日本語検定 2級 全分野の一問一答
📖 日本語検定 2級「全分野」の全375問と解説(一覧)
日本語検定 2級の全分野に関する一問一答(全375問)の正解と解説の一覧です。上の一問一答で実際に解いてから、ここで復習・確認できます。
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問1.「先生がお話しになる」の「お…になる」は、どの種類の敬語か。
- ア.謙譲語
- イ.尊敬語
- ウ.丁寧語
- エ.美化語
正解:イ.尊敬語
解説:「お…になる」は動作主(先生)を高める尊敬語の代表的な形。主語の動作を敬う。
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問2.「拝見する」は、「見る」のどの敬語にあたるか。
- ア.丁寧語
- イ.尊敬語
- ウ.謙譲語
- エ.美化語
正解:ウ.謙譲語
解説:「拝見する」は「見る」の謙譲語で、自分の動作をへりくだって相手を高める。
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問3.次のうち、可能の意味を表す助動詞「られる」が正しく使われている文はどれか。
- ア.この問題は難しくて解けられる
- イ.ピアノが弾けられる
- ウ.本が読められる
- エ.朝早く起きられる
正解:エ.朝早く起きられる
解説:上一段動詞「起きる」は「起きられる」で可能を表す。五段動詞は「解ける」「弾ける」「読める」が正しく、「…けられる」は「れ足す言葉」の誤用。
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問4.「食べれる」は規範的には「ら抜き言葉」と呼ばれる誤用である。
正解:○(正しい)
解説:一段動詞「食べる」の可能は「食べられる」が規範形。「食べれる」は「ら」が抜けた口語的誤用。
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問5.「行かさせていただきます」に見られる誤用の名称はどれか。
- ア.さ入れ言葉
- イ.れ足す言葉
- ウ.二重敬語
- エ.ら抜き言葉
正解:ア.さ入れ言葉
解説:五段動詞「行く」の使役は「行かせる」。「行かさせる」は不要な「さ」が入った「さ入れ言葉」の誤用。
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問6.「お客様が申された」は正しい敬語表現である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「申す」は謙譲語なので客の動作には使えない。「おっしゃった」と尊敬語を用いる。
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問7.文「私はパンを食べる。」の「を」の品詞は何か。
- ア.副助詞
- イ.格助詞
- ウ.接続助詞
- エ.終助詞
正解:イ.格助詞
解説:「を」は対象を示す格助詞。体言に付いて述語との関係を表す。
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問8.「雨が降ったので試合は中止だ」の「ので」の品詞はどれか。
- ア.格助詞
- イ.副助詞
- ウ.接続助詞
- エ.終助詞
正解:ウ.接続助詞
解説:「ので」は前後の節をつなぎ原因理由を表す接続助詞。
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問9.「彼は来るだろう」の「だろう」が表す意味として最も適切なものはどれか。
- ア.断定
- イ.勧誘
- ウ.過去
- エ.推量
正解:エ.推量
解説:「だろう」は推量を表す助動詞「う」を含む形で、確信のない予想を示す。
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問10.「これは私の本だ」の「だ」は断定の助動詞である。
正解:○(正しい)
解説:「だ」は体言などに付いて断定の意味を表す助動詞。
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問11.「先生に褒められた」の「られ」が表す意味はどれか。
- ア.受身
- イ.自発
- ウ.可能
- エ.尊敬
正解:ア.受身
解説:動作の主体(先生)から作用を受けているので受身。「…に…られる」の形が典型。
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問12.「昔のことが思い出される」の「れる」が表す意味はどれか。
- ア.受身
- イ.自発
- ウ.可能
- エ.使役
正解:イ.自発
解説:自然にそうなる気持ちを表すのが自発。「思い出される」「案じられる」などが典型例。
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問13.「子どもに薬を飲ませる」の「せる」が表す意味はどれか。
- ア.受身
- イ.可能
- ウ.使役
- エ.尊敬
正解:ウ.使役
解説:他者にある動作をさせる意を表すのが使役。五段動詞には「せる」が付く。
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問14.「美しい」は形容動詞である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「美しい」は言い切りが「い」で終わる形容詞。形容動詞は「静かだ」のように「だ」で終わる。
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問15.「静かな夜」の「静かな」の品詞は何か。
- ア.副詞
- イ.形容詞
- ウ.連体詞
- エ.形容動詞
正解:エ.形容動詞
解説:言い切りが「静かだ」となるので形容動詞。連体形「静かな」が体言を修飾している。
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問16.「大きな箱」の「大きな」の品詞はどれか。
- ア.連体詞
- イ.形容動詞
- ウ.副詞
- エ.形容詞
正解:ア.連体詞
解説:「大きな」は活用がなく体言のみを修飾する連体詞。形容詞「大きい」とは別語。
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問17.次のうち副詞はどれか。
- ア.きれいだ
- イ.ゆっくり
- ウ.赤い
- エ.あの
正解:イ.ゆっくり
解説:「ゆっくり」は活用がなく用言を修飾する副詞。「きれいだ」は形容動詞、「赤い」は形容詞、「あの」は連体詞。
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問18.「決して( )」の空欄に呼応する語として、規範的に正しいものはどれか。
- ア.諦めよう
- イ.諦める
- ウ.諦めない
- エ.諦めたい
正解:ウ.諦めない
解説:「決して」は「ない」など打消しと呼応する陳述の副詞。「決して諦めない」が整った呼応で、肯定で結ぶと崩れる。
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問19.「たぶん明日は晴れる( )」の空欄に呼応する語として最も適切なものはどれか。
- ア.ない
- イ.ようだ
- ウ.ものか
- エ.だろう
正解:エ.だろう
解説:「たぶん」は推量「だろう」と呼応する陳述の副詞。打消しや疑問とは呼応しない。
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問20.「まるで夢の( )だ」の空欄に入る、「まるで」と呼応する語はどれか。
- ア.よう
- イ.まい
- ウ.ない
- エ.べき
正解:ア.よう
解説:「まるで」は比況の「ようだ」と呼応する。「まるで夢のようだ」が正しい呼応。
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問21.陳述の副詞「もし」が呼応する表現として最も適切なものはどれか。
- ア.…ない
- イ.…ば(…たら・…なら)
- ウ.…だろう
- エ.…ようだ
正解:イ.…ば(…たら・…なら)
解説:「もし」は「…ば」「…たら」「…なら」など仮定の表現と呼応する陳述の副詞。
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問22.次の文で主語と述語が正しく対応している(ねじれのない)ものはどれか。
- ア.私の趣味は読書をする
- イ.私の夢は医者になりたい
- ウ.私の趣味は読書をすることだ
- エ.この本の目的は、健康について書いてある
正解:ウ.私の趣味は読書をすることだ
解説:主語「趣味は」に述語「ことだ」が体言で正しく呼応。他は「趣味は…する/夢は…なりたい/目的は…書いてある」と主述がねじれている。
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問23.「私が言いたいことは、もっと努力すべきだ。」は主語と述語が対応した正しい文である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「私が言いたいことは…ということだ」と体言で受ける。主語「ことは」に「努力すべきだ」が直結し主述がねじれている。
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問24.「全然おもしろい」という言い方が、規範的に不適切とされる主な理由はどれか。
- ア.主語が省略されているから
- イ.「全然」が名詞だから
- ウ.「おもしろい」が動詞だから
- エ.「全然」が肯定の語に係っているから
正解:エ.「全然」が肯定の語に係っているから
解説:規範的には「全然」は「ない」など打消しと呼応する。肯定の「おもしろい」に係るのは呼応の乱れとされる。
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問25.「お読みになられる」は二重敬語であり、規範的には不適切とされる。
正解:○(正しい)
解説:「お読みになる」(尊敬)に「れる」(尊敬)を重ねた二重敬語。「お読みになる」で十分。
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問26.「部長が資料を拝見されました」の敬語の誤りとして正しい説明はどれか。
- ア.謙譲語「拝見」を相手の動作に使っている
- イ.尊敬語を二重に使っている
- ウ.丁寧語が不足している
- エ.美化語を誤用している
正解:ア.謙譲語「拝見」を相手の動作に使っている
解説:「拝見」は謙譲語で自分側の動作に使う。部長の動作には「ご覧になりました」と尊敬語を用いる。
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問27.「ご注文の品はこちらになります」の「なります」は、本来「です」とすべきところの不適切な用法とされる。
正解:○(正しい)
解説:変化を表さない場面で「なります」を使うのはいわゆる「バイト敬語」。「こちらでございます/です」が適切。
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問28.「彼は走るのが速い」の「の」の用法はどれか。
- ア.連体修飾の格助詞
- イ.体言の代用(準体助詞)
- ウ.主格の格助詞
- エ.並立助詞
正解:イ.体言の代用(準体助詞)
解説:「走るの」の「の」は「走ること」と言い換えられ、用言を体言化する準体助詞(体言の代用)。
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問29.「君の好きな本」の「の」は、どの助詞に言い換えられる用法か。
- ア.を
- イ.に
- ウ.が
- エ.へ
正解:ウ.が
解説:連体修飾節内で「君が好きな本」と「が」に置き換えられる主格的な「の」。
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問30.「コーヒーでも飲もう」の「でも」が表す意味として最も適切なものはどれか。
- ア.逆接
- イ.限定
- ウ.強調の打消し
- エ.例示(一例として挙げる)
正解:エ.例示(一例として挙げる)
解説:「でも」は他にもある中から一例を軽く挙げる例示の副助詞。
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問31.「行きはするが、長居はしない」の「は」が表す働きはどれか。
- ア.対比を強調する取り立て
- イ.主語を示す
- ウ.完了を示す
- エ.原因を示す
正解:ア.対比を強調する取り立て
解説:「行きはする」「長居はしない」と対比を際立たせる取り立ての「は」。
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問32.「雨が降りそうだ」の「そうだ」が表す意味はどれか。
- ア.伝聞(そう聞いた)
- イ.様態(その様子だ)
- ウ.断定
- エ.可能
正解:イ.様態(その様子だ)
解説:動詞の連用形に付く「そうだ」は様態。「降るそうだ」(終止形+そうだ)なら伝聞で意味が異なる。
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問33.「明日は雨が降るそうだ」の「そうだ」が表す意味はどれか。
- ア.様態
- イ.推量
- ウ.伝聞
- エ.断定
正解:ウ.伝聞
解説:終止形「降る」に付く「そうだ」は人から聞いた内容を表す伝聞。
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問34.「読書したり散歩したりする」の「たり」の用法として最も適切なものはどれか。
- ア.完了を表す
- イ.過去を表す
- ウ.断定を表す
- エ.動作を並べて例示する
正解:エ.動作を並べて例示する
解説:「…たり…たり」は複数の動作を並列・例示する用法。原則として対で繰り返して使う。
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問35.「泣いたり笑う」のように「たり」を一方にだけ使うのは、規範的には不適切とされる。
正解:○(正しい)
解説:並列の「たり」は「泣いたり笑ったり」と対で用いるのが規範。片方だけは整わない言い方とされる。
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問36.「コーヒーないし紅茶を選ぶ」の「ないし」の意味として正しいものはどれか。
- ア.または
- イ.しかし
- ウ.ゆえに
- エ.かつ
正解:ア.または
解説:「ないし(乃至)」は「または」と同じく選択を表す。数値の範囲(AないしB=AからBまで)の意もある。
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問37.「五ないし十人」の「ないし」が表しうる意味として正しいものはどれか。
- ア.ちょうど五人
- イ.五から十までの範囲
- ウ.十人以上
- エ.五人未満
正解:イ.五から十までの範囲
解説:「ないし」には「または」のほか、二つの数値の間の範囲(…から…まで)を示す用法もある。
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問38.「すべからく努力すべきだ」の「すべからく」の本来の意味はどれか。
- ア.すべて
- イ.まれに
- ウ.当然(…すべきだ、と呼応)
- エ.おそらく
正解:ウ.当然(…すべきだ、と呼応)
解説:「すべからく」は「すべきである」と呼応し「当然」の意。「すべて」の意で使うのは誤用。
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問39.「役不足」は「その人の力量に対して役目が軽すぎる」という意味である。
正解:○(正しい)
解説:「役不足」は役目のほうが不足、すなわち力量に対し役が軽すぎる意。力量不足の意で使うのは誤り。
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問40.「彼に行ってもらう」の「もらう」が表す関係として正しいものはどれか。
- ア.自分が他者に与える
- イ.他者に強制する
- ウ.可能を表す
- エ.他者の動作による恩恵を受ける
正解:エ.他者の動作による恩恵を受ける
解説:「…てもらう」は他者の動作によって自分が恩恵を受ける授受表現。
