漢検1級(日本漢字能力検定 1級)「漢字の書き取り(1級配当字)」の一問一答
📖 漢検1級(日本漢字能力検定 1級)「漢字の書き取り(1級配当字)」の全75問と解説(一覧)
漢検1級(日本漢字能力検定 1級)の漢字の書き取り(1級配当字)に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
-
問1.「事件のテンマツを報告する」の「テンマツ」は「容赦」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「テンマツ」は「顛末」と書く。「顛末(てんまつ)」は事の最初から最後までの事情。「顛」は1級配当字でいただき・最上部の意。
-
問2.「敵の動きをセイチュウする」の「セイチュウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.掣肘
- イ.制肘
- ウ.制宙
- エ.掣宙
正解:ア.掣肘
解説:「掣肘(せいちゅう)」は、わきから干渉して人の自由な行動を妨げること。「掣」は引き止める意の1級配当字。
-
問3.「不正をインペイする」の「インペイ」は「頑迷」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「インペイ」は「隠蔽」と書く。「隠蔽(いんぺい)」は人目につかないよう覆い隠すこと。「蔽」はおおう意の常用漢字(2級配当)。
-
問4.「神社にサンケイする」の「サンケイ」は「抱擁」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「サンケイ」は「参詣」と書く。「参詣(さんけい)」は社寺に参拝すること。「詣」はもうでる意の常用漢字(2級配当)。
-
問5.「キンサで勝敗が決まる」の「キンサ」は「深淵」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「キンサ」は「僅差」と書く。「僅差(きんさ)」はごくわずかの差。「僅」はわずか・少しの意の常用漢字(2級配当)。
-
問6.「ヒンシュクを買う行為」の「ヒンシュク」は「籠絡」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ヒンシュク」は「顰蹙」と書く。「顰蹙(ひんしゅく)」は不快に思い眉をひそめること。「顰」も「蹙」も1級配当字。
-
問7.「気力がショウチンする」の「ショウチン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.銷宕
- イ.消枕
- ウ.消宕
- エ.銷沈
正解:エ.銷沈
解説:「銷沈(しょうちん)」は気力が衰えくじけること。「銷」は溶かす・消える意の1級配当字(常用は「消沈」)。誤答の形近字と区別させる。
-
問8.「ザンシンな発想を示す」の「ザンシン」は「餓鬼」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ザンシン」は「斬新」と書く。「斬新(ざんしん)」は趣向が際立って新しいこと。「斬」はきる意の常用漢字(2級配当)。
-
問9.「ロウバイして逃げ出す」の「ロウバイ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.狼浿
- イ.狼狽
- ウ.郎狽
- エ.狼貝
正解:イ.狼狽
解説:「狼狽(ろうばい)」はあわてふためくこと。「狼」「狽」はともに伝説上の獣で、ともに1級配当字。
-
問10.「シンシな態度で臨む」の「シンシ」は「浸水」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「シンシ」は「真摯」と書く。「真摯(しんし)」はまじめでひたむきなこと。「摯」はとる・あつい意の常用漢字(2級配当)。
-
問11.「ケンカイな人物として知られる」の「ケンカイ」は「豊冨」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ケンカイ」は「狷介」と書く。「狷介(けんかい)」はかたくなで人と妥協しないこと。「狷」はせっかちの意の1級配当字。
-
問12.「ホウフツとさせる風景」の「ホウフツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.倣佛
- イ.防沸
- ウ.彷沸
- エ.彷彿
正解:エ.彷彿
解説:「彷彿(ほうふつ)」はありありと思い浮かぶさま。「彷」「彿」はいずれも1級配当字。「髣髴」とも書く。
-
問13.「ロウオウの智恵を借りる」の「ロウオウ」は「顛末」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ロウオウ」は「老媼」と書く。「老媼(ろうおう)」は年老いた女性。「媼」はおうな・老女の意の1級配当字。
-
問14.「カンガイ深い面持ち」の「カンガイ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.感概
- イ.感漑
- ウ.感愾
- エ.感慨
正解:エ.感慨
解説:「感慨(かんがい)」は心に深く感じること。「慨」はなげく意。誤答「感概」「感漑」「感愾」と区別させる。
-
問15.「ザンキに堪えない」の「ザンキ」は「隠蔽」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ザンキ」は「慚愧」と書く。「慚愧(ざんき)」は恥じ入ること。「慚」「愧」はいずれもはじる意の1級配当字。
