問1
施工
塗装工事において、下地の含水率が高い状態で塗装を行うと、塗膜のふくれ・はがれ・白化等の欠陥を生じやすいため、コンクリート・モルタル下地は十分に乾燥させてから塗装する。
問2
環境・設備
再生可能エネルギー・創エネに関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 太陽光発電の導入は一次エネルギー消費量を増加させる
- 2. コージェネレーションは省エネルギーとは無関係である
- 3. 地中熱は空調の熱源として利用できない
- 4. 太陽光発電と省エネの組合せはZEBの実現に有効である
問3
計画
図書館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. ブラウジングコーナーは新聞・雑誌等を気軽に閲覧する開放的な空間である
- 2. 閉架式書架は開架式より利用者の検索の自由度が高い方式である
- 3. キャレルは個人の集中的な閲覧・研究のための区画された席である
- 4. レファレンスサービスは利用者の調査・相談に司書が対応する業務である
問4
5科目横断・計算演習
敷地面積300平方メートル、指定建蔽率60%、防火地域内の耐火建築物で角地指定を受けた場合、建築可能な最大建築面積は約180平方メートルである。
問5
法規
北側斜線制限が適用される用途地域の組合せとして、最も適切なものはどれか。
- 1. 低層住居専用地域・中高層住居専用地域・田園住居地域
- 2. 工業地域・工業専用地域
- 3. 近隣商業地域・商業地域
- 4. 準住居地域・準工業地域
問6
環境・設備
壁体内の中空層の熱抵抗は、空気層の厚さを2cm程度を超えて大きくしても、対流が生じるためほとんど増加しない。
問7
構造(各種構造・材料)
液状化は、緩い飽和砂質地盤が地震動を受けて間隙水圧が上昇し有効応力が増大して地盤がせん断強度を増す現象である。
問8
構造(各種構造・材料)
S造の高力ボルト摩擦接合のすべり係数を確保するための摩擦面処理として、最も適切なものはどれか。
- 1. 防錆油を塗布したままとする
- 2. 鏡面状に研磨し平滑にする
- 3. ブラスト処理または自然発錆(赤錆)面とする
- 4. 厚膜塗装を施す
問9
環境・設備
単層壁の透過損失は、一般に同じ材料では面密度が大きいほど、また周波数が高いほど大きくなる(質量則)。
問10
法規
鉄筋コンクリート造の長期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度は、設計基準強度Fcの2/3とし、短期に生ずる力に対しては長期の値の1/2とする。
問11
施工
コンクリートの調合において、単位水量を大きくした場合に一般に生じる影響として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 乾燥収縮が大きくなる
- 2. 圧縮強度が低下する
- 3. ブリーディングが増加する
- 4. 耐久性が向上する
問12
計画
近隣住区論(C.A.ペリー)は、小学校を中心に住区を構成し、住区内に通過交通を引き込んで利便性を高めることを基本原則とした計画理論である。
問13
計画
高齢者・障害者配慮において、車椅子使用者が回転(180度方向転換)するために必要な床のスペースは、一般に直径1,500mm程度の円が確保できることが目安とされる。
問14
環境・設備
第3種機械換気は給気を送風機、排気を自然排気で行う方式で、室内を正圧に保ち、便所や浴室の臭気排出に適する。
問15
構造(力学・計算)
幅b=150mm・高さh=300mmの長方形断面において、強軸まわりと弱軸まわりの断面二次モーメントの比(Ix/Iy)として正しいものはどれか。
- 1. 4
- 2. 8
- 3. 16
- 4. 2
問16
計画
建築計画の寸法・人体寸法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 手すりの高さは床面から150cm程度とするのが一般的で望ましい
- 2. 住宅階段は蹴上げを低く踏面を広くするほど昇降が安全で楽になる
- 3. 車椅子用便房の出入口有効幅は40cm程度確保すれば十分である
- 4. 居室の天井高は1.8m程度を確保すれば一般に十分とされる