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問41.「先生に教えていただく」の「いただく」は、「もらう」の謙譲語である。
正解:○(正しい)
解説:「いただく」は「もらう」の謙譲語。動作主を高めつつ恩恵を受ける関係を表す。
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問42.「持って行ってあげる」の「あげる」が表す方向(恩恵の向き)はどれか。
- ア.自分から他者へ
- イ.双方向
- ウ.他者から自分へ
- エ.方向は無関係
正解:ア.自分から他者へ
解説:「…てあげる」は自分の動作による恩恵を他者に与える、自分→他者の方向を表す授受表現。
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問43.次のうち、二重否定によって肯定の意味を表している文はどれか。
- ア.できるはずがない
- イ.できないことはない
- ウ.できないだろう
- エ.できなかった
正解:イ.できないことはない
解説:「ないことはない」は否定を重ねて結局「できる」という肯定(控えめな肯定)を表す。
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問44.「行かざるを得ない」は「行ってもよい」という許可の意味を表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「ざるを得ない」は二重否定で「しなければならない」意。許可ではなく義務に近い。
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問45.「父は私に本を読んでくれた」の「くれた」が表す恩恵の向きはどれか。
- ア.自分から他者へ
- イ.他者から他者へ
- ウ.他者から自分(の側)へ
- エ.方向は無関係
正解:ウ.他者から自分(の側)へ
解説:「…てくれる」は他者の動作による恩恵が自分(の側)に向かう関係を表す。
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問46.「ご覧になられますか」は、規範的に正しい敬語表現である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「ご覧になる」に尊敬の「れる」を重ねた二重敬語。「ご覧になりますか」が適切。
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問47.「彼が来るかどうか分からない」の「か」の用法として正しいものはどれか。
- ア.強い断定を表す
- イ.並立を表す
- ウ.完了を表す
- エ.不確かさ・疑問を表す副助詞
正解:エ.不確かさ・疑問を表す副助詞
解説:「…かどうか」の「か」は事柄が不確かであることを表す。文中で間接疑問を作る。
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問48.「雨にもかかわらず出かけた」の「にもかかわらず」は順接の意味を表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「にもかかわらず」は前件から予想される結果に反する逆接を表す。
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問49.「先生がおっしゃったとおりだ」の「おっしゃる」は何の敬語か。
- ア.「言う」の尊敬語
- イ.「言う」の謙譲語
- ウ.「聞く」の尊敬語
- エ.「来る」の尊敬語
正解:ア.「言う」の尊敬語
解説:「おっしゃる」は「言う」の尊敬語。動作主(先生)を高める。
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問50.「うかがう」は「行く・聞く・訪ねる」の尊敬語として使われる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「うかがう」は「行く」「聞く」「訪ねる」の謙譲語で、自分の動作をへりくだる。
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問51.「彼の言うことなど聞くものか」の「ものか」が表す意味はどれか。
- ア.推量
- イ.強い否定・反語
- ウ.完了
- エ.勧誘
正解:イ.強い否定・反語
解説:「ものか」は「決して…しない」という強い否定の意志・反語を表す終助詞的表現。
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問52.「行こうか」の「か」は、ここでは勧誘・意志の確認を表す。
正解:○(正しい)
解説:意志の「う・よう」に付く「か」は、相手への勧誘や自分の意志の確認を表す。
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問53.「読みかけの本」の「かけ」が表す意味として最も適切なものはどれか。
- ア.完了
- イ.反復
- ウ.動作の途中・未完了
- エ.使役
正解:ウ.動作の途中・未完了
解説:「…かけ」は動作が途中で完了していない状態を表す。「読みかけ」は読んでいる途中の意。
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問54.「歩きながら話す」の「ながら」は、二つの動作の同時進行を表す。
正解:○(正しい)
解説:「ながら」は同一主体が二つの動作を同時に行うことを表す接続助詞。逆接の用法もある。
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問55.「子どもながらしっかりしている」の「ながら」の用法はどれか。
- ア.同時進行
- イ.原因理由
- ウ.並立
- エ.逆接(…のに)
正解:エ.逆接(…のに)
解説:ここでの「ながら」は「子どもなのに」という逆接。「ながら」には同時進行と逆接の二用法がある。
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問56.「彼は来ないかもしれない」の「かもしれない」は、確実な断定を表す。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「かもしれない」は実現の可能性がある、と推量する表現で、断定ではない。
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問57.「君こそ適任だ」の「こそ」が表す意味として最も適切なものはどれか。
- ア.特に取り立てて強調する
- イ.打消しを強める
- ウ.例示する
- エ.疑問を表す
正解:ア.特に取り立てて強調する
解説:「こそ」は他と区別して特に強く取り立てる係助詞。「君こそ」は君を強調する。
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問58.「雨が降れば中止だ」の「れば」が表す意味はどれか。
- ア.確定条件(…ので)
- イ.仮定条件
- ウ.逆接
- エ.並立
正解:イ.仮定条件
解説:未実現の事柄を仮に設けるのが仮定条件。「降れば」はまだ降っていない事態を仮定している。
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問59.「春になると花が咲く」の「と」は、前件が成立すると必ず後件が起こる恒常的な条件を表す。
正解:○(正しい)
解説:「と」は前件が成立すると必ず後件が起こる恒常条件を表す用法を持つ。
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問60.修飾語が長く連なる文で起こりやすい不具合として、最も代表的なものはどれか。
- ア.敬語の過剰
- イ.助詞の不足
- ウ.主語と述語の対応の乱れ(文のねじれ)
- エ.語彙の重複のみ
正解:ウ.主語と述語の対応の乱れ(文のねじれ)
解説:修飾が長くなると主語と述語の対応が見えにくくなり、主述のねじれ(文のねじれ)が起こりやすい。
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問61.「貴社」は話し言葉、「御社」は書き言葉で用いるのが一般的とされる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「御社」が話し言葉、「貴社」が書き言葉で用いるのが一般的とされる。
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問62.「彼はめったに笑わない」の「めったに」は、下に打消しを伴って「ほとんど…ない」の意を表す陳述の副詞である。
正解:○(正しい)
解説:「めったに」は「ない」など打消しと呼応し「ほとんど…ない」の意を表す。
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問63.「お客様、メニューのほうをお持ちしました」の「ほう」の用法として正しい説明はどれか。
- ア.謙譲を高める正用
- イ.方角を正しく示す用法
- ウ.尊敬を高める正用
- エ.対比の対象がないのに付けた冗語的用法
正解:エ.対比の対象がないのに付けた冗語的用法
解説:対比の対象がないのに付ける「…のほう」はいわゆるバイト敬語の冗語で、「メニューをお持ちしました」が適切。
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問64.「狭量」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.寛容
- イ.寡黙
- ウ.怠惰
- エ.狭小
正解:ア.寛容
解説:「狭量」は心が狭いこと。反対は心が広い「寛容」。「狭小」は面積が狭いことで意味が異なる。
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問65.「漸次」の読みと意味の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ア.ざんじ・しばらく
- イ.ぜんじ・次第に
- ウ.ぜんじ・突然に
- エ.しんじ・新しく
正解:イ.ぜんじ・次第に
解説:「漸次(ぜんじ)」は次第に・だんだんと。「暫時(ざんじ)」はしばらくの間で別語。混同に注意。
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問66.四字熟語「換骨奪胎」の意味として正しいものはどれか。
- ア.骨身を惜しまず働くこと
- イ.健康を取り戻すこと
- ウ.先人の発想を生かして独自の作品をつくること
- エ.強引に奪い取ること
正解:ウ.先人の発想を生かして独自の作品をつくること
解説:「換骨奪胎」は古人の詩文の発想や形式を生かしつつ独自のものに作り変えること。
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問67.「美辞麗句」の意味として正しいものはどれか。
- ア.格調高い名文句
- イ.真心のこもった言葉
- ウ.簡潔で要を得た言葉
- エ.うわべだけ美しく飾った言葉
正解:エ.うわべだけ美しく飾った言葉
解説:「美辞麗句」は内容が乏しく、うわべだけ巧みに飾り立てた言葉。多く否定的に用いる。
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問68.「破天荒」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.今まで誰もできなかったことを成し遂げること
- イ.常識外れで乱暴なこと
- ウ.豪快で大胆な様子
- エ.自然を破壊すること
正解:ア.今まで誰もできなかったことを成し遂げること
解説:「破天荒」は前人未到のことを初めて成し遂げること。「豪快・大胆」は本来の意味ではない誤用。
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問69.「漸進」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.後退
- イ.急進
- ウ.停滞
- エ.前進
正解:イ.急進
解説:「漸進」は少しずつ進むこと。反対は一気に進む「急進」。
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問70.四字熟語「呉越同舟」の意味として正しいものはどれか。
- ア.古い友人と再会すること
- イ.二つの国が同盟を結ぶこと
- ウ.仲の悪い者同士が同じ場や境遇に居合わせること
- エ.船旅を共にすること
正解:ウ.仲の悪い者同士が同じ場や境遇に居合わせること
解説:「呉越同舟」は敵対する者同士が同じ場に居合わせること、また協力せざるを得ない状況。
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問71.「イニシアチブ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.発端
- イ.頭文字
- ウ.初期費用
- エ.主導権
正解:エ.主導権
解説:「イニシアチブ(initiative)」は主導権、率先して物事を進める力。
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問72.「忸怩」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.深く恥じ入る様子
- イ.強く怒る様子
- ウ.ひどく疲れた様子
- エ.あれこれ迷う様子
正解:ア.深く恥じ入る様子
解説:「忸怩(じくじ)」は自分の行いを恥じ入る様子。「内心忸怩たる思い」のように使う。
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問73.「過渡期」の「過渡」の意味として正しいものはどれか。
- ア.渡り終えた後
- イ.移り変わる途中
- ウ.渡ることを過ぎる
- エ.渡し賃を払う
正解:イ.移り変わる途中
解説:「過渡」は古いものから新しいものへ移り変わる途中の段階。「過渡期」は移行のさなか。
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問74.「アンビバレント」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.あいまいで曖昧なさま
- イ.環境に配慮したさま
- ウ.相反する感情を同時に抱くさま
- エ.左右対称であるさま
正解:ウ.相反する感情を同時に抱くさま
解説:「アンビバレント(ambivalent)」は愛と憎しみなど、相反する感情を同時に抱く状態。
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問75.「相好を崩す」の意味として正しいものはどれか。
- ア.顔をしかめて怒る
- イ.体調を崩す
- ウ.表情を消す
- エ.にっこりと笑顔になる
正解:エ.にっこりと笑顔になる
解説:「相好(そうごう)を崩す」は表情をゆるめてにっこり笑うこと。「相好」は顔つきの意。
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問76.「敷衍」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.趣旨を押し広げてわかりやすく説明すること
- イ.計画を先延ばしにすること
- ウ.内容を簡潔にまとめること
- エ.形式を整えること
正解:ア.趣旨を押し広げてわかりやすく説明すること
解説:「敷衍(ふえん)」は意味や趣旨を押し広げて詳しく説明すること。
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問77.四字熟語「玉石混淆」の意味として正しいものはどれか。
- ア.宝石を加工する技術
- イ.優れたものと劣ったものが入り混じっていること
- ウ.多くの宝が集まること
- エ.本物と偽物を見分けること
正解:イ.優れたものと劣ったものが入り混じっていること
解説:「玉石混淆(ぎょくせきこんこう)」は価値あるものとないものが区別なく入り混じっていること。
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問78.「コンプライアンス」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.品質保証
- イ.顧客満足
- ウ.法令遵守
- エ.情報公開
正解:ウ.法令遵守
