののたとえ。

  64. 問64.「白羽の矢が立つ」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.罰の対象として選ばれる
    • イ.攻撃の標的にされる
    • ウ.多くの中から特に選び出される
    • エ.運悪く巻き込まれる

    正解:ウ.多くの中から特に選び出される

    解説:「白羽の矢が立つ」は多くの中から犠牲・抜擢の対象として選び出されること。現在は栄誉ある抜擢にも使う。

  65. 問65.「琴線に触れる」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.怒りを買う
    • イ.触れてはならない部分に触れる
    • ウ.秘密に触れる
    • エ.感動・共鳴を呼び起こす

    正解:エ.感動・共鳴を呼び起こす

    解説:「琴線に触れる」は心の奥の感じやすい部分に触れ、深い感動や共鳴を引き起こすこと。怒らせる意味は誤用。

  66. 問66.「立て板に水」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.すらすらとよどみなく話すこと
    • イ.話が支離滅裂なこと
    • ウ.話が途切れがちなこと
    • エ.無口で何も話さないこと

    正解:ア.すらすらとよどみなく話すこと

    解説:「立て板に水」は立てかけた板に水を流すように、すらすらとよどみなく話すさま。

  67. 問67.「拍車をかける」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.物事を中断させる
    • イ.物事の進行をいっそう速める
    • ウ.勢いをそぐ
    • エ.注意を促す

    正解:イ.物事の進行をいっそう速める

    解説:「拍車をかける」は物事の進行や勢いをいっそう加える意。馬の腹に拍車を当てて速く走らせることから。

  68. 問68.「気が置けない」の対義に近い意味を持つ表現はどれか。

    • ア.気を許せる
    • イ.気が合う
    • ウ.気が許せず気詰まりだ
    • エ.気心が知れる

    正解:ウ.気が許せず気詰まりだ

    解説:「気が置けない」は遠慮なく付き合える意なので、その逆は「気詰まりで気を許せない」関係。

  69. 問69.「噴飯もの」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.腹立たしくて仕方ないこと
    • イ.非常に立派なこと
    • ウ.食事中に起こる失敗
    • エ.おかしくてたまらないこと

    正解:エ.おかしくてたまらないこと

    解説:「噴飯もの」はおかしくて思わず吹き出してしまうほどばかばかしいこと。「腹立たしい」は誤用。

  70. 問70.「奇特」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.行いが優れていて感心なこと
    • イ.変わっていて奇妙なこと
    • ウ.めったにないほど珍しいこと
    • エ.頑固で扱いにくいこと

    正解:ア.行いが優れていて感心なこと

    解説:「奇特」は心がけや行いが特に優れていて感心なさま。「変わり者」の意味で使うのは誤用。

  71. 問71.「割愛する」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.不要なものを思い切って捨てる
    • イ.惜しいと思うものを思い切って省く
    • ウ.関係ないものを除外する
    • エ.軽く扱う

    正解:イ.惜しいと思うものを思い切って省く

    解説:「割愛」は惜しいと思いながらも省く・手放すこと。単に「不要だから省く」とは本来異なる。

  72. 問72.「すべからく」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.すべて、ことごとく
    • イ.一般に、おおむね
    • ウ.当然、ぜひとも〜すべきだ
    • エ.まれに、たまに

    正解:ウ.当然、ぜひとも〜すべきだ

    解説:「すべからく」は「当然〜すべきである」の意で、下に「べし」を伴う。「すべて」の意味は誤用。

  73. 問73.「号泣する」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.泣きまねをすること
    • イ.涙をこらえて泣くこと
    • ウ.静かに涙を流すこと
    • エ.大声をあげて泣くこと

    正解:エ.大声をあげて泣くこと

    解説:「号泣」は大声をあげて激しく泣くこと。涙の量ではなく声の大きさを表す。

  74. 問74.「枚挙にいとまがない」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.数が多すぎて数えきれない
    • イ.数えるのに時間がかかる
    • ウ.ほとんど例がない
    • エ.選ぶのに迷う

    正解:ア.数が多すぎて数えきれない

    解説:「枚挙にいとまがない」は一つ一つ数え上げる暇がないほど、数が多いこと。

  75. 問75.「斜に構える」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.真剣に身構えること
    • イ.物事に皮肉な態度で臨むこと
    • ウ.ふざけて取り合わないこと
    • エ.正面から向き合うこと

    正解:イ.物事に皮肉な態度で臨むこと

    解説:「斜に構える」は身構えて改まる、または皮肉・斜めの態度で物事に臨むこと。

  76. 問76.次のうち「臨機応変」と意味が近い四字熟語はどれか。

    • ア.一刀両断
    • イ.優柔不断
    • ウ.当意即妙
    • エ.付和雷同

    正解:ウ.当意即妙

    解説:「当意即妙」はその場に応じて即座に機転をきかせること。状況に応じて対応する「臨機応変」に近い。

  77. 問77.「五里霧中」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.遠くまで見通せること
    • イ.深く感動すること
    • ウ.非常に危険な状態
    • エ.物事の様子が分からず判断に迷うこと

    正解:エ.物事の様子が分からず判断に迷うこと

    解説:「五里霧中」は深い霧の中にいるように、物事の見通しが立たず迷うこと。

  78. 問78.「呉越同舟」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.仲の悪い者同士が同じ場に居合わせること
    • イ.仲の良い者同士が協力すること
    • ウ.遠方へ旅をすること
    • エ.大勢で一つの船に乗ること

    正解:ア.仲の悪い者同士が同じ場に居合わせること

    解説:「呉越同舟」は敵対する者同士が同じ場所・境遇に居合わせること。利害が一致すれば協力する意も。

  79. 問79.「画竜点睛を欠く」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.絵を描く技術が未熟なこと
    • イ.最後の肝心な仕上げが欠けていること
    • ウ.計画が壮大すぎること
    • エ.努力が無駄になること

    正解:イ.最後の肝心な仕上げが欠けていること

    解説:「画竜点睛を欠く」は最後の最も大切な仕上げが抜けていて、完全でないことのたとえ。

  80. 問80.「危急存亡」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.存続が確実なこと
    • イ.急いで対処すべき小さな問題
    • ウ.生き残るか滅びるかの瀬戸際
    • エ.危険を未然に防ぐこと

    正解:ウ.生き残るか滅びるかの瀬戸際

    解説:「危急存亡」は生き残るか滅びるかの分かれ目の、切迫した重大な局面のこと。

  81. 問81.「換骨奪胎」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.内容を全く別物に変えること
    • イ.骨身を惜しまず努力すること
    • ウ.健康を取り戻すこと
    • エ.他人の作を下敷きに独自の工夫を加えること

    正解:エ.他人の作を下敷きに独自の工夫を加えること

    解説:「換骨奪胎」は先人の作品の発想や形式を生かしつつ、独自の工夫で新たに作り変えること。

  82. 問82.「朝令暮改」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.命令や方針が頻繁に変わって定まらないこと
    • イ.朝から晩まで休まず働くこと
    • ウ.規則を厳格に守ること
    • エ.古い慣習を改めること

    正解:ア.命令や方針が頻繁に変わって定まらないこと

    解説:「朝令暮改」は朝出した命令を夕方には改めるように、方針が頻繁に変わって一定しないこと。

  83. 問83.「巧言令色」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.巧みな話術で人を感動させること
    • イ.言葉巧みに愛想よく振る舞い人にこびること
    • ウ.美しい言葉で詩を作ること
    • エ.正直に率直に話すこと

    正解:イ.言葉巧みに愛想よく振る舞い人にこびること

    解説:「巧言令色」は言葉を飾り、表情をつくろって人にへつらうこと。誠実さに欠ける態度を指す。

  84. 問84.「玉石混淆」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.区別がつかないほど似ていること
    • イ.宝石が大量にあること
    • ウ.優れたものとつまらないものが入り混じっていること
    • エ.すべてが価値あるものであること

    正解:ウ.優れたものとつまらないものが入り混じっていること

    解説:「玉石混淆(混交)」は優れたものと劣ったものが区別なく入り混じっていること。

  85. 問85.「カテゴリー」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.例外
    • イ.優先順位
    • ウ.具体例
    • エ.範疇・種類分けの区分

    正解:エ.範疇・種類分けの区分

    解説:「カテゴリー(category)」は同じ性質のものをまとめた区分・範疇のこと。

  86. 問86.「コンセンサス」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.意見の一致・合意
    • イ.結論
    • ウ.妥協案
    • エ.対立

    正解:ア.意見の一致・合意

    解説:「コンセンサス(consensus)」は関係者間で意見が一致すること、合意のこと。

  87. 問87.「アイロニー」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.共感
    • イ.皮肉・反語
    • ウ.誇張
    • エ.比喩

    正解:イ.皮肉・反語

    解説:「アイロニー(irony)」は遠回しに非難する皮肉や、期待と裏腹な結果を指す反語のこと。

  88. 問88.「リテラシー」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.暗記力
    • イ.読書習慣
    • ウ.情報を正しく読み解き活用する能力
    • エ.文章を書く速さ

    正解:ウ.情報を正しく読み解き活用する能力

    解説:「リテラシー(literacy)」は本来は読み書き能力。転じて、ある分野の情報を理解・活用する力。

  89. 問89.「依存」と意味が反対に近い語はどれか。

    • ア.信頼
    • イ.従属
    • ウ.協力
    • エ.独立

    正解:エ.独立

    解説:「依存」は他に頼ること。その対義に近いのは自分の力で立つ「独立」。

  90. 問90.「能弁」の対義語として最も適切なものはどれか。

    • ア.訥弁(とつべん)
    • イ.雄弁
    • ウ.多弁
    • エ.詭弁

    正解:ア.訥弁(とつべん)

    解説:「能弁」は弁舌が巧みなこと。対義語は口下手な「訥弁」。

  91. 問91.「需要」の対義語として正しいものはどれか。

    • ア.消費
    • イ.供給
    • ウ.流通
    • エ.販売

    正解:イ.供給

    解説:市場で「需要(求める量)」に対し、「供給(提供する量)」が対をなす。

  92. 問92.「概略」の類義語として最も適切なものはどれか。

    • ア.結論
    • イ.詳細
    • ウ.あらまし
    • エ.具体例

    正解:ウ.あらまし

    解説:「概略」はおおよその内容。類義語は「あらまし」「概要」。

  93. 問93.「肝要」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.複雑なこと
    • イ.急を要すること
    • ウ.めずらしいこと
    • エ.非常に大切で欠かせないこと