問17
施工
鉄骨工事の高力ボルト摩擦接合における摩擦面の処理として、すべり係数0.45以上を確保するために最も適当なものはどれか。
- 1. 鏡面に研磨した面とする
- 2. ブラスト処理または赤錆を発生させた面とする
- 3. 油を塗って滑りやすくした面とする
- 4. 防錆塗料を塗布した面とする
問18
構造(各種構造・材料)
RC造耐震診断の構造耐震指標Isに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. Isは建物の重量のみで決まる
- 2. Isが小さいほど耐震性能が高い
- 3. Isは地盤の支持力指標である
- 4. Isは強度指標・靱性指標に形状指標・経年指標を考慮して算定する
問19
施工
マスコンクリートにおける温度ひび割れを抑制する対策として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 低発熱型セメントを使用する
- 2. 打込み温度を低く管理する
- 3. パイプクーリングを行う
- 4. 単位セメント量を増やす
問20
環境・設備
都市・地球環境への配慮に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 屋上緑化は蒸発散と日射遮蔽でヒートアイランド緩和に寄与する
- 2. 保水性舗装は路面温度の上昇抑制に効果がない
- 3. 屋上緑化はヒートアイランド現象を助長する
- 4. 高反射率塗装は屋根表面温度を上昇させる
問21
法規
建築面積は外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積によるが、軒・ひさし・バルコニー等で外壁中心線から水平距離1mを超えて突き出たものは、その先端から1m後退した線までを建築面積に算入する。
問22
構造(力学・計算)
長方形断面の梁にせん断力Q=60kN、断面積A=20,000mm²が作用するとき、中立軸に生じる最大せん断応力度τmaxの値はいくらか。
- 1. 6.0N/mm²
- 2. 1.5N/mm²
- 3. 3.0N/mm²
- 4. 4.5N/mm²
問23
施工
建築積算における歩掛(ぶがかり)の説明として、最も適当なものはどれか。
- 1. 工事の数量を集計した設計図書である
- 2. 契約金額の上限を定めた予定価格である
- 3. 単位数量当たりに必要な労務・材料等の標準所要量である
- 4. 工事の完成期日を定めた工程表である
問24
計画
商業施設のショッピングセンターにおけるマグネット(核店舗)は、集客力の高い大型店を配置して回遊性を高める要素であり、通常は施設の出入口付近にまとめて集中配置する。
問25
計画
ハワードの田園都市(ガーデンシティ)構想は、都市と農村の長所を結合し、周囲を農地(グリーンベルト)で囲み人口・規模を制限した自立的な都市を提案したものである。
問26
環境・設備
グレア・視環境に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. グレアは視作業のしやすさに影響しない
- 2. 光源輝度が高いほど不快グレアは小さくなる
- 3. 光源輝度が低いほど不快グレアは小さくなる
- 4. ルーバーによる遮光はグレア対策として効果がない
問27
環境・設備
機械換気方式に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 第3種換気は給気・排気とも機械で室内を正圧に保つ方式である
- 2. 全熱交換器は排気から顕熱と潜熱を回収する
- 3. 第1種換気は給排気とも機械で室内圧を正圧にも負圧にもできる
- 4. 便所や浴室には負圧に保つ第3種換気が適する
問28
計画
建築計画における寸法・人体寸法の標準値に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 車椅子用スロープの勾配は屋内で1/4以下とするのが望ましい
- 2. 車椅子の方向転換に必要な床面は直径150cm程度の円が目安である
- 3. 車椅子同士がすれ違う廊下の有効幅員は60cm程度で十分である