解説:「コンプライアンス(compliance)」は企業などが法令や規範を守ること、法令遵守。
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問79.「逼迫」の読みとして正しいものはどれか。
- ア.ひつぱく
- イ.ふくはく
- ウ.ひっせまり
- エ.ひっぱく
正解:エ.ひっぱく
解説:「逼迫(ひっぱく)」は事態や経済状態が差し迫って余裕がなくなること。
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問80.「姑息」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.その場しのぎの間に合わせ
- イ.古くさいこと
- ウ.非常に手が込んでいること
- エ.ずるく卑怯なこと
正解:ア.その場しのぎの間に合わせ
解説:「姑息」は本来「一時しのぎ・その場逃れ」の意。「卑怯」の意味は誤用として広まったもの。
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問81.「テーゼ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.反対意見
- イ.定立・命題
- ウ.結論
- エ.序論
正解:イ.定立・命題
解説:「テーゼ(These)」は定立・命題。対するのが「アンチテーゼ(反定立)」。
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問82.「斟酌」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.厳しく取り調べること
- イ.数量を正確に計ること
- ウ.相手の事情をくみ取って手加減すること
- エ.勝手に決めつけること
正解:ウ.相手の事情をくみ取って手加減すること
解説:「斟酌(しんしゃく)」は相手の事情や心情をくみ取って程よく取り計らうこと。
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問83.「煮詰まる」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.議論が行き詰まって進まなくなる
- イ.関係が悪化する
- ウ.時間が足りなくなる
- エ.議論が出尽くして結論が出る段階になる
正解:エ.議論が出尽くして結論が出る段階になる
解説:「煮詰まる」は本来、議論が十分に進んで結論が出せる状態になること。「行き詰まる」の意は誤用。
-
問84.四字熟語「画竜点睛」の「点睛」が表すものはどれか。
- ア.最後に加える肝心な仕上げ
- イ.下絵の輪郭
- ウ.余計な装飾
- エ.全体の構図
正解:ア.最後に加える肝心な仕上げ
解説:「画竜点睛」は竜を描いて最後に瞳(睛)を入れること。物事を完成させる肝心な仕上げの意。
-
問85.「アナクロニズム」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.年代測定
- イ.時代錯誤
- ウ.無秩序な状態
- エ.匿名性
正解:イ.時代錯誤
解説:「アナクロニズム(anachronism)」は時代の流れに合わない時代錯誤。略して「アナクロ」。
-
問86.「鼻白む」の意味として正しいものはどれか。
- ア.得意げになる
- イ.顔色が悪くなる
- ウ.興ざめした様子になる
- エ.あきれて笑う
正解:ウ.興ざめした様子になる
解説:「鼻白む(はなじろむ)」は気おくれする、または興ざめした様子になること。
-
問87.「割愛」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.不要なものを捨てること
- イ.愛情を分け与えること
- ウ.時間を割いて行うこと
- エ.惜しみながら省くこと
正解:エ.惜しみながら省くこと
解説:「割愛」は惜しいと思うものをあえて省くこと。単に「不要なものを省く」とは元来ニュアンスが異なる。
-
問88.「プライオリティ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.優先順位
- イ.正確性
- ウ.守秘性
- エ.独自性
正解:ア.優先順位
解説:「プライオリティ(priority)」は優先順位、優先度。
-
問89.「忖度」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.損得を計算すること
- イ.他人の心中を推し量ること
- ウ.遠慮して断ること
- エ.厳しく批判すること
正解:イ.他人の心中を推し量ること
解説:「忖度(そんたく)」は相手の気持ちを推し量ること。
-
問90.四字熟語「我田引水」の意味として正しいものはどれか。
- ア.田畑を耕して水を引くこと
- イ.協力して農作業をすること
- ウ.自分に都合よく言ったり計らったりすること
- エ.自然の恵みに感謝すること
正解:ウ.自分に都合よく言ったり計らったりすること
解説:「我田引水」は自分の田にだけ水を引くように、自分の都合のよいように取り計らうこと。
-
問91.「破綻」の読みとして正しいものはどれか。
- ア.はじょう
- イ.はせい
- ウ.ばたん
- エ.はたん
正解:エ.はたん
解説:「破綻(はたん)」は物事が成り立たなくなること。「綻」を「じょう」と読むのは誤り。
-
問92.「フィードバック」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.結果を評価して改善に役立てること
- イ.費用を返金すること
- ウ.情報を秘匿すること
- エ.計画を白紙に戻すこと
正解:ア.結果を評価して改善に役立てること
解説:「フィードバック(feedback)」は行動の結果を評価し、次の改善や調整に反映させること。
-
問93.「とんぼ返り」の意味として正しいものはどれか。
- ア.回り道をして帰ること
- イ.目的地に着いてすぐ引き返すこと
- ウ.空中で一回転すること
- エ.予定を取りやめること
正解:イ.目的地に着いてすぐ引き返すこと
解説:「とんぼ返り」は目的地に着いてすぐに引き返すこと。日帰りのあわただしい往復にも使う。
-
問94.「拙速」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.早くて出来もよいこと
- イ.遅くて出来が悪いこと
- ウ.できはよくないが仕事が早いこと
- エ.遅いが出来がよいこと
正解:ウ.できはよくないが仕事が早いこと
解説:「拙速」は出来は劣るが速いこと。対は「巧遅(出来はよいが遅い)」。
-
問95.四字熟語「五里霧中」の意味として正しいものはどれか。
- ア.遠くまで旅をすること
- イ.深い霧の中を歩くこと
- ウ.夢中で取り組むこと
- エ.事態がつかめず方針が立たないこと
正解:エ.事態がつかめず方針が立たないこと
解説:「五里霧中」は深い霧の中にいるように、状況がわからず判断や方針に迷うこと。
-
問96.「コミット」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.責任をもって関与・約束すること
- イ.会議を始めること
- ウ.費用を負担すること
- エ.情報を共有すること
正解:ア.責任をもって関与・約束すること
解説:「コミット(commit)」は深く関与すること、責任をもって約束すること。
-
問97.「逆鱗に触れる」の意味として正しいものはどれか。
- ア.危険を冒す
- イ.目上の人を激しく怒らせる
- ウ.秘密を暴く
- エ.幸運をつかむ
正解:イ.目上の人を激しく怒らせる
解説:「逆鱗に触れる」は天子(目上の人)を激怒させること。竜の逆さの鱗に触れる故事に由来。
-
問98.「凡庸」の対義語として最も適切なものはどれか。
- ア.平凡
- イ.温厚
- ウ.卓越
- エ.勤勉
正解:ウ.卓越
解説:「凡庸」はありふれて平凡なこと。反対はとびぬけて優れた「卓越」。
-
問99.四字熟語「付和雷同」の意味として正しいものはどれか。
- ア.雷のように激しく怒ること
- イ.意見が対立すること
- ウ.多くの人が集まること
- エ.自分の考えなく他人の意見に従うこと
正解:エ.自分の考えなく他人の意見に従うこと
解説:「付和雷同」は確たる考えを持たず、軽々しく他人の説に同調すること。
-
問100.「リテラシー」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.情報などを正しく理解し活用する能力
- イ.読書の習慣
- ウ.文学的な才能
- エ.暗記する力
正解:ア.情報などを正しく理解し活用する能力
解説:「リテラシー(literacy)」は本来の読み書き能力から転じ、情報を理解・活用する能力を指す。
-
問101.「示談」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.会議で議論すること
- イ.争いを当事者間の話し合いで解決すること
- ウ.正式に訴訟を起こすこと
- エ.証拠を提示すること
正解:イ.争いを当事者間の話し合いで解決すること
解説:「示談」は争いごとを裁判によらず当事者の話し合いで解決すること。
-
問102.「うがった見方」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.表面的で浅い見方
- イ.ひねくれた疑い深い見方
- ウ.物事の本質を的確にとらえた見方
- エ.好意的な見方
正解:ウ.物事の本質を的確にとらえた見方
解説:「うがった見方」は本来、物事の本質を鋭くとらえた見方の意。「疑ってかかる見方」は誤用。
-
問103.四字熟語「曖昧模糊」の意味として正しいものはどれか。
- ア.非常に複雑なさま
- イ.互いに似ているさま
- ウ.次第に明らかになるさま
- エ.ぼんやりして明確でないさま
正解:エ.ぼんやりして明確でないさま
解説:「曖昧模糊(あいまいもこ)」は物事がぼんやりして、はっきりしないさま。
-
問104.「敷居が高い」の本来の意味として正しいものはどれか。
- ア.不義理などをして相手の家に行きにくい
- イ.格式が高くて入りにくい
- ウ.費用がかかって手が出ない
- エ.技術的に難しい
正解:ア.不義理などをして相手の家に行きにくい
解説:「敷居が高い」は本来、不義理や面目なさから訪問しづらいこと。「高級で入りにくい」は誤用。
-
問105.「ステレオタイプ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.立体的な構造
- イ.型にはまった画一的な見方
- ウ.古典的な様式
- エ.二重の意味
正解:イ.型にはまった画一的な見方
解説:「ステレオタイプ(stereotype)」は型にはまった画一的・紋切り型の見方や考え方。
-
問106.「白眉」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.年老いた人
- イ.公平な判断
- ウ.多くの中で最も優れたもの
- エ.目立たない存在
正解:ウ.多くの中で最も優れたもの
解説:「白眉(はくび)」は多数の中で最も優れた人や物。眉に白毛のあった優れた人物の故事に由来。
-
問107.四字熟語「率先垂範」の意味として正しいものはどれか。
- ア.規則を厳しく守ること
- イ.軽率に行動すること
- ウ.部下に任せること
- エ.人の先に立って手本を示すこと
正解:エ.人の先に立って手本を示すこと
解説:「率先垂範」は人の先頭に立って自ら模範を示すこと。
-
問108.「ニッチ」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.すきま・隙間市場
- イ.大衆向け
- ウ.最先端
- エ.代替手段
正解:ア.すきま・隙間市場
解説:「ニッチ(niche)」は大手が手をつけないすきま、すきま市場のこと。
-
問109.「払拭」の類義語として最も適切なものはどれか。
- ア.蓄積
- イ.一掃
- ウ.強調
- エ.保留
正解:イ.一掃
解説:「払拭」はぬぐい去ること。すっかり取り除く「一掃」が類義語。
-
問110.四字熟語「面従腹背」の意味として正しいものはどれか。
- ア.真心をもって仕えること
- イ.正面から反対すること
- ウ.表面は従うふりをして内心では背くこと
- エ.表裏なく接すること
正解:ウ.表面は従うふりをして内心では背くこと
解説:「面従腹背」は表向きは服従しながら、内心では反抗していること。
-
問111.「漸く」の読みとして正しいものはどれか。
- ア.しばらく
- イ.あまねく
- ウ.おもむろ
- エ.ようやく
正解:エ.ようやく
解説:「漸く(ようやく)」はやっと・しだいに、の意。常用外だが訓読みで「ようやく」と読む。
-
問112.「ペンディング」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.保留・先送り
- イ.決定済み
- ウ.進行中
- エ.廃止
正解:ア.保留・先送り
解説:「ペンディング(pending)」は決定を保留すること、未決のまま先送りにすること。
-
問113.「すべからく」の本来の用法として正しいものはどれか。
- ア.すべて全部、という意で使う
- イ.当然〜すべきだ、という意で使う
- ウ.おそらく〜だろう、という意で使う
- エ.ことごとく、という意で使う
正解:イ.当然〜すべきだ、という意で使う
解説:「すべからく」は「すべからく〜べし」で「当然〜すべきだ」の意。「すべて」の意は誤用。
-
問114.次の文の正誤を判断せよ。『「閑話休題」は、それまでの本題から脇道にそれた話を打ち切り、本筋に戻すときに使う言葉である。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「閑話休題(それはさておき)」は脱線した話を切り上げて本題に戻すときの語。
-
問115.次の文の正誤を判断せよ。『「役不足」とは、与えられた役目に対して本人の力量が足りないことを意味する。』
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「役不足」は力量に対して役目が軽すぎること。力量不足は「力不足」が正しい。
-
問116.次の文の正誤を判断せよ。『「他山の石」は、他人の良い言行を手本として自分も見習うべきだという意味である。』
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「他山の石」は他人のよくない言行も自分の修養の材料にできるという意。手本の意は誤用。
-
問117.次の文の正誤を判断せよ。『「立て板に水」とは、よどみなくすらすらと話す様子をたとえた言葉である。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「立て板に水」は立てかけた板に水が流れるように、流暢によく話すさま。
-
問118.次の文の正誤を判断せよ。『「枯れ木も山のにぎわい」は、つまらないものでもないよりはましだという意味で、自分側を謙遜して使える。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「枯れ木も山のにぎわい」はつまらぬものでもないよりまし。自らへりくだる場面で用いるのが本来の用法。
-
問119.次の文の正誤を判断せよ。『「情けは人のためならず」は、人に情けをかけるとその人を甘やかすので結局ためにならない、という意味である。』
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、人にかけた情けは巡り巡って自分に返ってくるという意。甘やかしの意は誤用。
-
問120.次の文の正誤を判断せよ。『「斜に構える」は、本来は身構えて真剣に物事に対処することを意味した。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「斜に構える」は本来、剣道で刀を斜めに構え身構える意。皮肉な態度をとる意は転じた用法。
-
問121.次の文の正誤を判断せよ。『四字熟語「危機一髪」は、髪の毛一本ほどのわずかな差で危険が迫る、きわどい状況を表す。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「危機一髪」は髪一本ほどの差で危険に陥りそうな、ぎりぎりの状態。「一発」と書くのは誤り。
-
問122.次の文の正誤を判断せよ。『「檄を飛ばす」は、元気のない人を励まし元気づけるという意味である。』
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「檄を飛ばす」は自分の主張を広く人々に知らせ同意を求めること。励ます意は誤用。
