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日本語検定 3級「言葉の意味」の一問一答

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📖 日本語検定 3級「言葉の意味」の全50問と解説(一覧)

日本語検定 3級の言葉の意味に関する一問一答(全50問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.「彼の話は要領を得ない」の「要領を得ない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.話が長くて退屈である
    • イ.内容が専門的で難しい
    • ウ.声が小さくて聞き取りにくい
    • エ.話の筋道がはっきりせずわかりにくい

    正解:エ.話の筋道がはっきりせずわかりにくい

    解説:「要領を得ない」は、話や説明の肝心な点がはっきりせず、何が言いたいのかわかりにくいことを表す。難しさや声量、長さを指す表現ではない。

  2. 問2.「枯れ木も山のにぎわい」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.つまらないものでもないよりはまし
    • イ.年老いても経験は役に立つ
    • ウ.自然の美しさは何にも勝る
    • エ.人が集まれば活気が出る

    正解:ア.つまらないものでもないよりはまし

    解説:「枯れ木も山のにぎわい」は、つまらないものでも、ないよりはあったほうがましだという意味。自分を謙遜して使うのが本来の用法。

  3. 問3.「彼の発言は的を射ている」の「的を射る」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.厳しく批判している
    • イ.要点を正確についている
    • ウ.遠回しに皮肉っている
    • エ.勢いよく言い放つ

    正解:イ.要点を正確についている

    解説:「的を射る」は、要点や核心を正確にとらえていること。「当を得る」と混同した「的を得る」は本来誤用とされる。

  4. 問4.「君の話には合点がいかない」の「合点がいかない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.賛成できる
    • イ.聞き取れない
    • ウ.納得できない
    • エ.期待できない

    正解:ウ.納得できない

    解説:「合点がいかない」は、内容に納得・理解ができないことを表す。「合点」はうなずいて承知することで、それが「いかない」=納得できないとなる。

  5. 問5.「気を許す」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.関心を失う
    • イ.勝手な行動を認める
    • ウ.期待を寄せる
    • エ.警戒を解いて心を開く

    正解:エ.警戒を解いて心を開く

    解説:「気を許す」は、警戒心をなくして心を開き、安心して接することをいう。信頼できる相手に対して用いる表現。

  6. 問6.「くだを巻く」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.酔ってとりとめのないことをくどくど言う
    • イ.筋道立てて説明する
    • ウ.巧みに言いくるめる
    • エ.遠回しに皮肉る

    正解:ア.酔ってとりとめのないことをくどくど言う

    解説:「くだを巻く」は、酒に酔ってとりとめのないことをくどくどとしゃべることをいう。糸を紡ぐ管の音に由来するとされる。

  7. 問7.「ことなかれ主義」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.何事も完璧を目指す態度
    • イ.面倒を避け波風を立てまいとする態度
    • ウ.常に他人と争おうとする態度
    • エ.新しいことに挑戦する態度

    正解:イ.面倒を避け波風を立てまいとする態度

    解説:「ことなかれ主義」は、問題や面倒を避け、ともかく波風が立たなければよいとする消極的な態度をいう。

  8. 問8.「他山の石」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.目標とする高い理想
    • イ.手本にすべき立派な行い
    • ウ.他人の失敗を自分の戒めとすること
    • エ.身近にある貴重な助言

    正解:ウ.他人の失敗を自分の戒めとすること

    解説:「他山の石」は、他人のよくない言動でも、自分の人格を磨く助けにできるということ。立派な手本の意味で使うのは誤用とされる。

  9. 問9.「琴線に触れる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.神経を逆なでする
    • イ.怒りを買う
    • ウ.秘密に踏み込む
    • エ.心の奥深くに感動を呼び起こす

    正解:エ.心の奥深くに感動を呼び起こす

    解説:「琴線に触れる」は、すばらしいものに触れて深く感動することをいう。怒らせる意味で使うのは誤用である。

  10. 問10.「やおら」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.ゆっくりと動作を起こすさま
    • イ.突然に動き出すさま
    • ウ.しぶしぶ行うさま
    • エ.勢いよく行うさま

    正解:ア.ゆっくりと動作を起こすさま

    解説:「やおら」は、おもむろに、ゆっくりと動作を始めるさまを表す。「突然」の意で使うのは誤用なので注意する。

  11. 問11.「彼女は気が置けない友人だ」の「気が置けない」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.油断ならず警戒が必要だ
    • イ.遠慮がなく打ち解けられる
    • ウ.頼りなくて心配だ
    • エ.気難しくて付き合いづらい

    正解:イ.遠慮がなく打ち解けられる

    解説:「気が置けない」は、遠慮や気づかいが要らず、心から打ち解けられることを表す。警戒が必要という逆の意味で誤用されやすいので注意。

  12. 問12.「気が利く人」の「気が利く」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.頭の回転が異常に速い
    • イ.怒りっぽくて短気である
    • ウ.細かいところまで気を配れる
    • エ.おしゃべりで社交的である