-
問16.「キュウキュウとして働く」の「キュウキュウ」は「参詣」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「キュウキュウ」は「汲汲」と書く。「汲汲(きゅうきゅう)」は一つの事にせかせか努めるさま。「汲」はくむ意の1級配当字。
-
問17.「ヘイゲイする鋭い眼光」の「ヘイゲイ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.睥睨
- イ.俾倪
- ウ.睥倪
- エ.俾睨
正解:ア.睥睨
解説:「睥睨(へいげい)」は横目でにらみ威圧すること。「睥」「睨」はともににらむ意の1級配当字。
-
問18.「センボウの的となる」の「センボウ」は「僅差」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「センボウ」は「羨望」と書く。「羨望(せんぼう)」はうらやましく思うこと。「羨」はうらやむ意の常用漢字(2級配当)。
-
問19.「ロウゼキを働く」の「ロウゼキ」は「顰蹙」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ロウゼキ」は「狼藉」と書く。「狼藉(ろうぜき)」は物が乱雑なさま、また乱暴を働くこと。「藉」はしく・ふみにじる意の1級配当字。
-
問20.「フンキュウした事態」の「フンキュウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.紛叫
- イ.紛究
- ウ.紛糾
- エ.紛赳
正解:ウ.紛糾
解説:「紛糾(ふんきゅう)」は、意見や主張などが対立してもつれること。「糾」はなわをより合わせる意から、からまってねじれる・もつれる意を持ち、「紛糾」「糾弾」のように使う。「叫」は「さけぶ(絶叫)」、「究」は「きわめる(研究)」、「赳」は「強く勇ましい」意の人名用漢字で、音は似ていてもいずれも「もつれる」意が無く、「ふんきゅう」の熟語にはならない。
根拠: 常用漢字表(平成22年内閣告示第2号) 本表「糾」(キュウ:糾弾,紛糾)・「究」(キュウ/きわめる:研究)・「叫」(キョウ/さけぶ:絶叫)(PDF 36・38ページ) / コトバンク「紛糾」(デジタル大辞泉) 意見や主張などが対立してもつれること / コトバンク「糾」(デジタル大辞泉・漢字項目) 3 からまってねじれる。よじれる。「紛糾」 / コトバンク「赳」(デジタル大辞泉・漢字項目) 人名用漢字、たくましく進むさま。強く勇ましい
-
問21.「キョウジンな精神を養う」の「キョウジン」は「斬新」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「キョウジン」は「強靱」と書く。「強靱(きょうじん)」はしなやかで強いこと。「靱」はしなやかで強い意の1級配当字。
-
問22.「ボウトクの言を吐く」の「ボウトク」は「真摯」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ボウトク」は「冒涜」と書く。「冒涜(ぼうとく)」は神聖なものをけがすこと。「涜(瀆)」はけがす意の1級配当字。
-
問23.「ケイガイに接する栄誉」の「ケイガイ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.磬咳
- イ.謦該
- ウ.罄咳
- エ.謦咳
正解:エ.謦咳
解説:「謦咳(けいがい)」はせきばらい、転じて尊敬する人に直接お目にかかること。「謦」「咳」はともにせきの意の1級配当字。
-
問24.「コウデイせず行動する」の「コウデイ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.枸泥
- イ.拘禰
- ウ.枸禰
- エ.拘泥
正解:エ.拘泥
解説:「拘泥(こうでい)」は一つの事にこだわること。「拘」はかかわる、「泥」はなずむ意。誤答「拘禰」「枸泥」と区別させる。
-
問25.「ヘキエキした表情を浮かべる」の「ヘキエキ」は「狷介」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ヘキエキ」は「辟易」と書く。「辟易(へきえき)」はうんざりし、たじろぐこと。「辟」はさける・きみの意の1級配当字。
-
問26.「センエツながら申し上げる」の「センエツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.僭越
- イ.潜越
- ウ.僣説
- エ.潜説
正解:ア.僭越
解説:「僭越(せんえつ)」は身分をこえて出すぎること。「僭」は分をこえる意の1級配当字。誤答「潜越」「僣説」と区別させる。
-
問27.「ハタンを来す経営」の「ハタン」は「老媼」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ハタン」は「破綻」と書く。「破綻(はたん)」はやぶれほころびること。「綻」はほころびる意の常用漢字(2級配当)。
-
問28.「ソゴを来す説明」の「ソゴ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.齟齬
- イ.阻齬
- ウ.齟語
- エ.阻語
正解:ア.齟齬
解説:「齟齬(そご)」は物事が食い違うこと。「齟」「齬」はともに歯がかみ合わぬ意の1級配当字。
-
