1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信工学」の一問一答
📖 1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信工学」の全75問と解説(一覧)
1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)の電気通信工学に関する一問一答(全75問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.抵抗R1=4Ω、R2=6Ωを直列接続した両端に20Vを加えたとき、回路に流れる電流は5Aである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは合成抵抗4+6=10Ω、I=V/R=20/10=2Aである。直列回路では各抵抗値が加算され、オームの法則で電流を算出する。
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問2.抵抗R1=6Ω、R2=3Ωを並列接続したときの合成抵抗は9Ωである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは並列合成抵抗はR1R2/(R1+R2)=6×3/(6+3)=2Ωである。並列接続では合成抵抗は最小の抵抗より小さくなる。
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問3.キルヒホッフの第2法則によれば、回路網中の任意の閉路を一巡したとき、起電力の代数和と電圧降下の代数和は等しい。
正解:○(正しい)
解説:第2法則(電圧則)は閉路一巡における起電力の総和と抵抗での電圧降下の総和が等しいとする法則。閉路解析の基本である。
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問4.ホイートストンブリッジ回路が平衡状態にあるとき、検流計に流れる電流は最大となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは平衡状態では検流計に流れる電流は零となる。対辺の抵抗の積が等しい(R1R4=R2R3)ときに平衡し、未知抵抗測定に用いる。
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問5.クーロンの法則によれば、2つの点電荷間に働く力は両電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する。
正解:○(正しい)
解説:クーロンの法則 F=k(q1q2)/r^2 により、力は電荷積に比例し距離の2乗に反比例する。電界理論の基本法則である。
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問6.平行平板コンデンサの静電容量は、極板面積に反比例し、極板間距離に比例する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはC=εS/d で表され、極板面積Sに比例し極板間距離dに反比例する。誘電率εが大きいほど容量も大きくなる。
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問7.ファラデーの電磁誘導の法則によれば、誘導起電力の大きさは磁束の時間変化率に比例する。
正解:○(正しい)
解説:誘導起電力e=−dΦ/dtで表され、磁束鎖交数の時間変化率に比例する。レンツの法則は誘導電流の向きを示す。
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問8.正弦波交流の平均値は最大値の2/π倍であり、実効値より大きい値となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは平均値は2Vm/π≒0.637Vm、実効値はVm/√2≒0.707Vmで、平均値の方が実効値より小さい。波形率は実効値/平均値で表される。
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問9.交流回路において、純粋なインダクタンスでは電流が電圧より位相がπ/2遅れる。
正解:○(正しい)
解説:インダクタンスLでは電流iが電圧vより90°(π/2 rad)遅れる。逆にキャパシタンスCでは電流が電圧より90°進む。
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問10.三相交流のY結線において、線間電圧は相電圧の√3倍であり、線電流は相電流の√3倍となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。Y結線では線間電圧=√3×相電圧だが、線電流=相電流となる。Δ結線では逆に線間電圧=相電圧、線電流=√3×相電流となる。
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問11.三相交流のΔ結線をY結線に変換すると、各相の抵抗値は元の1/3となる。
正解:○(正しい)
解説:Δ-Y変換では各辺の抵抗が1/3になる(等価条件として)。逆のY-Δ変換では3倍になる。負荷変換の基本公式である。
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問12.RLC直列共振回路では、共振時にインピーダンスは最大となり電流は最小となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは直列共振時はXL=XCで打ち消し合いインピーダンスは抵抗Rのみとなり最小、電流は最大となる。共振周波数はf=1/(2π√LC)である。
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問13.RLC並列共振回路では、共振時にインピーダンスは最大となり電源から流入する電流は最小となる。