    正解:エ.非常に大切で欠かせないこと

    解説:「肝要」は物事のかなめとなる、きわめて大切なこと。

  94. 問94.「破天荒」は「豪快で大胆な性格」という意味である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「破天荒」は今まで誰も成し得なかったことを初めて行うこと。「豪快・型破り」は本来の意味ではない。

  95. 問95.「役不足」とは、本人の力量に対して役目が軽すぎることをいう。

    正解:○(正しい)

    解説:「役不足」は与えられた役が実力に対して軽すぎること。力が足りない意味の「力不足」と混同されやすい。

  96. 問96.「気が置けない人」とは、油断できず警戒すべき人のことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「気が置けない人」は遠慮なく打ち解けて付き合える人のこと。

  97. 問97.「煮詰まる」は本来、議論が出尽くして結論を出す段階になることをいう。

    正解:○(正しい)

    解説:「煮詰まる」は十分議論されて結論が近づくこと。「行き詰まる」の意味で使うのは本来誤り。

  98. 問98.「楽観」の対義語として最も適切なものはどれか。

    • ア.悲観
    • イ.失望
    • ウ.悲哀
    • エ.不安

    正解:ア.悲観

    解説:「楽観」(物事をよい方向に考える)の対義語は「悲観」。「悲哀」は悲しみ、「失望」は望みを失うこと、「不安」は落ち着かない心理で、反対概念としては「悲観」が最も適切。

  99. 問99.物事のおおよその内容をまとめたものを表す語として最も適切なものはどれか。

    • ア.詳細
    • イ.概要
    • ウ.結論
    • エ.序論

    正解:イ.概要

    解説:全体の要点をまとめたおおよその内容は「概要」。「詳細」は細部、「序論」は前置き、「結論」は締めくくりを指す。

  100. 問100.外来語「コンセンサス」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.費用対効果
    • イ.一方的な命令
    • ウ.関係者間の合意・意見の一致
    • エ.前提条件

    正解:ウ.関係者間の合意・意見の一致

    解説:「コンセンサス(consensus)」は関係者間の合意・意見の一致を指す。会議で「コンセンサスを得る」のように使う。

  101. 問101.次の語の送り仮名として正しいものはどれか。「あらわす(表現する)」

    • ア.表あらわす
    • イ.表わす
    • ウ.表らわす
    • エ.表す

    正解:エ.表す

    解説:「表す」が標準。活用語尾「す」を送り、語幹「あらわ」を漢字で書く。「表わす」は許容形だが、公用文・教科書の標準は「表す」。

  102. 問102.「みじかい」を漢字で書くときの正しい送り仮名はどれか。

    • ア.短い
    • イ.短じかい
    • ウ.短かい
    • エ.短がい

    正解:ア.短い

    解説:形容詞は活用語尾を送るのが原則。「短い(みじか・い)」で語尾「い」を送る。「短かい」は誤り。

  103. 問103.次のうち、送り仮名が正しいものはどれか。「うけたまわる(承る)」

    • ア.承わる
    • イ.承る
    • ウ.承たまわる
    • エ.受けたまわる

    正解:イ.承る

    解説:「承る(うけたまわ・る)」が正しい。活用語尾「る」を送る。「承わる」は誤り。

  104. 問104.「いさましい」を漢字で書くときの送り仮名として正しいものはどれか。

    • ア.勇さましい
    • イ.勇しい
    • ウ.勇ましい
    • エ.勇まし

    正解:ウ.勇ましい

    解説:「勇ましい」が正しい。「-ましい」で終わる形容詞は「ましい」から送る。「勇しい」は誤り。

  105. 問105.次のうち、送り仮名が正しいものはどれか。「こころざし(志)」

    • ア.志ざし
    • イ.心ざし
    • ウ.志こ
    • エ.志

    正解:エ.志

    解説:名詞「志(こころざし)」は送り仮名を付けない。動詞「志す(こころざ・す)」と区別する。「志ざし」は誤り。

  106. 問106.「うつくしい」を漢字で書くときの正しい送り仮名はどれか。

    • ア.美しい
    • イ.美くしい
    • ウ.美うくしい
    • エ.美い

    正解:ア.美しい

    解説:「美しい(うつく・しい)」が正しい。「しい」を送る。「美くしい」は誤り。

  107. 問107.「たしかめる(確かめる)」の送り仮名として正しいものはどれか。

    • ア.確める
    • イ.確かめる
    • ウ.確しかめる
    • エ.確たしかめる

    正解:イ.確かめる

    解説:「確かめる(たし・かめる)」が正しい。「確か」から派生し「かめる」を送る。「確める」は誤り。

  108. 問108.次のうち、送り仮名が正しいものはどれか。「おこたる(怠る)」

    • ア.怠たる
    • イ.怠こる
    • ウ.怠る
    • エ.怠おこる

    正解:ウ.怠る

    解説:「怠る(おこた・る)」が正しい。活用語尾「る」を送る。「怠たる」は誤り。

  109. 問109.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「とおく(遠く)」

    • ア.とうく
    • イ.とほく
    • ウ.とをく
    • エ.とおく

    正解:エ.とおく

    解説:「遠く」は「とおく」と書く。オ列長音のうち歴史的に「ほ」「を」だった語は「お」を添える例外で、「遠い・氷・通る」などが該当。「とうく」は誤り。

  110. 問110.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「おおきい(大きい)」

    • ア.おおきい
    • イ.をおきい
    • ウ.おうきい
    • エ.おゝきい

    正解:ア.おおきい

    解説:「大きい」は「おおきい」と書く。「大・多・氷・通る・遠い」などはオ列長音を「お」で書く例外語。「おうきい」は誤り。

  111. 問111.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「こおり(氷)」

    • ア.こうり
    • イ.こおり
    • ウ.こほり
    • エ.こをり

    正解:イ.こおり

    解説:「氷」は「こおり」と書く。オ列長音を「お」で書く例外語の一つ。「こうり」と書くと「小売り」などと紛れる。

  112. 問112.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「とうだい(灯台)」

    • ア.とをだい
    • イ.とおだい
    • ウ.とうだい
    • エ.とゝだい

    正解:ウ.とうだい

    解説:「灯台」は「とうだい」と書く。オ列長音は原則「う」で表すため、例外語(遠・氷など)以外は「う」を添える。「とおだい」は誤り。

  113. 問113.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「はなぢ(鼻血)」

    • ア.はなじ
    • イ.はなぃ
    • ウ.はなずぃ
    • エ.はなぢ

    正解:エ.はなぢ

    解説:「鼻血」は「はな+ち」の連濁で「はなぢ」と書く。二語の連合で生じた濁りは「ぢ」「づ」を用いる。「はなじ」は誤り。

  114. 問114.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「みかづき(三日月)」

    • ア.みかづき
    • イ.みかつき
    • ウ.みかぢき
    • エ.みかずき

    正解:ア.みかづき

    解説:「三日月」は「みか+つき」の連濁で「みかづき」と書く。二語連合の濁りは「づ」を用いる。「みかずき」は誤り。

  115. 問115.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「ちぢむ(縮む)」

    • ア.ちじむ
    • イ.ちぢむ
    • ウ.ちずむ
    • エ.じぢむ

    正解:イ.ちぢむ

    解説:「縮む」は「ちぢむ」と書く。同音の連呼によって生じた濁りは「ぢ」を用いる。「ちじむ」は誤り。

  116. 問116.現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。「つづく(続く)」

    • ア.つずく
    • イ.つつく
    • ウ.つづく
    • エ.づつく

    正解:ウ.つづく

    解説:「続く」は「つづく」と書く。同音「つ」の連呼による濁りは「づ」を用いる。「つずく」は誤り。

  117. 問117.現代仮名遣いとして正しい助詞の表記はどれか。「学校( )行く」

    • ア.え
    • イ.ゑ
    • ウ.エ
    • エ.へ

    正解:エ.へ

    解説:方向を表す助詞「へ」は「へ」と書く。発音は「エ」だが表記は「へ」。「え」と書くのは誤り。

  118. 問118.現代仮名遣いとして正しい助詞の表記はどれか。「これ( )本です」

    • ア.は
    • イ.わ
    • ウ.ば
    • エ.ハ

    正解:ア.は

    解説:主題を示す助詞「は」は「は」と書く。発音は「ワ」だが表記は「は」。「わ」と書くのは誤り。

  119. 問119.現代仮名遣いとして正しい助詞の表記はどれか。「本( )読む」

    • ア.お
    • イ.を
    • ウ.ヲ
    • エ.ほ

    正解:イ.を

    解説:目的語を示す助詞「を」は「を」と書く。「お」ではない。助詞「は・へ・を」は発音と表記がずれる代表例。

  120. 問120.次のうち、漢字で書くのが適切な語(自立語)はどれか。

    • ア.ある(本がある)
    • イ.この(この本)
    • ウ.くる(駅まで来る)
    • エ.ない(時間がない)

    正解:ウ.くる(駅まで来る)

    解説:動詞として実質的意味をもつ「来る」は漢字で書く。「ある」「ない」(存在・打消)、連体詞「この」はかなで書くのが一般的。

  121. 問121.次のうち、補助動詞として「かな書き」が適切な語を含む文はどれか。

    • ア.花が美しく咲く
    • イ.荷物を倉庫に置く
    • ウ.駅で友人と会う
    • エ.本を読んでみる

    正解:エ.本を読んでみる

    解説:「~てみる」の「みる」は補助動詞でかな書きが原則。本動詞「見る・置く・会う・咲く」は漢字で書く。

  122. 問122.次のうち、公用文で接続詞としてかな書きが原則の語はどれか。

    • ア.かつ
    • イ.及び
    • ウ.並びに
    • エ.若しくは

    正解:ア.かつ

    解説:現行公用文では接続詞は原則かな書きで「かつ」と書く。「及び」「並びに」「若しくは」は法令で漢字書きが用いられる接続語だが、一般文ではかな書きも広く使われる。

