伝送交換設備の要点【事業用電気通信設備規則から固める】
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伝送交換設備は最大科目「伝送交換設備及び設備管理」の前半です。法令に書かれた技術基準から固めると足場ができます。
※法令の数値は改正される場合があります。最新の条文はe-Gov法令検索で、試験の最新情報は日本データ通信協会 電気通信国家試験センターでご確認ください。
事業用電気通信設備規則の技術基準
ここは条文どおりに問われるため、確実に取れる部分です。
| 条 | 要求されていること |
|---|---|
| 5条 | 故障検出。重大な支障を及ぼす故障等を直ちに検出し、維持・運用する者に通知する機能 |
| 7条 | 試験機器及び応急復旧機材の配備 |
| 8条 | 異常ふくそう対策。交換設備に検出と通信の集中の規制の機能 |
| 9条 | 耐震対策。床への緊結、構成部品の固定。重大な支障のおそれがあるものは大規模地震を考慮 |
| 11条 | 停電対策。一般は自家用発電機「又は」蓄電池、交換設備は「及び」 |
| 13条 | 防火対策。通信機械室に自動火災報知設備及び消火設備 |
| 14条 | 屋外設備。外部環境の影響を受けにくく、公衆が容易に触れられないように設置 |
| 22条 | 他事業者の設備を接続する交換設備の異常ふくそう対策 |
とくに11条の「又は」と「及び」は差が付くところです。交換設備は自家用発電機と蓄電池の両方が必要で、どちらか一方では足りません。
伝送設備
- SDH:STM-1が155.52Mbit/s。STM-4は約622Mbit/s、STM-16は約2.4Gbit/s。ポインタにより低次群を分岐・挿入できる
- EDFA:エルビウム添加光ファイバ増幅器。1.55マイクロメートル帯を光のまま増幅し、波長多重信号を一括で扱える
- WDM:波長分割多重。波長間隔を狭めたものがDWDM
- 分散補償ファイバ:伝送用と逆符号の分散特性で累積した波長分散を打ち消す
- 損失が最小になるのは1.55マイクロメートル帯(およそ0.2dB/km)、波長分散がほぼ零になるのは1.31マイクロメートル帯
アクセス設備
- PON:光スプリッタで分岐して複数加入者で共用。下りは放送形式で全ONUに届き、上りはOLTが送信タイミングを割り当てて衝突を防ぐ
- SS:加入者ごとに1本ずつ引く方式
移動通信
- ハンドオーバ:通信中にセル間で接続先を切り替える
- ローミング:契約事業者以外の網で通信する
- ページング:着信時に移動局を呼び出す
- セルを小さくすると周波数の繰り返し利用が進み容量が増えるが、ハンドオーバと基地局が増える
- 5G:高速大容量(eMBB)・低遅延(URLLC)・多数同時接続(mMTC)の3要件
IP網・交換
- SIPが呼制御、RTPが音声データの転送(下位はUDP)
- ジッタは遅延のゆらぎ。受信側のバッファで吸収するが、大きくすると遅延が増える
- MPLS:ラベルに基づく転送。経路制御と転送を分離できる
- SDN:制御機能と転送機能を分離し、コントローラから集中制御
- SNMP:ポーリングとトラップを併用して監視する