問29.「ソウクツを突く作戦」の「ソウクツ」は「慚愧」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ソウクツ」は「巣窟」と書く。「巣窟(そうくつ)」は悪者のすみか。「窟」はいわや・あなの意の常用漢字(2級配当)。
-
問30.「ザショウ事故が起きる」の「ザショウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.挫礁
- イ.坐礁
- ウ.坐瞧
- エ.挫瞧
正解:イ.坐礁
解説:「坐礁(ざしょう)」は船が暗礁に乗り上げること。「坐」はすわる意の1級配当字(常用は「座礁」)。誤答「挫礁」等と区別させる。
-
問31.「ボッパツした内乱」の「ボッパツ」は「汲汲」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ボッパツ」は「勃発」と書く。「勃発(ぼっぱつ)」は事件が突然起こること。「勃」はにわかに起こる意の常用漢字(2級配当)。
-
問32.「シリメツレツな議論」の「メツレツ」は「羨望」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「メツレツ」は「滅裂」と書く。「滅裂(めつれつ)」はばらばらで筋が通らぬこと。四字熟語「支離滅裂」の一部で「裂」はさく意。
-
問33.「テイカン的な態度を示す」の「テイカン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.諦観
- イ.締観
- ウ.諦歓
- エ.締歓
正解:ア.諦観
解説:「諦観(ていかん)」は本質を見極めること、また達観してあきらめること。「諦」はあきらめる・つまびらかにする意の常用漢字(2級配当)。
-
問34.「インギン無礼な応対」の「インギン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.慇懃
- イ.殷懃
- ウ.慇勤
- エ.殷勤
正解:ア.慇懃
解説:「慇懃(いんぎん)」はねんごろで礼儀正しいこと。「慇」「懃」はともにねんごろの意の1級配当字。
-
問35.「ロウバシンながら忠告する」の「ロウバシン」は「狼藉」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ロウバシン」は「老婆心」と書く。「老婆心(ろうばしん)」は度を越した親切心。「婆」はばば・老女の意の常用漢字(3級配当)。
-
問36.「カンコツダッタイの工夫」の「カンコツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.換骨
- イ.喚骨
- ウ.換滑
- エ.喚滑
正解:ア.換骨
解説:「換骨奪胎(かんこつだったい)」は先人の作を作り変え独自のものにすること。「奪胎」の「胎」が要。誤答「喚骨」「換滑」と区別させる。
-
問37.「ジクジたる思いに沈む」の「ジクジ」は「強靱」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ジクジ」は「忸怩」と書く。「忸怩(じくじ)」は深く恥じ入るさま。「忸」「怩」はともにはじる意の1級配当字。
-
問38.「シャクシ定規な対応」の「シャクシ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.酌子
- イ.杓師
- ウ.酌師
- エ.杓子
正解:エ.杓子
解説:「杓子(しゃくし)定規」は応用のきかない融通のなさ。「杓」はひしゃくの意の1級配当字。誤答「酌子」「杓師」と区別させる。
-
問39.「ヨウチョウたる小道」の「ヨウチョウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.羊長
- イ.羊腸
- ウ.洋腸
- エ.洋長
正解:イ.羊腸
解説:「羊腸(ようちょう)」は羊の腸のように曲がりくねった道。比喩的な硬い語。誤答「羊長」「洋腸」と区別させる。
-
問40.「カイシャに膾炙する名言」の「カイシャ」は「冒涜」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「カイシャ」は「膾炙」と書く。「膾炙(かいしゃ)」は広く世間にもてはやされること。「膾」はなます、「炙」はあぶり肉でともに1級配当字。
-
問41.「ドンヨクに知識を求める」の「ドンヨク」は「辟易」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ドンヨク」は「貪欲」と書く。「貪欲(どんよく)」はむさぼり欲しがること。「貪」はむさぼる意の常用漢字(2級配当)。
-
問42.「シンラバンショウを描く」の「バンショウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.万掌
- イ.万障
- ウ.万照
- エ.万象
正解:エ.万象
解説:「森羅万象(しんらばんしょう)」は宇宙のあらゆる事物。「象」はかたちの意。誤答「万掌」「万障」と区別させる。
-
問43.「ケイケイたる眼光」の「ケイケイ」は「破綻」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ケイケイ」は「炯炯」と書く。「炯炯(けいけい)」は目が鋭く光るさま。「炯」はあきらか・光るの意の1級配当字。
-
問44.「ガイゼン性を論じる」の「ガイゼン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.概然
- イ.蓋然
- ウ.該然
- エ.慨然
正解:イ.蓋然