  123. 問123.次のうち、副詞でかな書きが適切とされるものはどれか。

    • ア.全然(ぜんぜん)
    • イ.たくさん
    • ウ.多分(たぶん)
    • エ.非常(ひじょう)に

    正解:イ.たくさん

    解説:「たくさん(沢山)」は当て字でかな書きが一般的。「全然・非常に・多分」は漢字書きも定着している。

  124. 問124.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「専問家に相談する」

    • ア.専問→専悶
    • イ.相談→相淡
    • ウ.専問→専門
    • エ.変更なし

    正解:ウ.専問→専門

    解説:「せんもん」は「専門」が正しい。「専問」は誤字。「門」と「問」の混同に注意。

  125. 問125.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「異和感をおぼえる」

    • ア.異和→以和
    • イ.変更なし
    • ウ.おぼえる→憶える
    • エ.異和→違和

    正解:エ.異和→違和

    解説:「いわかん」は「違和感」が正しい。「異和」は誤字。「違」と「異」の混同に注意。

  126. 問126.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「完壁な仕上がり」

    • ア.完壁→完璧
    • イ.完壁→完碧
    • ウ.仕上→仕揚
    • エ.変更なし

    正解:ア.完壁→完璧

    解説:「かんぺき」は「完璧」が正しい。土へんの「壁(かべ)」ではなく玉へんの「璧(へき)」を用いる。字形が似るので注意。

  127. 問127.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「無我無中で走る」

    • ア.無我→無雅
    • イ.無中→夢中
    • ウ.無中→霧中
    • エ.変更なし

    正解:イ.無中→夢中

    解説:「むがむちゅう」は「無我夢中」が正しい。「無中」は誤り。「五里霧中」の「霧中」とは別語。

  128. 問128.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「興味深々で聞く」

    • ア.興味→興昧
    • イ.深々→深深
    • ウ.深々→津々
    • エ.変更なし

    正解:ウ.深々→津々

    解説:「きょうみしんしん」は「興味津々」が正しい。「深々」は誤り。「津々」は絶え間なくわき出るさまを表す。

  129. 問129.次の文の誤字を正しく直したものはどれか。「短刀直入に言う」

    • ア.直入→直乳
    • イ.短刀→短当
    • ウ.変更なし
    • エ.短刀→単刀

    正解:エ.短刀→単刀

    解説:「たんとうちょくにゅう」は「単刀直入」が正しい。一本の刀で敵陣に切り込む意で「単刀」。「短刀」は誤り。

  130. 問130.句読点の使い方として最も適切な文はどれか。

    • ア.私は本を読む。
    • イ.私は、本を、読む。
    • ウ.私は本を読む
    • エ.私は本を読む、

    正解:ア.私は本を読む。

    解説:文末には句点「。」を打ち、読点「、」は意味の切れ目に必要なだけ用いる。短文では読点は不要で「私は本を読む。」が適切。

  131. 問131.次のうち、会話や引用を示す符号の使い方が適切なものはどれか。

    • ア.彼は『行く』と言った。
    • イ.彼は「行く」と言った。
    • ウ.彼は(行く)と言った。
    • エ.彼は〈行く〉と言った。

    正解:イ.彼は「行く」と言った。

    解説:会話や引用には原則かぎかっこ「 」を用いる。二重かぎ『 』は引用中の引用や書名などに使う。

  132. 問132.次のうち、中点(・)の使い方が適切なものはどれか。

    • ア.りんご。みかん。ぶどう
    • イ.りんご「みかん」ぶどう
    • ウ.りんご・みかん・ぶどう
    • エ.りんご!みかん!ぶどう

    正解:ウ.りんご・みかん・ぶどう

    解説:並列の名詞を対等に並べるときは中点「・」が使える。「りんご・みかん・ぶどう」が適切。読点でも誤りではないが、短い語の並列には中点が見やすい。

  133. 問133.次のうち、表記が最も一般的で正しいものはどれか。「いっしょうけんめい」

    • ア.一生県命
    • イ.一生賢命
    • ウ.一生検命
    • エ.一生懸命

    正解:エ.一生懸命

    解説:「一生懸命」が現在最も一般的で正しい表記。本来は「一所懸命」だが、現代では「一生懸命」が定着。「一生県命」は誤り。

  134. 問134.次のうち、外来語の表記として標準的なものはどれか。

    • ア.コンピューター
    • イ.コンピュター
    • ウ.コムピューター
    • エ.コンピュータア

    正解:ア.コンピューター

    解説:長音は「ー」で表すのが外来語表記の原則。「コンピューター」が標準。なお専門分野では「コンピュータ」と末尾長音を省く表記も用いられる。

  135. 問135.次のうち、漢字表記が正しいものはどれか。「あいさつ」

    • ア.挨刷
    • イ.挨拶
    • ウ.哀拶
    • エ.挨擦

    正解:イ.挨拶

    解説:「挨拶」が正しい。「挨」も「拶」も常用漢字。字形の似た「刷・擦」との混同に注意。

  136. 問136.「おとうさん」を現代仮名遣いで書くとき正しいものはどれか。

    • ア.おとおさん
    • イ.おとほさん
    • ウ.おとうさん
    • エ.おとをさん

    正解:ウ.おとうさん

    解説:「お父さん」は「おとうさん」と書く。オ列長音は原則「う」を添えるため「とう」。例外語(遠・氷など)ではない。「おとおさん」は誤り。

  137. 問137.接続助詞「ながら」を漢字で書くべきか、かなで書くべきか。「歩きながら考える」

    • ア.乍ら
    • イ.并ら
    • ウ.為ら
    • エ.ながら

    正解:エ.ながら

    解説:接続助詞「ながら」はかな書きが原則。「乍ら」は当て字で常用外。「ながら」が適切。

  138. 問138.次のうち、漢字とかなの使い分けが適切な文はどれか。

    • ア.雨が降っているため、中止する
    • イ.雨が降っている為、中止する
    • ウ.雨が降っている爲、中止する
    • エ.雨が降っている爲め、中止する

    正解:ア.雨が降っているため、中止する

    解説:理由を表す形式名詞「ため」はかな書きが原則。「為」は当て字で公用文ではかな書き。「ため」が適切。

  139. 問139.送り仮名の付け方では、動詞の活用語尾を送るのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「書く」「読む」のように、活用語尾(く・む等)を送るのが送り仮名の通則1である。

  140. 問140.「表す」は語幹の一部まで送って「表わす」と書くのが現代の標準表記である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、標準表記は「表す」。「表わす」は許容形であり、公用文・教科書の標準は「表す」である。

  141. 問141.現代仮名遣いでは、方向を示す助詞は発音どおり「え」と書く。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、方向を示す助詞は「へ」と書く。発音は「エ」だが表記は「へ」である。

  142. 問142.「鼻血」の仮名遣いは「はなぢ」が正しい。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「はな+ち」の連濁により「はなぢ」と書く。二語の連合で生じた濁りは「ぢ」を用いる。

  143. 問143.「縮む」の仮名遣いは「ちじむ」が正しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「ちぢむ」。同音「ち」の連呼によって生じた濁りは「ぢ」を用いるためである。

  144. 問144.「氷」は現代仮名遣いで「こおり」と書く。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「氷」はオ列長音を「お」で書く例外語の一つで「こおり」と書く。

  145. 問145.「灯台」は現代仮名遣いで「とおだい」と書く。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「とうだい」。オ列長音は原則「う」を添えるため「とう」となる。例外語(遠・氷など)ではない。

  146. 問146.形式名詞の「こと」「とき」「もの」は、公用文ではかな書きが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。実質的意味の薄い形式名詞「こと・とき・もの・ところ」などはかな書きが原則である。

  147. 問147.補助動詞「~てみる」の「みる」は、漢字で「見る」と書くのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、補助動詞「~てみる」の「みる」はかな書きが原則。本動詞の「見る」とは区別する。

  148. 問148.「完璧」の「璧」は、「壁(かべ)」とは異なる字である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「完璧」の「璧(へき)」は宝玉の意で、土へんの「壁(かべ)」とは別字。「完壁」は誤字である。

  149. 問149.文末には句点「。」を打つのが原則である。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。一つの文の終わりには句点「。」を打つ。読点「、」は意味の切れ目に必要に応じて用いる。

  150. 問150.会話や引用を示すときは、原則として二重かぎ『 』を用いる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、会話や引用には原則かぎかっこ「 」を用いる。二重かぎ『 』は引用中の引用や書名などに使う。

  151. 問151.「彼の話は要領を得ない」の「要領を得ない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.話が長くて退屈である
    • イ.内容が専門的で難しい
    • ウ.声が小さくて聞き取りにくい
    • エ.話の筋道がはっきりせずわかりにくい

    正解:エ.話の筋道がはっきりせずわかりにくい

    解説:「要領を得ない」は、話や説明の肝心な点がはっきりせず、何が言いたいのかわかりにくいことを表す。難しさや声量、長さを指す表現ではない。

  152. 問152.「枯れ木も山のにぎわい」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.つまらないものでもないよりはまし
    • イ.年老いても経験は役に立つ
    • ウ.自然の美しさは何にも勝る
    • エ.人が集まれば活気が出る

    正解:ア.つまらないものでもないよりはまし

    解説:「枯れ木も山のにぎわい」は、つまらないものでも、ないよりはあったほうがましだという意味。自分を謙遜して使うのが本来の用法。

  153. 問153.「彼の発言は的を射ている」の「的を射る」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.厳しく批判している
    • イ.要点を正確についている
    • ウ.遠回しに皮肉っている
    • エ.勢いよく言い放つ

    正解:イ.要点を正確についている

    解説:「的を射る」は、要点や核心を正確にとらえていること。「当を得る」と混同した「的を得る」は本来誤用とされる。

  154. 問154.「君の話には合点がいかない」の「合点がいかない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.賛成できる
    • イ.聞き取れない
    • ウ.納得できない
    • エ.期待できない

    正解:ウ.納得できない

    解説:「合点がいかない」は、内容に納得・理解ができないことを表す。「合点」はうなずいて承知することで、それが「いかない」=納得できないとなる。

  155. 問155.「気を許す」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.関心を失う
    • イ.勝手な行動を認める
    • ウ.期待を寄せる
    • エ.警戒を解いて心を開く

