資格道場
学習状況 お問い合わせ ログイン 無料登録

高圧ガス販売主任者 第二種「保安管理技術(容器・配管・販売設備・事故事例)」の一問一答

1 / -- 正解: 0
📖 高圧ガス販売主任者 第二種「保安管理技術(容器・配管・販売設備・事故事例)」の全75問と解説(一覧)

高圧ガス販売主任者 第二種の保安管理技術(容器・配管・販売設備・事故事例)に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.家庭用LPガス容器として一般に使用されるのは10kg型・20kg型・50kg型で、容量は液化石油ガスの質量を示している。

    正解:○(正しい)

    解説:家庭・業務用LPガス容器は内容積ではなく充塡する液化石油ガスの質量(10kg・20kg・50kg)で呼称されます。50kg容器は飲食店や業務用、20kg容器が一般家庭で広く使われます。

  2. 問2.LPガス容器の主材料は炭素鋼で、深絞り加工または溶接により製造される鋼製容器が最も普及している。

    正解:○(正しい)

    解説:LP容器は炭素鋼(マンガン鋼等)製が主流で、二枚絞り・三枚絞り・溶接構造の鋼製容器が大量生産されます。近年は複合容器(FRP)も登場しています。

  3. 問3.FRP複合容器は鋼製容器に比べて軽量で耐食性に優れるが、有機溶剤や強い紫外線に対する配慮が必要である。

    正解:○(正しい)

    解説:FRP(繊維強化プラスチック)複合容器はガラス繊維とエポキシ樹脂等で構成され、鋼製の約半分の重量で錆びにくい反面、有機溶剤・直射日光・高温には弱いため取扱注意です。

  4. 問4.LPガス容器バルブにはスピンドル式のハンドル車があり、左回し(反時計回り)で開く構造となっている。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。容器バルブは一般のバルブと同じく左回し(反時計回り)で開き、右回し(時計回り)で閉じる(開閉方向はガスの種類に関係なく共通)。※これとは別に、可燃性ガス(LPガス等)の容器充塡口の『ねじ』が左ねじなのは、支燃性ガス(酸素等=右ねじ)との誤接続防止のためで、バルブの開閉方向とは別の事項なので混同しないこと。

  5. 問5.LPガス容器には安全装置として可溶栓または安全弁が装着されており、火災等で容器内圧が異常上昇した際にガスを放出して破裂を防止する。

    正解:○(正しい)

    解説:LPガス容器の容器バルブには安全弁(一般にばね式)が組み込まれ、容器内圧が異常に上昇するとガスを放出して破裂を防ぐ。可溶栓(可溶合金)は塩素など一部のガスの容器で用いられる方式である。

  6. 問6.過充塡防止装置(OPD)は、容器内の液化ガスが規定量を超えて充塡されないようフロート等で自動停止させる装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:過充塡防止装置(Overfill Protection Device)はフロート式で液面が一定高さに達すると充塡を自動停止します。液は温度上昇で膨張するため85%程度で停止させ余裕空間を確保します。

  7. 問7.LPガス容器の耐圧試験(TP)は容器の強度を確認する試験で、所定の試験圧力で容器に圧力をかけ膨張・漏れの有無を点検する。

    正解:○(正しい)

    解説:耐圧試験(Test Pressure)は規定圧力(例: 3.0MPa等)を加えて容器の永久変形率や漏れを確認する強度試験。耐圧試験後に気密試験を行う流れが一般的です。

  8. 問8.気密試験(AP)はガスや空気を用いて容器の漏れを確認する試験で、耐圧試験より低い圧力で実施される。

    正解:○(正しい)

    解説:気密試験(Airtight Pressure test)は常用圧力相当で気体を封入し漏れを確認します。耐圧試験は強度確認・気密試験は漏れ確認と役割が分かれます。

  9. 問9.家庭用に用いられるLPガス容器の容器バルブの安全弁には、ごみや雨水などの侵入を防止するために保護キャップが装着されている。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。容器バルブに組み込まれた安全弁の吹出し口には、ごみや雨水などが入らないよう保護キャップが装着されている(高圧ガス保安協会の試験問題で正しいとされた記述)。

  10. 問10.容器置場の周囲2m以内では火気の使用・引火性物質の貯蔵・喫煙が禁止されている。

    正解:○(正しい)

    解説:容器置場の周囲では火気の使用が禁じられ、引火性・発火性の物を置かず、喫煙もできない(一般高圧ガス保安規則・液化石油ガス保安規則の容器置場および貯蔵の基準)。容器置場である旨や火気厳禁の警戒標を掲げることも求められる。隣接して設備を設けるときや工事で火気を使うときは、事前に安全を確かめる。