-
問123.次の文の正誤を判断せよ。『カタカナ語「アジェンダ」は、会議で検討すべき議題や行動計画を意味する。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「アジェンダ(agenda)」は協議すべき議題、検討課題、行動計画。
-
問124.次の文の正誤を判断せよ。『「失笑する」とは、あきれて笑いも出ないことを意味する。』
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「失笑」はこらえきれず吹き出して笑うこと。笑えないことではない。
-
問125.次の文の正誤を判断せよ。『四字熟語「言語道断」は、言葉で言い表せないほどひどく、もってのほかであることを表す。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「言語道断」は言葉で言い表せないほどひどいこと、とんでもないこと。
-
問126.次の文の正誤を判断せよ。『「故事」とは、昔から伝わるいわれのある事柄や、それに基づく言い伝えのことである。』
正解:○(正しい)
解説:正しい。「故事」は昔から伝わるいわれのある事柄。そこから生まれた句を「故事成語」という。
-
問127.送り仮名の付け方の本則に従った表記として正しいものはどれか。
- ア.短かいい
- イ.短かい
- ウ.短じかい
- エ.短い
正解:エ.短い
解説:形容詞「短い」は語幹「短」に活用語尾「い」を送る。「みじか」は語幹に含めないため「短かい」は誤り。本則どおり「短い」。
-
問128.次のうち送り仮名の付け方が正しいものはどれか。
- ア.著しい
- イ.著しるしい
- ウ.著るしい
- エ.著い
正解:ア.著しい
解説:形容詞で語幹が「し」で終わるものは「し」から送るのが本則。「著しい」「険しい」「貧しい」などが該当する。
-
問129.「あらわす」を「世に知らせる・発表する」の意で書くとき、最も適切な漢字はどれか。
- ア.現す
- イ.著す
- ウ.表す
- エ.顕す
正解:イ.著す
解説:書物を書いて世に出す意は「著す」。姿を見せるは「現す」、気持ちなどを示すは「表す」と書き分ける。
-
問130.公用文の表記として適切なものはどれか。
- ア.行なふ
- イ.行なう
- ウ.行う
- エ.行こなう
正解:ウ.行う
解説:「行う」は本則。「行なう」は許容だが、公用文では本則の「行う」に統一する。読み誤りを避けたい場合のみ許容形を用いる。
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問131.次のうち送り仮名が本則どおり正しいものはどれか。
- ア.明い
- イ.明かるい
- ウ.明あかるい
- エ.明るい
正解:エ.明るい
解説:形容詞「明るい」は活用語尾「るい」を送る。語幹は「明」で「あか」は語幹に含めないため、「明るい」が正しい。
-
問132.「つとめる」を「努力する」の意で書くとき適切な漢字はどれか。
- ア.努める
- イ.務める
- ウ.勤める
- エ.勉める
正解:ア.努める
解説:努力する・力を尽くす意は「努める」。会社などに勤務するは「勤める」、役目・任務を果たすは「務める」と書き分ける。
-
問133.「会議の議長をつとめる」の「つとめる」に適切な漢字はどれか。
- ア.努める
- イ.務める
- ウ.勤める
- エ.勉める
正解:イ.務める
解説:役目・任務を担う意は「務める」。司会・議長・主役などを担当する場合に用いる。
-
問134.「地面」の現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。
- ア.ぢめん
- イ.ぢしん
- ウ.じめん
- エ.づめん
正解:ウ.じめん
解説:「地面」は「ぢ」ではなく「じめん」と書く。「地(ち)」が連濁したものだが、現代仮名遣いでは原則「じ」を用いる。
-
問135.現代仮名遣いで「ぢ」を用いるのが正しいものはどれか。
- ア.ぢかん
- イ.ひぢ
- ウ.ぢめん
- エ.はなぢ
正解:エ.はなぢ
解説:「鼻血」は「鼻+血(ち)」の連濁で「はなぢ」。同語の連濁や同音連呼は「ぢ・づ」を用いる。「肘」は「ひじ」が正しい。
-
問136.「続く」の現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。
- ア.つづく
- イ.つずつく
- ウ.つずぐ
- エ.つずく
正解:ア.つづく
解説:「続く」は同音「つ」の連呼にあたるため「つづく」と書く。「つずく」は誤り。
-
問137.「稲妻」の現代仮名遣いとして正しい表記はどれか。
- ア.いなずま
- イ.いなづま
- ウ.いなぢま
- エ.いなずあ
正解:イ.いなづま
解説:「稲妻」は「稲(いな)+妻(つま)」の連濁で「いなづま」が本則。ただし「いなずま」も許容されている。
-
問138.現代仮名遣いで長音「おう」と書くのが正しいものはどれか。
- ア.おおきい
- イ.とおく
- ウ.おうさま
- エ.こおり
正解:ウ.おうさま
解説:「王様」はオ列長音で「おう」と書く。一方「大きい」「遠く」「氷」は歴史的仮名遣いの名残で「おお・とお・こお」と書く例外語。
-
問139.オ列長音を「おお」と書く例外語として正しいものはどれか。
- ア.放送
- イ.学校
- ウ.応用
- エ.通り
正解:エ.通り
解説:「通り」は「とおり」と書く例外語。「学校(がっこう)」「応用(おうよう)」「放送(ほうそう)」は通常どおり「おう」と書く。
-
問140.次の文のうち、助詞「は」の表記が正しいものはどれか。
- ア.わたしは学生です
- イ.わたしわ学生でわ
- ウ.わたしは学生でわ
- エ.わたしわ学生です
正解:ア.わたしは学生です
解説:助詞の「は」は発音が「ワ」でも「は」と書く。「わたしは学生です」が正しい現代仮名遣い。
-
問141.次の文のうち、助詞「へ」の表記が正しいものはどれか。
- ア.学校え行く
- イ.学校へ行く
- ウ.学校えいく
- エ.学校に行くえ
正解:イ.学校へ行く
解説:方向を示す助詞の「へ」は発音が「エ」でも「へ」と表記する。「学校へ行く」が正しい。
-
問142.公用文で漢字とかなを使い分ける際、ひらがなで書くのが適切なものはどれか。
- ア.事(=形式名詞のこと)
- イ.物(=形式名詞のもの)
- ウ.という(接続的な語)
- エ.場合
正解:ウ.という(接続的な語)
解説:「という」のような形式的・接続的な語は公用文では原則かな書き。実質的な意味をもつ「場合」などは漢字で書く。
-
問143.公用文の表記で、補助動詞をかな書きにした正しい例はどれか。
- ア.報告して頂く
- イ.報告して戴く
- ウ.報告して貰う
- エ.報告していただく
正解:エ.報告していただく
解説:補助動詞「いただく」はかな書きが原則。本動詞(食べ物をいただく等)は「頂く」と書くが、補助的用法は「報告していただく」とする。
-
問144.公用文でかな書きが適切な副詞はどれか。
- ア.且つ
- イ.再び
- ウ.既に
- エ.更に
正解:ア.且つ
解説:接続詞的に用いる「かつ」「ただし」「また」などは公用文ではかな書き。「既に」「再び」「更に」は常用漢字表に基づき漢字で書く副詞。
-
問145.誤字を含む熟語はどれか。
- ア.完璧
- イ.完壁
- ウ.完了
- エ.完成
正解:イ.完壁
解説:正しくは「完璧」。「壁(かべ)」ではなく「璧(たま)」を用いる。「完璧」は欠点なく完全なことの意。
-
問146.「センモン(ある分野)」の正しい表記はどれか。
- ア.専問
- イ.専問家
- ウ.専門
- エ.専聞
正解:ウ.専門
解説:正しくは「専門」。「問」ではなく「門」を用いる。「専門家」「専門学校」なども同様。
-
問147.同音語「ケッサイ」の使い分けが正しい表記はどれか。
- ア.委員会の決済
- イ.委員会の決栽
- ウ.委員会の決済可
- エ.委員会の決裁
正解:エ.委員会の決裁
解説:上位者が案件の可否を決めるのは「決裁」。代金の支払いは「決済」。意味で書き分ける同音異義語。
-
問148.「代金をけっさいする」の「けっさい」に適切な漢字はどれか。
- ア.決済
- イ.決裁
- ウ.決済い
- エ.結済
正解:ア.決済
解説:金銭の支払いを済ませる意は「決済」。権限者が可否を決めるのは「決裁」。文脈で正しく書き分ける。
-
問149.同音語「イギ」の使い分けが正しい表記はどれか。
- ア.意義を唱える
- イ.異議を唱える
- ウ.異義を唱える
- エ.異儀を唱える
正解:イ.異議を唱える
解説:反対の意見を述べるのは「異議を唱える」。「意義」は物事の価値・意味、「異義」は異なる意味で別語。
-
問150.「対象・対照・対称」のうち、「左右たいしょうの図形」に当てはまる漢字はどれか。
- ア.対象
- イ.対照
- ウ.対称
- エ.対症
正解:ウ.対称
解説:つり合っている・点対称や線対称の意は「対称」。働きかける相手・目標は「対象」、照らし合わせは「対照」。
-
問151.「健康をたいしょうとした調査」の「たいしょう」に適切な漢字はどれか。
- ア.対称
- イ.対照
- ウ.対症
- エ.対象
正解:エ.対象
解説:働きかけの目標・相手を表すのは「対象」。調査・研究の相手を示す場合に用いる。
-
問152.同音語「ホケン」の使い分けが正しい表記はどれか。
- ア.保険をかける(=危険に備える)
- イ.保健をかける(=危険に備える)
- ウ.保険をかける(=健康の維持)
- エ.保健所をかける
正解:ア.保険をかける(=危険に備える)
解説:事故・損害に備える制度は「保険」。健康を保つことは「保健」。「保険をかける」が正しい。
-
問153.「セイセキ」を含む正しい表記はどれか。
- ア.成積を上げる
- イ.成績を上げる
- ウ.成蹟を上げる
- エ.成積を挙げる
正解:イ.成績を上げる
解説:正しくは「成績」。「積」ではなく「績」を用いる。「業績」「功績」など「いとへん」の字。
-
問154.「ふんいき」の正しい表記はどれか。
- ア.分囲気
- イ.雰意気
- ウ.雰囲気
- エ.雰囲器
正解:ウ.雰囲気
解説:正しくは「雰囲気」。読みは「ふんいき」。「ふいんき」と読み誤って「雰意気」などと書く誤りに注意。
-
問155.句読点・符号の使い方として適切なものはどれか。
- ア.引用や会話には主に〈〉を用いる
- イ.引用や会話には主に()を用いる
- ウ.引用や会話には主に【】を用いる
- エ.引用や会話には主に「 」(かぎ括弧)を用いる
正解:エ.引用や会話には主に「 」(かぎ括弧)を用いる
解説:会話や引用、語句の強調には「 」(かぎ括弧)を用いるのが基本。()は補足説明に用いる。
-
問156.公用文における読点(、)の使い方として適切なものはどれか。
- ア.文の主語の後や、意味の切れ目に打つ
- イ.一文に必ず三つ以上打つ
- ウ.数字の三桁ごとには打たない
- エ.読点は使わず句点だけを使う
正解:ア.文の主語の後や、意味の切れ目に打つ
解説:読点は文の意味の切れ目や主語の後、並列する語の間などに打ち、読みやすさと誤読防止のために用いる。
-
問157.中黒(・)の使い方として適切なものはどれか。
- ア.文の終わりに打つ
- イ.語句を並列するときや外来語の区切りに用いる
- ウ.数値の小数点として用いる
- エ.疑問を表すために用いる
正解:イ.語句を並列するときや外来語の区切りに用いる
解説:中黒(・)は語句の並列や外来語・人名の区切りなどに用いる。文末には句点(。)を用いる。
-
問158.「しあわせ」の送り仮名として正しい表記はどれか。
- ア.幸わせ
- イ.幸あわせ
- ウ.幸せ
- エ.幸わせい
正解:ウ.幸せ
解説:「幸せ」は「せ」だけを送る。「幸い(さいわい)」とは送り方が異なるので注意。
-
問159.送り仮名が正しいものはどれか。
- ア.幸いわい
- イ.幸わい
- ウ.幸さいわい
- エ.幸い
正解:エ.幸い
解説:「幸い(さいわい)」は「い」だけを送る。「幸せ(しあわせ)」とは読みも送り方も異なる。
-
問160.送り仮名が本則どおり正しいものはどれか。
- ア.確かめる
- イ.確める
- ウ.確しかめる
- エ.確かめるる
正解:ア.確かめる
解説:「確かめる」は形容詞「確かだ」を含む語で、もとの語の送り方に合わせ「確かめる」と送る。
-
問161.「ことわる」の送り仮名として正しい表記はどれか。
- ア.断わる
- イ.断る
- ウ.断ことわる
- エ.断わるる
正解:イ.断る
解説:「断る」は本則。「断わる」は許容形だが、公用文や一般には本則の「断る」を用いる。
-
問162.名詞の送り仮名として正しいものはどれか。
- ア.話し(=ストーリーの意の名詞)
- イ.話さ
- ウ.話(=ストーリーの意の名詞)
- エ.話しし
正解:ウ.話(=ストーリーの意の名詞)
解説:名詞の「話」は送り仮名を付けない。動詞連用形が名詞化した「話し合い」などでは「話し」と送る場合がある。
-
問163.送り仮名が正しい複合語はどれか。
- ア.申込み(書類上の表記として許容される形)
- イ.もうしこみ
- ウ.申しこみ
- エ.申し込み
正解:エ.申し込み
解説:複合動詞「申し込む」の名詞形は「申し込み」が本則。慣用が固定した「申込書」などでは送り仮名を省く許容もある。
-
問164.「気持ちをあらわす」の「あらわす」に適切な漢字はどれか。
- ア.表す
- イ.現す
- ウ.著す
- エ.顕す
正解:ア.表す
解説:考えや感情を言葉や態度で示すのは「表す」。隠れていた姿が出るのは「現す」、書物を書くのは「著す」。
-
問165.「太陽が姿をあらわす」の「あらわす」に適切な漢字はどれか。
- ア.表す
- イ.現す
- ウ.著す
- エ.顕す
正解:イ.現す
解説:隠れていたものが見える状態になるのは「現す」。感情を示すは「表す」と書き分ける。
-
問166.「会社につとめる」の「つとめる」に適切な漢字はどれか。
- ア.努める
- イ.務める
- ウ.勤める
- エ.勉める
正解:ウ.勤める
解説:勤務する・職に就く意は「勤める」。努力するは「努める」、任務を果たすは「務める」。
-
問167.「経費をおさえる」の「おさえる」に適切な漢字はどれか。
- ア.押さえる
- イ.治える
- ウ.収える
- エ.抑える
正解:エ.抑える
解説:数量や程度を低くとどめる意は「抑える」。物を動かないようにするのは「押さえる」と書き分ける。
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問168.「要点をおさえる」の「おさえる」に適切な漢字はどれか。
- ア.押さえる
- イ.抑える
- ウ.収さえる
- エ.納さえる
正解:ア.押さえる
解説:確実につかむ・確保する意は「押さえる」。程度を低くとどめるのは「抑える」。
-
問169.「税金をおさめる」の「おさめる」に適切な漢字はどれか。
- ア.治める
- イ.納める
- ウ.修める
- エ.収める
正解:イ.納める
解説:金品を渡すべき所へ渡す意は「納める」。国を治めるは「治める」、学問を身につけるは「修める」、手に入れるは「収める」。
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問170.「学問をおさめる」の「おさめる」に適切な漢字はどれか。
- ア.納める
- イ.収める
- ウ.修める
- エ.治める
正解:ウ.修める
解説:学問・技芸を身につける意は「修める」。「学問を修める」「身を修める」のように用いる。
-
問171.公用文で算用数字を用いるのが適切なものはどれか。
- ア.一石二鳥(慣用句)
- イ.三日(具体的な日数)
- ウ.二、三日(おおよその数)
- エ.数量や順序を表す数
正解:エ.数量や順序を表す数
解説:公用文では数量・順序など変わりうる数は算用数字(1、2…)を用いる。慣用句や概数は漢数字を用いる。
-
問172.公用文で漢数字を用いるのが適切なものはどれか。
- ア.四捨五入という語
- イ.5月の月名
- ウ.第3号の文書番号
- エ.100人の人数
正解:ア.四捨五入という語
解説:「四捨五入」「一律」など熟語・慣用句に含まれる数は漢数字を用いる。数量・番号などは算用数字。
-
問173.「子供」を公用文の表記方針に合わせて書く場合、近年用いられる表記はどれか。
- ア.コドモ
- イ.子ども(交ぜ書きを避け『子供』も可)
- ウ.子共
- エ.児供
正解:イ.子ども(交ぜ書きを避け『子供』も可)
解説:従来「子ども」も用いられたが、「供」は常用漢字で当て字でないため、現在は「子供」と漢字書きしてよいとされる。
-
問174.公用文で用いる符号として、二つの語を結ぶ「から〜まで」を表すのに適切なものはどれか。
- ア.中黒(・)
- イ.句点(。)
- ウ.波形(〜)
- エ.感嘆符(!)
