エネルギー管理士「電気の基礎・電気設備及び機器」の一問一答
📖 エネルギー管理士「電気の基礎・電気設備及び機器」の全75問と解説(一覧)
エネルギー管理士の電気の基礎・電気設備及び機器に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.オームの法則によれば、抵抗R[Ω]に流れる電流I[A]は、抵抗の両端に加わる電圧V[V]に比例し、抵抗値に反比例する。
正解:○(正しい)
解説:オームの法則はI=V/Rで表され、電流は電圧に比例し抵抗に反比例する。直流回路の最も基本的な法則である。
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問2.キルヒホッフの第1法則(電流則)は、回路網の任意の閉回路において、起電力の総和と電圧降下の総和が等しいことを示す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは第1法則は接続点に流入する電流と流出する電流の総和が等しいという法則で、起電力と電圧降下の関係は第2法則である。
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問3.抵抗R1とR2を並列接続した合成抵抗は、R1×R2/(R1+R2)で求められる。
正解:○(正しい)
解説:並列接続では1/R=1/R1+1/R2となるため、合成抵抗はR1R2/(R1+R2)で表される。2抵抗並列の和分の積として有名な公式。
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問4.クーロンの法則によれば、2つの点電荷の間に働く力は、両電荷の積に比例し距離に反比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはクーロン力は両電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する。F=kQ1Q2/r^2で表される。
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問5.平行平板コンデンサの静電容量は、極板面積に比例し極板間距離に反比例する。
正解:○(正しい)
解説:平行平板コンデンサの静電容量はC=εS/dで表され、面積Sに比例、距離dに反比例、誘電率εに比例する関係にある。
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問6.コンデンサに蓄えられる静電エネルギーは、W=CV^2で表される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはW=(1/2)CV^2である。係数1/2が必要で、W=(1/2)QV=Q^2/(2C)とも書ける。
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問7.電磁誘導におけるファラデーの法則では、誘導起電力は鎖交磁束の時間変化率に比例する。
正解:○(正しい)
解説:ファラデーの電磁誘導の法則はe=-dΦ/dtで表され、誘導起電力は磁束の時間的変化率に比例し、向きはレンツの法則で決まる。
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問8.自己インダクタンスL[H]のコイルに蓄えられる磁気エネルギーは、W=LI^2で表される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはコイルの磁気エネルギーはW=(1/2)LI^2で表される。コンデンサのエネルギー式と類似の形である。
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問9.正弦波交流の実効値は、最大値を√2で割った値である。
正解:○(正しい)
解説:正弦波交流の実効値Vrms=Vmax/√2で表される。平均値(半波)2Vmax/πとは区別する必要がある。
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問10.皮相電力S[VA]、有効電力P[W]、無効電力Q[var]の関係は、S^2=P^2-Q^2で表される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはS^2=P^2+Q^2である。皮相電力は有効電力と無効電力をベクトル合成した大きさに相当する。
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問11.力率cosθは、有効電力Pを皮相電力Sで割った値で表される。
正解:○(正しい)
解説:力率はcosθ=P/Sで定義され、無次元量である。力率が1に近いほど電力を有効に利用していることを示す。
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問12.RLC直列共振回路では、共振周波数においてインピーダンスが最大となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは直列共振ではX_L=X_Cとなりインピーダンスが最小となる。並列共振ではインピーダンスが最大となる。
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問13.三相交流のY結線では、線間電圧は相電圧の√3倍となる。
正解:○(正しい)
解説:Y結線では線間電圧=√3×相電圧、線電流=相電流の関係が成り立つ。Δ結線とは電圧電流の関係が逆になる。
