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危険物取扱者 乙種3類「第3類危険物 発展問題」の一問一答

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📖 危険物取扱者 乙種3類「第3類危険物 発展問題」の全75問と解説(一覧)

危険物取扱者 乙種3類の第3類危険物 発展問題に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。

  1. 問1.第3類危険物の大半は、自然発火性と禁水性の両方の性質を併せ持っている。

    正解:○(正しい)

    解説:第3類は自然発火性物質及び禁水性物質と定義され、品目の大半が両方の性質を有する。

  2. 問2.黄りんは禁水性物質に分類されるため、水中で貯蔵してはならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。黄りんは自然発火性のみで禁水性なし。正しくは水中(水没)で貯蔵し空気との接触を遮断する。

  3. 問3.カリウム及びナトリウムは、空気中の水分や酸素と反応するため、灯油中で保管する。

    正解:○(正しい)

    解説:K・Naは空気中の酸素・水分と反応するため、酸素・水分のない灯油・流動パラフィン中で保管する。

  4. 問4.りん化カルシウムが水と反応すると、可燃性で毒性の強いホスフィン(PH3)が発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:Ca3P2+6H2O→3Ca(OH)2+2PH3。ホスフィンは強毒性・自然発火性ガスで非常に危険。

  5. 問5.炭化カルシウム(カーバイド)が水と反応すると、可燃性のメタンガスが発生する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CaC2は水と反応してアセチレン(C2H2)を発生する。正しくはメタンではなくアセチレン。

  6. 問6.炭化アルミニウム(Al4C3)が水と反応すると、可燃性のメタンガスが発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:Al4C3+12H2O→4Al(OH)3+3CH4。炭化アルミは水で分解しメタンを発生する点に注意。

  7. 問7.アルキルアルミニウムは、空気と接触しても発火することはない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。トリエチルアルミ等のアルキルアルミは空気・水の両方で激しく発火する。正しくは空気接触でも発火する。

  8. 問8.黄りんは発火点が約34℃と低く、空気中で容易に自然発火する。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんの発火点は約34℃と極端に低く、夏期の常温でも自然発火の危険がある。

  9. 問9.ナトリウムが水と反応すると、酸素ガスを発生して激しく燃焼する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Naは水と反応して水素(H2)を発生する。正しくは酸素ではなく水素であり、反応熱で発火・爆発する。

  10. 問10.アルキルアルミニウムの貯蔵では、容器内に窒素やアルゴン等の不活性ガスを封入する。

    正解:○(正しい)

    解説:アルキルアルミは空気・水と激しく反応するため、不活性ガス封入により酸素・水分を遮断する。

  11. 問11.第3類危険物の火災には、棒状注水による消火が最も効果的である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。禁水性物質に注水すれば水素等の可燃性ガスを発生し火災拡大。正しくは乾燥砂・膨張ひる石等を用いる。

  12. 問12.黄りんは強毒性物質であり、皮膚に触れるとやけどを起こし吸入すると中毒症状を呈する。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんは強毒性で、皮膚への接触で重度のやけど、蒸気吸入で慢性中毒(顎骨壊死)を起こす。

  13. 問13.ナトリウムはカリウムよりも反応性が高く、水との反応がより激しい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。アルカリ金属は周期表で下にあるほど反応性大。正しくはK>Naの順で反応性が高い。

  14. 問14.ジエチル亜鉛は空気と接触しても安定であり、特別な貯蔵方法は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。ジエチル亜鉛は空気接触で自然発火し水とも激しく反応する。正しくは不活性ガス封入下で貯蔵する。

  15. 問15.水素化ナトリウムは水と反応して水素ガスを発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:NaH+H2O→NaOH+H2。水素化物は水で分解して水素を発生し、反応熱で発火の危険がある。

  16. 問16.アルキルリチウム(ブチルリチウム等)は、空気と接触すると発火する。

    正解:○(正しい)

    解説:ブチルリチウム等のアルキルリチウムは空気中の酸素・水分と反応し自然発火する性質を有する。

  17. 問17.第3類危険物の火災に二酸化炭素消火剤を使用すれば、すべての品名で安全に消火できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Mg・K・Na等の金属はCO2を還元し燃焼継続するため不適合。正しくは乾燥砂・金属火災用粉末を使う。