正解:ウ.波形(〜)
解説:範囲を示す「〜」(波形)は「東京〜大阪」のように区間・範囲を表す。公用文では多用を避け必要に応じて用いる。
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問175.形容詞「短い」は本則どおり「短かい」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「短い」と書く。語幹「短」に活用語尾「い」を送るのが本則で、「短かい」は誤った送り仮名。
-
問176.助詞の「は」は、発音が「ワ」であっても「は」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「わたしは」「これは」など助詞の「は」は発音にかかわらず「は」と表記するのが現代仮名遣いの原則。
-
問177.「地面」は現代仮名遣いで「ぢめん」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「じめん」と書く。連濁であっても現代仮名遣いでは原則「じ」を用い、「ぢ」は同音連呼や複合語の特定例に限る。
-
問178.「鼻血」は現代仮名遣いで「はなぢ」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「鼻+血(ち)」の連濁で、もとの語の濁音化であるため「はなぢ」と書く。
-
問179.「決裁」は代金の支払いを済ませることを表す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、支払いを済ませるのは「決済」。「決裁」は権限者が案件の可否を決めることをいう。
-
問180.公用文では、補助動詞の「いただく」はかな書きにするのが原則である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「ご報告していただく」のような補助動詞はかな書き。本動詞(物をいただく)は「頂く」と書く。
-
問181.「完璧」の「璧」は、かべを意味する「壁」と書いてもよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「完璧」と書き、「璧(たま)」を用いる。「壁(かべ)」は別字で「完壁」は誤記。
-
問182.「行う」は送り仮名の本則であり、公用文ではこの形に統一する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「行う」が本則、「行なう」は許容。公用文では本則の「行う」に統一して用いる。
-
問183.「異議を唱える」は、反対の意見を述べることを表す正しい表記である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。反対意見を述べるのは「異議を唱える」。価値・意味は「意義」で別語。
-
問184.方向を示す助詞の「へ」は、発音が「エ」なので「え」と書く。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、助詞の「へ」は発音が「エ」でも「へ」と書く。「学校へ行く」が正しい表記。
-
問185.「成績」の「績」を「積」と書いても正しい表記である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「成績」と「いとへん」の「績」を用いる。「成積」は誤記。
-
問186.公用文では、数量や順序など変わりうる数には算用数字を用いるのが原則である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。変わりうる数量・順序は算用数字、慣用句や概数(四捨五入・二、三日など)は漢数字を用いる。
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問187.「学問をおさめる」の「おさめる」は「納める」と書くのが正しい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、学問・技芸を身につける意は「修める」。「納める」は金品を渡す意で文脈が異なる。
-
問188.会話や引用には、原則としてかぎ括弧「 」を用いる。
正解:○(正しい)
解説:正しい。会話・引用・語句の強調には「 」を用い、補足説明には()を用いるのが基本。
-
問189.「彼の提案はにわかに信じがたい」の「にわかに」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.完全に
- イ.以前から
- ウ.すぐには/たやすく
- エ.明らかに
正解:ウ.すぐには/たやすく
解説:「にわかに」は「急に」のほか「すぐには・たやすく」の意で、打消しを伴うと「すぐには〜できない」を表す。「にわかに信じがたい」は「すぐには信じられない」の意。
-
問190.「枚挙にいとまがない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.数えるのに時間がかかる
- イ.例外がまったくない
- ウ.記録に残っていない
- エ.数えあげるときりがないほど多い
正解:エ.数えあげるときりがないほど多い
解説:「いとま」は暇・余裕、「枚挙」は一つ一つ数えあげること。数えあげる余裕がないほど数が多いことをいう。
-
問191.「その案にはとうてい賛成できない」の「とうてい」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.どうやっても(〜ない)
- イ.かろうじて
- ウ.おそらく
- エ.当然ながら
正解:ア.どうやっても(〜ない)
解説:「とうてい」は打消しを伴い「どうやっても〜できない」という強い否定を表す副詞。
-
問192.「彼女はおもむろに立ち上がった」の「おもむろに」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.突然に
- イ.ゆっくりと落ち着いて
- ウ.勢いよく
- エ.しぶしぶ
正解:イ.ゆっくりと落ち着いて
解説:「おもむろに」は「ゆっくりと・落ち着いて」動作するさま。「急に」の意で使うのは誤用。
-
問193.「会議は紛糾した」の「紛糾」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.早めに終わること
- イ.円滑に進むこと
- ウ.意見が対立して混乱すること
- エ.延期されること
正解:ウ.意見が対立して混乱すること
解説:「紛糾」は物事がもつれ乱れること。会議や交渉で意見が対立してまとまらない状態をいう。
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問194.「彼の言動には一貫性がある」の「一貫」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.ときどき変わること
- イ.一度きりであること
- ウ.他人に従うこと
- エ.始めから終わりまで筋が通っていること
正解:エ.始めから終わりまで筋が通っていること
解説:「一貫」は一つの方針・態度が始めから終わりまで貫かれていること。
-
問195.「示唆に富む発言」の「示唆」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.それとなく気づかせ教えること
- イ.直接的に説明すること
- ウ.強く命令すること
- エ.厳しく批判すること
正解:ア.それとなく気づかせ教えること
解説:「示唆」はそれとなく物事を指し示してヒントを与えること。「示唆に富む」は気づきを多く与えてくれること。
-
問196.「努力が奏功した」の「奏功」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.失敗に終わること
- イ.うまくいって効果が現れること
- ウ.始まること
- エ.評価されること
正解:イ.うまくいって効果が現れること
解説:「奏功(奏効)」は事が成功して目的どおりの効果をあげること。
-
問197.「彼はその分野に造詣が深い」の「造詣」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.経験年数
- イ.興味
- ウ.学問や芸術についての深い知識・理解
- エ.人脈
正解:ウ.学問や芸術についての深い知識・理解
解説:「造詣(ぞうけい)」は学問・技芸などについての深い知識や理解。
-
問198.「両者の意見は相容れない」の「相容れない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.よく似ている
- イ.判断がつかない
- ウ.協力し合う
- エ.互いに受け入れられず両立しない
正解:エ.互いに受け入れられず両立しない
解説:「相容れない」は二つの立場や考えが互いに受け入れられず、両立しないこと。
-
問199.「その説明は理にかなっている」の「理にかなう」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.道理・筋道に合っている
- イ.常識から外れている
- ウ.感情に訴える
- エ.複雑である
正解:ア.道理・筋道に合っている
解説:「理にかなう」は物事の道理や筋道に合致していること。
-
問200.「彼の説明は要領を得ない」の「要領を得ない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.手際がよい
- イ.要点がはっきりせずわかりにくい
- ウ.簡潔である
- エ.結論が早い
正解:イ.要点がはっきりせずわかりにくい
解説:「要領を得ない」は話の要点がはっきりせず、何を言いたいのか掴みにくいこと。
-
問201.「事態を憂慮する」の「憂慮」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.無視すること
- イ.楽観すること
- ウ.心配して気をもむこと
- エ.検討すること
正解:ウ.心配して気をもむこと
解説:「憂慮」は事の成り行きを心配し、不安に思うこと。
-
問202.「彼は社内で重きをなしている」の「重きをなす」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.負担になっている
- イ.責任を負っている
- ウ.目立たない
- エ.重要な位置を占め重んじられている
正解:エ.重要な位置を占め重んじられている
解説:「重きをなす」はある分野や組織で重要視され、影響力をもつこと。
-
問203.「彼の態度は二転三転した」の「二転三転」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.何度も変わって定まらないこと
- イ.次第に悪化すること
- ウ.少しずつ進歩すること
- エ.急に決まること
正解:ア.何度も変わって定まらないこと
解説:「二転三転」は方針や内容が何度も変わって一定しないこと。
-
問204.「先方の意向を打診する」の「打診」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.強く要求すること
- イ.相手の考えをそれとなく探ること
- ウ.検査すること
- エ.正式に通知すること
正解:イ.相手の考えをそれとなく探ること
解説:「打診」は本来は胸や背を軽くたたいて診察すること。転じて相手の意向を前もってそれとなく確かめること。
-
問205.「彼はその役職に固執した」の「固執」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.謙遜すること
- イ.あっさり手放すこと
- ウ.自分の意見・態度を頑なに守って譲らないこと
- エ.気にしないこと
正解:ウ.自分の意見・態度を頑なに守って譲らないこと
解説:「固執(こしつ/こしゅう)」は自分の考えや立場に強くこだわり、変えようとしないこと。
-
問206.「問題の本質を看破する」の「看破」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.見逃すこと
- イ.公表すること
- ウ.破壊すること
- エ.隠れた真相を見抜くこと
正解:エ.隠れた真相を見抜くこと
解説:「看破」は物事の真相や本質を見抜くこと。
-
問207.「彼の話は核心を突いていた」の「核心」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.物事の中心となる最も大事な点
- イ.始まりの部分
- ウ.表面的な部分
- エ.結論
正解:ア.物事の中心となる最も大事な点
解説:「核心」は物事の中心にある最も重要な部分。「核心を突く」は要点を的確に指摘すること。
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問208.「彼女の説明はずいぶん回りくどい」の「回りくどい」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.非常に丁寧なさま
- イ.遠回しで要点に直接触れないさま
- ウ.具体的でないさま
- エ.早口なさま
正解:イ.遠回しで要点に直接触れないさま
解説:「回りくどい」は表現や説明が直接的でなく遠回しで、わかりにくいさま。
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問209.「彼はその提案を一蹴した」の「一蹴」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.賛同すること
- イ.検討すること
- ウ.問題にせず退けること
- エ.保留すること
正解:ウ.問題にせず退けること
解説:「一蹴」は相手の要求や意見を、まともに取り合わずにはねつけること。
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問210.「両国の関係は険悪になった」の「険悪」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.安定した状態
- イ.曖昧な状態
- ウ.親密な状態
- エ.仲が悪く危うい状態
正解:エ.仲が悪く危うい状態
解説:「険悪」は人間関係や情勢などがとげとげしく、悪化して危険なさま。
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問211.「その案は時期尚早だ」の「時期尚早」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.まだそれを行うには早すぎること
- イ.手遅れであること
- ウ.ちょうどよい時期であること
- エ.急ぐ必要があること
正解:ア.まだそれを行うには早すぎること
解説:「時期尚早(じきしょうそう)」はあることを実行するにはまだ早すぎること。
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問212.「彼は責任を転嫁した」の「転嫁」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.責任を引き受けること
- イ.自分の責任を他人になすりつけること
- ウ.責任を回避して逃げること
- エ.責任を分担すること
正解:イ.自分の責任を他人になすりつけること
解説:「転嫁」は本来は再婚の意。転じて自分の罪や責任を他人になすりつけることをいう。
-
問213.「会の運営は彼に一任された」の「一任」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.共同で行うこと
- イ.一時的に任せること
- ウ.すべてをまかせること
- エ.拒否すること
正解:ウ.すべてをまかせること
解説:「一任」は処理・判断のすべてをある人に任せきること。
-
問214.「彼の功績のなかでも特筆すべき成果がある」の「特筆」の意味はどれか。
- ア.批判して書くこと
- イ.秘密にすること
- ウ.簡単に触れること
- エ.とりわけ取り上げて書き記すこと
正解:エ.とりわけ取り上げて書き記すこと
解説:「特筆」は他と区別して特に取り立てて書き記すこと。「特筆すべき」はとりわけ目立って優れていること。
-
問215.「彼の発言は物議を醸した」の「物議を醸す」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.世間の議論や批判を引き起こすこと
- イ.賛同を得ること
- ウ.議論を打ち切ること
- エ.話題にならないこと
正解:ア.世間の議論や批判を引き起こすこと
解説:「物議を醸す」は世間の人々の議論、特に非難や批判を引き起こすこと。
-
問216.「彼はその提案に難色を示した」の「難色を示す」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.快く承諾すること
- イ.賛成しかねる態度を見せること
- ウ.強く反対して怒ること
- エ.無関心を装うこと
正解:イ.賛成しかねる態度を見せること
解説:「難色を示す」は賛成・承諾しにくいという否定的な態度を表すこと。
-
問217.「彼は世事に疎い」の「疎い」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.関心が高い
- イ.非常に詳しい
- ウ.よく知らず詳しくない
- エ.距離が近い
正解:ウ.よく知らず詳しくない
解説:「疎(うと)い」はある事柄に通じておらず、詳しくないこと。「世事に疎い」は世間の事情に通じていないこと。
-
問218.「彼の主張は牽強付会だ」の「牽強付会」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.筋道立てて説明すること
- イ.証拠を示すこと
- ウ.他人の説に従うこと
- エ.都合のよいように無理にこじつけること
正解:エ.都合のよいように無理にこじつけること
解説:「牽強付会(けんきょうふかい)」は道理に合わないことを自分に都合よく無理にこじつけること。
-
問219.「彼の言葉に含蓄を感じる」の「含蓄」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.表面に表れない深い意味や味わい
- イ.強い感情
- ウ.明確な指示
- エ.誇張
正解:ア.表面に表れない深い意味や味わい
解説:「含蓄」は言葉や文章の中に込められた、表面に現れない深い意味・内容。
-
問220.「彼は寡黙な人だ」の「寡黙」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.おしゃべりなこと
- イ.口数が少ないこと
- ウ.気が短いこと