正解:○(正しい)
解説:並列共振時はLとCの間で電流が循環し、外部から見たインピーダンスは最大、線路電流は最小となる。フィルタ・選択回路に応用される。
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問14.半導体において、真性半導体に5価の不純物(リン・ヒ素等)を添加するとp形半導体となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは5価不純物の添加でn形半導体になる。p形半導体は3価不純物(ホウ素・ガリウム等)を添加して正孔をキャリアとする。
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問15.ダイオードのpn接合は順方向電圧で電流を流し、逆方向電圧では電流をほとんど流さない整流作用を持つ。
正解:○(正しい)
解説:pn接合は順方向で空乏層が狭まり電流が流れ、逆方向では空乏層が広がり遮断される。この一方向性が整流作用の基礎である。
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問16.全波整流回路は半波整流回路に比べて出力リプル周波数が1/2になり、平滑が容易である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは全波整流は半波整流に対しリプル周波数が2倍(電源50Hzなら100Hz)となり平滑しやすい。出力直流電圧の平均値も大きくなる。
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問17.エミッタ接地トランジスタ増幅回路は、入力電圧に対し出力電圧の位相が反転する。
正解:○(正しい)
解説:エミッタ接地は電流増幅・電圧増幅とも可能で、出力電圧の位相は入力に対し180°反転する。最も汎用的な増幅回路構成である。
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問18.演算増幅器(オペアンプ)の理想特性として、入力インピーダンスは零、出力インピーダンスは無限大、電圧利得は1である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは理想オペアンプは入力インピーダンス無限大、出力インピーダンス零、電圧利得無限大である。負帰還により安定な増幅・演算が可能となる。
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問19.標本化定理(シャノンの定理)によれば、信号を再現するには信号の最高周波数の2倍以上の標本化周波数が必要である。
正解:○(正しい)
解説:標本化周波数fs≥2fmax(ナイキストレート)を満たせば原信号を完全に再現できる。これを下回るとエイリアシング(折返し雑音)が発生する。
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問20.PCM伝送において、量子化ビット数を1ビット増やすと量子化雑音電力は約3dB低減する。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは量子化ビット数を1ビット増やすとSN比は約6dB改善する。nビット量子化のSN比は約(6n+1.76)dBで表される。
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問21.AM変調(振幅変調)波の必要帯域幅は、変調信号の最高周波数の2倍に等しい。
正解:○(正しい)
解説:AM波は搬送波の上下に対称な側波帯を持ち、必要帯域幅は2fm(fmは変調信号最高周波数)となる。SSB方式ならfmで済む。
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問22.FM変調はAM変調に比べて占有帯域幅が広いが、SN比は劣り雑音に弱い。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはFMは占有帯域幅は広いがAMより雑音に強くSN比が良い。FM放送・移動体通信に広く用いられる理由である。
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問23.QAM(直交振幅変調)は振幅と位相の両方を変化させて情報を伝送する方式で、PSKよりも周波数利用効率が高い。
正解:○(正しい)
解説:QAMは振幅と位相を同時変調し1シンボルに多ビット情報を載せる。64QAM・256QAMなど高次化により周波数利用効率が向上する。
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問24.OFDMは単一搬送波で広帯域信号を送信する方式であり、マルチパス耐性が低いことが弱点である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはOFDMは多数の直交副搬送波に分割する多搬送波方式で、ガードインターバル付与によりマルチパス耐性が高い。LTE・WiFi等で採用される。
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問25.CRC(巡回冗長検査)は誤り検出符号であり、生成多項式による剰余を検査ビットとして送信側で付加する。
正解:○(正しい)
解説:CRCは送信データを生成多項式で割った剰余を付加し、受信側で同様の演算により誤りを検出する高い検出能力を持つ符号である。
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問26.ハミング符号は誤り検出のみが可能で、誤り訂正能力は持たない。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはハミング符号は1ビット誤り訂正と2ビット誤り検出が可能なブロック符号である。最小ハミング距離3により単一誤り訂正能力を有する。
