問1
法規
建築物の敷地と道路との関係(接道義務)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 敷地は原則として道路に2m以上接しなければならない
- 2. 敷地は道路に1m接していれば足りる
- 3. 接道義務は商業地域には適用されない
- 4. 敷地は道路に4m以上接する必要がある
問2
環境・設備
床衝撃音のうち、子どもの飛び跳ねなど重く柔らかい衝撃源による音は軽量床衝撃音と呼ばれ、L値が小さいほど遮音性能が低い。
問3
環境・設備
単層壁の透過損失は、一般に同じ材料では面密度が大きいほど、また周波数が高いほど大きくなる(質量則)。
問4
法規
前面道路の幅員が12m未満である建築物の容積率は、用途地域に応じた指定容積率と、前面道路幅員に法定乗数(住居系0.4、その他0.6)を乗じた値のうち、いずれか小さい方を限度とする。
問5
計画
モデュラーコーディネーションは、基準寸法(モデュール)を用いて建築の各部寸法を体系的に整合させる手法で、部材の標準化・互換性・量産化に寄与する。
問6
構造(各種構造・材料)
S造の溶接欠陥のうち、溶接金属内部に巻き込まれたガスが気泡となって残るものはどれか。
- 1. アンダーカット
- 2. オーバーラップ
- 3. ラメラテア
- 4. ブローホール
問7
構造(力学・計算)
層間変形角の制限は原則1/50以内であり、地震時の建築物の過大な変形を防止するために定められている。
問8
計画
美術館の展示室における自然採光のうち頂光(トップライト)方式は、直射日光を直接室内に取り込んでも資料の退色は生じないため、紫外線対策や遮蔽処理は不要である。
問9
5科目横断・計算演習
住居系地域(隣地斜線:立上り20m・勾配1.25)において、隣地境界線から水平距離8mの地点での隣地斜線による高さ限度として正しいものはどれか。
- 1. 20.0m
- 2. 30.0m
- 3. 25.0m
- 4. 10.0m
問10
環境・設備
明順応に比べ暗順応は完了までに要する時間が短く、明るい場所から暗い場所へ移ると速やかに目が慣れる。
問11
構造(力学・計算)
等分布荷重w=3kN/mを全長に受ける長さL=4mの片持ち梁の固定端における曲げモーメントの絶対値はいくらか。
- 1. 48kN・m
- 2. 6kN・m
- 3. 12kN・m
- 4. 24kN・m
問12
構造(各種構造・材料)
粘性土地盤の圧密沈下は透水性が低いため間隙水の排出に長時間を要し、砂質地盤の即時沈下とは時間特性が異なる。
問13
5科目横断・計算演習
型枠工事において、柱(断面600mm×600mm、高さ3.0m)1本に必要な型枠面積として正しいものはどれか(柱の4側面で算定)。
- 1. 7.2平方メートル
- 2. 1.08平方メートル
- 3. 10.8平方メートル
- 4. 3.6平方メートル
問14
法規
建築物の地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/2以上のものをいう。
問15
5科目横断・計算演習
建築面積400平方メートルの建築物の屋上に水平投影面積60平方メートルの階段室を設ける場合、道路斜線制限の適用上、この階段室の部分は高さ12mまで建築物の高さに算入しない。
問16
計画
ハワードの田園都市(ガーデンシティ)構想は、都市と農村の長所を結合し、周囲を農地(グリーンベルト)で囲み人口・規模を制限した自立的な都市を提案したものである。
問17
計画
現代建築の動向・概念に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. サステナブル建築は環境負荷低減と長期使用に配慮した建築の考え方である
- 2. コンバージョンは既存建物を用途変更して活用する手法である
- 3. メタボリズムは装飾を否定し機能のみを追求した19世紀の建築様式である
- 4. リノベーションは既存建物に改修を加え価値・性能を高める手法である
問18
施工
工程表のうち、作業間の前後関係や相互の関連性を矢線とイベントで明確に表現でき、クリティカルパスや各作業の余裕日数(フロート)の算出に最も適しているものはどれか。
- 1. バーチャート工程表
- 2. 出来高累計曲線
- 3. ガントチャート工程表
- 4. ネットワーク工程表
問19
環境・設備
NC値は室内騒音の許容値を評価する指標で、その値が大きいほど静かな室内環境を表す。
問20
法規
建築物の高さの算定において、原則として高さに算入しないものはどれか。