- エ.無愛想なこと
正解:イ.口数が少ないこと
解説:「寡黙」は口数が少なく、あまりしゃべらないさま。「寡」は少ないの意。
-
問221.「彼の意見に異論を唱える」の「異論」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.持論
- イ.正論
- ウ.他と異なる意見・反対意見
- エ.結論
正解:ウ.他と異なる意見・反対意見
解説:「異論」はある意見に対して異なる立場からの意見、反対の意見。
-
問222.「彼はその仕事を懇切丁寧に教えた」の「懇切」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.手早いこと
- イ.厳格なこと
- ウ.簡単なこと
- エ.細やかで親切なこと
正解:エ.細やかで親切なこと
解説:「懇切」は心がこもっていて、細かいところまで行き届いて親切なこと。
-
問223.「彼の態度は慇懃無礼だ」の「慇懃無礼」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.表面は丁寧だが内心は見下していること
- イ.素直で礼儀正しいこと
- ウ.終始無礼なこと
- エ.遠慮がちなこと
正解:ア.表面は丁寧だが内心は見下していること
解説:「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」は言葉や態度は丁寧でありながら、実は相手を軽んじていること。
-
問224.「両案の優劣は判然としない」の「判然」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.おおよそ察せられるさま
- イ.はっきりとわかるさま
- ウ.変化するさま
- エ.複雑なさま
正解:イ.はっきりとわかるさま
解説:「判然」は物事がはっきりと明らかなさま。「判然としない」ははっきりしないこと。
-
問225.「彼は理路整然と話した」の「理路整然」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.とりとめがないさま
- イ.感情的に話すさま
- ウ.話の筋道がきちんと整っているさま
- エ.早口なさま
正解:ウ.話の筋道がきちんと整っているさま
解説:「理路整然」は物事の道理や話の筋道がきちんと整っていて、矛盾がないさま。
-
問226.「彼は失敗をものともしなかった」の「ものともしない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.深く反省する
- イ.他人のせいにする
- ウ.ひどく落ち込む
- エ.問題にせず気にかけない
正解:エ.問題にせず気にかけない
解説:「ものともしない」は困難や障害を恐れず、問題にしないこと。
-
問227.「会社の業績が好転した」の「好転」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.事態がよい方向に変わること
- イ.変化しないこと
- ウ.急に悪化すること
- エ.一時的に止まること
正解:ア.事態がよい方向に変わること
解説:「好転」は物事が望ましい方向へ変化すること。対義語は「悪化」。
-
問228.「彼の説明は冗長だ」の「冗長」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.簡潔なこと
- イ.むだに長くてくどいこと
- ウ.早口なこと
- エ.わかりやすいこと
正解:イ.むだに長くてくどいこと
解説:「冗長」は文章や話に無駄が多くだらだらと長いこと。対義語は「簡潔」。
-
問229.「彼の行動には一抹の不安がある」の「一抹」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.明確な
- イ.非常に大きな
- ウ.ほんのわずか
- エ.次第に増す
正解:ウ.ほんのわずか
解説:「一抹」は絵筆でひとはけ塗る意から、ほんのわずか・かすかにの意。「一抹の不安」はわずかな不安。
-
問230.「彼は当意即妙の受け答えをした」の「当意即妙」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.ゆっくり考えて答えること
- イ.場違いなこと
- ウ.あらかじめ準備していたこと
- エ.その場に応じてすばやく機転をきかせること
正解:エ.その場に応じてすばやく機転をきかせること
解説:「当意即妙」はその場の状況に応じてとっさに機転をきかせ、巧みに対応すること。
-
問231.「彼の提案は的を射ている」の「的を射る」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.要点を正確にとらえている
- イ.運がよい
- ウ.見当はずれである
- エ.攻撃的である
正解:ア.要点を正確にとらえている
解説:「的を射る」は要点を的確についていること。「的を得る」は本来は誤用とされてきた。
-
問232.「彼の言い分は腑に落ちない」の「腑に落ちない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.よく理解できる
- イ.納得がいかない
- ウ.気に入らない
- エ.忘れられない
正解:イ.納得がいかない
解説:「腑に落ちない」は説明などが納得できないこと。「腑」ははらわた、転じて心の意。
-
問233.「景気の先行きは予断を許さない」の「予断を許さない」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.すでに結論が出ている
- イ.明るい見通しである
- ウ.前もってどうなるか判断できない
- エ.議論の余地がない
正解:ウ.前もってどうなるか判断できない
解説:「予断を許さない」は事態がどうなるか前もって判断できず、油断できないこと。
-
問234.「彼は卓越した技術をもつ」の「卓越」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.平均的であること
- イ.古くからあること
- ウ.独特であること
- エ.他より群を抜いて優れていること
正解:エ.他より群を抜いて優れていること
解説:「卓越」は他のものより一段とすぐれて抜きん出ていること。
-
問235.「彼の話には誇張が多い」の「誇張」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.実際以上に大げさに表現すること
- イ.正確に伝えること
- ウ.控えめに言うこと
- エ.省略すること
正解:ア.実際以上に大げさに表現すること
解説:「誇張」は物事を実際よりも大げさに表現すること。
-
問236.「彼は寛容な態度で接した」の「寛容」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.厳しく咎めること
- イ.心が広く他人の過ちを受け入れること
- ウ.用心深いこと
- エ.無関心であること
正解:イ.心が広く他人の過ちを受け入れること
解説:「寛容」は心が広く、他人の言動を受け入れたり過ちを大目に見たりすること。
-
問237.「その指摘はいささか牽強付会の感もある」の「いささか」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.ますます
- イ.まったく
- ウ.少々・やや
- エ.かなり多く
正解:ウ.少々・やや
解説:「いささか」は「少し・わずか」の意。打消しを伴うと「少しも〜ない」となるが、ここでは「少々その感がある」の意。
-
問238.「彼は世間の風潮に迎合した」の「迎合」の意味として最も適切なものはどれか。
- ア.強く反発すること
- イ.批判すること
- ウ.無視すること
- エ.気に入られようと相手に調子を合わせること
正解:エ.気に入られようと相手に調子を合わせること
解説:「迎合」は自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること。
-
問239.「にわかに」は「ゆっくりと時間をかけて」という意味である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「にわかに」は「急に・突然」、また打消しを伴って「すぐには(〜ない)」の意。「ゆっくり」の意はない。
-
問240.「おもむろに」は「ゆっくりと落ち着いて行動するさま」を表す。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「おもむろに」は「ゆっくりと・落ち着いて」の意。「急に」の意で使うのは誤用とされる。
-
問241.「払拭」とは、好ましくないものをすっかり取り除くことをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「払拭(ふっしょく)」は払い拭う意で、不安・疑念・悪いイメージなどをすっかり取り除くこと。
-
問242.「憮然」とは、得意げに笑うさまを表す言葉である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「憮然」は失望・落胆して、また意外なことに驚いてどうすることもできずにいるさま。「得意げ」の意ではない。
-
問243.「忸怩たる思い」とは、自分の行いを深く恥じ入る気持ちをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「忸怩(じくじ)」は深く恥じ入るさま。「忸怩たる思い」は自分の言動を恥ずかしく思う気持ち。「悔しい」の意で使うのは誤り。
-
問244.「逡巡」とは、決断できずにためらうことを意味する。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「逡巡(しゅんじゅん)」はぐずぐずとためらって、なかなか行動に移せないこと。
-
問245.「斟酌」とは、相手の事情や心情をくみとって手加減・配慮することをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「斟酌(しんしゃく)」は相手の事情や気持ちをくみとって、あれこれ手加減・配慮すること。
-
問246.「鼻白む」とは、相手をうらやましく思って嫉妬することをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「鼻白む」は気おくれした様子を見せること、また興ざめした表情になること。嫉妬の意はない。
-
問247.「相好を崩す」とは、顔をしかめて不機嫌になることをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「相好(そうごう)を崩す」は表情をゆるめてにこにこと笑うこと。不機嫌の意ではない。
-
問248.「珠玉」とは、美しくすぐれたもの、特に詩文などをほめていう語である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「珠玉」は真珠と宝石の意から、美しいもの・りっぱなもののたとえ。「珠玉の名作」のように使う。
-
問249.「したり顔」とは、得意そうな顔つきのことをいう。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「したり顔」はうまくやったと得意になっている顔つき。「したり」は「うまくやった」の意。
-
問250.「迅速」とは、物事の進みや行動が非常に遅いことをいう。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「迅速」は物事の進みや行動が非常にはやいこと。「遅い」は逆の意味。
-
問251.次の傍線部「示唆」の読みとして正しいものはどれか。「彼の発言は問題の核心を示唆している。」
- ア.しさ
- イ.じさ
- ウ.しさく
- エ.じさく
正解:ア.しさ
解説:「示唆」は「しさ」と読む。それとなく示し気づかせること。慣用的に「じさ」と読む人もいるが、正式な読みは「しさ」。
-
問252.次の傍線部「割愛」の読みとして正しいものはどれか。「紙幅の都合で詳細は割愛する。」
- ア.わりあい
- イ.かつあい
- ウ.かつい
- エ.わりあて
正解:イ.かつあい
解説:「割愛(かつあい)」は惜しいと思うものを思い切って省くこと。単に「不要だから省く」意味ではない点に注意。
-
問253.次の傍線部「進捗」の読みとして正しいものはどれか。「工事の進捗を確認する。」
- ア.しんぽ
- イ.しんしょう
- ウ.しんちょく
- エ.しんてい
正解:ウ.しんちょく
解説:「進捗(しんちょく)」は物事がはかどり進むこと。「捗」は2010年の常用漢字表改定で追加された字。
-
問254.次の傍線部「逐次」の読みとして正しいものはどれか。「資料を逐次更新する。」
- ア.じくじ
- イ.ついじ
- ウ.すいじ
- エ.ちくじ
正解:エ.ちくじ
解説:「逐次(ちくじ)」は順を追って次々に行うさま。「逐」を「つい」と読むのは誤り。
-
問255.次の傍線部「相殺」の読みとして正しいものはどれか。「損益を相殺する。」
- ア.そうさい
- イ.そうさつ
- ウ.あいさつ
- エ.そうせつ
正解:ア.そうさい
解説:「相殺(そうさい)」は差し引いて互いに消し合うこと。この「殺」は「減らす」の意で「さい」と読む。
-
問256.次の傍線部「凡例」の読みとして正しいものはどれか。「辞書の凡例を確認する。」
- ア.ぼんれい
- イ.はんれい
- ウ.ぼんれつ
- エ.はんれつ
正解:イ.はんれい
解説:「凡例(はんれい)」は書物の最初に編集方針や使い方を示した部分。「ぼんれい」は誤り。
-
問257.次の傍線部「一蹴」の読みとして正しいものはどれか。「提案を一蹴する。」
- ア.いちしゅう
- イ.いっしゅく
- ウ.いっしゅう
- エ.いっそく
正解:ウ.いっしゅう
解説:「一蹴(いっしゅう)」は問題にせず退けること、たやすく負かすこと。「蹴」は「ける」の意。
-
問258.次の傍線部「踏襲」の読みとして正しいものはどれか。「前例を踏襲する。」
- ア.ふみしゅう
- イ.ふしゅう
- ウ.とうしゅ
- エ.とうしゅう
正解:エ.とうしゅう
解説:「踏襲(とうしゅう)」は前のやり方をそのまま受け継ぐこと。「ふしゅう」は誤読。
-
問259.次の傍線部「漸減」の読みとして正しいものはどれか。「需要が漸減している。」
- ア.ぜんげん
- イ.せんげん
- ウ.ざんげん
- エ.ぜんけん
正解:ア.ぜんげん
解説:「漸減(ぜんげん)」は次第に減ること。対義語は「漸増(ぜんぞう)」。「漸」を「ざん」と読まない。
-
問260.次の傍線部「敷衍」の読みとして正しいものはどれか。「論旨を敷衍して説明する。」
- ア.ふえい
- イ.ふえん
- ウ.ふくえん
- エ.しきえん
正解:イ.ふえん
解説:「敷衍(ふえん)」は意味をおし広げて詳しく説明すること。「衍」は常用外で書き取りは難しいが読みは頻出。
-
問261.次の傍線部「逝去」の読みとして正しいものはどれか。「会長が逝去された。」
- ア.しっきょ
- イ.ゆきさり
- ウ.せいきょ
- エ.せいこ
正解:ウ.せいきょ
解説:「逝去(せいきょ)」は他人の死を敬っていう語。身内の死には用いない点に注意。
-
問262.次の傍線部「破綻」の読みとして正しいものはどれか。「経営が破綻する。」
- ア.はじょう
- イ.はだん
- ウ.はてい
- エ.はたん
正解:エ.はたん
解説:「破綻(はたん)」は物事が成り立たなくなること。「綻」は「ほころびる」の意で「たん」と読む。
-
問263.次の傍線部「払拭」の読みとして正しいものはどれか。「不信感を払拭する。」
- ア.ふっしょく
- イ.ふっしき
- ウ.はらいぬぐい
- エ.ばっしょく
正解:ア.ふっしょく
解説:「払拭(ふっしょく)」はぬぐい去ること、すっかり取り除くこと。「拭」は「ぬぐう」の意。
-
問264.次の傍線部「進物」の読みとして正しいものはどれか。「お中元の進物を選ぶ。」
- ア.しんぶつ
- イ.しんもつ
- ウ.しんもの
- エ.すすみもの
正解:イ.しんもつ
解説:「進物(しんもつ)」は人に贈る品物。「物」を「もつ」と読む熟語(供物・禁物など)に注意。
-
問265.次の傍線部「出納」の読みとして正しいものはどれか。「現金の出納を記録する。」
- ア.しゅつのう
- イ.しゅっとう
- ウ.すいとう
- エ.でのう
正解:ウ.すいとう
解説:「出納(すいとう)」は金品の出し入れ。「出」を「すい」と読む特殊な音。「しゅつのう」は誤り。
-
問266.次の傍線部「定石」の読みとして正しいものはどれか。「定石どおりに対処する。」
- ア.ていせき
- イ.ていいし
- ウ.じょうこく
- エ.じょうせき
正解:エ.じょうせき
解説:「定石(じょうせき)」は囲碁の決まった打ち方、転じて最善とされる方法。将棋では「定跡」と書く。
-
問267.次の傍線部「境内」の読みとして正しいものはどれか。「神社の境内を歩く。」
- ア.けいだい
- イ.けいない
- ウ.さかいうち
- エ.きょうない
正解:ア.けいだい
解説:「境内(けいだい)」は社寺の敷地内。「きょうない」とは読まない慣用的な読み。
-
問268.次の傍線部「会得」の読みとして正しいものはどれか。「技術を会得する。」
- ア.かいとく
- イ.えとく
- ウ.かいえ
- エ.えどく
正解:イ.えとく
解説:「会得(えとく)」は理解して自分のものにすること。「会」を「え」と読む(会釈・会津など)。
-
問269.次の傍線部「遵守」の読みとして正しいものはどれか。「規則を遵守する。」
- ア.そんしゅ
- イ.じゅんじゅ
- ウ.じゅんしゅ
- エ.ずんしゅ
正解:ウ.じゅんしゅ
解説:「遵守(じゅんしゅ)」は規則などに従い守ること。「順守」とも書く。「そんしゅ」は誤り。
-
問270.次の傍線部「斡旋」の読みとして正しいものはどれか。「就職を斡旋する。」
- ア.かんせん
- イ.あつせん
- ウ.わっせん
- エ.あっせん
正解:エ.あっせん
解説:「斡旋(あっせん)」は間に立って世話をすること。「斡」は常用外だが読みは頻出。
-
問271.次の傍線部「招請」の読みとして正しいものはどれか。「専門家を招請する。」
- ア.しょうせい
- イ.まねきこい
- ウ.しょうじょう
- エ.しょうしん
正解:ア.しょうせい
解説:「招請(しょうせい)」は招き迎えること。「請」を「せい」と読む(請求・要請など)。
-
問272.次の傍線部「逓減」の読みとして正しいものはどれか。「税率が逓減する。」
- ア.とうげん
- イ.ていげん
- ウ.りょうげん
- エ.たいげん
正解:イ.ていげん
解説:「逓減(ていげん)」は次第に減ること。対義語は「逓増(ていぞう)」。経済・税務でよく使う語。
-
問273.次の傍線部「忖度」の読みとして正しいものはどれか。「相手の意向を忖度する。」
