危険物取扱者 乙種1類(乙1)「危険物の性質・火災予防・消火(第1類)」の一問一答
📖 危険物取扱者 乙種1類(乙1)「危険物の性質・火災予防・消火(第1類)」の全45問と解説(一覧)
危険物取扱者 乙種1類(乙1)の危険物の性質・火災予防・消火(第1類)に関する一問一答(全45問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.第1類危険物はすべて固体である。
正解:○(正しい)
解説:第1類危険物は「酸化性固体」と定義され、いずれも固体です。液体は第6類(酸化性液体)に分類されます。
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問2.第1類危険物は、加熱・衝撃・摩擦により分解して水素を放出する性質がある。
正解:×(誤り)
解説:誤り。第1類は分解により「酸素」を放出します(酸化性固体)。水素ではありません。
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問3.塩素酸カリウムは、有機物や還元性物質と混合しても安定で爆発の危険はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。塩素酸カリウムは有機物・還元剤との混合で「爆発する危険があり」激しく反応します。
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問4.無機過酸化物(過酸化ナトリウム等)は、水と反応して窒素と熱を発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。無機過酸化物は水と反応して「酸素」と熱を発生(窒素ではありません)。注水消火が禁忌である理由。
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問5.無機過酸化物の火災では、注水消火が最も効果的である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。無機過酸化物は水と激しく反応するため、注水消火は厳禁。乾燥砂や金属火災用粉末消火剤で窒息消火します。
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問6.硝酸カリウム(硝石)は無色または白色の結晶で、水に溶けやすい。
正解:○(正しい)
解説:硝酸カリウムは無色〜白色の結晶で水に溶解しやすく、加熱で酸素を放出します。火薬の原料になります。
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問7.第1類の危険物は、一般に比重が1より小さい。
正解:×(誤り)
解説:第1類の危険物(酸化性固体)は、一般に比重が1より大きい。多くは無色の結晶か白色の粉末で、水に溶けるものが多い。
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問8.第1類危険物の貯蔵にあたっては、可燃物・還元剤・酸類との接触を避けるべきである。
正解:○(正しい)
解説:第1類は強い酸化性を持つため、可燃物・還元剤・酸類と反応しやすく、混触を避けて貯蔵します。
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問9.第1類危険物(無機過酸化物を除く)の一般的な消火方法は注水による冷却消火である。
正解:○(正しい)
解説:無機過酸化物以外の第1類は、大量注水による冷却消火が一般的です(分解温度以下に冷やすことが目的)。
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問10.重クロム酸アンモニウムは、加熱すると激しく分解して大量の窒素を発生する。
正解:○(正しい)
解説:重クロム酸アンモニウムは加熱で激しく分解し、酸化クロム・窒素・水蒸気を発生する性質があります。
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問11.第1類危険物に共通する性質として誤っているものはどれか。
- ア.それ自身が激しく燃焼する
- イ.酸化性が強い
- ウ.可燃物との混合で発火・爆発の危険がある
- エ.すべて固体である
正解:ア.それ自身が激しく燃焼する
解説:第1類は不燃性であり、自身が燃焼するわけではありません。可燃物の燃焼を促進する点が危険性です。
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問12.危険物の規制に関する政令別表第五で、アルカリ金属の過酸化物の火災に適応するとされている消火器はどれか。