- 1. 1階の床面の高さ
- 2. 2階の窓の上端の高さ
- 3. 建築面積の1/4を占める塔屋
- 4. 建築面積の1/8以内の階段室・昇降機塔
問21
環境・設備
ライフサイクルアセスメントに関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. LCAは建設段階の環境負荷のみを評価する手法である
- 2. 建築物のライフサイクルでは運用段階の環境負荷が大きい傾向がある
- 3. 運用段階の省エネはライフサイクルCO2と無関係である
- 4. LCAでは解体・廃棄段階の負荷は評価対象外である
問22
構造(力学・計算)
断面積A=2,000mm²、最小断面二次モーメントImin=1.8×10⁶mm⁴、座屈長さlk=3,000mmの柱の細長比λに最も近い値はどれか。
- 1. 300
- 2. 33
- 3. 100
- 4. 60
問23
構造(各種構造・材料)
杭基礎の支持杭は杭先端を硬い支持層に到達させ先端支持力で荷重を支え、摩擦杭は周面摩擦力を主体に荷重を支える。
問24
計画
住宅の食寝分離は、限られた住空間において食事の場と就寝の場を別室化する考え方で、日本の戦後の住宅計画における近代化の基本概念の一つである。
問25
構造(力学・計算)
静定構造物は、力の釣合い条件式(ΣX=0、ΣY=0、ΣM=0)のみで全ての反力と断面力を求めることができる構造である。
問26
計画
次のうち、事務所ビルのコア計画に関する記述として最も不適当なものはどれか。
- 1. 片側コアは大スパンの無柱空間を得やすいが偏心に注意を要する
- 2. センターコアは採光・通風の点で他のどの方式よりも常に最も有利な方式である
- 3. 両端コアは中央に大空間を確保でき、避難経路を二方向に確保しやすい
- 4. コアは設備シャフト・階段・エレベーター等をまとめ構造的にも利用される
問27
構造(各種構造・材料)
RC造柱の靱性を高める配筋上の工夫として、最も適切でないものはどれか。
- 1. 主筋を太径1本に集約し本数を減らす
- 2. 副帯筋(中子筋)を設ける
- 3. 帯筋の末端に135度フックを設ける
- 4. 帯筋の間隔を密にする
問28
構造(各種構造・材料)
RC造の耐震壁に開口を設ける場合、剛性・耐力の低減に用いる指標として最も適切なものはどれか。
- 1. 細長比
- 2. 塔状比
- 3. 断面二次半径
- 4. 開口周比
問29
施工
アスファルト防水工事の施工に関する記述として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 立上り・入隅・出隅は増張りで補強する
- 2. 施工前にプライマーを塗布する
- 3. 下地は十分に乾燥させてから施工する
- 4. アスファルトは溶融温度に上限を設けず高温で使用する
問30
5科目横断・計算演習
音圧レベル60dBの音源2台を同時に鳴らすと、合成した音圧レベルは120dBになる(2つの音は無相関で同じ大きさとする)。
問31
環境・設備
衛生器具・給湯に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. トラップの封水深はゼロが望ましい
- 2. 逆サイホン作用による汚染防止には吐水口空間の確保が有効である
- 3. 貯湯式給湯器には逃し弁などの安全装置は不要である
- 4. 節水型器具の採用は給排水の衛生性を阻害する
問32
構造(各種構造・材料)
基礎構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1. 支持杭は先端を硬い支持層に到達させ先端支持力で支える
- 2. 同一建物で杭基礎と直接基礎を併用するのが不同沈下を防ぐ標準的手法である
- 3. 摩擦杭は周面摩擦力を主体に荷重を支える
- 4. 直接基礎は良好な支持地盤が浅い場合に用いる
問33
構造(各種構造・材料)
木造の壁量計算では、地震力に対する必要壁量は床面積に係数を乗じ、風圧力に対する必要壁量は見付面積に係数を乗じて求める。
問34
計画
人間工学・行動特性に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. アフォーダンスは人が空間を移動する際の物理的な歩行速度を指す
- 2. パーソナルスペースは他者の接近を不快に感じる心理的空間距離である
- 3. 群集の歩行では密度が高いほど一人あたりの歩行速度が速くなる