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問14.Δ結線では、線電流は相電流と等しい大きさである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはΔ結線では線電流=√3×相電流である。線間電圧と相電圧が等しいのがΔ結線の特徴。
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問15.三相電力は、平衡負荷の場合P=√3×V_L×I_L×cosθで表される(V_Lは線間電圧、I_Lは線電流)。
正解:○(正しい)
解説:三相電力の基本公式である。Y・Δいずれの結線でも線間電圧と線電流を用いれば同じ式で計算できる。
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問16.二電力計法では、単相電力計1台で三相3線式回路の全電力を測定できる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは二電力計法は単相電力計2台を用いる方式で、2台の指示値の代数和が三相3線式の全有効電力となる。
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問17.ダイオードは、p形半導体とn形半導体を接合した素子で、一方向のみに電流を流す整流作用を持つ。
正解:○(正しい)
解説:ダイオードはPN接合の整流作用により順方向のみ電流を通す。電源回路の整流や保護回路など幅広く使われる。
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問18.サイリスタは、ゲート信号によりオフ→オン状態に制御できるが、オン→オフへの遮断はゲート信号ではできない。
正解:○(正しい)
解説:サイリスタはゲートでオンにできるが、オフは主電流が保持電流以下になるまで自然消弧を待つ必要があり、ゲートで遮断できない。
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問19.単相全波整流回路の直流出力電圧の平均値は、入力交流電圧の最大値の1/π倍である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは単相全波整流の直流平均値はVd=2Vm/πで最大値の2/π倍である。1/π倍は半波整流のときの値である。
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問20.チョッパ回路は、直流から交流に変換する回路の総称である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはチョッパ回路は直流電圧を異なる直流電圧に変換する回路で、直流→交流変換はインバータの役割である。
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問21.降圧チョッパでは、出力電圧は入力電圧×通流率(デューティ比)で表される。
正解:○(正しい)
解説:降圧チョッパはV_o=αV_i(α=通流率)で出力が決まる。スイッチング比率を変えて電圧を調整する基本回路である。
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問22.PWMインバータは、パルス幅を変調することで出力電圧の振幅と周波数を制御できる。
正解:○(正しい)
解説:PWMインバータはスイッチングパルスの幅を変調し、出力の電圧実効値と周波数を独立に制御できる。VVVF制御の基本である。
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問23.理想変圧器では、一次側と二次側の電圧比は巻線比に反比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは電圧比は巻線比に比例する(V1/V2=N1/N2)。一方、電流比は巻線比に反比例する。
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問24.変圧器の鉄損は、無負荷試験により測定でき、負荷電流に依存しない損失である。
正解:○(正しい)
解説:鉄損(ヒステリシス損+渦電流損)は印加電圧と周波数で決まり、負荷電流にほぼ依存しない無負荷損である。
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問25.変圧器の銅損は無負荷試験で測定でき、負荷電流に無関係に一定の値となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは銅損は短絡試験で測定し、負荷電流の2乗に比例する負荷損である。無負荷試験で測定するのは鉄損である。
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問26.変圧器の効率が最大となる条件は、鉄損と銅損が等しいときである。
正解:○(正しい)
解説:変圧器の最大効率条件は無負荷損(鉄損)=負荷損(銅損)のときに成立する。設計時の重要な原則である。
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問27.三相変圧器のY-Δ結線では、一次側と二次側の線間電圧に30°の位相差が生じる。
正解:○(正しい)
解説:Y-Δ結線(およびΔ-Y結線)では一次・二次の線間電圧に30°の位相差が生じる。並行運転時はこの角変位を一致させる必要がある。