    正解:エ.警戒を解いて心を開く

    解説:「気を許す」は、警戒心をなくして心を開き、安心して接することをいう。信頼できる相手に対して用いる表現。

  156. 問156.「くだを巻く」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.酔ってとりとめのないことをくどくど言う
    • イ.筋道立てて説明する
    • ウ.巧みに言いくるめる
    • エ.遠回しに皮肉る

    正解:ア.酔ってとりとめのないことをくどくど言う

    解説:「くだを巻く」は、酒に酔ってとりとめのないことをくどくどとしゃべることをいう。糸を紡ぐ管の音に由来するとされる。

  157. 問157.「ことなかれ主義」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.何事も完璧を目指す態度
    • イ.面倒を避け波風を立てまいとする態度
    • ウ.常に他人と争おうとする態度
    • エ.新しいことに挑戦する態度

    正解:イ.面倒を避け波風を立てまいとする態度

    解説:「ことなかれ主義」は、問題や面倒を避け、ともかく波風が立たなければよいとする消極的な態度をいう。

  158. 問158.「他山の石」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.目標とする高い理想
    • イ.手本にすべき立派な行い
    • ウ.他人の失敗を自分の戒めとすること
    • エ.身近にある貴重な助言

    正解:ウ.他人の失敗を自分の戒めとすること

    解説:「他山の石」は、他人のよくない言動でも、自分の人格を磨く助けにできるということ。立派な手本の意味で使うのは誤用とされる。

  159. 問159.「琴線に触れる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.神経を逆なでする
    • イ.怒りを買う
    • ウ.秘密に踏み込む
    • エ.心の奥深くに感動を呼び起こす

    正解:エ.心の奥深くに感動を呼び起こす

    解説:「琴線に触れる」は、すばらしいものに触れて深く感動することをいう。怒らせる意味で使うのは誤用である。

  160. 問160.「やおら」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.ゆっくりと動作を起こすさま
    • イ.突然に動き出すさま
    • ウ.しぶしぶ行うさま
    • エ.勢いよく行うさま

    正解:ア.ゆっくりと動作を起こすさま

    解説:「やおら」は、おもむろに、ゆっくりと動作を始めるさまを表す。「突然」の意で使うのは誤用なので注意する。

  161. 問161.「彼女は気が置けない友人だ」の「気が置けない」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.油断ならず警戒が必要だ
    • イ.遠慮がなく打ち解けられる
    • ウ.頼りなくて心配だ
    • エ.気難しくて付き合いづらい

    正解:イ.遠慮がなく打ち解けられる

    解説:「気が置けない」は、遠慮や気づかいが要らず、心から打ち解けられることを表す。警戒が必要という逆の意味で誤用されやすいので注意。

  162. 問162.「気が利く人」の「気が利く」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.頭の回転が異常に速い
    • イ.怒りっぽくて短気である
    • ウ.細かいところまで気を配れる
    • エ.おしゃべりで社交的である

    正解:ウ.細かいところまで気を配れる

    解説:「気が利く」は、相手の状況をくみ取り、細かいところまで配慮が行き届くこと。気配りができる人を褒める表現である。

  163. 問163.「彼は破天荒な人生を送った」の「破天荒」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.乱暴で無茶苦茶なこと
    • イ.運に恵まれず苦労が多いこと
    • ウ.荒々しく豪快なこと
    • エ.今まで誰もできなかったことを初めて成し遂げること

    正解:エ.今まで誰もできなかったことを初めて成し遂げること

    解説:「破天荒」は本来、これまで誰も成し得なかったことを初めて行うことをいう。乱暴・豪快の意味で使うのは誤用が広まったもの。

  164. 問164.「失笑」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.おかしさをこらえきれず思わず笑ってしまうこと
    • イ.あきれて笑う気も起きないこと
    • ウ.作り笑いをすること
    • エ.声を立てずにあざ笑うこと

    正解:ア.おかしさをこらえきれず思わず笑ってしまうこと

    解説:「失笑」は本来、おかしさをこらえきれず、思わず吹き出して笑ってしまうこと。「笑いも出ないほどあきれる」という意味は誤用。

  165. 問165.「二の足を踏む」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.失敗を繰り返す
    • イ.ためらってなかなか踏み切れない
    • ウ.勢いよく前進する
    • エ.同じ過ちを後悔する

    正解:イ.ためらってなかなか踏み切れない

    解説:「二の足を踏む」は、思い切れずにためらって決断できないこと。一歩目は踏み出すが二歩目で足踏みする様子から。

  166. 問166.「気が早い」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.怒りっぽい
    • イ.頭の回転が速い
    • ウ.せっかちで先走る
    • エ.移り気である

    正解:ウ.せっかちで先走る

    解説:「気が早い」は、せっかちで物事を先回りして急ぐ性質をいう。怒りっぽい意味の「気が短い」とは区別される。

  167. 問167.「眉唾(まゆつば)」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.深く感動して聞くこと
    • イ.真剣に信じ込むこと
    • ウ.退屈しながら聞くこと
    • エ.だまされないよう疑ってかかること

    正解:エ.だまされないよう疑ってかかること

    解説:「眉唾」は、だまされないよう用心すべき、信用できないこと。眉に唾をつけると狐にだまされないという俗信に由来する。

  168. 問168.「紋切り型」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.型どおりで決まりきっていること
    • イ.臨機応変で柔軟なこと
    • ウ.几帳面で丁寧なこと
    • エ.独創的で斬新なこと

    正解:ア.型どおりで決まりきっていること

    解説:「紋切り型」は、決まりきった型どおりのやり方や言い回しのことをいう。型紙で家紋を切り抜くことに由来する。

  169. 問169.「雨模様」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.大雨が激しく降る様子
    • イ.雨が降りそうな空の様子
    • ウ.雨が降ったりやんだりする様子
    • エ.小雨が静かに降る様子

    正解:イ.雨が降りそうな空の様子

    解説:「雨模様」は本来、今にも雨が降りそうな空の様子をいう。実際に降っている状態を指すのは新しい用法で、本来は降る前を表す。

  170. 問170.「泣きを見る」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.深く同情する
    • イ.人前で涙を流す
    • ウ.つらい目にあう
    • エ.勝利して感激する

    正解:ウ.つらい目にあう

    解説:「泣きを見る」は、つらく苦しい目にあうこと。失敗や不運によってひどい結果を被る場面で用いる。

  171. 問171.「役不足」という語を正しく使っている文はどれか。

    • ア.新人の私には部長の代理など役不足で務まりません
    • イ.準備不足で役不足のまま本番を迎えてしまった
    • ウ.人手が足りず役不足で残業が続いている
    • エ.彼ほどの実力者にこの程度の仕事では役不足だ

    正解:エ.彼ほどの実力者にこの程度の仕事では役不足だ

    解説:「役不足」は、与えられた役目がその人の力量に対して軽すぎることをいう。能力が足りない意味の「力不足」と混同しやすい。

  172. 問172.「うがった見方をする」の「うがった」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.物事の本質を的確にとらえた
    • イ.ひねくれてゆがんだ
    • ウ.疑い深く悪意のある
    • エ.表面的で浅はかな

    正解:ア.物事の本質を的確にとらえた

    解説:「うがった見方」は本来、物事の本質や核心を的確にとらえた見方を指す。疑い深い・ひねくれた見方という誤解が広まっているが、規範的には肯定的な意味。

  173. 問173.「煮え湯を飲まされる」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.手痛い失敗をする
    • イ.信頼していた人に裏切られてひどい目にあう
    • ウ.厳しく叱られる
    • エ.屈辱に耐え忍ぶ

    正解:イ.信頼していた人に裏切られてひどい目にあう

    解説:「煮え湯を飲まされる」は、信頼していた相手に裏切られてひどい目にあうこと。単なる失敗や叱責とは異なる。

  174. 問174.「鼻持ちならない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.控えめで目立たない
    • イ.正直で裏表がない
    • ウ.言動が我慢できないほど嫌みだ
    • エ.遠慮がなく親しみやすい

    正解:ウ.言動が我慢できないほど嫌みだ

    解説:「鼻持ちならない」は、言動が嫌みで我慢できないほど不快であることをいう。元は臭くて鼻が我慢できない意から転じた表現。

  175. 問175.「知らぬ存ぜぬを通す」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.黙って我慢し続けた
    • イ.事情をよく知っていた
    • ウ.正直にすべて打ち明けた
    • エ.何も知らないと言い張ってとぼけ通した

    正解:エ.何も知らないと言い張ってとぼけ通した

    解説:「知らぬ存ぜぬを通す」は、関与や事実を一切認めず、知らないと言い張ってとぼけ続けることをいう。

  176. 問176.「彼は悪びれる様子もなく謝った」の「悪びれる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.おどおどして卑屈になる
    • イ.ふてくされる
    • ウ.悪事をたくらむ
    • エ.ひどくおびえる

    正解:ア.おどおどして卑屈になる

    解説:「悪びれる」は、自分が悪いと感じておどおどし、引け目を感じて卑屈な態度をとること。「悪びれる様子もなく」は堂々としている様を表す。

  177. 問177.「彼女は気立てがよい」の「気立て」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.身なりの整え方
    • イ.心の持ち方や性質
    • ウ.話し方の上手さ
    • エ.体の丈夫さ

    正解:イ.心の持ち方や性質

    解説:「気立て」は、その人の心の持ち方・性質のこと。「気立てがよい」は、性格が優しく思いやりがあることを表す。

  178. 問178.「おもむろに」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.突然に
    • イ.あわてて
    • ウ.ゆっくりと落ち着いて
    • エ.いやいやながら

    正解:ウ.ゆっくりと落ち着いて

    解説:「おもむろに」は本来、ゆっくりと落ち着いて行動するさまを表す。「不意に・突然」の意味で使うのは誤用なので注意する。

  179. 問179.「手をこまねく」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.手際よく処理する
    • イ.手招きして呼ぶ
    • ウ.協力を申し出る
    • エ.何もせず傍観する