解説:「蓋然(がいぜん)」はある程度確からしいこと。「蓋」はおおう・けだしの意の常用漢字(2級配当)。誤答「概然」「該然」「慨然」と区別させる。
-
問45.「ホウマツの夢と消える」の「ホウマツ」は「巣窟」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ホウマツ」は「泡沫」と書く。「泡沫(ほうまつ)」はあわ、転じてはかないもの。「沫」はあわ・しぶきの意の1級配当字。
-
問46.「ウンサンムショウとなる」の「ウンサン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.雲算
- イ.運散
- ウ.運算
- エ.雲散
正解:エ.雲散
解説:「雲散霧消(うんさんむしょう)」は跡形なく消えること。「散」はちる意。「霧」は常用漢字(4級配当)。誤答「雲算」「運散」と区別させる。
-
問47.「シンギンの声をもらす」の「シンギン」は「勃発」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「シンギン」は「呻吟」と書く。「呻吟(しんぎん)」は苦しんでうめくこと。「呻」「吟」はともにうめく意で、「呻」は1級配当字。
-
問48.「ロウカイな政治家」の「ロウカイ」は「滅裂」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ロウカイ」は「老獪」と書く。「老獪(ろうかい)」は経験を積んでずる賢いこと。「獪」はわるがしこい意の1級配当字。
-
問49.「フチョウを送って合図する」の「フチョウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.符牒
- イ.符諜
- ウ.符蝶
- エ.符喋
正解:ア.符牒
解説:「符牒(ふちょう)」は仲間うちの合言葉・隠語。「牒」はふだ・記録の意の1級配当字。誤答「符諜」「符蝶」と区別させる。
-
問50.「カクシャクとした老人」の「カクシャク」は「老婆心」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「カクシャク」は「矍鑠」と書く。「矍鑠(かくしゃく)」は年老いても元気盛んなさま。「矍」「鑠」はともに1級配当字。
-
問51.「ビンショウな身のこなし」の「ビンショウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.敏渉
- イ.敏勝
- ウ.敏捷
- エ.敏睫
正解:ウ.敏捷
解説:「敏捷(びんしょう)」はすばやいこと。「捷」はすばやい・かつ意の1級配当字。誤答「敏渉」「敏勝」と区別させる。
-
問52.「ソウメイな少年」の「ソウメイ」は「忸怩」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「ソウメイ」は「聡明」と書く。「聡明(そうめい)」は賢く道理に明るいこと。「聡」はさとい意の1級配当字。
-
問53.「カッサイを浴びる名演」の「カッサイ」は「膾炙」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。「カッサイ」は「喝采」と書く。「喝采(かっさい)」は声をあげてほめそやすこと。「采」はとる・いろどりの意の常用漢字(2級配当)。
-
問54.「シンシャクして判断する」の「シンシャク」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.斟釈
- イ.斟酌
- ウ.斟灼
- エ.椹酌
正解:イ.斟酌
解説:「斟酌(しんしゃく)」は事情を汲み取りほどよく取り計らうこと。「斟」「酌」はともにくむ意。「酌」は常用漢字(準2級配当)、「斟」は常用漢字表にない字。誤答「斟釈」等と区別させる。
-
問55.「ボウジャクブジンな態度」の「ボウジャク」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.忘若
- イ.傍弱
- ウ.傍若
- エ.妨若
正解:ウ.傍若
解説:「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」は人前をはばからず勝手にふるまうこと。「傍」はかたわら意。誤答「忘若」「妨若」と区別させる。
-
問56.「キンセンに触れる言葉」の「キンセン」は「琴線」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「琴線(きんせん)」に触れるは感動の心の奥を刺激すること。「琴」はこと意の常用漢字(準2級配当)。
-
問57.「リョウランと咲く花」の「リョウラン」は「繚乱」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「繚乱(りょうらん)」は花が咲き乱れるさま。「繚」はまとう・めぐる意の1級配当字。「百花繚乱」に用いる。
-
問58.「ザットウの中で見失う」の「ザットウ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.雑搭
- イ.雑沓
- ウ.雑遝
- エ.雑塔
正解:イ.雑沓
解説:「雑沓(ざっとう)」は人で混み合うこと。「沓」はかさなる・むさぼる意の1級配当字(「雑踏」とも書く)。誤答と区別させる。
-
問59.「コウトウ無稽な話」の「コウトウ」は「荒唐」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「荒唐無稽(こうとうむけい)」は言うことに根拠がなくでたらめなこと。「稽」はかんがえる意の常用漢字(2級配当)。