- 4. 動線計画では異なる目的の動線をできるだけ交差・重複させるとよい
問35
構造(力学・計算)
単純梁の中央に集中荷重Pが作用するとき、最大曲げモーメントはM=PL/4、最大せん断力はP/2となる(Lはスパン)。
問36
5科目横断・計算演習
保有水平耐力Quは、必要保有水平耐力Qun以上でなければならず、Qun=Ds・Fes・Qudで算定される。Dsは構造特性係数で、靱性に富む架構ほど小さい値をとる。
問37
法規
建築基準法の集団規定(容積率・建蔽率・斜線制限・用途制限等)は、全国の建築物に一律に適用される。
問38
構造(各種構造・材料)
木造軸組構法の筋かいは圧縮力のみに抵抗し、引張力にはまったく抵抗しない。
問39
環境・設備
マンセル表色系では、色を色相・明度・彩度の3属性で表し、無彩色は明度のみで表現される。
問40
環境・設備
換気に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 重力換気量は給排気口の高低差と内外温度差が大きいほど増える
- 2. 住宅の居室は原則として0.5回毎時以上の機械換気が必要である
- 3. 風力換気量は外部風速に比例する
- 4. 建築物衛生法の二酸化炭素濃度の管理基準は3000ppm以下である
問41
構造(各種構造・材料)
高強度コンクリートの火災時の爆裂に対する対策として、最も適切なものはどれか。
- 1. ポリプロピレン繊維等の有機繊維を混入する
- 2. かぶり厚さを最小値まで小さくする
- 3. 骨材最大寸法を大きくする
- 4. 単位水量を増やして緻密性を下げる
問42
構造(各種構造・材料)
RC造の鉄筋のガス圧接継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1. 同一断面に集中させず相互にずらして配置する
- 2. 径や材質が大きく異なる鉄筋同士でも自由に接合してよい
- 3. 圧接部のふくらみ径は母材径以上を確保する
- 4. 継手は一般に応力の小さい位置に設ける
問43
法規
中間検査に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 中間検査は完了検査と同時に行えばよい
- 2. 中間検査は施工者の任意で省略できる
- 3. 中間検査は確認申請前に行う
- 4. 特定工程後の中間検査合格まで後続工程の施工はできない
問44
5科目横断・計算演習
保有水平耐力計算において、構造特性係数Ds=0.3、形状特性係数Fes=1.0、標準せん断力係数C0=1.0時の地震層せん断力Qudが2000kNのとき、必要保有水平耐力Qunとして正しいものはどれか。
- 1. 2000kN
- 2. 600kN
- 3. 1400kN
- 4. 200kN
問45
法規
建築基準法上の道路に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 幅員6m以上でなければ建築基準法上の道路ではない
- 2. 幅員4m未満の道はすべて建築基準法上の道路ではない
- 3. 2項道路では後退部分も敷地面積に算入できる
- 4. 幅員4m未満でも指定された2項道路は中心線から2m後退する
問46
施工
場所打ちコンクリート杭のアースドリル工法では、鋼製ケーシングチューブを揺動圧入して孔壁を保護するため安定液を一切用いず、コンクリートはトレミー管を使わずホッパーから自由落下させて打設するのが原則である。
問47
5科目横断・計算演習
防火区画のうち面積区画は、特定主要構造部を耐火構造とした建築物で、原則として床面積3000平方メートル以内ごとに区画すればよく、スプリンクラーの有無による緩和規定はない。
問48
計画
病院の手術部は、清潔度を保つため一般病棟や外来から独立した区画とし、清潔動線と不潔動線を交差させない計画とすることが原則である。
問49
構造(各種構造・材料)
木造軸組構法で耐力壁端部の柱の引抜きに用いる金物として、最も適切なものはどれか。
- 1. かすがい
- 2. ホールダウン金物
- 3. 雇いざね
- 4. 羽子板ボルト(小梁用)
問50
環境・設備
熱貫流率(U値)は壁体の熱の通しやすさを示し、その値が大きいほど断熱性能が高いことを表す。
問51
環境・設備
非常用照明装置は、停電時に居室や避難経路を一定の照度で照らす設備で、予備電源により30分以上点灯できることが求められる。
問52
計画
建築マネジメントに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. CMは竣工後の建物運用・保守だけを対象とする管理業務である