    正解:エ.何もせず傍観する

    解説:「手をこまねく」は、何も手を出さず、ただ傍観していることをいう。腕組みをして見ているさまから転じた表現。

  180. 問180.「気がとがめる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.良心が痛んで後ろめたい
    • イ.腹を立てる
    • ウ.不安で落ち着かない
    • エ.気持ちが高ぶる

    正解:ア.良心が痛んで後ろめたい

    解説:「気がとがめる」は、自分の行いについて良心が痛み、後ろめたく感じること。やましさを覚える場面で用いる。

  181. 問181.「割愛する」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.不要なものとして切り捨てる
    • イ.惜しいと思いながら省く
    • ウ.愛情を込めて分け与える
    • エ.時間をかけて丁寧に行う

    正解:イ.惜しいと思いながら省く

    解説:「割愛」は、惜しいと思うものを思い切って省く・手放すこと。単に不要だから捨てるという意味ではない点に注意する。

  182. 問182.「気が気でない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.気分が乗らない
    • イ.関心が持てない
    • ウ.心配で落ち着かない
    • エ.気が変わりやすい

    正解:ウ.心配で落ち着かない

    解説:「気が気でない」は、心配や不安で気持ちが落ち着かない様子を表す。結果が気になって平静でいられない場面で用いる。

  183. 問183.「気が置ける」という言い方が本来表す状態はどれか。

    • ア.遠慮なく付き合える
    • イ.信頼して安心できる
    • ウ.興味が持てない
    • エ.気をつかって打ち解けにくい

    正解:エ.気をつかって打ち解けにくい

    解説:「気が置ける」は、気づかいや遠慮があって打ち解けにくいこと。否定形の「気が置けない」(遠慮がいらない)と意味が逆になる点に注意。

  184. 問184.「一目置く」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.相手の実力を認めて敬意を払う
    • イ.少しだけ目をかける
    • ウ.軽く見て油断する
    • エ.ひそかに監視する

    正解:ア.相手の実力を認めて敬意を払う

    解説:「一目置く」は、相手が自分より優れていると認めて敬意を払うこと。囲碁で弱い側が先に石を一つ置くことに由来する。

  185. 問185.「やぶさかでない」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.まったく気が進まない
    • イ.喜んで進んでする
    • ウ.しぶしぶ引き受ける
    • エ.どちらでもよい

    正解:イ.喜んで進んでする

    解説:「やぶさかでない」は、努力や協力を惜しまない、喜んで進んでする気持ちがあることを表す。「気が進まない」という逆の意味で誤解されやすい。

  186. 問186.「彼は気骨のある人物だ」の「気骨(きこつ)」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.細かいことを気にする性格
    • イ.骨が折れる苦労
    • ウ.人に流されず信念を貫く強さ
    • エ.人当たりのよさ

    正解:ウ.人に流されず信念を貫く強さ

    解説:「気骨(きこつ)」は、自分の信念を曲げず、困難にも屈しない強い心をいう。なお「きぼね」と読むと別語で、気苦労の意になる。

  187. 問187.「異を唱える」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.強く賛成する
    • イ.声高に主張する
    • ウ.疑問を抱く
    • エ.反対の意見を述べる

    正解:エ.反対の意見を述べる

    解説:「異を唱える」は、人の意見に対して反対の考えを示すことをいう。「異」は異なる意見の意。単なる疑問ではなく反論を表明する点が要点。

  188. 問188.「流れに棹さす」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.物事が思い通りに順調に進む
    • イ.勢いを止めようとする
    • ウ.危険な状況に陥る
    • エ.時流に逆らって苦労する

    正解:ア.物事が思い通りに順調に進む

    解説:「流れに棹さす」は本来、棹を使って流れに乗り、物事が順調に進むこと。逆らう意味は誤用とされる。

  189. 問189.「とりもなおさず」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.場合によっては
    • イ.言い換えればそのまま
    • ウ.結局のところ消極的に
    • エ.とりあえず一応

    正解:イ.言い換えればそのまま

    解説:「とりもなおさず」は、それがそのまま・言い換えればすなわち、の意。前後を同義として結びつける接続的な表現である。

  190. 問190.「満を持す」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.不満を抱えたまま行う
    • イ.勢いに任せて行動する
    • ウ.十分に準備を整えて機会を待つ
    • エ.余裕がなく追い詰められる

    正解:ウ.十分に準備を整えて機会を待つ

    解説:「満を持す」は、十分に準備を整え、よい機会が来るのを待つこと。弓を限界まで引き絞った状態を保つことに由来する。

  191. 問191.「気が利く」とは、相手の状況を察して細やかに配慮できることである。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「気が利く」は、相手の気持ちや状況をくみ取り、行き届いた配慮ができることを表す肯定的な表現である。

  192. 問192.「役不足」とは、その人の能力に対して役目が重すぎて務まらないことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「役不足」はその人の力量に対して役目が軽すぎることをいう。能力が足りない意味の「力不足」と取り違えやすい。

  193. 問193.「やぶさかでない」とは、喜んで進んでそうする気持ちがあることを表す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「やぶさかでない」は、努力や協力を惜しまず、進んでそうしようとする前向きな意志を示す表現である。

  194. 問194.「気が置けない友人」とは、油断ならず警戒が必要な友人のことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「気が置けない」は遠慮や気づかいが要らず、心から打ち解けられること。警戒が必要という逆の意味で誤解されやすい。

  195. 問195.「破天荒」とは、本来、今まで誰も成し得なかったことを初めて成し遂げることをいう。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「破天荒」は前人未到のことを初めて行う意。乱暴・豪快の意味で使うのは誤用が広まったものである。

  196. 問196.「他山の石」とは、手本にすべき立派な行いを指す言葉である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「他山の石」は他人のよくない言動を自分の戒めや向上の助けとすること。立派な手本の意味は誤用とされる。

  197. 問197.「おもむろに」とは、本来、ゆっくりと落ち着いて動作を始めるさまを表す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「おもむろに」は本来ゆっくり行動するさまを表す。「突然・不意に」の意味で使うのは誤用なので注意する。

  198. 問198.「煮詰まる」は、本来、議論が行き詰まって結論が出なくなることを意味する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「煮詰まる」は議論が十分に尽くされ、結論が出る段階に近づくこと。「行き詰まる」の意は新しい誤用的用法である。

  199. 問199.「琴線に触れる」とは、すばらしいものに接して心の奥深くで感動することである。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「琴線に触れる」は深い感動を呼び起こされること。怒らせる・神経を逆なでする意味で使うのは誤用である。

  200. 問200.「浮き足立つ」とは、うれしさのあまり心が浮かれて喜ぶことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「浮き足立つ」は不安や恐れで落ち着きを失い逃げ腰になること。喜んで浮かれる意味は誤用とされる。

  201. 問201.次の文の「妥協」の読みとして正しいものはどれか。「両者は粘り強く話し合い、ついに妥協点を見いだした。」

    • ア.だこう
    • イ.だぎょう
    • ウ.たきょう
    • エ.だきょう

    正解:エ.だきょう

    解説:「妥協」は「だきょう」と読みます。互いに譲り合って一致点を見いだすこと。「妥」は「だ」と濁って読みます。

  202. 問202.「ホショウ」のうち、「製品の品質をホショウする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.保証
    • イ.保障
    • ウ.補償
    • エ.保賞

    正解:ア.保証

    解説:品質などが確かだと請け合うのは「保証」。「保障」は安全を守ること(社会保障)、「補償」は損害を埋め合わせること(損害補償)。

  203. 問203.次の文の「進捗」の読みとして正しいものはどれか。「工事の進捗状況を毎週報告する。」

    • ア.しんしょく
    • イ.しんちょく
    • ウ.しんてき
    • エ.しんぽ

    正解:イ.しんちょく

    解説:「進捗」は「しんちょく」と読みます。物事がはかどって進むこと。「捗」を「しょく」と読むのは誤りです。

  204. 問204.「コウセイ」のうち、「組織をコウセイに運営する」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.構成
    • イ.厚生
    • ウ.公正
    • エ.校正

    正解:ウ.公正

    解説:かたよりがなく正しいことは「公正」。「構成」は組み立て、「厚生」は生活を健やかにすること、「校正」は文字の誤りを直すこと。

  205. 問205.次の文の「滞る」の読みとして正しいものはどれか。「家賃の支払いが滞る。」

    • ア.めぐる
    • イ.つまる
    • ウ.おこたる
    • エ.とどこおる

    正解:エ.とどこおる

    解説:「滞る」は「とどこおる」と読みます。物事が順調に進まず、はかどらないこと。支払いなどが遅れる意味でも使います。

  206. 問206.「タイショウ」のうち、「調査のタイショウを広げる」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.対象
    • イ.対称
    • ウ.対照
    • エ.対症

    正解:ア.対象

    解説:行為や関心の向けられる相手・目標は「対象」。「対称」は左右がつりあうこと、「対照」は照らし合わせること、「対症」は対症療法など。

  207. 問207.次の文の「促す」の読みとして正しいものはどれか。「発言を促す。」

    • ア.もよおす
    • イ.うながす
    • ウ.ほどこす
    • エ.ただす

    正解:イ.うながす

    解説:「促す」は「うながす」と読みます。早くするようにせきたてる、その気にさせる意味です。

  208. 問208.「イシ」のうち、「強いイシを持って取り組む」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.意思
    • イ.遺志
    • ウ.意志
    • エ.医師

    正解:ウ.意志

    解説:成し遂げようとする心の強さは「意志」。「意思」は考え・思い(意思表示)、「遺志」は故人の志、「医師」は医者。

  209. 問209.次の文の「貫く」の読みとして正しいものはどれか。「初志を貫く。」

    • ア.みちびく
    • イ.おもむく
    • ウ.かたむく
    • エ.つらぬく

    正解:エ.つらぬく

    解説:「貫く」は「つらぬく」と読みます。最後までやり通す、突き通す意味です。

  210. 問210.「キカン」のうち、「呼吸に関わるキカンを保護する」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.気管
    • イ.期間
    • ウ.機関
    • エ.器官