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問27.TDM(時分割多重)は1本の伝送路を時間スロットで区切り、複数チャネルの信号を時間的に交互に送信する方式である。
正解:○(正しい)
解説:TDMは時間軸を分割し各チャネルに割り当てる多重化方式。PCM多重・SDH/SONET等で広く使用される。FDMは周波数軸分割である。
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問28.WDM(波長分割多重)は光ファイバ1本に複数波長の光を多重化する技術で、長距離・大容量光通信に用いられる。
正解:○(正しい)
解説:WDMは異なる波長の光を1本のファイバで多重化し伝送容量を飛躍的に拡大する。DWDM・CWDMの方式があり光バックボーンに必須技術である。
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問29.シングルモード光ファイバ(SMF)はマルチモード光ファイバ(MMF)に比べてコア径が大きく短距離高速通信に適している。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはSMFはコア径約9μmと小さく長距離・大容量伝送に適する。MMFはコア径50/62.5μmと大きくLAN等短距離用途に用いられる。
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問30.EDFA(エルビウム添加光ファイバ増幅器)は1.55μm帯の光信号を光のまま増幅できる装置である。
正解:○(正しい)
解説:EDFAはエルビウムイオン添加ファイバを励起光でポンプし1.55μm帯光信号を光のまま増幅する。光中継器の主流で長距離光伝送を可能にした。
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問31.電波の伝搬において、長波(LF)は地表波として遠距離まで伝わり、短波(HF)は電離層反射で地球の裏側まで届く。
正解:○(正しい)
解説:長波は地表波で安定伝搬し、短波はF層反射により遠距離通信が可能。VHF以上は直接波が主体で見通し距離が限界となる。
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問32.アンテナの利得は等方性アンテナを基準とし、半波長ダイポールの絶対利得は0dBiである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは半波長ダイポールの絶対利得は約2.15dBiである。dBdは半波長ダイポール基準で、0dBd=2.15dBiの関係にある。
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問33.OSI参照モデルの第3層(ネットワーク層)の代表的プロトコルにはIPがあり、ルーティング機能を提供する。
正解:○(正しい)
解説:ネットワーク層はエンドツーエンドのパケット転送と経路選択を担い、IP・ICMP等が該当する。L2はデータリンク層、L4はトランスポート層である。
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問34.TCPはコネクションレス型プロトコルであり、UDPはコネクション型プロトコルである。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはTCPがコネクション型(3ウェイハンドシェイク・再送制御)でUDPがコネクションレス型である。両者ともL4トランスポート層に属する。
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問35.IPv6アドレスは128ビット長であり、IPv4の32ビットに比べてアドレス空間が大幅に拡大されている。
正解:○(正しい)
解説:IPv6は128ビット(2^128)のアドレス空間を持ち、IPv4枯渇問題を解決する。表記は16ビット毎にコロン区切りの16進数8組で行う。
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問36.VLANは物理的な配線を変更することで論理的にブロードキャストドメインを分割する技術である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくはVLANは物理配線を変えずスイッチの設定により論理的にネットワークを分割する技術である。タグVLAN(IEEE802.1Q)が代表的である。
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問37.論理回路のNAND素子は完備系であり、NAND素子のみで任意の論理関数を実現できる。
正解:○(正しい)
解説:NAND(およびNOR)は完備系で、AND/OR/NOTすべてをNANDのみで構成可能。IC実装の汎用性から論理設計の基本素子として広く用いられる。
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問38.10進数の255を2進数に変換すると11111110となる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは10進数255は2進数で11111111(8ビット全ビット1)である。16進数ではFFと表記され、IPv4オクテットの最大値として頻出する。
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問39.次のうち、オームの法則を正しく表す式はどれか。
- ア.V=IR
- イ.V=I/R
- ウ.V=I+R
- エ.V=I-R
正解:ア.V=IR
解説:オームの法則は電圧V=電流I×抵抗Rで表される直流回路の基本法則。電流I=V/R、抵抗R=V/Iの変形でも用いられる。