  11. 問11.フレキシブル管(金属可とう管)は、地震時の配管揺動を吸収するため建物導入部や供給管接続部に用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:フレキ管はステンレス蛇腹構造で地震時の建物変位や容器引出口の揺動を吸収し、配管破断を防止します。容器接続用ガス放出防止器の前後やメーターガス栓等で使用されます。

  12. 問12.調整器の役割は、容器内の高圧ガス(液相圧)を消費機器が使える低圧(約2.8kPa)まで減圧することである。

    正解:○(正しい)

    解説:調整器はLP容器圧力(夏場で約0.8〜1.5MPa)を消費機器の使用圧力2.3〜3.3kPa(標準2.8kPa)まで減圧します。これにより燃焼器具の安定燃焼が可能となります。

  13. 問13.二段式調整器は容器残量が少なく一次圧が低下しても出口圧力をほぼ一定に保てるため、業務用大型設備で推奨される。

    正解:○(正しい)

    解説:二段式は一次調整→二次調整の2段減圧により一次圧力変動の影響を最小化。標準2.8kPaを安定維持できるため、業務用厨房や長配管・複数戸供給で標準採用されます。

  14. 問14.マイコンメーター(S型ガスメーター)は流量・時間・地震動・圧力を監視し、異常を検知すると自動でガスを遮断する保安機能を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:マイコンメーターは合計流量オーバー・長時間連続使用・震度5相当地震・配管圧力低下・先閉まり等を検知して自動遮断します。阪神大震災以降全戸普及が進みました。

  15. 問15.LPガス用のCO警報器は、燃焼器の最も遠いバーナーの中心から水平距離4m以内で、天井から30cm以内の排ガスが滞留しやすい位置に設置する。

    正解:○(正しい)

    解説:不完全燃焼による一酸化炭素は高温の排ガスとともに上昇するため、CO警報器は燃焼器と同じ室内で、遠いバーナーの中心から4m以内、天井から30cm以内に設置する(ガス警報器工業会の設置マニュアル)。LPガスの漏れを検知する警報器は床面から30cm以内に置く。

  16. 問16.ガス漏れ点検には石けん水(発泡液)を継手部に塗布し、気泡発生の有無で漏れを確認する方法が広く用いられる。

    正解:○(正しい)

    解説:石けん水法は安価で確実な漏えい点検法で、配管継手・バルブ接続部に発泡液を塗布し気泡発生有無を目視確認します。火気を使えない可燃性ガスの点検で必須の手法です。

  17. 問17.一般消費者等の供給設備で、調整器とガスメーターの間に設置される管は、0.8メガパスカル以上の圧力で行う耐圧試験に合格するものでなければならない。

    正解:○(正しい)

    解説:液化石油ガス法施行規則18条8号により、充塡容器等又は貯槽と調整器の間の管は2.6MPa以上、調整器とガスメーターの間の管は0.8MPa以上の圧力で行う耐圧試験に合格するものを使う。調整器とガスメーターの間の供給管は、設置・変更の工事の終了後に気密試験(二段式減圧の一次側と二次側の調整器の間は0.15MPa以上、それ以外は8.4kPa以上)に合格するものとする(同条9号)。「常用の圧力の1.5倍以上」は貯槽の耐圧の基準である。

  18. 問18.静電気による着火を防ぐため、LPガス充塡設備や貯槽配管には接地(アース)を施し、対地抵抗を100Ω以下に維持する。

    正解:○(正しい)

    解説:可燃性ガス設備では摩擦・流動帯電による静電気着火を防ぐため、配管・タンク等を接地し対地抵抗100Ω以下を確保。充塡作業者も導電性靴・ボンディングが推奨されます。

  19. 問19.バルク供給設備は1tクラスの貯槽をユーザー敷地に設置し、バルクローリーで液状LPガスを直接充塡する方式である。

    正解:○(正しい)

    解説:バルク供給は容器交換不要で集合住宅・飲食店等で普及。1t未満のバルク貯槽(小型)と1t以上のバルク貯槽があり、定期的にバルクローリーが訪問し液移送します。

  20. 問20.緊急遮断装置はLP貯槽の元弁等に設置され、地震・火災・漏えい等の異常時に手動または自動で配管を遮断する装置である。

    正解:○(正しい)

    解説:緊急遮断弁は3t以上のバルク貯槽や業務用設備で義務化されており、感震センサー・温度ヒューズ・遠隔操作により異常時に元弁を即座に閉止し被害拡大を防止します。

  21. 問21.LPガス漏えい事故では、漏れたガスが床面に滞留して着火源(電気スイッチ・静電気等)で引火・爆発する事例が多い。

    正解:○(正しい)

    解説:LPガスは空気より重く床面・地下に滞留するため、開扉時の換気不足や電気スイッチON時のスパークで爆発するパターンが多発。爆発下限界1.8%以上で着火危険が生じます。

