英検4級 基本文法:過去形・進行形・未来・助動詞・比較・不定詞・動名詞
英検4級の文法は、中学2年生で習う内容が中心です。5級の現在形に加えて、過去形(〜した)・未来(〜するつもり)・比較(より〜だ)・不定詞(to+動詞)など、表現できることがぐっと増えます。むずかしく見えても、ひとつずつ正しい例文で形を覚えれば大丈夫です。この章では、英検4級でよく出る基本文法を項目ごとに整理します。正しい例文で確認して、最後に一問一答で力だめしをしましょう。
※出題範囲は変わる場合があります。最新情報は必ず日本英語検定協会 公式情報でご確認ください。
① 過去形(規則動詞・不規則動詞・was/were)
「〜した」と過去のことを表すのが過去形です。多くの動詞は終わりに ed をつけます(規則動詞)。
- play → played:I played tennis yesterday.(昨日テニスをした。)
- study → studied(y を i に変えて ed) / stop → stopped(文字を重ねて ed)
形が変わる動詞を不規則動詞といいます。go → went、see → saw、have → had、make → made などです。be動詞の過去形は was / were を使います。
- I / he / she / it → was:He was busy.(彼は忙しかった。)
- you / we / they → were:They were happy.(彼らはうれしかった。)
過去の否定文・疑問文は did を使います(×played しない、ではなく ○did not play/Did you play?)。このとき動詞は原形(play)にもどります。
② 現在進行形・過去進行形(be動詞+〜ing)
「いま〜している」が現在進行形、「そのとき〜していた」が過去進行形です。「be動詞+動詞の ing 形」で作ります。
- She is reading a book.(彼女は本を読んでいる。)=現在進行形
- I was watching TV then.(わたしはそのときテレビを見ていた。)=過去進行形
過去進行形は be動詞を was / were にするだけです。be動詞を忘れないのがポイントです(×She reading ではなく ○She is reading)。
③ 未来(will / be going to)
「〜するつもり」「〜だろう」と未来のことを表すには、will または be going to を使います。どちらも後ろは動詞の原形です。
- I will call you tomorrow.(明日あなたに電話します。)
- I am going to visit Osaka next week.(来週大阪を訪れるつもりです。)
否定は will not(won't)、疑問は Will you 〜? の形にします。
④ 助動詞(can / must / should / have to)
動詞の前について意味をそえることばを助動詞といいます。後ろは必ず動詞の原形です。
| 助動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| can | 〜できる | I can swim.(泳げます。) |
| must | 〜しなければならない | You must go now.(もう行かなければ。) |
| should | 〜すべきだ | You should rest.(休むべきだ。) |
| have to | 〜しなければならない | I have to study.(勉強しなければ。) |
can は be able to、must は have to でほぼ同じ意味を表せます。三人称単数でも has to のように has になる点に注意しましょう(He has to go.)。
⑤ 比較級・最上級・as 〜 as
2つ・3つ以上のものをくらべる言い方です。短い形容詞は -er / -est、長い形容詞は more / most を使います。
- 比較級(より〜):This is bigger than that.(こちらの方が大きい。)/ English is more important than 〜.
- 最上級(いちばん〜):He is the tallest in his class.(クラスでいちばん背が高い。)/ the most famous 〜
- as 〜 as(同じくらい〜):I am as tall as my brother.(兄と同じくらいの背だ。)
good / well の比較級は better、最上級は best と特別な形になります。
⑥ 不定詞(to + 動詞)
「to + 動詞の原形」を不定詞といい、4級では主に3つの意味で使います。
- 〜するために(目的):I went to the library to study.(勉強するために図書館へ行った。)
- 〜すること(名詞のはたらき):I want to eat sushi.(すしを食べたい。)
- 〜するための(名詞を説明):I have a lot of homework to do.(やるべき宿題がたくさんある。)
⑦ 動名詞(〜ing = 〜すること)
動詞に ing をつけて「〜すること」という名詞のように使うのが動名詞です。enjoy・finish・stop などの後ろや、前置詞の後ろで使います。
- I enjoy playing soccer.(サッカーをするのを楽しむ。)
- She finished doing her homework.(宿題を終えた。)
- I am good at cooking.(料理が得意だ。)← 前置詞 at の後ろ
⑧ 接続詞(because / when / if / that)
文と文をつなぐことばを接続詞といいます。
- because(〜なので):I was tired because I played all day.(一日中遊んだので疲れた。)
- when(〜のとき):When I was young, I lived in Tokyo.(若いとき東京に住んでいた。)
- if(もし〜なら):If it rains, I will stay home.(もし雨なら家にいる。)
- that(〜ということ):I think that he is kind.(彼は親切だと思う。)
⑨ 疑問詞(how many / how much / how long / whose)
5級の what / who などに加えて、4級では how を使った疑問や whose がよく出ます。
| 疑問詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| how many | いくつ(数) | How many books do you have?(本を何冊持っている?) |
| how much | いくら・どれだけ(量・値段) | How much is it?(いくらですか?) |
| how long | どれくらい長く | How long did you stay?(どれくらい滞在した?) |
| how old | 何歳・どれくらい古い | How old are you?(何歳ですか?) |
| whose | だれの | Whose bag is this?(これはだれのかばん?) |
⑩ 目的格・所有代名詞
「彼を」「わたしのもの」などを表す代名詞です。5級の I-my-me に、所有代名詞(〜のもの)が加わります。
| 〜は | 〜の | 〜を・〜に(目的格) | 〜のもの(所有代名詞) |
|---|---|---|---|
| I | my | me | mine(わたしのもの) |
| you | your | you | yours(あなたのもの) |
| he | his | him | his(彼のもの) |
| she | her | her | hers(彼女のもの) |
| we | our | us | ours(わたしたちのもの) |
| they | their | them | theirs(彼らのもの) |
例:This bag is mine.(このかばんはわたしのものだ。)= my bag と同じ意味。
⑪ There is / There are(〜がある・いる)
「〜がある・いる」と存在を表す言い方です。後ろの名詞が1つなら There is、2つ以上なら There are を使います。
- There is a book on the desk.(机の上に本が1冊ある。)
- There are many people in the park.(公園にたくさんの人がいる。)
⑫ 命令文・感嘆文
命令文は主語をつけず動詞ではじめ、「〜しなさい」を表します。感嘆文は「なんて〜だろう!」と気持ちを強く表す文で、How や What ではじめます。
- Open the window.(窓を開けて。)/ Don't run here.(ここで走らないで。)
- How kind you are!(なんて親切なんだ!)
- What a beautiful flower!(なんて美しい花だろう!)
文法の覚え方のコツ
文法はルールを暗記するだけでなく、正しい例文ごとに覚えるのが近道です。
- 例文で覚える:「I will call you.」「This is bigger than that.」のように、形のそろった短い文をそのまま覚えると、ルールが自然に身につきます。
- 形のちがいに注目:過去形・未来・比較など、5級との違いを意識して覚えると整理しやすくなります。
- 声に出す:例文を声に出して読むと、リスニングの聞き取りにも役立ちます。
- くり返す:1回で覚えようとせず、何度も見て少しずつ定着させましょう。
知らない用語が出てきたら、用語集で意味を確認すると安心です。学習全体の進め方は勉強法ガイドも参考にしてください。動詞の過去形は動詞の章でもくわしく確認できます。
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