  18. 問18.アルキルアルミニウムは、ヘキサンやベンゼン等の溶媒で希釈して取り扱う場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:アルキルアルミは反応性が極めて高いため、ヘキサン・ベンゼン・トルエン等で希釈し危険性を下げる。

  19. 問19.黄りんは水よりも軽いため、水中保存では水面に浮き上がる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。黄りんの比重は約1.82で水より重く水中で沈む。正しくは沈むので水中保存が可能となる。

  20. 問20.金属火災用粉末消火薬剤(炭酸ナトリウム等を主成分とする粉末)は、第3類危険物の消火に有効である。

    正解:○(正しい)

    解説:金属火災用粉末(D級粉末)は第3類の禁水性物質の消火に適合し、乾燥砂・膨張ひる石と並ぶ標準手段。

  21. 問21.リチウムはアルカリ土類金属に分類され、水とは反応しない安定な金属である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Liは1族のアルカリ金属で水と反応し水素を発生する。正しくはアルカリ土類金属ではなくアルカリ金属。

  22. 問22.トリクロロシラン(SiHCl3)は水分と反応して塩化水素ガスを発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:トリクロロシランは半導体原料で、水・湿気と反応してHClを発生する。空気中でも自然発火する。

  23. 問23.ナトリウムは銀白色の重金属であり、ナイフでは切断できない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Naは銀白色の軟らかい軽金属(比重0.97)でナイフで容易に切断できる。正しくは軽金属で切断可。

  24. 問24.黄りんを空気中に放置すると、五酸化二りん(P2O5)の白煙を生じて燃焼する。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんは空気中の酸素と反応し、白煙状のP2O5を生じて燃焼する。発火点が低く自然発火に至る。

  25. 問25.カルシウムやバリウムはアルカリ土類金属で、水と反応して水素を発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:Ca・Baは2族のアルカリ土類金属で、Ca+2H2O→Ca(OH)2+H2のように水素を発生する。

  26. 問26.りん化カルシウムの貯蔵庫が浸水した場合は、直ちに大量注水して冷却する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。Ca3P2は水で猛毒のホスフィン発生。正しくは注水せず乾燥砂で覆い専門業者に連絡する。

  27. 問27.アルキルアルミニウムの容器は密栓し、加圧する場合は不活性ガスを使用する。

    正解:○(正しい)

    解説:アルキルアルミは空気・水分厳禁のため、容器は密栓し移送加圧には窒素・アルゴン等の不活性ガスを用いる。

  28. 問28.第3類危険物の貯蔵庫には、「火気厳禁」の表示のみが必要であり、「禁水」の表示は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。第3類のうち禁水性物質(黄りんを除く)は「禁水」の掲示板表示が義務付けられている。

  29. 問29.黄りんと赤りんは構成元素が異なる別物質であり、同素体の関係にはない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。両者ともりん(P)からなる同素体である。正しくは構造の違いにより性質が異なる同素体の関係にある。

  30. 問30.アルキルアルミニウムの火災では、ハロゲン化物消火剤や二酸化炭素消火剤を使用してよい。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。アルキルアルミはCO2やハロゲン化物とも反応し危険。正しくは乾燥砂・膨張パーライト等で消火する。

  31. 問31.水素化リチウムは固体で、水と反応すると水素を発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:LiHは白色固体で、LiH+H2O→LiOH+H2の反応により水素を発生する金属水素化物である。

  32. 問32.黄りんは指定数量が50kgであり、第3類の中でも比較的多い数量まで貯蔵が認められている。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。黄りんの指定数量は20kgで第3類第一種に該当する。正しくは50kgではなく20kgである。

  33. 問33.カリウム及びナトリウムは、二酸化炭素中でも反応・燃焼する場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:K・NaはCO2を還元して炭素を遊離させ燃焼継続するため、CO2消火剤は使用できない。

  34. 問34.アルキルアルミニウム輸送中の漏えい時、ヘキサン等の希釈剤を散布して引火危険を直ちに減らせる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。漏えい時はまず乾燥砂で覆い空気・水分を遮断する。正しくはヘキサン散布は引火危険を増やし不適。

  35. 問35.炭化カルシウムは別名カーバイドと呼ばれ、水との反応で発生するメタンを灯火に利用してきた。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。CaC2は水との反応でアセチレン(C2H2)を発生する。正しくはメタンではなくアセチレンを灯火等に利用。