  22. 問22.1995年の阪神・淡路大震災ではマイコンメーターによる自動遮断が機能しLPガス起因の二次火災が抑制された。

    正解:○(正しい)

    解説:阪神大震災ではマイコンメーターの感震遮断(震度5相当で自動閉止)が機能し、LPガス起因の二次火災が抑制されました。これを契機に全国でマイコンメーター普及が義務化されました。

  23. 問23.バルク貯槽の安全弁の元弁には、連結弁方式と手動弁方式がある。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。バルク貯槽の安全弁の元弁には、連結弁方式と手動弁方式がある(高圧ガス保安協会の試験問題で正しいとされた記述)。

  24. 問24.家庭用LPガス燃焼器のフレームロッド式の立ち消え安全装置は、炎の導電性と整流性を利用して炎の有無を検知する。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。フレームロッド式の立ち消え安全装置は、炎の中にロッドを置き、炎の導電性と整流性を利用して炎の有無を検知し、立ち消えのときにガスを遮断する(高圧ガス保安協会の試験問題で正しいとされた記述)。

  25. 問25.ガス漏れ警報器は経年劣化するため、概ね5年ごとの交換が推奨されている。

    正解:○(正しい)

    解説:ガス漏れ警報器はセンサー感度の経年低下があり、家庭用は5年での交換が業界推奨。本体に有効期限表示があり、期限切れ警報器は速やかに更新する必要があります。

  26. 問26.震災時の二次災害防止対策として、容器の鎖固定・マイコンメーターの普及・ガス放出防止器の設置が三本柱となっている。

    正解:○(正しい)

    解説:地震対策の三本柱は①容器転倒防止(鎖2本掛け)②マイコンメーター感震遮断③高圧ホース外れ時のガス放出防止器。これらにより阪神大震災以降のLPガス起因震災火災は大幅減少しました。

  27. 問27.気化器(ベーパライザー)は気体状LPガスを冷却して液化する装置で、容器内に高密度貯蔵する目的で消費施設に設置される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは気化器は液状LPガスを温水・電熱で加熱気化させ大流量供給を可能にする装置で、冷却液化装置ではありません。業務用厨房・工場・寒冷地集合住宅等で容器の自然気化能力を超える需要に対応します。

  28. 問28.LPガス用ポリエチレン管(PE管)は屋外埋設配管に使用が認められており、屋内配管には使用できない。

    正解:○(正しい)

    解説:正しい。ガス用ポリエチレン管(PE管)は屋外埋設配管に限り使用が認められており、屋内配管には熱・紫外線・物理損傷の観点から使用できません。屋内は鋼管・銅管・ステンレス管が基本です。

  29. 問29.LPガス用ガス漏れ警報器は、ガス比重が空気より重いため天井近くに設置する必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはLPガスは空気より重い(比重約1.5〜2.0)ため、漏れたガスは床面に滞留します。警報器は床面から30cm以内の壁面に設置するのが規定です。都市ガス(軽い)は天井下30cm以内です。

  30. 問30.LP容器の貯蔵設備の保安距離は、第1種保安物件から17m以上・第2種保安物件から11m以上が家庭用容器置場にも適用される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。保安物件までの距離は、貯蔵能力や処理能力に応じて計算する仕組みになっている。一般高圧ガス保安規則6条1項2号は、製造施設の貯蔵設備・処理設備の外面から第1種保安物件に対し第1種設備距離以上、第2種保安物件に対し第2種設備距離以上を求めており、その距離は一般高圧ガス保安規則2条が定める式で貯蔵能力から求める。17メートル・11メートルという固定値が家庭用の容器置場にそのまま適用されるわけではない。第1種保安物件は学校・病院など(一般高圧ガス保安規則2条1項5号)である。

    根拠: 一般高圧ガス保安規則 第2条 / 一般高圧ガス保安規則 第6条 (出典: e-Gov法令検索)

  31. 問31.亜鉛めっき鋼管(白ガス管)は現在でも新設の屋外露出LPガス配管に推奨される標準材料である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは亜鉛めっき鋼管(白ガス管)は腐食事故の多発を受け、現在は屋外露出・埋設ともにLPガス新設配管には使用できません。代わりにポリエチレン被覆鋼管・PE管等が用いられます。

  32. 問32.一般家庭用のLPガス容器(10kg・20kg容器)の容器バルブに組み込まれた安全弁は、可溶栓式が一般的である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。家庭用のLPガス容器の容器バルブには、ばね式安全弁が組み込まれているのが一般的で、容器内圧が規定以上に上がるとガスを放出する。可溶栓は塩素など一部のガスの容器で用いられる。