    正解:ウ.細かいところまで気を配れる

    解説:「気が利く」は、相手の状況をくみ取り、細かいところまで配慮が行き届くこと。気配りができる人を褒める表現である。

  13. 問13.「彼は破天荒な人生を送った」の「破天荒」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.乱暴で無茶苦茶なこと
    • イ.運に恵まれず苦労が多いこと
    • ウ.荒々しく豪快なこと
    • エ.今まで誰もできなかったことを初めて成し遂げること

    正解:エ.今まで誰もできなかったことを初めて成し遂げること

    解説:「破天荒」は本来、これまで誰も成し得なかったことを初めて行うことをいう。乱暴・豪快の意味で使うのは誤用が広まったもの。

  14. 問14.「失笑」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.おかしさをこらえきれず思わず笑ってしまうこと
    • イ.あきれて笑う気も起きないこと
    • ウ.作り笑いをすること
    • エ.声を立てずにあざ笑うこと

    正解:ア.おかしさをこらえきれず思わず笑ってしまうこと

    解説:「失笑」は本来、おかしさをこらえきれず、思わず吹き出して笑ってしまうこと。「笑いも出ないほどあきれる」という意味は誤用。

  15. 問15.「二の足を踏む」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.失敗を繰り返す
    • イ.ためらってなかなか踏み切れない
    • ウ.勢いよく前進する
    • エ.同じ過ちを後悔する

    正解:イ.ためらってなかなか踏み切れない

    解説:「二の足を踏む」は、思い切れずにためらって決断できないこと。一歩目は踏み出すが二歩目で足踏みする様子から。

  16. 問16.「気が早い」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.怒りっぽい
    • イ.頭の回転が速い
    • ウ.せっかちで先走る
    • エ.移り気である

    正解:ウ.せっかちで先走る

    解説:「気が早い」は、せっかちで物事を先回りして急ぐ性質をいう。怒りっぽい意味の「気が短い」とは区別される。

  17. 問17.「眉唾(まゆつば)」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.深く感動して聞くこと
    • イ.真剣に信じ込むこと
    • ウ.退屈しながら聞くこと
    • エ.だまされないよう疑ってかかること

    正解:エ.だまされないよう疑ってかかること

    解説:「眉唾」は、だまされないよう用心すべき、信用できないこと。眉に唾をつけると狐にだまされないという俗信に由来する。

  18. 問18.「紋切り型」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.型どおりで決まりきっていること
    • イ.臨機応変で柔軟なこと
    • ウ.几帳面で丁寧なこと
    • エ.独創的で斬新なこと

    正解:ア.型どおりで決まりきっていること

    解説:「紋切り型」は、決まりきった型どおりのやり方や言い回しのことをいう。型紙で家紋を切り抜くことに由来する。

  19. 問19.「雨模様」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.大雨が激しく降る様子
    • イ.雨が降りそうな空の様子
    • ウ.雨が降ったりやんだりする様子
    • エ.小雨が静かに降る様子

    正解:イ.雨が降りそうな空の様子

    解説:「雨模様」は本来、今にも雨が降りそうな空の様子をいう。実際に降っている状態を指すのは新しい用法で、本来は降る前を表す。

  20. 問20.「泣きを見る」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.深く同情する
    • イ.人前で涙を流す
    • ウ.つらい目にあう
    • エ.勝利して感激する

    正解:ウ.つらい目にあう

    解説:「泣きを見る」は、つらく苦しい目にあうこと。失敗や不運によってひどい結果を被る場面で用いる。

  21. 問21.「役不足」という語を正しく使っている文はどれか。

    • ア.新人の私には部長の代理など役不足で務まりません
    • イ.準備不足で役不足のまま本番を迎えてしまった
    • ウ.人手が足りず役不足で残業が続いている
    • エ.彼ほどの実力者にこの程度の仕事では役不足だ

    正解:エ.彼ほどの実力者にこの程度の仕事では役不足だ

    解説:「役不足」は、与えられた役目がその人の力量に対して軽すぎることをいう。能力が足りない意味の「力不足」と混同しやすい。

  22. 問22.「うがった見方をする」の「うがった」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.物事の本質を的確にとらえた
    • イ.ひねくれてゆがんだ
    • ウ.疑い深く悪意のある
    • エ.表面的で浅はかな

    正解:ア.物事の本質を的確にとらえた

    解説:「うがった見方」は本来、物事の本質や核心を的確にとらえた見方を指す。疑い深い・ひねくれた見方という誤解が広まっているが、規範的には肯定的な意味。

  23. 問23.「煮え湯を飲まされる」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.手痛い失敗をする
    • イ.信頼していた人に裏切られてひどい目にあう
    • ウ.厳しく叱られる
    • エ.屈辱に耐え忍ぶ