- 2. PMはプロジェクト全体の目標達成を統括的に管理する業務である
- 3. FM(ファシリティマネジメント)は施工段階のみの品質管理業務である
- 4. LCC(ライフサイクルコスト)は建設時の初期投資のみを指す費用である
問53
施工
鉄骨工事の建方において、建入れ直しは建方の進行とともに小区画ごとに行うのが望ましく、建物全体の鉄骨を組み立て終えてから一括して建入れ直しを行うと修正が困難になるため避ける。
問54
5科目横断・計算演習
建築基準法の条文を法令集で引く際、構造計算の具体的な数値基準(許容応力度・地震力係数等)が主に規定されている法令として最も適切なものはどれか。
- 1. 建築基準法施行令
- 2. 建築士法
- 3. 建築基準法(法本体)
- 4. 建設業法施行規則
問55
環境・設備
蓄熱・搬送設備に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 蓄熱方式は昼間のピーク電力を増加させる
- 2. VAV方式は部分負荷時に送風動力を削減でき省エネ性に優れる
- 3. 定風量方式はVAV方式より部分負荷時の省エネ性に優れる
- 4. 送風機の搬送動力は風量と無関係に決まる
問56
構造(力学・計算)
固定モーメント法(クロス法)では、全節点を固定して固定端モーメントを求め、各節点を順次解放しながら不釣合いモーメントを剛比に応じて分配・到達を繰り返して収束させる。
問57
施工
塗装工事における素地ごしらえ(下地調整)の目的として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 塗膜の付着力を意図的に弱める
- 2. 錆・油・汚れを除去する
- 3. 下地の不陸を調整する
- 4. 吸込みを止め塗膜を均一にする
問58
5科目横断・計算演習
光度800cdの点光源が、被照面の真上3mの位置にある。被照面の水平面照度として最も近いものはどれか(入射角0度)。
- 1. 約44lx
- 2. 約267lx
- 3. 約89lx
- 4. 約178lx
問59
施工
墜落制止用器具については、墜落時の身体への負担が小さい胴ベルト型(一本つり)の使用が原則であり、フルハーネス型は墜落時に内臓を圧迫する危険があるため、その使用範囲は法令上厳しく制限されている。
問60
5科目横断・計算演習
幅員3mの2項道路(道路の反対側も宅地)に間口10mで接する敷地では、道路中心線から2mの線が道路境界線とみなされるため、敷地のうち5平方メートルは敷地面積に算入されない。
問61
構造(各種構造・材料)
RC造耐震診断の第2次診断法は、柱・耐震壁のコンクリート断面と鉄筋の影響を考慮して終局耐力を評価し、構造耐震指標Isを算定する手法である。
問62
計画
高齢者・障害者に配慮した寸法計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 車椅子使用者が円滑に方向転換するには直径150cm程度の空間が必要である
- 2. 車椅子使用者用便房には十分な転回スペースと手すりを設ける
- 3. 車椅子使用者同士がすれ違う廊下は有効幅員90cmあれば十分である
- 4. 視覚障害者誘導用ブロックは点状(警告)と線状(誘導)を使い分ける
問63
5科目横断・計算演習
採光に関する規定を法令集で引くとき、参照すべき条文の組合せとして最も適切なものはどれか。
- 1. 法52条と施行令2条
- 2. 法56条と施行令130条
- 3. 法28条と施行令19条・20条
- 4. 法20条と施行令36条
問64
法規
バリアフリー法上、建築主等が建築物移動等円滑化基準への適合義務を負う特別特定建築物の規模として、最も適切なものはどれか(原則)。
- 1. 床面積の合計100㎡以上の住宅
- 2. 床面積の合計500㎡以上のすべての建築物
- 3. 規模にかかわらずすべての建築物
- 4. 床面積の合計2,000㎡以上の特別特定建築物の新築等
問65
施工
建具・ガラス工事におけるグレイジングチャンネル構法・グレイジングガスケット構法に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 1. 必ず裏込めモルタルを充填する湿式構法である
- 2. 風圧・地震時の変位を全く許容しない構法である
- 3. ガラスのかかり代は考慮しなくてよい
- 4. ガラス周辺にガスケットをはめ込む乾式構法である