  33. 問33.屋外開放型湯沸かし器はCO中毒のリスクが高いため、現在では新設禁止となっている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはCO中毒リスクが高いのは「屋内開放型」(CF式・開放式)です。屋外設置の湯沸かし器は排気が大気に逃げるためCO中毒リスクは低く、設置制限はありません。

  34. 問34.LP容器置場は屋根を設けても3面以上を開放とし、漏えいガスが滞留しないよう自然換気を確保する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは容器置場の壁は2面以上を開放(つまり2面以上は壁なし)とし、漏えいガス滞留を防止します。3面以上の開放は要求されておらず、2面開放が規制基準です。

  35. 問35.漏えい事故の初期対応では、屋内のガス漏れ発見時にまず電気のスイッチを操作して照明をつけ、室内を確認することが推奨される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは電気スイッチのON/OFFはスパークで着火源となるため絶対禁止です。発見時は火気使用禁止・電気スイッチ操作禁止のままドア・窓を開け換気し、屋外から元栓を閉めます。

  36. 問36.マイコンメーターの感震遮断機能は震度4相当で作動し、ガス供給を即座に停止する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはマイコンメーターの感震遮断は震度5相当(震度5弱以上)で作動する設計です。震度4で全戸遮断すると影響が大きすぎるため、明確な危険が生じる震度5相当が閾値です。

  37. 問37.高圧ガス保安法の500L未満LP溶接容器再検査周期は、製造後20年未満で6年、20年以上で2年と定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。溶接容器等(溶接容器・超低温容器・ろう付け容器)の再検査の期間は、製造後の経過年数20年未満で5年、20年以上で2年である(容器保安規則24条1項1号)。「6年」は、耐圧試験圧力3.0メガパスカル以下かつ内容積25リットル以下の溶接容器等で放射線検査に合格したものに適用される別の区分である(容器保安規則24条1項2号。こちらも20年以上は2年)。

    根拠: 容器保安規則 第24条 (出典: e-Gov法令検索)

  38. 問38.CO(一酸化炭素)は空気より軽いため室内上部に滞留する性質がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはCOの比重は空気とほぼ同じ(約0.97)でわずかに軽い程度であり、上下に偏らず室内全体に拡散します。CO警報器は人の呼吸域(床上1.5〜1.8m)が標準設置高さです。

  39. 問39.屋内のLPガス配管は地震時の建物変位を吸収するため必ず屋内全長をフレキシブル管で施工する必要がある。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは屋内配管全長をフレキ管にする規定はなく、原則は鋼管・銅管・ステンレス管で施工し、建物導入部や容器引き出し部等の変位集中部分にのみフレキ管を採用します。

  40. 問40.緊急時の容器バルブ閉止訓練は、ガス販売事業者の従業員教育において義務付けられていない自主的な取組である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはLPガス販売事業者の保安業務規程・従業者教育では、緊急時対応訓練(容器バルブ閉止・漏えい対応・避難誘導等)を計画的に実施することが義務付けられています。

  41. 問41.LPガス容器の塗装色は、消費者に明確に識別させるため日本国内では青色(ブルー)が標準と定められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。LPガス容器の塗色は法令で定められていない。容器保安規則10条1項1号ただし書により、液化石油ガスを充塡するための容器は塗色の規定の対象外である(表の塗色は酸素=黒、水素=赤、液化炭酸ガス=緑など)。

  42. 問42.土壌中に設置したマグネシウム陽極と埋設管を電線で接続し、その電位差により生じる防食電流を陽極から土壌を介して埋設管に流入させて防食する電気防食法を、外部電源法という。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。マグネシウムなど埋設管より卑な金属を陽極として電線でつなぎ、両者の電位差で防食電流を流す方法は流電陽極法である。外部電源法は、直流電源装置を用いて陽極から防食電流を流す方法である(高圧ガス保安協会の試験問題で誤りとされた記述)。

  43. 問43.LPガス用ポリエチレン管(PE管)の接続には接着剤またはねじ込みが標準工法として用いられる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはPE管の接合は熱融着のみ可能で、電気融着(EF)継手またはバット融着(端面加熱)が標準工法です。接着剤・ねじ込み・ろう付け・はんだ付けは使用できません。

  44. 問44.ガス漏れ警報器は燃焼器具から水平距離10m以内かつ床面から1m以内に設置することが規定されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。液化石油ガスは空気より重く、漏れると床面付近に滞留する。そのためガス漏れ警報器は床面に近い位置に設ける。液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律にもとづく基準では、燃焼器から水平距離4メートル以内、床面からの高さ30センチメートル以内の壁面とされている。水平距離10メートル・床面から1メートルではない。★都市ガス(空気より軽い)の警報器は天井付近に設けるので、向きが逆になる。