    正解:ア.気管

    解説:肺へ空気を送る管は「気管」。「期間」は一定の時、「機関」は仕組み・組織、「器官」は生物体の一部分(消化器官)。

  211. 問211.次の文の「醸す」の読みとして正しいものはどれか。「物議を醸す。」

    • ア.ほどこす
    • イ.かもす
    • ウ.もよおす
    • エ.ためす

    正解:イ.かもす

    解説:「醸す」は「かもす」と読みます。ある状態・雰囲気を作り出すこと。本来は酒などを発酵させて造る意味です。

  212. 問212.「カテイ」のうち、「制作のカテイを記録する」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.課程
    • イ.家庭
    • ウ.過程
    • エ.仮定

    正解:ウ.過程

    解説:物事が進む道筋・経過は「過程」。「課程」は学習の段階(教育課程)、「家庭」は家族の生活の場、「仮定」は仮に定めること。

  213. 問213.次の文の「賄う」の読みとして正しいものはどれか。「会費で運営費を賄う。」

    • ア.あがなう
    • イ.つぐなう
    • ウ.ともなう
    • エ.まかなう

    正解:エ.まかなう

    解説:「賄う」は「まかなう」と読みます。費用や材料などをやりくりして間に合わせる意味です。

  214. 問214.「シュウシュウ」のうち、「混乱した事態をシュウシュウする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.収拾
    • イ.収集
    • ウ.拾収
    • エ.集収

    正解:ア.収拾

    解説:乱れた事態をおさめ、まとめることは「収拾」。「収集」は集めること(切手の収集)。読みは同じでも意味が異なります。

  215. 問215.次の文の「煩わしい」の読みとして正しいものはどれか。「煩わしい手続きが多い。」

    • ア.まぎらわしい
    • イ.わずらわしい
    • ウ.うたがわしい
    • エ.いまわしい

    正解:イ.わずらわしい

    解説:「煩わしい」は「わずらわしい」と読みます。込み入っていて面倒な様子を表します。

  216. 問216.「シュウチ」のうち、「広くシュウチを図る」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.衆知
    • イ.羞恥
    • ウ.周知
    • エ.収知

    正解:ウ.周知

    解説:広く知れわたらせることは「周知」。「衆知」は多くの人の知恵(衆知を集める)、「羞恥」ははじらい(羞恥心)。

  217. 問217.次の文の「遮る」の読みとして正しいものはどれか。「視界を遮る。」

    • ア.へだてる
    • イ.くつがえる
    • ウ.さまたげる
    • エ.さえぎる

    正解:エ.さえぎる

    解説:「遮る」は「さえぎる」と読みます。間に入って隔てる、進行や流れを途中で止める意味です。

  218. 問218.「カイホウ」のうち、「捕虜をカイホウする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.解放
    • イ.快方
    • ウ.開放
    • エ.介抱

    正解:ア.解放

    解説:束縛を解いて自由にすることは「解放」。「開放」は開け放つこと(門戸開放)、「介抱」は看病、「快方」は病気がよくなること。

  219. 問219.次の文の「培う」の読みとして正しいものはどれか。「実力を培う。」

    • ア.やしなう
    • イ.つちかう
    • ウ.にぎわう
    • エ.あらがう

    正解:イ.つちかう

    解説:「培う」は「つちかう」と読みます。能力や性質などを長い時間かけて育て養う意味です。

  220. 問220.「カンシン」のうち、「政治にカンシンを持つ」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.歓心
    • イ.感心
    • ウ.関心
    • エ.寒心

    正解:ウ.関心

    解説:心を引かれ気にかけることは「関心」。「感心」は立派さに心を動かされること、「歓心」は喜ぶ心(歓心を買う)、「寒心」はぞっとすること。

  221. 問221.次の文の「凝らす」の読みとして正しいものはどれか。「工夫を凝らす。」

    • ア.さらす
    • イ.めぐらす
    • ウ.ちらす
    • エ.こらす

    正解:エ.こらす

    解説:「凝らす」は「こらす」と読みます。一つのことに集中させる、念入りに工夫する意味です。

  222. 問222.「セイサン」のうち、「過去をセイサンする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.清算
    • イ.成算
    • ウ.精算
    • エ.計算

    正解:ア.清算

    解説:過去の関係や物事にきまりをつけることは「清算」。「精算」は金額を細かく計算し直すこと(運賃の精算)、「成算」は成功の見込み。

  223. 問223.次の文の「免れる」の読みとして正しいものはどれか。「責任を免れる。」

    • ア.のがれる
    • イ.まぬかれる
    • ウ.はなれる
    • エ.くずれる

    正解:イ.まぬかれる

    解説:「免れる」は「まぬかれる」と読みます。望ましくない事態をうまく避ける、逃れる意味です。「まぬがれる」とも読みます。

  224. 問224.「タイセイ」のうち、「受け入れタイセイを整える」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.体制
    • イ.体勢
    • ウ.態勢
    • エ.大勢

    正解:ウ.態勢

    解説:物事に対する身構え・準備の構えは「態勢」。「体制」は社会の仕組み(管理体制)、「体勢」は体の姿勢、「大勢」は全体の成り行き。

  225. 問225.次の文の「随時」の読みとして正しいものはどれか。「随時受け付けます。」

    • ア.ついじ
    • イ.ずいどき
    • ウ.さいじ
    • エ.ずいじ

    正解:エ.ずいじ

    解説:「随時」は「ずいじ」と読みます。その時々、必要に応じていつでも、という意味です。

  226. 問226.「カイトウ」のうち、「アンケートにカイトウする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.回答
    • イ.解答
    • ウ.解凍
    • エ.解党

    正解:ア.回答

    解説:質問や要求に答えることは「回答」。「解答」は問題を解いて答えを出すこと(試験の解答)。アンケートには「回答」を使います。

  227. 問227.次の文の「漠然」の読みとして正しいものはどれか。「漠然とした不安を抱く。」

    • ア.まくぜん
    • イ.ばくぜん
    • ウ.はくぜん
    • エ.ばくねん

    正解:イ.ばくぜん

    解説:「漠然」は「ばくぜん」と読みます。ぼんやりとしてはっきりしない様子を表します。

  228. 問228.「ツトめる」のうち、「議長をツトめる」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.努める
    • イ.勤める
    • ウ.務める
    • エ.勉める

    正解:ウ.務める

    解説:役目や役割を果たすことは「務める」。「努める」は努力する、「勤める」は勤務する。役職や役を担う場合は「務める」を使います。

  229. 問229.次の文の「踏襲」の読みとして正しいものはどれか。「前例を踏襲する。」

    • ア.ふしゅう
    • イ.ふうしゅう
    • ウ.とうしゅ
    • エ.とうしゅう

    正解:エ.とうしゅう

    解説:「踏襲」は「とうしゅう」と読みます。それまでのやり方を受け継いで行うこと。「ふしゅう」と読むのは誤りです。

  230. 問230.「オサめる」のうち、「税金をオサめる」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.納める
    • イ.治める
    • ウ.修める
    • エ.収める

    正解:ア.納める

    解説:金品を渡す・受け取らせることは「納める」。「収める」は手に入れる・しまう、「治める」は統治する、「修める」は学問を身につける。

  231. 問231.次の文の「示唆」の読みとして正しいものはどれか。「解決策を示唆する。」

    • ア.じさ
    • イ.しさ
    • ウ.しさく
    • エ.じし

    正解:イ.しさ

    解説:「示唆」は「しさ」と読みます。それとなく示し教えること、ヒントを与えることです。「じさ」と読むのは誤りです。

  232. 問232.「タツ」のうち、「布をタつ」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.絶つ
    • イ.断つ
    • ウ.裁つ
    • エ.建つ

    正解:ウ.裁つ

    解説:布や紙を寸法に合わせて切ることは「裁つ」。「断つ」は切り離す・やめる、「絶つ」は続いていたものを終わらせる(命を絶つ)。

  233. 問233.次の文の「遵守」の読みとして正しいものはどれか。「規則を遵守する。」

    • ア.そんしゅ
    • イ.じゅんじゅ
    • ウ.しゅんしゅ
    • エ.じゅんしゅ

    正解:エ.じゅんしゅ

    解説:「遵守」は「じゅんしゅ」と読みます。法律や決まりに従い、それを守ることです。

  234. 問234.「サす」のうち、「傘をサす」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.差す
    • イ.指す
    • ウ.刺す
    • エ.挿す

    正解:ア.差す

    解説:傘を頭上に広げ持つのは「差す」。「指す」は方向や物を示す、「刺す」は突き通す、「挿す」は細い物を中に入れる(花を挿す)。

  235. 問235.次の文の「懸念」の読みとして正しいものはどれか。「事故の再発を懸念する。」

    • ア.けんねん
    • イ.けねん
    • ウ.けんね
    • エ.かねん

    正解:イ.けねん

    解説:「懸念」は「けねん」と読みます。気にかかって不安に思うこと、心配することです。「けんねん」と読むのは誤りです。

  236. 問236.「カエリみる」のうち、「我が身をカエリみる(反省する)」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.顧みる
    • イ.還りみる
    • ウ.省みる
    • エ.帰りみる

    正解:ウ.省みる

    解説:自分の行いを反省することは「省みる」。「顧みる」は過去を振り返る・気にかける意味で使い分けます。

  237. 問237.次の文の「便宜」の読みとして正しいものはどれか。「便宜を図る。」

    • ア.べんせん
    • イ.びんぎ
    • ウ.べんき
    • エ.べんぎ

    正解:エ.べんぎ

    解説:「便宜」は「べんぎ」と読みます。都合のよいこと、便利なように取り計らうことです。

  238. 問238.「ハカる」のうち、「会議にハカる(相談する)」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.諮る
    • イ.図る
    • ウ.測る
    • エ.計る

    正解:ア.諮る

    解説:相談して意見を求めることは「諮る」。「計る」は数量や時間、「図る」は計画する、「測る」は長さや深さを測定する。

  239. 問239.次の文の「逐次」の読みとして正しいものはどれか。「結果を逐次報告する。」

    • ア.すいじ
    • イ.ちくじ
    • ウ.じくじ
    • エ.ちくつぎ

    正解:イ.ちくじ

    解説:「逐次」は「ちくじ」と読みます。順を追って次々に、という意味です。

  240. 問240.「キワめる」のうち、「真理をキワめる(研究し尽くす)」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.極める
    • イ.窮める
    • ウ.究める
    • エ.谷める