問66
法規
地震力の計算において、各階に作用する地震層せん断力は、その階が支える固定荷重と積載荷重の和に地震層せん断力係数Ciを乗じて求め、Ciは上階ほど大きくなる傾向がある。
問67
計画
劇場の舞台形式のうちプロセニアム形式は、観客が舞台を四方から取り囲んで鑑賞する形式で、袖やフライ等の舞台機構を用いた背景転換ができないことが最大の特徴である。
問68
構造(各種構造・材料)
RC造のスラブのたわみ・ひび割れを抑制する方法として、最も適切でないものはどれか。
- 1. 単位水量を増やしてコンクリートを軟らかくする
- 2. 短辺方向に十分な配筋を行う
- 3. 適切な打継ぎ・養生で乾燥収縮を抑える
- 4. スラブ厚を増す
問69
構造(力学・計算)
幅b=100mm・高さh=300mmの長方形断面の図心軸(強軸)まわりの断面二次モーメントIの値として正しいものはどれか。
- 1. 2.25×10⁸mm⁴
- 2. 7.5×10⁷mm⁴
- 3. 2.25×10⁷mm⁴
- 4. 9.0×10⁸mm⁴
問70
施工
鉄筋のガス圧接継手の品質基準として、圧接部のふくらみの直径の標準として最も適当なものはどれか。
- 1. 鉄筋径の1.4倍以上
- 2. 鉄筋径の1.0倍以上
- 3. 鉄筋径の2.0倍以上
- 4. 鉄筋径の0.7倍以上
問71
施工
山留め壁のうち、止水性に優れ軟弱地盤や地下水位の高い地盤の掘削に適し、原位置の土と固化液を混合撹拌して連続した壁を造成し、その中にH形鋼等の芯材を建て込む工法はどれか。
- 1. 鋼矢板壁
- 2. 親杭横矢板壁
- 3. ソイルセメント柱列壁
- 4. 場所打ち鉄筋コンクリート地中連続壁
問72
計画
ルネサンス〜バロックの西洋建築に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. ベルニーニはサン・ピエトロ広場の列柱廊などバロックを代表する作品を残した
- 2. パラディオはヴィラ・ロトンダ等で古典主義的な左右対称構成を展開した
- 3. ボッロミーニは曲面を多用した動的なバロック建築を展開した
- 4. ブルネレスキはゴシック様式のシャルトル大聖堂を設計した建築家である
問73
計画
建築計画における環境・行動と空間の関係に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. サイン計画は表示を複雑にして利用者の探索意欲を高めることを目的とする
- 2. ゾーニングは用途・性格の異なる空間をまとめ秩序立てて配置する手法である
- 3. 動線計画は人や物の移動を効率的・安全にする経路の計画である
- 4. 見通し(可視性)の確保は利用者の方向感覚と安心感の向上に寄与する
問74
5科目横断・計算演習
敷地面積300平方メートル、指定建蔽率60%、防火地域内の耐火建築物で角地指定を受けた場合、建築可能な最大建築面積は約180平方メートルである。
問75
5科目横断・計算演習
床面積35平方メートルの住宅居室で原則の採光基準(1/7)を適用する場合、必要な有効採光面積は約7.0平方メートルである。
問76
環境・設備
照明・測光量に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 照度の単位はカンデラである
- 2. 輝度の単位はカンデラ毎平方メートルである
- 3. 光度の単位はカンデラ、光束の単位はルーメンである
- 4. 点光源による直接照度は距離の2乗に反比例する
問77
構造(力学・計算)
両端固定の梁(スパンL)に等分布荷重wが全長に作用するとき、固定端に生じる曲げモーメントの絶対値として正しいものはどれか。
- 1. wL²/8
- 2. wL²/12
- 3. wL²/24
- 4. wL²/16
問78
環境・設備
通気管は排水管内の圧力変動を緩和してトラップの封水を保護するとともに、排水の流れを円滑にする役割をもつ。
問79
5科目横断・計算演習
等分布荷重w=10kN/m、スパンL=6mの単純梁の最大曲げモーメントMmaxとして正しいものはどれか(Mmax=wL2/8)。
- 1. 30kN・m
- 2. 45kN・m
- 3. 15kN・m
- 4. 90kN・m
問80
構造(力学・計算)
1質点系の建築物について、ばね剛性を4倍に、質量を一定に保ったとき、固有周期Tはおよそ何倍になるか。
- 1. 2倍
- 2. 4倍
- 3. 1/4倍
- 4. 1/2倍
問81
環境・設備