  45. 問45.LPガスの調整器標準出口圧力は10kPaであり、燃焼器具はこの圧力で安定燃焼するよう設計されている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはLPガス調整器の標準出口圧力は2.8kPa(許容範囲2.0〜3.3kPa)です。10kPaは中圧域で家庭用燃焼器具に直接送ると過剰圧力で異常燃焼を起こします。

  46. 問46.LP容器の充塡口金(バルブ出口ねじ)は右ねじが標準で、他種ガス容器と共通の規格となっている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはLP容器の充塡口金はW22.5左ねじが規格です。可燃性ガスは左ねじ、不燃性ガス(窒素等)は右ねじとし、誤接続を防止する基本原則となっています。

  47. 問47.過充塡防止装置(OPD)は容器内液面が満タン(100%)に達するまで充塡を続け、満タン時点で停止する設計である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは過充塡防止装置は液面が概ね85%程度に達した時点で充塡を自動停止します。液は温度上昇で膨張するため、100%充塡では膨張時に内圧が安全弁作動値を超え危険です。

  48. 問48.容器バルブのスピンドル周りのグランドパッキンから微小漏れが発生した場合、現場で分解修理することが推奨される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはグランドパッキン劣化による微小漏れが確認された場合、容器バルブ全体の交換が必要で、応急的な分解修理はガス漏れリスクを残すため行いません。容器ごと回収・再検査となります。

  49. 問49.業務用厨房の不完全燃焼対策として、給排気設備を密閉し外気との接触を遮断することが有効である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは業務用厨房では強制給排気・換気フード設置で十分な新鮮空気を取り入れることが不完全燃焼防止の基本です。給排気を密閉すると酸素不足で不完全燃焼・CO発生が悪化します。

  50. 問50.ガス漏れ発生時に屋外で容器バルブを閉めに行く場合、効率を優先して風下から接近するのが基本である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくは風下から接近すると滞留ガスを吸引する危険があるため、必ず風上から接近しガスの拡散方向を確認しながら容器バルブを閉止します。火気・電気機器・通信機器の使用は厳禁です。

  51. 問51.LP容器を運搬する場合、容器バルブを下向きに固定し短時間で輸送する方法が安全運搬の標準とされる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはLP容器運搬はバルブを上にしてキャップ装着・転倒防止固定が原則です。バルブを下向きにすると液相が直接バルブに接触し漏えい・破損のリスクが大きく禁止されています。

  52. 問52.LPガス用ステンレス鋼管は耐食性に劣るため屋内配管にのみ使用が認められ、屋外露出配管には使えない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはステンレス鋼管は塩害・腐食に強く屋内外問わず使用可能です。海岸地域や酸性土壌でも採用でき、フランジ・溶接・メカニカル継手で接合される認可材料です。

  53. 問53.緊急遮断装置の遠隔操作部(手動弁)は、操作性を優先しバルク貯槽の真横に設置するのが基本である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。緊急遮断装置の遠隔操作部は、貯槽が火災になったときでも操作できるよう、貯槽から十分に離れた安全な場所に設ける(液化石油ガス保安規則の貯槽まわりの基準)。貯槽の真横では、火災時にそこへ近づけず操作できない。操作性より、危険なときに使えることを優先する設備である。

  54. 問54.CO中毒事故は短時間では生命の危険がなく、軽い頭痛程度で済むため過剰に警戒する必要はない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。正しくはCOはヘモグロビンと結合し酸素運搬を阻害する強力な毒性ガスで、CO濃度1600ppmで2時間以内に死亡する例もあります。軽度の頭痛で済むという認識は危険な誤解です。

  55. 問55.次のうち、LPガス容器の安全装置として最も一般的に用いられているものはどれか。

    • ア.溶栓式安全弁
    • イ.破裂板式安全弁
    • ウ.破裂板・溶栓併用式安全弁
    • エ.ばね式安全弁

    正解:エ.ばね式安全弁

    解説:家庭用などのLPガス容器(主に内容積3L以上120L未満)に用いる容器バルブの安全装置は、JIS B 8245 でばね式と定められている。容器内の圧力が規定の作動圧力まで上がると弁が開いてガスを放出し、容器の破裂を防ぐ。破裂板式・溶栓式(可溶合金を使うもの)とその併用式は、LPガス用以外の高圧ガス容器用弁を定める JIS B 8246 にある安全装置の形式で、LPガス容器用弁の安全装置には当たらない。

    根拠: JIS B 8245:2004 液化石油ガス容器用弁(JISC で最新改正2004/03/20・最新確認2023/10/20を確認) 1. 適用範囲(主として内容積3L以上120L未満のLPガス容器)・5.4 安全装置(バルブに設ける安全装置は、ばね式とし…) / JIS B 8246:2004 高圧ガス容器用弁(JISC で最新改正2004/03/20・最新確認2023/10/20を確認) 1. 適用範囲(液化石油ガス容器用弁には適用しない)・3. 種類 表1(安全装置の形式:板、可溶合金、板及び可溶合金)