    正解:ウ.究める

    解説:学問や物事を深く研究し尽くすことは「究める」。「極める」は頂点に達する(頂上を極める)、と使い分けます。

  241. 問241.次の文の「斟酌」の読みとして正しいものはどれか。「相手の事情を斟酌する。」

    • ア.しんさく
    • イ.かんしゃく
    • ウ.じんしゃく
    • エ.しんしゃく

    正解:エ.しんしゃく

    解説:「斟酌」は「しんしゃく」と読みます。相手の事情や心情をくみとって手加減すること、考慮することです。

  242. 問242.「ウつ」のうち、「太鼓をウつ(たたく)」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.打つ
    • イ.撃つ
    • ウ.討つ
    • エ.裁つ

    正解:ア.打つ

    解説:物をたたくことは「打つ」。「討つ」は攻め滅ぼす(敵を討つ)、「撃つ」は銃などを発射する(銃を撃つ)と使い分けます。

  243. 問243.次の文の「漸次」の読みとして正しいものはどれか。「景気は漸次回復している。」

    • ア.ざんじ
    • イ.ぜんじ
    • ウ.せんじ
    • エ.ぜんつぎ

    正解:イ.ぜんじ

    解説:「漸次」は「ぜんじ」と読みます。だんだんに、しだいに、という意味です。「暫時(ざんじ=しばらくの間)」とは別語です。

  244. 問244.「タイショ」のうち、「問題にタイショする」に当てはまる正しい漢字はどれか。

    • ア.対所
    • イ.退所
    • ウ.対処
    • エ.対書

    正解:ウ.対処

    解説:状況に応じて適切に処理することは「対処」。「退所」は施設などをやめること。同音に注意して使い分けます。

  245. 問245.「重複」の本来の読みは「ちょうふく」であり、「じゅうふく」は慣用読みとされる。

    正解:○(正しい)

    解説:「重複」は本来「ちょうふく」と読みます。「じゅうふく」は慣用読みとして広く使われ近年は許容されますが、伝統的な正しい読みは「ちょうふく」です。

  246. 問246.「破綻」の読みは「はじょう」である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「破綻」は「はたん」と読みます。物事が成り立たなくなることを意味します。「綻」を「じょう」と読むのは誤りです。

  247. 問247.「相殺」の読みは「そうさい」である。

    正解:○(正しい)

    解説:「相殺」は「そうさい」と読みます。差し引きして帳消しにすることです。「殺」を「さつ」ではなく「さい」と読む点に注意します。

  248. 問248.「年俸」の読みは「ねんぼう」である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「年俸」は「ねんぽう」と読みます。一年単位で定めた給与のことです。「俸」を「ぼう」と読むのは誤りです。

  249. 問249.「捺印」の読みは「なついん」である。

    正解:○(正しい)

    解説:「捺印」は「なついん」と読みます。印鑑を押すことです。「捺」は「押す」という意味の字です。

  250. 問250.「逝去」の読みは「せいきょ」である。

    正解:○(正しい)

    解説:「逝去」は「せいきょ」と読みます。他人の死を敬っていう語です。身内には使わず、他者の死に対して用います。

  251. 問251.取引先に対して「課長は今、席を外しております」と言う場合の「おります」の敬語の種類として正しいものはどれか。

    • ア.謙譲語(丁重語)
    • イ.尊敬語
    • ウ.丁寧語
    • エ.美化語

    正解:ア.謙譲語(丁重語)

    解説:「おる」は「いる」の謙譲語(丁重語)。社外の人に対して身内である上司の動作をへりくだって述べる場面で正しく使われている。

  252. 問252.目上の人に「(あなたが)資料を見る」ことをすすめる場合、最も適切な敬語表現はどれか。

    • ア.拝見してください
    • イ.ご覧ください
    • ウ.拝見されてください
    • エ.見られてください

    正解:イ.ご覧ください

    解説:相手の動作には尊敬語を使う。「見る」の尊敬語は「ご覧になる」で、依頼形は「ご覧ください」。「拝見する」は謙譲語なので相手の動作には使えない。

  253. 問253.「言う」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.申す
    • イ.申し上げる
    • ウ.おっしゃる
    • エ.伺う

    正解:ウ.おっしゃる

    解説:「言う」の尊敬語は「おっしゃる」。「申す」「申し上げる」は謙譲語、「伺う」は「聞く・訪問する」の謙譲語。

  254. 問254.「食べる」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.召し上がる
    • イ.お食べになる
    • ウ.食べられる
    • エ.いただく

    正解:エ.いただく

    解説:「食べる・飲む」の謙譲語は「いただく」。「召し上がる」は尊敬語、「お食べになる」「食べられる」も尊敬語にあたる。

  255. 問255.お客様に料理をすすめるとき、「どうぞ召し上がってください」の「召し上がる」は謙譲語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語である。お客様(相手)の動作を高める語であり、謙譲語ではない。

  256. 問256.上司に対して「部長、明日の会議の資料はもう拝見されましたか」と言うのは正しい敬語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「ご覧になりましたか」。「拝見する」は謙譲語で自分の動作に使うもの。上司が「見る」動作には尊敬語「ご覧になる」を用いる。

  257. 問257.「聞く」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.伺う
    • イ.お聞きになる
    • ウ.聞かれる
    • エ.お耳に入る

    正解:ア.伺う

    解説:「聞く」の謙譲語は「伺う」または「拝聴する」。「お聞きになる」「聞かれる」は尊敬語。

  258. 問258.次のうち、二重敬語(過剰な敬語)にあたる誤った表現はどれか。

    • ア.お読みになる
    • イ.お読みになられる
    • ウ.おっしゃる
    • エ.ご覧になる

    正解:イ.お読みになられる

    解説:「お読みになられる」は尊敬語「お読みになる」に尊敬の助動詞「れる」を重ねた二重敬語で誤り。正しくは「お読みになる」。

  259. 問259.「来る」の尊敬語として適切なものはどれか。

    • ア.参る
    • イ.伺う
    • ウ.いらっしゃる
    • エ.お越しする

    正解:ウ.いらっしゃる

    解説:「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」など。「参る」「伺う」は謙譲語、「お越しする」は誤った形。

  260. 問260.自分が相手の会社へ行くことを伝える場合、「明日、御社に伺います」は正しい敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「伺う」は「行く・訪問する」の謙譲語で、自分が相手のもとへ行く動作をへりくだって述べる正しい表現。

  261. 問261.電話で相手の名前を尋ねるとき、最も適切な表現はどれか。

    • ア.お名前様をお願いします
    • イ.お名前を頂戴できますか
    • ウ.お名前を申していただけますか
    • エ.お名前を伺ってもよろしいでしょうか

    正解:エ.お名前を伺ってもよろしいでしょうか

    解説:「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」が適切。「お名前を頂戴する」は物のように扱う誤用とされ、「申す」は謙譲語で相手の動作に使えない。

  262. 問262.「する」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.なさる
    • イ.いたす
    • ウ.させていただく
    • エ.つかまつる

    正解:ア.なさる

    解説:「する」の尊敬語は「なさる」「される」。「いたす」「つかまつる」は謙譲語、「させていただく」は謙譲表現。

  263. 問263.自分が相手の書いた手紙を読む動作をへりくだって述べる場合、最も適切な表現はどれか。

    • ア.ご覧になりました
    • イ.拝見しました
    • ウ.お読みになりました
    • エ.読まれました

    正解:イ.拝見しました

    解説:「拝見する」は「見る・読む」の謙譲語で、自分が読む動作をへりくだる正しい表現。他はいずれも相手を高める尊敬語。

  264. 問264.取引先に「弊社の社長がそう申しておりました」と言うのは正しい敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:社外の人に対しては、身内である社長の動作にも謙譲語を使う。「申す」は「言う」の謙譲語で、ここでは正しい用法。

  265. 問265.次のうち「丁寧語」にあたるものはどれか。

    • ア.なさる
    • イ.拝見する
    • ウ.です・ます
    • エ.いただく

    正解:ウ.です・ます

    解説:丁寧語は聞き手に対して丁寧に述べる言い方で「です・ます・ございます」が代表。「なさる」は尊敬語、「拝見する」「いただく」は謙譲語。

  266. 問266.お客様に「あちらの受付で( )」と質問を促す。空欄に入る最も適切な表現はどれか。

    • ア.伺ってください
    • イ.お聞きしてください
    • ウ.拝聴してください
    • エ.お尋ねください

    正解:エ.お尋ねください

    解説:「お尋ねください」「お聞きください」が適切。「伺う」「拝聴する」は謙譲語で相手(お客様)の動作には使えず、「お聞きしてください」も謙譲語の混入で誤り。

  267. 問267.「もらう」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.いただく
    • イ.差し上げる
    • ウ.くださる
    • エ.お受け取りになる

    正解:ア.いただく

    解説:「もらう」の謙譲語は「いただく」「頂戴する」。「くださる」は「くれる」の尊敬語、「差し上げる」は「与える」の謙譲語。

  268. 問268.上司に書類を渡すとき、最も適切な表現はどれか。

    • ア.こちらをいただいてください
    • イ.こちらをお渡しいたします
    • ウ.こちらを差し上げてください
    • エ.こちらを頂戴ください

    正解:イ.こちらをお渡しいたします

    解説:自分が渡す動作は謙譲語で「お渡しいたします」が適切。「いただく」「頂戴する」は「もらう」の謙譲語で渡す場面には不適。

  269. 問269.「あげる」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.くださる
    • イ.いただく
    • ウ.差し上げる
    • エ.賜る

    正解:ウ.差し上げる

    解説:「与える・あげる」の謙譲語は「差し上げる」。「くださる」は尊敬語、「いただく・賜る」は「もらう」の謙譲語。

  270. 問270.「お客様が申されたとおりです」は正しい敬語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「おっしゃったとおりです」。「申す」は謙譲語で相手の動作には使えない。「申される」は謙譲語に尊敬の助動詞を付けた誤用。