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問40.抵抗3Ωと6Ωを並列接続したときの合成抵抗はいくらか。
- ア.4.5Ω
- イ.2Ω
- ウ.9Ω
- エ.0.5Ω
正解:イ.2Ω
解説:並列合成抵抗R=R1R2/(R1+R2)=3×6/(3+6)=18/9=2Ωとなる。並列では合成抵抗は最小値より小さくなる原則を確認できる。
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問41.ホイートストンブリッジの平衡条件として正しいものはどれか。
- ア.R1+R4=R2+R3
- イ.R1/R4=R2/R3
- ウ.R1×R4=R2×R3
- エ.R1−R4=R2−R3
正解:ウ.R1×R4=R2×R3
解説:ブリッジ平衡条件は対辺抵抗の積が等しい R1R4=R2R3。未知抵抗の高精度測定や歪みゲージ計測に利用される基本原理である。
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問42.平行平板コンデンサの静電容量Cを正しく表す式はどれか(εは誘電率、Sは極板面積、dは極板間距離)。
- ア.C=ε/(Sd)
- イ.C=εd/S
- ウ.C=Sd/ε
- エ.C=εS/d
正解:エ.C=εS/d
解説:C=εS/dで表され、面積に比例し距離に反比例する。誘電体挿入で容量が増加するのは比誘電率εrの効果による。
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問43.実効値100Vの正弦波交流の最大値はおおよそ何Vか。
- ア.141.4V
- イ.70.7V
- ウ.100V
- エ.200V
正解:ア.141.4V
解説:正弦波の最大値Vm=√2×Ve=√2×100≒141.4Vである。実効値は最大値の1/√2≒0.707倍と覚えるとよい。
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問44.皮相電力1000VA、有効電力800Wの交流回路の力率は何%か。
- ア.60%
- イ.80%
- ウ.70%
- エ.90%
正解:イ.80%
解説:力率cosθ=有効電力/皮相電力=800/1000=0.8=80%である。残りの無効電力は√(1000^2−800^2)=600varとなる。
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問45.三相交流Y結線において相電圧が200Vのとき、線間電圧は約何Vか。
- ア.115V
- イ.200V
- ウ.346V
- エ.260V
正解:ウ.346V
解説:Y結線では線間電圧=√3×相電圧=√3×200≒346Vとなる。線電流は相電流に等しい。Δ結線では関係が逆になる。
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問46.RLC直列共振回路の共振周波数を表す式として正しいものはどれか。
- ア.f=2π√(LC)
- イ.f=2π/(LC)
- ウ.f=√(LC)/2π
- エ.f=1/(2π√(LC))
正解:エ.f=1/(2π√(LC))
解説:共振周波数f0=1/(2π√(LC))。共振時はXL=XCとなりインピーダンスがRのみで電流最大。フィルタ・同調回路設計の基本式である。
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問47.n形半導体において多数キャリアとなるのはどれか。
- ア.電子
- イ.正孔
- ウ.陽子
- エ.中性子
正解:ア.電子
解説:n形は5価不純物添加で自由電子が多数キャリア、正孔が少数キャリア。p形は逆に正孔が多数キャリアとなる。半導体素子動作の基礎である。
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問48.ダイオードを用いた全波整流回路の出力リプル周波数は、商用電源50Hzのとき何Hzか。
- ア.25Hz
- イ.100Hz
- ウ.75Hz
- エ.50Hz
正解:イ.100Hz
解説:全波整流は正負両半サイクルを利用するためリプル周波数は電源の2倍100Hzとなる。半波整流なら50Hzで平滑コンデンサが大型化する。
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問49.理想演算増幅器の特性として正しいものはどれか。
- ア.入力インピーダンス零・電圧利得無限大
- イ.入力インピーダンス無限大・電圧利得零
- ウ.入力インピーダンス無限大・電圧利得無限大
- エ.入力インピーダンス零・出力インピーダンス無限大
正解:ウ.入力インピーダンス無限大・電圧利得無限大
解説:理想オペアンプは入力Z無限大・出力Z零・電圧利得無限大・帯域無限大の4特性を持つ。実回路では負帰還で安定動作させる。
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問50.標本化定理に基づき、最高周波数4kHzのアナログ信号を完全再生するために必要な最低標本化周波数はいくらか。
- ア.2kHz
- イ.4kHz
- ウ.16kHz
- エ.8kHz
正解:エ.8kHz
解説:ナイキスト条件fs≥2fmaxにより最低8kHzが必要。電話音声(0.3-3.4kHz)が8kHz標本化されているのもこの定理に基づく。
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問51.PCM伝送において8ビット量子化の場合、量子化レベル数はいくつか。
- ア.256
- イ.16
- ウ.128
- エ.8
正解:ア.256
解説:nビット量子化のレベル数は2^n=2^8=256段階。SN比は約(6×8+1.76)=49.76dBとなり通話品質を確保できる。
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問52.AM変調波で変調信号の最高周波数が5kHzのとき、所要帯域幅はいくらか。