  56. 問56.次のうち、LPガス用調整器の標準出口圧力として正しいものはどれか。

    • ア.2.8kPa
    • イ.10kPa
    • ウ.100kPa
    • エ.0.5kPa

    正解:ア.2.8kPa

    解説:LPガス調整器の標準出口圧力は2.8kPaで、許容範囲は2.0〜3.3kPaです。この圧力で燃焼器具のバーナーが安定燃焼するよう設計されており、許容範囲を外れると不完全燃焼・立ち消えの原因となります。

  57. 問57.次のうち、LP容器のガス漏れ警報器の設置位置として正しいものはどれか。

    • ア.天井から30cm以内の高さ
    • イ.床面から30cm以内の高さ
    • ウ.人の呼吸域(床上1.5〜1.8m)
    • エ.屋外の換気口付近

    正解:イ.床面から30cm以内の高さ

    解説:液化石油ガスは空気に対する比重が1.5から2.0程度で空気より重く、漏れたガスは床面に滞留する。そのためガス漏れ警報器は、燃焼器から水平距離4メートル以内、床面からの高さ30センチメートル以内の壁面に設ける(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律にもとづく基準)。★空気より軽い都市ガスの警報器は天井付近に設ける。重いか軽いかで設置位置が逆になる。

  58. 問58.次のうち、500L未満LP溶接容器の再検査周期として正しい組み合わせはどれか。

    • ア.20年未満: 6年、20年以上: 2年
    • イ.20年未満: 3年、20年以上: 1年
    • ウ.20年未満: 5年、20年以上: 2年
    • エ.20年未満: 10年、20年以上: 5年

    正解:ウ.20年未満: 5年、20年以上: 2年

    解説:溶接容器等(溶接容器・超低温容器・ろう付け容器)の再検査の期間は、製造後の経過年数20年未満で5年、20年以上で2年である(容器保安規則24条1項1号)。「6年」は、耐圧試験圧力3.0メガパスカル以下かつ内容積25リットル以下の溶接容器等で放射線検査に合格したものに適用される別の区分である(容器保安規則24条1項2号。こちらも20年以上は2年)。経年劣化による腐食の進行や強度の低下を考えて、古い容器ほど周期が短くなる。なお一般継目なし容器は5年である(容器保安規則24条1項3号)。

    根拠: 容器保安規則 第24条 (出典: e-Gov法令検索)

  59. 問59.次のうち、屋外埋設配管の標準的なガス用材料として認められているものはどれか。

    • ア.塩化ビニル管(VP管)
    • イ.亜鉛めっき鋼管(白ガス管)
    • ウ.鉛管
    • エ.ガス用ポリエチレン管(PE管)

    正解:エ.ガス用ポリエチレン管(PE管)

    解説:屋外埋設配管の標準材料はガス用ポリエチレン管(PE管)で、電気融着による接合で耐食性・気密性に優れます。亜鉛めっき鋼管(白ガス管)は腐食事故多発のため新設禁止、塩ビ管はガス用途には使用できません。

  60. 問60.次のうち、阪神・淡路大震災後にLPガス保安強化策として全国普及が進んだものはどれか。

    • ア.マイコンメーター(S型ガスメーター)
    • イ.ガラス製ガス管の全戸採用
    • ウ.アルミ製LP容器
    • エ.屋内開放型湯沸かし器

    正解:ア.マイコンメーター(S型ガスメーター)

    解説:阪神大震災ではマイコンメーターの感震遮断機能が二次火災防止に大きく貢献し、これを契機に全戸普及が義務化されました。震度5相当の地震動を検知すると自動的にガス供給を遮断します。

  61. 問61.次のうち、LPガス漏えい発見時の正しい初期対応はどれか。

    • ア.電気スイッチをONにして照明確保
    • イ.容器バルブを閉止し窓を大きく開けて換気
    • ウ.ライターで燃焼確認
    • エ.換気扇を起動して強制排気

    正解:イ.容器バルブを閉止し窓を大きく開けて換気

    解説:正解は容器バルブ閉止と窓開放による換気です。電気スイッチON、ライター点火、換気扇起動はいずれも着火源(スパーク)となり爆発を引き起こす危険があり厳禁。窓・ドアを大きく開けて自然換気しつつ、容器バルブを閉止します。

  62. 問62.次のうち、二段式調整器の特徴として最も適切なものはどれか。

    • ア.屋外設置できない
    • イ.減圧能力が単段式より低い
    • ウ.一次圧力変動の影響を受けにくく出口圧が安定する
    • エ.標準出口圧が0.5kPaで小型設備専用