- ア.りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
- イ.炭酸水素塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
- ウ.二酸化炭素を放射する消火器
- エ.泡を放射する消火器
正解:イ.炭酸水素塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
解説:政令別表第五では、アルカリ金属の過酸化物(又はこれを含有するもの)に適応する消火器は炭酸水素塩類等の消火粉末(とその他の粉末)で、りん酸塩類等の粉末・二酸化炭素・泡は適応しない。第5種では乾燥砂、膨張ひる石・膨張真珠岩が適応する。
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問13.次の第1類危険物のうち、特に水との接触に注意しなければならないものはどれか。
- ア.塩素酸カリウム
- イ.硝酸ナトリウム
- ウ.過酸化ナトリウム
- エ.過マンガン酸カリウム
正解:ウ.過酸化ナトリウム
解説:過酸化ナトリウムは無機過酸化物で水と激しく反応して酸素と熱を発生します。他は水溶性ではあるが直接的な危険反応は起こしません。
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問14.塩素酸塩類の貯蔵・取扱いとして誤っているものはどれか。
- ア.容器を密閉し、乾燥した換気のよい場所に貯蔵する
- イ.火気や加熱を避け、衝撃や摩擦を与えないように扱う
- ウ.漏れたときは、粉じんが発生しないように回収する
- エ.分解を防ぐため、少量の強酸を加えて安定させて貯蔵する
正解:エ.分解を防ぐため、少量の強酸を加えて安定させて貯蔵する
解説:塩素酸塩類は第1類(酸化性固体)で、危政令25条により、第1類の危険物は可燃物との接触・混合、分解を促す物品との接近、過熱・衝撃・摩擦を避けなければならない。塩素酸カリウムのモデルSDSは、強酸と接触すると分解して酸素や二酸化塩素、塩素などの有毒なフュームを生じるとし、強酸から離して保管するとしているので、強酸を加えて安定させるのは誤り。モデルSDS(塩素酸カリウム・塩素酸ナトリウム)は、容器を密閉して乾燥した換気のよい場所に保管し、熱を避けること、漏出時は粉じんが発生しないように回収することも示している。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第25条 / 消防法 第別表第一 / 厚生労働省 職場のあんぜんサイト モデルSDS「塩素酸カリウム」 7.取扱い及び保管上の注意(容器を密閉し、乾燥した換気の良い場所に保管/熱を避ける/可燃性物質、還元剤、強酸などから離す)・10.安定性及び反応性(強酸と接触すると分解し、酸素および二酸化塩素、塩素などの有毒なフュームを生じる) / 厚生労働省 職場のあんぜんサイト モデルSDS「塩素酸ナトリウム」 6.漏出時の措置(粉じんが発生しないように回収)・7.取扱い及び保管上の注意(容器を密閉し、乾燥した換気の良い場所に保管/熱を避ける) (出典: e-Gov法令検索)
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問15.硝酸アンモニウムを水に溶かしたときの変化として、正しいものはどれか。
- ア.発熱して水溶液の温度が上がる
- イ.吸熱して水溶液の温度が下がる
- ウ.分解して酸素を発生する
- エ.分解して窒素を発生する
正解:イ.吸熱して水溶液の温度が下がる
解説:硝酸アンモニウムは水に溶けやすく、溶けるときに周囲から熱を吸収する(吸熱)ため、水溶液の温度が下がる。分解して窒素や酸素を出すのは加熱したとき(約210℃で分解)である。
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問16.塩素酸カリウムは無色透明の結晶で、水によく溶ける。
正解:×(誤り)
解説:誤り。塩素酸カリウムは無色結晶ですが、水にはあまり溶けにくい(特に冷水)。塩素酸ナトリウムは水によく溶けます。
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問17.亜塩素酸塩類は、塩素酸塩類より反応性が高く、衝撃に対してより敏感である。
正解:○(正しい)
解説:亜塩素酸塩類は塩素酸塩類より分解しやすく、爆発の危険性も高いため取扱いにより注意が必要です。
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問18.過塩素酸カリウムは、塩素酸カリウムよりも分解温度が高く、安定性が高い。
正解:○(正しい)
