2級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)の重要用語集50選【頻出キーワード解説】
2級電気通信工事施工管理技士 第一次検定で頻出する重要専門用語50選を、分野別(電気通信工学・電気通信設備・施工管理法・法規)に整理しました。各用語の定義・関連論点を簡潔に解説。試験前の総復習・暗記カード化にご活用ください。
※受験料・試験日程・合格基準・法令の数値は改定される場合があります。最新情報は必ず全国建設研修センターの公式情報でご確認ください。
電気通信工学系用語
- 光ファイバ
- ガラスやプラスチック製の細い線で光信号を伝送する媒体。低損失・広帯域・無誘導という特長を持ち、長距離・高速通信の基幹媒体として広く使われる。
- OTDR
- 光時間領域反射計。光ファイバ内に試験光を入射し後方散乱光を測定して、断線・接続損失・距離を把握する保守用測定器。
- シングルモード
- コア径の小さい光ファイバで、光が単一のモードのみ伝搬する方式。低分散・低損失で長距離・高速伝送に適する。
- マルチモード
- コア径の大きい光ファイバで複数のモードが伝搬する方式。構内配線など短距離通信に用いられる。
- WDM
- 波長分割多重方式。異なる波長の光信号を一本の光ファイバに多重化して、伝送容量を飛躍的に拡大する技術。
- PCM
- パルス符号変調。アナログ信号を標本化・量子化・符号化してデジタル信号に変換する方式。音声デジタル化の基本。
- OFDM
- 直交周波数分割多重方式。多数の直交する副搬送波で並列伝送する変調方式。LTE・無線LAN・地上デジタル放送等で採用。
- 5G
- 第5世代移動通信システム。高速大容量・超低遅延・多数同時接続を実現し、IoTや自動運転等の基盤として普及が進む。
- 4G
- 第4世代移動通信システム。LTE・LTE-Advancedとして実用化され、現在も主要なモバイル通信網として広く利用されている。
- 変調
- 情報信号を伝送に適した搬送波の振幅・周波数・位相等の変化に乗せる処理。AM/FM/PMやデジタル変調がある。
- 復調
- 受信側で変調された信号から元の情報信号を取り出す処理。検波ともいう。
- CSMA/CD
- 搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式。有線LAN(イーサネット)で送信前に回線使用を検知し衝突時は再送する制御方式。
- CSMA/CA
- 搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式。無線LANで衝突を回避するアクセス制御。確認応答ACKを併用する。
- OSI参照モデル
- 通信プロトコルを物理層から応用層まで7階層に分けて標準化したモデル。各層の役割を理解する基礎となる。
- IPアドレス
- インターネット上の機器を識別する番号。IPv4は32ビット、IPv6は128ビットで表現される。
- サブネット
- 大きなネットワークを分割した小規模ネットワーク。サブネットマスクでネットワーク部とホスト部を区別する。
- パケット
- データを一定サイズに分割し宛先情報を付加した通信単位。パケット交換網で蓄積転送される。
- ルーティング
- パケットを宛先ネットワークまで届けるための経路選択処理。ルータが経路表に従って中継を行う。
電気通信設備系用語
- PoE
- Power over Ethernetの略。LANケーブルでデータと電力を同時に給電する技術。無線APやIP電話の電源供給に使われる。
- SSID
- 無線LANのネットワーク識別子。同一エリア内の複数ネットワークを区別するためのアクセスポイント名。
- WPA3
- 無線LANの最新のセキュリティ規格。WPA2の脆弱性を改善し、より強固な暗号化と認証を提供する。
- PBX
- 構内交換機。事業所内の内線電話を相互接続し、外線とも接続する装置。近年はIP-PBXが主流。
- VoIP
- Voice over IP。音声をIPパケットで伝送する技術。IP電話やインターネット電話の基盤。
- 自動火災報知設備
- 建物内の火災を感知器で検知し、受信機で警報・表示を行う消防設備。電気通信工事の主要な対象設備の一つ。
- UPS
- 無停電電源装置。停電や瞬時電圧低下時に蓄電池等から電力を供給し、機器の動作を継続させる装置。
- 接地工事
- 機器の金属部を大地と電気的に接続する工事。A種・B種・C種・D種の種別と所定の接地抵抗値が定められている。
- 融着接続
- 光ファイバ同士の端面を放電アークで溶融し接続する方法。低損失で長期信頼性が高い接続方式。
- クロージャ
- 光ファイバ接続部を収容し、外部環境から保護する筐体。マンホール内や架空敷設で使用される。
- UTPケーブル
- 非シールドのツイストペアケーブル。LAN配線で標準的に使用され、カテゴリ5e/6/6A/7等のグレードがある。
- STPケーブル
- シールド付きツイストペアケーブル。電磁ノイズの多い環境向け。シールド処理によりノイズ耐性を高めている。
- 同軸ケーブル
- 内部導体と外部導体を同心円状に配した伝送線路。CATVや無線受信機との接続に広く使われる。
- 無線LAN
- IEEE 802.11シリーズの規格に基づく無線によるLAN。Wi-Fiの名称で広く普及している。
- 基地局
- 移動通信網で携帯端末と無線通信を行う固定設備。5G/4G/3Gの各方式に対応するアンテナ・無線装置・伝送装置で構成される。
- アンテナ
- 電波の送受信を行う装置。指向性・利得・周波数特性等により多数の種類があり、用途に応じて選定する。
施工管理・法規系用語
- 施工計画
- 工事目的・工期・品質・安全・原価の方針を踏まえ、施工方法・体制・工程等を事前に立案する計画。
- 工程管理
- 計画工程と実績を比較し、遅延等が生じれば是正措置を講じる管理活動。ネットワーク工程表等で進捗を把握する。
- ネットワーク工程表
- 作業をノードとアローで表し、最早・最遅開始時刻やクリティカルパスを明示できる工程管理手法。
- PDCA
- Plan・Do・Check・Actの4段階を継続的に回し、業務やプロセスを改善する管理サイクル。
- QC七つ道具
- パレート図・ヒストグラム・散布図・特性要因図・チェックシート・グラフ・管理図の総称。品質管理の基本手法。
- 度数率
- 労働災害の頻度を表す指標。100万延労働時間あたりの労働災害件数で表す。安全管理の重要指標。
- 強度率
- 労働災害の重さを示す指標。1,000延労働時間あたりの労働損失日数で表される。
- 主任技術者
- 建設業法に基づき、建設工事の施工技術上の管理を行う技術者。2級資格者は主任技術者の要件を満たす。
- 監理技術者
- 建設業法に基づく特定建設業の技術者で、下請発注額が一定以上の工事を統括管理する。1級資格保有者等が該当。
- 電気通信事業法
- 電気通信役務の提供を規律する法律。事業者の登録・届出や利用者保護・端末機器の技術基準を定める。
- 工事担任者
- 電気通信事業法に基づき、利用者側の端末設備等を電気通信回線に接続する工事を行うための国家資格。
- 電気通信主任技術者
- 電気通信事業者の設備工事・維持・運用を監督する者として、電気通信事業法で定められた国家資格。
- 電波法
- 電波の公平・能率的な利用を確保するため、無線局の免許・無線設備・無線従事者等を規律する法律。
- 無線局免許
- 無線設備を運用するために総務大臣から付与される免許。無線局の種類ごとに有効期限・運用条件が定められる。
- 無線従事者
- 無線局の運用に必要な国家資格保有者。第一級陸上特殊無線技士等の資格区分がある。
- 建設業法
- 建設業の許可・請負契約・施工技術の確保・経営事項審査等を規律する法律。施工管理技士に直結する重要法規。
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