危険物取扱者 乙種3類「危険物の性質・火災予防・消火(第3類)」の一問一答
📖 危険物取扱者 乙種3類「危険物の性質・火災予防・消火(第3類)」の全45問と解説(一覧)
危険物取扱者 乙種3類の危険物の性質・火災予防・消火(第3類)に関する一問一答(全45問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.第3類危険物には自然発火性のみの物質しか存在せず、禁水性物質は含まれない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3類は自然発火性のみ/禁水性のみ/両方の性質を持つ物質を含みます(カリウムは両方、黄りんは自然発火性のみ等)。
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問2.カリウム・ナトリウムは黒色の硬い金属で、灯油中に保存する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。K・Naは「銀白色の軟らかい金属」(黒色・硬いではない)。空気中で速やかに酸化するため灯油中保存。
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問3.カリウム・ナトリウムは水と反応して水素を発生する。
正解:○(正しい)
解説:2K + 2H2O → 2KOH + H2↑、2Na + 2H2O → 2NaOH + H2↑ で激しく反応し、反応熱で水素が発火します。
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問4.黄りんは灯油中に保存する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黄りんは「水中保存」(空気接触で34℃で自然発火するため)。灯油中保存はK・Na等。
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問5.黄りんは青色の固体で、無毒の安定物質である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黄りんは「無色〜淡黄色のロウ状固体」で「猛毒」(経口致死量約50mg)。
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問6.アルキルアルミニウムは空気中で安定で、水とも反応しない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。アルキルアルミニウムは「空気中で自然発火、水と激しく反応」(強い還元性)。希釈剤希釈で取扱。
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問7.アルキルアルミニウムを貯蔵するときは、不活性ガス(窒素等)を封入する。
正解:○(正しい)
解説:空気との接触を完全に遮断するため、容器内は窒素やアルゴンの不活性ガスで封入します。
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問8.カルシウムカーバイド(炭化カルシウム)は水と反応して水素を発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CaC2(炭化カルシウム)は水と反応して「アセチレン(C2H2)」を発生(水素ではない)。
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問9.第3類危険物の火災では、注水消火が最も適している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第3類は禁水性物質が多く、注水は厳禁(黄りんを除く)。乾燥砂・金属火災用粉末・膨張ひる石等で消火します。
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問10.黄りんの火災に対しては、アルコール消火剤が最も有効である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黄りん火災は「霧状水(注水)による冷却消火」が有効。アルコール消火剤は適しません。
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問11.第3類危険物(黄りんを除く)の消火に最も適した方法はどれか。
- ア.注水で大量冷却
- イ.泡消火剤
- ウ.乾燥砂・金属火災用粉末消火剤
- エ.霧状の水
正解:ウ.乾燥砂・金属火災用粉末消火剤
解説:禁水性物質のため水と反応する消火剤は厳禁。乾燥砂・金属火災用粉末(NaCl系等)・膨張ひる石で覆って窒息消火。
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問12.黄りんの保存方法として正しいものはどれか。
- ア.空気中で保存
- イ.灯油中で保存
- ウ.不活性ガス中で保存
- エ.水中で保存
正解:エ.水中で保存
解説:黄りんは34℃で自然発火するため水中保存が適切。K・Naとは保存方法が異なります。
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問13.カリウム・ナトリウムの保存方法として正しいものはどれか。
- ア.灯油(パラフィン油)中で保存
- イ.水中で保存
- ウ.空気中で密閉
- エ.アルコール中で保存
正解:ア.灯油(パラフィン油)中で保存
解説:K・Naは水・空気・アルコールと反応するため、酸素・水を含まない灯油中に保存します。
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問14.リン化カルシウムが水と反応して発生するガスはどれか。
- ア.水素
- イ.ホスフィン
- ウ.アセチレン
- エ.メタン
正解:イ.ホスフィン
解説:Ca3P2 + 6H2O → 3Ca(OH)2 + 2PH3↑ で猛毒・可燃性のホスフィン(PH3)を発生。極めて危険な反応です。
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問15.第3類危険物(黄りんを除く)の容器表示として正しいものはどれか。