- ア.2.5kHz
- イ.10kHz
- ウ.5kHz
- エ.20kHz
正解:イ.10kHz
解説:AM両側波帯方式の所要帯域幅=2×fm=2×5=10kHzとなる。SSB方式なら5kHzで済み周波数利用効率が高い。
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問53.次のうち、デジタル変調方式に分類されるものはどれか。
- ア.AM
- イ.FM
- ウ.QAM
- エ.PM
正解:ウ.QAM
解説:QAM(直交振幅変調)はデジタル変調方式で振幅と位相を同時変調する。AM/FM/PMはアナログ変調。ASK/FSK/PSKもデジタル変調である。
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問54.次のうち、誤り訂正能力を持つ符号はどれか。
- ア.パリティ符号
- イ.CRC符号
- ウ.BCC符号
- エ.ハミング符号
正解:エ.ハミング符号
解説:ハミング符号は1ビット誤り訂正・2ビット誤り検出可能。パリティ・CRC・BCCは誤り検出のみ。リードソロモン符号はバースト誤り訂正に強い。
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問55.次の多重化方式のうち、時間を分割して複数信号を伝送する方式はどれか。
- ア.TDM
- イ.FDM
- ウ.CDM
- エ.WDM
正解:ア.TDM
解説:TDM(時分割多重)は時間スロット分割。FDMは周波数分割、CDMは符号分割、WDMは光波長分割。SDH/SONETはTDMの代表例である。
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問56.シングルモード光ファイバ(SMF)のコア径として一般的なものはどれか。
- ア.約50μm
- イ.約9μm
- ウ.約62.5μm
- エ.約125μm
正解:イ.約9μm
解説:SMFのコア径は約9μmで単一モード伝搬により分散が小さく長距離大容量伝送に適する。125μmはクラッド外径である。
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問57.EDFAが増幅可能な光波長帯域はどれか。
- ア.1.31μm帯
- イ.0.85μm帯
- ウ.1.55μm帯
- エ.2.0μm帯
正解:ウ.1.55μm帯
解説:EDFAは1.55μm帯(Cバンド・Lバンド)で増幅可能。光ファイバ損失最小帯と一致し長距離光伝送の主流となる。1.31μm用はPDFA等を用いる。
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問58.電波の周波数区分でVHF帯に該当する周波数範囲はどれか。
- ア.3〜30MHz
- イ.3〜30GHz
- ウ.300MHz〜3GHz
- エ.30〜300MHz
正解:エ.30〜300MHz
解説:VHFは30-300MHz(波長10-1m)。HF=3-30MHz、UHF=300MHz-3GHz、SHF=3-30GHzと10倍ごとに区分される国際電気通信連合の規定である。
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問59.半波長ダイポールアンテナの絶対利得(dBi)として最も近い値はどれか。
- ア.2.15dBi
- イ.0dBi
- ウ.5dBi
- エ.10dBi
正解:ア.2.15dBi
解説:半波長ダイポールの絶対利得は約2.15dBi。等方性アンテナ基準。0dBd=2.15dBiの換算関係を覚えることでアンテナ利得計算に対応できる。
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問60.OSI参照モデルでデータリンク層に該当するのは第何層か。
- ア.第1層
- イ.第2層
- ウ.第3層
- エ.第4層
正解:イ.第2層
解説:OSI第2層がデータリンク層で隣接ノード間のフレーム転送・誤り制御を担当。第1層物理層、第3層ネットワーク層、第4層トランスポート層である。
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問61.TCP/IPプロトコルにおいて、信頼性のあるコネクション型通信を提供する層はどれか。
- ア.ネットワーク層(IP)
- イ.データリンク層(Ethernet)
- ウ.トランスポート層(TCP)
- エ.アプリケーション層(HTTP)
正解:ウ.トランスポート層(TCP)
解説:TCPはトランスポート層で3ウェイハンドシェイク・再送制御・順序保証・フロー制御を提供する。UDPは同層のコネクションレス型である。
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問62.IPv4アドレス192.168.1.0/24のサブネットマスクを10進表記で表したものはどれか。
- ア.255.0.0.0
- イ.255.255.0.0
- ウ.255.255.255.255
- エ.255.255.255.0
正解:エ.255.255.255.0
解説:/24は上位24ビットが1なので255.255.255.0となる。クラスCの標準サブネットでホスト部8ビット254台分のIPを割当可能である。
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問63.ルーティングプロトコルOSPFの分類として正しいものはどれか。
- ア.リンクステート型
- イ.ディスタンスベクタ型
- ウ.パスベクタ型
- エ.スタティック型
正解:ア.リンクステート型
解説:OSPFはリンクステート型でダイクストラ法により最短経路計算。RIPはディスタンスベクタ型、BGPはパスベクタ型でAS間ルーティングに使用する。
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問64.イーサネットLAN規格1000BASE-Tの伝送速度はどれか。