- ア.すんど
- イ.そんど
- ウ.そんたく
- エ.すんたく
正解:ウ.そんたく
解説:「忖度(そんたく)」は他人の心中をおしはかること。「忖」も「度」も「はかる」の意。
-
問274.次の傍線部「進駐」の読みとして正しいものはどれか。「軍が進駐する。」
- ア.しんとう
- イ.しんじゅう
- ウ.しんりゅう
- エ.しんちゅう
正解:エ.しんちゅう
解説:「進駐(しんちゅう)」は軍隊が他国の領域に進み入りとどまること。「駐」は「とどまる」の意。
-
問275.次の傍線部「定款」の読みとして正しいものはどれか。「会社の定款を変更する。」
- ア.ていかん
- イ.じょうかん
- ウ.ていきん
- エ.ていけつ
正解:ア.ていかん
解説:「定款(ていかん)」は会社・法人の根本規則を定めた文書。「款」は条項の意。
-
問276.次の傍線部「貼付」の読みとして、本則(本来の読み)に当たるものはどれか。「書類に写真を貼付する。」
- ア.はりつけ
- イ.ちょうふ
- ウ.ねんぷ
- エ.せんぷ
正解:イ.ちょうふ
解説:「貼付」の本来の読みは「ちょうふ」。慣用読みとして「てんぷ」も広く使われる。
-
問277.同音異義語の使い分けで、「条件などに最もよく当てはまること」を表すのはどれか。
- ア.概当
- イ.外当
- ウ.該当
- エ.慨当
正解:ウ.該当
解説:「該当(がいとう)」は条件などに当てはまること。「該」はその、当のものの意。他は誤った表記。
-
問278.「組織のセイサンを行う」の文脈で、会社をたたんで後始末をする意の「セイサン」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.凄惨
- イ.精算
- ウ.成算
- エ.清算
正解:エ.清算
解説:会社・関係などの後始末は「清算」。料金の過不足の計算は「精算」、成功の見込みは「成算」。
-
問279.「列車内でセイサンする」の文脈で、運賃の過不足を計算し直す意の「セイサン」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.精算
- イ.清算
- ウ.成算
- エ.正算
正解:ア.精算
解説:金額を細かく計算し直すのは「精算」。借金や関係の後始末は「清算」で意味が異なる。
-
問280.「制度のカイテイ」の文脈で、規則などを改め定める意の「カイテイ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.改訂
- イ.改定
- ウ.開廷
- エ.改邸
正解:イ.改定
解説:制度・運賃・価格などを改め定めるのは「改定」。書物の字句を直すのは「改訂」。
-
問281.「辞書のカイテイ版」の文脈で、書物の内容や字句を改める意の「カイテイ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.改定
- イ.改邸
- ウ.改訂
- エ.開廷
正解:ウ.改訂
解説:書物の文章・字句を訂正し改めるのは「改訂」。制度や価格は「改定」と書き分ける。
-
問282.「キカイを逃さない」の文脈で、よいおりの意の「キカイ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.機械
- イ.器械
- ウ.奇怪
- エ.機会
正解:エ.機会
解説:よいおり・チャンスは「機会」。動力で動く装置は「機械」、簡単な道具・器具は「器械」。
-
問283.「タイショウ的な二人の性格」の文脈で、二つのものの違いが際立つ意の「タイショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.対照
- イ.対称
- ウ.大将
- エ.対象
正解:ア.対照
解説:二つを照らし合わせ違いが際立つのは「対照」。働きかける相手・目標は「対象」、つり合いは「対称」。
-
問284.「調査のタイショウとなる人々」の文脈で、働きかける相手・目標の意の「タイショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.対照
- イ.対象
- ウ.対称
- エ.対症
正解:イ.対象
解説:行為・関心の向かう相手や目標は「対象」。照らし合わせは「対照」、左右のつり合いは「対称」。
-
問285.「左右タイショウの図形」の文脈で、つり合いがとれている意の「タイショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.対象
- イ.対照
- ウ.対称
- エ.対症
正解:ウ.対称
解説:中心や軸を境につり合うのは「対称」。シンメトリーの意。「対象」「対照」とは別語。
-
問286.「責任をツイキュウする」の文脈で、罪や責任を問いただす意の「ツイキュウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.追求
- イ.追究
- ウ.追給
- エ.追及
正解:エ.追及
解説:責任・犯人などを問い詰めるのは「追及」。利益などを追い求めるのは「追求」、真理を究めるのは「追究」。
-
問287.「利益をツイキュウする」の文脈で、目的のものを追い求める意の「ツイキュウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.追求
- イ.追及
- ウ.追究
- エ.追給
正解:ア.追求
解説:欲しいもの・目的を手に入れようと追い求めるのは「追求」。責任を問うのは「追及」。
-
問288.「真理をツイキュウする」の文脈で、深く調べきわめる意の「ツイキュウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.追求
- イ.追究
- ウ.追及
- エ.追級
正解:イ.追究
解説:学問的に深く調べきわめるのは「追究」。利益を求めるのは「追求」、責任を問うのは「追及」。
-
問289.「会議のシュサイ者」の文脈で、中心となって会などを催す意の「シュサイ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.主裁
- イ.主宰
- ウ.主催
- エ.主祭
正解:ウ.主催
解説:会・行事を中心になって開くのは「主催」。団体などを中心になって取りまとめるのは「主宰」。
-
問290.「劇団をシュサイする」の文脈で、人々の上に立って全体をまとめ治める意の「シュサイ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.主催
- イ.主才
- ウ.主裁
- エ.主宰
正解:エ.主宰
解説:団体・結社などを中心になって取りまとめ率いるのは「主宰」。催しを開くのは「主催」。
-
問291.「権利をホショウする」の文脈で、地位や権利を守り損なわれないようにする意の「ホショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.保障
- イ.保証
- ウ.補償
- エ.保償
正解:ア.保障
解説:地位・権利などを守り損なわれないようにするのは「保障」(社会保障など)。確かと請け合うのは「保証」、損害を償うのは「補償」。
-
問292.「品質をホショウする」の文脈で、確かであると請け合う意の「ホショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.保障
- イ.保証
- ウ.補償
- エ.保償
正解:イ.保証
解説:確かであると請け合い、責任を持つのは「保証」。守り維持するのは「保障」、損害を補うのは「補償」。
-
問293.「損害をホショウする」の文脈で、与えた損失を金品で埋め合わせる意の「ホショウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.保証
- イ.保障
- ウ.補償
- エ.補障
正解:ウ.補償
解説:損害・損失を金品で償い埋め合わせるのは「補償」。確かと請け合うのは「保証」、権利を守るのは「保障」。
-
問294.「政治への国民のカンシン」の文脈で、心にかけて気にすること、興味を持つ意の「カンシン」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.感心
- イ.寒心
- ウ.歓心
- エ.関心
正解:エ.関心
解説:心にかけて気をつけ興味を持つのは「関心」。立派さに心を動かすのは「感心」、うれしく思う心は「歓心」。
-
問295.「上司のカンシンを買う」の文脈で、人の機嫌をとって気に入られようとする意の「カンシン」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.歓心
- イ.感心
- ウ.関心
- エ.寒心
正解:ア.歓心
解説:うれしいと思う心、好意を得ることは「歓心」。「歓心を買う」で機嫌をとる意。「関心」「感心」とは別語。
-
問296.「シュウチを集める」の文脈で、多くの人の知恵の意の「シュウチ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.周知
- イ.衆知
- ウ.羞恥
- エ.衆智
正解:イ.衆知
解説:多くの人の知恵は「衆知」。広く知れ渡ることは「周知」、恥ずかしく思うことは「羞恥」。
-
問297.「事業をスイシンする」の文脈で、計画などを推し進める意の「スイシン」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.錐進
- イ.水深
- ウ.推進
- エ.推伸
正解:ウ.推進
解説:物事を前へ推し進めるのは「推進」。「水深」は水の深さで同音異義語。
-
問298.「キョウチョウ性のある人」の文脈で、互いに力を合わせ歩調をそろえる意の「キョウチョウ」を漢字で正しく表したものはどれか。
- ア.強調
- イ.胸調
- ウ.共調
- エ.協調
正解:エ.協調
解説:利害の対立する者どうしが穏やかに力を合わせるのは「協調」。強く主張するのは「強調」で別語。
-
問299.次の熟語の構成のうち、「上の字が下の字を修飾するもの」に当たるのはどれか。
- ア.急流
- イ.握手
- ウ.高低
- エ.国営
正解:ア.急流
解説:「急流」は「急な流れ」で上が下を修飾。「握手」は手を握る(動詞+目的語)、「高低」は反対の意、「国営」は主述の関係。
-
問300.次の熟語の構成のうち、「下の字が上の字の目的語・補語になるもの(〜を、〜に)」に当たるのはどれか。
- ア.暗黒
- イ.登山
- ウ.緩急
- エ.永久
正解:イ.登山
解説:「登山」は「山に登る」で下が目的語・補語。「暗黒」「永久」は似た意の字、「緩急」は反対の意の字の組み合わせ。
-
問301.次の熟語の構成のうち、「反対または対の意味の字を重ねたもの」に当たるのはどれか。
- ア.永久
- イ.読書
- ウ.送迎
- エ.美麗
正解:ウ.送迎
解説:「送迎」は送ると迎えるで反対の意。「永久」「美麗」は似た意の字を重ね、「読書」は「書を読む」目的語の関係。
-
問302.次の熟語の構成のうち、「似た意味の字を重ねたもの」に当たるのはどれか。
- ア.増減
- イ.着席
- ウ.県立
- エ.豊富
正解:エ.豊富
解説:「豊富」はともに「ゆたか」で似た意。「増減」は反対、「着席」は「席に着く」、「県立」は「県が立てる」で主述の関係。
-
問303.四字熟語「換骨奪胎」の傍線部「胎」と同じ漢字を含む熟語はどれか。
- ア.胎児
- イ.怠惰
- ウ.台風
- エ.対比
正解:ア.胎児
解説:「奪胎」の「胎」は「胎児」と同じ字。「怠」「台」「対」は同音の別字で、書き取りの混同に注意。
-
問304.「セッショウを重ねる(交渉してかけひきする)」の「折衝」と同じ「衝」の字を含む熟語はどれか。
- ア.象徴
- イ.衝突
- ウ.賞賛
- エ.招集
正解:イ.衝突
解説:「折衝」の「衝」は「衝突」と同じ字で「つく・要所」の意。「象徴」の「徴」、「賞賛」の「賞」とは別字。
-
問305.「ヨジョウ(余り)が出る」の「剰」の字を含む正しい熟語はどれか。
- ア.乗車
- イ.譲歩
- ウ.過剰
- エ.醸成
正解:ウ.過剰
解説:「余剰」「過剰」の「剰」は「あまる」の意。「乗」「譲」「醸」は同音または字形の似た別字。
-
問306.「日本語検定2級」の漢字領域では、書き取りも常用漢字の範囲を大きく超えた難読漢字を書かせる問題が中心である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、書き取りは原則として常用漢字の範囲が中心で、難読語などは主に読みとして問われる。
-
問307.「相殺」の「殺」は「そうさつ」ではなく「そうさい」と読み、この「殺」は「減らす」という意味で用いられている。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「相殺(そうさい)」の「殺」は「そぐ・減らす」の意で、互いに差し引いて消し合うことを表す。
-
問308.「会社を清算する」と「運賃を精算する」の「セイサン」は、いずれも同じ漢字で表記してよい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、関係や負債の後始末は「清算」、金額の過不足の計算は「精算」と書き分ける。
-
問309.「逝去」は、自分の身内の死については用いず、他人の死を敬っていう語である。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「逝去」は他人の死を敬う語で、自分の身内の死には用いない。
-
問310.「貼付」の本来の読みは「ちょうふ」であり、「てんぷ」は慣用的に広まった読みである。
正解:○(正しい)
解説:正しい。「貼付」の本則は「ちょうふ」で、「てんぷ」は許容される慣用読み。
-
問311.「該当」の「該」の音は「カイ」であり、「該当」は本来「かいとう」と読むのが正しい。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「該当」は「がいとう」と読む。「該」の音は「ガイ」である。
-
問312.「追及」「追求」「追究」はいずれも「ツイキュウ」と読むが、責任を問いただす場合は「追及」と書く。
正解:○(正しい)
解説:正しい。責任・犯人を問い詰めるのは「追及」、目的を追い求めるのは「追求」、真理を究めるのは「追究」と書き分ける。
-
問313.取引先に対して「先日はありがとうございました」と伝える際、社外の相手への敬意を表す最も適切な表現はどれか。
- ア.先日は誠にありがとうございました
- イ.先日はどうもありがとうね
- ウ.先日はサンキューでした
- エ.先日はあざっした
正解:ア.先日は誠にありがとうございました
解説:社外の相手には丁寧で改まった表現を用いる。「誠に」を添えた「ありがとうございました」が最も適切。他はくだけすぎており、ビジネス場面では不適切である。
-
問314.上司に書類を見てもらいたいときの適切な敬語表現はどれか。
- ア.見てもらっていいですか
- イ.お目通しいただけますでしょうか
- ウ.目を通してくれる?
- エ.チェックよろしく
正解:イ.お目通しいただけますでしょうか
解説:「お目通しいただく」は「見てもらう」の謙譲表現で、上司への依頼にふさわしい。他はくだけており目上の相手には不適切である。
-
問315.「言う」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.申す
- イ.申し上げる
- ウ.おっしゃる
- エ.拝聴する
正解:ウ.おっしゃる
解説:「おっしゃる」は「言う」の尊敬語で、相手の動作を高める。「申す」「申し上げる」は謙譲語、「拝聴する」は「聞く」の謙譲語である。
-
問316.「行く」の謙譲語として正しいものはどれか。
- ア.いらっしゃる
- イ.おいでになる
- ウ.お越しになる
- エ.参る
正解:エ.参る
解説:「参る」は「行く・来る」の謙譲語。「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」はいずれも尊敬語である。
-
問317.「見る」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.ご覧になる
- イ.見させていただく
- ウ.お目にかかる
- エ.拝見する
正解:ア.ご覧になる
解説:「ご覧になる」は「見る」の尊敬語。「拝見する」は謙譲語、「お目にかかる」は「会う」の謙譲語である。
-
問318.「食べる」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いただく
- イ.召し上がる
- ウ.頂戴する
- エ.食する
正解:イ.召し上がる
解説:「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語。「いただく」「頂戴する」は謙譲語である。
-
問319.「もらう」の謙譲語として正しいものはどれか。
- ア.くださる
- イ.お受け取りになる
- ウ.いただく
- エ.差し上げる
正解:ウ.いただく
解説:「いただく」は「もらう」の謙譲語。「くださる」は「くれる」の尊敬語、「差し上げる」は「与える・あげる」の謙譲語である。
-
問320.「知っている」を相手に対する尊敬語で言う場合、正しいものはどれか。
- ア.存じております
- イ.承知しております
- ウ.存じ上げております
- エ.ご存じです
正解:エ.ご存じです
解説:「ご存じです」は「知っている」の尊敬語。「存じております」「存じ上げております」「承知しております」はいずれも謙譲表現である。
-
問321.自分が相手の名前を知っていることを謙譲語で述べる場合、正しいものはどれか。
- ア.存じ上げております
- イ.知っていらっしゃいます
- ウ.お知りになっています
- エ.ご存じです
正解:ア.存じ上げております
解説:人物について「知っている」の謙譲語は「存じ上げる」。物事の場合は「存じる」を用いる。「ご存じ」は尊敬語である。
-
問322.「会う」の謙譲語として正しいものはどれか。
- ア.お会いになる
- イ.お目にかかる
- ウ.会われる
- エ.ご面会なさる
正解:イ.お目にかかる
解説:「お目にかかる」は「会う」の謙譲語で、目上の人に会う自分の動作をへりくだって表す。他はすべて尊敬表現である。
-
問323.「する」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いたす
- イ.つかまつる
- ウ.なさる
- エ.させていただく
正解:ウ.なさる
解説:「なさる」は「する」の尊敬語。「いたす」「つかまつる」は謙譲語、「させていただく」も謙譲表現である。
-
問324.「くれる」の尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.いただく
- イ.賜る