- ア.「火気・衝撃注意」「可燃物接触注意」
- イ.「火気注意」「禁水」
- ウ.「空気接触厳禁」「禁水」
- エ.「火気厳禁」「衝撃注意」
正解:ウ.「空気接触厳禁」「禁水」
解説:禁水性物質は「空気接触厳禁」「禁水」が基本。黄りんなど自然発火性のみは「火気厳禁」が表示されます。
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問16.カリウムは融点が約64℃、ナトリウムは約98℃と低い。
正解:○(正しい)
解説:K(融点63.5℃)、Na(融点97.8℃)でいずれも低融点。火災時には液状となって流れ出す危険があります。
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問17.カリウム・ナトリウムは灯油中で長期保管できる。
正解:○(正しい)
解説:灯油(パラフィン油)は水・酸素を含まず、K・Naとの反応性が低いため長期保存に適しています。
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問18.リチウムは銀白色の最も重い金属で、水と激しく反応する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。リチウムは「最も軽い金属」(密度0.534、水より軽い)。最も重いではありません。水との反応もKやNaより穏やか。
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問19.アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウム等)は無色の油状液体で、空気・水と激しく反応する。
正解:○(正しい)
解説:アルキルアルミニウムは無色油状で空気接触で自然発火、水と激しく反応。不活性ガス(窒素等)で封入保存します。
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問20.黄りんは加熱すると約100℃で赤りんに変化する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。黄りん→赤りんへの変化は「約260℃」(無酸素環境)。100℃ではない。
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問21.黄りんは皮膚に触れると重度の火傷を起こす。
正解:○(正しい)
解説:黄りんは皮膚で自然発火し重度の熱傷を引き起こす猛毒物質。取扱いには厳重な防護が必要です。
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問22.水素化ナトリウム(NaH)は水と反応して水素を発生する。
正解:○(正しい)
解説:NaH + H2O → NaOH + H2 で水素発生。第3類の禁水性物質として典型的反応です。
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問23.カリウム火災では、水で消火するのが最も安全である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Kは水と激しく反応してH2発生・爆発の危険があるため水・泡消火剤厳禁。乾燥砂・金属火災用粉末で消火します。
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問24.カルシウムカーバイド(CaC2)は赤色の固体で、湿気を吸収するとアセチレンを発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。CaC2は「灰白色」の固体(赤色ではない)。湿気・水と反応してアセチレン発生は正。
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問25.バリウム(Ba)は水と反応せず、第3類の規制対象ではない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。バリウム単体は第3類危険物(アルカリ土類金属)に該当し、水と反応して水素を発生します。
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問26.次のうち、カリウムの保存方法として正しいものはどれか。
- ア.水中
- イ.灯油中
- ウ.空気中(密閉)
- エ.アセトン中
正解:イ.灯油中
解説:カリウムは水・空気・アルコール(アセトン)と反応するため、灯油(パラフィン油)中で保存します。
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問27.次の第3類危険物のうち、自然発火性のみで禁水性でないものはどれか。
- ア.カリウム
- イ.ナトリウム
- ウ.黄りん
- エ.アルキルアルミニウム
正解:ウ.黄りん
解説:黄りんは自然発火性のみで禁水性ではありません(むしろ水中で保存)。他は両方の性質を持ちます。
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問28.アルキルアルミニウムの貯蔵について最も適切な方法はどれか。
- ア.水中
- イ.灯油中
- ウ.密閉空気中
- エ.不活性ガス封入
正解:エ.不活性ガス封入
解説:アルキルアルミは空気・水と反応するため、窒素・アルゴン等の不活性ガス封入で保存します。
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問29.次のうち、黄りん火災に最も適した消火方法はどれか。
- ア.霧状の水(注水)
- イ.乾燥砂
- ウ.二酸化炭素
- エ.ハロン剤
正解:ア.霧状の水(注水)
解説:黄りんは禁水性ではないため水(特に霧状)が冷却消火に有効。発火点を下げる効果が高い。
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問30.次の第3類危険物の組み合わせと水との反応生成物として誤っているものはどれか。
- ア.カリウム→水素
- イ.黄りん→水素
- ウ.リン化カルシウム→ホスフィン
- エ.カルシウムカーバイド→アセチレン
正解:イ.黄りん→水素
解説:黄りんは水と反応せず、むしろ水中保存される物質。他は水と反応してそれぞれのガスを発生します。