- 4. 階段手すりの高さは床面から150cm程度とするのが一般的である
問29
法規
建築士法上、一級建築士でなければ設計・工事監理をしてはならない建築物として、最も適切なものはどれか。
- 1. 延べ面積500㎡を超える学校
- 2. 延べ面積100㎡の木造2階建て住宅
- 3. 延べ面積200㎡の木造平家建て店舗
- 4. 延べ面積30㎡の木造倉庫
問30
5科目横断・計算演習
外皮平均熱貫流率UA値は、外皮総熱損失量を外皮総面積で除した値であり、値が大きいほど断熱性能が高い。
問31
環境・設備
照度は光源の明るさそのものを表す測光量であり、その単位はカンデラで表される。
問32
法規
地震力の計算において、各階に作用する地震層せん断力は、その階が支える固定荷重と積載荷重の和に地震層せん断力係数Ciを乗じて求め、Ciは上階ほど大きくなる傾向がある。
問33
5科目横断・計算演習
保有水平耐力Quは、必要保有水平耐力Qun以上でなければならず、Qun=Ds・Fes・Qudで算定される。Dsは構造特性係数で、靱性に富む架構ほど小さい値をとる。
問34
施工
パレート図は不良や欠点を現象別に層別し、発生件数の少ない項目から順に棒グラフで並べる図であり、結果に影響する要因の因果関係を体系的に整理して原因を究明することを主目的とする。
問35
構造(力学・計算)
幅b=100mm・高さh=300mmの長方形断面の図心軸(強軸)まわりの断面二次モーメントIの値として正しいものはどれか。
- 1. 2.25×10⁸mm⁴
- 2. 7.5×10⁷mm⁴
- 3. 2.25×10⁷mm⁴
- 4. 9.0×10⁸mm⁴
問36
環境・設備
排煙設備は火災時に煙を屋外へ排出して避難経路の安全を確保する設備で、自然排煙方式と機械排煙方式がある。
問37
構造(各種構造・材料)
建物の地震応答(固有周期・減衰)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 1. 固有周期が長い建物は長周期地震動の影響を受けやすい
- 2. 減衰が大きいほど応答は小さくなる
- 3. 剛性が高い建物ほど固有周期は短い
- 4. 質量が大きいほど固有周期は短い
問38
5科目横断・計算演習
コンクリート1立方メートルあたりに鉄筋が120kg配筋されている部材について、コンクリート体積15立方メートルの部位に必要な鉄筋数量として正しいものはどれか。
- 1. 1800kg
- 2. 180kg
- 3. 8kg
- 4. 135kg
問39
施工
コンクリートの打継ぎに関する記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. 打継ぎ面は乾燥させてから打ち継ぐ
- 2. 梁・スラブの鉛直打継ぎはスパン中央付近とする
- 3. 打継ぎ面のレイタンスは除去せず打ち継ぐ
- 4. 梁の鉛直打継ぎは支点(端部)に設ける
問40
5科目横断・計算演習
建築基準法令の階層構造において、最も上位の根拠となるものから順に並べたとき、正しい順序はどれか。
- 1. 施行令→法→告示→施行規則
- 2. 告示→施行規則→施行令→法
- 3. 施行規則→法→施行令→告示
- 4. 法→施行令→施行規則→告示
問41
環境・設備
通気管は排水管内の圧力変動を緩和してトラップの封水を保護するとともに、排水の流れを円滑にする役割をもつ。
問42
構造(力学・計算)
ある階の地震用重量Wi、その階の地震層せん断力係数Ciを用いた地震層せん断力Qiを表す式として正しいものはどれか。
- 1. Qi=Ci×Wi
- 2. Qi=Ci/Wi
- 3. Qi=Ci²×Wi
- 4. Qi=Wi/Ci
問43
5科目横断・計算演習
建築物の容積率算定上、自動車車庫の床面積を不算入とできる上限(延べ面積の1/5)に関する設問である。延べ面積1000平方メートルのとき、容積率算定対象から除外できる車庫面積の上限として正しいものはどれか。
- 1. 100平方メートル
- 2. 333平方メートル
- 3. 200平方メートル
- 4. 500平方メートル
問44
計画
図書館のキャレル(個人閲覧席)は、利用者が集中して学習・調査できるよう間仕切りで区画した個室的な閲覧席で、研究図書館や大学図書館で多く採用される。
問45
法規