    正解:ウ.一次圧力変動の影響を受けにくく出口圧が安定する

    解説:二段式調整器は一次調整→二次調整の2段で減圧するため、容器内圧力(一次圧)変動の影響を受けにくく出口圧力を安定維持できます。業務用大型設備や長配管に適しており、容器残量が少なくなっても標準2.8kPaを保てます。

  63. 問63.次のうち、寒冷地におけるLPガス供給対策として適切でないものはどれか。

    • ア.純プロパン(沸点-42℃)の使用
    • イ.気化器(ベーパライザー)の設置
    • ウ.容器サンライト保温の実施
    • エ.ブタン主体の混合ガスへの切替え

    正解:エ.ブタン主体の混合ガスへの切替え

    解説:ブタン主体への切替えは寒冷地で逆効果。ブタンの沸点は-0.5℃で寒冷地では液のまま残り蒸発不良を起こします。寒冷地ではプロパン(沸点-42℃)100%が基本。気化器設置・サンライト保温・大容量容器使用は有効な対策です。

  64. 問64.次のうち、CO(一酸化炭素)警報器の設置位置として最も適切なものはどれか。

    • ア.人の呼吸域(床上1.5〜1.8m)
    • イ.床面から30cm以内
    • ウ.天井から30cm以内
    • エ.屋外の換気口付近

    正解:ウ.天井から30cm以内

    解説:CO警報器は、燃焼器と同じ室内で、遠いバーナーの中心から水平距離4m以内、天井から30cm以内の排ガスが滞留しやすい位置に設置する(ガス警報器工業会の設置マニュアル)。LPガス漏れ警報器は床面から30cm以内(LPガスは空気より重い)である。

  65. 問65.次のうち、LPガス用ポリエチレン管(PE管)の接合方法として正しいものはどれか。

    • ア.ねじ込み接合
    • イ.電気融着(EF)接合
    • ウ.ろう付け接合
    • エ.接着剤による接着

    正解:イ.電気融着(EF)接合

    解説:PE管の接合は熱融着のみ可能で、電気融着(EF)継手(ヒーター内蔵)またはバット融着(端面加熱)が標準工法です。ねじ込み・接着剤・ろう付け・はんだ付けは使用できず、専用工具と訓練を受けた施工者が必要です。

  66. 問66.次のうち、緊急遮断装置の設置目的として最も適切なものはどれか。

    • ア.ガス料金の自動計量
    • イ.ガス圧力の常時調整
    • ウ.異常時の自動・手動による配管遮断
    • エ.ガス成分の自動分析

    正解:ウ.異常時の自動・手動による配管遮断

    解説:緊急遮断装置はバルク貯槽の元弁等に設置され、地震・火災・漏えい等の異常時に手動または自動で配管を遮断し被害拡大を防止します。3t以上のバルク貯槽で設置義務があり、感震センサー・温度ヒューズ・遠隔操作で作動します。

  67. 問67.次のうち、LP容器置場の保安規制として正しいものはどれか。

    • ア.規制なし
    • イ.周囲4m以内全火気使用禁止と密閉構造
    • ウ.屋根なし露天置きが推奨
    • エ.周囲2m以内の火気・引火物使用禁止と2面以上の壁開放

    正解:エ.周囲2m以内の火気・引火物使用禁止と2面以上の壁開放

    解説:容器置場は周囲2m以内の火気・引火物使用禁止、壁2面以上開放(漏えいガス滞留防止)、不燃材屋根設置、警戒標識掲示が基本規制。3面以上開放や4m以内全火気禁止という規定はなく、2m以内2面開放が標準です。

  68. 問68.次のうち、過充塡防止装置(OPD)の役割として正しいものはどれか。

    • ア.規定量を超える充塡の自動停止
    • イ.容器温度の自動制御
    • ウ.ガス成分の自動分析
    • エ.ガス漏れの自動検知

    正解:ア.規定量を超える充塡の自動停止

    解説:過充塡防止装置は容器内の液面が一定高さに達するとフロート機構でバルブを自動閉止し、規定量を超える充塡を防止します。液は温度上昇で膨張するため85%程度で停止させ、安全な余裕空間を確保することが目的です。

  69. 問69.次のうち、容器転倒事故の防止策として最も適切なものはどれか。

    • ア.壁への立てかけのみ
    • イ.鎖2本掛け(上下)またはベルトによる確実な固定
    • ウ.木製つっかえ棒のみ
    • エ.地面の凹凸を利用した自然固定

    正解:イ.鎖2本掛け(上下)またはベルトによる確実な固定

    解説:容器転倒で容器バルブが折損するとガスが急噴出し大事故になるため、容器置場では鎖2本掛け(上下2段)またはベルトで壁・架台に確実に固定します。立てかけのみや木製つっかえ棒、地面凹凸利用は不十分です。