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問31.カリウムの融点は約64℃で、ナトリウムの融点(約98℃)より低い。
正解:○(正しい)
解説:K融点約63.5℃、Na融点約97.8℃。Kのほうが融点が低く、軟らかさも上です。
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問32.カリウム・ナトリウムは、空気中で酸化被膜(酸化物)を形成するため、常温で安定している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。K・Naは酸化被膜が緻密でないため酸化が進行し、空気中で容易に発火する場合があります。常温で安定とは言えません。
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問33.リチウムは、ナトリウム・カリウムよりも反応性が穏やかで、水との反応も緩やかである。
正解:○(正しい)
解説:Liはアルカリ金属の中で最も反応性が穏やか(イオン化傾向は最大だが反応速度は遅い)。それでも禁水性ではあります。
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問34.アルキルアルミニウムは、希釈剤(ヘキサン等)に溶解させた状態で取り扱うことが多い。
正解:○(正しい)
解説:純粋なアルキルアルミニウムは反応性が極めて高いため、ヘキサン等で希釈して取り扱うのが一般的。それでも空気・水との反応は厳禁。
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問35.黄りんは無色〜淡黄色のロウ状固体で、空気中で約34℃で自然発火する。
正解:○(正しい)
解説:黄りんの発火点(自然発火温度)は約34℃と極めて低く、夏場の常温で容易に発火します。水中保存が必須。
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問36.黄りんは、皮膚に触れると重度の火傷を起こすほか、経口摂取でも致死性のある毒物である。
正解:○(正しい)
解説:黄りんは皮膚で自然発火し熱傷、経口でも0.05〜0.1g程度で致死性を持つ猛毒。第3類で最も毒性の高い物質の1つ。
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問37.水素化ナトリウム(NaH)は白色の固体で、水と緩やかに反応する。
正解:×(誤り)
解説:水素化ナトリウムは「灰色の固体」で水と「激しく反応」して水素を発生(白色・緩やか反応は誤り)。
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問38.リン化カルシウム(Ca3P2)は赤褐色の固体で、水と反応してホスフィン(PH3)を発生する。
正解:○(正しい)
解説:Ca3P2 + 6H2O → 3Ca(OH)2 + 2PH3。ホスフィンは猛毒・可燃性ガス(燃焼範囲広)で極めて危険。
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問39.カルシウムカーバイド(CaC2、炭化カルシウム)は灰白色の固体で、湿気との接触で爆発的にアセチレンを発生する。
正解:○(正しい)
解説:CaC2 + 2H2O → Ca(OH)2 + C2H2。アセチレン発生反応は急激で、密閉空間では爆発の危険があります。
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問40.バリウム(Ba)は銀白色のアルカリ土類金属で、水と反応して水素を発生し、第3類危険物に該当する。
正解:○(正しい)
解説:Ba + 2H2O → Ba(OH)2 + H2。バリウム単体は第3類のアルカリ土類金属(指定数量50kg)です。
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問41.次のうち、第3類危険物(黄りんを除く)の一般的な保存方法として正しいものはどれか。
- ア.灯油(パラフィン油)中
- イ.水中
- ウ.空気中で密閉
- エ.アルコール中
正解:ア.灯油(パラフィン油)中
解説:禁水性物質(K/Na/アルキルアルミ/カーバイド等)は水・空気・アルコールと反応するため、灯油中で保存するのが一般的です。アルキルアルミは特に不活性ガス封入。
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問42.アルキルアルミニウムの取扱いで最も注意すべきことはどれか。
- ア.加熱を避ける
- イ.空気・水との接触を厳禁
- ウ.冷蔵保存
- エ.直射日光を避ける
正解:イ.空気・水との接触を厳禁
解説:アルキルアルミは空気・水両方に激しく反応するため、不活性ガス(N2/Ar)封入で接触遮断が最重要。
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問43.次の第3類危険物のうち、指定数量50kgのものはどれか。
- ア.カリウム
- イ.黄りん
- ウ.バリウム
- エ.アルキルアルミニウム
正解:ウ.バリウム
解説:バリウム(アルカリ土類金属)の指定数量は50kg。K/Na/アルキルアルミは10kg、黄りんは20kg。
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問44.黄りんの貯蔵について、誤っているものはどれか。
- ア.水中保存
- イ.直射日光を避ける
- ウ.空気との接触を遮断
- エ.皮膚保護のため水中で素手で取り扱う
正解:エ.皮膚保護のため水中で素手で取り扱う
解説:黄りんは皮膚に触れると自然発火・重度火傷を起こすため、水中であっても素手厳禁。耐熱手袋等で保護します。
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問45.カルシウムカーバイドが水と反応して発生するガスとして正しいものはどれか。
- ア.アセチレン
- イ.メタン
- ウ.水素
- エ.プロパン
正解:ア.アセチレン
解説:CaC2 + 2H2O → Ca(OH)2 + C2H2 でアセチレン発生。アセチレンは爆発範囲広く危険。