建築物の敷地と道路との関係(接道義務)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 敷地は原則として道路に2m以上接しなければならない
- 2. 敷地は道路に1m接していれば足りる
- 3. 接道義務は商業地域には適用されない
- 4. 敷地は道路に4m以上接する必要がある
問46
環境・設備
温度差による自然換気(重力換気)の換気量は、給排気口の高低差が大きいほど、また内外温度差が大きいほど増加する。
問47
施工
高さが2m以上の作業床の端や開口部等で墜落の危険がある箇所には囲い・手すり・覆い等を設けるが、これらの設置が困難な場合は安全帯(墜落制止用器具)を使用させる等の措置を講じる。
問48
施工
鉄筋の重ね継手の長さは、コンクリートの設計基準強度が高いほど、また鉄筋径が太いほど長くする必要があり、一般にフックの有無や鉄筋種類(SD295・SD345等)によっても規定値が異なる。
問49
計画
美術館の展示室における自然採光のうち頂光(トップライト)方式は、直射日光を直接室内に取り込んでも資料の退色は生じないため、紫外線対策や遮蔽処理は不要である。
問50
環境・設備
残響時間とは、音源停止後に室内の音圧レベルが60デシベル減衰するのに要する時間で、室容積に比例し室内総吸音力に反比例する。
問51
構造(力学・計算)
1質点系の固有周期Tは質量mが大きいほど短く、ばね剛性kが大きいほど長くなり、T=2π√(k/m)で表される。
問52
環境・設備
ファンコイルユニット方式は、各室の小型機で冷温水により空気を処理する水方式で、室ごとの個別制御性に優れるが外気導入は別途必要となる。
問53
構造(力学・計算)
形状係数(塑性断面係数Zpと弾性断面係数Zの比)は、いかなる断面形状でも常に1.5で一定である。
問54
法規
内装制限に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 火気使用室は壁・天井を準不燃材料以上とする
- 2. 火気使用室は内装制限の対象外である
- 3. 居室の床仕上げが内装制限の主対象である
- 4. 内装制限はすべての住宅に一律適用される
問55
環境・設備
非常用照明装置は、停電時に居室や避難経路を一定の照度で照らす設備で、予備電源により30分以上点灯できることが求められる。
問56
構造(各種構造・材料)
RC造耐震診断の第2次診断法は、柱・耐震壁のコンクリート断面と鉄筋の影響を考慮して終局耐力を評価し、構造耐震指標Isを算定する手法である。
問57
法規
防火地域内では、地階を含む階数が3以上または延べ面積が100㎡を超える建築物は耐火建築物等としなければならない。
問58
構造(力学・計算)
トラスにおいて節点に外力が作用せず3部材が集まり、そのうち2部材が一直線上にある場合、残る1部材の軸力はゼロ(ゼロメンバー)となる。
問59
法規
次のうち、建築基準法上「居室」に該当しないものはどれか。
- 1. 学校の教室
- 2. 事務所の事務室
- 3. 店舗の売場
- 4. 住宅の便所
問60
環境・設備
受変電設備の力率を改善するために進相コンデンサを設置すると、無効電力が増加し設備容量に余裕がなくなる。
問61
計画
病院の手術部は、清潔度を保つため一般病棟や外来から独立した区画とし、清潔動線と不潔動線を交差させない計画とすることが原則である。
問62
構造(力学・計算)
単純梁全体に等分布荷重wが作用するとき、せん断力が0となり曲げモーメントが最大となる位置はどこか。
- 1. 支点位置
- 2. 支点から1/4の位置
- 3. 支点から1/3の位置
- 4. 梁中央
問63
環境・設備
省エネ建築の評価指標に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. 一次エネルギー消費量は設計値が基準値以下で適合となる
- 2. BELSは省エネ性能を第三者が評価し星で表示する制度である
- 3. BEIは値が大きいほど省エネ性能が高いことを示す
- 4. ZEBは省エネと創エネで一次エネルギー収支を正味ゼロ以下にする
問64
構造(力学・計算)
長方形断面(幅b・高さh)の図心軸まわりの断面二次モーメントはI=bh³/12、断面係数はZ=bh²/4である。