-
問60.「ジョウゼツに語る」の「ジョウゼツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.饒絶
- イ.饒説
- ウ.饒舌
- エ.冗説
正解:ウ.饒舌
解説:「饒舌(じょうぜつ)」はおしゃべりで口数が多いこと。「饒」はゆたか・あまる意。誤答「饒絶」「饒説」「冗説」と区別させる。なお「冗舌」とも書く。
-
問61.「アイマイな返事をする」の「アイマイ」は「曖昧」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「曖昧(あいまい)」ははっきりしないこと。「曖」「昧」はともにくらい意の常用漢字(2級配当)。
-
問62.「キョウサして犯行に及ばせる」の「キョウサ」は「教唆」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「教唆(きょうさ)」はそそのかしてさせること。「唆」はそそのかす意の常用漢字(準2級配当)。
-
問63.「センリツが走る恐怖」の「センリツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.戦律
- イ.戦栗
- ウ.戦慄
- エ.戦溧
正解:ウ.戦慄
解説:「戦慄(せんりつ)」はおそろしくて震えること。「慄」はおそれる・ふるえる意の常用漢字(2級配当)。誤答「戦律」「戦栗」と区別させる。
-
問64.「ヨウシャなく批判する」の「ヨウシャ」は「容赦」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「容赦(ようしゃ)」は手加減して許すこと。「赦」はゆるす意の常用漢字(3級配当)。
-
問65.「キタンのない意見」の「キタン」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.忌弾
- イ.危憚
- ウ.忌憚
- エ.危弾
正解:ウ.忌憚
解説:「忌憚(きたん)」はいみはばかること。「忌」はいむ、「憚」ははばかる意の1級配当字。誤答「忌弾」「危憚」と区別させる。
-
問66.「ガンメイな老人」の「ガンメイ」は「頑迷」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「頑迷(がんめい)」はかたくなで道理に暗いこと。「頑」はかたくな意の常用漢字(準2級配当)。
-
問67.「再会した親子がホウヨウする」の「ホウヨウ」は「抱擁」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「抱擁(ほうよう)」は抱きかかえること。「擁」はだく意の常用漢字(3級配当)。心広く受け入れる意の「ホウヨウ(力)」は「包容」と書く。
-
問68.「ケイベツの眼差し」の「ケイベツ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.軽篾
- イ.経蔑
- ウ.軽蔑
- エ.経篾
正解:ウ.軽蔑
解説:「軽蔑(けいべつ)」は人を見下すこと。「蔑」はないがしろにする意の常用漢字(2級配当)。誤答「軽篾」「経蔑」と区別させる。
-
問69.「シンエンな哲理を究める」の「シンエン」は「深淵」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「深淵(しんえん)」は深い淵、転じて奥深いこと。「淵」はふち意の1級配当字。
-
問70.「ザンゲの言葉を述べる」の「ザンゲ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.慚悔
- イ.懺悔
- ウ.懺侮
- エ.慚侮
正解:イ.懺悔
解説:「懺悔(ざんげ)」は罪を悔いて告白すること。「懺」はくいる意の1級配当字。誤答「慚悔」「懺侮」と区別させる。
-
問71.「ロウラクの手段を用いる」の「ロウラク」は「籠絡」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「籠絡(ろうらく)」は丸め込んで思い通りに操ること。「籠」はこもる・かご意の常用漢字(2級配当)。
-
問72.「ガキ道に堕ちる」の「ガキ」は「餓鬼」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「餓鬼(がき)」は飢えに苦しむ亡者、転じて子供の蔑称。「餓」はうえる意の常用漢字(3級配当)。
-
問73.「ヘンレキの旅を続ける」の「ヘンレキ」の漢字として正しいものはどれか。
- ア.偏歴
- イ.遍歴
- ウ.遍瀝
- エ.偏瀝
正解:イ.遍歴
解説:「遍歴(へんれき)」は各地をめぐり歩くこと、また様々な経験を重ねること。「遍」はあまねく意の常用漢字(準2級配当)。誤答「偏歴」等と区別させる。
-
問74.「床下シンスイの被害を受ける」の「シンスイ」は「進水」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。建物に水が入り込むのは「浸水(しんすい)」で、「床下浸水」と書く。「進水」は新造船を初めて水に浮かべること。
-
問75.「ホウフな経験を持つ」の「ホウフ」は「豊冨」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは「豊富」と書く。「冨」は「富」の異体字で、現代の正書法では「豊富」が標準であり「豊冨」は不適。