  36. 問36.セシウムやルビジウムはアルカリ金属で、ナトリウムよりも反応性が低い。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。アルカリ金属は周期表で下に行くほど反応性が高い。正しくはCs・RbはNaより反応性が高い。

  37. 問37.黄りんは二硫化炭素(CS2)に溶けるため、CS2中で扱う実験操作が行われることがある。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんはCS2やベンゼンに溶け、水には不溶。実験的にCS2溶液として扱う場合がある(取扱注意)。

  38. 問38.りん化カルシウムは赤褐色の結晶塊で、空気中の湿気でも分解しホスフィンを発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:Ca3P2は赤褐色結晶で、空気中の水分(湿気)でも徐々に分解し有毒なホスフィンを発生する。

  39. 問39.アルキルアルミニウムの貯蔵容器には、内圧上昇を防ぐ安全装置を設けてはならない。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。温度変化による内圧上昇で破裂の危険がある。正しくは圧力放出弁等の安全装置を設置する必要がある。

  40. 問40.ナトリウムの保管に使用する灯油は、水分を含んでも反応性が低いため特に脱水処理は不要である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。灯油中の微量水分とNaは反応し水素発生・発火の危険。正しくは脱水処理した灯油を用いる。

  41. 問41.金属の水素化物(NaH等)の火災には、注水や泡消火剤を使用してはならない。

    正解:○(正しい)

    解説:金属水素化物は水で分解し水素発生・発火の危険。注水・泡消火剤は禁忌で乾燥砂等を用いる。

  42. 問42.黄りんは融点が約44℃と低く、温水中で容易に溶融する。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんの融点は約44℃で、50℃前後の温水中で容易に溶融する性質を持つ蝋状固体である。

  43. 問43.アルキルアルミニウムは空気と接触すると白煙を生じ激しく燃焼するが、低温では安定する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。低温でも空気接触で自然発火する。正しくは温度に関係なく空気・水との接触を厳禁とする。

  44. 問44.炭化カルシウムは、水分の侵入を防ぐため鉄製ドラム缶等の密閉容器に窒素ガスとともに貯蔵する。

    正解:○(正しい)

    解説:CaC2は湿気で容易にアセチレン発生するため、密閉容器に窒素ガスを封入し水分を遮断する。

  45. 問45.リチウムは比重0.5程度で、水よりも軽い金属である。

    正解:○(正しい)

    解説:Liは比重約0.53で全金属中最も軽く、水に浮いた状態で激しく反応して水素を発生する。

  46. 問46.黄りんは保護液として用いる水のpHを強酸性に保つことが推奨される。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。強酸性は容器腐食等の問題がある。正しくは中性〜弱アルカリ性の水で黄りんを水没保存する。

  47. 問47.第3類危険物の貯蔵タンクは、温度変化による膨張に備えず常に満杯まで充填するのが原則である。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。温度上昇による液体膨張で容器破損の恐れがある。正しくは所定の空間容積を残して充填する。

  48. 問48.アルキルアルミニウムは水との接触で、可燃性の炭化水素ガス(エタン等)を発生する。

    正解:○(正しい)

    解説:トリエチルアルミ+3H2O→Al(OH)3+3C2H6で、加水分解により可燃性炭化水素(エタン等)を発生する。

  49. 問49.りん化カルシウムは別名「ねずみとり」とも呼ばれ、かつて殺鼠剤として用いられた。

    正解:○(正しい)

    解説:Ca3P2は湿気でホスフィン発生のため、殺鼠剤として利用された歴史を持つが現在は厳重管理対象。

  50. 問50.ナトリウムの火災消火に用いる砂は、湿気を多少含んでいても問題なく使用できる。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。微量水分でもNaは反応し再発火の危険がある。正しくは完全に乾燥した砂(乾燥砂)を使用する。

  51. 問51.黄りんは赤りんに比べて発火点が高く、より安全に取り扱える。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。黄りんの発火点は約34℃、赤りんは約260℃で黄りんが極めて低い。正しくは黄りんの方が危険である。

  52. 問52.アルキルアルミニウムは加熱すると分解しアルミニウム・エチレン・水素ガスを発生する場合がある。

    正解:○(正しい)

    解説:高温下でアルキルアルミは熱分解しAl・C2H4・H2等を生成する。加熱を避け冷暗所で貯蔵する。

  53. 問53.りん化カルシウム及び炭化カルシウムは、いずれも指定数量が300kgに分類されている。

    正解:○(正しい)