問65
5科目横断・計算演習
型枠の存置期間は、コンクリートの圧縮強度や材齢、平均気温により定められ、せき板(側面型枠)は支保工より先に取り外せる。
問66
5科目横断・計算演習
建蔽率は敷地面積に対する建築面積の割合であり、角地で特定行政庁が指定する場合や、防火地域内の耐火建築物の場合に、それぞれ10%の緩和を受けられる。
問67
計画
ボイド型(中廊下型)の超高層集合住宅では、中央のボイド(吹抜け)に煙突効果が生じないため、火災時の煙の上昇・伝播に対する防災上の配慮は特に不要である。
問68
計画
景観法に基づく景観計画区域では、建築物の形態・色彩・高さ等について届出・勧告等により規制誘導でき、景観行政団体が定める景観計画に基づき運用される。
問69
構造(力学・計算)
地震地域係数Zは全国一律で1.0と定められており、地域による地震活動度の差は考慮されない。
問70
5科目横断・計算演習
採光補正係数は、用途地域に応じた採光関係比率D/H(隣地境界等までの水平距離Dを開口部上端から境界までの垂直距離Hで除した値)に係数を乗じて求める。住居系地域ではD/H×6−1.4で算定する。
問71
施工
建築数量積算において、鉄筋コンクリート部材の鉄筋とコンクリートが重複する部分について、鉄筋・型枠の体積をコンクリート体積から原則として控除して数量を算出する。
問72
構造(力学・計算)
偏心率は重心と剛心のずれを弾力半径で除した値で、偏心率が大きいほどねじれ振動が生じにくく耐震上有利である。
問73
構造(力学・計算)
単純梁に等分布荷重wが全長にわたって作用するとき、最大曲げモーメントはM=wL²/8で、これは梁中央に生じる。
問74
施工
鉄筋工事におけるスペーサーの主たる役割として、最も適当なものはどれか。
- 1. 鉄筋の配筋本数の決定
- 2. 所定のかぶり厚さの確保
- 3. コンクリートの締固め促進
- 4. 鉄筋の継手部の補強
問75
計画
VE(バリューエンジニアリング)・コスト計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. LCCは初期建設費のみを比較してコストの優劣を判断する手法である
- 2. VEは機能を低下させてでもコストを削減することを本質とする手法である
- 3. VE提案は施工完了後に行うほどコスト改善効果が大きくなる
- 4. VEは価値=機能/コストを高め、機能維持・向上とコスト低減を目指す
問76
環境・設備
一次エネルギー消費量基準では、設計一次エネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量を上回っていれば省エネ基準に適合する。
問77
構造(各種構造・材料)
S造の保有耐力接合は、接合部の最大耐力を母材の降伏耐力より小さく設計して接合部を先に降伏させる考え方である。
問78
法規
中間検査に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 中間検査は完了検査と同時に行えばよい
- 2. 中間検査は施工者の任意で省略できる
- 3. 中間検査は確認申請前に行う
- 4. 特定工程後の中間検査合格まで後続工程の施工はできない
問79
施工
品質管理における特性要因図(フィッシュボーンチャート)の主たる目的として、最も適当なものはどれか。
- 1. データのばらつき分布の把握
- 2. 不良項目の重点順位の決定
- 3. 結果に影響する要因の体系的な整理・原因究明
- 4. 工程が管理状態にあるかの監視
問80
環境・設備
色温度が高い光源ほど赤みを帯びた暖かみのある光色となり、色温度が低いほど青白い光色となる。
問81
5科目横断・計算演習
建築物の一次エネルギー消費量基準において、設計一次エネルギー消費量を基準一次エネルギー消費量で除した値であるBEIは、1.0以上であれば省エネ基準に適合する。
問82
法規
建築物の地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/2以上のものをいう。
問83
法規
建築基準法上の道路に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 幅員6m以上でなければ建築基準法上の道路ではない