音の物理に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 残響時間は室内総吸音力に反比例する
- 2. 単層壁の透過損失は周波数が高いほど大きくなる傾向がある
- 3. 音の強さのレベルが10デシベル増加すると音の強さは2倍になる
- 4. 同じ音圧レベルの音を2つ重ねると約3デシベル増加する
問82
施工
型枠の存置期間において、スラブ下・梁下の支保工は鉛直荷重を支えないため最も早期に取り外してよく、柱・壁・梁側面のせき板は最後まで存置しなければならないのが原則である。
問83
環境・設備
照明計画・光環境に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 平均演色評価数Raは値が小さいほど演色性が良い
- 2. 輝度と照度は同じ測光量を表す
- 3. 照度を高くするほど不快グレアは必ず減少する
- 4. 平均演色評価数Raが大きいほど演色性が良く色が自然に見える
問84
構造(各種構造・材料)
木造軸組構法の耐力壁の壁倍率に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 1. 壁倍率に上限はなく仕様分すべて加算できる
- 2. 筋かいより構造用合板の方が常に低倍率である
- 3. 壁倍率は壁の高さに比例して増減する
- 4. 複数の軸組を併用した場合の倍率の上限は7倍である
問85
5科目横断・計算演習
道路斜線制限における後退距離(セットバック)の緩和は、建築物を前面道路の境界線から後退させた場合、その後退距離だけ前面道路の反対側境界線が外側にあるとみなして高さを算定する規定である。
問86
構造(力学・計算)
振動特性係数Rtに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1. 地域の地震活動度に応じて定まる
- 2. 重量と剛性の比のみで定まる
- 3. 高さ方向の地震力分布を表す
- 4. 固有周期と地盤種別に応じて定まり最大1.0である
問87
環境・設備
結露に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 表面結露防止には表面温度を露点温度より高く保つ
- 2. 内部結露防止には断熱層の室外側に防湿層を設けるのが原則である
- 3. 熱橋部は表面温度が下がり結露しやすい
- 4. 露点温度は相対湿度が100パーセントに達する温度である
問88
法規
宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)上、宅地造成等工事規制区域内において行う宅地造成等に関する工事については、規模にかかわらず一切の許可を要しない。
問89
5科目横断・計算演習
重量Wが各階等しい3階建ての建築物で、最下層(1階)の地震層せん断力係数Ciが0.2、その層が支える全重量が3000kNのとき、1階の地震層せん断力Q1として正しいものはどれか。
- 1. 600kN
- 2. 300kN
- 3. 1200kN
- 4. 200kN
問90
5科目横断・計算演習
鉄筋コンクリート柱(断面500mm×500mm、直接土に接しない部分)の鉄筋に対するかぶり厚さとして、建築基準法施行令79条の最低基準を満たす値のうち最も小さいものはどれか。
- 1. 30mm
- 2. 20mm
- 3. 40mm
- 4. 60mm
問91
5科目横断・計算演習
建築物の地域係数Zに関する次の記述のうち、地震層せん断力係数Ci=Z・Rt・Ai・C0における役割として最も適切なものはどれか。
- 1. 建築物の振動特性(地盤と固有周期)を表す係数
- 2. 地震動の強さの地域差を反映し1.0〜0.7の範囲で定められる係数
- 3. 標準せん断力の大きさを表す係数
- 4. 高さ方向のせん断力分布を表す係数
問92
施工
鉄骨工事の溶接欠陥のうち、溶接ビードの止端部や溶接金属と母材の境界に生じる溝状のへこみで、応力集中による疲労破壊の起点となりやすい欠陥はどれか。
- 1. アンダーカット
- 2. オーバーラップ
- 3. ブローホール
- 4. ピット
問93
構造(各種構造・材料)
RC造の付着割裂破壊は靱性的でゆるやかな破壊であり、特段の対策を要しない。
問94
法規
建築基準法上の「特定行政庁」とは、建築主事を置く市町村の区域についても、その他の市町村の区域についても、一律に都道府県知事をいう。
問95
構造(力学・計算)
材長Lの同一断面の柱について、座屈荷重が最も大きくなる支持条件はどれか。