解説:過塩素酸カリウムの分解温度(約400〜500℃)は塩素酸カリウム(約400℃で分解)より高く、構造的にも安定性が高い。
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問19.硝酸ナトリウムは無色結晶で、潮解性がある。
正解:○(正しい)
解説:硝酸ナトリウム(チリ硝石)は無色結晶で潮解性を持ち、空気中の水分を吸収します。
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問20.硝酸アンモニウムは爆薬の原料として使用される。
正解:○(正しい)
解説:硝酸アンモニウムは肥料兼爆薬原料。AN-FO爆薬として軍事・産業用爆薬に使用されます。
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問21.過マンガン酸カリウムの水溶液は無色透明である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。過マンガン酸カリウムの水溶液は「鮮やかな赤紫色」を呈し、強い酸化剤として殺菌・消毒等に使用されます。
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問22.重クロム酸カリウムは白色の結晶で、皮膚や粘膜への刺激性はない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。重クロム酸カリウムは「橙赤色」の結晶で、皮膚・粘膜への刺激性・毒性があります。
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問23.無機過酸化物は、酸との接触で多量の水素を発生する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。無機過酸化物は酸との接触で「酸素」と熱を発生します(過酸化水素経由で分解)。水素ではありません。
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問24.塩素酸アンモニウムは安定な物質で、常温で爆発するおそれはない。
正解:×(誤り)
解説:塩素酸アンモニウムは無色の結晶で、不安定であり、常温でも爆発することがある。塩素酸塩類の中でも特に危険性が高い。
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問25.臭素酸塩類(臭素酸カリウム等)は第1類危険物に該当する。
正解:○(正しい)
解説:臭素酸塩類は第1類の品名の一つ。臭素酸カリウム・臭素酸ナトリウム等が該当します。
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問26.次の第1類の危険物のうち、水にほとんど溶けないものはどれか。
- ア.二酸化鉛
- イ.三酸化クロム
- ウ.重クロム酸カリウム
- エ.硝酸ナトリウム
正解:ア.二酸化鉛
解説:二酸化鉛(政令第1条第1項第3号「鉛の酸化物」)は茶〜黒褐色の固体で、水に溶けない。三酸化クロム(無水クロム酸)は潮解性があり水によく溶け、重クロム酸カリウムや硝酸ナトリウムも水に溶ける。
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問27.亜塩素酸ナトリウムの貯蔵について、誤っているものはどれか。
- ア.冷暗所に貯蔵する
- イ.酸性物質と一緒に保管できる
- ウ.可燃物との混触を避ける
- エ.直射日光を避ける
正解:イ.酸性物質と一緒に保管できる
解説:亜塩素酸塩類は酸との接触で有毒な二酸化塩素を発生し爆発的に分解する危険があるため、酸との接触を避けます。
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問28.次のうち、第1類危険物の代表的な性質として誤っているものはどれか。
- ア.すべて固体
- イ.酸素を含む
- ウ.常温で液化しやすい
- エ.可燃物との混合で発火・爆発の危険
正解:ウ.常温で液化しやすい
解説:第1類はすべて固体で、常温で液化はしません。固体としての貯蔵が前提です。
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問29.硝酸塩類火災の消火方法として最も適切なものはどれか。
- ア.乾燥砂で覆う
- イ.塩化ナトリウム粉末
- ウ.泡消火剤
- エ.大量の水で冷却消火
正解:エ.大量の水で冷却消火
解説:硝酸塩類は無機過酸化物ではないため大量注水で冷却消火が最も有効。分解温度以下に冷やすのが原則です。
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問30.過酸化ナトリウムの貯蔵・取扱いの方法として、正しいものはどれか。