  271. 問271.次のうち、謙譲語の「丁重語(自分の動作をあらたまって述べる語)」にあたるものはどれか。

    • ア.ご覧になる
    • イ.いらっしゃる
    • ウ.召し上がる
    • エ.参る

    正解:エ.参る

    解説:「参る」は「行く・来る」の丁重語(謙譲語Ⅱ)で、相手を高めるより聞き手に対し改まった気持ちを表す。他は尊敬語。

  272. 問272.目上の人や取引先からの指示を受けて承諾を伝えるとき、改まった場面で最も適切な返事はどれか。

    • ア.承知しました
    • イ.了解しました
    • ウ.了解です
    • エ.わかりました

    正解:ア.承知しました

    解説:「承知しました」「かしこまりました」が目上に対して最も適切。「了解」は対等または目下に使う語感があり、改まった場面では避けるのが望ましい。

  273. 問273.「知っている」ことを謙譲して述べる場合、適切な表現はどれか。

    • ア.お知りになっています
    • イ.存じております
    • ウ.ご存じです
    • エ.知られています

    正解:イ.存じております

    解説:自分が知っていることをへりくだって述べるなら「存じております」。「ご存じです」は相手が知っていることを表す尊敬語。

  274. 問274.社内で同僚に「課長が会議は延期だと( )」と上司の発言を伝える。空欄に入る最も適切な語はどれか。

    • ア.申していました
    • イ.申し上げていました
    • ウ.おっしゃっていました
    • エ.述べられていました

    正解:ウ.おっしゃっていました

    解説:社内で目上の人について話す際は尊敬語を使う。「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で適切。「申す」「申し上げる」は謙譲語で身内を高める社内会話には不向き。

  275. 問275.次のうち、美化語(丁寧語の一種)として適切な言い方を含むものはどれか。

    • ア.ご飯をいただく
    • イ.お料理を召し上がる
    • ウ.お食事をなさる
    • エ.お茶をどうぞ

    正解:エ.お茶をどうぞ

    解説:「お茶」は美化語(丁寧語の一種)で、依頼の「どうぞ」と組み合わせた言い方。他の選択肢は謙譲語・尊敬語を含む。

  276. 問276.「行く」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.参る・伺う
    • イ.いらっしゃる
    • ウ.おいでになる
    • エ.お越しになる

    正解:ア.参る・伺う

    解説:「行く」の謙譲語は「参る」「伺う」。「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」はいずれも尊敬語。

  277. 問277.上司に対して「お疲れ様です」と声をかけるのは一般に適切である。

    正解:○(正しい)

    解説:「お疲れ様です」は目上にも使えるねぎらいの言葉として広く用いられる。一方「ご苦労様です」は目上に使うと失礼とされる。

  278. 問278.部下が退社する上司をねぎらうとき、最も適切な言葉はどれか。

    • ア.ご苦労様でした
    • イ.お疲れ様でした
    • ウ.お世話様でした
    • エ.ご足労様でした

    正解:イ.お疲れ様でした

    解説:「お疲れ様でした」が適切。「ご苦労様」は目上が目下をねぎらう言葉で部下から上司には用いない。「お世話様」「ご足労様」もこの場面には不適。

  279. 問279.接客で「お客様、こちらの椅子にお座りください」と言うとき、より好ましく適切な表現はどれか。

    • ア.お座りください
    • イ.座られてください
    • ウ.お掛けください
    • エ.座ってもらえますか

    正解:ウ.お掛けください

    解説:「お掛けください」がより丁寧で接客にふさわしい。「お座り」は命令的な語感があり、「お掛けになる」が好まれる。

  280. 問280.「お読みになりますか」は「読む」の尊敬語として正しい。

    正解:○(正しい)

    解説:「お〜になる」は尊敬語の基本形。「お読みになる」は「読む」の正しい尊敬語で、相手の動作を高める。

  281. 問281.次のうち、「会う」の謙譲語として正しいものはどれか。

    • ア.お会いになる
    • イ.会われる
    • ウ.ご面会なさる
    • エ.お目にかかる

    正解:エ.お目にかかる

    解説:「会う」の謙譲語は「お目にかかる」。「お会いになる」「会われる」「ご面会なさる」は尊敬語。

  282. 問282.「先生がお書きになった本」の「お書きになる」は、先生をへりくだらせる謙譲語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「お書きになる」は「書く」の尊敬語である。先生(目上)の動作を高める語であり、へりくだらせる謙譲語ではない。

  283. 問283.電話で社外の人に「○○は本日休みをいただいております」と言うのは適切である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「本日休んでおります」。休みは会社が与えるもので相手から「いただく」ものではないため、社外には「いただく」を使わないのが望ましい。

  284. 問284.「お客様がお見えになりました」の「お見えになる」は誰の動作を高めているか。

    • ア.お客様(相手)
    • イ.身内の上司
    • ウ.話し手自身
    • エ.第三者一般

    正解:ア.お客様(相手)

    解説:「お見えになる」は「来る」の尊敬語で、来訪したお客様(相手)の動作を高めている。

  285. 問285.目上の人からペンを借りる動作をへりくだって述べる場合、最も適切な表現はどれか。

    • ア.お借りになる
    • イ.拝借する
    • ウ.貸してくださる
    • エ.お貸しする

    正解:イ.拝借する

    解説:「拝借する」は「借りる」の謙譲語で、自分が借りる動作をへりくだる正しい表現。「お借りになる」「貸してくださる」は相手を高める尊敬語、「お貸しする」は自分が貸す謙譲語。

  286. 問286.次のうち、敬語として誤っている表現はどれか。

    • ア.お客様が来られる
    • イ.お客様がいらっしゃる
    • ウ.お客様が参られる
    • エ.お客様がお越しになる

    正解:ウ.お客様が参られる

    解説:「参られる」は謙譲語「参る」に尊敬の助動詞を付けた誤り。相手には尊敬語「いらっしゃる」「来られる」「お越しになる」を使う。

  287. 問287.自分の行為について「資料を送らせていただきます」と言うのは適切な敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:「〜させていただく」は相手の許可・恩恵を前提に自分の行為をへりくだる表現。資料を送る場面では適切に機能する。

  288. 問288.次のうち、相手に物を受け取ってもらうときの最も適切な表現はどれか。

    • ア.受け取らせてください
    • イ.頂戴してください
    • ウ.お受け取りいたしてください
    • エ.お納めください

    正解:エ.お納めください

    解説:「お納めください」は「受け取ってください」の丁寧な尊敬表現。「頂戴する」は謙譲語で相手の動作に使えず、他も誤った形。

  289. 問289.上司に対して「部長もご一緒に参りませんか」と誘うのは正しい敬語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「ご一緒にいらっしゃいませんか」。「参る」は謙譲語で相手(部長)の動作には使えない。

  290. 問290.「ご覧に入れる」はどのような意味の敬語か。

    • ア.自分が相手に見せる(謙譲)
    • イ.相手が見る(尊敬)
    • ウ.相手に見てもらう依頼
    • エ.物を丁寧に言う美化語

    正解:ア.自分が相手に見せる(謙譲)

    解説:「ご覧に入れる」は「お見せする」と同じく、自分が相手に見せる動作の謙譲語。

  291. 問291.飲食店で注文の品が全部そろったか確認するとき、最も適切な表現はどれか。

    • ア.ご注文の品はおそろいになりましたか
    • イ.ご注文の品はおそろいでしょうか
    • ウ.ご注文の品はおそろいいたしましたか
    • エ.ご注文の品はそろわれましたか

    正解:イ.ご注文の品はおそろいでしょうか

    解説:「おそろいでしょうか」が適切。料理など物に「おそろいになる/そろわれる」と尊敬語を使うのは不自然で、いわゆるバイト敬語の典型的な誤り。

  292. 問292.「いただく」を尊敬語のつもりで「お客様、こちらでいただいてください」と言うのは正しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「お召し上がりください」。「いただく」は謙譲語で相手の動作には使えない。お客様には尊敬語を用いる。

  293. 問293.次のうち、「くれる」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.いただく
    • イ.頂戴する
    • ウ.くださる
    • エ.差し上げる

    正解:ウ.くださる

    解説:「くれる」の尊敬語は「くださる」。「いただく」「頂戴する」は「もらう」の謙譲語、「差し上げる」は「あげる」の謙譲語。

  294. 問294.「先生は何時に出発されますか」の「出発される」は謙譲語である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「出発される」は尊敬の助動詞「れる・られる」を用いた尊敬語である。先生(相手)の動作を高める語であり、謙譲語ではない。

  295. 問295.取引先に自社の製品を見せるとき、「弊社の商品をご覧に入れます」は適切である。

    正解:○(正しい)

    解説:「ご覧に入れる」は「お見せする」の謙譲語。自分(自社)が相手に見せる動作をへりくだって述べる正しい表現。

  296. 問296.次のうち、最も適切な依頼表現はどれか。

    • ア.少々お待ちしてください
    • イ.少々お待ちになってください
    • ウ.少々待たれてください
    • エ.少々お待ちください

    正解:エ.少々お待ちください

    解説:「お待ちください」が簡潔で適切な尊敬の依頼表現。「お待ちしてください」は謙譲語の混入で誤り。

  297. 問297.「ご説明させていただきます」は、自分が説明する場面の謙譲表現として使える。

    正解:○(正しい)

    解説:「ご〜させていただく」は自分の行為をへりくだる謙譲表現。説明する動作に対して適切に使える。

  298. 問298.次のうち、目上の人に名前を尋ねる場合の最も適切な表現はどれか。

    • ア.お名前を伺ってもよろしいでしょうか
    • イ.お名前を申してください
    • ウ.お名前を頂戴できますか
    • エ.お名前様をいただけますか

    正解:ア.お名前を伺ってもよろしいでしょうか

    解説:「お名前を伺ってもよろしいでしょうか」が適切。名前は「頂戴する(もらう)」ものではなく、「申す」は相手の動作に使えない。

  299. 問299.「父が先生によろしくと申しておりました」は正しい敬語である。

    正解:○(正しい)

    解説:身内である父の動作は、相手(先生)に対して謙譲語で述べる。「申す」は「言う」の謙譲語で正しい用法。

  300. 問300.次のうち、「いる」の尊敬語として正しいものはどれか。

    • ア.おる
    • イ.いらっしゃる
    • ウ.おります
    • エ.存じる

    正解:イ.いらっしゃる

    解説:「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」「おいでになる」。「おる」「おります」は謙譲語、「存じる」は「知る・思う」の謙譲語。