- 1. 両端ピン
- 2. 両端固定
- 3. 一端固定・他端ピン
- 4. 一端固定・他端自由
問96
法規
建築物の階段に代わる傾斜路(スロープ)の勾配は、施行令上1/4を超えてはならず、表面は平滑な材料で仕上げなければならない。
問97
施工
内装工事における床のビニル床シート張りに関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 1. 継目処理は行わず突き付けのみとする
- 2. 施工前にシートを広げ室温になじませる
- 3. 接着剤塗布後すぐに圧着しオープンタイムは不要
- 4. 下地が湿潤なまま直ちに張り付ける
問98
計画
集合住宅のコモンアクセスは、各住戸の動線を完全に分離・独立させて居住者同士が一切接触しないようにし、プライバシーを最優先に確保することを目的とした配置計画である。
問99
計画
集合住宅の住棟形式に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. ポイントハウスは細長い板状の住棟で多数の住戸を一列に並べた形式である
- 2. コアタイプは各住戸が独立棟として完全に分散配置された形式である
- 3. タウンハウスは低層連続建てで専用庭をもち共用のオープンスペースを共有する
- 4. スターハウスは超高層の中廊下型で住戸を一直線に配置した形式である
問100
施工
施工計画における仮設計画のうち、共通仮設に分類されるものとして最も適当なものはどれか。
- 1. 現場事務所・仮囲い
- 2. 型枠支保工
- 3. 外部足場
- 4. 山留め支保工
問101
環境・設備
給湯設備の中央式給湯方式は、各所に小型給湯器を分散設置する方式で、配管からの放熱損失が小さい。
問102
構造(力学・計算)
矩形断面(幅b・高さh)の全塑性モーメントMpは、降伏応力度σyを用いてMp=σy×bh²/4で求められる。
問103
法規
建築士法上、一級建築士でなければ設計・工事監理をしてはならない建築物として、最も適切なものはどれか。
- 1. 延べ面積500㎡を超える学校
- 2. 延べ面積100㎡の木造2階建て住宅
- 3. 延べ面積200㎡の木造平家建て店舗
- 4. 延べ面積30㎡の木造倉庫
問104
5科目横断・計算演習
壁倍率2.5の耐力壁を1階に合計8m(壁長さの合計)配置した場合の存在壁量(壁長さ換算cm)として正しいものはどれか。
- 1. 800cm
- 2. 2000cm
- 3. 20cm
- 4. 320cm
問105
計画
ランドスケープ・外部空間の計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 修景は既存の自然を完全に撤去し人工景観に置き換える行為を指す
- 2. ビスタは視線を四方に拡散させ焦点をつくらない景観構成手法である
- 3. ヒューマンスケールは人間の尺度を無視した巨大さを志向する概念である
- 4. シークエンスは移動に伴い変化する連続的な景観をデザインする手法である
問106
環境・設備
床面のグレア対策として、光源輝度が高いほど不快グレアは小さくなり、視作業がしやすくなる。
問107
構造(各種構造・材料)
直接基礎の許容支持力は基礎底面の根入れ深さが大きいほど増加し、地下水位が基礎底面付近まで上昇すると有効重量の低下により支持力は減少する。
問108
施工
マスコンクリートにおける温度ひび割れを抑制する対策として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 低発熱型セメントを使用する
- 2. 打込み温度を低く管理する
- 3. パイプクーリングを行う
- 4. 単位セメント量を増やす
問109
施工
鉄骨溶接部の検査に用いる超音波探傷試験(UT)は、溶接部内部の欠陥(割れ・融合不良・ブローホール等)を検出できる非破壊検査であり、表面に開口した割れの検出には浸透探傷試験や磁粉探傷試験が適する。
問110
5科目横断・計算演習
敷地面積400平方メートル、指定容積率300%、前面道路幅員6m(住居系・乗数0.4)の場合、建築可能な最大延べ面積として正しいものはどれか。
- 1. 960平方メートル
- 2. 1200平方メートル
- 3. 800平方メートル
- 4. 1440平方メートル
問111
構造(力学・計算)
標準せん断力係数C0について、許容応力度計算(一次設計)と保有水平耐力計算(二次設計)で用いる値の組合せとして正しいものはどれか。