  70. 問70.次のうち、ガス漏れ点検法として最も一般的かつ確実な方法はどれか。

    • ア.火気を近づけて炎の有無を確認
    • イ.指で継手部を触れて感触を確認
    • ウ.石けん水(発泡液)を塗布し気泡を確認
    • エ.ガスを舐めて味を確認

    正解:ウ.石けん水(発泡液)を塗布し気泡を確認

    解説:石けん水(発泡液)を継手部に塗布して気泡発生有無を目視確認する方法が最も普及した点検法。安価で確実、火気を必要とせず可燃性ガスの点検に最適です。火気使用や指による触診は危険、味覚は無効です。

  71. 問71.容器保安規則で、アセチレンガスを充塡する容器の塗色として定められている色はどれか。

    • ア.黒色
    • イ.赤色
    • ウ.緑色
    • エ.かっ色

    正解:エ.かっ色

    解説:容器保安規則10条1項1号により、酸素ガスは黒色、水素ガスは赤色、液化炭酸ガスは緑色、液化アンモニアは白色、液化塩素は黄色、アセチレンガスはかっ色、その他の高圧ガスはねずみ色とする。液化石油ガスを充塡するための容器は同号ただし書により塗色の規定の対象外である。

  72. 問72.液化石油ガス法施行規則で、LPガスの充てん容器等を交換するときに、末端ガス栓を閉止するなどの措置が求められる場合として、正しいものはどれか。

    • ア.消費設備の数が一つで、供給を止めずに交換できる設備がない場合に限る
    • イ.消費設備の数が二つ以上で、供給を止めずに交換できる設備がない場合に限る
    • ウ.消費設備の数が一つで、一般消費者等が交換に立ち会わない場合に限る
    • エ.消費設備の数が二つ以上で、一般消費者等が交換に立ち会わない場合に限る

    正解:ア.消費設備の数が一つで、供給を止めずに交換できる設備がない場合に限る

    解説:液化石油ガス法施行規則16条4号は、充てん容器等を交換するとき(その容器に係る消費設備の数が一つの場合に限る)は、供給が途切れることで使用中の燃焼器からガスが漏れないよう、末端ガス栓を閉止するなどの措置を講じて交換するよう定めている。ただし、供給を止めずに容器を交換できる設備を設けている場合は、この限りでない。対象は消費設備が一つの場合で、二つ以上の場合ではない。また、一般消費者等が交換に立ち会うかどうかは条件になっていない。なお、取り外す容器は、バルブを確実に閉止し、安全な場所に移す。

    根拠: 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則 第16条 / 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則 第18条 (出典: e-Gov法令検索)

  73. 問73.次のうち、マイコンメーターの感震遮断機能の作動閾値として正しいものはどれか。

    • ア.震度3相当
    • イ.震度5相当(震度5弱以上)
    • ウ.震度4相当
    • エ.震度6相当

    正解:イ.震度5相当(震度5弱以上)

    解説:マイコンメーターの感震遮断は震度5相当(震度5弱以上)の地震動を検知すると自動的にガス供給を遮断します。震度4で全戸遮断すると影響が大きすぎるため、明確な危険が生じる震度5相当が閾値に設定されています。

  74. 問74.次のうち、LP容器のバルブ充塡口金(出口ねじ)の規格として正しいものはどれか。

    • ア.W22.5右ねじ(不燃性ガスと共通)
    • イ.ねじ規格なしの差込式
    • ウ.W22.5左ねじ(可燃性ガス用)
    • エ.M30右ねじ(汎用工業用)

    正解:ウ.W22.5左ねじ(可燃性ガス用)

    解説:LP容器の充塡口金はW22.5左ねじが規格です。可燃性ガスは左ねじ、不燃性ガス(窒素等)は右ねじとし、誤接続を防止する基本原則となっています。これにより異種ガス容器との誤接続事故を構造的に防いでいます。

  75. 問75.次のうち、CO中毒事故の主要な発生原因として最も適切なものはどれか。

    • ア.屋外設置の給湯器の正常燃焼
    • イ.ガス料金未払いによる供給停止
    • ウ.電気スイッチの誤操作
    • エ.屋内開放型燃焼器具の不完全燃焼と換気不足

    正解:エ.屋内開放型燃焼器具の不完全燃焼と換気不足

    解説:CO中毒の多くは屋内開放型湯沸かし器等の燃焼器具の不完全燃焼と換気不足の組み合わせで発生します。排気筒外れ・燃焼器具劣化・給気口閉塞等が重なるとCO濃度が急上昇し短時間で意識障害・死亡に至ります。