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問28.三相誘導電動機の同期速度は、極数Pに比例し電源周波数fに反比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは同期速度Ns=120f/Pで、周波数fに比例し極数Pに反比例する関係にある。
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問29.三相誘導電動機のY-Δ始動法では、始動電流と始動トルクを共に全電圧始動の1/3に低減できる。
正解:○(正しい)
解説:Y-Δ始動では始動電流が1/3、始動トルクも1/3となる。中容量機の始動法として一般的に採用される。
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問30.巻線形誘導電動機の二次抵抗を増加させると、最大トルクの大きさそのものが小さくなる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは比例推移により最大トルクの値は変わらず、最大トルクが発生するすべりだけが大きい方向へ移動する。
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問31.VVVFインバータ制御では、電圧と周波数の積V×fを一定に保ちながら速度を制御する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVVVFは磁束一定のためV/f一定制御が基本である。V×f一定では低周波数で磁束が過大となり鉄心が飽和してしまう。
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問32.同期発電機の同期速度は、極数と周波数に無関係に定まる値である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは同期速度Ns=120f/Pで、極数Pと電源周波数fで一意に決まる。誘導機の同期速度と同じ式である。
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問33.高圧受電設備のキュービクル(PF・S形)は、変圧器容量300kV・A以下に適用される簡易型である。
正解:○(正しい)
解説:PF・S形(限流ヒューズ+高圧負荷開閉器)は300kV・A以下、CB形は遮断器を用い大容量に対応する受電方式である。
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問34.真空遮断器(VCB)は、絶縁油の中で電弧を消すアーク消弧方式の遮断器である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVCBは真空中の高絶縁性能を利用して電弧を消弧する。絶縁油を使うのは油遮断器(OCB)である。
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問35.計器用変流器(CT)の二次側を開放したまま一次電流を流すと、二次側に高電圧が発生し危険である。
正解:○(正しい)
解説:CT二次開放は鉄心が飽和して高電圧誘起・焼損の危険があるため、二次側は必ず短絡または閉路状態で扱う。
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問36.進相コンデンサは、進み無効電力を消費し力率を悪化させる目的で設置される。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは進相コンデンサは進み無効電力を供給することで遅れ無効電力を打ち消し、力率を改善する目的で設置される。
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問37.A種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下とされている。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはA種接地工事は10Ω以下である。高圧・特別高圧機器の外箱接地など人体保護に厳しい基準が適用される。
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問38.需要率は最大需要電力を設備容量で割った値であり、通常1以下の値となる。
正解:○(正しい)
解説:需要率=最大需要電力/設備容量で、需要設備が同時に使われる割合を示す。変圧器容量決定の指標として用いられる。
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問39.ある抵抗に10Vの電圧を加えると2Aの電流が流れた。この抵抗の値はいくらか。
- ア.5Ω
- イ.10Ω
- ウ.20Ω
- エ.2Ω
正解:ア.5Ω
解説:オームの法則よりR=V/I=10/2=5Ωとなる。直流回路の最も基本的な計算問題で、選択肢の単位にも注意する。
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問40.10Ωと15Ωの抵抗を並列接続したときの合成抵抗はいくらか。
- ア.8Ω
- イ.6Ω
- ウ.12Ω
- エ.25Ω
正解:イ.6Ω
解説:並列合成は和分の積で求める。10×15/(10+15)=150/25=6Ωとなる。並列合成は元の抵抗より必ず小さくなる。