    正解:イ.信頼していた人に裏切られてひどい目にあう

    解説:「煮え湯を飲まされる」は、信頼していた相手に裏切られてひどい目にあうこと。単なる失敗や叱責とは異なる。

  24. 問24.「鼻持ちならない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.控えめで目立たない
    • イ.正直で裏表がない
    • ウ.言動が我慢できないほど嫌みだ
    • エ.遠慮がなく親しみやすい

    正解:ウ.言動が我慢できないほど嫌みだ

    解説:「鼻持ちならない」は、言動が嫌みで我慢できないほど不快であることをいう。元は臭くて鼻が我慢できない意から転じた表現。

  25. 問25.「知らぬ存ぜぬを通す」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.黙って我慢し続けた
    • イ.事情をよく知っていた
    • ウ.正直にすべて打ち明けた
    • エ.何も知らないと言い張ってとぼけ通した

    正解:エ.何も知らないと言い張ってとぼけ通した

    解説:「知らぬ存ぜぬを通す」は、関与や事実を一切認めず、知らないと言い張ってとぼけ続けることをいう。

  26. 問26.「彼は悪びれる様子もなく謝った」の「悪びれる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.おどおどして卑屈になる
    • イ.ふてくされる
    • ウ.悪事をたくらむ
    • エ.ひどくおびえる

    正解:ア.おどおどして卑屈になる

    解説:「悪びれる」は、自分が悪いと感じておどおどし、引け目を感じて卑屈な態度をとること。「悪びれる様子もなく」は堂々としている様を表す。

  27. 問27.「彼女は気立てがよい」の「気立て」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.身なりの整え方
    • イ.心の持ち方や性質
    • ウ.話し方の上手さ
    • エ.体の丈夫さ

    正解:イ.心の持ち方や性質

    解説:「気立て」は、その人の心の持ち方・性質のこと。「気立てがよい」は、性格が優しく思いやりがあることを表す。

  28. 問28.「おもむろに」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.突然に
    • イ.あわてて
    • ウ.ゆっくりと落ち着いて
    • エ.いやいやながら

    正解:ウ.ゆっくりと落ち着いて

    解説:「おもむろに」は本来、ゆっくりと落ち着いて行動するさまを表す。「不意に・突然」の意味で使うのは誤用なので注意する。

  29. 問29.「手をこまねく」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.手際よく処理する
    • イ.手招きして呼ぶ
    • ウ.協力を申し出る
    • エ.何もせず傍観する

    正解:エ.何もせず傍観する

    解説:「手をこまねく」は、何も手を出さず、ただ傍観していることをいう。腕組みをして見ているさまから転じた表現。

  30. 問30.「気がとがめる」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.良心が痛んで後ろめたい
    • イ.腹を立てる
    • ウ.不安で落ち着かない
    • エ.気持ちが高ぶる

    正解:ア.良心が痛んで後ろめたい

    解説:「気がとがめる」は、自分の行いについて良心が痛み、後ろめたく感じること。やましさを覚える場面で用いる。

  31. 問31.「割愛する」の本来の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.不要なものとして切り捨てる
    • イ.惜しいと思いながら省く
    • ウ.愛情を込めて分け与える
    • エ.時間をかけて丁寧に行う

    正解:イ.惜しいと思いながら省く

    解説:「割愛」は、惜しいと思うものを思い切って省く・手放すこと。単に不要だから捨てるという意味ではない点に注意する。

  32. 問32.「気が気でない」の意味として最も適切なものはどれか。

    • ア.気分が乗らない
    • イ.関心が持てない
    • ウ.心配で落ち着かない
    • エ.気が変わりやすい

    正解:ウ.心配で落ち着かない

    解説:「気が気でない」は、心配や不安で気持ちが落ち着かない様子を表す。結果が気になって平静でいられない場面で用いる。

  33. 問33.「気が置ける」という言い方が本来表す状態はどれか。

    • ア.遠慮なく付き合える
    • イ.信頼して安心できる
    • ウ.興味が持てない
    • エ.気をつかって打ち解けにくい

    正解:エ.気をつかって打ち解けにくい

    解説:「気が置ける」は、気づかいや遠慮があって打ち解けにくいこと。否定形の「気が置けない」(遠慮がいらない)と意味が逆になる点に注意。

  34. 問34.「一目置く」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.相手の実力を認めて敬意を払う
    • イ.少しだけ目をかける
    • ウ.軽く見て油断する
    • エ.ひそかに監視する

    正解:ア.相手の実力を認めて敬意を払う

    解説:「一目置く」は、相手が自分より優れていると認めて敬意を払うこと。囲碁で弱い側が先に石を一つ置くことに由来する。

  35. 問35.「やぶさかでない」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.まったく気が進まない
    • イ.喜んで進んでする
    • ウ.しぶしぶ引き受ける
    • エ.どちらでもよい