- ア.過熱・衝撃・摩擦を避け、湿気を避けるため、容器を密栓して乾燥した場所で保存する
- イ.過熱・衝撃・摩擦を避け、湿気を避けるため、容器ごと灯油中に沈めて保存する
- ウ.過熱・衝撃・摩擦を避け、分解ガスを逃がすため、ガス抜き口付きの容器で保存する
- エ.過熱・衝撃・摩擦を避け、分解を抑えるため、水で湿らせた状態で保存する
正解:ア.過熱・衝撃・摩擦を避け、湿気を避けるため、容器を密栓して乾燥した場所で保存する
解説:過酸化ナトリウムは第1類のアルカリ金属の過酸化物で、過熱・衝撃・摩擦や可燃物との接触・混合を避けるとともに、水との接触も避ける(危険物の規制に関する政令25条)。吸湿性があり、水と反応して火災の危険を生じるため、容器は密閉して乾燥した場所で保存する。灯油は可燃物なので、その中に沈めると可燃物と接触させることになる。ガス抜き口付きの容器では密閉にならず湿気が入る。水で湿らせるのは水との接触そのもので、分解を抑えるどころか火災の危険を生じる。
根拠: 危険物の規制に関する政令 第25条 / 厚生労働省 職場のあんぜんサイト GHSモデルSDS「過酸化ナトリウム」(CAS 1313-60-6) 7.取扱い及び保管上の注意(水・可燃性物質との接触禁止、換気の良い乾燥した場所で保管、容器を密閉)、10.安定性及び反応性(吸湿性、水と反応し火災の危険を生じる) (出典: e-Gov法令検索)
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問31.よう素酸カリウムは無色〜白色の結晶で、酸化剤として食品添加物にも使用される。
正解:○(正しい)
解説:よう素酸カリウム(KIO3)は無色の結晶で、酸化剤としてパン生地改良剤等に微量使用される。第1類のよう素酸塩類に該当する。受験参考書では品名ごとに代表的な指定数量が載ることがあるが、法令上の第1類の指定数量は品名では決まらず、試験の結果で第一種酸化性固体(50kg)・第二種(300kg)・第三種(1,000kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考1〜3号)。
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問32.過酸化バリウムは黄色〜灰白色の固体で、無機過酸化物に該当する。
正解:○(正しい)
解説:過酸化バリウム(BaO2)は灰白色〜淡黄色の固体で、第1類の無機過酸化物に該当する。受験参考書では品名ごとに代表的な指定数量が載ることがあるが、法令上の第1類の指定数量は品名では決まらず、試験の結果で第一種酸化性固体(50kg)・第二種(300kg)・第三種(1,000kg)に区分される(危険物の規制に関する政令別表第三・同表備考1〜3号)。
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問33.硝酸アンモニウム(NH4NO3)は無色結晶で、肥料としても使用される。
正解:○(正しい)
解説:硝酸アンモニウムは無色結晶。化学肥料・爆薬原料(AN-FO爆薬)として広く使用されます。
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問34.塩素酸カリウムの分解温度は約100℃で、加熱により酸素と塩化カリウムが生成される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。塩素酸カリウムの分解温度は約「400℃」(100℃ではない)。加熱により酸素と塩化カリウムを生成。
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問35.三酸化クロム(無水クロム酸、CrO3)は白色結晶で、酸化性は持たない。
正解:×(誤り)
解説:三酸化クロムは「暗赤色結晶」で「強い酸化性」を持ちます(白色・酸化性なしは誤り)。
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問36.次亜塩素酸カルシウム(高度さらし粉)は空気中で安定しており、塩素臭を発することはない。
正解:×(誤り)
解説:次亜塩素酸カルシウムは第1類の政令指定品名「次亜塩素酸塩類」(政令1条1項5号)の代表で、白色の粉末である。空気中の水分や二酸化炭素により次亜塩素酸を遊離するため、強い塩素臭がある。
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問37.塩素酸塩類は、衝撃や摩擦に対しても比較的安定で、爆発の心配がない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。塩素酸塩類は衝撃・摩擦に対して敏感で、特に有機物・還元剤と混合した状態では爆発する危険があります。