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問41.静電容量3μFと6μFのコンデンサを直列接続したときの合成静電容量はいくらか。
- ア.1μF
- イ.4.5μF
- ウ.2μF
- エ.9μF
正解:ウ.2μF
解説:コンデンサ直列は1/C=1/3+1/6=1/2となるためC=2μFとなる。コンデンサ直列は抵抗並列と同じ計算式である。
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問42.実効値100Vの正弦波交流電圧の最大値は、おおよそ次のうちどれか。
- ア.70.7V
- イ.100V
- ウ.200V
- エ.141V
正解:エ.141V
解説:最大値Vm=√2×Vrms=√2×100≒141.4Vとなる。実効値と最大値の関係は√2倍であることを覚えておく。
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問43.皮相電力1000VA、有効電力800Wの三相回路の力率は次のうちどれか。
- ア.0.8
- イ.0.7
- ウ.0.9
- エ.0.6
正解:ア.0.8
解説:力率cosθ=P/S=800/1000=0.8となる。力率は有効電力を皮相電力で割って求める基本量である。
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問44.周波数50Hz、インダクタンス0.1Hのコイルの誘導性リアクタンスはおおよそいくらか。
- ア.15.7Ω
- イ.31.4Ω
- ウ.62.8Ω
- エ.100Ω
正解:イ.31.4Ω
解説:XL=2πfL=2π×50×0.1≒31.4Ωとなる。誘導性リアクタンスは周波数とインダクタンスに比例する。
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問45.三相平衡負荷で線間電圧200V、線電流10A、力率0.8の三相電力はおおよそ次のうちどれか。
- ア.1600W
- イ.2400W
- ウ.2771W
- エ.3464W
正解:ウ.2771W
解説:P=√3×V_L×I_L×cosθ=√3×200×10×0.8≒2771Wとなる。三相電力公式は√3倍を忘れないことが重要。
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問46.Y結線で相電圧が200Vのとき、線間電圧はおおよそいくらか。
- ア.115V
- イ.200V
- ウ.400V
- エ.346V
正解:エ.346V
解説:Y結線では線間電圧=√3×相電圧=√3×200≒346Vとなる。Y結線は電圧が√3倍、Δ結線は電流が√3倍の関係である。
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問47.次のうち、半導体素子の組み合わせとして適切でないものはどれか。
- ア.リレー
- イ.トランジスタ
- ウ.ダイオード
- エ.サイリスタ
正解:ア.リレー
解説:ダイオード・トランジスタ・サイリスタは半導体素子だが、リレーは電磁石式の機械的接点装置で半導体ではない。
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問48.単相半波整流回路の直流平均電圧Vdは、入力の最大値Vmを用いてどのように表されるか。
- ア.2Vm/π
- イ.Vm/π
- ウ.Vm/√2
- エ.Vm
正解:イ.Vm/π
解説:単相半波整流の直流平均はVd=Vm/π。全波整流ではVd=2Vm/πで、半波の2倍となる関係を押さえておく。
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問49.降圧チョッパで入力電圧200V、通流率(デューティ比)0.4のとき、出力電圧は次のうちどれか。
- ア.50V
- イ.100V
- ウ.80V
- エ.120V
正解:ウ.80V
解説:降圧チョッパはV_o=αV_i=0.4×200=80Vとなる。降圧チョッパは入力以下の出力電圧を作る基本回路である。
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問50.電圧形インバータと電流形インバータの直流側回路の違いとして適切なものはどれか。
- ア.電圧形は直流側にリアクトル
- イ.両者の直流側回路は同一
- ウ.電流形は出力に直接電源接続
- エ.電圧形は直流側に大容量コンデンサ
正解:エ.電圧形は直流側に大容量コンデンサ
解説:電圧形は直流側に大容量コンデンサを設けて直流電圧を平滑化、電流形はリアクトルで直流電流を平滑化するのが基本構成。
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問51.理想変圧器で一次巻数1000、二次巻数100、一次電圧6600Vのとき、二次電圧はいくらか。
- ア.660V
- イ.330V
- ウ.1320V
- エ.66V
正解:ア.660V
解説:電圧比は巻数比に等しいのでV2=V1×N2/N1=6600×100/1000=660V。降圧変圧器の典型的な計算である。
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問52.変圧器の効率が最大となるのは次のうちどの条件か。
- ア.銅損>鉄損
- イ.銅損=鉄損
- ウ.銅損<鉄損
- エ.銅損=0
正解:イ.銅損=鉄損
解説:変圧器の最大効率は鉄損(無負荷損)と銅損(負荷損)が等しいときに発生する。設計の基本原則である。