- ア.10Mbps
- イ.1Gbps
- ウ.500Mbps
- エ.100Mbps
正解:イ.1Gbps
解説:1000BASE-Tは1Gbps(ギガビットイーサ)でカテゴリ5e以上UTPケーブル使用。10GBASE-Tは10Gbpsでカテゴリ6A以上のケーブルが必要となる。
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問65.無線LAN規格IEEE802.11axの通称はどれか。
- ア.WiFi4
- イ.WiFi5
- ウ.WiFi6
- エ.WiFi7
正解:ウ.WiFi6
解説:802.11axはWiFi6で2.4/5GHz帯対応・最大9.6Gbps・OFDMA採用。11acがWiFi5、11nがWiFi4、11beがWiFi7と命名されている。
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問66.次の論理演算のうち、入力がすべて1のときのみ出力が0となるものはどれか。
- ア.AND
- イ.OR
- ウ.XOR
- エ.NAND
正解:エ.NAND
解説:NANDは入力全1で出力0、それ以外で出力1。ANDの否定にあたる。NAND/NORは完備系で任意論理関数を構成可能な基本素子である。
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問67.10進数の173を2進数に変換した値はどれか。
- ア.10101101
- イ.10110101
- ウ.11010101
- エ.10101011
正解:ア.10101101
解説:173=128+32+8+4+1=2^7+2^5+2^3+2^2+2^0=10101101。各位の重みを足し算で確認できる。16進数ではADと表記される。
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問68.16進数のFFを10進数で表すといくらか。
- ア.15
- イ.255
- ウ.256
- エ.127
正解:イ.255
解説:FF=15×16+15=240+15=255。8ビット符号なし整数の最大値であり、IPv4オクテット最大値・色RGB値max等で頻出する。
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問69.ブール代数のド・モルガンの法則として正しいものはどれか。
- ア.(A+B)' = A'+B'
- イ.(A・B)' = A'・B'
- ウ.(A・B)' = A'+B'
- エ.(A+B)' = A・B
正解:ウ.(A・B)' = A'+B'
解説:ド・モルガンの法則は(A・B)'=A'+B'および(A+B)'=A'・B'。NAND/NOR等価変換や論理式簡略化に必須の法則である。
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問70.5G移動通信システムの代表的な特徴として誤っているものはどれか。
- ア.超高速大容量(eMBB)
- イ.超低遅延(URLLC)
- ウ.多数同時接続(mMTC)
- エ.通信距離500km以上の単一基地局カバー
正解:エ.通信距離500km以上の単一基地局カバー
解説:5Gの3大特徴はeMBB・URLLC・mMTC。ミリ波帯使用で1基地局カバー範囲はむしろ4Gより小さく多数の小型セル展開が必要となる。
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問71.光ファイバの伝送損失が最小となる波長帯はどれか。
- ア.1.55μm帯
- イ.0.85μm帯
- ウ.1.31μm帯
- エ.2.0μm帯
正解:ア.1.55μm帯
解説:石英系光ファイバの損失最小は1.55μm帯で約0.2dB/km。1.31μm帯は分散最小波長。0.85μm帯はMMF・短距離通信で使用される。
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問72.電界Eと磁界Hが空間を伝搬する電磁波の速度(真空中)は約何m/sか。
- ア.3×10^6
- イ.3×10^8
- ウ.3×10^7
- エ.3×10^9
正解:イ.3×10^8
解説:真空中電磁波速度は光速c=3×10^8m/s。波長λ=c/f関係から周波数100MHzの電波波長は3mとなる。電磁波理論の基本値である。
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問73.アナログ信号をデジタル信号に変換するPCMの基本3工程として正しい順序はどれか。
- ア.量子化→標本化→符号化
- イ.符号化→標本化→量子化
- ウ.標本化→量子化→符号化
- エ.標本化→符号化→量子化
正解:ウ.標本化→量子化→符号化
解説:PCMはサンプリング(標本化)→量子化(離散値割当)→符号化(2進数化)の順。逆変換は復号→補間でアナログ復元する。デジタル通信基礎工程である。
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問74.LTE/5Gの上りリンクで広く採用される多元接続方式はどれか。
- ア.TDMA
- イ.FDMA
- ウ.CDMA
- エ.SC-FDMA/OFDMA
正解:エ.SC-FDMA/OFDMA
解説:LTE上りはSC-FDMA、5G NR上りはOFDMA(およびDFT-S-OFDM)を採用しピーク対平均電力比(PAPR)を抑える。下りリンクはOFDMA共通である。
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問75.電磁波(電波)の波長λ、周波数f、光速cの関係を表す式として正しいものはどれか。
- ア.λ=c/f
- イ.λ=c+f
- ウ.λ=cf
- エ.λ=f/c
正解:ア.λ=c/f
解説:電磁波の基本式 λ=c/f。例えばf=300MHzなら λ=3×10^8/3×10^8=1m。アンテナ長設計(λ/2、λ/4)の基礎となる関係式である。