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問38.無機過酸化物のうち、過酸化カリウムは過酸化ナトリウムよりも反応性が低い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。一般にカリウム化合物のほうが反応性は高く、過酸化カリウムも過酸化ナトリウムより激しく水と反応します。
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問39.臭素酸塩類は、塩素酸塩類と類似の性質を持つ第1類危険物である。
正解:○(正しい)
解説:臭素酸塩類(KBrO3等)は塩素酸塩類と類似で、酸化性・分解で酸素発生・有機物との混合で爆発などの性質を共有します。
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問40.第1類危険物の貯蔵では、容器を密閉して湿気・水分から守る必要がある(特に無機過酸化物)。
正解:○(正しい)
解説:無機過酸化物は水と反応して酸素発生・発熱の危険があるため、密閉して湿気・水分を遮断します。
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問41.次のうち、第1類の危険物に該当しないものはどれか。
- ア.過塩素酸ナトリウム
- イ.過塩素酸
- ウ.過酸化カリウム
- エ.硝酸アンモニウム
正解:イ.過塩素酸
解説:過塩素酸(液体)は第6類の危険物で、第1類の品名は過塩素酸塩類である(消防法別表第一)。過塩素酸ナトリウムは過塩素酸塩類、過酸化カリウムは無機過酸化物、硝酸アンモニウムは硝酸塩類で、いずれも第1類の酸化性固体に当たる。
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問42.無機過酸化物(過酸化ナトリウム等)の火災対応として正しいものはどれか。
- ア.大量の水で冷却
- イ.泡消火剤(含水)で窒息
- ウ.二酸化炭素で窒息
- エ.乾燥砂・金属火災用粉末で覆う
正解:エ.乾燥砂・金属火災用粉末で覆う
解説:無機過酸化物は水・含水消火剤と反応して酸素を発生するため厳禁。乾燥砂・金属火災用粉末で覆って窒息消火します。
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問43.塩素酸カリウムと混触で爆発する危険性が特に高い物質はどれか。
- ア.硫黄
- イ.岩塩
- ウ.砂糖
- エ.炭酸カルシウム
正解:ア.硫黄
解説:塩素酸カリウム(強酸化剤)と硫黄(還元剤)の混合は極めて鋭敏で、わずかな摩擦でも爆発します。
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問44.過マンガン酸カリウムの取扱いについて誤っているものはどれか。
- ア.水溶液は赤紫色
- イ.可燃物と混合貯蔵してよい
- ウ.ハロゲン酸(HCl等)と接触で塩素発生
- エ.加熱で酸素を放出
正解:イ.可燃物と混合貯蔵してよい
解説:過マンガン酸カリウムは強酸化剤で、可燃物・有機物との混合で発火・爆発の危険。混触禁止です。
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問45.次の第1類危険物のうち、特に潮解性が強く吸湿しやすいものはどれか。
- ア.過塩素酸カリウム
- イ.過酸化バリウム
- ウ.塩素酸ナトリウム
- エ.塩素酸カリウム
正解:ウ.塩素酸ナトリウム
解説:塩素酸ナトリウムは潮解性があり、空気中の水分を吸って溶けやすいので、容器を密封し乾燥した場所で保管する。同じ塩素酸塩でも塩素酸カリウムには吸湿性がなく、潮解性の有無が両者を見分ける要点になる。過塩素酸カリウムは無色の結晶または白色の粉末、過酸化バリウムは白色または灰白色の粉末で、どちらも国際化学物質安全性カードの外観に吸湿性・潮解性の記載はない。
根拠: コトバンク「塩素酸ナトリウム」 日本大百科全書(潮解性で、きわめて水に溶けやすい)・化学辞典 第2版(吸湿性がある) / コトバンク「塩素酸カリウム」 日本大百科全書(吸湿性はないが水に溶け) / 国際化学物質安全性カード ICSC 1117(塩素酸ナトリウム)日本語版 物理的状態;外観(吸湿性の無臭の無色~白色の結晶)・貯蔵(乾燥・密封) / 国際化学物質安全性カード ICSC 0714(過塩素酸カリウム)日本語版 物理的状態;外観(無色の結晶、または白色の結晶性の粉末) / 国際化学物質安全性カード ICSC 0381(過酸化バリウム)日本語版 物理的状態;外観(白色のまたは灰色~白色の粉末)