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問53.変圧器の三相結線で、一次と二次の線間電圧に30°の位相差が生じない結線はどれか。
- ア.Y-Δ
- イ.Δ-Y
- ウ.Y-Y
- エ.全て30°生じる
正解:ウ.Y-Y
解説:Y-Y結線とΔ-Δ結線は一次二次の位相差が0°、Y-ΔやΔ-Yは30°の位相差が生じる。並行運転で重要となる。
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問54.周波数60Hz、4極の三相誘導電動機の同期速度は次のうちどれか。
- ア.1500min^-1
- イ.3000min^-1
- ウ.3600min^-1
- エ.1800min^-1
正解:エ.1800min^-1
解説:Ns=120f/P=120×60/4=1800min^-1となる。同期速度は周波数に比例、極数に反比例する基本式である。
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問55.上記4極60Hz誘導電動機が1728min^-1で回転しているとき、すべりはおおよそいくらか。
- ア.0.04
- イ.0.02
- ウ.0.06
- エ.0.08
正解:ア.0.04
解説:s=(Ns-N)/Ns=(1800-1728)/1800=0.04すなわち4%。通常運転時のすべりは数%程度であることを理解する。
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問56.三相誘導電動機の始動法のうち、始動電流と始動トルクを全電圧始動の1/3に抑える代表的方式はどれか。
- ア.全電圧始動
- イ.Y-Δ始動
- ウ.二次抵抗始動
- エ.コンドルファ始動
正解:イ.Y-Δ始動
解説:Y-Δ始動は始動時にY結線にすることで相電圧が1/√3、始動電流・始動トルク共に1/3になる中容量機の代表的始動法。
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問57.誘導電動機の速度制御方式として、磁束一定の原理を用いて広範囲制御するのはどれか。
- ア.極数変換
- イ.二次抵抗制御
- ウ.VVVF制御
- エ.印加電圧制御
正解:ウ.VVVF制御
解説:VVVF(可変電圧可変周波数)制御はV/f一定で磁束を保ちつつ周波数を変化させ、広範囲・高効率な速度制御を実現する。
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問58.高圧受電設備のうち、変圧器容量300kV・A以下に適用される簡易型はどれか。
- ア.CB形
- イ.屋外開放形
- ウ.GIS形
- エ.PF・S形
正解:エ.PF・S形
解説:PF・S形は限流ヒューズ+高圧負荷開閉器を用い、300kV・A以下に適用される簡易方式。CB形は遮断器を用い大容量向け。
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問59.高圧遮断器のうち、真空中の絶縁性能を利用するものはどれか。
- ア.VCB
- イ.GCB
- ウ.OCB
- エ.ACB
正解:ア.VCB
解説:VCB(真空遮断器)は真空容器内で電弧を消弧する。GCBはSF6ガス、OCBは絶縁油、ACBは空気を使用する。
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問60.次のうち、計器用変成器の組み合わせで正しいのはどれか。
- ア.VTは電流変成、CTは電圧変成
- イ.VTは電圧変成、CTは電流変成
- ウ.両者とも電圧変成
- エ.両者とも電流変成
正解:イ.VTは電圧変成、CTは電流変成
解説:VT(計器用変圧器)は電圧を変成し、CT(変流器)は電流を変成する。両者を計器用変成器と総称する。
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問61.計器用変流器(CT)取扱い上の禁止事項として正しいのはどれか。
- ア.二次側短絡
- イ.二次側接地
- ウ.二次側開放
- エ.極性確認
正解:ウ.二次側開放
解説:CTの二次側を開放したまま一次電流を流すと鉄心飽和で高電圧が発生し、絶縁破壊や焼損を招くため絶対禁止である。
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問62.高圧受電設備において、力率改善に用いられる主要設備はどれか。
- ア.避雷器
- イ.計器用変圧器
- ウ.断路器
- エ.進相コンデンサ
正解:エ.進相コンデンサ
解説:進相コンデンサ(SC)は遅れ無効電力を補償して力率を改善する。SR(直列リアクトル)は高調波対策としてSCと組合せ使用。
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問63.高圧(300V超〜7000V以下)電路に施設する機器の外箱接地として正しいのはどれか。
- ア.A種接地工事
- イ.B種接地工事
- ウ.C種接地工事
- エ.D種接地工事
正解:ア.A種接地工事
解説:B種は変圧器低圧側中性点、C種は300V超低圧、D種は300V以下の機器外箱に適用される。高圧機器外箱はA種となる。
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問64.A種接地工事の接地抵抗値の原則的な上限は次のうちどれか。
- ア.100Ω以下
- イ.10Ω以下
- ウ.500Ω以下
- エ.1000Ω以下
正解:イ.10Ω以下