- 2. 幅員4m未満の道はすべて建築基準法上の道路ではない
- 3. 2項道路では後退部分も敷地面積に算入できる
- 4. 幅員4m未満でも指定された2項道路は中心線から2m後退する
問84
環境・設備
環境負荷・サステナブル建築に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 1. CASBEEはBEEが小さいほど環境性能が高いと評価する
- 2. 建物の長寿命化はライフサイクルCO2の削減に寄与する
- 3. LCAは資材製造から廃棄までの全段階の環境負荷を評価する
- 4. 再生材料の活用はライフサイクルCO2の削減に有効である
問85
施工
請負契約において、公共工事標準請負契約約款では、受注者は工事目的物および工事材料を設計図書に基づき施工する義務を負い、現場代理人・主任技術者または監理技術者を定めて発注者に通知することとされている。
問86
構造(各種構造・材料)
高強度コンクリートの火災時の爆裂に対する対策として、最も適切なものはどれか。
- 1. ポリプロピレン繊維等の有機繊維を混入する
- 2. かぶり厚さを最小値まで小さくする
- 3. 骨材最大寸法を大きくする
- 4. 単位水量を増やして緻密性を下げる
問87
計画
劇場・ホールの計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. アリーナ形式は背景装置を自由に設置でき大道具演出に最も適する
- 2. オーケストラピットは観客席後方に設ける演奏者用の昇降床である
- 3. フライタワーは舞台機構の背景等を上部に収納する空間で十分な高さを要する
- 4. 音楽専用ホールの最適残響時間は講演用ホールより短く設定する
問88
計画
住宅計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. 食寝分離は食事の場と就寝の場を別室化する近代住宅計画の基本概念である
- 2. 公私室分離は接客等の公的空間と家族の私的空間を分離する考え方である
- 3. コートハウスは外部に大きく開放しプライバシーを犠牲にする住宅形式である
- 4. LDKは居間・食事室・台所を一体化した住空間の構成である
問89
環境・設備
力率改善・受変電に関する記述として、最も適当なものは次のうちどれか。
- 1. 進相コンデンサの設置は設備容量の余裕をなくす
- 2. 力率は皮相電力と有効電力の関係とは無関係である
- 3. 力率が低いほど電力損失は小さくなる
- 4. 進相コンデンサの設置は力率を改善し設備容量に余裕を生む
問90
施工
労働安全衛生法に基づく作業主任者の選任が必要な作業として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 内装の石こうボード張り作業
- 2. 型枠支保工の組立て作業
- 3. 高さ2m以上の地山の掘削作業
- 4. 建築物の鉄骨の組立て作業
問91
構造(各種構造・材料)
直接基礎の許容支持力は基礎底面の根入れ深さが大きいほど増加し、地下水位が基礎底面付近まで上昇すると有効重量の低下により支持力は減少する。
問92
構造(力学・計算)
構造特性係数Dsは建築物の靱性を表す係数で、靱性が高い架構ほど大きい値をとり必要保有水平耐力を増大させる。
問93
5科目横断・計算演習
室容積1500立方メートル、室内総吸音力Aが120平方メートル(吸音面積)の室について、Sabineの式T=0.161V/Aで残響時間を求めたとき、最も近い値はどれか。
- 1. 約1.0秒
- 2. 約2.0秒
- 3. 約4.0秒
- 4. 約0.5秒
問94
5科目横断・計算演習
主要構造部を耐火構造とした建築物の面積区画について、原則として区画すべき床面積の上限として正しいものはどれか(スプリンクラー等なし)。
- 1. 3000平方メートル
- 2. 1000平方メートル
- 3. 500平方メートル
- 4. 1500平方メートル
問95
構造(各種構造・材料)
RC造の柱梁接合部は、地震時に大きなせん断力が作用するため帯筋を密に配置してせん断破壊を防止し、梁主筋の定着を十分に確保する必要がある。