    正解:イ.喜んで進んでする

    解説:「やぶさかでない」は、努力や協力を惜しまない、喜んで進んでする気持ちがあることを表す。「気が進まない」という逆の意味で誤解されやすい。

  36. 問36.「彼は気骨のある人物だ」の「気骨(きこつ)」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.細かいことを気にする性格
    • イ.骨が折れる苦労
    • ウ.人に流されず信念を貫く強さ
    • エ.人当たりのよさ

    正解:ウ.人に流されず信念を貫く強さ

    解説:「気骨(きこつ)」は、自分の信念を曲げず、困難にも屈しない強い心をいう。なお「きぼね」と読むと別語で、気苦労の意になる。

  37. 問37.「異を唱える」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.強く賛成する
    • イ.声高に主張する
    • ウ.疑問を抱く
    • エ.反対の意見を述べる

    正解:エ.反対の意見を述べる

    解説:「異を唱える」は、人の意見に対して反対の考えを示すことをいう。「異」は異なる意見の意。単なる疑問ではなく反論を表明する点が要点。

  38. 問38.「流れに棹さす」の本来の意味として正しいものはどれか。

    • ア.物事が思い通りに順調に進む
    • イ.勢いを止めようとする
    • ウ.危険な状況に陥る
    • エ.時流に逆らって苦労する

    正解:ア.物事が思い通りに順調に進む

    解説:「流れに棹さす」は本来、棹を使って流れに乗り、物事が順調に進むこと。逆らう意味は誤用とされる。

  39. 問39.「とりもなおさず」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.場合によっては
    • イ.言い換えればそのまま
    • ウ.結局のところ消極的に
    • エ.とりあえず一応

    正解:イ.言い換えればそのまま

    解説:「とりもなおさず」は、それがそのまま・言い換えればすなわち、の意。前後を同義として結びつける接続的な表現である。

  40. 問40.「満を持す」の意味として正しいものはどれか。

    • ア.不満を抱えたまま行う
    • イ.勢いに任せて行動する
    • ウ.十分に準備を整えて機会を待つ
    • エ.余裕がなく追い詰められる

    正解:ウ.十分に準備を整えて機会を待つ

    解説:「満を持す」は、十分に準備を整え、よい機会が来るのを待つこと。弓を限界まで引き絞った状態を保つことに由来する。

  41. 問41.「気が利く」とは、相手の状況を察して細やかに配慮できることである。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「気が利く」は、相手の気持ちや状況をくみ取り、行き届いた配慮ができることを表す肯定的な表現である。

  42. 問42.「役不足」とは、その人の能力に対して役目が重すぎて務まらないことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「役不足」はその人の力量に対して役目が軽すぎることをいう。能力が足りない意味の「力不足」と取り違えやすい。

  43. 問43.「やぶさかでない」とは、喜んで進んでそうする気持ちがあることを表す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「やぶさかでない」は、努力や協力を惜しまず、進んでそうしようとする前向きな意志を示す表現である。

  44. 問44.「気が置けない友人」とは、油断ならず警戒が必要な友人のことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「気が置けない」は遠慮や気づかいが要らず、心から打ち解けられること。警戒が必要という逆の意味で誤解されやすい。

  45. 問45.「破天荒」とは、本来、今まで誰も成し得なかったことを初めて成し遂げることをいう。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「破天荒」は前人未到のことを初めて行う意。乱暴・豪快の意味で使うのは誤用が広まったものである。

  46. 問46.「他山の石」とは、手本にすべき立派な行いを指す言葉である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「他山の石」は他人のよくない言動を自分の戒めや向上の助けとすること。立派な手本の意味は誤用とされる。

  47. 問47.「おもむろに」とは、本来、ゆっくりと落ち着いて動作を始めるさまを表す。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「おもむろに」は本来ゆっくり行動するさまを表す。「突然・不意に」の意味で使うのは誤用なので注意する。

  48. 問48.「煮詰まる」は、本来、議論が行き詰まって結論が出なくなることを意味する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「煮詰まる」は議論が十分に尽くされ、結論が出る段階に近づくこと。「行き詰まる」の意は新しい誤用的用法である。

  49. 問49.「琴線に触れる」とは、すばらしいものに接して心の奥深くで感動することである。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。「琴線に触れる」は深い感動を呼び起こされること。怒らせる・神経を逆なでする意味で使うのは誤用である。

  50. 問50.「浮き足立つ」とは、うれしさのあまり心が浮かれて喜ぶことである。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは、「浮き足立つ」は不安や恐れで落ち着きを失い逃げ腰になること。喜んで浮かれる意味は誤用とされる。