    解説:Ca3P2・CaC2はその他の物品として指定数量300kgに区分される(K・Na・アルキル系は10kg)。

  54. 問54.黄りんは赤りんよりも蒸気圧が高く、暗所でリン光を発する性質を持つ。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんは蒸気圧が高く、暗所で淡い緑白色のリン光(化学発光)を発する特徴を持つ。

  55. 問55.第3類危険物の運搬容器に用いる収納物は、必ず空気と接触させた状態で密栓する。

    正解:×(誤り)

    解説:誤り。空気・水分の遮断が原則。正しくは不活性ガス封入や保護液中に収納したうえで密栓する。

  56. 問56.第3類危険物のうち黄りんに対しては、注水による消火(霧状放水)が有効である。

    正解:○(正しい)

    解説:黄りんは禁水性がなく自然発火性のみ。霧状注水・土砂被覆等で冷却・空気遮断による消火が可能。

  57. 問57.次のうち、水と反応してホスフィン(PH3)を発生する物質はどれか。

    • ア.炭化カルシウム
    • イ.炭化アルミニウム
    • ウ.りん化カルシウム
    • エ.水素化ナトリウム

    正解:ウ.りん化カルシウム

    解説:Ca3P2+6H2O→3Ca(OH)2+2PH3。CaC2はアセチレン、Al4C3はメタン、NaHは水素を発生する。

  58. 問58.次のうち、水と反応してアセチレンを発生する物質はどれか。

    • ア.水素化リチウム
    • イ.炭化アルミニウム
    • ウ.りん化カルシウム
    • エ.炭化カルシウム

    正解:エ.炭化カルシウム

    解説:CaC2+2H2O→Ca(OH)2+C2H2の反応でアセチレンを発生し、溶接燃料等に利用された経緯がある。

  59. 問59.次のうち、水と反応してメタンを発生する物質はどれか。

    • ア.炭化アルミニウム
    • イ.炭化カルシウム
    • ウ.りん化カルシウム
    • エ.ナトリウム

    正解:ア.炭化アルミニウム

    解説:Al4C3+12H2O→4Al(OH)3+3CH4。炭化アルミニウムは水で分解しメタンを発生する点が特徴。

  60. 問60.カリウム及びナトリウムの保管に最も適する保護液はどれか。

    • ア.水
    • イ.灯油
    • ウ.二硫化炭素
    • エ.アルコール

    正解:イ.灯油

    解説:K・Naは空気中の酸素・水分と反応するため、酸素・水を含まない灯油や流動パラフィン中で保管する。

  61. 問61.黄りんの貯蔵方法として最も適するものはどれか。

    • ア.灯油中に浸す
    • イ.二硫化炭素中に溶解
    • ウ.水中に没する
    • エ.アルコール中で密栓

    正解:ウ.水中に没する

    解説:黄りんは発火点34℃と低いが水と反応せず比重1.82と水より重いため、水中保存で空気を遮断する。

  62. 問62.第3類危険物の火災に最も適合する消火方法はどれか。

    • ア.棒状注水
    • イ.強化液(霧状)
    • ウ.二酸化炭素消火器
    • エ.乾燥砂・膨張ひる石

    正解:エ.乾燥砂・膨張ひる石

    解説:禁水性物質には注水不可、CO2もK・Na等で還元され不適。乾燥砂・膨張ひる石・金属火災用粉末が標準。

  63. 問63.次のうち、指定数量が10kgに分類される第3類危険物はどれか。

    • ア.カリウム
    • イ.黄りん
    • ウ.炭化カルシウム
    • エ.水素化リチウム

    正解:ア.カリウム

    解説:カリウム・ナトリウム・アルキルアルミ・アルキルリチウムは第3類第一種で指定数量10kgに区分。

  64. 問64.アルキルアルミニウムの希釈に用いる溶媒として最も適するものはどれか。

    • ア.水
    • イ.ヘキサン
    • ウ.メタノール
    • エ.アセトン

    正解:イ.ヘキサン

    解説:アルキルアルミは水・アルコール・ケトンと激しく反応する。ヘキサン・ベンゼン・トルエン等の不活性溶媒で希釈。

  65. 問65.次のうち、空気に触れても自然発火しないものはどれか。

    • ア.黄りん
    • イ.アルキルアルミニウム
    • ウ.水素化ナトリウム(乾燥状態)
    • エ.ジエチル亜鉛

    正解:ウ.水素化ナトリウム(乾燥状態)