解説:A種は原則10Ω以下と定められる最も厳しい接地。高圧・特別高圧機器の外箱接地など、人体保護のため低抵抗が要求される。
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問65.D種接地工事の接地抵抗値の原則的な上限は次のうちどれか。
- ア.10Ω以下
- イ.300Ω以下
- ウ.100Ω以下
- エ.1000Ω以下
正解:ウ.100Ω以下
解説:D種は300V以下の低圧機器外箱に適用され、原則100Ω以下(漏電遮断器0.5秒以内動作なら500Ωまで緩和)。
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問66.需要率の定義として正しいものはどれか。
- ア.有効電力/皮相電力
- イ.平均需要電力/最大需要電力
- ウ.個別最大需要電力の和/合成最大需要電力
- エ.最大需要電力/設備容量
正解:エ.最大需要電力/設備容量
解説:需要率=最大需要電力/設備容量。需要設備が同時に使用される割合を示し、変圧器容量決定の基本指標となる。
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問67.負荷率の定義として正しいものはどれか。
- ア.平均需要電力/最大需要電力
- イ.最大需要電力/設備容量
- ウ.合成最大需要電力/個別最大需要電力の和
- エ.無効電力/有効電力
正解:ア.平均需要電力/最大需要電力
解説:負荷率=平均需要電力/最大需要電力。負荷の平準化度合いを示し、値が大きいほど設備が効率的に使われている。
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問68.不等率の定義として正しいものはどれか。
- ア.最大需要電力/設備容量
- イ.個別最大需要電力の和/合成最大需要電力
- ウ.平均需要電力/最大需要電力
- エ.有効電力/皮相電力
正解:イ.個別最大需要電力の和/合成最大需要電力
解説:不等率=個別最大需要電力の和/合成最大需要電力で、1以上の値となる。負荷時間の分散度を示す指標である。
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問69.三相3線式高圧配電線の電圧降下計算式として用いられる近似式はどれか(rは線路抵抗、xはリアクタンス、Iは線電流、cosθは力率)。
- ア.I(rcosθ+xsinθ)
- イ.2I(rcosθ+xsinθ)
- ウ.√3I(rcosθ+xsinθ)
- エ.3I(rcosθ+xsinθ)
正解:ウ.√3I(rcosθ+xsinθ)
解説:三相3線式の電圧降下近似はv=√3I(rcosθ+xsinθ)で表される。単相2線式は2I(rcosθ+xsinθ)となり係数が異なる。
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問70.次のうち、高調波の発生源となりにくい設備はどれか。
- ア.インバータ
- イ.整流器
- ウ.アーク炉
- エ.白熱電球
正解:エ.白熱電球
解説:白熱電球は線形抵抗負荷で高調波を発生しない。インバータ・整流器・アーク炉は非線形負荷で高調波の主要発生源となる。
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問71.進相コンデンサに直列リアクトルを設置する主な目的はどれか。
- ア.高調波流入抑制と突入電流抑制
- イ.コンデンサ容量増大
- ウ.電圧上昇
- エ.絶縁強化
正解:ア.高調波流入抑制と突入電流抑制
解説:直列リアクトル(SR)は第5調波などの高調波電流の流入抑制と、コンデンサ投入時の突入電流抑制が主目的である。
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問72.三相誘導電動機のトルク特性において、二次抵抗の増加で最大トルク発生すべりが変化する原理を何というか。
- ア.等価変換
- イ.比例推移
- ウ.電機子反作用
- エ.リアクトル始動
正解:イ.比例推移
解説:巻線形誘導機の二次抵抗を増すと、最大トルクの値は不変のまま発生すべりが大きくなる。これを比例推移と呼ぶ。
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問73.電力品質のうち、短時間の電圧変動による電灯のちらつき現象を何というか。
- ア.サージ
- イ.高調波
- ウ.フリッカ
- エ.瞬時電圧低下
正解:ウ.フリッカ
解説:フリッカは電圧の繰り返し変動により照明にちらつきが生じる現象で、アーク炉や大型電動機始動時などに発生する。
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問74.同期発電機において、定格電圧を発生させる励磁電流と、三相短絡時に定格電流が流れる励磁電流の比を何というか。
- ア.効率
- イ.力率
- ウ.百分率インピーダンス
- エ.短絡比
正解:エ.短絡比
解説:短絡比は無負荷飽和曲線と三相短絡曲線から求められ、値が大きいほど電圧変動率が小さく安定度が高い同期機となる。
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問75.CVケーブルの絶縁体に用いられている材料はどれか。
- ア.架橋ポリエチレン
- イ.ビニル(PVC)
- ウ.紙絶縁油浸
- エ.天然ゴム
正解:ア.架橋ポリエチレン
解説:CVケーブルは絶縁体に架橋ポリエチレンを採用し、許容温度90°Cと高く電力ケーブルとして送配電・地中送電線に広く使用される。