- ウ.頂戴する
- エ.くださる
正解:エ.くださる
解説:「くださる」は「くれる」の尊敬語で、相手が自分に何かをしてくれる動作を高める。「いただく」「賜る」「頂戴する」は謙譲語である。
-
問325.次のうち二重敬語にあたる誤った表現はどれか。
- ア.お読みになられる
- イ.ご覧になる
- ウ.お読みになる
- エ.お読みください
正解:ア.お読みになられる
解説:「お読みになられる」は尊敬語「お読みになる」に尊敬の助動詞「れる」を重ねた二重敬語で誤り。「お読みになる」で十分である。
-
問326.次のうち二重敬語として不適切なものはどれか。
- ア.おっしゃる
- イ.おっしゃられる
- ウ.お聞きになる
- エ.ご説明になる
正解:イ.おっしゃられる
解説:「おっしゃられる」は尊敬語「おっしゃる」に「れる」を加えた二重敬語で誤り。「おっしゃる」のみが正しい。
-
問327.飲食店で店員が客に言う「こちらコーヒーになります」という表現の問題点はどれか。
- ア.敬語が不足している
- イ.謙譲語の誤用である
- ウ.「なります」の使い方が誤っており「でございます」が適切
- エ.二重敬語である
正解:ウ.「なります」の使い方が誤っており「でございます」が適切
解説:「なります」は変化を表す語で、提供する物を指すには不適切。「こちらがコーヒーでございます」が正しい。いわゆるバイト敬語の代表例である。
-
問328.店員の「千円からお預かりします」の問題点はどれか。
- ア.「お預かりします」が誤り
- イ.尊敬語を使うべき場面である
- ウ.二重敬語である
- エ.「から」が不要で「千円お預かりします」が適切
正解:エ.「から」が不要で「千円お預かりします」が適切
解説:金額に「から」を付けるのは不適切。「千円お預かりします」が正しい。これもバイト敬語として知られる誤用である。
-
問329.「ご注文の品はおそろいになりましたか」の問題点はどれか。
- ア.品物に尊敬語を使っており不適切
- イ.謙譲語を使うべき
- ウ.丁寧すぎる
- エ.問題はない
正解:ア.品物に尊敬語を使っており不適切
解説:「おそろいになる」は人を敬う尊敬語で、品物に用いるのは不適切。「ご注文の品はすべておそろいでしょうか」などとする。
-
問330.「よろしかったでしょうか」を注文確認で使うことの問題点はどれか。
- ア.敬意が不足している
- イ.過去形が不適切で「よろしいでしょうか」が適切
- ウ.二重敬語である
- エ.謙譲語の誤りである
正解:イ.過去形が不適切で「よろしいでしょうか」が適切
解説:確認は現在の事柄なので過去形「よろしかった」は不自然。「ご注文は以上でよろしいでしょうか」が適切。バイト敬語の典型である。
-
問331.社外の人に自社の上司(部長)の行動を述べるとき、適切な表現はどれか。
- ア.部長はただいま外出されています
- イ.田中部長は外出なさっています
- ウ.田中はただいま外出しております
- エ.部長の田中さんは外出中です
正解:ウ.田中はただいま外出しております
解説:社外の人に対しては身内である上司に敬称・尊敬語を用いず、謙譲表現で述べる。役職を付けず呼び捨てにし「外出しております」とするのが正しい。
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問332.取引先に自社の社長について述べる際、適切なものはどれか。
- ア.社長はただいま席を外しております
- イ.社長様はただいま席を外されています
- ウ.うちの社長は外していますよ
- エ.弊社社長は席を外しております
正解:エ.弊社社長は席を外しております
解説:社外には身内に尊敬語を使わない。「弊社社長は席を外しております」のように謙譲表現を用いる。「社長様」「外されて」は身内への敬語で誤り。
-
問333.電話を取り次ぐとき「少々お待ちください」に続けて適切なのはどれか。
- ア.ただいま代わりますので
- イ.ただいまお代わりになりますので
- ウ.ただいま代わられますので
- エ.ただいまお代わりしますので
正解:ア.ただいま代わりますので
解説:取り次ぐ自分側の動作なので謙譲または丁寧に「代わります」とする。「お代わりになる」「代わられる」は尊敬語で身内に用いるのは誤りである。
-
問334.相手に資料を送ってほしいと依頼する際、最も適切な表現はどれか。
- ア.資料を送ってください
- イ.資料をお送りいただけますでしょうか
- ウ.資料を送らせてください
- エ.資料を送付してやってください
正解:イ.資料をお送りいただけますでしょうか
解説:「お送りいただけますでしょうか」は相手の動作を高めつつ丁寧に依頼する表現。「お送りいただく」は「送ってもらう」の謙譲+尊敬の組み合わせとして適切である。
-
問335.自分が資料を相手に送ることを伝える際、適切な表現はどれか。
- ア.資料をお送りになります
- イ.資料を送付なさいます
- ウ.資料をお送りいたします
- エ.資料を送られます
正解:ウ.資料をお送りいたします
解説:自分の動作なので謙譲語「お送りいたします」を用いる。「お送りになる」「送られる」「なさる」はいずれも尊敬語で誤りである。
-
問336.上司に何かを尋ねるとき、適切な表現はどれか。
- ア.お尋ねになりたいのですが
- イ.お聞きになってもよろしいですか
- ウ.聞いていいですか
- エ.お聞きしてもよろしいでしょうか
正解:エ.お聞きしてもよろしいでしょうか
解説:自分が尋ねる動作なので謙譲語「お聞きする」を用いる。「お聞きになる」は尊敬語で相手の動作に使うため誤りである。
-
問337.目上の人に「どうぞ食べてください」と勧めるとき、適切なものはどれか。
- ア.どうぞ召し上がってください
- イ.どうぞ頂戴してください
- ウ.どうぞいただいてください
- エ.どうぞ食べられてください
正解:ア.どうぞ召し上がってください
解説:勧める相手の動作なので尊敬語「召し上がる」を用いる。「いただく」「頂戴する」は謙譲語で相手に使うのは誤りである。
-
問338.「了解しました」を目上の相手に使うことについて、より適切とされる表現はどれか。
- ア.オーケーです
- イ.かしこまりました
- ウ.了解っす
- エ.わかったよ
正解:イ.かしこまりました
解説:目上の相手には「かしこまりました」「承知しました」が適切とされる。「了解」は対等以下に使うことが多く、目上には避けるのが無難である。
-
問339.丁重語(自分の動作を丁重に述べ聞き手に敬意を表す語)にあたるものはどれか。
- ア.召し上がる
- イ.おっしゃる
- ウ.参る
- エ.ご覧になる
正解:ウ.参る
解説:「参る」「申す」「いたす」などは丁重語(謙譲語II)で、動作の向かう先ではなく聞き手への敬意を表す。他は尊敬語である。
-
問340.美化語にあたるものはどれか。
- ア.お客様
- イ.おっしゃる
- ウ.ご説明する
- エ.お料理
正解:エ.お料理
解説:美化語は物事を上品に述べる語で「お料理」「お茶」などが該当。相手を高める尊敬語や自分を低める謙譲語とは区別される。
-
問341.相手の会社を指す敬称として適切なものはどれか(書き言葉)。
- ア.貴社
- イ.当社
- ウ.弊社
- エ.小社
正解:ア.貴社
解説:相手の会社は書き言葉で「貴社」、話し言葉で「御社」と呼ぶ。「弊社」「当社」「小社」は自分の会社を指す語である。
-
問342.メールの結びとして適切な敬語表現はどれか。
- ア.よろしくね
- イ.よろしくお願い申し上げます
- ウ.頼んだよ
- エ.お願いされます
正解:イ.よろしくお願い申し上げます
解説:ビジネスメールの結びは「よろしくお願い申し上げます」が丁寧で適切。他はくだけすぎ、あるいは誤用である。
-
問343.上司に対して自分の家族の話をするとき、家族への敬語の扱いとして正しいものはどれか。
- ア.父がおっしゃっていました
- イ.お父様が言われました
- ウ.父が申しておりました
- エ.父が言われていました
正解:ウ.父が申しておりました
解説:自分の身内である父には尊敬語を使わず謙譲表現で述べる。「父が申しておりました」が正しい。
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問344.「させていただく」を適切に使えるのはどの場合か。
- ア.相手の許可や恩恵に関わりなく自分が一方的に行う場合
- イ.物事を美化する場合
- ウ.相手の動作を高める場合
- エ.相手の許可を得て行い自分に恩恵がある場合
正解:エ.相手の許可を得て行い自分に恩恵がある場合
解説:「させていただく」は相手の許可を得て行い、そのことで自分が恩恵を受ける場合に用いるのが本来の用法。許可も恩恵も無い場面での多用は不適切とされる。
-
問345.「休まさせていただきます」の問題点はどれか。
- ア.「さ」が余分で「休ませていただきます」が正しい
- イ.「いただく」が誤り
- ウ.尊敬語にすべき
- エ.二重敬語である
正解:ア.「さ」が余分で「休ませていただきます」が正しい
解説:五段動詞「休む」は「休ませる」が正しく、「休まさせる」は「さ」が余分な「さ入れ言葉」で誤りである。
-
問346.「お読みになられますか」を正しい一重の尊敬語に直したものはどれか。
- ア.お読みしますか
- イ.お読みになりますか
- ウ.拝読されますか
- エ.お読みいたしますか
正解:イ.お読みになりますか
解説:「お読みになられる」は二重敬語。「お読みになる」または「読まれる」の一方で十分。「お読みする」系は謙譲語で誤りである。
-
問347.来客に椅子を勧める適切な表現はどれか。
- ア.こちらにお座りしてください
- イ.こちらに座られてやってください
- ウ.こちらにお掛けください
- エ.こちらにお座りになられてください
正解:ウ.こちらにお掛けください
解説:「お掛けください」が自然で適切な尊敬表現。「お座りして」は謙譲の型で誤り、「お座りになられて」は二重敬語である。
-
問348.上司から指示を受けたときの返事として最も適切なものはどれか。
- ア.わかりました
- イ.了解です
- ウ.オッケーです
- エ.承知いたしました
正解:エ.承知いたしました
解説:「承知いたしました」「かしこまりました」が目上への返事として最も適切。「了解です」「オッケー」は目上には避けるのが無難である。
-
問349.相手の到着時刻を尋ねる尊敬語として正しいものはどれか。
- ア.何時にいらっしゃいますか
- イ.何時に参りますか
- ウ.何時に参られますか
- エ.何時に伺いますか
正解:ア.何時にいらっしゃいますか
解説:相手の動作なので尊敬語「いらっしゃる」を用いる。「参る」「伺う」は謙譲語で相手に使うのは誤りである。
-
問350.自分が相手のところへ行くことを伝える謙譲表現として正しいものはどれか。
- ア.後ほどいらっしゃいます
- イ.後ほど伺います
- ウ.後ほどお越しになります
- エ.後ほど参られます
正解:イ.後ほど伺います
解説:自分の動作なので謙譲語「伺う」「参る」を用いる。「いらっしゃる」「お越しになる」は尊敬語で誤りである。
-
問351.取引先からの褒め言葉に対する返答として適切なものはどれか。
- ア.そうですか
- イ.当然です
- ウ.恐れ入ります
- エ.知っています
正解:ウ.恐れ入ります
解説:褒められたときは「恐れ入ります」と謙遜して受けるのが適切。「当然です」などは傲慢に響き不適切である。
-
問352.「ご持参ください」という表現について正しい説明はどれか。
- ア.相手に使える理想的な尊敬表現である
- イ.完全に誤りで通じない
- ウ.美化語である
- エ.「持参」は本来へりくだる語で相手の動作には不向きとされる
正解:エ.「持参」は本来へりくだる語で相手の動作には不向きとされる
解説:「持参」は本来自分がへりくだって持っていく意を含むため、相手に使うのは適切でないとされる。「お持ちください」とするのが無難である。
-
問353.「賜る」の意味として正しいものはどれか。
- ア.もらう・与えられるの謙譲語
- イ.与えるの尊敬語
- ウ.聞くの尊敬語
- エ.するの謙譲語
正解:ア.もらう・与えられるの謙譲語
解説:「賜る」は「もらう」の謙譲語(また「与える」の尊敬語)で、目上から何かを受ける意を改まって表す。あいさつ文で「ご高配を賜り」などと用いる。
-
問354.次の文の敬語が正しいものはどれか。
- ア.お客様が申されました
- イ.お客様がおっしゃいました
- ウ.お客様が申し上げました
- エ.お客様が申しておりました
正解:イ.お客様がおっしゃいました
解説:相手であるお客様の動作なので尊敬語「おっしゃる」を用いる。「申す」「申し上げる」は謙譲語で誤り、「申される」も不適切である。
-
問355.「拝啓」で始まる手紙の結語として正しいものはどれか。
- ア.かしこ
- イ.草々
- ウ.敬具
- エ.以上
正解:ウ.敬具
解説:「拝啓」で始めた手紙は「敬具」で結ぶのが正式。「草々」は「前略」と対応する。頭語と結語の組み合わせに注意する。
-
問356.次のうち敬語の種類として「謙譲語I」にあたるものはどれか。
- ア.参る
- イ.お料理
- ウ.です・ます
- エ.伺う
正解:エ.伺う
解説:「伺う」は動作の向かう相手を高める謙譲語I。「参る」は聞き手に敬意を表す謙譲語II(丁重語)、「です・ます」は丁寧語、「お料理」は美化語である。
-
問357.「ご覧に入れる」の意味として正しいものはどれか。
- ア.見せるの謙譲語
- イ.見るの尊敬語
- ウ.見られるの受身
- エ.見るの丁寧語
正解:ア.見せるの謙譲語
解説:「ご覧に入れる」「お目にかける」は「見せる」の謙譲語で、自分が相手に見せる動作をへりくだって表す。「ご覧になる」(見るの尊敬語)と混同しないこと。
-
問358.「おっしゃる」は「言う」の尊敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「おっしゃる」は相手の「言う」動作を高める尊敬語であり、正しい。自分の「言う」には謙譲語「申す」「申し上げる」を用いる。
-
問359.「拝見する」は「見る」の尊敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「拝見する」は「見る」の謙譲語である。相手の「見る」を高める尊敬語は「ご覧になる」である。
-
問360.社外の人に対して自社の上司の動作を述べるときは、上司に尊敬語を使わず謙譲表現で述べる。
正解:○(正しい)
解説:社外の人には身内である上司を立てず、「部長は外出しております」のように謙譲表現で述べるのが正しい敬語の使い方である。
-
問361.「とんでもございません」は文法的に最も規範的な形である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「とんでもない」は一語の形容詞なので、本来は「とんでもないことでございます」が規範的とされる。慣用的には広く使われている。
-
問362.「お読みになられる」は二重敬語であり、規範的には避けるべき表現である。
正解:○(正しい)
解説:「お読みになる」(尊敬語)に「れる」(尊敬の助動詞)を重ねた二重敬語で、規範的には「お読みになる」とするのが正しい。
-
問363.「参る」は「行く・来る」の尊敬語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「参る」は「行く・来る」の謙譲語(丁重語)である。相手の「行く・来る」を高める尊敬語は「いらっしゃる」である。
-
問364.「召し上がる」は「食べる・飲む」の尊敬語である。
正解:○(正しい)
解説:「召し上がる」は相手の「食べる・飲む」動作を高める尊敬語であり、正しい。自分には謙譲語「いただく」を用いる。
-
問365.「いただいてください」は相手に飲食を勧める表現として適切である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「いただく」は謙譲語で自分の動作に使う。相手に勧めるなら尊敬語「召し上がってください」が適切である。
-
問366.「お名前を頂戴できますか」は名前を尋ねる表現としてやや不適切とされる。
正解:○(正しい)
解説:「頂戴する」は物をもらう意なので名前には不向き。「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」とするのが適切とされる。
-
問367.「ご持参ください」は相手の動作に使う敬語として最も適切である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「持参」は本来へりくだる意を含むため相手の動作には不向きとされ、「お持ちください」とするのが無難である。
-
問368.「お疲れ様です」は目上の相手にも比較的広く使えるねぎらいの表現とされる。
正解:○(正しい)
解説:「お疲れ様です」は同僚や目上にも比較的広く使える。一方「ご苦労様」は本来目上から目下へ用いる語とされる。
-
問369.外来語には原則として「お」を付けないので、「おビール」は不適切とされる。
正解:○(正しい)
解説:「ビール」などの外来語には原則「お」を付けない。「おビール」は不適切とされる。和語・漢語には付くものが多い。
-
問370.「貴社」は自分の会社をへりくだって指す語である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、「貴社」は相手の会社を敬って指す語である。自分の会社をへりくだって指すのは「弊社」である。
-
問371.「存じ上げる」は人物について「知っている」をへりくだって述べる謙譲語である。
正解:○(正しい)
解説:「存じ上げる」は人物に対する「知っている」の謙譲語。物事には「存じる」を用い、尊敬語は「ご存じ」である。
-
問372.「了解しました」は目上の相手に対して最もふさわしい返答とされる。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、目上には「承知しました」「かしこまりました」がふさわしいとされ、「了解」は対等以下に使うことが多い。
-
問373.「拝啓」で始めた手紙は「敬具」で結ぶのが正式である。
正解:○(正しい)
解説:頭語「拝啓」には結語「敬具」が対応する。「前略」には「草々」が対応するなど、頭語と結語は組み合わせが決まっている。
-
問374.「お送りいたします」は自分が送る動作をへりくだって述べる謙譲表現である。
正解:○(正しい)
解説:「お送りいたします」は「お~する」+「いたす」で自分の動作をへりくだる謙譲表現であり、正しい。相手の動作には「お送りになる」を用いる。
-
問375.「千円からお預かりします」は金銭の授受で最も正しい敬語表現である。
正解:×(誤り)
解説:誤り。正しくは、金額に「から」を付けるのは不適切で「千円お預かりします」とする。いわゆるバイト敬語の典型例である。