- 1. 一次0.1・二次0.5
- 2. 一次0.3・二次1.5
- 3. 一次0.2・二次1.0
- 4. 一次1.0・二次0.2
問112
環境・設備
日射に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 終日日射量は、夏至において水平面が最も大きくなる
- 2. 南向き鉛直面の終日日射量は、夏至より冬至のほうが大きい
- 3. 夏至の終日日射量は、南向き鉛直面のほうが水平面より大きい
- 4. 東向き鉛直面と西向き鉛直面の終日日射量は、ほぼ等しい
問113
法規
建築士事務所の管理建築士に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 管理建築士の設置は任意である
- 2. 専任の管理建築士を置き3年以上の業務経験と管理建築士講習の修了が必要
- 3. 管理建築士は複数の事務所を兼任できる
- 4. 管理建築士に業務経験の要件はない
問114
法規
積雪荷重の算定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 屋根勾配30度超では常に零とする
- 2. 積雪単位荷重×屋根勾配面積×水平積雪量で計算する
- 3. 勾配にかかわらず一律の値とする
- 4. 積雪単位荷重×屋根水平投影面積×垂直積雪量で計算する
問115
環境・設備
日影規制・日照に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 可照時間は緯度と季節により定まる理論上の日照時間である
- 2. 日影規制は夏至日の日影時間を基準として測定する
- 3. 日影規制は真太陽時で原則8時間を対象とする
- 4. 日照率は可照時間に対する実際の日照時間の比である
問116
構造(力学・計算)
図心を通り互いに直交する二軸のうち一方の断面二次モーメントが最大・他方が最小となる軸を主軸といい、これらの軸に関する断面相乗モーメントはゼロである。
問117
環境・設備
電気・幹線設備に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 電圧降下は導体断面積に比例して大きくなる
- 2. 電圧降下は幹線の太さと無関係に決まる
- 3. 電圧降下は配線こう長に反比例して大きくなる
- 4. 電圧降下を抑えるには幹線の断面積を大きくするのが有効である
問118
環境・設備
排水トラップの封水深は浅いほど破封しにくく、自己サイホン作用や蒸発による破封を防止できる。
問119
構造(各種構造・材料)
免震構造は積層ゴム等のアイソレータとダンパーを設けて建物の固有周期を長くし、地震入力を低減して上部構造の応答加速度を小さくする。
問120
法規
避難階段・特別避難階段に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 2階以上はすべて特別避難階段とする
- 2. 15階以上に通ずる直通階段は特別避難階段とする
- 3. 避難階段と特別避難階段に構造上の差はない
- 4. 5階建ては避難階段を設けなくてよい
問121
法規
建築確認を要する建築物のうち、防火地域および準防火地域外において増築・改築・移転をする場合で、その部分の床面積の合計が10㎡以内のものは、確認申請を要しない。
問122
計画
事務所ビルのレンタブル比(収益部分床面積/延べ面積)は、高いほど執務環境が良好になるため、共用部・設備スペースを最小化し95%以上を目標とするのが望ましい。
問123
計画
住宅計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 食寝分離は食事の場と就寝の場を別室化する近代住宅計画の基本概念である
- 2. 公私室分離は接客等の公的空間と家族の私的空間を分離する考え方である
- 3. コートハウスは外部に大きく開放しプライバシーを犠牲にする住宅形式である
- 4. LDKは居間・食事室・台所を一体化した住空間の構成である
問124
法規
建築士法上、一級建築士でなければ設計または工事監理をしてはならない建築物には、学校・病院・劇場等で延べ面積500㎡を超えるもの、および高さ16mを超えるまたは地階を除く階数が4以上の木造建築物等が含まれる。
問125
5科目横断・計算演習
鉄筋コンクリート梁の許容曲げモーメントを略算する際、引張鉄筋の許容応力度ft、鉄筋断面積at、応力中心間距離jを用いて、M=at・ft・jで近似できる。