    解説:NaHは乾燥状態では空気で安定。水分と反応して水素発生のため禁水性。黄りん等は空気接触で自然発火。

  66. 問66.黄りんの発火点として最も近い値はどれか。

    • ア.約500℃
    • イ.約100℃
    • ウ.約260℃
    • エ.約34℃

    正解:エ.約34℃

    解説:黄りんは発火点約34℃と極端に低く、夏季の常温でも自然発火に至る。赤りんの発火点は約260℃。

  67. 問67.次のうち、アルカリ土類金属に該当する物質はどれか。

    • ア.カルシウム
    • イ.ナトリウム
    • ウ.リチウム
    • エ.ルビジウム

    正解:ア.カルシウム

    解説:Caはアルカリ土類金属(2族)。Li・Na・Rbはアルカリ金属(1族)に分類される点に注意。

  68. 問68.ナトリウムが水と反応した時に発生する気体はどれか。

    • ア.酸素
    • イ.水素
    • ウ.アセチレン
    • エ.ホスフィン

    正解:イ.水素

    解説:2Na+2H2O→2NaOH+H2。アルカリ金属は水と反応し水素を発生、反応熱で発火・爆発する。

  69. 問69.次のうち、銀白色で軟らかく、ナイフで容易に切断できる金属はどれか。

    • ア.炭化カルシウム
    • イ.黄りん
    • ウ.カリウム
    • エ.りん化カルシウム

    正解:ウ.カリウム

    解説:Kは銀白色軟らかい軽金属でナイフで切断できる。黄りんは蝋状固体、CaC2・Ca3P2は固体結晶塊。

  70. 問70.第3類危険物の貯蔵庫に掲示すべき注意事項として、黄りんに掲示するものはどれか。

    • ア.火気厳禁・禁水
    • イ.火気注意
    • ウ.禁水のみ
    • エ.火気厳禁のみ

    正解:エ.火気厳禁のみ

    解説:黄りんは自然発火性のみで禁水性なし。「火気厳禁」のみ掲示し「禁水」は不要(消防法上の取扱)。

  71. 問71.アルキルアルミニウム貯蔵容器に封入するガスとして最も適するものはどれか。

    • ア.窒素・アルゴン
    • イ.空気
    • ウ.酸素
    • エ.水素

    正解:ア.窒素・アルゴン

    解説:アルキルアルミは空気・酸素・水と激しく反応。不活性ガス(窒素・アルゴン)封入で接触を防ぐ。

  72. 問72.次のうち、トリエチルアルミニウムが水と反応した時に発生する主な気体はどれか。

    • ア.メタン
    • イ.エタン
    • ウ.アセチレン
    • エ.ホスフィン

    正解:イ.エタン

    解説:(C2H5)3Al+3H2O→Al(OH)3+3C2H6でエタンを発生。アルキル基に対応する炭化水素を生成する。

  73. 問73.次の物質のうち、毒性が極めて強く取扱者の健康障害(顎骨壊死等)を起こすおそれがあるものはどれか。

    • ア.ナトリウム
    • イ.リチウム
    • ウ.黄りん
    • エ.炭化カルシウム

    正解:ウ.黄りん

    解説:黄りんは強毒性物質で蒸気の慢性吸入により顎骨壊死等の健康障害を起こす歴史的事例が知られる。

  74. 問74.次のうち、第3類危険物の消火に用いてはならないものはどれか。

    • ア.乾燥砂
    • イ.膨張ひる石
    • ウ.金属火災用粉末消火薬剤
    • エ.棒状注水

    正解:エ.棒状注水

    解説:棒状注水は禁水性物質と反応し水素発生・拡散の危険。乾燥砂・膨張ひる石・D級粉末を用いる。

  75. 問75.次のうち、第3類危険物として正しい組み合わせはどれか。

    • ア.カリウム・ナトリウム・黄りん
    • イ.黄りん・赤りん・硫黄
    • ウ.ナトリウム・過酸化水素・カリウム
    • エ.黄りん・硝酸エステル・カリウム

    正解:ア.カリウム・ナトリウム・黄りん

    解説:K・Na・黄りんはいずれも第3類。赤りん・硫黄は第2類、過酸化水素は第6類、硝酸エステルは第5類。