問96
計画
建築生産における設計施工分離(分離発注)方式は、設計者と施工者を別々に選定する方式で、設計内容の第三者性が保たれやすいが、施工性に関する設計者と施工者の連携は限定的になりやすい。
問97
施工
シーリング工事において、ワーキングジョイント(ムーブメントの大きい目地)の目地構成は、目地底に接着させる三面接着とし、ボンドブレーカーやバックアップ材は省略するのが原則である。
問98
計画
建築計画における環境・行動と空間の関係に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. サイン計画は表示を複雑にして利用者の探索意欲を高めることを目的とする
- 2. ゾーニングは用途・性格の異なる空間をまとめ秩序立てて配置する手法である
- 3. 動線計画は人や物の移動を効率的・安全にする経路の計画である
- 4. 見通し(可視性)の確保は利用者の方向感覚と安心感の向上に寄与する
問99
環境・設備
熱貫流率(U値)は壁体の熱の通しやすさを示し、その値が大きいほど断熱性能が高いことを表す。
問100
構造(力学・計算)
細長比λは座屈長さlkを断面二次半径iで除した値(λ=lk/i)であり、細長比が大きい部材ほど座屈しやすい。
問101
構造(各種構造・材料)
S造の梁では、圧縮側フランジの横座屈を防止する横補剛材を省略しても、全塑性モーメントに達するまで横座屈は生じない。
問102
施工
請負契約に関する記述のうち、公共工事標準請負契約約款に照らして最も適当なものはどれか。
- 1. 現場代理人は工事現場の運営・取締りを行う受注者の代理人である
- 2. 現場代理人は発注者が任命する監督職員である
- 3. 現場代理人は工事監理を行う設計者である
- 4. 現場代理人の設置は任意で通知も不要である
問103
法規
建設業法上、建築一式工事に係る建設業の許可に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1. 請負代金1,500万円以上の建築一式工事には許可が必要
- 2. 建築一式工事には許可制度がない
- 3. 請負代金500万円以上で許可が必要
- 4. 請負代金にかかわらずすべての工事に許可が必要
問104
施工
ヒストグラムは時系列に沿ったデータの変化を折れ線で表すグラフであり、データのばらつきの分布形状や規格値との関係を把握するのに用いられる代表的なQC七つ道具である。
問105
施工
アスファルト防水工事の施工に関する記述として、最も適当でないものはどれか。
- 1. 立上り・入隅・出隅は増張りで補強する
- 2. 施工前にプライマーを塗布する
- 3. 下地は十分に乾燥させてから施工する
- 4. アスファルトは溶融温度に上限を設けず高温で使用する
問106
施工
工程と原価の関係において、間接費は一般に工期を長くするほど減少し、直接費は工期を短くするほど減少するため、施工速度を速めて工期を短縮するほど工事の総原価は単調に減少する。
問107
5科目横断・計算演習
居室の必要換気量は、在室者の二酸化炭素濃度を基準とし、室内CO2を1000ppm(0.1%)以下に保つには一人当たりおおむね30立方メートル/h程度の外気量が目安となる。
問108
構造(力学・計算)
形状特性係数Fesに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1. 靱性を表し1.0以下となる
- 2. 剛性率・偏心率の不良に応じた割増係数で1.0以上となる
- 3. 地域係数と同じく0.7〜1.0をとる
- 4. 固有周期から定まる低減係数である
問109
計画
建築マネジメントに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- 1. CMは竣工後の建物運用・保守だけを対象とする管理業務である
- 2. PMはプロジェクト全体の目標達成を統括的に管理する業務である
- 3. FM(ファシリティマネジメント)は施工段階のみの品質管理業務である
- 4. LCC(ライフサイクルコスト)は建設時の初期投資のみを指す費用である
問110
5科目横断・計算演習
等分布荷重w=10kN/m、スパンL=6mの単純梁の最大曲げモーメントMmaxとして正しいものはどれか(Mmax=wL2/8)。
- 1. 30kN・m
- 2. 45kN・m
- 3. 15kN・m
- 4. 90kN・m
問111
計画
西洋の近代建築運動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1. アール・ヌーヴォーは曲線・植物文様を多用した世紀転換期の装飾運動である
- 2. デ・ステイルは直線と原色による幾何学的な構成を志向した運動である
- 3. バウハウスは古典様式の復興を目的とした19世紀の建築運動である
- 4. 国際様式(インターナショナルスタイル)は無装飾・機能性を重視した
問112
環境・設備
一次エネルギー消費量の評価において、外皮性能を表すUA値(外皮平均熱貫流率)は、値が大きいほど断熱性能が高い。
問113
構造(各種構造・材料)
RC造の乾燥収縮ひび割れは、単位水量を多くするほど抑制できる。
問114
施工
場所打ちコンクリート杭のアースドリル工法では、鋼製ケーシングチューブを揺動圧入して孔壁を保護するため安定液を一切用いず、コンクリートはトレミー管を使わずホッパーから自由落下させて打設するのが原則である。
問115
施工
墜落制止用器具については、墜落時の身体への負担が小さい胴ベルト型(一本つり)の使用が原則であり、フルハーネス型は墜落時に内臓を圧迫する危険があるため、その使用範囲は法令上厳しく制限されている。
問116
構造(力学・計算)
構造特性係数Dsに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 1. 靱性が高い架構ほど小さい値をとる低減係数である
- 2. 重量に比例する係数である
- 3. 靱性が高い架構ほど大きい値をとる
- 4. 地域の地震活動度を表す
問117
法規
地震層せん断力係数Ciを構成する要素として、含まれないものはどれか。
- 1. 地域係数Z
- 2. 振動特性係数Rt
- 3. 風力係数Cf
- 4. 標準せん断力係数C0
問118
構造(力学・計算)
幅b=120mm・高さh=240mmの長方形断面の図心軸(強軸)まわりの断面係数Zの値はいくらか。
- 1. 5.76×10⁵mm³
- 2. 1.152×10⁶mm³
- 3. 2.304×10⁶mm³
- 4. 1.152×10⁵mm³
問119
施工
コンクリートの打込み・締固めにおける棒形振動機(内部振動機)の使用方法として、最も適当なものはどれか。
- 1. 鉛直に挿入し下層に約10cm差し込む
- 2. 斜めに挿入しコンクリートを横移動させる
- 3. 一箇所で長時間振動を続ける
- 4. 急速に引き抜いて作業効率を上げる
問120
法規
宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)上、宅地造成等工事規制区域内において行う宅地造成等に関する工事については、規模にかかわらず一切の許可を要しない。
問121
施工
鉄骨工事の溶接欠陥のうち、溶接ビードの止端部や溶接金属と母材の境界に生じる溝状のへこみで、応力集中による疲労破壊の起点となりやすい欠陥はどれか。
- 1. アンダーカット
- 2. オーバーラップ
- 3. ブローホール
- 4. ピット
問122
施工
鉄骨溶接部の検査に用いる超音波探傷試験(UT)は、溶接部内部の欠陥(割れ・融合不良・ブローホール等)を検出できる非破壊検査であり、表面に開口した割れの検出には浸透探傷試験や磁粉探傷試験が適する。
問123
構造(各種構造・材料)
RC造の梁の許容曲げモーメントを大きくするために最も直接的に有効な方法はどれか。
- 1. 帯筋の間隔を狭くする
- 2. かぶり厚さを大きくする
- 3. 引張側主筋量と有効せいを大きくする
- 4. コンクリートのスランプを大きくする
問124
法規
内装制限を受ける特殊建築物等では、居室の壁および天井の室内に面する部分の仕上げを難燃材料以上(一定の場合は準不燃材料以上)とし、調理室等の火気使用室はより厳しい制限を受ける。
問125
5科目横断・計算演習
床面積35平方メートルの住宅居室で原則の採光基準(1/7)を適用する場合、必要な有効採光面積は約7.0平方メートルである。